JP2002230602A - 課金処理及び決済方法、並びに該方法に用いられるetc車載機 - Google Patents

課金処理及び決済方法、並びに該方法に用いられるetc車載機

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JP2002230602A
JP2002230602A JP2001024488A JP2001024488A JP2002230602A JP 2002230602 A JP2002230602 A JP 2002230602A JP 2001024488 A JP2001024488 A JP 2001024488A JP 2001024488 A JP2001024488 A JP 2001024488A JP 2002230602 A JP2002230602 A JP 2002230602A
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charging
settlement
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billing
vehicle
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JP2001024488A
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English (en)
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Kenichi Ikeda
健一 池田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の高い、新たな課金処理及び決済方法
を提供すると共に、この方法に好適なETC車載機11
を提供する。 【解決手段】 車外における、又は電話回線若しくはイ
ンターネット回線におけるユーザとサービス提供元43
との間の商取引によって課された課金を、車両1に搭載
されたETC車載機11と、ETC路側機21との間の
通信によって決済する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ETCを利用して
決済を行う課金処理及び決済方法、並びに該方法に用い
られるETC車載機に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金の自動収受システムであ
るETC(Electronic Toll Collection)は、例えば有
料道路の入口及び出口に設置されたETC路側機と、車
両に搭載されたETC車載機と、このETC車載機のカ
ードリーダに着脱されるICカードとを備えたシステム
であって、このものは、上記車両が有料道路の入口を通
過するときに、上記ETC車載機とETC路側機との間
の無線通信によって情報の送受信を行うと共に、上記車
両が上記有料道路の出口を通過するときに、上記ETC
車載機とETC路側機との間の無線通信を再び行うこと
によって、当該車両の有料道路の利用領域を計算して、
上記ICカードの所有者に課金を行うように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ETCは有料道路
の通行料金の収受のみを行うシステムであるが、個人情
報等の漏洩のない安全性の高いシステムであるため、そ
の他の商取引における決済に利用することが考えられ
る。
【0004】そこで、本願出願人は、特願平11−21
0119号公報、又は特願平11−210123号公報
において、ガソリンスタンドにおける支払い、フェリー
の乗船料金の支払い及びドライブスルーにおける支払い
といった車両に乗車しているときに行われる商取引の決
済を上記ETCを利用して行うことを提案すると共に、
特願平11−210118号公報において上記システム
に好適に用いられるETC車載機を提案した。
【0005】ところで近年、インターネットにおけるオ
ンラインショッピングや、例えば音楽の配信サービス等
の商取引が普及しているが、このインターネットにおけ
る商取引では、クレジットカードによる電子決済が行わ
れている。
【0006】しかしながら、インターネットにおける電
子決済は、ユーザが上記インターネット回線を介してサ
ービス提供元にクレジットカード番号を送信するとき
に、このクレジットカード番号等の秘匿情報が漏洩して
しまう虞があるとい問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、安全性の高
い、新たな課金処理及び決済方法を提供すると共に、該
方法に好適なETC車載機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車外において、ユーザと該
ユーザにサービスを提供するサービス提供元との間で行
われる商取引によって上記ユーザに課された課金を、該
ユーザが乗車した車両に搭載されたETC車載機と、該
車両が走行する路側に設けられたETC路側機との間の
通信によって決済することを特定事項とするものであ
る。
【0009】また、請求項2記載の発明は、電話回線又
はインターネット回線において、ユーザと該ユーザにサ
ービスを提供するサービス提供元との間で行われた商取
引によって上記ユーザに課された課金を、該ユーザが乗
車した車両に搭載されたETC車載機と、該車両が走行
する路側に設けられたETC路側機との間の通信によっ
て決済することを特定事項とするものである。
【0010】請求項1記載の発明によると、ユーザとサ
ービス提供元との間の車外における商取引、例えばサー
ビス提供元であるお店の店頭で商品を購入するときの購
入代金を、ETC車載機とETC路側機との通信によっ
て情報を送受信し決済する。
【0011】また、請求項2記載の発明によると、ユー
ザとサービス提供元との間の電話回線又はインターネッ
ト回線における商取引、例えば電話でサービス提供元に
対して商品を注文するときの商品の購入代金、又はイン
ターネット回線を利用したオンラインショッピングでの
商品の購入代金や、インターネット上における音楽デー
タ等の配信サービスでの音楽データ等に対する課金を、
ETC車載機とETC路側機との通信によって情報を送
受信し決済する。
【0012】このように、ETCにおける有料道路の通
行料金の決済を行うシステムを利用した決済が行われる
ことにより、車外における商取引、又は電話回線若しく
はインターネット回線における商取引の決済を、上記E
TCが有する高い安全性の下で行うことになる。これに
より、例えばクレジットカード番号等の秘匿情報が漏洩
することがなく、安全性の高い決済が実現する。
【0013】また、ETCを利用して決済を行うこと
で、課金の際にユーザを特定すると共に、決済の際には
ETC車載機とETC路側機との通信によって改めてユ
ーザの特定が行われる。こうして決済時においてユーザ
の同定がなされるため、ユーザの不正行為等の防止が図
られると共に、仮に不正使用等がされたときでも、ET
C車載機とETC路側機との通信記録等を用いれば、E
TCにおける通行料金の不払いを防止するシステムを利
用して、上記不正使用に対処することが可能になる。
【0014】ここで、上記請求項1又は請求項2記載の
発明においては、例えば請求項3記載の如く、サービス
提供元又はETCの事業者は、課金に関する情報を記憶
及び管理しておき、ETC車載機とETC路側機との通
信が成立した時に、上記課金についての決済を行うよう
にするのがよい。
【0015】また、請求項4記載の如く、課金に関する
情報を、該課金についての決済を行う前にETC車載機
に記憶させておくのがよい。ここで、上記課金に関する
情報は、例えば商品の購入等の課金時に、サービス提供
元からユーザにオンライン等で通知するようにすればよ
い。また、上記課金に関する情報をETC車載機に記憶
させる方法としては、例えばユーザが入力操作を行うこ
とによって上記ETC車載機に記憶させるようにしても
よいし、例えば携帯電話等を利用して、上記課金に関す
る情報をETC車載機に送信(転送)するように構成し
てもよい。
【0016】請求項4記載の発明によると、ETC車載
機に課金に関する情報を記憶させておくことで、決済の
際に、このETC車載機に記憶された課金に関する情報
と、サービス提供元から通知されることによってETC
事業者が記憶している課金に関する情報とを照合するこ
とが可能になり、より一層確実な決済が実現する。
【0017】ところで、ETCを利用して決済を行う場
合、ETC車載機とETC路側機との通信が成立しない
限り、つまり車両がETCを利用しない限り決済が行わ
れないことになる。
【0018】そこで、請求項5記載の如く、課金時から
所定時間が経過しても、該課金についての決済が行われ
ないときには、サービス提供元又はETCの事業者は、
決済がされていない旨の連絡をユーザに対して行うよう
にして、ユーザに決済を促すようにしてもよい。ここ
で、サービス提供元又はETCの事業者からの連絡は、
郵便、電話及び電子メール等の如何なる手段であっても
よい。
【0019】また、例えば請求項6記載の如く、ETC
車載機とETC路側機との通信による決済は、ユーザが
決済をすることに同意した課金についてのみ行うように
してもよい。
【0020】これにより、例えばユーザの記憶にない課
金に関する情報が存在する場合、ユーザ自らが該課金に
ついての決済を拒否することが可能になる。その結果、
より一層安全でかつ確実な決済が実現する。また、複数
の課金に関する情報が存在する場合には、全てを一括し
て決済するのではなく、ユーザが選択した課金について
のみ決済が行われることになる。
【0021】さらに、請求項7記載の如く、課金及び決
済に係るユーザの特定は、車載機IDによって行っても
よい。
【0022】このように秘匿性が比較的低い車載機ID
によってユーザを特定することで、不正使用等が生じる
虞が低下し、より一層安全な課金及び決済が実現すると
共に、ユーザの利便性の向上も図られる。
【0023】また、例えば請求項8記載の如く、サービ
ス提供元から電話回線又はインターネット回線を介して
課金に関する情報をETC路側機に送信し、上記ETC
路側機が上記課金に関する情報に基づいて決済の処理を
行うようにしてもよい。
【0024】これにより、上記ETC路側機が課金に関
する情報を記憶及び管理すると共に、該ETC路側機が
決済の処理を行うことで、迅速な決済の処理が実現す
る。その結果、例えば車両が走行している状態でも、決
済を完了させることが可能になる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項4記載の課
金処理及び決済方法に用いられるETC車載機を対象と
し、課金に関する情報を記憶する記憶部を備えたものと
し、ETC路側機との通信時に、上記記憶部に記憶され
た課金に関する情報を該ETC路側機に送信するように
構成することを特定事項とするものである。
【0026】上記ETC車載機においては、請求項10
記載の如く、ETC路側機から決済が完了した旨の連絡
を受信したときには、記憶部に記憶された課金に関する
情報のうち、上記連絡に係る課金に関する情報を消去す
るようにしてもよい。
【0027】請求項10記載の発明によると、既に決済
が完了して不要になった課金に関する情報が消去される
ことで、二重払い等の虞を回避することが可能になると
共に、記憶部の記憶容量の節約が可能になる。
【0028】また、請求項11記載の発明は、請求項6
記載の課金処理及び決済方法に用いられるETC車載機
であって、ユーザが決済をすることに同意する課金を選
択するために入力操作を行う入力部を備えることを特定
事項とするものである。
【0029】これにより、請求項6記載の発明と同様の
作用・効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における課
金処理及び決済方法、並びに該方法に用いられるETC
車載機によれば、車外、又は電話回線若しくはインター
ネットにおける商取引によってユーザに課された課金
を、ETCが有する高い安全性を利用して決済すること
で、安全かつ確実な課金処理及び決済を行うことができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0032】<第1実施形態>図1は本発明の第1実施
形態に係る課金処理及び決済システムの構成を示してお
り、このものは、有料道路での通行料金の収受を行う自
動料金収受システム(以下ETCという)を備えてい
る。
【0033】上記ETCは、上記有料道路における入口
及び出口、並びにガソリンスタンド及びパーキングエリ
ア等のそれぞれに設けられたETC路側機21と、車両
1に搭載されたETC車載機11とを備えている。尚、
同図においては、上記ETC路側機21は一つのみを示
している。
【0034】上記ETC路側機21は、図示は省略する
が、上記ETC車載機11との無線通信を行うアンテナ
と、顧客データベースが記憶されている記憶手段と、上
記アンテナ及び記憶手段をそれぞれ制御する制御手段と
から構成されている。そして、上記ETC路側機21は
ETC事業者としてのETCセンター22に接続されて
いて、このETCセンター22との間で各種データのや
り取りを行うように構成されている。
【0035】一方、上記ETC車載機11は、図示は省
略するが、上記ETC路側機21との無線通信を行うア
ンテナと、ICカード11aが着脱可能に構成されこの
ICカード11aの情報を読みとるカードリーダとから
構成されている。上記ICカード11aは、例えばクレ
ジットカード、プリペイドカード、電子マネーカード又
はキャッシュカード(デビットカード)等の決済機能を
有するカード、又はこれらの決済機能を有するカードに
対応付けされたカードであればよく、上記ICカード1
1aの所有者を特定する情報等が記憶されている。本実
施形態においては、上記ICカード11aはクレジット
カード会社が発行したクレジットカードに対応付けされ
たカードとする。すなわち、このICカード11aによ
る決済は、対応付けされたクレジットカードによる決済
となる。
【0036】ここで、上記ETCにおける、有料道路の
通行料金の自動収受に係る動作について説明すると、例
えば入口発券方式の有料道路の入口を上記車両1が通過
するときには、上記有料道路の入口に設置されたETC
路側機21のアンテナからETC車載機11に入口情報
が無線通信により送信される。この入口情報を受信した
ETC路側機11及びICカード11aは上記入口情報
をそれぞれ記憶しておく。そして、上記車両1が有料道
路を走行してその出口を通過するときに、上記ETC車
載機11から上記有料道路の出口に設置されたETC路
側機21のアンテナに対して上記記憶している入口情報
が無線通信により送信され、これを受信したETC路側
機21は、上記入口情報に基づいて通行料金を計算して
課金を行い、上記ICカード11aによる決済が行われ
る。
【0037】以上がETCに係る構成であるが、本発明
に係る課金及び決済システムは、上記車両1に搭載され
たナビゲーション装置12を備えている。このナビゲー
ション装置12は、地図データと、GPS(Global Pos
itioning System)とを利用して車両1の現在位置の検
出、地図表示及び目的地までの経路計算を行うように構
成されている。そして、このナビゲーション装置12は
ディスプレイ12aを備えていて、このディスプレイ1
2aに上記地図を表示するほかにも、ユーザに対して情
報を報知したり、後述するサービス提供元43からの情
報(例えばメニュー画面等)を表示したりすることが可
能にされている。また、上記ナビゲーション装置12に
は、上記ディスプレイ12aに表示された内容に基づい
てユーザが入力操作や選択操作等を行うための入力部1
2bが設けられていると共に、各種情報(後述する課金
情報等)を記憶する記憶部12cが設けられている。
【0038】上記ナビゲーション装置12はまた、ブラ
ウザ機能を有すると共に、携帯電話3が接続可能に構成
されており、この携帯電話3のデータ通信機能を利用す
ることによって、インターネット回線4に接続可能に構
成されている。つまり、上記携帯電話3は、データ通信
アンテナ41及びこのデータ通信アンテナ41に接続さ
れて通信プロトコルの変換を行うゲートウェイサーバ4
2を介して上記インターネット回線4に接続可能に構成
されており、こうして上記携帯電話3を介してインター
ネット回線4に接続された上記ナビゲーション装置12
は、サービス提供元43との間でオンラインショッピン
グや音楽データ等の配信サービス等の提供を受ける商取
引を行うことが可能にされている。また、上記ナビゲー
ション装置12は、電子メールの送受信が可能な電子メ
ール利用機能も有している。
【0039】尚、上記サービス提供元43は、インター
ネット回線4における電子商取引のほかにも、例えば店
頭で直接ユーザと対面して商品の売買やサービスを提供
する商取引を行うものも含む。
【0040】そして、上記ナビゲーション装置12は、
上記ETC車載機11に対して接続されていて、このE
TC車載機11との間で互いにデータのやり取りが可能
に構成されている。これにより、上記ナビゲーション装
置12は、上記ETC車載機11が受信したETC路側
機21からの情報を上記ディスプレイ12aに表示した
り、ETC車載機11における入力や選択を上記ナビゲ
ーション装置12の入力部12bで行ったり、上記ET
C車載機11との間でやり取りをするデータを記憶部1
2cに記憶したりすることが可能に構成されている。
【0041】上記携帯電話3は、上述したナビゲーショ
ン装置12をインターネット回線4に接続する機能以外
にも、このナビゲーション装置12と非接続の状態で無
線電話アンテナ51及び電話回線5を介しての通話が可
能な、通常の電話機能を有すると共に、データ通信アン
テナ41、ゲートウェイサーバ42及びインターネット
回線4を介してサービス提供元43に接続して、上記携
帯電話3単体で、オンラインショッピングや音楽データ
等の配信サービスの提供を受ける商取引を行うことが可
能にされている。また、上記携帯電話3は、上記ナビゲ
ーション装置12と同様に、電子メールの送受信が可能
な電子メール利用機能を有している。
【0042】また、上記インターネット回線4には、電
話回線5及びインターネットサービスプロバイダ52を
介して自宅等に設置されたPC53が接続されていて、
このPC53もブラウザ機能を有し、上記サービス提供
元43に接続することによってオンラインショッピング
や音楽データ等の配信サービスの提供を受ける商取引を
行うことが可能にされている。また、このPC53も電
子メールの送受信が可能な電子メール利用機能を有して
いる。
【0043】そして、上記インターネット回線4には、
上記ICカード11aを発行及び管理するクレジットカ
ード会社のサーバ(以下、単にクレジットカード会社と
いう)6が接続されており、このクレジットカード会社
6はまた、上記ETCセンター22に専用線7を介して
互いに接続されている。これにより、上記クレジットカ
ード会社6とETCセンター22とは、互いに情報のや
り取りが可能に構成されている。
【0044】尚、本実施形態では上記ICカード11a
がクレジットカードに対応付けられたカードであるた
め、クレジットカード会社6が上記インターネット回線
4及びETCセンター22の双方に接続されているが、
上記ICカード11aが例えばキャッシュカードである
場合は、上記クレジットカード会社6に代わって、銀行
又は郵便局等が上記インターネット回線4及びETCセ
ンター22の双方に接続されている。すなわち、上記I
Cカード11aの管理する金融機関又は会社等が上記イ
ンターネット回線4及びETCセンター22の双方に接
続されることとなる。
【0045】次に、図2を参照しながら本発明の第1実
施形態に係る課金処理及び決済方法について説明する。
この第1実施形態は、携帯電話3におけるオンラインシ
ョッピングでサービス提供元43から商品の購入するこ
とを例に、この商品の購入によって生じた課金(商品の
代金)についての決済(代金の支払い)を、ETC車載
機11とETC路側機21との通信時に行う形態となっ
ている。尚、同図においては、上記ETC車載機11と
ナビゲーション装置12とを一体のものとして表してお
り、以下では、上記ナビゲーション装置12による携帯
電話3との接続機能、該携帯電話3の接続に伴うインタ
ーネット回線4への接続機能、ブラウザ機能及び電子メ
ール利用機能、並びに上記ナビゲーション装置12にお
けるディスプレイ12aを利用した表示及び報知機能、
入力部12bを利用した入力(選択)操作機能、及び記
憶部12cを利用した記憶機能のそれぞれをETC車載
機11が有していることにして説明する。
【0046】先ず、上記携帯電話3からサービス提供元
43に、商品購入の要求信号であるリクエスト信号と共
に、携帯電話IDと車載機IDとを送信する。ここで、
上記携帯電話IDとは、携帯電話3を特定するための各
携帯電話に固有のIDであり、各携帯電話3に予め記憶
されている。また、車載機IDとは、上記携帯電話3が
装着されるETC車載機11を特定するIDであり、各
ETC車載機11毎に固有のIDとなっている。この車
載機IDは、ユーザが入力操作することによって上記携
帯電話3に予め記憶させておいてもよいし、上記携帯電
話3をETC車載機11に接続したときにこのETC車
載機11からIDをダウンロードすることで、上記携帯
電話3に予め記憶させておくように構成してもよい。ま
た、予め記憶させなくても、リクエスト信号の送信時に
ユーザが車載機IDを入力することで、この車載機ID
を送信する信号に含めるように構成してもよい。
【0047】上記携帯電話3からのリクエスト信号を受
けたサービス提供元43は、そのリクエストに対応した
商品の売買に係る課金を行う。つまり、上記課金の情報
及び該課金情報を特定する課金IDと共に、受信した携
帯電話ID及び車載機IDをそれぞれ記憶及び管理す
る。それと共に、クレジットカード会社6に上記課金情
報及び課金ID、並びに携帯電話ID及び車載機ID
(以下、課金ID等という)をインターネット回線4を
介して送信する。また、上記携帯電話3に対しても、上
記課金ID及び課金情報を送信する。そして、上記携帯
電話3のユーザへの商品の発送を行う。尚、商品の発送
は、後述するETCによる決済が完了した後に行うよう
にしてもよい。
【0048】上記課金ID等を受信したクレジットカー
ド会社6は、この課金ID等を記憶及び管理すると共
に、ETCセンター22に上記課金ID等を専用線7を
介して送信する。上記課金ID等を受信したETCセン
ター22は、この課金ID等を記憶及び管理しておく。
【0049】一方、上記課金ID及び課金情報を受信し
た携帯電話3は、この課金ID等を記憶しておき、上記
ETC車載機11に接続されたときに、上記課金ID等
を上記ETC車載機11に送信する。尚、複数の課金I
D等を記憶しているときは、これら全ての課金ID等を
ETC車載機11に送信(転送)する。
【0050】上記課金ID等を受信したETC車載機1
1は、車載機IDが、自らの車載機IDと一致するので
あれば上記課金ID等を記憶部12cに記憶しておく。
【0051】そして、上記ETC車載機11が搭載され
た車両1がETC路側機21の近傍を走行することによ
って、上記ETC車載機11とETC路側機21との無
線通信が成立しETC路側機21からのリクエストを上
記ETC車載機11が受信すれば、このETC車載機1
1は、記憶している課金ID等をETC路側機21に対
して送信する。この課金ID等は上記ETC路側機21
からETCセンター22に転送され、このETCセンタ
ー22は上記クレジットカード会社6から送信された課
金ID等と、上記ETC路側機21から送信された課金
ID等とを照合して合致するものを選択する。上記ET
Cセンター22は上記選択した課金の決済を完了させる
ため、この課金についての決済の同意を求める決済確認
信号をETC路側機21を介してETC車載機11に送
信する。
【0052】上記決済確認信号を受信したETC車載機
11は、この決済確認信号に係る課金に関する情報をデ
ィスプレイ12aに表示することによって、ユーザに報
知する。
【0053】上記ユーザは、上記決済確認信号に係る課
金に関する情報のうち、決済をすることに同意するもの
を入力部12bによって選択して(例えば、ディスプレ
イ12aに課金の情報を一覧表示すると共に、各課金の
情報に対応して設けられたチェックボックスに入力部1
2bによってチェックを付することで決済することに同
意する課金を選択して)、決済同意信号及び同意する課
金ID等をETC路側機21に送信する。
【0054】上記ETC路側機21を介してこの決済同
意信号及び課金ID等を受信したETCセンター22
は、上記決済同意信号によりユーザの同意が得られた課
金についての決済を行い、さらに、上記ETC車載機1
1及びクレジットカード会社6のそれぞれに対して決済
完了確認、及びこの決済完了確認に対応する課金ID等
を送信する。それと共に、記憶しているデータの中から
上記決済が完了した課金ID等を消去する。
【0055】上記決済完了確認及び課金ID等(以下、
決済完了確認等という)を受信したクレジットカード会
社6は、ETC車載機11(又は上記ETC車載機11
に装着されているICカード11a)の口座に対して課
金を行うと共に、上記サービス提供元43に対して上記
課金の振り込みを行う。こうして、上記携帯電話3にお
いてオンラインショッピングをすることによって発生し
た課金が、ETC車載機11とETC路側機21との通
信時に決済されることとなる。さらに、上記クレジット
カード会社6は、上記決済完了確認等を上記サービス提
供元43に転送する。一方、この決済完了確認等を受信
したサービス提供元43は、上記決済完了確認に対応す
る課金ID等を消去する。
【0056】また、上記決済完了確認等を受信したET
C車載機11は、この決済完了確認に対応する課金ID
等を消去すると共に、上記決済完了確認等を上記携帯電
話3に転送する。そして、この決済完了確認等を受信し
た携帯電話3も、この決済完了確認に対応する課金ID
等を消去する。
【0057】この課金処理及び決済方法においては、例
えば上記ユーザが車両1に乗らなかったり、乗ったとし
てもETC路側機21の近傍を走行しなかったり(有料
道路を利用しなかったり)、さらに、ETC車載機11
にICカード11aを装着していなかったりして、上記
ETC車載機11とETC路側機21との間の通信が成
立しないときや、ユーザが決済することに同意しないと
きには、決済が完了しないことになる。
【0058】そこで、上記クレジットカード会社6は、
記憶及び管理している課金に関する情報、つまり未だ決
済が行われていない課金に関する情報の中に、課金時か
ら所定期間が経過したものが存在するときには、決済が
行われていない旨を確認する確認連絡を、上記携帯電話
3に、又はこの携帯電話3を介してナビゲーション装置
12に行うように構成されている。この確認連絡は、例
えば電子メールによって行ってもよい。尚、上記確認連
絡は、サービス提供元43が行うように構成してもよ
い。
【0059】また、上記ETCセンター22も、記憶及
び管理している課金に関する情報の中に、課金時から所
定期間が経過したものが存在するときには、ETC車載
機11とETC路側機21との通信時に、確認連絡を上
記ETC車載機11に対し行うように構成されている。
【0060】この確認連絡を受けたユーザは、例えばE
TC車載機11とETC路側機21との通信を成立させ
ることによって決済を完了させたり、サービス提供元4
3の口座への振り込みやクレジットカードその他の手段
によって決済を完了させる。例えば上記確認連絡と共
に、銀行等の金融機関、郵便局又はコンビニエンススト
アで口座振り込みが可能な払込票を郵送するように構成
することで、ユーザがこの振り込み用紙によって決済を
行うようにしてもよい。尚、コンビニエンスストアでの
口座振り込みが可能な払込票にはバーコードが印刷さ
れ、バーコードリーダによって上記バーコードをスキャ
ンすることだけで課金に関する情報を入力可能に構成さ
れているが、上記払込票を郵送する代わりに、例えば上
記携帯電話3に上記払込票に印刷されるバーコードを電
子メールで送信し、ユーザが上記携帯電話3の表示部に
表示されるバーコードによってコンビニエンスストアで
の口座振り込みが可能となるように構成してもよい。
【0061】さらに、上記金融機関のサービスである所
謂インターネットバンキングやモバイルバンキングにお
いてユーザが決済をしたり、さらに、インターネット上
に設けられた決済専用のWebページ上でユーザが決済
をしたり、例えばお店、コンビニエンスストア又は家庭
に設けられたカードリーダを用いてカード(クレジット
カード及びICカード等の決済機能を有するカード)に
よる決済をユーザが行ったり、CD(Cash Dispenser)
やATM(Automatic Teller Machine)によってユーザ
が決済をしたり、例えばBSデジタル放送やケーブルテ
レビといったインターネット以外のネットワークを利用
してユーザが決済をしたりしてもよい。
【0062】また、上記ETCセンター22において、
クレジットカード会社6から送信された課金ID等と、
ETC路側機21から転送された課金ID等とが一致し
ない場合は、課金に関する情報や、サービス提供元4
3、クレジットカード会社6及びETCセンター22の
システムを調査すると共に、課金発生時にICカード1
1a、車載機ID及び携帯電話ID等の不正使用がなか
ったか否か等の調査に基づいて、犯罪の可能性がないか
を判断し、犯罪の可能性がない場合はサービス提供元4
3、クレジットカード会社6又はETCセンター22等
において適切な処置を行う一方、犯罪の可能性がある場
合は警察に通報する等の処置を行う。
【0063】また、上記決済確認信号に係る課金に関す
る情報の中に、ユーザの記憶にない課金に関する情報が
含まれていた場合等には、ユーザからの通報に基づい
て、同じく課金に関する情報やサービス提供元43等の
システムをそれぞれ調査した上で、犯罪の可能性がない
かを判断し、犯罪の可能性がない場合はサービス提供元
43等において適切な処置を行う一方、犯罪の可能性が
ある場合は警察に通報する等の処置を行う。
【0064】次に、上記携帯電話3、ETC車載機1
1、サービス提供元43、クレジットカード会社6及び
ETCセンター22のそれぞれの動作を、図3〜図7に
示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0065】図3A及び図3Bは、上記携帯電話3の動
作に係るフローチャートを示していて、このフローチャ
ートにおいては、車載機IDが、上述したユーザの操作
又はETC車載機11からダウンロードすることによっ
て、予め携帯電話3に記憶されていることにしている。
【0066】先ず、ステップSA1では、上記携帯電話
3がサービス提供元43に接続されたか否かを判定す
る。接続されたのYESのときはステップSA2に進む
一方、接続されていないのNOのときはステップSA9
に進む。
【0067】上記ステップSA2においては、例えばメ
ニュー画面等の、上記サービス提供元43からの受信情
報を表示部に表示し、ステップSA3で上記受信情報に
関するキー選択がされたか否かを判定する。選択された
のYESのときはステップSA4に進み選択されたキー
信号をサービス提供元43に送信する。一方、上記ステ
ップSA3においてキー選択がされなかったのNOのと
きは、ステップSA4に進まずにステップSA5に進
む。
【0068】上記ステップSA5では、サービス提供元
43に対して商品の購入をリクエストするリクエストキ
ー選択がされたか否かを判定する。選択されたのYES
のときはステップSA6に進み、この選択されたリクエ
ストに対応するリクエスト信号、携帯電話ID及び車載
機IDを、上記サービス提供元43に対して送信する。
一方、選択されていないのNOのときはステップSA6
に進まずにステップSA7に進む。
【0069】上記ステップSA7では、上記サービス提
供元43からの課金ID及び課金情報を受信したか否か
を判定する。受信したのYESのときはステップSA8
に進み、上記受信した課金ID及び課金情報を記憶して
ステップSA9に進む。一方、受信していないのNOの
ときはステップSA8に進まずにステップSA9に進
む。
【0070】上記ステップSA9ではETC車載機11
に接続されたか否かを判定し、接続されたのYESのと
きはステップSA10に進む一方、接続されていないのN
OのときはステップSA13に進む。
【0071】上記ステップSA10では、上記ETC車載
機11へ未だ送信していない課金ID及び課金情報があ
るときには、この未送信の課金ID及び課金情報を上記
ETC車載機11に送信する。そして、ステップSA11
で上記ETC車載機11からの決済完了確認等を受信し
たか否かを判定する。受信したのYESのときはステッ
プSA12に進み、上記受信した決済完了確認に対応する
課金ID等を消去して、上記ステップSA13に進む。一
方、上記ステップSA11で、決済完了確認等を受信して
いないのNOのときは、そのままステップSA13に進
む。
【0072】上記ステップSA13では、クレジットカー
ド会社6からの確認連絡(上述したように、例えば電子
メール)を受信したか否かを判定する。受信したのYE
SのときはステップSA14に進み、上記確認連絡の旨を
ユーザに報知する。受信していないのNOのときは、上
記ステップSA14に進まずにステップSA15に進む。
【0073】上記ステップSA15では、記憶している課
金に関する情報の中に、課金時から所定期間が経過した
課金ID及び課金情報が存在しているか否かを判定し、
存在しているのYESのときはステップSA16に進み、
その旨を報知してリターンする。一方、存在していない
のNOのときはそのままリターンする。
【0074】次に、上記ETC車載機11の動作を、図
4A及び図4Bに示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0075】先ず、ステップSB1において、上記携帯
電話3が接続されたか否かを判定する。接続されたのY
ESのときはステップSB2に進む一方、接続されてい
ないのNOのときはステップSB4に進む。
【0076】上記ステップSB2では、上記携帯電話3
からの課金ID等を受信したか否かを判定する。受信し
たのYESのときはステップSB3に進み、上記受信し
た課金ID等を記憶する。一方、受信していないのNO
のときはそのままステップSB4に進む。
【0077】上記ステップSB4では、ETCセンター
22からのリクエストを受信したか否かを判定し、受信
したのYESのときはステップSB5に進み、記憶して
いる全ての課金ID等を上記ETCセンター22に送信
する。一方、リクエストを受信していないときはステッ
プSB5に進まずにステップSB6に進む。
【0078】上記ステップSB6では、ETCセンター
22からの決済確認信号を受信したか否かを判定する。
受信したのYESのときはステップSB7に進む一方、
受信していないのNOのときはステップSB9に進む。
【0079】上記ステップSB7では上記決済確認信号
の旨をユーザに報知(ディスプレイ12aに表示)し、
ステップSB8でユーザの操作に応じて決済同意信号と
課金ID等とを上記ETCセンター22に送信する。つ
まり、上記ユーザが決済することに同意する課金を選択
した上で、この選択に係る課金ID等と決済同意信号と
を上記ETCセンター22に送信する。そして、ステッ
プSB9に進む。
【0080】上記ステップSB9では上記ETCセンタ
ー22からの決済完了確認等を受信したか否かを判定す
る。受信したのYESのときはステップSB10に進み決
済が完了した旨をユーザに報知し、さらにステップSB
11で上記決済完了確認に対応する課金ID等を記憶デー
タから消去する。そして、ステップSB12で、この決済
完了確認等を上記携帯電話3に送信する。一方、上記ス
テップSB9で受信していないのNOのときは、そのま
まステップSB13に進む。
【0081】上記ステップSB13では、上記ETCセン
ター22からの所定期間が経過した課金に対する確認連
絡を受信したか否かを判定する。受信したのYESのと
きはステップSB14に進み、上記連絡の旨を報知してス
テップSB15に進む一方、受信していないのNOのとき
はそのままステップSB15に進む。
【0082】上記ステップSB15では記憶データの中
に、所定期間が経過した課金ID及び課金情報が存在す
るか否かを判定し、存在するのYESのときはステップ
SB16でその旨を報知して、リターンする。一方存在し
ていないのNOのときはそのままリターンする。尚、上
記ステップSB15及びステップSB16は省略してもよ
い。
【0083】次に、サービス提供元43の動作を、図5
に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0084】先ず、ステップSC1においては、携帯電
話3がインターネット回線4を介して接続されたか否か
を判定する。接続されたのYESのときはステップSC
2に進む一方、接続されていないのNOのときはリター
ンする。
【0085】上記ステップSC2では、イニシャル時で
あればメニュー画面を、それ以外であれば上記携帯電話
3のキー信号に対応した画面の信号を上記携帯電話3に
送信する。そして、ステップSC3で上記携帯電話3か
らリクエスト信号(商品の購入)、並びに携帯電話ID
及び車載機IDを受信したか否かを判定する。受信した
のYESのときはステップSC4に進む一方、受信して
いないのNOのときはステップSC7に進む。
【0086】上記ステップSC4では上記商品の代金に
係る課金ID及び課金情報を上記携帯電話3に送信す
る。このとき、上記商品をユーザに対して発送する。
【0087】そして、ステップSC5で上記課金ID等
を記憶すると共に、ステップSC6でクレジットカード
会社6に上記課金ID等を送信する。
【0088】上記ステップSC7では、上記クレジット
カード会社6から決済完了確認等を受信したか否かを判
定する。受信したのYESのときはステップSC8に進
み、上記決済完了確認に対応する課金ID等を記憶デー
タから消去してリターンする一方、受信していないのN
Oのときはそのままリターンする。
【0089】次に、上記クレジットカード会社6の動作
を、図6に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0090】先ず、ステップSD1で、サービス提供元
43から課金ID等を受信したか否かを判定し、受信し
たのYESのときはステップSD2に進む一方、受信し
ていないのNOのときはステップSD4に進む。
【0091】上記ステップSD2では上記課金ID等を
記憶し、続くステップSD3で上記ETCセンター22
へ課金ID等を送信する。
【0092】上記ステップSD4では、上記ETCセン
ター22からの決済完了確認等を受信したか否かを判定
し、受信したのYESのときはステップSD5に進む一
方、受信していないのNOのときはステップSD9に進
む。
【0093】上記ステップSD5では、上記受信した決
済完了確認に対応する課金ID等を記憶データから消去
して、ステップSD6で上記ETC車載機11(ICカ
ード11a)の口座に対する課金を行う。そして、ステ
ップSD7でサービス提供元43の口座に対して上記課
金に応じた振り込みを行い、ステップSD8で上記サー
ビス提供元43へ上記決済完了確認等を送信する。
【0094】上記ステップSD9では、記憶データの中
に、課金時から所定期間が経過した課金ID等が存在す
るか否かを判定し、存在するのYESのときはステップ
SD10で上記携帯電話3又はETC車載機11に対して
確認連絡を行い、リターンする一方、存在しないのNO
のときはそのままリターンする。
【0095】次に、上記ETCセンター22の動作を、
図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0096】先ず、ステップSE1において、クレジッ
トカード会社6からの課金ID等を受信したか否かを判
定する。受信したのYESのときはステップSE2に進
み、上記受信した課金ID等を記憶する。一方、受信し
ていないのNOのときはステップSE3に進む。
【0097】上記ステップSE3では、ETC車載機1
1に対してリクエストを送信する。そして、ステップS
E4で上記ETC車載機11からの課金ID等を受信し
たか否かを判定する。受信したのYESのときはステッ
プSE5に進む一方、受信していないのNOのときはス
テップSE7に進む。
【0098】上記ステップSE5では、受信した課金I
D等と記憶している課金ID等とを照合して合致する課
金ID等を選択する。そして、ステップSE6でこの選
択した課金ID等についての決済確認信号を上記ETC
車載機11に送信する。
【0099】上記ステップSE7では、上記ETC車載
機11からの決済同意信号を受信したか否かを判定し、
受信したのYESのときはステップSE8に進む一方、
受信していないのNOのときはステップSE11に進む。
【0100】上記ステップSE8では、上記ETC車載
機11へ決済完了確認等を送信すると共に、ステップS
E9でクレジットカード会社6へ上記決済完了確認等を
送信する。そして、ステップSE10で上記決済完了確
認に対応する課金ID等を記憶データから消去する。
【0101】上記ステップSE11では、課金時から所定
期間が経過した課金ID等が存在するか否かを判定し、
存在するのYESのときはステップSE12で上記ETC
車載機11に確認連絡を行いリターンする。一方存在し
ないのNOのときはそのままリターンする。
【0102】このように、第1実施形態に係る課金処理
及び決済方法によると、携帯電話3でオンラインショッ
ピングを行うことにより発生した課金についての決済
を、ETCにおける有料道路の通行料金の決済を行うシ
ステムを利用して行うことにより、上記決済が上記ET
Cが有する高い安全性の下で行われることになる。これ
により、例えばクレジットカード番号等の秘匿情報が漏
洩することがなく、安全性の高い決済を実現することが
できる。
【0103】また、課金及び決済の際のユーザの特定
は、携帯電話ID及び車載機IDといった、秘匿性が比
較的低いIDによって行われ、インターネット回線を介
してクレジットカード番号等が送受信されることがない
ため、不正使用等が生じる虞が低下し、より一層安全な
課金及び決済が実現すると共に、ユーザの利便性の向上
も図ることができる。
【0104】さらに、課金の際に、携帯電話ID及び車
載機IDによってユーザを特定すると共に、決済の際に
はETC車載機11とETC路側機21との通信によっ
て改めてユーザの特定が行われる。こうして決済時にお
いてユーザの同定がなされるため、ユーザの不正行為等
の防止を図ることができる。また、仮に不正使用等がさ
れたときでも、ETC車載機11とETC路側機21と
の通信記録等を用いれば、ETCにおける通行料金の不
払いを防止するシステムを利用して、上記不正使用に対
処することができる。
【0105】加えて、携帯電話3からETC車載機11
に課金ID等を送信し、このETC車載機11が上記課
金ID等を記憶しておくことによって、決済の際に、E
TC車載機11に記憶された課金に関する情報と、ET
Cセンター22に記憶された課金に関する情報とを照合
することが可能になり、より一層確実な決済を実現する
ことができる。
【0106】そして、ETC車載機11とETC路側機
21との通信による決済は、ユーザが決済をすることに
同意した課金についてのみ行うため、例えばユーザの記
憶にない課金に対しては、ユーザ自らが決済を拒否する
ことができる。これにより、より一層安全でかつ確実な
決済を実現することができる。
【0107】また、サービス提供元43、クレジットカ
ード会社6及びETCセンター22、並びに、ETC車
載機11及び携帯電話3は、決済が完了したときには、
記憶している課金に関する情報を消去するため、二重払
い等の虞を回避することができると共に、上記情報の記
憶に要する記憶容量の節約ができる。
【0108】尚、第1実施形態では、課金及び決済の時
に携帯電話IDと車載機IDとの双方を用いることによ
ってユーザを特定しているが、何れか一方のIDのみを
用いるようにしてもよい。
【0109】<第2実施形態>図8は本発明の第2実施
形態に係る課金処理及び決済方法の概要を示しており、
この第2実施形態は、ナビゲーション装置12(ETC
車載機11)におけるオンラインショッピングで商品の
購入することを例に、この商品の購入によって生じた課
金(商品の代金)についての決済を、ETC車載機11
とETC路側機21との通信時に行う形態となってい
る。
【0110】この第2実施形態においては、上記携帯電
話3は、ETC車載機11に予め接続されており、この
ETC車載機11から携帯電話3を介してサービス提供
元43に対して商品購入の要求信号であるリクエスト信
号と共に、車載機IDと携帯電話IDとを送信する。
【0111】上記ETC車載機11からのリクエスト信
号を受けたサービス提供元43は、上記リクエストに対
応した商品の売買に係る課金を行うと共に、課金ID等
を記憶する。また、この課金IDをクレジットカード会
社6に対して送信すると共に、上記ETC車載機11に
対しても、上記課金ID及び課金情報を送信する。そし
て、上記ETC車載機11のユーザへの商品の発送を行
う。
【0112】上記課金ID等を受信したクレジットカー
ド会社6、及び該クレジットカード会社6からの上記課
金ID等を受信するETCセンター22の動作は、上記
第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0113】一方、上記課金ID及び課金情報を受信し
たETC車載機11は、この課金ID及び課金情報を記
憶部12cに記憶しておく。尚、上記携帯電話3も、課
金ID等を記憶しておいてもよい。
【0114】そして、ETC車載機11とETC路側機
21との無線通信が成立したときに、上記第1実施形態
と同様に、ユーザが同意した課金についての決済を行
う。
【0115】また、課金が生じてから所定の期間が経過
しても決済がされないときに、クレジットカード会社6
又はETCセンター22からETC車載機11に、また
上記クレジットカード会社6から携帯電話3に確認連絡
等を行うことは、上記第1実施形態と同様であるため、
その詳細な説明は省略する。
【0116】次に、上記携帯電話3及びETC車載機1
1の動作を、図9及び図10に示すフローチャートを参
照しながら説明する。尚、クレジットカード会社6及び
ETCセンター22のそれぞれの動作は、上記第1実施
形態と同様であるため、その説明は省略する(図6又は
図7参照)。また、サービス提供元43の動作は、携帯
電話3の代わりにETC車載機11が接続相手となるこ
とを除けば(図5におけるステップSC1参照)、上記
第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略
する。
【0117】図9は、携帯電話3の動作に係るフローチ
ャートを示していて、先ずステップSF1ではETC車
載機11に接続されたか否かを判定する。接続されたの
YESのときはステップSF2に進み、上記ETC車載
機11による携帯電話3の接続制御を実行する。このと
き、携帯電話IDをETC車載機11に送信する等の情
報転送制御を行ってもよい。一方、接続されていないの
NOのときはステップSF7に進む。
【0118】上記ステップSF2に続くステップSF3
では、上記ETC車載機11からのリクエスト信号、並
びに車載機ID及び携帯電話IDを受信したか否かを判
定する。尚、上記携帯電話IDは、上記携帯電話3に記
憶されているため、ETC車載機11から受信しなくて
もよい。そして、上記リクエスト信号等を受信したのY
ESのときはステップSF4に進み、サービス提供元4
3に上記リクエスト信号と共に、車載機IDと携帯電話
IDとを送信する。一方、受信していないのNOのとき
はステップSF4に進まずにステップSF5に進む。
【0119】上記ステップSF5ではサービス提供元4
3からの課金ID及び課金情報を受信したか否かを判定
する。受信したのYESのときはステップSF6に進
み、上記課金ID等をETC車載機11へ送信する。一
方、受信していないのNOのときは上記ステップSF6
に進まずにステップSF7に進む。
【0120】上記ステップSF7ではクレジットカード
会社6からの確認連絡を受信したか否かを判定する。こ
のとき上記携帯電話3は、ETC車載機11に接続の状
態でも、非接続の状態でもよい。受信したのYESのと
きはステップSF8に進み、上記連絡の旨をユーザに報
知してリターンする。一方、受信していないのNOのと
きはそのままリターンする。
【0121】次に、ETC車載機11の動作を、図10
A及び図10Bに示すフローチャートを参照しながら説
明する。このフローチャートにおいては、携帯電話ID
が、ユーザの操作、又は携帯電話3からの送信によって
予めETC車載機11に記憶されていることにしてい
る。
【0122】先ず、ステップSG1では、サービス提供
元43への接続操作がされたか否かを判定する。接続操
作がされたのYESのときはステップSG2に進む一
方、接続操作がされなかったのNOのときはステップS
G10に進む。
【0123】上記ステップSG2では携帯電話3を接続
制御をすると共に、ステップSG3で上記携帯電話3を
介して受信した上記サービス提供元43からの受信情報
(メニュー画面等)を表示する。そして、ステップSG
4でキー選択がされたか否かを判定し、キー選択がされ
たのYESのときはステップSG5に進み、選択された
キー信号を送信する。一方、キー選択がされなかったの
NOのときはステップSG5に進まずにステップSG6
に進む。
【0124】上記ステップSG6では、リクエストキー
選択がされたか否かを判定する。リクエストキー選択が
されたのYESのときはステップSG7に進み、携帯電
話3へリクエスト信号、車載機ID及び携帯電話IDを
送信してステップSG8に進む。一方、リクエストキー
選択がされなかったのNOのときには、ステップSG7
に進まずにステップSG8に進み、上記携帯電話3から
課金ID等を受信したか否かを判定する。受信したのY
ESのときはステップSG9に進み、課金ID等を記憶
する。一方、受信していないのNOのときはステップS
G9に進まずにステップSG10に進む。
【0125】上記ステップSG10では、ETCセンター
22からのリクエストを受信したか否かを判定する。受
信したのYESのときはステップSG11に進み、記憶し
ている全ての課金ID等を上記ETCセンター22に送
信する。一方、リクエストを受信していないのNOのと
きは、ステップSG11に進まずにステップSG12に進
む。
【0126】上記ステップSG12では決済確認信号を受
信したか否かを判定し、受信したのYESのときは、ス
テップSG13に進みその旨をユーザに報知すると共に、
ステップSG14でユーザの操作に応じて決済同意信号を
上記ETCセンター22に送信する。そしてステップS
G15に進む。一方、上記ステップSG12で受信していな
いのNOのときはそのままステップSG15に進む。
【0127】上記ステップSG15では、上記ETCセン
ター22からの決済完了確認等を受信したか否かを判定
し、受信したのYESのときはステップSG16に進む一
方、受信していないのNOのときはステップSG18に進
む。
【0128】上記ステップSG16ではその旨を報知し、
ステップSG17で上記決済完了確認に対応する課金ID
等を記憶データから消去する。そしてステップS18に進
む。
【0129】上記ステップSG18では、上記ETCセン
ター22からの確認連絡を受信したか否かを判定し、受
信したのYESのときはステップSG19に進み、連絡の
旨をユーザに報知する。一方、受信していないのNOの
ときは、上記ステップSG19に進まずにステップSG20
に進む。
【0130】上記ステップSG20では、課金時から所定
期間が経過した課金ID等が記憶データの中に存在する
か否かを判定し、存在するのYESのときはステップS
G21に進みその旨を報知してリターンする。一方存在し
ないのNOのときはそのままリターンする。
【0131】尚、第2実施形態では、課金及び決済の時
に携帯電話IDと車載機IDとの双方を用いることによ
ってユーザを特定しているが、何れか一方のIDのみを
用いるようにしてもよい。
【0132】<第3実施形態>図11は本発明の第3実
施形態に係る課金処理及び決済方法の概要を示してお
り、この第3実施形態は、PC53におけるオンライン
ショッピングで商品を購入することを例に、この商品の
購入によって生じた(商品の代金)についての決済を、
ETC車載機11とETC路側機21との通信時に行う
形態となっている。
【0133】先ず、上記PC53から、サービス提供元
43に対してリクエスト信号と共に、例えば電子メール
アドレスや電話番号等の、上記PC53を特定するPC
IDと、車載機IDとを送信する。この車載機IDは、
例えばユーザが入力することによって上記PC53に予
め記憶させておけばよい。
【0134】上記PC53からのリクエスト信号を受け
たサービス提供元43は、上記リクエストに対応した商
品の売買に係る課金を行うと共に、課金ID等(課金I
D、課金情報、PCID及び車載機ID)を記憶する。
また、この課金ID等をクレジットカード会社6に対し
て送信すると共に、上記PC53にも上記課金ID及び
課金情報を送信する。そして、上記PC53のユーザへ
の商品の発送を行う。
【0135】上記課金ID等を受信したクレジットカー
ド会社6、及び該クレジットカード会社6からの上記課
金ID等を受信するETCセンター22の動作は、上記
第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0136】上記課金ID及び課金情報を受信したPC
53は、この課金ID等を記憶しておくと共に、例えば
電子メール等によって、上記課金ID等を上記ETC車
載機11に接続される携帯電話3に送信する。尚、複数
の課金ID等を記憶しているときは、これら全ての課金
ID等を携帯電話3に送信する。上記課金ID等を受信
した携帯電話3は、上記ETC車載機11に接続された
ときに上記課金ID等を上記ETC車載機11に送信
(転送)する。
【0137】上記課金ID等を受信したETC車載機1
1は、車載機IDが、自らの車載機IDと一致するので
あれば上記課金ID等を記憶しておく。
【0138】そして、上記ETC車載機11とETC路
側機21との無線通信が成立したときに、上記第1実施
形態と同様に、ユーザが同意した課金についての決済を
行う。
【0139】また、課金が生じてから所定の期間が経過
しても決済がされないときに、ETCセンター22から
ナビゲーション装置12に確認連絡を行うことは、上記
第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略
するが、この第3実施形態においては、上記確認連絡は
クレジットカード会社6からPC53に対して行うよう
にも構成されている。このPC53への確認連絡は、例
えば電子メールによって行えばよい。
【0140】次に、上記PC53、携帯電話3及びET
C車載機11の動作を、図12〜図14に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。尚、クレジットカード
会社6及びETCセンター22のそれぞれの動作は、上
記第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する
(図6又は図7参照)。また、サービス提供元43の動
作は、携帯電話3の代わりにPC53が接続相手とな
り、このPC53との間で携帯電話IDの代わりにPC
IDを送受信することを除けば(図5におけるステップ
SC1参照)、上記第1実施形態と同様であるため、そ
の詳細な説明は省略する。
【0141】図12A及び図12Bは、上記PC53の
動作に係るフローチャートを示しているが、このフロー
チャートにおいては、上記PC53にはユーザの操作等
によって予め車載機IDが記憶されていることにしてい
る。
【0142】先ず、ステップSH1でサービス提供元4
3に接続されたか否かを判定する。接続されたのYES
のときはステップSH2に進む一方、接続されていない
のNOのときはステップSH10に進む。
【0143】上記ステップSH2では上記サービス提供
元43からの受信情報を表示する。そして、ステップS
H3でキー選択がされたか否かを判定し、キー選択がさ
れたのYESのときは、ステップSH4において、上記
選択されたキー信号を上記サービス提供元43に送信す
る。一方、キー選択がされなかったのNOのときはステ
ップSH4に進まずにステップSH5に進む。
【0144】上記ステップSH5では、リクエストキー
選択がされたか否かを判定する。リクエストキー選択が
されたのYESのときはステップSH6に進み、サービ
ス提供元43へリクエスト信号、PCID及び車載機I
Dを送信してステップSH7に進む。一方、リクエスト
キー選択がされなかったのNOのときはステップSH6
に進まずにステップSH7に進み、上記サービス提供元
43からの課金ID等を受信したか否かを判定する。受
信したのYESのときはステップSH8に進み、上記受
信した課金ID及び課金情報を記憶して、ステップSH
9で携帯電話3に未送信の課金ID及び課金情報を、電
子メールで送信する。そしてステップSH10に進む。一
方、上記ステップSH7で受信していないのNOのとき
はそのままステップSH10に進む。
【0145】上記ステップSH10では、上記携帯電話3
から決済完了確認等を受信したか否かを判定し、受信し
たのYESのときはステップSH11でその旨をユーザに
報知すると共に、ステップSH12で上記決済完了確認に
対応する課金ID等(課金ID及び課金情報、並びにP
CID及び車載機ID)を記憶データから消去する。そ
して、ステップSH13に進む。一方、上記ステップSH
10で受信していないのNOのときはそのままステップS
H13に進む。
【0146】上記ステップSH13では、クレジットカー
ド会社6からの確認連絡を受信したか否かを判定し、受
信したのYESのときはステップSH14で連絡の旨をユ
ーザに報知する。一方、受信していないのNOのときは
上記ステップSH14に進まずにステップSH15に進む。
【0147】上記ステップSH15では、記憶している課
金ID等の中に、課金時から所定期間が経過した課金I
D等が存在するか否かを判定し、存在するのYESのと
きはステップSH16に進みその旨を報知してリターンす
る。一方、存在しないのNOのときはそのままリターン
する。
【0148】次に、携帯電話3の動作を、図13に示す
フローチャートを参照しながら説明すると、先ずステッ
プSI1ではETC車載機11に接続されたか否かを判
定する。接続されたのYESのときはステップSI2に
進み、上記ETC車載機11による携帯電話3の接続制
御を実行する。一方、接続されていないのNOのときは
そのままリターンする。
【0149】上記ステップSI2に続くステップSI3
では、上記PC53からの課金ID等を受信したか否か
を判定する。上記課金ID等を受信したのYESのとき
はステップSI4に進み、ETC車載機11へ上記課金
ID等を送信(転送)する。一方、受信していないのN
OのときはステップSI4に進まずにステップSI5に
進む。
【0150】上記ステップSI5ではETC車載機11
からの決済完了確認及び課金ID等を受信したか否かを
判定する。受信したのYESのときはステップSI6に
進み、上記課金ID等をPC53へ送信して、リターン
する。この課金ID等の送信は、例えば電子メールによ
って行えばよい。一方、受信していないのNOのときは
上記ステップSI6に進まずにそのままリターンする。
【0151】次に、ETC車載機11の動作を、図14
A及び図14Bに示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0152】先ず、ステップSJ1では携帯電話3が接
続されたか否かを判定する。接続されたのYESのとき
はステップSJ2に進む一方、接続されていないのNO
のときはステップSJ4に進む。
【0153】上記ステップSJ2では、上記携帯電話3
からの課金ID等を受信したか否かを判定し、受信した
のYESのときはステップSJ3で上記課金ID等を記
憶する一方、受信していないのNOのときは上記ステッ
プSJ3に進まずにステップSJ4に進む。
【0154】上記ステップSJ4ではETCセンター2
2からのリクエストを受信したか否かを判定し、受信し
たのYESのときはステップSJ5で、記憶している全
ての課金ID等を上記ETCセンター22に送信する。
一方、受信していないのNOのときはステップSJ5に
進まずにステップSJ6に進む。
【0155】上記ステップSJ6では、決済確認信号を
受信したか否かを判定し、受信したのYESのときはス
テップSJ7に進む一方、受信していないのNOのとき
はステップSJ9に進む。
【0156】上記ステップSJ7ではユーザにその旨を
報知すると共に、ステップSJ8でユーザの操作に応じ
て決済同意信号を上記ETCセンター22に送信する。
そして、ステップSJ9に進む。
【0157】上記ステップSJ9では、上記ETCセン
ター22からの決済完了確認及び課金ID等を受信した
か否かを判定し、受信したのYESのときはステップS
J10に進み、受信していないのNOのときはステップS
J13に進む。
【0158】上記ステップSJ10ではユーザにその旨を
報知し、ステップSJ11で、上記決済完了確認に対応す
る課金ID等を記憶データから消去する。そして、ステ
ップSJ12で上記決済完了確認等を上記携帯電話3に送
信する。
【0159】上記ステップSJ13では、上記ETCセン
ター22からの確認連絡を受信したか否かを判定し、受
信したのYESのときはステップSJ14で上記連絡の旨
をユーザに報知して、ステップSJ15に進む。一方、受
信していないのNOのときは、そのままステップSJ15
に進む。
【0160】上記ステップSJ15では、記憶データの中
に、課金時から所定期間が経過した課金ID等が存在す
るか否かを判定し、存在するのYESのときはステップ
SJ16でその旨を報知してリターンする。一方、存在し
ないのNOのときはそのままリターンする。尚、上記ス
テップSJ15及びステップS16は省略してもよい。
【0161】尚、第3実施形態では、課金及び決済の時
にPCIDと車載機IDとの双方を用いることによって
ユーザを特定しているが、何れか一方のIDのみを用い
るようにしてもよい。
【0162】<第4実施形態>図15は本発明の第4実
施形態に係る課金処理及び決済方法の概要を示してお
り、この第4実施形態は、ユーザMがサービス提供元4
3の店頭での対面販売によって商品を購入することを例
に、該商品の購入により生じた課金についての決済を、
ETC車載機11とETC路側機21との通信時に行う
形態となっている。
【0163】先ず、上記ユーザMは、サービス提供元4
3に商品購入のリクエストを行う際に、車載機ID及び
ICカード11aのID(カードID)を上記サービス
提供元43に知らせる。
【0164】上記ユーザMからのリクエストを受けたサ
ービス提供元43は、このユーザMに上記リクエストに
対応した商品の売買に係る課金を行い、課金ID及び課
金情報を知らせると共に、商品の発送(提供)を行う。
また、上記サービス提供元43は、クレジットカード会
社6に対して上記課金ID等(課金ID及び課金情報、
並びに車載機ID及びカードID)を送信する。
【0165】上記課金ID等を受信したクレジットカー
ド会社6、及び該クレジットカード会社6からの上記課
金ID等を受信するETCセンター22の動作は、上記
第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0166】上記サービス提供元43から課金ID等を
知らされたユーザMは、その課金ID等を上記ETC車
載機11に入力する。これは、ユーザMが操作によって
入力してもよいし、例えば上記課金ID等を記録媒体に
記録することによって上記ETC車載機11が読みとり
可能に構成してもよい。この記録媒体は、例えばICカ
ード11aであってもよい。上記ETC車載機11は上
記課金ID等を記憶しておく。
【0167】そして、上記ETC車載機11とETC路
側機21との無線通信が成立したときに、上記第1実施
形態と同様に、ユーザMが同意した課金についての決済
を行う。
【0168】また、課金が生じてから所定の期間が経過
しても決済がされないときに、ETCセンター22から
ETC車載機11にに確認連絡を行うことは、上記第1
実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する
が、この第4実施形態においては、上記確認連絡は、ク
レジットカード会社6からユーザMに対して行うように
も構成されている。尚、この場合の確認連絡は、郵便、
電話及び電子メール等の何れの方法であってもよい。
【0169】次に、ユーザM及びETC車載機11の動
作を、図16及び図17に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。尚、クレジットカード会社6及びET
Cセンター22のそれぞれの動作は、上記第1実施形態
と同様であるため、その説明は省略する(図6又は図7
参照)。また、サービス提供元43の動作は、携帯電話
3の代わりにユーザMが相手となり、このユーザMとの
間で携帯電話IDの代わりにカードIDをやり取りする
ことを除けば(図5におけるステップSC1参照)、上
記第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省
略する。
【0170】図16は、ユーザMの動作に係るフローチ
ャートを示し、ステップSK1ではサービス提供元43
と接触したか(例えば、上記ユーザMがお店に出向いた
か)否かを判定する。接触したのYESのときはステッ
プSK2に進む一方、接触していないのNOのときはそ
のままリターンする。
【0171】上記ステップSK2ではリクエスト意向が
あるか(商品を購入する意向があるか)否かを判定し、
リクエスト意向があるのYESのときはステップSK3
に進み、リクエストと、車載機ID及びカードIDとを
上記サービス提供元43に通知する。一方、リクエスト
意向がないのNOのときはそのままステップSK4に進
む。
【0172】上記ステップSK4では、上記サービス提
供元43から課金ID及び課金情報を知らされたか否か
を判定し、YESのときはステップSK5で上記課金I
D等(課金ID及び課金情報、並びに車載機ID及びカ
ードID)を上記ETC車載機11に入力する。一方、
上記ステップSK4でNOのときはそのままリターンす
る。
【0173】次に、上記ETC車載機11の動作を、図
17に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0174】先ず、ステップSL1で上記ユーザMから
の課金ID及び課金情報の入力がされたか否かを判定
し、入力がされたのYESのときはステップSL2で上
記課金ID等を記憶する。一方、入力がされなかったの
NOのときは上記ステップSL2に進まずにステップS
L3に進む。
【0175】上記ステップSL3では、ETCセンター
22からのリクエストを受信したか否かを判定し、受信
したのYESのときはステップSL4に進み、上記課金
ID等を上記ETCセンター22に送信する一方、受信
していないのNOのときはステップSL4に進まずにス
テップSL5に進む。
【0176】上記ステップSL5では、上記ETCセン
ター22からの決済確認信号を受信したか否かを判定
し、受信したのYESのときはステップSL6に進む。
一方、受信していないのNOのときはステップSL8に
進む。
【0177】上記ステップSL6ではユーザMにその旨
を報知し、ステップSL7でユーザMの操作に応じて決
済同意信号及び課金ID等を上記ETCセンター22に
送信する。
【0178】上記ステップSL8では、上記ETCセン
ター22からの決済完了確認等を受信したか否かを判定
し、受信したのYESのときはステップSL9に進み、
その旨を報知すると共に、ステップSL10で上記決済完
了確認に対応する課金ID等を記憶データから消去す
る。一方、受信していないのNOのときはそのままステ
ップSL11に進む。
【0179】上記ステップSL11では、ETCセンター
22からの確認連絡を受信したか否かを判定し、受信し
たのYESときはステップSL12に進み、連絡の旨をユ
ーザMに報知する一方、受信していないのNOときは上
記ステップSL12に進まずにステップSL13に進む。
【0180】上記ステップSL13では、記憶データの中
に、課金時から所定期間が経過した課金ID等が存在す
るか否かを判定し、存在するのYESのときはステップ
SL14でその旨をユーザMに報知してリターンするのに
対し、存在しないのNOのときはそのままリターンす
る。
【0181】尚、第4実施形態では、課金及び決済の時
にカードIDと車載機IDとの双方を用いることによっ
てユーザを特定しているが、何れか一方のIDのみを用
いるようにしてもよい。
【0182】また、第4実施形態は、例えば電話によっ
てサービス提供元43に商品を注文する場合にもそのま
ま適用可能である。この場合、課金時及び決済時にカー
ドIDの代わりに例えば電話番号によってユーザを特定
するようにしてもよい。
【0183】<他の実施形態>尚、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を
包含するものである。すなわち、上記第1〜第3実施形
態では、ナビゲーション装置12(ETC車載機11)
に接続されるものを携帯電話3としているが、上記携帯
電話3の代わりに、通信機能を有する携帯情報端末(P
DA:PersonalDigital Assistance)等としてもよい。
【0184】また、上記実施形態では、ナビゲーション
装置12に携帯電話3を接続することによって、上記ナ
ビゲーション装置12のインターネット回線4への接続
を実現しているが、上記ナビゲーション装置12自体に
インターネット回線4への接続機能(通信機能)を設け
るように構成してもよい。
【0185】さらに、上記実施形態では、携帯電話3、
ナビゲーション装置12(ETC車載機11)及びPC
53でのオンラインショッピングにおける商品の購入、
又は店頭販売による商品の購入を例に、本発明に係る課
金処理及び決済方法を説明したが、車外における、又は
電話回線若しくはインターネット回線における商取引は
上記に限るものではない。例えば、所定の課金を条件
に、サービス提供元43からインターネット回線4を介
して、携帯電話3、ナビゲーション装置12又はPC5
3へ音楽データ等を配信するサービスの場合には、上記
サービス提供元43から携帯電話3等へ課金ID及び課
金情報を送信するときに、音楽データ等を併せて送信す
るように構成すればよい。
【0186】加えて、上記実施形態では、ETCセンタ
ー22に課金ID等を記録しておくと共に、上記ETC
センター22で決済の処理を行うように構成されている
が、上記課金ID等を各ETC路側機21に記録するよ
うに構成すると共に、決済の処理をこのETC路側機2
1において行うように構成してもよい。これにより、決
済のときに、上記ETC路側機21とETCセンター2
2との間の通信が必要なくなるため、より迅速な決済処
理が実現する。その結果、例えば車両1が走行している
状態での、決済処理が可能になる。
【0187】また、上記実施形態では、ETC車載機1
1と、ナビゲーション装置12とを別体にしているが、
上記ETC車載機11と、ナビゲーション装置12とは
一体のものとしてもよい。また、本発明に係る課金処理
及び決済方法においては、ナビゲーション機能は必要は
なく、上記ナビゲーション装置12におけるインターネ
ット回線4への接続機能(携帯電話3との接続機能)、
ブラウザ機能及び電子メール利用機能、並びにディスプ
レイ12aを利用した表示及び報知機能、入力部12b
を利用した入力(選択)操作機能、及び記憶部12cを
利用した記憶機能を上記ETC車載機11に設けるよう
にすれば、上記ナビゲーション装置12はなくてもよ
い。さらに、上記各機能を有する、例えば携帯電話3や
PDA等の持ち運び可能な装置、又は上記携帯電話3が
接続されることで上記インターネット回線4への接続機
能等を有するようになる上記PDA等の装置を、上記ナ
ビゲーション装置12の代わりにETC車載機11に接
続可能に構成することで、本発明に係る課金処理及び決
済方法を実施可能にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る課金処理及び決済シス
テムを示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る課金処理及び決済方法を示
す説明図である。
【図3A】携帯電話の動作を示すフローチャートの一部
である。
【図3B】携帯電話の動作を示すフローチャートの一部
である。
【図4A】ETC車載機の動作を示すフローチャートの
一部である。
【図4B】ETC車載機の動作を示すフローチャートの
一部である。
【図5】サービス提供元の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】クレジットカード会社の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】ETCセンターの動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】第2実施形態に係る課金処理及び決済方法を示
す図2対応図である。
【図9】携帯電話の動作を示すフローチャートである。
【図10A】ETC車載機の動作を示すフローチャート
の一部である。
【図10B】ETC車載機の動作を示すフローチャート
の一部である。
【図11】第3実施形態に係る課金処理及び決済方法を
示す図2対応図である。
【図12A】PCの動作を示すフローチャートの一部で
ある。
【図12B】PCの動作を示すフローチャートの一部で
ある。
【図13】携帯電話の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14A】ETC車載機の動作を示すフローチャート
の一部である。
【図14B】ETC車載機の動作を示すフローチャート
の一部である。
【図15】第4実施形態に係る課金処理及び決済方法を
示す図2対応図である。
【図16】ユーザの動作を示すフローチャートである。
【図17】ETC車載機の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 車両 3 携帯電話 4 インターネット回線 5 電話回線 11 ETC車載機 12 ナビゲーション装置 21 ETC路側機 22 ETCセンター(ETC事業者) 43 サービス提供元 53 PC M ユーザ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車外において、ユーザと該ユーザにサー
    ビスを提供するサービス提供元との間で行われる商取引
    によって上記ユーザに課された課金を、該ユーザが乗車
    した車両に搭載されたETC車載機と、該車両が走行す
    る路側に設けられたETC路側機との間の通信によって
    決済することを特徴とする課金処理及び決済方法。
  2. 【請求項2】 電話回線又はインターネット回線におい
    て、ユーザと該ユーザにサービスを提供するサービス提
    供元との間で行われる商取引によって上記ユーザに課さ
    れた課金を、該ユーザが乗車した車両に搭載されたET
    C車載機と、該車両が走行する路側に設けられたETC
    路側機との間の通信によって決済することを特徴とする
    課金処理及び決済方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 サービス提供元又はETCの事業者は、課金に関する情
    報を記憶及び管理しておき、ETC車載機とETC路側
    機との通信が成立した時に、上記課金についての決済を
    行うことを特徴とする課金処理及び決済方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 課金に関する情報を、該課金についての決済を行う前に
    ETC車載機に記憶させておくことを特徴とする課金処
    理及び決済方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 課金時から所定時間が経過しても、該課金についての決
    済が行われないときには、サービス提供元又はETCの
    事業者は、決済がされていない旨の連絡をユーザに対し
    て行うことを特徴とする課金処理及び決済方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2において、 ETC車載機とETC路側機との通信による決済は、ユ
    ーザが決済をすることに同意した課金についてのみ行う
    ことを特徴とする課金処理及び決済方法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2において、 課金及び決済に係るユーザの特定は、ETC車載機のI
    Dによって行うことを特徴とする課金処理及び決済方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項2において、 サービス提供元から電話回線又はインターネット回線を
    介して課金に関する情報をETC路側機に送信し、 上記ETC路側機が上記課金に関する情報に基づいて決
    済の処理を行うことを特徴とする課金処理及び決済方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の課金処理及び決済方法に
    用いられるETC車載機であって、 課金に関する情報を記憶する記憶部を備え、 ETC路側機との通信時に、上記記憶部に記憶された課
    金に関する情報を該ETC路側機に送信するように構成
    されていることを特徴とするETC車載機。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 ETC路側機から決済が完了した旨の連絡を受信したと
    きには、記憶部に記憶された課金に関する情報のうち、
    上記連絡に係る課金に関する情報を消去するように構成
    されていることを特徴とするETC車載機。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の課金処理及び決済方法
    に用いられるETC車載機であって、 ユーザが決済をすることに同意する課金を選択するため
    に入力操作を行う入力部が備えられていることを特徴と
    するETC車載機。
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