JP2002212937A - 自動貫入試験機 - Google Patents

自動貫入試験機

Info

Publication number
JP2002212937A
JP2002212937A JP2001006831A JP2001006831A JP2002212937A JP 2002212937 A JP2002212937 A JP 2002212937A JP 2001006831 A JP2001006831 A JP 2001006831A JP 2001006831 A JP2001006831 A JP 2001006831A JP 2002212937 A JP2002212937 A JP 2002212937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
chuck
penetrating
guide
penetration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001006831A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Hirano
善志雄 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GEOTEC KOORIYAMA KK
Original Assignee
GEOTEC KOORIYAMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GEOTEC KOORIYAMA KK filed Critical GEOTEC KOORIYAMA KK
Priority to JP2001006831A priority Critical patent/JP2002212937A/ja
Publication of JP2002212937A publication Critical patent/JP2002212937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高さが低く小型でライトバンでも搬送でき、し
かも自走式で現場への搬入も容易である上、貫入したロ
ッドの引き抜きも同時に行え、作業性を大幅に向上させ
た自動貫入試験機を提供するものである。 【解決手段】自走式クローラー1と、この上部に設けら
れた支持台5と、この支持台5に立設された伸縮自在の
ガイドレール20と、これにガイドされて昇降する昇降
フレーム12と、この昇降フレーム12に取付けられた
ウエイト16と、前記支持台5に立設され、シリンダー
ロッド21Aを上方に向けてこの先端が昇降フレーム1
2に接離する油圧シリンダー21と、昇降フレーム12
に取付けられ、地中に貫入する貫入ロッドを保持するロ
ッド貫入用チャック14と、このロッド貫入用チャック
14を回転させる駆動機構と、ロッド貫入用チャック1
4と同軸に設けられたロッド引抜き用チャック15とか
らなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤調査を行なうス
エーデン式サウンディング試験機の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、地盤調査を行なう場合、スエー
デン式サウンディング試験機が用いられている。これは
金属棒で形成したロッドの先端にねじ込みスクリューを
設けた貫入ロッドを、一定の圧力を加えながら回転させ
て地中に貫入させて、この時の25cmごとに貫入するま
での貫入ロッドの回転数から地盤の強度を測定する方法
である。
【0003】従来のスエーデン式サウンディング試験機
は、スタンドに昇降フレームを取付け、ここにロッド貫
入用チャックと、このロッド貫入用チャックを回転させ
るモータとウエイトを取付け、これを現場に搬入してこ
こで組立ててからチャックに保持した貫入ロッドを圧力
を加えて回転させながら地中に貫入する装置がある。し
かしながらこの装置は、現場で組立てるため準備作業に
時間と手間がかかる問題がある。
【0004】また自走式クローラーの上にスタンドを立
設し、このスタンドの上部からワイヤーで昇降フレーム
を昇降自在に吊下げ、この昇降フレームにロッド貫入用
チャックと、このロッド貫入用チャックを回転させるモ
ータおよびウエイトを取付けた自走式の自動貫入試験機
もある。
【0005】この自走式の自動貫入試験機は現場への搬
入は容易であるが、自走式クローラーの上にワイヤーで
昇降フレームを吊下げた背丈の高いスタンドが立設され
ているので、搬送にトラックが必要であり、積み込みや
積み降ろし作業が面倒で2人の作業者が必要であった。
【0006】またこれら従来の自動貫入試験機は、貫入
ロッドの地中への貫入は所定の圧力を加えながら回転さ
せるだけなので貫入は容易であるが、貫入したロッドを
地中から引く抜く作業が面倒である。このため別の手動
や油圧によるロッド引抜き装置をセットして、埋設した
ロッドの引抜きを行なわなければならず、この作業に、
貫入よりも多くの手間と時間がかかっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
改善し、高さが低く小型でライトバンでも搬送でき、し
かも自走式で現場への搬入も容易である上、貫入したロ
ッドの引き抜きも同時に行え、作業性を大幅に向上させ
た自動貫入試験機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動貫入試験機は、自走式クローラーと、この自走式ク
ローラーの上部に設けられた支持台と、この支持台に立
設された伸縮自在のガイドレールと、このガイドレール
にガイドされて昇降する昇降フレームと、この昇降フレ
ームに取付けられたウエイトと、前記上部支持台に立設
され、シリンダーロッドを上方に向けてこのシリンダー
ロッドの先端が昇降フレームに接離する油圧シリンダー
と、昇降フレームに取付けられ、地中に貫入するロッド
を保持するロッド貫入用チャックと、このロッド貫入用
チャックを回転させる駆動機構と、ロッド貫入用チャッ
クと同軸に設けられたロッド引抜き用チャックとからな
ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項2記載の自動貫入試験機
は、ガイドレールが、支持台に立設された第1のLMガ
イドと、これに一方の面が摺動自在に取付けられたガイ
ドバーと、このガイドバーの他方の面に摺動自在に取付
けられて、上部が昇降フレームに接続された第2のLM
ガイドとから伸縮自在に構成されていることを特徴とす
るものである。
【0010】更に請求項3記載の自動貫入試験機は、ロ
ッド貫入用チャックが、ハウジングと、このハウジング
の内側の同一円周上に配置された複数本の支持軸と、こ
の支持軸に偏心して回動自在にそれぞれ軸支された複数
個の押えコマと、ハウジングの内壁に形成され、前記押
えコマの後端側が移動自在に位置する複数個の凹溝とか
ら構成され、ハウジングの回転により凹溝に後端側が挿
着された各押えコマの先端が回動して、貫入ロッドの外
周を押えて保持しながら回転するようにしたことを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図8を参照して詳細に説明する。図において1は
自走式クローラーで、エンジン2とハンドル3が設けら
れ、エンジン2の回転によりてクローラー4が走行する
ようになっている。このクローラー4の上部には支持台
5が取付けられ、この上に制御盤6と昇降装置7が設け
られている。更に図2に示すように、支持台5の先端の
左右にアウトリガー8、8が取付けられていると共に、
支持台5の横に貫入ロッド収納箱9が取付けられてい
る。
【0012】また前記昇降装置7の側面には図1に示す
ようにカウンターモニター10が取付けられ、この昇降
装置7の前面には昇降フレーム12が突設されている。
昇降フレーム12の上面には、図3に示すように先端に
スクリューポイントを取付けた貫入ロッド13が貫通し
て保持されるロッド貫入用チャック14とロッド引抜き
用チャック15が設けられている。また昇降フレーム1
2の上面の左右にはウエイト16が着脱自在に取付けら
れている。
【0013】また前記支持台5の上には図5に示すよう
にガイドレール20、20が間隔をおいて立設され、こ
こに前記支持台5が昇降自在に取付けられていると共
に、このガイドレール20、20の間に油圧シリンダー
21が設けられている。
【0014】前記ガイドレール20は図4に示すよう
に、支持台5に立設された第1のLMガイド22と、こ
れに一方の面が摺動自在に取付けられたガイドバー23
と、このガイドバー23の他方の面に摺動自在に取付け
られた第2のLMガイド24とから伸縮自在に構成さ
れ、この第2のLMガイド24の前面に、断面逆L型状
のフレーム12Aと、この前面に支持フレーム12Bを
設けた昇降フレーム12が取付けられている。またガイ
ドバー23は、上昇した時にその下端部がストッパー2
6によりロックするようになっている。
【0015】この断面逆L型状のフレーム12Aの下方
には、複動型2段油圧シリンダ−21が、そのシリンダ
ーロッド21Aを上方に向けて支持台5に立設され、こ
のシリンダーロッド21Aの先端に取付けた支えブロッ
ク25が断面逆L型状のフレーム12Aの上板底面に接
離自在に設けられている。
【0016】また昇降フレーム12の支持フレーム12
Bには、モーター27とロッド貫入用チャック14およ
びロッド引抜き用チャック15が設けられている。また
モーター27の出力軸に取付けたギア28Aは、ロッド
貫入用チャック14に設けたギア28Bに噛み合って回
転するようになっている。このギア28Bに近接してセ
ンサー29が設けられ、ギア28Bの回転をカウントし
て図1に示すカウンターモニター10に表示するように
なっている。またロッド貫入用チャック14の上部には
ロッド引抜き用チャック15が一体に取付けられてい
る。
【0017】ロッド貫入用チャック14は図7に示すよ
うに支持フレーム12Bの上面にケース30を取付け、
この内側に軸受31を介して回転シリンダー32が設け
られ、この回転シリンダー32の下部に前記ギア28B
が取付けられていると共に、上部にチャック機構34が
取付けられている。
【0018】このロッド貫入用チャック14のチャック
機構34は図6に示すように、ハウジング35と、この
ハウジング35の内側の同一円周上に配置された複数本
の支持軸36と、この支持軸36に偏心して回動自在に
それぞれ軸支された複数個の押えコマ37と、ハウジン
グ35の内壁に形成され、前記押えコマ37の後端側が
移動自在に位置する複数個の凹溝38とから構成されて
いる。
【0019】このチャック機構34は図7に示すように
ギア28Bと回転シリンダー32およびハウジング35
が一体に接続され、ギア28Bが回転するとハウジング
35が図6に示す矢印方向に回転する。この結果、ハウ
ジング35の内壁に形成した凹溝38が矢印方向に回転
し、この凹溝38の縁で押えコマ37の後端側が押され
て支持軸36を中心にして回動し、この押えコマ37の
先端が貫入ロッド13の外周を4方向から締付けて、こ
れを回転させるようになっている。
【0020】またロッド貫入用チャック14の上に取付
けられたロッド引抜き用チャック15は図8に示すよう
にハウジング40の内側にスリーブ41が上下動自在に
挿着されている。ハウジング40の中間部は内径が狭く
なった小径部42が形成され、この上下にテーパー部4
3A、43Bが形成されている。
【0021】またスリーブ41の中間には外径が小さく
なった小径部44が形成され、この小径部44の上下に
周方向に沿って複数の孔部45が形成され、この孔部4
5にボール46が装着されて前記ハウジング40のテー
パー部43A、43Bとの間で保持されている。
【0022】またスリーブ41の上部側面には切替レバ
ー49が突設され、これはハウジング40に開孔した横
方向に段違いのガイド溝48を貫通して外部に突設さ
れ、切替レバー49を持ってスリーブ41を回転させる
ことによりスリーブ41が上下動して図8(A)から
(B)の状態に設定することができる。図8(A)のよ
うにスリーブ41が上昇した状態では上下のボール46
は、テーパー部43A、43Bのほぼ中間部に位置して
いるので貫入ロッド13と離れた状態となり、貫入ロッ
ド13は上下に移動できる。またスリーブ41が下降し
た状態では図8(B)に示すように上部のボール46は
テーパー部43Aの小径部42に近い位置に来て前方に
押出され、貫入ロッド13を外周から強く挟持して上下
の移動が阻止されるようになっている。
【0023】上記構成の自動貫入試験機は、図1に示す
昇降フレーム12を下げた状態で例えば高さが1030
cm、長さが1460cm、幅が620cmと小型でありライ
トバンの荷台に積み込むことができる。この状態で現場
に搬入して調査地点までハンドル3を操作して走行させ
る。この後、図示しない制御ボタンを操作して昇降フレ
ーム12を上昇させる。
【0024】この動作は、図4に示すように複動型2段
油圧シリンダー21に油圧ポンプから油圧を送るとシリ
ンダーロッド21Aが上方に向かって伸出していく。シ
リンダーロッド21Aの先端には支えブロック25が取
付けられ、その湾曲した先端面が断面逆L型状のフレー
ム12Aの上板底面に接触して、これを押し上げてい
く。この結果、取付けフレーム12Aに一体に接続した
支持フレーム12Bも上昇していく。
【0025】シリンダーロッド21Aが伸出開始時に
は、取付けフレーム12Aに接続した第2のLMガイド
24がガイドバー23にガイドされて上昇していく。更
にシリンダーロッド21Aが伸出すると、今度はLMガ
イド24と一体になってガイドバー23が支持台5に立
設した第1のLMガイド22に沿って上昇していく。こ
のようにしてシリンダーロッド21Aが2段階に全部伸
出するとガイドバー23の下部はストッパー26により
ロックされて昇降フレーム12は仮想線で示す位置で停
止する。
【0026】次にロッド貫入用チャック14の下方から
貫入ロッド13を上方に向けて挿入し、更に図8(A)
に示すようにこの上部に設けたロッド引抜き用チャック
15を貫通させ、測定地点に貫入ロッド13の先端のス
クリューポイントを合わせる。。この後、図6に示すよ
うにハウジング35を手で回転させると、内壁に形成し
た凹溝38が矢印方向に回転し、ここに後端側が位置す
る押えコマ37が支持軸36を中心にして回動し、この
先端が貫入ロッド13の外周を4方向から締付けて固定
する。
【0027】この後、油圧シリンダー21のシリンダー
ロッド21Aを収縮させると、先端の支えブロック25
が取付けフレーム12Aから離れ、昇降フレーム12は
貫入ロッド13だけで支持された状態となる。
【0028】この後、モーター27を駆動させると図4
に示すように、ギア28Aが回転し、これと噛合するギ
ア28Bが回転する。チャック機構34のギア28Bと
回転シリンダー32およびハウジング35が図7に示す
ように一体に接続されているので、ギア28Bが回転す
ると、図6に示すようにハウジング35が矢印方向に回
転する。この結果、ハウジング35の内壁に形成した凹
溝38の縁で押えコマ37の後端が押されて、この先端
が貫入ロッド13の外周を4方向から締付けながらこれ
を回転させる。
【0029】昇降フレーム12にはウエイト16が取付
けられ、例えば昇降フレーム12の全体の重量が100
Kgになるようにウエイト16を調整すると、貫入ロッ
ド13には100Kgの荷重が加わった状態で貫入ロッ
ド13の先端のスクリューポイントが回転しながら地面
に食い込んでいく。貫入ロッド13には25cmごとに目
盛が形成され、この回転数をセンサー29で検出してカ
ウンターモニター10に表示させる。従って、25cmご
とに目盛が地中に埋め込まれた時点でカウンターモニタ
ー10の表示を読み取って測定を行なう。
【0030】このようにして、貫入ロッド13が回転し
ながら貫入していくと、図4に示すように昇降フレーム
12が下降してくるが、ガイドバー23はストッパー2
6によりロックさせているので下降せず、第2のLMガ
イド24はこのガイドバー23にガイドされて下降す
る。この後、ストッパー26のロックが解除されると。
第2のLMガイド24はガイドバー23と一体となって
第1のLMガイド22に沿って下降してくる。
【0031】昇降フレーム12が所定の位置まで下降し
たら、貫入ロッド13の上に別の貫入ロッド13を継ぎ
足してから、前記と同様に油圧シリンダー21を駆動さ
せて昇降フレーム12を上昇させてから、油圧シリンダ
ー21を下げて同様に貫入ロッド13を回転させながら
貫入させていく。
【0032】このようにして地盤の強度が所定の値にな
るまで貫入ロッド13を地中に貫入して測定が終わった
ら、今度は図8(B)に示すようにロッド引抜き用チャ
ック15の切替レバー49を回転させてスリーブ41を
下げる。スリーブ41が下降した状態では、上部のボー
ル46は、テーパー部43Aの小径部42に近い位置に
来て前方に押出され、貫入ロッド13を外周から強く挟
持して固定する。またアウトリガー8、8をセットして
自走式クローラー1を安定させてから、油圧シリンダー
21のシリンダーロッド21Aを伸出させていくと昇降
フレーム12が上昇し、地中に埋め込まれている貫入ロ
ッド13をロッド引抜き用チャック15で保持しながら
引抜いていく。
【0033】所定の長さ引抜いたら、図8(A)に示す
ようにロッド引抜き用チャック15のスリーブ41を上
げてフリーな状態にしてから、シリンダーロッド21A
を収縮させて昇降フレーム12を下降させ、継ぎ足した
貫入ロッド13を取外す。次に図8(B)に示すように
再びスリーブ41を下げて貫入ロッド13を固定させて
から、油圧シリンダー21によりロッド貫入用チャック
14を上昇させ、以下同様の操作を繰り返して油圧シリ
ンダー21の圧力によって貫入ロッド13を順次引抜い
ていく。
【0034】従って上記構成の自動貫入試験機は、自走
式クローラー1の上に、伸縮自在のガイドレール20を
設け、これにロッド貫入用チャック14とロッド引抜き
用チャック15とウエイト16を取付けた昇降フレーム
12を設け、この昇降フレーム12を油圧シリンダー2
1で押し上げるようにしたので、従来のスタンドに昇降
用のワイヤーを吊り下げた構造に比べて運搬時の高さを
低くでき、ライトバンの荷台に積み込むことができる。
また油圧シリンダー21として複動型2段式のものを用
いたので更に高さを低くすることができる。
【0035】また昇降フレーム12の上昇に、大きな圧
力が得られる油圧シリンダー21を用いたので、昇降フ
レーム12に取付けたロッド引抜き用チャック15によ
り貫入ロッド13を容易に引き抜くことができ、従来の
ように別に、ロッド引抜機をセットする必要がなく、作
業性を大幅に向上でき、一人の作業者でも短時間に測定
を完了することができる。
【0036】なお上記説明では油圧シリンダー21とし
て複動型2段式のものを用いた場合について示したが1
段式のものでも良い。またロッド引抜き用チャック15
はロッド貫入用チャック14の上部に設けた場合につい
て示したが、この逆に取付けた構造でも良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1
記載の自動貫入試験機によれば、伸縮自在のガイドレー
ルを設け、これにロッド貫入用と引抜き用のチャックと
ウエイトを取付けた昇降フレームを設け、シリンダーロ
ッドを上向きにした油圧シリンダーを接離自在に設け
て、昇降フレームを油圧シリンダーで押し上げるように
したので、試験機の高さを低くして小型化し、ライトバ
ンでも搬送が可能で、しかも自走式で現場への搬入も容
易である上、貫入したロッドの引抜きも同時に行え、作
業性を大幅に向上させることができる。
【0038】また請求項2記載の自動貫入試験機によれ
ば、昇降フレームをガイドするガイドレールが、ガイド
バーを挟んで両側にLMガイドを設けたので、順次上方
に向かって伸びていくことができ、運搬時の高さを低く
することができる。
【0039】また請求項3記載の自動貫入試験機によれ
ば、ロッド貫入用チャックが、ハウジングを回転させる
ことにより、偏心して取付けた複数個の押えコマが回動
して貫入ロッドを外周から締め付けながら回転させるこ
とができ、また貫入ロッドを引抜く場合にハウジングを
逆回転させることにより保持を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による自動貫入試験機の
側面図である。
【図2】図1の自動貫入試験機を示す平面図である。
【図3】図1の自動貫入試験機を示す正面図である。
【図4】図1のガイドレールと昇降フレームの部分を示
す側面図である。
【図5】図4のガイドレールと昇降フレームの部分を示
す平面図である。
【図6】ロッド貫入用チャックのチャック機構を示す平
面図である。
【図7】ロッド貫入用チャックを示す断面図である。
【図8】(A)はスリーブを上げた状態のロッド引抜き
用チャックを示す断面図、(B)はスリーブを下げた状
態のロッド引抜き用チャックを示す断面図である。
【符号の説明】
1 自走式クローラー 2 エンジン 5 支持台 7 昇降装置 8 アウトリガー 10 カウンターモニター 12 昇降フレーム 13 貫入ロッド 14 ロッド貫入用チャック 15 ロッド引抜き用チャック 16 ウエイト 20 ガイドレール 21 油圧シリンダー 21Aシリンダーロッド 22 第1のLMガイド 23 ガイドバー 24 第2のLMガイド 27 モーター 30 ケース 34 チャック機構 35 ハウジング 36 支持軸 37 押えコマ 38 凹溝 41 スリーブ 43Aテーパー部 46 ボール 47 切替レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式クローラーと、この自走式クロー
    ラーの上部に設けられた支持台と、この支持台に立設さ
    れた伸縮自在のガイドレールと、このガイドレールにガ
    イドされて昇降する昇降フレームと、この昇降フレーム
    に取付けられたウエイトと、前記上部支持台に立設さ
    れ、シリンダーロッドを上方に向けてこのシリンダーロ
    ッドの先端が昇降フレームに接離する油圧シリンダー
    と、昇降フレームに取付けられ、地中に貫入するロッド
    を保持するロッド貫入用チャックと、このロッド貫入用
    チャックを回転させる駆動機構と、ロッド貫入用チャッ
    クと同軸に設けられたロッド引抜き用チャックとからな
    ることを特徴とする自動貫入試験機。
  2. 【請求項2】 ガイドレールが、支持台に立設された第
    1のLMガイドと、これに一方の面が摺動自在に取付け
    られたガイドバーと、このガイドバーの他方の面に摺動
    自在に取付けられて、上部が昇降フレームに接続された
    第2のLMガイドとから伸縮自在に構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の自動貫入試験機。
  3. 【請求項3】 ロッド貫入用チャックが、ハウジング
    と、このハウジングの内側の同一円周上に配置された複
    数本の支持軸と、この支持軸に偏心して回動自在にそれ
    ぞれ軸支された複数個の押えコマと、ハウジングの内壁
    に形成され、前記押えコマの後端側が移動自在に位置す
    る複数個の凹溝とから構成され、ハウジングの回転によ
    り凹溝に後端側が挿着された各押えコマの先端が回動し
    て、貫入ロッドの外周を押えて保持しながら回転するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の自動貫入試験
    機。
JP2001006831A 2001-01-15 2001-01-15 自動貫入試験機 Pending JP2002212937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006831A JP2002212937A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 自動貫入試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006831A JP2002212937A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 自動貫入試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002212937A true JP2002212937A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18874662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006831A Pending JP2002212937A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 自動貫入試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002212937A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105495A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Takatoku:Kk のり面風化深度調査機
CN110439550A (zh) * 2019-07-22 2019-11-12 同济大学 一种倾斜式土壤采样系统
CN113047292A (zh) * 2021-03-23 2021-06-29 江苏双山建筑工程有限公司 深基坑围护桩间渗漏注浆止水用设备及施工方法
CN115419041A (zh) * 2022-10-08 2022-12-02 中化明达(福建)地质勘测有限公司 一种静力触探装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105495A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Takatoku:Kk のり面風化深度調査機
CN110439550A (zh) * 2019-07-22 2019-11-12 同济大学 一种倾斜式土壤采样系统
CN110439550B (zh) * 2019-07-22 2022-04-08 同济大学 一种倾斜式土壤采样系统
CN113047292A (zh) * 2021-03-23 2021-06-29 江苏双山建筑工程有限公司 深基坑围护桩间渗漏注浆止水用设备及施工方法
CN113047292B (zh) * 2021-03-23 2022-04-05 江苏双山建筑工程有限公司 深基坑围护桩间渗漏注浆止水用设备及施工方法
CN115419041A (zh) * 2022-10-08 2022-12-02 中化明达(福建)地质勘测有限公司 一种静力触探装置
CN115419041B (zh) * 2022-10-08 2023-11-14 中化明达(福建)地质勘测有限公司 一种静力触探装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4375241A (en) Drilling installation, more specifically for oil-drilling operations
KR100860049B1 (ko) 타이어 만능 시험장치
JP2002212937A (ja) 自動貫入試験機
KR101610928B1 (ko) 중량물의 회동이 가능한 마그네틱 리프트 장치
JP4408913B2 (ja) 貫入試験装置
US5129764A (en) Device to feed reinforcement rods
JP3079349B2 (ja) コーン貫入試験機兼用穿孔機
JPS6330480B2 (ja)
JP2946502B2 (ja) 地盤貫入抵抗測定装置
JP5414652B2 (ja) 貫入試験装置
JP2006125032A (ja) 杭施工機
JPH06272235A (ja) 地盤貫入抵抗測定装置
JPH07233641A (ja) コンクリート締固め用バイブレータ操作装置
JP3692120B2 (ja) 杭抜装置
CN216105800U (zh) 一种建筑工程施工用可提升支架
JP3066287B2 (ja) 自動貫入試験機
JPH0211462Y2 (ja)
JP5116128B1 (ja) 建抜柱機
CN117268271B (zh) 一种箱梁测量设备和多功能箱梁转体装置
CN219327524U (zh) 一种煤层气钻井辅助解卡装置
JP3029500B2 (ja) 全天候形ビル自動構築工法
LU502729B1 (en) Storage box of sampling instruments for geological resource exploration
JP3261083B2 (ja) 自走式チュービング装置
KR100536318B1 (ko) 차량의 아웃트리거
JPS6219707Y2 (ja)