JP2002229755A - 設定プログラム、設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、設定装置および設定方法 - Google Patents

設定プログラム、設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、設定装置および設定方法

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JP2002229755A
JP2002229755A JP2001023538A JP2001023538A JP2002229755A JP 2002229755 A JP2002229755 A JP 2002229755A JP 2001023538 A JP2001023538 A JP 2001023538A JP 2001023538 A JP2001023538 A JP 2001023538A JP 2002229755 A JP2002229755 A JP 2002229755A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の機能の組合せを容易に設定すること。 【解決手段】 設定されている機能の組合せの変更を受
付けるステップ(S2)と、新たに機能が追加された場
合には、追加された機能に組合せることが必要な他の機
能を必要条件DBより読出して追加する指示を出すステ
ップ(S7)と、機能が削除された場合には、削除され
た機能との組合せが必要な他の機能を必要条件DBより
取出して削除し(S15)、新たに機能が追加された場
合には、追加された機能と組合せることができない他の
機能を禁止条件DBより取出して削除する指示を出すス
テップ(S11)とをコンピュータに実行させるための
設定プログラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設定プログラ
ム、設定プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な
記録媒体、設定装置および設定方法に関し、特に、複数
の機能の組合せが可能な装置を制御するための設定プロ
グラム、設定プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体、設定装置および設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等にプリ
ンタなどの外部機器を接続する場合に、パーソナルコン
ピュータでプリンタなどの外部機器を制御するためのド
ライバソフトウェアがパーソナルコンピュータにインス
トールされる。このプリンタを制御するためのドライバ
ソフトウェアは、プリンタのハード構成が変更になれ
ば、ドライバソフトウェア上で把握するプリンタのハー
ド構成を変更されたハード構成に合わせておく必要があ
る。
【0003】プリンタは、種々のオプションを組合せる
ことでハード構成が決まり、オプションの組合せにより
プリンタの仕様が決まる。このオプションの組合せに
は、組合せできるオプションと、組合せできないオプシ
ョンとがある。また、プリンタは、種々の動作モードで
動作が可能であり、動作モードの組合せによりプリンタ
の動作が決定される。この動作モードの組合せには、組
合せできる動作モードと、組合せできない動作モードと
がある。
【0004】組合せできないオプションとは、たとえ
ば、ハード構成上組合せることができない場合である。
組合せできない動作モードとは、その動作モードの組合
せではプリンタが動作できない場合である。このため、
オプションまたは動作モードが組合せできない旨を、プ
リンタを制御するためのドライバソフトウェアで把握す
る必要がある。
【0005】従来のドライバソフトウェアは、組合せる
ことができないオプションと動作モードとをそれぞれ1
対1の関係で定義しておき、その組合せがユーザにより
設定された場合に、ユーザに組合せることができない旨
を表示し、注意を促すようにしていた。プリンタの機能
は、設定されたオプションの組合せと、設定された動作
モードの組合せにより定まる。以下、特に断らない限
り、オプションおよび動作モードを併せて機能という。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドライバソフトウェアでは、1つの機能を追加する変更
をした場合に、追加された機能との組合せが禁止されて
いる機能が複数あり、かつ、それらが既に設定されてい
るような場合、組合せが禁止される組の数だけユーザへ
その旨を伝える表示が行なわれる。このため、ユーザは
組合せが禁止される機能の組合せがなくなるまで、機能
の削除または追加の操作をしなければならず、ユーザの
操作が煩雑になり、スムーズな設定が行なえないといっ
た問題があった。
【0007】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、装置の機能
の組合せを容易に設定することができ、かつ、禁止とな
る組合せの設定を回避することが可能な設定プログラ
ム、設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
記録媒体、設定装置および設定方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、複数の機能の組合せ
が可能な装置を制御するために、複数の機能それぞれに
ついて組合せることが必要な他の機能との組を記憶する
必要条件記憶手段と、複数の機能それぞれについて組合
せることができない他の機能との組を記憶する禁止条件
記憶手段とを備えたコンピュータで実行される設定プロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であ
って、設定されている機能の組合せの変更を受付けるス
テップと、新たに機能が追加された場合には、追加され
た機能に組合せることが必要な他の機能を必要条件記憶
手段より取出して追加する指示を出すステップと、機能
が削除された場合には、削除された機能との組合せが必
要な他の機能を必要条件記憶手段より取出して削除し、
新たに機能が追加された場合には、追加された機能と組
合せることができない他の機能を禁止条件記憶手段より
取出して削除する指示を出すステップとをコンピュータ
に実行させるための設定プログラムを記録する。
【0009】この発明に従えば、機能の変更が受付けら
れ、機能が追加された場合には、追加された機能に組合
せることが必要な他の機能が必要条件記憶手段より取出
されて追加される。一方、機能が削除された場合には、
削除された機能との組合せが必要な他の機能が必要条件
記憶手段より取出されて削除され、機能が追加された場
合には、追加された機能と組合せることができない他の
機能が禁止条件記憶手段より取出されて削除される。こ
のため、装置の機能の組合せを容易に設定することが可
能な設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
記録媒体を提供することができる。
【0010】好ましくは、機能追加ステップおよび機能
削除ステップで追加または削除された後の機能の組合せ
を表示させる指示を出すステップと、追加または削除さ
れた前後における機能の組合せのいずれかの選択を受付
けるステップとをコンピュータにさらに実行させる。
【0011】この発明に従えば、追加または削除された
後の機能が表示され、追加または削除された前後におけ
る機能の組合せのいずれかが選択される。このため、機
能の組合せを変更するか否かを選択することが可能とな
る。
【0012】好ましくは、機能は、装置に付加されるオ
プション、または、装置の動作を定める動作モードであ
る。
【0013】この発明に従えば、装置のオプションまた
は動作モードを容易に設定することができる。
【0014】この発明の他の局面によれば、複数の機能
の組合せが可能な装置を制御するための設定装置であっ
て、複数の機能それぞれについて組合せることが必要な
他の機能との組を記憶する必要条件記憶手段と、複数の
機能それぞれについて組合せることができない他の機能
との組を記憶する禁止条件記憶手段と、新たに機能が追
加された場合には、追加された機能に組合せることが必
要な他の機能を必要条件記憶手段より取出して追加する
機能追加手段と、機能が削除された場合には、削除され
た機能との組合せが必要な他の機能を必要条件記憶手段
より取出して削除し、機能が追加された場合には、追加
された機能と組合せることができない他の機能を禁止条
件記憶手段より取出して削除する機能削除手段とを備え
る。
【0015】この発明に従えば、機能が追加された場合
には、追加された機能に組合せることが必要な他の機能
が必要条件記憶手段より取出されて追加され、機能が削
除された場合には、削除された機能との組合せが必要な
他の機能が他の必要条件記憶手段より取出されて削除さ
れ、他の機能が追加された場合には、追加された機能と
組合せることができない他の機能が禁止条件記憶手段よ
り取出されて削除される。
【0016】好ましくは、機能追加手段および機能削除
手段で追加または削除された後の機能を表示する表示手
段と、追加または削除された前後における機能の組合せ
のいずれかを選択するための選択手段とをさらに備え
る。
【0017】この発明に従えば、追加または削除された
後の機能が表示され、追加または削除された後の機能と
追加または削除される前の機能とのいずれかが選択され
る。このため、機能の組合せを変更するか否かを選択す
ることが可能となる。
【0018】この発明のさらに他の局面によれば、複数
の機能の組合せが可能な装置を制御するために、複数の
機能それぞれについて組合せることが必要な他の機能と
の組を記憶する必要条件記憶手段と、複数の機能それぞ
れについて組合せることができない他の機能との組を記
憶する禁止条件記憶手段とを備えたコンピュータの設定
方法であって、設定されている機能の組合せの変更を受
付けるステップと、新たに機能が追加された場合には、
追加された機能に組合せることが必要な他の機能を必要
条件記憶手段より取出して追加する指示を出すステップ
と、機能が削除された場合には、削除された機能との組
合せが必要な他の機能を必要条件記憶手段より取出して
削除し、新たに機能が追加された場合には、追加された
機能と組合せることができない他の機能を禁止条件記憶
手段より取出して削除する指示を出すステップとを含
む。
【0019】この発明に従えば、機能の変更が受付けら
れて機能が追加された場合には、追加された機能に組合
せることが必要な他の機能が必要条件記憶手段より取出
されて追加される。一方、機能が削除された場合には、
削除された機能との組合せが必要な他の機能が必要条件
記憶手段より取出されて削除され、機能が削除された場
合には、追加された機能と組合せることができない他の
機能が禁止条件記憶手段より取出されて削除される。こ
のため、装置の機能の組合せを容易に設定することがで
き、かつ、禁止となる組合せの設定を回避することが可
能な設定方法を提供することができる。
【0020】好ましくは、機能追加ステップおよび機能
削除ステップで追加または削除された後の機能の組合せ
を表示させる指示を出すステップと、追加または削除さ
れた前後における機能の組合せのいずれかの選択を受付
けるステップとをさらに含む。
【0021】この発明に従えば、追加または削除された
後の機能が表示され、追加または削除された後の機能と
追加または削除される前の機能とのいずれかが選択され
る。このため、機能を変更するか否かを選択することが
可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0023】本発明の実施の形態における設定装置は、
パーソナルコンピュータ等で構成することができる。図
1は、本発明の実施の形態の1つにおける設定装置の概
略構成を示すブロック図である。図1を参照して、設定
装置100は、設定装置100の全体を制御するための
制御部101と、ユーザが設定装置100に所定のコマ
ンドやデータを入力するための入力部103と、制御部
101からの指示に応じてデータを表示またはプリント
するための出力部105と、所定の情報を記憶するため
の記憶部107と、外部入出力装置111とを含む。
【0024】入力部103は、キーボードまたはマウス
等のポインティングデバイスである。設定装置100の
ユーザが、キーボードまたはマウスを用いて制御部10
1に対して所定の指示コマンドを入力することができ
る。さらに制御部101で実行されるアプリケーション
を操作するのに必要な情報またはドキュメントを作成す
るために必要な情報を入力することができる。さらに、
入力部103は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメ
ラまたはイメージスキャナ等を用いるようにしてもよ
い。これらを用いることにより、設定装置100に画像
データを入力することができる。
【0025】出力部105は、ブラウン管または液晶表
示装置等のディスプレイである。制御部101からの指
示により、所定の情報を表示することができる。また、
記録媒体に情報を印刷出力するプリンターを用いてもよ
い。
【0026】記憶部107は、ハードディスク装置等の
磁気記憶装置である。また、磁気記憶装置に代えて、光
磁気記憶装置を用いるようにしてもよい。
【0027】外部入出力装置111は、光磁気記憶装置
であり、記録媒体113に記録された制御部101で実
行するためのプログラムや他のアプリケーションで作成
されたドキュメントデータを読取ったり、制御部101
からの指示により記録媒体113にデータを書込んだり
することができる。
【0028】なお、記録媒体113としては、磁気テー
プやカセットテープなどのテープ系、磁気ディスク(フ
レキシブルディスク、ハードディスク)や光ディスク
(CD−ROM/MO/MD/DVD等)などのディス
ク系、ICカード(メモリカードを含む)や光カードな
どのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、E
EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ等の
固定的にプログラムを担持する媒体を用いることもでき
る。また、ネットワークからプログラムやデータがダウ
ンロードされるように、流動的にプログラムを担持する
媒体であってもよい。
【0029】このような記録媒体113に格納される内
容としては、プログラムに限定されず、データであって
もよい。
【0030】図2は、本実施の形態における設定装置1
00の機能の概略を示す機能ブロック図である。図2を
参照して、設定装置100は、ユーザ215とのインタ
ーフェイスを実現するためのグラフィカルユーザインタ
ーフェイス(以下「GUI」という)213と、GUI
213を制御するためのGUI制御部209と、機能の
組合せが必要な組を記憶する必要条件データベース(以
下「必要条件DB」という)205と、機能の組合せが
禁止される組を記憶する禁止条件データベース(以下
「禁止条件DB」という)207と、必要条件DB20
5および禁止条件DB207とを用いて禁則処理を行な
う禁則処理制御部201と、設定された機能の組を記憶
する設定DB211とを備える。
【0031】GUI213は、入力部103および出力
部105を用いたユーザとのインターフェイスを示し、
ユーザ215に出力部105を介して情報を提供し、入
力部103よりユーザ215からの入力を受付ける。
【0032】GUI制御部209は、設定DB211を
参照することにより、GUI213に出力指示を出す。
また、GUI213より入力されるユーザ215の要求
を受信し、設定DB211を更新する。また、GUI制
御部209は、組合せが禁止された機能の組合せ、また
は、組合せが必要とされる機能の組合せを禁則処理制御
部201より受信し、設定DB211を更新する。
【0033】禁則処理制御部201は、必要条件DB2
05と禁止条件DB207とを参照し、ユーザ215が
GUI213を介して入力した機能の組合せの変更に応
じて、最適なオプションの組合せを決定する。より具体
的には、追加された機能または削除された機能と必ず組
合せが必要な機能を必要条件DB205より読出し、ま
た、追加された機能と組合せが禁止される機能を禁止条
件DB207より読出し、読出された機能をGUI制御
部209へ送信する。
【0034】以下、本実施の形態における設定装置10
0が、複数のオプションまたは動作モードの組合せによ
り機能が決定されるプリンタに接続された場合について
説明する。この場合、設定装置100では、プリンタの
機能を決定するためにオプションおよび動作モードの組
合せを設定することになる。オプションと機能、動作モ
ードと機能とはそれぞれが対をなし、オプションが定ま
れば機能も定まり、動作モードが定まれば機能も定ま
る。したがって、機能とは、プリンタのオプションと動
作モードとを含む概念である。
【0035】図3は、本実施の形態における設定装置で
設定されるプリンタのオプションを説明するための第1
の図である。図3を参照して、プリンタ150は、4種
類のサイズの用紙をそれぞれ収納するためのA4トレイ
151、B5トレイ152、A3トレイ153およびB
4トレイ154とを備える。そして、印刷された用紙を
複数のメールビンに振り分けて出力するためのメールビ
ンフィニッシャ155を備える。
【0036】図4は、本実施の形態における設定装置で
設定されるプリンタのオプションを説明するための第2
の図である。図4を参照して、プリンタ150は、3種
類のサイズの用紙を供給するためのA4トレイ151
と、B5トレイ152と大容量トレイ(以下「LCC」
という)157とを備える。LCCは、同じサイズの用
紙を大量に保管し、画像形成装置に用紙を供給すること
ができる。また、プリンタ150は、印刷された用紙に
ステープルを行なうためのステープルフィニッシャ15
8を備える。
【0037】このように、図3または図4に示したよう
に、プリンタ150は画像形成装置に給紙するためのト
レイの組合せが多くある。また、画像形成された用紙を
排出する際に、メールビンに振り分けするのか、あるい
は、ステープルするのかを選択することができる。この
ように、プリンタ150は、仕様目的に適したオプショ
ンを組合せることができ、オプションの組合せにより仕
様が決定される。
【0038】これらのオプションの組合せは、そのオプ
ション単独で使用することができるものの他に、他のオ
プションと必ず組合されて設定されるものと、他のオプ
ションと組合せて用いることができないものとがある。
以下、他のオプションと必ず組合されて用いられること
が必要な組合せの条件を必要条件といい、他のオプショ
ンと組合せが禁止される組合せの条件を禁止条件とい
う。
【0039】一方、プリンタ150は、種々の動作モー
ドを設定することが可能である。動作モードとは、たと
えば、Nup印刷、ブックレット印刷、ステープルの有
無、パンチの有無である。Nup印刷とは、用紙の片面
(表面または裏面)にNページ分まとめて印刷するため
の動作モードである。2ページ分まとめて印刷する動作
モードが2up印刷であり、4ページ分まとめて印刷す
る動作モードが4up印刷であり、9ページ分まとめて
印刷する動作モードが9up印刷であり、16ページ分
まとめて印刷する動作モードが16up印刷である。
【0040】ブックレット印刷とは、複数のページを中
綴じができるように2ページ分まとめて印刷し、これを
用紙の両面に印刷する動作モードである。この動作モー
ドによれば、1枚の用紙の両面にそれぞれ2ページ分の
画像が印刷され、しかも、中綴じすれば小冊子となるよ
うにページが印刷される。
【0041】ステープルまたはパンチの有無は、印刷さ
れた用紙にステープルとパンチをするか否かをそれぞれ
定めるための動作モードである。
【0042】これらの動作モードの組合せは、その動作
モード単独で設定することができるものの他に、他の動
作モードと必ず組合されて設定されるものと、他の動作
モードと組合せて用いることができないものとがある。
以下、他の動作モードと必ず組合されて用いられること
が必要な組合せの条件を必要条件といい、他の動作モー
ドと組合せが禁止される組合せの条件を禁止条件とい
う。
【0043】図5は、本実施の形態における設定装置1
00の記憶部107に記憶される機能データの一例を示
す図である。図5を参照して、機能データには、オプシ
ョンそれぞれにコードが付されたデータと、動作モード
それぞれにコードが付されたデータとが記憶される。こ
のため、機能データは、オプションまたは動作モードと
コードとが対応付けられて記憶される。機能データのう
ち、オプションとコードとが対応付けられたデータは、
オプションのA4トレイ151にコード「2」が、B5
トレイ152にコード「3」が、A3トレイ153にコ
ード「4」が、B4トレイ154にコード「5」が、L
CC157にコード「14」が、メールビンフィニッシ
ャ155にコード「12」が、ステープルフィニッシャ
158にコード「20」が、それぞれ対応付けられたデ
ータである。このように、コードとオプションとが対応
付けられた機能データが記憶される。
【0044】機能データのうち、動作モードとコードと
が対応付けられたデータは、動作モードのブックレット
印刷オフにコード「100」が、ブックレット印刷レフ
トバインディングにコード「101」が、Nup印刷オ
フにコード「200」が、2up印刷にコード「20
2」が、4up印刷にコード「204」が、9up印刷
にコード「209」が、16up印刷にコード「21
6」が、ステープルオフにコード「300」が、ステー
プルオンにコード「301」が、パンチオフにコード
「400」が、パンチオンにコード「401」が、ぞれ
対応付けられたデータである。このように、コードと動
作モードとが対応付けられた機能データが記憶される。
【0045】図6は、本実施の形態における設定装置1
00の記憶部107に記憶される必要条件DB205の
一例を示す図である。図6を参照して、必要条件DBに
は、図5に示した機能データで定義されたコードを用い
て必要条件が定義される。必要条件DB205は、機能
データのコードを用いて次の条件に従う式で定義される
データを記憶する。
【0046】(条件1)左辺のコードは、装着しようと
するオプションのコードまたは設定しようとする動作モ
ードのコードを示す。
【0047】(条件2)右辺のコードは、左辺のコード
のオプションまたは動作モードに対して組合せが必要と
されるオプションまたは動作モードのコードを示す。
【0048】また、右辺は、装着が必要とされるオプシ
ョンまたは動作モードの組合せを、「,」を用いてAN
D条件で、「0」を用いてOR条件で記述したものであ
る。たとえば、定義「12=2,3,14,0,2,
3,4,5」の場合には、右辺において、「2,3,1
4」が3つのオプションの組合せを示し、「2,3,
4,5」も4つのオプションの組合せを示している。そ
して、「2,3,14」のオプションの組合せと、
「2,3,4,5」のオプション組合せとは、いずれか
が選択されればよいOR条件で表される。
【0049】たとえば、定義「3=2」は、コード
「3」に対応するB5トレイ151を装着するために
は、コード「2」に対応するA4トレイ152を装着す
る必要があることを示す。換言すれば、定義「3=2」
は、A4トレイ152が装着されていないとB5トレイ
152は装着できないことを示す。
【0050】定義「4=2,3」は、コード「4」に対
応するA3トレイ153を装着するためには、コード
「2」に対応するA4トレイ151とコード「3」に対
応するB5トレイ152との装着が必要であることを示
す。
【0051】定義「5=2,3,4」は、コード「5」
に対応するB4トレイ154を装着するためには、コー
ド「2」に対応するA4トレイ151、コード「3」に
対応するB5トレイ152およびコード「4」に対応す
るA3トレイ153を装着する必要があることを示す。
【0052】定義「14=2」は、コード「14」に対
応するLCC157を装着するためには、コード「2」
に対応するA4トレイ151を装着する必要があること
を示す。
【0053】定義「12=2,3,14,0,2,3,
4,5」は、コード「12」に対応するメールビンフィ
ニッシャ155を装着するための必要条件として、コー
ド「2,3,14」で表されるオプションの組合せと、
コード「2,3,4,5」で表されるオプションの組合
せとの2種類のオプションの組合せがあることを示す。
すなわち、メールビンフィニッシャ155を装着するた
めには、コード「2,3,14」にそれぞれに対応する
A4トレイ151、B5トレイ152およびLCC15
7が装着されているか、または、コード「2,3,4,
5」にそれぞれに対応するA4トレイ151、B5トレ
イ152、A3トレイ153およびB4トレイ154が
装着されていることが必要であることを示す。
【0054】定義「20=2,3,14,0,2,3,
4,5」は、コード「20」で表わされるステープルフ
ィニッシャ158を装着するための必要条件として、コ
ード「2,3,14」で表されるオプションの組合せ
と、コード「2,3,4,5」で表されるオプションの
組合せとの2種類のオプションの組合せがあることを示
す。すなわち、ステープルフィニッシャ158を装着す
るためには、コード「2,3,14」にそれぞれに対応
するA4トレイ151、B5トレイ152およびLCC
157が装着されているか、または、コード「2,3,
4,5」にそれぞれに対応するA4トレイ151、B5
トレイ152、A3トレイ153およびB4トレイ15
4が装着されていることが必要であることを示す。
【0055】定義「101=200」は、コード「10
1」で表わされるブックレット印刷レフトバインディン
グの動作モードに設定するには、コード「200」で表
されるNup印刷オフの動作モードが設定されているこ
とが必要であることを示す。
【0056】定義「202=100」は、コード「20
2」で表わされる2up印刷の動作モードに設定するに
は、コード「100」で表されるブックレット印刷オフ
の動作モードが設定されていることが必要であることを
示す。
【0057】定義「301=20」は、コード「30
1」で表わされるステープルオンの動作モードに設定す
るには、コード「20」で表されるステープルフィニッ
シャ158が装着されていることが必要であることを示
す。
【0058】図7は、本実施の形態における設定装置1
00の記憶部107に記憶される禁止条件DB207の
一例を示す図である。図7を参照して、禁止条件DB2
07は、機能データのコードを用いて次の条件に従う式
で定義されるデータで構成される。
【0059】(条件1)左辺のコードは、装着しようと
するオプションまたは動作モードのコードを示す。
【0060】(条件2)右辺のコードは、左辺のコード
のオプションまたは動作モードに対し組合せが禁止され
るオプションまたは動作モードのコードを示す。
【0061】図7を参照して、定義「4=14」は、コ
ード「4」に対応するA3トレイ153とコード「1
4」に対応するLCC157とは、同時に装着すること
ができないことを示す。
【0062】定義「5=14」は、コード「5」に対応
するB4トレイ154とコード「14」に対応するLC
C157とは、同時に装着することができないことを示
す。
【0063】定義「14=4,5」は、コード「14」
に対応するLCC157は、コード「4」に対応するA
3トレイ153およびコード「5」に対応するB4トレ
イ154とを組合せて同時に装着することができないこ
とを示す。したがって、LCC157とA3トレイ15
3およびB4トレイ154とを同時に装着することはで
きない。
【0064】定義「12=20」は、コード「12」に
対応するメールビンフィニッシャ155とコード「2
0」に対応するステープルフィニッシャ158とは同時
に装着することができないことを示す。
【0065】定義「20=12」も同様に、コード「2
0」に対応するステープルフィニッシャ158とコード
「12」に対応するメールビンフィニッシャ155とは
同時に装着することができないことを示す。
【0066】定義「101=202,0,204,0,
209,0,216」は、コード「101」に対応する
ブックレット印刷レフトバインディングの動作モード
は、コード「202」に対応する2up印刷、「20
4」に対応する4up印刷、「209」に対応する9u
p印刷および「216」に対応する16up印刷の動作
モードのいずれとも同時に設定することができないこと
を示す。
【0067】定義「301=401」は、コード「30
1」に対応するステープルオンの動作モードとコード
「401」に対応するパンチオンの動作モードとは同時
に設定することができないことを示す。
【0068】このように、記憶部107は、図5に一例
を示した機能データと、その機能データのコードを用い
て組合せが必要となる条件を記憶した必要条件DB20
5と、組合せが禁止される禁止条件DB207とを記憶
するようにしている。
【0069】禁則処理制御部201は、必要条件DB2
05および禁止条件DB207を参照することにより、
組合せが必要な条件となるオプションまたは動作モード
の組合せ、組合せが禁止されるオプションまたは動作モ
ードの組合せを導き出す。
【0070】図8は、本実施の形態における設定装置1
00の出力部105に表示されるGUIの設定画面の一
例を示す図である。図8を参照して、設定画面160
は、現在のプリンタのオプションの組合せ状況を図で表
わす領域162と、追加可能なオプションを列挙して表
示する領域161と、追加ボタン164と、削除ボタン
165と、追加または削除された後のオプションの組合
せを表示する領域163とを含む。したがって、使用者
は、設定画面160を見ることにより、設定されている
現在のオプションの状況を領域162で確認することが
できる。また、領域161に列挙されたオプションをユ
ーザがマウス等のポインティングデバイスで選択し、追
加ボタン164または削除ボタン165を適宜マウス等
でクリックすることにより、現在のオプションの組合せ
に新たにオプションを追加したり、オプションを削除し
たりすることができる。そして、追加または削除された
後のオプションの組合せが領域163に表示される。領
域163には、オプションを列挙してもよいし、領域1
62と同様に図で表わすようにしてもよい。
【0071】図9は、本実施の形態における設定装置1
00の出力部105に表示されるGUIの設定画面の一
例を示す別の図である。図9を参照して、設定画面17
0は、プリンタに設定されている動作モードの変更を入
力するための領域171,172と、出力に関する動作
モードを設定するための画面に表示を切換えるための画
面切替ボタン173と、設定された動作モードで印刷さ
れた場合のレイアウトを表示するための領域174とを
含む。
【0072】領域171はNup印刷の動作モードに関
する。そして、領域171にはプリンタに設定されてい
るNup印刷の動作モードが表示される。領域171の
右端部分をマウスでクリックすると、Nup印刷に関す
る動作モードを表示するためのウインドウが表示され、
表示された中からNup印刷に関する動作モードを選択
することができる。
【0073】領域172はブックレット印刷の動作モー
ドに関する。そして、領域172にはプリンタに設定さ
れているブックレット印刷の動作モードが表示される。
領域172の右端部分をマウスでクリックすると、ブッ
クレット印刷に関する動作モードを表示するためのウイ
ンドウが表示され、表示された中からブックレット印刷
に関する動作モードを選択することができる。
【0074】領域174には、設定された動作モードで
印刷した場合のレイアウトが表示される。したがって、
領域171または領域172で動作モードが変更される
ごとに、領域174が再表示される。
【0075】画面切替ボタン173が、マウスでクリッ
クなどされると、出力の詳細な動作モードを設定するた
めの出力設定画面が表示される。
【0076】図10は、本実施の形態における設定装置
100の出力部105に表示されるGUIの出力設定画
面の一例を示す図である。図10を参照して、出力設定
画面175は、プリンタに設定されている動作モードの
変更を入力するための領域176,177を含む。
【0077】領域176はプリンタのステープルの動作
モードに関する。そして、領域176にはプリンタに設
定されているプリンタのステープルの動作モードが表示
される。領域176の右端部分をマウスでクリックする
と、プリンタのステープルの動作モードを表示するため
のウインドウが表示され、表示された中からプリンタの
ステープルの動作モードを選択することができる。
【0078】領域177はプリンタのパンチの動作モー
ドに関する。そして、領域177にはプリンタに設定さ
れているプリンタのパンチの動作モードが表示される。
領域177の右端部分をマウスでクリックすると、プリ
ンタのパンチの動作モードを表示するためのウインドウ
が表示され、表示された中からプリンタのパンチの動作
モードを選択することができる。
【0079】図11は、本実施の形態における設定装置
100で行なわれる機能追加処理の流れを示す第1のフ
ローチャートである。図11を参照して、機能追加処理
では、まず、フラグを「0」にリセットし、推奨セット
の配列RSに現在セットの配列CSをコピーする。推奨
セットは、機能追加処理が行なわれることにより作成さ
れるユーザに推奨するための機能の組合せを示し、機能
の組合せが図5に示した機能データで定義されたコード
を用いて配列RSで表わされる。
【0080】現在セットは、設定されている現在の機能
の組合せが機能データで定義されるコードを用いて配列
CSで表わされる。
【0081】たとえば、設定されている現在の機能が、
図3に示すオプションの組合せとした場合には、A4ト
レイ151、B5トレイ152、A3トレイ153、B
4トレイ154およびメールビンフィニッシャ155で
あり、それぞれのコードが配列CSに入れられる。すな
わち、CS[0]=2(A4トレイ151)、CS
[1]=3(B5トレイ152)、CS[2]=4(A
3トレイ153)、CS[3]=5(B4トレイ15
4)、CS[4]=12(メールビンフィニッシャ15
5)となる。
【0082】ステップS1では、推奨セットの配列RS
に現在セットの配列CSがコピーされる。図3に示すプ
リンタにあっては、RS[i]=CS[i](0≦i≦
4)となる。現在セットの機能は、設定DB211に記
憶されており、設定DB211より読出されて、配列C
Sに代入される。
【0083】次のステップS2では、ユーザより、追加
する機能Aの入力が受付けられる。そして、必要条件D
B205から受付けられた機能Aと組合せが必要な機能
が読出され、配列AN[N]に代入される。
【0084】たとえば、機能Aとして「B4トレイ」の
オプションが受付けられた場合、B4トレイ154のコ
ード「5」を用いて、必要条件DB205から、図6に
示した定義「5=2,3,4」が読出され、配列AN
[i]に代入される(ステップS3)。すなわち、AN
[0]=2、配列AN[1]=3、配列AN[2]=4
とされる。
【0085】次に、ステップS4に進む際には、変数i
が「0」に設定される。ステップS4では、変数iがN
となるまで変数iの値を1づつ増加させてステップS5
〜ステップS11までの処理が繰返して行なわれる。こ
れは、追加する機能Aと組合せが必要な機能のすべてに
対して、それらの機能にさらに組合せが必要とされる機
能があるか否か、または、組合せが禁止される機能があ
るか否かをチェックするためである。
【0086】ステップS5では、組合せが必要とされた
機能AN[i]が、現在セットの配列CSに含まれてい
るか否かが判断される。既に機能AN[i]が設定され
ている場合には、機能AN[i]を再度設定する必要が
ないからである。
【0087】機能AN[i]に代入されたコードが現在
セットの配列CSに含まれている場合には、ステップS
4に進み、そうでない場合にはステップS6に進む。な
お、ステップS4に進む際には、iが1だけ増加され
る。
【0088】ステップS6では、フラグに「1」が設定
される。そして、ステップS7では、推奨セットの配列
RSに機能AN[i]に代入されたコードが追加され
る。これにより、推奨セットに機能AN[i]が追加さ
れる。
【0089】そして、禁止条件DB207から機能AN
[i]との組合せが禁止されている機能が読出され、配
列SC[K1]に入れられる(ステップS8)。そし
て、変数jに「0」が設定され、変数jがK1になるま
で1づつ増加されて、ステップS10とステップS11
とがそれぞれの変数jの値に対して行なわれる。
【0090】ステップS10では、推奨セットの配列R
Sに、機能SC[j]が含まれているか否かが判断さ
れ、含まれている場合にはステップS11に進み、そう
でない場合にはステップS9に進む。この際、ステップ
S9に進む際には、変数jは1だけインクリメントされ
る。
【0091】ステップS11では、推奨セットの配列R
Sから機能SC[j]に代入されたコードと同じコード
が削除される。このように、機能Aを追加することによ
り、組合せが必要とされる機能AN[i]が導き出さ
れ、機能AN[i]との組合せが禁止されている機能S
C[j]が推奨セットの配列RSより削除される。これ
により、推奨セットRSの配列には、機能Aを追加した
としても、組合せが禁止される機能が含まれることがな
い機能の組合せとなる。
【0092】ステップS4で、機能Aと組合せが必要な
機能AN[i]について、ステップS5〜ステップS1
1までの処理が終了したならば、ステップS12へ進
み、追加する機能Aとの組合せが禁止されている機能を
禁止条件D/B207から読出し、配列AC[K2]に
代入する。そして、ステップS13において、変数kが
「0」からK2になるまで1ずつインクリメントされ
て、変数kのそれぞれの値に対してステップS14から
ステップS16の処理が行なわれる。
【0093】ステップS14では、推奨セットの配列R
Sに、機能AC[k]が含まれているか否かが判断さ
れ、含まれている場合はステップS15に進み、そうで
ない場合にはステップS13に進む。ステップS13に
進む際に、変数kは1だけインクリメントされる。
【0094】そして、ステップS15では、推奨セット
の配列RSから機能AC[k]に代入されているコード
と同じコードが削除される。これにより、推奨セットか
ら機能AC[k]に代入されたコードに対応する機能が
削除される。そして、フラグに「1」が設定される(ス
テップS16)。その後、ステップS13に進み、変数
kがK2となるまで処理が繰返される。
【0095】変数kがK2となると、ステップS17に
進む。ステップS17では、フラグが「0」か否かが判
断される。フラグが「0」の場合にはステップS18に
進み、そうでない場合にはステップS19に進む。ステ
ップS18では、現在セットの配列CSに機能Aを追加
する。
【0096】ステップS19では、ユーザに対して推奨
セットを提示する。この場合には、ダイヤログなどをオ
ープンすることにより出力部105より出力することが
できる。
【0097】そして、ユーザから推奨セットへ変更する
指示が入力されたか否かが判断される(ステップS2
0)。そして、変更が指示された場合にはステップS2
1に進み、そうでない場合には処理を終了する。
【0098】ステップS21では、現在セットの配列C
Sに、推奨セットの配列RSをコピーする。これによ
り、現在セットの配列CSが変更され、機能の組合せが
更新されることになる。
【0099】図12は、本実施の形態における設定装置
100で行なわれる機能削除処理の流れを示すフローチ
ャートである。図12を参照して、ステップS31で
は、フラグに「0」が設定され、推奨セットの配列RS
に、現在セットの配列CSがコピーされる。
【0100】そして、削除する機能Bの入力が受付けら
れる(ステップS32)。次に、変数iが「0」に設定
され、「0」から「C」まで1ずつインクリメントされ
て、変数iのそれぞれの値に対してステップS34〜ス
テップS37までの処理が行なわれる。ここで定数C
は、現在セットの配列CSに含まれる要素の数である。
換言すれば、定数Cは現在セットに設定されているオプ
ションの数を示す。したがって、ステップS34〜ステ
ップS37は、現在設定されている機能それぞれについ
て行なわれる処理といえる。
【0101】ステップS34では、現在セットの配列C
Sに含まれる機能CS[i]と組合せが必要な機能を、
必要条件DB205から読出し、配列BN[N]に代入
する(ステップS34)。そして、次のステップS35
では、配列BNに機能Bが含まれるか否かが判断され
る。機能Bが含まれる場合にはステップS36に進み、
そうでない場合にはステップS33に進む。
【0102】ステップS33に進む場合には、iは1だ
け増加される。そして、ステップS36では、推奨セッ
トの配列RSから機能CS[i]に代入されているコー
ドが削除される。これは、CS[i]に代入されたコー
ドに対応する機能は、機能Bと組合せが必要とされる機
能であるため、機能Bを削除する場合には、機能CS
[i]をも削除する必要があるからである。
【0103】ステップS37では、フラグに「1」が設
定されてステップS33に進む。ステップS33に進む
場合には、変数iが1だけインクリメントされる。
【0104】そして、現在セットの配列CSに代入され
ているすべてのコードについてステップS34〜ステッ
プS37までの処理が終了した場合には(ステップS3
3でNO)、ステップS38に進む。
【0105】ステップS38では、フラグが「0」か否
かが判断され、「0」の場合はステップS39に進み、
そうでない場合にはステップS40に進む。ステップS
39では、現在セットから機能Bが削除される。この場
合には、機能Bと組合せが必要な機能が現在セットの配
列CSの中に含まれない場合である。
【0106】ステップS40では、ユーザに対して推奨
セットを提示する。この場合には、推奨セットの配列R
Sに含まれるコードに対応する機能をダイヤログなどを
オープンすることなどにより出力部105より出力する
ことができる。
【0107】そして、推奨セットの配列RSへ変更の指
示が入力されたか否かが判断される(ステップS4
1)。変更が指示された場合にはステップS42に進
み、そうでない場合には処理を終了する。これにより、
ユーザは、推奨セットに変更するか否かを画面で選択す
ることができるので、判断を誤ることがない。
【0108】ステップS42では、現在セットの配列C
Sに推奨セットの配列RSをコピーして処理を終了す
る。
【0109】以上説明したように本実施の形態における
設定装置においては、機能の組合せが必要となる必要条
件DB205と機能の組合せが禁止される禁止条件DB
207とを用いて、現在設定されている機能の組合せの
変更を可能とした。このため、たとえば、機能の組合せ
条件が異なる機種があったとしても、必要条件DB20
5および禁止条件DB207の定義を変更するだけで、
容易に対応することができる。
【0110】また、現在の設定されているオプションの
組合せに対して、新たに機能を追加する場合には、その
追加する機能に組合せることが必要な機能または組合せ
ることができない機能が含まれているか否かを容易に決
定することができるため、機能の組合せを容易に変更す
ることができる。
【0111】さらに、組合せが必要な機能または組合せ
が禁止される機能を再帰的に検出するようにしたので、
組合せが禁止される機能の組合せを必ず排除することが
できる。
【0112】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおける設定装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態における設定装置の機能の概略
を示す機能ブロック図である。
【図3】 本実施の形態における設定装置で設定される
プリンタのオプションを説明するための第1の図であ
る。
【図4】 本実施の形態における設定装置で設定される
プリンタのオプションを説明するための第2の図であ
る。
【図5】 本実施の形態における設定装置の記憶部に記
憶される機能データの一例を示す図である。
【図6】 本実施の形態における設定装置の記憶部に記
憶される必要条件DBの一例を示す図である。
【図7】 本実施の形態における設定装置の記憶部に記
憶される禁止条件DBの一例を示す図である。
【図8】 本実施の形態における設定装置の出力部に表
示されるGUIの設定画面の一例を示す図である。
【図9】 本実施の形態における設定装置の出力部に表
示されるGUIの設定画面の一例を示す別の図である。
【図10】 本実施の形態における設定装置の出力部に
表示されるGUIの出力設定画面の一例を示す図であ
る。
【図11】 本実施の形態における設定装置で行なわれ
る機能追加処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】 本実施の形態における設定装置で行なわれ
る機能削除処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 設定装置、101 制御部、103 入力部、
105 出力部、107 記憶部、111 外部入出力
装置、113 記録媒体、150 プリンタ、151
A4トレイ、152 B5トレイ、153 A3トレ
イ、154 B4トレイ、155 メールビンフィニッ
シャ、158 ステープルフィニッシャ、160 設定
画面、164 追加ボタン、165 削除ボタン、20
1 禁則処理制御部、203 定義DB、205 必要
条件DB、207 禁止条件DB、209 GUI制御
部、211 設定DB、213 GUI、215 ユー
ザ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を組合せ可能な装置を制御す
    るために、前記複数の機能それぞれについて組合せるこ
    とが必要な他の機能との組を記憶する必要条件記憶手段
    と、前記複数の機能それぞれについて組合せることがで
    きない他の機能との組を記憶する禁止条件記憶手段とを
    備えたコンピュータで実行される設定プログラムを記録
    したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 設定されている機能の組合せの変更を受付けるステップ
    と、 新たに機能が追加された場合には、追加された機能に組
    合せることが必要な他の機能を前記必要条件記憶手段よ
    り取出して追加する指示を出すステップと、 機能が削除された場合には、削除された機能との組合せ
    が必要な他の機能を前記必要条件記憶手段より取出して
    削除し、新たに機能が追加された場合には、追加された
    機能と組合せることができない他の機能を前記禁止条件
    記憶手段より取出して削除する指示を出すステップとを
    コンピュータに実行させるための設定プログラム。
  2. 【請求項2】 前記機能追加ステップおよび前記機能削
    除ステップで追加または削除された後の機能の組合せを
    表示させる指示を出すステップと、 前記追加または削除された前後における機能の組合せの
    いずれかの選択を受付けるステップとをコンピュータに
    さらに実行させる、請求項1に記載の設定プログラム。
  3. 【請求項3】 前記機能は、前記装置に付加されるオプ
    ション、または、前記装置の動作を定める動作モードで
    ある、請求項1または2に記載の設定プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の設定
    プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 複数の機能の組合せが可能な装置を制御
    するための設定装置であって、 前記複数の機能それぞれについて組合せることが必要な
    他の機能との組を記憶する必要条件記憶手段と、 前記複数の機能それぞれについて組合せることができな
    い他の機能との組を記憶する禁止条件記憶手段と、 新たに機能が追加された場合には、追加された機能に組
    合せることが必要な他の機能を前記必要条件記憶手段よ
    り取出して追加する機能追加手段と、 機能が削除された場合には、削除された機能との組合せ
    が必要な他の機能を前記必要条件記憶手段より取出して
    削除し、機能が追加された場合には、追加された機能と
    組合せることができない他の機能を前記禁止条件記憶手
    段より取出して削除する機能削除手段とを備えた、設定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記機能追加手段および前記機能削除手
    段で追加または削除された後の機能を表示する表示手段
    と、 前記追加または削除された前後における機能の組合せの
    いずれかを選択するための選択手段とをさらに備えた、
    請求項5に記載の設定装置。
  7. 【請求項7】 複数の機能の組合せが可能な装置を制御
    するために、前記複数の機能それぞれについて組合せる
    ことが必要な他の機能との組を記憶する必要条件記憶手
    段と、前記複数の機能それぞれについて組合せることが
    できない他の機能との組を記憶する禁止条件記憶手段と
    を備えたコンピュータの設定方法であって、 設定されている機能の組合せの変更を受付けるステップ
    と、 新たに機能が追加された場合には、追加された機能に組
    合せることが必要な他の機能を前記必要条件記憶手段よ
    り取出して追加する指示を出すステップと、 機能が削除された場合には、削除された機能との組合せ
    が必要な他の機能を前記必要条件記憶手段より取出して
    削除し、新たに機能が追加された場合には、追加された
    機能と組合せることができない他の機能を前記禁止条件
    記憶手段より取出して削除する指示を出すステップとを
    含む、設定方法。
  8. 【請求項8】 前記機能追加ステップおよび前記機能削
    除ステップで追加または削除された後の機能の組合せを
    表示させる指示を出すステップと、 前記追加または削除された前後における機能の組合せの
    いずれかの選択を受付けるステップとをさらに含む、請
    求項7に記載の設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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