JP2002231439A - 有機elパネル - Google Patents
有機elパネルInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/80—Constructional details
- H10K59/87—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K59/871—Self-supporting sealing arrangements
- H10K59/8722—Peripheral sealing arrangements, e.g. adhesives, sealants
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/80—Constructional details
- H10K59/87—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K59/874—Passivation; Containers; Encapsulations including getter material or desiccant
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厳しい環境下であっても、気密空間を保持で
きる耐久性の優れた有機ELパネルを提供することがで
きる。 【解決手段】 少なくとも発光層を有する有機層4を透
明電極2と背面電極5とで挟持した有機EL素子10
と、有機EL素子10を配設するガラス基板1と、ガラ
ス基板1上に接着部材8を介し配設され、有機EL素子
10上に位置する封止部材6と、接着部材8を覆うよう
にして形成される保護部材9と、を備えてなる。
きる耐久性の優れた有機ELパネルを提供することがで
きる。 【解決手段】 少なくとも発光層を有する有機層4を透
明電極2と背面電極5とで挟持した有機EL素子10
と、有機EL素子10を配設するガラス基板1と、ガラ
ス基板1上に接着部材8を介し配設され、有機EL素子
10上に位置する封止部材6と、接着部材8を覆うよう
にして形成される保護部材9と、を備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも発光層
を有する有機層を複数の電極で挟持した積層体を透光性
の支持基板上に配設するとともに、前記支持基板上に封
止部材を配設することで前記積層体を収納する有機EL
(エレクトロルミネッセンス)パネルに関するものであ
る。
を有する有機層を複数の電極で挟持した積層体を透光性
の支持基板上に配設するとともに、前記支持基板上に封
止部材を配設することで前記積層体を収納する有機EL
(エレクトロルミネッセンス)パネルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】有機ELパネルとしては、ガラス材料か
らなるガラス基板(透光性の支持基板)上に、ITO
(indium tin oxide)等によって陽極となる透明電極
と、正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層か
らなる有機層と、陰極となるアルミニウム(Al)等の背
面電極とを順次積層して積層体である有機EL素子を形
成し、この積層体を覆うガラス材料からなる凹部形状の
封止部材を前記ガラス基板上に紫外線硬化型接着剤を介
して配設するものが知られている。
らなるガラス基板(透光性の支持基板)上に、ITO
(indium tin oxide)等によって陽極となる透明電極
と、正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層か
らなる有機層と、陰極となるアルミニウム(Al)等の背
面電極とを順次積層して積層体である有機EL素子を形
成し、この積層体を覆うガラス材料からなる凹部形状の
封止部材を前記ガラス基板上に紫外線硬化型接着剤を介
して配設するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる有機ELパネル
は、水分が積層体に触れることにより、前記有機EL素
子の発光部分が部分的に発光しない、所謂ダークスポッ
トを生じたり、場合によっては電極間の短絡が生じてし
まうといった問題点を有しており、支持基板と封止部材
とで気密空間を構成し、この気密空間内に前記有機EL
素子を収納することで、有機EL素子を外気から遮断し
ようとするものである。
は、水分が積層体に触れることにより、前記有機EL素
子の発光部分が部分的に発光しない、所謂ダークスポッ
トを生じたり、場合によっては電極間の短絡が生じてし
まうといった問題点を有しており、支持基板と封止部材
とで気密空間を構成し、この気密空間内に前記有機EL
素子を収納することで、有機EL素子を外気から遮断し
ようとするものである。
【0004】しかしながら、支持基板や封止部材の形状
のばらつき、外部機器と電気的に接続するための配線部
の厚みなどに応じて、紫外線硬化型接着剤による確実な
気密空間の保持ができない虞があった。特に、有機EL
パネルが、振動、高湿度、急激な温度差等の非常に厳し
い環境、例えば、スピードメータやエンジン回転計等の
車両用表示装置として用いた場合にも、確実に気密空間
を保持できる耐久性の高い有機ELパネルが望まれてい
た。
のばらつき、外部機器と電気的に接続するための配線部
の厚みなどに応じて、紫外線硬化型接着剤による確実な
気密空間の保持ができない虞があった。特に、有機EL
パネルが、振動、高湿度、急激な温度差等の非常に厳し
い環境、例えば、スピードメータやエンジン回転計等の
車両用表示装置として用いた場合にも、確実に気密空間
を保持できる耐久性の高い有機ELパネルが望まれてい
た。
【0005】そこで、本発明は、前述した問題点に着目
し、例えば車両用表示装置の表示手段として配設される
ような厳しい環境下であっても、気密空間を保持できる
耐久性の優れた有機ELパネルを提供するものである。
し、例えば車両用表示装置の表示手段として配設される
ような厳しい環境下であっても、気密空間を保持できる
耐久性の優れた有機ELパネルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の有機ELパネル
は、前記課題を解決するため、請求項1に記載のよう
に、少なくとも発光層を有する有機層を複数の電極で挟
持した積層体と、前記積層体を配設する透光性の支持基
板と、前記支持基板上に接着部材を介し配設され、前記
積層体上に位置する封止部材と、前記接着部材を覆うよ
うにして形成される保護部材と、を備えてなることを特
徴とするものである。
は、前記課題を解決するため、請求項1に記載のよう
に、少なくとも発光層を有する有機層を複数の電極で挟
持した積層体と、前記積層体を配設する透光性の支持基
板と、前記支持基板上に接着部材を介し配設され、前記
積層体上に位置する封止部材と、前記接着部材を覆うよ
うにして形成される保護部材と、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載のように、請求項1
に記載の有機ELパネルにおいて、前記保護部材は、前
記接着部材よりも透湿度の低い材質にて形成されてなる
ことを特徴とするものである。
に記載の有機ELパネルにおいて、前記保護部材は、前
記接着部材よりも透湿度の低い材質にて形成されてなる
ことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3に記載のように、請求項1
または請求項2に記載の有機ELパネルにおいて、前記
接着部材は紫外線硬化型接着剤からなることを特徴とす
るものである。
または請求項2に記載の有機ELパネルにおいて、前記
接着部材は紫外線硬化型接着剤からなることを特徴とす
るものである。
【0009】また、請求項4に記載のように、請求項1
から請求項3のいずれかに記載の有機ELパネルにおい
て、前記支持基板と前記封止部材と前記接着部材とによ
って溝部が形成され、前記保護部材は前記溝部に沿って
設けられてなることを特徴とするものである。
から請求項3のいずれかに記載の有機ELパネルにおい
て、前記支持基板と前記封止部材と前記接着部材とによ
って溝部が形成され、前記保護部材は前記溝部に沿って
設けられてなることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【0011】図1及び図2において、有機ELパネル
は、ガラス基板(支持基板)1と、透明電極(電極)2
と、絶縁層3と、有機層4と、背面電極(電極)5と、
封止部材6と、吸着部材7と、接着部材8、保護部材9
とから主に構成されている。
は、ガラス基板(支持基板)1と、透明電極(電極)2
と、絶縁層3と、有機層4と、背面電極(電極)5と、
封止部材6と、吸着部材7と、接着部材8、保護部材9
とから主に構成されている。
【0012】ガラス基板1は、長方形形状からなる透光
性の支持基板である。
性の支持基板である。
【0013】透明電極2は、ガラス基板1上にITO等
の導電性材料を蒸着法やスパッタリング法等の手段によ
って形成されるもので、日の字型の表示セグメント部2
aと、個々のセグメントからそれぞれ引き出し形成され
たリード部2bと、リード部2bの終端部に設けられる
電極部2cとを備えている。尚、電極部2cは、ガラス
基板1の一辺に集中的に配設されている。
の導電性材料を蒸着法やスパッタリング法等の手段によ
って形成されるもので、日の字型の表示セグメント部2
aと、個々のセグメントからそれぞれ引き出し形成され
たリード部2bと、リード部2bの終端部に設けられる
電極部2cとを備えている。尚、電極部2cは、ガラス
基板1の一辺に集中的に配設されている。
【0014】絶縁層3は、例えば、ポリイミド系等の絶
縁材料からなり、例えばフォトリソグラフィー法等の手
段によって形成される。絶縁層3は、表示セグメント部
2aに対応した窓部3aと、背面電極5の後述する電極
部に対応する切り欠き部3bとを有し、発光領域の輪郭
を鮮明に表示するため、透明電極2の表示セグメント部
2aの周縁部と若干重なるように窓部3aが形成され、
また、透明電極2と背面電極5との絶縁を確保するため
にリード部2b上を覆うように配設される。
縁材料からなり、例えばフォトリソグラフィー法等の手
段によって形成される。絶縁層3は、表示セグメント部
2aに対応した窓部3aと、背面電極5の後述する電極
部に対応する切り欠き部3bとを有し、発光領域の輪郭
を鮮明に表示するため、透明電極2の表示セグメント部
2aの周縁部と若干重なるように窓部3aが形成され、
また、透明電極2と背面電極5との絶縁を確保するため
にリード部2b上を覆うように配設される。
【0015】有機層4は、少なくとも発光層を有するも
のであれば良いが、本発明の実施の形態においては正孔
注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層を蒸着法等
の手段によって順次積層形成してなるものである。有機
層4は、絶縁層3における窓部3aの形成箇所に対応す
るように所定の大きさをもって配設される。
のであれば良いが、本発明の実施の形態においては正孔
注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層を蒸着法等
の手段によって順次積層形成してなるものである。有機
層4は、絶縁層3における窓部3aの形成箇所に対応す
るように所定の大きさをもって配設される。
【0016】背面電極5は、アルミ(Al)やアルミリチ
ウム(Al:Li),マグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属性の
導電性材料を蒸着法やスパッタリング法等の手段によっ
て形成されるものであり、有機層4上に配設される。背
面電極5は、透明電極2における各電極部2cと隣接す
るようにガラス基板1の一辺に設けられるリード部5a
と電気的に接続される。尚、リード部5aの終端部に
は、電極部5bが設けられ、リード部5a及び電極部5
bは透明電極2と同材料により形成される。
ウム(Al:Li),マグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属性の
導電性材料を蒸着法やスパッタリング法等の手段によっ
て形成されるものであり、有機層4上に配設される。背
面電極5は、透明電極2における各電極部2cと隣接す
るようにガラス基板1の一辺に設けられるリード部5a
と電気的に接続される。尚、リード部5aの終端部に
は、電極部5bが設けられ、リード部5a及び電極部5
bは透明電極2と同材料により形成される。
【0017】以上のように、ガラス基板1上に透明電極
2と絶縁層3と有機層4と背面電極5とを順次積層し積
層体を形成することで有機EL素子10が得られる。
2と絶縁層3と有機層4と背面電極5とを順次積層し積
層体を形成することで有機EL素子10が得られる。
【0018】封止部材6は、例えばガラス材料からなる
平板部材に凹部6aを形成してなるものである。封止部
材6は、凹部6aを取り囲むように形成される支持部6
bを、接着部材8を介しガラス基板1上に気密的に配設
することで、封止部材6とガラス基板1とで有機EL素
子10を収納する気密空間11を構成する。封止部材6
は、透明電極2の電極部2c及び背面電極5の電極部5
bが外部に露出するようにガラス基板1よりも若干小さ
目に構成されている。なお、封止部材6には、支持部6
bの外周に沿って突出する凸部6cが封止部材6の全周
に形成されている。
平板部材に凹部6aを形成してなるものである。封止部
材6は、凹部6aを取り囲むように形成される支持部6
bを、接着部材8を介しガラス基板1上に気密的に配設
することで、封止部材6とガラス基板1とで有機EL素
子10を収納する気密空間11を構成する。封止部材6
は、透明電極2の電極部2c及び背面電極5の電極部5
bが外部に露出するようにガラス基板1よりも若干小さ
目に構成されている。なお、封止部材6には、支持部6
bの外周に沿って突出する凸部6cが封止部材6の全周
に形成されている。
【0019】吸湿部材7は、封止部材6の有機EL素子
10との対向面、即ち封止部材6の凹部6aの底面に膜
状に配設される。吸着部材7は、活性アルミナ,モレキ
ュラシーブス,酸化カリウム及び酸化バリウム等の物理
的あるいは化学的に水分を吸着する吸着剤を有するもの
で、吸着剤が流動しない程度の粘性を有するクリーム状
あるいはゲル状の部材である。
10との対向面、即ち封止部材6の凹部6aの底面に膜
状に配設される。吸着部材7は、活性アルミナ,モレキ
ュラシーブス,酸化カリウム及び酸化バリウム等の物理
的あるいは化学的に水分を吸着する吸着剤を有するもの
で、吸着剤が流動しない程度の粘性を有するクリーム状
あるいはゲル状の部材である。
【0020】接着部材8は、例えば紫外線硬化型エポキ
シ樹脂接着剤からなる速硬性のものが用いられる。ま
た、接着部材8は、封止部材6の支持部6bに沿って設
けられつつ、ガラス基板1と封止部材6とを接着固定す
るものである。また、接着部材8によって、封止部材6
とガラス基板1とが気密的に接着されることにより、気
密空間11と外部とを隔離することになる。
シ樹脂接着剤からなる速硬性のものが用いられる。ま
た、接着部材8は、封止部材6の支持部6bに沿って設
けられつつ、ガラス基板1と封止部材6とを接着固定す
るものである。また、接着部材8によって、封止部材6
とガラス基板1とが気密的に接着されることにより、気
密空間11と外部とを隔離することになる。
【0021】保護部材9は、例えば熱硬化型エポキシ樹
脂や常温硬化型樹脂等からなり、接着部材8よりも透湿
度の低い材質のものが、ディスペンサ等の手段により、
接着部材8の外側面を覆うようにして塗布される。この
場合、保護部材9は、透明部材1と封止部材6の支持部
6b及び凸部6cと接着部材8とによって構成される溝
部Mに沿って、気密空間11の全周に渡って接着部材8
を覆うようにして形成される。
脂や常温硬化型樹脂等からなり、接着部材8よりも透湿
度の低い材質のものが、ディスペンサ等の手段により、
接着部材8の外側面を覆うようにして塗布される。この
場合、保護部材9は、透明部材1と封止部材6の支持部
6b及び凸部6cと接着部材8とによって構成される溝
部Mに沿って、気密空間11の全周に渡って接着部材8
を覆うようにして形成される。
【0022】以上の各部によって有機ELパネルが構成
される。かかる有機ELパネルは、少なくとも発光層を
有する有機層4を透明電極2と背面電極5とで挟持した
有機EL素子10と、有機EL素子10を配設するガラ
ス基板1と、ガラス基板1上に接着部材8を介し配設さ
れ、有機EL素子10上に位置する封止部材6と、接着
部材8を覆うようにして形成される保護部材9と、を備
えてなるものである。
される。かかる有機ELパネルは、少なくとも発光層を
有する有機層4を透明電極2と背面電極5とで挟持した
有機EL素子10と、有機EL素子10を配設するガラ
ス基板1と、ガラス基板1上に接着部材8を介し配設さ
れ、有機EL素子10上に位置する封止部材6と、接着
部材8を覆うようにして形成される保護部材9と、を備
えてなるものである。
【0023】従って、有機ELパネルは、接着部材8を
覆うようにして形成される保護部材9により、従来に比
べて気密空間11への水分の透過を抑えることができる
ため、例えば車両用表示装置の表示手段として配設され
るような厳しい環境下であっても、確実に気密空間を保
持できる耐久性の優れた有機ELパネルとなり、所謂ダ
ークスポットや電極間の短絡の発生を抑制することが可
能となる。
覆うようにして形成される保護部材9により、従来に比
べて気密空間11への水分の透過を抑えることができる
ため、例えば車両用表示装置の表示手段として配設され
るような厳しい環境下であっても、確実に気密空間を保
持できる耐久性の優れた有機ELパネルとなり、所謂ダ
ークスポットや電極間の短絡の発生を抑制することが可
能となる。
【0024】また、保護部材9は、接着部材8よりも透
湿度の低い材質にて形成されてなることによって、水分
が気密空間11に浸入することを積極的に防ぐことがで
きる。
湿度の低い材質にて形成されてなることによって、水分
が気密空間11に浸入することを積極的に防ぐことがで
きる。
【0025】また、接着部材8は紫外線硬化型接着剤か
らなることにより、短時間でガラス基板1と封止部材6
とを接着固定することができ、組み付け時における位置
ずれや水分の浸入を防ぐことができる。
らなることにより、短時間でガラス基板1と封止部材6
とを接着固定することができ、組み付け時における位置
ずれや水分の浸入を防ぐことができる。
【0026】ガラス基板1と封止部材6と接着部材8と
によって形成される溝部Mに沿って保護部材9が設けら
れてなることによって。充分な厚みを有する保護部材9
を接着部材8上に確実に形成できるとともに、ディスペ
ンス等の手段によって適量を塗布することが可能とな
る。
によって形成される溝部Mに沿って保護部材9が設けら
れてなることによって。充分な厚みを有する保護部材9
を接着部材8上に確実に形成できるとともに、ディスペ
ンス等の手段によって適量を塗布することが可能とな
る。
【0027】尚、本発明の実施の形態では、封止部材6
をガラス材料から構成するものであったが、本発明にあ
っては、金属製の封止部材を用いても良い。
をガラス材料から構成するものであったが、本発明にあ
っては、金属製の封止部材を用いても良い。
【0028】また、本発明の実施の形態では、封止部材
6を凹部6aと支持部6bと凸部6cとを一体に形成し
たものを用いているが、本発明にあっては、例えば、図
3に示すように凸部を有していない封止部材60を用い
て、封止部材60とガラス基板100とを接着する接着
部材80の全周を覆うようにして保護部材90を設けて
なるものであっても良いし、平板部材と支持部となるス
ペーサによって封止部材を構成する有機ELパネルであ
っても良い。
6を凹部6aと支持部6bと凸部6cとを一体に形成し
たものを用いているが、本発明にあっては、例えば、図
3に示すように凸部を有していない封止部材60を用い
て、封止部材60とガラス基板100とを接着する接着
部材80の全周を覆うようにして保護部材90を設けて
なるものであっても良いし、平板部材と支持部となるス
ペーサによって封止部材を構成する有機ELパネルであ
っても良い。
【0029】また、本発明の実施の形態では、保護部材
9,90を接着部材8,80の全周を覆うようにして設
けているが、本発明における保護部材の配設位置は、接
着部材における水分の透過を低減するものであれば良
く、例えば、接着部材における透湿度の高い接着位置の
みを覆うようにして部分的に保護部材を設けても良い。
9,90を接着部材8,80の全周を覆うようにして設
けているが、本発明における保護部材の配設位置は、接
着部材における水分の透過を低減するものであれば良
く、例えば、接着部材における透湿度の高い接着位置の
みを覆うようにして部分的に保護部材を設けても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は、少なくとも発光層を有する有
機層を複数の電極で挟持した積層体と、前記積層体を配
設する透光性の支持基板と、前記支持基板上に接着部材
を介し配設され、前記積層体上に位置する封止部材と、
前記接着部材を覆うようにして形成される保護部材と、
を備えてなることによって、厳しい環境下であっても、
気密空間を保持できる耐久性の優れた有機ELパネルを
提供することができる。
機層を複数の電極で挟持した積層体と、前記積層体を配
設する透光性の支持基板と、前記支持基板上に接着部材
を介し配設され、前記積層体上に位置する封止部材と、
前記接着部材を覆うようにして形成される保護部材と、
を備えてなることによって、厳しい環境下であっても、
気密空間を保持できる耐久性の優れた有機ELパネルを
提供することができる。
【図1】 本発明の実施の形態の有機ELパネルを示す
斜視図。
斜視図。
【図2】 同上実施の形態の有機ELパネルの要部断面
図。
図。
【図3】 本発明の他の実施の形態の有機ELパネルの
要部断面図。
要部断面図。
1 ガラス基板(支持部材) 2 透明電極(電極) 4 有機層 5 背面電極(電極) 6 封止部材 8 接着部材 9 保護部材 10 有機EL素子(積層体) M 溝部
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも発光層を有する有機層を複数の
電極で挟持した積層体と、前記積層体を配設する透光性
の支持基板と、前記支持基板上に接着部材を介し配設さ
れ、前記積層体上に位置する封止部材と、前記接着部材
を覆うようにして形成される保護部材と、を備えてなる
ことを特徴とする有機ELパネル。 - 【請求項2】前記保護部材は、前記接着部材よりも透湿
度の低い材質にて形成されてなることを特徴とする請求
項1に記載の有機ELパネル。 - 【請求項3】前記接着部材は紫外線硬化型接着剤からな
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有
機ELパネル。 - 【請求項4】前記支持基板と前記封止部材と前記接着部
材とによって溝部が形成され、前記保護部材は前記溝部
に沿って設けられてなることを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載の有機ELパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021299A JP2002231439A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 有機elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021299A JP2002231439A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 有機elパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002231439A true JP2002231439A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18886883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001021299A Pending JP2002231439A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 有機elパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002231439A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004103337A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置およびその作製方法 |
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-
2001
- 2001-01-30 JP JP2001021299A patent/JP2002231439A/ja active Pending
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