JP2002229120A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002229120A
JP2002229120A JP2001024494A JP2001024494A JP2002229120A JP 2002229120 A JP2002229120 A JP 2002229120A JP 2001024494 A JP2001024494 A JP 2001024494A JP 2001024494 A JP2001024494 A JP 2001024494A JP 2002229120 A JP2002229120 A JP 2002229120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で小型の構成により、光ビームの軌跡に
より文字,図形等の所望の形状の表示を行なうことがで
きるようにした表示装置を提供する。 【解決手段】 発光装置11を光軸に垂直な二軸方向に
関して揺動可能に支持する支持部12と、発光装置から
後方に延びるガイド軸13を受容するカム溝14aを備
えた環状のカム部材14と、ガイド軸13の駆動手段1
5とを含み、発光装置が、第二のレンズ面としての頂部
22aと後端部22cと外周部22bと第一のレンズ面
としての天井部内端面22eと内周部22fとから成る
凹部22dとを有するバルク型レンズ22と凹部内に配
設した光源21aから成る発光部21と駆動部23と電
源部24とバルク型レンズ及び発光部を収容するケース
25とを含み、光源からの光が天井部または内周部から
バルク型レンズ内に入射し、直接又は反射後、狭い照射
角度で出射するように表示装置10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ビームを振る
ことにより、空中に文字,図形等を表示するための表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような表示装置は、発光部と
してのレーザ光源と、二軸方向に反射光を振るように構
成された反射手段とから構成されており、レーザ光源か
ら出射した光を反射手段により所望の方向に反射させる
と共に、振って前方に向かって光を照射するようになっ
ている。
【0003】ここで、上記反射手段は、例えばレーザ光
源の光軸方向に垂直な二軸方向に関してそれぞれミラー
を揺動させることにより、レーザ光源からの光を二軸方
向に振るように構成されている。このようにして、レー
ザ光源から出射した光は反射部材により反射され、進行
方向の空中やスクリーン等に対して光ビームの軌跡によ
り文字,図形等の表示を行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示装置においては、レーザ光源から出射する光ビ
ームを二つのミラーで振ることによって、光ビームの軌
跡により文字,図形等の所望の形状の表示を行なうよう
になっているが、各ミラーを揺動させるためには一般に
回転ソレノイドが必要であり、そのため表示装置全体の
重量が増大すると共に、回転ソレノイドを高速で駆動さ
せ、高精度で停止させるためには高度な技術が必要とさ
れる。したがって、表示装置全体のコストが高くなって
しまうと共に、回転ソレノイドの制御精度の点から動作
安定性が低くなってしまう。
【0005】この発明は、以上の点にかんがみ、簡単で
小型の構成により、容易に光ビームの軌跡により文字,
図形等の所望の形状の表示を行なうことができるように
した表示装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の表示装置は、光軸方向に沿って光ビームを
出射する発光装置と、この発光装置を光軸に垂直な二軸
方向に関して揺動可能に支持する支持部と、環状の所定
の形状を有しており、発光装置から光軸方向に沿って後
方に延びるガイド軸を受容するカム溝を備えるカム部材
と、上記ガイド軸をカム溝に沿って摺動させるようにガ
イド軸を回転駆動する駆動手段とを含んでおり、上記発
光装置が、第二のレンズ面としての頂部,ほぼ平坦な底
部,外周部と、底部から前方に向かって形成された第一
のレンズ面としての天井部と内周部とから成る凹部とを
有しているバルク型レンズと、このバルク型レンズの凹
部内に配設された少なくとも一個の光源から成る発光部
と、上記発光部を駆動する駆動部と、この駆動部に給電
する電源部と、これらバルク型レンズ,発光部,駆動部
及び電源部のうち少なくともバルク型レンズ及び発光部
を収容するケースと、を含んでいて、発光部の光源から
の光が、バルク型レンズの凹部の天井部または内周部か
らバルク型レンズ内に入射し、直接にあるいは外周部の
内面で反射された後、バルク型レンズの頂部から光軸方
向に沿って狭い照射角度で出射されることを特徴とす
る。
【0007】前記発光装置の支持部を、発光装置の重心
付近を通る二軸方向に揺動可能に発光装置を支持するよ
う構成すれば好ましい。前記発光装置のガイド軸は、そ
の先端にカム部材のカム溝内に係合するベアリングを備
えていれば好ましい。前記ガイド軸は、好ましくは、少
なくともその先端にて摩擦係数の小さい材料から構成さ
れている。前記駆動手段は、好ましくは、カム部材の中
心軸方向に延びる駆動軸を備えた駆動モータと、駆動モ
ータの駆動軸から半径方向に延びる駆動アームと、を有
しており、この駆動アームが、発光装置のガイド軸を摺
動可能に係合するように半径方向に延びるスロットを備
えている。
【0008】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズ
は、頂部と、底部と、外周部と、底部から頂部に向かっ
て形成された天井部と内周部とからなる凹部とを有して
いる光学媒体からなり、凹部が光源の収納部であり、天
井部及び頂部がレンズ面として、内周部が光入射面とし
て、外周部が全反射面として、そして底部が反射面とし
て機能する。凹部の内部に光源を収納した場合は、天井
部がレンズの入射面として、頂部がレンズの出射面とし
て機能する。内周部から光学媒体に入射した光は、全反
射して、又は底部で反射されて頂部に伝送される。「バ
ルク型」とは、砲弾型、卵型、繭型、蒲鉾型等、ある程
度の厚み又は膨らみを有する固形体を意味する。光軸方
向に垂直な断面の形状は、真円、楕円、三角形、四角
形、多角形等が可能である。バルク型のレンズ本体の外
周部は、円柱、角柱の円周部のような光軸に平行な面で
も良く、光軸に対してテーパを有していてもかまわな
い。また、天井部及び頂部のレンズ面は、凸面、凹面、
平面、フレネルレンズ面のいずれかを適宜選択できる。
【0009】バルク型レンズは、レンズ作用及び入射面
と出射面とを接続する光伝送作用を有するので、光の波
長に対して透明な材料であり、かつ、屈折率が空気の屈
折率とは異なる必要がある。このような材料としては、
アクリル樹脂等の透明樹脂(透明プラスチック材料)、
石英ガラス、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛
ガラス等の種々のガラス材料等が使用可能である。或い
は、酸化亜鉛(ZnO)、硫化亜鉛(ZnS)、炭化珪
素(SiC)等の結晶性材料を用いてもかまわない。
又、可とう性、屈曲性や伸縮性のある透明ゴムのような
材料でもよい。なお、光源として、ハロゲンランプ等の
白熱球を用いる場合は、これによる発熱を考慮し、耐熱
性光学材料を用いるべきである。耐熱性光学材料として
は、石英ガラス、サファイアガラス等の耐熱ガラスが好
ましい。或いは、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサル
ホン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリエーテルエステ
ルアミド樹脂、メタクリル樹脂、非晶性ポリオレフィン
樹脂、パーフルオロアルキル基を有する高分子材料等の
耐熱性樹脂等の耐熱性光学材料が使用可能である。Si
C等の結晶性材料も耐熱性に優れている。
【0010】光源としては、LEDや半導体レーザ等の
ように、発光に際して顕著な発熱作用を伴わない光源が
好ましい。その発熱が少ないことから、バルク型レンズ
に熱的影響を与えることがない。本発明の表示装置にバ
ルク型レンズを使用すれば、光源の数を多数必要とする
ことなく、所望の照度を有する表示装置を簡単に得るこ
とが出来る。この照度は、光源を同一として較べれば、
従来公知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度であ
る。バルク型レンズは、従来の技術では達成出来ない照
度を、簡単且つ小型な構成で実現出来る。
【0011】LEDには内部量子効率と外部量子効率が
あるが、通常、外部量子効率は内部量子効率よりも低
い。LEDをバルク型レンズの収納部(凹部)に収納す
ることにより、内部量子効率とほぼ等しい効率で、潜在
的なLEDの光エネルギを有効に取り出すことが可能と
なる。その原理は、(a)バルク型レンズの頂部及び天
井部であるレンズ面、及び外周部での反射光(迷光)が
外周部で全反射することによりバルク型レンズ外にほと
んど散逸しない、(b)上記反射光(迷光)の一部が頂
部及び天井部であるレンズ面にもどる、(c)上記反射
光(迷光)の一部が底部で反射されて頂部及び天井部で
あるレンズ面にもどる、(d)上記反射光(迷光)の一
部がLED光源に吸収され再発光する、さらに、(e)
内周部に入射する光も全反射により導光し有効利用して
いる、ことなどが考えられる。
【0012】また、バルク型レンズによれば、LED等
の光源それ自身は何ら手を加えることなく、容易に光の
発散、収束等の光路の変更や焦点の変更が可能である。
すなわち、光源の発散角が既知であれば、第1及び第2
のレンズ面の曲率半径等の選定が簡単に出来る。なお、
第1及び第2のレンズ面のいずれか一方は、曲率半径が
無限大、若しくは無限大に近い平坦な面であっても良
い。第1及び第2のレンズ面のいずれか一方が、無限大
ではない所定の(有限の)曲率半径を有していれば、光
の収束、発散の制御が可能である。又、「所定の発散
角」は0°、即ち平行光線であっても良い。又、発散角
が90°であっても、収納部が光源の発光部を完全に光
学的に覆っているため、有効にその光を集光することが
可能である。これは、従来のレンズ等の光学系では不可
能な作用である。即ち、天井部以外の収納部の内周部
も、有効な光の入射部として機能し得る。
【0013】具体的には、光源は、チップ状の半導体発
光素子、透明材料でモールドされた半導体発光素子又は
他の光源から光を導く光ファイバの出射端面である。こ
れらの光源を光学媒質を介して収納部に収納しても良
い。屈折率によって光学媒質を適宜選択することによっ
ても光の発散、収束等の光路の変更や焦点の変更が可能
であり、また、内周部から光学媒体に入射する光の屈折
角を変えることができ、光学媒体の全反射をより効果的
にすることもできる。ここで、光学媒質には、固体、液
体、気体、のみならず、ゾル状、コロイド状若しくはゲ
ル状の光の波長に対して透明な物質も含まれる。
【0014】また、バルク型レンズは、頂部と、底部
と、外周部と、この底部から頂部に向かって形成された
天井部と内周部からなる凹部とを有している光学媒体で
あり、凹部が光源の収納部であり、天井部及び頂部がレ
ンズ面として、内周部が光入射面として、外周部が全反
射面として、また底部が反射面として機能し、内周部の
光入射面が所定の傾きを有する少なくとも光波長以上の
大きさの凹凸面で構成されていてもよい。また所定の傾
きφは、凹部の屈折率をn1 、光学媒体の屈折率を
2 、光学媒体内の外周部面における全反射角をθt 光
源の発散角をθd として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt から定まる角度である。この構成によれば、例えば、端
面発光LEDのようにほとんどの出射光がチップの側面
から出射するようなLEDを使用する場合においても、
光源の全ての出射光を集光できる。
【0015】さらにまた、バルク型レンズは、レンズ部
と光源を収納する収納部とが一体で形成されているた
め、従来のレンズ系では必要であったレンズと光源を光
学的位置合わせをして保持する保持部を必要とせず、ま
た、光学的位置合わせ工程を必要とせず、ただ光源にか
ぶせるだけでよいので、極めて低コストである。
【0016】上記構成によれば、発光装置にて、電源部
からの給電により駆動部が発光部の一個もしくは複数個
の光源を発光させる。これにより、発光部の各光源から
出射した光は、一部が、バルク型レンズの天井部からバ
ルク型レンズ内に入射し、また他の一部が、バルク型レ
ンズの内周面からバルク型レンズに入射する。したがっ
て、バルク型レンズに入射した光は、一部が直接に頂部
から出射し、また他の一部がバルク型レンズの外周部の
内側で反射されて頂部から出射する。これにより、バル
ク型レンズの頂部から出射する光は、バルク型レンズの
天井部である第一のレンズ面と頂部である第二のレンズ
面によるレンズ効果に基づいて屈折され、前方に向かっ
て狭い照射角度で照射される。そして、上記発光部の光
源がバルク型レンズの凹部内に完全に嵌入しているの
で、、光源から出射した光が高い効率でバルク型レンズ
内に入射し、表示装置の照射光度を大幅に高めることが
できる。
【0017】このような状態から、駆動手段にて発光装
置のガイド軸を回転駆動させると、このガイド軸は、駆
動手段による回転に伴って、カム部材のカム溝に沿って
摺動する。これにより、ガイド軸はカム部材のカム溝の
形状に従って移動する。そして、発光装置が支持部によ
り光軸に垂直な二軸方向に関して揺動可能に支持されて
いるので、発光装置は、ガイド軸の移動に伴って、発光
装置の前端がガイド軸とは逆方向に揺動することにな
り、発光装置の前端から出射する光ビームは、カム部材
のカム溝の形状に対応して振られる。これにより、発光
装置から出射する光ビームの軌跡により、カム部材のカ
ム溝の形状に対応した形状の表示が行なわれることにな
る。
【0018】このようにして、本発明によれば、発光装
置から出射する光ビームを、駆動部によりカム部材のカ
ム溝の形状に対応して振ることによって、光ビームの軌
跡により文字,図形等の所望の形状の表示を行なうこと
ができる。この際、発光装置において、発光部の光源と
してLED等の小型の光源から出射する光を、上述した
特別の構成の光学部材を使用することによって、効率良
く集光して、十分な光量の光を照射することができる。
【0019】上記支持部が、発光装置の重心付近を通る
二軸方向に揺動可能に上記発光装置を支持する場合に
は、発光装置は、その重心付近が支持部で二軸方向に揺
動可能に支持されているので、ガイド軸により発光装置
を二軸方向に揺動させるための駆動力が小さくて済み、
容易に揺動させることができる。
【0020】上記ガイド軸がその先端にカム部材のカム
溝内に係合するベアリングを備えている場合には、ガイ
ド軸の先端がカム部材のカム溝に沿って移動する際に、
その摩擦がベアリングによる転がり摩擦であるので、ガ
イド軸の先端をカム部材のカム溝に沿って軽い力で移動
させることができる。
【0021】上記ガイド軸が少なくともその先端にて摩
擦係数の小さい材料から構成されている場合には、ガイ
ド軸の先端がカム部材のカム溝に沿って移動する際に、
その摩擦がガイド軸の先端の材料により低減されるの
で、ガイド軸の先端をカム部材のカム溝に沿って軽い力
で移動させることができる。。
【0022】上記駆動手段が、カム部材の中心軸方向に
延びる駆動軸を備えた駆動モータと駆動モータの駆動軸
から半径方向に延びる駆動アームとを有しており、この
駆動アームが発光装置のガイド軸が摺動可能に係合する
ように半径方向に延びるスロットを備えている場合に
は、駆動モータが駆動アームを回転駆動させると、駆動
アームがカム部材の中心軸の周りに回転し、駆動アーム
のスロットに係合する発光装置のガイド軸がカム部材の
カム溝の形状に基づいて駆動アームのスロット内を摺動
しながらカム部材のカム溝に沿って摺動する。これによ
り、発光装置の前端がガイド軸とは逆方向に揺動し、発
光装置の前端から出射する光ビームはカム部材のカム溝
の形状に対応して振られる。これにより、発光装置から
出射する光ビームの軌跡によってカム部材のカム溝の形
状に対応した形状の表示が行なわれる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、この発明を詳細に説明する。図1は本発明の表
示装置に用いるバルク型レンズの模式的な断面図であ
る。この表示装置の発光体は、図1に示すように、所定
の波長帯域の光を発するLED等の光源101と、この
光源101を完全に囲むバルク型レンズ120とから少
なくとも構成されている。そして、このバルク型レンズ
120は、頂部103と底部107と外周部109と、
底部107から頂部103に向かって形成された天井部
102と内周部105とから成る凹部106とから成る
光学媒体104でなり、この凹部106にスペーサ10
8を介して光源101がバルク型レンズ120と光軸を
揃え且つ完全に収納、固定され、天井部102がレンズ
の光入射面として、頂部103がレンズの出射面として
機能するように構成されている。
【0024】図1の光源101は、LEDチップ113
と、このLEDチップ113を載置する電極を兼ねた支
持ピン111と、LEDチップ113のもう一方の電極
に電力を供給する電極ピン112と、チップ113、支
持ピン111及び電極ピン112を覆う透明な樹脂モー
ルド114で構成されている。樹脂モールド114は側
部が円筒形を成しており、バルク型レンズ120の凹部
106の円筒形を成す内周部105とスペーサ108を
介して嵌合している。
【0025】樹脂モールド114の側面は、例えば、直
径(2r)が2〜3mmφの円柱形状であり、バルク型
レンズ20の凹部106の内周部105は、例えば、直
径が2.5〜4mmφの円柱形状となっている。LED
101とバルク型レンズ120とを固定するために、L
ED101とバルク型レンズ120の凹部106との間
には、厚さ0.25〜0.5mm程度のスペーサ108
が挿入されている。スペーサ108はLED101の発
光部を除く位置、即ち、図1においてLEDチップ11
3の底面より底部107側に方に配置する。
【0026】バルク型レンズ120は、例えば頂部10
3が凸形状球面を有し、外周部109が円柱形状を成し
ている。この外周部109の直径(2R0 )は、例えば
10〜30mmφであるが、使用目的に応じて任意に選
択できる。しかしながら、より集光効率を高くするため
には、 10r>R0 >3r (1) の関係を満足することが好ましい。バルク型レンズ12
0の外周部109の直径(2R0 )は、凹部106の内
周部105の内径(2r)の10倍以上でも、本発明の
バルク型レンズは機能するが、必要以上に大きくなり小
型化を目的とする場合は好ましくない。
【0027】上記構成のバルク型レンズは、以下に説明
する理由により、従来の凸型形状の球面レンズを使用し
た光学系よりも極めて低損失で収束できる。LEDは発
散角の大きな光源であるため、従来の凸型形状の球面レ
ンズによって、LEDから発する全ての光を平行光線と
すると光損失が避けられない。図2は従来の凸型形状球
面レンズによる集光作用を示す図で、図2(A)は凸型
片球面レンズを使用して、LED光源からの光を平行光
とする状態を示している。図において、レンズは曲率半
径rを有し、光源から焦点距離fに配置している。片球
面レンズの焦点距離はレンズの屈折率をnとして、f=
r/(n−1)であるから、屈折率n=1.5とした場
合、f=2rとなる。従って、図から明らかなように、
レンズが受光できる発散角の最大は30°となり、図2
(B)に示す光線は平行光とすることができない。すな
わち、従来のレンズを使用したのでは、焦点距離と曲率
半径の関係から定まる開口角以上の光は取り込むことが
できないので、損失が大きい。LED光源は30°以上
の発散角を有するものが多く、この場合には、上記理由
により大きな損失が生じる。従来はこのような場合、高
屈折率レンズを使用して改善しているが、コストが高く
なる。あるいは、レンズを複雑に組み合わせて対処して
いる例もあるが、この場合には、下記に説明するフレネ
ル反射損が増大してしまう。
【0028】図2(B)は従来の凸型片球面レンズ入射
面における反射の状況を示す図である。矢印のついた線
は、LEDから出射し凸型形状球面レンズの光入射面で
反射される光線を表す。θ(θ1 、θ2 )はLEDから
出射角、すなわち発散角を表し、φ(φ1 、φ2 )はそ
れぞれの光線のレンズ面での入射角を表す。図3は、フ
レネルの反射の法則を表した図である。図において、横
軸は光線の入射角であり、縦軸は光強度の反射率であ
り、レンズの屈折率を1.5とし、空気中から光線がレ
ンズ面に入射する場合を表している。図から明らかなよ
うに、入射角が50°あたりまでは反射率が低く一定で
あるが、50°を越えたあたりから急激に反射率が増加
するのがわかる。図2(B)に示した入射角が大きい光
線は、図3のフレネルの反射の法則から明らかなように
反射される割合が高い。例えば、屈折率1.5の片凸型
球面レンズを使用し、このレンズの焦点距離に発散角3
0°の光源をおいて平行光を作る場合には、上記の反射
光による損失は全光量の30%近くに達する。従って、
従来の光学系におけるようにレンズを多段に接続したの
では、フレネル反射が多段に生ずることになり、損失が
増えてしまう。これらの反射光は空間に散逸してしま
い、収束光として利用することはできない。
【0029】一方、本発明のバルク型レンズにおいて
は、発散角が大きい光束であっても、全ての光束をレン
ズ面に入射させることができ、バルク型レンズの幾何学
構造の設計により、全ての光束を平行光線にできるか
ら、極めて損失の少ないレンズである。また、フレネル
の反射を起こす反射面は、天井部2及び頂部3であるか
ら、これらの面で反射した反射光(迷光)はバルク型レ
ンズ内に反射される。これらの反射光(迷光)は、外周
部109で全反射することによりバルク型レンズ外に散
逸せず、一部が頂部103及び天井部102であるレン
ズ面にもどり収束光となる。また、他の一部は、底部1
07で反射されて頂部103又は天井部102にもど
り、収束光となる。また、他の一部はLED光源で吸収
されて再発光し、収束光となる。
【0030】図4はLED光源にもどった光が再発光す
る過程を示す図である。図において、もどってきた光は
PN接合で吸収されてホールと電子を生じ、このホール
と電子が再結合して再発光する。特にこの効果は、ヘテ
ロ構造を有するLEDの場合に大きい。ヘテロ構造のL
EDは、発光部であるPN接合部のバンドギャップ・エ
ネルギーがP及びN領域のバンドギャップ・エネルギー
よりも小さく形成されているので、反射光(迷光)はP
又はN領域では吸収されずにPN接合部のみで吸収さ
れ、再発光する。また、本発明のバルク型レンズにおい
ては、内周部105に入射する光も外周面109におけ
る全反射によって頂部103に導かれ収束光となって出
射する。この効果は、LED光源101をバルク型レン
ズの光学媒質よりも屈折率の高い光学媒質を介して収納
部に収納するとさらに効果が高まる。本発明のバルク型
レンズにおいては上記に説明した相乗効果により、内部
量子効率とほぼ等しい効率で、LED光源の光を有効に
収束光として取り出しているため、従来の凸型形状の球
面レンズに較べ極めて低損失になると考えられる。
【0031】図5は、本発明の表示装置に用いるバルク
型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を作成
した場合の特性を比較するための測定系を示す図であ
る。図5(A)は、本発明の第1の実施例に係るバルク
型レンズ120を用いた場合の、光軸方向に対して垂直
方向に光強度(照度)分布を測るための測定系を示す模
式図である。バルク型レンズ120の出射面からの出力
光の強度(照度)を、LED101からの測定距離x=
一定とし、照度計202をy軸方向に移動して測定す
る。測定距離(x)は、光軸方向に測る。一方、図5
(B)は、同様な測定を従来の両凸レンズを用いて行う
ことを示す図である。
【0032】図5(A)及び(B)に示す測定において
は、本発明の表示装置に用いるバルク型レンズ120の
外径は30mmφとし、比較に用いた両凸レンズ201
の外径はこの2倍強の63mmφとした。両凸レンズ2
01は、焦点距離150mmのものを用い、LED10
1からx方向に150mmの位置に配置した。また、L
ED光源101の発散角は約12度のものを使用した。
【0033】図6は本発明の表示装置に用いるバルク型
レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を作成し
た場合の特性を比較した図であり、バルク型レンズ12
0、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201及びバルク
型レンズを用いない裸のLEDのそれぞれの出力光のy
方向に沿った強度(照度)分布を、測定距離x=1mに
おいて測定した場合の結果を示す。バルク型レンズ12
0が、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201の2倍の
照度が得られている。この結果は、本発明のバルク型レ
ンズが従来の光学系では実現できない効果を有すること
を示している。
【0034】図7は本発明の表示装置に用いるバルク型
レンズと従来の凸形状の球面レンズとで作成した平行光
の平行度を評価した図であり、図5と同様にy方向に沿
った強度(照度)分布を、測定距離xを変化させて測定
したデータをまとめたものである。図の横軸は測定距離
xの逆数の2乗、即ち1/x2 を示し、縦軸は測定距離
xにおける最大強度(ピーク強度)を示す。図から明ら
かなように、バルク型レンズの場合は、逆2乗則、即ち
1/x2 を示す線上にきれいに測定点がプロットされ
る。一方、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201の場
合は、逆2乗則からずれていることがわかる。この結果
は、本発明の表示装置に用いるバルク型レンズ120
は、平行度においても十分であり、従来のレンズ系に較
べ、勝るとも劣らない性能を実現できることを示してい
る。
【0035】図8は本発明の表示装置に用いるバルク型
レンズの幾何学的構造と集光率の関係を示す図である。
ここで「集光率」とは、「バルク型レンズからの±1°
以内の発散角における出力光の光量」を、「光源(LE
D)からの±12°以内の発散角における光量」で除し
た量で定義している。すなわち光線ビーム径に対応する
量である。頂部103の曲率半径R、バルク型レンズの
全長L、媒体長(頂部と天井部のレンズ間距離)D、収
納部内径(凹部の内周部系)r、天井部2の曲率部分長
さΔをパラメータとして、集光率を測定した。尚ここ
で、Δの符号は図1に示すように、天井部102が凹で
ある場合を負とし、凸の場合を正と定義する。図9は、
作製した本発明のバルク型レンズの幾何学的構造を示す
図である。図8から、集光率を向上するためには、 0.93 < k(R/L) < 1.06 ・・・・・ (2) k = 1/(0.35・ n −0.168) ・・・・・ (3) を満足することが好ましいことが実験的にわかる。ここ
で、nは、バルク型レンズの材料である光学媒質の屈折
率である。なお、バルク型レンズ120の円柱形状部分
の半径Roと、頂部103の曲率半径をRとは、必ずし
も等しい必要はない。
【0036】次に、本発明の表示装置に用いるバルク型
レンズの他の例を説明する。図10は天井部102を凸
形状にした本発明のバルク型レンズの構造を示す図であ
る。図10において、バルク型レンズ122は、天井部
102の形状が異なる外は、図1に示したバルクレンズ
120と同等である。測定に用いたバルク型レンズ12
2の円柱形状部分の外径2Roは15mmφ、バルク型
レンズの全長Lは、25mm、頂部と天井部のレンズ間
距離Dは16mm、収納部6の内径rは5.2mm、バ
ルク型レンズの屈折率nは1.54である。このバルク
型レンズの頂部103の曲率半径Rは8.25mmであ
る。又、測定に用いた樹脂モールドされたLED1の外
径は5mmφである。
【0037】図11(A)〜(C)及び図12(A)〜
(C)は、天井部102の凸部の高さΔと、ビーム強度
プロファイルとの関係を示す図である。光源からの距離
x=1mで照度を測定した。図から明らかなように、天
井部102を凸形状のレンズとしても集光特性が得られ
ることがわかる。
【0038】このようにして、本発明の表示装置に用い
るバルク型レンズによれば、LED等の光源を多数必要
とすることなく、照明に寄与する光ビームとして所望の
照射面積の光束を確保し、且つ所望の照度を簡単に得る
ことが出来る。この照度は従来公知のレンズ等の光学系
では達成不可能な照度である。驚くことに、現在市販さ
れているハロゲンランプを用いた細身の懐中電灯と同程
度の照度がたった1個のLEDで実現出来たのである。
このように、本発明の表示装置に用いるバルク型レンズ
によれば、従来の技術では実現できない照度を、図1に
示すような簡単な構造で実現できる。
【0039】なお、本発明の表示装置に用いる光源は、
種々の色(波長)のLEDが使用可能である。白色LE
Dは種々の構造のものが使用出来る。例えば、赤
(R)、緑(G)及び青(B)の3個のLEDチップを
縦に積層して構成しても良い。この場合、それぞれの色
のLEDチップに対応し、合計6本のピンが導出されて
も良く、6本のピンを2本にまとめ、外部ピンとしては
2本設けられた構造としてもかまわない。又、一方の電
極(接地電極)を共通とすれば、外部ピンは4本でよ
い。又、赤(R)色、緑(G)色及び青(B)色の3枚
のLEDチップの駆動電圧を互いに独立に制御出来るよ
うにしておけば、あらゆる色の混合が可能であるので、
色合いの変化を楽しむことが可能である。
【0040】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズ
120としては、アクリル樹脂等の透明プラスチック材
料、石英ガラス、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラ
ス、鉛ガラス等の種々のガラス材料等が使用可能であ
る。或いは、ZnO、ZnS、SiC等の結晶性材料を
用いてもかまわない。又、可とう性、屈曲性や伸縮性の
あるゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合物、或いは透明ゴムの
ような材料でもよい。また、ゾル、ゲル、ゾル・ゲル混
合物等を透明ゴムやフレキシブルな透明プラスチック材
料等に格納して用いても良い。アクリル樹脂等の透明プ
ラスチック材料等はバルク型レンズ120を大量生産す
るのに好適な材料である。即ち、一度金型を作り、この
金型により成形加工すればバルク型レンズ120が簡単
に大量生産出来る。
【0041】次に、本発明の表示装置に用いるバルク型
レンズの変形例について説明する。変形例における本発
明のバルク型レンズは、端面放射型LEDのように、L
EDチップの側面から発光する光源を使用する場合にも
使用できるものである。端面放射型LEDはLEDチッ
プの側面から発光するものであり、そのため、上記のバ
ルク型レンズにこのLEDチップを装着した場合には、
バルク型レンズの内周部105に垂直に入射する成分が
多くなるため、全反射されずにバルク型レンズの外部に
散逸する光が多くなる。変形例のバルク型レンズはこの
ような光源に対しても、極めて低損失で収束光を得るこ
とができる。
【0042】図13は、本発明の表示装置に用いるバル
ク型レンズの内周部105と外周部109とが傾きを有
する場合の光線の光路を示す図である。図において、光
源の発散角をθd 、内周部5と外周部9との傾き角を
φ、外周部9の全反射角をθt 、内周部5における光線
の入射角、屈折角をθ1 及びθ2、そしてバルク型レン
ズの光学媒質の屈折率、収納部(凹部)6の屈折率をn
2及びn1 とする。図は、光源の最大出射角、すなわ
ち、発散角の光線が傾き角φにより全反射条件を満た
し、全反射されている状態を表している。内周部105
において、スネルの屈折の法則より、θ1 とθ2 の間に
は、 sinθ1 /sinθ2 =n2 /n1 (4) が成り立ち、また、図から明らかなように、θt 、φ、
θ2 の間には、 θt =φ+θ2 (5) が成り立つ。また、図から明らかなように、θd 、θ1
、φの間には、 θd =90°−(θ1 +φ) (6) の関係が成り立つ。上記(4)、(5)、(6)式より
θ1 とθ2 を消去すると、バルク型レンズが全反射角θ
t を有し、光源の発散角がθd である場合の、全反射す
るために必要な傾き角φを与える関係式として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt (7) が得られる。すなわち、(7)式を満たす傾き角φ以上
で内周部105と外周部109が傾いていれば、たと
え、内周部105に垂直に光が入射する場合(θd=9
0°)でも全反射され、頂部103へ、あるいは底面1
07で反射して頂部103へ導かれるから、収束光を得
ることができる。
【0043】図14は上記のバルク型レンズの構成を示
す図である。図14(A)はバルク型レンズ120の内
周部105の表面に微細な凹凸を設けた例を示してい
る。この凹凸は少なくとも(7)式を満足するφ以上の
傾き角を有しており、また、この凹凸の大きさは光波長
程度でよい。また、この凹凸は内周部105の光源近傍
に設けるだけでよい。このような凹凸は、適切な粒径の
研磨剤を用いて内周部105の表面を磨くことによって
簡単に形成できる。図14(B)は、ほぼ真横方向に出
射した光線がバルク型レンズ内を全反射して又は底面1
07で反射してかつ側壁で全反射して、頂部103に導
かれる様子を示している。このように、例えば、端面発
光LEDのようにほとんどの出射光がチップの側面から
出射するようなLEDを使用する場合においても、全て
の出射光を収束できる。また、レンズ部と光源を収納す
る収納部とが一体で形成されているため、従来のレンズ
系では必要であったレンズと光源を光学的位置合わせを
して保持する保持部を必要とせず、また、光学的位置合
わせ工程を必要とせず、ただ光源にかぶせるだけでよい
ので極めて低コストである。
【0044】図15及び図16はこの発明による表示装
置の一実施形態を示している。図15及び図16におい
て、表示装置10は、発光装置11と、発光装置11を
二軸方向に揺動可能に支持する支持部12と、発光装置
11から光軸方向に沿って後方に延びるガイド軸13が
係合するカム溝を備えたカム部材14と、ガイド軸13
を回転駆動する駆動手段15と、から構成されている。
【0045】上記発光装置11は、発光部21と、この
発光部21に対向して配設された光学部材22と、発光
部21を駆動する駆動部23と、この駆動部23に給電
する電源部24と、これら発光部21,バルク型レンズ
22,駆動部23,電源部24のうち発光部21及びバ
ルク型レンズ22を内蔵するケース25と、を含んでい
る。なお、上記駆動部23及び電源部24は発光装置1
1の外部に設けられており、接続コード26を介して駆
動部23からの駆動信号が発光装置11の発光部21に
供給されるようになっている。
【0046】上記発光部21はケース25内に収容され
ており、光源21a、例えば一つの半導体レーザ素子
と、この光源21aが実装される配線基板21bと、か
ら構成されている。なお、上記光源21aは、半導体レ
ーザ素子に限らず、例えばLED等の各種光源を使用す
ることができる。また、配線基板21bの表面には、外
部の駆動部23からの接続コード26が接続される端子
部(図示せず)が形成されていると共に、この端子部に
上記光源21aのリード線が接続されている。
【0047】上記バルク型レンズ22は、例えばアクリ
ル樹脂,ガラス等の透光性材料から構成されており、後
端が上記発光部21に対向していると共に、前端部がケ
ース25から外側に向かって突出している。ここで、バ
ルク型レンズ22は、図2に示すように、凸状の前端面
22aと、円筒状の外周面22bと、平坦な後端面22
cとを有しており、後端面22cの中心付近には中心軸
(光軸)に沿って前方に向かって延びる凹部22dを備
えている。この凹部22dは天井部22eと円筒状の内
周部22fとを有している。そして、前記発光部21の
光源21aは、バルク型レンズ22の凹部22d内に嵌
入して保持されるようになっている。
【0048】なお、発光部21から見て、天井部22e
は第一のレンズ面として、また頂部22aは第二のレン
ズ面として機能することによりバルク型レンズ22がレ
ンズとして作用する。また、内周部22fは光源21a
からの光入射面として作用する。外周部22bは内側に
て反射面として作用するようになっている。この反射面
としての作用を向上させるために、外周部22bの表面
に反射部材を備えてもよい。同様に、後端面22cの表
面に反射部材22gが備えられてもよい。
【0049】上記駆動部23は、電源部24から給電さ
れることにより発光部21の光源21aに対して駆動電
流を供給するように構成されている。また、上記駆動部
23は、前述したように発光装置11の外部に設けられ
ているが、発光部21の配線基板21b上に形成されて
いてもよい。その場合、接続コード26は電源部24か
ら駆動部23への給電を行なう。なお、上記駆動部23
の具体的構成は、使用する光源21aに対応して適宜に
選定されるようになっている。上記電源部24は発光装
置11の外部に設けられており、例えばスイッチング電
源等の適宜の構成であって、駆動部23に対して所定の
駆動電圧を印加する。
【0050】上記ケース25は、図示の場合、細長い円
筒状に形成されていると共に、発光部21及びバルク型
レンズ22を収容している。さらに、上記ケース25
は、発光装置11の光軸方向に沿って後方に延びるよう
に形成されたガイド軸13を備えている。このガイド軸
13は、ケース25と一体に構成されていてもまた別体
に構成されケース25に一体的に取り付けられていても
よい。さらに、上記ガイド軸13は、少なくともその先
端13aが摩擦係数の小さい材料、例えばテフロン(登
録商標),デルリン等の樹脂材料から構成され、あるい
はその表面がこれらの材料により覆われている。なお、
ガイド軸13は、カム部材14のカム溝14a内を摺動
する際の摩擦を低減するために、上記摩擦係数の小さい
材料の代わりに先端13aにカム溝14aに係合するベ
アリングを備えるようにしてもよい。
【0051】また、上記支持部12は公知の構成であっ
て、発光装置11を光軸に垂直な二軸方向、即ち図17
にてX,Y方向に延びるX軸及びY軸の周りに揺動可能
に支持している。ここで、上記X軸及びY軸は発光装置
11の重心付近を通るようにその位置が選定されてい
る。これにより、発光装置11はX軸及びY軸の周りに
非常に小さい慣性モーメントで揺動し得るようになって
いる。
【0052】上記支持部12は、具体的には図17に示
すように構成されている。図17において、支持部12
は、発光装置11をX軸方向に軸方向を有する回転軸1
2aの周りに揺動可能に支持する支持リング12bと、
この支持リング12bをY軸方向に軸方向を有する回転
軸12cの周りに揺動可能に支持する固定部12dとか
ら構成されている。これにより、発光装置11が回転軸
12a及び回転軸12cの周りに揺動して、発光装置1
1の光軸に垂直な二軸方向に揺動可能に支持されること
になる。なお、好ましくは、上記支持部12による発光
装置11の支持は発光装置11の重心位置付近にて行な
われるようになっている。
【0053】また、上記カム部材14は、円板状の本体
14aが発光装置11の光軸に対して実質的に垂直に固
定保持されると共に、図18(A)に示すように、本体
14aの中心の周りに環状に形成された所定形状、図示
の場合ハート型のカム溝14bを有している。そして、
このカム溝14bには、前述したガイド軸13の先端1
3aが係合する。なお、カム溝14bは、前述したガイ
ド軸13が円滑にカム溝14bに沿って移動し得るよう
に、回転角度に対して一意に決まるような形状を有して
いる。
【0054】上記駆動手段15は、図18(B)に示す
ように、その駆動軸16aがカム部材14の中心軸方向
に延びる駆動モータ16と、駆動モータ16によりカム
部材14の中心軸の周りに回動される駆動アーム17と
から構成されている。上記駆動モータ16は公知の構成
であって、図示しない電源から給電されてその駆動軸1
6aが回転し、駆動アーム17を回転駆動する。この駆
動アーム17は、駆動軸16aから垂直に半径方向外側
に向かって延びるように形成され、その長手方向(半径
方向)に沿って延びるスロット17aを有している。こ
のスロット17a内には、前述の発光装置11のガイド
軸13が係合しており、駆動アーム17が回転してガイ
ド軸13が駆動軸16aの周りに旋回されるようになっ
ている。
【0055】この実施形態による表示装置10は以上の
ように構成されており、使用する場合には、駆動手段1
5の駆動モータ16が駆動されて、駆動アーム17が駆
動軸16aの周りに揺動される。これにより、発光装置
11のガイド軸13が、駆動アーム17の揺動により強
制的にカム部材14の中心の周りに揺動される。その
際、ガイド軸13の先端13aがカム部材14のカム溝
14aに係合していることにより、ガイド軸13は、カ
ム溝14aの形状に従って駆動アーム17のスロット1
7a内を半径方向に移動しながら、カム溝14aに沿っ
て摺動することになる。この場合、ガイド軸13の先端
13aの表面領域が摩擦係数の小さい材料により構成さ
れているので、カム溝14aに沿って円滑に移動する。
そして、このガイド軸13の先端13aのカム溝14a
に沿った移動により、発光装置11は、支持部12で二
軸方向に揺動可能に支持されていることと相まって、発
光装置11の前端がガイド軸13と反対側を向くように
振られる。これにより、発光装置11から光軸方向に沿
って出射した光は、空中にてカム溝14bと逆向きの形
状に振られ、光ビームの軌跡によって空中にカム溝14
bと逆向きの表示を行なう。
【0056】ここで、発光装置11においては、発光部
21の光源21aから出射する光が以下のようにして光
軸方向に向かって照射されるようになっている。電源部
24からの駆動電圧が発光部21の配線基板21b上の
駆動部23に供給され、駆動部23が動作して光源21
aに駆動電流を流す。これにより光源21aが発光し、
光源21aから出射した光は、一部が直接にバルク型レ
ンズ22の凹陥部22d内にてバルク型レンズ22内に
入射し、また他の一部がバルク型レンズ22の凹部22
d内の内周部22eから光学部材22内に入射する。こ
のとき、光源21aが光学部材22の凹部22d内に嵌
入しているので、光源21aより前方にてバルク型レン
ズ22内に入射した光は、バルク型レンズ22の屈折率
に基づいて前方に向かって屈折してバルク型レンズ22
の前方に向かって導かれ、バルク型レンズ22の外周面
22bで反射されて、バルク型レンズ22の前端面22
aに達する。また、上記光源21aより後方にてバルク
型レンズ22の内周面22eに入射した光は、バルク型
レンズ22の屈折率に基づいて後方に向かって屈折し
て、バルク型レンズ22の後端面22cから出射する
が、この後端面22に反射部材が設けられている場合に
はこの反射部材で反射され、再びバルク型レンズ22の
後端面22cからバルク型レンズ22内に入射して前方
に向かって導かれる。
【0057】これにより、光源21aから出射した光
は、側方や後方に向かう光もバルク型レンズ22内に取
り込まれると共に、光源21aからバルク型レンズ22
内に入射した光は、バルク型レンズ22の頂部22aに
導かれて、バルク型レンズ22のレンズ効果によって絞
り込まれることにより、この頂部22aから狭い照射角
度で前方に向かって出射して、対象物を照明する。
【0058】このようにして、発光装置11の発光部2
1の光源21aからの光は、側方または後方に向かって
出射した光を含めて、高効率でバルク型レンズ22内に
入射し、バルク型レンズ22のレンズ効果により拡散ま
たは集束されて、対象物を照明することになる。そし
て、発光装置11がカム部材14のカム溝14aの形状
に基づいてガイド軸13の先端13aが摺動することに
より、発光装置11から出射される光ビームの軌跡が、
空中にてカム溝14aの形状に対応した逆向きの表示を
行なうことになる。この場合、発光装置11の光源21
aとして、例えば半導体レーザ素子等の小型の光源を使
用すれば、駆動手段15及びカム部材14により容易に
発光装置11から出射する光ビームを振ることができる
ので、小型で簡単な構成により、さらに上述した特別の
構成の光学部材、すなわちバルク型レンズ22を使用す
ることによって、効率良く集光して十分な光量の光を照
射することができる。
【0059】上述した実施形態において、発光部を構成
する光源21aは1個のみが使用されているが、これに
限らず2個以上の光源を備えていてもよいことは明らか
である。また、上述した実施形態において、バルク型レ
ンズ22の第一のレンズ面である天井部22eは凹面、
および、第二のレンズ面である頂部22aは凸面として
それぞれ形成されているが、これに限らず前端面22
a,内端面22eはそれぞれ凸面,凹面又は平面あるい
はフレネルレンズ面として形成されてもよい。
【0060】さらに、上述した実施形態において、バル
ク型レンズ22の外周部22b及び内周部22fは、そ
れぞれ円筒状に形成されているが、これに限らず、例え
ば楕円柱状,多角形状等に形成されてもよく、さらには
前方に向かって先細になるようなテーパを有していても
よい。また、上述した実施形態においては、カム部材1
4のカム溝14aはハート型に形成されているが、これ
に限らず、カム部材14の中心に対する回転角度により
一意に決まる環状の形状であれば、他の任意の形状を有
していてもよいことは明らかである。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
発光装置から出射する光ビームを、駆動部でカム部材の
カム溝の形状に対応して振ることによって、光ビームの
軌跡により文字,図形等の所望の形状の表示を行なうこ
とができる。この際、発光装置において、発光部の光源
としてLED等の小型の光源から出射する光を、上述し
た特別の構成の光学部材であるバルク型レンズを使用す
ることによって、効率良く集光して十分な光量の光を照
射することができ、かつ、質量が小さいので高速に動作
できる。このようにして、本発明によれば、簡単で小型
の構成により容易に光ビームの軌跡により文字,図形等
の所望の形状の表示を行なうことができるようにした表
示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズの構
成を示す断面図である。
【図2】従来技術のレンズ系による損失の状況を示す図
である。
【図3】フレネル反射を示す図である。
【図4】LEDのPN接合において反射光(迷光)が再
発光する過程を示す図である。
【図5】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズと従
来のレンズとの特性比較に用いた測定系を示す図であ
る。
【図6】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズと従
来のレンズの集光特性を比較した図である。
【図7】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズと従
来のレンズの集光特性を比較した図である。
【図8】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズの幾
何学形状の違いによる特性変化の実測値を示す図であ
る。
【図9】図8の測定に用いた本発明の表示装置に用いる
バルク型レンズの幾何学形状を示す図である。
【図10】本発明の表示装置に用いる他のバルク型レン
ズの構成を示す断面図である。
【図11】本発明の表示装置に用いる他のバルク型レン
ズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を示す図
である。
【図12】本発明の表示装置に用いる他のバルク型レン
ズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を示す図
である。
【図13】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズの
変形例の原理を説明する模式図である。
【図14】本発明の表示装置に用いるバルク型レンズの
変形例の構成を示す図である。
【図15】本発明による表示装置の一実施形態の構成を
示す概略斜視図である。
【図16】図15の表示装置で使用される発光装置のバ
ルク型レンズの構成を示す拡大断面図である。
【図17】(A)は図15の表示装置における支持部の
概略斜視図、(B)は正面図である。
【図18】(A)は図15の表示装置におけるカム部材
及び駆動手段の関係を示す概略正面図、(B)は断面図
である。
【符号の説明】
101、21a 光源 102、22e 天井部 103、22a 頂部 104 光学媒体 105、22f 内周部 106、22d 凹部 107、22c 底部、後端部 108 スペーサ 109、22b 外周部 120、22 バルク型レンズ 201 両凸球面レンズ 202 照度計 10 表示装置 11 発光装置 12 支持部 13 ガイド軸 14 カム部材 14a カム溝 21 発光部 21b 配線基板 22g 第一のネジ部 22h 環状溝 22i 第三のネジ部 23 駆動部 24 電源部 25 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸方向に沿って光ビームを出射する発
    光装置と、 前記発光装置を光軸に垂直な二軸方向に関して揺動可能
    に支持する支持部と、 環状の所定の形状を有しており、発光装置から光軸方向
    に沿って後方に延びるガイド軸を受容するカム溝を備え
    るカム部材と、 前記ガイド軸をカム溝に沿って摺動させるように、ガイ
    ド軸を回転駆動する駆動手段と、を含んでおり、 前記発光装置が、頂部と、底部と、外周部と、前記底部
    から前記頂部に向かって形成された天井部と内周部とか
    らなる凹部とを有している光学媒体からなり、前記凹部
    が光源若しくは光検知器の収納部であり、前記天井部が
    第1のレンズ面として、前記内周部が光入射面として、
    前記外周部が全反射面として、前記底部が反射面とし
    て、前記頂部が第2のレンズ面として機能するバルク型
    レンズと、 このバルク型レンズの凹部に配設された少なくとも一個
    の光源から成る発光部と、 前記発光部を駆動する駆動部と、 この駆動部に給電する電源部と、 これらバルク型レンズ,発光部,駆動部及び電源部のう
    ち、少なくともバルク型レンズ及び発光部を収容するケ
    ースと、を含んでいて、 前記発光部の光源からの光がバルク型レンズの凹部の天
    井部または内周部からバルク型レンズ内に入射し、直接
    にあるいは外周部で反射された後、バルク型レンズの頂
    部から光軸方向に沿って狭い照射角度で出射されること
    を特徴とする、表示装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部が、発光装置の重心付近を通
    る二軸方向に揺動可能に前記発光装置を支持することを
    特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド軸が、その先端にカム部材の
    カム溝内に係合するベアリングを備えていることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド軸が、少なくともその先端に
    て摩擦係数の小さい材料から構成されていることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が、カム部材の中心軸方向
    に延びる駆動軸を備えた駆動モータと、駆動モータの駆
    動軸から半径方向に延びる駆動アームと、を有してお
    り、この駆動アームが、発光装置のガイド軸が摺動可能
    に係合するように半径方向に延びるスロットを備えてい
    ることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の
    表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示装置のバルク型レンズは、前記
    光学媒体の外周部の外径が、前記内周部の内径の3倍以
    上10倍以下であることを特徴とする、請求項1に記載
    の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示装置のバルク型レンズは、第1
    のレンズ面を凸面に形成したことを特徴とする、請求項
    1に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示装置のバルク型レンズは、前記
    第1のレンズ面を凹面に形成したことを特徴とする、請
    求項1に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示装置のバルク型レンズは、前記
    第1のレンズ面を平面に形成したことを特徴とする、請
    求項1に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記第1のレンズ面を平フレネルレンズ面に形成したこと
    を特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記第2のレンズ面の曲率半径をR、前記バルク型レンズ
    の光軸方向に測った全長をL、バルク型レンズの屈折率
    をnとして、 0.93 < k(R/L) < 1.06 k = 1/(0.35・ n − 0.168) の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の
    表示装置。
  12. 【請求項12】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記第1のレンズ面の突き出し量をΔ、前記光学媒体の外
    周部の外径を2Roとして、 0.025 < Δ/Ro < 0.075 の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の
    表示装置。
  13. 【請求項13】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記光学媒体の底部に更に背面鏡を備えたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記光学媒体の内部に更に他の凹部を並列配置したことを
    特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記光学媒体が可とう性若しくは屈曲性を有することを特
    徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示装置のバルク型レンズは、前
    記内周部の光入射面が所定の傾きを有する少なくとも光
    波長以上の大きさの凹凸面で構成されていることを特徴
    とする、請求項1に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記所定の傾きφは、前記凹部の屈折
    率をn1 、前記光学媒体の屈折率をn2 、前記光学媒体
    内の外周部面における全反射角をθt 、前記光源の発散
    角をθd として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt から定まる角度であることを特徴とする、請求項16に
    記載の表示装置。
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