JP2002230798A - エラー信号処理装置 - Google Patents

エラー信号処理装置

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JP2002230798A
JP2002230798A JP2001026932A JP2001026932A JP2002230798A JP 2002230798 A JP2002230798 A JP 2002230798A JP 2001026932 A JP2001026932 A JP 2001026932A JP 2001026932 A JP2001026932 A JP 2001026932A JP 2002230798 A JP2002230798 A JP 2002230798A
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JP
Japan
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signal
gain
amplifier
balance
chip
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Application number
JP2001026932A
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English (en)
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Naoki Fujitani
尚樹 藤谷
Takeo Doi
建夫 土肥
Junichi Kuchinishi
淳一 口西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RFアンプチップとデジタルサーボチップの
間のゲインコントロール信号ラインを削減し、CDおよ
びCD−RWの両方を再生する場合にも、ゲインアップ
回路を内蔵していないCDのみを再生する場合のRFア
ンプチップと同じRFアンプチップを使用する。 【解決手段】 アナログ的にゲインアップを行うゲイン
アップ回路22もしくは、デジタル的にゲインアップを
行う演算器をデジタルサーボチップ内のA/Dコンバー
タ24の前段もしくは後段に設ける。トラッキングエラ
ー検出用およびフォーカスエラー検出用に一つのゲイン
アップ回路22もしくは演算器を共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、CD−RW
等の光ディスクを再生する装置において、エラー信号の
ゲインアップを行うためのエラー信号処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のエラー信号処理装置につい
て、図3、図4、図5、図6、図9、および図10を用
いて説明を行う。
【0003】図9にCDのみを再生する時のエラー信号
処理装置の回路図を示す。図9において、1は光ピック
アップ部である。2は3ビーム方式による第1のサブフ
ォトディテクタで、1個の受光領域Eを有する。3は上
記3ビーム方式によるメインフォトディテクタで、4個
の受光領域A,B,C,Dに分かれている。4は上記3
ビーム方式による第2のサブフォトディテクタで、1個
の受光領域Fを有する。上記の第1および第2のサブフ
ォトディテクタ2,4とメインフォトディテクタ3とで
光ピックアップ部1が構成されている。
【0004】5は上記第1のサブフォトディテクタ(受
光領域Eを有する)2の出力信号(VE)、6は上記第
2のサブフォトディテクタ(受光領域Fを有する)4の
出力信号(VF)、7は上記メインフォトディテクタ
(受光領域A,B,C,Dを有する)3の出力信号(V
A+VC)、8は上記メインフォトディテクタ3の出力信
号(VB+VD)である。ただし、VAは受光領域Aのみ
の出力信号、VBは受光領域Aのみの出力信号、VCは受
光領域Aのみの出力信号、VDは受光領域Aのみの出力
信号である。
【0005】9は上記出力信号(VE)5と出力信号
(VF)6とを加算する第1の加算器である。10は上
記出力信号(VA+VC)7と出力信号(VB+VD)8と
を加算する第2の加算器である。11は上記第1の加算
器9より出力されるトラッキング加算信号である。12
は上記第2の加算器10より出力されるフォーカス加算
信号である。13は上記トラッキング加算信号11をバ
ランス調整する第1のバランスアンプである。14は上
記フォーカス加算信号12をバランス調整する第2のバ
ランスアンプである。15は上記第1のバランスアンプ
13より出力される信号の高域のノイズを除去する第1
のフィルタである。16は上記第2のバランスアンプ1
4より出力される信号の高域のノイズを除去する第2の
フィルタである。17は上記第1のフィルタ15より出
力されたトラッキングエラー信号である。18は上記第
2のフィルタ16より出力されたフォーカスエラー信号
である。
【0006】上記の第1および第2の加算器9,10と
第1および第2のバランスアンプ13,14と第1およ
び第2のフィルタ15,16とがRF(高周波)アンプ
チップ34内に設けられている。
【0007】19,20は上記トラッキングエラー信号
17およびフォーカスエラー信号18をデジタル変換す
る時にサンプリングする信号の切換(信号の選択)を行
う第1および第2の切換スイッチである。21は上記第
1および第2の切換スイッチ19,20のスイッチ切換
信号、24は上記RFアンプチップ34の出力信号をデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータである。25は
上記A/Dコンバータ24によって変換されたデジタル
信号である。26は上記A/Dコンバータ24の出力信
号を処理するデジタルサーボ処理部である。
【0008】上記第1および第2の切換スイッチ19,
20とA/Dコンバータ24とデジタルサーボ処理部2
6とがデジタルサーボチップ35に設けられている。
【0009】つぎに、CDのみを再生する時の動作を説
明する。
【0010】まず、CDのシステムにおいて音声信号の
再生をする時、3ビーム方式においては、メインビーム
およびサブビームを光ディスクに当て、レーザの反射信
号を光ピックアップ部1により検出し信号を取り出す。
【0011】つぎに、RFアンプチップ34内の第1の
加算器9では、サブビームを光ディスクに当てることに
よって検出された、第1のサブフォトディテクタ(E)
2の出力信号(VE)5と第2のサブフォトディテクタ
(F)4の出力信号(VF)6とを加算してトラッキン
グ加算信号11を作り出す。
【0012】例えば、図3(a)のようにジャストオン
トラック時には、トラッキング加算信号11の+成分と
−成分の振幅レベルが等しくなる。図3(b)のように
3ビームが上方向ずれの時は、トラッキング加算信号1
1の+成分よりも−成分の振幅レベルが高くなる。3ビ
ームが下方向ずれの時は、図3(c)のようにトラッキ
ング加算信号11の−成分よりも+成分の振幅レベルが
高くなる。
【0013】なお、図3(a)においては、ジャストオ
ントラック時のメインビームMBおよびサブビームSB
1,SB2とピットPおよびサブフォトディテクタ2,
4との位置関係と、トラッキング加算信号11のレベル
の時間変化とをそれぞれ示している。図3(b)におい
ては、ビーム上方向ずれ時のメインビームMBおよびサ
ブビームSB1,SB2とピットPおよびサブフォトデ
ィテクタ2,4との位置関係と、トラッキング加算信号
11のレベルの時間変化とをそれぞれ示している。図3
(c)においては、ビーム下方向ずれ時のメインビーム
MBおよびサブビームSB1,SB2とピットPおよび
サブフォトディテクタ2,4との位置関係と、トラッキ
ング加算信号11のレベルの時間変化とをそれぞれ示し
ている。
【0014】第2の加算器10では、メインビームを光
ディスクに当てることにより検出された、メインフォト
ディテクタ3の出力信号(VA+VC)7と出力信号(V
B+VD)8とを加算してフォーカス加算信号12を作り
出す。
【0015】第2の加算器10より作り出されたフォー
カス加算信号12は、例えば図4(a)のようにジャス
トフォーカス時は、出力信号(VA+VC)7と出力信号
(V B+VD)8の強度が等しくなるので、フォーカス加
算信号12の+成分と−成分の振幅レベルは等しくな
る。ところが、図4(b)のようにレンズ(焦点)が近
すぎる場合は、メインビームMBが横方向の楕円になる
ので、出力信号(VA+VC7)>(V B+VD)8とな
り、+成分よりも−成分の振幅レベルが高いフォーカス
加算信号12となる。また、図4(c)のようにレンズ
(焦点)が遠すぎる場合は、メインビームMBが縦方向
の楕円になるので、出力信号(VA+VC)7<(VB
D)8となり、−成分よりも+成分の振幅レベルが高
いフォーカス加算信号12となる。
【0016】なお、図4(a)においては、ジャストフ
ォーカス時のメインビームとメインフォトディテクタ3
の4個の受光領域A〜Dとの位置関係と、フォーカス加
算信号12のレベルの時間変化とをそれぞれ示してい
る。図4(b)においては、焦点が近すぎる時のメイン
ビームとメインフォトディテクタ3の4個の受光領域A
〜Dとの位置関係と、フォーカス加算信号12のレベル
の時間変化とをそれぞれ示している。図4(c)におい
ては、焦点が遠すぎる時のメインビームとメインフォト
ディテクタ3の4個の受光領域A〜Dとの位置関係と、
フォーカス加算信号12のレベルの時間変化とをそれぞ
れ示している。
【0017】ここで、ジャストオントラック時、ジャス
トフォーカス時においてもフォトディテクタ2,3,4
の感度ばらつきにより、加算信号の+成分と−成分の振
幅レベルに差があるので、第1および第2のバランスア
ンプ13,14では図5のようにバランス調整を行い、
トラッキング加算信号11、フォーカス加算信号12を
それぞれ平均した値が基準電圧になるように基準電圧を
調整する。
【0018】さらに、第1および第2のバランスアンプ
13,14によってバランス調整された信号は、第1お
よび第2のフィルタ15,16によって高域ノイズが除
去される。第1のフィルタ15により作られた信号がト
ラッキングエラー信号17となり、第2のフィルタ16
により作られた信号がフォーカスエラー信号18とな
る。
【0019】つぎに、デジタルサーボチップ35内で
は、トラッキングエラー信号17およびフォーカスエラ
ー信号18を第1および第2の切換スイッチ19,20
により切り換えて、トラッキングエラー信号17および
フォーカスエラー信号18を各々サンプリングする。第
1および第2の切換スイッチ19、20は、デジタルサ
ーボ処理部26から出力されるスイッチ切換信号21に
よって制御される。
【0020】この場合、トラッキングエラー信号17お
よびフォーカスエラー信号18のサンプリングは、切換
スイッチ19,20によって交互に行われることにな
る。
【0021】第1および第2の切換スイッチ19,20
でサンプリングされたトラッキングエラー信号17とフ
ォーカスエラー信号18とは、A/Dコンバータ24に
より、それぞれデジタル信号25に変換される。デジタ
ル信号25はデジタルサーボ処理部26に入力されるこ
とで適切にトラッキングサーボ、フォーカスサーボをか
けることができる。
【0022】図10にCDおよびCD−RWを再生する
時のエラー信号処理装置の回路図を示す。CDのみを再
生する時の回路図と共通であるものは説明を省略する。
図10において、27はコンパレータ、28は上記コン
パレータ27に入力されるデジタル信号と比較するため
外部のマイコンなどからのコマンドで決定される設定
値、29は上記コンパレータ27から出力されるゲイン
コントロール信号、32は上記ゲインコントロール信号
29の制御によりトラッキング加算信号11のゲインを
アップさせる第1のゲインアップ回路,33は上記ゲイ
ンコントロール信号29の制御によりフォーカス加算信
号12のゲインをアップさせる第2のゲインアップ回路
である。
【0023】つぎに、CDおよびCD−RWを再生する
時の動作を説明する。
【0024】音声信号の再生をする時、3ビーム方式に
おいては、メインビームおよびサブビームを光ディスク
に当て、レーザの反射信号を光ピックアップ部1により
検出し信号を取り出す。
【0025】ここで、CD−RWはCDに比べて反射率
が低いために出力信号の振幅レベルも低くなり、第1お
よび第2の加算器9,10によって作り出されたトラッ
キング加算信号11およびフォーカス加算信号12の振
幅レベルもCDの場合に比べて低くなる。従って、CD
−RWの再生時は、トラッキング加算信号11およびフ
ォーカス加算信号12の振幅レベルを高める必要があ
る。
【0026】よって、RFアンプチップ34内に第1お
よび第2のゲインアップ回路32,33を設け、各エラ
ー信号(トラッキングエラー信号17およびフォーカス
エラー信号18)の初期値を取り込み、所望の設定値2
8と各エラー信号の振幅の初期値とをコンパレータ27
で比較する。設定値28は外部のマイコンなどからコマ
ンドを送ることにより自由に決定できる。
【0027】設定値28に対して、エラー信号の初期値
の振幅レベルが低い場合(CD−RW再生時)は、コン
パレータ27から第1および第2のゲインアップ回路3
2,33のゲインを制御するゲインコントロール信号2
9を出力し、例えば図6のように、CD−RW再生時の
振幅レベルをa、CD再生時の振幅レベルをcとする
と、CD−RW再生時には第1および第2のゲインアッ
プ回路32,33でb倍にゲインアップさせ、a×b=
cになるようにし、各エラー信号の振幅レベルを揃え
る。なお、エラー信号の初期値の振幅レベルが高い場合
(CD再生時)は、第1および第2のゲインアップ回路
32,33はゲインアップ動作(1倍動作)を行わず、
トラッキング加算信号11およびフォーカス加算信号1
2をそのまま通過させる。
【0028】第1および第2のゲインアップ回路32,
33の追加によってCD再生時およびCD−RW再生時
のどちらにおいても同振幅レベルのエラー信号を検出す
ることができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDお
よびCD−RWの両方を再生する時、各エラー信号(ト
ラッキングエラー信号17およびフォーカスエラー信号
18)のラインに同様のゲインアップ回路32,33を
設ける必要があり、デジタルサーボチップ35からRF
アンプチップ34へ至るゲインコントロール信号ライン
が必要となり、デジタルサーボチップ35およびRFア
ンプチップ34に各々ゲインコントロール信号伝達用の
端子が必要となる。
【0030】また、たとえRFアンプチップ34内でゲ
インアップ回路を一つにし切換スイッチを付けたとして
もデジタルサーボチップ35からの各エラー信号を制御
するスイッチ切換信号が必要となり、さらにRFアンプ
チップ34にスイッチ切換回路を設けることで、高速動
作でのスイッチ切換の影響により、アナログ回路にノイ
ズがのってしまう。
【0031】本発明の目的は、RFアンプチップとデジ
タルサーボチップとの間のゲインコントロール信号ライ
ンを削減することができるエラー信号処理装置を提供す
ることである。
【0032】本発明の他の目的は、CDおよびCD−R
Wの両方を再生する場合にも、ゲインアップ回路を内蔵
していないCDのみを再生する場合のRFアンプチップ
と同じRFアンプチップを使用することができ、いっそ
うのシステム最適化を図ることができるエラー信号処理
装置を提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエラー信号処理装置では、アナログ的にゲ
インアップを行うゲインアップ回路もしくは、デジタル
的にゲインアップを行う演算器をデジタルサーボチップ
内のA/Dコンバータの前段もしくは後段に設けたこと
を特徴とするものである。さらには、トラッキングエラ
ー検出用およびフォーカスエラー検出用に一つのゲイン
アップ回路もしくは演算器を共用したことを特徴とす
る。
【0034】この構成によれば、アナログ的にゲインア
ップを行うゲインアップ回路もしくは、デジタル的にゲ
インアップを行う演算器をデジタルサーボチップ内のA
/Dコンバータの前段もしくは後段に設けたことによ
り、ゲインコントロール信号ラインを削減することがで
き、システムの最適化を図ることができる。しかも、C
MOSアナログの技術向上によりRFアンプチップ内に
ゲインアップ回路を設ける場合と同様にゲインアップを
行うことができる。
【0035】また、CDおよびCD−RWの両方を再生
する場合にも、ゲインアップ回路を内蔵していないCD
のみを再生する場合のRFアンプチップと同じRFアン
プチップを使用することができる。したがって、システ
ムのいっそうの最適化を図ることができ、コスト削減を
図ることができる。
【0036】また、トラッキングエラー検出用およびフ
ォーカスエラー検出用に一つのゲインアップ回路もしく
は演算器を共用したので、回路構成の簡略化を図り、コ
スト削減を図ることができ、システムの最適化を図るこ
とができる。
【0037】また、演算器によってデジタル的にゲイン
アップを行う場合には、アナログ回路で必要であった外
付け回路の削減や、回路規模の大きいアナログ回路が削
減されることによる回路規模の縮小や製造上のバラツキ
の影響を受けにくい。
【0038】また、デジタルサーボチップ内にゲインア
ップ回路もしくは演算器を設けることで、RFアンプチ
ップ等のアナログ回路がノイズの影響を受けることもな
い。
【0039】以下、請求項毎に記載する。本発明の請求
項1記載のエラー信号処理装置は、RFアンプチップと
デジタルサーボチップとを備えている。RFアンプチッ
プ内には、光ピックアップ部からの複数の出力信号を加
算する加算器と、加算器により作られた加算信号を平均
した値が基準電圧になるようにバランス調整するバラン
スアンプとが設けられている。デジタルサーボチップ内
には、バランスアンプから出力される信号をゲインアッ
プさせるゲインアップ回路と、ゲインアップ回路により
作られた信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タと、A/Dコンバータから出力されるデジタル信号と
所望の設定値とを比較することによりゲインアップ回路
のゲインを制御するゲインコントロール信号を出力する
コンパレータと、A/Dコンバータの出力信号を処理す
るデジタルサーボ処理部とが設けられている。
【0040】請求項2記載のエラー信号処理装置は、請
求項1記載のエラー信号処理装置において、バランスア
ンプにより作られた信号から高域のノイズを除去し、高
域のノイズが除去された信号を出力させるフィルタをR
Fアンプチップ内に設けている。
【0041】請求項3記載のエラー信号処理装置は、R
Fアンプチップとデジタルサーボチップとを備えてい
る。RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
トラッキングエラー検出用の複数の出力信号を加算する
第1の加算器と、第1の加算器により作られた加算信号
を平均した値が基準電圧になるようにバランス調整する
第1のバランスアンプと、光ピックアップ部からのフォ
ーカスエラー検出用の複数の出力信号を加算する第2の
加算器と、第2の加算器により作られた加算信号を平均
した値が基準電圧になるようにバランス調整する第2の
バランスアンプと、が設けられている。デジタルサーボ
チップ内には、第1および第2のバランスアンプから出
力される信号を選択するスイッチ手段と、スイッチ手段
によって選択された信号をゲインアップさせるゲインア
ップ回路と、ゲインアップ回路により作られた信号をデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータと、A/Dコン
バータから出力されるデジタル信号と所望の設定値とを
比較することによりゲインアップ回路のゲインを制御す
るゲインコントロール信号を出力するコンパレータと、
A/Dコンバータの出力信号を処理するデジタルサーボ
処理部とが設けられている。
【0042】請求項4記載のエラー信号処理装置は、請
求項3記載のエラー信号処理装置において、第1および
第2のバランスアンプにより作られた信号から高域のノ
イズを除去し、高域のノイズが除去された信号を出力さ
せる第1および第2のフィルタをRFアンプチップ内に
設けている。
【0043】請求項5記載のエラー信号処理装置は、R
Fアンプチップとデジタルサーボチップとを備えてい
る。RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
複数の出力信号を加算する加算器と、加算器により作ら
れた加算信号を平均した値が基準電圧になるようにバラ
ンス調整するバランスアンプとが設けられている。デジ
タルサーボチップ内には、バランスアンプから出力され
る信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
A/Dコンバータから出力されるデジタル信号に対して
ゲインアップのための演算を行う演算器と、演算器から
出力されるデジタル信号と所望の設定値とを比較するこ
とにより演算器のゲインを制御するゲインコントロール
信号を出力するコンパレータと、演算器の出力信号を処
理するデジタルサーボ処理部とが設けられている。
【0044】請求項6記載のエラー信号処理装置は、請
求項5記載のエラー信号処理装置において、バランスア
ンプにより作られた信号から高域のノイズを除去し、高
域のノイズが除去された信号を出力させるフィルタをR
Fアンプチップ内に設けている。
【0045】請求項7記載のエラー信号処理装置は、R
Fアンプチップとデジタルサーボチップとを備えてい
る。RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
トラッキングエラー検出用の複数の出力信号を加算する
第1の加算器と、第1の加算器により作られた加算信号
を平均した値が基準電圧になるようにバランス調整する
第1のバランスアンプと、光ピックアップ部からのフォ
ーカスエラー検出用の複数の出力信号を加算する第2の
加算器と、第2の加算器により作られた加算信号を平均
した値が基準電圧になるようにバランス調整する第2の
バランスアンプと、が設けられている。デジタルサーボ
チップ内には、第1および第2のバランスアンプから出
力される信号を選択的するスイッチ手段と、スイッチ手
段によって選択された信号をデジタル信号に変換するA
/Dコンバータと、A/Dコンバータから出力されるデ
ジタル信号に対してゲインアップのための演算を行う演
算器と、演算器から出力されるデジタル信号と所望の設
定値とを比較することにより演算器のゲインを制御する
ゲインコントロール信号を出力するコンパレータと、演
算器の出力信号を処理するデジタルサーボ処理部とが設
けられている。
【0046】請求項8記載のエラー信号処理装置は、請
求項7記載のエラー信号処理装置において、第1および
第2のバランスアンプにより作られた信号から高域のノ
イズを除去し、高域のノイズが除去された信号を出力さ
せる第1および第2のフィルタをRFアンプチップ内に
設けている。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明を行う。
【0048】図1は本発明の第1の実施の形態のエラー
信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、1は光ピックアップ部である。2は3ビーム方式
による第1のサブフォトディテクタで、1個の受光領域
Eを有する。3は上記3ビーム方式によるメインフォト
ディテクタで、4個の受光領域A,B,C,Dに分かれ
ている。4は上記3ビーム方式による第2のサブフォト
ディテクタで、1個の受光領域Fを有する。上記の第1
および第2のサブフォトディテクタ2,4とメインフォ
トディテクタ3とで光ピックアップ部1が構成されてい
る。
【0049】5は上記第1のサブフォトディテクタ(受
光領域Eを有する)2の出力信号(VE)、6は上記第
2のサブフォトディテクタ(受光領域Fを有する)4の
出力信号(VF)、7は上記メインフォトディテクタ
(受光領域A,B,C,Dを有する)3の出力信号(V
A+VC)、8は上記メインフォトディテクタ3の出力信
号(VB+VD)である。ただし、VAは受光領域Aのみ
の出力信号、VBは受光領域Aのみの出力信号、VCは受
光領域Aのみの出力信号、VDは受光領域Aのみの出力
信号である。
【0050】9は上記出力信号(VE)5と出力信号
(VF)6とを加算する第1の加算器である。10は上
記出力信号(VA+VC)7と出力信号(VB+VD)8と
を加算する第2の加算器である。11は上記第1の加算
器9より出力されるトラッキング加算信号である。12
は上記第2の加算器10より出力されるフォーカス加算
信号である。13は上記トラッキング加算信号11をバ
ランス調整する第1のバランスアンプである。14は上
記フォーカス加算信号12をバランス調整する第2のバ
ランスアンプである。15は上記第1のバランスアンプ
13より出力される信号の高域のノイズを除去する第1
のフィルタである。16は上記第2のバランスアンプ1
4より出力される信号の高域のノイズを除去する第2の
フィルタである。17は上記第1のフィルタ15より出
力されたトラッキングエラー信号である。18は上記第
2のフィルタ16より出力されたフォーカスエラー信号
である。
【0051】上記の第1および第2の加算器9,10と
第1および第2のバランスアンプ13,14と第1およ
び第2のフィルタ15,16とがRF(高周波)アンプ
チップ34内に設けられている。
【0052】19,20は上記トラッキングエラー信号
17およびフォーカスエラー信号18をデジタル変換す
る時にサンプリングの切換を行う第1および第2の切換
スイッチである。21は上記第1および第2の切換スイ
ッチ19,20のスイッチ切換信号である。22はRF
アンプチップ34の出力信号のゲインを上げるためのゲ
インアップ回路である。23はゲインアップ回路22の
出力信号(ゲインアップされたトラッキングエラー信号
およびフォーカスエラー信号)、24は上記ゲインアッ
プ回路22の出力信号をデジタル信号に変換するA/D
コンバータである。25は上記A/Dコンバータ24に
よって変換されたデジタル信号である。26は上記A/
Dコンバータ24の出力信号を処理するデジタルサーボ
処理部である。27はA/Dコンバータ24の出力信号
を所定の設定値と比較するコンパレータである。28は
上記コンパレータ27に入力されるデジタル信号25と
比較するため外部のマイコンなどからのコマンドで決定
される設定値である。29は、上記コンパレータ27か
ら出力されるゲインコントロール信号である。
【0053】上記第1および第2の切換スイッチ19,
20とA/Dコンバータ24とデジタルサーボ処理部2
6とゲインアップ回路22とコンパレータ27とがデジ
タルサーボチップ35に設けられている。
【0054】上記のゲインアップ回路22は、例えば入
力端を共通にした増幅器およびスルーラインと、増幅器
およびスルーラインの出力をゲインコントロール信号に
応じて選択的に出力するスイッチとで構成される。
【0055】以下、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0056】CDおよびCD−RWを再生する時、3ビ
ーム方式においては、メインビームおよびサブビームを
光ディスクに当て、レーザの反射信号を光ピックアップ
部1により検出し信号を取り出す。
【0057】つぎに、RFアンプチップ34内の第1の
加算器9では、サブビームを光ディスクに当てることに
よって検出された、第1のサブフォトディテクタ(E)
2の出力信号(VE)5と第2のサブフォトディテクタ
(F)4の出力信号(VF)6を加算してトラッキング
加算信号11を作り出す。
【0058】例えば、図3(a)のようにジャストオン
トラック時には、トラッキング加算信号11の+成分と
−成分の振幅レベルが等しくなる。図3(b)のように
3ビームが上方向ずれの時は、トラッキング加算信号1
1の+成分よりも−成分の振幅レベルが高くなる。3ビ
ームが下方向ずれの時は、図3(c)のようにトラッキ
ング加算信号11の−成分よりも+成分の振幅レベルが
高くなる。
【0059】第2の加算器10では、メインビームを光
ディスクに当てることにより検出された、メインフォト
ディテクタ3の出力信号(VA+VC)7と出力信号(V
B+VD)8を加算してフォーカス加算信号12を作り出
す。
【0060】第2の加算器10より作り出されたフォー
カス加算信号12は、例えば図4(a)のようにジャス
トフォーカス時は、出力信号(VA+VC)7と出力信号
(V B+VD)8の強度が等しくなるので、フォーカス加
算信号12の+成分と−成分の振幅レベルは等しくな
る。ところが、図4(b)のようにレンズ(焦点)が近
すぎる場合は、メインビームMBが横方向の楕円になる
ので、出力信号(VA+VC)7>(VB+VD)8とな
り、+成分よりも−成分の振幅レベルが高いフォーカス
加算信号12となる。また、図4(c)のようにレンズ
(焦点)が遠すぎる場合は、メインビームMBが縦方向
の楕円になるので、出力信号(VA+VC)7<VB
D)8となり、−成分よりも+成分の振幅レベルが高
いフォーカス加算信号12となる。
【0061】ここで、ジャストオントラック時、ジャス
トフォーカス時においてもフォトディテクタ2,3,4
の感度ばらつきにより、加算信号の+成分と−成分の振
幅レベルに差があるので、第1および第2のバランスア
ンプ13,14では図5のようにバランス調整を行い、
トラッキング加算信号11、フォーカス加算信号12を
平均した値が基準電圧になるように基準電圧を調整す
る。
【0062】さらに、第1および第2のバランスアンプ
13,14によってバランス調整された信号は、第1お
よび第2のフィルタ15,16によって高域ノイズが除
去される。第1のフィルタ15により作られた信号がト
ラッキングエラー信号17となり、第2のフィルタ16
により作られた信号がフォーカスエラー信号18とな
る。
【0063】つぎに、デジタルサーボチップ35内で
は、トラッキングエラー信号17およびフォーカスエラ
ー信号18を第1および第2の切換スイッチ19,20
により切り換えて、トラッキングエラー信号17および
フォーカスエラー信号18を各々サンプリングする。第
1および第2の切換スイッチ19,20でサンプリング
された信号は、ゲインアップ回路22に入力される。第
1および第2の切換スイッチ19,20はデジタルサー
ボ処理部26から出力されるスイッチ切換信号21によ
って制御される。
【0064】ゲインアップ回路22では、各エラー信号
(トラッキングエラー信号17およびフォーカスエラー
信号18)の初期値ではゲインアップせず、A/Dコン
バータ24に入力される。A/Dコンバータ24から出
力されるデジタル信号25は所望の設定値28とコンパ
レータ27で比較され、デジタル信号25の振幅レベル
が低い場合はコンパレータ27からゲインアップ回路2
2を制御するゲインコントロール信号29を出力する。
【0065】本構成をとることで、第1および第2のフ
ィルタ19,20によって作られたトラッキングエラー
信号17およびフォーカスエラー信号18は、ゲインア
ップ回路22により例えば図6のように、CD−RW再
生時の振幅レベルをa、CD再生時の振幅レベルをcと
すると、ゲインアップ回路22ではb倍にゲインアップ
させ、a×b=cになるようにエラー信号の振幅レベル
を揃える。
【0066】以上のように、第1および第2の切換スイ
ッチ19,20とA/Dコンバータ24の間にゲインア
ップ回路22を設けているので、従来それぞれのエラー
信号ラインにあったゲインアップ回路を一つにすること
ができ、またRFアンプチップに必要であったゲインコ
ントロール信号を削除することができ、システムの最適
化を図ることができる。
【0067】なお、上記の実施の形態では、ゲインアッ
プ回路22を切換スイッチ19,20の後段に設けて、
トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号のゲイ
ンアップに共用する構成であったが、デジタルサーボチ
ップ35内において、切換スイッチ19,20の前段に
各々個別にゲインアップ回路を設けてもよい。また、切
換スイッチ19,20を用いることで、A/Dコンバー
タ24およびその後段の回路をトラッキングエラー信号
とフォーカスエラー信号とで共用する構成であったが、
両エラー信号に対してA/Dコンバータおよびその後段
の回路を別々に設けてもよい。
【0068】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図面
を参照して説明を行う。
【0069】図2は本発明の第2の実施の形態のエラー
信号処理装置の構成を示すブロック図である。先の実施
の形態では、アナログ的にゲインアップを行うものであ
ったが、この実施の形態のエラー信号処理装置は、A/
Dコンバータ24の後段にデジタル信号をゲインアップ
させる演算器30を設けて、コンパレータ27のゲイン
コントロール信号に従ってデジタル的にゲインアップを
行うように構成したものである。31は上記演算器30
による演算結果のデジタル信号である。その他の構成は
第1の実施の形態と同様である。
【0070】以下、本実施の形態の動作について第1の
実施の形態と異なる部分のみ説明する。
【0071】上記したように、第1の実施の形態および
従来例では、図1または図10のように、アナログ回路
でゲインアップを行っていたが、この実施の形態では、
図2のように、A/Dコンバータ24の後段に演算器3
0を設けることでデジタル的にゲインアップを行う。
【0072】演算器30を用いてゲインアップをさせる
ための具体的な構成を図7および図8(a),(b)を
用いて説明する。例えば、8bitのデジタルデータで
デジタルサーボ処理を行っていた時、図7のブロック図
のように、10bitのA/Dコンバータ24を用い
る。つぎに、A/Dコンバータ24から10bitのパ
ラレルデータが出力されるので、パラレル/シリアル変
換回路36で10bitのシリアルデータに変換され
る。
【0073】シリアルデータの初期値は図8(b)のよ
うにビットシフトせずに上位8bit検出回路38で上
位8bitデータを取り出す。そして、シリアルデータ
の初期値を取り込み、所望の設定値28とシリアルデー
タの初期値をコンパレータ27で比較する。設定値28
は外部のマイコンなどからコマンドが送られることによ
って決定される。
【0074】比較後、振幅レベルが低い場合はコンパレ
ータ27からシフトレジスタ37を制御するゲインコン
トロール信号29を出力し、図8(a)のようにビット
シフトさせることによりゲインアップを行い、上位8b
it検出回路38で上位8bitデータを取り出す。
【0075】振幅レベルが高い場合は図8(b)のよう
にビットシフトをせずに上位8bit検出回路38で上
位8bitデータを取り出す。ビットシフトさせた時
は、10bitデータをビットシフトさせ上位8bit
を取り出しデジタルデータとして扱うため、ビットシフ
トさせたことによる誤差が生じることはない。
【0076】以上のように、A/Dコンバータ24の後
段に演算器30を設けることでゲインアップを行い、第
1の実施の形態でアナログ的に行っていたゲインアップ
を、第2の実施の形態ではデジタル的に行うことができ
る。
【0077】この実施の形態の効果は、第1の実施の形
態と同様の効果を奏するほか、ゲインアップのデジタル
化によって、アナログ回路で必要であった外付け回路の
削減や、回路規模の大きいアナログ回路が削減されるこ
とによる回路規模の縮小や製造上のバラツキの影響を受
けにくいといった効果が期待できる。
【0078】上記の実施の形態では、切換スイッチ1
9,20を用いることで、A/Dコンバータ24および
その後段の回路をトラッキングエラー信号とフォーカス
エラー信号とで共用する構成であったが、両エラー信号
に対してA/Dコンバータおよびその後段の回路を別々
に設けてもよい。また、この場合、演算器はエラー信号
毎に設けることが必要である。
【0079】
【発明の効果】本発明のエラー信号処理装置によれば、
従来必要であったRFアンプチップへのゲインコントロ
ール信号を削除することができ、ゲインコントロール信
号伝達用の端子も各チップに設ける必要がなくなり、シ
ステムの最適化が図れる。また、デジタルサーボチップ
内にゲインアップ回路を設けるため、ゲインアップ回路
がないRFアンプチップを使用することによりコスト削
減が期待できる。
【0080】また、CDおよびCD−RWの両方を再生
する場合にも、ゲインアップ回路を内蔵していないCD
のみを再生する場合のRFアンプチップと同じRFアン
プチップを使用することができる。したがって、システ
ムのいっそうの最適化を図ることができ、コスト削減を
図ることができる。
【0081】また、従来RFアンプチップ内のそれぞれ
のエラー信号ラインに配置してあったゲインアップ回路
を削除することができ、トラッキングエラー信号とフォ
ーカスエラー信号とでゲインアップ回路もしくは演算回
路を共用する場合には、代わりにデジタルサーボチップ
内に配置された一つのゲインアップ回路もしくは演算器
だけでゲインアップを行うことができ、またコスト削減
を図ることでき、いっそうのシステムの最適化が図れ
る。
【0082】また、トラッキングエラー信号とフォーカ
スエラー信号とでゲインアップ回路もしくは演算回路を
共用する場合には、デジタルサーボチップ内に一つのゲ
インアップ回路を設けており、アナログ回路であるRF
アンプチップにはゲインアップ回路はなく、当然RFチ
ップ内で1つのゲインアップ回路を両エラー検出に共用
するための切換スイッチも不要であるので、ノイズの影
響を受けることもない。
【0083】さらには、ゲインアップを演算器によって
デジタル的に行えば、アナログ回路で必要であった外付
け回路の削減や、回路規模の大きいアナログ回路が削減
されることによる回路規模の縮小や製造上のバラツキの
影響を受けにくいといった効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のエラー信号処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のエラー信号処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】メインビームおよびサブビームとピットとの位
置関係の違いに伴うトラッキング加算信号の違いを示す
模式図である。
【図4】メインビームの形状の違いに伴うフォーカス加
算信号の違いを示す模式図である。
【図5】バランス調整の様子を示す模式図である。
【図6】ゲインアップの様子を示す模式図である。
【図7】演算器の構成を示すブロック図である。
【図8】演算器の動作を示す模式図である。
【図9】CDのみを再生するエラー信号処理装置の従来
例の構成を示すブロック図である。
【図10】CDおよびCD−RWを再生するエラー信号
処理装置の従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ部 2 第1のサブフォトディテクタE 3 メインフォトディテクタ 4 第2のサブフォトディテクタF 5 出力信号VE 6 出力信号VF 7 出力信号VA+VC 8 出力信号VB+VD 9 第1の加算器 10 第2の加算器 11 トラッキング加算信号 12 フォーカス加算信号 13 第1のバランスアンプ 14 第2のバランスアンプ 15 第1のフィルタ 16 第2のフィルタ 17 トラッキングエラー信号 18 フォーカスエラー信号 19 第1の切換スイッチ 20 第2の切換スイッチ 21 スイッチ切換信号 22 ゲインアップ回路 23 ゲインアップ後のトラッキングエラー信号および
フォーカスエラー信号 24 A/Dコンバータ 25 デジタル信号 26 デジタルサーボ処理部 27 コンパレータ 28 所望の設定値 29 ゲインコントロール信号 30 演算器 31 演算器結果のデジタル信号 32 第1のゲインアップ回路 33 第2のゲインアップ回路 34 RFアンプチップ 35 デジタルサーボチップ 36 パラレル/シリアル変換回路 37 シフトレジスタ 38 上位8bit検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 口西 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA13 BA04 BB01 BB03 BD02 BF02 CA02 CA04 CA23 CD03 CF06 CF16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RFアンプチップとデジタルサーボチッ
    プとを備え、 前記RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
    複数の出力信号を加算する加算器と、前記加算器により
    作られた加算信号を平均した値が基準電圧になるように
    バランス調整するバランスアンプとが設けられ、 デジタルサーボチップ内には、前記バランスアンプから
    出力される信号をゲインアップさせるゲインアップ回路
    と、前記ゲインアップ回路により作られた信号をデジタ
    ル信号に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコン
    バータから出力されるデジタル信号と所望の設定値とを
    比較することにより前記ゲインアップ回路のゲインを制
    御するゲインコントロール信号を出力するコンパレータ
    と、前記A/Dコンバータの出力信号を処理するデジタ
    ルサーボ処理部とが設けられたことを特徴とするエラー
    信号処理装置。
  2. 【請求項2】 バランスアンプにより作られた信号から
    高域のノイズを除去し、高域のノイズが除去された信号
    を出力させるフィルタを前記RFアンプチップ内に設け
    た請求項1記載のエラー信号処理装置。
  3. 【請求項3】 RFアンプチップとデジタルサーボチッ
    プとを備え、 前記RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
    トラッキングエラー検出用の複数の出力信号を加算する
    第1の加算器と、前記第1の加算器により作られた加算
    信号を平均した値が基準電圧になるようにバランス調整
    する第1のバランスアンプと、前記光ピックアップ部か
    らのフォーカスエラー検出用の複数の出力信号を加算す
    る第2の加算器と、前記第2の加算器により作られた加
    算信号を平均した値が基準電圧になるようにバランス調
    整する第2のバランスアンプと、が設けられ、 デジタルサーボチップ内には、前記第1および第2のバ
    ランスアンプから出力される信号を選択するスイッチ手
    段と、前記スイッチ手段によって選択された信号をゲイ
    ンアップさせるゲインアップ回路と、前記ゲインアップ
    回路により作られた信号をデジタル信号に変換するA/
    Dコンバータと、前記A/Dコンバータから出力される
    デジタル信号と所望の設定値とを比較することにより前
    記ゲインアップ回路のゲインを制御するゲインコントロ
    ール信号を出力するコンパレータと、前記A/Dコンバ
    ータの出力信号を処理するデジタルサーボ処理部とが設
    けられたことを特徴とするエラー信号処理装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2のバランスアンプにより
    作られた信号から高域のノイズを除去し、高域のノイズ
    が除去された信号を出力させる第1および第2のフィル
    タを前記RFアンプチップ内に設けた請求項3記載のエ
    ラー信号処理装置。
  5. 【請求項5】 RFアンプチップとデジタルサーボチッ
    プとを備え、 前記RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
    複数の出力信号を加算する加算器と、前記加算器により
    作られた加算信号を平均した値が基準電圧になるように
    バランス調整するバランスアンプとが設けられ、 デジタルサーボチップ内には、前記バランスアンプから
    出力される信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバ
    ータと、前記A/Dコンバータから出力されるデジタル
    信号に対してゲインアップのための演算を行う演算器
    と、前記演算器から出力されるデジタル信号と所望の設
    定値とを比較することにより前記演算器のゲインを制御
    するゲインコントロール信号を出力するコンパレータ
    と、前記演算器の出力信号を処理するデジタルサーボ処
    理部とが設けられたことを特徴とするエラー信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】 バランスアンプにより作られた信号から
    高域のノイズを除去し、高域のノイズが除去された信号
    を出力させるフィルタを前記RFアンプチップ内に設け
    た請求項5記載のエラー信号処理装置。
  7. 【請求項7】 RFアンプチップとデジタルサーボチッ
    プとを備え、 前記RFアンプチップ内には、光ピックアップ部からの
    トラッキングエラー検出用の複数の出力信号を加算する
    第1の加算器と、前記第1の加算器により作られた加算
    信号を平均した値が基準電圧になるようにバランス調整
    する第1のバランスアンプと、前記光ピックアップ部か
    らのフォーカスエラー検出用の複数の出力信号を加算す
    る第2の加算器と、前記第2の加算器により作られた加
    算信号を平均した値が基準電圧になるようにバランス調
    整する第2のバランスアンプと、が設けられ、 デジタルサーボチップ内には、前記第1および第2のバ
    ランスアンプから出力される信号を選択的するスイッチ
    手段と、前記スイッチ手段によって選択された信号をデ
    ジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記A/D
    コンバータから出力されるデジタル信号に対してゲイン
    アップのための演算を行う演算器と、前記演算器から出
    力されるデジタル信号と所望の設定値とを比較すること
    により前記演算器のゲインを制御するゲインコントロー
    ル信号を出力するコンパレータと、前記演算器の出力信
    号を処理するデジタルサーボ処理部とが設けられたこと
    を特徴とするエラー信号処理装置。
  8. 【請求項8】 第1および第2のバランスアンプにより
    作られた信号から高域のノイズを除去し、高域のノイズ
    が除去された信号を出力させる第1および第2のフィル
    タを前記RFアンプチップ内に設けた請求項7記載のエ
    ラー信号処理装置。
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