JP2002215128A - 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体 - Google Patents

文字表示装置、文字表示方法および記録媒体

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JP2002215128A
JP2002215128A JP2001007095A JP2001007095A JP2002215128A JP 2002215128 A JP2002215128 A JP 2002215128A JP 2001007095 A JP2001007095 A JP 2001007095A JP 2001007095 A JP2001007095 A JP 2001007095A JP 2002215128 A JP2002215128 A JP 2002215128A
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JP2001007095A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Koyama
至幸 小山
Akio Kotani
章夫 小谷
Satoru Okada
哲 岡田
Nobuyoshi Asai
宣美 朝井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字の読みやすさと表示される情報の一覧性
とを両立する文字表示装置を提供する。 【解決手段】 文字表示装置1は、文字列81を表示す
る表示デバイス10と、表示デバイス10を制御する制
御部20とを備えている。制御部20は、表示デバイス
10に表示される文字列81をスクロールする機能を有
しており、表示デバイス10は、少なくとも1つの第1
の表示領域60を含む。制御部20は、文字列81に含
まれる文字が少なくとも1つの第1の表示領域60のい
ずれにも含まれない場合には、文字を第1のサイズで表
示しながら文字列81をスクロールし、文字列81に含
まれる文字が少なくとも1つの第1の表示領域60のう
ちの1つに含まれる場合には、文字を第1のサイズより
も大きい第2のサイズで表示しながら文字列81をスク
ロールするように、表示デバイス10を制御する。制御
部20が文字列81をスクロールする向きは、表示デバ
イス10が文字列81を表示する向きとは逆向きであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字を表示しなが
らスクロールする文字表示装置、文字表示方法および記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】表示デバイスに文章などの文字列を表示
する際に、表示面の面積が文字列の全体を一度に表示で
きるほど十分に広くない場合には、文字列をスクロール
させる技術が知られている。
【0003】図14(a)〜(d)は、文字をスクロー
ルする従来技術を用いて文字列が表示デバイスに表示さ
れる例を示す。
【0004】表示デバイスの表示面900は、文字列の
全体を一度に表示できるほど十分に広くないために、文
字列はスクロールされる。矢印951は、スクロールす
る向きを示す。この例では、スクロールする向きは、文
字の上に向かう向きである。
【0005】図14(b)は、図14(a)に示される
表示が行なわれる時点より後の時刻における表示面90
0の状態を示す。同様に、図14(c)および図14
(d)は、それぞれ図14(b)および図14(c)に
示される表示が行なわれる時点より後の時刻における表
示面900の状態を示す。
【0006】このように、図14(a)〜(d)に示さ
れる例では、文字列が上向きにスクロールされる。
【0007】図15(a)〜(d)は、文字をスクロー
ルする従来技術を用いて文字列が表示デバイスに表示さ
れる他の例を示す。
【0008】表示デバイスの表示面901は、文字列の
全体を一度に表示できるほど十分に広くないために、文
字列はスクロールされる。矢印952は、スクロールの
向きを示す。この例では、スクロールの向きは、文字の
左に向かう向きである。
【0009】図15(b)は、図15(a)に示される
時点より後の時刻における表示面901の状態を示す。
同様に、図15(c)および図15(d)は、それぞれ
図15(b)および図15(c)に示される時点より後
の時刻における表示面901の状態を示す。
【0010】このように、図15(a)〜(d)に示さ
れる例では、文字列が左向きにスクロールされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、スクロールされる文字列中のそれぞれの文字は、均
一なサイズで表示される。文字のサイズを小さくする
と、文字が見にくくなるという欠点があり、文字のサイ
ズを大きくすると表示デバイスに一度に表示される文字
の数が少なくなり一覧性が低下するという欠点がある。
【0012】図16(a)および(b)は、異なる文字
サイズで表示デバイスに文字列を表示した例を示す。
【0013】図16(a)は、表示デバイスの96ドッ
ト(X方向)×72ドット(Y方向)の表示面902
に、文字サイズ12ドット×12ドットで文字を表示し
た例を示す。この例では、表示面902に一度に48個
の文字を表示することが可能である。
【0014】図16(b)は、表示面902に、文字サ
イズ24ドット×24ドットで文字を表示した例を示
す。この例では、表示面902に一度に12個の文字し
か表示することができない。図16(b)に示される例
では、文字の大きさが大きくなることによってそれぞれ
の文字は読みやすくなっているが、一度に表示すること
ができる文字の数が少なくなるため、表示される情報の
一覧性が低下している。
【0015】文字の読みやすさと、表示される情報の一
覧性とを両立する問題は、表示デバイスの表示面が小さ
い場合には特に深刻になる。携帯型の情報端末や携帯電
話では、携帯性を重視するために表示面の大きさが制限
されるからである。
【0016】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、文字の読みやすさと表示される情報の一覧性
とを両立する文字表示装置、文字表示方法および記録媒
体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の文字表示装置
は、文字列を表示する表示デバイスと、前記表示デバイ
スを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記表示
デバイスに表示される文字列をスクロールする機能を有
しており、前記表示デバイスは、少なくとも1つの第1
の表示領域を含み、前記制御部は、前記文字列に含まれ
る文字が前記少なくとも1つの第1の表示領域のいずれ
にも含まれない場合には、前記文字を第1のサイズで表
示しながら前記文字列をスクロールし、前記文字列に含
まれる文字が前記少なくとも1つの第1の表示領域のう
ちの1つに含まれる場合には、前記文字を前記第1のサ
イズよりも大きい第2のサイズで表示しながら前記文字
列をスクロールし、前記制御部が前記文字列をスクロー
ルする向きは、前記表示デバイスが文字列を表示する向
きとは逆向きであり、これにより上記目的が達成され
る。
【0018】前記制御部は、前記文字列をスクロールす
るタイミングをさらに制御してもよい。
【0019】前記第1の表示領域に表示される文字の数
は、可変に設定されてもよい。
【0020】前記表示デバイスにおける前記第1の表示
領域の位置は、可変に設定されてもよい。
【0021】前記表示デバイスにおける前記第1の表示
領域の位置は、前記制御部が前記文字列をスクロールす
る間に変化してもよい。
【0022】前記第2のサイズは、可変に設定されても
よい。
【0023】前記制御部が前記文字列をスクロールする
速さは、可変に設定されてもよい。
【0024】前記表示デバイスは、前記文字列に含まれ
る文字の数をさらに表示してもよい。
【0025】前記表示デバイスは、前記文字列をスクロ
ールする処理が終了するまでの所要時間をさらに表示し
てもよい。
【0026】前記制御部は、前記文字列を2次元的にス
クロールしてもよい。
【0027】本発明の文字表示方法は、表示デバイスに
文字列を表示する文字表示方法であって、前記表示デバ
イスは、少なくとも1つの第1の表示領域を含み、前記
文字表示方法は、前記文字列に含まれる文字が前記少な
くとも1つの第1の表示領域のいずれにも含まれない場
合には、前記文字を第1のサイズで表示しながら前記文
字列をスクロールするステップと、前記文字列に含まれ
る文字が前記少なくとも1つの第1の表示領域のうちの
1つに含まれる場合には、前記文字を前記第1のサイズ
よりも大きい第2のサイズで表示しながら前記文字列を
スクロールするステップとを包含し、前記文字列をスク
ロールする向きは、前記表示デバイスが文字列を表示す
る向きとは逆向きであり、これにより上記目的が達成さ
れる。
【0028】本発明の記録媒体は、文字列を表示する表
示デバイスと、前記表示デバイスを制御する制御部とを
備えた情報表示装置によって読み取り可能な記録媒体で
あって、前記制御部は、前記表示デバイスに表示される
文字列をスクロールする機能を有しており、前記表示デ
バイスは、少なくとも1つの第1の表示領域を含み、前
記記録媒体は、前記文字列に含まれる文字が前記少なく
とも1つの第1の表示領域のいずれにも含まれない場合
には、前記文字を第1のサイズで表示しながら前記文字
列をスクロールするステップと、前記文字列に含まれる
文字が前記少なくとも1つの第1の表示領域のうちの1
つに含まれる場合には、前記文字を前記第1のサイズよ
りも大きい第2のサイズで表示しながら前記文字列をス
クロールするステップとを包含する処理を前記制御部に
実行させるためのプログラムを記録しており、前記制御
部が前記文字列をスクロールする向きは、前記表示デバ
イスに文字列を表示する向きとは逆向きであり、これに
より上記目的が達成される。
【0029】以下、作用を説明する。
【0030】本発明によれば、制御部は、文字列に含ま
れる文字が少なくとも1つの第1の表示領域のいずれに
も含まれない場合には、文字を第1のサイズで表示しな
がら文字列をスクロールし、文字列に含まれる文字が少
なくとも1つの第1の表示領域のうちの1つに含まれる
場合には、文字を第1のサイズよりも大きい第2のサイ
ズで表示しながら文字列をスクロールする。文字列に含
まれる文字が少なくとも1つの第1の表示領域のいずれ
にも含まれない場合には、文字は第1のサイズで表示さ
れる。第1の表示領域以外の領域には、第1の表示領域
以外の領域に文字を第2のサイズで表示した場合よりも
多くの文字が表示されるので、表示される情報の一覧性
が確保される。文字列に含まれる文字が少なくとも1つ
の第1の表示領域のうちの1つに含まれる場合には、文
字は第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示され
るので、文字の読みやすさが確保される。その結果、文
字の読みやすさと表示される情報の一覧性とを両立する
ことが可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】はじめに、図1〜図4を参照して
本発明の文字の表示原理を説明する。
【0032】図1は、観察者が1つの行に書かれた(ま
たは、表示された)文字列を読む際の中心視野の例を示
す。観察者が文字列51を読む場合、観察者は中心視野
61を矢印62の方向に移動させる。中心視野は、観察
者の視野の中心部に位置する感度の高い部分である。観
察者は、文字列51を読む際には中心視野61に含まれ
る文字に注目すると同時に、中心視野61の外部の文字
による情報も知覚する。
【0033】図2は、観察者が2行にまたがって書かれ
た(または、表示された)文字列を読む際の中心視野の
移動を示す。文字列54は、行52と行53とにまたが
って書かれている。観察者が文字列54を読む場合、観
察者は中心視野61を行52の左端から行52の右端ま
で矢印63の向きに移動させた後、中心視野61を行5
3の左端まで矢印64の向きに移動させる。その後、観
察者は中心視野61を行53の左端から行53の右端ま
で矢印65の向きに移動させる。
【0034】文字列は、文字列が伝達すべき情報に従っ
て文字が所定の順序で配列した1次元配列である。した
がって、文字列は所定の順序を有している。文字列を表
示デバイスに表示する場合、その所定の順序が所定の向
きに沿って保たれるように、表示が行なわれる。所定の
向きとは、例えば、図1に示されるように右向きであ
る。所定の向きとは、例えば、下向きであってもよい。
あるいは、所定の向きとは、図2に示されるように、
「右向き、ただし行端に達すると左下向き」であっても
よい。このような所定の向きを「文字列を表示する向
き」と定義する。
【0035】図1および図2に示される例では、文字列
は移動せずに、観察者の中心視野が移動した。この場
合、観察者の中心視野は、文字列が表示される向きに移
動する。例えば、文字列が左から右に(すなわち、右向
きに)書かれている場合、観察者の中心視野は、右向き
に移動する。文字列が1つの行の中で左から右に書かれ
ており、次の行がそのその行が上から下に並んでいる場
合、観察者の中心視野は、右向きに移動し、行端に達す
ると次の行の先頭に移動するために左下に移動し、再
び、左から右に移動する。
【0036】観察者が中心視野を移動させる代わりに、
中心視野の位置を固定し、文字列を移動させることによ
っても観察者は文字列を読むことができる。この場合に
文字列を移動させる向きは、文字列が書かれている向き
(あるいは、表示される向き)の逆向きである。
【0037】本明細書中で、文字列を移動させることを
「スクロールする」といい、文字列を移動させる向きを
「スクロールする向き」という。スクロールする向き
は、文字列を表示する向きとは逆向きである。例えば、
文字列を表示する向きが「右向き、ただし行端に達する
と左下向き」である場合、スクロールする向きは、「左
向き、ただし行端に達すると右上向き」である。
【0038】図3は、本発明の文字表示装置に使用され
る表示デバイスの表示面400を示す。経路66は、表
示面400に文字列を複数行にわたって表示しながらス
クロールする場合のスクロールの向きを示す。文字列中
の特定の文字は、経路66に沿って移動する。具体的に
は、文字列中の特定の文字は、経路66中の実線部分に
沿って表示面400を左向きに移動し、表示面400の
左端(行端)に達すると、経路66中の破線部分に示さ
れるように上の行の右端に移動する。このように、本発
明の文字表示装置では、文字列が複数行にわたって表示
される場合は、文字列は2次元的にスクロールする。た
だし、文字列が1行のみに表示される場合には、文字列
は1次元的にスクロールする。いずれの場合でも、スク
ロールする向きは、文字列を表示する向きとは逆向きで
ある。
【0039】文字列を表示しながらスクロールすること
は、例えば、複数のフレームを順次表示することによっ
て行なわれる。特定のフレームから次のフレームに表示
が切り替えられた時に、文字列中の特定の文字は、所定
の文字数(文字送り数)だけ、スクロールする向きに移
動している。文字送り数は、例えば、1文字である。
【0040】文字列のうち、各フレームにおいて表示さ
れる部分は、以下のように決定される。m個の文字C1
〜Cm(mは2以上の整数)からなる文字列Cを表示し
ながらスクロールするものとする。各フレームには、最
大n個の文字が表示可能である。ここで、nは1以上の
整数であり、m>nである。文字送り数をsとすると、
最初のフレームには、文字列Cのうち文字C1〜Cnから
なる部分文字列が表示される。次のフレームには、文字
列Cのうち文字C1+s〜Cn+sからなる部分文字列が表示
される。このように、文字列のうち、各フレームにおい
て表示される部分は、文字列のうち、所定の文字数(各
フレームに表示可能な最大文字数)からなる部分文字列
として決定される。この部分文字列の先頭の文字の文字
列Cにおける位置は、フレームごとに文字送り数(s文
字)分ずつ変化する。このようにして決定された部分文
字列を各フレームに表示し、複数のフレームを順次切り
替えて表示することにより文字のスクロールが実現され
る。観察者がフレーム間の文字の移動をなめらかに知覚
できるためには、s=1であることが好ましい。さらに
観察者がフレーム間の文字の移動をよりなめらかに知覚
できるために、s=1として生成された各フレームの間
に、各フレームの間の文字の移動を補間するようなフレ
ームを挿入してもよい。
【0041】再度、図3を参照して説明を続ける。
【0042】観察者は、中心視野61を表示面400上
の所定の位置に固定すれば、スクロールする文字列を読
むことができる。図3には、このような所定の位置を領
域60として示す。
【0043】本発明者らの実験により、中心視野61の
内部の文字を拡大して表示することによって文字の読み
やすさが向上し、中心視野61の外部の文字は拡大せず
にできるだけ多くの文字を表示することによって表示さ
れる情報の一覧性が向上されることが見出された。本発
明の文字表示装置では、文字列に含まれる文字が領域6
0に含まれる場合、その文字は領域60に含まれない場
合よりも拡大して表示される。
【0044】図4は、本発明の文字表示装置の表示面4
00に表示される文字のサイズを示す。領域60(拡大
表示領域)に含まれる文字71は、横方向(x方向)の
サイズLxおよび縦方向(y方向)のサイズLyで表示さ
れる。領域60に含まれない文字72は、横方向(x方
向)のサイズNxおよび縦方向(y方向)のサイズNy
表示される。ここで、文字71(拡大文字)のサイズ
(拡大サイズ)は文字72(標準文字)のサイズ(標準
サイズ)よりも大きい。文字71のサイズが文字72の
サイズよりも大きいとは、関係Lx・Ly>Nx・Nyが成
立することをいう。例えば、Lx>NxかつLy>Nyであ
ってもよいし、Lx>NxかつLy=Nyであってもよい
し、Lx=NxかつLy>Nyであってもよい。
【0045】以下、図5〜図12を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0046】図5は、本発明の実施の形態の文字表示装
置1の構成を示す。文字表示装置1は、例えば、パーソ
ナルコンピュータであり得る。パーソナルコンピュータ
としては、デスクトップ型またはラップトップ型などの
任意のタイプのコンピュータが使用され得る。あるい
は、文字表示装置1は、ワードプロセッサであってもよ
い。
【0047】さらに、文字表示装置1は、表示デバイス
を備えた電子機器や情報機器などの任意の情報表示装置
であり得る。例えば、文字表示装置1aは、液晶表示デ
バイスを備えた電子機器や、携帯情報ツールである携帯
情報端末や、PHSを含む携帯電話機や、一般の電話機
/FAXなどの通信機器などであってもよい。
【0048】文字表示装置1は、表示デバイス10と、
表示デバイス10を制御する制御部20とを含む。制御
部20には、表示デバイス10と、入力デバイス30
と、補助記憶装置40とが接続されている。
【0049】表示デバイス10は、文字列を表示する。
表示デバイス10は、例えば、液晶表示デバイスであ
る。表示デバイス10としては、文字列を表示、文字列
をスクロールする機能を有する任意の表示デバイスが使
用され得る。表示デバイス10は、表示面400(図5
には示されていない。図3、図4を参照)を含む。
【0050】入力デバイス30は、表示デバイス10に
表示すべき文字列中の文字を表す文字情報、スクロール
の設定および表示デバイス10に対する指示を制御部2
0に入力するために使用される。文字情報は、例えば、
文字を識別する文字コードと文字の大きさを示す文字サ
イズとを含む。入力デバイス30としては、文字コー
ド、文字サイズおよび文字の傾きを入力することが可能
な任意のタイプの入力デバイスが使用され得る。例え
ば、カーソルキーやテンキーやファンクションキーを備
えたキーボードなどの入力デバイスが入力デバイス30
として好適に使用され得る。
【0051】補助記憶装置40には、スクロール表示プ
ログラム41と、フォントデータ42と、スクロール表
示設定データ43とが格納されている。補助記憶装置4
0としては、スクロール表示プログラム41と、フォン
トデータ42と、スクロール表示設定データ43とを格
納することが可能な任意のタイプの記憶装置が使用され
得る。補助記憶装置40において、スクロール表示プロ
グラム41と、フォントデータ42と、スクロール表示
設定データ43とを格納する記録媒体としては、任意の
記録媒体が使用され得る。例えば、ハードディスク、C
D−ROM、MO、MD、DVD、ICカード、光カー
ドなどの記録媒体が好適に使用され得る。
【0052】スクロール表示設定データ43は、拡大文
字のサイズ、拡大する文字数、スクロールスピードなど
のスクロール表示に関連するデータを格納する。フォン
トデータ42は、文字の形状を定義するデータである。
フォントデータ42は、例えば、ドットフォントであ
る。あるいは、フォントデータ42は、文字の輪郭形状
に基づいて文字の形状を定義するアウトラインフォント
であってもよい。フォントデータ42としては、拡大文
字および標準文字が表示面上にどのように表示されるか
を示す拡大文字イメージおよび標準文字イメージを生成
することが可能な任意のフォントデータを利用すること
が可能である。同一の文字を表わす拡大文字のフォント
データと標準文字のフォントデータとは、別々のフォン
トデータであってもよいし、同一のフォントデータであ
ってもよい。1つのフォントデータに基づいて異なるサ
イズで文字を表示面に表示することは公知の技術により
可能だからである。
【0053】スクロール表示プログラム41と、フォン
トデータ42と、スクロール表示設定データ43とは、
補助記憶装置40における記録媒体に格納されることに
限定されない。例えば、スクロール表示プログラム41
と、フォントデータ42と、スクロール表示設定データ
43とは、主メモリ22に格納されてもよいし、ROM
(図示せず)に格納されてもよい。ROMは、例えば、
マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュ
ROMなどであり得る。このROM方式の場合には、そ
のROMを交換するだけでいろいろな処理のバリエーシ
ョンを容易に実現することかできる。例えば、ROM方
式は、文字表示装置1が携帯型の端末装置または携帯電
話機である場合に好適に適用され得る。
【0054】さらに、スクロール表示プログラム41
と、フォントデータ42と、スクロール表示設定データ
43とを格納する記録媒体は、上記ディスクやカードな
どの記憶装置や半導体メモリなどのようにプログラムや
データを固定的に担持する媒体以外に、通信ネットワー
クにおいてプログラムやデータを搬送するために使用さ
れる通信媒体のようにプログラムやデータを流動的に担
持する媒体であってもよい。文字表示装置1がインター
ネットを含む通信回線に接続するための手段を備えてい
る場合には、その通信回線からスクロール表示プログラ
ム41、フォントデータ42と、スクロール表示設定デ
ータ43とをダウンロードすることができる。この場
合、ダウンロードに必要なローダープログラムは、RO
M(図示せず)に予め格納されていてもよいし、補助記
憶装置40から制御部20にインストールされてもよ
い。
【0055】制御部20は、CPU21と主メモリ22
とクロック生成デバイス23とを含む。
【0056】CPU21は、文字表示装置1の全体を制
御および監視するとともに、補助記憶装置40に格納さ
れているスクロール表示プログラム41を実行する。
【0057】主メモリ22は、入力デバイス30から入
力されたデータや表示デバイス10に表示するためのデ
ータやスクロール表示プログラム41を実行するのに必
要なデータを一時的に格納する。主メモリ22は、CP
U21によってアクセスされる。
【0058】CPU21は、主メモリ22に格納された
各種のデータに基づいてスクロール表示プログラム41
を実行することにより、フレームを生成する。生成され
たフレームは、主メモリ22に一旦格納された後、表示
デバイス10に出力される。フレームが表示デバイス1
0に出力されるタイミングは、クロック生成デバイスが
生成するタイミング信号に基づいてCPU21が制御す
る。
【0059】クロック生成デバイス23は、CPU21
が動作するために必要なタイミング信号を生成する。ク
ロック生成デバイス23は、例えば、水晶振動子であ
る。
【0060】図6は、スクロール表示プログラム41の
処理手順を示す。スクロール表示プログラム41は、C
PU21によって実行される。以下、スクロール表示プ
ログラム41の処理手順の各ステップを説明する。
【0061】ステップS101:拡大文字のサイズ、拡
大する文字数、スクロールスピードなどの設定が補助記
憶装置40に格納されたスクロール表示設定データから
読みこまれる。スクロールスピードは、例えば、フレー
ムの表示を切り替える周期によって表わされる。
【0062】ステップS102:文字列に含まれるの文
字の数のチェックが行なわれる。文字の数のチェックの
際には、文字列に含まれる空白を示すスペースも1文字
として計算される。表示する文字列は、補助記憶装置4
0に格納されている文章であってもよいし、入力デバイ
ス30を介して文字表示装置1に入力される文章であっ
てもよい。補助記憶装置40に格納されている文章は、
例えば、図示されていない通信回線を介して文字表示装
置1が受け取った電子メールメッセージであってもよ
い。
【0063】ステップS103:表示デバイス10に初
期画面が表示される。この初期画面では、標準サイズの
文字サイズで文字列の先頭部分が表示される。
【0064】ステップS104:ユーザによりキー入力
がなされるまで待機する。このキー入力は、ユーザが初
期画面を読み終え、スクロールを開始してよい旨の指
示、またはそれ以外の指示を文字表示装置1に与えたこ
とを示す。
【0065】ステップS105:ステップS104でユ
ーザにより入力されたキーが、文字表示装置1にスクロ
ールを行うことを指示するキーであるか否かが判定され
る。ステップS105における判定が「Yes」である
場合、すなわち、ユーザが文字表示装置1にスクロール
を行うことを指示した場合、処理はステップS106に
進む。ステップS105における判定が「No」である
場合、すなわち、ユーザが文字表示装置1にスクロール
を行うことを指示しなかった場合、処理は終了する。ユ
ーザが文字表示装置1にスクロールを行うことを指示し
なかった場合とは、例えば、ユーザが別の文字列(例え
ば、他のメッセージ)の表示を指示した場合である。
【0066】ステップS106:スクロールが終了する
までに表示されるフレーム数が計算される。文字送り数
が1文字である場合、フレーム数と文字列に含まれる文
字の数とは等しい。
【0067】ステップS107:スクロールする処理が
終了するまでの所要時間が計算される。スクロールする
処理が終了するまでの所要時間は、ステップS101で
読みこまれたスクロールスピードと、ステップS106
で計算されたフレーム数とに基づいて計算される。
【0068】ステップS108:文字列に含まれる文字
の数と、スクロールする処理が終了するまでの所要時間
とが表示される。
【0069】ステップS109:文字列のうち、現在の
フレームにおいて表示される部分が決定される。
【0070】ステップS110:フレームが表示され
る。ステップS110における処理の詳細は、図7を参
照して後述される。
【0071】ステップS111:所定の時間のウエイト
処理が行なわれる。この所定の時間は、ステップS10
1で読みこまれたスクロールスピードに応じて設定され
る。このように、制御部20はスクロールするタイミン
グを制御する。この所定の時間は可変であってもよい。
この所定の時間をユーザが設定することにより、文字列
をスクロールする速さが、可変に設定されてもよい。
【0072】ステップS112:全てのフレームについ
てステップS109〜ステップS111の処理が完了し
たか否かが判定される。ステップS112における判定
が「Yes」である場合、処理はステップS113に進
む。ステップS112における判定が「No」である場
合、処理はステップS109に戻る。
【0073】ステップS113:表示デバイス10に終
了画面が表示される。この終了画面では、標準サイズの
文字サイズで文字列の末尾部分が表示される。
【0074】図7は、ステップS110(図6)におけ
るフレーム表示処理の処理手順を示す。以下、フレーム
表示処理の処理手順の各ステップを説明する。
【0075】ステップS201:VRAMがクリアされ
る。また、同時に各変数の初期化が行なわれる。VRA
Mは、主メモリ22に含まれるメモリであり、表示デバ
イスに表示する文字の画像データを蓄積する役割を担
う。
【0076】各変数は、以下のようにセットされる。 ・変数Xおよび変数Yが「0」にセットされる。 ・変数Lxが拡大文字の横方向のサイズにセットされ
る。 ・変数Lyが拡大文字の縦方向のサイズにセットされ
る。 ・変数Nxが標準文字の横方向のサイズにセットされ
る。 ・変数Nyが標準文字の縦方向のサイズにセットされ
る。 ・1つのフレームに表示済みの文字数を表わす変数Aが
「0」にセットされる。
【0077】なお、図7の説明中で表示面には左上に原
点を有するxy座標平面が設定されているものとする。
【0078】ステップS202:変数Aが設定された拡
大文字数よりも小さいか否かが判定される。設定された
拡大文字数とは、拡大表示領域60(図4)に表示され
る拡大文字の文字数をいう。ステップS202における
判定が「Yes」であれば、処理はステップS203に
進む。ステップS202における判定が「No」であれ
ば、処理はステップS209に進む。
【0079】ステップS203:X+Lxの値が、画面
の横サイズよりも大きいか否かが判定される。ステップ
S203における判定が「Yes」であれば、処理はス
テップS204に進む。ステップS203における判定
が「Yes」であることは、次に書き込もうとしている
文字が、現在の行に収まることを意味する。ステップS
203における判定が「No」であれば、処理はステッ
プS206に進む。
【0080】ステップS204:変数Yの値がLyだけ
増加させられ、変数Xの値が「0」にセットされる。
【0081】ステップS205:Y+Lyの値が、画面
の縦サイズよりも大きいか否かが判定される。ステップ
S205における判定が「Yes」であれば、処理はス
テップS219に進む。ステップS205における判定
が「Yes」であることは、次に書き込もうとしている
文字が、現在の行に収まることを意味する。ステップS
205における判定が「No」であれば、処理はステッ
プS206に進む。
【0082】ステップS206:拡大文字イメージが生
成される。拡大文字イメージは、フォントデータ42に
基づいて生成される。
【0083】ステップS207:VRAMの書き込み位
置(X,Y)にステップS206で取得された拡大文字
イメージが書き込まれる。
【0084】ステップS208:変数Xの値がLxだけ
増加させられる。これにより、変数Xの値が次の文字の
書き込み位置のx座標にセットされる。文字の書き込み
位置とは、ここでは、文字の左上が位置付けられるxy
座標平面上の位置をいう。
【0085】ステップS209:変数Aの値が、設定さ
れた拡大文字数に等しいか否かが判断される。ステップ
S209における判定が「Yes」であれば処理はステ
ップS210に進む。ステップS209における判定が
「No」であれば処理はステップS211に進む。
【0086】ステップS210:変数Yの値が(Ly
y)だけ増加させられる。これは、拡大文字の書き込
みが終了し、標準文字の書き込みに移る時に、文字の書
き込み位置を下方向にずらすことを意味する。
【0087】ステップS211:X+Nxの値が、画面
の横サイズよりも大きいか否かが判定される。ステップ
S211における判定が「Yes」であれば、処理はス
テップS212に進む。ステップS211における判定
が「No」であれば、処理はステップS214に進む。
ステップS211における判定が「Yes」であること
は、次に書き込もうとしている文字が、現在の行に収ま
ることを意味する。
【0088】ステップS212:変数Yの値がNyだけ
増加させられ、変数Xの値が「0」にセットされる。
【0089】ステップS213:Y+Nyの値が、画面
の縦サイズよりも大きいか否かが判定される。ステップ
S213における判定が「Yes」であれば、処理はス
テップS219に進む。ステップS213における判定
が「No」であれば、処理はステップS214に進む。
ステップS213における判定が「Yes」であること
は、次に書き込もうとしている文字が、現在の行に収ま
ることを意味する。
【0090】ステップS214:標準文字イメージが取
得される。標準文字イメージは、フォントデータ42に
基づいて取得される。
【0091】ステップS215:VRAMの書き込み位
置(X,Y)にステップS214で取得された標準文字
イメージが書き込まれる。
【0092】ステップS216:変数Xの値がNxだけ
増加させられる。これにより、変数Xの値が次の文字の
書き込み位置のx座標にセットされる。
【0093】ステップS217:変数Aの値が1だけ増
加させられる。
【0094】ステップS218:変数Aの値が、現在の
フレームにおいて表示される部分の文字数に等しいか否
かが判定される。現在のフレームにおいて表示される部
分は、ステップS109(図6)において決定されてい
る。ステップS218における判定が「Yes」であれ
ば処理はステップS210に進む。ステップS218に
おける判定が「Yes」であることは、現在のフレーム
において表示デバイス10に表示すべき全ての文字のイ
メージ(画像データ)がVRAMに書き込まれたことを
意味する。ステップS218における判定が「No」で
あれば処理はステップS211に進む。
【0095】ステップS219:VRAMに書き込まれ
たデータを表示デバイスに転送する。この処理により、
表示デバイスの表示面に現在のフレームが表示される。
【0096】図6および図7に示される処理は、全体と
して、文字列に含まれる文字が拡大表示領域(第1の表
示領域)に含まれない場合には、文字を標準サイズ(第
1のサイズ)で表示しながら前記文字列をスクロールす
るステップ、および、文字列に含まれる文字が拡大表示
領域に含まれる場合には、文字を標準サイズよりも大き
い拡大サイズ(第2のサイズ)で表示しながら文字列を
スクロールするステップとして機能する。
【0097】以下、図6および図7に示される処理によ
り文字列のスクロール表示が行なわれる具体例を説明す
る。
【0098】図8は、スクロール表示の対象となる文字
列81を示す。
【0099】図9(a)は、表示デバイス10の表示面
400に表示される初期画面を示す。このような初期画
面は、図6に示される処理手順のステップS103にお
いて表示される。初期画面では、標準サイズの文字サイ
ズで文字列81の先頭部分が表示面400に表示可能な
文字数分だけ表示される。
【0100】図9(b)は、表示面400に、文字列8
1の文字数と、スクロールが終了するまでの時間とが表
示された状態を示す。文字数と、スクロールが終了する
までの時間との表示は、図6に示される処理手順のステ
ップS108において行なわれる。
【0101】図9(c)〜(f)は、表示面400に、
文字列81を表示しながらスクロールする例を示す。図
9(c)〜(f)のそれぞれは、表示面400に各フレ
ームが表示された状態を示す。この例では、文字列81
の文字数108文字のうち、1つのフレームには37文
字が表示される。拡大領域60には3文字が表示され
る。すなわち、ステップS202(図7)において用い
られる拡大文字数は、この例では3である。また、文字
送り数は、1文字である。
【0102】図9(c)は、表示面400にスクロール
の最初のフレームが表示された例を示す。図9(d)、
(e)および(f)はそれぞれ、表示面400にスクロ
ールの2番目、3番目および4番目のフレームが表示さ
れた例を示す。
【0103】図9(g)は、表示デバイス10の表示面
400に表示される終了画面を示す。このような終了画
面は、図6に示される処理手順のステップS113にお
いて表示される。終了画面では、標準サイズの文字サイ
ズで文字列81の末尾部分が表示面400に表示可能な
文字数分だけ表示される。
【0104】図9(c)〜(f)に示されるように、制
御部20は、文字列81に含まれる文字が拡大表示領域
60(第1の表示領域)に含まれない場合には、文字を
標準サイズ(第1のサイズ)で表示しながら文字列81
をスクロールするように、表示デバイス10を制御し、
文字列81に含まれる文字が拡大表示領域60に含まれ
る場合には、文字を標準サイズよりも大きい拡大サイズ
(第2のサイズ)で表示しながら文字列81をスクロー
ルするように、表示デバイス10を制御する。また、す
でに述べたように、表示デバイス10が文字列を81ス
クロールする向きは、表示デバイス10が文字列81を
表示する向きとは逆向きである。
【0105】なお、図7に示される処理手順および図9
(c)〜(f)に示される例では、表示面400に含ま
れる拡大表示領域60の個数は1であり、その位置は表
示面400の左上にあるものとした。しかし、表示面4
00に含まれる拡大表示領域60の個数は1に限定され
ない。表示面400が少なくとも1つの拡大表示領域を
含んでいればよい。制御部20は、文字列81に含まれ
る文字がいずれの拡大表示領域にも含まれないか、少な
くとも1つの拡大表示領域のうちの1つに含まれるかに
応じて、表示デバイス10が文字を標準サイズで表示す
るか拡大サイズで表示するかを決定する。
【0106】表示面400における拡大表示領域60の
位置も左上に限定されない。表示面400における拡大
表示領域の位置は、ユーザ(観察者)によりユーザの好
みに応じて可変に設定されてもよい。あるいは、表示面
400における拡大表示領域の位置は、表示デバイス1
0が文字列81をスクロールする間に変化してもよい。
例えば、スクロールの初期とスクロールの末期とで、表
示面400における拡大表示領域の位置が移動してもよ
い。スクロールの初期とスクロールの末期とで、表示面
400における拡大表示領域の位置が移動するようにし
た場合、ユーザは、表示面400における拡大表示領域
の位置に基づいて、現在表示されているフレームがスク
ロールの初期であるかスクロールの末期であるかを判断
することができる。
【0107】図9(c)〜(f)に示される例では、拡
大表示領域に表示される文字のサイズ(拡大サイズ)
は、縦方向のサイズと横方向のサイズがともに標準サイ
ズの2倍となっている。しかし、拡大サイズの大きさは
これに限定されない。拡大サイズは、ユーザにより可変
に設定されてもよい。
【0108】図9(c)〜(f)に示される例では、拡
大表示領域60に表示される文字数は3であったが、拡
大表示領域60に表示される文字数はこれに限定されな
い。拡大表示領域60に表示される文字数は、ユーザに
より可変に設定されてもよい。また、文字送り数は1文
字としたが、文字送り数はこれに限定されない。文字送
り数がユーザにより可変に設定されてもよい。
【0109】なお、図6に示される処理手順の各ステッ
プは、適宜改変されてもよい。例えば、表示デバイス1
0が文字列81の文字数や文字列81をスクロールする
処理が終了するまでの所要時間を表示することが必要で
ない場合、ステップS107およびステップS108は
省略されてもよい。また、ステップS111において、
所定の時間のウエイト処理を行うことにより、制御部2
0はスクロールするタイミングを制御していたが、所定
の時間のウエイト処理に代えてユーザによるキー入力待
ちの処理を行うことにより、スクロールするタイミング
をユーザが制御してもよい。
【0110】図7に示される処理手順は、x方向および
y方向に隣接する文字間の文字間隔は0としていたが、
x方向およびy方向に隣接する文字間の文字間隔として
任意の文字間隔が設定されてもよい。
【0111】図8に示される文字列81は、全て全角文
字により構成されていたが、文字列81に半角文字が混
在してもよい。アルファベット、記号、数字、あるいは
日本語以外の言語の文字が混在していてもよい。
【0112】図9(b)〜(f)に示される例では、文
字列81は横書きで表示された。しかし、文字列81が
縦書きで表示されてもよい。
【0113】図10は、表示面に文字列81が縦書きで
表示される例を示す。経路102は、表示面400に文
字列を複数行にわたって縦書きで表示しながらスクロー
ルする場合のスクロールの向きを示す。文字列中の特定
の文字は、経路102に沿って移動する。具体的には、
文字列中の特定の文字は、経路102中の実線部分に沿
って表示面400を上向きに移動し、表示面400の上
端(行端)に達すると、経路102中の破線部分に示さ
れるように右の行の下端に移動する。文字列が複数行に
わたって縦書きで表示される場合は、文字列は2次元的
にスクロールする。ただし、文字列が1行のみに表示さ
れる場合には、文字列は1次元的にスクロールする。縦
書きで表示される場合でも、スクロールする向きは、文
字列を表示する向きとは逆向きである。文字列に含まれ
る文字が領域60に含まれる場合、その文字は領域60
に含まれない場合よりも拡大して表示される。
【0114】上述した本発明の文字の表示原理は、不特
定多数の閲覧者に情報を同時に提供する情報伝達媒体に
も適用できる。
【0115】図11は、本発明の文字の表示原理を情報
伝達媒体に適用した例を示す。情報案内板1100(情
報伝達媒体)は、例えば、駅のコンコース等における旅
客案内の目的に使用される。情報案内板1100の表示
面1140は、拡大表示領域1160を含む。情報案内
板1100は、本発明の文字表示装置1(図5)の表示
デバイス10として使用され得る。矢印1102は、表
示面1140に文字列を表示しながらスクロールする際
のスクロールの向きを示す。文字列が横書きで右向きに
表示されているので、スクロールする向きは左向き(文
字列を表示する向きと逆向き)である。
【0116】情報案内板1100としては、表示面に発
光ダイオードをマトリクス状に配列した表示デバイスが
用いられることが多い。このような表示デバイスを用い
た情報案内板では、表示される文字を一律に大きくする
ためには発光ダイオードを配列する部分の面積を増加さ
せる必要があり、このためにコストが高くなり、情報案
内板そのものも大型化するという問題点があった。
【0117】情報案内板1100は、不特定の閲覧者
(観察者)によって閲覧されるので、表示面1140に
おける拡大表示領域1160の位置を観察者の好みに応
じて可変に設定する必要はない。したがって、表示面1
140における拡大表示領域1160の位置は固定され
ていてもよい。このため、発光ダイオードを配列する部
分の面積の増加は最小限でよく、上述した問題点が解決
される。
【0118】また、このような情報案内板は多数の公衆
が同時に閲覧するので、情報案内板から閲覧者までの距
離も一定していない。情報案内板1100によれば、拡
大表示領域1160に含まれない文字(標準文字)を読
み取ることができないほど遠方から閲覧する閲覧者も、
拡大表示領域1160に含まれる文字(拡大文字)を読
むことができ、必要な情報を得ることができる。拡大表
示領域1160に含まれない文字(標準文字)を読み取
ることができる閲覧者にとっては、文字の読みやすさと
一覧性とが両立される。
【0119】本発明の文字の表示原理は、広告媒体にも
適用できる。
【0120】図12は、本発明の文字の表示原理を広告
媒体に適用した例を示す。広告板1200(広告媒体)
は、デパート等の建物1203に設置され、デパートの
催物や売り出しの案内をするために用いられる。広告板
1200の表示面1240は、拡大表示領域1260を
含む。広告板1200は、文字表示装置1(図5)の表
示デバイス10として使用され得る。矢印1202は、
表示面1240に文字列を表示しながらスクロールする
際のスクロールの向きを示す。文字列が縦書きで下向き
に表示されているので、スクロールする向きは上向き
(文字列を表示する向きと逆向き)である。広告板12
00としては、表示面に電球をマトリクス状に配列した
表示デバイスが用いられることが多い。広告板1200
によっても、図11を参照して説明した本発明の文字の
表示原理を適用することの利点が得られる。
【0121】図13は、本発明の文字の表示原理を広告
媒体に適用した他の例を示す。広告板1300(広告媒
体)は、建物1303の屋上に設置され、広告やニュー
ス等の情報を伝達するために用いられる。広告板130
0は、円筒状の形状を有しており、その側面に表示面1
340を有する。表示面1340は、4つの拡大表示領
域1360−1、1360−2、1360−3および1
360−4を含む。拡大表示領域1360−3および1
360−4の表面は図では見えていないため、拡大表示
領域1360−3および1360−4の位置をハッチン
グにより示す。
【0122】広告板1300は、文字表示装置1(図
5)の表示デバイス10として使用され得る。矢印13
02は、表示面1340に文字列を表示しながらスクロ
ールする際のスクロールの向きを示す。文字列が横書き
で右向きに表示されているので、スクロールする向きは
左向き(文字列を表示する向きと逆向き)である。広告
板1300としては、表示面に電球をマトリクス状に配
列した表示デバイスが用いられることが多い。広告板1
300によっても、図11を参照して説明した本発明の
文字の表示原理を適用することの利点が得られる。
【0123】広告板1300は、円筒状の形状を有して
おり、その側面に表示面1340を有しているために、
どの方向からも閲覧者は表示面1340に表示される文
字列を読むことができる。また、表示面1340には、
4つの拡大表示領域1360−1、1360−2、13
60−3および1360−4が含まれているため、どの
方向から文字列を読む閲覧者も、本発明の文字の表示原
理によって得られる文字の読みやすさと表示される情報
の一覧性とが両立されるメリットを享受することができ
る。なお、広告板1300の表示面1340に含まれる
拡大表示領域の数は4つに限定されない。
【0124】図11〜図13に示される例以外にも、本
発明の文字の表示原理が適用可能な用途は多い。例え
ば、列車の車内で旅客に停車駅等の案内情報や広告情報
を提供する案内表示板や、飲食店の店頭でその店が推薦
するメニューを表示する案内表示板等にも本発明の文字
の表示原理を適用することができる。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、文字の読みやすさと表
示される情報の一覧性とを両立する文字表示装置、文字
表示方法および記録媒体が提供される。
【0126】本発明によれば、制御部は、文字列に含ま
れる文字が少なくとも1つの第1の表示領域のいずれに
も含まれない場合には、文字を第1のサイズで表示しな
がら文字列をスクロールし、文字列に含まれる文字が少
なくとも1つの第1の表示領域のうちの1つに含まれる
場合には、文字を第1のサイズよりも大きい第2のサイ
ズで表示しながら文字列をスクロールする。文字列に含
まれる文字が少なくとも1つの第1の表示領域のいずれ
にも含まれない場合には、文字は第1のサイズで表示さ
れる。第1の表示領域以外の領域には、第1の表示領域
以外の領域に文字を第2のサイズで表示した場合よりも
多くの文字が表示されるので、表示される情報の一覧性
が確保される。文字列に含まれる文字が少なくとも1つ
の第1の表示領域のうちの1つに含まれる場合には、文
字は第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示され
るので、文字の読みやすさが確保される。その結果、文
字の読みやすさと表示される情報の一覧性とを両立する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】観察者が1つの行に書かれた(または、表示さ
れた)文字列を読む際の中心視野の例を示す図である。
【図2】観察者が2行にまたがって書かれた(または、
表示された)文字列を読む際の中心視野の移動を示す図
である。
【図3】本発明の文字表示装置に使用される表示デバイ
スの表示面400を示す図である。
【図4】本発明の文字表示装置の表示面400に表示さ
れる文字のサイズを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の文字表示装置1の構成を
示すブロック図である。
【図6】スクロール表示プログラム41の処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】ステップS110(図6)におけるフレーム表
示処理の処理手順を示す示すフローチャートである。
【図8】スクロール表示の対象となった文字列81を示
す図である。
【図9】(a)は、表示デバイス10の表示面400に
表示される初期画面を示す図であり、(b)は、表示面
400に、文字列81の文字数と、スクロールが終了す
るまでの時間とが表示された状態を示す図であり、
(c)〜(f)は、表示面400に、文字列81を表示
しながらスクロールする例を示す図であり、(g)は、
表示デバイス10の表示面400に表示される終了画面
を示す図である。
【図10】表示面に文字列81が縦書きで表示される例
を示す図である。
【図11】本発明の文字の表示原理を情報伝達媒体に適
用した例を示す図である。
【図12】本発明の文字の表示原理を広告媒体に適用し
た例を示す図である。
【図13】本発明の文字の表示原理を広告媒体に適用し
た他の例を示す図である。
【図14】(a)〜(d)は、文字をスクロールする従
来技術を用いて文字列が表示デバイスに表示される例を
示す図である。
【図15】(a)〜(d)は、文字をスクロールする従
来技術を用いて文字列が表示デバイスに表示される他の
例を示す図である。
【図16】(a)および(b)は、異なる文字サイズで
表示デバイスに文字列を表示した例を示す図である。
【符号の説明】
1 文字表示装置 10 表示デバイス 20 制御部 21 CPU 22 主メモリ 30 入力デバイス 40 補助記憶装置 41 スクロール表示プログラム 42 フォントデータ 43 スクロール表示設定データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 哲 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 朝井 宣美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B069 AA01 BA02 CA06 CA07 CA13 5C082 BA02 BB15 CA33 CA54 CA73 CA74 CA81 DA53 DA86 MM10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を表示する表示デバイスと、 前記表示デバイスを制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記表示デバイスに表示される文字列を
    スクロールする機能を有しており、前記表示デバイス
    は、少なくとも1つの第1の表示領域を含み、 前記制御部は、前記文字列に含まれる文字が前記少なく
    とも1つの第1の表示領域のいずれにも含まれない場合
    には、前記文字を第1のサイズで表示しながら前記文字
    列をスクロールし、前記文字列に含まれる文字が前記少
    なくとも1つの第1の表示領域のうちの1つに含まれる
    場合には、前記文字を前記第1のサイズよりも大きい第
    2のサイズで表示しながら前記文字列をスクロールし、 前記制御部が前記文字列をスクロールする向きは、前記
    表示デバイスが文字列を表示する向きとは逆向きであ
    る、文字表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記文字列をスクロール
    するタイミングをさらに制御する、請求項1に記載の文
    字表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示領域に表示される文字の
    数は、可変に設定される、請求項1に記載の文字表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示デバイスにおける前記第1の表
    示領域の位置は、可変に設定される、請求項1に記載の
    文字表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示デバイスにおける前記第1の表
    示領域の位置は、前記制御部が前記文字列をスクロール
    する間に変化する、請求項1に記載の文字表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のサイズは、可変に設定され
    る、請求項1に記載の文字表示装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部が前記文字列をスクロールす
    る速さは、可変に設定される、請求項2に記載の文字表
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示デバイスは、前記文字列に含ま
    れる文字の数をさらに表示する、請求項1に記載の文字
    表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示デバイスは、前記文字列をスク
    ロールする処理が終了するまでの所要時間をさらに表示
    する、請求項2に記載の文字表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記文字列を2次元的
    にスクロールする、請求項1に記載の文字表示装置。
  11. 【請求項11】 表示デバイスに文字列を表示する文字
    表示方法であって、 前記表示デバイスは、少なくとも1つの第1の表示領域
    を含み、 前記文字表示方法は、 前記文字列に含まれる文字が前記少なくとも1つの第1
    の表示領域のいずれにも含まれない場合には、前記文字
    を第1のサイズで表示しながら前記文字列をスクロール
    するステップと、 前記文字列に含まれる文字が前記少なくとも1つの第1
    の表示領域のうちの1つに含まれる場合には、前記文字
    を前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示し
    ながら前記文字列をスクロールするステップとを包含
    し、 前記文字列をスクロールする向きは、前記表示デバイス
    が文字列を表示する向きとは逆向きである、文字表示方
    法。
  12. 【請求項12】 文字列を表示する表示デバイスと、前
    記表示デバイスを制御する制御部とを備えた情報表示装
    置によって読み取り可能な記録媒体であって、 前記制御部は、前記表示デバイスに表示される文字列を
    スクロールする機能を有しており、前記表示デバイス
    は、少なくとも1つの第1の表示領域を含み、 前記記録媒体は、 前記文字列に含まれる文字が前記少なくとも1つの第1
    の表示領域のいずれにも含まれない場合には、前記文字
    を第1のサイズで表示しながら前記文字列をスクロール
    するステップと、 前記文字列に含まれる文字が前記少なくとも1つの第1
    の表示領域のうちの1つに含まれる場合には、前記文字
    を前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示し
    ながら前記文字列をスクロールするステップとを包含す
    る処理を前記制御部に実行させるためのプログラムを記
    録しており、 前記制御部が前記文字列をスクロールする向きは、前記
    表示デバイスが文字列を表示する向きとは逆向きであ
    る、記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015200701A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 シャープ株式会社 マルチディスプレイシステムおよびマルチディスプレイ視認システム

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