JP2002230208A - ソフトウェアレンタルシステム、ソフトウェアレンタル方法、プログラム - Google Patents

ソフトウェアレンタルシステム、ソフトウェアレンタル方法、プログラム

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JP2002230208A
JP2002230208A JP2001028464A JP2001028464A JP2002230208A JP 2002230208 A JP2002230208 A JP 2002230208A JP 2001028464 A JP2001028464 A JP 2001028464A JP 2001028464 A JP2001028464 A JP 2001028464A JP 2002230208 A JP2002230208 A JP 2002230208A
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JP2001028464A
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Tsunaki Hamamoto
綱樹 濱本
Kenichi Okimune
賢一 沖宗
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトレンタルサービスを活用する上で、レ
ンタルしたソフトウェアの資産管理を行えるようにする
と共に、ソフトウェアの不要なダウンロードを防ぐこと
でソフトレンタルサービス利用のコストを削減する。 【解決手段】 このソフトレンタルシステムのサーバ2
は、ソフトウェアのレンタルサービスを提供するサイト
をインターネット3上に公開し、契約ユーザに対して所
望のソフトウェアライセンスのダウンロードを行うもの
であって、ソフトウェアライセンスがダウンロードされ
た際にダウンロード情報を登録するソフト利用状況テー
ブル34とを備えるデータベース22と、契約ユーザの
中の特定のユーザに対してデータベース22のソフト利
用状況テーブル34の内容を提示するソフトレンタルサ
ービス部21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばソフトウェ
アレンタルシステム、ソフトウェアレンタル方法、プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを利用したWeb
ビジネスとして、ソフトウェアのレンタル期間を指定し
た貸し出しサービス(以降ソフトレンタルサービスと称
す)を行うサイトが公開されている。
【0003】このようなソフトレンタルサービスを行う
上では、通常、ソフトウェアの不正使用の防止に重点を
置いたサービス形態をとっていることから、誰が、い
つ、ソフトウェアをサイトからダウンロードしたか、と
いう情報の提供を行ってはいない。
【0004】このため、この種のソフトレンタルサービ
スを利用している企業の管理者としては、自分の企業で
上記サービスがどれくらい利用されているのか、という
ことを把握することが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のソフ
トレンタルサービスでは、このサービスを企業で活用す
る場合、ダウンロードしたソフトウェアの情報は、ダウ
ンロードした本人しか分からず、企業の管理者にはその
情報が伝わらず、企業の管理者としては、どのソフトウ
ェアを、誰が、いつ、どれだけダウンロードしたか、な
どといったことを把握することができず、サービス利用
のコスト管理ができなくなる。また、このようにソフト
ウェアのダウンロードの管理が不十分な場合、悪意をも
つ従業員が好き勝手にソフトウェアをダウンロードして
しまうことも考えられなくはない。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、ソフトレンタルサービスを活用する上
で、レンタルしたソフトウェアの資産管理を行えると共
に、ソフトウェアの不要なダウンロードを防ぐことでソ
フトレンタルサービス利用のコストを削減することので
きるソフトウェアレンタルシステム、ソフトウェアレン
タル方法、プログラムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明のソフトウェアレンタルシステ
ムは、ソフトウェアのレンタルサービスを提供するサイ
トをネットワークに公開し、契約ユーザに対して所望の
ソフトウェアのダウンロードを行うソフトウェアレンタ
ルシステムにおいて、契約ユーザによってソフトウェア
がダウンロードされた際にダウンロード情報を登録する
データベースと、このデータベースのダウンロード情報
を集計しソフトウェア利用状況の情報を生成し、前記デ
ータベースに登録する手段と、契約ユーザの中の特定の
ユーザに対して前記データベースのソフト利用状況の情
報を提示する手段とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明のソフトウェアレンタルシステム
は、請求項1記載のソフトウェアレンタルシステムにお
いて、契約ユーザ毎にソフトウェアのダウンロードの可
否情報を設定する手段をさらに具備したことを特徴とし
ている。請求項3記載の発明のソフトウェアレンタル方
法は、ソフトウェアのレンタルサービスを提供するサイ
トをネットワークに公開し、契約ユーザに対して所望の
ソフトウェアのダウンロードを行うソフトウェアレンタ
ルシステムにおけるソフトウェアレンタル方法におい
て、契約ユーザによってソフトウェアがダウンロードさ
れた際にダウンロード情報を前記コンピュータが登録す
る段階と、登録したダウンロード情報を前記コンピュー
タが集計しソフトウェア利用状況の情報として登録する
段階と、契約ユーザの中の特定のユーザに対して前記コ
ンピュータがソフト利用状況の情報を提示する段階とを
有することを特徴としている。請求項4記載の発明のプ
ログラムは、ソフトウェアのレンタルサービスを提供す
るサイトをネットワークに公開し、契約ユーザに対して
所望のソフトウェアのダウンロードを行うコンピュータ
に処理を実行させるプログラムであって、前記コンピュ
ータを、契約ユーザによってソフトウェアがダウンロー
ドされた際にダウンロード情報を登録する手段と、登録
したダウンロード情報を集計しソフトウェア利用状況の
情報を生成し登録する手段と、契約ユーザの中の特定の
ユーザに対して前記ソフト利用状況の情報を提示する手
段として機能させるためのプログラムである。請求項5
記載の発明のソフトウェアレンタルシステムは、ソフト
ウェアのレンタルサービスを提供するサイトをネットワ
ークに公開し、契約ユーザに対して所望のソフトウェア
のレンタルを行うソフトウェアレンタルシステムにおい
て、契約ユーザによってソフトウェアを使用可能にする
ライセンスを発行するソフトウェアライセンス管理部
と、ライセンスがダウンロードされた際にダウンロード
情報を登録するデータベースと、このデータベースのダ
ウンロード情報を集計しソフトウェア利用状況の情報を
生成し、前記データベースに登録する手段と、契約ユー
ザの中の特定のユーザに対して前記データベースのソフ
ト利用状況の情報を提示する手段とを具備したことを特
徴としている。
【0008】本発明では、契約ユーザによってソフトウ
ェアがダウンロードされた際にダウンロード情報をコン
ピュータが登録し、登録したダウンロード情報をコンピ
ュータが集計しソフトウェア利用状況の情報として登録
する。そして、契約ユーザの中の特定のユーザがコンピ
ュータにアクセスした際にソフト利用状況の情報を提示
するので、ソフトレンタルサービスを活用する上で、レ
ンタルしたソフトウェアの資産管理を行えると共に、ソ
フトウェアの不要なダウンロードを防ぐことでソフトレ
ンタルサービス利用のコストを削減することができる。
【0009】具体的には、契約ユーザがソフトレンタル
サービスのサイトにアクセスすると、画面G1が表示さ
れる。この画面G1のメニューよりソフトー覧を表示す
ると、画面G2の画面が表示される。ユーザは必要なソ
フトをこの画面よりダウンロードする。
【0010】このサイトを公開するコンピュータでは、
ソフトウェアがダウンロードされたときに、誰が、どの
ソフトを、どの期間レンタルしたのかの情報を保持して
おく。その状態で画面G1のメニューより利用状況が選
択されると、特定のユーザには画面G3が表示される。
【0011】この画面G3では、どの利用者がどのソフ
トウェアをどれくらいの期間利用しているのか、全体で
どれくらいの費用がかかっているのかの情報を得ること
ができる。従って、この画面G3を閲覧した管理者は、
ソフトウェアのレンタル状況がひと目で分かり、社内で
ソフトウェアの資産管理を行う必要がなくなる。
【0012】また、この画面G3の情報(利用状況)
は、リアルタイムに反映されるので、いつでも最新の情
報を得ることができる。企業の管理者は、リアルタイム
で利用状況を見ることができるようになるので、業務に
不要なソフトウェアをダウンロードしていないか、必要
以上に長期間にわたりレンタルしてないか、などの詳細
なことまでも把握することができる。これにより、ソフ
トウェアの資産管理を行うコスト、不必要なソフトを借
りてしまうといったコストを削減することができるよう
になる。
【0013】画面G4は、マシン利用状況を示す画面で
あり、この画面G4では、管理者が、現在登録されてい
るユーザの一覧をみることができる。この画面の機能と
して、削除フィールド(項目)を用意しており、管理者
が不要なソフトウェアを利用しているユーザの削除フィ
ールドにチェックを入れ、実行ボタンをクリックするこ
とにより、チェックのあるユーザ(マシン)からのソフ
トレンタルサービスの利用を不可能にするといった、利
用制限を行うことができる。つまり、この画面G4は、
契約ユーザ毎にソフトウェアのダウンロードの可否情報
を設定する手段として機能する。
【0014】このように本発明では、企業毎にソフトウ
ェアのダウンロード状況をまとめて、企業の管理者に公
開することにより、誰がいつどれくらいのソフトウェア
をダウンロードしたか、余計なソフトウェアをダウンロ
ードしていないか、などの確認や不正にソフトを使用し
ている利用者に対してソフトウェアの使用をできなくす
ることで、ソフトの資産管理を行うと共に、ソフトレン
タルサービス利用のコストを削減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るソフト
ウェアレンタルシステムの1つの実施の形態のソフトレ
ンタルシステムのハードウェア構成を示す図である。
【0016】図1に示すように、このソフトレンタルシ
ステムは、ソフトレンタルサービスを提供するサイトを
インターネット3あるいはイントラネットなどのネット
ワークに公開するサーバコンピュータ2(以下サーバ2
と称す)と、このサーバ2によりネットワーク上に公開
されているサイトのソフトレンタルサービスを利用(閲
覧)するためのブラウジング機能を有するクライアン
ト、例えばパーソナルコンピュータ1(以下PC1と称
す)などとから構成されている。
【0017】クライアントとしては、この例のPC1以
外に、例えばインターネット接続機能を備えたテレビジ
ョン、Webブラウザを備えたPDA、インターネット
接続機能を備えた携帯電話機などの情報通信端末でもよ
い。
【0018】PC1には、ソフトレンタルサービスをユ
ーザ、例えば企業の従業員などが利用する上で上記サイ
トにアクセスするためのブラウザソフトウェア(以下ブ
ラウザ11と称す)がインストールされている。
【0019】サーバ2は、ソフトレンタルサービス部2
1、データベース22、ソフトウェアライセンス管理部
23などを備えている。
【0020】ソフトレンタルサービス部21は、ソフト
ウェアレンタルサイトをインターネット3に公開し、契
約したアクセス権のあるユーザに対してデータベース2
2を利用したソフトウェアの貸し出しサービスを行う。
【0021】データベース22には、ユーザ企業情報テ
ーブル31、ユーザ情報テーブル32、ソフト利用状況
34、ソフト利用状況テーブル34などが設定されてい
る。
【0022】ユーザ企業情報テーブル31には、企業な
どがこのサービスを契約したときのデータ(企業ID、
ユーザ名、ユーザID、契約内容など)が登録されてい
る。
【0023】ユーザ情報テーブル32には、各ユーザ毎
の企業ID、ユーザID、ユーザ名、マシン名、貸し出
し可否の情報(例えば貸し出し不可の場合は削除の項目
に「V」)などが登録される。
【0024】レンタルソフト情報テーブル33には、レ
ンタル対象のソフトウェア情報(ソフトウェア名、ライ
センス料金など)が登録される。
【0025】ソフト利用状況テーブル34には、このサ
ービスを利用してライセンスのダウンロードを行ったユ
ーザ情報(ユーザIDなど)、ダウンロードしたソフト
ウェア名およびそのレンタル期間などが登録される。
【0026】ソフトウェアライセンス管理部23は、貸
し出し対象のソフトウェアを格納しており、ダウンロー
ド要求に応じてソフトウェアとライセンスをダウンロー
ドさせる。
【0027】これらサーバ2およびPC1には、CD−
ROMやフロッピー(登録商標)ディスク(FD)を装
填し読み取り可能な装置本体部と、この装置本体部に接
続された入力装置および表示装置とからなる一般的なコ
ンピュータが利用されている。入力装置は、例えばキー
ボート、マウスなどである。表示装置は、例えばCRT
モニタ、LCDモニタなどである。
【0028】装置本体部には、CPU、ROMおよびR
AMなどからなる制御部と、ハードディスクドライブ
(HDD)と、CD−ROMの情報を読み取るCD−R
OMドライブと、FDに対し情報を読み取りおよび書き
込みを行うFDドライブと、通信装置などが搭載されて
いる。ROMには、バイオスなどの初期動作設定プログ
ラムが格納されている。通信装置は、LANなどのネッ
トワークとデータ通信を行う例えばLANボードなどの
LANインターフェース(以下LANI/Fと称す)、
あるいはインターネット3に接続するためのダイアルア
ップルータ、TA、モデムなどの通信インターフェース
などである。HDDにはオペレーティングシステム(以
下OSと称す)を含む各種ソフトウェアがインストール
されている。
【0029】PC1にインストールされているソフトウ
ェアとしては、上述したようにブラウザ11などがあ
る。また、サーバ2にインストールされているソフトウ
ェアとしては、上記ソフトレンタルサービス部21、デ
ータベース22、ソフトウェアライセンス管理部23な
どのモジュールがある。なお、これらはハードウェアで
構成してもよい。
【0030】PC1よりサーバ2のソフトレンタルサー
ビス部21に対して、企業登録、企業内の各ユーザ(マ
シン〉毎の登録を行うことによりソフトレンタルを利用
することができる。企業情報はデータベース22で管理
される。ブラウザ11はソフトレンタルサービス部21
に対して、ソフトウェアのダウンロード要求を行うと、
ソフトレンタルサービス部21は、データベース22の
レンタルソフト情報テーブル33を参照して、要求され
たソフトウェアがレンタル対象となっているかの確認を
し、ライセンス対象であれば、ソフトウェアライセンス
管理部23よりソフトウェアとライセンスをクライアン
ト側にダウンロードさせる。
【0031】ソフトウェアをダウンロードする際に、ダ
ウンロードした企業情報、ユーザ情報およびソフトの情
報がデータベース22に登録される。ユーザ側の管理者
が企業内のレンタル状況表示の要求をソフトレンタルサ
ービス部21に送出すると、ソフトレンタルサービス部
21は、データベース22上のソフト利用状況テーブル
34からその企業のレンタル情報を取り出し、PC1に
結果を返す。
【0032】続いて、図2を参照してこのソフトレンタ
ルシステムによるソフトレンタルサービス及びその利用
方法について説明する。図2はこのソフトレンタルシス
テムのブラウザによる画面遷移図である。
【0033】このソフトレンタルシステムの場合、サー
バ2において、ソフトレンタルサービス部21が、イン
ターネット3上にソフトレンタルサービスのサイトを公
開する。例えば企業などがこのソフトレンタルサービス
を利用する上では、所定の契約を行うことで、企業毎あ
いるいは企業の利用者毎にアクセス権が与えられる。
【0034】従業員がPC1からこのサイトにアクセス
すると、図2に示すように、ソフトウェア資産管理用の
画面G1が表示される。この画面G1は、フレーム分割
されている。向かって左側のフレームは、メニューフレ
ームになり、右側のフレームは、メニューに対応した内
容の画面を表示するフレームである。
【0035】メニューフレームには、利用状況、マシン
状況、ソフト一覧などの画面へのリンクが示されてい
る。
【0036】例えばメニューフレームのソフトー覧をク
リックすると、そこから画面G2のソフトダウンロード
画面に移り、レンタル可能なソフトー覧が表示される。
【0037】ユーザが、このソフト一覧の中から、所望
のソフトウェアを選択し、貸し出し期間を指定すると、
ソフトレンタルサービス部21は、ユーザ企業情報テー
ブル31とユーザ情報テーブル32とを参照し、ユーザ
情報テーブル32の削除フィールドのチェックの有無な
どから貸し出し可能か否かを判定する。
【0038】この判定結果、貸し出し可能であれば、ソ
フトレンタルサービス部21は、ユーザに貸し出し可能
を通知する。また、貸し出し不可能であれば、ソフトレ
ンタルサービス部21は、ユーザに貸し出し不可能を通
知する。
【0039】貸し出し可能と通知されたユーザが、ブラ
ウザ11の画面から所望ソフトウェアのダウンロードを
指示すると、ソフトレンタルサービス部21は、ソフト
ウェアライセンス部23に対してダウンロード要求を発
行する。
【0040】ソフトウェアライセンス部23では、ソフ
トレンタルサービス部21よりのダウンロード要求に含
まれるユーザ情報、ソフトウェア名などを基に、該当ソ
フトウェアのライセンス情報を発行しソフトウェアと共
にソフトレンタルサービス部21を介して該当ユーザの
PC1へダウンロードする。
【0041】このソフトレンタルシステムでは、画面G
2でソフトウェアをダウンロードした際のさまざまな情
報(ユーザ名、ソフトウェア名、貸し出し期間などの情
報:以下ダウンロード情報と称す)をソフトレンタルサ
ービス部21がソフト利用状況テーブル34に登録す
る。
【0042】このソフトレンタルシステムでは、上記画
面に加えて、さらにソフトレンタルサービス部21が、
画面G3および画面G4にてソフトウェアレンタルサー
ビスの利用状況を特定のユーザ、例えば企業のソフトウ
ェアの管理者だけに提供する。
【0043】すなわち、サーバ2では、PC1がソフト
ウェアライセンスのダウンロードを行った際に、ソフト
レンタルサービス部21が、ダウンロードを行ったユー
ザのIDとマシン名,ダウンロードしたソフトウェアお
よびそのレンタル期間をデータベース22、この場合、
ソフト利用状況テーブル34に登録する。
【0044】また、ソフトレンタルサービス部21は、
ソフト利用状況テーブル34に登録された情報を基にそ
の内容を集計し集計結果にて画面G3を構築し、この画
面G3へのアクセス要求があったときにユーザ認証用の
ダイアログボックスを表示してパスワードなどの入力を
促し、入力されたパスワードが特定のユーザ、つまりソ
フトウェア管理者のものであったときにソフトウェアの
利用状況として画面G3を表示する。
【0045】この画面G3の画面を特定のユーザが閲覧
することにより、誰がどのようなソフトをどれくらい利
用しているのか、どれくらいの期間利用しているのか、
無駄なソフトを利用していないか、全体的なコストがど
れくらいかかっているかなど、ソフトウェア資産がどう
利用されているかといった情報、つまり企業内の各従業
員毎のソフト利用状況(サービス利用状況)が表示され
る。
【0046】また、特定のユーザが、画面G1のメニュ
ーからマシン状況のリンクをクリックすることで、画面
G4に、利用者、マシン名、削除などのフィールド(項
目)で各情報が表示される。
【0047】この画面G4では、現在、ソフトレンタル
サービスを利用しているユーザ、サービスの利用が不可
能なユーザを設定、解除および把握することができる。
【0048】例えばソフト利用状況一覧で余計なソフト
のダウンロードが目立つユーザに対しては、ソフトウェ
アのダウンロードができないようにするために、特定の
ユーザである管理者は、この画面G4の削除フィールド
に「V」などとチェックし、実行ボタンをクリックする
ことで、これ以降、レンタルサービスからのソフトの利
用をできなくすることができる。また、この削除フィー
ルドにチェックされたユーザがソフトウェアを利用しよ
うとした際には、利用不可能である旨のメッセージを表
示するようにしてもよい。
【0049】このようにこの実施形態のソフトレンタル
システムによれば、企業の管理者が自身のPC1からサ
ーバ2にアクセスし、パスワードなどを利用して画面G
3を閲覧することで、レンタル状況がひと目で分かり、
社内でソフトウェアの資産管理を行う必要もなくなる。
【0050】また、この画面G3の情報(利用状況)
は、リアルタイムに反映されるので、いつでも最新の情
報を得ることができる。企業の管理者は、リアルタイム
で利用状況を見ることができるようになるので、業務に
不要なソフトウェアをダウンロードしていないか、必要
以上に長期間にわたりレンタルしてないか、などの詳細
なことまでも把握することができる。これにより、ソフ
トウェアの資産管理を行うコスト、不必要なソフトを借
りてしまうといったコストを削減することができるよう
になる。
【0051】画面G4はマシン利用状況を示す画面であ
り、この画面G4では、管理者が、現在登録されている
ユーザの一覧をみることができる。また、マシン利用状
況画面の機能として、フィールドに削除項目を用意して
おり、フィールドをチェックし、実行ボタンをクリック
することにより、チェックしたマシンからのソフトレン
タルサービスの利用を不可能にするといった利用制限を
行うことができる。
【0052】すなわち、ユーザ情報テーブル32、ソフ
ト利用状況テーブル34などを備え、ソフトレンタルサ
ービス部21がこれらのテーブルを随時更新すること
で、不必要なソフトウェアを度々ダウンロードしている
利用者や作業期間が終了しているのに、ソフトウェアの
ライセンスを取得している利用者の把握を行えるように
なるので、これ以上ダウンロードさせないようにするこ
とができる。また、不必要なソフトウェアのダウンロー
ドをなくすことで、ダウンロードによる余計な費用の発
生を防止できる。
【0053】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記した実施の形態においては、ソ
フトウェアとライセンスの両方をダウンロードしている
が、ソフトウェアライセンス管理部23は、ライセンス
のみの管理を行って、ソフトウェアは、CD−ROMな
どの記憶媒体を利用して予め利用者に配布(提供)して
おき、ライセンスのダウンロードによって初めてソフト
ウェアの利用が可能になるように構成してもよい。
【0054】また、上記した実施の形態に記載の各ソフ
トウェア(ソフトレンタルサービス部21など)は、フ
ロッピーディスクなどのコンピュータが読み出し可能な
記憶媒体に記憶されていても良く、また、ソフトウェア
(プログラム)単体として伝送(提供)されるものでも
よい。この場合、記憶媒体に記憶されたソフトウェア
(プログラム)をコンピュータが読み出たり、LANや
インターネッ上のサイト(サーバ)からダウンロードし
てインストールすることにより、各実施形態における処
理が可能になる。
【0055】つまり、本発明におけるソフトウェア(プ
ログラム)は、コンピュータと独立した記憶媒体に記憶
されているものだけに限らず、LANやインターネット
などの伝送媒体を介して流通されるものも含まれる。
【0056】なお、本発明における記憶媒体としては、
磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、
光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリなど、プロ
グラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な
記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であっ
ても良い。
【0057】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行しても良い。
【0058】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードし
て記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0059】また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成
であっても良い。
【0060】なお、本発明におけるコンピュータは、記
憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態に
おける各処理を実行するものであって、パソコンなどの
一つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続され
たシステムなどのいずれの構成であっても良い。
【0061】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の
機能を実現することが可能な機器、装置を総称してい
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、契
約ユーザの中の特定のユーザがコンピュータにアクセス
した際に、誰がいつどれくらいのソフトウェアをダウン
ロードしたか、余計なソフトウェアをダウンロードして
いないか、などが解るソフト利用状況の情報が提示され
るので、この情報にてソフトウェアの資産管理を行うこ
とができる。また、不正にソフトを使用している利用者
に対してソフトウェアの使用をできなくすることで、ソ
フトウェアレンタルサービスを利用する上でのコストを
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のソフトレンタルシ
ステムの構成を示す図である。
【図2】このソフトレンタルシステムにおける画面遷移
図である。
【符号の説明】 1…パーソナルコンピュータ(PC)、2…サーバコン
ピュータ(サーバ)、3…インターネット、21…ソフ
トレンタルサービス部、22…データベース、23…ソ
フトウェアライセンス管理部、31…ユーザ企業情報テ
ーブル、32…ユーザ情報テーブル、33…レンタルソ
フト情報テーブル、34…ソフト利用状況テーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアのレンタルサービスを提供
    するサイトをネットワークに公開し、契約ユーザに対し
    て所望のソフトウェアのダウンロードを行うソフトウェ
    アレンタルシステムにおいて、 契約ユーザによってソフトウェアがダウンロードされた
    際にダウンロード情報を登録するデータベースと、 このデータベースのダウンロード情報を集計しソフトウ
    ェア利用状況の情報を生成し、前記データベースに登録
    する手段と、 契約ユーザの中の特定のユーザに対して前記データベー
    スのソフト利用状況の情報を提示する手段とを具備した
    ことを特徴とするソフトウェアレンタルシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトウェアレンタルシ
    ステムにおいて、 契約ユーザ毎にソフトウェアのダウンロードの可否情報
    を設定する手段をさらに具備したことを特徴とするソフ
    トウェアレンタルシステム。
  3. 【請求項3】 ソフトウェアのレンタルサービスを提供
    するサイトをネットワークに公開し、契約ユーザに対し
    て所望のソフトウェアのダウンロードを行うソフトウェ
    アレンタル方法において、 契約ユーザによってソフトウェアがダウンロードされた
    際にダウンロード情報をコンピュータが登録する段階
    と、 登録したダウンロード情報を前記コンピュータが集計し
    ソフトウェア利用状況の情報として登録する段階と、 契約ユーザの中の特定のユーザに対して前記コンピュー
    タがソフト利用状況の情報を提示する段階とを有するこ
    とを特徴とするソフトウェアレンタル方法。
  4. 【請求項4】 ソフトウェアのレンタルサービスを提供
    するサイトをネットワークに公開し、契約ユーザに対し
    て所望のソフトウェアのダウンロードを行うコンピュー
    タに処理を実行させるプログラムであって、 前記コンピュータを、 契約ユーザによってソフトウェアがダウンロードされた
    際にダウンロード情報を登録する手段と、 登録したダウンロード情報を集計しソフトウェア利用状
    況の情報を生成し登録する手段と、 契約ユーザの中の特定のユーザに対して前記ソフト利用
    状況の情報を提示する手段として機能させるためのプロ
    グラム。
  5. 【請求項5】 ソフトウェアのレンタルサービスを提供
    するサイトをネットワークに公開し、契約ユーザに対し
    て所望のソフトウェアのレンタルを行うソフトウェアレ
    ンタルシステムにおいて、 契約ユーザによってソフトウェアを使用可能にするライ
    センスを発行するソフトウェアライセンス管理部と、 ライセンスがダウンロードされた際にダウンロード情報
    を登録するデータベースと、 このデータベースのダウンロード情報を集計しソフトウ
    ェア利用状況の情報を生成し、前記データベースに登録
    する手段と、 契約ユーザの中の特定のユーザに対して前記データベー
    スのソフト利用状況の情報を提示する手段とを具備した
    ことを特徴とするソフトウェアレンタルシステム。
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Cited By (2)

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