JP2002222279A - 通信ネットワークによる贈答品受注・配送の処理方法及びその通信システム並びにプログラム記憶媒体 - Google Patents

通信ネットワークによる贈答品受注・配送の処理方法及びその通信システム並びにプログラム記憶媒体

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JP2002222279A
JP2002222279A JP2001020063A JP2001020063A JP2002222279A JP 2002222279 A JP2002222279 A JP 2002222279A JP 2001020063 A JP2001020063 A JP 2001020063A JP 2001020063 A JP2001020063 A JP 2001020063A JP 2002222279 A JP2002222279 A JP 2002222279A
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建 森繁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冠婚葬祭、特に葬儀の香典返し品の受注や配
送手続きの処理を効率良く確実に行う。 【解決手段】 情報提供コンピュータ装置5から贈答品
の受注及び配送手続に関する発生情報(葬儀情報)を、
事務代行処理通信システム4が通信ネットワークを通じ
て受け取り、かつ、発生情報を営業地区(又は営業担
当)ごとに区別して販売ファクシミリ装置6に転送す
る。営業担当者が発生情報に基づいた営業を客先(喪
主)を訪問して行い、その注文書を作成する。この注文
書情報における贈答品の受注及び配送手続のコンピュー
タ処理を商品提供コンピュータ装置8側及び事務代行処
理通信システム4側が区分けして行う。受注贈答品の商
品納入の手続を、代金決済後に商品提供コンピュータ装
置8側が配送コンピュータ装置8側(又は売場直引取)
に通信ネットワークを通じて行い、その納品を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を利用した冠婚葬祭などにおける贈答品の受注及び配送
手続きの処理に関し、特に葬儀の香典返し品の受注や配
送手続き処理を行う通信ネットワークによる贈答品受注
・配送の処理方法及びその通信システム並びにプログラ
ム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人の付き合いとして贈答品の受渡
しが行われている。例えば、人の四つの重大な礼式とさ
れる冠婚葬祭では、長い期間の慣習に基づいた儀式など
における付き合い方ある。葬儀では、通夜、告別式など
におけるそれぞれの遺族側、参加者での対処方法(付き
合い方)がある。葬儀後は、香典返しと挨拶状などの送
付があり、また、仏式における法要、神式での霊祭がと
り行われる。さらには年賀欠礼の書面での連絡などが行
われる。これらは、慣習に基づいた付き合い方があり、
これを間違えると礼を失した付き合い方となる。
【0003】香典返しは、仏式における忌明け(四十九
日や三十五日)の法要を営む際に、葬儀で世話になった
人や、香華をうけたまわった人、会葬に参加した人など
に対する挨拶である。この挨拶としては、挨拶状ととも
に香典返し品を送るのが習慣となっている。香典返し品
は、家庭で使用する物が多い。例えば、デパートなどの
販売品から選ばれることが多い。
【0004】この香典返し品には、白の奉書に黒白の水
引で結び、その下に品物の数及び、その左側に喪主の氏
名をしたためる例がある。挨拶状は、一般的に戒名など
を記入するのみで済む市販の書状を使用することが多
い。なお、この後も年賀欠礼の書状の送付なども行われ
る。
【0005】このような香典返し品の選択や、その送付
は日常性がなく、比較的処理が不慣れ、かつ、内容が複
雑なため、デパートや葬儀店に任せる場合が多い。デパ
ートや葬儀店では、香典返し品の受注や配送手続き処理
を多大な人手とともに、部分的な処理をコンピュータな
どで行っているのが実状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
では、デパート、葬儀店では、冠婚葬祭などに関する受
注や配送手続き処理を、部分的にコンピュータで実施し
ているが、多数の人手による手作業が多いため、その処
理が極めて不効率であった。また、この手作業を総合的
にコンピュータ化することも考えられるが、そのノウハ
ウの蓄積に長期間を要するものである。換言すれば、香
典返し品の受注や配送手続きの総合的な処理のコンピュ
ータ化は、多大な経験と開発に時間を要するものであ
り、現実的には、その確立が極めて困難であった。
【0007】このような葬儀と同様に、慣習に基づいた
結婚に関する結納や出産などにかかる贈答品の受注や配
送手続きも、その処理が面倒であった。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、通信ネットワークを使用し
た冠婚葬祭などにおける贈答品受注や配送手続き処理、
特に葬儀の香典返し品の受注や配送手続きの複雑かつ不
慣れな処理を効率良く確実に行うことが出来る、通信ネ
ットワークによる贈答品受注・配送の処理方法及びその
通信システム並びにプログラム記憶媒体の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の通信ネットワークによる贈答品受注・配送
の処理方法は、贈答品の受注及び配送手続きに関する発
生情報を情報提供者が通信ネットワークを通じて転送す
る段階と、情報提供者からの発生情報を事務代行処理者
が通信ネットワークを通じて受け取り、かつ、発生情報
を営業地区又は営業担当ごとに区別して贈答品提供者側
の営業担当者に通信ネットワークを通じて転送する段階
と、営業担当者が発生情報に基づいた営業を通信ネット
ワークによって展開して注文書情報を作成する段階と、
注文書情報による贈答品の受注及び配送手続のコンピュ
ータ処理を贈答品提供者側及び事務代行処理者が区分け
して実行する段階と、注文書情報に基づいた受注贈答品
を含む商品納入の手続きを、代金決済後に贈答品提供者
側が通信ネットワークを通じて実行する段階とを有する
ことを特徴としている。
【0010】本発明の方法は、前記贈答品提供者の営業
担当者における通信ネットワークを通じた営業の展開
が、営業担当者が訪問時に提供する通信ネットワークを
通じた通信装置における商品表示であることを特徴とし
ている。
【0011】本発明の方法は、前記代金決済を、贈答品
提供者側と購入側とが通信ネットワークにおけるネット
銀行を通じて実行することを特徴としている。
【0012】本発明の方法は、前記商品納入の手続を、
贈答品提供者側が通信ネットワークを通じて配送部門に
行うことを特徴としている。
【0013】本発明の方法は、前記贈答品提供者側の贈
答品の受注及び配送手続のコンピュータ処理として、商
品手配事務処理、挨拶状印刷手配、売上処理、入金処
理、商品配送処理を含む処理を行うことを特徴としてい
る。
【0014】本発明の方法は、前記事務代行処理者の贈
答品の受注及び配送手続のコンピュータ処理として、日
次、月次、年次を含む報告書作成、伝票作成、案内状、
宛て先票、データ照合を含む処理を実行することを特徴
としている。
【0015】本発明の方法は、前記事務代行処理者の贈
答品の受注及び配送手続のコンピュータ処理の一部又は
全部が通信ネットワークを通じた外部委託によって処理
されることを特徴としている。
【0016】本発明の方法は、前記贈答品の受注及び配
送手続き処理が、冠婚葬祭における処理であることを特
徴としている。
【0017】本発明の方法は、前記冠婚葬祭における処
理が、香典返し品の受注及び配送手続きとともに、欠礼
ハガキ印刷作成及び複数種の情報加工を含む処理である
ことを特徴としている。
【0018】本発明の贈答品受注・配送通信システム
は、通信ネットワークによる贈答品の受注及び配送手続
きの処理を実行するものであり、贈答品の受注及び配送
手続きに関する発生情報を通信ネットワークによって転
送する情報提供通信手段と、情報提供通信手段から贈答
品の受注及び配送手続きに関する発生情報を通信ネット
ワークによって受け取り、かつ、営業地区又は営業担当
ごとに区別して転送するとともに、注文書情報による贈
答品の受注及び配送手続にかかるコンピュータ処理を実
行する事務代行処理通信手段と、事務代行処理通信手段
からの発生情報に基づいた営業を、通信ネットワークを
通じて展開して注文書情報を作成・転送するための販売
通信手段と、注文書情報による贈答品の受注及び配送手
続にかかるコンピュータ処理を事務代行処理通信手段側
と区分けして実行し、かつ、注文書情報に基づいた受注
贈答品を含む商品納入の手続きを、代金決済後に通信ネ
ットワークを通じて行うための商品提供通信手段とを備
えることを特徴としている。
【0019】本発明のシステムは、前記販売通信手段に
よる通信ネットワークを通じた営業の展開が、TCP/
IP環境下の携帯電話機での商品提示画面表示を含むこ
とを特徴としている。
【0020】本発明のシステムは、前記代金決済を実行
するためのネット銀行通信システムを通信ネットワーク
に、さらに備えることを特徴としている。
【0021】本発明のシステムは、前記受注贈答品を含
む商品納入の手続きを通信ネットワークを通じて実行す
るための配送部門に設置される配送通信手段を、さらに
備えることを特徴としている。
【0022】本発明のシステムは、前記贈答品の受注及
び配送手続処理が、冠婚葬祭に関連する処理であること
を特徴としている。
【0023】本発明のシステムは、前記販売通信手段
が、画像伝送を行うファクシミリ装置又はデータ通信を
行う通信装置であることを特徴としている。
【0024】本発明のシステムは、前記通信ネットワー
クが、TCP/IPネットワーク、デジタル固定通信ネ
ットワーク、デジタル移動通信ネットワークを回線接続
する構成であることを特徴とする特徴としている。
【0025】本発明のプログラム記憶媒体は、贈答品の
受注及び配送手続きに関する発生情報を通信ネットワー
クによって転送する処理と、贈答品の受注及び配送手続
きに関する発生情報を通信ネットワークによって受け取
り、営業地区又は営業担当ごとに区別して転送し、か
つ、注文書情報による贈答品の受注及び配送手続のコン
ピュータ処理を行う処理と、発生情報に基づいた営業を
通信ネットワークによって展開して注文書情報を作成・
転送する処理と、注文書情報による贈答品の受注及び配
送手続のコンピュータ処理を事務代行処理側と区分けし
て行い、かつ、注文書情報に基づいた受注贈答品を含む
商品納入の手続きを、代金決済後に通信ネットワークを
通じて行う処理との制御を実質的なコンピュータが実行
するためのプログラムを格納したことを特徴としてい
る。
【0026】本発明のプログラム記憶媒体は、(a)前
記通信ネットワークを通じた営業の展開をTCP/IP
環境下の携帯電話機で提供商品を画面表示して行う処理
と、(b)代金決済をネット銀行によって行う処理と、
(c)受注贈答品を含む商品納入の手続きを通信ネット
ワークによって配送部門に指示する処理と、(d)発生
情報を画像伝送し、又はデータ通信で転送する処理との
少なくとも一つの処理の制御を実質的なコンピュータが
実行するためのプログラムを格納したことを特徴として
いる。
【0027】このような本発明では、通信ネットワーク
を活用して、冠婚葬祭などにおける贈答品受注や配送手
続きの処理、特に葬儀の香典返し品の受注や配送手続き
を処理している。
【0028】この場合、不慣れ、かつ、複雑な処理であ
る贈答品受注や配送手続きの処理、特に葬儀の香典返し
品の受注や配送手続き、及び年賀欠礼などの事務処理と
ともに、各種日次、月次、年次のバッチ処理を効率良く
確実に行うことが出来る。
【0029】また、本発明では、通信ネットワークとし
て、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Int
ernet Protocol) 環境下のコンピュータ双方向通信(イ
ンターネット)、及びITU−T/G3規格などのファ
クシミリ通信とともに、Z/Y−MODEMなどのコン
ピュータ対コンピュータ通信による構成である。
【0030】したがって、複雑な処理である贈答品受注
や配送手続きの処理、特に葬儀の香典返し品の受注や配
送手続き処理の自由度が向上する。すなわち、現状の通
信装置を活用できるとともに、新たな通信ネットワーク
の使用などの自由度が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信ネットワーク
による贈答品受注・配送の処理方法及びその通信システ
ム並びにプログラム記憶媒体の実施形態を図面参照して
詳細に説明する。図1は本発明の実施形態における通信
ネットワーク構成を示すブロック図である。図1におい
て、この実施形態は、不慣れ、かつ、複雑な処理である
葬儀の香典返し品の受注や配送手続(年賀欠礼などの事
務処理、各種日次、月次、年次のバッチ処理を含む。こ
れらを適宜、葬儀業務と表記する)を行うものである。
図1は、そのためのTCP/IP通信ネットワーク(特
に、インターネット)及びITU−T/G3規格のファ
クシミリ通信、Z/Y−MODEMなどのコンピュータ
対コンピュータ通信の構成(適宜、通信ネットワークと
総称する)を示している。
【0032】図1に示す通信ネットワークは、ISDN
(Integrated Services Digital Network) のデジタル固
定通信網1a,1bとともに、このデジタル固定通信網
1a,1bに、通信プロトコル変換を行う図示しないゲ
ートウェイ装置で接続されたデジタル移動通信網2を有
している。
【0033】デジタル移動通信網2は、例えば、PDC
(Personal Digital Cellular Telecommunication Syste
m)方式、PHS(Personal Handyphone System)方式であ
り、セル基地局2aを有している。このセル基地局2a
には、多数の携帯電話機3や図示しないモデムを搭載し
た携帯情報端末や携帯型のパソコン(モバイルPC)な
どが無線区間(エアインターフェース)で収容されてい
る。この携帯電話機3や携帯型パソコンは、インターネ
ットサーフィンが可能なウェブブラウザを搭載し、以降
で説明するように香典返しなどの商品の在庫確認や営業
先からの連絡及び提供商品をインターネットで取り込ん
で画面表示するために営業担当が使用するものである。
【0034】また、デジタル固定通信網1には、以降で
詳細に説明する「本実施形態の通信ネットワークによる
葬儀業務」を処理する事務代行処理者(例えば、事務処
理代行会社)が使用する事務代行処理通信システム4
(請求項における事務代行処理通信手段に対応する)が
接続されている。この事務代行処理通信システム4は、
ホストコンピュータによって前記したインターネット及
びG3規格ファクシミリ通信、コンピュータ対コンピュ
ータ通信を実行するものである。
【0035】また、図1に示す通信ネットワークは、冠
婚葬祭に関する情報を提供(ここでは葬儀の情報)する
情報提供者(例えば、全国ネットの葬儀開催の情報を収
集している会社)が使用する情報提供コンピュータ装置
5(請求項における情報提供通信手段に対応する)と、
葬儀における香典返し品の販売を行うギフト提供者(例
えば、デパート)の営業担当(社員や委託の歩合制営業
員)が使用する販売ファクシミリ装置6(請求項におけ
る販売通信手段に対応する)を有している。
【0036】さらに、図1に示す通信ネットワークに
は、事務代行処理者からのインターネットによる委託事
務を処理する外注処理者(例えば、在宅作業者)が使用
する外注コンピュータ装置7と、ギフト提供者における
ギフト商品担当が使用し、事務代行処理通信システム4
と専用回線で接続された商品提供コンピュータ装置8
(請求項における商品提供通信手段に対応する)と、ギ
フト提供者における配送センタに設置され、事務代行処
理通信システム4とISDN回線(コンピュータ対コン
ピュータ)で接続された配送コンピュータ装置9(請求
項における配送通信手段に対応する)とを有している。
【0037】さらに、図1に示す通信ネットワークに
は、葬儀開催者(喪主)が香典返し品(購入商品)の代
金などをクレジットカード、デビットカード、電子マネ
ー(e-cache/digital-cache) で決済するためのネット銀
行通信システム10を有している。ここで、ネット銀行
とは、Web サイト上で、預金の残高照会、入出金照会、
口座振り込み、振り替えなどのサービスを提供する銀行
のことである。
【0038】なお、デジタル固定通信網1とデジタル移
動通信網2との間には、例えば、ギフト提供者が提供す
る商品カタログ(コンテンツ)を、携帯電話機3の小型
表示画面に適合するように、専用HTMLタグに編集し
直すための編集サーバや、インターネットサービスプロ
バイダ(ISP:Internet Service Provider) が配置さ
れるが、その図示を省略した。
【0039】また、葬儀開催者(喪主)がネット銀行通
信システム10との間で、代金決済を行うためのコンピ
ュータ装置についても、その図示を省略した。
【0040】デジタル固定通信網1a,1bは、その構
成及び伝送方式が既知の、ISDNなどを用いたIP網
であり、パケット交換局などを回線網に設置した網構成
である。また、デジタル移動通信網2は、例えば、AR
IB−27/28規格(PDC方式/PHS方式)を適
用し、かつ、セル基地局2aを図示しない移動通信制御
局(MCC)が収容する既知の移動回線網である。
【0041】図1中の事務代行処理通信システム4及び
ネット銀行通信システム10は、ホストコンピュータに
よって制御されるUNIX(登録商標)ワークステーシ
ョンやイーサネット(登録商標)などのローカルエリア
ネットワーク(LAN)によって構築されるのが一般的
である。このLANシステムには、ISDN(デジタル
固定通信網1)に接続するための図示しない接続装置
(例えば、デジタル終端接続装置(DSU)や、侵入防
止用のファイアウォールアプリケーションを実装した、
図示しないルータなど)を備えている。
【0042】また、このLANには、汎用コンピュー
タ、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ機などを備えて
いる。ホストコンピュータには、「本実施形態の通信ネ
ットワークによる葬儀業務」を実行するためのプログラ
ムをCD−ROMからダウンロードしてインストールす
るための図示しないドライブ装置を備えている。
【0043】なお、このLANには、リレーショナル型
などのデータベースエンジンでのトラッキングを実行す
るデータベース装置、FTP(File Transfer Protocol)
ファイル転送用のFTPサーバ、暗号化通信プロトコル
(SSL:Secure Sockets Layer)用のSSLサーバ、R
PC(Remote Procedure Call遠隔呼び出し)シーケンス
などで実行するためのLANサーバが設けられる。ま
た、必要に応じて分散名前管理システム(DNS:Domai
n Name System)用のDNSサーバ、及びファクシミリ
(Fax)サーバなども設けられる。
【0044】図1中の外注コンピュータ装置7、商品提
供コンピュータ装置8、配送コンピュータ装置9は、タ
ワー型卓上パーソナルコンピュータやノート型パーソナ
ルコンピュータとして、その構成は既知である。例え
ば、接続装置、マイクロコンピュータ、フラッシュメモ
リ、情報記録媒体用ドライブ装置、モニタ装置、入力操
作装置、ハードディスク装置などを備えた構成が周知で
ある。
【0045】図1中の携帯電話機3は、PDC方式、P
HS方式としてその構成は既知である。例えば、周波数
切替シンセサイザ、受信電界強度(RSSI)検出部を
備えた無線送受信部、変調・復調部、時分割多重化部、
コーディック(符号化・復号化)部、マイクロプロセッ
サ(MPU)、外部インターフェース(I/F)部、メ
モリ、キーパッド及び着信表示発光ダイオードや液晶デ
ィスプレイなどの表示部及び送話用マイクロホンと受話
用スピーカなどを備えた構成が周知である。
【0046】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、図1のハードウェア構成におけるデジタル固
定通信網1及びデジタル移動通信網2の伝送形態につい
て説明する。図1に示すデジタル固定通信網1a,1b
と各装置との間では、例えば、伝送速度64,384k
bit/s,1.5Mbit/sによるIPパケットを
伝送している。伝送速度64kbitでは、2B+D
(情報チャネル32kbps×2、制御チャネル16k
bps)伝送を、例えば、ITU−T勧告によるパケッ
ト交換手順X.31(I.430/I.431,Q.9
21/Q.931,X.25プロトコル)で実行する。
【0047】なお、他の高速伝送方式(例えば、ADS
L/非対象デジタル伝送)を適用しても良く、また、高
速通信ネットワーク(例えば、ギガビット高速データ通
信ネットワーク)を採用しても良い。
【0048】また、図1の各装置は、インターネット通
信として周知のTCP/IPによる通信接続処理、HT
ML(Hyper Text Markup Language)による言語処理機能
(文章、音声、データ圧縮によるJPEG静止画又はM
PEG動画処理)、及びHTTP(Hyper Text Transpor
t Protocol) によるハイパーリンク機能による転送・双
方向通信、FTPによるファイル転送、及びCGI(Com
mon Gateway Interface)による外部アプリケーションを
それぞれに実行する。このための電子メール通信やイン
ターネットサーフィンを行うウェブブラウザ(アプリケ
ーション) を各装置が搭載している。
【0049】なお、データベース装置におけるデータベ
ースエンジンで読み出されるデータは、例えば、XML
(Extensible Markup Language)によりCDF(プッシュ
型情報配信のフォーマット)やプッシュプル型情報配信
のフォーマットによって発信するデータを生成し、ま
た、SQL(Structured Query Language) によってリレ
ーショナルデータベース処理を実行している。さらに、
ASP(Active Server Pages) を通じて動的なホームペ
ージを作成している。
【0050】さらに、図1に図示しないギフト提供者が
提供する商品カタログ(コンテンツ)の写真やイラスト
をデータ処理するための、ビットマップ画像ファイルを
保存する、例えば、TIFF(Tagged Image File Forma
t)とともに、機種や使用フォントに関わらず作成時のイ
メージを保った変換が可能な、例えば、PDF(Portabl
e Document Format)ファイルによって高微細画像データ
を生成かつ処理している。
【0051】このような各装置は、TCP/IPリンク
によって、周知のIPパケットによるファイル転送を双
方向通信で行っている。このインターネット上での転送
処理は、HTTPにおけるオブジェクト指示(クリック
/マウスなどの座標入力装置によるラジオボタン、アン
カー、プッシュボタン等への指示)によって実行する。
この場合、ファイルフォーマットにTCPコネクション
の開放の伝送終了記述文字(FIN)や伝送肯定応答文
字(ACK)などを格納し、その識別によってファイル
転送を実行する。
【0052】また、専用回線の通信では、TCP/IP
によるイントラネットや、既知のZ/Y−MODEMに
よるコンピュータ対コンピュータ通信を実行する。
【0053】図1に示す小型コンピュータ、LANシス
テムでは、CPU(ウェブサーバのCPUも含む)が実
行する通信プロトコルやプログラムによって、「本実施
形態の通信ネットワークによる葬儀業務」を実行する。
この通信プロトコルやプログラムは、前記した汎用の通
信プロトコルやプログラムとともに、専用の通信プロト
コルやプログラムを各装置に組み合わせて実装する。
【0054】さらに、図1に示すデジタル移動通信網2
及び携帯電話機3は、ARIB−27/28規格による
TDMA方式、又はTDMA/TDD伝送方式による通
信を行う。この通信では、1タイムスロット/伝送速度
32kb/sや2タイムスロット/伝送速度32kb/
s×2(64kb/s)による音声通話及びデータ通信
を行う。セル基地局2aのサービスエリア内に携帯電話
機3が移動すると、制御チャネル(CCH)をスキャン
してモニタし、最大受信電界強度の制御チャネルを補足
する。この位置登録後は、周知の発呼(発信)又は着呼
(着信)に対する通信シーケンスが実行される。以上が
図1の各部の基本的な動作である。
【0055】次に、本実施形態の通信ネットワークによ
る葬儀業務について説明する。図2は本実施形態の通信
ネットワークによる葬儀業務の全体流れを示す図であ
る。図2を参照すると、情報提供者(情報提供コンピュ
ータ装置5)からの葬儀の開催に関する情報が、デジタ
ル固定通信網1a,1b、デジタル移動通信網2(以
下、通信網と称する)を通じて、事務代行処理者(事務
代行処理通信システム4)に転送される。事務代行処理
者側では、この葬儀情報を、ファクシミリ電文としてギ
フト提供者の営業担当(販売ファクシミリ装置6)に送
信する。
【0056】ギフト提供者の営業担当は、葬儀情報を受
け取って、その客先(喪主)を訪問し、香典返し品や欠
礼ハガキなどに関する商談・検討を行い、その決定・申
込みを受ける。この営業は、例えば、地区ごとに配置さ
れた委託営業担当者が行っても良い。この決定・申込み
に対して、営業担当者が受注、注文書を整理作成した
後、ギフト提供者側が注文書提出を処理する。この受付
がギフト提供者側を経て事務代行処理者側でも行われ
る。
【0057】この受付を行ったギフト提供者側では、注
文書に基づいた商品が手配され、代金決済用のカード申
請、返礼商品に添付する挨拶状の印刷手配が行われる。
また、受付を行った事務代行処理者側では、事務代行処
理通信システム4から通信網を通じて外注処理者(外注
コンピュータ装置7)に、以降で説明する事務処理を委
託する。この外注処理者の利用は生産性を向上させる為
であり、例えば、90%を外注処理とし、残り10%を
内部で処理する。したがって、委託の事務処理は、事務
代行処理者側の内部処理となることもある。
【0058】この外注処理者側からの処理データを事務
代行処理者側が通信網を通じて取り込んで、その照合を
行い、さらに、以降で説明する各種の伝票を作成して、
ギフト提供者側に納入する。ギフト提供者側は、各種の
伝票を注文書などと照合・引き合いを行う。この後、客
先(喪主)に連絡し、客先(喪主)が決済処理者(ネッ
ト銀行通信システム10)を通じて代金決済を行い、そ
の売上計上(レジ登録)を処理する。
【0059】この代金入金が、事務代行処理者側に通信
網を通じて連絡される。事務代行処理者側は、その売上
を計上し、日次管理帳票を作成し、その帳票をギフト提
供者側に納入する。そして、この帳票を受け取ったギフ
ト提供者側は、その代金入金後に、配送伝票や売上伝票
を配送センターや売場に転送して、客先(喪主)が、そ
の商品を受け取る。又は、商品が宅配便や郵便などで配
達先の客先に届けられる。この後は、事務代行処理者側
が、以降の図7をもって説明する日次、月次(年次)の
集計処理(バッチ処理)を実行する。
【0060】次に、図2の葬儀業務の全体流れにおける
要部について説明する。図3は図2における葬儀情報の
入手を説明するための図である。図3を参照すると、葬
儀情報は、図2をもって説明したように、例えば、全国
ネットの葬儀開催の情報を収集している情報会社などの
情報提供者(情報提供コンピュータ装置5)からの通信
網を通じて、事務代行処理者(事務代行処理通信システ
ム4)に転送される。
【0061】図4は図2における葬儀情報の配信を説明
するための図であり、図5は葬儀の情報送受信・送信の
処理手順及び内容を示す流れ図である。図4を参照する
と、事務代行処理者(事務代行処理通信システム4)が
受け取った葬儀開催に関する情報が、通信網を通じて、
ファクシミリ電文としてギフト提供者側における営業担
当(販売ファクシミリ装置6)に送信される。
【0062】図5を参照すると、事務代行処理者(事務
代行処理通信システム4)が、情報を受信する。この情
報内容は、営業担当のテリトリー地区(例えば、東京)
における、その情報番号、葬儀日、住所、氏名…等であ
る。この情報量は、例えば、約5,000〜6,000
件/月(約200〜250件/日)である。この情報内
容の送信ファイルが作成される。
【0063】この送信ファイルが前記した通信網を通じ
て、ファクシミリ電文としてギフト提供者の営業担当
(販売ファクシミリ装置6)に送信される。この情報送
信票を受け取るのは、営業担当者(又は営業地区)ごと
の、例えば、70箇所である。事務代行処理者側では、
送信した情報送信票(送稿件数日計累計出力(ハードコ
ピー))を作成する。すなわち、客先(喪主)を担当す
る営業担当者の地区ごとに集計した送付実績一覧表を作
成する。
【0064】図6は図2における注文書の受付・配信を
説明するための図である。図6を参照すると、ギフト提
供者側からの注文書を受け取った事務代行処理者側は、
通信網を通じて外注処理者(外注コンピュータ装置7)
に注文書を配信する。この配信では、ギフト提供者側に
所属する営業担当ごとに振り分けた注文書・名簿をスキ
ャナで読み取り、外注処理者にインターネットで配信す
る。外注処理者側では、外注コンピュータ装置7を通じ
て以降で説明するエラーチェックなどの点検処理を行
う。注文書の配信は情報送信票(送稿件数日計累計出力
(ハードコピー))を宅配便で送付する場合もある。こ
れは例えば、特に注文書が多量の場合やスキャンした画
像の状態により必要となる。
【0065】図7は処理データの取り込みと帳票の出力
・照合集計・発行を説明するための図である。図7に示
す事務代行処理者側でのデータの取り込みと帳票の出力
・照合集計・発行では、日次、月次(年次)の集計を処
理(バッチ処理)して、事務代行処理者側で保管し、か
つ、ギフト提供者側に納入する。また、年賀欠礼ハガキ
及び各種の宛て名印刷を行い、ギフト提供者側を通じて
客先(又は、直接客先に)に納入する。
【0066】図8は図2中の注文書処理の詳細な処理手
順を示す流れ図であり、図9は図8に続く注文書処理の
詳細な処理手順を示す流れ図である。図8及び図9にお
いて、注文書処理が行われる(詳細内容は図8、図9の
説明を参照)。まず、注文書(商品手配書、届け先名
簿)を事務代行処理者側が、ギフト提供者側から受け取
る。事務代行処理者側は、その事務代行処理通信システ
ム4に顧客(客先/喪主)マスター(データベース装
置)の登録を行う。さらに顧客別商品マスターの登録を
行う。
【0067】この後、読み込み名簿を外注処理者(外注
コンピュータ装置7)に送信し、外注処理者が、ファイ
ルを読み込んで、名簿印刷及び入力からデータ修正の一
連の処理を実行して事務代行処理者側に送信する。事務
代行処理者側ではデータ取り込み時にエラーが発生した
場合、修正エラーデータを入力する。さらに、チェック
リストなどを出力し外注処理者の入力にエラーがないか
を再チェックし、データ修正を行う。
【0068】さらに、データが確定した後、各種の印刷
出力を行う。この印刷出力は、書類袋表示ラベル、届け
伝票、贈答品届け票、明細票、様札、宛て名ラベル、年
賀欠礼ハガキ等の印刷である。また、宛名データを集計
して、その印刷出力も行う。各種伝票をギフト提供者に
納入後、ギフト提供者の照合,引き合い,レジ登録を経
て売上を確定する。
【0069】また、日次に関するバッチ処理では営業担
当者別売上表、登録入金残高表の作成とともに印刷出力
が行われ、かつ、日次のデータ更新が実行される。さら
に、月次の処理(バッチ処理)では、営業担当者別売上
表、登録入金残高表、諸経費入力と営業担当者手数料明
細/合計書、カタログ商品別売レポート、プライスライ
ン別売上表、各店(例えば、デパート支店)・営業部別
売上レポート、届け手数料戻入金レポート、グループ別
商品売上レポート、ページごとカタログ別商品売上レポ
ート、事務代行処理者手数料明細・合計書の作成ととも
に印刷出力が行われる。さらに、これらの月次処理の更
新(例えば、月末)が行われる。
【0070】月次の12カ月分の合計が年次資料となる
が、必要に応じて、長期間における検討資料としての年
次資料の作成とともに、その印刷出力が行われる。
【0071】以下、処理の具体的な内容を出力帳票(バ
ッチ/日次・月次(年次)、伝票など)を参照して説明
する。図10は葬儀情報受信・送信処理の具体的な内容
を説明するための図であり、図11は図10に続く葬儀
情報受信・送信処理の具体的な内容を説明するための図
である。図10及び図11を参照すると、葬儀情報受信
・送信処理(図2参照)の具体的な内容では、まず、情
報提供者(情報提供コンピュータ装置5)から事務代行
処理者(事務代行処理通信システム4)への葬儀情報
「D1」には、番号とともに葬儀日、住所、氏名、電
話、性別、年齢などが記載されている。事務代行処理者
側では、葬儀情報D1を基に送信ファイルの作成「D
2」を行う。この送信ファイル「D2」は、営業担当の
担当地区(テリトリー)を参考に営業担当者ごとに集計
される。
【0072】さらに、送稿件数日計累計表「D3」を出
力し、ファクシミリ(FAX)マスターに登録された送
信先に情報送信票「D4」が、ギフト提供者の営業担当
(販売ファクシミリ装置6)にファクシミリ送信され
る。ギフト提供者の営業担当は、担当地区に対する葬儀
情報「D4」(葬儀日、住所、氏名、電話、性別、年
齢)に基づいて、その訪問営業を行うことになる。
【0073】図12は注文書処理の具体的な内容を説明
するための図であり、図13は図12に続く注文書処理
の具体的な内容を説明するための図である。図12を参
照すると、この注文書の処理(図2参照)では、ギフト
提供者の営業担当が、客先(喪主)との商談・検討にお
ける商品受付によって商品手配書「D5」(注文書)及
び届け先名簿「D6」を作成する。
【0074】商品手配書「D5」には、依頼者の住所、
氏名、電話番号、カード番号とともに連続番号、品番、
クラス、品名、数量、単価、金額の情報が記載されてい
る。届け先名簿「D6」には、商品手配書「D5」に対
する届け先の住所、氏名、電話番号、商品の情報が記載
されている。商品手配書「D5」は顧客マスターに登録
され、かつ、顧客(客先)別商品マスターに登録され
る。さらに、商品手配書「D5」に基づいた、デパート
支店に対応する店舗マスターとともに、商品マスター、
営業担当ごとの手数料マスターが作成される。
【0075】図13を参照すると、届け先名簿「D6」
の内容がスキャナで読み取られ、その送信ファイル(届
け先名簿)が、通信網を通じて外注処理者に送信され
る。外注処理者は、送信ファイル(届け先名簿)を取り
込み印刷し、データを入力し修正して送信する。この後
は、名簿印刷、チェック用リスト出力などが行われる。
【0076】図14は注文書処理の具体的な内容を説明
するための図であり、図15は図14に続く注文書処理
の具体的な内容を説明するための図である。また、図1
6は図15に続く注文書処理の具体的な内容を説明する
ための図であり、図17は図16に続く注文書処理の具
体的な内容を説明するための図である。
【0077】図14を参照すると、この例は、社内処理
及び外注処理者のデータ取り込み処理である(詳細は図
14の記載内容参照)。社内処理では届け先名簿「D
6」に基づき社内入力処理を行う。外注処理者のデータ
取り込み処理では、外注処理者の送信したデータを取り
込むとデータエラーチエック表「D7」が作成される。
さらに、「D7」に基づき取り込みデータを修正入力
後、データ取り込みリスト「D8」を作成する。データ
エラーチエック「D7」には、入力日、顧客番号、送
料、商品、営業担当、用途、店舗などのエラー情報が記
載され、また、データ取り込みリスト「D8」には、入
力担当者(外注処理者)、顧客(喪主)名、注文、デー
タ件数などの外注処理者に係わる入力実績情報が記載さ
れている。データ取り込みリスト「D8」にエラーが発
生した場合、修正エラーデータの入力を行う。この後、
取り込みデータのコンバート処理が行われる。コンバー
トは顧客マスター及び顧客別商品マスターを参照して行
われる。
【0078】図15を参照すると、チェック用リスト
「D9」が作成される。チェック用リスト「D9」は、
届け先名簿「D6」との照合に用いられ、この比較照合
で修正後のチェック用リスト「D10」が作成される。
【0079】図16を参照すると、ここでは各種の印刷
物の具体的な内容を示している。書類袋表示ラベル「D
11」では、番号、営業担当者、店舗、依頼人、入金日
などの情報が記載されている。また、香典返しの届け伝
票「D12」には、商品の届け先の住所、商品、依頼人
(喪主)などの情報が記載されている。さらに、贈答品
届け票「D13」にも依頼人住所、届け先住所、商品、
数、金額、送料などの情報が記載されている。
【0080】図17を参照すると、ここでは図16に続
く各種の印刷物の具体的な内容を示している。まず、明
細表出力「D14」では、依頼人住所、営業担当、店
舗、商品、数、単価、金額の情報が記載されている。ま
た、様札出力「D15」では、その商品と氏名の情報が
記載されている。さらに、宛て名ラベル「D15」に
も、その住所と氏名の情報が記載されている。また、年
賀欠礼ハガキ「D17」の印刷も行われる。
【0081】なお、この実施形態では、葬儀をもって説
明したが、この葬儀以外の冠婚葬祭などにおける贈答品
の受注及び配送手続き、挨拶状などの作成、各種日次、
月次、年次のバッチ処理も、前記同様の処理で実施でき
るものであり、これらも本発明に含まれる。
【0082】また、この実施形態では、販売ファクシミ
リ装置6を用いて説明したが、同様に機能する汎用コン
ピュータにファクシミリアプリケーションソフトウェア
及びモデムを搭載した構成でも良い。
【0083】さらに、この実施形態では、デジタル固定
通信網1a,1bを用いて説明したが、アナログ電話ネ
ットワークPSTN(Public Switched Telephone Netw
ork)を用いても前記同様に、その通信処理が可能であ
る。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の通信ネットワークによる贈答品受注・配送の処理方法
及びその通信システム並びにプログラム記憶媒体によれ
ば、通信ネットワークを活用して、冠婚葬祭、特に葬儀
の香典返し品の受注や配送手続きを処理している。
【0085】この結果、不慣れ、かつ、複雑な処理であ
る贈答品受注や配送手続きの処理が効率良く確実に行う
ことが出来るという効果を奏する。
【0086】また、本発明によれば、通信ネットワーク
として、インターネット及びファクシミリ通信ととも
に、コンピュータ対コンピュータ通信による構成として
いる。
【0087】この結果、複雑な処理である贈答品受注や
配送手続きが、現状の通信装置を活用できるとともに、
新たな通信ネットワークの活用などの自由度が向上する
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における通信ネットワーク構
成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の通信ネットワークによる葬儀業務の
全体流れを示す図である。
【図3】実施形態にあって葬儀情報の入手を説明するた
めの図である。
【図4】実施形態にあって葬儀情報の配信を説明するた
めの図である。
【図5】実施形態における葬儀の情報送受信・送信の処
理手順及び内容を示す流れ図である。
【図6】実施形態にあって注文書の受付・配信を説明す
るための図である。
【図7】実施形態にあって処理データの取り込みと帳票
の出力・照合集計・発行を説明するための図である。
【図8】実施形態にあって注文書処理の詳細の処理手順
を示す流れ図である。
【図9】図8に続く注文書処理の詳細な処理手順を示す
流れ図である。
【図10】実施形態にあって葬儀情報受信・送信処理の
具体的な内容を説明するための図である。
【図11】図10に続く葬儀情報受信・送信処理の具体
的な内容を説明するための図である。
【図12】実施形態にあって注文書処理の具体的な内容
を説明するための図である。
【図13】図12に続く注文書処理の具体的な内容を説
明するための図である。
【図14】図13に続く注文書処理の具体的な内容を説
明するための図である。
【図15】図14に続く注文書処理の具体的な内容を説
明するための図である。
【図16】図15に続く注文書処理の具体的な内容を説
明するための図である。
【図17】図16に続く注文書処理の具体的な内容を説
明するための図である。
【符号の説明】
1a,1b デジタル固定通信網 2 デジタル移動通信網 2a セル基地局 3 携帯電話機(又はモバイルPC) 4 事務代行処理通信システム 5 情報提供コンピュータ装置 6 販売ファクシミリ装置 7 外注コンピュータ装置 8 商品提供コンピュータ装置 9 配送コンピュータ装置 10 ネット銀行通信システム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークによる贈答品の受注及
    び配送手続きの処理方法において、 贈答品の受注及び配送手続きに関する発生情報を情報提
    供者が通信ネットワークを通じて転送する段階と、 前記情報提供者からの発生情報を事務代行処理者が通信
    ネットワークを通じて受け取り、かつ、発生情報を営業
    地区又は営業担当ごとに区別して贈答品提供者側の営業
    担当者に通信ネットワークを通じて転送する段階と、 前記営業担当者が前記発生情報に基づいた営業を通信ネ
    ットワークによって展開して注文書情報を作成する段階
    と、 前記注文書情報による贈答品の受注及び配送手続のコン
    ピュータ処理を贈答品提供者側及び事務代行処理者が区
    分けして実行する段階と、 前記注文書情報に基づいた受注贈答品を含む商品納入の
    手続きを、代金決済後に贈答品提供者側が通信ネットワ
    ークを通じて実行する段階と、 を有することを特徴とする通信ネットワークによる贈答
    品受注・配送の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記贈答品提供者の営業担当者における
    通信ネットワークを通じた営業の展開が、 営業担当者
    が訪問時に提供する通信ネットワークを通じた通信装置
    における商表示であることを特徴とする、請求項1に記
    載の通信ネットワークによる贈答品受注・配送の処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記代金決済を、贈答品提供者側と購入
    側とが通信ネットワークにおけるネット銀行を通じて実
    行することを特徴とする、請求項1に記載の通信ネット
    ワークによる贈答品受注・配送の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記商品納入の手続を、贈答品提供者側
    が通信ネットワークを通じて配送部門に行うことを特徴
    とする、請求項1に記載の通信ネットワークによる贈答
    品受注・配送の処理方法。
  5. 【請求項5】 前記贈答品提供者側の贈答品の受注及び
    配送手続のコンピュータ処理として、商品手配事務処
    理、挨拶状印刷手配、売上処理、入金処理、商品配送処
    理を含む処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載
    の通信ネットワークによる贈答品受注・配送の処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記事務代行処理者の贈答品の受注及び
    配送手続のコンピュータ処理として、日次、月次、年次
    を含む報告書作成、伝票作成、案内状、宛て先票、デー
    タ照合を含む処理を実行することを特徴とする、請求項
    1に記載の通信ネットワークによる贈答品受注・配送の
    処理方法。
  7. 【請求項7】 前記事務代行処理者の贈答品の受注及び
    配送手続のコンピュータ処理の一部又は全部が通信ネッ
    トワークを通じた外部委託によって処理されることを特
    徴とする、請求項6に記載の通信ネットワークによる贈
    答品受注・配送の処理方法。
  8. 【請求項8】 前記贈答品の受注及び配送手続き処理
    が、冠婚葬祭における処理であることを特徴とする、請
    求項1に記載の通信ネットワークによる贈答品受注・配
    送の処理方法。
  9. 【請求項9】 前記冠婚葬祭における処理が、香典返し
    品の受注及び配送手続きとともに、欠礼ハガキ印刷作成
    及び複数種の情報加工を含む処理であることを特徴とす
    る、請求項8に記載の通信ネットワークによる贈答品受
    注・配送の処理方法。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークによる贈答品の受注
    及び配送手続きの処理を実行するための贈答品受注・配
    送通信システムにおいて、 贈答品の受注及び配送手続きに関する発生情報を通信ネ
    ットワークによって転送する情報提供通信手段と、 前記情報提供通信手段から贈答品の受注及び配送手続き
    に関する発生情報を通信ネットワークによって受け取
    り、かつ、営業地区又は営業担当ごとに区別して転送す
    るとともに、前記注文書情報による贈答品の受注及び配
    送手続にかかるコンピュータ処理を実行する事務代行処
    理通信手段と、 前記事務代行処理通信手段からの発生情報に基づいた営
    業を、通信ネットワークを通じて展開して注文書情報を
    作成・転送するための販売通信手段と、 前記注文書情報による贈答品の受注及び配送手続にかか
    るコンピュータ処理を事務代行処理通信手段側と区分け
    して実行し、かつ、前記注文書情報に基づいた受注贈答
    品を含む商品納入の手続きを、代金決済後に通信ネット
    ワークを通じて行うための商品提供通信手段と、 を備えることを特徴とする贈答品受注・配送通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記販売通信手段による通信ネットワ
    ークを通じた営業の展開が、TCP/IP環境下の携帯
    電話機での商品提示画面表示を含むことを特徴とする、
    請求項10に記載の贈答品受注・配送通信システム。
  12. 【請求項12】 前記代金決済を実行するためのネット
    銀行通信システムを通信ネットワークに、さらに備える
    ことを特徴とする、請求項10に記載の贈答品受注・配
    送通信システム。
  13. 【請求項13】 前記受注贈答品を含む商品納入の手続
    きを通信ネットワークによって実行するための配送部門
    に設置される配送通信手段を、さらに備えることを特徴
    とする、請求項10に記載の贈答品受注・配送通信シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記贈答品の受注及び配送手続処理
    が、冠婚葬祭に関連する処理であることを特徴とする、
    請求項10に記載の贈答品受注・配送通信システム。
  15. 【請求項15】 前記販売通信手段が、画像伝送を行う
    ファクシミリ装置又はデータ通信を行う通信装置である
    ことを特徴とする、請求項10に記載の贈答品受注・配
    送通信システム。
  16. 【請求項16】 前記通信ネットワークが、TCP/I
    Pネットワーク、デジタル固定通信ネットワーク、デジ
    タル移動通信ネットワークを回線接続する構成であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の贈答品受注・配送通
    信システム。
  17. 【請求項17】 贈答品の受注及び配送手続きに関する
    発生情報を通信ネットワークを通じて転送する処理と、 贈答品の受注及び配送手続きに関する発生情報を通信ネ
    ットワークによって受け取り、営業地区又は営業担当ご
    とに区別して転送し、かつ、注文書情報による贈答品の
    受注及び配送手続のコンピュータ処理を行う処理と、 発生情報に基づいた営業を通信ネットワークよって展開
    して注文書情報を作成・転送する処理と、 注文書情報による贈答品の受注及び配送手続のコンピュ
    ータ処理を事務代行処理側と区分けして行い、かつ、注
    文書情報に基づいた受注贈答品を含む商品納入の手続き
    を、代金決済後に通信ネットワークを通じて行う処理
    と、 の制御を実質的なコンピュータが実行するためのプログ
    ラムを格納したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
  18. 【請求項18】 (a)前記通信ネットワークを通じた
    営業の展開をTCP/IP環境下の携帯電話機で提供商
    品を画面表示して行う処理と、(b)代金決済をネット
    銀行によって行う処理と、(c)受注贈答品を含む商品
    納入の手続きを通信ネットワークによって配送部門に指
    示する処理と、(d)発生情報を画像伝送し、又はデー
    タ通信で転送する処理と、 の上記少なくとも一つの処理の制御を実質的なコンピュ
    ータが実行するためのプログラムを格納したことを特徴
    とする、請求項17に記載のプログラム記憶媒体。
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