JP2002216685A - 軸調整装置および軸調整方法 - Google Patents

軸調整装置および軸調整方法

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JP2002216685A
JP2002216685A JP2001012486A JP2001012486A JP2002216685A JP 2002216685 A JP2002216685 A JP 2002216685A JP 2001012486 A JP2001012486 A JP 2001012486A JP 2001012486 A JP2001012486 A JP 2001012486A JP 2002216685 A JP2002216685 A JP 2002216685A
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Izumi Santo
泉 山藤
Masashi Ataka
正志 安宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、走査型粒子線装置の対物レンズの
軸調整方法に関し、焦点の合った画像および少しぼけた
画像の2つの像のみで対物レンズの軸調整を自動的に行
うことを目的としている。 【解決手段】 粒子線を発生する粒子線源と、発生され
た粒子線を細く絞って試料に照射する対物レンズと、細
く絞って試料に粒子線を照射した状態で、当該粒子線を
面走査する偏向器と、細く絞って試料に粒子線を照射し
たときに放出される粒子を検出あるいは試料に吸収され
る電流を検出して表示装置上に画像を表示する粒子線像
表示手段とを備えた観察装置において、対物レンズの強
度を調整して上記試料面から得られた画像がほぼ焦点合
わせされた状態にしたときの第1の粒子線画像と、当該
状態からわずかに強度を強めあるいは弱めた状態にした
ときの第2の粒子線画像とを生成する手段と、生成した
第1の粒子線画像および第2の粒子線画像の移動量を算
出する手段と、算出した移動量がほぼ零になるように上
記対物レンズの強度を補正する手段とを有する軸調整装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査型粒子線装置
の対物レンズの軸調整方法に関するものである。走査型
粒子線装置、例えば走査型電子顕微鏡や走査型イオン顕
微鏡などは、今日では研究や産業の多くの分野で使われ
ている。特に半導体産業では加工の微細化に伴い、各種
の検査工程に従来の光学顕微鏡に変わって専用の電子顕
微鏡が使用されるようになっているが、入射粒子線に対
する軸調整などが複雑であり、作業の簡素化が求められ
ている。
【0002】
【従来の技術】走査型粒子線装置の分解能を決める最も
重要な要素の1つに、対物レンズの軸調整がある。対物
レンズの軸がずれる、即ち電子銃などで発生された入射
粒子線が対物レンズの軸に対してずれて入射されるとい
わゆる非点収差などが発生して像が劣化(解像度が低
下)する。
【0003】従来、対物レンズのコイルに流れる電流を
周期的に変化させたとき、像のずれが生じた場合に、オ
ペレータが手動で入射電子ビームの軸を対物レンズの軸
に合わせるための補正コイルの電流を変え、像のずれが
なくなるように調整していた。
【0004】従来の対物レンズの軸調整方法を図6から
図8を用いて詳細に説明する。図6は、対物レンズのコ
イルに流す矩形波電流を示す。ここでは、対物レンズは
磁場レンズが用いられており、このコイルに流す電流に
よりレンズの強度が変化し、焦点距離が変化する。図6
のIは試料面に焦点が合った時のコイルの電流である。
ΔIは、像の形がある程度認識できる範囲での変化量で
ある。
【0005】図7は、図6のコイル電流を対物レンズに
流した時の、(a)はビームが対物レンズの中心から外
れた場合と、(b)はビームが対物レンズの中心を通っ
た場合のビーム軌道の変化と像の変化を示す。
【0006】試料面3は、細く絞った1次粒子ビームを
照射して放出される2次電子などを検出して粒子線像を
表示し観測する対象の試料面である。対物レンズ2は、
粒子ビーム1を細く絞って試料上に照射するものであ
る。
【0007】粒子ビームは、図示外の粒子線源によって
発生され、放出された1次粒子ビームである。上記の構
成において、まず、粒子線源から発生された1次粒子ビ
ームを図示外のビーム偏向器によって2段偏向し、対物
レンズ2によって結像した試料面3に細く絞った1次粒
子ビームを照射し、面走査する。次に、試料面3から放
出された2次電子などを対物レンズ2の上側に設けた図
示外の2次電子検出器などによって検出する。この検出
器によって検出した信号を増幅して図示外の表示装置上
に画像表示する。
【0008】1次粒子ビーム1が対物レンズ2の中心か
ら外れた場合、図7の(a)で示されるように、試料面
3でビームがあたる中心位置はレンズの強度によって変
化する。このことが起因して走査型電子顕微鏡装置から
得られる図7の(a)のジャストフォーカス像4、オー
バフォーカス像5、アンダーフォ−カス像6のようなず
れが生じる。このずれがなくなるように図8の軸補正コ
イル8を用いて、手動で画像を見ながら調整する。
【0009】図8は、対物レンズの軸補正コイルを説明
するためのものである。対物絞り7は、粒子線源から放
出された1次粒子ビームを図示外のコンデンサレンズで
収束した時に所定の開き角を与えるためのものである。
【0010】試料面11は、細く絞った1次粒子ビーム
を照射して放出される2次電子などを検出して粒子像を
表示し観測する対象の試料面である。対物レンズ10
は、粒子ビーム9を細く絞って試料上に照射するもので
ある。粒子ビーム9は、図示外の粒子線源によって発生
され、放出された1次粒子ビームである。
【0011】軸補正コイル8は、1次粒子ビームの軸と
対物レンズの軸を補正するためのコイルであり、高透磁
率材料のリングコアにコイルを180°対称に巻いたも
のである。このコイルに電流を流すとリングコアの内側
に平行な磁場が生じる。実施のコイルでは1つのリング
コアにXY用として2つの独立なコイルを90°ずらし
て巻き、2方向の偏向を発生させる。このような補正コ
イル8を用いて照射ビームが対物レンズの中心を通るよ
うに調整する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の対物レンズの軸
調整方法は、対物レンズの強度を周期的に変化させ、そ
の時の画像の動きをて手動で、軸補正コイルを用いなが
ら行うものであった。このため、調整者による個人差が
現れ熟練している者でなければ、高分解能の画像を得る
ことが難しかった。
【0013】また、調整者が認識できるくらいの像のず
れを生じるように対物レンズの電流変化幅を定めると、
高倍率では像が動きすぎてしまい、ずれを調整するのが
難しかった。
【0014】更に、人間がずれたことを認識するには、
数ピクセル以上のずれがなければならず、軸調整するの
に限界があった。そして、数回にわたって対物レンズの
電流値を変化させて像のずれを調整しなければならず、
その繰り返し回数分時間がかかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、図3のように
焦点のあった状態の像(ジャストフォーカス像12)
と、それから対物レンズの強度を少し変化させた時の像
(アンダーフォーカス像13)とのずれを検出し、軸補
正コイルで補正するものである。ここでは、焦点を試料
面より上に設定した、オーバフォーカス像を用いても良
い。
【0016】図3は、焦点の合った像と、それから対物
レンズの強度を少し変化させた時の像を重ねて表したも
のである。軸調整は、2次元で行われるため、調整する
際、直交する2方向でずれを検出する。図3のXとY方
向は軸補正コイルの方向を表している。この2方向でず
れを検出する。
【0017】軸補正コイルの電流の値と、その方向の像
のずれとの関係は線形的である。あらかじめ使用する装
置の補正コイルの電流値に対するその方向の像のずれ量
を実験により求め、それらのデータから線形係数を求め
ておく。
【0018】実際調整する際は図3のように焦点の合っ
た像と、少しボケた像とのずれ量を求める。求める方法
としては、例えば2方向でのそれぞれの投影波形を求め
ることにより算出する。この他にずれを求めるにはパタ
ーンマッチングなども利用できる。
【0019】検出された2つのずれ量から、先に求めた
線形係数を用いて軸補正コイルに与える電流値を計算す
る。そしてその電流値を2つの軸補正コイルに与え補正
する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図1、図2、図4、および
図5を用いて本発明の実施例を説明する。図1は、本発
明の1実施例構成図を示す。これは、走査型電子顕微鏡
の1例を示したものである。
【0021】図1において、粒子線源16は、粒子線ビ
ームを発生するものである。粒子ビーム17は、粒子線
源16によって発生され、放出された1次粒子ビームで
ある。
【0022】コンデンサレンズ18は、粒子線源16か
ら放出された粒子ビーム17を収束するものである。対
物絞り19は、粒子線源16から放出された1次粒子ビ
ーム17をコンデンサレンズ18で収束した時に所定の
開き角を与えるためのものである。
【0023】軸補正コイル20は、1次粒子ビーム17
の軸と対物レンズ23の軸を補正するためのコイルであ
る。出力粒子検出器21は、粒子ビーム17で試料24
を照射したときに当該試料24から放出された出力粒子
を検出する検出器である。
【0024】出力粒子22は、試料24から上方に放出
された出力粒子の軌道である。対物レンズ23は、粒子
ビーム17を細く絞って試料24上に照射するものであ
る。
【0025】試料24は、細く絞った1次粒子ビームを
照射して放出される2次電子などを検出して粒子線像を
観測する対象の試料である。図2は、図1の走査型粒子
線装置において検出された粒子により、当該装置の軸を
補正する際の処理の構成図である。
【0026】出力粒子検出器25は、図1の出力粒子検
出器21と同一であって、その検出信号を走査型粒子線
装置制御用コンピュータ26に送るものである。走査型
粒子線装置制御用コンピュータ26は、走査型電子線装
置を制御するコンピュータである。
【0027】画像表示装置27は、走査型粒子線装置制
御用コンピュータ26から送られてきた信号を画像化す
る装置である。補正コイル28は、図1の補正コイル2
0と同一であって、走査型粒子線装置制御用コンピュー
タ26から出力された数値をもとに電流が流れるもので
ある。
【0028】図4は、本発明の1実施例説明図を示す。
これは、表示装置での画像29で現れた焦点の合ったジ
ャストフォーカス像30と焦点の少しずれたアンダーフ
ォーカス像31からX方向およびY方向それぞれの像の
ずれ量を計測する方法を示している。
【0029】表示装置での画像29は図1の走査型粒子
線装置から検出された2次電子などの信号を増幅した
後、送られてきた信号を画像化したものである。ジャス
トフォーカス像30は、図1の走査型粒子線装置の対物
レンズの焦点を試料面に合うように調整した時の像であ
る。
【0030】アンダーフォーカス像31は、図1の走査
型粒子線装置の対物レンズの焦点を試料面の少し下に合
うよう調整した時の像である。ジャストフォーカス像3
0のX方向投影波形32は、ジャストフォーカス像30
をX方向に投影した時の波形である。
【0031】アンダーフォーカス像31のX方向投影波
形33は、アンダーフォーカス像31をX方向に投影し
た時の波形である。2波形のピークの差34は、ジャス
トフォーカス像30のX方向投影波形32と、アンダー
フォーカス像31のX方向投影波形33とのピークをそ
れぞれ検出し、その位置の差を表したものである。
【0032】ジャストフォーカス像30のY方向投影波
形35は、ジャストフォーカス像30をY方向に投影し
た時の波形である。アンダーフォーカス像31のY方向
投影波形36は、アンダーフォーカス像31をY方向に
投影した時の波形である。
【0033】2波形のピークの差37は、ジャストフォ
ーカス像30のY方向投影波形35と、アンダーフォー
カス像31のY方向投影波形36とのピークをそれぞれ
検出し、その位置の差を表したものである。
【0034】次に、図1、図2および図4の動作を詳細
に説明する。図1の構成において、粒子線源16から発
生され、放出された粒子線ビーム17を図示外のビーム
偏向器によって2段偏向し、対物レンズ23により結像
して試料24に細く絞った粒子線ビームを照射し、面走
査する。次に、試料24から放出された2次電子などを
対物レンズ23の上側に設けた出力粒子検出器21によ
って検出する。この検出器によって検出された信号は、
図2の走査型粒子線装置制御用コンピュータ26に送ら
れ、走査型粒子線装置制御用コンピュータ26で軸ずれ
計算、およびそれをもとに補正コイル28に流す電流を
計算、画像信号変換などが行われる。画像表示装置27
は、走査型粒子線装置制御用コンピュータ26から送ら
れてきた画像信号により画像を表示し、補正コイル28
は走査型粒子線装置制御用コンピュータ26から送られ
てきた電流値の電流が流れ、軸補正を行う。
【0035】図4は、走査型粒子線装置制御用コンピュ
ータ26で行われる処理の1実施例を示す。図1の走査
型粒子線装置装置から得られたジャストフォーカス像3
0をX方向に投影し、ジャストフォーカス像30のX方
向投影波形32を得る。次に、先の走査型粒子線装置の
対物レンズ強度を少し弱めアンダーフォーカス像31を
X方向に投影し、アンダーフォーカス像31のX方向投
影波形34を得る。そして、ジャストフォーカス像30
のX方向投影波形のピーク位置と、アンダーフォーカス
像31のX方向の投影波形のピーク位置を検出し、2波
形のピーク差34を求める。
【0036】同様に、Y方向でも行いジャストフォーカ
ス像30のY方向投影波形35と、アンダーフォーカス
像31のY方向投影波形36から2波形のピーク差37
を求める。
【0037】検出された2つの差から、予め求めておい
た、軸補正コイルの電流値と画像のずれ量の関係を示す
線形係数を用いて軸補正コイルに与える電流値を計算す
る。そして、その電流値を図示外の2つの軸補正コイル
にそれぞれ与え補正する。
【0038】これらの動作は、人為的判断が不必要であ
り、自動化が可能である。図5は、本発明の他の実施例
説明図を示す。これは、表示装置での画像38で現れた
焦点の合ったジャストフォーカス像39と焦点の少しず
れたアンダーフォーカス像42からX方向およびY方向
それぞれの像のずれ量を計測する方法を示している。
【0039】表示装置での画像38は、図1の走査型粒
子線装置から検出された2次電子などの信号を増幅した
後、送られてきた信号を画像化したものである。ジャス
トフォーカス像39は、図1の走査型粒子線装置の対物
レンズの焦点を試料面に合うよう調整した時の像であ
る。
【0040】アンダーフォーカス像42は、図1の走査
型粒子線装置の対物レンズの焦点を試料面の少し下に合
うよう調整した時の像である。パターン検出用型設定領
域40は、既存の画像処理ソフトウェアを用いてパター
ン検出をする際に基準となるパターン検出器と定められ
た領域である。
【0041】型中心41は、パターン型の中心を示す。
パターン検出領域43は、パターン検出用型設定領域で
定められた型のパターン検出を行った際、検出された領
域である。
【0042】検出中心44は、パターン検出領域42の
中心である。次に、図5の動作を詳細に説明する。図5
は、図2の走査型粒子線装置制御用コンピュータ26で
行われる処理の他の実施例を示す。
【0043】図1の走査型粒子線装置から得られたジャ
ストフォーカス像39においてパターン検出用型設定領
域40を指定し、パターン検出用型を作成する。次に、
先に走査型粒子線装置の対物レンズ強度を少し弱めアン
ダーフォーカス像42より作成したパターン検出用型の
パターン検出を行う。そして、型の中心41と検出中心
44のXおよびYの座標の差を求める。
【0044】検出された2つの差から、予め求めておい
た、軸補正コイルの電流値と画像のずれ量の関係を示す
線形係数を用いて軸補正コイルに与える電流値を計算す
る。そして、その電流値を図示外の2つの軸補正コイル
にそれぞれ与えて補正する。
【0045】これらの動作は、人為的判断が不必要なた
め、自動化が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焦点の合った画像および少しぼけた画像の2つの像のみ
で対物レンズの軸調整が可能となる。また、この調整方
法は自動化も可能である。これにより、調整者による個
人差はなくなり、より精密な軸調整が高倍率で可能とな
った。また、従来では繰り返し対物レンズの強度を変え
て調整していたが、それを2つの画像のみで軸調整で
き、軸調整時間の短縮が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の1実施例処理構成図である。
【図3】本発明の自動対物レンズ軸調整方法説明図であ
る。
【図4】本発明の1実施例説明図である。
【図5】本発明の他の実施例説明図である。
【図6】対物レンズのコイルに流す矩形波電流波形図で
ある。
【図7】対物レンズの軸がずれた場合の現象説明図であ
る。
【図8】対物レンズの軸補正コイル説明図である。
【符号の説明】
16:粒子線源 17:粒子線ビーム 18:コンデンサレンズ 19:対物絞り 20:補正コイル 21:出力粒子検出T器 22:出力粒子 23:対物レンズ 24:試料 25:出力粒子検出器 26:走査型粒子線装置制御用コンピュータ 27:画像表示装置 28:補正コイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子線を発生する粒子線源と、 上記発生された粒子線を細く絞って試料に照射する対物
    レンズと、 上記細く絞って試料に粒子線を照射した状態で、当該粒
    子線を面走査する偏向器と、 上記細く絞って試料に粒子線を照射したときに放出され
    る粒子を検出あるいは試料に吸収される電流を検出して
    表示装置上に画像を表示する粒子線像表示手段とを備え
    た観察装置において、 上記対物レンズの強度を調整して上記試料面から得られ
    た画像がほぼ焦点合わせされた状態にしたときの第1の
    粒子線画像と、当該状態からわずかに強度を強めあるい
    は弱めた状態にしたときの第2の粒子線画像とを生成す
    る手段と、 上記生成した第1の粒子線画像および第2の粒子線画像
    の移動量を算出する手段と、 上記算出した移動量がほぼ零になるように上記対物レン
    ズの強度を補正する手段とを有する軸調整装置。
  2. 【請求項2】上記第1の粒子線画像および第2の粒子線
    画像の移動量の算出として、両者の画像のX方向および
    Y方向のそれぞれの投影波形を求め、両者の投影波形の
    X方向およびY方向の移動量をそれぞれ求めて算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の軸調整装置。
  3. 【請求項3】上記第1の粒子線画像および第2の粒子線
    画像の移動量の算出として、当該第1の粒子線画像およ
    び第2の粒子線画像をパターンマッチングしてその移動
    量を算出することを特徴とする請求項1記載の軸調整装
    置。
  4. 【請求項4】粒子線を発生する粒子線源と、 上記発生された粒子線を細く絞って試料に照射する対物
    レンズと、 上記細く絞って試料に粒子線を照射した状態で、当該粒
    子線を面走査する偏向器と、 上記細く絞って試料に粒子線を照射したときに放出され
    る粒子を検出あるいは試料に吸収される電流を検出して
    表示装置上に画像を表示する粒子線像表示手段とを備え
    た観察装置において、 上記対物レンズの強度を調整して上記試料面から得られ
    た画像がほぼ焦点合わせされた状態にしたときの第1の
    粒子線画像と、当該状態からわずかに強度を強めあるい
    は弱めた状態にしたときの第2の粒子線画像とを生成す
    るステップと、 上記生成した第1の粒子線画像および第2の粒子線画像
    の移動量を算出するステップと、 上記算出した移動量がほぼ零になるように上記対物レン
    ズの強度を補正するステップとを有する軸調整方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141632A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
JP2009087598A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Topcon Corp 電子線装置の自動補正方法、コンピュータプログラム、記録媒体及び電子線装置

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