JP2002224509A - 回転ドラム式除塵機 - Google Patents

回転ドラム式除塵機

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JP2002224509A
JP2002224509A JP2001025478A JP2001025478A JP2002224509A JP 2002224509 A JP2002224509 A JP 2002224509A JP 2001025478 A JP2001025478 A JP 2001025478A JP 2001025478 A JP2001025478 A JP 2001025478A JP 2002224509 A JP2002224509 A JP 2002224509A
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dust
rotary drum
filter cloth
water
drum
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Mitsunori Yoshida
光範 吉田
Shiro Odaka
志郎 小高
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Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な塵芥等から大きな塵芥等まで効率的に
除去できる。 【解決手段】 流路に回転ドラム22を設け、巻き出し
ロール30から繰り出したろ布sを巻き出しテンション
ローラ40を介して回転ドラム22のドラムスクリーン
27に巻回し、更に巻き取りテンションローラ41を介
して巻き取りロール31で巻き取るよう構成する。巻き
取りテンションローラ41にはろ布sを介して脱水ロー
ラ45を圧接する。巻き取りローラ31の巻き取りトル
クモータ38と回転ドラム22の駆動モータMとを駆動
してろ布sを所定速度で搬送し、ろ布sを回転ドラム2
2のドラムスクリーン27に巻回された位置で流水を透
過させ夾雑物等の塵芥等を捕捉する。塵芥等を捕捉した
ろ布sは巻き取りロール31で巻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流水中に含まれる
塵芥等を捕獲するための回転ドラム式除塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転ドラム式除塵機とし
て、例えば図6に記載されたものがある。この回転ドラ
ム式除塵機1は、水路中に略円筒形状の回転ドラム2を
その回転軸を水流の方向に略直交する方向に向けて配設
し、回転ドラム2をその回転軸によって回転させる駆動
装置を設けており、回転ドラム2の円筒状周面に略網目
またはスリットを形成したドラムスクリーン3が全周に
固定されている。回転ドラム2を覆うケーシング5に
は、上流側に水流を誘導するヘッドボックス6とヘッド
ボックス6内に装着された水流を減速するための堰7と
が設けられている。そして、回転ドラム2の下流側には
スクリーン3に付着した汚物や夾雑物やスカム等の塵芥
等(以下、塵芥等という)を掻き取るための掻き取り装
置8が取り付けられ、その近傍には掻き取り装置8で掻
き取られた塵芥等を回収する集塵箱10が設けられてい
る。
【0003】そのため、塵芥等を含んだ流水をヘッドボ
ックス6を通して回転する回転ドラム2のドラムスクリ
ーン3に透過させることでろ過し、ドラムスクリーン3
で塵芥等を捕捉する。ドラムスクリーン3を透過したろ
過水即ち処理水は、回転ドラム2内から下方へ送られド
ラムスクリーン3を逆洗して後工程に送られる。一方、
回転ドラム2表面のドラムスクリーン3に付着した塵芥
等は、掻き取り装置8で掻き取られ、或いはノズル等に
よる洗浄によって取り除かれて集塵機10で回収するこ
とになる。このように回転ドラム式除塵機1によれば小
型の装置で大容量の水処理を可能にし、回転ドラム2の
回転に伴う連続処理によって汚水中の塵芥等を除去でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
回転ドラム式除塵機1で連続処理を可能にするには、回
転ドラム2のドラムスクリーン3で捕捉した塵芥等を、
回転ドラム2の1回転周期内で掻き取り装置や洗浄ノズ
ル等によって効果的に除去、洗浄する必要がある。ドラ
ムスクリーン3の網目が微細であれば大きな塵芥等から
微細な塵芥等まで捕捉できるが、このような場合、掻き
取り装置8や洗浄ノズルでこれらの塵芥等を除去する場
合、ドラムスクリーン3に付着した微細な塵芥等は十分
除去できず、これが回転ドラム2の連続回転によって次
の捕捉工程に送られるために、ドラムスクリーン3の目
詰まりの原因になることがあった。そのため、掻き取り
や洗浄によるドラムスクリーン3の再生処理をその1回
転周期内で効果的に行うには、微細な塵芥等がドラムス
クリーン3上に残存するような微細目詰まりを防止する
必要があり、そのためにドラムスクリーン3の網目を一
定以上の大きさにせざるを得なかった。そのため結果的
に微細な塵芥等がドラムスクリーン3の網目を通過して
しまうために除去し得る塵芥等が比較的大きなものに限
定されてしまい、微細な塵芥等の回収ができないために
汚水や処理水の浄化を充分に行えないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みて、微細
な塵芥等から大きな塵芥等まで効率的に除去できるよう
にした回転ドラム式除塵機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による回転ドラム
式除塵機は、流路に配設され、流水を透過しつつ回転す
る回転ドラムと、この回転ドラムに巻き付けられて流水
中の塵芥等を捕捉するシート状の除塵膜と、この除塵膜
を回転ドラムに向けて送り出す送り出し機構と、塵芥等
を捕捉した除塵膜を回収する回収機構とを備えたことを
特徴とする。流水中の塵芥等は、除塵膜が回転ドラムに
巻き付けられて搬送される際に捕捉でき、塵芥等が付着
した除塵膜は回収機構によって漸次回収されると共に、
流水が透過する回転ドラム上には送り出し機構から新た
な除塵膜が連続して供給されることで効率的に塵芥等を
回収でき、そのために除塵膜の網目を微細にしても目詰
まりを起こしたりすることがなく微細な塵芥等から大き
な塵芥等まで効率的に除去回収できる。
【0007】また回収機構に対して除塵膜の搬送方向後
方側に塵芥等を捕捉した除塵膜を脱水処理する脱水部材
が設けられていてもよい。除塵膜を回転ドラム式フレー
ムに巻き付けて塵芥等を捕捉した後に、回収機構で回収
する前に脱水部材で除塵膜及び付着しや塵芥等の脱水処
理をすることで、回収機構で回収する除塵膜の重量と体
積を低減でき、回収機構の容積を小型化できる上に軽量
化できるためにその後の運搬や焼却処分等の処理が容易
になる。また回転ドラム近傍に位置する除塵膜の目詰ま
り検出手段と、この目詰まり検出手段で検出した除塵膜
の目詰まりの程度に応じて除塵膜の搬送速度を調整する
制御手段とが備えられていてもよい。捕捉回収する塵芥
等が多かったり微細な塵芥等が多いために除塵膜が目詰
まりすると、これを目詰まり検出手段で検出して制御手
段を介して除塵膜の搬送速度を調整することで除塵膜の
移動速度が変化するので目詰まりを抑えることができて
塵芥等の回収効率が向上し水流の透過もスムーズに行わ
れるために水位の変動を抑えることになり、効率的な塵
芥等の回収処理を行える。
【0008】尚、目詰まり検出手段として回転ドラム近
傍の流路上流側に位置する水位計を設けてもよい。除塵
膜が目詰まりすると、流水の透過効率が低下するために
除塵膜近傍の流水は流れが停滞して除塵膜直前の水位が
変位することになる。これを水位計で計測して制御手段
を介して除塵膜の搬送速度を調整することができる。ま
た回転ドラムの上流側に流水を回転ドラムに誘導するガ
イド部が設けられていて、このガイド部内に目詰まり検
出手段が設けられていてもよい。ガイド部内に流水を誘
導することで、除塵膜の目詰まりが生じると鋭敏にガイ
ド部内の水位が変動するために目詰まり検出手段で容易
に検知でき計測の迅速性と精度を高めることができ除塵
膜の目詰まりと流水の停滞を最小限に抑えることができ
る。また、回転ドラムの上流側に配設された水位計と、
この水位計で計測した流水の水位の変動に応じて除塵膜
の搬送速度を調整する制御手段とが備えられていてもよ
い。除塵膜の目詰まりに関係なく、流水量が増減すると
塵芥等も流水量に比例的に増減すると考えられるため
に、水位計を設けることで、流水量の増減に起因する水
位の増減変動による流水状態や処理水状態を検出して除
塵膜の搬送速度を調整でき、これによって除塵膜を無駄
なく効率的に使用して塵芥等の回収ができる。また回転
ドラムの上流側に流水を回転ドラムに誘導するガイド部
が設けられていて、このガイド部内に水位計等が設けら
れていてもよい。この場合にも水位の変動を鋭敏に検出
できる。
【0009】なお、除塵膜は再生処理可能としてもよ
い。例えば塵芥等を捕捉した除塵膜を回収機構で回収し
た後または回収する前に洗浄する洗浄手段を更に設けて
もよい。塵芥等を捕捉した除塵膜を回収機構で回収する
前または後で、掻き取り装置や洗浄ノズル等の洗浄手段
を用いて除塵膜から塵芥等を除去し、再度送り出し機構
に装着して塵芥等の捕捉のために回転ドラムに供給する
ことで再利用でき、資源を有効利用できてコストと環境
保護の面で有利である。この場合でも、除塵膜には、流
水を透過する回転ドラム上ではなく回収機構の前後で洗
浄手段が設けられるから、回転ドラム上では漸次搬送さ
れており、流水中の塵芥等の捕捉回収に悪影響を与える
ことはない。また除塵膜は可燃性であってもよい。回収
機構で回収した除塵膜を塵芥等と共に焼却処分すること
ができる。
【0010】また回転ドラムの周面に沿う除塵膜の搬送
方向において、回収機構と送り出し機構の間に回転ドラ
ム内への流水の流入部が設けられ、除塵膜の設けられて
いない領域に回転ドラム内の流水を外部に吐出する排出
口が設けられていてもよい。除塵膜を透過した流水は回
転ドラム内に送られた後、除塵膜の張られていない領域
の排出口から回転ドラムの外部に排出されることで、除
塵膜でろ過された水が回転ドラムからの排出時に除塵膜
に付着した塵芥等を水中に再度放出するおそれがなく、
しかも除塵膜を透過しないことで回転ドラム式フレーム
に張り付いた除塵膜が引っ張られて撓んだり外れたりせ
ず無駄な張力がかからないから除塵膜を損傷しない。ま
た排出口は、回転ドラムの端面に設けられていてもよ
い。或いは、送り出し機構と回収機構との間の回転ドラ
ム式フレームの周面に設けてもよい。流水は塵芥等の回
収時を除いて除塵膜を通過しないから、回転ドラム式フ
レームに張り付いた除塵膜が引っ張られて撓んだりずれ
たりせず無駄な張力がかからず除塵膜を損傷しない。或
いは排出口は、塵芥等を捕捉していない除塵膜を透過す
る位置に配設してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面により説明する。図1及び図2は第一の実施の形態
による回転ドラム式除塵機の概略側面図、図2は図1に
示す除塵機の平面図である。本実施の形態による除塵機
20は、図1及び図2に示すように下部が水没した状態
で水路内にフレーム21が立設されており、フレーム2
1内の中央部に略円筒状の回転ドラム22が設けられ、
回転ドラム22は回転軸23がフレーム21の一対の中
梁部24,24にそれぞれ設けた支持枠24a,24a
に回転可能に嵌挿されて支持されている。回転軸23は
駆動モータMに連結されていて回転ドラム22を回転駆
動するが、回転ドラム22に駆動モータを設けずに従動
回転可能に配設してもよい。回転ドラム22は上方に開
口部25aを設けた原水槽25内に収容されており、原
水槽25はフレーム21に支持されている。原水槽25
の底面には原水槽25内の汚水から沈殿した汚泥や塵芥
等を排出可能なドレン管26が設けられている。
【0012】回転ドラム22の円筒型周面は例えば網目
状の(または多数のスリットが配列された)ドラムスク
リーン27とされ、両端面のうち一方の端面22aは原
水槽25の一端面25bに上方から下方に向けて切り欠
いて設けられた略U字型の開口部25cに対向し、この
端面22aには回転ドラム22と同軸でろ水の排出口を
構成する円筒型のろ水排出回転シュート28が形成さ
れ、回転ドラム22と一体に回転可能とされている。ろ
水排出回転シュート28の下側にはこの回転シュート2
8の半円筒形状に沿って形成された略U字型のろ水排出
シュート29が設けられ、このろ水排出シュート29は
原水槽25の開口部25cから軸方向外側に突出してい
て、回転ドラム22内のろ水をろ水排出回転シュート2
8を通して外部に排出するように構成されている。
【0013】またフレーム21において、回転ドラム2
2を挟んでその両側上方の一方には、シート状または帯
状に連続する除塵膜、例えばろ布sを繰り出す巻き出し
ロール30(送り出し機構)が装着され、他方には繰り
出されたろ布sを巻き取り回収する巻き取りロール31
(回収機構)が設けられている。巻き出しロール30は
フレーム21の一対の上梁部32、32に設けた支持枠
32a、32aにその回転軸30aが回転可能に支持さ
れている。巻き出しロール30の近傍には上梁部32、
32に一対のガイド支柱33,33がそれぞれ立設さ
れ、この一対のガイド支柱33,33間に張られたガイ
ド軸33aにブレーキローラ34が回転可能に取り付け
られ、ブレーキローラ34が巻き出しロール30に巻回
されたろ布sの外表面に当接している。しかもガイド軸
33aの両端は例えばローラを形成して一対のガイド支
柱33の溝内に対して上下動可能に取り付けられてブレ
ーキローラガイド部36,36を構成している。
【0014】そのため、巻き出しロール30はろ布sの
巻き出しによって外径が小さくなると、ブレーキローラ
30は、ブレーキローラガイド部36、36がガイド支
柱33,33に沿って摺動して、これをガイドとして自
重により降下し、常にブレーキローラ30が巻き出しロ
ール30を押圧することで巻き出されるろ布sに張力を
与えている。また巻き取りロール31はその回転軸31
aが巻き取りトルクモータ38に連結されてろ布sを連
続的にまたは間欠的に巻き取り駆動するようになってい
る。原水槽25の開口25aの上方には、フレーム21
の上梁部32,32より上方に設けた一対の補助梁部3
9,39が中梁部24及び上梁部32とほぼ平行に配設
され、これら補助梁部39,39間に巻き出しテンショ
ンローラ40と巻き取りテンションローラ41とがほぼ
平行に架け渡されている。巻き出しテンションローラ4
0は巻き出しロール30から繰り出されたろ布sを一部
巻回して原水槽25の開口部25aを通して回転ドラム
22のドラムスクリーン27に巻き付け、更にろ布sは
ドラムスクリーン27を介して巻き取りテンションロー
ラ41で一部巻回されて巻き取りロール31に巻き取ら
れるように配設されている。
【0015】巻き取りテンションローラ41の近傍には
一対の補助梁部39、39から起立する支軸43,43
が立設し、これら支軸43,43にローラスイング軸受
44、44を介して脱水部材として例えば脱水ローラ4
5が取り付けられている。この脱水ローラ45は例えば
図示しない弾性部材によって時計回り方向に付勢されて
巻き取りテンションローラ41に圧接されており、この
脱水ローラ45と巻き取りテンションローラ41との間
を通過する塵芥等を捕捉した後のろ布sを脱水処理する
ようになっている。尚、ろ布sの搬送制御について、巻
き取りトルクモータ38や駆動モータMを制御手段で制
御することにより、連続微速運転してもよいし、或いは
間欠周期運転してもよい。連続微速運転に際しては定速
でろ布sを搬送してもよいし、高速と低速を交互に切り
替える等適宜に制御できる。間欠周期運転の場合には、
新しいろ布sを回転ドラム22のドラムスクリーン27
の塵芥等捕捉可能領域に巻回するまで搬送運転した後、
所定時間停止することで静止状態のろ布sで塵芥等を捕
捉し、その後に捕捉に用いていない新しいろ布sが塵芥
等捕捉可能領域に到達するまで搬送するという間欠搬送
制御を繰り返すことができる。
【0016】本実施の形態による回転ドラム式除塵機2
0は上述の構成を備えており、次にその作用として汚水
中の塵芥等の回収作業を説明する。図1及び図2に示す
ように水路中に、水流の方向Pに対して回転ドラム22
の回転軸23が略平行になるように、換言すればフレー
ム21の長手方向が水流の方向Pに略直交する方向に、
回転ドラム式除塵機20が配設されており、配設状態
で、回転ドラム22上の水面の変化を例えば上限HWと
下限RWとで示す(図1参照)と、水面の変化の範囲に
おいて上梁部32や巻き出し及び巻き取りロール30,
31、巻き出し及び巻き取りテンションローラ40,4
1等は水面より上方に位置し、ろ水排出回転シュート2
8が水面下に位置するものとする。この状態で水面の上
方に位置する巻き出しロール30からほぼ水平方向に送
り出されたろ布sは巻き出しテンションローラ40を介
して下方に搬送されて原水槽25の開口25aを通して
水面下に延びて回転ドラム22のドラムスクリーン27
に半周以上巻回された後、開口25aから水面の上方に
延びて巻き出しテンションローラ41を介して巻き取り
トルクモータ38によって巻き取りロール31で巻回さ
れることになる。
【0017】図2において、水路を流れる汚水等の処理
水は水流Pの方向に流れて原水槽25の開口25aを通
して原水槽25内に流入する。そして原水槽25内で
は、汚水はろ布s及びドラムスクリーン27の網目を通
して回転ドラム22内に流入し、この過程で汚水中の汚
物や夾雑物やスカム等の塵芥等をろ布sに吸着捕捉させ
る。この場合、ろ布sの網目を微細なものにすることで
微細なものから粗大なものまで全ての塵芥等を捕捉でき
る。しかもろ布sは巻き取りトルクモータ38等によっ
て巻き取りロール31で常時巻き取られているために所
定速度で搬送されており、塵芥等を捕捉したろ布sは駆
動モータMで同期回転する回転ドラム22にガイドされ
て所定速度で移動しているために回転ドラム22上のろ
布sは目詰まりや捕捉吸着不能の状態に陥ることはなく
連続して汚水中の塵芥等を回収できる。また巻き出しロ
ール30から繰り出されるろ布sはブレーキローラ34
と巻き出し及び巻き取りテンションローラ40,41と
によって常時張力を付与され、回転ドラム22のドラム
スクリーン27に密着された状態で搬送されるから、ろ
布sが撓んでドラムスクリーン27から離間したりして
ろ布sによる捕捉が損なわれることがない。しかも回転
ドラム22の駆動モータMと巻き取りトルクモータ38
とを同期回転させれば、ろ布sの損傷を軽減できる。こ
の場合、回転ドラム22を低速回転させ、巻き取りロー
ル31の回転速度を巻き取り当初に高速にしてロール3
1によりろ布sの巻き取り径が増大するにつれて次第に
低速にするように制御すればよい。
【0018】回転ドラム22内に流入し、ろ布sでろ過
されたろ水は、回転ドラム22の一端面22aに連結さ
れたろ水排出回転シュート28を通過し、ろ水排出シュ
ート29を介して外部に排出され、後工程に送られる。
原水槽25内に流入した汚水は回転ドラム22内のろ水
排出回転シュート28以外には排出口がないために、一
部が内部に滞留しても必ずろ布sを通して回転ドラム2
2内に流入してろ水排出回転シュート28から排出され
る。原水槽25内に一時的に滞留した汚水中の一部の夾
雑物や汚泥等の塵芥等は原水槽25の底面に沈殿するこ
とがある。この場合にはドレン管26を開弁して回収ま
たは排出することができる。他方、回転ドラム22のド
ラムスクリーン27上で塵芥等を捕捉したろ布sは巻き
取りロール31側に搬送され、巻き取りテンションロー
ラ41と脱水ローラ45との間を通過する際に、脱水ロ
ーラ45が弾性部材で圧接されているために脱水処理さ
れ、塵芥等及びろ布s中の水分を絞り出された状態で巻
き取りロール31に巻き取られることになる。そのため
巻き取りロール31はその重量を軽量化できて巻き取り
機構を衛生的に保持することができ、巻き取りを終えた
際に巻き取りロール31を取り外して移送したり焼却処
分する際の効率化とコスト低減を促進できる。
【0019】尚、巻き出しロール30の近傍にろ布sの
検出センサ47を設け(図1参照)、巻き出しロール3
0のろ布残量を検出してろ布切れ寸前に除塵機20を停
止して新しいろ布sと交換して前のろ布sと接続するこ
とで連続運転することができる。或いは、ろ布sを絶縁
体で構成して巻き出しロール30の回転軸30aとブレ
−キローラ34を導通状態にしておけばろ布切れによる
交換時期を検知できる。
【0020】上述のように本実施の形態によれば、ドラ
ムスクリーン27上のろ布sが汚水中の塵芥等を吸着回
収しつつ搬送されるから、従来の回転ドラム式除塵機の
ようにドラムの1回転周期内で塵芥等を捕捉したドラム
表面を掻き取り・洗浄して再生処理する必要がなくな
り、除塵機の小型化を進めて流水路中の塵芥等の除去効
率を向上させることができる。しかも搬送路上のろ布s
に対してブレーキローラ34や巻き出し及び巻き取りテ
ンションローラ40,41によってろ布sにテンション
を付与して回転ドラム22に張り付けて、確実に連続し
て塵芥等の捕捉回収を行える。また脱水ローラ45によ
って塵芥等を吸着したろ布sの水分を除去することで、
巻き取り機構を衛生的に維持できる上に巻き取りロール
31を減量化及び脱水化でき、運搬が容易になる上に焼
却処分する際にエネルギー効率が良くなり、炉を傷めな
い。
【0021】尚、塵芥等を捕捉したろ布sを焼却処分す
る場合、環境への影響を配慮してろ布sの原料としてダ
イオキシン等有害ガスを発生する可能性のない焼却可能
なものを用いるのが好ましい。また塵芥等を吸着したろ
布sについてその搬送路の途中において、或いは巻き取
りロール31で巻き取った後でろ布sを繰り出す等した
状態で、ろ布sの裏面から洗浄ノズル等で洗浄水を放出
して塵芥等をろ布sから分離回収したり、或いは掻き取
り装置を用いてろ布sの表面から塵芥等を掻き取る等し
て、洗浄装置を付加的に設けるようにしてもよい。この
ようにしても回転ドラム22上での塵芥等捕捉に悪影響
を与えない。また脱水ローラ45は必ずしも設けなくて
もよく、巻き取りテンションローラ41に部分的に巻回
して張力を付与することでろ布sから脱水させるように
し、これを脱水部材としてもよい。
【0022】次に本発明の第二の実施の形態を図3乃至
図5により説明するが、第一の実施の形態による回転ド
ラム式除塵機20と同一または同様な部材、部品には同
一の符号を用いて説明を省略する。図3及び図4に示す
第二の実施の形態による回転ドラム式除塵機50では、
回転ドラム22の上側に回転軸23とほぼ平行に巻き出
しロール30と脱水ローラ45とが配設されており、脱
水ローラ45の近傍に巻き取りロール31が配列されて
いる。そのため、巻き出しロール30から繰り出された
ろ布sは回転ドラム22の周面のドラムスクリーン27
に巻き付けられて周回して脱水ローラ45を介して、巻
き取りロール31に巻き取られるように構成されてい
る。この場合、脱水ローラ45は1本で構成されている
が、2本のローラでろ布sを挟持して送り出す構成でも
よい。回転ドラム22の上流側にはその近傍に中空略筒
状(図では略四角筒状)の処理水導入ケース52が設け
られ、図5にも示すように上流側から流入する流水を塵
芥等捕捉領域における回転ドラム22のろ布s及びドラ
ムスクリーン27へ誘導する。この処理水導入ケース5
2の先端側導入開口52aにはフランジ部が形成され、
排出側開口52bはろ布sを介して円筒状のドラムスク
リーン27に対面し、ドラムスクリーン27の円筒形状
に沿って側面視凹曲面状に湾曲して形成されている。
【0023】また処理水導入ケース52内には水面に略
直交する方向に目詰まり検出手段として或いは流水量の
変動を検出する手段として水位計53が取り付けられて
おり、その上端は例えば処理水導入ケース52の上方に
突出している。水位計53は、処理水導入ケース52内
を通過してろ布s及びドラムスクリーン27を透過する
流水について、ろ布sの目詰まりや流水量の増減等によ
る処理水導入ケース52内の水位の変化を検出すること
ができる。水位計53は制御手段54と電気的に接続さ
れていて水位の変化を電気信号として制御手段54に伝
送するようになっており、制御手段54では水位の変化
の信号を受けて回転ドラム22の巻き取りトルクモータ
38及び駆動モータMの回転速度を制御するようになっ
ており、これによって、ろ布sの搬送速度を増減調整し
て塵芥等の捕捉回収を効率的に行うようになっている。
回転ドラム22の下方には、ろ布s及びドラムスクリー
ン27を通して回転ドラム22内に導入されたろ過水を
排出するための排出管56が設けられている。そして、
回転ドラム22内では処理水導入ケース52を通して内
部に導入されたろ過水を排出管56側に誘導するするた
めの図示しない導出路が設けられている。しかもろ過水
が回転ドラム22内から排出管56へ流出する際、ドラ
ムスクリーン27とろ布sを通過するが、この時のろ布
sは塵芥等を捕捉する前の状態であるから、一旦捕捉し
た塵芥等が飛散する等の不具合は生じない。
【0024】本第二の実施の形態による回転ドラム式除
塵機50は上述の構成を備えているから、汚水の除塵処
理に当たっては、水路に回転ドラム22の回転軸23が
水流方向Pに略直交する方向に配設され、流水が処理水
導入ケース52を通して、排出側開口52bから回転ド
ラム22内に導入される際にろ布sとドラムスクリーン
27を透過することでろ過され、汚水中の夾雑物やスカ
ムなどの塵芥等はろ布sで捕捉される。この時、例えば
ろ布sで捕捉される塵芥等が多かったり微細な塵芥等が
多いと目詰まりを起こし処理水導入ケース52内の水流
がスムーズに流れずに滞留するために、処理水導入ケー
ス52内の水位が上昇する。すると、水位の変化を水位
計53で検出して電気信号として制御手段54に送ら
れ、制御手段54で巻き取りトルクモータ38や駆動モ
ータMの回転速度を上昇させる信号を出力する。これに
よって回転ドラム22及び巻き取りロール31の回転速
度が上昇して、ろ布sの移動速度が上昇して処理水導入
ケース52の排出側開口52bに対向する領域のろ布s
は塵芥等の付着していない領域に迅速に変わるために塵
芥等の捕捉効率が向上する上に流水の透過率が向上して
スムーズに流れることになる。これによって処理水導入
ケース52内の水位が低下するため、水位計53でこれ
を検出し、制御手段54を介して駆動モータM及び巻き
取りトルクモータ38の回転速度が低下させられる。こ
のようにしてろ布sで効率的に塵芥等を捕捉回収できて
処理水の流れを円滑にすることができる。尚、ろ布sの
目詰まりとは別に、流水量の増減を水位計53で検出す
ることで、制御手段54によるろ布sの搬送速度の制御
を行うようにしてもよい。この場合も塵芥等の効率的な
回収が行える。また回転ドラム22内に送られたろ過水
は導出路を介して排出管56から外部に排出され、次工
程に送られる。
【0025】上述のように本実施の形態による回転ドラ
ム式除塵機50によれば、上述の効果に加えて、ろ布s
の塵芥等の捕捉の程度や流水量の増減の程度を水位計5
3による水位の変化で計測してろ布sの搬送速度を増減
調整するから効率的に塵芥等の回収ができる。
【0026】尚、回転ドラム22内に流入したろ過水の
排出は回転ドラム22の周面と端面のいずれの方向から
行っても良い。回転ドラム22の周面であるドラムスク
リーン27を通してろ過水を排出する場合、ドラムスク
リーン27に巻き付けられているろ布sを透過する場合
があるが、この場合には塵芥等を捕捉する前の状態のろ
布sから透過させなければならない。そのためには流水
の回転ドラム22内への流入部と巻き出しロール30と
の間で外部に吐出することが好ましい。また上述の各除
塵機20,50において、ろ布sの搬送は巻き取りトル
クモータ38のみによって行われても良く、この場合回
転ドラム22の駆動モータMはなくてもよく、回転ドラ
ム22はろ布s搬送時の摩擦によって従動回転可能に配
設されていればよい。また脱水部材は、脱水ローラ49
に限定されることなく、湾曲板等をろ布sに押圧するこ
とによって構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】上述のように本発明による回転ドラム式
除塵機の請求項1に記載の発明によれば、除塵膜を回収
することで付着した塵芥等を除去回収するようにしたた
め、回転ドラムの回転周期内で捕捉した塵芥等を掻き取
る等してドラムスクリーンを再生処理する必要がなく、
塵芥等の除去効率を向上できると共に装置の小型化を進
めることができる。しかも、塵芥等の捕捉に当たって目
詰まり等による捕捉効率の低下を起こすことがないの
で、除塵膜の網目等を微細にすることができて微細なも
のから大きいものまで多種多様な塵芥等を確実に回収で
き、ろ過効率も向上できる。
【0028】また請求項2に記載の発明によれば、塵芥
等を付着した除塵膜を回収する際に脱水処理によって水
分を減量化できることで、除塵膜の重量と体積を低減で
き、回収機構の容積を小型化できる上に軽量化できるた
めにその後の運搬等の処理が容易になり、焼却等に当た
って熱効率がよく焼却炉等を傷めないという利点もあ
る。また請求項3に記載の発明によれば、除塵膜で捕捉
回収した塵芥等による目詰まりを検出して除塵膜の搬送
速度を増減調整することで、無駄なく効率的に塵芥等の
回収を行える。また請求項4に記載の発明によれば、除
塵膜の目詰まりだけでなく、流水量の増減に起因する水
位の増減変動を検出して除塵膜の搬送速度を調整でき、
これによって除塵膜を無駄なく効率的に使用して塵芥等
の回収ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態による回転ドラム
式除塵機の概略側面図である。
【図2】 図1に示す除塵機の平面図である。
【図3】 本発明の第二の実施の形態による回転ドラム
式除塵機の要部斜視図である。
【図4】 図3に示す回転ドラム式除塵機の平面図であ
る。
【図5】 図4に示す除塵機の処理水導入ケース部分の
部分縦断面図である。
【図6】 従来の回転ドラム式除塵機の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
20、50 回転ドラム式除塵機 22 回転ドラム 30 巻き出しロール(送り出し機構) 31 巻き取りロール(回収機構) 45 脱水ローラ(脱水部材) 52 処理水導入ケース(ガイド部) 53 水位計(目詰まり検出手段) 54 制御手段 s ろ布(除塵膜)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路に配設され、流水を透過しつつ回転
    する回転ドラムと、この回転ドラムに巻き付けられて流
    水中の塵芥等を捕捉するシート状の除塵膜と、この除塵
    膜を前記回転ドラムに向けて送り出す送り出し機構と、
    塵芥等を捕捉した前記除塵膜を回収する回収機構とを備
    えたことを特徴とする回転ドラム式除塵機。
  2. 【請求項2】 前記回収機構に対して除塵膜の搬送方向
    後方側に塵芥等を捕捉した除塵膜を脱水処理する脱水部
    材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    回転ドラム式除塵機。
  3. 【請求項3】 前記回転ドラム近傍に位置する除塵膜の
    目詰まり検出手段と、この目詰まり検出手段で検出した
    除塵膜の目詰まりの程度に応じて除塵膜の搬送速度を調
    整する制御手段とが備えられていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の回転ドラム式除塵機。
  4. 【請求項4】 前記回転ドラムの上流側に配設された水
    位計と、この水位計で計測した流水の水位の変動に応じ
    て除塵膜の搬送速度を調整する制御手段とが備えられて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の回転ド
    ラム式除塵機。
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