JP2002215291A - 携帯情報端末 - Google Patents

携帯情報端末

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JP2002215291A
JP2002215291A JP2001014293A JP2001014293A JP2002215291A JP 2002215291 A JP2002215291 A JP 2002215291A JP 2001014293 A JP2001014293 A JP 2001014293A JP 2001014293 A JP2001014293 A JP 2001014293A JP 2002215291 A JP2002215291 A JP 2002215291A
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Japan
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case
thumb
portable information
information terminal
palm
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JP2001014293A
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Seiki Hirai
清貴 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末における片手によるテンキー操
作性を向上する。 【解決手段】 使用者の片手の掌(40)にケース(10)背面
の下側部分を載せかつ親指(41)を除く四指(42 〜45) に
よってケースを保持するのに十分な大きさの掌載置部(1
6)をケースの下側部分に設定し、ケースの掌載置部を片
手の掌に載せた時にケース前面の親指のつけ根の高さと
等しいか又は上方で、かつ親指のつけ根を移動させ得る
範囲において親指で操作し得る高さまでの領域(17)にテ
ンキー(12)を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯情報端末に関
し、特に片手によるテンキー操作性を大幅に向上させる
ようにした端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線技術を利用した携帯電話(P
HSを含む)が実用化され、普及するに至ったが、最近
の電子技術及び通信技術の飛躍的な進歩に伴い、携帯電
話を利用して文字データや画像データを送受信し、メー
ルの送受信やホームページの閲覧等を行えるようにした
携帯情報端末が種々開発され、実用化されている(例え
ば、特開平10−285258号公報、特開2000−
13309号公報、等参照)。
【0003】かかる携帯情報端末にはディスプレイにア
イコンを表示させ、アイコンを選択することにより所定
のデータ処理を行う方式も開発され、実用化されている
が、携帯電話の機能を併有しているものが多く、テンキ
ーの操作によって所定のデータ処理を行う方式が一般的
である。
【0004】この種のテンキー方式の携帯情報端末では
片手で端末を持ち、他方の手でテンキーを操作すること
を前提とした携帯電話のデザインをそのまま踏襲し、図
3に示されるように、端末のケース10の上半部にディ
スプレイ11を、下半部にテンキー12をレイアウトし
たデザインが一般的であるが、最近は携帯性を向上させ
るべく、全体をコンパクトにする傾向にある。
【0005】ところで、最近では携帯情報端末を利き腕
の方の片手で持ち、その手の親指でテンキーを操作する
という操作方法が一般的になりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯情
報端末は上述のように携帯電話に由来するデザインが採
用されているので、片手で持ってテンキーを操作する場
合には図3に示されるように、ケース10の背面下側部
分を片手の掌40上に載せ、四指42〜45でケース1
0の側面を支えて保持し、親指41でテンキー12を操
作する必要があるが、親指41を斜め下方に大きく曲げ
ないと、テンキー12の下側のボタンまで届かず、非常
に操作し難い。例えば、長い時間、片手で持ってテンキ
ー12の操作を行っていると、親指が痛くなるという問
題があった。
【0007】そこで、ケース10が上方に来るように持
ち直し、親指41を斜め下方に大きく曲げることなく、
テンキー11を操作することが行われているが、コンパ
クト化された最近の携帯情報端末では掌の中でケース1
0が安定せず、依然として操作性に難点があった。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑み、片手によ
るテンキー操作性を大幅に向上させるようにした携帯情
報端末を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る携
帯情報端末は、所定の演算処理を行う電子回路をケース
内に内蔵する一方、ケース前面の上側部分に電子回路の
処理結果を表示するディスプレイを配置し、ケース前面
の下側部分に電子回路に対する指令を与えるテンキーを
配置してなる携帯情報端末において、使用者の片手の掌
に上記ケース背面の下側部分を載せかつ親指を除く四指
によって上記ケースを保持するのに十分な大きさの掌載
置部が上記ケースの下側部分に設定され、上記ケースの
掌載置部を片手の掌に載せた時に上記ケース前面の親指
のつけ根の高さと等しいか又は上方で、かつ親指のつけ
根を移動させ得る範囲において親指で操作し得る高さま
での領域にテンキーが配置されていることを特徴とす
る。
【0010】本発明の特徴の1つは従来の携帯電話に由
来するデザインを捨て去り、片手でケースの下側部分を
持って、その親指で楽に操作し得る領域にテンキーを配
置した点にある。
【0011】これにより、親指を斜め下方に大きく曲げ
ることなく、スムーズにテンキーを操作できる。その結
果、長い時間、親指でテンキー操作を行っても親指が痛
くなってテンキー操作を苦痛に感じることはない。
【0012】また、ケースを持ち直す必要もなく、ケー
スの姿勢が安定するので、この点でもテンキーの操作性
を向上できる。
【0013】テンキーの配置領域はケース前面の親指の
つけ根の高さと等しいか又は上方で、かつ親指のつけ根
を移動させ得る範囲において親指で操作し得る高さまで
の領域とするが、親指を円滑に動かすことを考慮する
と、親指のつけ根を中心とし、親指をほぼ起立させた姿
勢から90°以内の角度範囲を親指で操作し得る範囲と
して、親指で操作し得る高さまでの領域を設定するのが
よい。
【0014】ディスプレイの領域については特に限定さ
れず、例えば従来のデザインと同様に、テンキーの上方
にディスプレイをレイアウトしてもよいが、その場合に
は携帯情報端末の寸法が大きくなり、最近のコンパクト
化という要請に反する。
【0015】他方、テンキーの上方にディスプレイをレ
イアウトすると、ケース前面の掌載置部に相当する領域
は空スペースとなる。そこで、ケース前面の掌載置部に
相当する領域にディスプレイを配置すると、コンパクト
化の要請に応えることができ、好ましい。
【0016】ところで、携帯情報端末には一体型の方式
と、折り畳み型の方式とがある。本発明は一体型及び折
り畳み型のいずれの方式にも適用できる。折り畳み型の
方式に適用する場合にはテンキーの配置領域とディスプ
レイの配置領域との間でケースを折り畳み可能に構成す
るのがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る携帯情
報端末の好ましい実施形態を示し、これは一体型の携帯
情報端末に適用した例である。本例の携帯情報端末では
ケース10は幅ほぼ4cm、長さほぼ13cm、厚みほ
ぼ1.5cmのボックス形状をなし、合成樹脂材料を用
いて製作されている。
【0018】このケース10内には通信端末本体である
電子回路(図示せず)が内蔵され、該電子回路は通信、
その他の処理に必要な演算処理を実行するようになって
いるが、電子回路自体は公知のものであるので、その詳
細な説明は省略する。
【0019】また、ケース10の下半部には掌載置部1
6が設定され、該掌載置部16は使用者の片手の掌にケ
ース10背面の下側部分を載せかつ親指を除く四指によ
ってケースを保持するのに十分な大きさに設定されてい
る。具体的にはケース10の下端から5cm〜6cmま
での高さまでの領域が掌載置部16に設定される。
【0020】また、ケース10の上半部、具体的にはケ
ース10の掌載置部16の上方からほぼ5cmの高さま
で領域17にはテンキー12がレイアウトされており、
該テンキー12のボタン操作によってケース10内蔵の
電子回路に指令を与えるようになっている。
【0021】このテンキー12の配置領域17は図2に
示されるように、ケース10の掌載置部16を片手の掌
に載せた時にケース10の前面の親指41のつけ根46
の高さより上方で、かつ親指41のつけ根46を移動さ
せ得る範囲(図2の矢印A参照)において親指41で操
作し得る高さまでの領域、好ましくは親指41のつけ根
46を中心とし、親指41をほぼ起立させた姿勢から9
0°以内の角度範囲(図2の矢印B、C参照)を親指4
1で操作し得る範囲とし、そこから決定される高さまで
の領域17に設定されている。
【0022】他方、ケース10の前面の掌載置部11に
相当する領域にはディスプレイ11がレイアウトされ、
該ディスプレイ11にはケース10内蔵の電子回路の処
理結果が表示されるようになっている。
【0023】また、ケース10の前面の上端部分にはス
ピーカ14が、下端部分にはマイク15が設けられ、さ
らにケース10の上端面側部にはアンテナ13が取付け
られている。
【0024】本例の携帯情報端末を片手で持って操作す
る場合、図1に示されるように、まずケース10の下半
部を片手の掌40上に載せ、人指し指42をケース10
の背面に添え、中指43、薬指44及び小指45をケー
ス10の側面に当て、ケース10を持つ。すると、ケー
ス10が片手の掌40内に安定に保持できる。
【0025】次に、親指41のつけ根46の位置を適宜
動かしながら、親指41でテンキー12の全てのボタン
を操作するが、その時、親指41のつけ根46はテンキ
ー12の最下端のボタンよりも下方に位置するので、親
指41を斜め下方に大きく曲げる必要もなく、又ケース
10を持ち直す必要もなく、親指41を自然に動かしな
がらテンキー12を操作することができる。
【0026】なお、上記実施形態では一体型の携帯情報
端末を例に説明したが、本発明は折り畳み型の携帯情報
端末にも同様に適用できる。この場合、ディスプレイ1
1とテンキー12との間で折り畳みできるように構成す
るのがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯情報端末の好ましい実施形
態を示す正面図である。
【図2】 上記実施形態を説明するための図である。
【図3】 従来の携帯情報端末を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 ディスプレイ 12 テンキー 16 掌載置部 17 テンキー配置領域 40 掌 41 親指 42 人指し指 43 中指 44 薬指 45 小指 46 親指つけ根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の演算処理を行う電子回路をケース
    内に内蔵する一方、ケース前面の上側部分に電子回路の
    処理結果を表示するディスプレイを配置し、ケース前面
    の下側部分に電子回路に対する指令を与えるテンキーを
    配置してなる携帯情報端末において、 使用者の片手の掌に上記ケース背面の下側部分を載せか
    つ親指を除く四指によって上記ケースを保持するのに十
    分な大きさの掌載置部が上記ケースの下側部分に設定さ
    れ、 上記ケースの掌載置部を片手の掌に載せた時に上記ケー
    ス前面の親指のつけ根の高さと等しいか又は上方で、か
    つ親指のつけ根を移動させ得る範囲において親指で操作
    し得る高さまでの領域にテンキーが配置されていること
    を特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 上記親指のつけ根を中心とし、親指をほ
    ぼ起立させた姿勢から90°以内の角度範囲を親指で操
    作し得る範囲とした請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 上記ケース前面の掌載置部に相当する領
    域にはディスプレイが配置されている請求項1又は2記
    載の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 上記テンキーの配置領域とディスプレイ
    の配置領域との間で上記ケースが折り畳み可能に構成さ
    れている請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯情報
    端末。
JP2001014293A 2001-01-23 2001-01-23 携帯情報端末 Pending JP2002215291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286803B2 (en) 2002-10-21 2007-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Palm-sized mobile information terminal with finger-insertion hooking portion

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286803B2 (en) 2002-10-21 2007-10-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Palm-sized mobile information terminal with finger-insertion hooking portion

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