JP2002223932A - 葬祭用オーロライメージの表示装置 - Google Patents

葬祭用オーロライメージの表示装置

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JP2002223932A
JP2002223932A JP2001031124A JP2001031124A JP2002223932A JP 2002223932 A JP2002223932 A JP 2002223932A JP 2001031124 A JP2001031124 A JP 2001031124A JP 2001031124 A JP2001031124 A JP 2001031124A JP 2002223932 A JP2002223932 A JP 2002223932A
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light source
image
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aurora
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JP2001031124A
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English (en)
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Ryoei Hamanaga
良栄 濱永
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SANWA BUSSAN KK
Original Assignee
SANWA BUSSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、故人を追悼するための雰囲気を高める
ために葬祭壇に対して行われる装飾が、特徴を出し難い
という課題を解決する。 【解決手段】 所定の部分にオーロライメージ14が描
き出されている画像パネル面2Aを有する画像パネル部
2を葬祭壇等の背面に配置し、画像パネル面2Aに描き
出されたこのオーロライメージ14に対して星雲等の光
パターン13C,D,E,Fが静かに移動する状態で投
影する光源部12,20を設けることにより、葬儀会場
で故人を追悼する上での厳粛な雰囲気を効果的に演出で
きるようにして、この課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葬祭壇の背景等を
装飾するための葬祭用オーロライメージの表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、葬祭壇の背景あるいはその周辺に
対して主として生花を使用した装飾がおこなわれ、葬祭
会場で故人の葬儀をとり行う際の雰囲気を出すための演
出がおこなわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな生花を使用した装飾では画一的な装飾になりがちで
あり、この装飾上の特徴が出し難く、またこの装飾用と
して使用する生花は、葬儀が執り行われるたびに購入す
る必要があるため、費用がかさむという課題があった。
本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、所定の部分にオーロラパターンが描き出されている
画像パネル部を葬祭壇の所定の位置、例えば葬祭壇の背
面側に配置し、このオーロラパターンの部分あるいはこ
のオーロラパターンの部分及びその周辺部に対して、星
・星座或いは星雲等の光学的イメージが静かに移動する
状態で投影することができる投光手段を設けることによ
り、粛々と変化する光学的イメージを醸し出すことがで
きるようにし、あわせてこのように画像パネル部を用い
ることにより、繰り返し利用することを可能にして、上
記課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し上記目的を達成するために、本発明の請求項1記
載の葬儀用オーロライメージの表示装置は、所定のオー
ロラパターンが描き出されている画像面部を照射する光
源部及び当該光源部の前面側を横断する状態で回転する
光学的エフェクト部とよりなる投光手段と、この光学的
エフェクト部に設けられ、この光源部により照射される
部分を覆う遮光手段とを備え、この遮光部に対して所定
の光通過パターンを有する複数の光透過部を、この光学
的エフェクト部の回転方向に沿って分散させた状態で形
成したことを特徴としている。
【0005】本発明の請求項2記載の葬儀用オーロライ
メージの表示装置は、所定のオーロラパターンが描き出
されている画像面部を照射する光源部及び当該光源部の
前面側を横断して回転する光学的エフェクト部よりなる
投光手段と、この光学的エフェクト部に設けられ光源部
により照射される部分を覆う遮光部とを備え、この遮光
部に対して、所定の光透過パターンを有する複数の光透
過部をこの光学的エフェクト部の回転方向及び当該回転
方向に対して交差する方向の2次元方向に分散させた状
態で配列したことを特徴としている。
【0006】本発明の請求項3記載の葬儀用オーロライ
メージの表示装置は、所定のオーロラパターンが描き出
されている画像面部を照射する光源部及び当該光源部の
前面側を横断して回転する光学的エフェクト部とよりな
る投光手段と、この光学的エフェクト部の光源部により
照射される部分を覆う遮光部とを備え、この遮光部に対
して、少なくともその一部が互いに形状を異にした光透
過パターンを有する複数の光透過部をこの光学的エフェ
クト部の回転方向及び当該回転方向に対して交差する方
向の2次元方向に分散させた状態で配列したことを特徴
としている。
【0007】本発明の請求項4記載の葬儀用オーロライ
メージの表示装置は、所定のオーロラパターンが描き出
されている画像面部を照射する光源部及び当該光源部の
前面側を横断する状態で回転する光学的エフェクト部と
よりなる投光手段と、この光学的エフェクト部の光源部
により照射される部分を覆う遮光部とを備え、当該遮光
部に対して、所定の光通過パターンを有する複数の光透
過部をこの光学的エフェクト部の回転方向及び当該回転
方向に対して交差する方向の2次元方向に分散させた状
態で配列した部分と、この複数の光透過部分が配列され
ていない部分とを設けたことを特徴としている。
【0008】本発明の請求項5記載の葬儀用オーロライ
メージの表示装置は、所定のオーロラパターンが描き出
されている画像面部を照射する光源部及び当該光源部の
前面側を横断する状態で回転する光学的エフェクト部と
よりなる投光手段と、この光学的エフェクト部の光源部
により照射される部分を覆う遮光部とを備え、当該遮光
部に対して、所定の透過光パターンを有する複数の光透
過部をこの光学的エフェクト部の回転方向及び当該回転
方向に対して交差する方向の2次元方向に分散させた状
態に配列するとともに、前記2次元方向に分散させた複
数の光透過部の分散状態を、前記光学的エフェクト部の
回転方向において異ならしめるようにしたことを特徴と
する。
【0009】上述のように構成したことにより、本発明
の請求項1、2、3、4及び5記載の葬儀用オーロライ
メージの表示装置では、祭壇の背景に粛々とした変化を
与えることができ、よって葬儀会場で故人を追悼するう
えで、厳粛な雰囲気を醸し出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図7は、本発明実施
の一具体例を示すもので、葬儀用オーロライメージの表
示装置に本発明を適用したものである。
【0011】まず本発明による葬儀用オーロライメージ
の表示装置の一実施例を立体斜視図として示して説明す
る。図1において1はこのオーロライメージの表示装置
の要部を示し、このオーロライメージの表示装置1は画
像パネル部2、ロアーホリゾントライト部7、第1の光
源部12及び第2の光源部20で構成されている。そし
てこの画像パネル部2は4枚の平面パネル3、4、5及
び6で構成され、ロアーホリゾントライト部7は4台の
ロアーホリゾントライト灯具8、9、10及び11で構
成されている。
【0012】これら4枚の平面パネル3、4、5及び6
の夫々は、一例として高さが2.5m、幅が0.9mそ
してパネルの厚みが30mmのサイズを有する板状のパ
ネルで構成され、これらパネルの夫々の前面側に画像パ
ネル面2Aが形成されている。またこれら平面パネル
3、4、5及び6の夫々にはさらに、これら平面パネル
の夫々の両側面側に寄った位置において、図1に示され
ているごとく、これらパネルの下側面に支持台3A,3
A、………、6A,6Aが取り付けられて、これら平面
パネル3、4、5及び6の夫々が、これら支持台によっ
て床面に対して直立した状態に保たれている。
【0013】なお図1では省略されているが、これら支
持台3A,3A、・・・、6A,6Aの下面側の夫々に
は、所定の位置にキャスタが取り付けられ、またこれら
4枚の平面パネル3、4、5及び6の夫々は、アルミア
ングル材、木材などの軽量かつ所定の強度を有する材料
を用いて、これら平面パネルの夫々の外形に合わせて組
み立てられた枠部材の両面側に対し、張り合わせなどの
手法によりアルミ薄板、薄いベニヤ板などの軽量板材を
一体化して構成され、軽量化、低重心化されたパネルで
構成され、これら平面パネルを葬祭会場に搬入し搬出す
る際の、取り扱いを容易にしている。
【0014】また図1に示した如く、4枚の平面パネル
3、4、5及び6が横一線に並べられた状態で配置さ
れ、これら平面パネルの夫々に形成されている画像パネ
ル面2A、………、2Aによって画像パネル部2が構成
され、この画像パネル部2の所定の位置、図1に示され
た例においては、平面パネル4に形成されている画像パ
ネル面2Aの上側約1/2の部分を中心にして平面パネ
ル3、4、5及び6の夫々の画像パネル面2Aに渡って
連続したオーロライメージパターン(以下の説明におい
ては「オーロライメージ」と称する)14が描かれてい
る。
【0015】まずオーロライメージ14について説明す
る。このオーロライメージ14は、一例としてアクリル
ラッカ等の艶のある白色塗料を使用し、エアーガンなど
の塗装手段を用いて水流文様を描くイメージで表現さ
れ、かつ要部に陰影が描かれて、あたかも天空に実際に
輝くオーロラが揺らめいている一瞬のイメージともと
れ、或いは天空に漂う雲ともとれるイメージをもったオ
ーロライメージ14として描かれ、そしてこのオーロラ
イメージ14が描かれた以外のこれら画像パネル面2A
の部分には、このオーロライメージ14が描かれている
部分に比較して、やや艶を落としたダークブルー、黒色
等のラッカ塗料等によりダークトーンの調子になるよう
に塗りつぶされている。
【0016】つぎにロアーホリゾントライト部7につい
て説明する。このロアーホリゾントライト部7を構成し
ているこのロアーホリゾントライト灯具8には投光部8
Aが、ロアーホリゾントライト灯具9には投光部9A
が、ロアーホリゾントライト灯具10には投光部10A
がそしてロアーホリゾントライト灯具11には投光部1
1Aが設けられている。
【0017】また投光部8Aが平面パネル3の方向に
0.5m〜1.2mの間隔をおいて向けられ、投光部9
Aが平面パネル4の方向にこの間隔をおいて向けられ、
投光部10Aが平面パネル5の方向にこの間隔をおいて
向けられ、そして投光部11Aが平面パネル6の方向に
この間隔をおいて向けられた状態で、これらロアーホリ
ゾントライト灯具8、9、10及び11の夫々が横一線
に並べられた状態で床面に配設されている。したがって
これらロアーホリゾントライト灯具8、9、10及び1
1の夫々が点灯された時には、これら画像パネル面2A
の夫々が、この床面から斜め上向きに照明された状態に
なる。
【0018】またロアーホリゾントライト灯具8、9、
10及び11の夫々が横一線に並べられた状態で床面に
配設されている状態において、これらロアーホリゾント
ライト灯具8、9、10及び11の夫々の画像パネル面
2Aと平行な方向の幅を、画像パネル面2Aの幅以下と
して、これら投光部の夫々の中心が画像パネル面2Aの
夫々の中心に対して一致した位置に、これらロアーホリ
ゾントライト灯具8、9、10及び11の夫々を配設す
ることができるようにしている。
【0019】つぎに第1の光源部の本発明による構成の
一例を図2A、B及びCに示して説明する。図2Aはこ
の第1の光源部を図1において画像パネル部2側からみ
た正面図、図2Bはこの第1の光源部を図2Aに矢印B
−Bで示した方向からみた右側面図、そして図2Cは図
2Aに矢印A−Aで示した部分を切断して示した断面図
である。
【0020】この第1の光源部12は、一例として円形
の回転盤で構成された光学的エフェクト部13、投光ラ
イト部で構成された投光手段15、この投光手段15の
支持部15B及びこの光学的エフェクト部13の駆動モ
ータ部16で構成されている。
【0021】この光学的エフェクト部13は耐熱性を有
する透明樹脂で形成された円盤13A及びこの円盤に対
して接着されるなどにより一体化された黒色樹脂等でな
る難燃性の遮光フィルム13Bにより構成され、この円
盤13Aの中心部が駆動モータ部16の駆動軸16Aに
対して、図では省略されているが、ねじ止めなどによっ
て固定された状態で回転駆動されるように構成されてい
る。
【0022】この投光手段15は、その一例を図2Bに
示したごとく、箱型形状をした筐体15Aの内部に右側
から順次凹面反射鏡15C、光源15D、熱線反射フィ
ルタガラス15Eが順次所定の間隔を置いて配列され、
そしてこの熱線反射フィルタガラス15Eと、円盤13
Aに対して一体化された遮光フィルム13Bとの間にお
いて、筐体15Aに設けられた貫通孔に取り付けられた
光学レンズ15Fにより構成されている。
【0023】この光源15Dから照射された光線が凹面
反射鏡15Cで熱線反射フィルタガラス15E方向に光
束とされて反射され、熱線反射フィルタガラス15Eで
この光束中の熱線が反射されて減衰された光束が、光学
レンズ15Fを介して遮光フィルム13Bに向かって照
射される。一方この遮光フィルム13Bには、この光束
が光学レンズ15Fを介して遮光フィルム13Bに向か
って照射される位置を、この円盤13Aの回転とともに
通過するこの遮光フィルム13B上の位置に、図2Bに
断面図として示した如くこの遮光フィルム13Bを貫通
して形成された光パターン13C、D、E及びFが相互
に所定の間隔をおいて形成されている。
【0024】そしてこの光パターン13Cには、図2B
に13Lで示した如く一例として北極星などの恒星をイ
メージした光通過パターン13Hが遮光フィルム13B
を貫通した状態で形成されている。この光パターン13
Dには、一例として複数の星の集団をイメージした光通
過パターン13Iが遮光フィルム13Bを貫通した状態
で形成されている。この光パターン13Eには、一例と
して所定の間隔で配列された星座をイメージした光通過
パターン13Jが遮光フィルム13Bを貫通した状態で
形成されている。そしてこの光パターン13Fには、一
例として多数の星が集まって形成された星雲をイメージ
した光通過パターン13Kが遮光フィルム13Bを貫通
した状態で形成されている。
【0025】つぎに図1を参照して、この光源15Dを
点灯状態にし、駆動モータ部16により光学的エフェク
ト部13を矢印13Gで示した反時計回り方向に回転さ
せたときに画像パネル2Aに投影される、これら光パタ
ーンの動きについて説明する。
【0026】平面パネル4、5及び6夫々の画像パネル
面2Aに描かれたオーロライメージ14の部分のうちこ
れらパネル5及び6に水平方向に描かれた部分に対し、
一例として破線14B及び14Cで示された範囲に投光
手段15で生成された光束が照射され得る位置にであっ
て、かつ平面パネル6が床面に設置された状態におい
て、この平面パネル6の右端側から外側の位置に第1の
光源部12が設置される。このような位置に配置するこ
とにより、弔問客に対して画像パネル部2の視界が妨げ
られないようにする。
【0027】なお一例として、図1に示して説明したサ
イズの4枚の平面パネル3、4、5及び6を横一列に並
べて構成した画像パネル面2Aに描かれているオーロラ
イメージ14のこの水平方向に描かれた部分に対して、
破線14B及び14Cで示された範囲を照射するための
第1の光源部12として、汎用の消費電力1.5Kwの
光源(所謂1.5Kw丸マシン)を使用した場合では、
オーロライメージ14の部分のうち平面パネル5及び6
の部分にある水平方向に描かれた部分の中央から3m〜
5m離れたこの平面パネル6の右端側から前方外側の位
置に、この水平方向に描かれた部分の床面からの高さと
略々高さとなるように第1の光源部12が設置される。
【0028】また図1及び図2に示した例によれば、光
源15Dを点灯した状態で、駆動軸16Aを介して駆動
モータ部16により、一例として毎分10回転程度の低
い回転数で矢印13Gで示した反時計回り方向に光学的
エフェクト部13を回転させることにより、画像パネル
面2Aに描かれたオーロライメージ14の水平部分及び
その周辺の部分に対して右側から左側に向かって、これ
ら光通過パターン13H、I、J、Kによりパターン化
された光イメージが、このエフェクト部13の回転とと
もに、図1に破線14B、14Cで示した画像パネル面
2A上の範囲を、間隔を置いて移動する状態でこの第1
の光源部12から順次繰り返し投影される。
【0029】したがって図1及び図2に示した例によれ
ば、これら恒星を模した光イメージ、星の集団を模した
光イメージ、星座を模した光イメージ及び星雲を模した
光イメージの夫々が、所定の間隔を置いて画像パネル面
2A、………に現れて、光学的エフェクト部13のゆっ
くりした回転とともにオーロライメージ14の水平部分
に略沿って緩やかな曲線状の軌跡を描きながら徐々に左
方向に進行し、かつ漸次速度をあげつつこれら光イメー
ジが拡大される状態でこれら画像パネル面2Aから消え
るという、幻想的な光イメージを画像パネル面2Aに描
くことができる。
【0030】また図1及び図2に示した例において、光
学的エフェクト部13の回転方向を、矢印13Gで示し
た方向と反対の時計回り方向とし、これら光イメージの
夫々が画像パネル部2の左端側から右端側に向かって移
動されるようにしてもよい。さらにまた、これら光イメ
ージの夫々が画像パネル部2の右端側から左端側に向か
って、或いは左端側から右端側に向かって移動される範
囲も、図1Aに破線14B、14Cで示された範囲に限
定されることなく、オーロライメージ14の水平方向の
幅全体に渡って移動されるようにしてもよく、その他様
々な範囲に渡って移動させるようにしてもよい。
【0031】つぎに図3を参照しながら、図1及び図2
と同一の部分には同一符号を付与して詳細な説明を省略
して本発明による第2の光源部の実施の形態の一例につ
いて説明する。なお図3Aはこの第2の光源部を図1に
おいてパネル面2側からみた正面図、図3Bはこの第2
の光源部を図3Aにおいて矢印C−Cで示した方向から
みた左側面図である。
【0032】この第2の光源部20は、一例として円形
の回転盤で構成された光学的エフェクト部13、投光手
段15、駆動モータ部16、この投光手段15の支持部
21で構成されている。またこの光学的エフェクト部1
3は、円盤13A及び遮光フィルム13Bにより図2に
示して説明した光学的エフェクト部13と同様に構成さ
れ、駆動軸16Aにより回転駆動されるように構成され
ている。また投光手段15は、図2に示した投光手段1
5と同様に、この投光手段15の筐体15Aの内部に、
図では省略したがその背面側から光学レンズ15Fに向
かって順次凹面反射鏡15C、光源15D及び熱線反射
フィルタガラス15Eが配列されている。
【0033】そしてこの光源15Dで生成され、凹面反
射鏡15Cで照射された光束が、光学レンズ15Fを介
して遮光フィルム13Bに照射される。一方この遮光フ
ィルム13Bには、駆動軸16Aにより矢印22で示さ
れた反時計回り方向に回転された状態において、光通過
パターン13H、I、J、Kが夫々形成された光パター
ン13C、D、E、Fが、この光束が遮光フィルム13
Bに照射される遮光フィルム13B上の位置に、図3A
に示されているごとく、所定の間隔をおいて配列されて
いる。
【0034】また図3Aに示されているごとく、この光
学的エフェクト部13が矢印22で示した反時計回り方
向に回転されている状態において、これら光パターン1
3C、D、E、Fの夫々が、図3Aにおいて最も下側に
ある状態から最も上側に回転される側において、これら
光パターンの夫々に対してこの光束が照射される位置
に、投光手段15が配設されている。
【0035】つぎに本発明によるこの第2の光源部の設
置状態の一例について図1を参照して説明する。
【0036】光通過パターン13H、I、J、Kの各々
に対して投光手段15の光学レンズ15Fから照射され
る光束によって、画像パネル面2Aに照射される光通過
パターン13H、I、J、Kの範囲が、図1に示された
オーロライメージ14のたち上がりイメージ部14Aの
最大たち上がり長14Dの範囲をややこえる範囲をカバ
ーしかつこの最大たち上がり長14Dの上部に行くにし
たがってこの照射された光イメージが拡大される割合が
適度である仰角αを求めて、最適設置位置を平面パネル
3の左端から前方外側に求め、この求められた位置にお
いて、これら4枚の平面パネル3、4、5及び6の夫々
が設置されている床面に支持部21を介して第2の光源
部20を設置する。
【0037】またこのように仰角αを求める作業効率を
向上するために、この支持部21を雲台付の三脚で構成
してもよい。
【0038】なお一例として、画像パネル部2を構成し
ている4枚の平面パネル3、4、5及び6の夫々のサイ
ズが、図1に示して説明した如く高さ2.5m×幅0.
9mである場合に、この第2の光源部20として照明用
入力電力が1.5Kwの光源を使用した例においては、
この平面パネル3の左端から前方外側の位置、かつ平面
パネル4から3m〜5m離れた位置において、この最大
たち上がり長14Dの上部に行くにしたがってこの照射
された光イメージが拡大される割合が適度である仰角α
に向けた状態で、支持部21を介してこの床面にこの光
源部20が設置される。
【0039】よって図1及び図3に示して説明した例に
よれば、光源15Dを点灯状態にし、駆動モータ部16
により、一例として毎分10回転程度のゆっくりした回
転数で、円盤13Aで構成された光学的エフェクト部1
3を、図3に矢印22で示した反時計回り方向に回転せ
しめた状態では、画像パネル部2に描かれたオーロライ
メージ14のたち上がりイメージ部14Aの範囲及びそ
の周辺の部分に対して、平面パネル4の下側から上方向
に向かって緩やかな曲線を描いて移動される状態で、こ
れら光通過パターン13H、I、J、Kの夫々によりパ
ターン化された光イメージが、所定の間隔をおいて順次
投影される。
【0040】したがってこれら北極星などの恒星の光イ
メージ、星の集団の光イメージ、星座の光イメージ及び
星雲の光イメージの夫々が、平面パネル4の画像パネル
面2Aに描かれたオーロライメージ14のたち上がりイ
メージ部14Aの範囲及びその周辺の部分に沿って、光
学的エフェクト部13の回転に応じて緩やかな曲線状の
軌跡を描きながら、所定の間隔をおいて上昇しながら徐
々にこれら光イメージの夫々が拡大され、かつ徐々に上
昇の速度を早めつつ、画像パネル面2Aを外れたところ
で消えるという幻想的な光イメージの変化を、この画像
パネル面2A上に投影することができる。
【0041】さらにまた図1及び図3に示した例におい
て、第2の光源部20側の投光手段15をこの仰角α方
向に向けた状態で、さらにこの第2の光源部20全体
を、画像パネル部2が設置されている床面に対し垂直な
方向に対して、この第2の光源部20を正面からみて時
計回り方向に、光学レンズ15Fの光軸を中心に所定角
度だけ傾斜させることにより、この投光手段15からオ
ーロライメージ14のたち上がりイメージ部14Aに投
影されたこれら光イメージの中心が、このたち上がりイ
メージ部14Aの下側部分の左側からこのイメージ部1
4Aの上側部分の右側方向に向かって上昇していく光イ
メージをこのたち上がりイメージ部14Aに投影するこ
とができるようにしてもよい。
【0042】さらにまたこの図1及び図3に示した例に
おいて、第2の光源部20側の投光手段15をこの仰角
α方向に向けた状態で、さらにこの第2の光源部20全
体を、画像パネル部2が設置されている床面に対し垂直
な方向に対して、この第2の光源部20を正面からみて
反時計回り方向に、光学レンズ15Fの光軸を中心に所
定角度だけ傾斜させることにより、この投光手段15か
らオーロライメージ14のたち上がりイメージ部14A
に投影されたこれら光イメージの中心が、このたち上が
りイメージ部14Aの下側部分の右側からこのイメージ
部14Aの上側部分の左側方向に向かって上昇していく
光イメージをこのたち上がりイメージ部14Aに投影す
ることができるようにしてもよい。
【0043】また図1、2及び3に示した例において、
光学的エフェクト部13の要部を構成している円盤13
Aを、コンマ数mm厚等の鋼薄板を打ち抜き加工等によ
り、光パターン13C、D、E、Fの部分を開口部とし
た鋼薄板で円盤13Aを生成し、遮光フィルム13Bの
代わりに、ステンレス薄板等の弾性を有する薄板を使用
して光通過パターン13H、I、J、Kを備えた板部材
を生成し、さらに開口部とした光パターン13C、D、
E、Fの部分にポケット部を設け、光通過パターン13
H、I、J、Kを備えた板部材の夫々を、このポケット
部にこの板部材の弾性を利用して着脱自在に装着され得
るようにして、この光学的エフェクト部13が構成され
るようにしてもよい。この光学的エフェクト部13をこ
のように構成することにより、入力電力1.5Kw等入
力電力の大きい白熱電球を第1の光源部12として使用
する場合に、光学的エフェクト部13の熱対策として有
効である。
【0044】さらにまた図2及び図3に示した例におい
て、遮光フィルム13Bを使用して生成した光通過パタ
ーンを備えた光学的エフェクト部13として、この光通
過パターンが異なる複数の光学的エフェクト部を予め用
意しておき、あるいはパターンが異なる種々の光通過パ
ターンが形成されたステンレス薄板等の弾性を有する薄
板を、光通過パターン13H、I、J、K以外に様々な
光通過パターンが形成されたこの薄板を予め用意してお
き、必要に応じて交換することにより、更に様々な光イ
メージをこの画像パネル面2Aに写し出せるようにして
もよい。
【0045】さらにまた図2及び図3に示した例におい
て、光学的エフェクト部13に設けることのできる光通
過パターンを光通過パターン13H、I、J、Kの4種
類として説明したが、図2及び図3にに示した例におい
てはこの4種類に限定されることなく、更に多数あるい
は少数の光通過パターンが、光学的エフェクト部13に
設けられるようにしてもよい。さらにまた光パターン1
3C、D、E、Fの部分の外周形状、あるいはこれら光
パターン13C、D、E、Fの部分を開口部ととしたこ
の開口部の外周形状は、円形に限定されることなく、楕
円形、或いは多角形など様々な形状で形成されるように
してもよい。
【0046】また以上の説明では、第1の光源部12に
よりオーロライメージ14に投影される光イメージの動
きと、第2の光源部20によりこのオーロライメージ1
4に投影される光イメージの動きを分けて別々に説明し
た。しかしながら本発明によるオーロライメージの表示
装置においては、以上説明した第1の光源部12により
オーロライメージ14に投影される光イメージの動き
と、第2の光源部20によりこのオーロライメージ14
に投影される光イメージの動きとが連動した動きとして
このオーロライメージ14に投影されるようにしてもよ
いことは勿論である。
【0047】一例として、第1の光源部12によりオー
ロライメージ14に投影された光イメージが平面パネル
6に形成された画像パネル部2の右端側からオーロライ
メージ14の水平方向に延びるオーロライメージのパタ
ーンに沿って緩やかな曲線を描いて左方向に移動し、こ
のたち上がりイメージ部14Aの下側部分の右側に到達
したときに、このたち上がりイメージ部14Aの下側部
分の右側からこのイメージ部14Aの上側部分の左側方
向に向かって上昇して行く光イメージを、第2の光源部
20からこのたち上がりイメージ部14Aに投影される
ように、第1の光源部12によりオーロライメージ14
に投影される光イメージの動きと第2の光源部20から
このたち上がりイメージ部14Aに投影される光イメー
ジの動きを連動させても良いことは勿論である。
【0048】さらにまた第1の光源部12によりオーロ
ライメージ14に投影された光イメージが平面パネル6
に形成された画像パネル部2の右端側からオーロライメ
ージ14の水平方向に延びるオーロライメージのパター
ンに沿って緩やかな曲線を描いて左方向に移動し、この
たち上がりイメージ部14Aの下側部分の左側に到達し
たときに、このたち上がりイメージ部14Aの下側部分
の左側からこのイメージ部14Aの上側部分の右側方向
に向かって上昇して行く光イメージを、第2の光源部2
0からこのたち上がりイメージ部14Aに投影されるよ
うに、第1の光源部12によりオーロライメージ14に
投影される光イメージの動きと第2の光源部20からこ
のたち上がりイメージ部14Aに投影される光イメージ
の動きを連動させるようにしても良いことは勿論であ
る。
【0049】さらにまた以上説明したごとく、第1の光
源部12によりオーロライメージ14に投影された光イ
メージの動きと、第2の光源部20からこのオーロライ
メージ14に投影された光イメージの動きとを連動させ
た動きとする際に、この第1の光源部12によりオーロ
ライメージ14に投影された光パターンと第2の光源部
20からこのオーロライメージ14に投影された光パタ
ーンを一致させることができるように、この第1の光源
部12側の円盤13Aの回転位相とこの第2の光源部2
0の回転円盤13Aの転位相を同期させるようにしても
よい。
【0050】このように同期させることにより、画像パ
ネル部2の右端側からオーロライメージ14の水平方向
に延びるオーロライメージのパターンに沿って緩やかな
曲線を描いて左方向に移動し、図1に破線14で示した
位置に達した光パターンと、このたち上がりイメージ部
14Aの下側部分のからこのイメージ部14Aの上側部
分に向かって緩やかな曲線を描いて上昇し始める時点に
達した光パターンを一致させることができ、一例として
故人の御霊が導かれて昇天するイメージを表すことがで
きる。
【0051】このように位相を合わせる手段としては、
第1の光源部12側の円盤13Aの回転位相から、この
破線14で示した位置に達したことを検出する回転位相
検出手段と、第2の光源部20の回円盤13Aの転位相
から、この上昇を始める位置に達したことをを検出する
手段と、この両方の検出手段から得られたこれら双方の
位相検出信号を比較して位相誤差を検出する位相誤差検
出手段と、位相誤差検出手段からの位相誤差検出力信号
に基づき、第1の光源部12側の円盤13Aの転位相或
いは第2の光源部20の回円盤13Aの転位相を修正す
る修正手段を設けて、この位相誤差検出力信号レベルが
最小となるように、この修正手段を制御する制御システ
ムを設ければよい。
【0052】また光源15Dとして白熱電球を使用した
例として説明したが、この光源としてはこの白熱電球に
限定されることなく様々な光源を使用しても良いことは
勿論であり、一例としてキセノンランプ(xenonn
lamp )を使用することにより、この光源を、点
灯と同時に安定な光出力に達し、かつこの光源を自然白
色光に似た連続スペクトラムを発生する光源とすること
ができる。
【0053】また図1に示した例においては、第1の光
源部及び第2の光源部を夫々1台設けている。しかしな
がら本例においてはこの台数に限定されることなく、画
像パネル面2Aに対する投影のための照度を上げるなど
の目的に応じて第1の光源部及び第2の光源部の夫々を
2台以上配設するようにしてもよいことは勿論である。
なおこのように2台以上でこれら光源部を構成する場合
においては、上述した制御システムを設けてこれら光源
部に設けた光学的エフェクト部の夫々の間の回転位相合
わせをおこなうようにする。
【0054】さらにまた、画像パネル部2を構成してい
る平面パネル3、4、………の設置台数も4台に限定さ
れることなく、葬儀会場の規模などに応じて、この設置
台数を増加・減少させてもよいことは勿論であり、また
これら平面パネルのそれぞれを横1線に配列することに
限定されることなく、図1においてホリゾントライト部
7に向かって前後に少しずらした状態で配列してもよい
ことはもちろんである。また光イメージが投影される側
を画像パネルで構成することに限定されることなく、一
例として巻き取り自在な映写膜等のスクリーンで構成し
てもよい。このように巻き取り自在な映写膜等のスクリ
ーンで構成した場合には、持ち込み及び設置を容易とす
ることができ、例えば一般家庭の居間等比較的狭いスペ
ースにもオーロライメージの表示装置を設置できる。
【0055】つぎに図1と同一の部分には同一の符号を
付与して詳細な説明を省略して、本発明によるロアーホ
リゾントライト部の一例を図4に示して説明する。
【0056】図4において7はロアーホリゾントライト
部で、このロアーホリゾントライト部7は4台のロアー
ホリゾントライト灯具8、9、10及び11で構成され
ている。ただしこれら4台のロアーホリゾントライト灯
具8、9、10及び11の夫々は互いに同一に構成され
ているので、図4にはロアーホリゾントライト灯具8を
示して説明し、ロアーホリゾントライト灯具9、10及
び11には、このロアーホリゾントライト灯具8と同一
の部分には同一の符号を付与して説明を援用するものと
し、これらロアーホリゾントライト灯具9、10及び1
1についての説明を省略する。
【0057】図4Aは図1に示したロアーホリゾントラ
イト灯具8を俯瞰してみたところを示した要部の俯瞰
図、図4Bはこのロアーホリゾントライト灯具8を図4
Aに切断線D−Dで示したところで切断し、矢印方向に
みたところを示した断面図である。
【0058】このロアーホリゾントライト灯具8は図4
Bに断面で示したごとく、底板部7A、背板部7B及び
これら底板部7A及び背板部7Bで構成される開口部7
Jには、押枠7Kによってこの開口部7Jを塞いだかた
ちで取り付けられた板状のフィルタ28R,29R,3
0R、………により断面3角形の形状に構成され、これ
ら白熱電球25R,G,B、26R,G,B、及び27
R,G,Bの夫々が、これら板状のフィルタ28R,2
9R,30R、………夫々の中心に一致した位置におい
て、床面部7A上に設置されている。そして7Lは仕切
り壁板で、この仕切り壁板7Lがこれら白熱電球25
R,G,B、26R,G,B、及び27R,G,Bの夫
々の間を仕切った状態で設けられて、隣接するこれら白
熱電球間での光線漏れを防止している。
【0059】また図4Bに7C,7Cで示した部分は、
このロアーホリゾントライト灯具8の支脚部であり、ま
た7E、F、G及びHは、白熱電球25R,G,B、…
……の夫々に電力を供給するための電力ケーブルであ
る。
【0060】また図4Aにおいてこれら白熱電球25
R,G,B、26R,G,B、及び27R,G,Bの夫
々は150ワットの白熱電球とされ、板状のフィルタ2
8R,29R,30Rの夫々は赤色の波長の光線を主と
して透過する赤色フィルタ、板状のフィルタ28G,2
9G,30Gの夫々は緑色の波長の光線を主として透過
する緑色フィルタそして板状のフィルタ28B,29
B,30Bの夫々は青色の波長の光線を主として透過す
る青色フィルタである。
【0061】さらにまた白熱電球25Rと赤色フィルタ
28Rにより第1の赤色光源31Rが構成され、白熱電
球26Rと赤色フィルタ29Rにより第2の赤色光源3
2Rが構成され、白熱電球27Rと赤色フィルタ30R
により第3の赤色光源33Rが構成される。白熱電球2
5Gと緑色フィルタ28Gにより第1の緑色光源31G
が構成され、白熱電球26Gと緑色フィルタ29Gによ
り第2の緑色光源32Gが構成され、白熱電球27Gと
緑色フィルタ30Gにより第3の緑色光源33Gが構成
される。そして白熱電球25Bと青色フィルタ28Bに
より第1の青色光源31Bが構成され、白熱電球26B
と青色フィルタ29Bにより第2の青色光源32Bが構
成され、白熱電球27Bと青色フィルタ30Bにより第
3の青色光源33Bが構成される。
【0062】なお図4においては、光源として白熱電球
を使用した例を示したが、本例においては光源として白
熱電球を使用した例に限定されることなく、この光源と
してLED(Light Emitting Diod
e)等のこの白熱電球以外の他の光源を使用しても良い
ことは勿論である。
【0063】次にこのロアーホリゾントライト部7に配
設されている、第1の赤色光源31R、第2の赤色光源
32R及び第3の赤色光源33R、第1の緑色光源31
G、第2の緑色光源32G及び第3の緑色光源33G並
びに第1の青色光源31B、第2の青色光源32B及び
第3の青色光源33Bの明るさを制御するために設けら
れた、本発明による操作盤の実施の形態の一例を図5に
示して説明する。
【0064】図5Aにおいて35はこの操作盤の要部を
示し、操作盤35の操作パネル部36には、切り替え操
作スイッチ37の操作子37D、押釦操作切り替えスイ
ッチ38の操作釦38E、第1の押釦操作切り替えスイ
ッチ39の操作釦39C、第2の押釦操作切り替えスイ
ッチ40の操作釦40C、第3の押釦操作切り替えスイ
ッチ41の操作釦41C、スライド操作型の第1の可変
抵抗器42の操作摘子42A、スライド操作型の第2の
可変抵抗器43の操作摘子43A及びスライド操作型の
第3の可変抵抗器44の操作摘子44Aの夫々が、それ
らの使い勝手が判断されて所定の位置に配置されてい
る。
【0065】つぎに図5Bを参照して図5Aと同一の部
分には同一の符号を付与して詳細な説明を省略して本発
明の操作盤35の一例を説明する。
【0066】この切り替え操作スイッチ37は、操作摘
子37Dにより調光ポジション37Fと自動ポジション
37Gに切り替えることのできる1回路2接点型の操作
スイッチで構成されている。そしてこの押釦操作切り替
えスイッチ38は、固定接点38A及び38C側が常閉
型、固定接点38B及び38D側が常開型の押釦操作切
り替えスイッチで構成され、操作釦38Eが押し下げら
れたとき、これら接点38A、38C側が非道通状態に
なり、これら接点38B、38D側が導通状態になるよ
うに切り替えられ、再度この操作釦38Eが押し下げら
れたときには、これら接点38A、38C側が導通状態
に復帰され、これら接点38B、38D側が非導通状態
に復帰されるトグル型の押釦操作切り替えスイッチで構
成されている。
【0067】この第1の押釦操作直切り替えスイッチ3
9は、固定接点39A及び固定接点39Bを有するスイ
ッチで、操作釦39Cが押し下げられたとき、これら固
定接点39Aと固定接点39Bの間が短絡された状態に
維持され、再度この操作釦39Cが押し下げられたとき
にこれら固定接点39Aと固定接点39Bの間が開かれ
た状態に復帰するトグル型の押釦操作切り替えスイッチ
で構成されている。この第2の押釦操作直切り替えスイ
ッチ40は、固定接点40A及び固定接点40Bを有す
るスイッチで、操作釦40Cが押し下げられたとき、こ
れら固定接点40Aと固定接点40Bの間が短絡された
状態に維持され、再度この操作釦40Cが押し下げられ
たときにこれら固定接点40Aと固定接点40Bの間が
開かれた状態に復帰するトグル型の押釦操作切り替えス
イッチで構成されている。そしてこの第3の押釦操作直
切り替えスイッチ41は、固定接点41A及び固定接点
41Bを有するスイッチで、操作釦41Cが押し下げら
れたとき、これら固定接点41Aと固定接点41Bの間
が短絡された状態に維持され、再度この操作釦41Cが
押し下げられたときにこれら固定接点41Aと固定接点
41Bの間が開かれた状態に復帰するトグル型の押釦操
作切り替えスイッチで構成されている。
【0068】またCN1はマルチコネクタで、このマル
チコネクタには端子45、・・・・・、52が設けらて
いる。そしてこの端子45は第1の制御信号S1の出力
端子、この端子46は第2の制御信号S2の出力端子、
この端子47は第3の制御信号S3の出力端子、この端
子48は第4の制御信号S4の出力端子、この端子49
は第5の制御信号S5の出力端子、この端子50は第6
の制御信号S6の出力端子、この端子51は第7の制御
信号S7の出力端子そしてこの端子52は基準信号Vs
の入力端子である。
【0069】この端子52が押釦操作切り替えスイッチ
38の固定接点38A及び固定接点38Bに接続され、
このスイッチ38の固定接点38Cが、切り替え操作ス
イッチ37の可動接点37Aに接続されている。このス
イッチ37の固定接点37Bが出力端子45に接続され
ている。このスイッチ37の固定接点37Cが、第1の
可変抵抗器42、第2の可変抵抗器43及び第3の可変
抵抗器44の入力側に接続され、この第1の可変抵抗器
42の抵抗値可変出力側がこの端子46に接続され、こ
の第2の可変抵抗器43の抵抗値可変出力側がこの端子
47に接続されそして第3の可変抵抗器44の抵抗値可
変出力側がこの端子48に接続されている。
【0070】そして押釦操作切り替えスイッチ38の固
定接点38Dが、第1の押釦操作直切り替えスイッチ3
9の固定接点39A、第2の押釦操作切り替えスイッチ
40の固定接点40A及び第3の押釦操作切り替えスイ
ッチ41の固定接点41Aの夫々に接続されている。そ
して更にこの第1の押釦操作直切り替えスイッチ39の
固定接点39Bが、マルチコネクタCN1の端子49に
接続され、この第2の押釦操作切り替えスイッチ40の
固定接点40Bが、このコネクタCN1の端子50に接
続され、第3の押釦操作切り替えスイッチ41の固定接
点41Bが、このコネクタCN1の端子51に接続され
ている。
【0071】つぎに図5を参照してこの操作盤35を操
作したときの動作を説明する。
【0072】上述のように接続されている状態におい
て、切り替え操作スイッチ37の操作摘子37Dが自動
ポジション37Gに切り替えられた場合には、基準信号
VsがマルチコネクタCN1の端子45に供給される。
【0073】一方この操作摘子37Dが調光ポジション
37F側に切り替えられた場合には、この基準信号Vs
が第1の可変抵抗器42、第2の可変抵抗器43及び第
3の可変抵抗器44の夫々の入力側に供給される。そし
てこの第1の可変抵抗器42の抵抗値が操作摘子42A
により可変されることに応じて可変された調光信号が、
第2の制御信号S2としてこのコネクタCN1の端子4
6に供給される。そしてこの第2の可変抵抗器43の抵
抗値が操作摘子43Aにより可変されることに応じて可
変された調光信号が、第3の制御信号S3としてこのコ
ネクタCN1の端子47に供給される。そして更に第3
の可変抵抗器44の抵抗値が操作摘子44Aにより可変
されることに応じて可変された調光信号が、第3の制御
信号S4としてこのコネクタCN1の端子48に供給さ
れる。
【0074】また押釦操作切り替えスイッチ38の操作
釦38Eが押圧され、固定接点38A及び38Cの間が
開放され固定接点38B及び38Dの間が短絡された状
態において、操作釦39Cが押圧され固定接点39Aと
39Bの間が短絡されると、基準信号Vsの第1の直切
り替え信号が制御信号S5としてこのコネクタCN1の
端子49に供給され、操作釦40Cが押圧され固定接点
40Aと40Bの間が短絡されると、基準信号Vsの第
2の直切り替え信号が制御信号S6としてこのコネクタ
CN1の端子50に供給されそして操作釦41Cが押圧
され固定接点41Aと41Bの間が短絡されると、基準
信号Vsの第3の直切り替え信号が制御信号S7として
このコネクタCN1の端子51に供給される。
【0075】なお図5では省略されているが、このコネ
クタCN1は、マルチコネクタケーブルを介してつぎに
説明する調光器54に設けたマルチコネクタCN2に接
続されている。
【0076】つぎに図6及び図7を参照して図1、2、
3、4及び5と同一な部分には同一の符号を付与して詳
細な説明を省略して、本発明による調光器及びこの調光
器の調光動作の一例について説明する。図6はこの調光
器の内部構成の要部の一例を示したブロック図、図7は
ロアーホリゾントライト灯具8、9、10及び11の夫
々の配線図である。
【0077】図6Aにおいて54は調光器の要部の構成
を示したブロック図で、この調光器54は、電源部5
5、調光部56、制御部57で構成され、この調光部5
6は、符号1を付与して示した第1系統のR系電圧調整
回路部58、G系電圧調整回路部59、B系電圧調整回
路部60及び帰路回路部61で構成され、そして符号2
を付加して示した第2系統のR系電圧調整回路部62、
G系電圧調整回路部63、B系電圧調整回路部64及び
帰路回路部65で構成されている。
【0078】またCN2は操作盤35側に設けられたマ
ルチコネクタCN1に接続されるマルチコネクタ、CN
3は電源入力用の電源コネクタ、そしてCN4はデータ
入力用のコネクタである。
【0079】この第1系統のR系電圧調整回路部58の
電源入力側I1、G系電圧調整回路部59の電源入力側
I2及びB系電圧調整回路部60の電源入力側I3の夫
々が電源部55の電源出力側55Aに接続され、帰路回
路部61の出力側O1が電源部55の帰路入力55B側
に接続されている。そして第2系統のR系電圧調整回路
部62の電源入力側I4、G系電圧調整回路部63の電
源入力側I5及びB系電圧調整回路部64の電源入力側
I6の夫々が、この電源出力側55Aに接続され、帰路
回路部65の出力側O2がこの帰路入力55B側に接続
されている。
【0080】この調光器54側に設けられたマルチコネ
クタCN2と操作盤35側のマルチコネクタCN1が、
図示を省略したマルチコネクタケーブルを介して接続さ
れた時、これらマルチコネクタCN1とCN2の間で、
出力端子45が入力端子66に接続され、出力端子46
が入力端子67に接続され、出力端子47が入力端子6
8に接続され、出力端子48が入力端子69に接続さ
れ、出力端子49が入力端子70に接続され、出力端子
50が入力端子71に接続され、出力端子51が入力端
子72に接続されそして入力端子52が出力端子73に
接続される。そして制御部57の出力端57Aが調光部
56の制御信号入力端56Aに接続される。
【0081】また電源コネクタCN3に対して図示を省
略した外部電源からの電源、一例として単相3線式AC
電源ケーブルのプラグが接続され、電源部55にAC電
源が供給される。またデータ入出力用のコネクタCN4
はコンピュータ部80側のデータ入出力用のコネクタC
N11に接続され、データ信号のやり取りを実行するた
めに設けられたコネクタである。そしてコネクタCN5
は図示を省略したコネクタケーブルを介して第1系統で
あるロアーホリゾントライト灯具8及び9に電源を供給
するためのコネクタ、コネクタCN6は図示を省略した
コネクタケーブルを介して第2系統であるロアーホリゾ
ントライト灯具10及び11に電源を供給するためのコ
ネクタである。
【0082】このコネクタCN5の端子76AにはR系
電圧調整回路部58の出力端58Aが接続され、端子7
6BにはG系電圧調整回路部59の出力端59Aが接続
され、端子76CにはB系電圧調整回路部60の出力端
60Aが接続されそして端子76Dには帰路回路部61
の帰路入力端61Aが接続されている。またこのコネク
タCN6の端子77AにはR系電圧調整回路部62の出
力端62Aが接続され、端子77BにはG系電圧調整回
路部63の出力端63Aが接続され、端子77CにはB
系電圧調整回路部64の出力端64Aが接続されそして
端子77Dには帰路回路部65の帰路入力端65Aが接
続されている。
【0083】つぎにロアーホリゾントライト灯具8、
9、10、11の夫々に対して調光器54から電力供給
を行うための、本発明による回路の一例を図7に示して
説明する。
【0084】図7においてコネクタCN7は、上述した
マルチコネクタケーブルを介して調光部56側のコネク
タCN5に接続されるコネクタで、このように接続され
た状態において、このコネクタCN5の端子76Aがコ
ネクタCN7側の端子78Aに接続され、端子76Bが
端子78Bに接続され、端子76Cが端子78Cに接続
されそして端子76Dが端子78Dに接続される。
【0085】なお図4に示した電力ケーブル7Eはこの
端子78Aに接続されケーブルを、電力ケーブル7Fは
この端子78Bに接続されケーブルを、電力ケーブル7
Gはこの端子78Cに接続されたケーブルをそして電力
ケーブル7Hはこの端子78Dに接続されたケーブルを
夫々表している。
【0086】またコネクタCN8は、上述したマルチコ
ネクタケーブルを介して調光部56側のコネクタCN6
に接続されるコネクタで、このように接続された状態に
おいて、このコネクタCN6の端子77AがコネクタC
N8側の端子79Aに接続され、端子77Bが端子79
Bに接続され、端子77Cが端子79Cに接続されそし
て端子77Dが端子79Dに接続される。
【0087】またこの端子78Aがロアーホリゾントラ
イト灯具8及びロアーホリゾントライト灯具9の夫々に
配設された白熱電球25R、26R及び27R夫々のフ
ィラメントの一方側に接続され、この端子78Bが25
G、26G及び27G夫々のフィラメントの一方側に接
続されそしてこの端子78Cが25B、26B及び27
B夫々のフィラメントの一方側に接続される。そしてこ
れら白熱電球夫々のフィラメントの他方側がこの端子7
8Dに共通に接続される。
【0088】さらにまたこの端子79Aがロアーホリゾ
ントライト灯具10及びロアーホリゾントライト灯具1
1夫々に配設された白熱電球25R、26R及び27R
夫々のフィラメントの一方側に接続され、この端子79
Bが25G、26G及び27G夫々のフィラメントの一
方側に接続されそしてこの端子79Cが25B、26B
及び27B夫々のフィラメントの一方側に接続される。
そしてこれら白熱電球夫々のフィラメントの他方側がこ
の端子79Dに共通に接続される。
【0089】またコネクタCN9は、ロアーホリゾント
ライト灯具8と9の間の配線を離接続可能にするために
設けたコネクタで、これらロアーホリゾントライト灯具
8と9を切り離して運搬できるようにしたものである。
またコネクタCN10は、これらロアーホリゾントライ
ト灯具10と11の間の配線を離接可能に接続するため
に設けられたコネクタである。
【0090】つぎに、調光器54の動作を制御するため
に設けられた本発明によるコンピュータ部の構成の一例
及びその動作の一例を、図6Bを参照して説明する。
【0091】図6Bにおいて80は、このコンピュータ
部の要部の構成を示したブロック図で、このコンピュー
タ部80は入出力コネクタCN11、入出力インターフ
ェース81、CPU82、メモリ83、補助メモリ84
及び入出力部85により構成されている。CPU82は
データの記憶に用いられるレジスタ部82A、このデー
タの演算を行う演算部82B及びCPU82の内部並び
にCPU82とこのCPU82の外部との間のデータの
転送状態を制御する制御部82Cで構成されている。な
お、図6Bにおいてこれら構成の夫々を結んで示したラ
インはこれら構成の夫々の間で演算データ等必要なデー
タを伝送するために設けられたデータバスラインであ
る。
【0092】このメモリ83は、CPU82を動作させ
るためのプログラムを記憶させておくプログラムメモリ
83Aと演算部82Bで演算するための演算データが記
憶される演算用メモリ83Bで構成されている。またこ
の補助メモリ84は磁気デスク84Aなどの大容量の記
憶手段で構成され、この演算データがこの補助メモリ8
4に記憶され、あるいは入力手段85によりこのコンピ
ュータ部80に入力された演算データが記憶される。こ
の入力手段85は一例としてキーボード85Aで構成で
構成され、この入力手段85から入力された演算データ
が、必要に応じて一旦この補助メモリ84に記憶されて
後、必要時に読み出されて演算用メモリ83Bに記憶さ
れ、演算部82Bで演算される。
【0093】そしてこの入出力インターフェース81
は、調光器54側の制御部57から入出力コネクタCN
11を通じてコンピュータ部80に供給されたデータ
を、CPU82で演算可能なデータに変換してCPU8
2に供給し、そしてCPU82から出力された演算デー
タをこの制御部57で利用可能なデータに変換してこの
制御部57に伝送するための入出力インターフェースで
ある。
【0094】つぎに本発明によるロアーホリゾントライ
ト灯具8、9、10及び11による画像パネル部2の照
明状態を制御する照明制御動作の一例について説明す
る。なおこの場合、マルチコネクタCN1とCN2、コ
ネクタCN4とCN11、コネクタCN5とコネクタC
N7及びCN6とCN8の間の夫々が、図示を省略した
が、コネクタケーブル等の接続手段により接続されてい
るものとする。また以下の説明においては、電源コネク
タCN3に、図示せざるも、電源プラグが接続されて電
源から電力が供給されている状態にあるものとする。
【0095】先ず操作盤35側に設けられた押釦操作切
り替えスイッチ38の固定接点38A及び38C側が短
絡された状態にあり、かつ切り替え操作スイッチ37が
自動ポジション37G側に切り替えられている場合の動
作について説明する。
【0096】この場合、操作盤35から制御部57にこ
の制御信号S1が供給され、制御部57を介して演算指
令信号が生成され、この演算指令信号がコンピュータ部
80に供給される。コンピュータ部80側において、入
出力インターフェース81を介してこの演算指令信号が
コンピュータ部80側において読み取り可能な演算指令
信号に変換され、CPU82に入力される。
【0097】一方プログラムメモリ83Aには、ロアー
ホリゾントライト灯具8、9、10及び11の夫々に配
設されている白熱電球25R,26R,27R夫々の明
るさを0%〜100%間で一括して変化させるための制
御データ(以下の説明においてはR系制御データと称す
る)、白熱電球25G,26G,27G夫々の明るさを
0%〜100%間で一括して変化させるための制御デー
タ(以下の説明においてはG系制御データと称する)、
及び白熱電球25B,26B,27B夫々の明るさを0
%〜100%間で一括して変化させるための制御データ
(以下の説明においてはB系制御データと称する)が記
憶されている。
【0098】一方演算用メモリ83Bには、これらR系
制御データ、G系制御データ及びB系制御データの夫々
を時間の経過とともに種々に変化させるプログラムを表
した演算プログラムデータが予め記憶されている。よっ
てこの演算指令信号がCPU82に入力されたときに
は、プログラムメモリ83AからこれらR系制御デー
タ、G系制御データ及びB系制御データを読み出すとと
もに演算用メモリ83Bからこの演算プログラムデータ
を読出して、レジスタ部82Aに記憶させる。
【0099】そしてこれら制御データ及び演算プログラ
ムデータを、レジスタ部82Aから演算部82Bに入力
して、この演算部82Bを介して演算し、このプログラ
ムに応じて時間の経過とともに種々に変化するデータの
状態にされたこれらR系制御データ、G系制御データ及
びB系制御データをCPU82から入出力インターフェ
ース81に転送し、この入出力インターフェース81を
介して、調光器54側の制御部57で読み取り可能なデ
ータに変換して、この制御部57側に転送される。なお
以下の説明においては、このプログラムデータに応じて
時間の経過とともに種々に変化するデータの状態にされ
たこれらR系制御データ、G系制御データ及びB系制御
データを、R系シーケンシャル制御データ、G系シーケ
ンシャル制御データそしてB系シーケンシャル制御デー
タと称するものとする。
【0100】そして更にこの制御部57において、この
R系シーケンシャル制御データに応じて第1系統のR系
電圧調整回路部58及び第2系統のR系電圧調整回路部
62を制御し、このG系シーケンシャル制御データに応
じて第1系統のG系電圧調整回路部59及び第2系統の
G系電圧調整回路部63を制御し、そしてこのB系シー
ケンシャル制御データに応じて第1系統のB系電圧調整
回路部60及び第2系統のG系電圧調整回路部64を制
御することにより、ロアーホリゾントライト灯具8、
9、10及び11の夫々に配設された、白熱電球25
R,26R,27Rの明るさ、白熱電球25G,26
G,27Gの明るさ、白熱電球25B,26B,27B
の明るさの夫々の明るさを、これらR系シーケンシャル
制御データ、G系シーケンシャル制御データ及びB系シ
ーケンシャル制御データに応じて、明るさ0%〜100
%範囲で自動的に変化させる。
【0101】したがって操作盤35側に設けられた押釦
操作切り替えスイッチ38の固定接点38A及び38C
側が短絡された状態にあり、かつ切り替え操作スイッチ
37が自動ポジション37G側に切り替えられている場
合には、プログラムメモリ83Aに予め記憶されている
演算プログラムデータに応じて、ロアーホリゾントライ
ト部7を構成するロアーホリゾントライト灯具8、9、
10及び11夫々から画像パネル面2Aの夫々を照射し
ている照明状態の明るさ及び色調を時間の経過とともに
種々に変化させることができる。
【0102】例えば画像パネル面2Aに描かれているオ
ーロライメージ14の色調をこの時間の経過とともに自
動的に明るい茜色の色調から暗色の色調に徐々にフェー
ドアウトするように変化させることができ、逆にこのオ
ーロライメージの色調をこの時間の経過とともに自動的
に暗色の色調から明るい茜色に染まっていく色調に徐々
にフェードインするように変化させることができる。
【0103】また様々なパターンの演算プログラムデー
タを補助メモリ84に予め記憶させておき、入力手段8
5のキーボード85Aを操作して好みの演算プログラム
データをこの補助メモリ84から読み出してプログラム
メモリ83Aを書きかえることにより、この照明状態の
明るさ及び色調を時間の経過とともに更に様々に変化さ
せることができる。
【0104】次に操作盤35側に設けられた押釦操作切
り替えスイッチ38の固定接点38A及び38C側が短
絡された状態にあり、かつ切り替え操作スイッチ37が
調光ポジション37F側に切り替えられた場合について
説明する。この場合には、基準信号Vsの信号レベルが
第1の可変抵抗器42の抵抗値が操作摘子43Aにより
可変されることに応じて可変された制御信号S2がコネ
クタCN4の端子67に供給され、この基準信号Vsの
信号レベルが第2の可変抵抗器43の抵抗値が操作摘子
43Aにより可変されることに応じて可変された制御信
号S3がコネクタCN4の端子68に供給されそしてこ
の基準信号Vsの信号レベルが第3の可変抵抗器44の
抵抗値が操作摘子44Aにより可変されることに応じて
可変された制御信号S4がコネクタCN4の端子69に
供給される。
【0105】制御部57は、この制御信号S2に基づ
き、第1系統のR系電圧調整回路部58及び第2系統の
R系電圧調整回路部62を制御し、ロアーホリゾントラ
イト灯具8、9、10及び11夫々に配設された白熱電
球25R、26R及び27Rの明るさをこの制御信号S
2の変化に応じて0%〜100%の範囲に渡って変化さ
せ、この制御信号S3に基づき、第1系統のG系電圧調
整回路部59及び第2系統のG系電圧調整回路部63を
制御し、ロアーホリゾントライト灯具8、9、10及び
11夫々に配設された白熱電球25G、26G及び27
Gの明るさをこの制御信号S3の変化に応じて0%〜1
00%の範囲にわたって変化させ、そしてこの制御信号
S4に基づき、第1系統のB系電圧調整回路部60及び
第2系統のB系電圧調整回路部64を制御し、ロアーホ
リゾントライト灯具8、9、10及び11の夫々に配設
された白熱電球25B,26B及び27Bの明るさをこ
の制御信号S4の変化に応じて0%〜100%の範囲に
わたって変化させるように制御する。
【0106】したがって操作盤35側に設けられた押釦
操作切り替えスイッチ38の固定接点38A及び38C
側が短絡された状態にあり、かつ切り替え操作スイッチ
37が調光ポジション37F側に切り替えられた場合に
は、第1の可変抵抗器42、第2の可変抵抗器43及び
第3の可変抵抗器44夫々が、これら可変抵抗器の夫々
に設けた操作釦で抵抗値が可変される状態で操作された
ときには、ロアーホリゾントライト灯具8、9、10お
よび11夫々から画像パネル面2Aの夫々に照射される
照明光の明るさ及び色調を、一例として(赤→中間色→
緑→中間色→青→中間色→赤)×明・暗の状態に変化さ
せ、かつこのように変化させた状態が維持されるように
する等、任意に変化・調整することができる。
【0107】したがってこの例によれば、一例として、
葬儀が進む過程においてロアーホリゾントライト部7か
ら画像パネル面2Aの夫々に照射される照明光の色調及
び又は明るさを所定の色調及びまたは所定の明るさの状
態で一定に保ちたいとの要求に対して速やかに応じるこ
とができる。
【0108】そして押釦操作切り替えスイッチ38の操
作釦38Eが操作されて固定接点38B及び38D側が
短絡された状態の場合には、第1の押釦操作直切り替え
スイッチ39の操作釦39Cが押圧操作されると、固定
接点39A及び39Bが短絡され、基準信号Vsが制御
信号S5としてコネクタCN4の端子70に供給され、
第2の押釦操作直切り替えスイッチ40の操作釦40C
が押圧操作されると、固定接点40A及び40Bが短絡
され、基準信号Vsが制御信号S6としてコネクタCN
4の端子71に供給されそして第3の押釦操作直切り替
えスイッチ41の操作釦41Cが押圧操作されると、固
定接点41A及び41Bが短絡され、基準信号Vsが制
御信号S7としてコネクタCN4の端子72に供給され
る。
【0109】一方制御部57側では、この制御信号S5
に応じて第1系統のR系電圧調整回路部58及びR系電
圧調整回路部62を制御し、ロアーホリゾントライト灯
具8、9、10及び11夫々に設置されている白熱電球
25R,26R及び27Rの明るさを100%に設定
し、この制御信号S6に応じてG系電圧調整回路部59
及びG系電圧調整回路部63を制御し、ロアーホリゾン
トライト灯具8、9、10及び11夫々に設置されてい
る白熱電球25G,26G及び27Gの明るさを100
%に設定しそしてこの制御信号S7に応じてB系電圧調
整回路部60及びB系電圧調整回路部64を制御し、ロ
アーホリゾントライト灯具8、9、10及び11夫々に
設置されている白熱電球25G,26G及び27Gの明
るさを100%に設定する。
【0110】したがってこの例によれば、操作釦39
C、操作釦40C、操作釦41Cから選択して操作する
ことにより、赤色、緑色あるいは青色からなる100%
の明るさで画像パネル面2Aの夫々が照明されるように
することができ、これら操作釦のうちの2以上を組み合
わせて操作することにより、この組み合わせに応じた加
法混色による色調でこの画像パネル面2Aの夫々が10
0%の明るさで照明されるようにすることができる。
【0111】よってこの例によれば。一例として葬儀の
終了後において、この画像パネル面2Aの夫々を赤色、
緑色あるいは青色の色調あるいはこれら3色のうちから
2色以上の組み合わせた色調かつ100%の明るさで照
明したいとの要求に速やかに答えることができる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の葬祭用オーロライメージの表示装置によれば、葬
祭会場に相応しい厳粛な雰囲気を効果的に演出すること
ができる。
【0113】また本発明の請求項2、3、4及び5夫々
に記載の葬祭用オーロライメージの表示装置によれば、
葬祭会場に更に相応しい厳粛な雰囲気を効果的に演出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーロライメージの表示装置の一
実施例を示した立体斜視図である。
【図2】本発明による第1の光源部の構成の一例を示し
た線図である。
【図3】本発明による第2の光源部の構成の一例を示し
た線図である。
【図4】本発明によるロアーホリゾントライト部の一例
を示した線図である。
【図5】本発明による操作盤の一例を示した線図であ
る。
【図6】本発明による調光器の構成の一例をを示したブ
ロック図である。
【図7】本発明によるロアーホリゾントライト部の回路
の一例を示した線図である。
【符号の説明】
1………オーロライメージの表示装置、2………画像パ
ネル部、2A………画像パネル面、12………第1の光
源部、8,9,10,11……ロアーホリゾントライト
灯具、13C,D,E,F………光パターン、14……
…オーロライメージパターン(オーロライメージ)、2
0………第2の光源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 121:00 F21Y 101:00 F21Y 101:00 F21P 3/00 Z Fターム(参考) 3K060 AA03 AA06 BA00 BB00 BB01 BB06 BC04 BD05 BD06 BD10 EA01 5C096 AA11 AA24 AA25 BA03 BA05 BC04 BC11 BC13 BC15 CA02 CA13 CA14 CA18 CA29 CA32 CB01 CB10 CC09 CG02 CH02 CH04 CJ12 DB06 DB11 DB18 DC02 DC05 DC07 FA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のオーロラパターンが描き出されて
    いる画像面部を照射する光源部及び当該光源部の前面側
    を横断する状態で回転する光学的エフェクト部とよりな
    る投光手段と、 前記光学的エフェクト部に設けられ、前記光源部により
    照射される部分を覆う遮光手段と、 を備え、 前記遮光部に対して所定の光通過パターンを有する複数
    の光透過部を、前記光学的エフェクト部の回転方向に沿
    って分散させた状態で形成したことを特徴とする葬祭用
    オーロライメージの表示装置。
  2. 【請求項2】 所定のオーロラパターンが描き出されて
    いる画像面部を照射する光源部及び当該光源部の前面側
    を横断して回転する光学的エフェクト部よりなる投光手
    段と、 前記光学的エフェクト部に設けられ前記光源部により照
    射される部分を覆う遮光部と、 を備え、 当該遮光部に対して、所定の光透過パターンを有する複
    数の光透過部を前記光学的エフェクト部の回転方向及び
    当該回転方向に対して交差する方向の2次元方向に分散
    させた状態で配列したことを特徴とする葬祭用オーロラ
    イメージの表示装置。
  3. 【請求項3】 所定のオーロラパターンが描き出されて
    いる画像面部を照射する光源部及び当該光源部の前面側
    を横断して回転する光学的エフェクト部とよりなる投光
    手段と、 前記光学的エフェクト部の前記光源部により照射される
    部分を覆う遮光部と、 を備え、 当該遮光部に対して、少なくともその一部が互いに形状
    を異にした光透過パターンを有する複数の光透過部を前
    記光学的エフェクト部の回転方向及び当該回転方向に対
    して交差する方向の2次元方向に分散させた状態で配列
    したことを特徴とする葬祭用オーロライメージの表示装
    置。
  4. 【請求項4】 所定のオーロラパターンが描き出されて
    いる画像面部を照射する光源部及び当該光源部の前面側
    を横断する状態で回転する光学的エフェクト部とよりな
    る投光手段と、 前記光学的エフェクト部の前記光源部により照射される
    部分を覆う遮光部と、 を備え、 当該遮光部に対して、所定の光通過パターンを有する複
    数の光透過部を前記光学的エフェクト部の回転方向及び
    当該回転方向に対して交差する方向の2次元方向に分散
    させた状態で配列した部分と、前記複数の光透過部分が
    配列されていない部分とを設けたことを特徴とする葬祭
    用オーロライメージの表示装置。
  5. 【請求項5】 所定のオーロラパターンが描き出されて
    いる画像面部を照射する光源部及び当該光源部の前面側
    を横断する状態で回転する光学的エフェクト部とよりな
    る投光手段と、 前記光学的エフェクト部の前記光源部により照射される
    部分を覆う遮光部と、 を備え、 当該遮光部に対して、所定の透過光パターンを有する複
    数の光透過部を前記光学的エフェクト部の回転方向及び
    当該回転方向に対して交差する方向の2次元方向に分散
    させた状態に配列するとともに、前記2次元方向に分散
    させた複数の光透過部の分散状態を、前記光学的エフェ
    クト部の回転方向において異ならしめるようにしたこと
    を特徴とする葬祭用オーロライメージの表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130341A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd ホリゾントライト
JP2010049868A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Nikken Sekkei Ltd 揺らぎ光生成装置
CN109270780A (zh) * 2018-12-03 2019-01-25 苏州博思光学有限公司 极光效果投影装置及其控制方法

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