JP2002228957A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002228957A
JP2002228957A JP2001031032A JP2001031032A JP2002228957A JP 2002228957 A JP2002228957 A JP 2002228957A JP 2001031032 A JP2001031032 A JP 2001031032A JP 2001031032 A JP2001031032 A JP 2001031032A JP 2002228957 A JP2002228957 A JP 2002228957A
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clock
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recording
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JP2001031032A
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English (en)
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Atsushi Suganuma
敦 菅沼
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】揺動型偏向器を用いた平面走査型の画像記録装
置において、感光材料に対する正確な往復記録を可能に
する画素クロック発生回路を廉価に提供する。 【解決手段】遅延要素である8逓倍のPLL回路202
により発生された原クロックとしてのPLLクロックC
Kpを、記録ビームの位置に応じて補正データメモリ2
06に予め設定された所定計数値となる毎に間引き、間
引いた後のPLLクロックCKpを固定の分周比8の分
周回路208で分周して画像記録用の画素クロックCK
iを作成する。このようにすれば、画素クロックCKi
の速度調節を簡単かつ正確に行うことができる。しか
も、高い分解能、広い補正範囲で補正することが可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、揺動型偏向器に
より偏向した光ビームを用いて記録シート上に二次元画
像を形成する平面走査型の画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、揺動型偏向器(レゾナントスキ
ャナ)10を用いた一般的な平面走査型画像記録装置1
2の模式的な構成を示している。
【0003】この画像記録装置12では、PLL回路2
8から出力される画素クロックCKaに応じて画像デー
タメモリ30から読み出された網点用画像データが、レ
ーザドライバ32を通じて変調電流等の電気信号に変換
され記録レーザ光源14に供給される。
【0004】そして、前記電気信号に基づいて記録レー
ザ光源14から出力される強度変調された光ビームLが
振動型の偏向器である揺動型偏向器10により偏向さ
れ、走査レンズであるfθレンズ16を介して、平面状
の感光材料20を主走査するように構成されている。
【0005】この場合、揺動型偏向器10とfθレンズ
16の光学系を介して感光材料20上を走査する光ビー
ムLの感光材料20上での走査速度は、記録開始側と記
録終了側の両端に比較して記録中央側では早くなるとい
う特徴を有する。
【0006】このように中央と両端で走査速度の異なる
系では、感光材料20上の適切な位置に画像を記録する
ため、記録用光ビームLの他に、同期信号生成用とし
て、基準格子板22を走査するための同期用光ビームS
が必要とされている。この同期用光ビームSは、同期用
レーザ光源24から出力され、揺動型偏向器10、fθ
レンズ16を介して基準格子板22上を走査する。
【0007】基準格子板22を同期用光ビームSにより
走査して得られる電気信号である格子クロック(原クロ
ック)CKgが、増幅器26を通じてPLL(phase lo
ck loop)回路28により記録解像度に対応して逓倍さ
れた画素クロックCKaとされ、画像データメモリ30
に供給される。
【0008】なお、基準格子板22を用いないで、揺動
型偏向器10を駆動する駆動信号から格子クロックCK
g対応の基準クロックを作成する方法もあるが、この方
法では、揺動型偏向器10の共振周波数が温度等の環境
変化により変動した場合には追従することができないと
いう欠点があり、印刷等高画質が要求される分野では、
殆ど採用されていない。
【0009】ところで、図9のように構成される画像記
録装置12において、生産性を向上させるため、揺動型
偏向器10の振動の往路および復路の両方で記録を行
う、いわゆる往復記録が考えられるが、PLL回路28
の特性上、以下に説明する不具合が存在する。
【0010】すなわち、図10の特性図に示すように、
往路、復路ともに、主走査方向の一方の端側の記録開始
部分から中央部分では、点線で示す格子クロックCKg
の周波数fgが上昇する傾向となり、PLL回路28は
格子クロックCKgの変化に対して遅れる方向となり、
PLL回路28から出力される実線で示す画素クロック
CKaの周波数fpは、格子クロックCKgの周波数f
gより低くなる。
【0011】格子クロックCKgの周波数fgより低い
周波数fpの画素クロックCKaを用いた場合には、感
光材料20上に記録される画像が本来の画像より大きい
(延びた)画像になるという不具合がある。
【0012】また、中央部分から他方の端側の記録終了
部分では、PLL回路28からの画素クロックCKaの
周波数fpが格子クロックCKgの周波数fgに比較し
て高くなる方向となる。このため、記録終了部分では、
画像が本来の画像より小さい(縮んだ)画像になるとい
う不具合がある。
【0013】このように、往復記録を考えた場合には、
PLL回路28の追従遅れを原因として2つの状態が周
期的に交互に現れ、感光材料20上に形成される網点画
像とのモアレ・ビートにより画像品質を極端に劣化させ
ることが懸念されている。
【0014】図11は、この問題を解決するために考え
られる補正回路の構成を示している。この補正回路で
は、PLL回路28と画像データメモリ30との間にプ
ログラムディレイラインである遅延回路36を挿入し、
この遅延回路36の遅延時間を格子クロックCKgを計
数するカウンタ38の計数値に応じて出力される補正デ
ータメモリ40からのデータにより変化するようにして
いる。
【0015】この場合、補正データメモリ40には、予
めビーム位置に該当する位置での遅延補正値に対応する
データを保持しておき格納しておく。すなわち、往路と
復路とで、PLL回路28の遅れ時間を想定し、往復記
録でのビーム位置を一致させるための遅延量を求め、そ
の結果を補正データメモリ40に格納しておく。記録時
に格子クロックCKgをカウンタ38により計数するこ
とで、記録ビーム位置を知ることができるので、カウン
タ38の出力に基づき、必要な遅延量を補正データメモ
リ40から遅延回路36に設定する。これにより、PL
L回路28の出力クロックCKaを遅延した画像データ
メモリ30の読出クロックである画素クロックCKbを
得ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
11に示す技術では、遅延時間可変のディスクリート部
品である遅延回路36を用いてPLL回路28の遅れを
補償しようとしているため、補正範囲(補正遅延量)が
狭く、また分解能が低いことを原因として、揺動型偏向
器10を使用する画像記録装置12に使用したとして
も、高分解能で所望の補正範囲を得ることができないと
いう問題がある。
【0017】したがって、この図11に示す技術では、
補正後の画像の図形精度、モアレ等の解消程度が十分で
はなく、印刷用等高画質を必要とする分野では所定の精
度を確保することができないという問題がある。
【0018】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、画像の図形精度を確保でき、かつ
モアレの発生を防止することを可能とする画像記録装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録シート
に対して、揺動型偏向器により偏向した光ビームを主走
査方向に走査して画像を記録するとともに、前記記録シ
ートを前記主走査方向と略直交する副走査方向に移動さ
せることにより、前記記録シート上に二次元的な画像を
形成する画像記録装置において、前記主走査方向の記録
位置情報を検出する主走査方向記録位置検出手段と、前
記主走査方向の記録位置情報に基づいて、原クロックを
発生する原クロック発生手段と、前記原クロックを計数
し、予め設定された所定計数値となる毎に前記原クロッ
クを間引く間引き指示を出力する間引き計数手段と、前
記間引き指示により、原クロックを間引いて出力する間
引き手段と、間引き後のクロックを固定の分周比で分周
し、前記画像記録用の画素クロックとして出力する分周
手段とを備えることを特徴とする(請求項1記載の発
明)。
【0020】この発明によれば、原クロック発生手段で
発生された原クロックを、予め設定された所定計数値と
なる毎に間引き、間引いた後の原クロックを固定の分周
比で分周して画像記録用の画素クロックとして出力する
ようにしているので、画素クロックの速度調節を簡単か
つ正確に行うことができる。しかも、高い分解能、広い
補正範囲で補正することが可能である。
【0021】この場合、前記原クロックを間引く指示
は、前記原クロック発生手段の動作遅延を補償する指示
とすることにより、原クロック発生手段としてPLL回
路等を使用することができる(請求項2記載の発明)。
【0022】間引き指示は、往復路両方の主走査で行っ
てもよい(請求項3記載の発明)。
【0023】また、間引き計数手段が、1回の主走査後
にリセットされ、予め設定される所定計数値が、次の主
走査の前に、改めて設定されるようにすることで、主走
査毎に遅延時間を設定することができる(請求項4記載
の発明)。
【0024】主走査の最初の所定計数値を乱数で設定す
ることにより、間引き設定を原因とするモアレ等の画像
劣化の発生を防止することができる(請求項5記載の発
明)。
【0025】この乱数値は、ゼロ値と所定値との間の値
に設定すればよい(請求項6記載の発明)。
【0026】この発明は、記録シートに対して、揺動型
偏向器により偏向した光ビームを主走査方向に走査して
画像を記録するとともに、前記記録シートを前記主走査
方向と略直交する副走査方向に移動させることにより、
前記記録シート上に二次元的な画像を形成する画像記録
装置において、前記主走査方向の記録位置情報を検出す
る主走査方向記録位置検出手段と、前記主走査方向の記
録位置情報に基づいて、原クロックを発生する原クロッ
ク発生手段と、前記原クロックを分周比に基づき分周し
て、前記画像記録用の画素クロックを出力する可変分周
手段と、前記可変分周手段の分周比が、前記主走査方向
の記録位置情報および前記画素クロックの計数値に基づ
き、予め設定された分周比となるように設定する補正手
段とを備えることを特徴とする(請求項7記載の発
明)。
【0027】この発明によれば、原クロック発生手段で
発生されたクロックを、主走査方向の記録位置情報およ
び分周された原クロックである画素クロックの計数値に
基づき、分周比が可変される可変分周手段により分周す
るようにしているので、画素クロックの速度調節を簡単
かつ正確に行うことができる。しかも、高い分解能、広
い補正範囲で補正することが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、以下に参照する
図面において、上述した図9〜図11に示したものと対
応するものには、理解の便宜のため同一の符号を付け
る。
【0029】図1は、この発明が適用された刷版作成シ
ステム50を示している。この図1例の刷版作成システ
ム50は、印刷物を作成するための画像が記録された刷
版を、フイルムを使用することなくデジタル画像データ
から直接作成する、いわゆるCTP(computer to plat
e)装置である。
【0030】刷版作成システム50は、記録シートとし
ての露光前の感光材料20を供給する給版装置54と、
感光材料20に対し画像信号に応じた光ビームLを走査
して画像を記録する光走査画像記録装置56と、画像が
記録された感光材料20を現像処理する現像装置58と
から基本的に構成される。
【0031】この実施の形態において採用される感光材
料20は、レーザ光等の光ビームLが照射された部分が
画像として残る感光層を支持体上に設けた、いわゆる光
重合型刷版(フォトポリマープレート)と呼ばれる感光
材料である。
【0032】感光材料20を複数枚保持する給版装置5
4は、感光材料20を光走査画像記録装置56に対して
矢印方向に1枚ずつ供給する。
【0033】光走査画像記録装置56は、給版装置54
から供給された感光材料20を露光ステージ60によっ
て副走査方向(矢印Y方向)に搬送するとともに、画像
記録ユニット62からの画像信号に応じて変調された光
ビームLを主走査方向(矢印X方向:往路主走査方向X
fと復路主走査方向Xb)に走査することにより、感光
材料20上に面積変調方式にて2次元的な画像(ここで
は、網点画像)を記録する。
【0034】現像装置58は、光走査画像記録装置56
から供給された感光材料20に記録された画像の現像処
理を行い刷版を出力する。
【0035】図2は、図1に示す光走査画像記録装置5
6の制御回路を含むより詳細な構成を示している。
【0036】光走査画像記録装置56は、一方のレーザ
ドライバ32により駆動され、感光材料20に対して画
像を記録するためのレーザ光(記録レーザ光)である光
ビームLを出力する記録光源としての半導体レーザーで
あるレーザダイオード14と、他方のレーザドライバ6
8により駆動され、画像記録用の光ビームLが感光材料
20を主走査する際の画素クロックを生成するための同
期用光ビームSを出力する同期光源としてのレーザダイ
オード24とを備える。
【0037】記録光源としてのレーザダイオード14か
ら出力される光ビームLの光路中には、レゾナントスキ
ャナ(揺動型偏向器)10、fθレンズである走査レン
ズ16、反射ミラー80、82が順に配列される。
【0038】レーザドライバ32とレーザダイオード1
4は、光ビーム強度変調手段としても機能し、感光材料
20上に記録される画像に応じて光ビームLをオンオフ
制御するとともに、オン時の光ビームLの強度を制御す
る。
【0039】この場合、感光材料20上に画像を記録す
るための画像情報は、画素クロック発生回路90から出
力される画素クロックCKiにより画像データメモリ3
0から読み出され、レーザドライバ32によりオンオフ
変調信号(パルス幅変調信号)とされレーザダイオード
14に供給される。
【0040】レーザダイオード14は、オンオフ変調信
号に応じてオンオフする光ビームLを出力し、レゾナン
トスキャナ10に供給する。
【0041】レゾナントスキャナ10は、スキャナドラ
イバ94から供給される駆動信号によりミラーを高速振
動させ、レーザダイオード14からの光ビームLを主走
査方向(矢印X方向)に偏向させ、走査レンズ16に供
給する。
【0042】また、レゾナントスキャナ10に取り付け
られた偏向位置・偏向方向検出器95からの位置・方向
検出信号SPDがスキャン状態モニタ回路(走査状態監
視手段)204に供給される。
【0043】一方、走査レンズ16を透過した光ビーム
Lは、光ビームLの主走査方向Xに対する走査速度が調
整された後、反射ミラー80、82により反射され、感
光材料20に導かれる。
【0044】感光材料20が位置決め保持された露光ス
テージ60は、副走査モータ220により回転駆動され
るボールねじ222によって副走査方向(矢印Y方向)
に搬送される。副走査モータ220は、副走査モータ駆
動クロック生成回路224から供給されるモータ駆動基
準クロックに従い、副走査モータドライバ226により
駆動される。なお、モータ駆動基準クロックは、副走査
モータ駆動クロック生成回路224において、スキャナ
ドライバ94から供給される主走査の開始タイミング信
号であるスキャンクロックSCANに基づいて生成され
る。
【0045】一方、同期用レーザダイオード24から出
力される同期用光ビームSの光路中には、レゾナントス
キャナ10、走査レンズ16、反射ミラー80、84、
基準格子板22、集光ロッド108、フォトセンサ11
0a、110bが順に配列される。
【0046】レーザダイオード24は、連続発光光であ
る同期用光ビームSを光ビームLとは異なる角度からレ
ゾナントスキャナ10に入射させるように配置される。
この場合、レゾナントスキャナ10によって反射偏向さ
れた同期用光ビームSは、走査レンズ16から反射ミラ
ー80を介して反射ミラー84に導かれた後、基準格子
板22に導かれる。
【0047】主走査方向記録位置検出手段としての基準
格子板22は、同期用光ビームSの偏向方向である主走
査方向Xに長尺に構成されており、その長手方向に沿っ
て解像度に応じた所定数からなる多数のスリット112
が形成されている。
【0048】同期用光ビームSが透過する基準格子板2
2の背面部には、略円柱状の集光ロッド108が配設さ
れる。集光ロッド108は、光透過体によって形成され
ており、入射した同期用光ビームSは、内部で反射を繰
り返した後、両端部に配設されるフォトセンサ110
a、110bに導かれる。
【0049】フォトセンサ110a、110bには、同
期用光ビームSから、主走査毎に基準格子板22に形成
されているスリット112の数と同数の格子クロックC
Kgを生成する格子クロック生成回路114が接続され
る。この格子クロック生成回路114によって生成され
た格子クロック(基準クロック)CKgは、画像情報の
主走査方向Xの記録位置情報として画素クロック発生回
路90に供給される。
【0050】画素クロック発生回路90は、主走査方向
Xの記録位置情報を示す格子クロックCKgに基づいて
画像解像度(画素クロックCKi)の所定倍、ここでは
8倍の原クロック(PLLクロックともいう。)CKp
を発生する原クロック発生手段としてのPLL(位相ロ
ックループ)回路202と、上記の位置・方向検出信号
SPDと格子クロックCKgとに基づき、1回の主走査
開始タイミングの検出、往路(主走査方向Xf)と復路
(主走査方向Xb)の判定、現在のビーム位置の検出を
行うスキャン状態モニタ回路204を有している。
【0051】このスキャン状態モニタ204の出力側に
は、アドレス制御回路205を通じて補正データメモリ
206および間引き計数手段としての間引きカウンタ2
07が接続されている。
【0052】アドレス制御回路205は、スキャン状態
モニタ回路204からの走査開始タイミング情報と往路
復路情報(偏向方向情報)とビーム位置情報とから、補
正データメモリ206から読み出すべき補正データのア
ドレスADを補正データメモリ206に供給する。
【0053】補正データメモリ206は、アドレスAD
に従い、予め格納されている間引き指示Iを間引きカウ
ンタ207に設定する。
【0054】間引きカウンタ207は、間引き指示Iに
基づき、予め設定された所定計数値となる毎にPLLク
ロックCKpを間引く間引き指示であるスイッチ制御信
号Spを間引き手段としてのスイッチ210の制御端子
に供給する。
【0055】スイッチ210は、1回路2接点のスイッ
チであり、一方の固定端子210bがPLL回路202
に接続され、他方の固定端子210cが開放とされてい
る。そして、共通端子210aが、分周比N=8の分周
回路208の入力側に接続されている。
【0056】すなわち、通常は、一方の固定端子210
b側に接続される共通端子210aが、スイッチ制御信
号Saの、たとえばハイレベルで他方の固定端子210
c側に接続され、この他方の固定端子210cに接続さ
れている期間にPLLクロックCKpが分周回路208
に供給されなくなるので、その間、PLLクロックCK
pが、間引かれた状態となる。
【0057】分周回路208は、1/Nカウンタで構成
され、間引き処理がなされた後のPLLクロックCKp
中のN個(この実施の形態ではPLL回路202の逓倍
数8に対応する8個)に1個の割合のクロックを画素ク
ロックCKiとして画像データメモリ30に供給する。
【0058】間引き指示Iが、たとえばI=0の場合に
は、格子クロックCKgを8逓倍したPLLクロックC
Kpがそのまま分周回路208に供給される。この結
果、PLLクロックCKpの8個(所定計数値)のクロ
ック毎に読出クロックである画素クロックCKiが分周
回路208から画像データメモリ30に供給され、換言
すれば、格子クロックCKgと同期した同数の画素クロ
ックCKiが画像データメモリ30に供給され、この画
素クロックCKiに対応して画像データメモリ30から
出力されるオンオフデータ(変調データ)によりレーザ
ドライバ32を通じてレーザダイオード14が駆動され
る。
【0059】間引き指示Iが、たとえばI=1の場合に
は、間引きカウンタ207により、PLLクロックCK
pを7個(所定計数値)数えたとき、スイッチ210が
PLLクロックCKp1個分のみ開放状態とされる。こ
の場合、分周回路208の出力である画素クロックCK
iが8個のクロックで、PLLクロックCKpの9個相
当の長さになる。すなわち、読出クロックである画素ク
ロックCKiを1/8画素相当だけ位相を遅らせたこと
と等価になる。
【0060】なお、この実施の形態において、画像デー
タメモリ30に記録されている画像データは、網点画像
の描画であるので、1ビットのオンオフデータである
が、画像データは、3値以上の多値の階調データであっ
ても、この実施の形態の信号処理系は有効に作動する。
【0061】ここで、補正データメモリ206に予め記
録されている間引き指示のデータの作成等について説明
する。
【0062】図3Aは、図10の特性図を再掲した図で
ある。上述したように、図2例の走査光学系では、往
路、復路ともに、主走査方向Xの一方の端側の記録開始
部分から中央部分までは、点線で示す格子クロックCK
gの周波数fgが上昇する傾向となり、PLL回路20
2の出力であるPLLクロックCKpは、格子クロック
CKgの変化に対して遅れる方向となり、PLL回路2
02から出力されるPLLクロックCKpの周波数fp
は、格子クロックCKgの周波数fgより低くなる。
【0063】格子クロックCKgの周波数fgより低い
周波数fpに対応する画素クロックCKiを用いた場合
には、感光材料20上に記録される画像が本来の画像よ
り大きい(延びた)画像になるという不具合がある。す
なわち、記録開始側から中央側にかけては、延びた画像
になるという不具合がある。
【0064】また、中央部分から他方の端側の記録終了
部分では、PLL回路202からのPLLクロックCK
pの周波数fpが格子クロックCKgの周波数fgに比
較して高くなる方向となる。このため、中央部分から記
録終了側では、画像が本来の画像より小さい(縮んだ)
画像になるという不具合がある。
【0065】この場合、図3Bの格子クロックに対する
相対位相の特性250に示すように、記録開始側では、
格子クロックCKgの位相が中央部分の位相に比較して
進み、その一方、記録終了側では、PLLクロックCK
pの位相が中央部分の位相に比較して進む。
【0066】したがって、PLLクロックCKpに対し
て、図3Cに示すように、格子クロックに対する相対位
相の特性250を相殺する特性252をPLLクロック
CKpに対して遅延すべき位相量として与えることが必
要となる。
【0067】この特性252を実現するためには、中央
部分から記録開始側に向かって、間引きの頻度を高くし
て遅延させるべき位相量が小さくなるようにすればよ
く、逆に中央部分から記録終了側に向かって、間引きの
頻度を少なくして、遅延させるべき位相量が大きくなる
ようにすればよい。
【0068】補正データメモリ206に記録しておく間
引き指示データは、格子クロックCKgとPLLクロッ
クCKpの時間差を計測器により測定し、その時間差か
ら計算で求めることも可能であるが、スイッチ210の
共通端子210aと固定端子210bを接続したままの
状態において、画像データメモリ30には、図4に示す
ように、主走査方向Xで等間隔で副走査方向に延びる平
行格子を記録するためのテストチャートデータTCを保
存し、このテストチャートデータTCを読み出して感光
材料20上に記録し、記録した感光材料20を現像した
テストチャートを測定器で測定し、その伸縮量を補正す
るようにPLLクロックに対して遅延させるべき位相量
に対応する間引き指示データを決定することができる。
【0069】間引き指示データは、感光材料20の主走
査方向Xを、たとえば128分割し、それぞれの領域
{図4ではアドレスAD(AD=1,2,…,128)
を付している。}毎に往路および復路のデータを決定す
ることで、主走査方向Xの全ての領域において、画像の
原寸精度を補償するように間引かれた画素クロックCK
iを得ることができる。
【0070】図5は、このようにして得られ、補正デー
タメモリ206に記録されている往路側のデータ内容例
の一部を示している。
【0071】補正データメモリ206のアドレスADに
は、ビーム位置に応じた所定の間引き指示(間引き数)
I(間引き指示データともいう。)が書き込まれてい
る。
【0072】このアドレスADの更新は、アドレス制御
回路205により行われ、アドレス制御回路205は、
スキャン状態モニタ回路204からの走査開始タイミン
グ情報と往路復路情報(偏向方向情報)とビーム位置情
報とから、補正データメモリ206から読み出すべき補
正データのアドレスAD(図4参照)を補正データメモ
リ206に供給する。
【0073】図5に示す補正データメモリ206の間引
き指示Iは、記録開始側でI=+1の指示を多くして画
素クロックCKiの位相が遅れるように構成している。
【0074】この実施の形態の刷版作成システム50
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
に、その動作についてさらに詳しく説明する。
【0075】刷版作成システム50の電源が投入される
と、光走査画像記録装置56において、スキャナドライ
バ94から駆動信号がレゾナントスキャナ10に供給さ
れ、これによってレゾナントスキャナ10のミラーが高
速振動を開始する。
【0076】次に、レーザドライバ68から駆動信号が
レーザダイオード24に供給され、同期用光ビームSが
出力される。レーザダイオード24から出力された同期
用光ビームSは、レゾナントスキャナ10によって反射
偏向された後、走査レンズ16、反射ミラー80、84
を介して基準格子板22に導かれる。
【0077】同期用光ビームSは、主走査方向(矢印X
方向)に沿って基準格子板22に形成された多数のスリ
ット112を透過し、パルス状の光ビームとして集光ロ
ッド108に入射する。集光ロッド108に入射したパ
ルス状の同期用光ビームSは、集光ロッド108内で反
射を繰り返した後、両端部のフォトセンサ110a、1
10bに導かれる。フォトセンサ110a、110b
は、同期用光ビームSを電気信号に変換し、この電気信
号を格子クロック生成回路114に供給する。
【0078】格子クロック生成回路114は、電気信号
を波形成形し、格子クロックCKgを生成する。格子ク
ロック生成回路114によって生成された格子クロック
CKgは、画素クロック発生回路90に供給される。
【0079】画素クロック発生回路90を構成するPL
L回路202は、この格子クロックCKgを8逓倍した
PLLクロックCKpを発生し、間引きカウンタ207
の計数入力端子とスイッチ210の固定端子210bに
供給する。
【0080】この場合、揺動型偏向器10の偏向位置・
偏向方向検出器95から供給される位置・方向検出信号
SPDに基づきスキャン状態モニタ回路204によりビ
ーム位置情報と偏向方向情報とがアドレス制御回路20
5に供給される。
【0081】これによりアドレス制御回路205は、所
定のビーム位置でアドレスADを更新する。
【0082】このアドレスADにより補正データメモリ
206から間引き指示Iが間引きカウンタ207にセッ
トされる。
【0083】間引き指示IとしてI=0が設定された場
合には、間引きカウンタ207は、スイッチ210を切
り換えるスイッチ制御信号Saを出力しない。
【0084】間引き指示IとしてI=1が設定された場
合、間引きカウンタ207は、PLLクロックCKpを
8個数えた時点でスイッチ210を固定接点210c側
にPLLクロックCKp1個分の発生期間だけ切り換え
るスイッチ制御信号Saを供給する。すなわち、9個目
のPLLクロックCKpが間引かれることになる。
【0085】このようにして、画像データメモリ30に
は、PLL回路202の遅延量等を補正した画素クロッ
クCKiが供給される。レーザドライバ32は、この画
素クロックCKiに従い、画像データメモリ30から読
み出した画像情報をオンオフ変調信号に変換し、レーザ
ダイオード14に供給する。
【0086】オンオフ変調信号により変調された光ビー
ムLがレゾナントスキャナ10に供給される。次いで、
レゾナントスキャナ10によって反射偏向された光ビー
ムLは、走査レンズ16、反射ミラー80、82を介し
て感光材料20に導かれる。
【0087】また、スキャナドライバ94は、副走査モ
ータ駆動クロック生成回路224に対し、各主走査毎に
生成されるスキャンクロックSCANを供給する。副走
査モータ駆動クロック生成回路224は、供給されたス
キャンクロックSCANに基づき、副走査モータドライ
バ226にモータ駆動基準クロックを供給する。副走査
モータドライバ226は、モータ駆動基準クロックに従
った駆動信号を生成して副走査モータ220を駆動し、
それによってボールねじ222が回転し、露光ステージ
60がスキャンクロックSCANに同期して副走査方向
(矢印Y方向)に移動する。
【0088】従って、副走査方向(矢印Y方向)に搬送
される感光材料20に対して、画像情報に応じて変調さ
れた光ビームLが主走査方向(矢印X方向)に照射され
ることにより、画像が面積階調方式により2次元的に記
録される。
【0089】この2次元走査では、ビーム位置を往路・
復路で正確に合わせ込むことができるので、往復記録時
において、網と画像とのビートを原因として発生するモ
アレの発生が未然に回避され、画質劣化のない画像を得
ることができる。また、往復走査を行っているので、装
置の生産性を向上させることができる。
【0090】この場合、間引き指示Iの設定内容を変更
することにより、PLL回路202および基準格子板2
2の格子ピッチを変更する必要がなく、所望の任意の解
像度により画像を記録することが可能となる。
【0091】さらに、基準格子板22に形成された格子
であるスリット112の間隔精度が良くない場合あるい
は基準格子板22の取付時の精度が良くない場合におい
ても、従来は図形精度劣化の原因となっていた。これを
回避するため、従来は、精度の高い部品を用いかつ工数
をかけて組み立てるようにしている。しかし、この実施
の形態を適用することにより、このような誤差要因を含
んでの補正が可能となるので、結果として装置コストを
低減することができる。
【0092】しかも、装置の経時変化により、図形記録
精度が劣化した場合においても、その時点で補正データ
を求めて再入力する処理を行うことにより図形記録精度
を所定の精度に戻すことが可能となり、市場での保守を
簡便かつ短時間に行うことができる。
【0093】図6は、上述した効果を全て達成可能なこ
の発明の他の実施の形態が適用された画素クロック発生
回路90Aを有する光走査画像記録装置56Aの構成を
示している。
【0094】この実施の形態では、アドレス制御回路2
05Aは、スキャン状態モニタ回路204からの走査開
始タイミング情報と往路復路情報(偏向方向情報)と、
PLL回路202からのPLLクロックCKpの数を計
数したビーム位置情報とから、補正データメモリ206
から読み出すべき補正データのアドレスADを補正デー
タメモリ206Aに供給する。
【0095】したがって、アドレス制御回路205Aに
は、ビーム位置情報に対応する計数すべきPLLクロッ
クCKpの個数が予め記録されている。
【0096】図7は、補正データメモリ206Aのデー
タ内容とアドレス制御回路205Aの制御内容との対応
関係を便宜的に示している。
【0097】アドレス制御回路205Aは、PLLクロ
ックCKpの最初の100個を数える間はアドレスAD
としてAD=1を補正データメモリ206Aに出力す
る。補正データメモリ206Aは、アドレスADがAD
=1のとき、可変分周回路208Aに分周比NとしてN
=9を設定する。
【0098】このように設定することにより、画素クロ
ック発生回路90Aを画素クロック発生回路90と同等
の性能で動作させることができる。
【0099】図8は、さらに他の実施の形態に係る画素
クロック発生回路90Bの構成を示している。
【0100】この画素クロック発生回路90Bでは、図
2例の画素クロック発生回路90に比較して、スイッチ
210と間引きカウンタ207との間にスイッチ260
を挿入し、このスイッチ260をスキャン状態モニタ回
路204の出力信号であるリセット信号REとPLLク
ロックCKpを入力とする乱数発生・計数回路262の
出力であるスイッチ制御信号Sbにより開閉制御する構
成としている。
【0101】この図8例では、主走査の1回終了毎に記
録範囲外で乱数発生・計数回路262がリセット信号R
Eによりリセットされ、たとえば、値0(ゼロ値)〜6
4(所定値)の間の新たな乱数値を発生し、この乱数値
になるまでPLLクロックCKpを数えたとき、出力さ
れるスイッチ制御信号Sbのレベルを切り換えて、スイ
ッチ260を、接地側からスイッチ210と間引きカウ
ンタ207を接続する側に切り換える。
【0102】なお、スイッチ制御信号Sbは、リセット
信号REによりリセットされて、他のレベル、換言すれ
ば、スイッチ260が接地レベル(ローベル)に接続さ
れるレベルに切り換えられる。
【0103】このように主走査の最初の1回目のみの間
引き指示発生をランダムに制御する乱数発生・計数回路
262を設けることで、主走査毎に間引きの開始位置が
ランダムに制御され、換言すれば、リセット後の最初の
所定計数値が乱数で設定されることとなり、間引きの開
始位置が一致することを原因として画像上に発生するお
それのある筋状のむらを未然に防止することができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、原クロック発生手段で発生された原クロックを間引
いたクロックを画素クロックとしているので、この間引
き量を主走査ビーム位置により適宜調節することで、画
素クロックの速度調節を簡単かつ正確に行うことができ
る。
【0105】間引くという簡単な操作であるので、容易
に高い分解能が得られるとともに、、広い補正範囲で補
正することが可能である。
【0106】これにより、画像の図形精度を確保するこ
とが可能となり、さらにはモアレの発生をも防止するこ
とができる。
【0107】また、画像図形精度の良好な往復記録も可
能となるので、装置の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された刷版作成
システムの構成図である。
【図2】図1例中、光走査画像記録装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図2例の動作説明に供される特性図であって、
図3Aは、主走査方向に対する、格子クロックの周波数
とPLLクロックの周波数の関係を相対的に示す特性
図、図3Bは、格子クロックに対する相対位相の特性
図、図3Cは、PLLクロックに対して遅延させるべき
位相量を示す特性図である。
【図4】テストチャートデータの模式図である。
【図5】補正データメモリの内容例を示す表図である。
【図6】この発明の他の実施の形態が適用された光走査
画像記録装置の構成を示すブロック図である。
【図7】補正データメモリ等の内容例を示す表図であ
る。
【図8】画素クロック発生回路のさらに他の例を示すブ
ロック図である。
【図9】揺動型偏向器(レゾナントスキャナ)を用いた
一般的な平面走査型画像記録装置の模式的な構成図であ
る。
【図10】主走査方向に対する、格子クロックの周波数
とPLLクロックの周波数の関係を相対的に示す特性図
である。
【図11】従来技術に係る補正回路の説明に供されるブ
ロック図である。
【符号の説明】
10…揺動型偏向器(レゾナントスキャナ) 12…画像記録装置 16…fθレンズ 14、24…レーザダイオード 20…感光材料 22…基準格子板 30…画像データメモ
リ 32、68…レーザドライバ 50…刷版作成システ
ム 54…給版装置 56、56A…光走査
画像記録装置 58…現像装置 60…露光ステージ 62…画像記録ユニット 90、90A、90B…画素クロック発生回路 94…スキャナドライバ 95…偏向位置・偏向
方向検出器 114…格子クロック生成回路 202…PLL(位相ロックループ)回路 204…スキャン状態モニタ回路(走査状態監視手段) 205、205A…アドレス制御回路 206、206A…補正データメモリ 207…間引きカウンタ 208…分周回路 208A…可変分周回路 AD…アドレス CKi…画素クロック CKg…格子クロック CKp…PLLクロッ
ク I…間引き指示 L…光ビーム S…同期用光ビーム SPD…位置・方向検
出信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録シートに対して、揺動型偏向器により
    偏向した光ビームを主走査方向に走査して画像を記録す
    るとともに、前記記録シートを前記主走査方向と略直交
    する副走査方向に移動させることにより、前記記録シー
    ト上に二次元的な画像を形成する画像記録装置におい
    て、 前記主走査方向の記録位置情報を検出する主走査方向記
    録位置検出手段と、 前記主走査方向の記録位置情報に基づいて、原クロック
    を発生する原クロック発生手段と、 前記原クロックを計数し、予め設定された所定計数値と
    なる毎に前記原クロックを間引く間引き指示を出力する
    間引き計数手段と、 前記間引き指示により、原クロックを間引いて出力する
    間引き手段と、 間引き後のクロックを固定の分周比で分周し、前記画像
    記録用の画素クロックとして出力する分周手段とを備え
    ることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像記録装置において、 前記原クロックを間引く指示は、前記原クロック発生手
    段の動作遅延を補償する指示であることを特徴とする画
    像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像記録装置にお
    いて、 前記画像記録装置が、往復記録型式である場合、往路お
    よび復路の主走査でそれぞれ対応する間引き指示がなさ
    れることを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像
    記録装置において、 前記間引き計数手段は、1回の主走査後にリセットさ
    れ、前記予め設定される所定計数値が、次の主走査の前
    に、改めて設定されることを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像記録装置において、 前記リセット後の最初の所定計数値を乱数で設定するこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像記録装置において、 前記乱数は、ゼロ値と所定値との間の値であることを特
    徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】記録シートに対して、揺動型偏向器により
    偏向した光ビームを主走査方向に走査して画像を記録す
    るとともに、前記記録シートを前記主走査方向と略直交
    する副走査方向に移動させることにより、前記記録シー
    ト上に二次元的な画像を形成する画像記録装置におい
    て、 前記主走査方向の記録位置情報を検出する主走査方向記
    録位置検出手段と、 前記主走査方向の記録位置情報に基づいて、原クロック
    を発生する原クロック発生手段と、 前記原クロックを分周比に基づき分周して、前記画像記
    録用の画素クロックを出力する可変分周手段と、 前記可変分周手段の分周比が、前記主走査方向の記録位
    置情報および前記画素クロックの計数値に基づき、予め
    設定された分周比となるように設定する補正手段とを備
    えることを特徴とする画像記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004031832A1 (ja) * 2002-10-01 2004-04-15 Sony Corporation 光走査装置、像の位置の較正方法、及び画像表示装置

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