JP2002215364A - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JP2002215364A
JP2002215364A JP2001015720A JP2001015720A JP2002215364A JP 2002215364 A JP2002215364 A JP 2002215364A JP 2001015720 A JP2001015720 A JP 2001015720A JP 2001015720 A JP2001015720 A JP 2001015720A JP 2002215364 A JP2002215364 A JP 2002215364A
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Takayuki Tanaka
隆之 田中
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルプリンタのパフォーマンスを落とす
ことなく、ネットワーク接続したプリンタを用いて効率
的に印刷処理をする。 【解決手段】 印刷ジョブが入力されると、ローカルプ
リンタの処理量Qを計測し、この計測結果に基づいて、
印刷ジョブの分配比率を設定し、さらに、処理量の変化
に応じて分配比率を更新する(ステップ100〜11
0)。また、処理量が設定値Rに満たなくなったときに
は、リダイレクトプリンタへの印刷ジョブの伝送を停止
する(ステップ108〜122)。これにより、ローカ
ルプリンタの処理能力を所定値以上に確保しながら、リ
ダイレクトプリンタに印刷ジョブを伝送して、効率的に
印刷処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された印刷ジ
ョブを複数の出力装置に分散させて印刷処理するための
印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリントネットワークに設けられる印刷
システムには、プリントサーバに接続されたプリンタ
(ローカルプリンタ)と、ネットワーク接続されたプリ
ンタ(リダイレクトプリンタ)に、クライアントから伝
送されたジョブをプリントサーバが分散させて処理する
ものがある。
【0003】このようなプリントサーバでは、入力され
るジョブを、ローカルプリンタで印刷処理するためにデ
コンポーズしながら、リダイレクトプリンタで処理させ
るジョブの転送を行う。このとき、リダイレクトプリン
タでは、そのままでは処理ができないデータ形式のジョ
ブを、リダイレクトプリンタで処理可能なデータ形式に
変換して出力するようにしている。
【0004】ところで、プリントサーバでは、ジョブの
デコンポーズと、リダイレクトプリンタへのジョブの転
送を所定のタイミングで切替えて行う。このため、リダ
イレクトプリンタへ転送するジョブの量が多くなると、
ローカルプリンタでの出力時間の低下が生じる。すなわ
ち、単位時間当たりのローカルプリンタの印刷出力が低
下する。
【0005】また、ローカルプリンタで処理するための
デコンポーズを優先すると、受付けたジョブの処理が停
滞してしまい、プリントネットワーク全体としての処理
能力が低下してしまう。
【0006】このために、ローカルプリンタとリダイレ
クトプリンタのジョブの振り分けを1:1などのように
予め設定して処理を行う方法が考えられる。しかし、こ
のような方法では、逆にリダイレクトプリンタの処理能
力を十分に発揮することができなくなってしまうことが
ある。特に、ローカルプリンタによって処理するジョブ
の数(例えばページ数)が多くなると、リダイレクトプ
リンタへのジョブの転送が遅れてしまうことになる。
【0007】また、一定の時間間隔でジョブをリダイレ
クトプリンタへ転送したり、ジョブが入力されるごと
に、ジョブを割り振るようにする方法が考えられる。し
かし、この場合、例えばデコンポーズが間欠的に行われ
ることがあり、これにより、ローカルプリンタでのジョ
ブの処理時間が長くなるという問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑みてなされたものであり、データ変換した印刷ジョブ
を出力する第1の出力装置の処理能力を確保しつつ、第
2の出力装置に印刷ジョブを伝送することにより、印刷
ジョブを効率的に処理することができる印刷制御装置を
提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、印刷ジョブが変換手段によって印刷データ
に変換されて入力されることにより、印刷ジョブに応じ
た印刷出力を得る第1の出力装置と、伝送手段によって
伝送された印刷ジョブが入力されることにより、該印刷
ジョブに応じた印刷出力を得る第2の出力装置と、に前
記印刷ジョブを分散させて処理する印刷制御装置であっ
て、前記変換手段による変換量ないし前記第1の出力装
置の出力量を処理量として計測する計測手段と、前記計
測手段の計測結果に基づいて前記第1の出力装置での印
刷ジョブの処理量に対する前記第2の出力装置への印刷
ジョブの伝送量を設定する設定手段と、前記設定手段の
設定量に基づいて前記変換手段と前記伝送手段へ前記印
刷ジョブを分配する分配手段と、前記計測手段の計測結
果が所定値未満であったときに前記分配手段による前記
伝送手段への前記印刷ジョブの分配を停止する分配調整
手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、計測手段によって第1
の出力装置の出力量ないし変換手段の変換量を処理量と
して計測し、この計測結果によって、印刷ジョブを変換
手段と伝送手段とへの分配量を設定し、この分配量に基
づいて印刷ジョブを分配する。また、第1の出力装置の
処理量が所定値に達していないときには、伝送手段への
印刷ジョブの分配を停止する。
【0011】これにより、処理量が低下したときには、
伝送手段が印刷ジョブを伝送しなくなるので、変換手段
のデータ変換量を増加させることができ、第1の出力装
置の出力量が低下するのを防止することができる。すな
わち、第1の出力手段による処理量を、設定値以上とな
るようにしながら、第2の出力装置に印刷ジョブを分配
して、印刷処理を行うことができる。
【0012】また、本発明では、前記計測手段が、所定
時間間隔で前記第1の出力装置の処理量を計測し、前記
設定手段及び前記分配調整手段が該計測結果に基づいて
分配量の設定及び調整を行うことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記計測手段によって計
測した処理量が増加したときに、前記設定手段が前記伝
送手段への前記印刷ジョブの分配比率を大きくする。
【0014】この発明によれば、所定の時間間隔で第1
の出力装置の処理量を計測し、この計測結果に基づいて
印刷ジョブの分配量を更新する。このとき、第1の出力
装置の処理量が多くなったときには、伝送手段への分配
量を多くする。
【0015】これにより、第2の出力装置を用いて印刷
ジョブを効率的に処理することができる。
【0016】このような本発明では、第1の出力装置の
処理量が下がった時には、伝送手段への分配量を減少さ
せる。これにより、第1の出力装置の処理量が大きく低
下するのを防止できるので好ましい。
【0017】また、本発明は、前記計測手段が、所定時
間当たりの前記変換手段のデータ変換量を計測するもの
であっても良い。変換手段による印刷データへの変換量
は、第1の出力装置の処理量に大きく影響するので、こ
の変換量を計測することにより、第1の出力装置の処理
量を的確に把握できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1には、本実施の形態に適用したプリン
トネットワーク10の概略構成を示している。このプリ
ントネットワーク10は、プリントサーバ12とクライ
アントである複数のユーザ端末14が通信回線16等の
通信手段によってネットワーク接続されている。プリン
トサーバ12には、第1の出力装置としてプリンタ18
が接続されている。またプリントネットワーク10に
は、第2の出力装置として複数台のプリンタ20がネッ
トワーク接続している。
【0020】このプリントネットワーク10では、ユー
ザ端末14からプリントサーバ12及びプリンタ20の
それぞれに印刷ジョブを転送することができ、プリンタ
20がこの印刷ジョブを受取ると、印刷ジョブに基づい
た印刷物を出力する(印刷出力)。
【0021】また、プリントサーバ12では、印刷ジョ
ブに対して各種データ修飾が可能となっており、これに
より、印刷ジョブがユーザ端末14からプリントサーバ
12へ送られることにより、この印刷ジョブに対して、
各種のデータ装飾が施された印刷出力がプリンタ18か
ら出力される。すなわち、プリンタ18は、プリントサ
ーバ12に対するローカルプリンタとなっている。
【0022】一方、プリントサーバ12では、入力され
る印刷ジョブに対してデータ処理を施して、プリンタ2
0へ転送可能となっている。これにより、プリンタ20
のそれぞれに、プリントサーバ12が備えている機能を
合わせ持たすことができるようになっている(以下、プ
リンタ20を「リダイレクトプリンタ20」とする)。
【0023】すなわち、図2に示すように、プリントサ
ーバ12には、IOT(Image Output Terminal)と
なるプリンタ18(以下「ローカルプリンタ18」とい
う)が接続され、また、プリンタ20(以下「リダイレ
クトプリンタ20」という)がネットワーク接続されて
おり、ユーザ端末14から入力される印刷ジョブを、ロ
ーカルプリンタ18とリダイレクトプリンタ20に分散
させて印刷処理することができるようになっている。
【0024】なお、図2には、プリントサーバ12の要
部の概略構成を示しているが、プリントサーバ12とし
ては、従来公知の種々の構成を適用でき、本実施の形態
では、プリントサーバ12の基本的構成の図示及び説明
を省略する。
【0025】このプリントサーバ12には、入力処理部
22が設けられており、ユーザ端末14から伝送された
印刷ジョブを受付ける。また、プリントサーバ12に
は、処理キュー24、スケジューラ26及び印刷キュー
28、伝送キュー30が設けられている。入力処理部2
2で受付けられた印刷ジョブは、処理キュー24に格納
された後、スケジューラ26によって印刷キュー28と
伝送キュー30に分散される。
【0026】印刷キュー28に格納された印刷ジョブ
は、所定のタイミングで順にデコンポーザ32へ送ら
れ、ローカルプリンタ18で印刷処理するためのラスタ
ーイメージデータ等に変換された後、ローカルプリンタ
18へ出力される。これにより、ローカルプリンタ18
で印刷ジョブに対する印刷処理が実行される。
【0027】また、伝送キュー30に格納された印刷ジ
ョブは、所定のタイミングで、伝送部34からリダイレ
クトプリンタ20へ伝送される。これにより、印刷ジョ
ブを受取ったリダイレクトプリンタ20が、この印刷ジ
ョブに対する印刷処理を実行する。
【0028】ところで、プリントサーバ12には、計測
部36及び判定部38が形成されている。計測部36
は、予め設定した時間ごとのデコンポーザ32でのデー
タ変換量及びローカルプリンタ18での印刷処理量を計
測する。すなわち、計測部36は、ローカルプリンタ1
8を用いた印刷処理のパフォーマンスを計測する。
【0029】また、判定部38は、計測部36の計測結
果が所定値を越えているか否かから、ローカルプリンタ
18を用いた印刷処理が低下していないかを判定する。
すなわち、ローカルプリンタ18を用いた印刷処理能力
が予め設定している能力より低下していないかを判定す
る。
【0030】一方、スケジューラ26には、ジョブ分配
部40、分配調整部42及び分配設定部44が形成され
ている。ジョブ分配部40は、処理キュー24内の印刷
ジョブを印刷キュー28及び伝送キュー30に分配す
る。また、分配設定部44は、計測部36の計測結果に
基づいて、ローカルプリンタ18による印刷処理量とリ
ダイレクトプリンタ20による印刷処理量の比率を設定
する。ジョブ分配部40は、この設定比率に基づいて印
刷ジョブの分配を行う。
【0031】また、分配調整部42は、判定部38の判
定結果に基づいてリダイレクトプリンタ20への印刷ジ
ョブの分配を停止するか否かの調整を行う。
【0032】すなわち、プリントサーバ12では、デコ
ンポーズ32での処理と伝送部34での処理が、大きな
処理能力を必要とするため、伝送部34から印刷ジョブ
をリダイレクトプリンタ20へ伝送しているときには、
実質的にデコンポーザ32でのデータ変換処理が中断し
た状態となっている。
【0033】したがって、デコンポーザ32でのデータ
変換処理が中断した場合、ローカルプリンタ18の印刷
量が低下ないし印刷処理が中断しローカルプリンタ18
での処理パフォーマンスが低下する。
【0034】ここから、判定部38でローカルプリンタ
18の印刷パフォーマンスが予めセ定している所定値よ
り下がったと判定されたときには、分配調整部42が伝
送キュー30への印刷ジョブの分配を停止することによ
り、伝送部34から印刷ジョブが伝送されないようにす
る。これにより、伝送部34が作動を停止するので、デ
コンポーザ32によるデータ変換を継続させて、ローカ
ルプリンタ18の印刷出力を増加させる。すなわち、ロ
ーカルプリンタ18を用いた処理パフォーマンスを上げ
る。
【0035】ここで本実施の形態の作用として、図3を
参照しながら、プリントサーバ12での印刷ジョブの分
配制御の概略を説明する。
【0036】このフローチャートは、印刷ジョブを受付
けていない状態で最初のステップ100を実行して初期
設定を行う。この後、ローカル印刷ジョブ(例えばロー
カルプリンタ18で処理する印刷ジョブ等)を受付ける
と、印刷キュー28へ回され、ローカルプリンタ18で
処理するためのデータ変換処理を行うように、デコンポ
ーザ32へ送られる。
【0037】この後、ステップ102では、ユーザ端末
14から伝送された印刷ジョブを受け付け、デコンポー
ザ32でこの印刷ジョブに対するデータ変換(デコンポ
ーズ)が開始されたか否かを確認する。
【0038】ここで、印刷ジョブのデコンポーズが開始
されると、ステップ104へ移行し、ローカルプリンタ
18のパフォーマンス計測を開始する。図4のフローチ
ャートには、このローカルプリンタ18のパフォーマン
ス計測の一例を示している。
【0039】このフローチャートでは、先ず、最初のス
テップ130で、処理量Qをリセットし、次のステップ
132は、図示しないタイマーをリセットスタートさせ
る。
【0040】この後、ステップ134では、処理量Qの
計測(積算)を開始する。この処理量Qとしては、例え
ばデコンポーザ32で印刷ジョブに対するデータ変換を
行った量を印刷時のページ数に換算したものであっても
良く、また、ローカルプリンタ18の印刷枚数(ページ
数)であっても良く、さらに、その両方を計測するよう
にしても良い。
【0041】次のステップ136では、タイマーにより
計測時間tが所定時間Tに達したか否かを確認し、所定
時間Tに達すると、処理量Qの計測を終了する。すなわ
ち、ローカルプリンタ18のパフォーマンスは、所定時
間Tの間でローカルプリンタ18が印刷出力した枚数な
いしローカルプリンタ18が印刷出力可能となった枚数
を計測している。なお、ローカルプリンタ18のパフォ
ーマンスとしては、これに限らず、デコンポーザ32が
ローカルプリンタ18で処理可能とするデータ量等を適
用しても良い。
【0042】一方、図3に示すフローチャートでは、ロ
ーカルプリンタ18のパフォーマンスの計測が終了する
と、ステップ106へ移行して計測結果(処理量Q)を
読み込み、次のステップ108では、この計測結果が所
定値Rに達しているか否かを確認する。すなわち、デコ
ンポーザ32の処理量が、ローカルプリンタ18のパフ
ォーマンスとして確保したいとして設定した最低限に達
しいるか否かを確認する。
【0043】ここで、処理量Qが所定値Rを越えていた
場合、ステップ108で肯定判定されてステップ110
へ移行する。このステップ110では、処理量Qに基づ
いて、ローカルプリンタ18とリダイレクトプリンタ2
0との間で、印刷ジョブを分配する時の比率を設定ない
し更新する。この分配比率は、例えば、印刷ジョブ数の
比率とすることができる。また、印刷ジョブ数に限ら
ず、データ量等の任意のパラメータを用いることができ
る。
【0044】この比率の設定ないし更新は、予め1:1
などの所定の比率を初期値とし、この初期値から、例え
ば、次に計測した処理量Qがさらに大きくなったときに
は、伝送キュー30(伝送部34)への分配比率を上げ
るようにし、処理量Qが少なくなったときには、伝送キ
ュー30への分配比率を下げるようにする。
【0045】分配比率の設定が終了すると、ステップ1
12では、印刷ジョブの処理が終了したか否かを確認
し、印刷ジョブの処理が継続しているときには、ステッ
プ112で否定判定されてステップ104へ移行する。
これにより、ローカルプリンタ18のパフォーマンスが
継続して計測される。
【0046】このようにして分配比率が設定されること
により、図2に示す分配部40は、ユーザ端末14から
受けた印刷ジョブを、この分配比率に基づいて印刷キュ
ー28と伝送キュー30へ分配する。伝送キュー30に
分配された印刷ジョブは、所定のタイミングで伝送部3
4からリダイレクトプリンタ20へ伝送される。
【0047】これにより、プリントサーバ12で受付け
印刷ジョブに対して、リダイレクトプリンタ20が印刷
処理を開始する。
【0048】一方、リダイレクトプリンタ20への印刷
ジョブの伝送が行われることにより、デコンポーザ32
でのデータ変換量が下がる。すなわち、デコンポーザ3
2がデータ変換を行う時間の一部が伝送部34による印
刷ジョブの伝送に割かれる。これにより、データ変換量
が減少すると、ローカルプリンタ18の出力枚数も減少
する。すなわち、ローカルプリンタ18のパフォーマン
スが低下する。
【0049】このパフォーマンスの低下は処理量Qの減
少となって現る。これにより、処理量Qが所定値Rより
も低くなると、図3のフローチャートでは、ステップ1
08で否定判定され、ステップ114へ移行する。
【0050】このステップ114では、リダイレクトプ
リンタ114への印刷ジョブの伝送を停止するように、
伝送キュー30への印刷ジョブの分配を中断する。ま
た、ステップ116では、ローカルプリンタ18のパフ
ォーマンスの計測を行い、ステップ118では、計測し
た処理量Qを読み込み、処理量Qが所定値Rに達したか
を確認する(ステップ120)。
【0051】ステップ114で、伝送キュー30への印
刷ジョブの分配を停止することにより、リダイレクトプ
リンタ20への印刷ジョブの転送が停止され、印刷ジョ
ブの伝送を行う時間が、デコンポーザ32でのデータ変
換にまわされ、ローカルプリンタ18のパフォーマンス
が上昇する。
【0052】これにより、処理量Qが所定値Rに達する
と、ステップ120で肯定判定されて、リダイレクトプ
リンタ20への印刷ジョブの伝送停止を解除して(ステ
ップ122)、ステップ110へ移行する。
【0053】このように、プリントサーバ12では、ロ
ーカルプリンタ18が所定の処理能力が得られるように
保ちながら、リダイレクトプリント20へ印刷ジョブの
伝送を行う。これにより、ローカルプリンタ18の処理
能力を低下させてしまうことなく、効率的にリダイレク
トプリンタ20に印刷ジョブを分散させて印刷処理を行
うことができる。
【0054】また、ローカルプリンタ18のパフォーマ
ンスがあがった時には、リダイレクトプリンタ20へ伝
送する印刷ジョブの量を増加させるので、リダイレクト
プリンタ20を用いて、印刷ジョブを効率的に処理する
ことができる。
【0055】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、印刷制御装置としてプリントサーバ12を用い
たが、プリンタ18等の印刷装置に印刷ジョブを他の印
刷装置に分散させて処理する機能があれば、プリントサ
ーバ12を用いずにプリンタ18とプリンタ20等の印
刷装置をネットワーク接続したものであっても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の出力装置に所定の処理能力を確保させながら第2の
出力装置に印刷ジョブを分配させることができるので、
印刷ジョブを効率的に第1及び第2の出力装置に分散さ
せて処理することができると言う優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に適用したプリントネットワー
クの概略構成図である。
【図2】 本発明を適用したプリントサーバの要部を示
す概略構成図である。
【図3】 プリントサーバでの印刷ジョブの分配設定の
一例を示す流れ図である。
【図4】 ローカルプリンタの処理能力の計測の一例を
示す流れ図である。
【符号の説明】
10 プリントネットワーク 12 プリントサーバ(印刷制御手段) 18 ローカルプリンタ(第1の出力装置) 20 リダイレクトプリンタ(第2の出力装置) 26 スケジューラ 32 デコンポーザ(変換手段) 34 伝送部(伝送手段) 36 計測部(計測手段) 38 判定部(調整手段) 40 ジョブ分配部(分配手段) 42 分配調整部(調整手段) 44 分配設定部(設定手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブが変換手段によって印刷デー
    タに変換されて入力されることにより、印刷ジョブに応
    じた印刷出力を得る第1の出力装置と、伝送手段によっ
    て伝送された印刷ジョブが入力されることにより、該印
    刷ジョブに応じた印刷出力を得る第2の出力装置と、に
    前記印刷ジョブを分散させて処理する印刷制御装置であ
    って、 前記変換手段による変換量ないし前記第1の出力装置の
    出力量を処理量として計測する計測手段と、 前記計測手段の計測結果に基づいて前記第1の出力装置
    での印刷ジョブの処理量に対する前記第2の出力装置へ
    の印刷ジョブの伝送量を設定する設定手段と、 前記設定手段の設定量に基づいて前記変換手段と前記伝
    送手段へ前記印刷ジョブを分配する分配手段と、 前記計測手段の計測結果が所定値未満であったときに前
    記分配手段による前記伝送手段への前記印刷ジョブの分
    配を停止する分配調整手段と、 を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段が、所定時間間隔で前記第
    1の出力装置の処理量を計測し、前記設定手段及び前記
    分配調整手段が該計測結果に基づいて分配量の設定及び
    調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段によって計測した処理量が
    増加したときに、前記設定手段が前記伝送手段への前記
    印刷ジョブの分配比率を大きくすることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段が、所定時間当たりの前記
    変換手段のデータ変換量を計測することを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れかに記載の印刷制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015179478A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 富士ゼロックス株式会社 印刷制御システム及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015179478A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 富士ゼロックス株式会社 印刷制御システム及びプログラム

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