JP2002221164A - 可動翼形回転装置 - Google Patents
可動翼形回転装置Info
- Publication number
- JP2002221164A JP2002221164A JP2001020106A JP2001020106A JP2002221164A JP 2002221164 A JP2002221164 A JP 2002221164A JP 2001020106 A JP2001020106 A JP 2001020106A JP 2001020106 A JP2001020106 A JP 2001020106A JP 2002221164 A JP2002221164 A JP 2002221164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotors
- rotor
- cylinder
- cam ring
- rotating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/344—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C18/3441—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation
- F04C18/3442—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation the surfaces of the inner and outer member, forming the inlet and outlet opening
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/001—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2230/00—Manufacture
- F04C2230/60—Assembly methods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/20—Rotors
Abstract
安定な出入りとを保証した上で、1種以上の吐出量吐出
圧などの出力特性を実現し2種以上の流体を同時に取り
扱うことができる多機能・高信頼性の可動翼形回転装置
を提供する。 【解決手段】 流体の吸入ポート及び吐出ポートを備え
るシリンダ又はカムリングと可動翼及びその滑動用嵌合
溝とを備えるロータとを有し、シリンダ又はカムリング
の軸線方向途中位置の内面に内方に向け突出する1個以
上のリング状仕切り壁を設け、これを挟む両側にシリン
ダ又はカムリングの直列複数チャンバを形成し、複数チ
ャンバに別個に吸入ポート及び吐出ポートを設け、複数
チャンバそれぞれにロータを同一回転軸線上の別個の両
端主軸に連結配置し、複数チャンバそれぞれに別個の複
数翼室を形成して成る可動翼形回転装置。
Description
置、より詳細には、一般に呼ばれるところの、ベーン形
圧縮装置、ベーン形ブロワ装置、ベーン形バキゥウム装
置など、気体圧縮(加圧)・気体送り・気体減圧のため
の気体装置及びベーン形油圧ポンプ装置など、液体加圧
・液体送りのための液体装置に関し、特に、これら気体
装置・液体装置全般にわたり、1台の装置で、2系統以
上の流体吐出、1種以上の流体吐出量、1種以上の流体
吐出圧及び2種以上の流体併用などが可能な、低コスト
・高信頼性の可動翼形回転装置に関する。
知である。すなわち、該装置は、1枚以上の可動翼(ベ
ーン)を備えるロータ(回転子)を、流体の吸入ポート
及び吐出ポートを備えるシリンダ内に偏心させて配置
し、また、ベーン形油圧ポンプ装置のうち平衡型ベーン
ポンプ装置は、シリンダの代わりにカムリングを用い、
その内部に同心にロータを配置し、これらロータの回転
により遠心力が作用する可動翼をその滑動用嵌合溝から
出入りさせ、この出入りにより、吸入ポートを介して外
部流体を隣合う可動翼が仕切る翼室に取り込み、取り込
んだ流体を翼室の容積漸減空間内で圧縮加圧し、加圧し
た流体を吐出ポートを介し外部に吐出する一連の動作を
繰り返し行う機構を有する。
れたように多種多様な装置の需要がある上、例えば、印
刷機械などに使用する気体圧縮装置では、要求特性のう
ち、吐出量は0.02〜5.0m3 /分の広範囲にわた
り、吐出圧もゲージ圧で20〜150kPa の広範囲にわ
たり、また、例えば、印刷機械などに使用する気体バキ
ュウム装置では用途に応じて到達真空度合が、ゲージ圧
で−10〜−90kPaの広範囲にわたるなど、同じ用途
の装置でも細分化を必要としている。
性を1台の装置で充足することは困難を伴い、僅かに、
カムリングを交換することで吐出量を変化させるカムリ
ングタイプのベーン型油圧ポンプと、一定量吐出量型ポ
ンプとして、二つの圧力発生機構を一軸で回転し、2個
の吸入口と2個の吐出口をもつ二圧ポンプとが知られて
いるに過ぎない。
を変化させるカムリングタイプのベーン型油圧ポンプ
は、2系統以上の流体吐出を必要とするときは、この系
統数に見合う台数の設置を要し、二圧ポンプは、異なる
吐出量に対応することができず、仮に、これを異なる吐
出量に対応させ得るように改善できるにしても、いずれ
の場合も、一軸による2個のロータ駆動は、特に、多数
枚の、例えば4枚以上のベーンを備えるロータの剛性を
大幅に低下させ、この剛性低下を或る限度以内に抑える
必要があるため、ベーンの滑動用嵌合溝の溝深さを浅く
せざるを得ず、浅い溝深さはベーンの出入り運動の円滑
性及び安定性を損ない、結局、吐出量及び吐出圧の信頼
性が低下する不都合が生じる。
えば、気体装置で、ブロワ装置とバキュウム装置とを兼
用さるせるのは実際上不可能であり、まして、気体装置
と液体装置との互換などは、扱う流体が圧縮性と非圧縮
性で著しく異なる上、粘度や比重などの物性も大きく異
なるので論外である。
機械装置に対して高信頼性で最適な吐出量及び吐出圧の
下で複数の吐出量及び複数の吐出圧をもつ気体装置乃至
液体装置を配設するとき、複数台の装置を設置しなけれ
ばならず、その結果、装置コストが高価に付き、広い設
置スペースが必要となる。
した発明は、上述した諸問題を解決することにあり、実
際上は、冒頭で述べた種類の気体装置及び液体装置にお
いて、1台の装置で、運転効率を適正に保持し、かつ、
ベーンの円滑で、かつ、安定した出入り動作を保証した
上で、1種以上の吐出量、1種以上の吐出圧など複数種
類の広範囲な出力特性を実現することができ、しかも、
2種以上の流体を同時に取り扱うことができ、必要に応
じて1種類のみの大出力特性機種に転用可能な、多機能
・高信頼性の可動翼形回転装置を提供することを目的と
する。
め、この発明の請求項1に記載した発明は、流体の吸入
ポート及び吐出ポートを備えるシリンダと、該シリンダ
内に偏心して位置するロータとを有する構成及び流体の
吸入ポートと吐出ポートとを備える楕円形断面のカムリ
ングと、該カムリング内で同一軸線を共有するロータと
を有する構成のいずれか一方の構成を有し、ロータは、
その外方と内方との間を出入り自在な1枚以上の可動翼
と、その滑動用嵌合溝とを備える可動翼形回転装置にお
いて、シリンダ及びカムリングのいずれか一方の軸線方
向途中位置の内面に、内方に向け突出する1個以上のリ
ング状仕切り壁を設け、該仕切り壁を挟む両側にシリン
ダ及びカムリングのいずれか一方の直列複数チャンバを
形成し、該直列複数チャンバそれぞれに別個に吸入ポー
ト及び吐出ポートを設けて成り、かつ、直列複数チャン
バ内それぞれに、複数個のロータそれぞれを同一回転軸
線上の別個の両端主軸に連結配置し、直列複数チャンバ
それぞれに別個の複数翼室を形成して成ることを特徴と
する可動翼形回転装置である。
置は、1台の装置にて、シリンダ及びカムリングのいず
れか一方の途中位置の内面に仕切り壁を設けて直列複数
チャンバを形成し、これらチャンバ内に複数個のロータ
を収容する構造であるから簡単な構造で低コスト化を実
現し、しかも、複数個ロータを別個の両端主軸に連結配
置することで、従来の各ロータ内部を貫通する主軸穴が
存在しないので、各ロータの剛性を高い値に保持するこ
とができ、その結果、可動翼の滑動用嵌合溝を十分な深
さとすることが可能となり、その結果、可動翼の出入り
運動の円滑性と安定性とを確保し稼働の信頼性を高める
ことができ、また、仕切り壁位置を自由に選択すること
ができるので1種以上の吐出量を得ることができ、ロー
タの可動翼の枚数及び配列を適宜選択することで1種以
上の吐出圧を得ることができ、併せて、同一流体の複数
の吐出は元より、異種流体の吐出も可能となり、装置設
置の省スペース化を実現することが可能である。
に記載した発明のように、隣合うロータの軸線方向相互
間に間隙を設け、該間隙内に、各ロータ側面それぞれと
の僅少クリアランス下で仕切り壁を各ロータ全周にわた
り突出させる。
ロータ相互間の隙間に仕切り壁を各ロータ全周にわたり
僅少クリアランス下で突出させることで、複数個のチャ
ンバそれぞれを独立させることができ、かつ、ロータを
支障なく回転させることができる。
し、請求項3に記載した発明のように、1個以上の上記
仕切り壁をシリンダ及びカムリングのいずれか一方と別
体のリング形状とし、該仕切り壁をシリンダ及びカムリ
ングのいずれか一方に固定する。
壁をシリンダ又はカムリングと一体とすることも可とす
るが、請求項3に記載した発明によれば、仕切り壁をシ
リンダ又はカムリングと別体とすることで製造が容易と
なり、かつ、融通性に富む装置を提供することができ
る。
し、請求項4に記載した発明のように、ねじ、ピン及び
コッタの少なくとも一の締結手段を用い、シリンダ及び
カムリングのいずれか一方に、これとは別体の1個以上
の仕切り壁を着脱自在に固定する。
ダ又はカムリングに仕切り壁を着脱自在に固定すること
により、仕切り壁の交換及び位置変更が容易になり、ロ
ータの種類を自在に変更可能となる。
し、請求項5に記載した発明のように、複数個のロータ
を相互に分離合体可能に構成し、1個のロータを回転駆
動軸に固定して駆動ロータとし、残余のロータを駆動ロ
ータに連結固定する。
のロータを分離合体可能な構成とすることで、装置の製
造が容易になり、かつ、複数個のロータ諸元と、それら
の可動翼構成とを相互で変えることができる。
し、請求項6に記載した発明のように、同一軸線上で、
複数個のロータの両最外側面それぞれを挟むフランジを
内方端部に有する2本の主軸と、その対向面側に開口す
る各主軸それぞれの中央穴に嵌合する2本のピンとを設
け、これらピンを、両側の最外側ロータそれぞれに設け
る中央穴に嵌め合わせ、請求項1〜6に記載した発明に
関し、請求項7に記載した発明のように、互いに隣合う
ロータの対向面側に開口する2個のロータの中央孔それ
ぞれに主軸より小径のピンを嵌め渡し、2本の主軸それ
ぞれを軸受けにより軸支する。
主軸の中央穴それぞれに嵌合する2本のピンと、隣合う
ロータに嵌め渡すピンとにより、複数個のロータの心出
を高精度で行うことができる。また、両主軸の内方端部
それぞれにフランジを設けることにより、これらフラン
ジを介し複数個のロータを両主軸それぞれに固定するこ
とができる。
し、請求項8に記載した発明のように、両側の最外側ロ
ータそれぞれを別個のねじ結合手段を用いて各主軸のフ
ランジそれぞれに固定すると共に、一方のねじ結合手段
は、一方の最外側ロータから他方の最外側ロータまでの
複数個のロータを合体させ、請求項8に記載した発明に
関し、実際上好適には、請求項9に記載した発明のよう
に、ねじ結合手段に、周方向に複数本配列のボルトと、
他方の最外側ロータ両側面それぞれに開口する複数個の
めねじとを用い、上記一方のねじ結合手段のボルトは、
一方の最外側ロータを固定するフランジから、少なくと
も一方の最外側ロータの軸線方向に延びる貫通穴を通り
抜け、他方の最外側ロータの内方側面に設けるめねじに
螺合するまで延びる長尺ボルトとする。
リンダ内部での複数個のロータの組立及び合体を簡単
に、しかも確実に実現することができ、これはロータの
種類変更に容易に対処することができる。
し、請求項10に記載した発明のように、仕切り壁の放
射方向内側に位置して仕切り壁の内周面と僅少なクリア
ランスの外周面をもつ円板を2個のロータに嵌め渡すピ
ンに取付け、該円板の厚さを、仕切り壁厚さと、仕切り
壁とその両側ロータとの間のクリアランス量それぞれと
の和の値とし、請求項10に記載した発明に関し、実際
上好適には、請求項11に記載した発明のように、上記
円板に一方のねじ結合手段の長尺ボルトを通す複数個の
貫通穴を設け、隣合うロータ側面それぞれを、一方のね
じ結合手段の長尺ボルト締め込みにより円板の両側面に
押圧する。
ば、円板を用いることにより、仕切り壁両側面それぞれ
と各ロータ側面との間に適量のクリアランスを容易に、
かつ、確実に形成することが可能となる。
し、請求項12に記載した発明のように、シリンダ及び
カムリングのいずれか一方に、その軸線方向に所定間隔
の複数列で半径方向めねじを周方向一列内で複数箇所設
けて成り、各めねじは、シリンダ及びカムリングのいず
れか一方に、それと別体の仕切り壁を固定する締結手段
の着脱を許容する寸法を有し、非稼働位置のめねじをね
じ栓で密封し、直列複数チャンバ及び複数個のロータそ
れぞれの軸線方向長さを可変とする。
ンダ又はカムリングに複数列のめねじを設けることによ
り、1個のシリンダ又は1個のカムリングに多様な吐出
量の仕様を設定することが可能となる。このことは、全
てのめねじをねじ栓で密封して、1個の吸入ポートと1
個の吐出ポートとを有する従来の可動翼形回転装置とす
ることもできることを意味する。
し、請求項13に記載した発明のように、直列複数チャ
ンバに収容する複数個のロータ相互間にて、ロータの長
さ、直径、可動翼枚数及び可動翼配列の少なくとも一の
諸元を変えて異なる形状の翼室を形成する。
の可動翼形回転装置で、2系統以上の流体吐出、1種以
上の流体吐出量、1種以上の流体吐出圧及び2種以上の
流体併用などが可能となる。
1〜図7に基づき説明する。図1は、この発明の可動翼
形回転装置のシリンダ軸線及びロータ軸線を含む平面に
よる要部断面図であり、図2は、図1に示す回転装置の
II−II線に沿う正面の断面図であり、図3は、仕切り壁
の正面図及び矢印に沿う断面図であり、図4は、仕切り
壁位置に設ける円板の正面図及び矢印に沿う側面図であ
り、図5は、この発明の他の可動翼形回転装置の要部断
面図であり、図6及び図7は、この発明の回転装置に用
いる他のロータ及び可動翼の正面図である。
位置する可動翼形回転装置と、回転するロータが固定カ
ムリングと同心で位置する可動翼形回転装置とは、基本
構成が同じであるから、実施の形態として、以下、シリ
ンダと、その内部で偏心して位置するロータとを有する
可動翼形回転装置を代表として説明し、異なる部分につ
いてのみカムリングに触れることとする。
1は、1個のシリンダ2と、シリンダ2内に偏心して位
置する複数個、図示例では2個のロータ3-1、3-2とを
有する。シリンダ2の中心軸線(以下軸線という)X2
とロータ3-1、3-2の軸線X3 とは距離De だけ離れ、
シリンダ2の内径より小さな外径を有するロータ3-1、
3-2はシリンダ2の内面と1箇所で線接触する。シリン
ダ2の内径d2i及びロータ3-1、3-2の外径d3oはそれ
ぞれ一定である。
の吸入ポート2sp-1及び吸入した流体の吐出ポート2dp
-1と、ロータ3-2に対応する流体の吸入ポート2sp-2及
び吸入した流体の吐出ポート2dp-2とをそれぞれ別個に
備える。図2ではこれら吐出ポートを併記して示す。吸
入し吐出する流体は、空気や他のガス類などの気体及び
油や溶液などの液体である。
装置の回転駆動により矢印R方向に一緒に回転する。ロ
ータ3-1、3-2それぞれは、1枚以上、図示例は8枚の
可動翼(以下、ベーンという)4-1、4-2を備える。各
ベーン4-1、4-2それぞれは、ロータ3-1、3-2に設け
る滑動用嵌合溝3-1g 、3-2g の案内に従い、ロータ3
-1、3-2の外方と内方との間を出入り自在である。滑動
用嵌合溝3-1g 、3-2g は、ロータ3-1、3-2それぞれ
の全長にわたる長さと、各ベーン4-1、4-2それぞれの
全体を収容可能な深さとを有する。
板であり、この平板は、面取りを施すベーン先端部を除
き均一な厚さと、ロータロータ3-1、3-2それぞれの長
さにほぼ等しい長さとを有する。図2ではこれらロータ
3-1、3-2、溝3-1g 、3-2g 及びベーン4-1、4-2を
併記して示す。以下同じである。
ンダ2外部の閉空間5-1、5-2を介し外部流体を取り入
れるフィルタ装置6-1、6-2の送出口6-1e 、6-2e に
連なる。吐出ポート2dp-1、2dp-2は、シリンダ2外部
の別の閉空間7-1、7-2を介し流体吐出穴8-1、8-2に
連なる。
位置の内面2isに、内方に向け突出する1個以上、図示
例では1個のリング状仕切り壁10を設けるものとし、シ
リンダ2に、仕切り壁10を挟む両側に複数の直列チャン
バ、図示例では2個の直列チャンバ2-1、2-2を形成す
る(図1参照)。そして、チャンバ2-1に吸入ポート2
sp-1と吐出ポート2dp-1とを設け、チャンバ2-2に吸入
ポート2sp-2と吐出ポート2dp-2とを設ける。図示を省
略したが、3個以上の直列チャンバを設ける場合も同数
の吸入ポート及び吐出ポートを、それぞれのチャンバに
個別に設ける。
-2にロータ3-2をそれぞれ収容し、これらロータ3-1、
3-2を同一回転軸線X3 上の別個の両端主軸11、12に連
結配置し、チャンバ2-1、2-2に別個の複数翼室を形成
する。主軸11、12それぞれは切離し独立軸である。な
お、翼室は、隣合う2個のベーンが形成する空間であ
る。図1に示す例では、主軸11が回転駆動軸で、ロータ
3-1が駆動側であり、ロータ3-2はロータ3-1と一緒に
回転する。
バを設ける場合も同様に、各チャンバ毎に両端別個の主
軸上でロータを連結配置し、各チャンバ毎に複数の翼室
を形成する。以上の構成を有する可動翼形回転装置1
は、簡単・低コスト構造で、しかも、各ロータ3-1、3
-2は、内部に主軸を通す穴を設けないので十分な剛性を
有し、その結果、ロータ3-1、3-2の剛性を十分に保持
した上でベーン4-1、4-2の嵌合溝3-1g 、3-2g を十
分な深さとすることができ、ベーン4-1、4-2の出入り
が円滑安定となり、装置1の動作の信頼性が高まる。従
って、可動翼形回転装置1は、1台の装置で2台以上の
気体装置、2台以上の液体装置及び気体装置と液体装置
との混成に成るハイブリッド装置の役を十分に果たすこ
とができる。
互間に隙間C(図1参照)を設け、仕切り壁10は、隙間
C内で、各ロータ3-1、3-2全周にわたり突出させる。
このとき、各ロータ3-1、3-2それぞれの側面と仕切り
壁10側面との間には僅少なクリアランスを設ける。この
クリアランスは、0.02〜0.15mmの範囲内とす
るのが適合する。
もよいが、シリンダ2と別体とするのが製造上及び多用
途上適合する。別体の仕切り壁10は、シリンダ2の場
合、図3に示す偏心リング形状とする。即ち、外側円周
面の中心軸x2 はシリンダ2の軸線X2 と一致させ、内
側円周面の中心軸x3 はロータ3-1、3-2の軸線X3 と
一致させ、軸x2 と軸x3 との間の距離は距離De に合
わせる。これに対し、カムリングの場合の仕切り壁は、
図示を省略したが、内周面は円筒面とし、外周面はカム
リングの内周面に合わせる。いずれの場合も、仕切り壁
10の半径方向(放射方向)厚さは漸増乃至漸減させ、仕
切り壁10をシリンダ2又はカムリングに固定する点で一
致する。
リングに締結手段により着脱自在に固定するのが適合す
る。締結手段には、ねじ及びピンの少なくとも一方を用
いる。ねじとピンとの併用も可とし、図1に示す締結手
段はピン14のみの図示に止めたが、図3に示す仕切り壁
10は、締結手段の受け入れ側としてのピン13の穴14とめ
ねじ15との双方を備える。ピン13は1本以上を用い、図
3に示す例では1本のピン13を用い、このピン13は、平
行ピンでもよいが、図示のテーパピンがより適合し、さ
らに、ピン13の取り外しを考慮すれば、めねじ付き又は
おねじ付きのテーパピンがより好適に適合する。2本の
ピン13を用いる場合は、180°の対向位置からずらす
のが良い。
体可能に構成する。いずれか一方のロータ、図1に示す
例ではロータ3-1を回転駆動主軸11に固定してこれを駆
動ロータとし、残余のロータ3-2を駆動ロータ3-1に連
結固定する。3個以上のロータが存在する場合は残余の
ロータが2個以上となり、これら残余のロータを駆動ロ
ータ3-1に連結固定する。
う。すなわち、まず、同一軸線X3 上で複数個のロータ
3-1、3-2の両最外側面を挟むフランジ16、17を回転駆
動主軸11の内方端部と、被駆動主軸12の内方端部とにそ
れぞれとを設け、主軸11及び主軸12それぞれの対向面側
に開口する中央穴にに嵌合する2本のピン18、19を設
け、これらピン18、19を、両側の最外側ロータロータ3
-1、3-2に設ける中央穴に嵌め合わせる。これにより、
複数個のロータ3-1、3-2の第一の心出しを行う。な
お、中央穴とは、その中央軸線を軸線X3と共有し、ピ
ン18、19それぞれの直径は主軸11及び主軸12それぞれの
直径より小径である。主軸11のフランジ16及び主軸12の
フランジ17それぞれは、削り出し又は溶接一体化でもよ
いが、相互の圧接により製造するのが好適に適合する。
向面に開口する2個のロータロータ3-1、3-2の中央穴
それぞれに主軸11及び主軸12それぞれの直径より小径の
ピン20を嵌め渡し、2本の主軸11、12それぞれを軸受2
1、22により軸支する。これにより、複数個のロータ3-
1、3-2の第二の心出しを行う。これで全ロータの心出
は完了する。
それぞれを別個のねじ結合手段24、25を用いて各主軸1
1、12のフランジ16、17それぞれに固定すると共に、一
方のねじ結合手段25は、一方の最外側ロータ3-2から他
方の最外側ロータ3-1までの複数個、図示例は2個のロ
ータ3-1、3-2を合体させる。
配列、図示例では8本のボルト26、27と、他方の最外側
ロータ3-1両側面それぞれに開口する複数個のめねじ2
8、29とを用いる。ここに、一方のねじ結合手段25の8
本のボルト27は、一方の最外側ロータ3-2を固定するフ
ランジ17から、少なくとも一方の最外側ロータ、図示例
では一方の最外側ロータ3-2の軸線X3 方向に延びる8
個の貫通穴30それぞれを通り抜け、他方の最外側ロータ
3-1の内方側面に設けるめねじ29に螺合するまで延びる
長尺ボルトとする。このボルト27のめねじ29への締め込
みにより複数個(2個)のロータ3-1、3-2は強固に結
合する。ボルト26、27及び貫通穴30は、隣合うベーン4
-1、4-2の周方向中央に位置させる。
になる。すなわち、組立に当り、予めシリンダ2に固定
した仕切り壁10の、図1で見た左側から、ピン18、20を
嵌め込んだベーン4-1装着のロータ3-1をシリンダ2に
挿入し、その後、図1で見た右側からピン19を嵌め込ん
だベーン4-2装着のロータ3-2をピン20に嵌め合わせな
がらシリンダ2に挿入し、主軸11にピン18を嵌め合わ
せ、主軸12にピン19を嵌め合わせ、フランジ16の外側か
らボルト26を締め込み、フランジ17の外側からボルト27
をロータ3-1のめねじ29に締め込むのみで済む。
軸12に比し大幅に小径であり、かつ、周方向に均等に分
散配置するので、ロータ3-1、3-2の剛性低下は僅少で
済む。他方の最外側ロータ3-1は、フランジ16の外側か
らボルト26をめねじ28に締め込むことで、主軸11に固定
する。
る円板31を設ける。円板31は、2個の隣合うロータ3-
1、3-2に嵌め渡すピン20に取付ける。図4において、
ピン20に取付け状態の円板31は、仕切り壁10の内周面と
僅少なクリアランス、例えば0.02〜0.15mmの
範囲内のクリアランスを形成する外周面31osを有する。
円板31の厚さTは、仕切り壁10の厚さと、仕切り壁10と
その両側ロータ3-1、3-2との間のクリアランス量それ
ぞれとの和の値とする。
長尺ボルト27を通す複数個、図示例は8個の貫通穴31を
有する。これにより、隣合うロータ3-1、3-2側面それ
ぞれを、一方のねじ結合手段25の長尺ボルト27締め込み
により円板31の両側面に押圧し、仕切り壁10とロータ3
-1、3-2との間のクリアランスを適正に保持させること
ができる。
して図5に示すシリンダ2は、軸線X2 方向に所定間隔
Lの複数列で、図示例は3列で半径方向めねじ32を周方
向一列内で複数箇所設け、めねじ32の内方に前記した各
種締結手段用の穴33を設けるものである。各めねじ32
は、シリンダ2に別体の仕切り壁10を固定する、前記の
各種締結手段の着脱を許容する寸法を有する。仕切り壁
10を固定する位置を除く非稼働位置のめねじ32はねじ栓
34で密封する。流体の漏出を防止する上で、めねじ31と
ねじ栓34とは管用ねじが適合する。これにより、直列複
数チャンバ及び複数個のロータ、図示例は2個のチャン
バ及び2個のロータ3-1、3-2それぞれの軸線方向長さ
を可変とする。
ぞれは、8枚のベーン4-1、4-2を備える例であり、そ
の他に図6に示すロータ3-1、3-2それぞれは、6枚の
ベーン4-1、4-2を備え、図7に示すロータ3-1、3-2
それぞれは、4枚のベーン4-1、4-2を備え、これらの
ベーン4-1、4-2を用いることができる。また、図1、
図2及び図6に示すベーン4-1、4-2は軸線X3 に関し
同様な配列であり、これらに対し図7に示すベーン4-
1、4-2の配列は異なるタイプである。
1、3-2に同一枚数、同一配列タイプのベーン4-1、4-
2を用いることができる一方で、要求特性に応じ、ロー
タ3-1とロータ3-2との間で異なる枚数、異なる配列の
ベーン4-1、4-2を用いることができる。また、前述し
た仕切り壁10の位置を変えることで、ロータ3-1、ロー
タ3-2を同一長さとすることも、また、異なる長さとす
ることもできる。
ンバ2-1、2-2に収容する複数個(ここでは2個)のロ
ータ3-1、3-2相互間にて、ロータロータ3-1、3-2の
長さ、直径d3o、ベーン4-1、4-2枚数及びベーン配列
の少なくとも一の諸元を変えて異なる三次元形状の翼室
を形成する。これにより、流体の吐出量、吐出圧及び流
体併用などの要求に対応可能となる。
のめねじ32をねじ栓34で密封することで、シリンダ2
に、その全長にわたる長さを有する単一ロータ3を収容
して、従来の1個の吸入ポートと1個の吐出ポートとを
もつ1系統の可動翼形回転装置1に転用することが可能
であり、この点においても、以上述べた可動翼形回転装
置1は多機能装置である。
タイプの流体加圧装置、流体減圧装置及び流体加圧装置
と流体減圧装置とのハイブリッド装置のいずれにも適用
可能である。実際上は、ベーン形圧縮装置、ベーン形ブ
ロワ装置、ベーン形バキゥウム装置など、気体圧縮(加
圧)・気体送り・気体減圧のための気体装置及びベーン
形油圧ポンプ装置など、液体加圧・液体送りのための液
体装置の全てに用いるものとする。
ゥウム装置は、印刷機械、製本機械製袋機械、一般のシ
ート・板状物の搬送及び加工用自動機械などに不可欠の
装置であり、かつ、1台のこれら機械の複数箇所に適用
するケースが多い。そのとき、気体加圧装置としてのベ
ーン形ブロワ装置は、1台でもバルブなどを用いて加圧
気体を分岐することが可能な場合もある一方で、気体減
圧装置としてのベーン形バキゥウム装置は、複数の仕事
場所のタイミングが異なる場合、すなわち、一方の場所
で真空の仕事をしている途中で、他方の場所で真空の仕
事を開始すると、1台の装置では、余分な大容量のバキ
ゥウム装置でないかぎり、真空度が低下し、両方の場所
で所望の真空の仕事をさせることが不可能となる。この
ようなケースでも、この発明の可動翼形回転装置は、1
台の装置で複数台の装置に相当する十分な働きを実行す
ることが可能である。
明によれば、シリンダ又はカムリングの内面仕切り壁が
区画する直列複数チャンバ内に複数個のロータを同一回
転軸線上の別個の両端主軸に連結配置し、直列複数チャ
ンバに別個の複数翼室を形成することにより、1台の装
置で、適正な運転効率にて円滑で、かつ、安定したベー
ンの出入り動作を保証した上で、1種以上の吐出量、1
種以上の吐出圧など複数種類の広範囲な出力特性を実現
することができ、2種以上の流体を同時に取り扱うこと
ができ、必要に応じて1種類のみの大出力特性機種に転
用可能な、多機能・高信頼性の可動翼形回転装置を提供
することができる。
及びロータの軸線を含む平面による要部断面図である。
断面図である。
る。
に沿う側面図である。
図である。
可動翼の正面図である。
及び可動翼の正面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 流体の吸入ポート及び吐出ポートを備え
るシリンダと、該シリンダ内に偏心して位置するロータ
とを有する構成及び流体の吸入ポートと吐出ポートとを
備える楕円形断面のカムリングと、該カムリング内で同
一軸線を共有するロータとを有する構成のいずれか一方
の構成を有し、ロータは、その外方と内方との間を出入
り自在な1枚以上の可動翼と、その滑動用嵌合溝とを備
える可動翼形回転装置において、 シリンダ及びカムリングのいずれか一方の軸線方向途中
位置の内面に、内方に向け突出する1個以上のリング状
仕切り壁を設け、該仕切り壁を挟む両側にシリンダ及び
カムリングのいずれか一方の直列複数チャンバを形成
し、該直列複数チャンバそれぞれに別個に吸入ポート及
び吐出ポートを設けて成り、かつ、 直列複数チャンバ内それぞれに、複数個のロータそれぞ
れを同一回転軸線上の別個の両端主軸に連結配置し、直
列複数チャンバそれぞれに別個の複数翼室を形成して成
ることを特徴とする可動翼形回転装置。 - 【請求項2】 隣合うロータの軸線方向相互間に間隙を
設け、該間隙内に、各ロータ側面それぞれとの僅少クリ
アランス下で仕切り壁を各ロータ全周にわたり突出させ
て成る請求項1に記載した可動翼形回転装置。 - 【請求項3】 1個以上の上記仕切り壁をシリンダ及び
カムリングのいずれか一方と別体のリング形状とし、該
仕切り壁をシリンダ及びカムリングのいずれか一方に固
定して成る請求項1又は2に記載した可動翼形回転装
置。 - 【請求項4】 ねじ、ピン及びコッタの少なくとも一の
締結手段を用い、シリンダ及びカムリングのいずれか一
方に、これとは別体の1個以上の仕切り壁を着脱自在に
固定して成る請求項1〜3のいずれか一項に記載した可
動翼形回転装置。 - 【請求項5】 複数個のロータを相互に分離合体可能に
構成し、1個のロータを回転駆動軸に固定して駆動ロー
タとし、残余のロータを駆動ロータに連結固定して成る
請求項1〜4のいずれか一項に記載した可動翼形回転装
置。 - 【請求項6】 同一軸線上で、複数個のロータの両最外
側面それぞれを挟むフランジを内方端部に有する2本の
主軸と、その対向面側に開口する各主軸それぞれの中央
穴に嵌合する2本のピンとを設け、これらピンを、両側
の最外側ロータそれぞれに設ける中央穴に嵌め合わせて
成る請求項1〜5のいずれか一項に記載した可動翼形回
転装置。 - 【請求項7】 互いに隣合うロータの対向面側に開口す
る2個のロータの中央孔それぞれに主軸より小径のピン
を嵌め渡し、2本の主軸それぞれを軸受けにより軸支し
て成る請求項1〜6のいずれか一項に記載した可動翼形
回転装置。 - 【請求項8】 両側の最外側ロータそれぞれを別個のね
じ結合手段を用いて各主軸のフランジそれぞれに固定す
ると共に、一方のねじ結合手段は、一方の最外側ロータ
から他方の最外側ロータまでの複数個のロータを合体さ
せて成る請求項1〜7のいずれか一項に記載した可動翼
形回転装置。 - 【請求項9】 ねじ結合手段に、周方向に複数本配列の
ボルトと、他方の最外側ロータ両側面それぞれに開口す
る複数個のめねじとを用い、上記一方のねじ結合手段の
ボルトは、一方の最外側ロータを固定するフランジか
ら、少なくとも一方の最外側ロータの軸線方向に延びる
貫通穴を通り抜け、他方の最外側ロータの内方側面に設
けるめねじに螺合するまで延びる長尺ボルトとして成る
請求項8に記載した可動翼形回転装置。 - 【請求項10】 仕切り壁の放射方向内側に位置して仕
切り壁の内周面と僅少なクリアランスの外周面をもつ円
板を2個のロータに嵌め渡すピンに取付け、該円板の厚
さを、仕切り壁厚さと、仕切り壁とその両側ロータとの
間のクリアランス量それぞれとの和の値として成る請求
項1〜9のいずれか一項に記載した可動翼形回転装置。 - 【請求項11】 上記円板に一方のねじ結合手段の長尺
ボルトを通す複数個の貫通穴を設け、隣合うロータ側面
それぞれを、一方のねじ結合手段の長尺ボルト締め込み
により円板の両側面に押圧して成る請求項11に記載し
た可動翼形回転装置。 - 【請求項12】 シリンダ及びカムリングのいずれか一
方に、その軸線方向に所定間隔の複数列で半径方向めね
じを周方向一列内で複数箇所設けて成り、各めねじは、
シリンダ及びカムリングのいずれか一方に、それと別体
の仕切り壁を固定する締結手段の着脱を許容する寸法を
有し、非稼働位置のめねじをねじ栓で密封し、直列複数
チャンバ及び複数個のロータそれぞれの軸線方向長さを
可変として成る請求項1〜11のいずれか一項に記載し
た可動翼形回転装置。 - 【請求項13】 直列複数チャンバに収容する複数個の
ロータ相互間にて、ロータの長さ、直径、可動翼枚数及
び可動翼配列の少なくとも一の諸元を変えて異なる形状
の翼室を形成して成る請求項1〜12のいずれか一項に
記載した可動翼形回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020106A JP3691761B2 (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 可動翼形回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020106A JP3691761B2 (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 可動翼形回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002221164A true JP2002221164A (ja) | 2002-08-09 |
JP3691761B2 JP3691761B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=18885871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001020106A Expired - Fee Related JP3691761B2 (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 可動翼形回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3691761B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113729A1 (en) * | 2003-06-13 | 2004-12-29 | Delaware Capital Formation, Inc., A Corporation/Limited Liability Company Of The State Of Delaware | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
WO2013114093A3 (en) * | 2012-01-30 | 2014-01-30 | Edwards Ltd | Multi-stage pump with transverse wall |
JP2014037793A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 電動デュアルポンプ |
CN110985371A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-10 | 宿迁学院 | 一种泵用转子取得极限轮廓的通用条件模型 |
US20220003235A1 (en) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001020106A patent/JP3691761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113729A1 (en) * | 2003-06-13 | 2004-12-29 | Delaware Capital Formation, Inc., A Corporation/Limited Liability Company Of The State Of Delaware | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
US7134855B2 (en) | 2003-06-13 | 2006-11-14 | Delaware Capital Formation, Inc. | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
US7316551B2 (en) | 2003-06-13 | 2008-01-08 | Delaware Capital Formation, Inc. | Vane pump with integrated shaft, rotor and disc |
CN100443723C (zh) * | 2003-06-13 | 2008-12-17 | 特拉华资本构造公司 | 正排量泵 |
CN104126053A (zh) * | 2012-01-30 | 2014-10-29 | 爱德华兹有限公司 | 具有横向壁的多级泵 |
WO2013114093A3 (en) * | 2012-01-30 | 2014-01-30 | Edwards Ltd | Multi-stage pump with transverse wall |
JP2015509165A (ja) * | 2012-01-30 | 2015-03-26 | エドワーズ リミテッド | ポンプ |
JP2014037793A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 電動デュアルポンプ |
US9541089B2 (en) | 2012-08-14 | 2017-01-10 | Mahle Filter Systems Japan Corporation | Electrically driven dual pump |
CN110985371A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-10 | 宿迁学院 | 一种泵用转子取得极限轮廓的通用条件模型 |
CN110985371B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-07-06 | 宿迁学院 | 一种泵用转子取得极限轮廓的通用条件模型 |
US20220003235A1 (en) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor |
US11746783B2 (en) * | 2020-07-03 | 2023-09-05 | Lg Electronics Inc. | Rotary compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3691761B2 (ja) | 2005-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080193301A1 (en) | Composite fluid machine | |
TWI825313B (zh) | 乾式主真空泵 | |
CN111630277B (zh) | 共旋式涡旋机 | |
US20120014825A1 (en) | Roots type fluid machine | |
JPH01271680A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
US10145373B2 (en) | Rotary compression mechanism | |
CA2542575A1 (en) | Vacuum pump | |
WO2014144648A1 (en) | Axial seal for roots-style supercharger | |
CN103228918A (zh) | 双出口泵 | |
EP0384335A1 (en) | Rotary hydraulic machine | |
JP2002221164A (ja) | 可動翼形回転装置 | |
KR100427567B1 (ko) | 로터리 베인형 진공펌프의 로터 | |
KR19980080059A (ko) | 회전 압축기 | |
JP4148948B2 (ja) | 逆回転する2つのロータを備えた圧縮機 | |
JP3601073B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
US10578102B2 (en) | Vane pump device that controls pressure pushing vanes against a cam ring | |
JP7063883B2 (ja) | ロータリピストンおよびシリンダ装置 | |
CN219262675U (zh) | 双螺杆压缩机及制冷设备 | |
GB2425151A (en) | Vacuum pump with passage in dividing plate and shaped flutter valve | |
EP4206476A1 (en) | Systems and methods for integrally geared centrifugal compressor to maintain rotor concentricity with differing pinion gear tooth counts | |
US8075288B2 (en) | Screw pump and pumping arrangement | |
CN116146487A (zh) | 双螺杆压缩机及制冷设备 | |
US3311291A (en) | Helical screw compressors | |
JPH0622149Y2 (ja) | タンデムポンプ | |
KR20060096718A (ko) | 유체 펌프 및 모터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120624 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |