JP2002230547A - 画像における人間の虹彩を検出するためのデジタル画像処理方法及びコンピュータプログラムプロダクト - Google Patents

画像における人間の虹彩を検出するためのデジタル画像処理方法及びコンピュータプログラムプロダクト

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JP2002230547A
JP2002230547A JP2001381418A JP2001381418A JP2002230547A JP 2002230547 A JP2002230547 A JP 2002230547A JP 2001381418 A JP2001381418 A JP 2001381418A JP 2001381418 A JP2001381418 A JP 2001381418A JP 2002230547 A JP2002230547 A JP 2002230547A
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チェン ショウプゥ
Lawrence A Ray
エイ レイ ローレンス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確かつ有効な、デジタル画像における人間
の虹彩を配置する方法を提供する。 【解決手段】 デジタル画像処理方法は、デジタル画像
における人間の虹彩を検出するために提供される。本方
法は、画像における画素の赤の強度を測定するステップ
と、画素の赤の強度に基づいて、それぞれの画素が虹彩
である確率を判定するステップと、画素の赤の強度に基
づいて、それぞれの画素が虹彩でない確率を判定するス
テップと、画素が虹彩である確率と画素が虹彩でない確
率との関係を分析することにより、それぞれの画素が虹
彩であるかを判定するステップとを備えている。本発明
の1実施の形態では、画素が虹彩の画素であるかに関す
る判定は、画素が虹彩でない確率、識別された領域にお
ける虹彩の発生確率、及び識別された領域における虹彩
でない画素の発生確率に対するバイヤーモデルの適用に
基づいてなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顔の特徴を検出する
ためのデジタル画像処理方法に関し、より詳細には、デ
ジタル画像における人間の虹彩を検出する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像処理において、画像におけ
る人間の虹彩を検出することが有効な場合がある。この
情報は、たとえば、かかる人間の目のような画像におけ
る他の特徴を配置するために使用される。また、この情
報は、画像における人間の顔の向きを見つけるような他
の目的に使用される。
【0003】人間の目を検出するための従来技術におけ
る方法が知られている。たとえば、米国特許第6,072,89
2号は、デジタル画像における人間の目の位置を検出す
るための閾値方法の使用が開示されている。この方法で
は、走査ウィンドウは、ラスタ走査方法を使用して、画
像全体にわたって走査する。ヒストグラム抽出器は、画
像にわたる走査の時に、該ウィンドウから強度ヒストグ
ラムを抽出する。
【0004】それぞれの強度ヒストグラムは、ピーク検
出器により検査され、皮膚、目の白、及び虹彩内に配置
されている瞳の黒を表しているヒストグラムにおける3
つのピークが検出される。3つのピークを有するヒスト
グラムは、目の位置を可能性として定義する画像におけ
る配置を識別する。目の位置は、それぞれ可能性のある
位置に関連付けられているヒストグラムの下の領域を計
算し、最も大きな領域を有するヒストグラムに関連付け
られている位置を選択することにより、可能性のある位
置の間から決定される。
【0005】このアプローチでの問題の1つは、画像全
体が画素毎に走査されなければならないことである。し
たがって、サーチウィンドウがそれぞれの画素で配置さ
れなければならず、ヒストグラムがそれぞれの画素の位
置で組み立てられなければならない。さらに、それぞれ
のヒストグラムの下の領域が計算され、記憶されなけれ
ばならない。この方法では、莫大な量の計算力が消費さ
れ、画像を処理することができるレートが低下してしま
うことが理解される。また、この方法は、高いレートで
の間違ったポジが作られる可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、異常に高い赤の
強度を有する目を検出するための方法が知られている。
かかる異常な赤の内容は、一般に赤目として知られてい
る写真現象に関連している。赤目は、瞳により反射され
る光のフラッシュにより典型的に生じる。譲渡され係属
中の米国特許第08/919,560号において記載されているよ
うに、赤目を示す高い赤の内容を有する画素について画
像をサーチすることが知られている。同様に、譲渡され
た米国特許第5,432,863号は、赤目の色の特徴を有する
画像における画素を検出するためのユーザインタラクテ
ィブ方法が記載されている。
【0007】これらの方法は、赤目が存在する領域のみ
で目を検出する方法である。したがって、正確かつ有効
な、デジタル画像における人間の虹彩を配置する方法が
必要とされている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デジタ
ル画像における人間の虹彩を検出するためのデジタル画
像処理方法により上記必要性が満たされる。この方法
は、画像における画素の赤の強度を測定するステップ
と、画素の赤の強度に基づいて、それぞれの画素が虹彩
である確率を判定するステップと、画素の赤の強度に基
づいて、それぞれの画素が虹彩でない確率を判定するス
テップと、画素が虹彩である確率と画素が虹彩でない確
率との関係を分析することにより、それぞれの画素が虹
彩であるかを判定するステップとを備えている。
【0009】本発明の1実施の形態では、画素が虹彩の
画素であるかに関する判定は、画素が虹彩である確率、
画素が虹彩でない確率、画像における虹彩の発生確率、
画像における虹彩でない画素の発生確率に対して、バイ
ヤーモデルを適用することに基づいている。
【0010】本発明の別の実施の形態では、肌色の領域
が画像において検出され、肌色の領域内の画素のみが赤
の強度について測定される。画素が虹彩の画素であるか
に関する判定は、画素が虹彩である確率、画素が虹彩で
ない確率、肌色の領域における虹彩の発生確率、及び肌
色の領域における虹彩でない画素の発生確率に対して、
バイヤーモデルを適用することに基づいている。
【0011】本発明は、正面の顔の画像における虹彩の
位置を得るために有効であり、サーチされなければなら
ない画像の領域を低減することができるという利点を有
する。したがって、目を配置するために必要とされる計
算量を大幅に低減することができ、間違ったポジの目の
検出の発生率を低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施するに有効
な画像処理システムを示しており、フィルムスキャナ
ー、デジタルカメラ、又はピクチャCDを有するコンパ
クトディスクドライブのような画像記憶装置のようなカ
ラーのデジタル画像源10を含んでいる。デジタル画像
源10からのデジタル画像は、プログラム可能なパーソ
ナルコンピュータ又はSun Sparc Workstationのような
デジタル画像処理ワークステーションのようなイメージ
プロセッサ12に供給される。
【0013】イメージプロセッサ12は、CRTディス
プレイ14、キーボード16及びマウス18のようなオ
ペレータインタフェースに接続されていてもよい。ま
た、イメージプロセッサ12は、コンピュータ読み取り
可能な記憶媒体17に接続されている。イメージプロセ
ッサ12は、処理されたデジタル画像を出力装置19に
転送する。出力装置19は、ハードコピープリンタ、長
期間の画像記憶装置、別のプロセッサへの接続、又はた
とえばインターネットに接続される画像通信装置を備え
ることができる。
【0014】以下の記載では、本発明の好適な実施の形
態が方法として記載される。しかし、別の好適な実施の
形態では、本発明は、記載される方法に従いデジタル画
像における人間の目及び虹彩を検出するためのコンピュ
ータプログラムプロダクトを備えている。本発明の記載
において、本発明のコンピュータプログラムは、図1に
おいて示されるタイプのパーソナルコンピュータのよう
な公知のコンピュータシステムにより利用することがで
きる。しかし、多くのタイプのコンピュータシステムを
使用して、本発明のコンピュータプログラムを実行する
ことができる。結果的に、本明細書では、コンピュータ
システムをさらに詳細には説明しない。
【0015】本発明のコンピュータプログラムプロダク
トは、公知の画像操作アルゴリズム及びプロセスを使用
してもよいことが理解されるであろう。したがって、こ
の記載は、本発明の方法の一部を形成するか、又は本発
明の方法がより直接に組み込まれるアルゴリズム及びプ
ロセスに特に向けられる。したがって、本発明のコンピ
ュータプログラムプロダクトの実施の形態は、実現のた
めに有効であり本明細書に特別に図示又は記載されてい
ないアルゴリズム及びプロセスを具体化してもよいこと
が理解されるであろう。かかるアルゴリズム及びプロセ
スは、従来の技術であり、当該技術分野における通常の
技術内である。
【0016】本発明のコンピュータプログラムプロダク
トに含まれるか、又は一体となって動作する画像を生成
及びさもなければ処理するかかるアルゴリズム及びシス
テム、及びハードウェア及び/又はソフトウェアの他の
態様は、本明細書で特別に図示及び記載せず、かかるア
ルゴリズム、システム、ハードウェア、当該技術分野に
おいて知られているコンポーネント及び要素から選択さ
れてもよい。
【0017】本発明の方法を実行するためのコンピュー
タプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
において記憶されてもよい。この媒体は、たとえば、
(ハードドライブ又はフロッピディスクのような)磁気
ディスク又は磁気テープのような磁気記憶媒体、(光デ
ィスク、光テープ、又は機械読み取り可能なバーコード
のような)光記憶媒体、(ランダムアクセスメモリ(R
AM)のような)固体電子記憶装置、又はリードオンリ
メモリ(ROM)、又はコンピュータプログラムを記憶
するために使用されるいずれか他の物理的装置を備えて
いてもよい。
【0018】本発明の方法を実行するためのコンピュー
タプログラムは、インターネット又は他の通信媒体を介
してイメージプロセッサに接続されるコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。当業者であれ
ば、かかるコンピュータプログラムプロダクトと等価な
ものがハードウェアで構築されてもよいことが容易に認
識されるであろう。
【0019】図2に戻り、本発明の方法は、より詳細に
記載される。図2は、本発明の虹彩検出の方法の1実施
の形態を例示するフローチャートである。図2において
示される実施の形態において、虹彩の検出は、画像にお
ける肌色の領域をはじめに検出し、次いで該肌色領域か
ら虹彩の画素を識別することにより達成される。
【0020】肌色検出における第1ステップは、ステッ
プ22として、図2において示されているカラーヒスト
グラムイコライゼーションである。カラーヒストグラム
イコライゼーションステップ22は、処理される画像を
受け、該画像に関して肌色検出が可能な形式であること
を保証する。光条件、フラッシュ設定又は他の状況によ
り人間の皮膚が画像において数種の色を帯びている場合
があるために、このステップが行われることが必要であ
る。これは、かかる画像において皮膚を自動的に検出す
ることを困難にする。
【0021】カラーヒストグラムイコライゼーションス
テップ22において、それぞれの画像の統計的な分析が
実行される。統計的な分析が、光条件、フラッシュ設定
又は他の状況により変更された外観を有する皮膚の領域
を画像が含んでいるかもしれないことを示唆する場合、
肌色の領域を検出することができるようにかかる画像が
修正される。
【0022】カラーヒストグラムイコライゼーションス
テップ22の後、検出ステップ24において肌色領域に
ついて画像がサーチされる。多くのやり方において、デ
ジタル画像において皮膚を検出することが可能である
が、デジタル画像における皮膚を検出するための好適な
方法は、多くの母集団の画像から収集された可能性のあ
る肌色の範囲を含むワーキングカラースペースを定義す
ることにより、該画像における他の画素から肌色の画素
を分離することである。次いで、画素がワーキングカラ
ースペース内であるカラーを有する場合、該画像は肌色
の画素として識別される。
【0023】肌色検出ステップ24は、画像における肌
色の画素の領域を識別する。この領域は、いずれかのや
り方で定義することができる。1実施の形態では、肌色
の領域は、肌色を有する画像における画素を識別する画
素の位置のセットを生成することにより定義することが
できる。
【0024】別な実施の形態では、肌色の画素のみを含
む修正された画像が生成される。さらに別の実施の形態
では、肌色検出ステップ24は、画像における肌色の領
域を限定する境界を定義する。1つ以上の肌色領域を画
像において識別することができる。
【0025】楕円形領域抽出ステップ26は、肌色検出
ステップ24により検出された肌色領域を検査し、顔を
示す可能性のある肌色領域を配置する。人間の顔がおお
まかな楕円形を有しているので、肌色の領域が検査さ
れ、楕円形の形状の肌色領域が配置される。楕円形の形
状の肌色領域が発見された時、楕円形領域抽出ステップ
26は、楕円形の形状の肌色領域の幾何学的特性を測定
する。楕円形領域抽出ステップ26は、これら測定値を
使用して、顔のサイズ及び画像内の顔の位置を記述する
パラメータを定義する。
【0026】図3は、画像における楕円形の形状の肌色
領域を定義するために使用されるパラメータ間の関係を
例示している。図3において示されているように、これ
らのパラメータは、楕円-上部300、楕円-下部30
2、楕円-左304、楕円-右306、楕円-中央-行30
8、楕円-中央-列310を含んでいる。これらのパラメ
ータは、画像の後続する処理において使用することがで
きる。
【0027】本発明の方法は、楕円以外の形状を有する
肌色検出領域を使用して実施することができ、かかる形
状に関連して他の幾何学的パラメータを定義することが
できることが認識される。かかるケースでは、肌色領域
が検査され、虹彩の色の画素が検出される。さらに、か
かるケースでは、目の検出プロセスにおける使用のため
に、肌色領域を記述するさらに他のパラメータが定義さ
れる。
【0028】楕円形領域の検出が実行された後、虹彩色
画素検出ステップ28は楕円形の形状の肌色領域におけ
る画素を検査し、虹彩の色の画素を検出する。本発明の
方法において、虹彩色画素検出ステップ28は、画素の
赤の強度を測定することにより、該画素が虹彩であるか
を判定する。
【0029】人間の虹彩は、比較的高い赤の強度レベル
を有する人間の皮膚に比較して、低い赤の強度レベルを
有していることが確認されているので、赤の強度レベル
が測定される。しかし、本発明の方法は、画素が虹彩又
は虹彩でないとして分類されるかを判定する赤レベル閾
値方法を使用しない。
【0030】代わりに、本発明は、確率分析に基づいて
画素を虹彩又は虹彩でないとして分類する。この確率分
析は、虹彩統計モデル及び非虹彩統計モデルを使用して
いる。この虹彩統計モデルは、画素の赤の強度レベルに
基づいて、所与の画素が虹彩の画素である確率を定義し
ている。同様に、非虹彩統計モデルは、画素の赤の強度
レベルに基づいて、所与の画素が虹彩ではない確率を定
義している。
【0031】図4における例を経て示されるように、こ
れらのモデル間の関係は非線形である。図4の例は、特
定の赤の強度の関数として表されている、所与の画素が
虹彩の画素である条件付き確率402、及び特定の赤の
強度の関数といて、所与の画素が虹彩でない画素の条件
付き確率404を例示している。
【0032】確率分析は、多くの形式を取ることができ
る。たとえば、確率は、これらの確率間の関係に基づい
て虹彩であるか否かとして画素が分類されるような、様
々なやり方で結合することができる。しかし、好適な実
施の形態では、バイヤーモデルとして知られている算術
的な構成を使用して確率を結合し、所与の赤の強度を有
する画素が虹彩に属する条件付き確率を作成する。
【0033】この実施の形態では、バイヤーモデルが以
下のように適用される。
【0034】
【数1】 ここで、P(虹彩/強度)は、所与の画素の強度が虹彩に
属する条件付き確率である。P(強度/虹彩)は、所与の
虹彩の画素が特定の強度Iを有している条件付き確率で
ある。P(虹彩)は、顔の楕円の領域における虹彩の発生
確率である。P(強度/非虹彩)は、所与の虹彩でない画
素が特定の強度Iを有している条件付き確率である。P
(非虹彩)は、顔の楕円領域における虹彩でない画素の発
生確率である。
【0035】バイヤーモデルは、顔の楕円領域における
虹彩の発生確率、及び顔の楕円形領域における虹彩でな
い画素の発生確率をさらに使用する。バイヤーモデルに
基づいた確率分析を使用して、所与の赤強度を有する画
素が虹彩に属する条件付き確率が、たとえば0.05よ
りも大きい場合、画素は虹彩として分類される。
【0036】上述した実施の形態において、楕円-上部
300、楕円-下部302、楕円-左304、楕円-右3
06により定義される楕円形の形状の肌色領域における
画素のみが検査される。検査される画素を楕円形の形状
の肌色領域の画素に限定することにより、検査される多
くの画素を減少することができ、虹彩でない画素が虹彩
であるように分類される可能性が減少する。
【0037】検査される画素を肌色領域における画素に
限定することにより、本発明の他の実施の形態において
記載されたように、類似した利点を伝達する。肌色領域
を検出することは必ずしも必要ではなく、画像における
それぞれの画像の赤の強度を測定して、上述した確率分
析に基づいて画素が虹彩であるかを判定することによ
り、本発明を実施することができることを理解されるで
あろう。
【0038】図4Aは、画素を分類するために使用され
る統計モデルを発展するために、図2の虹彩の色/バイ
ヤーモデルトレイニングステップ27において使用され
るプロセスを例示するフローチャートを示している。虹
彩を検出するための方法が使用されて虹彩の画素が検出
される前に、このステップは実行される。
【0039】図示されているように、正面の顔の画像の
大きなサンプルが収集され、検査される。それぞれの画
像の顔の領域における全ての虹彩の画素及び虹彩でない
画素は、手動で識別される40,42。次に、所与の虹
彩の画素が特定の赤の強度Iを有する条件付き確率P
(強度/虹彩)が計算され、顔の楕円領域における虹彩の
発生確率P(虹彩)が計算される44。次いで、所与の虹
彩でない画素が特定の赤の強度Iを有する条件付き確率
P(強度/非虹彩)が計算され、最後に顔の楕円領域にお
ける虹彩でない画素の発生確率P(非虹彩)が計算される
46。
【0040】虹彩及び非虹彩の計算された統計的モデル
がバイヤー公式において使用され、所与の画素の強度が
虹彩に属する条件付き確率P(虹彩/強度)が生成される
48。応用において、バイヤーモデルを使用して、虹彩
色画素検出ステップ28において使用されるルックアッ
プテーブルを生成することができる。
【0041】虹彩色画素検出ステップ28は、画像にお
ける虹彩の色の画素の配置を識別する。ある場合におい
て、検出される虹彩の色の画素が目に関連付けられてい
ることが保証されていることが好ましい。これは、目の
検出ステップを実行することにより実行される。目の位
置の検出ステップ27が使用され、目の位置を推定す
る。虹彩の画素が画像における目に関連付けられている
かを判定するための多くの方法があることが理解される
であろう。本発明の1好適な実施の形態では、虹彩の色
の画素の位置を使用して、虹彩の画素が画像における目
に関連付けられているかを判定するプロセスが容易とな
る。
【0042】図5は、虹彩の色の画素を使用して、目の
位置の検出のプロセスを例示するフローチャートを示し
ている。図5において示されているように、目の位置の
検出プロセスは、虹彩画素クラスタリングステップ50
で開始される。虹彩の色の画素が検出された場合、虹彩
の画素は、クラスタに割当てられなければならない。ク
ラスタは、クラスタ内の画素がクラスタにおける別の画
素に対して、予め定義された距離内であるという特性を
有する虹彩の色の画素の空でないセットである。予め定
義された距離の1つの例は、デジタル画像の高さの30
分の1である。
【0043】図5の虹彩画素クラスタリングステップ5
0は、虹彩の色の画素をクラスタの定義に基づいてクラ
スタにグループ化する。しかし、他の基準に基づいて画
素がクラスタリングされてもよいことが理解される。
【0044】ある状況下では、画素のクラスタが妥当で
ない場合がある。したがって、図5において、クラスタ
有効化ステップ51としてクラスタを有効にする選択的
なステップが示されている。クラスタがあまりに多くの
虹彩の色の画素を含んでいる場合であるため、又はクラ
スタにおける画素の幾何学的な関係がクラスタは虹彩を
示していないことを示唆するため、クラスタが無効とな
る場合がある。
【0045】たとえば、割合が2よりも大きい場合、こ
のクラスタは無効となる。無効の虹彩の画素のクラスタ
は、本発明の方法により更なる考察から外される。した
がって、以下の記載の部分において、有効な虹彩の画素
のクラスタは、単に虹彩画素クラスタと言及する。
【0046】クラスタリング処理の後、それぞれのクラ
スタについての中央は、クラスタセンタリングステップ
52において計算される。クラスタの中央は、クラスタ
の塊の中心として決定される。クラスタの中央位置は、
画像座標システムの原点に関して計算される。デジタル
画像のための画像座標システムの原点は、画像境界の上
部左コーナーで定義される。
【0047】楕円形分割ステップ54は、楕円-中央-列
310パラメータを使用して、楕円形の形状の肌色領域
を左半分の領域と右半分の領域とに分ける。図6におい
て示されるように、虹彩の画素のクラスタ602及び虹
彩の画素のクラスタの中央位置600は、楕円-中央-列
310により分けられた左半分領域604又は右半分領
域606のいずれかに配置される。
【0048】虹彩の画素のクラスタを使用して画像にお
ける目を配置するために、二乗差分の総和(Summation o
f the Squared Difference)として知られている方法を
使用して、左半分の領域において左目の位置のサーチ5
6が行われる。また、同じ二乗差分の総和に基づいて、
右半分の領域において右目の位置のサーチ58が行われ
る。一般に、二乗差分の総和の方法は、目のテンプレー
ト、及びテンプレートと同じサイズを有する画像の区画
における対応する画素の強度値の二乗差分の総和の計算
を含んでいる。
【0049】この方法では、複数の画素からなる区画に
おけるそれぞれの画素は、テンプレートにおける対応す
る画素を有している。それぞれの対応する画素の強度レ
ベル間の差が計算される。次いで、それぞれの差が二乗
される。次いで、セットにおけるそれぞれの画素につい
てのそれぞれの二乗された差の総和が計算される。この
二乗された差の総和により、それぞれの測定された画素
セットとテンプレートの間の対応の程度の相対的な測定
値が提供される。目のテンプレート自身は、大量の目の
画像のサンプルを平均することにより生成される。
【0050】本発明において適用されるように、二乗差
分の総和の値は、それぞれの半分の領域におけるそれぞ
れのウィンドウにおけるそれぞれの画素について計算さ
れる。これらの値は比較され、二乗差分値の最も低い相
対的な総和を有する画素が半分の領域についての目の位
置として識別される。このプロセスは、以下に記載され
るようなやり方で、画像の左半分及び右半分のクラスタ
に関して分けて実行されてもよい。
【0051】なお、本発明が二乗差分の総和の方法を使
用して、目のテンプレートの平均とそれぞれの画素の間
の最も高い相対的な一致を識別するものとして記載され
たが、相対的な対応の程度を判定するための他の方法を
使用することもできる。特に、二乗差分の総和の方法の
代わりに、平方二乗誤差方法を使用することができる。
【0052】図7及び図8を参照して、目の位置のサー
チプロセス56又は58は、それぞれの半分の領域にお
けるそれぞれのクラスタ802の中央で、ウィンドウ8
00をセンタリングすることで開始される70。次い
で、二乗差分の総和の計算の処理72は、それぞれのウ
ィンドウにおけるそれぞれの画素に関してセンタリング
された画素の区画を使用して74、別々に実行される。
【0053】それぞれのウィンドウ800における最も
低い二乗差分の総和の値を有する画素の位置が記録され
る76。半分の領域78においてそれぞれのクラスタの
中央802についてこのプロセスが完了した時、最も低
い二乗差分の総和の値を有する画素の位置が記録される
79。この位置は、半分の領域についての目の位置であ
る。
【0054】図5のステップ56及び58の二乗差分の
総和の方法は、楕円形の領域抽出なしで実行することが
できることを理解されるであろう。かかる実施の形態に
おいて、肌色の領域を左半分の領域及び右半分の領域に
分割することができる。次いで、虹彩の画素のクラスタ
を左半分の領域のクラスタと右半分の領域のクラスタと
に分割することができる。次いで、二乗差分の総和の方
法を適用することができる。
【0055】本発明に主要な事柄は、デジタル画像理解
の技術に関する。人間が認識可能な物体、特質又は状態
を認識し、したがって有効な意義を割当てるためにデジ
タル画像をデジタル形式で処理する技術を意味し、デジ
タル画像の更なる処理において得られる結果を利用する
ために理解される。このようにして、本発明は、デジタ
ル画像において通常現れる人間の虹彩を検出するための
効果的な方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに有効な画像処理システムの
概念図である。
【図2】本発明の目の検出方法を例示するフローチャー
トである。
【図3】ある幾何学パラメータと、楕円形状の画像にお
ける肌色の領域との間の関係を例示する図である。
【図4A】特定の赤の強度の関数として表された、所与
の画素が虹彩の画素である条件付き確率、及び特定の赤
の強度の関数として表された、所与の画素が虹彩の画素
でない条件付き確率を例示する図である。
【図4B】特定の赤の強度レベルの関数として、所与の
画素が虹彩の画素である条件付き確率を表す統計的なモ
デル、及び特定の赤の強度レベルの関数として、所与の
画素が虹彩でない画素である条件付き確率を表す統計的
なモデルを発展するモデルを与えるフローチャートであ
る。
【図5】虹彩の色の画素のクラスタの検出後に行われ
る、目の位置の検出のプロセスを例示するフローチャー
トである。
【図6】虹彩の色の画素のクラスタを例示する図であ
る。
【図7】二乗差分の総和の方法を目の位置の検出に適用
したプロセスの詳細を例示するフローチャートである。
【図8】クラスタの中央にセンタリングされる目のテン
プレート及びサーチウィンドウを示す図である。
【符号の説明】
10 デジタル画像源 12 イメージプロセッサ 14 ディスプレイ 16 キーボード 17 コンピュータ読み取り可能な記憶媒体 18 マウス 19 出力装置 22 カラーヒストグラムイコライゼーションステップ 24 皮膚検出ステップ 26 楕円形領域抽出ステップ 27 虹彩色バイヤーモデルトレイニングステップ 28 虹彩色画素検出ステップ 29 目の位置検出ステップ 40 虹彩の画素 42 虹彩でない画素 44,46,48 計算ステップ 50 虹彩画素クラスタリングステップ 51 クラスタ有効ステップ 52 クラスタセンタリングステップ 54 楕円形分割ステップ 56 左目位置サーチ 58 右目位置サーチ 70 ウィンドウセンタリング 72 二乗差分総和の計算 74,78 チェックステップ 76,79 位置記録ステップ 300 楕円-上部 302 楕円-下部 304 楕円-左 306 楕円-右 308 楕円-中央-行 310 楕円-中央-列 402,404 確率曲線 600 クラスタ中央 602 虹彩の色の画素 604 左半分領域 606 右半分領域 800 ウィンドウ 802 ウィンドウにおける平均目のテンプレートの移
動 804 画像 806 平均目のテンプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローレンス エイ レイ アメリカ合衆国 ニューヨーク 14610 ロチェスター エルムウッド・アヴェニュ ー 3861 Fターム(参考) 5B057 AA20 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE16 DA07 DA16 DB02 DB06 DB09 DC25 5C077 MP08 PP27 PP31 PP65 PP68 PQ19 PQ23 5C079 LA02 LA06 MA04 NA29 5L096 AA02 AA06 BA18 DA01 FA15 FA69 GA30 MA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素により形成されるデジタル画像にお
    ける人間の虹彩を検出するためのデジタル画像処理方法
    であって、 画像における画素の赤の強度を測定するステップと、 画素の前記赤の強度に基づいて、それぞれの画素が虹彩
    である確率を判定するステップと、 画素の前記赤の強度に基づいて、それぞれの画素が虹彩
    でない確率を判定するステップと、 画素が虹彩である確率と画素が虹彩でない確率との関係
    を分析することにより、それぞれの画素が虹彩であるか
    を判定するステップと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 それぞれの画素が虹彩であるかを判定す
    る前記ステップは、画素が虹彩である確率、画素が虹彩
    でない確率、画像における虹彩である画素の発生確率、
    及び画像における虹彩でない画素の発生確率に対してバ
    イヤーモデルを適用することに基づく、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 デジタル画像における人間の虹彩及び目
    を検出して、該検出された虹彩の色の画素に基づいて目
    を配置するための方法であって、 肌色の領域を発見するステップと、 バイヤーモデルを使用して、前記肌色の領域における虹
    彩の色の画素を検出するステップと、 前記検出された虹彩の色の画素に基づいて目の位置を配
    置するステップと、 虹彩の色の画素をクラスタリングするステップと、 それぞれのクラスタの中心を発見するステップと、 前記肌色の領域を左半分及び右半分に分割するステップ
    と、 二乗差分の和の方法を使用して、前記左半分領域におい
    て最も可能性のある左目の位置を配置するステップと、 前記二乗差の和の方法を使用して、前記右半分領域にお
    いて最も可能性のある右目の位置を配置するステップ
    と、を備える方法。
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