JP2002227270A - Sトラップ - Google Patents

Sトラップ

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JP2002227270A
JP2002227270A JP2001158978A JP2001158978A JP2002227270A JP 2002227270 A JP2002227270 A JP 2002227270A JP 2001158978 A JP2001158978 A JP 2001158978A JP 2001158978 A JP2001158978 A JP 2001158978A JP 2002227270 A JP2002227270 A JP 2002227270A
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stick
annular
pipe
peripheral surface
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JP2001158978A
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Yasumi Ota
育實 太田
Soro Mizutani
素朗 水谷
Hirotaka Ito
弘貴 伊藤
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本住宅性能表示基準の設計要綱に合致し、
しかも床下排水管との大きな位置ズレ(芯ズレ)を吸収
し、しかも排水騒音も低く抑制するSトラップを提供す
る。 【解決手段】 ステッキ2を、ステッキ上部12aと、
そのステッキ上部12aに回動可能に接続され水平管部
または下向き傾斜管部12b−1を有する非可撓性のス
テッキ下部12bとを備えてステッキ下部12bの出口
中心をステッキ上部12aとの接続部の中心に対して変
位させ、ステッキ下部12bのステッキ上部12aに対
する回動機能とステッキ上部12aのU字管1に対する
回動機能とで床下排水管8との位置ズレ(芯ズレ)を吸
収してステッキ下部12bを床下排水管8に接続し、水
平管部または下向き傾斜管部12b−1で排水減速部1
0を構成し、その排水減速部10を有効活用し排水の勢
力を弱めた上、その排水を凸部9に衝突させて更に排水
を減速して空気の吸引を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台、流し台等
の排水装置、更に詳しくはSトラップに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】旧来から洗面台、流し台等の排水装置とし
てSトラップが使用されている。このSトラップは、洗
面台、流し台等の容体に接続されるU字管とそのU字管
に接続されるステッキとからなっているが、そのステッ
キは、逆U字管に一体または別体なフレキシブル管を連
設して構成するタイプが主流を占め、フレキシブル管の
可撓性で床下排水管との位置ズレ(芯ズレ)を吸収して
同管に接続される。
【0003】ところで、住宅の品質確保等の促進に関す
る法律に基づく日本住宅性能表示基準の設計要綱(平成
12年度)で、排水トラップと床下排水管との接続はフ
レキシブル管を使用してはならない。とする衛生面、安
全性の両面から遵守させる特記事項が追加された。
【0004】フレキシブル管は、汚物が付着して不衛
生。経年変化でクラックが発生し漏水する。ことがその
原因が改定要因である。そして、注文住宅等で家主の希
望で建築躯体(壁)から柱等が出っ張り、それを避ける
べくオフセットして洗面台、流し台等を設置した場合に
は、前記するフレキシブル管を介してでないと床下排水
管に接続できないケースもある。
【0005】また、排水騒音を低く抑制することも必要
である。従来、Sトラップにおいて、排水騒音を低く抑
制する先行技術として特開平1−174730号公報
(後述では前者と称する)、特開平8−333784号
(後述では後者と称する)等が提案されている。
【0006】前者は、U字管に接続されるステッキ上部
を水平管部とし、その水平管部に管軸をずらして垂直管
部を連設した排水管の構成になっており、また後者は、
U字管に接続される逆U字状のステッキにおける下流側
の下降部に凸部を設けた構成になっており、前者は、水
平管部から垂直管部に入り込む排水が、垂直管部の管軸
を中心に螺旋状に回転して空気を巻き込みながら遠心力
によって垂直管部の内周面に押し付けられながら流下し
て垂直管部の中央部に空気柱を形成して、封水を吸い出
すことなく洗面器の排水孔等からの空気の流入を防止し
て排水騒音を低下させ、また後者は、ステッキにおける
下流側の凸部に排水が当たって跳ね返される時に、その
凸部の下方に空洞を形成し、この空洞がステッキ下流側
の負圧の発生を防止し、そのため封水を吸い出さず、同
じく排水騒音の低下を目的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、前記す
る日本住宅性能表示基準の設計要綱に合致するSトラッ
プを提供することである。他の目的とする処は、更に加
えて床下排水管との大きな位置ズレ(芯ズレ)を吸収し
て接続するSトラップを提供することである。更に他の
目的とする処は、構成配管を有効に利用して排水騒音を
低く抑制するSトラップを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段は、ステッキを、U字管に水平方向
に回動可能に接続されるステッキ上部と、そのステッキ
上部に水密状で且つ回動可能に接続される非可撓性のス
テッキ下部とで構成し、該ステッキ下部は、その出口中
心を前記ステッキ上部との接続部の中心に対して変位さ
せてなり、該ステッキ下部のステッキ上部に対する回動
機能とステッキ上部のU字管に対する回動機能とで床下
排水管との位置ズレ(芯ズレ)に対応してそのステッキ
下部を床下排水管に接続することを特徴とするものであ
る(請求項1)。ここで、前記する逆U字管からなるス
テッキ上部に対するステッキ下部の接続としては、ステ
ッキ上部に対して周方向に回動可能に接続する方式であ
るパッキン(例えばOリング)を介在しての嵌合方式、
袋ナットによる締結方式の他に、接着剤を塗布しての嵌
合方式が包含される。接着剤を塗布しての嵌合方式の場
合は、U字管に対するステッキ上部の向き調整機能と、
そのステッキ上部に対するステッキ下部の向き調整機能
とで、位置ズレ(芯ズレ)に対応するようにステッキ下
部を床下排水管に位置合させてからステッキ下部のステ
ッキ上部への嵌合を行う。また、ステッキ上部に対して
周方向に回動可能に接続する方式の一種であるパッキン
(例えばOリング)を介在しての嵌合方式の場合には、
接続状態でステッキ下部を通常の力では抜けないように
ステッキ上部に一体化できる上に、パッキン(例えばO
リング)の密接抵抗に抗する力での回動でステッキ下部
の出口が床下排水管に対応するようにステッキ下部の向
きを調整する接続部を構成することができるものであ
る。そして、袋ナットによる締結方式を採用した場合、
袋ナットを緩めることで同様に周方向に回動可能な接続
部を構成することができる。尚、U字管へのステッキ上
部の接続は、前記と同様な水平方向に回動可能な接続方
式としてパッキン(例えばOリング)を介在しての嵌合
方式、袋ナットによる締結方式等が好適である。前記の
ような接続部として回動可能な接続方式を採用すると、
ステッキ上部に対する回動機能とステッキ上部のU字管
に対する回動機能とで床下排水管との位置ズレ(芯ズ
レ)に対応してそのステッキ下部を床下排水管に接続す
ることができるようになる。前記するステッキを構成す
るステッキ上部とステッキ下部は、U字管と同様に金属
材、硬質な合成樹脂材(ポリプロピレン、ポリエチレン
等)で成形する。
【0009】また、そのステッキ下部は、床下排水管に
対してシール材を介してのナット手段のような水密な接
続手段やゴム性のカップリング材(管継手)等で気密及
び水密をもって接続するようにすれば更に好ましいもの
となる。
【0010】そして、ステッキを、U字管に接続される
逆U字管からなるステッキ上部と、そのステッキ上部に
水密状で且つ回動可能に接続され中途部に水平管部もし
くは下向き傾斜管部を有する非可撓性のステッキ下部と
を備えて、前記ステッキ下部の出口中心を前記ステッキ
上部との接続部の中心に対して変位させてなり、該ステ
ッキ下部のステッキ上部に対する回動機能とステッキ上
部のU字管に対する回動機能とで床下排水管との位置ズ
レ(芯ズレ)に対応してそのステッキ下部を床下排水管
に接続し、更に前記水平管部または下向き傾斜管部で排
水減速部を構成し、その排水減速部に凸部を突設してそ
の凸部の下位に排水空間を確保していると、排水騒音を
低く抑制する上で好適なものである(請求項2)。
【0011】即ち、ステッキ下部の出口中心をステッキ
上部との接続部の中心に対して変位させるべくステッキ
下部に形成された水平管部または下向き傾斜管部を排水
減速部として有効活用し、更にその排水減速部に突設し
た凸部を更なる排水減速部として利用して、流速を低下
させ、それによって空気の吸引作用を防止して排水時の
異音の発生を低く抑制する。
【0012】そして、ステッキ上部に対してステッキ下
部が水密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ
上部下端部とステッキ下部上端部との嵌合部と、ステッ
キ上部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成さ
れ、嵌合時に他方の外周面で押圧されることによって弾
性変形されるOリングを収容する環状凹部と、他方の外
周面に形成され前記Oリングが嵌合する環状溝とを備
え、該環状溝は前記環状凹部幅よりも幅狭にして、その
環状溝口にOリングが弾性的に係止するように構成して
も好適なものである(請求項4)。
【0013】この手段によれば、ステッキ上部に対して
ステッキ下部がOリングを介在した嵌合方式で水密状に
回動可能に接続されると、ステッキ上部またはステッキ
下部のどちらか一方の内周面に形成されている環状凹部
に収容されるOリングが他方の外周面に形成されている
環状凹部幅よりも幅狭な環状溝のその環状溝口に弾性的
に係止して、ステッキ下部がステッキ上部に対して水密
状に回動可能でありながら、ステッキ上部に対するステ
ッキ下部の抜けを防止する。
【0014】更にステッキ上部に対してステッキ下部が
水密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ上部
下端部とステッキ上部上端部との嵌合部と、ステッキ上
部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成され、
他方の外周面で押圧されることによって弾性変形される
Oリングを収容する環状凹部と、該環状凹部の上位に並
列して前記一方の内周面に形成された環状小溝と、開放
縁から少なくとも前記環状小溝に亘って施された拡径用
スリットと、他方の外周面の周方向に均等配設され前記
環状小溝に係合する少なくとも2個以上の小突起とを備
えている場合も有効なものである(請求項5)。
【0015】この手段では、ステッキ上部に対してステ
ッキ下部がOリングを介在した嵌合方式で水密状に回動
可能に接続する際に、ステッキ上部、ステッキ下部のど
ちらか一方の開放部分に、他方の外周面の周方向に均等
配設された2個以上の小突起が衝突する時に拡径用スリ
ットの作用で他方の開放口を拡径して環状小溝にその小
突起を係合させ、且つ一方の内周面に形成されている環
状凹部に弾性変形されて収容されるOリングが他方の外
周面に密接して、ステッキ下部がステッキ上部に対して
水密状に回動可能でありながら、小突起と環状小溝との
係合力及びOリングの密接力とでステッキ上部に対する
ステッキ下部の抜けを防止する。
【0016】そして、ステッキ上部に対してステッキ下
部が水密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ
上部下端部とステッキ下部上端部との嵌合部と、ステッ
キ上部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成さ
れ、嵌合時に他方の外周面で押圧されることによって弾
性変形されるOリングを収容する環状凹部と、他方の外
周面に形成され前記Oリングが嵌合する環状溝と、該環
状凹部の上位に並列して前記一方の内周面に形成された
環状小溝と、開放縁から少なくとも前記環状小溝に亘っ
て施された拡径用スリットと、他方の外周面の周方向に
均等配設され前記環状小溝に係合する少なくとも2個以
上の小突起とを備え、前記環状溝は環状凹部幅よりも幅
狭にしてステッキ上部とステッキ下部との嵌合時にその
環状溝口にOリングが弾性的に係止するようにしている
と、最適なものである(請求項6)。
【0017】即ち、この手段によれば、ステッキ上部に
対するステッキ下部の嵌合時の環状小溝に対する小突起
の係合力、一方の内周面に形成されている環状凹部に弾
性変形されて収容されるOリングが他方の外周面に形成
されている環状凹部幅よりも幅狭な環状溝のその環状溝
口に弾性的に係止する係止力とで、ステッキ上部に対す
るステッキ下部の抜けを防止する。
【0018】また、環状溝の幅中央が環状凹部の幅中央
にほぼ位置するように配置している場合(請求項7)に
は、接続部の回動機能の確実にし、且つ水密性を維持す
るのに好適なものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明Sトラップの実施の
形態を図面に基づいて説明すると、図1、図2におい
て、図中AがそのSトラップである。このSトラップA
は、図2等で示す通り、洗面器、流し等の容体100の
底に接続され最低部にドレン部11を有するU字管1
に、ステッキ上部12aと中途部に水平管部もしくは下
向き傾斜管部12b−1を有するステッキ下部12bと
を備えたステッキ2を接続して構成されている。
【0020】U字管1に対するステッキ上部12aの接
続部J1は、角パッキン7を介して袋ナット6で気密
状、水密状に締結する接続構成を採用し(図4参照)、
またそのステッキ上部12aに対するステッキ下部12
bの接続部J2は、周方向に回動可能とする接続構成を
採用している。
【0021】ステッキ上部12aに対するステッキ下部
12bの接続部J2は、図6に示すように、ステッキ下
部12b上端の拡径管部12b−3にステッキ上部12
aの下端部が差し込まれて構成される嵌合部3と、その
拡径管部12b−3の内周面に形成されステッキ上部1
2aの下端部を嵌合する時にその下端部の外周面で押圧
されて弾性変形するOリング4を収容する環状凹部12
b−4と、その環状凹部12b−4に相対してステッキ
下部12bの下端部外周面に形成されそのOリング4が
嵌合する環状溝12a−1とを備えている。その環状溝
12a−1は、その幅中央が環状凹部12b−4の幅中
央にほぼ位置するように形成してあり、またこの環状溝
12a−1は、図7に示すように常態においてOリング
4がその環状溝口12a’−1に係止する程度の幅寸法
にしてあり、無論環状凹部12b−4幅よりも幅狭であ
る。従って、ステッキ上部12aに対してステッキ下部
12bは、気密性、水密性を維持した上で回動可能に接
続され、しかもステッキ下部12bの拡径管部12b−
3とステッキ上部12a下端の嵌合時に前記拡径管部1
2b−3の環状凹部12b−4に弾性的に変形して収容
されるOリング4がその環状凹部12b−4幅よりも幅
狭な環状溝12a−1のその環状溝口12a’−1に弾
性的に係止しているため、分解が不可能な管継手構造を
構成する。
【0022】また、前記ステッキ上部12aに対するス
テッキ下部12bの接続部J2として、図8、図9に示
す構成を採用しても良いものである。この接続部J2
は、図8に示すように、ステッキ下部12b上端の拡径
管部12b−3にステッキ上部12aの下端部が差し込
まれて構成される嵌合部3と、その拡径管部12b−3
の内周面に形成されステッキ下部12bの下端部に嵌合
される時にその下端部の外周面で押圧されて弾性変形す
るOリング4を収容する環状凹部12b−4と、その環
状凹部12b−4に相対してステッキ下部12bの下端
部外周面に形成され、そのOリング4が弾性的に嵌合す
る環状溝12a−1と、前記環状凹部12b−4の上位
に並列して拡径管部12b−3の内周面に形成された環
状小溝12b−5と、同拡径管部12b−3の開放縁か
ら少なくとも前記環状小溝12b−5に亘って施された
拡径用スリット12b−6と、ステッキ上部12a下端
の外周面の周方向に均等配設され前記環状小溝12b−
5に係合する少なくとも2個以上の小突起12a−2と
を備え、前記環状溝12a−1は環状凹部12b−4幅
よりも幅狭にしてステッキ上部12aとステッキ下部1
2bとの嵌合時にその環状溝口12b’−4にOリング
4が弾性的に係止する構成になっている。
【0023】そして、この接続部J2は、ステッキ下部
12b上端の拡径管部12b−3にステッキ上部12a
の下端部が嵌合される時に、拡径用スリット12b−6
の拡径作用によってその拡径管部12b−3が拡径して
ステッキ上部12a下端部の小突起12a−2が環状小
溝12b−5に係合するように案内され、且つ前記拡径
管部12b−3の環状凹部12b−4に弾性的に変形し
て収容されるOリング4がその環状凹部12b−4幅よ
りも幅狭な環状溝12a−1のその環状溝口12a’−
1に弾性的に係止する。従って、ステッキ上部12aに
対してステッキ下部12bは、気密性、水密性を維持し
た上で回動可能に接続され、しかもステッキ下部12b
の拡径管部12b−3の環状凹部12b−4に弾性的に
変形して収容されるOリング4がステッキ上部12aに
形成されている環状凹部12b−4幅よりも幅狭な環状
溝12a−1のその環状溝口12a’−1に弾性的に係
止する係止力と、前記する小突起12a−2の環状小溝
12b−5との係合力とで同じく、分解が不可能な管継
手構造を構成する。
【0024】尚、図示しないが、前記ステッキ上部12
aに対するステッキ下部12bの接続部J2が、ステッ
キ下部12b上端の拡径管部12b−3にステッキ上部
12aの下端部が差し込まれて構成される嵌合部3と、
その拡径管部12b−3の内周面に形成されステッキ上
部12aの下端部に嵌合される時にその下端部の外周面
で押圧されて弾性変形するOリング4を収容する環状凹
部12b−4と、該環状凹部12b−4の上位に並列し
て拡径管部12b−3の内周面に形成された環状小溝1
2b−5と、同拡径管部12b−3の開放縁から少なく
とも前記環状小溝12b−5に亘って施された拡径用ス
リット12b−6と、ステッキ下部12b下端の外周面
の周方向に均等配設され前記環状小溝12b−5に係合
する少なくとも2個以上の小突起12a−2とを備えた
構成のものであっても良いものである。
【0025】この実施の形態の場合には、ステッキ下部
12b上端の拡径管部12b−3にステッキ上部12a
の下端部が嵌合される時に、拡径用スリット12b−6
の拡径作用によってその拡径管部12b−3が拡径して
ステッキ上部12a下端部の小突起12a−2が環状小
溝12b−5に係合するように案内し、且つ前記拡径管
部12b−3の環状凹部12b−4に収容されているO
リング4がステッキ上部12aの下端外周面に密接し
て、ステッキ下部12bをステッキ上部12aに対して
水密状、気密状に回動可能でありながら、Oリング4の
密接力と小突起12a−2の環状小溝12b−5に対す
る係合力とでステッキ下部12bのステッキ上部12a
に対する抜けを防止することができる。
【0026】尚、この両接続部J1、J2は共に、図4
に示す角パッキン7を介して袋ナット6で締結する接続
方式を採用しても良いものであるし、逆に図6や図8に
示すパッキン(例えばOリング)4を介しての嵌合方式
を採用しても良いものである。無論、袋ナット6で締結
する接続方式の場合もその袋ナット6を緩めることで同
様に、ステッキ上部12aは、U字管1に対して、ステ
ッキ下部12bは、ステッキ上部12aに対して各々回
動可能にすることができるものである。
【0027】前記する下向き傾斜管部12b−1は、ス
テッキ下部12bの中途部に水平線に対して60度以下
の範囲の角度をもって所望長さをもって形成されてお
り、この下向き傾斜管部12b−1の下端に鉛直管部1
2b−2を連設して接続部J2に対してその鉛直管部1
2b−2を変位させて床下排水管8に接続する構成にし
てある。
【0028】前記鉛直管部12b−2と床下排水管8と
の接続に際しては、本実施の形態では前記接続部J1と
同様な角パッキン7を介して袋ナット6で接続する構成
を採用して、水密性のみならず、気密性を確保するよう
になっている。この鉛直管部12b−2と床下排水管8
との接続は、ゴム製のカップリングのような管継手で気
密性と水密性とを発揮できるものあれば前記袋ナットに
よる接続方式を採用する必要はない。また接着剤を介し
ての嵌合方式を採用して気密性、水密性を発揮できるよ
うにしても良いものである。
【0029】前記ステッキ下部12bには、図2に示す
ように前記下向き傾斜管部12b−1の途中に凸部9が
突設形成されている。この凸部9は、図2に示すよう
に、その下向き傾斜管部12b−1の傾斜始端寄りに設
けてあり、図3(a)、(b)に示すように凸湾曲面形
状、平面部形状をもってその傾斜管部12b−1の下位
に排水空間を確保するように突設形成されている。
【0030】
【実施例1】図5は、SトラップAの調整範囲を示して
いる。即ち、このSトラップAは、管内径を28mmと
し、ステッキ2においてステッキ下部12bの中途部を
傾斜角度(α)30度の下向き傾斜管部12b−1で構
成することによって、ステッキ2下端部を構成する鉛直
管部12b−2がステッキ上部12aとの接続部J2の
中心に対して半径(r1)を28mmとする範囲で回動
可能とし、また、ステッキ2がU字管1との接続部J1
の中心に対して半径(r2)76mmの範囲で向きを調
整する構成になっている(図2、図5参照)。従って、
この実施例によると、半径(r2)76mmと半径(r
1)28mmの計104mmの半径で描かれる可動範囲
であって、U字管1と干渉されない範囲全てが床下排水
管8との接続用の調整範囲(斜線範囲)として有効利用
される。
【0031】
【表1】 前記表1は、従来の技術の欄で記載する特開平1−17
4730号公報(前者)、特開平8−333784号
(後者)、本発明の性能試験結果を示している。前者、
後者ともステッキの管内径を28mmと統一させ、また
本発明では水平管部、30度の下向き傾斜管部12b−
1、60度の傾斜角度12b−1で3例の排水減速部1
0を設定し、凸部9は、水平管部、下向き傾斜管部12
b−1各々の丁度中間当たりまで突設させて、水平管
部、下向き傾斜管部12b−1各々の下半部に排水空間
12b’−1を確保し、洗面ボールに15.6リットル
を貯水して性能試験を行った。この実施結果によれば、
本発明の排水減速部10を水平管部、30度の下向き傾
斜管部12b−1、60度の下向き傾斜管部12b−1
で構成した各々の実験例3例は、通常時の排水音(d
B)、排水孔から排水される最後の排水音(dB)とも、
後者よりも排水騒音が低く抑制された前者と同等な排水
の騒音抑制効果を発揮することができた。また、排水性
についても、後者程ではないが、前者と同等以下という
優れた性能を発揮することができるものであった。
【0032】尚、施工現場では、洗面台、流し台等のキ
ャビネットKの底板k1に予め開孔してある大径孔k2
を利用して鉛直管部12b−2と床下排水管8とを接続
したり、その孔が開孔されていない場合には、その場で
連絡孔を開孔して接続に対処する。符号k3は、被蓋で
ある。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、日
本住宅性能表示基準の設計要綱に合致するSトラップを
提供することができる。しかも、ステッキを、U字管に
水平方向に回動可能に接続されるステッキ上部と、その
ステッキ上部に周方向に回動可能に接続される非可撓性
のステッキ下部とを備え、ステッキ下部の出口中心をス
テッキ上部との接続部の中心に対して変位させているた
め、U字管との接続部を中心とする半径距離が描く平面
視範囲と、ステッキ下部が、ステッキ上部との接続部を
中心とする半径距離が描く平面視範囲において、U字管
が干渉しない範囲全てが床下排水管との接続用の調整範
囲として利用可能となり、例えば注文住宅のように個々
で設計が異なり、洗面台、流し台に設置位置をズラさざ
るをえない場合でも、即応して床下排水管と接続する自
在性を具備することができる。その上、Sトラップ自体
を生産工場で接続した状態のまま洗面台や流し台等を施
工現場に搬入し回動作業を行うことによって床下排水管
との位置ズレ(芯ズレ)に対応してそのステッキ下部を
床下排水管に接続することが可能となり、施工現場で接
着剤を塗布してステッキ上部とステッキ下部とを嵌合す
る接続方式に比べて作業性を著しく向上させること可能
である。しかも、そのステッキ下部の出口中心をステッ
キ上部との接続部の中心に対して変位させるべくステッ
キ下部の中途部に設けた水平管部もしくは下向き傾斜管
部が排水減速部を構成し、更にその排水減速部に凸部を
突設してその凸部の下位に排水空間を確保するようにし
て、排水減速部で勢力を弱められた排水をその凸部に衝
突させて更に排水勢力を弱め排水速度を低速にして空気
の吸引作用を防止するようにしたものであるから、実験
結果に示すようにステッキ下部の出口中心をステッキ上
部との接続部の中心に対して変位させる構成管部(水平
管部、下向き傾斜管部)を有効利用して従来例と遜色な
い排水騒音抑制効果を達成するSトラップを構成するこ
ともできた。しかも、請求項4〜7に至っては、ステッ
キ上部に対してステッキ下部が水密状、気密状をもって
回動可能な嵌合部を構成した上に、ステッキ上部からス
テッキ下部が外れないように接続されるので、ステッキ
が一体部品として取り扱え、配管工事が容易且つ簡単に
行うことができる。その上、Oリングを使用して気密
状、水密状にステッキ上部とステッキ下部とを接続する
ことができるから、漏水、臭気漏れもなく、衛生的であ
る。また、特に請求項4記載のように、接続部が、ステ
ッキ上部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成
され、嵌合時に他方の外周面で押圧されることによって
弾性変形されるOリングを収容する環状凹部と、他方の
外周面に形成され前記Oリングが嵌合する環状溝とを備
え、該環状溝は前記環状凹部幅よりも幅狭にしてその環
状溝口にOリングが弾性的に係止する構成を採用してい
るものにあっては、Oリングのみを使用してステッキ上
部とステッキ下部とを外れないように接続でき、構造簡
単である。そして、請求項4と共に、環状凹部の上位に
並列してステッキ上部、ステッキ下部どちらか一方の内
周面に形成された環状小溝と、開放縁から少なくとも前
記環状小溝に亘って施された拡径用スリットと、他方の
外周面の周方向に均等配設され前記環状小溝に係合する
少なくとも2個以上の小突起とを備えている構成のもの
にあっては、ステッキ上部とステッキ下部との嵌合時に
環状小溝に小突起が係合して外れ方向に対してより強固
な接続構造を構成できる上、外れ応力に対して環状小溝
と小突起との係合力がその一部を受力するように機能し
て、Oリングの環状溝のその環状溝口に対する弾性的な
係止部に負担を掛けることを防止し、Oリングの気密
性、水密性を安定して維持することができる。また、請
求項7では、環状溝の幅中央が環状凹部の幅中央にほぼ
位置するように配置しており、接続部の回動機能の確実
にし、且つ水密性を維持するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のSトラップの斜視図。
【図2】 Sトラップの使用状態を示す正面図で一部切
欠して示す。
【図3】 図2の(3)−(3)線拡大断面図で、
(a)は、凸部が凸湾曲面である場合、(b)は、凸部
が平面である場合を各々示す。
【図4】 袋ナットを使用した接続部の拡大断面図。
【図5】 Sトラップにおけるステッキの調整範囲を示
す図2の(5)−(5)線断面図。
【図6】 ステッキ上部とステッキ下部との接続状態を
示す要部の拡大断面図。
【図7】 Oリングと環状溝との関係を示す拡大断面
図。
【図8】 ステッキ上部とステッキ下部との接続状態の
他の例を示す要部の拡大断面図。
【図9】 図8の(9)−(9)線断面図。
【符号の説明】
A:Sトラップ 1:U字管 2:ステッキ 12a:ステッキ上
部 J:接続部 12b:ステッキ下
部 12b−1:下向き傾斜管部 12b−2:鉛
直管部 8:床下排水管 6:袋ナット 7:角パッキン 4:パッキン
(Oリング) 9:凸部 10:排水減速部 J1:接続部(U字管とステッキ上部との接続部) J2:接続部(ステッキ上部とステッキ下部との接続
部) 12b−4 :環状凹部 12a−1:
環状溝 12a’−1:環状溝口 12b−5:
環状小溝 12a−2 :小突起 12b−6:
拡径用スリット 12b−3:拡径管部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘貴 三重県三重郡朝日町大字小向1918番地 株 式会社日本アルファ内 Fターム(参考) 2D061 AA01 AD01 BA01 BA04 BG04 DA02 DA03 DD03 DE01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッキを、U字管に水平方向に回動可
    能に接続されるステッキ上部と、そのステッキ上部に水
    密状で且つ回動可能に接続される非可撓性のステッキ下
    部とで構成し、該ステッキ下部は、その出口中心を前記
    ステッキ上部との接続部の中心に対して変位させてな
    り、該ステッキ下部のステッキ上部に対する回動機能と
    ステッキ上部のU字管に対する回動機能とで床下排水管
    との位置ズレ(芯ズレ)に対応してそのステッキ下部を
    床下排水管に接続するSトラップ。
  2. 【請求項2】 ステッキを、U字管に接続される逆U字
    管からなるステッキ上部と、そのステッキ上部に水密状
    で且つ回動可能に接続され中途部に水平管部もしくは下
    向き傾斜管部を有する非可撓性のステッキ下部とを備
    え、前記ステッキ下部の出口中心を前記ステッキ上部と
    の接続部の中心に対して変位させてなり、該ステッキ下
    部のステッキ上部に対する回動機能とステッキ上部のU
    字管に対する回動機能とで床下排水管との位置ズレ(芯
    ズレ)に対応してそのステッキ下部を床下排水管に接続
    し、更に前記水平管部または下向き傾斜管部で排水減速
    部を構成し、その排水減速部に凸部を突設してその凸部
    の下位に排水空間を確保しているSトラップ。
  3. 【請求項3】 前記下向き傾斜管部は、水平線に対して
    60度以下の傾斜角度である請求項2記載のSトラッ
    プ。
  4. 【請求項4】 ステッキ上部に対してステッキ下部が水
    密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ上部下
    端部とステッキ下部上端部との嵌合部と、ステッキ上
    部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成され、
    嵌合時に他方の外周面で押圧されることによって弾性変
    形されるOリングを収容する環状凹部と、他方の外周面
    に形成され前記Oリングが嵌合する環状溝とを備え、該
    環状溝は前記環状凹部幅よりも幅狭にしてその環状溝口
    にOリングが弾性的に係止するようにしている請求項1
    〜3いずれか1項記載のSトラップ。
  5. 【請求項5】 ステッキ上部に対してステッキ下部が水
    密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ上部下
    端部とステッキ上部上端部との嵌合部と、ステッキ上
    部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成され、
    他方の外周面で押圧されることによって弾性変形される
    Oリングを収容する環状凹部と、該環状凹部の上位に並
    列して前記一方の内周面に形成された環状小溝と、開放
    縁から少なくとも前記環状小溝に亘って施された拡径用
    スリットと、他方の外周面の周方向に均等配設され前記
    環状小溝に係合する少なくとも2個以上の小突起とを備
    えている請求項1〜3いずれか1項記載のSトラップ。
  6. 【請求項6】 ステッキ上部に対してステッキ下部が水
    密状に回動可能に接続される接続部が、ステッキ上部下
    端部とステッキ下部上端部との嵌合部と、ステッキ上
    部、ステッキ下部のどちらか一方の内周面に形成され、
    嵌合時に他方の外周面で押圧されることによって弾性変
    形されるOリングを収容する環状凹部と、他方の外周面
    に形成され前記Oリングが嵌合する環状溝と、該環状凹
    部の上位に並列して前記一方の内周面に形成された環状
    小溝と、開放縁から少なくとも前記環状小溝に亘って施
    された拡径用スリットと、他方の外周面の周方向に均等
    配設され前記環状小溝に係合する少なくとも2個以上の
    小突起とを備え、前記環状溝は環状凹部幅よりも幅狭に
    してステッキ上部とステッキ下部との嵌合時にその環状
    溝口にOリングが弾性的に係止するようにしている請求
    項1〜3いずれか1項記載のSトラップ。
  7. 【請求項7】 前記環状溝の幅中央が環状凹部の幅中央
    にほぼ位置することを特徴とする請求項4〜6いずれか
    1項記載のSトラップ。
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