JP2002229796A - 共通コミュニティサーバ、ならびに同サーバによる知識情報を用いた共通コミュニティサービス提供方法 - Google Patents

共通コミュニティサーバ、ならびに同サーバによる知識情報を用いた共通コミュニティサービス提供方法

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JP2002229796A
JP2002229796A JP2001024880A JP2001024880A JP2002229796A JP 2002229796 A JP2002229796 A JP 2002229796A JP 2001024880 A JP2001024880 A JP 2001024880A JP 2001024880 A JP2001024880 A JP 2001024880A JP 2002229796 A JP2002229796 A JP 2002229796A
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JP2001024880A
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Choju Nakamura
長寿 中村
Kazunari Ushiki
一成 牛木
Tomohiko Ninomiya
智彦 二宮
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コミュニティサイトを跨った利用者間のコミ
ュニケーションを実現する共通コミュニティサーバを提
供する。 【解決手段】 エージェントが保有する知識情報(エー
ジェント知識情報DB15)を元に利用者同士の相性を
評価判定する(相性評価判定部12)ことにより、他の
利用者とコミュニケーションを行ったり、仮想コミュニ
ティを形成することのできるコミュニケーションサーバ
に、コミュニティサイトを越えた利用者間のコミュニケ
ーションを提供するインタフースとなるソケット部13
を付加して共通コミュニティサーバ1とする。ソケット
部13を介し、複数のウェッブコミュニティサイトで共
通的に利用して、ウェッブコミュニティサイトを跨って
利用者相互の交流を図るためのコミュニティ機能として
利用する。利用者はあるウェッブコミュニティサイトか
ら一度利用者登録を行うだけで、他ウェッブコミュニテ
ィサイトのコミュニティ機能が利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通コミュニティ
サーバ、ならびに同サーバによる知識情報を用いた共通
コミュニティサービス提供方法、および同方法がプログ
ラムされたサーバプログラム、同プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者が嗜好の合う他者を探してコミュ
ニケーションを図ろうとする際、利用者は自分の嗜好に
あうコミュニティを探してそれに参加し、コミュニティ
内でコミュニティメンバのプロファイルや掲示板等を参
照することにより、趣味の合うメンバを自ら判断し選択
する。そしてそのメンバとチャットやメール等を介して
直接交流する。ところで、最近オンラインコミュニティ
を使用したコミュニケーションが盛んになり、どのサイ
トもコミュニティ構築のために利用者にあった情報を集
め、それを無料または低コストで提供している。また、
参加者が自ら情報を発信できるようにチャットやフォー
ラム等インタラクティブな環境を設けている。
【0003】ところで、従来、ウェッブコミュニティサ
イトはそれぞれ独立に開発され、利用されていた。従来
のシステムイメージを図12に示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12に示されるよう
に、ネットワーク120上には多数のウェッブコミュニ
ティサイト121〜123が構築され、ウェッブコミュ
ニティサイト121〜123はそれぞれ独立に開発さ
れ、また、利用されるため、ウェッブコミュニティサイ
ト121〜123を越えて利用者相互の交流を行なうこ
とはできなかった。更に、利用者は複数のウェッブコミ
ュニティサイトに参加するには、それぞれのウェッブコ
ミュニティサイトへの利用者登録を行う必要があり、煩
雑であると共に、管理が複雑になっていた。一方、従来
のウェッブコミュニティサイトは各々が独立して開発さ
れるため、ウェッブコミュニティサイトに対して利用者
コミュニティ機能124〜126を付加するには、それ
ぞれのウェッブコミュニティ機能を開発する必要があ
り、開発費を多重に投資する必要があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、エージェントが保有する知識情報を元に利用者同
士の相性を評価判定することにより、他の利用者とコミ
ュニケーションを行ったり、仮想コミュニティを形成す
ることのできるコミュニケーションサーバに、コミュニ
ティサイトを越えた利用者間のコミュニケーションを実
現するインタフースを付加することにより、コミュニテ
ィサイトを跨った利用者間のコミュニケーションを実現
する共通コミュニティサーバ、ならびに同サーバによる
知識情報を用いた共通コミュニティサービス提供方法、
および同方法がプログラムされたサーバプログラム、同
プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的
とする。また、利用者はあるコミュニティサイトから一
度利用者登録を行うだけで、他コミュニティサイトのコ
ミュニティ機能を利用でき、また、システム開発者は、
コミュニティサイトに対して利用者同士の交流を図るた
めのコミュニティ機能を付加しようとした場合にも自ら
コミュニティ機能を開発する必要をなくした、共通コミ
ュニティサーバ、ならびに同サーバによる知識情報を用
いた共通コミュニティサービス提供方法、および同方法
がプログラムされたサーバプログラム、同プログラムが
記録された記録媒体を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、1以上のコミュニティサイトが接続さ
れ、エージェント同士の交信により利用者端末間でコミ
ュニケーションが行われるコンピュータネットワークシ
ステムの共通コミュニティサーバであって、前記各エー
ジェントが保有する知識情報を元に前記利用者同士の相
性を評価判定する相性評価判定手段と、前記評価判定結
果を反映して他の利用者とコミュニケーションを行う会
話処理手段と、前記コミュニティサイトを越えた利用者
間のコミュニケーションを提供するためのインタフェー
スとなるソケット手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の共通コミュニティサーバに
おいて、前記ソケット手段は、前記あるコミュニティサ
イトからの利用者登録を受信して利用者IDを発行する
利用者登録要求受信手段と、前記利用者ID発行時、前
記コミュニティサイトの特性に応じた知識項目をコミュ
ニティサイト利用者初期値情報としてデータベース構築
するコミュニティサイト情報管理手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0008】また、本発明の共通コミュニティサーバに
おいて、前記ソケット手段は、前記あるコミュニティサ
イトから利用者の個人情報を含むコミュニティサイトI
Dを受信する利用者情報受信手段と、前記コミュニティ
サイトIDから対応するコミュニティサイト利用者情報
初期値情報を検索する利用者初期値情報取得手段と、エ
ージェントを生成し、前記利用者個人情報と前記利用者
初期値情報とをエージェントが保有する知識情報として
登録するエージェント知識情報登録手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明の共通コミュニティサーバに
おいて、前記ソケット手段は、前記コミュニティサイト
から利用者IDと共にコミュニティサイトIDを受信す
るID受信手段と、前記コミュニティサイトIDから対
応するコミュニティサイト利用者初期値情報を検索する
利用者初期値情報取得手段と、前記利用者IDから利用
者の既存エージェント情報を得、前記コミュニティサイ
ト利用者初期値情報と前記既存エージェント知識情報を
マージして更新するエージェント知識情報DB更新手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】上記構成により、例えば、インターネット
を利用した各種ウェッブコミュニティサイトに対して、
ウェッブコミュニティサイト利用者同士の交流を図るた
めの共通コミュニティ機能が実現される。ソケット手段
は、利用者があるウェッブコミュニティサイトから利用
者登録を行い、新規の共通コミュニティの利用者であっ
た場合、そのコミュニティサイトから利用者の個人情報
を含むコミュニティサイトIDを受信し、そのコミュニ
ティサイトIDから対応するコミュニティサイト利用者
情報初期値情報を検索する。そして、エージェントを生
成し、利用者個人情報と前記利用者初期値情報とをエー
ジェントが保有する知識情報として登録する。一方、既
に共通コミュニティの利用者であった場合、コミュニテ
ィサイトから利用者IDと共にコミュニティサイトID
を受信し、ミュニティサイトIDから対応するコミュニ
ティサイト利用者初期値情報を検索して利用者IDから
利用者の既存エージェント情報を得、コミュニティサイ
ト利用者初期値情報と既存エージェント知識情報をマー
ジしてエージェント知識情報を更新する。
【0011】このことにより、利用者は、コミュニティ
サイトを越えての利用者同士の交流を行うことができ
る。また、利用者はある1つのコミュニティサイトから
共通コミュニティサーバに対して一度利用者登録を行う
だけで、他コミュニティサイトのコミュニティ機能が利
用でき、また、システム開発者は、各コミュニティサイ
トに対して利用者同士の交流を図るためのコミュニティ
機能を付加しようとする場合に自らコミュニティ機能を
開発する必要がなくなる。なお、ここでいう「コミュニ
ティサイト」とは、コンピュータを用いたネットワーク
システムにおけるウェッブサイトのうち、同じ属性(興
味、目的、所属等)をもつ者同士が集まるサイトのこと
をいう。例えば、テニスが好きな人の集まるサイトや、
音楽の好きな人の集まるサイトである。また、ここでい
う「コミュニティ」とは、チャット(オンライン会
話)、電子掲示板、電子メール等ウェッブコミュニティ
サイトの利用者に交流するための手段をいう。更に、こ
こでいう「エージェント」とは、コンピュータシステム
上で自律的に動作するプログラムのことであり、デーモ
ンプロセスによって動作する。コンピュータを利用する
者はエージェントに対して自分自身の嗜好などを利用者
情報として登録し、利用者の代理人としてエージェント
を利用する。
【0012】上記した課題を解決するために本発明は、
1以上のコミュニティサイトが接続され、エージェント
同士の交信により利用者端末間でコミュニケーションが
行われるコンピュータネットワークシステムの共通コミ
ュニティサーバによる知識情報を用いた共通コミュニテ
ィサービス提供方法であって、前記各エージェントが保
有する知識情報を元に前記利用者同士の相性を評価判定
し、前記評価判定結果を反映して他の利用者とのコミュ
ニケーションを行うと共に、前記コミュニティサイトを
越えた利用者間のコミュニケーションインタフースを提
供すること、を特徴とする。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、
1以上のコミュニティサイトが接続され、エージェント
同士の交信により利用者端末間でコミュニケーションが
行われるコンピュータネットワークシステムの共通コミ
ュニティサーバに用いられるサーバプログラムであっ
て、前記サーバプログラムは、前記各エージェントが保
有する知識情報を元に前記利用者同士の相性を評価判定
する第1のステップと、前記評価判定結果を反映して他
の利用者とのコミュニケーションを行うと共に、前記コ
ミュニティサイトを越えた利用者間のコミュニケーショ
ンインタフースを提供する第2のステップと、を備え、
前記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0014】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第2のステップは、前記あるコミュニティサイ
トからの利用者登録を受信して利用者IDを発行するス
テップと、前記利用者ID発行時、前記コミュニティサ
イトの特性に応じた知識項目をコミュニティサイト利用
者初期値情報としてデータベース構築するステップとを
備え、前記各ステップをコンピュータに実行させること
を特徴とする。
【0015】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第2のステップは、前記あるコミュニティサイ
トから利用者の個人情報を含むコミュニティサイトID
を受信するステップと、前記コミュニティサイトIDか
ら対応するコミュニティサイト利用者情報初期値情報を
検索するステップと、エージェントを生成し、前記利用
者個人情報と前記利用者初期値情報とをエージェントが
保有する知識情報として登録するステップとを備え、前
記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0016】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第2のステップは、前記コミュニティサイトか
ら利用者IDと共にコミュニティサイトIDを受信する
ステップと、前記コミュニティサイトIDから対応する
コミュニティサイト利用者初期値情報を検索するステッ
プと、前記利用者IDから利用者の既存エージェント情
報を得、前記コミュニティサイト利用者初期値情報と前
記既存エージェント知識情報をマージして更新するステ
ップとを備え、前記各ステップをコンピュータに実行さ
せることを特徴とする。
【0017】上記した課題を解決するために本発明は、
1以上のコミュニティサイトが接続され、エージェント
同士の交信により利用者端末間でコミュニケーションが
行われるコンピュータネットワークシステムの共通コミ
ュニティサーバに用いられるサーバプログラムが記録さ
れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前
記サーバプログラムは、前記各エージェントが保有する
知識情報を元に前記利用者同士の相性を評価判定するス
テップと、前記評価判定結果を反映して他の利用者との
コミュニケーションを行うと共に、前記コミュニティサ
イトを越えた利用者間のコミュニケーションインタフー
スを提供するステップと、を備え、前記各ステップをコ
ンピュータに実行させるサーバプログラムが記録された
記録媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が実現されるコン
ピュータネットワークシステムの接続構成例を示す図で
ある。ここでは、コンピュータネットワークとしてイン
ターネット6、7上に構築される各種ウェッブコミュニ
ティサイト2〜4に対し、共通コミュニティサーバ1が
ウェッブコミュニティサイト利用者5同士の交流を図る
ためのコミュニティ機能を付加する。合わせて、複数の
ウェッブコミュニティサイト2〜4で共通的に利用し
て、ウェッブコミュニティサイト2〜4を跨って利用者
5相互の交流を図るためのコミュニティ機能としても利
用する。
【0019】利用者5は、ウェッブコミュニティサイト
2〜4を越えての利用者同士の交流が行え、すなわち、
利用者5は、自分が所属している、例えばウェッブコミ
ュニティサイト2以外のウェッブコミュニティサイト3
の利用者との交流を行なうことができる。また、利用者
はある1つのウェッブコミュニティサイト2(3,4)
から共通コミュニティサーバ1に対して一度利用者登録
を行うだけで、他ウェッブコミュニティサイト3(2,
4)のコミュニティ機能が利用でき、また、システム開
発者は、ウェッブコミュニティサイト2〜4に対して利
用者同士の交流を図るためのコミュニティ機能を付加し
ようとする場合に自らコミュニティ機能を開発する必要
がなくなる。
【0020】なお、詳細を説明する前に用語の定義をす
ると以下のようになる。すなわち、ここでいう「ウェッ
ブコミュニティサイト」とは、コンピュータを用いたネ
ットワークシステムにおける、インターネット利用のウ
ェッブサイトのうち、同じ属性(興味、目的、所属等)
をもつ者動詞が集まるサイトのことをいう。例えば、テ
ニスが好きな人の集まるウェッブサイトや、音楽の好き
な人の集まるウェッブサイトである。また、ここでいう
「コミュニティ」とは、チャット(オンライン会話)、
電子掲示板、電子メール等ウェッブコミュニティサイト
の利用者に交流するための手段をいう。更に、ここでい
う「エージェント」とは、コンピュータシステム上で自
律的に動作するプログラムのことである。コンピュータ
を利用する者はエージェントに対して自分自身の嗜好な
どを利用者情報として登録し、利用者の代理人としてエ
ージェントを利用する。
【0021】図2は、図1に示す共通コミュニティサー
バの内部構成を機能展開して示したブロック図である。
以下に列挙する各ブロックは、具体的には、CPUなら
びにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモ
リからプログラムを読み出し逐次実行することによって
ブロックとしての機能を実現するものである。共通コミ
ュニティサーバ1は、エージェント管理部11と、相性
評価判定部12と、ソケット部13と、会話処理部14
と、エージェント知識情報DB15で構成される。エー
ジェント管理部11は、エージェントがコミュニケーシ
ョンサーバ1のデーモナプロセスとして常駐し、指定さ
れたポートを管理することによりエージェントを受信し
て必要な処理を行って応答するエージェントの処理実行
を行うマネージャ部分である。相性評価判定部12は、
各エージェントが保有する知識情報を元に利用者同士の
相性を評価判定する機能を有する。ソケット部13は、
コミュニティサイトを越えた利用者間のコミュニケーシ
ョンを提供するためのインタフースとなる。会話処理部
14は、相性評価判定部12による評価結果を反映して
他の利用者とのコミュニケーションを行う機能を有す
る。
【0022】エージェントが保有する知識情報は、単語
および単語同士の関係、その単語および単語同士の関係
に対する感情ならびに当該感情に対する反応の度合い
(反応値)、更に、利用者の嗜好を含むプロファイル情
報とから成り、エージェント知識情報データベース(D
B)15として構築される。また、エージェント知識情
報DB15を構築するうえでの参考ベースとなる共通知
識情報DB(図示せず)を更に備え、エージェント知識
情報DB15は、共通知識情報DBが知識情報として持
つ単語同士の関係および感情を継承することにより、エ
ージェント間の勝手な振る舞いを防止している。エージ
ェント知識情報DB15は時間の経過と共に成長するも
のとし、後述するように、他のエージェントとの会話に
よって問合せや通知の内容で出てきたり、未知の単語を
宿題として蓄積し、別途エージェントと利用者の対話形
式により単語の関係や感情、反応値を得ることができ
る。また、初期登録時、あるいは任意のタイミングで利
用者によって入力されたエージェントプロファイルの一
部の項目はエージェント知識情報として自動的に登録さ
れる。なお、エージェントプロファイルとして登録され
項目は、利用者名、パスワードの入力は必須とし、年
齢、趣味、性別、血液型、誕生日、出身地、職業はオプ
ション入力項目とする。また、既存のウェッブコミュニ
ティサイトから入会してきた利用者のエージェントは、
入会してきたウェッブコミュニティサイトの特性に応じ
た知識項目が自動的に登録される。
【0023】ソケット部13は、利用者登録要求受信部
131と、コミュニティサイト情報管理部132と、コ
ミュニティサイト利用者初期値情報DB133と、利用
者情報受信部134と、ID受信部135と、利用者初
期値情報取得部136と、エージェント知識情報登録更
新部137とで構成される。利用者要求受信部131
は、あるコミュニティサイトからの利用者登録を受信し
て利用者IDを発行する機能を有する。また、コミュニ
ティサイト情報管理部132は、利用者ID発行時、コ
ミュニティサイトの特性に応じた知識項目をコミュニテ
ィサイト利用者初期値情報としてデータベース133を
構築する機能を有する。利用者情報受信部134は、あ
るコミュニティサイトから利用者の個人情報を含むコミ
ュニティサイトIDを受信する機能を有する。ID受信
部135は、コミュニティサイトから利用者IDと共に
コミュニティサイトIDを受信する機能を有する。
【0024】また、利用者初期値情報取得部136は、
コミュニティサイトIDから対応するコミュニティサイ
ト利用者情報初期値情報を検索する機能を有する。更
に、エージェント知識情報登録、更新部137は、エー
ジェントを生成し、利用者個人情報と利用者初期値情報
とをエージェントが保有する知識情報として登録する
か、あるいは、利用者IDから利用者の既存エージェン
ト情報を得、コミュニティサイト利用者初期値情報と既
存エージェント知識情報をマージして更新する機能を有
する。
【0025】図3に、ソケット部13の処理手順がフロ
ーチャートで示されている。以下、図3に示すフローチ
ャートを参照しながらソケット部13の動作について詳
細に説明する。まず、利用者5は、共通コミュニティが
適用された、あるウェッブコミュニティサイトから利用
者登録を行う(ステップS21)。利用者が既に共通コ
ミュニティの利用者であるか否かを監視(ステップS2
2)しており、ここで利用者が既に共通コミュニティの
利用者であった場合、その利用者は、利用者IDを入力
する(ステップS23)。そして、ウェッブコミュニテ
ィサイトから、利用者IDおよびウェッブコミュニティ
サイトIDが共通コミュニティサーバ1へ送られる(ス
テップS24)。
【0026】共通コミュニティサーバ1では、ウェッブ
コミュニティサイトIDから、コミュニティサイト利用
者初期値情報DB133を検索することにより、対応す
るウェッブコミュニティサイト利用者初期値情報を得る
(ステップS25)。更に、利用者IDから、利用者の
既存エージェント知識情報を得る(ステップS26)。
そして、エージェント知識情報登録更新部137は、ウ
ェッブコミュニティサイト利用者初期値情報と、利用者
の既存エージェント知識情報をマージする(ステップS
27)。マージは、新たな知識項目は新規追加し、そう
でない知識項目は、既存エージェント知識情報にウェッ
ブコミュニティサイト利用者初期値情報の値を加算する
ことによって行われる。そして、マージされたエージェ
ント知識情報を新たなエージェント知識情報としてエー
ジェント知識情報DB15を更新する(ステップS2
8)。
【0027】一方、ステップS22の監視ステップにお
いて、利用者が共通コミュニティの利用者でないことが
認識された場合、利用者は利用者情報を入力する(ステ
ップS29)。そして、ウェッブコミュニティサイトか
ら、利用者個人情報およびウェッブコミュニティサイト
IDが、共通コミュニティサーバ1へ送られる(ステッ
プS30)。共通コミュニティサーバ1では、ウェッブ
コミュニティサイトIDから、対応するウェッブコミュ
ニティサイトの利用者初期値情報DB133を検索し、
必要な初期値情報を得る(ステップS31)。そして、
利用者の代理人であるエージェントを生成する(ステッ
プS32)。更に、利用者個人情報とウェッブコミュニ
ティサイト利用者初期値情報をエージェント知識として
登録する(ステップS33)。
【0028】上記のようにコントロールすることで共通
コミュニティを実現するためのインタフェースを提供で
き、ウェッブコミュニティサイトを越えての利用者間の
交流が可能となり、利用者は一度の利用者登録で複数の
ウェッブコミュニティサイトが利用できる。更に、シス
テム開発者はウェッブコミュニティサイト毎にコミュニ
ティ機能を開発する必要がなくなる。
【0029】なお、本発明は、利用者の代理人であるエ
ージェントがコンピュータネットワーク上で互いに通信
しあうコンピュータネットワークシステムにおいて、エ
ージェントが保有する利用者情報を元に利用者同士の相
性を評価判定することにより、他の利用者とコミュニケ
ーションを行ったり、仮想コミュニティを形成すること
のできるコミュニケーションサーバの使用が前提とな
る。すなわち、利用者が仮想コミュニティにおいて嗜好
の合う他者を探し出し、コミュニケーションを図ろうと
する際、利用者の特性、嗜好を反映させたエージェント
が他のエージェントと通信し合い、エージェントが保有
する利用者情報を元に利用者同士の相性の評価判定を行
う(知識情報のマッチング)。このことにより、他の利
用者とコミュニケーションを行ったり、仮想コミュニテ
ィを形成するものである。従って、利用者は自ら嗜好の
合う利用者を捜したり、他者と直接交流することなく、
嗜好の合う他者を探し出すことができ、利用者の負担が
軽減されたうえでコミュニケーションを図ることができ
る。
【0030】図4乃至図9は、上記したエージェント知
識情報マッチングによる利用者コミュニケーションを実
現するための動作を説明するために引用した図であり、
エージェントの会話の仕組み、エージェント同士の交
信、相性評価判定処理、知識情報登録処理、忘却処理、
エージェントの擬似会話処理、口コミ的な情報発信のそ
れぞれの手順についてフローチャートで示した図であ
る。また、図10、図11も、上記したエージェント知
識情報マッチングの動作を説明するために引用した図で
あり、それぞれ、単語の相関関係および単語に対する感
情、反応値との関係の一例を示す図、エージェント同士
の出会いを説明するために引用した図である。
【0031】以下、図4乃至図11を参照しながら詳細
に説明する。動作説明に先立ち、本発明は、利用者同士
のコミュニケーションを、仮想コミュニティにおけるエ
ージェント同士の相性判定により代行することを特徴と
することは上記したとおりであり、これは以下に示すエ
ージェント同士の相性の評価判定方式による。エージェ
ント同士の相性を評価判定するためには、エージェント
が持つ使用者の属性情報(利用者の興味、所属等のプロ
ファイル)の一致度や一致数だけよる単純な比較判断だ
けでなく、エージェントが持つ知識情報(単語に対する
感情(好き/嫌い等)及び感情の度合い(反応値)、単
語同士の関係)を利用する必要がある。
【0032】そこで、本発明において、エージェントが
持つ知識情報は、エージェント知識情報DB15として
以下のような構成で管理される。すなわち、エージェン
ト知識情報DB15は、単語及び単語同士の関係(包
含、同義)を持つ。ここで包含は単語の親子関係を表
す。同義は単語同士で同じ意味を持つ関係を表す。図1
0に、単語を3階層に展開した場合の各単語間の相関関
係が一例として示されている。ここでは、趣味は「音
楽」、「料理」を包含する関係にあり、「献立」と「メ
ニュー」は同義関係にある。更に、「料理」と「フラン
ス」は連想関係にある。また、知識情報DB15は、単
語及び単語同士の関係に対して、感情(好き、嫌い等)
及び感情に対する反応の度合い値(反応値)も持つ。感
情に対する反応値の一例も図10に示されている。ここ
では、好き嫌いという感情に対して好き(+)から嫌い
(−)に至る100の反応値が設定されており、利用者
が設定する。他も同様である。
【0033】本発明において使用される知識情報DB1
5は、システムで共通に持つ共通知識情報DBと、エー
ジェント個々が固有に持つエージェント知識情報DB1
5の2形態を持つ。共通知識情報DBはエージェント知
識情報DB15の参考ベースであり、エージェント知識
情報DB15は共通知識情報DBの単語同士の関係、感
情を継承する。これにより、仮想コミュニティにおける
各エージェントの世界観を統一する。
【0034】エージェントの定義は、プロファイルの情
報定義、行動設定情報の定義、プロファイル情報および
行動設定情報のエージェント知識情報DB15への登録
の順に処理が行われる。エージェントが持つ情報には、
知識情報(単語、単語の関係、感情、反応値)と、エー
ジェントの個性、行動指針を定めるエージェントプロフ
ァイルがある。エージェントプロファイルに含まれる情
報は上記したとおりであり、エージェントの行動設定情
報としては、積極性、性格、気まぐれ、忍耐、雰囲気が
ある。積極性とは、会話の際、積極的に発話したがる度
合いを示し、性格とは、会話に関し通知したがるか、質
問したがるかの度合いを示す。また、気まぐれとは、会
話が理路整然と行われるか、話し合いが飛ぶかの度合い
を示し、雰囲気とは、他のエージェントからの話しかけ
られ易さの度合いを示す。
【0035】次にエージェントによる交信の仕組みにつ
いて説明する。図11に示されるように、仮想コミュニ
ティには、架空の街(道路R、店舗、イベント会場C)
があり、エージェントBは街を移動するものと考えられ
る。その際の行動指針は、(1)周囲にいる話しかけや
すそうなエージェントに向かう、(2)街に存在する興
味対象に向かう、(3)ランダムに徘徊するの3つであ
る。(1)において、エージェントは、街に対して自分
の周囲に存在するたージェントの探索を依頼する。たエ
ージェントが存在した場合は、それらの中から雰囲気
(話しかけられやすさ)が最大のものに無かって道路R
を移動する。(2)において、知識をもつエージェント
は、自分の持つ知識の中で反応値が最も大きいものを自
己の最大興味とし、街に配置された興味対象のうち、自
己の最大興味と一致する興味対象に向かって移動する。
興味対象は、共通知識情報DB151に含まれる単語の
第1〜第3階層レベルをあまねく網羅して街に配置され
ている。(3)においては、無知なエージェントで周囲
に他エージェントが存在しない場合は目的もなくランダ
ムに街を徘徊する。(1)と(2)の優先度は、(1)
の雰囲気と(2)の自己の最大興味に対する反応値の大
きさとの比較により決定し、値の大きな方を優先するも
のとする。
【0036】図4にエージェントの会話の仕組みがフロ
ーチャートで示されている。エージェントは、自己が移
動する街の情報を図示せぬデータベースから取得し、そ
の地図に沿って街を移動する(ステップS41、S4
2)。そこで他のエージェントに遭遇し、他のエージェ
ントに出会った場合は話しかけるか、話しかけられたか
を判定し、その結果に従い会話を開始する(ステップS
43〜S46)。エージェントに遭遇しなかった場合、
目的地を調べ、目的地に到達したことを確認して会話を
開始する(ステップS47〜S49)。移動途中のエー
ジェントは、話しかける目的のエージェントに遭遇した
場合、または(他エージェントまたは興味対象)に向か
って移動の途中で他エージェントと遭遇した場合、その
きっかけに基づきいずれからか発話する。エージェント
は自分が話しかけようとする相手と遭遇したら自ら発話
する。移動の途中でエージェント同士が偶然遭遇した場
合、相手エージェントの雰囲気と自分が向かっている目
的対象の強さ(向かっている対象の雰囲気または興味対
象への反応値)を比較判定し、新たに遭遇したエージェ
ントが大きければ自ら遭遇した相手に発話する。そうで
なければ自らの移動を続行する。一方、相手エージェン
トから話しかけられた場合、上記と同様の判定を行い、
応答するか否かを判断する。応答する場合は会話を開始
し、応答しない場合はみずからの移動を続行する。相手
から話しかけられなかった場合は、自ら発話するか否か
を上記と同様に判定する。
【0037】エージェント知識情報DB15を用いたエ
ージェント同士の交信は、図5に示すフローチャートに
従う。エージェントの発話パターンには、問合せ、通
知、通知(挨拶)がある。これらのどの発話パターンを
用いるかは、プロファイル情報の性格により決定され
る。発話パターンの通知(挨拶)は、通知の特殊な形態
で自ら通知する単語を持たない場合、および一番最初の
発話時に用いる(ステップS51)。まず、自分から発
話する場合(ステップS52)、エージェントXが会話
のきっかけとなる単語を探す。ここでは、自分の嗜好に
基づいて単語Aと単語Aに対する感情の反応値をエージ
ェントが保有するエージェント知識情報DB15から検
索する(ステップS53)。エージェントXはエージェ
ントYに単語A及び感情の反応値を通知し、エージェン
トYの単語A に対する感情について問い合わせる(ス
テップS54)。
【0038】エージェントYはエージェントXからの問
い合わせを受け付け、エージェントYは単語Aの同義関
係(別名)をエージェント知識情報DB15から検索す
る。同義関係が見つかった場合、エージェントYは見つ
かった単語に対する感情の反応値をエージェント知識情
報DB15から検索する。感情の反応値が見つかった場
合、エージェントYはエージェントXに対してその感情
の反応値を回答する(ステップS55)。このことによ
り、エージェントYは、エージェントXに対する好感度
を算出する(ステップS56)。この好感度の算出は、
相性評価判定部12によって行われ、その詳細について
は図6に示すフローチャートを参照しながら後述する。
質問に対する回答を得て終了条件が満たされた場合(ス
テップS57)は、終わりの挨拶を行って処理を終了
し、終了条件を満たしていない場合は、ステップS52
以降の処理を繰り返す。
【0039】一方、エージェントXは、エージェントY
からの感情の反応値を受け付け、エージェントXにおい
てもエージェントYに対する好感度を算出する。同義関
係が見つからなかった場合、または、感情の反応値が見
つからなかった場合、エージェントYはエージェントX
に単語Aの包含関係(親)を問い合わせる。次に、エー
ジェントXはエージェントYからの問い合わせを受け付
ける。そして、エージェントXは単語Aの包含関係
(親)をエージェント知識情報DB15から検索する。
包含関係(親)が見つかった場合、エージェントXは見
つかった単語A'に対する感情の反応値をエージェント
知識情報DB15から検索する。ここで、感情の反応値
が見つかった場合、エージェントXは、エージェントY
に単語A'及び感情の反応値を通知し、エージェントY
の単語A'に対する感情について問い合わせる。以降、
単語Aを単語A'に置き換えて、上記の処理を継続す
る。一方、包含関係(親)が見つからなかった場合、ま
たは、感情の反応値が見つからなかった場合は、エージ
ェントXはエージェントYに対して会話の終了を通知す
る。そして、エージェントYはエージェントXからの会
話終了の通知を受け付ける。
【0040】なお、ステップS52の処理において、自
分から発話しない場合であって、かつ、終了条件を満た
していない場合に(ステップS58)に相手から質問を
受け(ステップS59)、質問を受けたエージェントが
正当な回答が可能であれば回答するが(ステップS6
0、S61)、否の場合は宿題事項として記録する(ス
テップS61)。宿題事項の処理については図7に示す
知識情報入力フローを参照しながら後述する。そして、
ステップS56同様好感度を算出する(ステップS6
3)。
【0041】好感度の算出は以下の手順に従う。すなわ
ち、図6に示すフローチャートに従い、まず、知識情報
DB152から感情の反応値を取得する(ステップS7
1)。ここで、感情の種類をチェックし(ステップS7
2)、感情の種類が等しい場合、更に、反応値のベクト
ルをチェックして値が+であるか−であるかを調べ、等
しい場合、好感度を大幅に上昇させる(ステップS7
4)。好感度の上昇率は値の大きさに比例する。一方、
感情の種類が等しく、反応値のベクトルが異なる場合
は、大幅に好感度を下降させる(ステップS75)。好
感度の下降率は値の大きさに比例する。また、反応値の
符号チェック(ステップS76)の結果、感情の種類が
異なり、反応値のベクトルが等しい場合は、やや好感度
を上昇させる(ステップS77)。感情の種類が異な
り、反応値のベクトルも異なる場合は、やや好感度を下
降させることにより調整する。
【0042】上記のように好感度を算出した結果を持っ
てエージェント同士の相性の評価判定は、双方のエージ
ェントの好感度があらかじめシステムにより設定された
閾値を超えたときに良しとする。このことにより、エー
ジェントは利用者のメールアドレスやチャットのための
IDを相手のエージェントに通知してよいかを利用者に
尋ね、双方の利用者が通知を了解したら、通知を実行す
る。そして、利用者同士による直接的な交流が行なわれ
る。
【0043】エージェント同士の交信において、他エー
ジェントから問い合わせされた単語についてその単語を
知らない場合や、その単語に対する感情の反応値を持た
ない場合、エージェントは該当の単語を、未知の単語ま
たは良く知らない語彙(単語は知っているが反応値が無
い単語)として蓄積する。ここでは、これを宿題を呼
ぶ。蓄積された宿題の量が閾値を超えると、エージェン
トは宿題回答依頼を利用者にメール通知する。利用者は
メール通知されたウェッブぺージにアクセスし、エージ
ェントと対話形式でQ&Aすることにより、単語に関す
る情報登録(教育)を行う。教育された単語はエージェ
ント知識情報DB15にエージェント知識として保持さ
れる。また、宿題は、ユーザが任意のタイミングで情報
入力帳票形式で情報登録することもできる。
【0044】ここで、知識情報の登録操作について図7
に示す知識情報入力フローチャートを参照しながら説明
する。宿題発行部142は、エージェントにより、エー
ジェント同士の会話で出てきた未知の単語又は良く知ら
ない単語を宿題として蓄積することは上記したとおりで
ある。更に、エージェントは宿題の数が閾値を越えたか
判断し、閾値を超えた場合、エージェントは宿題回答依
頼を利用者ヘメール通知する。利用者はメールを受け
て、宿題回答のためのウェッブページヘアクセスし、エ
ージェンとの対話形式による情報登録を行う。このと
き、利用者インタフェース143、144が機能する。
【0045】図7に示すフローチャートにおいて、ま
ず、エージェントは、宿題は未知の単語か、良く知らな
い単語かを判断する(ステップS81)。宿題が未知の
単語であった場合、そして、利用者に登録意思を確認し
(ステップS82)、登録すると返答があった場合、更
に該当単語が共通知識情報DB151にあるか否かを検
索する(ステップS83)。該当語彙が共通知識情報D
B151にない場合、該当単語をエージェント知識情報
DB15に登録し、その感情を第1利用者インタフェー
ス部143を介して対話形式により登録する。該当単語
が共通知識情報DB151にある場合、該当単語の感情
を継承し、個別DBに登録する(ステップS84)。更
に、知識情報定義部145により、感情の種類、感情の
反応値、包含関係、同義関係、あるいは後述する連想関
係も対話形式により登録することが可能である(ステッ
プS85〜S89)。
【0046】なお、エージェント知識情報DB15は、
共通知識情報DB151に無い知識(単語、単語の関
係、感情)を固有知識として持つことができる。これ
は、個々のエージェントの個性を増長させるのに利用さ
れる。例えば、エージェント知識情報DB15は、連想
という独自の単語同士の関係を持つ。連想とは、包含や
同義ではない、単語同士を結びつける何らかの関係であ
る。例えば「リンゴ」の包含関係(親)は「果物」であ
り、同義関係(別名)は「アップル」であり、連想関係
は「赤い」「丸い」などである。これは、エージェント
同士の通信による疑似会話に広がりを持たせるのに利用
される。(「リンゴといえば赤いね」等を実現する。)
【0047】以上のような知識情報管理をエージェント
間の交信に際して適用することにより、次のような仕組
みを実現することができる。一つは、人間的なエージェ
ントの疑似会話の実現であり、他の一つは、口コミ的な
地用法発信の実現である。前者において、エージェント
同士の交信は、query(問い合わせ)、inform(通
知)、iq(通知&問い合わせ)、refuse(拒否)であ
る。この場合、問い合わせ及び通知の内容(パラメー
タ)は以下よりなる。すなわち、問い合わせの種類は、
反応値、包含(親)、包含(子)、同義、連想、プロフ
ァイル、挨拶(開始)であり、通知の種類は、反応値、
親単語、子単語、同義、連想、プロファイル、挨拶(開
始)、挨拶(終了)である。このとき、交信のパターン
は、問い合わせが、通知または、通知&問い合わせ、通
知が、通知または問い合わせ、通知&問い合わせが、通
知または、通知&問い合わせとなる。これをシステム側
で人間的な会話が行われたように、データの変換を行
う。データの変換は、エージェントプロファイルに設定
されたエージェントの特性(男/女、若い/中年/老
人、丁寧/乱暴、東京出身/関西出身など)に応じて行
われる。利用者はエージェント同士の交信を、エージェ
ントの疑似会話履歴としてウェッブぺージにより参照で
きる。また、利用者設定により、疑似会話履歴を利用者
にメール通知することもできる。
【0048】エージェントの疑似会話処理を図8に示
す。図8において、まず、エージェントXがエージェン
トYと互いに交信し、その際の交信のログが交信ログフ
ァイルに出力される(ステップS101)。この交信ロ
グは、交信ログ採取部131によって採取される。次
に、エージェントX、Y各々について、エージェントプ
ロファイルを参照し、あらかじめ用意された会話装飾テ
ンプレートファイル群134から変換に用いる会話装飾
パターンを得る(ステップS102)。文書変換部13
2では、得られた会話装飾パターンに従って、交信ログ
を疑似会話形態のログに文書変換する(ステップS10
3)。この場合に変換される交信ログは、エージェント
X、Yの双方を含む。そして、可読形式に文書変換され
た疑似会話ログを、擬似会話文書通知部133を介して
ウェツブページに登録し、そのURL(Uniform Resou
rce Locater)を利用者に通知する。また、利用者設定
により、疑似会話ログを利用者にメール送信する(ステ
ップS104)。利用者は通知されたウェッブぺージを
参照し、疑似会話ログを参照する。または、メールによ
り疑似会話ログを参照する。
【0049】次に、後者の口コミ的な情報発信(広告・
質問)について説明する。先に述ベた、エージェント同
士の会話は、仮想コミュニティ上で出会った2つのエー
ジェントが、互いに相手を指定し合って交信を行うこと
により実現される。一方、仮想コミュニティでは、エー
ジェントの知識情報に基づいた相性の評価判定によって
エージェントは自分自身と相性の合うエージェント(複
数)を知ることができるため、相性の合うエージェント
(複数)に対してのみの交信を行うことができる。これ
は、エージェントの利用者が仮想コミュニティの他の利
用者を知らなくても、(相手を指定しなくても)、嗜好
のあう他者とエージェントを介することによって間接的
にコミュニケーションできることを意味する。これによ
り、利用者が何らかの情報を他者に通知したい場合、相
手を明に指定しなくても、情報通知をエージェントに依
頼することによって、嗜好のあう仮想コミュニティの他
利用者にのみ情報を通知することができる。このことに
より、嗜好の合う他者にだけ情報発信が行えるため、一
斉同報による通知などに比ベて、効果的な広告、宣伝、
告知や、有効的な問い合わせ、相談、懺悔などが行え
る。情報を受けた利用者が、情報発信に対する応答(広
告元への詳細情報提供依頼、質問への回答など)を行う
際も、利用者はエージェントを介して応答する。従っ
て、利用者同士は互いに直接相手を知ることなく、匿名
的に広告やQ&Aなどが行える。
【0050】口コミ的な情報発信処理を図9にフローチ
ャートで示す。図9において、まず、利用者は情報発信
したい内容(広告・質問など)をエージェントに依頼す
る。依頼を受けたエージェントはエージェント探索部1
36を介して、自分の知識情報を参照し(ステップS1
11)、嗜好の合うエージェント(複数)を探し出す
(ステップS112)。エージェントは嗜好の合うエー
ジェント(複数)に対して情報発信する(ステップS1
13)。他利用者は、自分の嗜好に合った情報(広告・
質問など)を得る。広告元への詳細情報提供依頼、質問
への回答など、必要によってはそれに対する応答を行
う。
【0051】なお、図2においてソケット部13を構成
する利用者登録要求受信部131と、コミュニティサイ
ト情報管理部132と、コミュニティサイト利用者初期
値情報DB133と、利用者情報受信部134と、ID
受信部135と、利用者初期値情報取得部136と、エ
ージェント知識情報登録更新部137が持つ機能を実現
するためのプログラムを、それぞれコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録され
たプログラムを、共通コミュニティサーバ1を構成する
コンピュータシステムに読み込ませ、当該コンピュータ
が上記プログラムを逐次読み出し実行することによっ
て、本発明が実現される。また、ここでいうコンピュー
タシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含
むものとする。
【0052】更に、コンピュータシステムは、WWWシ
ステムを利用している場合であれば、ホームページ提供
環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー
(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD
−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵さ
れるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介して
プログラムが送信された場合のサーバやクライアントと
なるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RA
M)のように、一定時間プログラムを保持しているもの
も含むものとする。
【0053】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、上述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0054】以上、本発明の実施形態につき図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計等も含まれる。
【0055】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、エージェン
トが保有する知識情報を元に利用者同士の相性を評価判
定することにより、他の利用者とコミュニケーションを
行ったり、仮想コミュニティを形成することのできるコ
ミュニケーションサーバに、コミュニティサイトを越え
た利用者間のコミュニケーションを実現するインタフー
スを付加したものであり、このことにより、コミュニテ
ィサイトを跨った利用者間のコミュニケーションの実現
が可能となる。合わせて、複数のウェッブコミュニティ
サイトで共通的に利用して、ウェッブコミュニティサイ
トを跨って利用者相互の交流を図るためのコミュニティ
機能としても利用することもできる。利用者はウェッブ
コミュニティサイトを越えての利用者同士の交流が行
え、すなわち、利用者は自分が所属しているウェッブコ
ミュニティサイト以外のウェッブコミュニティサイトの
利用者との交流が行える。また、利用者はある1つのウ
ェッブコミュニティサイトから一度利用者登録を行うだ
けで、他ウェッブコミュニティサイトのコミュニティ機
能が利用でき、また、システム開発者は、ウェッブコミ
ュニティサイトに対して利用者同士の交流を図るための
コミュニティ機能を付加しようとする場合に自らコミュ
ニティ機能を開発する必要がなくなる。従って、開発費
の多重投資を防止でき、効率的なシステム構築が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が実現されるコンピュータネットワー
クシステムの接続構成例を示す図である。
【図2】 図1における共通コミュニティサーバの内部
構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図4】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図5】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図6】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図7】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図8】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図9】 図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図10】 本発明実施形態の動作を説明するために引
用した図であり、単語の相関関係および単語に対する感
情、反応値との関係の一例を示す図である。
【図11】 本発明実施形態の動作を説明するために引
用した図であり、エージェント同士の出会いを説明する
ために引用した図である。
【図12】 従来のシステムイメージを説明するために
引用した図である。
【符号の説明】
1…共通コミュニティサーバ、2(3、4)…ウェッブ
コミュニティサイト、5…利用者端末、6(7)…ネッ
トワーク、11…エージェント管理部、12…相性評価
判定部、13…ソケット部、14…会話処理部、15…
エージェント知識情報DB、131…利用者登録要求受
信部、132…コミュニティサイト情報管理部、133
…コミュニティサイト利用者初期値情報DB、134…
利用者情報受信部、135…ID受信部、136…利用
者初期値情報取得部、137…エージェント知識情報登
録・更新部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 智彦 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND03 ND35 NK32 NK43 PQ36 UU08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のコミュニティサイトが接続さ
    れ、エージェント同士の交信により利用者端末間でコミ
    ュニケーションが行われるコンピュータネットワークシ
    ステムの共通コミュニティサーバであって、 前記各エージェントが保有する知識情報を元に前記利用
    者同士の相性を評価判定する相性評価判定手段と、 前記評価判定結果を反映して他の利用者とコミュニケー
    ションを行う会話処理手段と、前記コミュニティサイト
    を越えた利用者間のコミュニケーションを提供するため
    のインタフェースとなるソケット手段と、を備えたこと
    を特徴とする共通コミュニティサーバ。
  2. 【請求項2】 前記ソケット手段は、 前記あるコミュニティサイトからの利用者登録を受信し
    て利用者IDを発行する利用者登録要求受信手段と、 前記利用者ID発行時、前記コミュニティサイトの特性
    に応じた知識項目をコミュニティサイト利用者初期値情
    報としてデータベース構築するコミュニティサイト情報
    管理手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の共通コミュニティサーバ。
  3. 【請求項3】 前記ソケット手段は、前記あるコミュニ
    ティサイトから利用者の個人情報を含むコミュニティサ
    イトIDを受信する利用者情報受信手段と、前記コミュ
    ニティサイトIDから対応するコミュニティサイト利用
    者情報初期値情報を検索する利用者初期値情報取得手段
    と、新規にエージェントを生成し、前記利用者個人情報
    と前記利用者初期値情報とをエージェントが保有する知
    識情報として登録するエージェント知識情報登録手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の共通コミュニティサーバ。
  4. 【請求項4】 前記ソケット手段は、前記コミュニティ
    サイトから利用者IDと共にコミュニティサイトIDを
    受信するID受信手段と、前記コミュニティサイトID
    から対応するコミュニティサイト利用者初期値情報を検
    索する利用者初期値情報取得手段と、前記利用者IDか
    ら利用者の既存エージェント情報を得、前記コミュニテ
    ィサイト利用者初期値情報と前記既存エージェント知識
    情報をマージして更新するエージェント知識情報DB更
    新手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の共通コミュニティサーバ。
  5. 【請求項5】 1以上のコミュニティサイトが接続さ
    れ、エージェント同士の交信により利用者端末間でコミ
    ュニケーションが行われるコンピュータネットワークシ
    ステムの共通コミュニティサーバによる知識情報を用い
    た共通コミュニティサービス提供方法であって、 前記各エージェントが保有する知識情報を元に前記利用
    者同士の相性を評価判定し、 前記評価判定結果を反映して他の利用者とのコミュニケ
    ーションを行うと共に、前記コミュニティサイトを越え
    た利用者間のコミュニケーションインタフースを提供す
    ること、を特徴とする共通コミュニティサーバによる知
    識情報を用いた共通コミュニティサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 1以上のコミュニティサイトが接続さ
    れ、エージェント同士の交信により利用者端末間でコミ
    ュニケーションが行われるコンピュータネットワークシ
    ステムの共通コミュニティサーバに用いられるサーバプ
    ログラムであって、 前記各エージェントが保有する知識情報を元に前記利用
    者同士の相性を評価判定する第1のステップと、 前記評価判定結果を反映して他の利用者とのコミュニケ
    ーションを行うと共に、前記コミュニティサイトを越え
    た利用者間のコミュニケーションインタフースを提供す
    る第2のステップと、をコンピュータに実行させるため
    のサーバプログラム。
  7. 【請求項7】 前記第2のステップは、 前記あるコミュニティサイトからの利用者登録を受信し
    て利用者IDを発行するステップと、 前記利用者ID発行時、前記コミュニティサイトの特性
    に応じた知識項目をコミュニティサイト利用者初期値情
    報としてデータベース構築するステップとを含む請求項
    6に記載のサーバコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記第2のステップは、前記あるコミュ
    ニティサイトから利用者の個人情報を含むコミュニティ
    サイトIDを受信するステップと、前記コミュニティサ
    イトIDから対応するコミュニティサイト利用者情報初
    期値情報を検索するステップと、新規にエージェントを
    生成し、前記利用者個人情報と前記利用者初期値情報と
    をエージェントが保有する知識情報として登録するステ
    ップとを含む請求項6または7に記載のサーバプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第2のステップは、前記コミュニテ
    ィサイトから利用者IDと共にコミュニティサイトID
    を受信するステップと、前記コミュニティサイトIDか
    ら対応するコミュニティサイト利用者初期値情報を検索
    するステップと、前記利用者IDから利用者の既存エー
    ジェント情報を得、前記コミュニティサイト利用者初期
    値情報と前記既存エージェント知識情報をマージして更
    新するステップとを含む請求項6または7に記載のサー
    バプログラム。
  10. 【請求項10】 1以上のコミュニティサイトが接続さ
    れ、エージェント同士の交信により利用者端末間でコミ
    ュニケーションが行われるコンピュータネットワークシ
    ステムの共通コミュニティサーバに用いられるサーバプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、前記サーバプログラムは、 前記各エージェントが保有する知識情報を元に前記利用
    者同士の相性を評価判定するステップと、 前記評価判定結果を反映して他の利用者とのコミュニケ
    ーションを行うと共に、前記コミュニティサイトを越え
    た利用者間のコミュニケーションインタフースを提供す
    るステップとをコンピュータに実行させるためのサーバ
    プログラムを記録した記録媒体。
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JP2008152589A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 実店舗指向コミュニティサービスシステム
JP2009110484A (ja) * 2007-11-01 2009-05-21 Nec Infrontia Corp プレゼンスサーバおよび親密度送信方法
JP2009530711A (ja) * 2006-03-14 2009-08-27 スフェリカル ダイナミックス インコーポレイテッド 心理的アセスメントのためのシステムおよび方法

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