JP2002218685A - 永久磁石集積体及びその製造方法 - Google Patents

永久磁石集積体及びその製造方法

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JP2002218685A
JP2002218685A JP2001007837A JP2001007837A JP2002218685A JP 2002218685 A JP2002218685 A JP 2002218685A JP 2001007837 A JP2001007837 A JP 2001007837A JP 2001007837 A JP2001007837 A JP 2001007837A JP 2002218685 A JP2002218685 A JP 2002218685A
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permanent magnet
magnetic pole
molten material
yoke
permanent
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JP2001007837A
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Toru Kuwabara
徹 桑原
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易でコストが低い永久磁石集積体及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 永久磁石集積体20はヨーク5上に配置さ
れた永久磁石21の側面21c及びヨーク5が溶融材22で覆
われているので、永久磁石21と溶融材22との間の隙間や
がたつきが無くなり、永久磁石21を位置精度よく固定す
ることができる。永久磁石21の磁極面21a、21bの側面
21cに凸部23、凹部または段差を形成することにより、
溶融材22から永久磁石21が抜けるのが防止される。永久
磁石31が穴51の開いた薄板52で保持されることにより、
位置精度や耐振動性や強度が向上する。永久磁石31の磁
極面31bにポールピース61を設けることにより、永久磁
石31の耐久性が向上する。融点が永久磁石のキュリー点
より高い溶融材22を用いるときにヨーク5が冷やし金と
して機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石集積体及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石をヨーク材や保持材(一般的に
は非磁性材)に固定するには非磁性材からなる固定金具
を永久磁石とヨーク材等に当てて非磁性材からなるボル
トで締め付けていた。
【0003】図27は渦電流式制動装置の縦断面図であ
り、図28は図27に示した渦電流式制動装置に用いら
れる永久磁石集積体の横断面図である。
【0004】この渦電流式減速装置は、主に強磁性体か
らなる円筒部1aを有し、回転軸2に一体的に取り付け
られたロータ1と、このロータ1における円筒部1aの
内周面と所定の間隔を隔てて対向配置され、非磁性体3
を介して直列状に固定された強磁性体からなる複数の円
筒形のスイッチ板4と、これらスイッチ板4の内周面と
所定の間隔を隔てて対向配置された強磁性体からなるリ
ング状のヨーク5と、このヨーク5の外周面に配置さ
れ、ロータ1の周方向に沿って極性の等しい永久磁石6
とで構成されている。
【0005】この永久磁石6を、エアシリンダ7により
回転軸2の軸方向に沿って図の上側に示す位置に移動さ
せることにより、ヨーク5と、永久磁石6と、スイッチ
板4と、ロータ1の円筒部1aとで磁気回路が形成され
(制動ON状態)、円筒部1aに永久磁石6からの磁束
が作用して渦電流が生じて制動トルクが発生する。(磁
束の流れは、永久磁石6→スイッチ板4→円筒部1a→
隣接するスイッチ板4→隣室する永久磁石6→ヨーク7
5となる。)。
【0006】これとは逆に永久磁石6を、エアシリンダ
7により回転軸2の軸方向に沿って図の下側に示す位置
に移動させることにより、ヨーク5と、永久磁石6と、
スイッチ板4との間に短絡的な磁気回路が形成される
(制動OFF状態)。(磁束の流れは、永久磁石6→ス
イッチ板4→隣接する永久磁石6→ヨーク5となる。) 尚、8は支持部材、9は放熱フィン、10はケースをそ
れぞれ示す。
【0007】図28において、回転軸2に支持部材8
(図27参照。)を介して取り付けられる円筒状のヨー
ク5の外周に複数の略凸字断面形状の永久磁石6が配置
され、各永久磁石6の間に略T字断面形状の締め付け金
具11が挿入され、締め付け金具11がボルト12でヨ
ーク5に締め付けられている。
【0008】図29は電動機に用いられる電磁鋼板の平
面図である。
【0009】円板状の電磁鋼板13の外周部に複数の長
方形状の穴14が円周上に形成され。長方形状14の穴
の間には磁気ショート防止用の三角形状の穴15がそれ
ぞれ形成されている。長方形の穴14内には永久磁石が
挿入された後接着剤で固定されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図28に示
した永久磁石集積体は、永久磁石6の寸法精度が要求さ
れたり、締め過ぎないようにボルト12の締め付けトル
クを調整したり、金具11と永久磁石6との間に樹脂等
の軟らかい材料を塗布したり、挟んだりしなければなら
ないので、作業性が悪くなり、その分コスト高になって
いた。
【0011】また、図29に示した電磁鋼板は、永久磁
石の寸法精度が悪く、接着剤を用いるため作業性も悪
く、回転子の外周部に薄肉になる部分が生じて剛性が低
下するという問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、製造が容易でコストが低い永久磁石集積体及びその
製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の永久磁石集積体は、ヨークと、ヨークの一方
の面に一方の磁極面が接触すると共に他方の磁極面の磁
極が交互に異なるように一定の間隔で配置された複数の
永久磁石と、各永久磁石の側面及びヨークを覆うように
設けられた溶融材とを備えたものである。
【0014】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、各永久磁石の側面に凸または凹部が形成されている
のが好ましい。
【0015】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、各永久磁石が、非磁性体からなる複数の穴の開いた
薄板にはめ込まれていてもよい。
【0016】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、各永久磁石の磁極面の側面に一方の磁極面より他方
の磁極面が小さくなるような段差が形成されていてもよ
い。
【0017】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、永久磁石の露出面が溶融材から突出していてもよ
い。
【0018】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、ヨークの他方の面の溶融材が除去されていてもよ
い。
【0019】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、ヨークの他方の面が溶融材から突出していてもよ
い。
【0020】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、ヨークの側面に凸部または凹部が形成されていても
よい。
【0021】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、ヨークの各永久磁石と接触する部分に位置決め用の
溝が形成されていてもよい。
【0022】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、非磁性材からなり各永久磁石の位置に他方の磁極面
がそれぞれ突出できる複数の穴が形成された長尺状の薄
板が各永久磁石の段差部で保持されていてもよい。
【0023】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、各永久磁石の他方の磁極面にポールピースが設けら
れていてもよい。
【0024】本発明の永久磁石集積体は、磁極面が同一
面になると共に隣り合う磁極のいずれかが異なるように
円周上に配置され磁極面の側面に凸部または凹部が形成
された複数の永久磁石と、各永久磁石の両磁極面が露出
するように各永久磁石を覆うディスク状の溶融材とを備
えたものである。
【0025】本発明の永久磁石集積体は、磁極面が同一
面になると共に隣り合う磁極が交互に異なるように一定
の間隔でリング状に配置され、磁極面の側面に凸部また
は凹部が形成された略矩形状の永久磁石片からなる内側
永久磁石群と、内側永久磁石群の両磁極面が露出するよ
うに各永久磁石片を覆うディスク状の内側溶融材と、内
側溶融材の外周に設けられたリング状の軸受けと、軸受
けの外周に磁極面が同一面になると共に隣り合う磁極が
交互に異なるように一定の間隔でリング状に配置され磁
極面の側面に凸部または凹部が形成された永久磁石片か
らなる略矩形状の外側永久磁石群と、外側永久磁石群の
両磁極面が露出するように各永久磁石片を覆うディスク
状の外側溶融材とを備えたものである。
【0026】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、ディスク状の溶融材の外周または軸穴の内周に非磁
性材からなる補強リングが設けられていてもよい。
【0027】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、各永久磁石片の側面に凸部が形成されており、磁極
面が露出するような穴が形成された補強ディスクが各永
久磁石の少なくとも一方の磁極面側から取り付けられて
いてもよい。
【0028】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体
は、溶融材は非磁性体若しくは樹脂からなってもよい。
【0029】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極面の側面に凸部または凹部が形成された永久磁石を複
数個準備し、ヨークの一方の面に一方の磁極面が接触す
ると共に他方の磁極面の磁極が交互に異なるように一定
の間隔で配置し、ヨークを永久磁石ごと鋳型に挿入し、
永久磁石の磁極を有する他方の面に付着しないように溶
融状態の溶融材で各永久磁石及びヨークを鋳込むもので
ある。
【0030】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体の
製造方法は、融点が永久磁石のキュリー点より高い溶融
材を用いるときに永久磁石の磁極を有する他方の面と鋳
型との間に冷やし金を挿入した後で溶融材を鋳込んでも
よい。
【0031】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体の
製造方法は、溶融材が凝固した後でヨークの他方の面側
の溶融材を除去してヨークを露出させてもよい。
【0032】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極が形成される面の側面に凸部または凹部が形成された
複数の永久磁石板用の焼結板を準備し、各焼結板をディ
スク用の鋳型の底面に磁極が形成される一方の面が接触
するように円周上に配置し、各焼結板の磁極面となる他
方の面が露出するように溶融状態の溶融材で各焼結板を
ディスク状に鋳込んで凝固させた後、各焼結板を着磁す
るものである。
【0033】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極面の側面に凸部または凹部が形成された複数の永久磁
石を準備し、ディスク用の鋳型の底面に一方の磁極面が
接触するように各永久磁石を円周上に配置し、各永久磁
石の他方の磁極面が露出するように溶融状態の溶融材で
鋳込んでディスク状の永久磁石集積体を製造するもので
ある。
【0034】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体の
製造方法は、融点が永久磁石のキュリー点より高い溶融
材を用いるときに永久磁石の磁極を有する一方の面と鋳
型との間にディスク状の冷やし金を挿入した後で溶融材
を鋳込んでもよい。
【0035】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極が形成される面の側面に凸部が形成された永久磁石用
の焼結板を複数個準備し、各焼結板を内輪用の鋳型の底
面に磁極が形成される一方の面が接触するように円周上
に配置し、各焼結板の磁極面となる他方の面が露出する
ように溶融状態の溶融材で各焼結板をディスク状に鋳込
んで凝固させた後、各焼結板を着磁して内輪を形成し、
各焼結板を外輪用の鋳型の底面に磁極が形成される一方
の面が接触するように円周上に配置し、各焼結板の磁極
面となる他方の面が露出するように溶融状態の溶融材で
各焼結板をディスク状に鋳込んで凝固させた後、各焼結
板を着磁して外輪を形成し、外輪の中に軸受けを介して
内輪を挿入するものである。
【0036】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極が形成される面の側面に凹部が形成された永久磁石用
の焼結板を複数個準備し、各焼結板を内輪用の鋳型の底
面に磁極が形成される一方の面が接触するように円周上
に配置し、各焼結板の磁極面となる他方の面が露出する
ように溶融状態の溶融材で各焼結板をディスク状に鋳込
んで凝固させた後、各焼結板を着磁して内輪を形成し、
各焼結板を外輪用の鋳型の底面に磁極が形成される一方
の面が接触するように円周上に配置し、各焼結板の磁極
面となる他方の面が露出するように溶融状態の溶融材で
各焼結板をディスク状に鋳込んで凝固させた後、各焼結
板を着磁して外輪を形成し、外輪の中に軸受けを介して
内輪を挿入するものである。
【0037】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体の
製造方法は、各永久磁石または永久磁石用の焼結板を、
非磁性体からなる複数の穴の開いたリング状の薄板には
め込んだ後で鋳型内に配置してもよい。
【0038】本発明の永久磁石集積体の製造方法は、磁
極面の側面に凸部または凹部が形成された永久磁石を複
数個準備し、各永久磁石を内輪用の鋳型の底面に一方の
磁極面が接触するように円周上に配置し、各永久磁石の
他方の磁極面が露出するように溶融状態の溶融材で各永
久磁石をディスク状に鋳込んで凝固させて内輪を形成
し、各永久磁石を外輪用の鋳型の底面に一方の磁極面が
接触するように円周上に配置し、各永久磁石の他方の磁
極面が露出するように溶融状態の溶融材で各永久磁石を
リング状に鋳込んで凝固させて外輪を形成し、外輪の中
にリング状の軸受けを介して内輪を挿入するものであ
る。
【0039】上記構成に加え本発明の永久磁石集積体の
製造方法は、融点が永久磁石のキュリー点より高い溶融
材を用いるときに永久磁石の磁極を有する一方の面と内
輪用の鋳型との間にディスク状の冷やし金を挿入し、永
久磁石の磁極を有する一方の面と外輪用の鋳型との間に
リング状の冷やし金を挿入した後で溶融材をそれぞれ鋳
込んでもよい。
【0040】本発明によれば、永久磁石集積体はヨーク
上に配置された永久磁石の側面及びヨークが溶融材で覆
われているので、永久磁石と溶融材との間に隙間やがた
つきが無くなり、永久磁石を位置精度よく固定すること
ができる。永久磁石の磁極面の側面に凸部、凹部または
段差が形成されているので、溶融材から永久磁石が抜け
るのが防止される。永久磁石が穴の開いた薄板で保持さ
れることにより、位置精度や耐振動性が向上する。永久
磁石の磁極面にポールピースを設けることにより、永久
磁石の耐久性が向上する。融点が永久磁石のキュリー点
より高い溶融材を用いるときにヨークが冷やし金として
機能する。永久磁石の磁極を有する他方の面と鋳型との
間に冷やし金を挿入した後で溶融材を鋳込むことによ
り、永久磁石の温度がキュリー点を超えるのが防止され
る。
【0041】永久磁石集積体の永久磁石を磁極面が同一
面になると共に隣り合う磁極のいずれかが異なるように
円周状に配置し、各永久磁石の両磁極面が露出するよう
にディスク状の溶融材で各永久磁石を覆うことにより、
永久磁石と溶融材との間に隙間が無くなり、永久磁石を
位置精度よく固定することができる。永久磁石の磁極面
の側面に凸部または凹部が形成されているので、溶融材
から永久磁石が抜けるのが防止される。ディスク状の溶
融材の外周または軸穴の内周に非磁性材からなる補強リ
ングを設けることにより、耐久性が向上する。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0043】図1(a)は本発明の永久磁石集積体の一
実施の形態を示す部分側面透視図であり、図1(b)は
図1(a)のA−A線断面図である。尚、図27に示し
た従来例と同様の部材には共通の符号を用いた。
【0044】この永久磁石集積体20は、渦電流式制動
装置に用いられる円筒状のヨーク5と、ヨーク5の一方
の面(図では外周面)に一方の磁極面(図では下面)2
1aが接触すると共に他方の磁極面21bの磁極が交互
に異なるように一定の間隔で配置された複数の永久磁石
21と、各永久磁石21の側面21c及びヨーク5を覆
うように設けられた溶融材22とで構成されており、各
永久磁石21の磁極面21a、21bの側面21cには
凸部23がそれぞれ形成されている。
【0045】この永久磁石集積体20はヨーク5上に配
置された永久磁石21の側面21c及びヨーク5が溶融
材22で覆われているので、永久磁石21と溶融材22
との間の隙間が無くなり、永久磁石21を位置精度よく
固定することができる。永久磁石21の側面21cには
凸部23が形成されているので、溶融材22から永久磁
石21が抜けるのが防止される。尚、凸部23は図では
永久磁石21の側面全面に形成されているが、互いに対
向する側面のみに形成されていてもよい。
【0046】ヨーク5としては鉄、ニッケル、コバルト
等の強磁性体が用いられる。
【0047】永久磁石21としてはサマリウム・コバル
ト磁石やネオジウム・鉄・ホウ素磁石等の希土類磁石が
用いられる。
【0048】溶融材22としては例えばアルミニウム、
鉛、ステンレス、ステンレス等の非磁性体若しくは耐熱
樹脂等が用いられる。
【0049】図2は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す側面透視図である。
【0050】図1(a)、(b)に示した永久磁石集積
体20との相違点は、永久磁石31の磁極面31a、3
1bの側面31cに、一方の磁極面31aより他方の磁
極面31bが小さくなるような段差31dが形成されて
いる点である。
【0051】このような永久磁石集積体30も図1
(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と同様に永
久磁石31を位置精度よく固定することができる。
【0052】図3は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す側面透視図である。
【0053】図2に示した永久磁石集積体30との相違
点は、ヨーク5の各永久磁石31と接触する部分に位置
決め用の溝41が形成されている点である。
【0054】このような永久磁石集積体40も図2に示
した永久磁石集積体30と同様に永久磁石31を位置精
度よく固定することができるだけでなく、永久磁石31
の配置が容易となり、しかも配置後の永久磁石31のが
たつきの防止がより確実になされる。
【0055】図4(a)は本発明の永久磁石集積体の変
形例を示す側面透視図であり、図4(b)は図4(a)
の矢印B方向の矢視図である。
【0056】図3に示した永久磁石集積体40との相違
点は、非磁性材からなり各永久磁石31の位置に他方の
磁極面31bがそれぞれ突出できる複数の穴51が形成
された長尺状の薄板52が各永久磁石31の段差部31
dで保持されている点である。
【0057】このような永久磁石集積体50も図3に示
した永久磁石集積体と同様に永久磁石を位置精度よく固
定することができるだけでなく、永久磁石の配置が容易
となり、しかも配置後の永久磁石のがたつきがなくな
り、強度が向上する。
【0058】図5は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す側面透視図である。
【0059】図2に示した永久磁石集積体30との相違
点は、各永久磁石31の他方の磁極面31bにポールピ
ース61がそれぞれ設けられている点である。
【0060】このような永久磁石集積体60も図2に示
した永久磁石集積体30と同様に永久磁石31を位置精
度よく固定することができるだけでなく、各永久磁石3
1の磁力を強くすることができる。但し、ポールピース
61が溶融材22から脱落するのを防止するため台形断
面形状であるのが好ましく、磁気飽和を起こさないよう
にすることが必要である。
【0061】図6は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す断面図である。
【0062】図1(a)、(b)に示した永久磁石集積
体20との相違点は、各永久磁石71の側面71cに凹
部72が形成されている点である。
【0063】このような永久磁石集積体70も図1
(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と同様の効
果が得られる。尚、71a、71bは磁極面である。
【0064】図7は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す断面図である。
【0065】図6に示した永久磁石集積体70との相違
点は、永久磁石71だけでなくヨーク81の側面81a
にも凹部82が形成され、ヨーク81の内周面81bが
露出している点である。
【0066】このような永久磁石集積体80も図1
(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と同様の効
果が得られる。尚、凹部82はヨーク81から溶融材2
2が剥離するのを防止するためのものである。
【0067】図8は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す断面図である。
【0068】図7に示した永久磁石集積体80との相違
点は、ヨーク81の内周面81bが溶融材22より突出
している点である。
【0069】このような永久磁石集積体90も図1
(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と同様の効
果が得られる。
【0070】図9は本発明の永久磁石集積体の変形例を
示す断面図である。
【0071】図8に示した永久磁石集積体90との相違
点は、永久磁石71の磁極面71bが溶融材22より突
出している点である。
【0072】このような永久磁石集積体100も図1
(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と同様の効
果が得られる。
【0073】図10(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す平面図であり、図10(b)は図
10(a)のD−D線断面図である。
【0074】図1(a)、(b)に示した永久磁石集積
体20との相違点は、放射状に配置された複数の永久磁
石111の両磁極面111a、111bが露出するよう
にディスク状の溶融材112に鋳込んだ点である。
【0075】すなわち、この永久磁石集積体110は、
磁極面111a若しくは磁極面111bが同一面になる
と共に隣り合う磁極のいずれかが異なるように円周上に
配置され磁極面111a、111bの側面111cに凸
部(又は凹部)113が形成された複数の永久磁石11
1と、各永久磁石111の両磁極面111a、111b
が露出するように各永久磁石111を覆うディスク状の
溶融材112とで構成されたものである。この永久磁石
集積体110は、ディスクの両面に磁極を有する点で図
1(a)、(b)に示した永久磁石集積体20と相違し
ているが、リング状の強磁性体板で永久磁石集積体11
0を挟むことによりロータ側(図27参照)へ磁束を形
成することができる。
【0076】溶融材112としては図1(a)、(b)
に示した永久磁石集積体20と同様に、アルミニウム、
鉛、ステンレス、ステンレス等の非磁性体若しくは耐熱
樹脂等が用いられる。
【0077】永久磁石111としてはサマリウム・コバ
ルト磁石やネオジウム・鉄・ホウ素磁石等の希土類磁石
が用いられる。
【0078】この永久磁石集積体110は放射状に配置
された永久磁石111の側面111cが溶融材112で
覆われているので、各永久磁石111と溶融材112と
の間の隙間が無くなり、各永久磁石111を位置精度よ
く固定することができる。また、各永久磁石111の側
面111cには凸部113が形成されているので、溶融
材112から永久磁石111が抜け出すのが防止され
る。
【0079】図11(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す平面図であり、図11(b)は図
11(a)のI−I線断面図である。
【0080】図10(a)、(b)に示した永久磁石集
積体110との相違点は、各永久磁石片111の側面に
凸部113が形成されており、磁極面111a、111
bが露出するような穴が形成された補強ディスク11
4、115が各永久磁石片111の両磁極面111a、
111b側から取り付けられている点である。
【0081】このような永久磁石集積体110−2も図
10(a)、(b)に示した永久磁石集積体110と同
様の効果が得られるだけでなく、製造時において鋳型に
溶融材を流し込む際に永久磁石の位置ずれが防止される
ので位置精度が向上する。尚、補強ディスク114、1
15は2枚でなく1枚でもよい。
【0082】図12(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す平面図であり、図12(b)は図
12(a)のE−E線断面図である。
【0083】図10(a)、(b)に示した永久磁石集
積体110との相違点は、各永久磁石121の側面12
1cが外側にΛ字状に膨張した形状を有する点である。
【0084】すなわち、この永久磁石集積体120は、
磁極面121a若しくは磁極面121bが同一面になる
と共に隣り合う磁極のいずれかが異なるように円周上に
配置され磁極面121a、121bの側面121cが外
側に膨張するようなΛ字状に形成された複数の永久磁石
121と、各永久磁石121の両磁極面121a、12
1bが露出するように各永久磁石121を覆うディスク
状の溶融材122とで構成されたものである。
【0085】このような永久磁石集積体120において
も図10(a)、(b)に示した永久磁石集積体110
と同様の効果が得られる。尚、図では永久磁石121の
側面121a、121bが外側にΛ字状に膨張した形状
の場合が示されているが、これとは逆に永久磁石121
の側面121a、121bが内側にV字状に収縮した形
状を有していてもよい。また、側面121a、121b
の形状はΛ字状やV字状の代わりに緩やかな曲面を有し
ていてもよい。
【0086】さらに、図12(a)、(b)に破線で示
すようにディスクの内周及び外周にそれぞれ補強リング
123、124が設けられていてもよい。このような補
強リング123、124を用いることにより、永久磁石
集積体120の強度が向上する。
【0087】図13(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す平面図であり、図13(b)は図
13(a)のF−F線断面図である。
【0088】図12(a)、(b)に示した永久磁石集
積体120との相違点は、側面131cに溝133が形
成された永久磁石131がリング状の薄板132に形成
された穴134にそれぞれはめ込まれている点である。
【0089】すなわち、この永久磁石集積体130は、
磁極面131a若しくは磁極面131bが同一面になる
と共に隣り合う磁極のいずれかが異なるように円周上に
配置され磁極面131a、131bの側面131cに溝
133が形成された複数の永久磁石131と、各永久磁
石131が穴134にそれぞれはめ込まれたリング状の
薄板132と、各永久磁石131の両磁極面131a、
131bが露出するように各永久磁石131を覆うディ
スク状の溶融材135とで構成されたものである。
【0090】このような永久磁石集積体130において
も図10(a)、(b)に示した永久磁石集積体120
と同様の効果が得られ、リング状の薄板132を用いる
ことにより永久磁石131の位置決めが容易となり、耐
振動性や強度が向上する。
【0091】図14(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す平面図であり、図14(b)は図
14(a)のG−G線断面図である。
【0092】図12(a)、(b)に示した永久磁石集
積体120との相違点は、リング状の永久磁石集積体の
内側に軸受けを介してディスク状の永久磁石集積体を挿
入した点である。
【0093】すなわち、この永久磁石集積体140は、
磁極面141a、141bが同一面になると共に隣り合
う磁極が交互に異なるように一定の間隔で円周上に配置
され、磁極面の側面141cに凹部(または凸部)14
2が形成された複数の永久磁石141と、非磁性体から
なり各永久磁石141の両磁極面141a、141bが
露出するように各永久磁石141を覆うディスク状の溶
融材143と、溶融材143の外周に設けられたリング
状の軸受け144と、軸受け144の外周に磁極面14
5a、145bが同一面になると共に隣り合う磁極が交
互に異なるように一定の間隔で円周上に配置され磁極面
145a、145bの側面145cに凹部(または凸
部)146が形成された複数の永久磁石145と、非磁
性体からなり各永久磁石145の両磁極面145a、1
45bが露出するように各永久磁石145を覆うディス
ク状の溶融材147とで構成されたものである。
【0094】この永久磁石集積体140は円周上に配置
された永久磁石141、145の側面141c、145
cがそれぞれ溶融材143、147で覆われているの
で、永久磁石141、145と溶融材143、147と
の間の隙間が無くなり、永久磁石141、145を位置
精度よく固定することができる。また、永久磁石14
1、145の磁極面141a、141b、145a、1
45bの側面141c、145cにはそれぞれ凹部14
2、146が形成されているので、溶融材143、14
7から永久磁石141、145が抜けるのが防止され
る。
【0095】尚、この永久磁石集積体140は図に示す
状態では径方向に隣接する永久磁石141、145間で
短絡的な磁気回路が形成され、例えば外側のディスクを
周方向に永久磁石1個分だけ矢印方向に回動させること
により、径方向に同極の永久磁石141、145が並ぶ
ので、永久磁石集積体140の外側に向かう磁界が発生
する。このような外側への磁界の発生と、短絡的な磁界
の発生とを切り換えることにより、永久磁石集積体14
0の回りを回転する図示しないロータに渦電流を発生さ
せたり、渦電流の発生を停止させたりすることができる
ようになっている。
【0096】図15(a)は本発明の永久磁石集積体の
他の実施の形態を示す部分側面透視図であり、図15
(b)は図15(a)のH−H線断面図である。
【0097】図1(a)、(b)に示した永久磁石集積
体20との相違点は、永久磁石がリニヤモータ用に直線
状に配置されている点である。
【0098】すなわち、図15(a)、(b)に示した
永久磁石集積体150は、リニヤモータの車体用の直線
状のヨーク151と、ヨーク151の一方の面(図では
上側)151aに一方の磁極面(図では下側の磁極面)
152aが接触すると共に他方の磁極面152bの磁極
が交互に異なるように一定の間隔で配置された複数の永
久磁石152と、各永久磁石152の側面152c及び
ヨーク151を覆うように設けられた溶融材153とで
構成されており、各永久磁石152の側面152cに凸
部154がそれぞれ形成されたものである。
【0099】この永久磁石集積体150は、図1
(a)、(b)に示した永久磁石体20と同様に、ヨー
ク151上に配置された各永久磁石152の側面152
c及びヨーク151が溶融材153で覆われているの
で、永久磁石152と溶融材153との間の隙間が無く
なり、永久磁石152を位置精度よく固定することがで
きる。永久磁石152の側面152cには凸部154が
形成されているので、溶融材153から永久磁石152
が抜け出すのが防止される。
【0100】ヨーク151、永久磁石152及び溶融材
153は図1(a)、(b)に示したヨーク5、永久磁
石21及び溶融材22と同様の材質が用いられる。
【0101】図16は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0102】図15(a)、(b)に示した永久磁石集
積体150との相違点は、各永久磁石161の磁極面1
61a、161bの側面161cに一方の磁極面(図で
は下側の磁極面)161aより他方の磁極面(図では上
側の磁極面)161bが小さくなるような段差161d
が形成されている点である。
【0103】このような永久磁石集積体160も図15
(a)、(b)に示した永久磁石集積体150と同様の
効果が得られる。
【0104】図17は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0105】図16に示した永久磁石集積体160との
相違点は、ヨーク151の永久磁石161が配置される
部分に位置決め用の溝171が形成されている点であ
る。
【0106】このような永久磁石集積体170も図16
に示した永久磁石集積体160と同様に永久磁石161
を位置精度よく固定することができるだけでなく、永久
磁石161の配置が容易となり、しかも配置後の永久磁
石161のがたつきがなくなる。
【0107】図18は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0108】図17に示した永久磁石集積体170との
相違点は、非磁性材からなり各永久磁石161の位置に
他方の磁極面161bがそれぞれ突出できるような複数
の穴181aが形成された長尺状の薄板181が各永久
磁石161の段差部161dで保持されている点であ
る。
【0109】このような永久磁石集積体180も図17
に示した永久磁石集積体170と同様に各永久磁石16
1を位置精度よく固定することができるだけでなく、永
久磁石161の配置が容易となり、しかも配置後の永久
磁石161のがたつきがなくなり、耐振動性や強度が向
上する。
【0110】図19は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0111】図16に示した永久磁石集積体160との
相違点は、各永久磁石161の磁極面161bにポール
ピース191がそれぞれ設けられている点である。
【0112】このような永久磁石集積体190も図16
に示した永久磁石集積体160と同様に永久磁石161
を位置精度よく固定することができるだけでなく、各永
久磁石161の磁力が強くなる。但し、ポールピース1
91が台形断面形状であるのが好ましく、磁気飽和を起
こさないようにすることが必要である。
【0113】図20は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0114】図19に示した永久磁石集積体190との
相違点は、ヨーク151の各永久磁石161と接触する
部分に位置決め用の溝201が形成されている点であ
る。
【0115】このような永久磁石集積体200も図18
に示した永久磁石集積体190と同様に永久磁石161
を位置精度よく固定することができるだけでなく、永久
磁石161の配置が容易となり、しかも配置後の永久磁
石161のがたつきがなくなる。
【0116】図21は本発明の永久磁石集積体の変形例
を示す部分側面透視図である。
【0117】図20に示した永久磁石集積体200との
相違点は、非磁性材からなり各永久磁石の位置に他方の
磁極面がそれぞれ突出できる複数の穴が形成された長尺
状の薄板が各永久磁石の段差部で保持されている点であ
る。
【0118】このような永久磁石集積体210も図20
に示した永久磁石集積体200と同様に永久磁石161
を位置精度よく固定することができるだけでなく、永久
磁石161の配置が容易となり、しかも配置後の永久磁
石161のがたつきがなくなり、耐振動性や強度が向上
する。
【0119】図22(a)〜(e)は本発明の永久磁石
集積体の製造方法の一実施の形態を示す工程図である。
ここでは、図1(a)、(b)に示した永久磁石集積体
の製造方法について断面図を参照して説明する。
【0120】磁極面21a、21bの側面(図では上下
面)21cに凸部(又は凹部)23が形成された永久磁
石21を複数個準備し、リング状のヨーク5の外周に一
方の磁極面(図ではヨーク側の磁極面)21aが接触す
ると共に他方の磁極面21bの磁極が交互に異なるよう
に一定の間隔で配置する(図22(a))。
【0121】リング状の永久磁石集積体用の鋳型220
を準備する(図22(b))。
【0122】鋳型220内に永久磁石冷却用のリング状
の冷やし金221を配置する(図22(c))。
【0123】永久磁石21が吸着したヨーク5の永久磁
石21の磁極面21bが冷やし金221に接触するよう
にヨーク5を永久磁石21ごと鋳型220内に配置す
る。破線222で示す位置まで溶融した溶融材22を注
入してヨーク5及び永久磁石21を鋳込む(図22
(d))。
【0124】溶融材22が凝固することにより永久磁石
集積体20が形成される(図22(e))。
【0125】尚、融点が永久磁石21のキュリー点より
低い溶融材22、例えば樹脂や鉛等を用いて永久磁石2
1を鋳込むときは冷やし金221を用いる必要はない。
また、溶融材22の厚さが薄くヨーク5が冷やし金とし
て機能し永久磁石がキュリー点を超えない程ヨークの比
熱が大きい場合には冷やし金は用いる必要はない。尚、
冷やし金221を用いない場合には永久磁石21の磁極
面21bが溶融材22で覆われないようにする必要があ
る。
【0126】図23(a)〜(e)は本発明の永久磁石
集積体の製造方法の他の実施の形態を示す工程図であ
る。ここでは、図10(a)、(b)に示した永久磁石
集積体110の製造方法について説明する(着磁前の焼
結体使用)。
【0127】ディスク用の鋳型230を準備する(図2
3(a))。
【0128】磁極が形成される面111u、111vの
側面111wに凸部(または凹部)113が形成された
永久磁石板用の焼結板111oを複数準備し、各焼結板
111oをディスク用の鋳型230の底面に磁極が形成
される一方の面(図では下側の面)111uが接触する
ように円周上に配置する。各焼結板111oの磁極が形
成される他方の面111vが露出するように破線231
で示す位置まで溶融状態の溶融材で各焼結板111oを
鋳込む(図23(b))。
【0129】溶融材112を凝固させる(図23
(c))。
【0130】鋳型230からディスク110oを取り出
し、時効処理等の後処理を行う(図23(d))。
【0131】ディスク110oを着磁機232に装着
し、各焼結板111oを着磁することにより永久磁石集
積体110が得られる(図23(e))。
【0132】図24(a)〜(e)は本発明の永久磁石
集積体の製造方法の他の実施の形態を示す工程図であ
る。ここでは、図10(a)、(b)に示した永久磁石
集積体の製造方法について説明する(永久磁石使用)。
【0133】ディスク用の鋳型240を準備する(図2
4(a))。
【0134】鋳型240内に円板状の冷やし金241を
配置する(図24(b))。
【0135】磁極面111a、111bの側面111c
に凸部(または凹部)113が形成された複数の永久磁
石板111を準備し、各永久磁石板111を冷やし金2
41の上に一方の磁極面111aが接触するように円周
上に配置する。各永久磁石板111の一方の磁極面11
1bが露出するように溶融状態の溶融材112を破線2
42で示す位置まで注入し、各永久磁石板111をディ
スク状に鋳込む(図24(c))。
【0136】溶融材112を凝固させることにより(図
24(d))、永久磁石集積体110が得られる(図2
4(d))。
【0137】図25(a)〜(e)は本発明の永久磁石
集積体の製造方法の他の実施の形態を示す工程図であ
る。ここでは、図11(a)、(b)に示した永久磁石
集積体の製造方法について説明する(永久磁石使用)。
【0138】図24(a)〜(e)に示した実施の形態
との相違点は、側面に凸部113が形成された永久磁石
片111の磁極面111a、111bが露出するような
穴がそれぞれ形成された補強ディスク114、115を
各永久磁石片111の両磁極面111a、111b側か
ら取り付けた点である。
【0139】鋳型240内に円板状の冷やし金241を
配置する(図24(b))。
【0140】磁極面111a、111bの側面111c
に凸部(または凹部)113が形成された複数の永久磁
石板111及び補強ディスク114、115を準備し、
補強ディスク114、115で各永久磁石片111を挟
むように取り付けた後、各永久磁石板111を補強ディ
スク114、115ごと冷やし金241の上に一方の磁
極面111aが接触するように配置する。各永久磁石板
111の一方の磁極面111bが露出するように溶融状
態の溶融材112を破線242で示す位置まで注入し、
各永久磁石板111をディスク状に鋳込む(図24
(c))。
【0141】溶融材112を凝固させることにより(図
24(d))、永久磁石集積体110−2が得られる
(図24(d))。
【0142】図26(a)〜(d)は本発明の永久磁石
集積体の製造方法の他の実施の形態を示す工程図であ
る。ここでは、図15(a)、(b)に示した永久磁石
集積体の製造方法について説明する。
【0143】磁極面152a、152bの側面152c
に凸部(または凹部)154が形成された複数の永久磁
石152と、直線状のヨーク151とを準備する(図2
6(a))。
【0144】ヨーク151の一方の面(図では上側の
面)151aに、一方の磁極面(図では下側の磁極面)
152aが接触すると共に他方の磁極面152bの磁極
が交互に異なるように一定の間隔で配置する(図26
(b))。
【0145】ヨーク151を永久磁石152ごと鋳型2
50内に挿入し、永久磁石152の他方の磁極面152
bが付着しないように溶融状態の溶融材153を破線2
51で示す位置まで注入してヨーク151及び各永久磁
石152を鋳込む(図26(c))。
【0146】溶融材153が凝固した後、鋳型250か
ら取り出すことにより永久磁石集積体150が得られる
(図26(d))。
【0147】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0148】製造が容易でコストが低い永久磁石集積体
及びその製造方法の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の永久磁石集積体の一実施の形
態を示す部分側面透視図であり、(b)は(a)のA−
A線断面図である。
【図2】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す側面透
視図である。
【図3】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す側面透
視図である。
【図4】(a)は本発明の永久磁石集積体の変形例を示
す側面透視図であり、(b)は(a)の矢印B方向の矢
視図である。
【図5】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す側面透
視図である。
【図6】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す断面図
である。
【図7】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す断面図
である。
【図8】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す断面図
である。
【図9】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す断面図
である。
【図10】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す平面図であり、(b)は(a)のD−D線
断面図である。
【図11】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す平面図であり、(b)は(a)のI−I線
断面図である
【図12】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す平面図であり、(b)は(a)のE−E線
断面図である。
【図13】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す平面図であり、(b)は(a)のF−F線
断面図である。
【図14】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す平面図であり、(b)は(a)のG−G線
断面図である。
【図15】(a)は本発明の永久磁石集積体の他の実施
の形態を示す部分側面透視図であり、(b)は(a)の
H−H線断面図である。
【図16】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図17】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図18】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図19】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図20】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図21】本発明の永久磁石集積体の変形例を示す部分
側面透視図である。
【図22】(a)〜(e)は本発明の永久磁石集積体の
製造方法の一実施の形態を示す工程図である。
【図23】(a)〜(e)は本発明の永久磁石集積体の
製造方法の他の実施の形態を示す工程図である。
【図24】(a)〜(d)は本発明の永久磁石集積体の
製造方法の他の実施の形態を示す工程図である。
【図25】(a)〜(e)は本発明の永久磁石集積体の
製造方法の他の実施の形態を示す工程図である。
【図26】(a)〜(d)は本発明の永久磁石集積体の
製造方法の他の実施の形態を示す工程図である。
【図27】渦電流式制動装置の縦断面図である。
【図28】図27に示した渦電流式制動装置に用いられ
る永久磁石集積体の横断面図である。
【図29】電動機に用いられる電磁鋼板の平面図であ
る。
【符号の説明】
5 ヨーク 21 永久磁石 21a、21b 磁極面 21c 側面 22 溶融材 23 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/03 H02K 15/03 Z 49/02 49/02 B

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークと、該ヨークの一方の面に一方の
    磁極面が接触すると共に他方の磁極面の磁極が交互に異
    なるように一定の間隔で配置された複数の永久磁石と、
    各永久磁石の側面及び上記ヨークを覆うように設けられ
    た溶融材とを備えたことを特徴とする永久磁石集積体。
  2. 【請求項2】 各永久磁石の側面に凸または凹部が形成
    されている請求項1に記載の永久磁石集積体。
  3. 【請求項3】 各永久磁石が、非磁性体からなる複数の
    穴の開いた薄板にはめ込まれている請求項1または2に
    記載の永久磁石集積体。
  4. 【請求項4】 各永久磁石の磁極面の側面に一方の磁極
    面より他方の磁極面が小さくなるような段差が形成され
    ている請求項1に記載の永久磁石集積体。
  5. 【請求項5】 上記永久磁石の露出面が上記溶融材から
    突出している請求項1から4のいずれかに記載の永久磁
    石集積体。
  6. 【請求項6】 上記ヨークの他方の面の溶融材が除去さ
    れている請求項1から5のいずれかに記載の永久磁石集
    積体。
  7. 【請求項7】 上記ヨークの他方の面が上記溶融材から
    突出している請求項5に記載の永久磁石集積体。
  8. 【請求項8】 上記ヨークの側面に凸部または凹部が形
    成されている請求項1から7のいずれかに記載の永久磁
    石集積体。
  9. 【請求項9】 上記ヨークの各永久磁石と接触する部分
    に位置決め用の溝が形成されている請求項1から8のい
    ずれかに記載の永久磁石集積体。
  10. 【請求項10】 非磁性材からなり各永久磁石の位置に
    他方の磁極面がそれぞれ突出できる複数の穴が形成され
    た長尺状の薄板が各永久磁石の段差部で保持されている
    請求項5から9のいずれかに記載の永久磁石集積体。
  11. 【請求項11】 各永久磁石の他方の磁極面にポールピ
    ースが設けられている請求項1から10のいずれかに記
    載の永久磁石集積体。
  12. 【請求項12】 磁極面が同一面になると共に隣り合う
    磁極のいずれかが異なるように円周上に配置され磁極面
    の側面に凸部または凹部が形成された複数の永久磁石
    と、各永久磁石の両磁極面が露出するように各永久磁石
    を覆うディスク状の溶融材とを備えたことを特徴とする
    永久磁石集積体。
  13. 【請求項13】 磁極面が同一面になると共に隣り合う
    磁極が交互に異なるように一定の間隔でリング状に配置
    され、磁極面の側面に凸部または凹部が形成された略矩
    形状の永久磁石片からなる内側永久磁石群と、該内側永
    久磁石群の両磁極面が露出するように各永久磁石片を覆
    うディスク状の内側溶融材と、該内側溶融材の外周に設
    けられたリング状の軸受けと、該軸受けの外周に磁極面
    が同一面になると共に隣り合う磁極が交互に異なるよう
    に一定の間隔でリング状に配置され磁極面の側面に凸部
    または凹部が形成された永久磁石片からなる略矩形状の
    外側永久磁石群と、該外側永久磁石群の両磁極面が露出
    するように各永久磁石片を覆うディスク状の外側溶融材
    とを備えたことを特徴とする永久磁石集積体。
  14. 【請求項14】 上記ディスク状の溶融材の外周または
    軸穴の内周に非磁性材からなる補強リングが設けられて
    いる請求項12または13のいずれかに記載の永久磁石
    集積体。
  15. 【請求項15】 上記各永久磁石片の側面に凸部が形成
    されており、磁極面が露出するような穴が形成された補
    強ディスクが各永久磁石の少なくとも一方の磁極面側か
    ら取り付けられている請求項12から14のいずれかに
    記載の永久磁石集積体。
  16. 【請求項16】 上記溶融材は非磁性体若しくは樹脂か
    らなる請求項1から15のいずれかに記載の永久磁石集
    積体。
  17. 【請求項17】 磁極面の側面に凸部または凹部が形成
    された永久磁石を複数個準備し、ヨークの一方の面に一
    方の磁極面が接触すると共に他方の磁極面の磁極が交互
    に異なるように一定の間隔で配置し、上記ヨークを上記
    永久磁石ごと鋳型に挿入し、上記永久磁石の磁極を有す
    る他方の面に付着しないように溶融状態の溶融材で各永
    久磁石及び上記ヨークを鋳込むことを特徴とする永久磁
    石集積体の製造方法。
  18. 【請求項18】 融点が上記永久磁石のキュリー点より
    高い溶融材を用いるときに上記永久磁石の磁極を有する
    他方の面と上記鋳型との間に冷やし金を挿入した後で上
    記溶融材を鋳込む請求項17に記載の永久磁石集積体の
    製造方法。
  19. 【請求項19】 上記溶融材が凝固した後で上記ヨーク
    の他方の面側の溶融材を除去して上記ヨークを露出させ
    る請求項17または18に記載の永久磁石集積体の製造
    方法。
  20. 【請求項20】 磁極が形成される面の側面に凸部また
    は凹部が形成された複数の永久磁石板用の焼結板を準備
    し、各焼結板をディスク用の鋳型の底面に磁極が形成さ
    れる一方の面が接触するように円周上に配置し、各焼結
    板の磁極面となる他方の面が露出するように溶融状態の
    溶融材で各焼結板をディスク状に鋳込んで凝固させた
    後、各焼結板を着磁することを特徴とする永久磁石集積
    体の製造方法。
  21. 【請求項21】 磁極面の側面に凸部または凹部が形成
    された複数の永久磁石を準備し、ディスク用の鋳型の底
    面に一方の磁極面が接触するように各永久磁石を円周上
    に配置し、各永久磁石の他方の磁極面が露出するように
    溶融状態の溶融材で鋳込んでディスク状の永久磁石集積
    体を製造することを特徴とする永久磁石集積体の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 融点が上記永久磁石のキュリー点より
    高い溶融材を用いるときに上記永久磁石の磁極を有する
    一方の面と上記鋳型との間にディスク状の冷やし金を挿
    入した後で上記溶融材を鋳込む請求項21に記載の永久
    磁石集積体の製造方法。
  23. 【請求項23】 磁極が形成される面の側面に凸部が形
    成された永久磁石用の焼結板を複数個準備し、各焼結板
    を内輪用の鋳型の底面に磁極が形成される一方の面が接
    触するように円周上に配置し、各焼結板の磁極面となる
    他方の面が露出するように溶融状態の溶融材で各焼結板
    をディスク状に鋳込んで凝固させた後、各焼結板を着磁
    して内輪を形成し、各焼結板を外輪用の鋳型の底面に磁
    極が形成される一方の面が接触するように円周上に配置
    し、各焼結板の磁極面となる他方の面が露出するように
    溶融状態の溶融材で各焼結板をディスク状に鋳込んで凝
    固させた後、各焼結板を着磁して外輪を形成し、上記外
    輪の中に軸受けを介して上記内輪を挿入することを特徴
    とする永久磁石集積体の製造方法。
  24. 【請求項24】 磁極が形成される面の側面に凹部が形
    成された永久磁石用の焼結板を複数個準備し、各焼結板
    を内輪用の鋳型の底面に磁極が形成される一方の面が接
    触するように円周上に配置し、各焼結板の磁極面となる
    他方の面が露出するように溶融状態の溶融材で各焼結板
    をディスク状に鋳込んで凝固させた後、各焼結板を着磁
    して内輪を形成し、各焼結板を外輪用の鋳型の底面に磁
    極が形成される一方の面が接触するように円周上に配置
    し、各焼結板の磁極面となる他方の面が露出するように
    溶融状態の溶融材で各焼結板をディスク状に鋳込んで凝
    固させた後、各焼結板を着磁して外輪を形成し、上記外
    輪の中に軸受けを介して上記内輪を挿入することを特徴
    とする永久磁石集積体の製造方法。
  25. 【請求項25】 各永久磁石または永久磁石用の焼結板
    を、非磁性体からなる複数の穴の開いたリング状の薄板
    にはめ込んだ後で鋳型内に配置する請求項20から24
    のいずれかに記載の永久磁石集積体。
  26. 【請求項26】 磁極面の側面に凸部または凹部が形成
    された永久磁石を複数個準備し、各永久磁石を内輪用の
    鋳型の底面に一方の磁極面が接触するように円周上に配
    置し、各永久磁石の他方の磁極面が露出するように溶融
    状態の溶融材で各永久磁石をディスク状に鋳込んで凝固
    させて内輪を形成し、各永久磁石を外輪用の鋳型の底面
    に一方の磁極面が接触するように円周上に配置し、各永
    久磁石の他方の磁極面が露出するように溶融状態の溶融
    材で各永久磁石をリング状に鋳込んで凝固させて外輪を
    形成し、上記外輪の中にリング状の軸受けを介して上記
    内輪を挿入することを特徴とする永久磁石集積体の製造
    方法。
  27. 【請求項27】 融点が上記永久磁石のキュリー点より
    高い溶融材を用いるときに上記永久磁石の磁極を有する
    一方の面と上記内輪用の鋳型との間にディスク状の冷や
    し金を挿入し、上記永久磁石の磁極を有する一方の面と
    上記外輪用の鋳型との間にリング状の冷やし金を挿入し
    た後で上記溶融材をそれぞれ鋳込む請求項26に記載の
    永久磁石集積体の製造方法。
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