JP2002225956A - ボトル保温具 - Google Patents

ボトル保温具

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JP2002225956A
JP2002225956A JP2001018057A JP2001018057A JP2002225956A JP 2002225956 A JP2002225956 A JP 2002225956A JP 2001018057 A JP2001018057 A JP 2001018057A JP 2001018057 A JP2001018057 A JP 2001018057A JP 2002225956 A JP2002225956 A JP 2002225956A
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bottle
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fixing
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JP2001018057A
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English (en)
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Seiichi Tagawa
誠一 田川
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PROCEED FACTORY KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】保管時や輸送時に場所をとらず、清掃も容易で
常に清潔に保つことができるとともに、生産性に優れた
ボトル保温具を提供する。 【解決手段】ボトルの周壁に巻回可能で巻回された状態
で筒部を形成するシート状をした断熱性および可撓性が
ある本体4およびこの本体をボトルへの巻回状態に保持
するとともに解離自在な巻回状態保持手段を有する筒部
形成部1と、略底部形状をした底板部21およびこの底
板部から放射状に延出する可撓性を有する帯状したn
(ただし、nは2以上の整数)個の延出片部22a,2
2bを有し、これらの延出片部のうちの(n−1)個の
延出片部が、本体が筒部形状になったとき、本体の対応
する位置に設けられた固定部に着脱自在な固定手段を有
し、残りの1つの延出片部が、その端部を本体に固定さ
れるか、本体の対応する位置に設けられた固定部14に
着脱自在な固定手段を有している底部形成部2とを備え
ている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル保温具に関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今は、路傍の自動販売機やコンビニエ
ンスストアー等でペットボトルに入れられた飲料(以
下、「ペットボトル飲料」と記す)が容易に手に入る。
そして、このペットボトル飲料の場合、キャップが着い
ているために、一旦開封しても、再びキャップをすれば
内部の飲料がこぼれたりすることがなくなる。したがっ
て、開封後、開口部を再び閉じることができない缶入り
飲料に比べ、キャップをしておけば、飲み残しのボトル
を持ち歩いたりできるという利便性がある。
【0003】ところで、自動販売機やコンビニエンスス
トアー等では、このようなペットボトル飲料が、冬場に
おいては加温庫で加温したりする場合もあるが、通常冷
蔵庫で冷却して販売されている。しかし、購入した当初
は、飲料が十分冷たかったり、温かく飲み心地がよくて
も、ペットボトルは保温性がないため、飲み残しりした
飲料を持ち歩くとすぐに生ぬるくなったり冷たくなって
しまう。
【0004】そこで、1本のペットボトルの口部を残し
てペットボトルの周壁を囲繞する筒部と、ペットボトル
の底を受ける底部とを備える断熱性を有する軽量な可撓
性シート材料を縫製あるいは融着することによって有底
筒状をしたボトル保温具が上市されている。すなわち、
このボトル保温具は、上記のように断熱性を有する軽量
な可撓性シート材料を縫製あるいは融着して有底筒状に
形成されているので、一方に設けられた開口からペット
ボトルをその底が底部で受けられるように収納するだけ
でペットポトル内の飲料を保温でき、飲料を冷たい状態
あるいは温かい状態に保つことができる。しかも、軽量
な材料で形成されているので、持ち歩きに邪魔にならな
い。
【0005】しかし、上記従来のボトル保温具は、筒部
と底部とが縫着、接着、あるいは融着によって一体化さ
れているため、内部の汚れなどを清掃することが面倒で
あるとともに底部が邪魔になり、コンパクトに折り畳ん
だりできず不使用時や輸送時に嵩張るという問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、保管時や輸送時に場所をとらず、清掃も
容易で常に清潔に保つことができるとともに、生産性に
優れたボトル保温具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかるボトル保温具は、ボトルの周
壁を囲繞する筒部と、ボトルの底を受ける底部とを備え
るボトル保温具において、ボトルの周壁に巻回可能で巻
回された状態で筒部を形成するシート状をした断熱性お
よび可撓性がある本体およびこの本体をボトルへの巻回
状態に保持するとともに解離自在な巻回状態保持手段を
有する筒部形成部と、略底部形状をした底板部およびこ
の底板部から放射状に延出する可撓性を有する帯状した
n(ただし、nは2以上の整数)個の延出片部を有し、
これらの延出片部のうちの(n−1)個の延出片部が、
前記本体が筒部形状になったとき、本体の対応する位置
に設けられた固定部に着脱自在な固定手段を有し、残り
の1つの延出片部が、その端部を本体に固定されるか、
本体の対応する位置に設けられた固定部に着脱自在な固
定手段を有している底部形成部とを備えている構成とし
た。
【0008】本発明のボトル保温具において、筒部形成
部の外壁面には、ボトルを保持した状態で手等に吊り下
げたりすることができる吊手を設けたり、ベルト等を挿
通可能な孔等を設けるようにしても構わない。また、本
発明のボトル保温具は、通常、ペットボトル等の樹脂製
ボトルの保温に用いられるが、ガラス製やアルミニウム
等の軽量金属製のボトルの保温にも使用することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図5は、本発
明にかかるボトル保温具の1つの実施の形態をあらわし
ている。
【0010】図1〜図5に示すように、このボトル保温
具Aは、筒部形成部1と、底部形成部2と、吊手3とを
備えている。筒部形成部1は、本体4と、巻回状態保持
手段となる雄雌1対の面ファスナ5a,5bとを備えて
いる。
【0011】本体4は、保温しようとするボトルの胴部
の高さと略同じ幅で、ボトルの胴部回りに巻回した状態
で両端部が重なる長さをした矩形のシート状をしてい
て、図3に示すように、筒部の内面側からアルミニウム
箔6a、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポ
リウレタン等の発泡樹脂材料あるいはテトロン綿などか
らなる断熱材6b、ポリ塩化ビニルやポリエステル等の
樹脂シートからなり筒部の外壁面となる表面シート6c
が順に積層され、さらに、周縁部でこれらが縁材41を
介して縫着一体化されることによって形成されている。
【0012】雄面ファスナ5aおよび雌面ファスナ5b
は、それぞれ本体4の幅方向と同じ長さの帯状をしてい
て、図3および図4に示すように、本体4の、本体4を
ボトル7の胴部に巻回状態としたときに重なり合う部分
の対向面の一方の面に雄の面ファスナ5aが、他方の面
に雌の面ファスナ5aがそれぞれ縫着されている。底部
形成部2は、底板部となる底板21と、2つの延出片部
22a,22bとを備えている。
【0013】底板21は、ボトル7の底に径より少し小
径の円盤状をしていて、本体4と同様のアルミニウム箔
6a、断熱材6b、表面シート6cが順に積層された状
態で円盤状に切り揃えられ、その周縁部で縫着されるこ
とによって形成されている。2つの延出片部22a,2
2bは、ポリエステル糸等の耐水性で高い強度を有する
糸を用いて編製あるいは織製された筒部の径より長い帯
状テープ22が、その略中央部を底板21の表面シート
6c側の中心位置にかしめ式の固定金具23を用いて固
定することによって形成されている。すなわち、帯状テ
ープ22の一方の端部が延出片部22a、他方の端部が
延出片部22bを形成している。
【0014】そして、一方の延出片部22aは、その先
端部が面ファスナ5bと本体4との間に挟まれた状態で
本体4に縫着されている。他方の延出片部22bは、固
定手段としてのスナップホックの雌金具24がその先端
部に固着されていて、この雌金具24が本体4の表面側
に固定部として設けられたスナップホックの雄金具14
に着脱自在になっている。
【0015】吊手3は、吊手部31と、本体固着部32
とを備えている。吊手部31は、延出片部22a,22
bと同様の帯状テープ22を使用者の手が挿入可能な大
きさにループさせて形成されているとともに、一端に本
体固着部32に設けられた受け具33に弾性係止される
係止具34が設けられ、係止具34の受け具33への弾
性係止を解除することによって本体4から取り外せるよ
うになっている。
【0016】このボトル保温具Aは、以上のように構成
されており、使用時には、アルミニウム箔6a側がボト
ル表面にあたるように本体4をボトル7に巻回し面ファ
スナ5aと面ファスナ5bとを係合させて筒部を形成す
るとともに、底板21をボトル7の底に対面させた状態
で延出片部22bの雌金具24を雄金具14に嵌合させ
れば、図2に示すように、従来のボトル保温具と同様に
ボトル7内の飲料を保温できる。そして、保管時や搬送
時等の不使用時には、延出片部22bの雌金具24と雄
金具14との嵌合を解除するとともに、面ファスナ5
a,5bの係合を解除して図1に示すように展開状態に
するか、この展開状態から底部形成部2を延出片部22
aの部分で折り曲げて本体4側に重ねた状態で、図5に
示すように、本体4を巻き込むようにすれば、嵩張らな
くなる。
【0017】また、上記のように展開状態とすることが
できるので、筒部内側を容易に清掃することができ、常
に清潔に保つことができる。特に、本体4および底板2
1の筒部内側となる部分がアルミニウム箔で形成されて
いるので、拭き取るだけで簡単に汚れ等を取り除くこと
ができる。さらに、従来は、立体的に縫製しなければな
らなかったが、平面的な縫製のみで製造することができ
るので、生産性がよく、製造コストを低減できる。ま
た、本体4の表面シート6c部分に印刷を施したりしや
すい。すなわち、広い面積に意匠性に優れた印刷を容易
に施すことができる。
【0018】また、吊手3の吊手部31が本体固着部3
2から取り外せるとともに、本体固着部32の先端に受
け具34が設けられているので、たとえば、吊手部31
と同様の係止具を備えたバッグなどにも吊り下げたり、
吊手部31と同様の係止具を備えた肩紐に取り替えて肩
から吊り下げることができる。
【0019】本発明にかかるボトル保温具は、上記の実
施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態
では、断熱材シートと表面シートとを縫着により一体化
していたが、接着したり、予め一体成形されていてもよ
い。上記の実施の形態では、延出片部22aが本体4に
縫着されていたが、接着剤で接着してもよいし、融着し
ても構わない。また、延出片部22aも延出片部22b
同様にスナップホックで固着し、底部形成部を本体から
分離できるようにしても構わないし、スナップホックに
代えて面ファスナを用いるようにしても構わない。
【0020】上記の実施の形態では、本体4および底板
21の筒部内側となる部分がアルミニウム箔で形成され
ていたが、吸水性を有する材料で形成し、ボトル表面で
けつろした水滴を筒部内壁面で吸収させるようにしても
構わない。上記の実施の形態では、先に本体4をボトル
7に巻回したのち底板21をボトル7の底に対面させ底
部を形成するようになっているが、延出片部22bを本
体4にスナップホックによって固定して本体4の一部を
ハーフパイプ状にした状態でボトル7をこのハーフパイ
プ状本体4の残りの部分をボトル7に巻回するようにし
ても構わないし、予め組み立てたのち筒部の開口側から
ボトル7を筒部に挿入するようにしても構わない。
【0021】上記の実施の形態では、延出片部22aと
本体4、および、延出片部22a,22bと底板21が
それぞれ別部材で形成されていたが、打ち抜き等で一体
成形されていても構わない。上記の実施の形態では、巻
回状態保持手段が面ファスナであったが、スナップホッ
クなどでも構わない。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるボトル保温具は、以上の
ように構成されているので、ボトルの壁面に接する部分
の清掃性に優れるとともに、不使用時にはコンパクトに
折り畳め嵩張らない。保管時に場所をとらず、清掃も容
易で常に清潔に保つことができるとともに、生産性に優
れたボトル保温具
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるボトル保温具の1つの実施の形
態をあらわす展開状態の平面図である。
【図2】図1のボトル保温具の使用状態の斜視図であ
る。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2のY−Y線断面図である。
【図5】図1のボトル保温具の折り畳み状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
A ボトル保温具 1 筒部形成部 14 雄金具(固定部) 2 底部形成部 21 底板(底板部) 22a,22b 延出片部 24 雌金具(固定部) 4 本体 5a 雄面ファスナ(巻回状態保持手段) 5b 雌面ファスナ(巻回状態保持手段) 7 ボトル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトルの周壁を囲繞する筒部と、ボトルの
    底を受ける底部とを備えるボトル保温具において、ボト
    ルの周壁に巻回可能で巻回された状態で筒部を形成する
    シート状をした断熱性および可撓性がある本体およびこ
    の本体をボトルへの巻回状態に保持するとともに解離自
    在な巻回状態保持手段を有する筒部形成部と、略底部形
    状をした底板部およびこの底板部から放射状に延出する
    可撓性を有する帯状したn(ただし、nは2以上の整
    数)個の延出片部を有し、これらの延出片部のうちの
    (n−1)個の延出片部が、前記本体が筒部形状になっ
    たとき、本体の対応する位置に設けられた固定部に着脱
    自在な固定手段を有し、残りの1つの延出片部が、その
    端部を本体に固定されるか、本体の対応する位置に設け
    られた固定部に着脱自在な固定手段を有している底部形
    成部とを備えていることを特徴とするボトル保温具。
JP2001018057A 2001-01-26 2001-01-26 ボトル保温具 Pending JP2002225956A (ja)

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