JP2002231185A - 逆反射形放電灯 - Google Patents

逆反射形放電灯

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JP2002231185A
JP2002231185A JP2001027546A JP2001027546A JP2002231185A JP 2002231185 A JP2002231185 A JP 2002231185A JP 2001027546 A JP2001027546 A JP 2001027546A JP 2001027546 A JP2001027546 A JP 2001027546A JP 2002231185 A JP2002231185 A JP 2002231185A
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JP
Japan
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outer bulb
arc tube
base
discharge lamp
tube
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Application number
JP2001027546A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hanai
正行 花井
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TAKUYO RIKEN CO Ltd
Original Assignee
TAKUYO RIKEN CO Ltd
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 口金側を下にして発光部を取り付けるタイプ
の放電灯において、外球内部の口金と反対方向、すなわ
ち空方向(上方向)の光を遮蔽し、地面方向(下方向)
の照度を上げる。 【解決手段】 一端に口金部を設けた外球内に発光管を
内蔵した放電灯において、外球管1内部に、発光管2か
ら全方向に発した光のうち口金部6と反対側の光を口金
部6側に反射させる反射機構を設けた逆反射形放電灯。
反射機構としては、発光管2の口金部6と反対方向の外
球管1内面に金属蒸着の反射鏡7を形成するか、発光管
の口金部6と反対側に反射板8を取り付けた構成とする
ことができる。後者の場合、反射板8を、電球の製造過
程において外球管1に発光管2を挿入するときには外球
管1の口部を通過するようにすぼみ、外球管1の口部を
通過した後で、外球管1内で板状に開く構造あるいは形
状記憶合金とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外灯に使用され
る放電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の屋外の放電灯照明器具において、
一端に口金部を設けた電球の口金部を下方向にして上向
きで灯具に取り付け、無指向性に照射しているものが多
く見受けられる。図5は従来の灯具の一例を示すもの
で、(a)はその形状を示す正面図、(b)はその配光
パターンを示す。この従来の灯具では、照明器具の支柱
やアームなどの取付具21に電球22を口金部側が下に
なるように取り付け、防水や電球保護のためのグローブ
23を取り付けて使用していた。
【0003】この場合の鉛直方向の配光パターンは、図
5(b)に示すように、水平部より上方向を多く照射し
ており、特に街路灯等での空方向を照射する光はエネル
ギーの無駄であり、光公害にもなっている。この光を有
効な方向に向ければ、たとえば街路灯であれば路面の照
度を明るくすることができる。
【0004】この問題を解決する従来の手段としては、
灯体そのものに反射機能を持たせたもの、灯体グローブ
に反射加工を施して配光を路面に向けたもの、外球内面
に反射鏡を施したリフレクタと称するもの等がある。
【0005】図6は灯体グローブに反射加工を施した例
を示すものであり、(a)は正面図、(b)はその配光
パターンを示す。この従来例においては、グローブ23
の内面上半部にアルミニウム蒸着加工による反射膜24
を形成したものであり、これによれば、図6(b)に示
すように、配光パターンが下方に指向したものに改善さ
れている。
【0006】図7は、外球内面にアルミニウム蒸着の反
射鏡を施した白熱リフレクタランプと称する屋外用ラン
プの例を示すものである。この従来例では、外球管31
より口金部32側の内周面にアルミニウム蒸着膜33を
施し、口金部32の反対方向へ集光し、照射する構成と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来例では、上側を遮光し下側向きに指向性が強い
配光パターンを得るために、既設の照明器具のグローブ
23を標準の反射膜24なしのもの(図5(a)参照)
から反射膜24付きのもの(図6(a)参照)に取り替
える必要があり、コストも手間も掛かる。
【0008】一方、外球管自体に反射鏡を設けた図7の
ものでは、口金部32側と反対方向に光が集中して出射
するものであるため、これを図5に示すような、口金部
が下側になるように取り付ける灯具には使用できず、灯
具自体を改造しなければならず、図6の例の場合よりも
実現性が低い。
【0009】そこで本発明が解決しようとする課題は、
口金部側を下にして発光部を取り付けるタイプの放電灯
において、外球内部の口金部と反対方向、すなわち空方
向(上方向)の光を遮蔽し、地面方向(下方向)の照度
を上げる逆反射形放電灯を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の逆反射形放電灯は、一端に口金部を設けた
外球内に発光管を内蔵した放電灯において、前記外球管
内部に、前記発光管から全方向に発した光のうち前記口
金部と反対側の光を前記口金部側に反射させる反射機構
を設けたことを特徴とする。前記の反射機構としては、
発光管の口金部と反対方向の外球管内面に金属蒸着の反
射鏡を形成するか、発光管の口金部と反対側に反射板を
取り付けた構成とすることができる。この場合、反射板
を、電球の製造過程において外球管に発光管を挿入する
ときには外球管の口部を通過するようにすぼみ、外球管
の口部を通過した後で、外球管内で板状に開く構造とす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を
示すものであり、(a)は正面図、(b)はその配光パ
ターンを示している。図中、1は外球管、2は外球管1
の内部に、ステー3で支持されたメタルハライド発光
管、4,5は発光管2の電極に口金部6からの電気を接
続する電線である。本実施例では、外球管1の内部の口
金部6側とは反対の表面に、アルミニウム蒸着加工によ
る反射膜7を加工したものである。反射膜7は、外球管
1のほぼ中央より上部に形成することにより、発光管2
から全方向に放射された光は反射膜7により下方向に反
射され、図1(b)に示すような、下側に強い指向性を
もつ配光パターンを実現することができる。
【0012】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
り、(a)は正面図、(b)はその配光パターンを示し
ている。本実施例では、外球管1の内部において、発光
管2の上部に反射板8をステー3で支持して取り付けた
ものである。外球管1の内部に発光管2を組み込むに
は、発光管2付きステー3を外球管1の封入口から挿入
し、その封入口のガラスを加熱して絞り込み、固定する
のが電球の製造工程であるため、外球管1の封入口より
も反射板8の径が大きいと、そのままでは封入口から挿
入することができない。そこで、図3に示すように反射
板8を絶縁台9から花びら状に分割して形成し、図4に
示すように、外球管1の封入口1aを通過するときはす
ぼんだ状態になるようにし、封入口1aを通過した後
は、元の図2(a)に示すように平たい板状に戻るよう
にする。
【0013】このようにして、従来の製造工程で、反射
板8を外球管1内に組み込むことができる。なお、反射
板8は、平円板のほかに、傘状、半球状とすることもで
きる。さらに、反射板8は、常温では小さく、発光時の
熱で所定の形状に広がる形状記憶合金で形成することも
できる。
【0014】図2(a)の実施例による発光パターンを
同図(b)に示す。このように、反射板8を設けること
により、上側に向かう光が反射板8で下側に反射され、
指向性が改善された放電灯を提供することができる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、発光
管の口金部と反対方向の外球内面に金属蒸着の反射鏡を
形成するか、発光管の口金部と反対方向に反射板を取り
付けたことにより、既設の灯体でも電球を交換するだけ
で鉛直方向の配光パターンを改善することができ、コス
トパフォーマンスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電球にアルミニウム蒸着加工した本発明の実
施例を示すものであり、(a)は断面図、(b)はその
配光パターンである。
【図2】 反射板を取り付けた本発明の実施例であり、
(a)は断面図、(b)はその配光パターンである。
【図3】 本発明の反射板の実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】 図3の反射板を用いて電球の管球に発光管を
挿入している状態の説明図である。
【図5】 従来の灯具の一例を示すもので、(a)はそ
の形状を示す正面図、(b)はその配光パターンを示
す。
【図6】 グローブの内面上半部にアルミニウム蒸着加
工した従来例を示すものであり、(a)は正面図、
(b)はその配光パターンを示す。
【図7】 外球内面にアルミニウム蒸着の反射鏡を施し
た従来のリフレクタと称するランプの例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 外球管 1a 封入口 2 発光管 3 ステー 4,5 電線 6 口金部 7 反射膜 8 反射板 9 絶縁台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に口金部を設けた外球内に発光管を
    内蔵した放電灯において、前記外球管内部に、前記発光
    管から全方向に発した光のうち前記口金部と反対側の光
    を前記口金部側に反射させる反射機構を設けたことを特
    徴とする逆反射形放電灯。
  2. 【請求項2】 反射機構として、発光管の口金部と反対
    方向の外球管内面に金属蒸着の反射鏡を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の逆反射形放電灯。
  3. 【請求項3】 反射機構として、発光管の口金部と反対
    側に反射板を取り付けたことを特徴とする請求項1記載
    の逆反射形放電灯。
  4. 【請求項4】 反射板を、電球の製造過程において外球
    管に発光管を挿入するときには外球管の口部を通過する
    ようにすぼみ、外球管の口部を通過した後で、外球管内
    で板状に開く構造とした、請求項3に記載の逆反射形放
    電灯。
JP2001027546A 2001-02-02 2001-02-02 逆反射形放電灯 Pending JP2002231185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074803A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 照明装置及び金属蒸気放電ランプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074803A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 照明装置及び金属蒸気放電ランプ
US8063566B2 (en) 2005-12-28 2011-11-22 Panasonic Corporation Illumination apparatus and metal vapor discharge lamp

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