JP2002218541A - 携帯端末の着信時間規制システムおよび方法 - Google Patents

携帯端末の着信時間規制システムおよび方法

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JP2002218541A
JP2002218541A JP2001007943A JP2001007943A JP2002218541A JP 2002218541 A JP2002218541 A JP 2002218541A JP 2001007943 A JP2001007943 A JP 2001007943A JP 2001007943 A JP2001007943 A JP 2001007943A JP 2002218541 A JP2002218541 A JP 2002218541A
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JP2001007943A
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English (en)
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Daisuke Igarashi
大輔 五十嵐
Tsutomu Yokoyama
勉 横山
Kazuyuki Kozu
和志 神津
Masami Yabusaki
正実 薮崎
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末の着信時間規制システムおよび方法
に関し、携帯端末契約者に時間情報を利用したサービス
を提供すること。 【解決手段】 仕事用の電話番号AAAAには仕事時間
中以外の時間(17:00〜08:30)の着信を規制
し、私用の電話番号BBBBには仕事時間中(08:3
0〜17:00)の着信を規制するように、ネットワー
ク(ホーム網)100のデータベースファイル110に
利用時間を設定する。データベースファイル110に
は、契約者からの登録要求130に応じて登録情報12
0が蓄積される。データベースファイル110への登録
が行なわれると契約者に登録完了通知131が送信さ
れ、それぞれの電話番号AAAA,BBBBに着信可能
な利用時間が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末の着信時間
規制システムおよび方法に関し、特に、移動体通信ネッ
トワークにおけるサービス制御部を高機能化、高度化す
ることにより、利用者の意思に応じて移動体通信ネット
ワークにより提供されるネットワークサービスの利用時
間を設定することのできる移動体通信ネットワークにお
ける着信時間規制システムおよび着信時間規制方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体電話着信接続方法において
は、利用者が携帯端末機によって予め着信を拒否できる
ように設定する機能があるが、着信を拒否する時間帯を
設定する機能までは持っていない。かつ、単なる着信の
みならず、個々の付加サービスについても同様に、当該
サービスを受ける時間帯を設定する機能を有していな
い。また、着信携帯端末の存在する地域の時間帯、すな
わち発信者の地域と着信者の地域間の時差に基づき付加
サービス提供の判断を行う機能も有していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1人の携帯端末契約者
(=携帯端末利用者)に複数の携帯端末番号が割り当て
られており、1つの携帯端末番号は仕事用として使用し
ており、もう1つの携帯端末番号は私用として使用して
いる場合がある。しかしながら現状の移動体通信網に
は、このような場合に、勤務時間中には私用携帯端末番
号での当該契約者への着信を規制し、留守番電話装置に
着信転送を行い、勤務時間以外には仕事用携帯端末番号
での当該契約者への着信を規制する、といった利用時間
を設定して個々の付加サービスの提供判断を行なう機能
は用意されていなかった。
【0004】また、1台の携帯端末を世界中で使用でき
る現在の状況において、当該携帯端末の所有者が通常存
在している地域と大きな時差がある地域へ当該携帯端末
所有者が移動したときに、この移動したことを知らない
発信者が当該携帯端末契約者(所有者)に発信を行った
場合は、当該存在地域が例えば深夜であるにもかかわら
ず当該着信端末への着信が実行されてしまうという課題
があった。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、着信規制、着信転送などのネッ
トワークサービスを携帯端末利用者の意思で設定した時
間帯を区切って提供することの可能な携帯端末の着信時
間規制システムおよび方法を提供することであり、その
第2の目的は、携帯端末利用者が存在する時間帯を考慮
したサービスを行なえる携帯端末の着信時間規制システ
ムおよび方法を提供することである。
【0006】なお、本明細書中において「端末番号」と
は、発信ユーザがある着信端末を呼び出す場合に使用す
る端末番号、または、ある端末ユーザを呼び出すために
一般に公開されている端末番号を意味するものであっ
て、端末そのものの機体番号を意味するものではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、複数の通信網相互間の通信を中継
する中継交換手段を有する移動体通信ネットワークにお
ける携帯端末の着信時間規制システムであって、所定の
携帯端末への着信受け付け可能時間および拒否時間を含
む着信時間規制情報を所定の通信網の記憶手段に予め登
録及び変更する登録手段と、発信端末から前記所定の携
帯端末への着信要求がなされたときに前記着信時間規制
情報を参照して前記所定の携帯端末へのサービスを行な
うか否か判断し、前記所定の携帯端末が該着信要求を受
け付けない前記拒否時間のときは前記所定の携帯端末が
前記着信要求を拒否していることを前記発信端末に通知
して前記発信端末からの呼を制御する制御手段とを備え
た形態の携帯端末の着信時間規制システムを実施した。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯
端末の着信時間規制システムにおいて、前記着信時間規
制情報は、前記所定の携帯端末に割当てられた複数の端
末番号と、各端末番号に対して予め個別に登録及び変更
された前記着信受け付け可能時間および拒否時間とを含
む形態の携帯端末の着信時間規制システムを実施した。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の携帯
端末の着信時間規制システムにおいて、前記着信時間規
制情報はさらに、前記発信端末が位置する通信網と前記
所定の携帯端末が位置するローミング網との時差を含む
形態の携帯端末の着信時間規制システムを実施した。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の携帯
端末の着信時間規制システムにおいて、前記所定の携帯
端末を複数備え、前記着信時間規制情報は、各携帯端末
に割当てられた夫々の端末番号と、該夫々の端末番号に
対して予め個別に登録及び変更された前記着信受け付け
可能時間および拒否時間とを含む形態の携帯端末の着信
時間規制システムを実施した。
【0011】請求項5の発明は、請求項1に記載の携帯
端末の着信時間規制システムにおいて、前記所定の携帯
端末または他の携帯端末から前記中継交換手段に、前記
登録手段に登録された前記着信時間規制情報を問い合わ
せる手段を備えた形態の携帯端末の着信時間規制システ
ムを実施した。
【0012】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の携帯端末の着信時間規制システムにおいて、
前記制御手段は前記通知することに加えてさらに、前記
着信要求を拒否する形態の携帯端末の着信時間規制シス
テムを実施した。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の携帯端末の着信時間規制システムにおいて、
前記制御手段は、前記通知したことに対してさらに継続
して着信要求がなされたときには当該継続着信要求を許
可する形態の携帯端末の着信時間規制システムを実施し
た。
【0014】請求項8の発明は、複数の通信網相互間の
通信を中継する中継交換手段を有する移動体通信ネット
ワークにおける携帯端末の着信時間規制方法であって、
所定の携帯端末への着信受け付け可能時間および拒否時
間を含む着信時間規制情報を所定の通信網の記憶手段に
予め登録及び変更する第1ステップと、発信端末から前
記所定の携帯端末への着信要求がなされたときに前記着
信時間規制情報を参照して前記所定の携帯端末へのサー
ビスを行なうか否か判断する第2ステップと、前記所定
の携帯端末が該着信要求を受け付けない前記拒否時間の
ときは前記所定の携帯端末が前記着信要求を拒否してい
ることを前記発信端末に通知して前記発信端末からの呼
を制御する第3ステップとを備えた形態の携帯端末の着
信時間規制方法を実施した。
【0015】請求項9の発明は、請求項8に記載の携帯
端末の着信時間規制方法において、第1ステップにおい
て、前記着信時間規制情報として、前記所定の携帯端末
に割当てられた複数の端末番号と、各端末番号に対して
予め個別に登録及び変更された前記着信受け付け可能時
間および拒否時間とを登録する形態の携帯端末の着信時
間規制方法を実施した。
【0016】請求項10の発明は、請求項9に記載の携
帯端末の着信時間規制方法において、第1ステップにお
いて、前記着信時間規制情報としてさらに、前記発信端
末が位置する通信網と前記所定の携帯端末が位置するロ
ーミング網との時差を登録及び変更する形態の携帯端末
の着信時間規制方法を実施した。
【0017】請求項11の発明は、請求項8に記載の携
帯端末の着信時間規制方法において、第1ステップにお
いて、前記所定の携帯端末を複数用い、前記着信時間規
制情報として、各携帯端末に割当てられた夫々の端末番
号と、該夫々の端末番号に対して予め個別に登録及び変
更された前記着信受け付け可能時間および拒否時間とを
登録する形態の携帯端末の着信時間規制方法を実施し
た。
【0018】請求項12の発明は、請求項8に記載の携
帯端末の着信時間規制方法において、前記所定の携帯端
末または他の携帯端末から前記中継交換手段に、前記登
録手段に登録された前記着信時間規制情報を問い合わせ
るステップを備えた形態の携帯端末の着信時間規制方法
を実施した。
【0019】請求項13の発明は、請求項8〜12のい
ずれかに記載の携帯端末の着信時間規制方法において、
第3ステップにおいて前記通知を行なった後に、前記着
信要求を拒否するステップを備えた形態の携帯端末の着
信時間規制方法を実施した。
【0020】請求項14の発明は、請求項8〜12のい
ずれかに記載の携帯端末の着信時間規制方法において、
第3ステップにおいて前記通知したことに対してさらに
継続して着信要求がなされたときには当該継続着信要求
を許可するステップを備えた形態の携帯端末の着信時間
規制方法を実施した。
【0021】上記した移動体通信ネットワークにおける
着信時間規制システムおよび着信時間規制方法によれ
ば、ネットワークサービス毎及び携帯端末契約者に割り
当てられた電話番号毎にネットワークサービスの利用時
間及び携帯端末契約者が存在する地域の時間帯等の着信
時間規制情報を登録及び変更する記憶手段を移動体通信
ネットワークに配置し、当該記憶手段に登録されている
着信時間規制情報に基づきネットワークサービスを提供
する機能を例えば交換局により制御させることにより、
ネットワークサービスを端末利用者の意思に応じて時間
帯または曜日等を区切って提供することを可能とするこ
とができ、さらに利用者の存在する時間帯を考慮したサ
ービスを提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に説明する本発明の実施形態
では、移動体通信ネットワークに、当該ネットワークが
提供するネットワークサービス毎及び携帯端末契約者に
割り当てた電話番号毎にネットワークサービス利用時間
を当該携帯端末契約者の要求に基づき登録するため、及
び携帯端末契約者の存在する地域の時間帯を登録するた
めのデータベースファイル管理装置を配置した。
【0023】また、移動体通信ネットワーク内の交換局
は、移動体通信ネットワークヘの着信の要求を受信した
場合に、当該着信要求の着信先に指定された電話番号の
ネットワークサービス利用時間の利用者が契約している
複数の携帯端末番号とそれに対応した時間管理表を設
け、利用者からの要求により時間設定するためのデータ
ベースファイル管理装置を配置した。
【0024】移動体通信ネットワーク内の交換局は、携
帯端末契約者の電話番号への着信要求を受信して着信処
理中に、当該データベースファイル管理装置に着信要求
受信時の時間帯で利用できるすべてのネットワークサー
ビスを問い合わせる信号、またはある特定のネットワー
クサービスを問い合わせる信号を送信する。
【0025】当該データベースファイルは当該問い合わ
せ信号を受信すると、当該電話番号に登録されたネット
ワークサービス利用時間及び当該携帯端末契約者が存在
している地域の時間帯から当該時間において利用できる
ネットワークサービスリスト、または問い合わせを受け
たネットワークサービスの提供可否を当該交換局に通知
する。
【0026】通知を受けた当該交換局は、当該通知に基
づきネットワークサービスを起動することにより、当該
携帯端末契約者が要求する利用時間、及び当該携帯端末
契約者が存在する地域の時間帯に基づくネットワークサ
ービスを提供できるようになる。
【0027】以下、具体的な実施形態1〜5について図
面を参照して説明する。これらの図面および以下の説明
において時間(時刻)は24時間表記するものとし、例
えば19時00分は19:00と記す。
【0028】(実施形態1)図1は携帯端末契約者の一
台の携帯端末に複数の電話番号(一例としてAAAAと
BBBB)が割り当てられている場合に、時差のない地
域において1つの電話番号AAAAを仕事用として利用
し、もう1つの電話番号BBBBを私用として利用する
場合の利用時間設定手順の実施形態を示す。
【0029】ここには、仕事用の電話番号AAAAには
仕事時間中以外の時間(17:00〜08:30)の着
信を規制し、私用の電話番号BBBBには仕事時間中
(08:30〜17:00)の着信を規制するように、
ネットワーク(ホーム網)100のデータベースファイ
ル110に利用時間を設定する場合の手順を示してい
る。データベースファイル110には、契約者からの登
録要求130に応じて登録情報120が蓄積される。デ
ータベースファイル110への登録が行なわれると契約
者に登録完了通知131が送信され、それぞれの電話番
号AAAA,BBBBに着信可能な利用時間が設定され
る。
【0030】なお、本実施形態および以下の各実施形態
における登録要求は携帯端末から行なうものに限定され
るものではなく、一般に使用されているPCまたはモバ
イルPC等からWEB上で行なうことができることは言
うまでもない。
【0031】(実施形態2)図2は、一台の携帯端末に
複数の電話番号(一例としてAAAAとBBBB)が割
り当てられている携帯端末契約者が契約しているネット
ワーク(ホーム網)200から、一時的に他の地域に存
在しているネットワーク(ローミング網)215に契約
者が移動した場合に、そのローミング(先)網215と
ホーム網200間の時差(一例として−8時間)を登録
する場合の利用時間設定手順の実施形態を示す。
【0032】契約者からの時差登録要求220は、ロー
ミング網210を介してホーム網に送られる。データベ
ースファイル210には、契約者からの時差登録要求2
20に応じて登録情報120aが蓄積される。この登録
情報120aは、着信規制時間情報の他に時差情報12
2を含む。データベースファイル110への登録が行な
われると、ローミング網210を介して契約者に登録完
了通知221が送信される。
【0033】(実施形態3)図3は、ホーム網300の
ホームメモリ局310のデータベースファイル(図示せ
ず)に実施形態2と同様の登録情報120bが登録され
ており、登録情報120bにさらに、ホーム網300と
時差が−8時間のローミング網210に契約者がローミ
ングしていることを示す位置情報123を登録している
場合の利用時間設定手順の実施形態を示す。
【0034】この場合、発信者の地域の時間帯が19:
00に発信者が契約者の私用の電話番号BBBBにダイ
ヤルして着信要求330を行なっても、着信者である携
帯端末契約者の存在している地域の時間帯が着信規制さ
れている11:00であるために、私用の電話番号BB
BBでの着信を規制することになる。
【0035】すなわち、ホーム網300の交換局(swit
ching node)320が着信要求330に応答してホーム
メモリ局310にサービス問い合わせ331を行なう
と、ホームメモリ局310は登録情報120bを基に
ローミング網210の時間帯を計算し、ローミング網
210の時間帯が電話番号BBBBでの着信が規制され
ている11:00であることを判断する。
【0036】そして、ホームメモリ局310が着信規制
する旨の問い合わせ応答332を返すと、交換局320
は発信者にガイダンス333を音声333aによって通
知するとともに、着信拒否334を行なう。
【0037】(実施形態4)図4は、携帯端末契約者の
一台の携帯端末がホーム網400と時差が−8時間のロ
ーミング網410にローミングしている場合の別の利用
時間設定手順の実施形態を示す。
【0038】ここには、発信者の地域の時間帯が10:
00に発信者から携帯端末契約者にダイヤルしたとき
に、−8時間の時差とその他の登録情報120cを考慮
した着信規制を行なう例が示されている。
【0039】すなわち、発信者の地域の時間帯が19:
00に発信者が契約者の仕事用の電話番号AAAAにダ
イヤルして着信要求430を行なうと、ホーム網400
の交換局420が着信要求430に応答してデータベー
スファイル410を有するホームメモリ局(図示せず)
にサービス問い合わせ431を行なう。データベースフ
ァイル410に登録された登録情報120cは、ローミ
ング網210にローミングしているときは真夜中の0
0:00〜07:00は着信規制するという情報124
を含んでいる。
【0040】したがって、着信要求430に応答して上
記ホームメモリ局にサービス問い合わせ431を行なう
と、上記ホームメモリ局は登録情報120cを基にロ
ーミング網210の時間帯を計算し、ローミング網2
10の時間帯が電話番号AAAAでの着信が規制されて
いる真夜中の02:00であることを判断する。
【0041】そして、上記ホームメモリ局が着信規制す
る旨の問い合わせ応答432を返すと、交換局420は
発信者にガイダンス433を音声433aによって通知
し、発信者に携帯端末契約者の呼び出しを行うかどうか
を判断する余地を与える。このようにして、携帯端末契
約者が時差の大きな地域へ移動している場合に、その移
動を知らない発信者から真夜中に電話がかかることを規
制することができる。
【0042】この音声によるガイダンス433にも拘わ
らず発信者から着信処理継続要求434があった場合に
は,交換局420は携帯端末契約者の電話番号AAAA
に着信要求435を行ない、これに対して応答436が
あれば当該応答を発信者に返して通話438が成立す
る。
【0043】(実施形態5)図5は、携帯端末契約者が
別の番号(一例としてAAAAとBBBB)を割り当て
られた2台の携帯端末Aと携帯端末Bを利用しており、
予め設定した各携帯端末の利用可能日に応じて着信規制
と両携帯端末間での着信転送を行なうことで、両携帯端
末を使い分けを可能とする手順の実施形態を示す。
【0044】ネットワーク(ホーム網)500のホーム
メモリ局(図示せず)が有するデータベースファイル5
10には登録情報120dが登録されており、この登録
情報120dは、番号AAAAの携帯端末Aに土曜、日
曜、休日に着信したときは番号BBBBの携帯端末Bに
転送するという情報125を含み、逆に、番号BBBB
の携帯端末Bに土曜、日曜、休日以外の日に着信したと
きは番号AAAAの携帯端末Aに転送するという情報1
26を含んでいる。
【0045】発信者の地域の曜日が土曜日に発信者が契
約者の仕事用の電話番号AAAAにダイヤルして着信要
求530を行なうと、ホーム網500の交換局520が
着信要求530に応答してデータベースファイル510
にサービス問い合わせ531を行なう。データベースフ
ァイル510に登録された登録情報120dは、上記情
報125にしたがって、当該着信要求された曜日が土曜
日であるため番号BBBBの携帯端末Bに転送する利用
時間であることを判断する。
【0046】そして、上記ホームメモリ局が番号BBB
Bへ着信転送する旨の問い合わせ応答532を返すと、
交換局520は番号BBBBへの着信転送を起動し、携
帯端末契約者の電話番号BBBBの携帯端末Bに着信要
求535を行ない、これに対して応答536があれば当
該応答を発信者に返して通話538が成立する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る携帯端
末の着信時間規制システムおよび方法によれば、ネット
ワークサービス毎及び携帯端末契約者に割り当てられた
電話番号毎にネットワークサービスの利用時間及び携帯
端末契約者が存在する地域の時間帯等の着信時間規制情
報を登録する記憶手段を移動体通信ネットワークに配置
し、当該記憶手段に登録されている着信時間規制情報に
基づきネットワークサービスを提供する機能を例えば交
換局により制御させることにより、ネットワークサービ
スを端末利用者の意思に応じて時間帯または曜日等を区
切って提供することを可能とすることができ、さらに利
用者の存在する時間帯を考慮したサービスを提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末の着信時間規制システム
および方法の実施形態1における利用時間設定手順を示
すシーケンス図である。
【図2】本発明に係る携帯端末の着信時間規制システム
および方法の実施形態2における利用時間設定手順を示
すシーケンス図である。
【図3】本発明に係る携帯端末の着信時間規制システム
および方法の実施形態3における利用時間設定手順を示
すシーケンス図である。
【図4】本発明に係る携帯端末の着信時間規制システム
および方法の実施形態4における利用時間設定手順を示
すシーケンス図である。
【図5】本発明に係る携帯端末の着信時間規制システム
および方法の実施形態5における利用時間設定手順を示
すシーケンス図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500 ネットワー
ク(ホーム網) 110,215,410,510 データベースファイ
ル 310 ホームメモリ局 120,120a,120b,120c,120d 登
録情報 210 ネットワーク(ローミング網) 320,420,520 交換局(switching node)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神津 和志 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 薮崎 正実 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K024 AA65 CC11 DD03 5K067 BB04 DD17 EE02 EE10 EE16 FF05 GG01 GG11 HH05 HH12 HH22 HH23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信網相互間の通信を中継する中
    継交換手段を有する移動体通信ネットワークにおける携
    帯端末の着信時間規制システムであって、 所定の携帯端末への着信受け付け可能時間および拒否時
    間を含む着信時間規制情報を所定の通信網の記憶手段に
    予め登録及び変更する登録手段と、 発信端末から前記所定の携帯端末への着信要求がなされ
    たときに前記着信時間規制情報を参照して前記所定の携
    帯端末へのサービスを行なうか否か判断し、前記所定の
    携帯端末が該着信要求を受け付けない前記拒否時間のと
    きは前記所定の携帯端末が前記着信要求を拒否している
    ことを前記発信端末に通知して前記発信端末からの呼を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末
    の着信時間規制システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末の着信時間規
    制システムにおいて、 前記着信時間規制情報は、前記所定の携帯端末に割当て
    られた複数の端末番号と、各端末番号に対して予め個別
    に登録及び変更された前記着信受け付け可能時間および
    拒否時間とを含むことを特徴とする携帯端末の着信時間
    規制システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯端末の着信時間規
    制システムにおいて、 前記着信時間規制情報はさらに、前記発信端末が位置す
    る通信網と前記所定の携帯端末が位置するローミング網
    との時差を含むことを特徴とする携帯端末の着信時間規
    制システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の携帯端末の着信時間規
    制システムにおいて、 前記所定の携帯端末を複数備え、 前記着信時間規制情報は、各携帯端末に割当てられた夫
    々の端末番号と、該夫々の端末番号に対して予め個別に
    登録及び変更された前記着信受け付け可能時間および拒
    否時間とを含むことを特徴とする携帯端末の着信時間規
    制システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の携帯端末の着信時間規
    制システムにおいて、 前記所定の携帯端末または他の携帯端末から前記中継交
    換手段に、前記登録手段に登録された前記着信時間規制
    情報を問い合わせる手段を備えたことを特徴とする携帯
    端末の着信時間規制システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の携帯端
    末の着信時間規制システムにおいて、 前記制御手段は前記通知することに加えてさらに、前記
    着信要求を拒否することを特徴とする携帯端末の着信時
    間規制システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の携帯端
    末の着信時間規制システムにおいて、 前記制御手段は、前記通知したことに対してさらに継続
    して着信要求がなされたときには当該継続着信要求を許
    可することを特徴とする携帯端末の着信時間規制システ
    ム。
  8. 【請求項8】 複数の通信網相互間の通信を中継する中
    継交換手段を有する移動体通信ネットワークにおける携
    帯端末の着信時間規制方法であって、 所定の携帯端末への着信受け付け可能時間および拒否時
    間を含む着信時間規制情報を所定の通信網の記憶手段に
    予め登録及び変更する第1ステップと、 発信端末から前記所定の携帯端末への着信要求がなされ
    たときに前記着信時間規制情報を参照して前記所定の携
    帯端末へのサービスを行なうか否か判断する第2ステッ
    プと、 前記所定の携帯端末が該着信要求を受け付けない前記拒
    否時間のときは前記所定の携帯端末が前記着信要求を拒
    否していることを前記発信端末に通知して前記発信端末
    からの呼を制御する第3ステップとを備えたことを特徴
    とする携帯端末の着信時間規制方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の携帯端末の着信時間規
    制方法において、 第1ステップにおいて、前記着信時間規制情報として、
    前記所定の携帯端末に割当てられた複数の端末番号と、
    各端末番号に対して予め個別に登録及び変更された前記
    着信受け付け可能時間および拒否時間とを登録すること
    を特徴とする携帯端末の着信時間規制方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の携帯端末の着信時間
    規制方法において、 第1ステップにおいて、前記着信時間規制情報としてさ
    らに、前記発信端末が位置する通信網と前記所定の携帯
    端末が位置するローミング網との時差を登録及び変更す
    ることを特徴とする携帯端末の着信時間規制方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の携帯端末の着信時間
    規制方法において、 第1ステップにおいて、前記所定の携帯端末を複数用
    い、前記着信時間規制情報として、各携帯端末に割当て
    られた夫々の端末番号と、該夫々の端末番号に対して予
    め個別に登録及び変更された前記着信受け付け可能時間
    および拒否時間とを登録することを特徴とする携帯端末
    の着信時間規制方法。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の携帯端末の着信時間
    規制方法において、 前記所定の携帯端末または他の携帯端末から前記中継交
    換手段に、前記登録手段に登録された前記着信時間規制
    情報を問い合わせるステップを備えたことを特徴とする
    携帯端末の着信時間規制方法。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載の携
    帯端末の着信時間規制方法において、 第3ステップにおいて前記通知を行なった後に、前記着
    信要求を拒否するステップを備えたことを特徴とする携
    帯端末の着信時間規制方法。
  14. 【請求項14】 請求項8〜12のいずれかに記載の携
    帯端末の着信時間規制方法において、 第3ステップにおいて前記通知したことに対してさらに
    継続して着信要求がなされたときには当該継続着信要求
    を許可する第4ステップを備えたことを特徴とする携帯
    端末の着信時間規制方法。
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