JPH08163131A - ネットワーク通信システム - Google Patents
ネットワーク通信システムInfo
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- JPH08163131A JPH08163131A JP33157994A JP33157994A JPH08163131A JP H08163131 A JPH08163131 A JP H08163131A JP 33157994 A JP33157994 A JP 33157994A JP 33157994 A JP33157994 A JP 33157994A JP H08163131 A JPH08163131 A JP H08163131A
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Abstract
よび安全性、信頼性を向上する。 【構成】 データ名称によりステーション間のデータア
クセスを行うネットワーク通信システムにおいて、各ス
テーションごとにステーション内の各データの名称を記
載したデータ名称テーブルを設け、アクセス要求元のス
テーションから、アクセス対象データの名称を付加した
アクセス要求送信フレームを他の全ステーションへ送信
する。それを受信したステーションは、送信フレームか
らデータ名称を取り出し、自ステーション内のデータ名
称テーブルを検索して該当するデータ名称があればその
データをアクセスするとともに、アクセス結果を応答フ
レームに付加してアクセス要求元のステーションへ送信
する。
Description
テムに関する。
ネットワーク上において、ステーション間の通信で扱わ
れるデータに固有の名称を付け、その名称によりデータ
の管理を行うシステムがある。このシステムでは、各ス
テーションに存在する全てのデータについて、その名
称、存在するステーションアドレス、ファイル名、ファ
イル内アドレス等を収集してテーブルを作成し、作成し
たテーブルを1台のステーションに備えてデータ名称サ
ーバーとしておき、各ステーションが他のステーション
のデータをリード・ライトしようとするときは、このテ
ーブルを備えたデータ名称サーバーに、データの所在位
置を問い合わせてから、該当するステーションに対して
データのアクセスをするという手順がとられている。
うな2段階の手順をふむことは、直接アクセスする場合
に比べて、データ名称サーバーに問い合わせる時間が余
分となり応答性が悪いとともに、データ名称サーバーが
ダウンした場合はステーション間でのデータアクセスが
完全にできなくなり安全性、信頼性に欠けるという問題
があった。本発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ステーション間の
データアクセスの応答性および安全性、信頼性にすぐれ
たネットワーク通信システムを提供することにある。
に、第1の発明は、ステーション内のデータにそれぞれ
システム上固有の名称を付加し、データ名称によりステ
ーション間のデータアクセスを行うネットワーク通信シ
ステムにおいて、各ステーションごとに設けられてステ
ーション内の各データの名称を記載したデータ名称テー
ブルと、アクセス要求元のステーションから、アクセス
対象データの名称を付加したアクセス要求送信フレーム
を他の全ステーションに送信する手段と、ステーション
に受信されたアクセス要求送信フレームからデータ名称
を取り出し受信ステーション内のデータ名称テーブルを
参照して該当するデータ名称があればそのデータにアク
セスする手段と、アクセス結果を応答フレームに付加し
てアクセス相手先ステーションからアクセス要求元のス
テーションへ送信する手段とを備えたことを特徴とす
る。
それぞれシステム上固有の名称を付加し、データ名称に
よりステーション間のデータアクセスを行うネットワー
ク通信システムにおいて、各ステーションごとに設けら
れてステーション内の各データの名称を記載したデータ
名称テーブルと、アクセス要求元のステーションから、
複数のアクセス対象データの名称リストを付加したアク
セス要求送信フレームを他の全ステーションに送信する
手段と、ステーションに受信されたアクセス要求送信フ
レームからデータ名称リストを取り出し受信ステーショ
ン内のデータ名称テーブルを参照して該当するデータ名
称があればそのデータにアクセスする手段と、アクセス
結果を応答フレームに付加してアクセス相手先ステーシ
ョンからアクセス要求元のステーションへ送信する手段
とを備えたことを特徴とする。
セス要求送信フレームを送信した後、アクセス相手先ス
テーションからの応答フレームの受信を監視し、所定時
間経過後にアクセスできなかったデータについての名称
リストをアクセス要求送信フレームに付加して、再び他
の全ステーションに送信する手段を備えたことを特徴と
する。
において、ステーションに受信されたアクセス要求送信
フレームからデータ名称を取り出し受信ステーション内
のデータ名称テーブルを参照して該当するデータ名称が
ない場合に、その旨を応答フレームに付加してアクセス
要求元のステーションへ送信する手段を備えたことを特
徴とする。
において、アクセス相手先ステーションからアクセス要
求元のステーションへ送信する応答フレーム中にアクセ
ス可能だったデータのステーションアドレスおよびステ
ーション内の格納アドレスを付加する手段と、アクセス
要求元のステーションに受信された応答フレームからア
クセス可能データのステーションアドレスおよびステー
ション内の格納アドレスを取り出してステーション内に
保持する手段と、アクセス要求元のステーションから一
度アクセスしたデータについてアクセス要求送信フレー
ムを送信する場合に、ステーション内に保持されている
データのステーションアドレスおよびステーション内の
格納アドレスに基づきアクセス先を指定する手段とを備
えたことを特徴とする。
セス要求送信フレームに付加されるアクセス対象データ
の名称リスト中にデータ名称とデータの実アドレスのい
ずれかを指定するためのフラグを設置したことを特徴と
する。
それぞれシステム上固有の名称および通し番号を付加し
て通番管理するとともに、データ名称によりステーショ
ン間のデータアクセスを行うネットワーク通信システム
において、各ステーションごとに設けられてステーショ
ン内の各データの名称および通し番号を記載したデータ
名称テーブルと、アクセス要求元のステーションから、
複数のアクセス対象データの名称または名称リストを付
加したアクセス要求送信フレームを他の全ステーション
に送信する手段と、ステーションに受信されたアクセス
要求送信フレームからデータ名称またはデータ名称リス
トを取り出し受信ステーション内のデータ名称テーブル
を参照して該当するデータ名称があればそのデータにア
クセスする手段と、アクセス結果およびアクセス対象デ
ータの通し番号を応答フレームに付加してアクセス相手
先ステーションからアクセス要求元のステーションへ送
信する手段とを備えたことを特徴とする。
ステーション内の各データの名称を記載したデータ名称
テーブルが設けられる。それにより、アクセス要求元の
ステーションから、アクセス対象データの名称を付加し
たアクセス要求送信フレームが他の全ステーションに送
信され、そのアクセス要求送信フレームを受信したステ
ーションでは、データ名称が取り出されて受信ステーシ
ョン内のデータ名称テーブルが参照され、該当するデー
タ名称があればそのデータがアクセスされる。こうして
アクセスされた結果が、応答フレームに付加されてアク
セス相手先ステーションからアクセス要求元のステーシ
ョンへ送信される。
とにステーション内の各データの名称を記載したデータ
名称テーブルが設けられる。それにより、アクセス要求
元のステーションから、複数のアクセス対象データの名
称リストを付加したアクセス要求送信フレームが他の全
ステーションに送信され、そのアクセス要求送信フレー
ムを受信したステーションでは、アクセス要求送信フレ
ームからデータ名称リストが取り出されて受信ステーシ
ョン内のデータ名称テーブルが参照され、該当するデー
タ名称があればそのデータがアクセスされる。こうして
アクセスされた結果が、応答フレームに付加されてアク
セス相手先ステーションからアクセス要求元のステーシ
ョンへ送信される。
クセス要求送信フレームが送信された後、アクセス相手
先ステーションからの応答フレームの受信が監視され、
所定時間経過後にアクセスできなかったデータについて
の名称リストがアクセス要求送信フレームに付加され
て、再び他の全ステーションに送信される。
明で、ステーションに受信されたアクセス要求送信フレ
ームからデータ名称が取り出されて受信ステーション内
のデータ名称テーブルが参照され、該当するデータ名称
がない場合に、その旨が応答フレームに付加されてアク
セス要求元のステーションへ送信される。
明で、アクセス相手先ステーションからアクセス要求元
のステーションへ送信される応答フレーム中にアクセス
可能だったデータのステーションアドレスおよびステー
ション内の格納アドレスが付加される。この応答フレー
ムを受信したアクセス要求元のステーションでは、応答
フレームからアクセス可能データのステーションアドレ
スおよびステーション内の格納アドレスが取り出されて
ステーション内に保持される。次いで、アクセス要求元
のステーションから一度アクセスしたデータについてア
クセス要求送信フレームが送信される場合は、ステーシ
ョン内に保持されているデータのステーションアドレス
およびステーション内の格納アドレスに基づきアクセス
先が指定される。
クセス要求送信フレームに付加されるアクセス対象デー
タの名称リスト中にフラグが設置されたことにより、デ
ータ名称とデータの実アドレスの混在が可能になる。
とにステーション内の各データの名称および通し番号を
記載したデータ名称テーブルが設けられる。それによ
り、アクセス要求元のステーションから、複数のアクセ
ス対象データの名称または名称リストを付加したアクセ
ス要求送信フレームが他の全ステーションに送信され
る。そのアクセス要求送信フレームを受信したステーシ
ョンでは、アクセス要求送信フレームからデータ名称ま
たはデータ名称リストが取り出された後、受信ステーシ
ョン内のデータ名称テーブルが参照され、該当するデー
タ名称があればそのデータがアクセスされる。こうして
アクセスされた結果およびアクセス対象データの通し番
号が、応答フレームに付加されてアクセス相手先ステー
ションからアクセス要求元のステーションへ送信され
る。
る。図1は第1の発明に係るネットワーク通信システム
の実施例を示す説明図である。この実施例は、図1に、
要求として示されるように、最初に、アクセス要求元の
ステーション1が、アプリケーションからアクセスを要
求されたデータの名称とコマンド(リードまたはライト
等の操作)とにより、アクセス要求の送信フレームを作
成し、そのフレームをブロードキャストによりネットワ
ーク2上の他のステーション3〜8へ送る。
各ステーション3〜8それぞれがフレーム解析をおこな
い、フレームが正常か否か、およびデータ名称によるア
クセス要求のフレームか否か等のチェックを行う。ここ
でデータ名称によるアクセス要求のフレームであれば、
データ名称検索テーブルを検索して、アクセス要求され
たデータの名称が自ステーションに属するか否かを判別
する。このデータ名称検索テーブルは各ステーション
1、3〜8ごとに設けられてステーション内に格納され
ている各データの名称を記載したものである。検索の結
果、データが、例えばステーション3内にある場合は、
そのデータが格納されているアドレスに対してリードま
たはライトのアクセスを行う。
した送信フレームのヘッダ部から取り出した送信元アド
レスにより応答フレームを作成し、アクセス結果を応答
データとして、アクセス要求元のステーション1へ送り
返す。なお、他のステーション4〜8は、同様に検索す
るが、該当するデータがないため、アクセス要求元に対
してなにもしない。こうして、ステーション3から送ら
れた応答フレームは、アクセス要求元のステーション1
に受信され、通信送信制御部により応答データが取り出
されてアプリケーションへ通知される。
フレームの構成の一例を示す説明図である。図示される
ように、両フレームとも、ヘッダ部、データ部、FCS
(frame check sequence)部より
構成される。ヘッダ部は、宛先ステーションアドレス、
送信元ステーションアドレス、フレーム種別、データ部
バイト数からなる。ここで、要求フレームの宛先ステー
ションアドレスは、ブロードキャストアドレスとなり、
応答フレームのそれは、要求フレームを発したステーシ
ョンのアドレスとなる。フレーム種別は、要求フレーム
または応答フレームのいずれかを示すコードにより表さ
れる。
に、要求データをリードまたはライトを示すコマンドが
格納されるとともに、データをライトする場合は要求フ
レームの欄にライトする値が格納され、リードする場合
は応答フレームの欄にリードした値が格納される。FC
S部は、フレーム受信側で受信したフレームが正常かど
うかをチェックするために使われるものであり、通常C
RC(cyclic redundancy cod
e)等が用いられる。
ョンに設けられてデータ名称を検索するためのデータ名
称検索テーブルの一例を示す説明図である。このテーブ
ルは図示されるように、ステーション内の各データに付
けられているデータ名称1〜nとそれぞれの格納領域の
アドレスが格納されている。なお、各データの名称とし
てはシステム上で互いに識別できるように固有の名称が
付けられる。
図である。この実施例は、図4に、要求として示される
ように、最初に、要求元ステーション1が、アプリケー
ションからアクセスを要求された複数のデータの名称お
よびそのコマンドとによりリスト列を作成し、アクセス
要求の送信フレームに付加して、第1の実施例と同様に
ブロードキャストによりネットワーク2上の他のステー
ション3〜8へ送る。次の、検索では、送信フレームを
受信した各ステーション3〜8それぞれがフレーム解析
をおこない、フレームが正常か否か、およびデータ名称
リストによるアクセス要求のフレームか否か等のチェッ
クを行う。
アクセス要求のフレームであれば、データ名称検索テー
ブルを検索して、アクセス要求されたデータ名称リスト
の各データ名称が自ステーションに属するか否かを判別
する。このデータ名称検索テーブルは、第1の実施例と
同様に、各ステーション1、3〜8ごとに設けられてス
テーション内に格納されている各データの名称を記載し
たものである。検索の結果、データが、例えばステーシ
ョン3、7、8内にある場合は、そのデータが格納され
ている各アドレスに対してそれぞれリードまたはライト
のアクセスを行う。
施例と同様に、先に受信した送信フレームのヘッダ部か
ら取り出した送信元アドレスにより応答フレームを作成
し、アクセス結果を応答データとしてアクセス要求元の
ステーション1へ送り返す。なお、検索の結果、データ
がなかったステーション4はアクセス要求元に対してな
にもしない。こうして、送られた応答フレームは、アク
セス要求元のステーション1に受信されて、通信送信制
御部により応答データが取り出されてアプリケーション
へ通知される。
フレームの構成の一例を示す説明図である。図示される
ように、応答フレームは、各応答データに要求リストの
ポインタを付加したことにより、データ名称リストのど
のデータ名称に対応する応答データであるかを判断でき
るようにしたものである。図6は、同じく要求フレーム
および応答フレームの構成の一例を示す説明図である。
図示されるように、要求フレームにより送信されてきた
リストの順に応答データを配置するとともに、データの
有効無効を示すフラグを付加して応答フレームを作成し
たものである。
は、各ステーションがそれぞれデータ名称検索テーブル
を備えて自ステーション内のデータを管理することによ
り、互いのステーション間で、直接、データ名称により
アクセスを要求することが可能になる。すなわち、デー
タのアクセス要求を受けたステーションは、要求された
データの名称を、データ名称検索テーブルにより検索
し、該当するデータがあればアクセスして、その応答結
果を要求ステーションに返す。その結果、従来のデータ
名称サーバーを備えたシステムに比べて、アクセス要求
元のステーションがアクセスを要求してから返答が得ら
れるまでの時間が短縮される。さらには、ネットワーク
上の任意のステーションがダウンした場合でも、そのス
テーションに属するデータだけがアクセス不能になるだ
けで、残りのステーションについては、そのまま動作を
続けることが可能であり、安全性、信頼性が保たれる。
る。この実施例は、第2の発明の実施例において、要求
フレームにより送られたデータ名称リストの各データに
対して、そのデータが存在するステーションから返送さ
れた応答フレームを、要求元のステーションが監視する
ことで、要求フレームが該当するステーションに到達し
たか否かをチェックする。ここで、一定時間監視した
後、応答のなかったデータについての名称リストを作成
し、要求フレームに付加し再びブロードキャストにより
ネットワーク上に流してアクセスを続ける。この実施例
では、要求フレームによりアクセスを要求して応答が得
られなかったデータについてのみを再度アクセスするこ
とで、アクセスされる側のステーションが、すでにアク
セスの済んだデータを重複してアクセスすることがなく
なり、受信側ステーションの負担を軽くすることができ
る。
る。この実施例は、第1の発明、第2の発明および第3
の発明の各実施例において、要求フレームを受信したス
テーションにアクセス要求された各データが存在しない
場合も、応答データとして、該当データなしを示すステ
ータスを応答フレームに付加して、要求元のステーショ
ンへ返送する。図7は、この実施例において、アクセス
要求元のステーションへ送信される応答フレームの例を
示す説明図である。この応答フレームは、該当データあ
りの場合も、該当データなしの場合も、ステータスとし
て、それぞれデータの有無がフラグにより設定されてい
る。
ス要求に対して応答が得られなかった場合、ネットワー
ク上の何らかの異常により応答フレームが要求元ステー
ションに受信されなかったのか、あるいは、該当するデ
ータ名称を有するステーションがネットワーク上に存在
しないのかを、応答フレームを監視することで判別可能
となる。そのため、該当するデータ名称を有するステー
ションがネットワーク上に存在しないのであれば、以
後、そのデータについてリトライする必要がなくなり、
その分、システムへの負担が軽くなる。
る。この実施例は、第1の発明から第4の発明の各実施
例において、要求フレームを受信したステーションが、
アクセス結果に基づいて応答フレームを作成する際に、
データ名称検索テーブルから該当データの格納アドレス
を読み取り、応答データとともに応答フレームに付加す
るようにしたものである。それにより、この応答フレー
ムを受信した要求元ステーションは、応答フレームから
応答データとともに格納アドレスを取り出して、応答の
あったステーションアドレスとともに別領域に退避させ
ておく。
をアクセスする際は、このステーションアドレスおよび
格納アドレスをデータ名称の代わりに要求フレームに付
加する。その結果、これらのアドレスを含む要求フレー
ムを受信したステーションでは、データ名称検索テーブ
を検索することなく、該当データをアクセスすることが
できるため、その分、応答時間が短縮される。
応答フレームおよび要求フレームの一例を示す。図に示
されるように、応答フレームには、データ名称の次に、
そのデータの格納アドレスが付加される。これを受け取
った要求元ステーションでは、以後、同じデータをアク
セス要求する場合、要求フレーム1のように、宛先ステ
ーションアドレスとして、直接、アクセス先のステーシ
ョンアドレスおよび格納アドレスを指定することができ
る。この要求フレーム1は該当するステーションのみに
受信され、フレーム内の格納アドレスを参照して該当デ
ータがアクセスされる。
トにより送られる場合の要求フレームを示し、この要求
フレーム2を受信したステーションは、要求フレーム2
のデータ部のステーションアドレスが自ステーション宛
であるか否かを判別し、自ステーション宛であれば、さ
らに格納アドレスを参照して該当データをアクセスす
る。この実施例では、2回目以降のアクセスが、データ
名称ではなく、ステーションアドレスと、ステーション
内格納アドレスを指定して要求するため、アクセス対象
ステーション以外のステーションは、余分な受信処理が
不要になるとともに、アクセス対象ステーションについ
ても、データ名称検索テーブルの検索が不要となる。
る。この実施例は、第5の発明の実施例において、要求
フレームに付加されるアクセス対象データの名称リスト
中にデータ名称とデータアドレスのいずれかを指定する
ためのフラグを設置したものである。図9は、この実施
例における要求フレームの一例を示し、各要求データ部
の先頭に識別フラグが設けられ、識別フラグが実アドレ
スを指示した場合はその次に実アドレスが書き込まれ、
また、識別フラグがデータ名称を指示した場合はその次
にデータ名称が書き込まれる。ここで実アドレスとは、
アクセス対象データが格納されているステーションのア
ドレスとそのステーション内の格納アドレスである。
したステーションは、受信したフレームについて、応答
データごとにフラグをチェックする。フラグがデータ名
称を指示するものであれば、データ名称に基づいて、デ
ータ名称検索テーブルを検索し、自ステーションに該当
するデータ名称であれば、該当する格納アドレスのデー
タをアクセスする。また、フラグが実アドレスを指示す
るものであり、しかもその実アドレスに該当するアドレ
スが自ステーションにあるのであれば、該当アドレスの
データをアクセスする。
を同一リスト中に混在できるため、アクセスしようとす
る複数のデータのうち、データ名称しかわからないもの
が含まれていても、データ名称によるアクセスと実アド
レスによるアクセスとに分けることなく、要求されたそ
のままの順番でアクセスすることが可能になる。
る。この実施例は、ネットワークに接続される全ステー
ションのデータに通し番号を付けるとともに、図10に
示すように、その通し番号をデータ名称とともにデータ
名称検索テーブルに格納する。この通し番号は、データ
名称の管理と同様に、計算機、ワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ等により一元的に管理され、デー
タ名称検索テーブルの要素データの一つとして定義され
て各ステーションに格納される。
うに、各データについての管理/属性情報を備えるとと
もに、それらの格納アドレスとデータ名称ごとの通し番
号を対応させた、管理/属性情報アドレステーブルを持
つ。このテーブルからデータの管理/属性情報の格納ア
ドレスを読み取る場合は、[テーブル先頭のベースアド
レス]+[通し番号×サイズN]として、テーブル上の格
納位置が求められる。それにより、アクセス要求ステー
ションからの要求フレームを各ステーションが受信する
と、第1の発明および第2の発明の両実施例と同様に、
データ名称を検索し、該当するデータ名称があればアク
セスして、その結果を応答データとして応答フレームに
付加し要求元に返す。
ごとにそのデータの通し番号(図中では通番i〜通番
k)を付ける。それにより、アクセス要求元ステーショ
ンは、この応答フレームを受信すると、その通し番号を
もとに、管理/属性情報アドレステーブル上の、[テー
ブル先頭のベースアドレス]+[通し番号×サイズN]の
アドレスから、管理/属性情報の格納アドレスを読み取
り、その格納アドレスにもとづいて格納領域から該当す
るデータ名称についての管理/属性情報を得ることがで
きる。
元において、データ名称に付随する管理/属性情報を有
するとともに、その管理/属性情報が通し番号に対応し
たテーブル構造をもつことにより、アクセス要求に対す
る応答フレームを受信したとき、そのデータに対する管
理/属性情報を得ようとする場合は、データ名称を検索
することなく、通し番号により直ちに、該当する管理/
属性情報を得ることができる。
の発明によれば、各ステーションごとにステーション内
のデータの名称を記載したデータ名称テーブルを設けた
ことにより、データアクセスを受けたステーションは、
データ名称テーブルを検索してから該当データのアクセ
スが行われる。このようにステーションごとにデータ名
称テーブルが検索されるため、検索時間が短縮された
分、応答性が良くなる。また、あるステーションがダウ
ンしても、そのステーションのデータのみがアクセス不
能になるだけであるから、データ名称サーバーを備えた
従来システムに比べて、安全性、信頼性が向上する。
ーションが、アクセス要求送信フレームを送信した後、
アクセス相手先ステーションからの応答フレームの受信
を監視し、所定時間経過後にアクセスできなかったデー
タの名称リストをアクセス要求送信フレームに付加し
て、再び他の全ステーションに送信することにより、ア
クセスできなかったデータのみを効率良く繰り返してア
クセスすることができる。
されたアクセス要求送信フレームからデータ名称を取り
出して受信ステーション内のデータ名称テーブルを参照
し、該当するデータ名称がない場合は、その旨を応答フ
レームに付加してアクセス要求元のステーションへ送信
することにより、システム上でのデータの有無が明確に
なり、存在しないデータを繰り返しアクセスする無駄が
省かれる。
に、そのデータのステーションアドレスおよびステーシ
ョン内の格納アドレスが、アクセス結果とともにアクセ
ス要求元のステーションに戻される。そのため、次回以
降は、ステーションアドレスが戻された該当するステー
ションにのみ格納アドレスを指定してアクセスすること
が可能となり、システムへの負担を大幅に軽くすること
ができる。
て、アクセス要求送信フレームに付加されるアクセス対
象データの名称リスト中にフラグを設置して、データ名
称とデータの実アドレスのいずれかを指定することで、
データ名称とデータの実アドレスが同一のリスト上に混
在可能となり、アクセス要求送信フレームの構成を簡単
にすることができる。
ともに通し番号を付加したことにより、データの管理が
効率よく行われる。特に、各ステーションに、データ名
称に対応する管理/属性データを備え、その格納位置を
管理/属性情報アドレステーブルとして管理する場合、
通し番号により管理/属性情報の検索が簡単に行える。
の構成を示す説明図である。
ーブルを示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 ステーション内のデータにそれぞれシス
テム上固有の名称を付加し、データ名称によりステーシ
ョン間のデータアクセスを行うネットワーク通信システ
ムにおいて、 各ステーションごとに設けられてステーション内の各デ
ータの名称を記載したデータ名称テーブルと、 アクセス要求元のステーションから、アクセス対象デー
タの名称を付加したアクセス要求送信フレームを他の全
ステーションに送信する手段と、 ステーションに受信されたアクセス要求送信フレームか
らデータ名称を取り出し受信ステーション内のデータ名
称テーブルを参照して該当するデータ名称があればその
データにアクセスする手段と、 アクセス結果を応答フレームに付加してアクセス相手先
ステーションからアクセス要求元のステーションへ送信
する手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク通信システム。 - 【請求項2】 ステーション内のデータにそれぞれシス
テム上固有の名称を付加し、データ名称によりステーシ
ョン間のデータアクセスを行うネットワーク通信システ
ムにおいて、 各ステーションごとに設けられてステーション内の各デ
ータの名称を記載したデータ名称テーブルと、 アクセス要求元のステーションから、複数のアクセス対
象データの名称リストを付加したアクセス要求送信フレ
ームを他の全ステーションに送信する手段と、 ステーションに受信されたアクセス要求送信フレームか
らデータ名称リストを取り出し受信ステーション内のデ
ータ名称テーブルを参照して該当するデータ名称があれ
ばそのデータにアクセスする手段と、 アクセス結果を応答フレームに付加してアクセス相手先
ステーションからアクセス要求元のステーションへ送信
する手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク通信システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のネットワーク通信システ
ムにおいて、 アクセス要求送信フレームを送信した後、アクセス相手
先ステーションからの応答フレームの受信を監視し、所
定時間経過後にアクセスできなかったデータについての
名称リストをアクセス要求送信フレームに付加して、再
び他の全ステーションに送信する手段を備えたことを特
徴とするネットワーク通信システム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載のネットワーク通信システムにおいて、 ステーションに受信されたアクセス要求送信フレームか
らデータ名称を取り出し受信ステーション内のデータ名
称テーブルを参照して該当するデータ名称がない場合
に、その旨を応答フレームに付加してアクセス要求元の
ステーションへ送信する手段を備えたことを特徴とする
ネットワーク通信システム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載のネットワーク通信システムにおいて、 アクセス相手先ステーションからアクセス要求元のステ
ーションへ送信する応答フレーム中にアクセス可能だっ
たデータのステーションアドレスおよびステーション内
の格納アドレスを付加する手段と、 アクセス要求元のステーションに受信された応答フレー
ムからアクセス可能データのステーションアドレスおよ
びステーション内の格納アドレスを取り出してステーシ
ョン内に保持する手段と、 アクセス要求元のステーションから一度アクセスしたデ
ータについてアクセス要求送信フレームを送信する場合
に、ステーション内に保持されているデータのステーシ
ョンアドレスおよびステーション内の格納アドレスに基
づきアクセス先を指定する手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク通信システム。 - 【請求項6】 請求項5記載のネットワーク通信システ
ムにおいて、 アクセス要求送信フレームに付加されるアクセス対象デ
ータの名称リスト中にデータ名称とデータの実アドレス
のいずれかを指定するためのフラグを設置したことを特
徴とするネットワーク通信システム。 - 【請求項7】 ステーション内のデータにそれぞれシス
テム上固有の名称および通し番号を付加して通番管理す
るとともに、データ名称によりステーション間のデータ
アクセスを行うネットワーク通信システムにおいて、 各ステーションごとに設けられてステーション内の各デ
ータの名称および通し番号を記載したデータ名称テーブ
ルと、 アクセス要求元のステーションから、複数のアクセス対
象データの名称または名称リストを付加したアクセス要
求送信フレームを他の全ステーションに送信する手段
と、 ステーションに受信されたアクセス要求送信フレームか
らデータ名称またはデータ名称リストを取り出し受信ス
テーション内のデータ名称テーブルを参照して該当する
データ名称があればそのデータにアクセスする手段と、 アクセス結果およびアクセス対象データの通し番号を応
答フレームに付加してアクセス相手先ステーションから
アクセス要求元のステーションへ送信する手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33157994A JP3546897B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | ネットワーク通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33157994A JP3546897B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | ネットワーク通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08163131A true JPH08163131A (ja) | 1996-06-21 |
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