JP2002216992A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002216992A
JP2002216992A JP2001015123A JP2001015123A JP2002216992A JP 2002216992 A JP2002216992 A JP 2002216992A JP 2001015123 A JP2001015123 A JP 2001015123A JP 2001015123 A JP2001015123 A JP 2001015123A JP 2002216992 A JP2002216992 A JP 2002216992A
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voltage
converter
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inverter
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Minoru Yamada
稔 山田
Yutaka Kimura
豊 木村
Yasusuke Domon
泰佐 土門
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放電灯を、ちらつきのない均一な明るさで点灯
させ得る放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】DC/DCコンバータ部11は、直流入力
電圧Vinをスイッチングし、異なる直流電圧Voに変
換して出力する。DC/ACインバータ部13は、発振
回路を含み、発振回路の発振動作により、DC/DCコ
ンバータ部11から供給される直流電圧Voを、放電灯
3の駆動のための交流電圧Vacに変換して出力する。
制御部12は、DC/ACインバータ部から供給される
同期化信号(h)に基づき、DC/DCコンバータ部1
1のスイッチング動作を、DC/ACインバータ部13
の発振動作に同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極管等の放電
灯を点灯させる放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等に用いられる
液晶ディスプレーでは、液晶板の背後から光を照射しな
ければならない。冷陰極管等の放電灯は、そのための光
の照射手段として用いられる。
【0003】放電灯を点灯するための放電灯点灯装置
は、一般に、DC/DCコンバータ部と、DC/ACイ
ンバータ部と、制御部とを含む。 前記DC/DCコン
バータ部は、直流入力電圧をスイッチングし、異なる直
流電圧に変換して出力する。DC/ACインバータ部
は、発振回路を含み、発振回路の発振動作により、DC
/DCコンバータ部から供給される直流電圧を、放電灯
駆動のための交流電圧に変換して出力する。制御部は、
DC/DCコンバータ部のスイッチング動作を制御す
る。
【0004】DC/ACインバータ部には、一般には、
自励発振方式のインバータが用いられる。自励発振方式
としては、回路構成が簡単であることや、動作の安定性
等の観点から、ロイヤー発振回路が主に用いられる。ロ
イヤー発振回路により交流電圧を発生させ、この交流電
圧を、放電灯の電極間に印加し、点灯させる。
【0005】ところが、従来のこの種の放電灯点灯装置
では、DC/ACインバータ部は、ロイヤー回路等でな
る自励発振回路を備えており、DC/ACインバータ部
のスイッチング動作から独立する発振動作をするため、
DC/ACインバータ部の発振動作において、共振電圧
のピーク値にリップルが発生し、放電灯の明るさ(輝
度)にちらつきが発生するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、放電
灯を、ちらつきのない均一な明るさで点灯させ得る放電
灯点灯装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る放電灯点灯装置は、DC/DCコン
バータ部と、DC/ACインバータ部と、制御部とを含
む。前記DC/DCコンバータ部は、直流入力電圧をス
イッチングし、異なる直流電圧に変換して出力する。前
記DC/ACインバータ部は、発振回路を含み、前記発
振回路の発振動作により、前記DC/DCコンバータ部
から供給される直流電圧を、放電灯駆動のための交流電
圧に変換して出力する。
【0008】前記制御部は、前記DC/ACインバータ
部から供給される同期化信号に基づき、前記DC/DC
コンバータ部のスイッチング動作を、前記DC/ACイ
ンバータ部の発振動作に同期させる。
【0009】本発明に係る放電灯点灯装置において、前
記DC/DCコンバータ部は、直流入力電圧をスイッチ
ングし、異なる直流電圧に変換して出力し、DC/AC
インバータ部は、発振回路の発振動作により、DC/D
Cコンバータ部から供給される直流電圧を、放電灯駆動
のための交流電圧に変換して出力するので、DC/AC
インバータ部から出力される交流電圧によって、放電灯
を効率よく点灯させることができる。
【0010】本発明に係る放電灯点灯装置において、制
御部はDC/ACインバータ部から供給される同期化信
号に基づき、DC/DCコンバータ部のスイッチング動
作をDC/ACインバータ部の発振動作に同期させる。
このため、DC/ACインバータ部の発振動作におい
て、共振電圧のピーク値にリップルが発生するのを回避
し、放電灯を、ちらつきのない均一な明るさで点灯させ
ることができる。
【0011】好ましい態様として、制御部は、DC/D
Cコンバータ部に対して、オン時間とオフ時間とで定ま
るデューティ比制御を与える。これにより、DC/AC
インバータ部から出力される交流電圧は、所定の周波数
及び所定の振幅で交番するオン時間と、振幅が低レベル
になるオフ時間との和を1周期とする波形で与えられ
る。この構成によれば、オン時間とオフ時間とで定まる
デューティ比を制御することにより、放電灯に調光制御
を与えることができる。
【0012】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面
は単なる例示に過ぎない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る放電灯点灯装
置の構成を示すブロック図である。図示された放電灯点
灯装置は、DC/DCコンバータ11と、制御部12
と、DC/ACインバータ部13とを含んでいる。
【0014】DC/DCコンバータ11は、2つの入力
端子Tin1、Tin2の間に供給される直流入力電圧
Vinをスイッチングし、異なる直流電圧Voに変換し
て出力する。
【0015】DC/ACインバータ部13は、発振回路
を含み、発振回路の発振動作により、DC/DCコンバ
ータ部11から供給される直流電圧Voを、放電灯3を
駆動するのに適した交流電圧Vacに変換して出力す
る。発振回路は、例えば、ロイヤー回路等の自励発振回
路によって構成される。
【0016】放電灯3は、例えば、冷陰極管であり、一
端がDC/ACインバータ部13の出力端子To1に接
続され、他端が共通端子To2に接続されている。
【0017】制御部12は、DC/ACインバータ部1
3から供給される同期化信号(h)に基づき、DC/D
Cコンバータ部11のスイッチング動作を、DC/AC
インバータ部13の発振動作に同期させる。DC/DC
コンバータ部11は、制御部12から制御信号(i)が
供給され、DC/ACインバータ部13の発振動作に同
期したスイッチング動作を行う。
【0018】図示実施例において、制御部12は、DC
/DCコンバータ部11に対して、オン時間とオフ時間
とで定まるデューティ比を制御する作用を与える。DC
/ACインバータ部13から出力される交流電圧Vac
は、所定の周波数及び所定の振幅で交番するオン時間
と、振幅が低レベルになるオフ時間との和を1周期とす
る波形で与えられる。より具体的には、図示実施例の放
電灯点灯装置は、デューティ比調整部6を備えており、
デューティ比調整部6から制御部12に対してデューテ
ィ比調整信号(c)が供給される。制御部12はデュー
ティ比調整部6から供給されるデューティ比調整信号
(c)により、DC/DCコンバータ部11のスイッチ
ング動作を制御し、デューティ比を調整する。デューテ
ィ比は、端子Tin3を通してデューティ比調整部6に
供給さるデューティ比指令信号(b)によって、マニュ
アル的に、または、自動的に設定することができる。
【0019】更に、図示実施例では、フィードバック回
路14が備えられている。フィードバック回路14は、
放電灯3が共通に接続されている低圧側において、電力
供給ラインに挿入されており、出力端子To1、To2
に接続された放電灯3に流れる電流(e)を、電圧信号
等に変換する。そして、変換して得られたフィードバッ
ク信号(f)を制御部12に供給する。制御部12は、
フィードバック回路14から供給されるフィードバック
信号(f)に基づき、放電灯3に流れる電流(e)の値
(平均値)が一定となるように、DC/DCコンバータ
部11のスイッチング動作を制御する。
【0020】図2は図1に示した放電灯点灯装置の動作
を説明する波形図である。図1に示した放電灯点灯装置
において、制御部12からDC/DCコンバータ部11
に対して、図2(a)に示す制御信号(i)が供給さ
れ、DC/DCコンバータ部11は、この制御信号
(i)に従ったスイッチング動作をし、直流入力電圧V
inをスイッチングする。図示実施例では、デューティ
比調整部6を有しているので、制御信号(i)はデュー
ティ比調整部6によって設定されたデューティ比を有す
る。図2(i)に示された制御信号(i)は、周期τ、
高レベル期間Ton、低レベル期間Tofの方形波であ
り、デューティ比(Ton/τ)となる。
【0021】DC/DCコンバータ部11は上述した制
御信号(i)に従ってスイッチング動作をし、スイッチ
ング出力を整流平滑して、直流入力電圧Vinを、これ
とは異なる直流電圧Voに変換する。直流電圧Voは後
段のDC/ACインバータ部13の動作に適した値に設
定される。
【0022】DC/ACインバータ部13は、発振回路
の発振動作により、DC/DCコンバータ部11から供
給される直流電圧Voを、放電灯3を駆動するのに適し
た交流電圧Vacに変換して出力する。これにより、D
C/ACインバータ部13から出力される交流電圧Va
cによって、放電灯3を効率よく点灯させることができ
る。
【0023】本発明に係る放電灯点灯装置において、制
御部12は、DC/ACインバータ部13から供給され
る同期化信号(h)に基づき、DC/DCコンバータ部
11のスイッチング動作をDC/ACインバータ部13
の発振動作に同期させる。具体的には、図2(a)に示
すように、DC/DCコンバータ部11に供給される制
御信号(i)が時刻t11で高レベルになったにもかか
わらず、DC/ACインバータ部13の発振動作が遅
れ、同期化信号(h)が、図2(b)に示すように時刻
t11よりも時間△φ1だけ遅れたとする。
【0024】制御部12は、この時間的遅れ(位相遅
れ)△φ1を検出する。そして、制御信号(i)が次に
高レベルとなる時刻t12を、DC/ACインバータ部
13の発振動作の開始時刻に合わせる。これにより、D
C/DCコンバータ部11のスイッチング動作が、DC
/ACインバータ部13の発振動作に同期するようにな
る。このため、同期化信号(h)において、共振電圧の
ピーク値にリップルが発生するのを回避し、放電灯を、
ちらつきのない均一な明るさで点灯させることができ
る。
【0025】図示実施例において、制御部12はデュー
ティ比調整部6から供給されるデューティ比調整信号
(c)により、DC/DCコンバータ部11のスイッチ
ング動作を制御し、デューティ比を調整する。DC/A
Cインバータ部13から出力される交流電圧Vacは、
高レベル期間が調整されたデューティ比に調整される。
従って、放電灯3の輝度が調整される。
【0026】更に、図示実施例では、フィードバック回
路14が備えられており、そのフィードバック信号
(f)を制御部12に供給する。制御部12は、フィー
ドバック回路14から供給されるフィードバック信号
(f)に基づき、放電灯3に流れる電流(e)の値(平
均値)が一定となるように、DC/DCコンバータ部1
1のスイッチング動作を制御する。従って、調整された
デューティ比において、放電灯3を安定した輝度で点灯
させることができる。
【0027】図3は本発明に係る放電灯点灯装置の更に
具体的なブロック図である。図において、図1に図示さ
れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照
符号を付してある。図において、デューティ比調整部6
は、発振回路61、コンパレータ62、基準電圧源63
等を備える。発振回路61は三角波発振回路である。コ
ンパレータ62は発振回路61から供給される三角波信
号(a)を、端子Tin3に供給されるデューティ比指
令信号(b)とを比較し、デューティ比設定信号(c
1)を生成する。デューティ比指令信号(b)は、直流
電圧信号であって、マニュアル的に、または、自動的に
設定することができる。デューティ比設定信号(c1)
は、基準電圧源63から供給された基準電圧信号(c
2)と合成される。合成されたデューティ比調整信号
(c)は制御部12に供給される。
【0028】制御部12は、調光回路122と、同期化
回路123とを含む。調光回路122は、デューティ比
調整部6から供給されるデューティ比調整信号(c)に
対し、フィードバック回路14から供給されるフィード
バック信号(f)による修正を加えた調光信号(g)を
生成する。
【0029】同期化回路123は、同期化信号(h)と
調光信号(g)とを比較し、同期化信号(h)に同期す
る制御信号(i)を生成する。
【0030】図4は本発明に係る放電灯点灯装置の更に
具体的な電気回路図を示している。DC/DCコンバー
タ部11は、メインのスイッチング素子Q11と、チョ
ークコイルL1と、ダイオードD1とを含んでいる。ス
イッチング素子Q11は、三端子スイッチ素子でよい。
この例では、スイッチ素子Q11として、FETを用い
ており、そのゲートに制御信号(i)が加えられる。ス
イッチング出力は、チョークコイルL1及びダイオード
D1によって直流に変換され、変換して得られた直流電
圧VoがDC/ACインバータ部13に供給される。
【0031】DC/ACインバータ部13は、トランス
T1と、発振回路131とを含んでいる。トランスT1
は、一次巻線N11と、二次巻線N12と、帰還巻線N
13とを含んでいる。
【0032】発振回路131は、トランスT1の一次巻
線N11に接続され、トランスT1を発振要素の一部と
し、トランスT1の帰還巻線N13を通して入力側に帰
還される信号により、自励発振動作を継続し、トランス
T1の二次巻線N12に生じる交流電圧Vacを、出力
端子To1、To2に供給する。
【0033】図示された発振回路131は、周知のロイ
ヤー発振回路であり、トランジスタQ12、Q13のエ
ミッタを共通に接続して接地し、コレクタをトランスT
1の一次巻線N11の両端に接続してある。トランスT
1の一次巻線N11は中間タップを有しており、この中
間タップを、電源入力ラインに導く構成になっている。
【0034】トランジスタQ12、Q13のコレクタ間
には、キャパシタC12が接続されている。トランジス
タQ12、Q13のベースには、一端を電源入力ライン
に接続したバイアス抵抗R11、R12の他端が接続さ
れている。トランジスタQ12、Q13のベースと、抵
抗R11、R12との2つの接続点には、帰還巻線N1
3の両端が接続されている。従って、トランジスタQ1
2、Q13のベースには、帰還巻線N13から、自励発
振を継続するための正帰還信号が供給される。
【0035】上述したロイヤー発振回路により、トラン
スT1の二次巻線N12に、例えば50kHz、100
0〜2000Vrmsの交流電圧Vacを発生させ、こ
の高周波高電圧の交流電圧Vacを、放電灯3の電極間
に印加し、放電灯3を点灯させる。
【0036】DC/ACインバータ部13は、更に、同
期化信号(h)を生成する回路132を有する。この回
路132は、ダイオードD2、D3と、抵抗R1、R2
と、コンデンサC1とを含んでいる。ダイオードD2は
アノードに直流入力電圧Vinが供給される。ダイオー
ドD2のカソードには、抵抗R1の一端が接続されてお
り、抵抗R1の他端はコンデンサC1の一端に接続され
ている。ダイオードD3はカソードがDC/DCコンバ
ータ部11の出力端に接続され、アノードが抵抗R2の
一端に接続されている。抵抗R2の他端は、抵抗R1の
他端と共通に、コンデンサC1の一端に接続されてい
る。コンデンサC1の他端は接地されている。そして、
抵抗R1及び抵抗R2の他端と、コンデンサC1との接
続点から、同期化信号(h)がとり出される。
【0037】制御部12は、オペアンプで構成された調
光回路122と、コンパレータとして動作する同期化回
路123とを含んでいる。調光回路122は入力端子
(+)に合成されたデューティ比調整信号(c)が供給
され、入力端子(−)にフィードバック信号(f)が、
ダイオードD4を介して供給される。
【0038】同期化回路123を構成するコンパレータ
の入力端子(+)には、同期化信号(h)が供給されて
おり、入力端子(−)には、調光回路122から出力さ
れる調光信号(g)が供給される。
【0039】図5及び図6は図4に示した回路図に図示
された点(a)〜(i)の波形図(電圧)である。図5
及び図6の波形符号(a)〜(i)は図4に示した回路
図の点(a)〜(i)で見た波形であることを示してい
る。
【0040】まず、発振回路61では、図5(a)に示
すような三角波信号を生成し、これをコンパレータ62
に供給する。コンパレータ62は、図5(b)に図示す
るように、発振回路61から供給される三角波信号
(a)を、端子Tin3に供給されるデューティ比指令
信号(b)と比較する。これにより、デューティ比設定
信号(c1)が生成される。
【0041】デューティ比設定信号(c1)は、基準電
圧源63から供給された基準電圧信号(c2)と合成さ
れ、図5(c)に示すようなデューティ比調整信号
(c)が生成される。このデューティ比調整信号(c)
は、制御部12に備えられた調光回路122の入力端子
(+)に供給される。
【0042】一方、フィードバック回路14は、図5
(e)に示すように、放電灯3に流れる電流(e)を、
電圧信号等に変換し、図6(f)に示すフィードバック
信号(f)を生成する。このフィードバック信号(f)
は、調光回路122を構成するオペアンプIC1の入力
端子(−)に供給される。調光回路122のオペアンプ
IC1は、フィードバック回路14から供給されるフィ
ードバック信号(f)に基づき、調光回路122の入力
端子(+)に供給されるデューティ比調整信号(c)に
対し、放電灯3に流れる電流(e)の値(平均値)が一
定となる方向の修正を加える。これにより、図6(g)
に示すような調光信号(g)が得られる。
【0043】調光回路122で生成された調光信号
(g)は、同期化回路123を構成するコンパレータI
C2の入力端子(−)に供給される。同期化回路123
は、コンパレータIC2の入力端子(+)に供給される
同期化信号(h)と、入力端子(−)に供給される調光
信号(g)とを比較し、図6(i)に示すように、同期
化信号(h)に同期する制御信号(i)を生成する。D
C/DCコンバータ部11のスイッチング動作はこの制
御信号(i)によって制御される。
【0044】回路132において、コンデンサC1は、
ダイオードD2及び抵抗R1を通して、ほぼ直流入力電
圧Vinまで充電されるとともに、ダイオードD3及び
抵抗R2を通して、DC/ACインバータ13の発振周
波数に従って放電する充放電動作を行う。これにより、
図6(h)に示すような波形の同期化信号(h)が得ら
れる。
【0045】図4の実施例によれば、デューティ比制御
による放電灯3の調光、一定のデューティ比においてフ
ィードバックによる輝度の安定化及び同期化による放電
灯3のちらつき解消の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、放
電灯を、ちらつきのない均一な明るさで点灯させ得る放
電灯点灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した放電灯点灯装置の動作を説明する
波形図である。
【図3】本発明に係る放電灯点灯装置の更に具体的なブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る放電灯点灯装置の更に具体的な電
気回路図を示している。
【図5】図4に示した回路図に図示された点(a)〜
(e)の波形図(電圧)である。
【図6】図4に示した回路図に図示された点(f)〜
(i)の波形図(電圧)である。
【符号の説明】
11 DC/DCコンバータ部 12 制御部 13 DC/ACインバータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土門 泰佐 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA19 AC02 BA03 BA05 BC03 CA03 DE02 EB07 GA01 GB14 GC02 HB05 3K098 CC22 CC23 CC25 CC41 DD01 DD21 DD35 DD43 DD44 EE16 EE32 FF04 FF14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC/DCコンバータ部と、DC/AC
    インバータ部と、制御部とを含む放電灯点灯装置であっ
    て、 前記DC/DCコンバータ部は、直流入力電圧をスイッ
    チングし、異なる直流電圧に変換して出力し、 前記DC/ACインバータ部は、発振回路を含み、前記
    発振回路の発振動作により、前記DC/DCコンバータ
    部から供給される直流電圧を、放電灯駆動のための交流
    電圧に変換して出力し、 前記制御部は、前記DC/ACインバータ部から供給さ
    れる同期化信号に基づき、前記DC/DCコンバータ部
    のスイッチング動作を、前記DC/ACインバータ部の
    発振動作に同期させる放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された放電灯点灯装置で
    あって、前記DC/ACインバータ部の前記発振回路
    は、自励発振動作を行う放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載された
    放電灯点灯装置であって、 前記制御部は、前記DC/DCコンバータ部に対して、
    オン時間とオフ時間とで定まるデューティ比制御を与
    え、 前記DC/ACインバータ部から出力される前記交流電
    圧は、所定の周波数及び所定の振幅で交番するオン時間
    と、振幅が低レベルになるオフ時間との和を1周期とす
    る波形で与えられる放電灯点灯装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100632801B1 (ko) 2004-05-04 2006-10-11 비욘드 이노베이션 테크놀로지 씨오., 엘티디. Lcd 조명 제어 시스템
US20100097003A1 (en) * 2007-07-09 2010-04-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-voltage discharge lamp lighting apparatus
JP2011165511A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Toshiba Lighting & Technology Corp 点灯装置および照明器具

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