JP2002216129A - 顔領域検出装置およびその方法並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

顔領域検出装置およびその方法並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002216129A
JP2002216129A JP2001013818A JP2001013818A JP2002216129A JP 2002216129 A JP2002216129 A JP 2002216129A JP 2001013818 A JP2001013818 A JP 2001013818A JP 2001013818 A JP2001013818 A JP 2001013818A JP 2002216129 A JP2002216129 A JP 2002216129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンプレートマッチング法のように膨大な枚
数のテンプレートをあらかじめ記憶させておく必要がな
く、高速に顔領域を検出することができる顔領域検出装
置およびその方法並びにコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供する。 【解決手段】 ステレオ画像入力手段11でカラー画像
を取得し、奥行き情報を有する距離画像を距離画像生成
手段12で生成する。次いで、肌色領域抽出手段13で
カラー画像から肌色領域画像を作成し、エッジ抽出手段
14でエッジ画像を作成する。さらに、輪郭モデル決定
手段15で肌色領域に対応した領域に関する奥行き情報
に基づいて、顔領域の輪郭モデルを生成する。そして、
マッチング手段17で輪郭モデルと肌色領域画像および
エッジ画像との相関を求め、顔領域判定手段18で相関
結果に基づいて顔領域を検出する。尚、これらの処理は
探索領域設定手段16で求めた探索領域内で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー画像から
人の顔領域を検出する顔領域検出装置およびその方法並
びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】自律移動型ロボットの開発において、人
間の識別や表情の認識を行うために画像中から顔領域を
自動的に抽出することは重要な課題の一つである。例え
ば、テンプレートマッチング法は従来から知られている
顔領域の抽出方法の一つである。この方法は、事前に準
備したさまざまな種類の顔領域だけの画像をテンプレー
トとして、処理対象である画像中の顔画像とのマッチン
グを濃淡値を用いて行い、マッチング度の最も高いテン
プレートを選択するものである。また、その他の方法と
して固有顔と呼ばれる特徴ベクトルを用いたEigenface
法、色情報を用いた肌色領域のクラスタリング法などが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなテンプレートマッチング法等の従来手法には次
のような問題点がある。同じ画像中でも撮影されたカメ
ラからの距離によって人物の顔の大きさが異なる場合
や、動画像において人物が移動することによって各フレ
ームにおける同一人物の顔の大きさが変化してしまう場
合には、同じ人物の顔であっても同一のテンプレートで
抽出することができない。したがって、あらゆる場合を
想定して人物の顔領域を検出できるようにするために
は、さまざまな大きさや種類の顔に対応した膨大な枚数
のテンプレート等を事前に準備しなければならない。
【0004】また、テンプレートマッチング法では、テ
ンプレート数を増大することによって計算コストが増大
してしまうという欠点が生じてしまう。自律移動型ロボ
ットの顔領域認識手法には、実用的な処理時間内で複数
の顔を同時に探索して追跡する必要があるので、テンプ
レートマッチング法のような探索時間が必要となる手法
を適用することは好ましくない。さらに、色情報を用い
るクラスタリング法を顔領域の検出に用いる場合、照明
の変化や背景に肌色部分が存在すると肌色領域である顔
領域を有効に抽出することができないといった問題が生
じてしまう。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、テンプレートマッチング法のように
膨大な枚数のテンプレートをあらかじめ記憶させておく
必要がなく、高速に顔領域を検出することができる顔領
域検出装置およびその方法並びにコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、撮像装置で取得されたカ
ラー画像から肌色領域を抽出する抽出手段と、前記カラ
ー画像の奥行き情報を有する距離画像を用い、顔領域の
輪郭を与える輪郭モデルを生成する輪郭モデル生成手段
と、前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して
前記顔領域を特定する顔領域特定手段とを有することを
特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記距離画像内の領域であってあらか
じめ指定された距離内の被写体の画像情報を利用して、
前記相関を算出すべき領域を設定する探索領域設定手段
をさらに有することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、連続するシーン
のカラー画像の一のフレームから顔領域を検出し、次フ
レーム以降において該顔領域を追跡する顔領域検出装置
であって、前記カラー画像から肌色領域を抽出する抽出
手段と、前記一のフレームのカラー画像の奥行き情報を
有する距離画像を用い、前記肌色領域に対応する前記距
離画像内の領域の奥行き情報を反映させて、前記顔領域
の輪郭を与える輪郭モデルを生成する輪郭モデル生成手
段と、前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用し
て前記顔領域を特定する顔領域特定手段と、前記距離画
像内の領域であってあらかじめ指定された距離内の被写
体の画像情報を利用して、前記相関を算出すべき領域を
設定する探索領域設定手段と、前記一のフレームに設定
された前記相関を算出すべき領域の位置を反映させて、
次フレームでの前記相関を算出すべき領域の位置を設定
する追跡手段とを有することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかの項に記載の発明において、前記抽出手段
は、前記カラー画像の色相成分を利用することを特徴と
する。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかの項に記載の発明において、前記距離画像
は、互いに対応付けられた2台の撮像装置から取得され
た2枚の画像で構成されるステレオ画像を立体視するこ
とによって得られる奥行き情報を利用して作成されるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかの項に記載の発明において、前記顔領域特
定手段は、前記輪郭モデルと前記肌色領域の輪郭との一
致画素数および前記輪郭モデルに囲まれた肌色画素数を
パラメータとした相関を利用して前記顔領域を特定する
ことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、撮像装置で取得
されたカラー画像から肌色領域を抽出する第1の過程
と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定され
た距離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算
出すべき領域を設定する第2の過程と、前記カラー画像
の奥行き情報を有する距離画像を用い、顔領域の輪郭を
与える輪郭モデルを生成する第3の過程と、前記輪郭モ
デルと前記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特
定する第4の過程とを有することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、連続するシーン
のカラー画像の一のフレームから顔領域を検出し、次フ
レーム以降において該顔領域を追跡する顔領域検出方法
であって、前記カラー画像から肌色領域を抽出する第1
の過程と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ指
定された距離内の被写体の画像情報を利用して、前記相
関を算出すべき領域を設定する第2の過程と、前記一の
フレームのカラー画像の奥行き情報を有する距離画像を
用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内の領域の
奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を与える輪
郭モデルを生成する第3の過程と、前記輪郭モデルと前
記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特定する第
4の過程と、前記一のフレームに設定された前記相関を
算出すべき領域の位置を反映させて、次フレームでの前
記相関を算出すべき領域の位置を設定する第5の過程と
を有することを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8に記載の発明において、前記第4の過程は、前記輪郭
モデルと前記肌色領域の輪郭との一致画素数および前記
輪郭モデルに囲まれた肌色画素数をパラメータとした相
関を利用して前記顔領域を特定することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、撮像装置で取
得されたカラー画像から肌色領域を抽出する第1の手順
と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定され
た距離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算
出すべき領域を設定する第2の手順と、前記カラー画像
の奥行き情報を有する距離画像を用い、顔領域の輪郭を
与える輪郭モデルを生成する第3の手順と、前記輪郭モ
デルと前記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特
定する第4の手順とをコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、連続するシー
ンのカラー画像の一のフレームから顔領域を検出し、次
フレーム以降において該顔領域を追跡する顔領域検出方
法であって、前記カラー画像から肌色領域を抽出する第
1の手順と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ
指定された距離内の被写体の画像情報を利用して、前記
相関を算出すべき領域を設定する第2の手順と、前記一
のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距離画像
を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内の領域
の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を与える
輪郭モデルを生成する第3の手順と、前記輪郭モデルと
前記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特定する
第4の手順と、前記一のフレームに設定された前記相関
を算出すべき領域の位置を反映させて、次フレームでの
前記相関を算出すべき領域の位置を設定する第5の手順
とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項10ま
たは11に記載の発明において、前記第4の手順は、前
記輪郭モデルと前記肌色領域の輪郭との一致画素数およ
び前記輪郭モデルに囲まれた肌色画素数をパラメータと
した相関を利用して前記顔領域を特定することを特徴と
する。
【0018】請求項13に記載の発明は、撮像装置で取
得されたカラー画像から肌色領域を抽出する第1の手順
と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定され
た距離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算
出すべき領域を設定する第2の手順と、前記カラー画像
の奥行き情報を有する距離画像を用い、顔領域の輪郭を
与える輪郭モデルを生成する第3の手順と、前記輪郭モ
デルと前記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特
定する第4の手順とをコンピュータに実行させることを
特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、連続するシー
ンのカラー画像の一のフレームから顔領域を検出し、次
フレーム以降において該顔領域を追跡する顔領域検出方
法であって、前記カラー画像から肌色領域を抽出する第
1の手順と、前記距離画像内の領域であってあらかじめ
指定された距離内の被写体の画像情報を利用して、前記
相関を算出すべき領域を設定する第2の手順と、前記一
のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距離画像
を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内の領域
の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を与える
輪郭モデルを生成する第3の手順と、前記輪郭モデルと
前記肌色領域との相関を利用して前記顔領域を特定する
第4の手順と、前記一のフレームに設定された前記相関
を算出すべき領域の位置を反映させて、次フレームでの
前記相関を算出すべき領域の位置を設定する第5の手順
とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項13ま
たは14に記載の発明において、前記第4の手順は、前
記輪郭モデルと前記肌色領域の輪郭との一致画素数およ
び前記輪郭モデルに囲まれた肌色画素数をパラメータと
した相関を利用して前記顔領域を特定することを特徴と
する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態による顔領域検出装置の構成を示すブロック図
である。図1において、11はステレオ画像入力手段で
あり、互いに対応付けられた2台のCCDカメラ等の撮
像装置によってカラーのステレオ画像を取得し、顔領域
検出装置に入力するための手段である。12は距離画像
生成手段であり、ステレオ画像入力手段11で入力され
た同一シーンを撮影した2枚のステレオ画像を立体視す
ることによって被写体の画像情報として奥行き情報を獲
得する。そして、それらの奥行き情報をステレオ画像の
うちの一方のカラー画像に対応させた距離画像を生成す
るための手段である。
【0022】13は肌色領域抽出手段であり、RGB座
標で取得したカラー画像をHLS座標に色座標変換し
て、色相成分等を用いて肌色に相当する領域だけを抽出
することによって肌色領域とそれ以外の領域とからなる
肌色領域画像を作成する手段である。14はエッジ抽出
手段であり、肌色領域抽出手段13で抽出された肌色領
域の輪郭部分をエッジとして抽出してエッジ画像を作成
する手段である。
【0023】15は輪郭モデル決定手段であり、距離画
像生成手段12で生成した距離画像内の領域であって、
対象とする肌色領域に対応した領域の奥行き情報を利用
して決定する大きさをもった顔領域の輪郭モデルを生成
するための手段である。尚、本実施形態では八角形の形
状をした枠で表現された輪郭モデルを使用する。16は
探索領域設定手段であり、距離画像生成手段12で生成
された距離画像を利用してあらかじめ指定された距離情
報を有する被写体の領域だけを抽出し、その領域を含ん
だ矩形領域を顔領域を検出するための探索領域とする手
段である。
【0024】17はマッチング手段であり、輪郭モデル
決定手段15で決定された輪郭モデルとエッジ抽出手段
14で抽出された肌色領域の輪郭画素との一致画素数、
並びに輪郭モデルに囲まれた領域内に含まれる肌色領域
抽出手段13で抽出された肌色領域内の肌色画素数とを
パラメータとした相関値を計算する手段である。尚、こ
の計算は探索領域設定手段16で決定された探索領域内
に限定される。18は顔領域判定手段であり、マッチン
グ手段17で計算された2種類の画素数に基づいて設定
される相関値が、あらかじめ設定されたしきい値よりも
大きい場合であって、かつ探索領域内で最大である場合
の肌色領域を顔領域と判定する手段である。
【0025】次に、図面を参照して、同実施形態の動作
について説明する。図2は、上述した実施形態における
顔領域検出手順を説明するためのフローチャートであ
る。まず、互いに対応付けられた2台のCCDカメラ等
の撮像装置であるステレオ画像入力手段11によってカ
ラーのステレオ画像を取得する(ステップS11)。図
3は、人物の顔を含むシーンのステレオ画像のうちの1
枚のカラー画像の概要を示す図である。図3において、
3は3人の人物31、32、33を屋内で撮影したシー
ンのカラー画像である。
【0026】そして、距離画像生成手段12によってス
テレオ画像を立体視することによって奥行き情報を有す
る距離画像を生成する(ステップS12)。距離画像を
作成する場合には2枚のモノクロ画像でもよい。図4
は、図3のカラー画像3に対応した奥行き情報を有する
距離画像の概要を示す図であり、これを4とする。距離
画像4においては、カメラから近い部分は明るく、カメ
ラから遠くなるほど暗くなるようにして距離が表現され
ている。すなわち、カメラに近く、ほぼ同じ距離に位置
する人物31、32、33はほぼ同じ濃淡値の明るさで
表現される。尚、本実施形態ではカメラから近い部分は
白色、遠い部分は斜線で表示している。
【0027】次に、肌色領域抽出手段13でステレオ画
像の一方のカラー画像3から肌色領域を抽出することに
よって顔領域を含んだ肌色領域画像を作成する(ステッ
プS13)。ここでステップS13で肌色領域画像を作
成する手順について図5を用いて詳細に説明する。図5
は、図2におけるステップS13における肌色領域画像
の作成手順を説明するためのフローチャートである。ま
ず、入力されたカラー画像をRGB座標からHLS色座
標に色座標変換する(ステップS131)。これによっ
て、赤色、緑色、青色成分で表現されていた各画素の値
を色相成分等で取り出すことができる。そして、色相成
分等からあらかじめ肌色画素とみなす範囲の大きさをも
つ画素を設定しておき肌色画素として抽出し、その肌色
画素の集合を肌色領域とする(ステップS132)。
【0028】次に、肌色領域とそれ以外の領域に分ける
二値化処理を行う(ステップS133)。さらに、二値
化された画像において肌色領域に相当する部分に対して
領域の膨張処理と収縮処理を行う(ステップS13
4)。そして、その画像内に含まれる各領域の中からあ
る一定数以上の画素数を有しない領域は顔領域ではなく
ノイズであるとみなして除去するノイズ除去処理を行う
(ステップS135)。これによって二値の肌色領域画
像を作成することができる。図6は、上述した手順にお
いて作成された肌色領域画像の概要を示す図であり、こ
れを6とする。図6において、61〜65は肌色領域で
ある。
【0029】そして、肌色領域画像の各肌色領域の輪郭
だけをエッジとして抽出したエッジ画像を作成する(ス
テップS136)。図7は、エッジ画像の概要を示す図
であり、これを7とする。図7において、71〜75は
図6の肌色領域61〜65の輪郭部分に相当するエッジ
である。
【0030】さらに、あらかじめ設定された範囲内の距
離情報を有する距離画像内の領域を含んだ矩形領域を探
索領域設定手段16によって求め、その領域を輪郭モデ
ルを用いてマッチングを行うための探索領域とする(ス
テップS14)。本実施形態では、カメラからの距離が
5メートル以内の奥行き情報を有する領域だけを距離画
像4から求めて、その領域を含む矩形領域を一つの探索
領域とする。図8は、距離画像4から作成した探索領域
を説明するための図である。図8において、符号8の点
線で示される部分が探索領域の境界であり、その内側が
探索領域である。この際、5メートル以内の領域が同一
画像の中で離れて存在する場合には2つ以上の探索領域
が作成される可能性がある。尚、カメラからの距離は本
装置を適用する環境等の条件に応じて適宜設定すること
ができる。
【0031】そして、2つ以上の探索領域が設定された
場合は1つの探索領域を指定して(ステップS15)、
1つの探索領域しか設定されなければその探索領域につ
いて以下の処理を行う。ステップS13で作成した肌色
領域画像6上にステップS15で指定された探索領域8
を適用し、その探索領域内に存在する各肌色領域から、
顔領域の検出処理を行う一の肌色領域を指定する(ステ
ップS16)。例えば、本実施形態において図6の肌色
領域61が指定された場合について考える。そこで、指
定された肌色領域61に対応する距離画像内の領域の奥
行き情報に基づいて、カメラから5メートル以内である
といった有効範囲内の肌色領域であるかどうかを判定す
る(ステップS17)。そして、判定結果がYESであ
ればステップS18に進み、NOであれば検出すべき顔
領域ではないと判断してステップS16に戻り、別の肌
色領域を対象としてステップS17の処理を行う。本実
施形態ではYESと判断されてステップS18に進む。
【0032】ステップS18では、対象となっている肌
色領域61に対応する距離画像内の奥行き情報に基づい
て、輪郭モデル決定手段15によってその奥行き情報に
対応した大きさの八角形の輪郭モデルを生成する。図9
は、図6で生成された肌色領域画像6上に適用された探
索領域8と輪郭モデルを説明するための図である。図9
において、91は肌色領域61に基づいて輪郭モデル決
定手段15で決定された輪郭モデルである。そして、探
索領域8内においてステップS18で作成された輪郭モ
デル91を1画素ずつ走査させながら肌色領域とのマッ
チングを行う。
【0033】また、図10は図7で生成されたエッジ画
像7上に適用された探索領域8と輪郭モデル91を説明
するための図である。そして、探索領域8内において輪
郭モデル91を1画素ずつ走査させながら各肌色領域の
輪郭であるエッジとのマッチングを行う(ステップS1
9)。このマッチングでは、作成された輪郭モデルと肌
色領域の輪郭画素であるエッジとの一致画素数、並びに
輪郭モデルに囲まれた肌色画素数を計算する。そして、
一致画素数と肌色画素数をパラメータとした相関値を顔
領域かどうかを判定するための評価値とする(ステップ
S20)。
【0034】本実施形態では、次のようにして評価値を
求める。まず、図9に示すように肌色領域画像6上に適
用された輪郭モデル91に囲まれた肌色画素数を計算
し、これをM1とする。次に、輪郭モデル91で囲まれ
る領域内の全画素数を計算し、これをM2とする。そし
て、M1をM2で除算して得られた値をM3とする。ま
た、図10に示すようにエッジ画像7上に適用された輪
郭モデル91と一致するエッジ画素を計算し、これをN
1とする。次に、輪郭モデルを構成する画素数を計算
し、これをN2とする。そして、N1をN2で除算して
得られた値をN3とする。そして、M3、N3のそれぞ
れの値に対してあらかじめ指定された重み係数を乗算
し、さらに両者を加算した値を評価値Zとする。
【0035】この計算を探索領域8内において実施し、
評価値Zが探索領域8内で最大かつしきい値以上であっ
た場合に、対象としている肌色領域は顔領域であると判
定する。また、それ以外の場合は顔領域ではないと判定
する(ステップS21)。尚、評価値Zを求める基礎と
なったM3、N3についてもそれぞれしきい値を設定し
ておき、両者が共にしきい値以上の場合に評価値Zを求
めるようにしてもよい。このように本実施形態において
は、輪郭モデル91に基づいて肌色領域61は顔領域で
あると判定される。
【0036】以上の処理が終了すると次にステップS2
2に進む。ステップS22において、同一探索領域内に
他の肌色領域が存在する場合(YES)、ステップS1
6に戻って当該肌色領域について上述した手順で顔領域
検出のための処理を実行する(ステップS22)。ま
た、他の肌色領域が存在しない場合(NO)、当該探索
領域における顔領域はすべて検出されたのでステップS
23に進む。
【0037】ステップS23において、本実施形態では
探索領域8内に肌色領域61の他に肌色領域62〜65
が存在するのでYESと判断され、上述した手順と同様
にして、肌色領域62〜65について顔領域であるかど
うかが判定される。その結果、肌色領域61、62、6
3の3つの領域が顔領域と判定され、肌色領域64、6
5については、評価値Zが小さくなるので顔領域とは判
定されない。このようにして、図11に示されるよう
に、一の画像においてすべての顔領域を検出することが
できる。
【0038】次に、ステップS23では、同一画像内に
他の探索領域が存在するかどうかを判断する。そして、
他の探索領域が存在する場合(YES)、ステップS1
5に戻って同様の処理を行う。また、他の探索領域が存
在しない場合(NO)、当該画像内のすべての顔領域が
検出されたので終了する。本実施形態では、他の探索領
域がないので終了する。
【0039】次に、連続するシーンのカラー画像の一の
フレームから顔領域を検出し、次フレーム以降において
顔領域を追跡する処理手順について説明する。図12
は、連続フレームにおいて顔領域を追跡する手順を説明
するためのフローチャートである。顔領域の追跡に関す
る処理は、まず上述した手順に基づいて一のフレームに
おける顔領域を検出する(ステップS31)。そして、
連続する次のフレームにおいて、探索領域を設定する
(ステップS32)。このとき、設定する探索領域の位
置は前フレームで設定した位置に基づいて前位置と同位
置またはその近傍に設定される。
【0040】次フレームの画像に探索領域が設定される
と、前フレームで決定された輪郭モデルを使用して、図
2のステップS19に示される処理手順と同様にして肌
色画素数等が計算されて評価値が算出される(ステップ
S33)。次に、その評価値が当該探索領域内で最大で
あって、かつ一定のしきい値以上であるかどうかを判断
する(ステップS34)。そして、判断結果がYESで
あれば、その位置が顔領域であるとみなしてステップS
35へ進む。また、判断結果がNOであれば、その輪郭
モデルに対応する顔領域は当該探索領域内にはすでにな
いとして終了する。
【0041】また、ステップS35では、さらに次フレ
ームで追跡するかどうかを判断する。そして、判断結果
がYESならば、ステップS32に戻って次フレームに
おける追跡処理を実行する。また、判断結果がNOなら
ば、顔領域を追跡しないとして終了する。
【0042】尚、上述した実施形態では、CCDカメラ
等の撮像装置を用いて撮影したカラーのステレオ画像を
直接入力する方法について示したが、あらかじめ撮影し
て保存されていた画像ファイルを入力して同様の手順で
顔領域を検出することもできる。また、輪郭モデル内の
肌色画素数を計算する代わりに、色ヒストグラム計算を
用いてもよい。
【0043】さらに、上述した実施形態においては、輪
郭モデルとして八角形のフレームのモデルを使用した
が、楕円やその他多角形等の形状をしたモデルを使用し
てもよい。さらにまた、輪郭モデルの縦横比を変化させ
ることによって、個人差のある顔形状に対してより細か
なマッチング処理を行うことができる。さらにまた、実
際の顔の輪郭に近い形状の輪郭モデルを使用することに
より、正確な顔の位置の特定も可能になる。
【0044】尚、本実施形態においては、2次元である
カラー画像だけでなく距離画像を使用しているので、輪
郭モデルを用いて肌色領域画像6やエッジ画像7とのマ
ッチングを行うのではなく、距離画像と3次元の顔モデ
ルによるマッチングを行うことも可能である。
【0045】また、顔領域の初期探索と追跡を同時に行
うことによって、顔領域を追跡しながら新たに出現した
顔領域にの検出も行うことができる。あるいは、しきい
値を変化させることによって、容易に環境の変動に対応
することもできる。さらにまた、過去に使用した探索領
域8や輪郭モデルの大きさ等の履歴を記録しておくこと
で、連続画像の途中で画面外に出ていった顔領域や間違
えて検出された顔領域で必要がないものを効率的に削除
することもできる。
【0046】なお、図1における各処理手段の機能を実
現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログ
ラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するこ
とにより顔領域の検出を行ってもよい。なお、ここでい
う「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等の
ハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ
システム」は、WWWシステムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。
【0047】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピ
ュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装
置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な
記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電
話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場
合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム
内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プロ
グラムを保持しているものも含むものとする。
【0048】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、撮像装置で取得されたカラー画像から肌
色領域を抽出する抽出手段と、カラー画像の奥行き情報
を有する距離画像を用い、顔領域の輪郭を与える輪郭モ
デルを生成する輪郭モデル生成手段と、輪郭モデルと肌
色領域との相関を利用して顔領域を特定する顔領域特定
手段とを有するので、テンプレートマッチング法のよう
に膨大な枚数のテンプレートをあらかじめ記憶させてお
く必要がなく、高速に顔領域を検出することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、距離画像
内の領域であってあらかじめ指定された距離内の被写体
の画像情報を利用して、相関を算出すべき領域を設定す
る探索領域設定手段をさらに有するので、顔領域の検出
にかかる処理速度をより向上することができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、連続する
シーンのカラー画像の一のフレームから顔領域を検出
し、次フレーム以降において顔領域を追跡する顔領域検
出装置であって、カラー画像から肌色領域を抽出する抽
出手段と、一のフレームのカラー画像の奥行き情報を有
する距離画像を用い、肌色領域に対応する距離画像内の
領域の奥行き情報を反映させて、顔領域の輪郭を与える
輪郭モデルを生成する輪郭モデル生成手段と、輪郭モデ
ルと肌色領域との相関を利用して顔領域を特定する顔領
域特定手段と、距離画像内の領域であってあらかじめ指
定された距離内の被写体の画像情報を利用して、相関を
算出すべき領域を設定する探索領域設定手段と、一のフ
レームに設定された相関を算出すべき領域の位置を反映
させて、次フレームでの相関を算出すべき領域の位置を
設定する追跡手段とを有するので、連続するフレームか
ら複数の顔領域を効率よく追跡することができ、自律移
動ロボットの目の部分等に用いて好適である。さらに、
次フレーム以降における顔領域の追跡に奥行き情報を有
する距離画像を使用する必要もない。
【0052】請求項4に記載の発明によれば、抽出手段
は、カラー画像の色相成分等を利用することを特徴とす
る。色相成分を利用することにより、通常のRGBの値
により肌色を識別するよりも、ロバストな肌色の検出が
可能となる。
【0053】請求項5に記載の発明によれば、距離画像
は、互いに対応付けられた2台の撮像装置から取得され
た2枚の画像で構成されるステレオ画像を立体視するこ
とによって得られる奥行き情報を利用して作成されるこ
とを特徴とするので、カラー画像と距離情報とを同時に
取得することができ、距離画像作成のためにカメラ以外
の特殊な装置を用いる必要がない。
【0054】請求項6に記載の発明によれば、顔領域特
定手段は、輪郭モデルと肌色領域の輪郭との一致画素数
および輪郭モデルに囲まれた肌色画素数をパラメータと
した相関を利用して顔領域を特定することを特徴とする
ので、輪郭モデルと肌色領域とのマッチングを2つのパ
ラメータによって評価することができ、高い信頼性で人
の顔領域を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による顔領域検出装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 上述した実施形態における顔領域検出手順を
説明するためのフローチャートである。
【図3】 人物の顔を含むシーンのステレオ画像のうち
の1枚のカラー画像3の概要を示す図である。
【図4】 カラー画像3に対応した奥行き情報を有する
距離画像4の概要を示す図である。
【図5】 図2のステップS13における肌色領域画像
6の作成手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】 上述した実施形態において作成された肌色領
域画像6の概要を示す図である。
【図7】 肌色領域画像6から作成されたエッジ画像の
概要を示す図である。
【図8】 距離画像4の奥行き情報を利用して作成した
探索領域8を説明するための図である。
【図9】 肌色領域画像6上に適用される探索領域8と
輪郭モデルを説明するための図である。
【図10】 エッジ画像上に適用される探索領域8と輪
郭モデルを説明するための図である。
【図11】 一の画像におけるすべての顔領域を検出し
た結果を説明するための図である。
【図12】 連続フレームにおいて顔領域を追跡する手
順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 カラー画像 4 距離画像 6 肌色領域画像 7 エッジ画像 8 探索領域 11 ステレオ画像入力手段 12 距離画像生成手段 13 肌色領域抽出手段 14 エッジ抽出手段 15 輪郭モデル決定手段 16 探索領域設定手段 17 マッチング手段 18 顔領域判定手段 91、92、93 輪郭モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA13 CA16 DA08 DB03 DB06 DC16 DC19 DC25 DC34 5C066 AA00 AA01 CA00 CA01 EF00 GA01 GA03 GA33 KD06 KE01 KE02 5L096 AA02 AA09 BA05 CA05 EA02 FA06 FA15 FA34 FA35 FA69 GA08 GA28 JA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置で取得されたカラー画像から肌
    色領域を抽出する抽出手段と、 前記カラー画像の奥行き情報を有する距離画像を用い、
    顔領域の輪郭を与える輪郭モデルを生成する輪郭モデル
    生成手段と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する顔領域特定手段とを有することを特徴
    とする顔領域検出装置。
  2. 【請求項2】 前記距離画像内の領域であってあらかじ
    め指定された距離内の被写体の画像情報を利用して、前
    記相関を算出すべき領域を設定する探索領域設定手段を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載の顔領域
    検出装置。
  3. 【請求項3】 連続するシーンのカラー画像の一のフレ
    ームから顔領域を検出し、次フレーム以降において該顔
    領域を追跡する顔領域検出装置であって、 前記カラー画像から肌色領域を抽出する抽出手段と、 前記一のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距
    離画像を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内
    の領域の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を
    与える輪郭モデルを生成する輪郭モデル生成手段と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する顔領域特定手段と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する探索領域設定手段と、 前記一のフレームに設定された前記相関を算出すべき領
    域の位置を反映させて、次フレームでの前記相関を算出
    すべき領域の位置を設定する追跡手段とを有することを
    特徴とする顔領域検出装置。
  4. 【請求項4】 前記抽出手段は、前記カラー画像の色相
    成分を利用することを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかの項に記載の顔領域検出装置。
  5. 【請求項5】 前記距離画像は、互いに対応付けられた
    2台の撮像装置から取得された2枚の画像で構成される
    ステレオ画像を立体視することによって得られる奥行き
    情報を利用して作成されることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかの項に記載の顔領域検出装置。
  6. 【請求項6】 前記顔領域特定手段は、前記輪郭モデル
    と前記肌色領域の輪郭との一致画素数および前記輪郭モ
    デルに囲まれた肌色画素数をパラメータとした相関を利
    用して前記顔領域を特定することを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかの項に記載の顔領域検出装置。
  7. 【請求項7】 撮像装置で取得されたカラー画像から肌
    色領域を抽出する第1の過程と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の過程と、 前記カラー画像の奥行き情報を有する距離画像を用い、
    顔領域の輪郭を与える輪郭モデルを生成する第3の過程
    と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の過程とを有することを特徴とす
    る顔領域検出方法。
  8. 【請求項8】 連続するシーンのカラー画像の一のフレ
    ームから顔領域を検出し、次フレーム以降において該顔
    領域を追跡する顔領域検出方法であって、 前記カラー画像から肌色領域を抽出する第1の過程と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の過程と、 前記一のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距
    離画像を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内
    の領域の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を
    与える輪郭モデルを生成する第3の過程と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の過程と、 前記一のフレームに設定された前記相関を算出すべき領
    域の位置を反映させて、次フレームでの前記相関を算出
    すべき領域の位置を設定する第5の過程とを有すること
    を特徴とする顔領域検出方法。
  9. 【請求項9】 前記第4の過程は、前記輪郭モデルと前
    記肌色領域の輪郭との一致画素数および前記輪郭モデル
    に囲まれた肌色画素数をパラメータとした相関を利用し
    て前記顔領域を特定することを特徴とする請求項7また
    は8に記載の顔領域検出方法。
  10. 【請求項10】 撮像装置で取得されたカラー画像から
    肌色領域を抽出する第1の手順と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の手順と、 前記カラー画像の奥行き情報を有する距離画像を用い、
    顔領域の輪郭を与える輪郭モデルを生成する第3の手順
    と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の手順とをコンピュータに実行さ
    せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 連続するシーンのカラー画像の一のフ
    レームから顔領域を検出し、次フレーム以降において該
    顔領域を追跡する顔領域検出方法であって、 前記カラー画像から肌色領域を抽出する第1の手順と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の手順と、 前記一のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距
    離画像を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内
    の領域の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を
    与える輪郭モデルを生成する第3の手順と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の手順と、 前記一のフレームに設定された前記相関を算出すべき領
    域の位置を反映させて、次フレームでの前記相関を算出
    すべき領域の位置を設定する第5の手順とをコンピュー
    タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第4の手順は、前記輪郭モデルと
    前記肌色領域の輪郭との一致画素数および前記輪郭モデ
    ルに囲まれた肌色画素数をパラメータとした相関を利用
    して前記顔領域を特定することを特徴とする請求項10
    または11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 撮像装置で取得されたカラー画像から
    肌色領域を抽出する第1の手順と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の手順と、 前記カラー画像の奥行き情報を有する距離画像を用い、
    顔領域の輪郭を与える輪郭モデルを生成する第3の手順
    と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の手順とをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 連続するシーンのカラー画像の一のフ
    レームから顔領域を検出し、次フレーム以降において該
    顔領域を追跡する顔領域検出方法であって、 前記カラー画像から肌色領域を抽出する第1の手順と、 前記距離画像内の領域であってあらかじめ指定された距
    離内の被写体の画像情報を利用して、前記相関を算出す
    べき領域を設定する第2の手順と、 前記一のフレームのカラー画像の奥行き情報を有する距
    離画像を用い、前記肌色領域に対応する前記距離画像内
    の領域の奥行き情報を反映させて、前記顔領域の輪郭を
    与える輪郭モデルを生成する第3の手順と、 前記輪郭モデルと前記肌色領域との相関を利用して前記
    顔領域を特定する第4の手順と、 前記一のフレームに設定された前記相関を算出すべき領
    域の位置を反映させて、次フレームでの前記相関を算出
    すべき領域の位置を設定する第5の手順とをコンピュー
    タに実行させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 前記第4の手順は、前記輪郭モデルと
    前記肌色領域の輪郭との一致画素数および前記輪郭モデ
    ルに囲まれた肌色画素数をパラメータとした相関を利用
    して前記顔領域を特定することを特徴とする請求項13
    または14に記載のプログラム。
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