JP2002216500A - 半導体記憶装置および半導体装置 - Google Patents
半導体記憶装置および半導体装置Info
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- JP2002216500A JP2002216500A JP2001012665A JP2001012665A JP2002216500A JP 2002216500 A JP2002216500 A JP 2002216500A JP 2001012665 A JP2001012665 A JP 2001012665A JP 2001012665 A JP2001012665 A JP 2001012665A JP 2002216500 A JP2002216500 A JP 2002216500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テスト時間が短くて済む半導体記憶装置を提
供する。 【解決手段】 DRAMにおいて、各メモリセルMCが
正常か否かをテストするテストモード時に活性化され、
センスアンプ活性化信号SNが「H」レベルに立上げら
れたことに応じて信号φCをパルス的に「H」レベルに
立上げるワンショットパルス発生回路32と、信号φC
が「H」レベルになったことに応じて貫通電流を流し電
源ノイズを発生させる電源ノイズ発生回路33とを設け
る。したがって、センスアンプ20の検知・増幅能力が
低下するので、初期不良を生じやすいメモリセルMCを
短時間で検出することができる。
供する。 【解決手段】 DRAMにおいて、各メモリセルMCが
正常か否かをテストするテストモード時に活性化され、
センスアンプ活性化信号SNが「H」レベルに立上げら
れたことに応じて信号φCをパルス的に「H」レベルに
立上げるワンショットパルス発生回路32と、信号φC
が「H」レベルになったことに応じて貫通電流を流し電
源ノイズを発生させる電源ノイズ発生回路33とを設け
る。したがって、センスアンプ20の検知・増幅能力が
低下するので、初期不良を生じやすいメモリセルMCを
短時間で検出することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置お
よび半導体装置に関し、特に、外部から与えられる電源
電圧によって駆動される半導体記憶装置および半導体装
置に関する。
よび半導体装置に関し、特に、外部から与えられる電源
電圧によって駆動される半導体記憶装置および半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(以下、DRAMと称す)では、出荷前に各メ
モリセル行または列が正常か否かを判別するためのテス
トが行なわれている。
スメモリ(以下、DRAMと称す)では、出荷前に各メ
モリセル行または列が正常か否かを判別するためのテス
トが行なわれている。
【0003】図9は、そのようなテスト時におけるDR
AMの動作を示すタイムチャートである。各メモリセル
には、予め所定のデータが書込まれているものとする。
データ書込からある時間Δtの経過後にビット線イコラ
イズ信号BLEQが非活性化レベルの「L」レベルに立
下げられてビット線対BL,/BLのイコライズが停止
される。次いで、選択されたワード線WLが選択レベル
の「H」レベルに立上げられてメモリセルが活性化さ
れ、そのメモリセルの記憶データに応じた微小電位差Δ
dがビット線対BL,/BL間に生じる。
AMの動作を示すタイムチャートである。各メモリセル
には、予め所定のデータが書込まれているものとする。
データ書込からある時間Δtの経過後にビット線イコラ
イズ信号BLEQが非活性化レベルの「L」レベルに立
下げられてビット線対BL,/BLのイコライズが停止
される。次いで、選択されたワード線WLが選択レベル
の「H」レベルに立上げられてメモリセルが活性化さ
れ、そのメモリセルの記憶データに応じた微小電位差Δ
dがビット線対BL,/BL間に生じる。
【0004】次に、センスアンプ活性化信号SNが活性
化レベルの「H」レベルに立上げられてセンスアンプが
活性化され、ビット線対BL,/BL間の電位差が電源
電圧VCCに増幅される。ビット線BLと/BLの電位
差に応じた論理のデータが外部に出力され、書込データ
と読出データの論理が比較される。書込データと読出デ
ータの論理が一致した場合はそのメモリセルは正常と判
別され、一致しない場合は不良と判別される。
化レベルの「H」レベルに立上げられてセンスアンプが
活性化され、ビット線対BL,/BL間の電位差が電源
電圧VCCに増幅される。ビット線BLと/BLの電位
差に応じた論理のデータが外部に出力され、書込データ
と読出データの論理が比較される。書込データと読出デ
ータの論理が一致した場合はそのメモリセルは正常と判
別され、一致しない場合は不良と判別される。
【0005】不良メモリセルを含むメモリセル行または
列はスペアメモリセル行または列と置換され、そのDR
AMは正常品として出荷される。不良なメモリセル行ま
たは列がスペアメモリセル行または列よりも多い場合
は、そのDRAMは救済不可能な不良品として廃棄され
る。
列はスペアメモリセル行または列と置換され、そのDR
AMは正常品として出荷される。不良なメモリセル行ま
たは列がスペアメモリセル行または列よりも多い場合
は、そのDRAMは救済不可能な不良品として廃棄され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メモリセル行
または列が不良と判別される原因としては、メモリセル
に明らかな異常がある場合の他、(1)メモリセルに微
小なリークがあるためにデータ書込後の時間Δtの経過
とともにビット線対BL,/BL間の電位差Δdが小さ
くなり過ぎてセンスアンプに誤動作が生じる場合や、
(2)イコライザなどに異常があってイコライズ時間Δ
tの経過とともにビット線電位が変化してセンスアンプ
が誤動作する場合や、(3)センスアンプの動作時に接
地電圧GNDのラインL2に電源ノイズが生じてセンス
アンプが誤動作する場合などがある。上記(1)(2)
の場合は、データ書込後の放置時間Δtが長いほど不良
品のリジェクト率が高くなるので、テスト時間を長くす
る必要があり、テストコストが高くなるという問題があ
った。
または列が不良と判別される原因としては、メモリセル
に明らかな異常がある場合の他、(1)メモリセルに微
小なリークがあるためにデータ書込後の時間Δtの経過
とともにビット線対BL,/BL間の電位差Δdが小さ
くなり過ぎてセンスアンプに誤動作が生じる場合や、
(2)イコライザなどに異常があってイコライズ時間Δ
tの経過とともにビット線電位が変化してセンスアンプ
が誤動作する場合や、(3)センスアンプの動作時に接
地電圧GNDのラインL2に電源ノイズが生じてセンス
アンプが誤動作する場合などがある。上記(1)(2)
の場合は、データ書込後の放置時間Δtが長いほど不良
品のリジェクト率が高くなるので、テスト時間を長くす
る必要があり、テストコストが高くなるという問題があ
った。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、テ
スト時間が短くて済む半導体記憶装置および半導体装置
を提供することである。
スト時間が短くて済む半導体記憶装置および半導体装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、外部から与えられる電源電圧によって駆動さ
れる半導体記憶装置であって、複数行複数列に配列され
た複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設け
られた複数のワード線と、それぞれ複数列に対応して設
けられた複数のビット線対とを含むメモリアレイと、行
アドレス信号に従って複数のワード線のうちのいずれか
のワード線を選択し、そのワード線を選択レベルにして
対応の行の各メモリセルを活性化させ、各ビット線対間
に微小電位差を生じさせる行選択回路と、各ビット線対
に対応して設けられ、センスアンプ活性化信号が活性化
レベルにされたことに応じて、対応のビット線対間の微
小電位差を電源電圧に増幅するセンスアンプと、列アド
レス信号に従って複数のビット線対のうちのいずれかの
ビット線対を選択する列選択回路と、列選択回路によっ
て選択されたビット線対間の電圧に応じた論理のデータ
信号を外部に出力するデータ出力回路と、各メモリセル
が正常か否かをテストするテストモード時に活性化さ
れ、センスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて電源ノイズを発生させる電源ノイズ発生回路
とを備えたものである。
憶装置は、外部から与えられる電源電圧によって駆動さ
れる半導体記憶装置であって、複数行複数列に配列され
た複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設け
られた複数のワード線と、それぞれ複数列に対応して設
けられた複数のビット線対とを含むメモリアレイと、行
アドレス信号に従って複数のワード線のうちのいずれか
のワード線を選択し、そのワード線を選択レベルにして
対応の行の各メモリセルを活性化させ、各ビット線対間
に微小電位差を生じさせる行選択回路と、各ビット線対
に対応して設けられ、センスアンプ活性化信号が活性化
レベルにされたことに応じて、対応のビット線対間の微
小電位差を電源電圧に増幅するセンスアンプと、列アド
レス信号に従って複数のビット線対のうちのいずれかの
ビット線対を選択する列選択回路と、列選択回路によっ
て選択されたビット線対間の電圧に応じた論理のデータ
信号を外部に出力するデータ出力回路と、各メモリセル
が正常か否かをテストするテストモード時に活性化さ
れ、センスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて電源ノイズを発生させる電源ノイズ発生回路
とを備えたものである。
【0009】好ましくは、電源ノイズ発生回路は、電源
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レベル
にされたことに応じてスイッチング素子をパルス的に導
通させる制御回路とを含む。
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レベル
にされたことに応じてスイッチング素子をパルス的に導
通させる制御回路とを含む。
【0010】また好ましくは、抵抗素子の抵抗値は変更
可能になっていて、電源ノイズ発生回路は、さらに、抵
抗素子の抵抗値を所望の値に設定するための設定回路を
含む。
可能になっていて、電源ノイズ発生回路は、さらに、抵
抗素子の抵抗値を所望の値に設定するための設定回路を
含む。
【0011】また好ましくは、電源ノイズ発生回路は、
複数のワード線と交差して設けられた少なくとも1つの
ダミービット線対と、複数のワード線と少なくとも1つ
のダミービット線対の各交差部に設けられたダミーメモ
リセルと、各ダミービット線対に対応して設けられ、ダ
ミーセンスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて、対応のダミービット線対間の微小電位差を
電源電圧に増幅するダミーセンスアンプと、テストモー
ド時に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レ
ベルにされたことに応じてダミーセンスアンプ活性化信
号を活性化レベルにする制御回路とを含む。
複数のワード線と交差して設けられた少なくとも1つの
ダミービット線対と、複数のワード線と少なくとも1つ
のダミービット線対の各交差部に設けられたダミーメモ
リセルと、各ダミービット線対に対応して設けられ、ダ
ミーセンスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて、対応のダミービット線対間の微小電位差を
電源電圧に増幅するダミーセンスアンプと、テストモー
ド時に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レ
ベルにされたことに応じてダミーセンスアンプ活性化信
号を活性化レベルにする制御回路とを含む。
【0012】また、この発明に係る半導体装置は、外部
から与えられる電源電圧によって駆動される半導体装置
であって、複数の内部制御信号を発生する信号発生回路
と、信号発生回路で生成された複数の内部制御信号によ
って制御され、所定の動作を行なう内部回路と、複数の
内部制御信号のうちのいずれかの内部制御信号を選択す
る信号選択回路と、内部回路が正常か否かをテストする
テストモード時に活性化され、信号選択回路によって選
択された内部制御信号に応答して電源ノイズを発生する
電源ノイズ発生回路とを備えたものである。
から与えられる電源電圧によって駆動される半導体装置
であって、複数の内部制御信号を発生する信号発生回路
と、信号発生回路で生成された複数の内部制御信号によ
って制御され、所定の動作を行なう内部回路と、複数の
内部制御信号のうちのいずれかの内部制御信号を選択す
る信号選択回路と、内部回路が正常か否かをテストする
テストモード時に活性化され、信号選択回路によって選
択された内部制御信号に応答して電源ノイズを発生する
電源ノイズ発生回路とを備えたものである。
【0013】好ましくは、電源ノイズ発生回路は、電源
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、信号選択回路によって選択された内部制
御信号に応答してスイッチング素子をパルス的に導通さ
せる制御回路とを含む。
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、信号選択回路によって選択された内部制
御信号に応答してスイッチング素子をパルス的に導通さ
せる制御回路とを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1によるDRAMの全体構成を示すブロ
ック図である。図1において、このDRAMは、クロッ
ク制御回路1、アドレスバッファ2、行デコーダ3、列
デコーダ4、メモリアレイ5、イコライズ回路6、VB
L発生回路7、VCP発生回路8、センスアンプ+入出
力制御回路9、ライトバッファ10、データ入力バッフ
ァ11、およびデータ出力バッファ12を備え、外部か
ら与えられる電源電位VCCおよび接地電位GNDによ
って駆動される。
明の実施の形態1によるDRAMの全体構成を示すブロ
ック図である。図1において、このDRAMは、クロッ
ク制御回路1、アドレスバッファ2、行デコーダ3、列
デコーダ4、メモリアレイ5、イコライズ回路6、VB
L発生回路7、VCP発生回路8、センスアンプ+入出
力制御回路9、ライトバッファ10、データ入力バッフ
ァ11、およびデータ出力バッファ12を備え、外部か
ら与えられる電源電位VCCおよび接地電位GNDによ
って駆動される。
【0015】クロック制御回路1は、外部制御信号/R
AS,/CASに従って所定の動作モードを選択し、種
々の内部制御信号SN,SP,BLEQ,…を生成して
DRAM全体を制御する。アドレスバッファ2は、外部
アドレス信号A0〜An(ただし、nは0以上の整数で
ある)に従って行アドレス信号RA0〜RAnおよび列
アドレス信号CA0〜CAnを生成し、生成した信号R
A0〜RAnおよびCA0〜CAnをそれぞれ行デコー
ダ3および列デコーダ4に与える。
AS,/CASに従って所定の動作モードを選択し、種
々の内部制御信号SN,SP,BLEQ,…を生成して
DRAM全体を制御する。アドレスバッファ2は、外部
アドレス信号A0〜An(ただし、nは0以上の整数で
ある)に従って行アドレス信号RA0〜RAnおよび列
アドレス信号CA0〜CAnを生成し、生成した信号R
A0〜RAnおよびCA0〜CAnをそれぞれ行デコー
ダ3および列デコーダ4に与える。
【0016】メモリアレイ5は、図2に示すように、行
列状に配列された複数のメモリセルMCと、各行に対応
して設けられたワード線WLと、各列に対応して設けら
れたビット線対BL,/BLとを含む。各メモリセルM
Cは、アクセス用のNチャネルMOSトランジスタ15
と情報記憶用のキャパシタ16とを含む。NチャネルM
OSトランジスタ15およびキャパシタ16は対応のビ
ット線BLまたは/BLとセルプレート電位VCPのラ
インとの間に直列接続され、NチャネルMOSトランジ
スタ15のゲートは対応のワード線WLに接続される。
ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされると、
そのワード線WLに対応する各メモリセルMCのNチャ
ネルMOSトランジスタ15が導通し、そのメモリセル
MCのデータの書込/読出が可能となる。
列状に配列された複数のメモリセルMCと、各行に対応
して設けられたワード線WLと、各列に対応して設けら
れたビット線対BL,/BLとを含む。各メモリセルM
Cは、アクセス用のNチャネルMOSトランジスタ15
と情報記憶用のキャパシタ16とを含む。NチャネルM
OSトランジスタ15およびキャパシタ16は対応のビ
ット線BLまたは/BLとセルプレート電位VCPのラ
インとの間に直列接続され、NチャネルMOSトランジ
スタ15のゲートは対応のワード線WLに接続される。
ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされると、
そのワード線WLに対応する各メモリセルMCのNチャ
ネルMOSトランジスタ15が導通し、そのメモリセル
MCのデータの書込/読出が可能となる。
【0017】イコライズ回路6は、各ビット線対BL,
/BLに対応して設けられたイコライザ17を含む。イ
コライザ17は、NチャネルMOSトランジスタ18,
19を含む。NチャネルMOSトランジスタ18,19
は、それぞれビット線BL,/BLとビット線電位VB
L(=VCC/2)のラインとの間に接続され、それら
のゲートはともにビット線イコライズ信号BLEQを受
ける。イコライザ17は、ビット線イコライズ信号BL
EQが活性化レベルの「H」レベルにされたことに応じ
て、ビット線BLと/BLの電位をビット線電位VBL
にイコライズする。VBL発生回路7は、ビット線電位
VBLを生成して各イコライザ17に与える。VCP発
生回路8は、セルプレート電位VCPを生成して各メモ
リセルMCに与える。
/BLに対応して設けられたイコライザ17を含む。イ
コライザ17は、NチャネルMOSトランジスタ18,
19を含む。NチャネルMOSトランジスタ18,19
は、それぞれビット線BL,/BLとビット線電位VB
L(=VCC/2)のラインとの間に接続され、それら
のゲートはともにビット線イコライズ信号BLEQを受
ける。イコライザ17は、ビット線イコライズ信号BL
EQが活性化レベルの「H」レベルにされたことに応じ
て、ビット線BLと/BLの電位をビット線電位VBL
にイコライズする。VBL発生回路7は、ビット線電位
VBLを生成して各イコライザ17に与える。VCP発
生回路8は、セルプレート電位VCPを生成して各メモ
リセルMCに与える。
【0018】センスアンプ+入出力制御回路9は、図2
に示すように、各ビット線対BL,/BLに対応して設
けられたセンスアンプ20、列選択ゲート27および列
選択線CSLと、NチャネルMOSトランジスタ25、
PチャネルMOSトランジスタ26およびデータ入出力
線対IO,/IO(IOP)とを含む。
に示すように、各ビット線対BL,/BLに対応して設
けられたセンスアンプ20、列選択ゲート27および列
選択線CSLと、NチャネルMOSトランジスタ25、
PチャネルMOSトランジスタ26およびデータ入出力
線対IO,/IO(IOP)とを含む。
【0019】センスアンプ20は、NチャネルMOSト
ランジスタ21,22およびPチャネルMOSトランジ
スタ23,24を含む。NチャネルMOSトランジスタ
21,22は、それぞれビット線BL,/BLとノード
N1との間に接続され、それらのゲートはそれぞれビッ
ト線/BL,BLに接続される。PチャネルMOSトラ
ンジスタ23,24は、それぞれビット線BL,/BL
とノードN2との間に接続され、それらのゲートはそれ
ぞれビット線/BL,BLに接続される。NチャネルM
OSトランジスタ25は、ノードN1と接地電位GND
のラインL2との間に接続され、そのゲートはセンスア
ンプ活性化信号SNを受ける。PチャネルMOSトラン
ジスタ26は、ノードN2と電源電位VCCのラインL
1との間に接続され、そのゲートはセンスアンプ活性化
信号SPを受ける。センスアンプ20は、センスアンプ
活性化信号SN,SPがそれぞれ「H」レベルおよび
「L」レベルになったことに応じて活性化され、ビット
線BL,/BL間の微小電位差Δdを電源電圧VCCに
増幅する。
ランジスタ21,22およびPチャネルMOSトランジ
スタ23,24を含む。NチャネルMOSトランジスタ
21,22は、それぞれビット線BL,/BLとノード
N1との間に接続され、それらのゲートはそれぞれビッ
ト線/BL,BLに接続される。PチャネルMOSトラ
ンジスタ23,24は、それぞれビット線BL,/BL
とノードN2との間に接続され、それらのゲートはそれ
ぞれビット線/BL,BLに接続される。NチャネルM
OSトランジスタ25は、ノードN1と接地電位GND
のラインL2との間に接続され、そのゲートはセンスア
ンプ活性化信号SNを受ける。PチャネルMOSトラン
ジスタ26は、ノードN2と電源電位VCCのラインL
1との間に接続され、そのゲートはセンスアンプ活性化
信号SPを受ける。センスアンプ20は、センスアンプ
活性化信号SN,SPがそれぞれ「H」レベルおよび
「L」レベルになったことに応じて活性化され、ビット
線BL,/BL間の微小電位差Δdを電源電圧VCCに
増幅する。
【0020】列選択ゲート27は、それぞれビット線B
L,/BLとデータ入出力線IO,/IOとの間に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ28,29を含
む。NチャネルMOSトランジスタ28,29のゲート
は、列選択線CSLに接続される。列選択線CSLが選
択レベルの「H」レベルにされると、その列選択線CS
Lに対応する列選択ゲート27のNチャネルMOSトラ
ンジスタ28,29が導通し、ビット線対BL,/BL
とデータ入出力線対IO,/IOとが結合される。
L,/BLとデータ入出力線IO,/IOとの間に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ28,29を含
む。NチャネルMOSトランジスタ28,29のゲート
は、列選択線CSLに接続される。列選択線CSLが選
択レベルの「H」レベルにされると、その列選択線CS
Lに対応する列選択ゲート27のNチャネルMOSトラ
ンジスタ28,29が導通し、ビット線対BL,/BL
とデータ入出力線対IO,/IOとが結合される。
【0021】行デコーダ3は、アドレスバッファ2から
の行アドレス信号RA0〜RAnに従って複数のワード
線WLのうちのいずれかのワード線WLを選択し、その
ワード線WLを選択レベルの「H」レベルにする。列デ
コーダ4は、アドレスバッファ2からの列アドレス信号
CA0〜CAnに従って複数の列選択線CSLのうちの
いずれかの列選択線CSLを選択し、その列選択線CS
Lを選択レベルの「H」レベルにする。
の行アドレス信号RA0〜RAnに従って複数のワード
線WLのうちのいずれかのワード線WLを選択し、その
ワード線WLを選択レベルの「H」レベルにする。列デ
コーダ4は、アドレスバッファ2からの列アドレス信号
CA0〜CAnに従って複数の列選択線CSLのうちの
いずれかの列選択線CSLを選択し、その列選択線CS
Lを選択レベルの「H」レベルにする。
【0022】ライトバッファ10は、クロック制御回路
1によって制御され、外部制御信号/WEをデータ入力
バッファ11に伝達させる。データ入力バッファ11
は、書込モード時に、外部制御信号/WEに応答して、
外部から与えられたデータDm(ただし、mは0以上の
整数である)をデータ入出力線対IOPを介して選択さ
れたメモリセルMCに与える。データ出力バッファ12
は、読出モード時に、外部制御信号/OEに応答して、
選択されたメモリセルMCからの読出データQmを外部
に出力する。
1によって制御され、外部制御信号/WEをデータ入力
バッファ11に伝達させる。データ入力バッファ11
は、書込モード時に、外部制御信号/WEに応答して、
外部から与えられたデータDm(ただし、mは0以上の
整数である)をデータ入出力線対IOPを介して選択さ
れたメモリセルMCに与える。データ出力バッファ12
は、読出モード時に、外部制御信号/OEに応答して、
選択されたメモリセルMCからの読出データQmを外部
に出力する。
【0023】次に、図1および図2で示したDRAMの
動作について説明する。書込モード時においては、列デ
コーダ4によって列アドレス信号CA0〜CAnに応じ
た列の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルに立
上げられ、その列の列選択ゲート27が導通する。書込
データDmは、データ入力バッファ11およびデータ入
出力線対IO,/IOを介して選択されたビット線対B
L,/BLに、ビット線BL,/BL間の電位差として
与えられる。次いで、行デコーダ3によって、行アドレ
ス信号RA0〜RAnに応じた行のワード線WLが選択
レベルの「H」レベルに立上げられ、その行の各メモリ
セルMCのNチャネルMOSトランジスタ15が導通す
る。選択されたメモリセルMCのキャパシタ16には、
ビット線BLまたは/BLの電位に応じた電荷が蓄えら
れる。
動作について説明する。書込モード時においては、列デ
コーダ4によって列アドレス信号CA0〜CAnに応じ
た列の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルに立
上げられ、その列の列選択ゲート27が導通する。書込
データDmは、データ入力バッファ11およびデータ入
出力線対IO,/IOを介して選択されたビット線対B
L,/BLに、ビット線BL,/BL間の電位差として
与えられる。次いで、行デコーダ3によって、行アドレ
ス信号RA0〜RAnに応じた行のワード線WLが選択
レベルの「H」レベルに立上げられ、その行の各メモリ
セルMCのNチャネルMOSトランジスタ15が導通す
る。選択されたメモリセルMCのキャパシタ16には、
ビット線BLまたは/BLの電位に応じた電荷が蓄えら
れる。
【0024】読出モード時においては、まずビット線イ
コライズ信号BLEQが「L」レベルに立下げられ、イ
コライザ17のNチャネルMOSトランジスタ18,1
9が非導通になってビット線BL,/BLのイコライズ
が停止される。次いで、行デコーダ3によって行アドレ
ス信号RA0〜RAnに対応する行のワード線WLが選
択レベルの「H」レベルに立上げられ、各ビット線対B
L,/BL間の電位は活性化されたメモリセルMCのキ
ャパシタ16の電荷量に応じて微小量だけ変化する。
コライズ信号BLEQが「L」レベルに立下げられ、イ
コライザ17のNチャネルMOSトランジスタ18,1
9が非導通になってビット線BL,/BLのイコライズ
が停止される。次いで、行デコーダ3によって行アドレ
ス信号RA0〜RAnに対応する行のワード線WLが選
択レベルの「H」レベルに立上げられ、各ビット線対B
L,/BL間の電位は活性化されたメモリセルMCのキ
ャパシタ16の電荷量に応じて微小量だけ変化する。
【0025】次いで、センスアンプ活性化信号SN,S
Pがそれぞれ順次「H」レベルおよび「L」レベルにな
り、センスアンプ20が活性化される。ビット線BLの
電位がビット線/BLの電位よりも微小量だけ高い場合
は、MOSトランジスタ22,23の抵抗値がMOSト
ランジスタ21,24の抵抗値よりも小さくなり、ビッ
ト線BLの電位が「H」レベル(電源電位VCC)まで
引き上げられるとともにビット線/BLの電位が「L」
レベル(接地電位GND)まで引き下げられる。逆に、
ビット線/BLの電位がビット線BLの電位よりも微小
量だけ高い場合は、MOSトランジスタ21,24の抵
抗値がMOSトランジスタ22,23の抵抗値よりも小
さくなり、ビット線/BLの電位が「H」レベルまで引
き上げられるとともにビット線BLの電位が「L」レベ
ルまで引き下げられる。
Pがそれぞれ順次「H」レベルおよび「L」レベルにな
り、センスアンプ20が活性化される。ビット線BLの
電位がビット線/BLの電位よりも微小量だけ高い場合
は、MOSトランジスタ22,23の抵抗値がMOSト
ランジスタ21,24の抵抗値よりも小さくなり、ビッ
ト線BLの電位が「H」レベル(電源電位VCC)まで
引き上げられるとともにビット線/BLの電位が「L」
レベル(接地電位GND)まで引き下げられる。逆に、
ビット線/BLの電位がビット線BLの電位よりも微小
量だけ高い場合は、MOSトランジスタ21,24の抵
抗値がMOSトランジスタ22,23の抵抗値よりも小
さくなり、ビット線/BLの電位が「H」レベルまで引
き上げられるとともにビット線BLの電位が「L」レベ
ルまで引き下げられる。
【0026】次いで、列デコーダ4によって列アドレス
信号CA0〜CAnに対応する列の列選択線CSLが選
択レベルの「H」レベルに立上げられ、その列の列選択
ゲート27が導通する。選択された列のビット線対B
L,/BLのデータは、列選択ゲート27およびデータ
入出力線対IO,/IOを介してデータ出力バッファ1
2に与えられる。出力バッファ12は、信号/OEに応
答して、読出データQmを外部に出力する。
信号CA0〜CAnに対応する列の列選択線CSLが選
択レベルの「H」レベルに立上げられ、その列の列選択
ゲート27が導通する。選択された列のビット線対B
L,/BLのデータは、列選択ゲート27およびデータ
入出力線対IO,/IOを介してデータ出力バッファ1
2に与えられる。出力バッファ12は、信号/OEに応
答して、読出データQmを外部に出力する。
【0027】さて、このようなDRAMでは、出荷前
に、通常の条件よりも若干厳しい条件で各メモリセルM
Cのデータの書込/読出を行ない、各メモリセルMCが
正常か否かのテストを行なう。通常の条件よりも若干厳
しい条件でテストするのは、不良の程度が小さいため通
常の条件では正常と判別されるが、出荷後早期に不良と
なるメモリセルMCを検出する必要があるからである。
そこで、このDRAMでは、センスアンプ20の動作時
に電源ノイズを起こすことにより、初期不良を起こしや
すいメモリセルMCを検出する。
に、通常の条件よりも若干厳しい条件で各メモリセルM
Cのデータの書込/読出を行ない、各メモリセルMCが
正常か否かのテストを行なう。通常の条件よりも若干厳
しい条件でテストするのは、不良の程度が小さいため通
常の条件では正常と判別されるが、出荷後早期に不良と
なるメモリセルMCを検出する必要があるからである。
そこで、このDRAMでは、センスアンプ20の動作時
に電源ノイズを起こすことにより、初期不良を起こしや
すいメモリセルMCを検出する。
【0028】図3は、このDRAMの特徴となるテスト
モードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図であ
る。図3においては、このDRAMは、さらに、テスト
モード制御回路31、ワンショットパルス発生回路32
および電源ノイズ発生回路33を備える。
モードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図であ
る。図3においては、このDRAMは、さらに、テスト
モード制御回路31、ワンショットパルス発生回路32
および電源ノイズ発生回路33を備える。
【0029】テストモード制御回路31は、いわゆるア
ドレスキーによりテストモードを制御するための回路で
ある。すなわちテストモード制御回路31は、予め定め
られたアドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ2を
介して所定のタイミングおよび条件で入力されたことに
応じてテスト信号TEを活性化レベルの「H」レベルに
する。
ドレスキーによりテストモードを制御するための回路で
ある。すなわちテストモード制御回路31は、予め定め
られたアドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ2を
介して所定のタイミングおよび条件で入力されたことに
応じてテスト信号TEを活性化レベルの「H」レベルに
する。
【0030】ワンショットパルス発生回路32は、テス
ト信号TEが「H」レベルにされたことに応じて活性化
され、センスアンプ活性化信号SNの立上がりエッジに
応答して、信号φCを一定時間だけパルス的に「H」レ
ベルに立上げる。
ト信号TEが「H」レベルにされたことに応じて活性化
され、センスアンプ活性化信号SNの立上がりエッジに
応答して、信号φCを一定時間だけパルス的に「H」レ
ベルに立上げる。
【0031】電源ノイズ発生回路33は、抵抗素子3
4,35、トランスファーゲート36およびインバータ
37を含む。抵抗素子34、トランスファーゲート36
および抵抗素子35は、電源電位VCCのラインL1と
接地電位GNDのラインL2との間に直列接続される。
信号φCは、トランスファーゲート36のNチャネルM
OSトランジスタ側のゲートに直接入力されるととも
に、インバータ37を介してトランスファーゲート36
のPチャネルMOSトランジスタ側のゲートに入力され
る。
4,35、トランスファーゲート36およびインバータ
37を含む。抵抗素子34、トランスファーゲート36
および抵抗素子35は、電源電位VCCのラインL1と
接地電位GNDのラインL2との間に直列接続される。
信号φCは、トランスファーゲート36のNチャネルM
OSトランジスタ側のゲートに直接入力されるととも
に、インバータ37を介してトランスファーゲート36
のPチャネルMOSトランジスタ側のゲートに入力され
る。
【0032】信号φCが「H」レベルに立上げられる
と、トランスファーゲート36が導通し、電源電位VC
CのラインL1から抵抗素子34、トランスファーゲー
ト36および抵抗素子35を介して接地電位GNDのラ
インL2に比較的大きな貫通電流が流れ、ラインL2の
電位が接地電位GNDよりも若干高くなる。
と、トランスファーゲート36が導通し、電源電位VC
CのラインL1から抵抗素子34、トランスファーゲー
ト36および抵抗素子35を介して接地電位GNDのラ
インL2に比較的大きな貫通電流が流れ、ラインL2の
電位が接地電位GNDよりも若干高くなる。
【0033】図4は、このDRAMのテストモード時の
動作を示すタイムチャートである。予め各メモリセルM
Cに所定のデータが書込まれるとともに、テストモード
が設定されてテスト信号TEが活性化レベルの「H」レ
ベルになり、ワンショットパルス発生回路32が活性化
されているものとする。
動作を示すタイムチャートである。予め各メモリセルM
Cに所定のデータが書込まれるとともに、テストモード
が設定されてテスト信号TEが活性化レベルの「H」レ
ベルになり、ワンショットパルス発生回路32が活性化
されているものとする。
【0034】まず、ビット線イコライズ信号BLEQが
非活性化レベルの「L」レベルに立下げられ、イコライ
ザ17のNチャネルMOSトランジスタ18,19が非
導通になってビット線BL,/BLのイコライズが停止
される。次いで、行アドレス信号RA0〜RAnに応じ
た行のワード線WLが選択レベルの「H」レベルに立上
げられ、そのワード線WLに対応する各メモリセルMC
が活性化され、そのメモリセルMCの記憶データに応じ
てビット線BL,/BL間に微小電位差Δdが生じる。
このメモリセルMCは、初期不良を起こしやすいメモリ
セルMCであり、Δdは通常よりも小さいものとする。
非活性化レベルの「L」レベルに立下げられ、イコライ
ザ17のNチャネルMOSトランジスタ18,19が非
導通になってビット線BL,/BLのイコライズが停止
される。次いで、行アドレス信号RA0〜RAnに応じ
た行のワード線WLが選択レベルの「H」レベルに立上
げられ、そのワード線WLに対応する各メモリセルMC
が活性化され、そのメモリセルMCの記憶データに応じ
てビット線BL,/BL間に微小電位差Δdが生じる。
このメモリセルMCは、初期不良を起こしやすいメモリ
セルMCであり、Δdは通常よりも小さいものとする。
【0035】次に、センスアンプ活性化信号SN,SP
が順次「H」レベルおよび「L」レベルにされてセンス
アンプ20が活性化される。テストモード時はワンショ
ットパルス発生回路32が活性化されているので、信号
SNの立上がりエッジに応答して信号φCがパルス的に
「H」レベルに立上げられる。信号φCが「H」レベル
になると、電源ノイズ発生回路33のトランスファーゲ
ート36が導通して貫通電流が流れ、ラインL2の電位
が通常よりも高くなる。このとき、Δdが通常よりも小
さく、かつラインL2の電位が通常よりも高くなるの
で、センスアンプ20が誤動作する。
が順次「H」レベルおよび「L」レベルにされてセンス
アンプ20が活性化される。テストモード時はワンショ
ットパルス発生回路32が活性化されているので、信号
SNの立上がりエッジに応答して信号φCがパルス的に
「H」レベルに立上げられる。信号φCが「H」レベル
になると、電源ノイズ発生回路33のトランスファーゲ
ート36が導通して貫通電流が流れ、ラインL2の電位
が通常よりも高くなる。このとき、Δdが通常よりも小
さく、かつラインL2の電位が通常よりも高くなるの
で、センスアンプ20が誤動作する。
【0036】すなわちラインL2の電位上昇が小さい通
常の条件であればビット線BL,/BLがそれぞれ
「H」レベルおよび「L」レベルになる場合でも、セン
スアンプ20が誤動作を起こしてビット線BL,/BL
がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになってし
まう。したがって、このメモリセルMCは、書込データ
と読出データの論理が一致しないので不良と判別され
る。このようなメモリセルMCは、スペアメモリセルと
置換される。不良なメモリセルMCをスペアメモリセル
で置換できない場合は、そのDRAMは不良品として廃
棄される。
常の条件であればビット線BL,/BLがそれぞれ
「H」レベルおよび「L」レベルになる場合でも、セン
スアンプ20が誤動作を起こしてビット線BL,/BL
がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになってし
まう。したがって、このメモリセルMCは、書込データ
と読出データの論理が一致しないので不良と判別され
る。このようなメモリセルMCは、スペアメモリセルと
置換される。不良なメモリセルMCをスペアメモリセル
で置換できない場合は、そのDRAMは不良品として廃
棄される。
【0037】この実施の形態1では、センスアンプ20
の動作時に電源ノイズを発生させてセンスアンプ20の
検知・増幅能力を低下させるので、初期不良を起こしや
すい不良なメモリセルMCを短時間で効率よく検出する
ことができる。
の動作時に電源ノイズを発生させてセンスアンプ20の
検知・増幅能力を低下させるので、初期不良を起こしや
すい不良なメモリセルMCを短時間で効率よく検出する
ことができる。
【0038】[実施の形態2]図5は、この発明の実施
の形態2によるDRAMのテストモードに関連する部分
の構成を示す回路ブロック図である。図5において、こ
のDRAMは、図1および図2の構成に加えてテストモ
ード制御回路40、ワンショットパルス発生回路32お
よび電源ノイズ発生回路41.1〜41.K(ただし、
Kは2以上の整数である)を備える。
の形態2によるDRAMのテストモードに関連する部分
の構成を示す回路ブロック図である。図5において、こ
のDRAMは、図1および図2の構成に加えてテストモ
ード制御回路40、ワンショットパルス発生回路32お
よび電源ノイズ発生回路41.1〜41.K(ただし、
Kは2以上の整数である)を備える。
【0039】テストモード制御回路40は、アドレス信
号A0〜Anがアドレスバッファ2を介して所定のタイ
ミングおよび条件が入力されたことに応じて、テスト信
号TEを活性化レベルの「H」レベルにするとともに、
そのアドレス信号A0〜Anに応じて信号TM1〜TM
Kのうちの信号TM1〜TMk(ただし、kは1以上K
以下の整数である)を活性化レベルの「H」レベルにす
る。
号A0〜Anがアドレスバッファ2を介して所定のタイ
ミングおよび条件が入力されたことに応じて、テスト信
号TEを活性化レベルの「H」レベルにするとともに、
そのアドレス信号A0〜Anに応じて信号TM1〜TM
Kのうちの信号TM1〜TMk(ただし、kは1以上K
以下の整数である)を活性化レベルの「H」レベルにす
る。
【0040】ワンショットパルス発生回路32は、図3
で説明したものと同じであり、テスト信号TEが「H」
レベルにされたことに応じて活性化され、センスアンプ
活性化信号SNの立上がりエッジに応答して、信号φC
を一定時間だけパルス的に「H」レベルに立上げる。
で説明したものと同じであり、テスト信号TEが「H」
レベルにされたことに応じて活性化され、センスアンプ
活性化信号SNの立上がりエッジに応答して、信号φC
を一定時間だけパルス的に「H」レベルに立上げる。
【0041】電源ノイズ発生回路41.1は、抵抗素子
42,43、トランスファーゲート44,45およびイ
ンバータ46,47を含む。抵抗素子42、トランスフ
ァーゲート44,45および抵抗素子43は、電源電位
VCCのラインL1と接地電位GNDのラインL2との
間に直列接続される。インバータ46,47は、それぞ
れトランスファーゲート44,45のNチャネルMOS
トランジスタ側のゲートとPチャネルMOSトランジス
タ側のゲートとの間に接続される。電源ノイズ発生回路
41.2〜41.Kの各々は、電源ノイズ発生回路4
1.1からインバータ46を除去したものである。
42,43、トランスファーゲート44,45およびイ
ンバータ46,47を含む。抵抗素子42、トランスフ
ァーゲート44,45および抵抗素子43は、電源電位
VCCのラインL1と接地電位GNDのラインL2との
間に直列接続される。インバータ46,47は、それぞ
れトランスファーゲート44,45のNチャネルMOS
トランジスタ側のゲートとPチャネルMOSトランジス
タ側のゲートとの間に接続される。電源ノイズ発生回路
41.2〜41.Kの各々は、電源ノイズ発生回路4
1.1からインバータ46を除去したものである。
【0042】信号φCは、電源ノイズ発生回路41.1
〜41.Kのトランスファーゲート44のNチャネルM
OSトランジスタ側のゲートに直接入力されるととも
に、インバータ46を介して電源ノイズ発生回路41.
1〜41.Kのトランスファーゲート44のPチャネル
MOSトランジスタ側のゲートに入力される。信号TM
1〜TMKは、それぞれ電源ノイズ発生回路41.1〜
41.Kのトランスファーゲート46のNチャネルMO
Sトランジスタ側のゲートに直接入力されるとともにイ
ンバータ47を介してトランスファーゲート45のPチ
ャネルMOSトランジスタ側のゲートに入力される。
〜41.Kのトランスファーゲート44のNチャネルM
OSトランジスタ側のゲートに直接入力されるととも
に、インバータ46を介して電源ノイズ発生回路41.
1〜41.Kのトランスファーゲート44のPチャネル
MOSトランジスタ側のゲートに入力される。信号TM
1〜TMKは、それぞれ電源ノイズ発生回路41.1〜
41.Kのトランスファーゲート46のNチャネルMO
Sトランジスタ側のゲートに直接入力されるとともにイ
ンバータ47を介してトランスファーゲート45のPチ
ャネルMOSトランジスタ側のゲートに入力される。
【0043】次に、このDRAMのテストモード時の動
作について説明する。アドレス信号A0〜Anが所定の
タイミングおよび条件で入力されると、テストモード制
御回路40によって信号TEが「H」レベルにされると
ともに信号TM1〜TMKのうちの信号TM1〜TMk
が「H」レベルにされる。これにより、ワンショットパ
ルス発生回路32が活性化されるとともに、電源ノイズ
発生回路41.1〜41.kのトランスファーゲート4
5が導通して電源ノイズ発生回路41.1〜41.kが
活性化される。
作について説明する。アドレス信号A0〜Anが所定の
タイミングおよび条件で入力されると、テストモード制
御回路40によって信号TEが「H」レベルにされると
ともに信号TM1〜TMKのうちの信号TM1〜TMk
が「H」レベルにされる。これにより、ワンショットパ
ルス発生回路32が活性化されるとともに、電源ノイズ
発生回路41.1〜41.kのトランスファーゲート4
5が導通して電源ノイズ発生回路41.1〜41.kが
活性化される。
【0044】次いで、センスアンプ活性化信号SNが
「H」レベルに立上げられると、ワンショットパルス発
生回路32によって信号φCがパルス的に「H」レベル
に立上げられる。これにより、電源ノイズ発生回路4
1.1〜41.Kのうちの電源ノイズ発生回路41.1
〜41.kのトランスファーゲート44が導通し、電源
ノイズ発生回路41.1〜41.kにおいて貫通電流が
流れてラインL2の電位が上昇する。ラインL2の電位
は、活性化される電源ノイズ発生回路の数kに応じて高
くなる。したがって、この実施の形態2では、ラインL
2の電位の上昇分を複数段階で調整できるので、テスト
条件を適正に設定することができる。
「H」レベルに立上げられると、ワンショットパルス発
生回路32によって信号φCがパルス的に「H」レベル
に立上げられる。これにより、電源ノイズ発生回路4
1.1〜41.Kのうちの電源ノイズ発生回路41.1
〜41.kのトランスファーゲート44が導通し、電源
ノイズ発生回路41.1〜41.kにおいて貫通電流が
流れてラインL2の電位が上昇する。ラインL2の電位
は、活性化される電源ノイズ発生回路の数kに応じて高
くなる。したがって、この実施の形態2では、ラインL
2の電位の上昇分を複数段階で調整できるので、テスト
条件を適正に設定することができる。
【0045】なお、電源ノイズ発生回路41.1〜4
1.Kの抵抗素子42および43の抵抗値は、同じ値に
してもよいし異なる値にしてもよい。また、電源ノイズ
発生回路41.1〜41.Kの抵抗素子42および43
の抵抗値を異なる値にしておき、信号TM1〜TMKの
うちのいずれか1つの信号のみを活性化レベルの「H」
レベルにしてもよい。
1.Kの抵抗素子42および43の抵抗値は、同じ値に
してもよいし異なる値にしてもよい。また、電源ノイズ
発生回路41.1〜41.Kの抵抗素子42および43
の抵抗値を異なる値にしておき、信号TM1〜TMKの
うちのいずれか1つの信号のみを活性化レベルの「H」
レベルにしてもよい。
【0046】[実施の形態3]図6は、この発明の実施
の形態3によるDRAMのテストモードに関連する部分
の構成を示す回路ブロック図である。図6を参照して、
このDRAMが実施の形態1のDRAMと異なる点は、
テストモード制御回路31がテストモード制御回路49
で置換され、切換回路50が追加されている点である。
の形態3によるDRAMのテストモードに関連する部分
の構成を示す回路ブロック図である。図6を参照して、
このDRAMが実施の形態1のDRAMと異なる点は、
テストモード制御回路31がテストモード制御回路49
で置換され、切換回路50が追加されている点である。
【0047】テストモード制御回路49は、アドレス信
号A0〜Anがアドレスバッファ2を介して所定のタイ
ミングおよび条件で入力されたことに応じて、テスト信
号TEを活性化レベルの「H」レベルにするとともに、
そのアドレス信号A0〜Anに応じて信号TM1〜TM
4のうちのいずれかの信号を活性化レベルの「H」レベ
ルにする。
号A0〜Anがアドレスバッファ2を介して所定のタイ
ミングおよび条件で入力されたことに応じて、テスト信
号TEを活性化レベルの「H」レベルにするとともに、
そのアドレス信号A0〜Anに応じて信号TM1〜TM
4のうちのいずれかの信号を活性化レベルの「H」レベ
ルにする。
【0048】切換回路50は、NチャネルMOSトラン
ジスタ51〜54を含む。NチャネルMOSトランジス
タ51〜54のドレインはそれぞれセンスアンプ活性化
信号SN、行デコード信号ROD、列デコード信号CO
D、書込制御信号WRTを受ける。行デコード信号RO
Dは、行選択動作に関連する種々の内部制御信号のうち
のいずれかの信号(たとえばワード線WLの立上がりタ
イミングを決定する信号)である。列デコード信号CO
Dは、列選択動作に関連する種々の内部制御信号のうち
のいずれかの信号(たとえば列選択線CSLの立上がり
タイミングを決定する信号)である。書込制御信号WR
Tは、書込動作に関連する種々の内部制御信号のうちの
いずれかの信号である。NチャネルMOSトランジスタ
51〜54のソースは、ともにワンショットパルス発生
回路32の入力ノードに接続され、それらのゲートはそ
れぞれ信号TM1〜TM4を受ける。
ジスタ51〜54を含む。NチャネルMOSトランジス
タ51〜54のドレインはそれぞれセンスアンプ活性化
信号SN、行デコード信号ROD、列デコード信号CO
D、書込制御信号WRTを受ける。行デコード信号RO
Dは、行選択動作に関連する種々の内部制御信号のうち
のいずれかの信号(たとえばワード線WLの立上がりタ
イミングを決定する信号)である。列デコード信号CO
Dは、列選択動作に関連する種々の内部制御信号のうち
のいずれかの信号(たとえば列選択線CSLの立上がり
タイミングを決定する信号)である。書込制御信号WR
Tは、書込動作に関連する種々の内部制御信号のうちの
いずれかの信号である。NチャネルMOSトランジスタ
51〜54のソースは、ともにワンショットパルス発生
回路32の入力ノードに接続され、それらのゲートはそ
れぞれ信号TM1〜TM4を受ける。
【0049】次に、このDRAMのテストモード時の動
作について説明する。アドレス信号A0〜Anが所定の
タイミングおよび条件で入力されると、テストモード制
御回路49によって信号TEが「H」レベルにされると
ともに信号TM1〜TM4のうちのいずれかの信号(た
とえばTM2)が「H」レベルにされる。これにより、
ワンショットパルス発生回路32が活性化されるととも
に、切換回路50のNチャネルMOSトランジスタ(こ
の場合は52)が導通する。
作について説明する。アドレス信号A0〜Anが所定の
タイミングおよび条件で入力されると、テストモード制
御回路49によって信号TEが「H」レベルにされると
ともに信号TM1〜TM4のうちのいずれかの信号(た
とえばTM2)が「H」レベルにされる。これにより、
ワンショットパルス発生回路32が活性化されるととも
に、切換回路50のNチャネルMOSトランジスタ(こ
の場合は52)が導通する。
【0050】次いで、行デコード信号RODが「H」レ
ベルに立上げられると、ワンショットパルス発生回路3
2によって信号φCがパルス的に「H」レベルに立上げ
られる。これにより、電源ノイズ発生回路33において
貫通電流が流れ、ラインL2の電位が通常よりも高く浮
き上がる。
ベルに立上げられると、ワンショットパルス発生回路3
2によって信号φCがパルス的に「H」レベルに立上げ
られる。これにより、電源ノイズ発生回路33において
貫通電流が流れ、ラインL2の電位が通常よりも高く浮
き上がる。
【0051】したがって、この実施の形態3では、種々
の内部制御信号のうちの所望の内部制御信号に同期させ
て電源ノイズを発生させることができるので、テスト条
件を適正に設定することができる。
の内部制御信号のうちの所望の内部制御信号に同期させ
て電源ノイズを発生させることができるので、テスト条
件を適正に設定することができる。
【0052】[実施の形態4]図7は、この発明の実施
の形態4によるDRAMの電源ノイズ発生回路55の構
成を示す回路ブロック図である。図7において、この電
源ノイズ発生回路55は、メモリアレイ5に隣接して配
置され、1列分の複数のメモリセルMC、ビット線対B
L,/BL、イコライザ17およびセンスアンプ20
と、NチャネルMOSトランジスタ25およびPチャネ
ルMOSトランジスタ26とを含む。ワード線WLは、
メモリアレイ5と共用される。MOSトランジスタ2
5,26のゲートは、それぞれダミーセンスアンプ活性
化信号SNd,SPdを受ける。信号SNd,SPd
は、テストモード時に信号SN,SPに同期して順次
「H」レベルおよび「L」レベルになる。
の形態4によるDRAMの電源ノイズ発生回路55の構
成を示す回路ブロック図である。図7において、この電
源ノイズ発生回路55は、メモリアレイ5に隣接して配
置され、1列分の複数のメモリセルMC、ビット線対B
L,/BL、イコライザ17およびセンスアンプ20
と、NチャネルMOSトランジスタ25およびPチャネ
ルMOSトランジスタ26とを含む。ワード線WLは、
メモリアレイ5と共用される。MOSトランジスタ2
5,26のゲートは、それぞれダミーセンスアンプ活性
化信号SNd,SPdを受ける。信号SNd,SPd
は、テストモード時に信号SN,SPに同期して順次
「H」レベルおよび「L」レベルになる。
【0053】信号SNd,SPdは、図8に示すよう
に、テストモード制御回路31およびゲート回路56で
生成される。テストモード制御回路31は、予め定めら
れたアドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ2を介
して所定のタイミングおよび条件で入力されたことに応
じてテスト信号TEを活性化レベルの「H」レベルにす
る。ゲート回路56は、センスアンプ活性化信号SN,
SPを受け、テスト信号TEが非活性化レベルの「L」
レベルの場合は信号SN,SPの通過を禁止し、テスト
信号TEが活性化レベルの「H」レベルの場合は信号S
N,SPを通過させる。ゲート回路56を通過した信号
SN,SPは、信号SNd,SPdとなる。テスト信号
TEが「L」レベルの場合は、信号SNd,SPdはそ
れぞれ「L」レベルおよび「H」レベルに固定される。
に、テストモード制御回路31およびゲート回路56で
生成される。テストモード制御回路31は、予め定めら
れたアドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ2を介
して所定のタイミングおよび条件で入力されたことに応
じてテスト信号TEを活性化レベルの「H」レベルにす
る。ゲート回路56は、センスアンプ活性化信号SN,
SPを受け、テスト信号TEが非活性化レベルの「L」
レベルの場合は信号SN,SPの通過を禁止し、テスト
信号TEが活性化レベルの「H」レベルの場合は信号S
N,SPを通過させる。ゲート回路56を通過した信号
SN,SPは、信号SNd,SPdとなる。テスト信号
TEが「L」レベルの場合は、信号SNd,SPdはそ
れぞれ「L」レベルおよび「H」レベルに固定される。
【0054】したがって、通常動作時は電源ノイズ発生
回路55のセンスアンプ20は動作しない。テストモー
ド時は電源ノイズ発生回路55のセンスアンプ20が動
作して電源ノイズが発生し、初期不良を起こしやすい不
良なメモリセルMCの検出が容易になる。
回路55のセンスアンプ20は動作しない。テストモー
ド時は電源ノイズ発生回路55のセンスアンプ20が動
作して電源ノイズが発生し、初期不良を起こしやすい不
良なメモリセルMCの検出が容易になる。
【0055】なお、この実施の形態4では、電源ノイズ
発生回路55内に1列分のセンスアンプ20などを設け
たが、複数列分のセンスアンプ20などを設けてもよい
ことは言うまでもない。
発生回路55内に1列分のセンスアンプ20などを設け
たが、複数列分のセンスアンプ20などを設けてもよい
ことは言うまでもない。
【0056】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体記
憶装置では、各メモリセルが正常か否かをテストするテ
ストモード時に活性化され、センスアンプ活性化信号が
活性化レベルにされたことに応じて電源ノイズを発生さ
せる電源ノイズ発生回路が設けられる。したがって、セ
ンスアンプの動作時にセンスアンプの検知能力が低下す
るので、不良なメモリセル行または列を短時間で効率よ
く検出することができ、テスト時間が短くて済む。
憶装置では、各メモリセルが正常か否かをテストするテ
ストモード時に活性化され、センスアンプ活性化信号が
活性化レベルにされたことに応じて電源ノイズを発生さ
せる電源ノイズ発生回路が設けられる。したがって、セ
ンスアンプの動作時にセンスアンプの検知能力が低下す
るので、不良なメモリセル行または列を短時間で効率よ
く検出することができ、テスト時間が短くて済む。
【0058】好ましくは、電源ノイズ発生回路は、電源
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レベル
にされたことに応じてスイッチング素子をパルス的に導
通させる制御回路とを含む。この場合は、電源ノイズを
容易に発生させることができる。
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レベル
にされたことに応じてスイッチング素子をパルス的に導
通させる制御回路とを含む。この場合は、電源ノイズを
容易に発生させることができる。
【0059】また好ましくは、抵抗素子の抵抗値は変更
可能になっていて、電源ノイズ発生回路は、さらに、抵
抗素子の抵抗値を所望の値に設定するための設定回路を
含む。この場合は、電源ノイズのレベルを調整すること
ができ、テスト条件を適正に設定することができる。
可能になっていて、電源ノイズ発生回路は、さらに、抵
抗素子の抵抗値を所望の値に設定するための設定回路を
含む。この場合は、電源ノイズのレベルを調整すること
ができ、テスト条件を適正に設定することができる。
【0060】また好ましくは、電源ノイズ発生回路は、
複数のワード線と交差して設けられた少なくとも1つの
ダミービット線対と、複数のワード線と少なくとも1つ
のダミービット線対の各交差部に設けられたダミーメモ
リセルと、各ダミービット線対に対応して設けられ、ダ
ミーセンスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて、対応のダミービット線対間の微小電位差を
電源電圧に増幅するダミーセンスアンプと、テストモー
ド時に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レ
ベルにされたことに応じてダミーセンスアンプ活性化信
号を活性化レベルにする制御回路とを含む。この場合
は、実際に発生する波形の電源ノイズを容易に発生させ
ることができる。
複数のワード線と交差して設けられた少なくとも1つの
ダミービット線対と、複数のワード線と少なくとも1つ
のダミービット線対の各交差部に設けられたダミーメモ
リセルと、各ダミービット線対に対応して設けられ、ダ
ミーセンスアンプ活性化信号が活性化レベルにされたこ
とに応じて、対応のダミービット線対間の微小電位差を
電源電圧に増幅するダミーセンスアンプと、テストモー
ド時に活性化され、センスアンプ活性化信号が活性化レ
ベルにされたことに応じてダミーセンスアンプ活性化信
号を活性化レベルにする制御回路とを含む。この場合
は、実際に発生する波形の電源ノイズを容易に発生させ
ることができる。
【0061】また、この発明に係る半導体装置では、複
数の内部制御信号を発生する信号発生回路と、信号発生
回路で生成された複数の内部制御信号によって制御さ
れ、所定の動作を行なう内部回路と、複数の内部制御信
号のうちのいずれかの内部制御信号を選択する信号選択
回路と、内部回路が正常か否かをテストするテストモー
ド時に活性化され、信号選択回路によって選択された内
部制御信号に応答して電源ノイズを発生する電源ノイズ
発生回路とが設けられる。したがって、所望の内部制御
信号に同期させて電源ノイズを発生させることができる
ので、内部回路が不良か否かを短時間で効率よく検出す
ることができる。
数の内部制御信号を発生する信号発生回路と、信号発生
回路で生成された複数の内部制御信号によって制御さ
れ、所定の動作を行なう内部回路と、複数の内部制御信
号のうちのいずれかの内部制御信号を選択する信号選択
回路と、内部回路が正常か否かをテストするテストモー
ド時に活性化され、信号選択回路によって選択された内
部制御信号に応答して電源ノイズを発生する電源ノイズ
発生回路とが設けられる。したがって、所望の内部制御
信号に同期させて電源ノイズを発生させることができる
ので、内部回路が不良か否かを短時間で効率よく検出す
ることができる。
【0062】好ましくは、電源ノイズ発生回路は、電源
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、信号選択回路によって選択された内部制
御信号に応答してスイッチング素子をパルス的に導通さ
せる制御回路とを含む。この場合は、電源ノイズを容易
に発生させることができる。
電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続され
た抵抗素子およびスイッチング素子と、テストモード時
に活性化され、信号選択回路によって選択された内部制
御信号に応答してスイッチング素子をパルス的に導通さ
せる制御回路とを含む。この場合は、電源ノイズを容易
に発生させることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1によるDRAMの全
体構成を示すブロック図である。
体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したメモリアレイ、イコライズ回路
およびセンスアンプ+入出力制御回路の構成を示す回路
ブロック図である。
およびセンスアンプ+入出力制御回路の構成を示す回路
ブロック図である。
【図3】 図1に示したDRAMに含まれるテストモー
ドに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
ドに関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図4】 図1〜図3に示したDRAMの動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるDRAMのテ
ストモードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図
である。
ストモードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図
である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるDRAMのテ
ストモードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図
である。
ストモードに関連する部分の構成を示す回路ブロック図
である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるDRAMの電
源ノイズ発生回路の構成を示す回路ブロック図である。
源ノイズ発生回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図8】 図7に示したダミーセンスアンプ活性化信号
の生成方法を説明するためのブロック図である。
の生成方法を説明するためのブロック図である。
【図9】 従来のDRAMのテスト方法の問題点を説明
するためのタイムチャートである。
するためのタイムチャートである。
1 クロック制御回路、2 アドレスバッファ、3 行
デコーダ、4 列デコーダ、5 メモリアレイ、6 イ
コライズ回路、7 VBL発生回路、8 VCP発生回
路、9 センスアンプ+入出力制御回路、10 ライト
バッファ、11データ入力バッファ、12 データ出力
バッファ、L1 電源電位VCCのライン、L2 接地
電位GNDのライン、MC メモリセル、WL ワード
線、BL,/BL ビット線対、CSL 列選択線、I
O,/IO(IOP) データ入出力線対、15,1
8,19,21,22,25,28,29,51〜54
NチャネルMOSトランジスタ、16 キャパシタ、1
7 イコライザ、20センスアンプ、23,24,26
PチャネルMOSトランジスタ、27 列選択ゲー
ト、31,40,49 テストモード制御回路、32
ワンショットパルス発生回路、33,41.1〜41.
K,55 電源ノイズ発生回路、34,35,42,4
3 抵抗素子、36,44,45 トランスファーゲー
ト、37,46,47 インバータ、56 ゲート回
路。
デコーダ、4 列デコーダ、5 メモリアレイ、6 イ
コライズ回路、7 VBL発生回路、8 VCP発生回
路、9 センスアンプ+入出力制御回路、10 ライト
バッファ、11データ入力バッファ、12 データ出力
バッファ、L1 電源電位VCCのライン、L2 接地
電位GNDのライン、MC メモリセル、WL ワード
線、BL,/BL ビット線対、CSL 列選択線、I
O,/IO(IOP) データ入出力線対、15,1
8,19,21,22,25,28,29,51〜54
NチャネルMOSトランジスタ、16 キャパシタ、1
7 イコライザ、20センスアンプ、23,24,26
PチャネルMOSトランジスタ、27 列選択ゲー
ト、31,40,49 テストモード制御回路、32
ワンショットパルス発生回路、33,41.1〜41.
K,55 電源ノイズ発生回路、34,35,42,4
3 抵抗素子、36,44,45 トランスファーゲー
ト、37,46,47 インバータ、56 ゲート回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 H01L 27/04 T 21/822 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB08 AG01 AG09 AK07 AK15 AL09 AL11 5B024 AA15 BA21 BA29 CA07 EA01 EA04 5F038 AV06 CD02 CD03 DF01 DF05 DT02 DT08 DT10 EZ20 5L106 AA01 DD12 DD36 GG07
Claims (6)
- 【請求項1】 外部から与えられる電源電圧によって駆
動される半導体記憶装置であって、 複数行複数列に配列された複数のメモリセルと、それぞ
れ前記複数行に対応して設けられた複数のワード線と、
それぞれ前記複数列に対応して設けられた複数のビット
線対とを含むメモリアレイ、 行アドレス信号に従って前記複数のワード線のうちのい
ずれかのワード線を選択し、そのワード線を選択レベル
にして対応の行の各メモリセルを活性化させ、各ビット
線対間に微小電位差を生じさせる行選択回路、 各ビット線対に対応して設けられ、センスアンプ活性化
信号が活性化レベルにされたことに応じて、対応のビッ
ト線対間の微小電位差を前記電源電圧に増幅するセンス
アンプ、 列アドレス信号に従って前記複数のビット線対のうちの
いずれかのビット線対を選択する列選択回路、 前記列選択回路によって選択されたビット線対間の電圧
に応じた論理のデータ信号を外部に出力するデータ出力
回路、および各メモリセルが正常か否かをテストするテ
ストモード時に活性化され、前記センスアンプ活性化信
号が活性化レベルにされたことに応じて電源ノイズを発
生させる電源ノイズ発生回路を備える、半導体記憶装
置。 - 【請求項2】 前記電源ノイズ発生回路は、 電源電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続
された抵抗素子およびスイッチング素子、および前記テ
ストモード時に活性化され、前記センスアンプ活性化信
号が活性化レベルにされたことに応じて前記スイッチン
グ素子をパルス的に導通させる制御回路を含む、請求項
1に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記抵抗素子の抵抗値は変更可能になっ
ていて、 前記電源ノイズ発生回路は、さらに、前記抵抗素子の抵
抗値を所望の値に設定するための設定回路を含む、請求
項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記電源ノイズ発生回路は、 前記複数のワード線と交差して設けられた少なくとも1
つのダミービット線対、 前記複数のワード線と前記少なくとも1つのダミービッ
ト線対の各交差部に設けられたダミーメモリセル、 各ダミービット線対に対応して設けられ、ダミーセンス
アンプ活性化信号が活性化レベルにされたことに応じ
て、対応のダミービット線対間の微小電位差を前記電源
電圧に増幅するダミーセンスアンプ、および前記テスト
モード時に活性化され、前記センスアンプ活性化信号が
活性化レベルにされたことに応じて前記ダミーセンスア
ンプ活性化信号を活性化レベルにする制御回路を含む、
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 外部から与えられる電源電圧によって駆
動される半導体装置であって、 複数の内部制御信号を発生する信号発生回路、 前記信号発生回路で生成された複数の内部制御信号によ
って制御され、所定の動作を行なう内部回路、 前記複数の内部制御信号のうちのいずれかの内部制御信
号を選択する信号選択回路、および前記内部回路が正常
か否かをテストするテストモード時に活性化され、前記
信号選択回路によって選択された内部制御信号に応答し
て電源ノイズを発生する電源ノイズ発生回路を備える、
半導体装置。 - 【請求項6】 前記電源ノイズ発生回路は、 電源電位のラインと基準電位のラインとの間に直列接続
された抵抗素子およびスイッチング素子、および前記テ
ストモード時に活性化され、前記信号選択回路によって
選択された内部制御信号に応答して前記スイッチング素
子をパルス的に導通させる制御回路を含む、請求項5に
記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012665A JP2002216500A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 半導体記憶装置および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012665A JP2002216500A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 半導体記憶装置および半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216500A true JP2002216500A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18879639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001012665A Withdrawn JP2002216500A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 半導体記憶装置および半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002216500A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155670A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nec Corp | 電源ノイズ耐性検査回路及び電源ノイズ耐性検査方法 |
JP2012208978A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、及び、半導体記憶装置を含む情報処理装置 |
-
2001
- 2001-01-22 JP JP2001012665A patent/JP2002216500A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155670A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nec Corp | 電源ノイズ耐性検査回路及び電源ノイズ耐性検査方法 |
JP2012208978A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、及び、半導体記憶装置を含む情報処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080401 |