JP2002213015A - 側溝の洗浄方法およびその装置 - Google Patents

側溝の洗浄方法およびその装置

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JP2002213015A
JP2002213015A JP2001011689A JP2001011689A JP2002213015A JP 2002213015 A JP2002213015 A JP 2002213015A JP 2001011689 A JP2001011689 A JP 2001011689A JP 2001011689 A JP2001011689 A JP 2001011689A JP 2002213015 A JP2002213015 A JP 2002213015A
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pressure water
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supply hose
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Toshimi Honda
利美 本多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧水を斜下方に吐出することにより、装置
本体を浮上させ、側溝に堆積した汚泥を容易に、確実に
押し出して除去することができる側溝の洗浄方法および
その装置を提供する。 【解決手段】 給水ホース9より装置本体2に送り込ま
れる高圧水aを斜下方に吐出させ、該高圧水aの吐出の
勢いにより装置本体2を浮上させながら側溝の底面を洗
浄することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路側面に設けら
れた側溝内を洗浄する側溝の洗浄方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、道路や鉄道の側面には、小排
水路としての側溝が設けられている。かかる側溝内に
は、常時雨水や生活排水等が排水されるため、底面には
小石や汚泥等が付着して排水効率が低下してしまうとい
う問題があった。
【0003】そのため従来より、水圧により側溝内に付
着した汚泥等を除去する洗浄装置が開発されている。洗
浄装置10は図5および図6に示すように、中空状に形
成された装置本体11と、装置本体11の一側面12に
設置された給水ホース14および小孔13とを備えてお
り、給水ホース14から装置本体11内に高圧水aを送
り込み、かかる高圧水aを小孔13から吐出させて汚泥
gを押し出すと共に、給水ホース14を手前に引き込み
ながら側溝の底面に堆積した汚泥gを除去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の洗浄装
置は、小孔から吐出される高圧水の水圧により装置本体
が浮上してしまうという欠点があり、装置本体をコンク
リートや鉄等の高重量部材で作製しなければならなかっ
た。そのため、移動や運搬に際し困難を伴い、また給水
ホースを手前に引きながら高重量の洗浄装置を移動させ
る作業は、過酷な重労働であった。
【0005】また、小孔から吐出される高圧水は、側溝
の底面に対して水平状態に吐出されるため、底面に付着
した汚泥を効率よく確実に前方へ押し出して除去するこ
とは困難であった。
【0006】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、側溝に堆積した汚泥を容易に、確実に押し出して除
去することができる側溝の洗浄方法およびその装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の側溝の洗浄方法は、給水ホースより装置本
体に送り込まれる高圧水を斜下方に吐出させ、該高圧水
の吐出の勢いにより装置本体を浮上させながら側溝の底
面を洗浄することを特徴とするものである。かかる方法
により、側溝に堆積した汚泥を容易に、確実に押し出し
除去することができる。
【0008】また、本発明の側溝の洗浄装置は、高圧水
を送り込む給水ホースと、給水ホースから送り込まれた
高圧水を溜めて、該高圧水を斜下方に吐出させる小孔を
設けた中空部と、該中空部の両側面に設けられたアーム
と、該アーム上面に設置された、側溝の上蓋下面に接し
て回動するローラとを備えることを特徴とするものであ
る。かかる構成により、装置本体の移動が極めて容易と
なり、作業効率を向上させることができる。また、高圧
水の吐出の勢いにより装置本体が側溝の上蓋下面に叩き
付けられた場合に、ローラが緩衝材となって装置本体を
保護する作用を奏する。
【0009】また、本発明の側溝の洗浄装置は、前記ア
ームの両側面に、側溝の側壁に接して回動するローラを
設けることが好ましい。かかる構成により、アームの両
側面にローラを設けることにより、装置本体が左右に蛇
行した場合でも、ローラが側溝の側壁に接触して回動す
るため、スムーズな洗浄作業を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の側溝の洗浄方法お
よびその装置の実施の形態について説明する。図1およ
び図2は、本発明の側溝の洗浄装置の好適例を表す全体
斜視図および断面図である。図示する洗浄装置1は、湾
曲形状からなる中空部3と、中空部3の両側面に設けら
れたアーム部6からなる装置本体2と、中空部3の突出
面4に接合された給水ホース9とで構成されている。装
置本体2は、略H形状を呈しており、軽量で強度に優れ
耐水性を有する素材、例えば、ステンレスや強化プラス
チック等にて形成することが好ましい。
【0011】図3の断面図に示すように、中空部3の給
水ホース9が接合されている突出面4は斜形状に形成さ
れており、突出面4には複数の小孔5が穿設されてい
る。小孔5は、突出面4に対し垂直状に設けられている
ので、給水ホース9より送り込まれた高圧水aを、中空
部3から斜下方に向けて吐出させることができる。な
お、高圧水aは、側溝Aの垂直線bより35〜45°の
角度θの範囲で小孔5から吐出されるように設定するこ
とが好ましいが、側溝の容量や幅、深さ等と、装置本体
2の大きさや重量、高圧水aの圧縮度等を考慮して、側
溝毎に好適な角度で吐出することができるように設定す
ることが好適であり、前記数値に限定される必要はな
い。
【0012】中空部3の両端には、中空状で軽量な素材
で形成されたアーム部6が固定されている。アーム部6
の上面には複数のローラ7が設置されている。ローラ7
は、吐出された高圧水aの吐出の勢いにより装置本体2
が浮上して側溝Aの上蓋B下面に接触し、回動しながら
装置本体2をスムーズに移動させる働きを有する(図
4)。
【0013】アーム6の側面にはローラ8を設けること
が好ましい。ローラ8を設けることにより、装置本体2
が左右に蛇行した場合でも、ローラ8が側溝Aの側壁に
接触して回動するため、スムーズな洗浄作業を行うこと
ができる。
【0014】次に、本発明の側溝の洗浄方法を説明す
る。洗浄する側溝Aの上蓋Bを開け、給水ホース9の一
端を接合した装置本体2を設置させた後、給水ホース9
の他端に配置させたコンプレッサーや水タンク等からな
る高圧水供給装置(図示せず)を作動させ、装置本体2
内に高圧水aを送り込む。
【0015】送り込まれた高圧水aは、中空部3の小孔
5より斜下方向に吐出されるため、吐出された高圧水a
の勢いにより装置本体2が浮上する。この時、装置本体
2のローラ7が側溝Aの上蓋B下面に接触し、高圧水a
により側溝Aの底面Cに堆積した汚泥gを洗浄する。
【0016】この状態で、給水ホース9を手前に引き込
みながら装置本体2を移動させ、側溝Aの底面に堆積し
た汚泥gの押し出し作業を行う。この時、ローラ7は溝
Aの上蓋B下面に接触しながら回動するので、装置本体
2の引き込み作業は極めて容易に行うことができる。ま
た、移動中、装置本体2が左右に蛇行した場合でも、ロ
ーラ8が側溝Aの側壁に接触して回動するため、スムー
ズな洗浄作業を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は上述
の構成とすることで以下に示す効果を奏するものであ
る。給水ホースにて送り込まれた高圧水を斜下方に吐出
させるため、側溝底面に堆積した汚泥を効率よく押し出
し除去すると共に、装置本体が浮上してローラを回動さ
せながら移動することができるので、装置本体の移動が
極めて容易となり、作業効率を向上させることができ
る。また、アームの両側面にローラを設けることによ
り、装置本体が左右に蛇行した場合でも、ローラが側溝
の側壁に接触して回動するため、よりスムーズな洗浄作
業を行うことができる。さらに、装置本体は中空状の軽
量に形成されているので、移動や運搬、収納の作業を容
易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側溝の洗浄装置を表す全体斜視図であ
る。
【図2】本発明の側溝の洗浄装置を表す断面図である。
【図3】本発明の側溝の洗浄装置の中空部周辺を表す断
面図である。
【図4】本発明の側溝の洗浄装置の使用状態を表す断面
図である。
【図5】従来の洗浄装置を表す全体斜視図である。
【図6】従来の洗浄装置の使用状態を表す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、10 洗浄装置 2、11 装置本体 3 中空部 4 突出面 5、13 小孔 6 アーム部 7、8 ローラ 9、14 給水ホース 12 一側面 A 側溝 B 上蓋 C 底面 a 高圧水 b 垂直線 g 汚泥

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水ホースより装置本体に送り込まれる
    高圧水を斜下方に吐出させ、該高圧水の吐出の勢いによ
    り装置本体を浮上させながら側溝の底面を洗浄すること
    を特徴とする側溝の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 高圧水を送り込む給水ホースと、該給水
    ホースから送り込まれた高圧水を溜めて、該高圧水を斜
    下方に吐出させる小孔を設けた中空部と、該中空部の両
    側面に設けられたアーム部と、該アーム部上面に設置さ
    れた、側溝の上蓋下面に接して回動するローラとを備え
    ることを特徴とする側溝の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記アームの両側面に、側溝の側壁に接
    して回動するローラを設けた請求項2記載の側溝の洗浄
    装置。
JP2001011689A 2001-01-19 2001-01-19 側溝の洗浄方法およびその装置 Pending JP2002213015A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154086U (ja) * 1986-03-19 1987-09-30
JPH11114513A (ja) * 1997-10-13 1999-04-27 Kantool:Kk 配管用のカメラ付き高圧ジェット洗浄装置
US6128799A (en) * 1995-10-20 2000-10-10 Nagata; Yukiaki Conduit interior smoothing device

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