JP2002216433A - 磁気テープトラッキング制御装置および方法、磁気テープフォーマット、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

磁気テープトラッキング制御装置および方法、磁気テープフォーマット、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002216433A
JP2002216433A JP2001011750A JP2001011750A JP2002216433A JP 2002216433 A JP2002216433 A JP 2002216433A JP 2001011750 A JP2001011750 A JP 2001011750A JP 2001011750 A JP2001011750 A JP 2001011750A JP 2002216433 A JP2002216433 A JP 2002216433A
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Fumiyoshi Abe
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Toshitaka Yoshihiro
俊孝 吉廣
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速再生において確実なトラッキングを行え
るようにする。 【解決手段】 24倍速再生用のサーチ用画像データ
を、48トラックおきに現れるように記録する。サブコ
ードデータ内に、サーチデータ記録位置を示すサブコー
ド3進カウンタが割り当てられいている。このタイトル
タイムコードのサブコードシンクブロック中に、同じデ
ータが3回繰り返し記録される。そして、サーチの位相
サーボ検出情報として3進カウンタの値を用いることに
より、24倍速のサーチパターンを確実に位相ロックす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープトラッ
キング制御装置および方法、磁気テープフォーマット、
記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、変速再生時
においてデータを確実に捕捉し、良好な画像を表示させ
るようにした磁気テープトラッキング制御装置および方
法、磁気テープフォーマット、記録媒体、並びにプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データや音声データを圧縮し
て記録する技術が進歩しつつある。高能率の圧縮方式と
して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)
方式がある。
【0003】例えば、MPEG方式を用いて、画像データお
よび音声データを磁気テープなどに記録する従来のデジ
タルVTR(video tape recorder)などの記録装置におい
ては、通常再生速度以外の速度の変速再生(いわゆる、
サーチ再生)を可能とするために、サーチ再生時に回転
ヘッドがトレースすることができる位置に、サーチ用画
像データが記録される。
【0004】これにより、所定の速度でサーチ再生が行
なわれると、磁気テープ上に記録されたサーチ用画像デ
ータが読み出され、サーチ用の画像が画面表示される。
【0005】ところで、記録再生装置のサーチ機能を実
現するにあたり、高倍速の値を、更新枚数(すなわち、
サーチフレーム数または画像間隔)と磁気テープ1本の
早見時間の兼ね合いから、24倍速(通常再生速度の2
秒間隔の画像が表示される速度)に設定することが望ま
しい。
【0006】24倍速再生の場合、3ECC(Error-Corre
cting Code)ブロック毎の再生(1ECCブロックが16
トラックで構成されるため、48トラック毎の再生)と
なるため、最適なトラッキングシステムが必要とされ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、確実な位相ロ
ックを実現できるようにするために、記録位相情報(す
なわち、ECC単位の3進カウンタまたはトラック単位の
48進カウンタの値)そのものを、全てのシンクブロッ
クに記録することが望ましい。しかしながら、限られた
ビットへの割り当てが難しく、そのためにID等のビット
を増やしてしまうと、結果的に、全体効率が低下する課
題があった。
【0008】また、サーチ用データを繰り返し記録し
て、いずれのサーチパターン(ECC単位)に位相ロック
しても良いようにすることも考えられるが、その場合、
サーチ用データが3倍に増え、その分、メインのビデオ
のレートが圧迫され、画質に影響してしまう課題があっ
た。
【0009】さらにまた、磁気テープと平行に形成され
るコントロールトラックにトラッキング情報を記録する
方法が提案されているが、そのようにすると、コスト高
となるため、民生用のDV(Digital Video)フォーマッ
トでは使用されていなかった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、サーチデータの記録位置情報を、サーチデ
ータから離れたサブコードに記録しながらも、変速再生
時において確実なトラッキングを可能にするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の磁気テー
プトラッキング制御装置は、入力された画像信号を符号
化して画像データを生成する第1の生成手段と、第1の
生成手段により生成された画像データに基づいて、サー
チ用画像データを生成する第2の生成手段と、第1の生
成手段により生成された画像データ、第2の生成手段に
より生成されたサーチ用画像データ、並びに、サーチ用
画像データの記録位置に関する位置情報をトラックに記
録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0012】前記記録手段は、画像データを、所定の長
さのシンクブロック単位で記録するとともに、位置情報
を、サーチ用画像データとは異なる位置のシンクブロッ
クに記録するようにすることができる。
【0013】前記記録手段は、位置情報を、サブコード
に記録するようにすることができる。
【0014】トラックの位置に対応する第1の数を発生
する第1の発生手段と、トラックのうち、サーチ用画像
データが記録されているトラックの位置に対応する第2
の数を発生する第2の発生手段と、第1の数と第2の数
を比較し、その比較結果に基づいて、トラッキングを制
御する比較手段とをさらに設けるようにすることができ
る。
【0015】前記第2の発生手段は、クロックを計数す
る計数手段と、サーチ用画像データが記録されているト
ラックを検出する検出手段と、検出手段による検出結果
に基づいて、計数手段の計数値を設定する第1の設定手
段と備えるようにすることができる。
【0016】前記回転ヘッドは、サーチ用画像データを
再生することができる第1のヘッドと、再生することが
できない第2のヘッドとを備え、前記第2の発生手段
は、第2のヘッドが磁気テープから再生した情報に基づ
いて、前記計数手段の計数値を設定する第2の設定手段
をさらに設けるようにすることができる。
【0017】前記第2の発生手段は、前記計数手段の計
数値と、サーチ用画像データが記録されているトラック
からの再生情報に基づいて、前記計数手段の計数値を設
定する第2の設定手段をさらに設けるようにすることが
できる。
【0018】サーチ用画像データが記録されているトラ
ックからの再生情報は、前記計数手段の計数値が、サー
チ用画像データが記録されているトラックに対応する値
であるときの再生情報であるとすることができる。
【0019】サーチ用画像データが記録されているトラ
ックからの再生情報は、トラックに記録されている番号
であり、前記第2の設定手段は、前記計数手段の計数値
と、前記番号との差に基づいて、前記計数手段の計数値
を設定するようにすることができる。
【0020】本発明の第1の磁気テープトラッキング制
御方法は、入力された画像信号を符号化して画像データ
を生成する第1の生成ステップと、第1の生成ステップ
の処理により生成された画像データに基づいて、サーチ
用画像データを生成する第2の生成ステップと、第1の
生成ステップの処理により生成された画像データ、第2
の生成ステップの処理により生成されたサーチ用画像デ
ータ、並びに、サーチ用画像データの記録位置に関する
位置情報をトラックに記録する記録ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0021】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、入力された画像信号を符号化して画像デ
ータを生成する第1の生成ステップと、第1の生成ステ
ップの処理により生成された画像データに基づいて、サ
ーチ用画像データを生成する第2の生成ステップと、第
1の生成ステップの処理により生成された画像データ、
第2の生成ステップの処理により生成されたサーチ用画
像データ、並びに、サーチ用画像データの記録位置に関
する位置情報をトラックに記録する記録ステップとを含
むことを特徴とする。
【0022】本発明の第1のプログラムは、入力された
画像信号を符号化して画像データを生成する第1の生成
ステップと、第1の生成ステップの処理により生成され
た画像データに基づいて、サーチ用画像データを生成す
る第2の生成ステップと、第1の生成ステップの処理に
より生成された画像データ、第2の生成ステップの処理
により生成されたサーチ用画像データ、並びに、サーチ
用画像データの記録位置に関する位置情報をトラックに
記録する記録ステップとをコンピュータに実行させるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明の第1の磁気テープトラッキング制
御装置および方法、並びにプログラムにおいては、入力
された画像信号を符号化して画像データが生成され、生
成された画像データに基づいて、サーチ用画像データが
生成され、生成された画像データ、サーチ用画像デー
タ、および、サーチ用画像データの記録位置に関する位
置情報がトラックに記録される。
【0024】本発明の第2の磁気テープトラッキング制
御装置は、トラックの位置に対応する第1の数を発生す
る第1の発生手段と、トラックのうち、サーチ用画像デ
ータが記録されているトラックの位置に対応する第2の
数を発生する第2の発生手段と、第1の数と第2の数を
比較し、その比較結果に基づいて、トラッキングを制御
する比較手段とを備えることを特徴とする。
【0025】前記第2の発生手段は、クロックを計数す
る計数手段と、サーチ用画像データが記録されているト
ラックを検出する検出手段と、前記検出手段による検出
結果に基づいて、前記計数手段の計数値を設定する第1
の設定手段とを備えるようにすることができる。
【0026】前記回転ヘッドは、サーチ用画像データを
再生することができる第1のヘッドと、再生することが
できない第2のヘッドとを備え、前記第2の発生手段
は、第2のヘッドが磁気テープから再生した情報に基づ
いて、前記計数手段の計数値を設定する第2の設定手段
をさらに設けるようにすることができる。
【0027】前記第2の発生手段は、前記計数手段の計
数値と、サーチ用画像データが記録されているトラック
からの再生情報に基づいて、前記計数手段の計数値を設
定する第2の設定手段をさらに設けるようにすることが
できる。
【0028】サーチ用画像データが記録されているトラ
ックからの再生情報は、前記計数手段の計数値が、サー
チ用画像データが記録されているトラックに対応する値
であるときの再生情報であるとすることができる。
【0029】サーチ用画像データが記録されているトラ
ックからの再生情報は、トラックに記録されている番号
であり、前記第2の設定手段は、前記計数手段の計数値
と、前記番号との差に基づいて、前記計数手段の計数値
を設定するようにすることができる。
【0030】本発明の第2の磁気テープトラッキング制
御方法は、トラックの位置に対応する第1の数を発生す
る第1の発生ステップと、トラックのうち、サーチ用画
像データが記録されているトラックの位置に対応する第
2の数を発生する第2の発生ステップと、第1の数と第
2の数を比較し、その比較結果に基づいて、トラッキン
グを制御する比較ステップとを含むことを特徴とする。
【0031】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、トラックの位置に対応する第1の数を発
生する第1の発生ステップと、トラックのうち、サーチ
用画像データが記録されているトラックの位置に対応す
る第2の数を発生する第2の発生ステップと、第1の数
と第2の数を比較し、その比較結果に基づいて、トラッ
キングを制御する比較ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0032】本発明の第2のプログラムは、トラックの
位置に対応する第1の数を発生する第1の発生ステップ
と、トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
の発生ステップと、第1の数と第2の数を比較し、その
比較結果に基づいて、トラッキングを制御する比較ステ
ップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0033】本発明の第2の磁気テープトラッキング制
御装置および方法、プログラムにおいては、トラックの
位置に対応する第1の数が発生され、トラックのうち、
サーチ用画像データが記録されているトラックの位置に
対応する第2の数が発生され、第1の数と第2の数が比
較され、その比較結果に基づいて、トラッキングが制御
される。
【0034】本発明の磁気テープフォーマットは、画像
データおよびサーチ用画像データが、サーチ用画像デー
タの記録位置に関する位置情報とともにトラックに記録
されていることを特徴とする。
【0035】前記画像データは、所定の長さのシンクブ
ロック単いで記録され、位置情報は、サーチ用画像デー
タとは異なる位置のシンクブロックに記録されているよ
うにすることができる。
【0036】本発明の磁気テープフォーマットにおいて
は、画像データおよびサーチ用画像データが、サーチ用
画像の記録位置に関する位置情報とともにトラックに記
録される。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した記録再
生装置1の構成例を示すブロック図である。
【0038】ビデオカメラ(図示せず)などから出力さ
れた画像信号は、記録再生装置1のA/D(Analog/Digit
al)変換部11に入力される。A/D変換部11は、入力
されたアナログの画像信号を、デジタルの画像データに
変換し、圧縮処理部12に出力する。圧縮処理部12
は、入力された画像データを所定の方式に従って圧縮処
理し、データ多重化部13と変速再生用データ生成部1
4に出力する。
【0039】圧縮処理部12において行われる圧縮処理
にMPEG(Moving Picture Experts Group)方式を用いた
場合、圧縮処理部12は、入力された画像データをDCT
(Discrete Cosine Transform)変換し、MPEG2方式に
よる符号化処理を施す。
【0040】ここで、図2を参照して、圧縮処理につい
て説明する。圧縮は、例えば、15フレームを1GOP(G
roup of Picture)として行われ、各フレームのデータ
は、Iピクチャ、Bピクチャ、またはPピクチャと称さ
れる3つのピクチャのいずれかに変換される。
【0041】Iピクチャは、フレーム内の圧縮により作
成された画像データであり、Pピクチャは、フレーム内
の圧縮の他に、前のフレームの情報も用いて圧縮される
ことにより作成された画像データであり、Bピクチャ
は、フレーム内の圧縮の他に、前後のフレームの情報も
用いて圧縮されることにより作成された画像データであ
る。
【0042】作成されたIピクチャ、Pピクチャ、およ
びBピクチャのデータは、例えば、図2に示すように、
デコード時、必要な参照ピクチャが先にデコードされる
ように、所定の順序に配列される。このデータストリー
ムは、データ多重化部13に入力され、他のデータ(例
えば、音声データやサブコードの他、システムデータな
ど)と多重化され、誤り訂正符号付加部15に出力され
る。データ多重化部13により多重化されるデータの中
には、変速再生用データ生成部14により生成された変
速再生用画像データも含まれる。
【0043】変速再生用データ生成部14は、圧縮処理
部12から出力された画像データのうち、Iピクチャの
みを用いて変速再生専用の画像データ(変速再生用画像
データ)を作成する。Iピクチャは、上述したように、
フレーム内のみのデータを用いて圧縮されるが、Pピク
チャやBピクチャは、他のフレーム(ピクチャ)の情報
も用いて圧縮される。このことは、PピクチャやBピク
チャは、他のピクチャの情報が読み出されないと復号
(デコード)することができないことを意味する。Iピ
クチャは、他のピクチャの読み出し状況には依存せずに
復号できるので、変速再生時のように、一部分の画像デ
ータしか読み出せないような状況下で読み出すデータと
して適している。
【0044】誤り訂正符号付加部15は、入力された多
重化されたデータに、誤り訂正符号(Parity)を付加
し、記録アンプ16に出力する。記録アンプ16は、誤
り訂正符号が付加されたデータを増幅し、回転ヘッド1
7に供給する。
【0045】回転ヘッド17は、異なるアジマス角を持
つ2つのヘッド(一方のヘッドを+ヘッド、他方のヘッ
ドを−ヘッドとする)を備えている。回転ヘッド17
は、ドラムモータ19により回転される図示せぬ回転ド
ラムに取り付けられており、供給されたデータを磁気テ
ープ18上に記録する。
【0046】図3は、磁気テープ18上に、回転ヘッド
17によって記録されるデータのトラック構造例を示し
ている。
【0047】まず、図3に示すトラック構造例を説明す
る前に、誤り訂正について説明する。一般的に、記録媒
体としてテープ状のものを用いた場合、ランダムエラー
(不定期で単発的に発生する誤り)の他に、テープに塗
布された磁性体の欠陥や傷などによるバーストエラー
(連続的に発生する誤り)が発生することが知られてい
る。この対策として、複数のトラックに記録するシンク
ブロックに対して、1つの誤り訂正外符号を構成し、こ
れらのシンクブロックを所定の規則に従って、符号を構
成するシンクブロックが存在するトラック全てにわたっ
て再配置することが行なわれている。このような再配置
の処理は、インターリーブなどと称される。
【0048】高能率圧縮記録を行なう場合、インターリ
ーブの単位として記録信号処理を行うことにより、編集
などの処理が容易になり、記録再生装置1の規模を小さ
くすることができるため、変速再生用のデータの記録パ
ターンも、インターリーブに対応させる方が好ましい。
【0049】図3の説明に戻る。回転ヘッド17が磁気
テープ18上を1回トレースする毎に、プリアンブル
(Pr:Preamble)、メインデータ(M:Main data)、
サブコードセクタ(S:Sub code sector)、および、
ポストアンブル(Po:Post amble)が順次記録される。
そして、16トラックで、1ECC(Error-Correcting Co
de)インタリーブ単位が構成されており、1ECCインタ
リーブ単位毎に、エラー訂正が実行される。従って、磁
気テープ18上での繋ぎ撮りや編集も、1ECCインタリ
ーブ単位で実行される。
【0050】60×1000/1001Hzの周波数に同
期して回転ヘッド17が回転される場合、1トラックの
長さは、134975ビットとされる。この1トラック
の範囲の外には、1250ビットの長さのオーバーライ
トマージン(Over Write Margin)が形成されている。
このオーバーライトマージンは、データの消し残りを防
止するものである。
【0051】トラックの先頭には、1800ビットの長
さのプリアンブルが配置され、プリアンブルの次には、
130425ビットの長さのメインセクタが配置されて
いる。メインセクタには、映像データ(Video)、音声
データ(Audio)、AUXデータ(AUX)、または、Serch用
の映像データ(Serch)が記録されている。このメイン
セクタの構造は、図4を参照して後述する。
【0052】メインセクタの次には、1250ビットの
長さのサブコードセクタが配置されている。サブコード
セクタには、トラックナンバやタイムコードナンバなど
が記録されている。このサブコードセクタの構造は、図
8を参照して後述する。
【0053】サブコードセクタの次には、1500ビッ
トの長さのポストアンブルが配置される。プリアンブル
やポストアンブルには、クロックを生成するのに必要な
データが記録されている。
【0054】図4は、図3に示されたメインセクタの構
造の詳細を示す図である。メインセクタは、141個の
シンクブロックで構成され、1シンクブロックは、11
1バイト(888ビット)とされる。そのデータ長は、
24−25変換により、130425ビットとなる。
【0055】AUXデータ、オーディオデータ、ビデオデ
ータ、もしくは、サーチデータからなる760ビットの
メインデータには、誤り訂正符号付加部15により、そ
のデータの内容を示す8ビットのSB(シンクブロック)
ヘッダが付加され、さらに、それらに対して、バースト
エラーに対応するための誤り訂正符号であるC2パリテ
ィが付加される。また、シンクブロック毎に、データの
アドレス情報などを含む24ビットのIDとC1パリティ
が付加される。C1パリティはインナーパリティとも称
され、C2パリティは、アウターパリティとも称され
る。
【0056】そして、シンクブロック毎に、その先頭で
あることを示す16ビットのsync(シンク)パターンが
付加される。
【0057】図5は、メインセクタのID、シンクブロッ
クヘッダ、および、メインデータのさらに詳細な構造を
示す図である。図5に示されるように、メインセクタの
IDは、ID0乃至ID2から構成されている。ID0乃至ID2
のそれぞれは、1バイトで構成されている。
【0058】ID0のビットb7乃至b0のうち、ビット
b7乃至ビットb5には、トラックのフォーマットタイ
プが定義され、ビットb4乃至b0には、トラックペア
番号が定義されている。トラックペア番号は、−アジマ
スヘッドで記録されるトラックと、それに続いて+アジ
マスヘッドで記録されるトラックを、1つのペアとする
ためのものであり、ペアを構成するトラックには、同一
の番号が付与される。
【0059】ID1には、シンクブロックの番号(0乃至
140)が配置される。
【0060】ID2には、メインセクタに記録されている
データが、新規に記録されたものか、または上書き記録
された前記録のものか(オーバーライトされずに残った
前記録のものか)を識別するための情報が、オーバーラ
イトプロテクトとして配置される。
【0061】SBヘッダは、図6に示すように、b7乃至
b0の8ビット(1バイト)で構成されている。ビット
b7乃至b0のうち、ビットb7乃至b5の3ビットに
は、メインデータの種類(例えば、映像データ(0)、
音声データ(1)、サーチ用の映像データ(2)、AUX
データ(3)、トランスポートストリームのデータ
(4,5))を示す所定の値が設定され、ビットb4乃
至b0には、そのメインデータの詳細を示す所定の値が
設定される。
【0062】ビットb7乃至b5の3ビットで表わされ
る値0は、メインデータが、MPEG2に準拠したプログラ
ムエレメンタリストリーム(PES)のフォーマットに準
拠した映像データ(PES映像データ)であることを示
し、値1は、PESのフォーマットに準拠した音声データ
(PES音声データ)であることを示す。この場合、ビッ
トb4乃至b0のうち、ビットb4には、データ(映像
データまたは音声データ)が、パーシャル(95バイト
未満)であるかフル(95バイト)であるかを示すデー
タが配置され、ビットb3乃至b0には、連続性を表わ
すカウント値が配置される。
【0063】ビットb7乃至b5における値2は、メイ
ンデータが、サーチ用データであることを示す。この場
合、ビットb4乃至b0のうち、ビットb4には、その
サーチ用データが映像データであるか音声データである
かを示すデータが配置される。また、ビットb3乃至b
1には、サーチ速度を示すデータが配置される。例え
ば、図7に示されるように、ビットb3乃至b1におけ
る値1は、4倍速を示し、値2は、8倍速を示し、値3
は、16倍速を示し、値4は、24倍速を示し、値5
は、32倍速を示す。なお、回転ドラムの回転数を追従
型にすることによって、各倍速の適応速度(ドラム回転
数に適応した速度)を広げたサーチが可能となる。ま
た、サーチ用の映像データは、Iピクチャの高域成分を
落とした、低ビットレートのデータである。
【0064】図6に戻り、ビットb7乃至b5における
値3は、メインデータがAUX(補助)データであること
を示す。この場合、ビットb4乃至b0のうち、ビット
b4乃至b2には、AUXデータの種類(AUXモード)を示
すデータが配置される。
【0065】ビットb7乃至b5における値4は、メイ
ンデータがトランスポートストリームの形態で記録され
ているもののうちの前半部分であることを示す。この場
合、ビットb4およびビットb3には、ジャンプフラグ
が配置され、ビットb2乃至b0には、タイムスタンプ
が配置される。また、ビットb7乃至b5における値5
は、メインデータがトランスポートストリームの形態で
記録されているもののうちの後半部分であることを示
す。この場合、ビットb4乃至b0には、連続性を示す
カウント値が配置される。
【0066】ビットb7乃至b5における値6は、メイ
ンデータとして何のデータも記録されていないことを示
す。すなわち、NULLを示す。このNULLは、メインデータ
の平均総量が記録可能レートより少ない場合に挿入され
る。例えば、トランスポートストリーム記録でレートが
20Mbpsの場合、約5Mbps分のNULLが挿入される。
【0067】図8は、図3に示されたサブコードセクタ
の構造の詳細を示す図である。
【0068】1トラックのサブコードセクタは、24−
25変換後の長さで、1250ビットの長さとされ、1
0個のサブコードシンクブロックで構成されている。
【0069】1サブコードシンクブロックは、24−2
5変換前、16ビットのシンク、24ビットのID、40
ビットのサブコードデータ、および40ビットのパリテ
ィにより構成されている。すなわち、1サブコードシン
クブロックの長さは、120ビットであり、上述したメ
インセクタの1シンクブロックの長さ(888ビット)
に対して、約1/7の長さである。このように、データ
の長さを短くすることにより、例えば、200倍速程度
の高速再生においても、サブコードシンクブロックの内
容を確実に読み取ることができるようになり、高速サー
チが可能となる。
【0070】シンク(sync)は、メインセクタに付加さ
れるシンクとは異なるものであり、このシンクにより、
メインセクタとサブコードセクタを識別することができ
る。
【0071】サブコードセクタのシンクブロックのID
は、図9に示されるように、ID0乃至ID2から構成され
ている。ID0乃至ID2のそれぞれは、1バイトで構成さ
れる。
【0072】ID0のビットb7乃至b0のうち、ビット
b7乃至b5には、トラックのフォーマットタイプが定
義され、ビットb4乃至b0には、トラックペア番号が
定義されている。
【0073】ID1のビットb7乃至b0のうち、ビット
b7乃至b4は、予備ビットである。ビットb3乃至b
0には、サブコードシンクブロックの番号が配置され
る。シンクブロック番号は、1トラックのサブコードセ
クタに含まれる10個のサブコードシンクブロックのそ
れぞれに与えられる、0番乃至9番の番号である。
【0074】ID2には、サブコードセクタに記録されて
いるデータが、新規に記録されたものか(何も記録され
ていないところにはじめて記録されたものか)、または
上書き記録されたものか(何らかのデータにオーバーラ
イトされたものか)を示す情報が、オーバーライトプロ
テクトとして配置される。なお、サブコードセクタにお
いては、このID2に、記録されているデータが、上書き
されているものであることが示されている場合、シンク
ブロックを全て無効にして(取得できなかったものとし
て)処理が実行される。
【0075】サブコードシンクブロックのIDの次に配置
されているサブコードデータは、例えば、ユーザテープ
の場合とPre-RECテープの場合で、その種類が異なる。
ユーザテープの場合は、図10(A)に示されるよう
に、テープ位置情報(ATNF:Absolute track numberとf
lag)、タイトルタイムコード(TTC)、記録年月日(RE
C DATE)、または記録時刻(REC TIME)がサブコードデ
ータとされる。Pre-RECテープの場合は、図10(B)
に示されるように、テープ位置情報、タイトルタイムコ
ード、パート番号(PART No.)、またはチャプター開始
位置(CHAPTER START)がサブコードデータとされる。
すなわち、Pre-RECテープの場合、ユーザテープの場合
における記録年月日に代えて、パート番号が、そして記
録時刻に代えて、チャプター開始位置が、それぞれサブ
コードデータに含まれる。
【0076】図11は、サブコードデータ内のテープ位
置情報(ATNF)の構造の詳細を示す図である。同図に示
されるように、テープ位置情報は、b7乃至b0の8ビ
ットで構成されている。
【0077】ビットb7には、Iフラグが配置されてい
る。Iフラグは、サブコードセクタに対応するメインセ
クタに、サーチしたい場所を示す情報(記録時に指定さ
れている場所を示す情報)が含まれているとき、“1”
とされるフラグである。これにより、サーチ位置が検出
される。ビットb6は、予備ビットである。
【0078】ビットb5には、Pフラグが配置されてい
る。このPフラグは、サブコードセクタに対応するメイ
ンセクタに、静止画の記録開始映像データが含まれてい
る場合に、“1”とされるフラグである。これにより、
静止画の記録位置が検出される。
【0079】ビットb4には、EH(Edit Header)フラ
グが配置されている。EHフラグは、サブコードセクタに
対応するメインセクタに、IピクチャまたはPピクチャ
が記録されているとき、“1”とされるフラグである。
通常、繋ぎ撮り等の編集は、IピクチャやPピクチャか
ら開始されるので、このEHフラグにより、編集位置を検
出することができる。
【0080】ビットb3乃至b0には、エディットピク
チャヘッダオフセット(EPO)が配置されている。このE
POは、サブコードセクタが対応するメインセクタの位置
を、16トラックを1単位として示す。
【0081】図12は、サブコードデータ内のタイトル
タイムコードの構造の詳細を示す図である。同図に示さ
れるように、タイトルタイムコードは、4バイトで構成
され、各バイトのデータD1乃至D4は、それぞれb7
乃至b0の8ビットで構成されている。
【0082】各ビットには、記録開始トラック位置に関
するコード(時間(h)、分(m)、秒(s)、フレー
ム(f))が割り当てられている。残りのビットである
b7およびb6には、EECインターリーブ単位のサーチ
データ記録位置を示す3進カウンタ値(S2,S1)が
割り当てられている。例えば、3進カウンタ値が0のと
き“00”、1のとき“01”、2のとき“10”とさ
れる。
【0083】ビットb7のS4には、ビデオ、オーディ
オ、またはAUXのデータが存在しないとき“1”とされ
るNo Info Flagが設定される。ビットb7,b6のS
6,S5には、ピクチャタイプフラグが設定され、Iピ
クチャのとき“01”、Pピクチャのとき“10”、B
ピクチャのとき“11”とされ、その他のとき、“0
0”とされる。
【0084】このタイトルタイムコードは、サブコード
シンクブロック中に、同じデータが3回繰り返し記録さ
れる。
【0085】図1の説明に戻る。トラッキング制御部2
1は、回転ヘッド17が取得したトラック番号を慣性処
理した検出トラッキング情報と基準トラッキング位相が
一致するように、キャプスタンモータ20の回転を制御
(テープ速度制御)する。すなわち、磁気テープ18が
“位相ロック状態=通常の24倍の速度”で走行するよ
うに制御される。なお、検出トラッキング情報とトラッ
キング位相を一致させる制御方法については、図13を
用いて後述する。
【0086】キャプスタンモータ20は、記録モード
時、磁気テープ18が通常速度(1倍速)で走行するよ
うにキャプスタン20aを回転させる。キャプスタンモ
ータ20はまた、通常再生モード時(1倍速再生時)、
再生アンプ22の図示せぬトラッキング検出部によりト
ラッキングサーボが行われる。一方、24倍速再生モー
ド時、キャプスタンモータ20は、トラッキング制御部
21により、24倍速サーチデータのトラッキング制御
が行われ、磁気テープ18が24倍速で走行するように
キャプスタン20aを回転させる。
【0087】ドラムモータ19は、記録モード時、入力
映像信号に基づいて、図示せぬ回転ドラムを所定の回転
速度(フレームの10倍である300Hz)で回転させ
る。一方、再生モード時、ドラムモータ19は、出力映
像信号に基づいて、回転ドラムを所定の回転速度(フレ
ームの10倍である300Hz)で回転させる。キャプ
スタンモータ20は、トラッキング制御部21より供給
された制御信号に基づいて、キャプスタン20aを駆動
(回転)する。これにより、回転ドラムにローディング
された磁気テープ18が所定のテープ走行速度で走行さ
れ、データの記録または再生が行なわれる。
【0088】トラッキング制御部21が、トラッキング
制御の他、記録再生装置1の全体の動作を制御する場
合、そこには、必要に応じてドライブ29が接続され、
磁気ディスク31、光ディスク32、光磁気ディスク3
3、あるいは、半導体メモリ34などが適宜装着され、
データの授受を行うようになされる。
【0089】磁気テープ18に記録された画像データを
含むデータは、回転ヘッド17によって読み取られ(再
生され)、再生アンプ22に出力される。再生アンプ2
2は、入力された再生データを増幅し、誤り訂正部23
に供給する。誤り訂正部23は、供給されたデータに対
して誤り訂正処理を施し、データ分離処理部24と変速
再生用メモリ25に対して出力する。データ分離処理部
24は、データ多重化部13と逆の処理を行う。すなわ
ち、データ分離処理部24は、入力された多重化されて
いるデータを、画像データ、音声データ、および、シス
テムデータなどのデータに分離する。
【0090】分離されたデータのうち、画像データは、
伸長処理部27に出力される。伸長処理部27に接続さ
れているスイッチ26は、通常再生時(正方向1倍速再
生時)には、端子a側に接続され、データ分離処理部2
4からの画像データが伸長処理部27に出力されるよう
にし、その他の再生時(変速再生時)には、端子b側に
接続され、変速再生用メモリ25に記憶されているデー
タが伸長処理部27に出力されるようにする。
【0091】変速再生用メモリ25には、変速再生用デ
ータ生成部14により生成された画像データが記憶され
る。変速再生時には、誤り訂正部23に、データが間欠
的に入力されるために、誤り訂正は内符号についてのみ
行われ、その内符号についてのみ誤り訂正された画像デ
ータが、変速再生用メモリ25に記憶される。変速再生
用メモリ25からの画像データの読み出しは、再生画像
のフレームに同期した一定周期で行う方法と、1フレー
ム分の画像データが記憶された時点で行う方法とがあ
り、どちらが用いられても良い。
【0092】伸長処理部27は、スイッチ26を介して
入力された画像データに対して伸長処理(MPEG方式によ
る復号や逆DCT変換などの処理)を施し、D/A変換部28
を介して、表示デバイスとしてのテレビジョン受像機
(図示せず)などに出力する。
【0093】図13は、図1に示したトラッキング制御
部21の内部の構成例を示すブロック図である。
【0094】キャプスタンモータ20より出力される速
度パルス(テープの速度に比例した数のパルスであっ
て、回転ドラム1回転当り、倍速数の2倍の数のパル
ス)は、基準位相発生器51の48進カウンタ61のク
ロック(Clock)端子61aに入力され、キャプスタン
モータ20より出力される走行方向(極性)の信号は、
48進カウンタ61のアップ/ダウン(up/down)端子
61bに入力され、ドラムモータ19より出力されるド
ラムPGは、48進カウンタ61のリセット(Reset)端
子61cに入力される。
【0095】基準位相発生器51の48進カウンタ61
は、アップ/ダウン端子61bを介して入力された信号
から、磁気テープ18の走行方向を認識し、その認識結
果に基づいて、クロック端子61aを介して入力された
パルスをカウントする。例えば、磁気テープ18の走行
方向が正方向(FWD)の場合、パルスはカウントアップ
され、逆方向(REV)の場合、パルスはカウントダウン
される。48進カウンタ61はまた、リセット端子61
cを介して入力されたドラムPGに基づいて、カウント値
をリセットする。48進カウンタ61は、ドラムPGによ
りリセットされ、ドラム回転位相に同期したカウント値
を、基準トラッキング位相として位相比較器53に出力
する。
【0096】トラック番号検出処理部52は、キャプス
タンモータ20より出力される速度パルス、および、走
行方向の信号、並びに、後述する録再ヘッドと非録再ヘ
ッドからの再生信号に基づいて、サーチデータが記録さ
れているトラック番号を検出し、それを検出トラッキン
グ情報として位相比較器53に出力する。
【0097】位相比較器53は、基準位相発生器51よ
り入力された基準トラッキング位相と、トラック番号検
出処理部52より入力された検出(サーチ)トラッキン
グ情報の位相を比較し、そのカウント値(トラック)の
差に対応してテープ速度制御信号を生成し、それをキャ
プスタンモータ20に供給する。これにより、基準トラ
ッキング位相と検出トラッキング情報が一致するように
磁気テープ18のテープ走行速度(位相)が制御される
(トラッキング制御される)。すなわち、テープ位相を
進めるときは走行速度が速くなるように、一方、テープ
位相を送らせるときは走行速度が遅くなるように、フィ
ードバック制御される。
【0098】図14は、図13に示されたトラック番号
検出処理部52の内部の構成例を示すブロック図であ
る。
【0099】キャプスタンモータ20より出力される速
度パルスは、48進カウンタ71のクロック(Clock)
端子71aに入力され、キャプスタンモータ20より出
力される走行方向の信号は、48進カウンタ71のアッ
プ/ダウン(up/down)端子71bに入力される。
【0100】2つの回転ヘッド17のうちの、サーチデ
ータ記録再生を行う+アジマスヘッド(録再ヘッド)か
らの再生信号は、ノイズ除去部72によりノイズが除去
された後、録再ヘッドSC(サブコード)位相変換部73
に出力されるとともに、録再ヘッドSD(サーチデータ)
位相変換部74に出力される。
【0101】2つの回転ヘッド17のうちの、サーチデ
ータ記録再生を行わない−アジマスヘッド(非録再ヘッ
ド)からの再生信号は、ノイズ除去部72によりノイズ
が除去された後、非録再ヘッドSC位相変換部75に出力
されるとともに、非録再ヘッドSD位相変換部76に出力
される。
【0102】ノイズ除去部72は、内符号としてのパリ
ティC1で復元されたデータのみを有効とし、さらに、
同じ必要データ(サブコード領域では3進カウンタ値と
トラックペア番号、メイン領域ではシンクおよびトラッ
クペア番号、または、24倍速サーチシンクブロックヘ
ッダとトラックペア番号)が繰り返し得られたものを有
効データとして出力する。すなわち、有効データが得ら
れたときに、それ以降の装置が動作し、最終的に48進
カウンタ71に対して位相同期処理を行わせる。
【0103】録再ヘッドSC位相変換部73は、録再ヘッ
ド(+アジマスヘッド)が再生したサブコード情報から
得た3進位相(図12のS2,S1)とトラックペア番
号(図9)から、次式(1)に従って、48進カウンタ
71に対するロードデータを生成する。 48進カウンタに対するロードデータ=(3進カウンタ×16)+ (トラックペア番号の下位3ビット×2)+1 ・・・(1)
【0104】録再ヘッドSD位相変換部74は、録再ヘッ
ド(+アジマスヘッド)が再生したメインシンクブロッ
クのID内にあるトラックペア番号(図5)および24倍
速サーチシンクブロックヘッダ(図5)を分離する。
【0105】非録再ヘッドSC位相変換部75は、非録再
ヘッド(−アジマスヘッド)が再生したサブコード情報
から得た3進位相とトラックペア番号から、次式(2)
に従って、48進カウンタ71に対するロードデータを
生成する。 48進カウンタに対するロードデータ=(3進カウンタ×16)+ (トラックペア番号の下位3ビット×2) ・・・(2)
【0106】非録再ヘッドSD位相変換部76は、非録再
ヘッド(−アジマスヘッド)が再生したメインシンクブ
ロックのID内にあるトラックペア番号および24倍速サ
ーチシンクブロックヘッダを分離する。
【0107】サーチSBH(シンクブロックヘッダ)検出
部77は、録再ヘッドSD位相変換部74の出力より24
倍速サーチシンクブロックヘッダを検出したとき、その
トラックがロックすべき目的位相のトラックということ
になるため(24倍速サーチシンクブロックヘッダが検
出された位置が、記録ECCブロックで3進カウンタ値=
0となるため)、録再ヘッドSD位相変換部74が出力す
るトラックペア番号から、次式(3)にしたがって、ロ
ードデータを生成し、48進カウンタ71のロード端子
71cに出力する。 ロードデータ=(トラックペア番号×2)+1 ・・・(3)
【0108】サブコードが何等かの理由により検出でき
ない場合のために設けられている誤ロック検出部78
は、ロックトラック検出部91およびサーチSBH検出部
92で構成されている。ロックトラック検出部91は、
48進カウンタ71から出力される検出トラッキング情
報に基づいて、48進カウンタ71の位相がロック対象
トラックにロックしているか否か(例えば、図16を参
照して後述するように、サーチ用データが、48進カウ
ンタ71の値で、番号13トラックに記録されている場
合、48進カウンタ71の値が13であるか否か)を検
出する。サーチSBH検出部92は、ロックトラック検出
部91によりロックトラックが検出されている(48進
カウンタ71の値が13である)にもかかわらず、録再
ヘッドSD位相変換部74により24倍速サーチシンクブ
ロックヘッダが検出されていないことを検出する。サー
チSBH検出部92は、そのことが検出されたとき、ロッ
ク位相を16トラック分だけシフトさせるため、48進
カウンタ71に、カウント値を16だけインクリメント
させるロードデータを出力する。
【0109】すなわち、例えば、48進カウンタ71の
値が13であるにもかかわらず、24倍速サーチシンク
ブロックが検出されない場合、48進カウンタ71の値
は29(=13+16)にシフトされ、再びこのカウン
タ値が13になるように引き込み制御が行われる。それ
でも、48進カウンタ71の値が13のとき、24倍速
サーチシンクブロックが検出されなければ、48進カウ
ンタ71の値は、さらに16だけインクリメントされ
る。このように、処理を2回繰り返す間に、必ず3ECC
の記録位相に位相ロックすることが可能になる。
【0110】補正部79は、2つの加算器101および
102で構成されている。加算器(減算器)102は、
録再ヘッドSD位相変換部74が出力する“(トラックペ
ア番号の下位3ビットの値の2倍の値)+1”、また
は、非録再ヘッドSD位相変換部76が出力する“(トラ
ックペア番号の下位3ビットの値の2倍の値)+0”
と、48進カウンタ71の下位4ビットの差分を演算す
る。
【0111】加算器101は、加算器102の出力を4
8進カウンタ71の出力に加算し、48進カウンタ71
にロードさせる。機械的誤差要因により、トラックに
は、曲がりや位置ずれが発生し、それにより48進カウ
ンタ71の値は、最大、±2の誤差を有する。しかしな
がら、この処理により、48進カウンタ71は、±2の
最大の誤差より大きい+7乃至−8の範囲内で補正さ
れ、下位4ビットは、“再生トラックペア番号から求ま
るトラック番号(録再ヘッドは“(トラックペア番号の
下位3ビットの値の2倍の値)+1”、非録再ヘッドは
“(トラックペア番号の下位3ビットの値の2倍の値)
+0”)の値に同期することになる。
【0112】ここで、48進カウンタ71のカウント値
は、いま回転ヘッド17で再生される、磁気テープ18
に記録されているトラックペア番号が連続的に得られた
ものである。従って、48進カウンタ71は、現在、回
転ヘッド17により再生されている、磁気テープ18上
に記録されているトラック番号(トラックペア番号)を
連続的に生成する。すなわち、48進カウンタ71は、
現在、回転ヘッド17が磁気テープ18のどの部分を再
生しているかの情報を連続して生成することになる。
【0113】図15は、24倍速再生用のサーチ用画像
データの配置パターンを示す図である。同図において、
+24倍速のスキャンとは、正方向の24倍速再生時の
走査軌跡を表わし、−24倍速のスキャンとは、逆方向
の24倍速再生時の走査軌跡を表わしている。
【0114】24倍速再生用のデータは、図15に示さ
れるように、データ取得が不安定なドラム入口を避けた
トラックの中央に配置される。必要なサーチデータが1
トラックの取得幅(有効ソロバン玉≒回転ヘッド17が
そのトラック上にある幅)に入らないため、3トラック
(すなわち、11,13,15トラック)に分けて記録
される。
【0115】また、トラッキング誤差を考慮して確実に
サーチデータを取得できるように、同一トラックに、ト
ラッキング制御中央になる13トラックには3回繰り返
して記録され、隣接する11,15トラックには4回繰
り返して記録されている。
【0116】さらに、ECCインターリーブ単位である1
6トラック単位での処理を考慮して、ヘッドスキャンが
ECCの整数倍になる16×3=48トラック(3ECC)の
24倍速となっている。すなわち、図16に示すよう
に、3ECC周期で1ECCにのみ記録するように配置されて
いる。
【0117】なお、図15において、右下がりのハッチ
ングを付したデータは+24倍速用データを表わし、左
下がりのハッチングを付したデータは−24倍速用デー
タを表わし、垂直なハッチングを付したデータは+24
倍速と−24倍速の共用のデータを表わしている。
【0118】図16は、24倍速再生用のサーチ用画像
データが位相ロックしている場合のトラッキング状態を
示している。同図において、+24倍速の録再ヘッドの
スキャンとは、正方向のサーチデータ録再ヘッドの24
倍速再生時の走査軌跡を表わし、−24倍速の録再ヘッ
ドのスキャンとは、負方向のサーチデータ録再ヘッドの
24倍速再生時の走査軌跡を表わし、+24倍速の非録
再ヘッドのスキャンとは、正方向のサーチデータ非録再
ヘッドの24倍速再生時の走査軌跡を表わし、−24倍
速の非録再ヘッドのスキャンとは、負方向のサーチデー
タ非録再ヘッドの24倍速再生時の走査軌跡を表わして
いる。
【0119】−24倍速非録再ヘッドスキャンでは、サ
ーチ用データ記録用のヘッド(+アジマスのヘッド)と
は逆アジマスであり、サーチ用画像データを取得するこ
とができないが、−アジマスヘッドで記録したサブコー
ドとメインシンクブロックのIDから48進カウンタ71
の同期情報を取得することができる。
【0120】このように、タイトルタイムコードにサブ
コード3進カウンタを設け、サーチの位相(トラッキン
グ)サーボの検出情報として48進カウンタ71の値を
用いることにより、3ECCブロック毎(48トラック
毎)に配置されている24倍速のサーチデータを、確実
に位相ロックすることができる。
【0121】次に、図1の記録再生装置1の記録動作に
ついて説明する。
【0122】図示せぬビデオカメラなどから出力された
アナログの画像信号は、A/D変換部11によりデジタル
の画像データに変換され、圧縮処理部12に供給され
る。圧縮処理部12に供給された画像データは、例え
ば、MPEG方式を用いて圧縮処理が施され、データ多重化
部13および変速再生用データ生成部14に出力され
る。
【0123】変速再生用データ生成部14は、入力され
た画像データのうち、Iピクチャのみを用いて変速再生
専用の画像データが作成し、データ多重化部13に供給
する。このとき、タイトルタイムコードの未使用ビット
に3進カウンタの値が割り当てられる。
【0124】データ多重化部13は、圧縮処理部12よ
り供給された画像データと、変速再生用データ生成部1
4より供給された変速再生専用の画像データを多重化
し、誤り訂正符号付加部15に出力する。誤り訂正符号
付加部15に入力された多重化データは、誤り訂正符号
が付加され、記録アンプ16を介して、回転ヘッド17
に供給される。回転ヘッド17は、供給されたデータを
磁気テープ18上に記録する。
【0125】次に、図1の記録再生装置1の24倍速の
サーチ再生動作について説明する。
【0126】トラキング制御部21は、回転ヘッド17
が取得したトラック番号を慣性処理した検出トラッキン
グ情報と基準トラッキング位相(図13)が一致する
(磁気テープ18が“位相ロック状態=通常の24倍速
の速度”で走行する)ように、キャプスタンモータ20
の回転を制御(テープ制御)する。
【0127】磁気テープ18が所定の走行速度で走行さ
れると、回転ヘッド17のサーチデータ記録再生を行う
録再ヘッドは、磁気テープ18に記録されたサーチ用画
像データ(図16)を読み取り、再生アンプ18を介し
て誤り訂正部23に供給する。誤り訂正部23は、再生
アンプ18を介して入力された再生データを誤り訂正処
理し、データ分離処理部24に出力する。データ分離処
理部24は、入力された多重化されているデータを、画
像データ、音声データ、および、システムデータなどの
データに分離し、トラッキング制御部21に供給する。
【0128】録再ヘッドがメインエリアをトレースする
場合、その録再ヘッドより出力される再生信号は、ノイ
ズ除去部72によりノイズが除去された後、録再ヘッド
SD位相変換部74に出力される。録再ヘッドSD位相変換
部74は、例えば、図16に示したサーチ用画像データ
を再生した場合、録再ヘッドが再生したメインシンクブ
ロックのID内にあるトラックペア番号および24倍速サ
ーチシンクブロックヘッダを分離する。すなわち、図1
6に示したサーチ用画像データを位相ロックして再生し
ている状態において、トラックペア番号は、“5”、
“6”、“7”が順次分離され、サーチSBH検出部77
に出力される。
【0129】サーチSBH検出部77は、録再ヘッドSD位
相変換部74より供給されたトラックペア番号(いまの
場合、、“5”、“6”、“7”)の値を2倍した後、
1を加算して、ECCトラック番号“11”、“13”、
“15”を生成し、48進カウンタ71のロード端子7
1cに順次出力する。
【0130】48進カウンタ71は、図17に示される
ような処理を実行する。ステップS11において、クロ
ック端子71aよりクロックが入力されたか否かを判定
し、クロックが入力されていない場合、ステップS19
に進む。一方、クロックが入力された場合、ステップS
12に進み、走行方向が正方向(+24倍速サーチ)で
あるか否かを判定する。
【0131】ステップS12において、走行方向が正方
向である場合、ステップS13に進み、クロックを1だ
けカウントアップする。ステップS14において、カウ
ントが48以上になったか否かを判定し、48以上にな
っていない場合、ステップS19に進む。一方、カウン
トが48以上になった場合、ステップS15に進み、そ
のカウントを0に設定(リセット)する。
【0132】また、ステップS12において、走行方向
が正方向でない場合、すなわち、逆方向(−24倍速サ
ーチ)である場合、ステップS16に進み、クロックを
1だけカウントダウンする。ステップS17において、
カウントが0以下になったか否かを判定し、0以下にな
っていない場合、ステップS19に進む。一方、カウン
トが0以下になった場合、ステップS18に進み、その
カウントを47に設定(リセット)する。
【0133】ステップS19において、ロード端子71
bからロードデータが入力されたか否かを判定し、ロー
ドデータが入力されていない場合、ステップS11に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。一方、ロー
ドデータが入力された場合、ステップS20に進み、ロ
ードデータをカウント値として設定し、ステップS11
に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。
【0134】このようにして、48進カウンタ71のカ
ウント値は、3ECCブロックを構成する48本のトラッ
クの相対的な位置を表わす値となる。すなわち、48進
カウンタ71のカウント値は、いま回転ヘッド17で再
生される、磁気テープ18に記録されているトラックペ
ア番号が連続的に得られたものである。
【0135】これに対して、基準トラッキング位相とし
て出力される48進カウンタ61のカウント値は、3EC
Cブロックの周期に同期した値(磁気テープ18のトラ
ッキング位相に同期した値)で、図16に示した仮想4
8進カウンタがドラム回転角度で決まる基準トラック番
号となる。
【0136】位相比較器53は、基準位相発生器51の
48進カウンタ61より入力された基準トラッキング位
相(基準カウント値)と、トラック番号検出処理部52
の48進カウンタ71より入力された検出トラッキング
情報の位相を順次比較し、その差に対応してテープ速度
制御信号を生成し、それをキャプスタンモータ20に供
給する。これにより、48進カウンタ61の値と48進
カウンタ71の値が一致するように磁気テープ18のテ
ープ走行速度が制御されてトラッキング制御が行われ
る。
【0137】上述したように、ステップS14の処理
で、トラック番号検出処理部52の48進カウンタ71
の値は、磁気テープ18上のサーチ用データの記録トラ
ックに正確に対応させるために、磁気テープ18からの
再生データに基づいて、適宜設定(修正)される。以
下、この点についてさらに説明する。
【0138】例えば、録再ヘッドがサブコードエリアを
トレースする場合、その録再ヘッドより出力される再生
信号は、ノイズ除去部72によりノイズ除去された後、
録再ヘッドSC位相変換部73に出力される。録再ヘッド
SC位相変換部73は、録再ヘッドが再生したサブコード
情報から得た3進位相とトラックペア番号から、上記式
(1)に従って、48進カウンタ71に対するロードデ
ータを生成する。図16の、3進位相が“1”であるタ
イミングの場合、トラックペア番号12の下位3ビット
の値が4(=12−8)であるから、ECCトラック番号
は9(=4×2+1)となり、ロードデータの値は、2
5(=(1×16)+(4×2)+1)となる。この値
が48進カウンタ71のロード端子71cに出力され、
ロードされる。
【0139】さらに再生動作が進み、非録再ヘッドがサ
ブコードエリアをトレースする場合、その非録再ヘッド
より出力される再生信号は、ノイズ除去部72によりノ
イズ除去された後、非録再ヘッドSC位相変換部75に出
力される。非録再ヘッドSC位相変換部75は、非録再ヘ
ッドが再生したサブコード情報から得た3進位相とトラ
ックペア番号から、上記式(2)に従って、48進カウ
ンタ71に対するロードデータを生成する。すなわち、
図16の例の、3進位相が“0”となるタイミングの場
合、トラックペア番号の下位3ビットの値が“0”であ
るから、ECCトラック番号も0(=0×2)となり、ロ
ードデータの値は0(=0×16+0×2)となる。こ
の値が48進カウンタ71のロード端子71cに出力さ
れる。
【0140】ロックトラック検出部91は、48進カウ
ンタ71から出力される検出トラッキング情報に基づい
て、48進カウンタ71の位相がロック対象ロックして
いるか否かを検出する。サーチSBH検出部92は、ロッ
ク検出部91により、ロックトラック(48進カウンタ
71のカウント値が13であること)が検出されている
にもかかわらず、何等かの理由で、録再ヘッドSD位相変
換部74により24倍速サーチシンクブロックヘッダが
検出されていないことを検出したとき、ロック位相を1
6トラック分だけシフトさせ、48進カウンタ71にカ
ウント値を16だけインクリメントさせるロードデータ
を、48進カウンタ71のロード端子71cに出力す
る。それでも、24倍速サーチシンクブロックヘッダが
検出されなければ、さらに16トラック分だけシフトさ
れる。このように、処理を2回繰り返す間に、必ず3EC
Cの記録位相に位相ロックすることが可能になる。
【0141】補正部79の加算器102は、録再ヘッド
SD位相変換部74が出力する“(トラックペア番号の下
位3ビットの値の2倍の値)+1”、または、非録再ヘ
ッドSD位相変換部76が出力する“(トラックペア番号
の下位3ビットの値の2倍の値)+0”と、48進カウ
ンタ71の下位4ビットの差分を演算し、その差分を加
算器101に出力する。加算器101は、加算器102
の出力を48進カウンタ71の出力に加算し、48進カ
ウンタ71にロードさせる。
【0142】以上のようにして、48進カウンタ71の
値は、正確な値になるように適宜補正される。
【0143】スイッチ26は、端子b側に接続し(いま
の場合、サーチモードであるため)、変速再生用メモリ
25に記憶されているサーチ用画像データを伸長処理部
27に出力する。伸長処理部27は、スイッチ26を介
して入力されたサーチ用画像データに対して伸長処理を
施し、D/A変換部28を介して、図示せぬテレビジョン
受像機に出力する。
【0144】以上のように、サブコードデータ内のタイ
トルタイムコードの未使用ビットに3進カウンタを割り
当てることにより、仮想48進カウンタを構成すること
ができる。これにより、メインシンクブロック内に変速
再生のためのサーチデータの記録位置情報を記録するた
めの3進カウンタを設ける必要がなくなる。
【0145】また、変速再生用のデータの配置パターン
を誤り訂正外符号のインターリーブ単位に合わせること
により、ハードウェア(記録再生装置)の規模を小さく
することができるとともに、ソフトウェアの負担も軽減
することが可能となる。さらに、サーチデータの記録量
を1/3にすることができ、その分、メインのビデオレ
ートに割り当てることが可能になる。
【0146】また、逆アジマスヘッドを含む全ヘッドの
取得情報で検出トラッキング情報(サーチデータの記録
位相)を更新するため、取得エラーによる引込み遅れを
最小限にすることができる。
【0147】さらにまた、誤ロック検出部78を設ける
ようにしたので、何等かの理由でサブコードが検出でき
なかった場合にも、トラッキング制御することが可能に
なる。
【0148】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0149】この記録媒体は、図1に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク31(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、光
ディスク32(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気
ディスク33(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半
導体メモリ34などよりなるパッケージメディアなどに
より構成される。
【0150】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0151】
【発明の効果】本発明の第1の磁気テープトラッキング
制御装置および方法、並びにプログラムによれば、入力
された画像信号を符号化して画像データを生成し、生成
された画像データに基づいて、サーチ用画像データを生
成し、生成された画像データ、サーチ用画像データ、お
よび、サーチ用画像データの記録位置に関する位置情報
をトラックに記録するようにしたので、変速再生時にお
いて確実なトラッキングを可能にすることができる。
【0152】また、本発明の第2の磁気テープトラッキ
ング制御装置および方法、並びにプログラムによれば、
トラックの位置に対応する第1の数を発生し、トラック
のうち、サーチ用画像データが記録されているトラック
の位置に対応する第2の数を発生し、第1の数と第2の
数を比較し、その比較結果に基づいて、トラッキングを
制御するようにしたので、変速再生時において確実なト
ラッキングを可能にすることができる。
【0153】さらにまた、本発明の磁気テープフォーマ
ットによれば、画像データおよびサーチ用画像データ
を、サーチ用画像の記録位置に関する位置情報とともに
トラックに記録するようにしたので、変速再生時におい
て確実なトラッキングを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適応した記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】圧縮について説明する図である。
【図3】磁気テープのトラックフォーマットを説明する
図である。
【図4】メインセクタの構造を説明する図である。
【図5】図4のメインセクタのID、SBヘッダ、および、
メインデータの詳細を説明する図である。
【図6】図5のSBヘッダの詳細を説明する図である。
【図7】図6のサーチ速度を説明する図である。
【図8】サブコードセクタの構造を説明する図である。
【図9】図8のサブコードシンクブロックのIDを説明す
る図である。
【図10】図8のサブコードデータを説明する図であ
る。
【図11】図10のテープ位置情報を説明する図であ
る。
【図12】図10のタイトルタイムコードを説明する図
である。
【図13】図1のトラッキング制御部の内部の構成例を
示すブロック図である。
【図14】図13のトラック番号検出処理部の内部の構
成例を示すブロック図である。
【図15】24倍速再生用のサーチ用画像データ領域の
配置例について説明する図である。
【図16】位相ロックしている場合のトラッキング状態
を説明する図である。
【図17】カウント処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 記録再生装置、 11 A/D変換部, 12 圧縮
処理部, 13 データ多重化部, 14 変速再生用
データ生成部, 15 誤り訂正符号付加部,16 記
録アンプ, 17 回転ヘッド, 18 磁気テープ,
19 ドラムモータ, 20 キャプスタンモータ,
21 トラッキング制御部, 22再生アンプ, 2
3 誤り訂正部, 24 データ分離処理部, 25
変速再生用メモリ, 26 スイッチ, 27 伸長処
理部, 28 D/A変換部,51 基準位相発生器,
52 トラック番号検出処理部, 53 位相比較器,
61 48進カウンタ, 71 48進カウンタ,
77 サーチSBH検出部, 78 誤ロック検出部,
79 補正部, 91 ロックトラック検出部, 92
サーチSBH検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 LA02 5C053 FA21 GB15 GB38 HA21 KA03 KA20 KA25 5D044 AB07 BC01 CC03 DE14 DE17 DE49 EF05 FG18 GK12 5D077 AA13 BA04 DC01 DC35 DD01 DE01 5D097 AA01 BB01 BB06 CC09 FF01 LL02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドによる、磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置において、 入力された画像信号を符号化して前記画像データを生成
    する第1の生成手段と、 前記第1の生成手段により生成された前記画像データに
    基づいて、サーチ用画像データを生成する第2の生成手
    段と、 前記第1の生成手段により生成された前記画像データ、
    第2の生成手段により生成された前記サーチ用画像デー
    タ、並びに、前記サーチ用画像データの記録位置に関す
    る位置情報を前記トラックに記録する記録手段とを備え
    ることを特徴とする磁気テープトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、前記画像データを、所
    定の長さのシンクブロック単位で記録するとともに、前
    記位置情報を、前記サーチ用画像データとは異なる位置
    のシンクブロックに記録することを特徴とする請求項1
    に記載の磁気テープトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、前記位置情報を、サブ
    コードに記録することを特徴とする請求項2に記載の磁
    気テープトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記トラックの位置に対応する第1の数
    を発生する第1の発生手段と、 前記トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
    いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
    の発生手段と、 前記第1の数と第2の数を比較し、その比較結果に基づ
    いて、トラッキングを制御する比較手段と をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気
    テープトラッキング制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の発生手段は、 クロックを計数する計数手段と、 前記サーチ用画像データが記録されているトラックを検
    出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記計数手段
    の計数値を設定する第1の設定手段とを備えることを特
    徴とする請求項4に記載の磁気テープトラッキング制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ヘッドは、前記サーチ用画像デ
    ータを再生することができる第1のヘッドと、再生する
    ことができない第2のヘッドとを備え、 前記第2の発生手段は、前記第2のヘッドが前記磁気テ
    ープから再生した情報に基づいて、前記計数手段の計数
    値を設定する第2の設定手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項5に記載の磁気テープトラッキング制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の発生手段は、前記計数手段の
    計数値と、前記サーチ用画像データが記録されている前
    記トラックからの再生情報に基づいて、前記計数手段の
    計数値を設定する第2の設定手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項5に記載の磁気テープトラッキング制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記サーチ用画像データが記録されてい
    る前記トラックからの再生情報は、前記計数手段の計数
    値が、前記サーチ用画像データが記録されている前記ト
    ラックに対応する値であるときの再生情報であることを
    特徴とする請求項7に記載の磁気テープトラッキング制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記サーチ用画像データが記録されてい
    る前記トラックからの再生情報は、前記トラックに記録
    されている番号であり、 前記第2の設定手段は、前記計数手段の計数値と、前記
    番号との差に基づいて、前記計数手段の計数値を設定す
    ることを特徴とする請求項7に記載の磁気テープトラッ
    キング制御装置。
  10. 【請求項10】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置の磁気テープトラッキング制御方法におい
    て、 入力された画像信号を符号化して前記画像データを生成
    する第1の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データに基づいて、サーチ用画像データを生成する第
    2の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データ、第2の生成ステップの処理により生成された
    前記サーチ用画像データ、並びに、前記サーチ用画像デ
    ータの記録位置に関する位置情報を前記トラックに記録
    する記録ステップとを含むことを特徴とする磁気テープ
    トラッキング制御方法。
  11. 【請求項11】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置用のプログラムにおいて、 入力された画像信号を符号化して前記画像データを生成
    する第1の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データに基づいて、サーチ用画像データを生成する第
    2の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データ、第2の生成ステップの処理により生成された
    前記サーチ用画像データ、並びに、前記サーチ用画像デ
    ータの記録位置に関する位置情報を前記トラックに記録
    する記録ステップとを含むことを特徴とするコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御するコンピュータに、 入力された画像信号を符号化して前記画像データを生成
    する第1の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データに基づいて、サーチ用画像データを生成する第
    2の生成ステップと、 前記第1の生成ステップの処理により生成された前記画
    像データ、第2の生成ステップの処理により生成された
    前記サーチ用画像データ、並びに、前記サーチ用画像デ
    ータの記録位置に関する位置情報を前記トラックに記録
    する記録ステップとを実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置において、 前記トラックの位置に対応する第1の数を発生する第1
    の発生手段と、 前記トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
    いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
    の発生手段と、 前記第1の数と第2の数を比較し、その比較結果に基づ
    いて、トラッキングを制御する比較手段とを備えること
    を特徴とする磁気テープトラッキング制御装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の発生手段は、 クロックを計数する計数手段と、 前記サーチ用画像データが記録されているトラックを検
    出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記計数手段
    の計数値を設定する第1の設定手段とを備えることを特
    徴とする請求項13に記載の磁気テープトラッキング制
    御装置。
  15. 【請求項15】 前記回転ヘッドは、前記サーチ用画像
    データを再生することができる第1のヘッドと、再生す
    ることができない第2のヘッドとを備え、 前記第2の発生手段は、前記第2のヘッドが前記磁気テ
    ープから再生した情報に基づいて、前記計数手段の計数
    値を設定する第2の設定手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項14に記載の磁気テープトラッキング制御
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の発生手段は、前記計数手段
    の計数値と、前記サーチ用画像データが記録されている
    前記トラックからの再生情報に基づいて、前記計数手段
    の計数値を設定する第2の設定手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項14に記載の磁気テープトラッキン
    グ制御装置。
  17. 【請求項17】 前記サーチ用画像データが記録されて
    いる前記トラックからの再生情報は、前記計数手段の計
    数値が、前記サーチ用画像データが記録されている前記
    トラックに対応する値であるときの再生情報であること
    を特徴とする請求項16に記載の磁気テープトラッキン
    グ制御装置。
  18. 【請求項18】 前記サーチ用画像データが記録されて
    いる前記トラックからの再生情報は、前記トラックに記
    録されている番号であり、 前記第2の設定手段は、前記計数手段の計数値と、前記
    番号との差に基づいて、前記計数手段の計数値を設定す
    ることを特徴とする請求項16に記載の磁気テープトラ
    ッキング制御装置。
  19. 【請求項19】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置の磁気テープトラッキング制御方法におい
    て、 前記トラックの位置に対応する第1の数を発生する第1
    の発生ステップと、 前記トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
    いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
    の発生ステップと、 前記第1の数と第2の数を比較し、その比較結果に基づ
    いて、トラッキングを制御する比較ステップとを含むこ
    とを特徴とする磁気テープトラッキング制御方法。
  20. 【請求項20】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御する磁気テープトラッキ
    ング制御装置用のプログラムであって、 前記トラックの位置に対応する第1の数を発生する第1の
    発生ステップと、 前記トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
    いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
    の発生ステップと、 前記第1の数と第2の数を比較し、その比較結果に基づ
    いて、トラッキングを制御する比較ステップとを含むこ
    とを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムが記録されている記録媒体。
  21. 【請求項21】 回転ヘッドによる磁気テープのトラッ
    クに対するトラッキングを制御するコンピュータに、 前記トラックの位置に対応する第1の数を発生する第1の
    発生ステップと、 前記トラックのうち、サーチ用画像データが記録されて
    いるトラックの位置に対応する第2の数を発生する第2
    の発生ステップと、 前記第1の数と第2の数を比較し、その比較結果に基づ
    いて、トラッキングを制御する比較ステップとを実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 画像データおよびサーチ用画像データ
    が、前記サーチ用画像データの記録位置に関する位置情
    報とともにトラックに記録されていることを特徴とする
    磁気テープフォーマット。
  23. 【請求項23】 前記画像データは、所定の長さのシン
    クブロック単位で記録され、前記位置情報は、前記サー
    チ用画像データとは異なる位置のシンクブロックに記録
    されていることを特徴とする請求項22に記載の磁気テ
    ープフォーマット。
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