JP2002232038A - 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置 - Google Patents

垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP2002232038A
JP2002232038A JP2001026048A JP2001026048A JP2002232038A JP 2002232038 A JP2002232038 A JP 2002232038A JP 2001026048 A JP2001026048 A JP 2001026048A JP 2001026048 A JP2001026048 A JP 2001026048A JP 2002232038 A JP2002232038 A JP 2002232038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
magnetic
magnetoresistive
layer
sense current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026048A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takagishi
雅幸 高岸
Tomoki Funayama
知己 船山
Masahisa Yoshikawa
将寿 吉川
Koichi Tateyama
公一 館山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001026048A priority Critical patent/JP2002232038A/ja
Publication of JP2002232038A publication Critical patent/JP2002232038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子サイズが小さくなっても、良好な再生感
度を示し、バルクハウゼンノイズを抑制できる垂直通電
型磁気抵抗効果素子を提供する。 【解決手段】 磁気抵抗効果膜(14)と、磁気抵抗効
果膜(14)の上下膜面に接続された一対の電極(1
3、15)と、一対の電極(13、15)から供給され
るセンス電流が磁気抵抗効果膜(14)を流れる経路の
延長線上にセンス電流と反対方向の垂直補助電流が流れ
る補助領域(12)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直通電型磁気抵
抗効果素子、磁気ヘッドおよび磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置などの磁気記録装置
は、近年において急速に小型・高密度化が進んでおり、
今後さらに高密度化されることが見込まれている。磁気
記録において高密度化を行うには、記録トラック幅を狭
くして記録トラック密度を高めるとともに、長手方向の
記録密度すなわち線記録密度を高める必要がある。
【0003】しかし、面内の長手記録方式では記録密度
が高くなるにつれ反磁界が大きくなるため、再生出力が
低下するうえに安定な記録が行えなくなるという問題点
がある。これらの問題点を改善するものとして垂直記録
方式が提案されている。垂直記録方式は記録媒体面と垂
直方向に磁化して記録するものであり、長手方向の記録
に比べて記録密度を高めても反磁界の影響が少なく、再
生出力の低下などは抑制される。
【0004】一方、再生素子としては、記録密度の向上
に伴い記録ビットサイズが小さくなっても十分な再生信
号出力が得られるように、従来用いられてきた異方性磁
気抵抗効果(AMR)を応用したAMRヘッドに代わ
り、最近では巨大磁気抵抗効果(GMR)を応用した再
生感度の高いスピンバルブ型GMRヘッドが用いられる
ようになっている。また、高い再生感度を期待して、ト
ンネル磁気抵抗効果(TMR)を応用した磁気ヘッドの
開発と実用化のための研究が進められている。さらに、
TMRは抵抗が高く素子サイズに制限があるため、抵抗
が低いCPP−GMR素子が提案されている。このよう
に再生感度の高い磁気ヘッドが開発され、それらを用い
ることによって、記録ビットサイズがごく小さくなって
も記録信号の再生が可能になってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現状使われているAM
R素子やGMR素子では、素子を形成している薄膜の面
内方向にセンス電流を流し、記録媒体から発生する磁場
に応じた感磁層の磁化変化による抵抗変化を感知してい
る。このセンス電流は感磁層面内方向にバイアス磁場を
発生させ、バイアスポイントを変化させてしまう。しか
し、このバイアス磁場は素子面内方向であるため、ピン
層から発生する磁場など、センス電流に起因して発生す
る磁場以外の素子面内方向の磁場とキャンセルさせてバ
イアスポイントを調整することができた。
【0006】他方、次世代のTMR素子やCPP−GM
R素子は、薄膜素子の膜面に垂直にセンス電流を流し抵
抗変化を感知する垂直通電方式である。こうした垂直通
電方式を採用すると、センス電流に起因して発生する磁
場は感磁層上で渦状になり、特にセンス電流通電領域の
エッジ部で強い磁場が発生する。図1に、この様子を示
す。
【0007】図1において、1は磁気抵抗効果膜、2は
電極である。この図では、電極2の領域に紙面の裏側か
ら手前の方向に、磁気抵抗効果膜1の膜面に垂直にセン
ス電流が流されている。このように電極2のエッジ部で
強い磁場が発生すると、出力波形にヒステリシスが生じ
てバルクハウゼンノイズの原因となり、記録媒体から出
る磁場に対する出力感度が悪化するなどの問題が生じ
る。この磁場の大きさは、垂直通電領域のサイズに反比
例するため、通電領域のサイズが小さくなれば、すなわ
ち高密度化が進めばそれだけ大きくなり、より深刻な問
題になる。特に、通電領域サイズが0.3μmより小さ
い場合にはより顕著な問題となる。
【0008】本発明の目的は、素子サイズが小さくなっ
ても、良好な再生感度を示し、バルクハウゼンノイズを
抑制できる垂直通電型磁気抵抗効果素子を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る垂直通電型
磁気抵抗効果素子は、磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗
効果膜の上下膜面に接続された一対の電極と、前記一対
の電極から供給されるセンス電流が前記磁気抵抗効果膜
を流れる経路の延長線上に前記センス電流と反対方向の
垂直補助電流が流れる補助領域とを具備したことを特徴
とする。
【0010】この素子では、前記垂直補助電流を通電さ
せる領域に第2の磁気抵抗効果膜が形成されていてもよ
い。
【0011】本発明に係る他の垂直通電型磁気抵抗効果
素子は、磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜の上下
膜面に接続された一対の電極とを備え、前記一対の電極
の一方を介して前記磁気抵抗効果膜に対向する磁性層が
前記磁気抵抗効果膜の上下片側のみに形成されているこ
とを特徴とする。
【0012】本発明に係るさらに他の垂直通電型磁気抵
抗効果素子は、感磁層を備える磁気抵抗効果膜と、前記
磁気抵抗効果膜の膜面に垂直にセンス電流を通電するた
めの電極と、前記磁気抵抗効果膜を挟むように上下に設
けられた1対の磁性層とを具備し、前記感磁層が、前記
磁性層間の中心より前記磁性層間の距離の10%以上3
3%以下分離れた位置に形成されていることを特徴とす
る。
【0013】本発明に係る磁気ヘッドは、上述した垂直
通電型磁気抵抗効果素子を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気記
録媒体と、前記磁気記録媒体に対向するように設けられ
る上記の磁気ヘッドとを具備したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる磁気抵
抗効果膜は、例えば少なくとも信号磁束に応じて磁化の
方向が自由に変化する磁化自由層(フリー層)、非磁性
中間層(スペーサー層)および実質的に磁化が固着され
た磁化固着層(ピンド層)を有するスピンバルブ膜(S
V膜)である。ピンド層の磁化は、たとえば反強磁性層
により固着されている。これらの層のほかに、下地層や
保護層などを設けてもよい。
【0016】本発明の一実施形態に係る垂直通電型磁気
抵抗効果素子は、磁気抵抗効果膜と、磁気抵抗効果膜の
上下膜面に接続された一対の電極と、一対の電極から供
給されるセンス電流が前記磁気抵抗効果膜を流れる経路
の延長線上に前記センス電流と反対方向の垂直補助電流
が流れる補助領域とを有する。補助領域は1つまたは2
つ以上設けられる。この素子では、補助領域にセンス電
流と反対方向の垂直補助電流を通電させることにより、
センス電流に起因するバイアス磁場をキャンセルするこ
とができる。
【0017】図2に、一実施形態に係る垂直通電型磁気
抵抗効果素子の基本構造を示す。図2において、下部電
極11上に、補助領域12、中間電極13、素子部1
4、および上部電極15が形成されている。センス電流
が中間電極13から素子部14の膜面に垂直に通電され
て上部電極15に至る。また、センス電流と反対方向の
垂直補助電流が中間電極13から補助領域12に通電さ
れて下部電極11に至る。なお、補助領域12に別の素
子部を設けてもよい。また、下部電極11、中間電極1
3、上部電極15間の補助領域12、素子部14の脇に
は図示せぬ絶縁層が設けられる。
【0018】素子部14の膜面に垂直に通電されるセン
ス電流により素子部14にはバイアス磁場が発生する
が、補助領域12に通電される、センス電流と反対方向
の垂直補助電流により上記のバイアス磁場と逆方向の磁
場を発生させてバイアス磁場をキャンセルすることがで
きる。例えば、SV膜の通電領域が0.1μm角、SV
膜の厚みが20nmで、センス電流が10mAの場合、
フリー層に最大で約200Oeの磁場が発生するが、補
助領域12への通電によりこの磁場をキャンセルするこ
とができる。
【0019】図3に、図2の構造を有する垂直通電型磁
気抵抗効果素子について、中間電極の厚みとフリー層に
かかる最大磁場との関係を示す。なお、図3のデータ
は、補助領域12の厚みが素子部14と同じ20nm、
補助電流の大きさがセンス電流と同じ10mAという条
件での計算値である。
【0020】図3から、中間電極13が薄く補助領域1
2が素子部14に近いほど、バイアス磁場を有効に抑制
できることがわかる。しかし、中間電極13が薄すぎる
と、素子部14の電流分布が悪くなるなどの悪影響があ
る。素子部14と電極の抵抗にも依存するが、中間電極
13の厚みは素子またはセンス電流領域断面サイズの1
5%程度より厚いとよい。補助領域12と素子部14と
の距離が、センス電流領域断面サイズ(この場合100
nm)よりも離れると、バイアス磁場の抑制効果は低く
なる。したがって、効果的な中間電極13の厚みはセン
ス電流領域断面サイズの15%〜100%程度と考えら
れる。
【0021】また、補助電流をコントロールすることに
よってバイアス磁場を抑制することもできる。図4に、
中間電極の厚みを20nmまたは50nm、その他は上
記と同じ条件として、補助電流を変化させたときのフリ
ー層にかかる最大磁場の変化を示す。図4に示されるよ
うに、いずれの場合にもバイアス磁場が最小になる補助
電流の最適値が現れる。
【0022】本発明の他の実施形態に係る垂直通電型磁
気抵抗効果素子は、磁気抵抗効果膜と、磁気抵抗効果膜
の上下膜面に接続された一対の電極と、一対の電極の一
方を介して磁気抵抗効果膜の上または下の片側のみに形
成された磁性層とを有する。この素子では、磁性層で発
生するセンス電流の鏡像電流が上述した補助電流と同等
の作用を示し、センス電流に起因するバイアス磁場をキ
ャンセルすることができる。ただし、鏡像電流はセンス
電流と同じ大きさなので、上述したような電流調節はで
きない。
【0023】図5に、この実施形態に係る垂直通電型磁
気抵抗効果素子の基本構造を示す。図5において、鏡像
電流を発生させる磁性層16上に、中間電極13、素子
部14、および上部電極15が形成されている。素子部
14の脇の電極13、15間には絶縁層が形成されてい
る。センス電流が中間電極13から素子部14の膜面に
垂直に通電されて上部電極15に至る。このとき、磁性
層16にセンス電流の鏡像電流が発生する。
【0024】素子部14の膜面に垂直に通電されるセン
ス電流により素子部14にはバイアス磁場が発生する
が、磁性層16で発生する鏡像電流により上記のバイア
ス磁場と逆方向の磁場を発生させてバイアス磁場をキャ
ンセルすることができる。バイアス磁場は、磁性層16
が中間電極13と絶縁されていても、導通状態であって
も発生する。また、磁性層16は素子部14の直下、あ
るいは直上に形成されていれば大きさ(素子部14の膜
面と平行な面の大きさ)は適宜変更可能である。さら
に、磁性層16に発生する鏡像電流を導く導線を磁性層
16に接続してもよい。
【0025】本発明のさらに他の実施形態に係る垂直通
電型磁気抵抗効果素子は、感磁層を備える磁気抵抗効果
膜と、磁気抵抗効果膜の膜面に垂直にセンス電流を通電
するための電極と、磁気抵抗効果膜を挟むように上下に
設けられた1対の磁性層とを具備し、前記感磁層が、前
記磁性層間の中心より前記磁性層間の距離の10%以上
33%以下分離れた位置に形成されている。この素子
は、磁気抵抗効果膜を1対の磁性層で挟み込んだ、いわ
ゆるシールドタイプである。この素子では、上下の磁性
層に鏡像電流が発生するためセンス電流に起因するバイ
アス磁場をキャンセルする効果が高い。しかし、通常の
シールドタイプのように、フリー層をシールド間のギャ
ップの中心に配置すると、フリー層から鏡像電流が発生
する領域までの距離が大きくなるため上記の効果が低く
なる。そこで、フリー層に近い側の電極を薄くし、フリ
ー層から遠い側の電極を厚くした非対称構造にすること
により、フリー層から鏡像電流が発生する領域までの距
離を小さくして上記の効果を高めることができる。
【0026】図6に、この実施形態に係る垂直通電型磁
気抵抗効果素子の基本構造を示す。図6において、磁性
層(下部シールド)16上に、中間電極13、素子部1
4、上部電極15、および磁性層(上部シールド)17
が形成されている。素子部14においてフリー層は下部
に形成されている。また、中間電極13は上部電極15
よりも薄く形成されている。センス電流が中間電極13
から素子部14の膜面に垂直に通電されて上部電極15
に至る。このとき、磁性層(下部シールド)16および
磁性層(上部シールド)17にそれぞれセンス電流の鏡
像電流が発生する。
【0027】素子部14の膜面に垂直に通電されるセン
ス電流により素子部14にはバイアス磁場が発生する
が、磁性層(下部シールド)16および磁性層(上部シ
ールド)17で発生する鏡像電流により上記のバイアス
磁場と逆方向の磁場を発生させてバイアス磁場をキャン
セルすることができる。そして、中間電極13を薄くす
ることにより磁性層(下部シールド)16の近くに素子
部14のフリー層が配置されており、上記の効果を十分
に得ることができる。
【0028】図7に、フリー層中心から下部磁性層16
までの距離と、フリー層にかかる最大磁場との関係を示
す。なお、図7のデータは、下部磁性層と上部磁性層と
の間隔(ギャップ)を80nmとし、ギャップ内でフリ
ー層の位置を変化させたときの計算により得られたもの
である。図7から、フリー層と下部磁性層の距離がギャ
ップの1/3程度以下のときに、フリー層に発生する磁
場の抑制効果が顕著になっている。ただし、フリー層が
下部磁性層に近づきすぎると効率が悪くなるので、フリ
ー層と下部磁性層の距離はギャップの10%以上とする
ことが効果的である。
【0029】以下、本発明の実施形態を説明する。以下
においては、磁気抵抗効果膜をヨークとともに磁気回路
の一部として組み込んだヨークタイプ(第1〜第4の実
施形態)と、磁気抵抗効果膜を磁気シールドで挟み込ん
だシールドタイプ(第5〜第7の実施形態)を示す。
【0030】(第1の実施形態)図8に本実施形態に係
るヨークタイプのCPP−MRヘッドの平面図を示す。
図9に図8の一点鎖線に沿う断面図を示す。
【0031】図8に示すように、媒体対向面(ABS
面)でギャップを規定するように、一対のヨーク24、
24が形成されている。ABS面から後退した位置で一
対のヨーク24、24を跨ぐようにスピンバルブ膜(S
V膜)27が形成され、その上に上部電極31が形成さ
れている。ギャップから吸い上げられた媒体磁束はヨー
ク24、24を通してSV膜27に導入される。また、
ヨーク24、24にはそれぞれ電極32、32が接続さ
れている。
【0032】図9に示すように、下部電極21上にアル
ミナなどからなる絶縁膜22が形成されている。この絶
縁膜22に開口部が設けられ、この開口部に良導体を埋
め込み、表面を平坦化することにより補助領域23が形
成されている。この絶縁膜22上にヨーク24、24が
所定のパターンで形成されている。ヨーク24、24間
の中央部の補助領域23上に、銅、金などからなる良導
体膜25、下地膜26、スピンバルブ膜(SV膜)2
7、保護膜28が順次形成されている。SV膜27は、
少なくともフリー層、スペーサー層およびピンド層を含
む。SV膜27のフリー層は補助領域23に近くなるよ
うに下部に形成するほうがセンス電流磁場を抑制する効
果が大きい。フリー層内の電流分布を均一にするため
に、下地膜26および保護膜28はTaやRuなどの高
抵抗物質からなる薄膜とすることが好ましい。また、ヨ
ーク24、24上には、両側からSV膜27を挟み込む
ように、第2ヨーク29、29が形成されている。本実
施形態では、ヨーク24、24およびSV膜27を含む
磁気回路に挿入されている良導体膜25が磁気回路の効
率の低下させる原因になるが、第2ヨーク29、29を
設けることにより磁気回路の効率の低下をある程度抑え
ることができる。第2ヨーク29、29および保護膜2
8上には絶縁膜30が形成されており、SV膜27の中
央部に対応する位置にコンタクトホールが形成されてい
る。絶縁膜30には保護膜28と接続するように上部電
極31が形成されている。
【0033】本実施形態では、ヨーク24、24および
良導体膜25が図2の中間電極13に相当する機能を示
す。電極32、32からヨーク24、24および良導体
膜25を通してSV膜27の膜面に垂直にセンス電流が
供給されて上部電極31に至る。また、センス電流と反
対方向の垂直補助電流がヨーク24、24および良導体
膜25を通して補助領域23に通電されて下部電極21
に至るため、センス電流起因のバイアス磁場をキャンセ
ルすることができる。
【0034】本実施形態では、アンプなどの電流供給源
に至る回路に高抵抗部を設ければ、補助領域23の電流
を調節することができ、ノイズや低出力の原因となるセ
ンス電流起因のバイアス磁場の抑制が容易になる。この
場合、補助領域23に流れる電流が一見無駄に思える
が、電流の上限を規定しているのはSV膜27に通電さ
れる電流により発生する熱であり、補助領域23には多
少の電流が流れてもよい。
【0035】(第2の実施形態)図10に本実施形態に
係るヨークタイプのCPP−MRヘッドの断面図を示
す。図9と同様に、下部電極21上に絶縁膜22が形成
され、この絶縁膜22の開口部に補助領域23が形成さ
れている。この絶縁膜22上に良導体膜25とヨーク2
4、24がアバッテッド構造をなすように形成されてい
る。その上に下地膜26、スピンバルブ膜(SV膜)2
7および保護膜28が順次形成されている。その上に、
絶縁膜30と、保護膜28と接続する上部電極31が形
成されている。図9と異なり、本実施形態では第2ヨー
クを設けない。
【0036】第1の実施形態では良導体膜25が磁気回
路の効率を低下させる原因となっていたが、図10のよ
うにヨーク24、24と良導体膜25をアバッテッド構
造にしてスムーズに接続することによりヨーク24、2
4とSV膜27との間の磁気効率を第1の実施形態より
も向上させることができる。
【0037】(第3の実施形態)図11に本実施形態に
係るヨークタイプのCPP−MRヘッドの断面図を示
す。この実施形態では、補助領域23と中間電極となる
良導体膜25との間に、下地層33、第2のSV膜34
および保護膜35が形成されている。下地層33、第2
のSV膜34、保護膜35および良導体膜25とヨーク
24、24はアバッテッド接続されている。その他の構
造は図10と同様である。
【0038】本実施形態では、第1および第2の実施形
態と異なり、第2のSV膜34および補助領域23にS
V膜27と同等の電流を流すことが最も効果的である。
この場合、センス電流起因のバイアス磁場の抑制効果は
第1および第2の実施形態より劣るが、SV膜27と第
2のSV膜34でピンド層の固着方向をそろえた場合に
は半分のセンス電流で第1および第2の実施形態と同等
の出力が得られるため、センス電流磁場も抑えられる。
【0039】また、本実施形態の場合、SV膜27と第
2のSV膜34でピンド層の固着方向を逆にすれば差動
素子として使用でき、ノイズ低減に大きな効果がある。
【0040】(第4の実施形態)図12に本実施形態に
係るヨークタイプのCPP−MRヘッドの断面図を示
す。この実施形態は、図9の補助領域23の代わりに、
センス電流の鏡像電流を発生させる磁性層36を設けて
いる。また、下部電極は設けない。その他の構造は図9
と同様である。
【0041】本実施形態では、ヨーク24、24および
良導体膜25を通してSV膜27の膜面に垂直にセンス
電流が供給されて上部電極31に至る。このとき、磁性
層36にセンス電流と反対方向の鏡像電流が発生するた
め、センス電流起因のバイアス磁場をキャンセルするこ
とができる。この場合、ヨーク24、24およびSV膜
27を含む磁気回路と並列にヨーク24、24および磁
性層36を含む磁気回路が形成され、SV膜27に流れ
る磁束が減少するので、これを防ぐためCuなどの非磁
性良導体膜25を設けることが好ましい。
【0042】本実施形態では、第1の実施形態と異な
り、鏡像電流を調節することはできないので、センス電
流起因のバイアス磁場を抑制する効果を最適に設定する
ことは困難であるが、下部電極を省けるためコストを削
減できる。
【0043】(第5の実施形態)図13に本実施形態に
係るシールドタイプのCPP−MRヘッドをABS面か
ら見た図を示す。
【0044】図13に示すように、下部電極を兼ねる下
部シールド51上に絶縁膜52が形成されている。この
絶縁膜52に設けられた開口部に良導体膜53が形成さ
れている。絶縁膜52上に、良導体膜53と接続する下
地層54、SV膜55、保護膜56、良導体膜57およ
び高抵抗膜58が順次形成されている。下地層54、S
V膜55、保護膜56、良導体膜57および高抵抗膜5
8に対してアバッテッド構造をなすように、SV膜55
のフリー層に磁気異方性を付与するハード膜59、59
および中間電極60、60が形成されている。その上に
絶縁膜61が形成されている。絶縁膜61に設けられた
開口部に高抵抗膜58と接続する補助領域62が形成さ
れている。その上に補助領域62と接続するように、上
部電極を兼ねる上部シールド63が形成されている。
【0045】本実施形態では、中間電極61から良導体
膜57へスムーズに電流を流すために補助領域62を上
部に配置している。また、補助領域62の電流を調節す
るために抵抗調節用の高抵抗膜58を設けているが、素
子部の発熱を大きくするおそれがある。発熱の問題を避
けるためには、第1の実施形態で説明したように、アン
プの電流供給源までの間に抵抗を挿入するほうが好まし
い。
【0046】(第6の実施形態)図14に本実施形態に
係るシールドタイプのCPP−MRヘッドをABS面側
から見た図を示す。図15に図14を補助電極領域の位
置で切断した断面図を示す。
【0047】本実施形態では2つのSV膜を用い、SV
膜、良導体膜およびSV膜を積層した構造を有する。た
だし、これらの積層体をABS面に露出させると、厚み
が厚いためシールド間隔が大きくなり、高い線密度に対
応できなくなる。このため、SV膜についてはフリー層
だけをABS面に露出させ、フリー層以外はABS面よ
り後退させて形成している。
【0048】すなわち、図14において図13と異なる
点は、中心部の構造がSV膜71、高抵抗膜72、良導
体膜73、高抵抗膜74、第2のSV膜75の積層構造
となっていることである。そして、図15に示すよう
に、ABS面においてSV膜71および第2のSV膜7
5のフリー層71a、75aのみを露出させ、フリー層
以外はABS面より後退させている。
【0049】(第7の実施形態)図16に他の実施形態
に係るシールドタイプのCPP−MRヘッドの断面図を
示す。
【0050】図16に示すように、下部電極を兼ねる下
部シールド81上に良導体膜82、高抵抗膜83、SV
膜84が形成されている。その上に絶縁膜85が形成さ
れ、この絶縁膜85に設けられた開口部に良導体膜86
が形成されている。その上に良導体膜86と接続するよ
うに、上部電極を兼ねる上部シールド87が形成されて
いる。本実施形態ではSV膜84の膜面に垂直にセンス
電流が通電されると、下部シールド81に鏡像電流が発
生する。
【0051】本実施形態では、フリー層84aが鏡像電
流に近づくように、フリー層中心から下部シールド81
までの距離をフリー層中心から上部シールド87までの
距離より小さくすることが効果的である。ただし、フリ
ー層84aがギャップ中心からはずれると出力波形がひ
ずむため、SV膜84のフリー層のみをABS面に露出
させ、フリー層以外はABS面より後退させて形成し、
ABS面でフリー層84aがギャップの中心近くに配置
されるようにすることが望ましい。
【0052】次に、本発明に係るCPP−MRヘッドを
搭載した磁気ヘッドアセンブリ、およびこの磁気ヘッド
アセンブリを搭載した磁気ディスク装置について説明す
る。
【0053】図17(a)はCPP−MRヘッドを搭載
した磁気ヘッドアセンブリの斜視図である。アクチュエ
ータアーム201は、磁気ディスク装置内の固定軸に固
定されるための穴が設けられ、図示しない駆動コイルを
保持するボビン部等を有する。アクチュエータアーム2
01の一端にはサスペンション202が固定されてい
る。サスペンション202の先端にはCPP−MRヘッ
ドを搭載したヘッドスライダ203が取り付けられてい
る。また、サスペンション202には信号の書き込みお
よび読み取り用のリード線204が配線され、このリー
ド線204の一端はヘッドスライダ203に組み込まれ
たCPP−MRヘッドの各電極に接続され、リード線2
04の他端は電極パッド205に接続されている。
【0054】図17(b)は図17(a)に示す磁気ヘ
ッドアセンブリを搭載した磁気ディスク装置の内部構造
を示す斜視図である。磁気ディスク211はスピンドル
212に装着され、図示しない駆動装置制御部からの制
御信号に応答する図示しないモータにより回転する。ア
クチュエータアーム201は固定軸213に固定され、
サスペンション202およびその先端のヘッドスライダ
203を支持している。磁気ディスク211が回転する
と、ヘッドスライダ203の媒体対向面は磁気ディスク
211の表面から所定量浮上した状態で保持され、情報
の記録再生を行う。アクチュエータアーム201の基端
にはリニアモータの1種であるボイスコイルモータ21
4が設けられている。ボイスコイルモータ214はアク
チュエータアーム201のボビン部に巻き上げられた図
示しない駆動コイルとこのコイルを挟み込むように対向
して配置された永久磁石および対向ヨークからなる磁気
回路とから構成される。アクチュエータアーム201は
固定軸213の上下2個所に設けられた図示しないボー
ルベアリングによって保持され、ボイスコイルモータ2
14により回転摺動が自在にできるようになっている。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、素
子サイズが小さくなっても、良好な再生感度を示し、バ
ルクハウゼンノイズを抑制できる垂直通電型磁気抵抗効
果素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】垂直通電型磁気抵抗効果素子におけるセンス電
流起因の磁場を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る垂直通電型磁気抵抗
効果素子の基本構造を示す図。
【図3】図2の素子において中間電極厚みとフリー層に
発生する最大磁場との関係を示す図。
【図4】図2の素子において補助電流の大きさとフリー
層に発生する最大磁場との関係を示す図。
【図5】本発明の他の実施形態に係る垂直通電型磁気抵
抗効果素子の基本構造を示す図。
【図6】本発明の他の実施形態に係る垂直通電型磁気抵
抗効果素子の基本構造を示す図。
【図7】図6の素子においてフリー層と下部磁性層の距
離に対するフリー層に発生する最大磁場の関係の関係を
示す図。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るヨークタイプの
CPP−MRヘッドの平面図。
【図9】第1の実施形態に係るヨークタイプのCPP−
MRヘッドの断面図。
【図10】第2の実施形態に係るヨークタイプのCPP
−MRヘッドの断面図。
【図11】第3の実施形態に係るヨークタイプのCPP
−MRヘッドの断面図。
【図12】第4の実施形態に係るヨークタイプのCPP
−MRヘッドの断面図。
【図13】第5の実施形態に係るシールドタイプのCP
P−MRヘッドをABS面から見た図。
【図14】第6の実施形態に係るシールドタイプのCP
P−MRヘッドをABS面から見た図。
【図15】図14のCPP−MRヘッドの断面図。
【図16】第7の実施形態に係るシールドタイプのCP
P−MRヘッドの断面図。
【図17】本発明の一実施形態に係るCPP−MRヘッ
ドを搭載した磁気ヘッドアセンブリの斜視図、および磁
気ディスク装置の内部構造を示す斜視図。
【符号の説明】
11…下部電極 12…補助領域 13…中間電極 14…素子部 15…上部電極 16…磁性層(下部シールド) 17…磁性層(上部シールド) 21…下部電極 22…絶縁膜 23…補助領域 24…ヨーク 25…良導体膜 26…下地膜 27…スピンバルブ膜(SV膜) 28…保護膜 29…第2ヨーク 30…絶縁膜 31…上部電極 32…電極 33…下地層 34…第2のSV膜 35…保護膜 36…磁性層 51…下部シールド 52…絶縁膜 53…良導体膜 54…下地層 55…SV膜 56…保護膜 57…良導体膜 58…高抵抗膜 59…ハード膜 60…中間電極 61…絶縁膜 62…補助領域 63…上部シールド 71…SV膜 72…高抵抗膜 73…良導体膜 74…高抵抗膜 75…第2のSV膜 81…下部シールド 82…良導体膜 83…高抵抗膜 84…SV膜 85…絶縁膜 86…良導体膜 87…上部シールド 201…アクチュエータアーム 202…サスペンション 203…ヘッドスライダ 204…リード線 205…電極パッド 211…磁気ディスク 212…スピンドル 213…固定軸 214…ボイスコイルモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 将寿 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 館山 公一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 2G017 AA10 AD55 5D034 AA02 BA03 BA08 BA12 BB01 CA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜
    の上下膜面に接続された一対の電極と、前記一対の電極
    から供給されるセンス電流が前記磁気抵抗効果膜を流れ
    る経路の延長線上に前記センス電流と反対方向の垂直補
    助電流が流れる補助領域とを具備したことを特徴とする
    垂直通電型磁気抵抗効果素子。
  2. 【請求項2】 前記補助領域に第2の磁気抵抗効果膜が
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の垂直
    通電型磁気抵抗効果素子。
  3. 【請求項3】 磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜
    の上下膜面に接続された一対の電極とを備え、前記一対
    の電極の一方を介して前記磁気抵抗効果膜に対向する磁
    性層が前記磁気抵抗効果膜の上下片側のみに形成されて
    いることを特徴とする垂直通電型磁気抵抗効果素子。
  4. 【請求項4】 感磁層を備える磁気抵抗効果膜と、前記
    磁気抵抗効果膜の膜面に垂直にセンス電流を通電するた
    めの電極と、前記磁気抵抗効果膜を挟むように上下に設
    けられた1対の磁性層とを具備し、前記感磁層が、前記
    磁性層間の中心より前記磁性層間の距離の10%以上3
    3%以下分離れた位置に形成されていることを特徴とす
    る垂直通電型磁気抵抗効果素子。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の垂直通電型磁気抵抗効果素子を備えたことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体に対
    向するように設けられる請求項5に記載の磁気ヘッドと
    を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP2001026048A 2001-02-01 2001-02-01 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置 Pending JP2002232038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026048A JP2002232038A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026048A JP2002232038A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002232038A true JP2002232038A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18890935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026048A Pending JP2002232038A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002232038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080551A (ja) * 2011-09-13 2013-05-02 Seagate Technology Llc 短絡比が調整された装置およびセンサならびに短絡比を調整する方法
JP2022041644A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 株式会社東芝 磁気センサ及び診断装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080551A (ja) * 2011-09-13 2013-05-02 Seagate Technology Llc 短絡比が調整された装置およびセンサならびに短絡比を調整する方法
JP2022041644A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 株式会社東芝 磁気センサ及び診断装置
JP7319683B2 (ja) 2020-09-01 2023-08-02 株式会社東芝 磁気センサ及び診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7027273B2 (en) Magnetoresistive head with an intermediate layer between first and second magnetization free layers and perpendicular magnetic recording-reproducing apparatus
JPH11213351A (ja) シールド型磁気トンネル接合磁気抵抗読取りヘッド及びアセンブリ
US6903906B2 (en) Magnetic head with a lamination stack to control the magnetic domain
JP2004192794A (ja) スピンバルブ(sv)センサ、磁気読み出し/書き込みヘッド、ディスクドライブシステム、およびスピンバルブ(sv)センサの製造方法
JP3815676B2 (ja) 磁気抵抗効果素子、薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気記録再生装置
US7463455B2 (en) Magnetoresistive head having first and second shield layers between first and second lead layers
JP2008112496A (ja) 磁気抵抗効果型再生磁気ヘッド及びその再生磁気ヘッドを用いた磁気記録装置
US20080239584A1 (en) Thin-film magnetic head having laminate shields for tolerating external magnetic field
US6538856B1 (en) Read head with spin valve sensor having sense current in plane (CIP) thence sense current perpendicular to plane (CPP)
JP2008152818A (ja) 磁気ヘッド、および磁気ディスク装置
JP2002314165A (ja) 磁気抵抗効果型素子とそれを用いた薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置、磁気ディスク装置
JP2004319060A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JP2007116003A (ja) 磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録再生装置
US7215516B2 (en) Magnetoresistive head having magnetoresistive film including free layer and pinned layer arranged in head height direction
US7426096B2 (en) Magnetoresistive effective element with high output stability and reduced read bleeding at track edges
US7312957B2 (en) Current-perpendicular-to-the-plane structure magnetoresistive element having sufficient sensitivity
JP2009016401A (ja) 磁気抵抗効果素子、垂直通電型磁気ヘッド、および磁気ディスク装置
JP3593077B2 (ja) 磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド及び磁気記録再生装置
JP2002232038A (ja) 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置
JP2002305338A (ja) 垂直通電型磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、および磁気記録再生装置
US20080118778A1 (en) Magnetoresistive reproducing magnetic head and magnetic recording apparatus utilizing the head
US8724264B2 (en) Thin film magnetic head, magnetic head slider, head gimbal assembly, head arm assembly, magnetic disk device and method of manufacturing thin film magnetic head
JP2008135493A (ja) 磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド及び磁気記録装置
JP2008034075A (ja) 内部に非磁性層を含む磁性層を備えた薄膜磁気ヘッド
JP2002074622A (ja) ヨーク型磁気ヘッドおよび磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026