JP2002222111A - データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

データ通信装置及びデータ通信方法

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JP2002222111A
JP2002222111A JP2001016702A JP2001016702A JP2002222111A JP 2002222111 A JP2002222111 A JP 2002222111A JP 2001016702 A JP2001016702 A JP 2001016702A JP 2001016702 A JP2001016702 A JP 2001016702A JP 2002222111 A JP2002222111 A JP 2002222111A
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Kaoru Tsuru
薫 鶴
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G06F16/10File systems; File servers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルサーバやWebサーバ等を用いるこ
となく、複数のパーソナルコンピュータ(以下「P
C」)間でファイルの共有を実現する。 【解決手段】 PC#1(2)の問い合わせ実行部6
が、他のPC#2〜#nに対して他のPCが保有する共
有対象ファイル群30内に特定のキーワードに合致する
ファイルが存在するか否かを問い合わせ、他のPC#2
〜#nでは検索実行部7が索引ファイル4を用いてファ
イル検索を行い、検索結果をPC#1に返信し、PC#
1の検索結果受信部8が検索結果を受信し、ファイル送
信要求部9が受信した検索結果のうち所定のファイルの
送信をいずれかの他のPCに要求し、ファイル受信部1
1は、ファイル送信を要求した他のPCのファイル送信
部10より送信されたファイルを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、共有対象のファ
イルを一括管理するサーバや、索引を集中管理するサー
バなどを用いずに、LAN、WAN等のネットワークに
接続されている、例えばパーソナルコンピュータ(以下
「PC」とする)間で情報を共有するための情報共有技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示す従来例1は、ネットワーク
に接続されたPCに対しファイル共有サービスを提供す
るファイルサーバの構成である。図15に示す従来例2
は、ファイルを格納し閲覧を行なえる複数のWebサー
バがネットワークに接続され相互にハイパーリンクが形
成され利用者が情報を共有できるような構成である。
【0003】次に動作について説明する。従来例1で
は、利用者の要求によりPC上のネットワークファイル
管理部がファイルサーバ上のネットワークファイルサー
ビス部にマウント要求を出し(a)、要求を受けたネッ
トワークファイルサービス部は、許可を与えて共有対象
ファイル群が格納されたディスクをPC上からあたかも
ローカルディスクに見えるように各種情報をネットワー
クファイル管理部に送信し(b)、利用者は、ローカル
ディスクと同様にファイルにアクセスが可能となる。従
来例2では、利用者の要求によりPC上のブラウザがW
ebサーバ上のWebサービス部に対して閲覧要求を行
ない(a)、Webサービス部は閲覧要求があったファ
イルをディスクより読み出し(b)、ブラウザに返送し
(c)、ブラウザは必要に応じて自PCに接続されたデ
ィスクにファイルを保存する(d)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、不特定
他数にファイル共有サービスを行なうためのファイルサ
ーバを予め設置する必要があり、また、セキュリティ上
アクセス権管理のための設定を利用者のPCごとに個別
に行なう必要があるという問題点があった。従来例2で
は、やはり、不特定他数に共有サービスを行なうための
Webサーバを予め設置する必要があり、また、共有す
るファイルを作成する利用者がWebサーバの共有対象
ファイル群が格納されるディスクに共有対象ファイルを
転送する必要があるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
装置は、少なくとも一つ以上のデータ保有装置に接続さ
れ、前記データ保有装置がそれぞれに保有するデータの
少なくとも一部のデータを共有データとして利用できる
データ通信装置であって、前記データ保有装置がそれぞ
れに保有する共有データから所定の検索条件に合致する
共有データを検索するように前記データ保有装置に対し
て要求する検索要求を生成し、生成した前記検索要求を
前記データ保有装置に対して送信する検索要求生成送信
部と、前記検索要求に対する検索結果を前記データ保有
装置より受信する検索結果受信部と、前記検索結果受信
部により受信されたいずれかの検索結果に基づき、検索
された共有データの送信を要求するデータ送信要求を生
成し、生成した前記データ送信要求をいずれかのデータ
保有装置に対して送信するデータ送信要求生成送信部
と、前記データ送信要求生成送信部により前記データ送
信要求が送信されたデータ保有装置より、前記データ送
信要求により要求された共有データを受信するデータ受
信部とを有することを特徴とする。
【0007】前記検索要求生成送信部は、特定のキーワ
ードに関連する共有データを検索するよう前記データ保
有装置に対して要求する検索要求を生成することを特徴
とする。
【0008】前記検索要求生成送信部は、前記データ通
信装置に接続されたすべてのデータ保有装置に対して前
記検索要求を送信することを特徴とする。
【0009】前記データ通信装置は、更に、前記検索要
求の送信先として所定数のデータ保有装置を指定した検
索要求送信先情報を記録する検索要求送信先情報記録部
を有し、前記検索要求生成送信部は、前記検索要求送信
先情報記録部に記録された前記検索要求送信先情報によ
り指定された前記所定数のデータ保有装置に対して、前
記検索要求を送信することを特徴とする。
【0010】前記検索要求送信先情報記録部は、複数の
検索要求送信先情報を記録し、前記検索要求生成送信部
は、前記複数の検索要求送信先情報のうちの特定の検索
要求送信先情報により指定された所定数のデータ保有装
置に対して、前記検索要求を送信することを特徴とす
る。
【0011】前記検索要求送信先情報記録部は、それぞ
れを識別する識別子がそれぞれに設定された複数の検索
要求送信先情報を記録し、前記検索要求生成送信部は、
前記特定の検索要求送信先情報に設定された識別子を含
む検索要求を生成し、生成した前記検索要求を前記特定
の検索要求送信先情報により指定された所定数のデータ
保有装置に対して送信することを特徴とする。
【0012】前記検索要求生成送信部は、所定の送信順
序に従って複数のデータ保有装置に対して前記検索要求
を段階的に送信し、前記検索結果受信部は、前記検索結
果の受信数が所定数に達した場合に、前記検索要求生成
送信部に対して前記検索要求の送信を中止するよう通知
し、前記検索要求生成送信部は、前記検索結果受信部に
よる検索要求の送信中止の通知に基づき、前記検索要求
の送信を中止することを特徴とする。
【0013】前記検索要求送信先情報記録部は、前記所
定数のデータ保有装置の各々について前記検索要求の送
信順序が設定された検索要求送信先情報を記録し、前記
データ通信装置は、更に、前記所定数のデータ保有装置
の各々に対してテストデータを送信し、前記所定数のデ
ータ保有装置の各々より前記テストデータに対する応答
を受信し、前記テストデータの送信から前記テストデー
タに対する応答の受信までの時間を前記所定数のデータ
保有装置ごとに計測し、前記所定数のデータ保有装置ご
との計測結果に基づき、前記所定数のデータ保有装置の
各々について前記検索要求の送信順序を設定する送信順
序設定部を有することを特徴とする。
【0014】前記データ通信装置は、更に、前記検索要
求ごとに、検索条件と検索要求に対する検索結果とを互
いに対応づけて記録した検索要求履歴情報を保存する検
索要求履歴情報保存部を有し、前記検索要求生成送信部
は、前記検索要求履歴情報保存部により保存された前記
検索要求履歴情報から特定の検索条件を抽出し、抽出し
た前記特定の検索条件に対応づけられた検索結果を前記
検索結果受信部に通知することを特徴とする。
【0015】前記データ通信装置は、更に、特定のデー
タ保有装置より、前記特定のデータ保有装置の識別情報
を受信する識別情報通信部を有し、前記検索要求送信先
情報記録部は、前記識別情報通信部により受信された前
記特定のデータ保有装置の識別情報を用いて前記特定の
データ保有装置を前記検索要求送信先情報に記録するこ
とを特徴とする。
【0016】前記検索要求送信先情報記録部は、所定の
場合に、前記特定のデータ保有装置を前記検索要求送信
先情報に記録しないことを特徴とする。
【0017】前記識別情報通信部は、複数のデータ保有
装置に対して自己の識別情報を送信するとともに、前記
複数のデータ保有装置のそれぞれより識別情報を受信
し、前記検索要求送信先情報記録部は、前記識別情報通
信部により受信された前記複数のデータ保有装置の識別
情報を用いて前記複数のデータ保有装置を前記検索要求
送信先情報に記録することを特徴とする。
【0018】前記データ通信装置は、更に、特定のデー
タ保有装置に対して特定の共有データの更新の有無の確
認を要求する更新確認要求を送信する更新確認要求部を
有し、前記データ受信部は、前記特定のデータ保有装置
により前記特定の共有データの更新が確認された場合
に、前記特定のデータ保有装置より、更新後の前記特定
の共有データを受信することを特徴とする。
【0019】前記検索要求送信先情報記録部は、前記所
定数のデータ保有装置の各々について前記検索要求の送
信順序が設定された検索要求送信先情報を記録し、前記
データ通信装置は、更に、前記データ受信部に対して共
有データを送信した送信元データ保有装置ごとに、前記
データ受信部によるデータ受信数をカウントし、前記送
信元データ保有装置ごとのデータ受信数のカウント結果
に基づき、前記所定数のデータ保有装置の各々について
前記検索要求の送信順序を設定するデータ受信数カウン
ト部を有することを特徴とする。
【0020】前記データ通信装置は、更に、前記データ
保有装置との共有データとして自己が保有するデータを
記録する共有データ記録部と、前記共有データ記録部に
記録された前記共有データから所定の検索条件に合致す
る共有データを検索するように要求する検索要求を、特
定のデータ保有装置より受信し、受信した前記検索要求
に基づき前記検索条件に合致する共有データを検索し、
検索結果を前記特定のデータ保有装置に対して送信する
検索実行部と、前記検索実行部により検索された共有デ
ータの送信を要求するデータ送信要求を、前記特定のデ
ータ保有装置より受信するデータ送信要求受信部と、前
記データ送信要求受信部により受信された前記データ送
信要求に基づき、送信を要求された共有データを前記特
定のデータ保有装置に対して送信するデータ送信部とを
有することを特徴とする。
【0021】本発明に係るデータ通信装置は、少なくと
も一つ以上のデータ保有装置に接続され、自己が保有す
るデータの少なくとも一部のデータを前記データ保有装
置との共有データとするデータ通信装置であって、前記
共有データとして自己が保有するデータを記録する共有
データ記録部と、前記共有データ記録部に記録された前
記共有データから所定の検索条件に合致する共有データ
を検索するように要求する検索要求を、特定のデータ保
有装置より受信し、受信した前記検索要求に基づき前記
検索条件に合致する共有データを検索し、検索結果を前
記特定のデータ保有装置に対して送信する検索実行部
と、前記検索実行部により検索された共有データの送信
を要求するデータ送信要求を、前記特定のデータ保有装
置より受信するデータ送信要求受信部と、前記データ送
信要求受信部により受信された前記データ送信要求に基
づき、送信を要求された共有データを前記特定のデータ
保有装置に対して送信するデータ送信部とを有すること
を特徴とする。
【0022】前記データ通信装置は、更に、前記共有デ
ータ記録部に記録された前記共有データの索引を生成す
る索引生成部を有し、前記検索実行部は、前記索引生成
部により生成された前記索引を用いて前記検索条件に合
致する共有データを検索することを特徴とする。
【0023】前記索引生成部は、それぞれに識別子が設
定された複数の索引を生成し、前記検索実行部は、前記
複数の索引に設定された識別子のいずれかの識別子に対
応する識別子を含む検索要求を受信し、受信した前記検
索要求に含まれた識別子と対応する識別子が設定された
索引を用いて前記検索条件に合致する共有データを検索
することを特徴とする。
【0024】前記索引生成部は、定期的に前記共有デー
タ記録部に記録された共有データを検査し、検査の結果
に基づき前記索引の内容を更新することを特徴とする。
【0025】前記データ通信装置は、更に、特定の共有
データの更新の有無の確認を要求する更新確認要求を、
いずれかのデータ保有装置より受信し、受信した前記更
新確認要求に基づき、前記特定の共有データの更新の有
無を確認する更新確認部を有し、前記データ送信部は、
前記更新確認部により前記特定の共有データの更新が確
認された場合に、前記更新確認要求を送信したデータ保
有装置に対して、更新後の前記特定の共有データを送信
することを特徴とする。
【0026】前記共有データ記録部は、前記データ受信
部により受信された共有データを記録することを特徴と
する。
【0027】本発明に係るデータ通信方法は、少なくと
も一つ以上のデータ保有装置と通信を行い、前記データ
保有装置がそれぞれに保有するデータの少なくとも一部
のデータを共有データとして利用できるデータ通信方法
であって、前記データ保有装置がそれぞれに保有する共
有データから所定の検索条件に合致する共有データを検
索するように前記データ保有装置に対して要求する検索
要求を生成し、生成した前記検索要求を前記データ保有
装置に対して送信する検索要求生成送信ステップと、前
記検索要求に対する検索結果を前記データ保有装置より
受信する検索結果受信ステップと、前記検索結果受信ス
テップにより受信されたいずれかの検索結果に基づき、
検索された共有データの送信を要求するデータ送信要求
を生成し、生成した前記データ送信要求をいずれかのデ
ータ保有装置に対して送信するデータ送信要求生成送信
ステップと、前記データ送信要求生成送信ステップによ
り前記データ送信要求が送信されたデータ保有装置よ
り、前記データ送信要求により要求された共有データを
受信するデータ受信ステップとを有することを特徴とす
る。
【0028】本発明に係るデータ通信方法は、少なくと
も一つ以上のデータ保有装置に接続され、自己が保有す
るデータの少なくとも一部のデータを前記データ保有装
置との共有データとするデータ通信方法であって、前記
共有データとして自己が保有するデータを記録する共有
データ記録ステップと、前記共有データ記録ステップに
より記録された前記共有データから所定の検索条件に合
致する共有データを検索するように要求する検索要求
を、特定のデータ保有装置より受信し、受信した前記検
索要求に基づき前記検索条件に合致する共有データを検
索し、検索結果を前記特定のデータ保有装置に対して送
信する検索実行ステップと、前記検索実行ステップによ
り検索された共有データの送信を要求するデータ送信要
求を、前記特定のデータ保有装置より受信するデータ送
信要求受信ステップと、前記データ送信要求受信ステッ
プにより受信された前記データ送信要求に基づき、送信
を要求された共有データを前記特定のデータ保有装置に
対して送信するデータ送信ステップとを有することを特
徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
に係るデータ通信装置及びデータ保有装置を含むシステ
ム構成を示す図である。図において1はLANやWAN
などのネットワーク網であり、2はネットワークに接続
されたデータ通信装置又はデータ保有装置たるPCであ
り、3は各PC2に接続された共有データ記録部たるデ
ィスクである。また、ディスク3内には共有データたる
共有対象ファイル群30が格納されている。
【0030】次に、各PC2の構成要素について説明す
る。4は、各PC2のディスク3に保存された共有対象
ファイル(共有データ)群30の索引ファイルであり、
5は、索引ファイル4を生成する索引生成部である。6
は、利用者からの要求に基づき他PCに対する問い合わ
せ要求(検索要求)を生成し、生成した問い合わせ要求
の送信を行なう問い合わせ実行部である。なお、問い合
わせ実行部6は、検索要求生成送信部として機能する。
7は、他PCからの問い合わせ要求(検索要求)を受信
し、受信した問い合わせ要求に対して自PCの索引ファ
イル4を検索する検索実行部である。8は、各PCの検
索実行部7より検索結果を受信する検索結果受信部であ
る。9は、検索結果受信部8により受信された検索結果
の中から利用者が指定したファイルの送信を要求するフ
ァイル送信要求部である。なお、ファイル送信要求部
は、データ送信要求生成送信部として機能する。10
は、他PCのファイル送信要求部9により送信されたフ
ァイル送信要求に対して、要求対象のファイルを送信す
るファイル送信部である。なお、ファイル送信部は、デ
ータ送信部として機能する。11は、他PCのファイル
送信部10より送信されてきたファイルを受信しディス
クに保存するファイル受信部である。なお、ファイル受
信部11は、データ受信部として機能する。また、図1
には示していないが、各PCには、ファイル送信要求部
より送信されたファイル送信要求を受信するファイル送
信要求受信部(データ送信要求受信部)が配置されてい
る。
【0031】次に、図中のPC#1が他のPC#2〜#
nに対して共有対象ファイルの検索及び送信を要求する
際の動作について説明する。まず、予め、PC#1〜#
nの各PC上の索引生成部5が自PCの共有対象ファイ
ル群30を読み出し(a)、索引を生成し索引ファイル
4に保存する(b)。次に、PC#1の利用者がPC#
1に対して入力したキーワードを元に、PC#1の問い
合わせ実行部6は他PC#2〜#nに対する問い合わせ
要求(検索要求)を生成し、生成した問い合わせ要求を
他PC#2〜#nに対して一斉同報(broadcas
t)する(c)。他のPC#2〜#nでは、検索実行部
7がPC#1からの問い合わせ要求を受信し、受信した
問い合わせ要求に含まれたキーワードに基づき、自PC
内の索引ファイル4を検索し(d)、検索結果をPC#
1に返信する(e)。
【0032】PC#1では、検索結果受信部8が、他の
PC#2〜#nの検索実行部7より検索結果を受信し、
検索結果受信部8は受信した検索結果を利用者に提示す
る。次に、PC#1のファイル送信要求部9が利用者が
指定したファイルの送信要求を生成し、生成したファイ
ル送信要求を、PC#2〜#nのいずれかのPCに対し
て送信する(f)。図では、PC#2に対してファイル
送信要求が送信されたことを示している。次に、PC#
2のファイル送信要求受信部(図示せず)がPC#1か
らのファイル送信要求を受信し、PC#2のファイル送
信部10はファイル送信要求受信部により受信されたフ
ァイル送信要求に合致するファイルをディスク3より読
み出して(g)要求元に送信する(h)。PC#1のフ
ァイル受信部11は、PC#2のファイル送信部10よ
り送信されてきたファイルを受信し、受信したファイル
を自PCのディスク3に保存する(i)。
【0033】以上のように、情報を保持する各PCが独
自に自PC内の索引を管理し、他PCからの要求に答え
る方式なので、特別なファイルサーバなどを必要とせず
に不特定他数のPCと情報共有を行なえる。
【0034】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
問い合わせを行なう際に不特定他数の他PCに対し一斉
同報(broadcast)により問い合わせを行なう
ものであるが、次に特定他数で情報共有を行なう実施の
形態を示す。図2は、このような場合のシステム構成を
示す。図において、1〜11及び30は実施の形態1と
同様であり、12は共有を行なうPCの情報を記載した
接続PCリスト(検索要求送信先情報)である。従っ
て、本実施の形態においては、ディスク3は、接続PC
リスト(検索要求送信先情報)を記録した検索要求送信
先情報記録部としても機能する。
【0035】次に動作について説明する。まず、基本的
な動作は実施の形態1と同様であり異なる点を説明す
る。利用者が入力したキーワードを元にPC#1の問い
合わせ実行部6が他PC#2〜#nに問い合わせを行な
う前に、自PCが保持する接続PCリスト12を読み出
し(a)、この接続PCリスト12に記載されている他
PCにのみ問い合わせ要求を一斉同報(multica
st)する(b)。なお、問い合わせ実行部6による問
い合わせ要求の送信の後の処理は、実施の形態1と同様
である。
【0036】以上のように、余りにも多数のPCが接続
されている広域ネットワーク(インターネット)や企業
内網(イントラネット)において、問い合わせの通信量
が爆発的に多くなる場合に、予め接続PCリストを保持
することにより、情報共有を行なうPCを限定し通信量
を抑えることが可能となる。
【0037】実施の形態3.以上の実施の形態2では、
接続PCリストに記載された他PCに問い合わせた検索
結果全てを受信するものであるが、次に指定数の検索結
果が得られた時点で検索の問い合わせ及び検索結果の受
信を終了する場合の実施の形態を示す。図3は、このよ
うな場合の処理フローを示す。図において、各番号は実
施の形態2と同様である。
【0038】次に動作について説明するが、基本的な動
作は実施の形態2と同様であり、異なる部分を図3のフ
ロー図で説明する。まず、PC#1の問い合わせ実行部
6において起動時にflagを0にセットし(a)、利
用者のキーワード入力がなされる(b)。次に、利用者
から検索結果上限値(Y)の入力がなされる
(b’’)。この検索結果上限値(Y)は、問い合わせ
実行部6から検索結果受信部8に通知される。次に、問
い合わせ実行部6は、接続PCリスト12の先頭から順
番に指定数のX個のPC情報を読み出し(c)、読み出
した各PCに対して問い合わせを一斉に行なう(d)。
リストを最後まで読み出した又はflagが1になって
いるかをチェックし(e)、正ならば処理を終了し
(f)、偽ならば(c)に戻る。この間、割り込み待ち
ルーチンにおいて、検索終了処理の通知を待ち(g)、
通知が来た段階でflagを1に設定する(h)。他
方、PC#1の検索結果受信部8において起動時に一次
変数Tを0に設定し(i)、他PCからの検索結果を待
ち(j)、検索結果を一件受信すると検索結果を利用者
に対して提示し(k)、一次変数Tに1を足す(l)。
一次変数Tが、(b’’)で入力された指定数のYを越
えたかどうかチェックし(m)、正の場合は検索終了を
問い合わせ実行部に割り込み通知し(n)、処理を終了
し(o)、偽の場合は(j)に戻る。
【0039】以上のように、指定された検索結果数に達
したら問い合わせの送信及び検索結果の受信を終了する
ことにより、ネットワーク上の通信量を抑制するととも
に、検索の待ち時間を短縮できる。
【0040】実施の形態4.次に、実施の形態3に比べ
て検索待ち時間をさらに短くする場合の実施の形態を示
す。図4は、このような場合のシステム構成を示す。図
において、1〜12及び30は実施の形態2と同様であ
り、13は、他PCへの通信時間を計測する接続時間計
測部である。なお、接続時間計測部13は、送信順序設
定部として機能する。
【0041】次に動作について説明する。基本的な動作
は、実施の形態2と同様であるので異なる点を説明す
る。主たる処理とは非同期に利用者が指定する時間間隔
で、PC#1の接続時間計測部13は、自PC内の接続
PCリスト12を読み出し(a)、リストの順番に各P
Cに対し個別に接続確認要求(テストデータ)を送信す
る(b)。接続確認要求を受けた他PC上の接続時間計
測部13は即座に確認した旨を送信元に返信し(c)、
返信を受け取ったPC#1の接続時間計測部13は、要
求を送信してから返信を受け取るまでの通信時間を保持
し、次のPCに対し接続確認要求を送信する。これを接
続PCリスト12に記載されている全PCに対し実行
し、通信時間の短い順に接続PCリスト12内をソート
し保存する(d)。
【0042】以上のように、通信時間の短い、すなわ
ち、回線が混雑していないPC順にソートした接続PC
リストを元に実施の形態3のような順次問い合わせを行
なうことにより、検索時間及びファイル送受信時間を短
縮でき、特にネットワークの回線状態が一様でない広域
網での利用に効果がある。
【0043】実施の形態5.実施の形態1は索引の生成
を利用者の指示により行なうものであったが、本実施の
形態では、ファイルが更新又は追加されたのを定期的に
チェックし、ファイルの更新又は追加を検知して索引を
再生成する場合について説明する。図5は、このような
場合の処理フローを示す。図は、索引生成部5の内部フ
ローを示したものである。
【0044】次に動作について説明する。まず、索引生
成部5が起動されると、保存してある前回の索引生成時
刻40を読み出し(a)、次に共有対象ファイルが格納
されているディレクトリ内のファイルの生成/更新時刻
を順に読み出す(b)。生成/更新時刻が前回の索引生
成時刻40より後かどうかをチェックし(c)、正の場
合は索引を生成し索引ファイル4に保存し(d)、索引
生成時刻を保存し(e)、指定されたインターバル時間
Tの間は処理を停止し(f)、時間Tが過ぎた段階で処
理(a)に戻り、偽の場合は、次のファイルの生成/更
新時刻を読み出す(b)。
【0045】以上のように、共有対象ファイルの生成/
更新時間をチェックして索引生成処理を行なうようにす
ることにより、単純な定期間隔での索引生成処理に対し
て、索引生成処理回数を低減し、PCに与える負荷を抑
える効果がある。
【0046】実施の形態6.実施の形態1〜3では、必
ず他PCに問い合わせを実行するが、ここでは、過去の
ログを利用することにより他PCへの問い合わせを行な
わない場合の実施の形態を示す。図6は、このような場
合の処理フローを示す。図のフローは実施の形態3のフ
ローに変更点を追加したものである。
【0047】次に動作について説明する。基本的な動作
は実施の形態3と同様であり、異なる部分を中心に説明
する。問い合わせ実行部6は起動されると前処理を行な
い(a)、利用者からのキーワード入力を受け取り
(b)、このキーワードを元に検索ログ保存部60に保
存された検索ログを読み出して検索する(p)。ここ
で、検索ログとは検索要求の履歴情報であり、過去に行
った問い合わせ要求ごとに、キーワード、問い合わせ要
求に対する検索結果及び検索結果を受信したPCのアド
レス等を相互に対応づけて記録している。従って、検索
ログ保存部60は、検索要求履歴情報保存部として機能
する。次に、問い合わせ実行部6は、入力されたキーワ
ードと各検索ログのキーワードを比較し、ヒットしたロ
グがあったかどうかをチェックし(q)、正の場合、即
ちキーワードがヒットした場合には、当該ログから検索
結果を取得し、取得した検索結果を検索結果受信部8に
通知し(s)、処理を終える(f)。偽の場合には実施
の形態3と同様に通常の問い合わせ処理を行い(r)、
検索キーワードを検索ログ保存部に保存し(t)、処理
を終了する(f)。
【0048】一方、検索結果受信部8は、実施の形態3
と同様に動作し、問い合わせ実行部6より過去の検索結
果が通知された場合は過去の検索結果を、問い合わせ実
行部6より過去の検索結果の通知がない場合は他のPC
より送信された検索結果を提示(k)し、その後、検索
結果を検索ログ保存部60に書き出す(u)処理を加え
る。
【0049】このように、問い合わせ実行部6による検
索ログの検索においてヒットするログがあった場合は、
問い合わせ実行部6は、問い合わせ要求を他のPCに送
信することなく、過去の検索結果を検索結果受信部8に
通知する。また、検索結果受信部8からすれば、他のP
Cより検索結果を受信することなく、問い合わせ実行部
6より検索結果が得られることとなる。
【0050】以上のように、過去の検索ログを元に検索
を行なうことにより、頻繁に同じような検索を行なう際
に検索時間を節約でき、又、他PCでの検索負荷を低減
することができるという効果がある。
【0051】実施の形態7.実施の形態2では共有を行
なうために予め接続PCリストを用意する必要があった
が、次に動的に接続PCリストを生成/更新する場合の
実施の形態を示す。図7は、このような場合のシステム
構成を示す。図において、1〜13及び30は、他の実
施の形態と同様である。14は新規に共有を開始する場
合に加入要求を行なう新規加入要求部であり、15は加
入許可の返信があった他PCの情報を元に接続PCリス
トを生成する接続PCリスト生成部であり、16は新規
加入の他PCからの要求があった際に自PCの接続PC
リストに追加を行なう接続PCリスト更新部であり、1
7は他PCからの新規加入要求に対して自PCの情報を
返信する新規加入許可部である。なお、新規加入要求部
14及び新規加入許可部17は、識別情報通信部として
機能する。
【0052】次に、図中のPC#1が新規にファイル共
有を行おうとする新規加入PCであり、PC#2〜#n
がPC#1の加入を許可する許可PCである場合の動作
について説明する。まず、情報共有を行なっていないP
C#1において、新規加入要求部14が他PC#2〜#
nに対して一斉同報にて自PCの識別情報を含む新規加
入情報を送信する(a)。PC#1より新規加入情報を
受けた他PC#2〜nの新規加入許可部17は、自PC
の識別情報を返信する(b)とともに接続PCリスト更
新部16に受信した新規加入PC#1の識別情報を渡し
(c)、接続PCリスト更新部16は自PCの接続PC
リスト12に新規加入PC#1の識別情報を追加する
(d)。一方、他PC#2〜#nの新規加入許可部17
から各PCの識別情報を受信したPC#1の新規加入要
求部14は、受信した識別情報を接続PCリスト生成部
15に渡し、接続PCリスト生成部15は各PCの識別
情報を元に接続PCリスト12を生成する(e)。
【0053】以上のように、動的に情報共有を相互に行
なうための接続PCリストを生成/更新できるため、利
用者はどのPCと共有するかを予め設定する必要がない
という効果がある。
【0054】実施の形態8.実施の形態2では、情報を
共有するPCのリストは1つだけだったが、次に複数の
リストをもつ場合の実施の形態を示す。図8は、このよ
うな場合の処理フローを示す。図においては、問い合わ
せ実行部6の基本的なフローは、他の実施の形態と同様
である。
【0055】次に動作について説明する。まず、問い合
わせ実行部6が起動されると前処理を行ない(a)、利
用者からの検索キーワードを受け取り(b)、次に利用
者からどの接続PCリストを使用するかの識別子を受け
取り(s)、受け取った識別子Mに対応する接続PCリ
ストから読み出しを行ない(c)、以降は他の実施の形
態と同様の問い合わせ処理を行ない(r)、終了する
(f)。
【0056】以上のように、情報共有を行なうための接
続PCリストを複数持てるようにすることにより、例え
ば共有する情報の分類で分けることにより効率的に情報
共有を行なえる効果がある。
【0057】実施の形態9.実施の形態7では、新規加
入要求が他PCからあった場合に無条件で情報共有を行
なえるようになっていたが、利用者の判断により許可す
る場合の実施の形態を示す。図9は、このような場合の
処理フローを示す。
【0058】次に動作について説明する。まず、新規加
入許可部17は起動されると他PCからの新規加入要求
待ちとなり(a)、新規加入要求が来たら利用者に要求
元のPCの情報を提示し許可するかを問い合わせ
(b)、利用者により許可されたか否かをチェックし
(c)、正ならば要求元のPCの識別情報を接続PCリ
スト更新部16に通知し(d)、要求元PCに自PCの
識別情報を返信し(e)、終了する(f)。一方、偽で
あれば要求元PCに不許可の通知を返信する(図示せ
ず)。
【0059】以上のように、利用者が他PCとの情報共
有を行なうかどうかを制御できることになり無制限に共
有対象のPCを多くせずに済むという効果がある。
【0060】実施の形態10.実施の形態8では、情報
を共有するPCを識別子によりグループ分けしていたが
共有するファイル集合は1つであった。次に共有するフ
ァイル集合もグループ分けする場合の実施の形態を示
す。図10は、このような場合のシステム構成を示す。
本実施の形態では、各PC2は接続PCリスト12、索
引ファイル4、共有対象ファイル群30をそれぞれ複数
持つ。図10においては、PC#1は接続PCリスト1
2のみを複数所持し、PC#2は索引ファイル4及び共
有対象ファイル群30のみを複数所持していることとな
っているが、これは図の構成上の理由からであり、実際
には、各PCが接続PCリスト12、索引ファイル4、
共有対象ファイル群30をそれぞれ複数持つ。また、複
数の接続PCリスト12にはそれぞれを識別するための
識別子が設定されており、また索引ファイル4及び共有
対象ファイル群30にも接続PCリスト12に設定され
た識別子に対応する識別子が設定されている。また、図
の構成上の理由より、ネットワーク網1を図10より省
略したが、実際には、各PC2はネットワーク網1で接
続されている。
【0061】次に動作について説明する。実施の形態8
の問い合わせ実行部のフローに従い、問い合わせ実行部
6は利用者が指定した識別子が設定された接続PCリス
ト12を読み出し(a)、読み出した接続PCリスト1
2に基づき他のPC#2等に対して問い合わせを行う
(b)。ここで、他のPC#2等に送信される問い合わ
せ要求には、利用者が指定した識別子が含まれる。次
に、問い合わせ要求を受けた他のPCの検索実行部7
は、問い合わせ要求に含まれた識別子に対応する索引フ
ァイル4を検索し(c)、検索結果を返信する(d)。
他のPCより検索結果を受信したPC#1は、ファイル
送信要求部9より利用者が指定したファイルの送信を要
求する(e)。このファイル送信要求にも識別子が含ま
れる。次に、要求を受けた他PC#2等のファイル送信
部10は、ファイル送信要求に含まれた識別子に対応す
る共有対象ファイルを読み出し(f)、読み出した共有
対象ファイルを送信する(g)。他のPCよりファイル
を受信したPC#1のファイル受信部11は、受信した
ファイルをディスクに保存する(g)。
【0062】以上のように、情報共有を行なうグループ
毎に共有対象ファイルと索引を分けることにより、検索
時の性能が向上するという効果がある。
【0063】実施の形態11.次に一度検索して取得し
たファイルの更新を自動的に行なう実施の形態を示す。
図11は、このような場合のシステム構成を示す。1〜
12及び30は、他の実施の形態と同様である。18
は、以前取得したファイルが更新されているか否かの確
認を他のPCに要求する更新確認要求を生成し、生成し
た更新確認要求を他のPCに送信する更新問い合わせ実
行部(更新確認要求部)である。19は、他PCから送
信された更新確認要求を受信し、自PC内のファイルの
更新時刻を確認し、ファイルの更新がなされているかど
うかを他PCに対して回答する更新確認部である。ま
た、50は、受信ログである。なお、図の構成上の理由
より、ネットワーク網1を図11より省略したが、実際
には、各PC2はネットワーク網1で接続されている。
【0064】次に動作について説明する。利用者が入力
したキーワードを元にPC#1の問い合わせ実行部6が
接続PCリスト12を読み出し(b)、他PCに対し問
い合わせ要求を一斉同報(broadcast)し
(c)、PC#1からの問い合わせ要求を受けた他PC
の検索実行部7が自PC内の索引ファイル4を検索し
(d)、結果を返信する(e)。検索結果を受信したP
C#1の検索結果受信部8は利用者に結果を提示する。
利用者が指定したファイルの送信要求をPC#1のファ
イル送信要求部9が行ない(f)、PC#1からファイ
ルの送信要求を受けた他PCのファイル送信部10は該
当するファイルをディスク3より読み出して(g)要求
元であるPC#1に送信する(h)。送信されてきたフ
ァイルを受信したPC#1のファイル受信部11はその
ファイルを自PCのディスク3に保存し(i)、又、受
信ファイル名、送信元PC情報、受信時刻を受信ログ5
0に保存する。一方、PC#1の更新問い合わせ実行部
18は受信ログ50を読み出し(k)、利用者にファイ
ル一覧を提示し利用者が自動更新を指定したファイルの
情報を受信ログ50に書き戻す(l)。また、周期的に
行なう処理として、更新問い合わせ実行部18は定期的
に受信ログ50から自動更新が指定されたファイル情報
を読み出し(m)、ファイルの取得元のPCに対してフ
ァイル受信時刻以降に対象ファイルが更新されているか
を問い合わせ(n)、問い合わせを受けた他PCの更新
確認部19は対象ファイルの更新時刻を読み出し
(o)、更新されているか否かをPC#1の更新問い合
わせ実行部18に返信する(p)。返信を受けたPC#
1の更新問い合わせ実行部18は更新されているとの回
答を得た場合、ファイル送信要求部9に該当ファイルの
送信要求を出すように通知し(q)、通知を受けたファ
イル送信要求部9は、該当PCに対しファイル送信要求
を行なう(f)。以降の処理は、通常の問い合わせ時の
流れと同様である。
【0065】以上のように、一度取得したファイルの更
新を自動的に行なえることにより共有している情報を常
に新しい状態に保つことができるという効果がある。
【0066】実施の形態12.次に過去の受信ログを解
析して接続PCリストの並べ替えを行なう場合の実施の
形態を示す。図12は、このような場合のシステム構成
を示す。1〜12、30及び50は、他の実施の形態と
同様であり、20は受信ログを解析し接続PCリストを
更新する履歴管理部である。なお、履歴管理部20は、
データ受信数カウント部として機能する。
【0067】次に動作について説明する。通常の問い合
わせ処理は実施の形態11と同様である。一方、定期的
に履歴管理部20が起動され、履歴管理部20は受信ロ
グ50を読み出し(k)、ファイル送信元のPC毎にフ
ァイル受信回数を計算(カウント)する。次に、履歴管
理部20は、接続PCリスト12を読み出し(l)、計
算(カウント)した受信回数の多い順に接続PCリスト
のPC情報を並べ替えて、保存する(m)。
【0068】以上のように、受信ログを解析し受信回数
が多い順に並べ替えることにより検索問い合わせの際に
早期に検索結果を得られる確率が上昇するという効果が
ある。
【0069】実施の形態13.次に検索後に他のPCよ
り取得したファイルを共有対象ファイル群30に加える
場合の実施の形態を示す。図13は、このような場合の
システム構成を示す。なお、図中の各要素は他の実施の
形態において同じ番号で示された要素と同様である
【0070】次に動作について説明する。問い合わせ実
行部6による問い合わせの実行(c)から、ファイル受
信部11によるファイルの受信(h)までの処理は実施
の形態1と同様であり、ファイルを受信したファイル受
信部11は共有対象ファイル群30に受信したファイル
を加える(i)。索引生成部5は、実施の形態5と同様
に、定期的にファイルの生成/更新をチェックして索引
ファイル4を生成する。
【0071】以上のように、検索したファイルを自PC
内の共有対象ファイルに加えることにより、必要性の高
い情報が多数のPCに保持されることになり、検索効率
が向上する効果がある。
【0072】なお、以上の説明は、本発明に係るデータ
通信装置(パーソナルコンピュータ)について行った
が、同様の処理手順により本発明に係るデータ通信方法
も実現することができる。
【0073】また、これまで、データ通信装置の例とし
てパーソナルコンピュータを用いて説明してきたが、複
数台でのファイルの共有が可能な機器であればよく、デ
ータ通信装置はパーソナルコンピュータに限るものでは
ない。
【0074】ここで、以上にて説明してきた本発明の特
徴についてまとめると、以下のようになる。本発明の計
算機間情報共有方式は、ネットワークで相互に接続され
た利用者が利用するパソコン(以下、PC)群におい
て、PC上に共有対象となるファイルの集合を持ち、共
有対象となるファイルの索引を定期的に生成する索引生
成部と利用者のキーワードによる検索要求に対して他P
Cに対し一斉同報にて検索問い合わせを行なう問い合わ
せ実行部と他PCからの問い合わせに対して自PC内の
索引を検索し検索結果を返す検索実行部と他PCからの
検索結果を受信し利用者に提示する検索結果受信部と提
示された検索結果に対して利用者が指定したファイルを
送信するように要求するファイル送信要求部と他PCか
らのファイル送信要求に対し、該当するファイルを送信
するファイル送信部と送信されてきたファイルを受信す
るファイル受信部を備えることを特徴とする。
【0075】また、本発明の計算機間情報共有方式は、
ネットワークに接続されているPCのうち、共有を行な
うPCのアドレスなどの情報を記載した接続PCリスト
を備え、他PCに検索問い合わせを行なう際に、問い合
わせ実行部が、接続PCリストを参照し、接続PCリス
トに記載されているアドレスに対してのみ検索問い合わ
せを行なうことを特徴とする。
【0076】また、本発明の計算機間情報共有方式は、
他PCに対し検索問い合わせを行なう際に、一斉同報で
はなく、予め定められた数の他PC毎に順次検索問い合
わせを行なう問い合わせ実行部と検索結果を受信する際
に予め定められた数の検索結果を受信したところで以後
の問い合わせを中止するよう問い合わせ実行部に通知す
る検索結果受信部を備えることを特徴とする。
【0077】本発明の計算機間情報共有方式は、接続P
Cリストに記載されているアドレスに対し動作確認の問
い合わせを送信し、返信までの時間を計測し、この結果
に基づき接続PCリスト内のアドレスなどの情報を並べ
変える接続時間計測部を備えることを特徴とする。
【0078】本発明の計算機間情報共有方式は、共有対
象となるファイル集合が格納されているディレクトリを
定期的にチェックし、前回チェックした時刻よりも後の
生成時刻を持つファイルが存在した場合に、新たに索引
を生成し直す索引生成部を備えることを特徴とする。
【0079】本発明の計算機間情報共有方式は、利用者
の要求した検索問い合わせと他PCからの検索結果を検
索ログとして保存し、利用者から新たな検索要求があっ
た際に、一旦検索ログを検索し、対応する検索結果があ
った場合に、他PCに問い合わせを行なわない問い合わ
せ実行部を備えることを特徴とする。
【0080】本発明の計算機間情報共有方式は、ネット
ワークに接続された各PCに対して、新たに共有を行な
うことを一斉同報する新規加入要求部を備え、新たに共
有を行なう要求を受信した各PCにおいて接続PCリス
トに要求元のPCのアドレスなどの情報を追加する接続
PCリスト更新部と共有を行なえるようになった旨と自
PCのアドレスなどの情報を要求元に送信する新規加入
許可部と共有を行なえるようになった旨などを受信し自
PCの接続PCリストを生成する接続PCリスト生成部
を備えることを特徴とする。
【0081】本発明の計算機間情報共有方式は、接続P
Cリストに識別情報を付加することにより複数の接続P
Cリストを管理し、利用者の要求に対して他PCに対し
検索問い合わせを行なう際に、利用者にどの接続PCリ
ストを使用するかの情報を要求する問い合わせ実行部を
備えることを特徴とする。
【0082】本発明の計算機間情報共有方式は、新たに
共有を行なう要求を受信した各PCにおいて接続PCリ
ストに要求元のPCのアドレスなどの情報を追加する際
に利用者に対して追加しても良いかを問い合わせる接続
PCリスト更新部を備えることを特徴とする。
【0083】本発明の計算機間情報共有方式は、複数の
接続PCリストの各々に対応するように共有対象となる
ファイル集合を複数持ち、各々に索引を持つことができ
るようにしたことを特徴とする。
【0084】本発明の計算機間情報共有方式は、ファイ
ル送信要求部の要求により送信されてきたファイルを受
信し、受信時刻と送信元のアドレスなどの情報と問い合
わせのキーワードと受信したファイル名などを受信ログ
に保持し、利用者の指定により定期的に指定ファイルの
送信元に対して更新されたかどうかを問い合わせる更新
問い合わせ実行部と更新の問い合わせに対してファイル
が更新されているかどうかを確認し問い合わせ元に回答
する更新確認部と更新されたとの回答を得た際にファイ
ルの送信を要求するファイル送信要求部を備えることを
特徴とする。
【0085】本発明の計算機間情報共有方式は、問い合
わせ検索の結果送信されたファイルを受信し、送信元の
PCの情報を受信ログとして保存するファイル受信部と
受信ログを解析し、受信回数の順に接続PCリストを並
び変える履歴管理部を備えることを特徴とする。
【0086】本発明の計算機間情報共有方式は、受信し
たファイルを共有対象のファイル集合が格納されるディ
レクトリに保存することを特徴とする。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、情報を
保持する各PCが独自に自PC内の索引を管理し、他P
Cからの要求に答えるようにしたため、特別なファイル
サーバなどを必要とせずに不特定他数のPCと情報共有
を行なえる。
【0088】また、本発明によれば、多数のPCが接続
されている広域ネットワーク(インターネット)や企業
内網(イントラネット)において、問い合わせの通信量
が爆発的に多くなる場合に、予め接続PCリストを保持
することにより、情報共有を行なうPCを限定し通信量
を抑えることが可能となる。
【0089】また、本発明によれば、指定された検索結
果に達したら問い合わせの送信及び検索結果の受信を終
了することにより、ネットワーク上の通信量を抑制する
とともに、検索の待ち時間を短縮できる。
【0090】また、本発明によれば、通信時間の短い、
すなわち、回線が混雑していないPC順にソートした接
続PCリストを作成し、通信時間の短いPC順にソート
された接続PCリストに基づき他のPCに対して順次問
い合わせを行なうことにより、検索時間及びファイル送
受信時間を短縮でき、特にネットワークの回線状態が一
様でない広域網での利用に効果がある。
【0091】また、本発明によれば、共有対象ファイル
の生成/更新時間をチェックすることにより索引生成処
理を行なうようにすることにより、単純な定期間隔での
索引生成処理に対して、索引生成処理回数を低減し、P
Cに与える負荷を抑える効果がある。
【0092】また、本発明によれば、過去の検索ログを
元に検索を行なうことにより、頻繁に同じような検索を
行なう際に検索時間を節約でき、又、他PCでの検索負
荷を低減することができるという効果がある。
【0093】また、本発明によれば、情報共有を相互に
行なうための接続PCリストの生成/更新を動的に行う
ことができるため、利用者はどのPCと共有するかを予
め設定する必要がないという効果がある。
【0094】また、本発明によれば、情報共有を行なう
ための接続PCリストを複数持てるようにすることによ
り、例えば共有する情報の分類で分けることにより効率
的に情報共有を行なえる効果がある。
【0095】また、本発明によれば、利用者が他PCと
の情報共有を行なうかどうかを判断でき、これにより共
有対象のPCを無制限に多くせずに済むという効果があ
る。
【0096】また、本発明によれば、情報共有を行なう
グループ毎に共有対象ファイルと索引を分けることがで
き、これにより検索時の性能向上という効果がある。
【0097】また、本発明によれば、一度取得したファ
イルの更新を自動的に行うことができ、これにより共有
している情報を常に新しい状態に保つことができるとい
う効果がある。
【0098】また、本発明によれば、受信ログを解析し
受信回数が多い順に並べ替えることができ、これにより
検索問い合わせの際に早期に検索結果を得られる確率が
上昇するという効果がある。
【0099】また、本発明によれば、検索したファイル
を自PC内の共有対象ファイルに加えることにより、必
要性の高い情報が多数のPCに保持されることになり、
検索効率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るシステム構成
を示すブロック図。
【図2】 この発明の実施の形態2に係るシステム構成
を示すブロック図。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る問い合わせ及
び検索結果受信処理の手順を示す図。
【図4】 この発明の実施の形態4に係るシステム構成
を示すブロック図。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る索引作成手順
を示す図。
【図6】 この発明の実施の形態6に係る問い合わせ及
び検索結果受信処理の手順を示す図。
【図7】 この発明の実施の形態7に係るシステム構成
を示すブロック図。
【図8】 この発明の実施の形態8に係る問い合わせ処
理の手順を示す図。
【図9】 この発明の実施の形態9に係る新規加入許可
処理の手順を示す図。
【図10】 この発明の実施の形態10に係るシステム
構成を示すブロック図。
【図11】 この発明の実施の形態11に係るシステム
構成を示すブロック図。
【図12】 この発明の実施の形態12に係るシステム
構成を示すブロック図。
【図13】 この発明の実施の形態13に係るシステム
構成を示すブロック図。
【図14】 従来例1の構成を示すブロック図。
【図15】 従来例2の構成を示すブロック図。
【符号の説明】 1 ネットワーク網、2 パーソナルコンピュータ、3
ディスク、4 索引ファイル、5 索引生成部、6
問い合わせ実行部、7 検索実行部、8 検索結果受信
部、9 ファイル送信要求部、10 ファイル送信部、
11 ファイル受信部、12 接続PCリスト、13
接続時間計測部、14 新規加入要求部、15 接続P
Cリスト生成部、16 接続PCリスト更新部、17
新規加入許可部、18 更新問い合わせ実行部、19
更新確認部、20 履歴管理部、30 共有対象ファイ
ル群、40 前回索引生成時刻、50 受信ログ、60
検索ログ保存部。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つ以上のデータ保有装置に
    接続され、前記データ保有装置がそれぞれに保有するデ
    ータの少なくとも一部のデータを共有データとして利用
    できるデータ通信装置であって、 前記データ保有装置がそれぞれに保有する共有データか
    ら所定の検索条件に合致する共有データを検索するよう
    に前記データ保有装置に対して要求する検索要求を生成
    し、生成した前記検索要求を前記データ保有装置に対し
    て送信する検索要求生成送信部と、 前記検索要求に対する検索結果を前記データ保有装置よ
    り受信する検索結果受信部と、 前記検索結果受信部により受信されたいずれかの検索結
    果に基づき、検索された共有データの送信を要求するデ
    ータ送信要求を生成し、生成した前記データ送信要求を
    いずれかのデータ保有装置に対して送信するデータ送信
    要求生成送信部と、 前記データ送信要求生成送信部により前記データ送信要
    求が送信されたデータ保有装置より、前記データ送信要
    求により要求された共有データを受信するデータ受信部
    とを有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記検索要求生成送信部は、 特定のキーワードに関連する共有データを検索するよう
    前記データ保有装置に対して要求する検索要求を生成す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記検索要求生成送信部は、 前記データ通信装置に接続されたすべてのデータ保有装
    置に対して前記検索要求を送信することを特徴とする請
    求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記データ通信装置は、更に、 前記検索要求の送信先として所定数のデータ保有装置を
    指定した検索要求送信先情報を記録する検索要求送信先
    情報記録部を有し、 前記検索要求生成送信部は、 前記検索要求送信先情報記録部に記録された前記検索要
    求送信先情報により指定された前記所定数のデータ保有
    装置に対して、前記検索要求を送信することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記検索要求送信先情報記録部は、 複数の検索要求送信先情報を記録し、 前記検索要求生成送信部は、 前記複数の検索要求送信先情報のうちの特定の検索要求
    送信先情報により指定された所定数のデータ保有装置に
    対して、前記検索要求を送信することを特徴とする請求
    項4に記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記検索要求送信先情報記録部は、 それぞれを識別する識別子がそれぞれに設定された複数
    の検索要求送信先情報を記録し、 前記検索要求生成送信部は、 前記特定の検索要求送信先情報に設定された識別子を含
    む検索要求を生成し、生成した前記検索要求を前記特定
    の検索要求送信先情報により指定された所定数のデータ
    保有装置に対して送信することを特徴とする請求項5に
    記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記検索要求生成送信部は、 所定の送信順序に従って複数のデータ保有装置に対して
    前記検索要求を段階的に送信し、 前記検索結果受信部は、 前記検索結果の受信数が所定数に達した場合に、前記検
    索要求生成送信部に対して前記検索要求の送信を中止す
    るよう通知し、 前記検索要求生成送信部は、 前記検索結果受信部による検索要求の送信中止の通知に
    基づき、前記検索要求の送信を中止することを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記検索要求送信先情報記録部は、 前記所定数のデータ保有装置の各々について前記検索要
    求の送信順序が設定された検索要求送信先情報を記録
    し、 前記データ通信装置は、更に、 前記所定数のデータ保有装置の各々に対してテストデー
    タを送信し、前記所定数のデータ保有装置の各々より前
    記テストデータに対する応答を受信し、前記テストデー
    タの送信から前記テストデータに対する応答の受信まで
    の時間を前記所定数のデータ保有装置ごとに計測し、 前記所定数のデータ保有装置ごとの計測結果に基づき、
    前記所定数のデータ保有装置の各々について前記検索要
    求の送信順序を設定する送信順序設定部を有することを
    特徴とする請求項4に記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記データ通信装置は、更に、 前記検索要求ごとに、検索条件と検索要求に対する検索
    結果とを互いに対応づけて記録した検索要求履歴情報を
    保存する検索要求履歴情報保存部を有し、 前記検索要求生成送信部は、 前記検索要求履歴情報保存部により保存された前記検索
    要求履歴情報から特定の検索条件を抽出し、抽出した前
    記特定の検索条件に対応づけられた検索結果を前記検索
    結果受信部に通知することを特徴とする請求項1に記載
    のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 前記データ通信装置は、更に、 特定のデータ保有装置より、前記特定のデータ保有装置
    の識別情報を受信する識別情報通信部を有し、 前記検索要求送信先情報記録部は、 前記識別情報通信部により受信された前記特定のデータ
    保有装置の識別情報を用いて前記特定のデータ保有装置
    を前記検索要求送信先情報に記録することを特徴とする
    請求項4に記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記検索要求送信先情報記録部は、 所定の場合に、前記特定のデータ保有装置を前記検索要
    求送信先情報に記録しないことを特徴とする請求項10
    に記載のデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 前記識別情報通信部は、 複数のデータ保有装置に対して自己の識別情報を送信す
    るとともに、前記複数のデータ保有装置のそれぞれより
    識別情報を受信し、 前記検索要求送信先情報記録部は、 前記識別情報通信部により受信された前記複数のデータ
    保有装置の識別情報を用いて前記複数のデータ保有装置
    を前記検索要求送信先情報に記録することを特徴とする
    請求項10に記載のデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 前記データ通信装置は、更に、 特定のデータ保有装置に対して特定の共有データの更新
    の有無の確認を要求する更新確認要求を送信する更新確
    認要求部を有し、 前記データ受信部は、 前記特定のデータ保有装置により前記特定の共有データ
    の更新が確認された場合に、前記特定のデータ保有装置
    より、更新後の前記特定の共有データを受信することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  14. 【請求項14】 前記検索要求送信先情報記録部は、 前記所定数のデータ保有装置の各々について前記検索要
    求の送信順序が設定された検索要求送信先情報を記録
    し、 前記データ通信装置は、更に、 前記データ受信部に対して共有データを送信した送信元
    データ保有装置ごとに、前記データ受信部によるデータ
    受信数をカウントし、前記送信元データ保有装置ごとの
    データ受信数のカウント結果に基づき、前記所定数のデ
    ータ保有装置の各々について前記検索要求の送信順序を
    設定するデータ受信数カウント部を有することを特徴と
    する請求項4に記載のデータ通信装置。
  15. 【請求項15】 前記データ通信装置は、更に、 前記データ保有装置との共有データとして自己が保有す
    るデータを記録する共有データ記録部と、 前記共有データ記録部に記録された前記共有データから
    所定の検索条件に合致する共有データを検索するように
    要求する検索要求を、特定のデータ保有装置より受信
    し、受信した前記検索要求に基づき前記検索条件に合致
    する共有データを検索し、検索結果を前記特定のデータ
    保有装置に対して送信する検索実行部と、 前記検索実行部により検索された共有データの送信を要
    求するデータ送信要求を、前記特定のデータ保有装置よ
    り受信するデータ送信要求受信部と、 前記データ送信要求受信部により受信された前記データ
    送信要求に基づき、送信を要求された共有データを前記
    特定のデータ保有装置に対して送信するデータ送信部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つ以上のデータ保有装置
    に接続され、自己が保有するデータの少なくとも一部の
    データを前記データ保有装置との共有データとするデー
    タ通信装置であって、 前記共有データとして自己が保有するデータを記録する
    共有データ記録部と、 前記共有データ記録部に記録された前記共有データから
    所定の検索条件に合致する共有データを検索するように
    要求する検索要求を、特定のデータ保有装置より受信
    し、受信した前記検索要求に基づき前記検索条件に合致
    する共有データを検索し、検索結果を前記特定のデータ
    保有装置に対して送信する検索実行部と、 前記検索実行部により検索された共有データの送信を要
    求するデータ送信要求を、前記特定のデータ保有装置よ
    り受信するデータ送信要求受信部と、 前記データ送信要求受信部により受信された前記データ
    送信要求に基づき、送信を要求された共有データを前記
    特定のデータ保有装置に対して送信するデータ送信部と
    を有することを特徴とするデータ通信装置。
  17. 【請求項17】 前記データ通信装置は、更に、 前記共有データ記録部に記録された前記共有データの索
    引を生成する索引生成部を有し、 前記検索実行部は、 前記索引生成部により生成された前記索引を用いて前記
    検索条件に合致する共有データを検索することを特徴と
    する請求項15又は16に記載のデータ通信装置。
  18. 【請求項18】 前記索引生成部は、 それぞれに識別子が設定された複数の索引を生成し、 前記検索実行部は、 前記複数の索引に設定された識別子のいずれかの識別子
    に対応する識別子を含む検索要求を受信し、受信した前
    記検索要求に含まれた識別子と対応する識別子が設定さ
    れた索引を用いて前記検索条件に合致する共有データを
    検索することを特徴とする請求項17に記載のデータ通
    信装置。
  19. 【請求項19】 前記索引生成部は、定期的に前記共有
    データ記録部に記録された共有データを検査し、検査の
    結果に基づき前記索引の内容を更新することを特徴とす
    る請求項17に記載のデータ通信装置。
  20. 【請求項20】 前記データ通信装置は、更に、 特定の共有データの更新の有無の確認を要求する更新確
    認要求を、いずれかのデータ保有装置より受信し、受信
    した前記更新確認要求に基づき、前記特定の共有データ
    の更新の有無を確認する更新確認部を有し、 前記データ送信部は、 前記更新確認部により前記特定の共有データの更新が確
    認された場合に、前記更新確認要求を送信したデータ保
    有装置に対して、更新後の前記特定の共有データを送信
    することを特徴とする請求項15又は16に記載のデー
    タ通信装置。
  21. 【請求項21】 前記共有データ記録部は、 前記データ受信部により受信された共有データを記録す
    ることを特徴とする請求項15に記載のデータ通信装
    置。
  22. 【請求項22】 少なくとも一つ以上のデータ保有装置
    と通信を行い、前記データ保有装置がそれぞれに保有す
    るデータの少なくとも一部のデータを共有データとして
    利用できるデータ通信方法であって、 前記データ保有装置がそれぞれに保有する共有データか
    ら所定の検索条件に合致する共有データを検索するよう
    に前記データ保有装置に対して要求する検索要求を生成
    し、生成した前記検索要求を前記データ保有装置に対し
    て送信する検索要求生成送信ステップと、 前記検索要求に対する検索結果を前記データ保有装置よ
    り受信する検索結果受信ステップと、 前記検索結果受信ステップにより受信されたいずれかの
    検索結果に基づき、検索された共有データの送信を要求
    するデータ送信要求を生成し、生成した前記データ送信
    要求をいずれかのデータ保有装置に対して送信するデー
    タ送信要求生成送信ステップと、 前記データ送信要求生成送信ステップにより前記データ
    送信要求が送信されたデータ保有装置より、前記データ
    送信要求により要求された共有データを受信するデータ
    受信ステップとを有することを特徴とするデータ通信方
    法。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つ以上のデータ保有装置
    に接続され、自己が保有するデータの少なくとも一部の
    データを前記データ保有装置との共有データとするデー
    タ通信方法であって、 前記共有データとして自己が保有するデータを記録する
    共有データ記録ステップと、 前記共有データ記録ステップにより記録された前記共有
    データから所定の検索条件に合致する共有データを検索
    するように要求する検索要求を、特定のデータ保有装置
    より受信し、受信した前記検索要求に基づき前記検索条
    件に合致する共有データを検索し、検索結果を前記特定
    のデータ保有装置に対して送信する検索実行ステップ
    と、 前記検索実行ステップにより検索された共有データの送
    信を要求するデータ送信要求を、前記特定のデータ保有
    装置より受信するデータ送信要求受信ステップと、 前記データ送信要求受信ステップにより受信された前記
    データ送信要求に基づき、送信を要求された共有データ
    を前記特定のデータ保有装置に対して送信するデータ送
    信ステップとを有することを特徴とするデータ通信方
    法。
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