JP2002212501A - 紫外線硬化形粉体塗料組成物、ウレタン基及び末端位アクリレート基を含有するポリマー及びこのポリマーの使用 - Google Patents
紫外線硬化形粉体塗料組成物、ウレタン基及び末端位アクリレート基を含有するポリマー及びこのポリマーの使用Info
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- C08G2250/00—Compositions for preparing crystalline polymers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紫外線硬化形粉体塗料組成物。
【解決手段】 A)非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種及びB)結晶質ウレタンアクリレート少なくと
も1種から成るバインダー(この際、AとBとからの混
合物のTgは低くとも35℃である)及び助剤及び添加
剤を含有する紫外線硬化形粉体塗料組成物。 【効果】 この紫外線硬化形粉体塗料組成物は架橋し
て、高光沢の、光安定性で耐候性の塗膜を生じる。
とも1種及びB)結晶質ウレタンアクリレート少なくと
も1種から成るバインダー(この際、AとBとからの混
合物のTgは低くとも35℃である)及び助剤及び添加
剤を含有する紫外線硬化形粉体塗料組成物。 【効果】 この紫外線硬化形粉体塗料組成物は架橋し
て、高光沢の、光安定性で耐候性の塗膜を生じる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬化して高光沢
の、光安定で耐候性の塗膜になる紫外線硬化形粉体塗料
組成物に関する。
の、光安定で耐候性の塗膜になる紫外線硬化形粉体塗料
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】熱架橋可能な粉体塗料は公知であり、塗
料加工工業で屡々使用されている。
料加工工業で屡々使用されている。
【0003】例えば、DE−PS2735497は、優
れた耐候性及び耐熱性を有するPUR−粉体塗料を記載
している。その製造法がDE−PS2712931に記
載されている架橋剤は、ε−カプロラクタムブロックさ
れたイソシアヌレート基含有イソホロンジイソシアネー
トから成っている。そのイソシアネート基が同様にブロ
ックされているウレタン−、ビウレット−又は尿素基含
有ポリイソシアネートも公知である。
れた耐候性及び耐熱性を有するPUR−粉体塗料を記載
している。その製造法がDE−PS2712931に記
載されている架橋剤は、ε−カプロラクタムブロックさ
れたイソシアヌレート基含有イソホロンジイソシアネー
トから成っている。そのイソシアネート基が同様にブロ
ックされているウレタン−、ビウレット−又は尿素基含
有ポリイソシアネートも公知である。
【0004】これらの系の欠点は、熱的架橋反応の間の
ブロッキング剤の分解にある。ブロッキング剤は環境中
に放出することがあるので、生態学的及び作業衛生学的
理由から、廃ガスの清浄化及び/又はこのブロッキング
剤の回収のための特別な処置をしなければならない。更
に、この架橋剤は低い反応性を有する。170℃を上回
る硬化温度が必要である。
ブロッキング剤の分解にある。ブロッキング剤は環境中
に放出することがあるので、生態学的及び作業衛生学的
理由から、廃ガスの清浄化及び/又はこのブロッキング
剤の回収のための特別な処置をしなければならない。更
に、この架橋剤は低い反応性を有する。170℃を上回
る硬化温度が必要である。
【0005】二つの欠点、ブロッキング剤の放出及び高
い温度での硬化は、熱によるのではなく照射線により硬
化される粉体塗料、いわゆるUV−粉体塗料により解消
できる。このようなUV−粉体塗料は公知であり、例え
ばUSP3485732、EP−A−0407826及
びUSP5639560中に記載されている。
い温度での硬化は、熱によるのではなく照射線により硬
化される粉体塗料、いわゆるUV−粉体塗料により解消
できる。このようなUV−粉体塗料は公知であり、例え
ばUSP3485732、EP−A−0407826及
びUSP5639560中に記載されている。
【0006】US−特許5639560は、バインダー
として更にメタクリル末端基を有する特別な結晶質ポリ
エステルを有する紫外線硬化形粉体組成物を記載してい
る。選択的に、この粉体組成物はエチレン系不飽和オリ
ゴマー、特にウレタンアクリレートを有利に10質量%
までの少量で含有する。しかしながら、この特許明細書
中に示されているUV−粉体塗料処方物は重要な欠点を
有する。これは、−80℃でのみ磨砕可能であり、通常
はこれから生じる被覆は屋外露候安定ではないか又は可
撓性ではない。120sを下回る非常に低い振かん硬度
(ケーニッヒによる)の欠点は特に重大である。
として更にメタクリル末端基を有する特別な結晶質ポリ
エステルを有する紫外線硬化形粉体組成物を記載してい
る。選択的に、この粉体組成物はエチレン系不飽和オリ
ゴマー、特にウレタンアクリレートを有利に10質量%
までの少量で含有する。しかしながら、この特許明細書
中に示されているUV−粉体塗料処方物は重要な欠点を
有する。これは、−80℃でのみ磨砕可能であり、通常
はこれから生じる被覆は屋外露候安定ではないか又は可
撓性ではない。120sを下回る非常に低い振かん硬度
(ケーニッヒによる)の欠点は特に重大である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、35
℃で貯蔵安定であり、更に塗膜の硬化の後に、硬いと同
時に、可撓性で、かつ屋外露候安定(aussenwettstabil)
な被覆をもたらすUV−粉体塗料組成物を見つけるこ
とであった。更に、この粉体塗料は僅かな冷却剤を用い
て又は冷却剤なしで磨砕可能であるべきである。
℃で貯蔵安定であり、更に塗膜の硬化の後に、硬いと同
時に、可撓性で、かつ屋外露候安定(aussenwettstabil)
な被覆をもたらすUV−粉体塗料組成物を見つけるこ
とであった。更に、この粉体塗料は僅かな冷却剤を用い
て又は冷却剤なしで磨砕可能であるべきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】意外にも、この課題は、
バインダーとして、非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種及び結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1
種からの混合物(この混合物のガラス転移温度Tgは低
くとも35℃である)を含有する照射線硬化可能な粉体
塗料組成物(Pulverlackzusammensetzung)により解決で
きた。
バインダーとして、非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種及び結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1
種からの混合物(この混合物のガラス転移温度Tgは低
くとも35℃である)を含有する照射線硬化可能な粉体
塗料組成物(Pulverlackzusammensetzung)により解決で
きた。
【0009】本発明の目的物は、 I. A)非晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種
60〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 10
〜40質量% から成るバインダー(この際、AとBからの混合物のT
gは低くとも35℃である)及び II.助剤及び添加剤 を含有する紫外線硬化形粉体塗料組成物である。
60〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 10
〜40質量% から成るバインダー(この際、AとBからの混合物のT
gは低くとも35℃である)及び II.助剤及び添加剤 を含有する紫外線硬化形粉体塗料組成物である。
【0010】この発明の意味でのウレタンアクリレート
は、それにポリイソシアネート及びアクリレート含有ア
ルコールとの反応によりウレタン基及びアクリレート基
が結合されるヒドロキシル基含有ポリエステルから成
る。
は、それにポリイソシアネート及びアクリレート含有ア
ルコールとの反応によりウレタン基及びアクリレート基
が結合されるヒドロキシル基含有ポリエステルから成
る。
【0011】A. 本発明による非晶質ウレタンアクリ
レートは、35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキ
シル基含有ポリエステル(A1)から、ポリイソシアネ
ート(A2)及び同時に少なくとも1個のアルコール基
及び少なくとも1個の重合可能なアクリレート基(A
3)を含有する化合物との反応により製造される。これ
は末端位アクリレート基と同様にウレタン基を有する。
レートは、35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキ
シル基含有ポリエステル(A1)から、ポリイソシアネ
ート(A2)及び同時に少なくとも1個のアルコール基
及び少なくとも1個の重合可能なアクリレート基(A
3)を含有する化合物との反応により製造される。これ
は末端位アクリレート基と同様にウレタン基を有する。
【0012】A1. 35〜80℃のTgを有する非晶
質ヒドロキシル基含有ポリエステルは、適当なジカルボ
ン酸とジオールの重縮合により製造される。縮合は公知
方法で不活性ガス雰囲気中、100〜260℃、有利に
130〜220℃の温度で行われ、融液として又は共沸
法で得られ、例えば Methoden der Organischen Chemie
(Houben-Weyl); 14/2巻、 1 - 5、 21 - 23、 40 -44
頁、Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1963 又は C.
R. Martens の Alkyd Resins, 51 - 59頁, Reinhold
Plastics Appl. Series, Reinhold Publishing Comp.,
New York, 1961に記載されている。ポリエステルの製造
のために有利なカルボン酸は、脂肪族、脂環式、芳香族
及び/又はヘテロ環式のものであってよく、場合によっ
てはハロゲン原子で置換されていてよく及び/又は不飽
和であってよい。この例としては次のものが挙げられ
る:コハク酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、
セバシン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
トリメリト酸、ピロメリト酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ジ
クロロフタル酸、テトラクロロフタル酸、エンドメチレ
ンテトラヒドロフタル酸、グルタール酸又は−入手可能
である限りにおいて−これらの無水物、テレフタル酸ジ
メチルエステル、テレフタル酸−ビス−グリコールエス
テル。イソフタル酸が特に良好に好適である。
質ヒドロキシル基含有ポリエステルは、適当なジカルボ
ン酸とジオールの重縮合により製造される。縮合は公知
方法で不活性ガス雰囲気中、100〜260℃、有利に
130〜220℃の温度で行われ、融液として又は共沸
法で得られ、例えば Methoden der Organischen Chemie
(Houben-Weyl); 14/2巻、 1 - 5、 21 - 23、 40 -44
頁、Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1963 又は C.
R. Martens の Alkyd Resins, 51 - 59頁, Reinhold
Plastics Appl. Series, Reinhold Publishing Comp.,
New York, 1961に記載されている。ポリエステルの製造
のために有利なカルボン酸は、脂肪族、脂環式、芳香族
及び/又はヘテロ環式のものであってよく、場合によっ
てはハロゲン原子で置換されていてよく及び/又は不飽
和であってよい。この例としては次のものが挙げられ
る:コハク酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、
セバシン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
トリメリト酸、ピロメリト酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ジ
クロロフタル酸、テトラクロロフタル酸、エンドメチレ
ンテトラヒドロフタル酸、グルタール酸又は−入手可能
である限りにおいて−これらの無水物、テレフタル酸ジ
メチルエステル、テレフタル酸−ビス−グリコールエス
テル。イソフタル酸が特に良好に好適である。
【0013】ポリオールとしては、例えば次のものがこ
れに該当する:モノエチレングリコール、1,2−及び
1,3−プロピレングリコール、1,4−及び2,3−
ブチレングリコール、ジ−β−ヒドロキシエチルブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,8−オクタンジオール、デカンジオー
ル、ドデカンジオール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジオール、3(4),8(9)−ビス(ヒド
ロキシメチル)−トリシクロ[5.2.1.0 2,6]
デカン(ジシドール)、ビス−(1,4−ヒドロキシメ
チル)−シクロヘキサン、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−プロパン、2,2−ビス−[4
−(β−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−プロパ
ン、2−メチル−プロパンジオール−1,3、2−メチ
ル−ペンタンジオール−1,5、2,2,4(2,4,
4)−トリメチルヘキサンジオール−1,6、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ヘキサンジオール−1,2,6、ブタンジオール−1,
2,4、トリス−(β−ヒドロキシエチル)−イソシア
ヌレート、ペンタエリスリット、マンニット及びソルビ
ット並びにジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコ
ール、キシリレングリコール及びヒドロキシピバリン酸
ネオペンチルグリコールエステル。モノエチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ジシドール、シクロヘ
キサンジメタノール、トリメチロールプロパン及びグリ
セリンが有利である。
れに該当する:モノエチレングリコール、1,2−及び
1,3−プロピレングリコール、1,4−及び2,3−
ブチレングリコール、ジ−β−ヒドロキシエチルブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,8−オクタンジオール、デカンジオー
ル、ドデカンジオール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジオール、3(4),8(9)−ビス(ヒド
ロキシメチル)−トリシクロ[5.2.1.0 2,6]
デカン(ジシドール)、ビス−(1,4−ヒドロキシメ
チル)−シクロヘキサン、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−プロパン、2,2−ビス−[4
−(β−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−プロパ
ン、2−メチル−プロパンジオール−1,3、2−メチ
ル−ペンタンジオール−1,5、2,2,4(2,4,
4)−トリメチルヘキサンジオール−1,6、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ヘキサンジオール−1,2,6、ブタンジオール−1,
2,4、トリス−(β−ヒドロキシエチル)−イソシア
ヌレート、ペンタエリスリット、マンニット及びソルビ
ット並びにジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコ
ール、キシリレングリコール及びヒドロキシピバリン酸
ネオペンチルグリコールエステル。モノエチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ジシドール、シクロヘ
キサンジメタノール、トリメチロールプロパン及びグリ
セリンが有利である。
【0014】こうして製造された非晶質ポリエステル
は、KOH15〜100mg/gのOH価、35〜80
℃のTg及び<5の酸価を有する。非晶質ポリエステル
の混合物も使用できる。公知のように屋外露候安定性に
とって不利である特定の出発物質(例えばテレフタル
酸)を使用する必要はないか又は少量のみを使用する必
要があるだけであることを考慮すべきである。
は、KOH15〜100mg/gのOH価、35〜80
℃のTg及び<5の酸価を有する。非晶質ポリエステル
の混合物も使用できる。公知のように屋外露候安定性に
とって不利である特定の出発物質(例えばテレフタル
酸)を使用する必要はないか又は少量のみを使用する必
要があるだけであることを考慮すべきである。
【0015】A2. 本発明による非晶質ウレタンアク
リレート中では、ポリイソシアネートとして脂肪族、
(環状)脂肪族又は脂環式構造のジイソシアネートが使
用される。ポリイソシアネートの代表例は次のものであ
る:2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサメチレン−1,6−ジイソシアネート、殊に2,
2,4−及び2,4,4−異性体及び双方の異性体の工
業用混合物、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシ
ルイソシアネート)、ノルボルナンジイソシアネート及
び3,3,5−トリメチル−1−イソシアナト−3−イ
ソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)。同様
に、ポリイソシアネートそれ自体のイソシアネート基を
介しての反応により得られるポリイソシアネート、例え
ば3個のイソシアネート基の反応により生じるイソシア
ヌレートも好適である。ポリイソシアネートは、同様に
ビウレット−又はアロファネート基を含有することがで
きる。IPDIが特に好適である。
リレート中では、ポリイソシアネートとして脂肪族、
(環状)脂肪族又は脂環式構造のジイソシアネートが使
用される。ポリイソシアネートの代表例は次のものであ
る:2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサメチレン−1,6−ジイソシアネート、殊に2,
2,4−及び2,4,4−異性体及び双方の異性体の工
業用混合物、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシ
ルイソシアネート)、ノルボルナンジイソシアネート及
び3,3,5−トリメチル−1−イソシアナト−3−イ
ソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)。同様
に、ポリイソシアネートそれ自体のイソシアネート基を
介しての反応により得られるポリイソシアネート、例え
ば3個のイソシアネート基の反応により生じるイソシア
ヌレートも好適である。ポリイソシアネートは、同様に
ビウレット−又はアロファネート基を含有することがで
きる。IPDIが特に好適である。
【0016】A3. 少なくとも1個の遊離OH−基及
び1個の重合可能なアクリレート基を有する重合可能な
化合物としては、例えばヒドロキシエチルアクリレート
(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリレート及びグリ
セリンジアクリレートがこれに該当する。ヒドロキシエ
チルアクリレート(HEA)が特に好適である。
び1個の重合可能なアクリレート基を有する重合可能な
化合物としては、例えばヒドロキシエチルアクリレート
(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリレート及びグリ
セリンジアクリレートがこれに該当する。ヒドロキシエ
チルアクリレート(HEA)が特に好適である。
【0017】非晶質OH−含有ポリエステル(A1)、
ポリイソシアネートA2及びA3からの非晶質ウレタン
アクリレートAの製造のために、先ずポリイソシアネー
トを準備し、触媒としての DBTL 及び重合抑止剤として
の IONOL CP(Shell) を加え、NCO:OHの比2.5
〜1.5:1でポリエステルを添加する。添加終了後
に、100〜140℃でこの反応を完結させる。その
後、この反応生成物に成分A3、例えばヒドロキシエチ
ルアクリレートを、残留−NCO:OHの比1.0〜1.
1:1で加え、80〜140℃で反応を完結させると、
0.1%を下回るNCO−含有率が達成される。ポリイ
ソシアネート、例えばIPDIと成分A3との予備反応
及びこのNCO−含有予備反応生成物のヒドロキシル基
含有ポリエステルへの添加も可能である。
ポリイソシアネートA2及びA3からの非晶質ウレタン
アクリレートAの製造のために、先ずポリイソシアネー
トを準備し、触媒としての DBTL 及び重合抑止剤として
の IONOL CP(Shell) を加え、NCO:OHの比2.5
〜1.5:1でポリエステルを添加する。添加終了後
に、100〜140℃でこの反応を完結させる。その
後、この反応生成物に成分A3、例えばヒドロキシエチ
ルアクリレートを、残留−NCO:OHの比1.0〜1.
1:1で加え、80〜140℃で反応を完結させると、
0.1%を下回るNCO−含有率が達成される。ポリイ
ソシアネート、例えばIPDIと成分A3との予備反応
及びこのNCO−含有予備反応生成物のヒドロキシル基
含有ポリエステルへの添加も可能である。
【0018】B. 本発明による結晶質ウレタンアクリ
レートは、結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル(B
1)とポリイソシアネート(B2)及び成分A3との反
応により製造される。A3としてはヒドロキシエチルア
クリレート(HEA)が特に好適である。これは、末端
位アクリレート基と同様にウレタン基を有する。
レートは、結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル(B
1)とポリイソシアネート(B2)及び成分A3との反
応により製造される。A3としてはヒドロキシエチルア
クリレート(HEA)が特に好適である。これは、末端
位アクリレート基と同様にウレタン基を有する。
【0019】B1. 結晶質ヒドロキシル基含有ポリエ
ステルは、既に非晶質ポリエステルに関するA1の記載
と同様に重縮合により製造される。このために、炭素原
子4〜14を有する飽和線状脂肪族又は脂環式ジカルボ
ン酸80〜100モル%と他の脂肪族又は脂環式又は芳
香族ジ−又はポリカルボン酸0〜20モル%とから成る
酸成分を、炭素原子2〜15を有する線状脂肪族ジオー
ル80〜100モル%と炭素原子2〜15を有する他の
脂肪族又は脂環式ジ−又はポリオール0〜20%とから
なるアルコール成分と反応させる。こうして製造された
結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステルは、KOH15
〜80mg/gのOH価、KOH<5mg/gの酸価及
び40〜130℃の融点を有する。
ステルは、既に非晶質ポリエステルに関するA1の記載
と同様に重縮合により製造される。このために、炭素原
子4〜14を有する飽和線状脂肪族又は脂環式ジカルボ
ン酸80〜100モル%と他の脂肪族又は脂環式又は芳
香族ジ−又はポリカルボン酸0〜20モル%とから成る
酸成分を、炭素原子2〜15を有する線状脂肪族ジオー
ル80〜100モル%と炭素原子2〜15を有する他の
脂肪族又は脂環式ジ−又はポリオール0〜20%とから
なるアルコール成分と反応させる。こうして製造された
結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステルは、KOH15
〜80mg/gのOH価、KOH<5mg/gの酸価及
び40〜130℃の融点を有する。
【0020】結晶質ポリエステルの製造のために好適で
あるカルボン酸は、コハク酸、アジピン酸、コルク酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、テトラヒド
ロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、グル
タール酸もしくは−入手可能である限り−これらの無水
物である。ドデカンジ酸が特に好適である。
あるカルボン酸は、コハク酸、アジピン酸、コルク酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、テトラヒド
ロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、グル
タール酸もしくは−入手可能である限り−これらの無水
物である。ドデカンジ酸が特に好適である。
【0021】ポリオールとしては、次のジオールである
エチレングリコール、プロパンジオール−(1,2)及
び−(1,3)、2,2−ジメチルプロパンジオール−
(1,3)、ブタンジオール−(1,4)、ペンタンジ
オール−(1,5)、ヘキサンジオール−(1,6)、
2−メチルペンタンジオール−(1,5)、2,2,4
−トリメチルヘキサンジオールー(1,6)、2,4,
4−トリメチルヘキサンジオール−(1,6)、ヘプタ
ンジオール−(1,7)、デカンジオール−(1,1
0)、ドデカンジオール(1,12)、オクタデセン−
9,10−ジオール(1,12)、オクタデカンジオー
ル−(1,18)、2,4−ジメチル−2−プロピルヘ
プタンジオール−(1,3)、ブテンジオール−(1,
4)、ブチンジオール−(1,4)、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、トランス−及びシス−1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、トリオールであるグリセリン、ヘキサント
リオール−(1,2,6)、1,1,1−トリメチロー
ルプロパン及び1,1,1−トリメチロールエタン及び
テトラオールであるペンタエリスリットが好適である。
エチレングリコール、プロパンジオール−(1,2)及
び−(1,3)、2,2−ジメチルプロパンジオール−
(1,3)、ブタンジオール−(1,4)、ペンタンジ
オール−(1,5)、ヘキサンジオール−(1,6)、
2−メチルペンタンジオール−(1,5)、2,2,4
−トリメチルヘキサンジオールー(1,6)、2,4,
4−トリメチルヘキサンジオール−(1,6)、ヘプタ
ンジオール−(1,7)、デカンジオール−(1,1
0)、ドデカンジオール(1,12)、オクタデセン−
9,10−ジオール(1,12)、オクタデカンジオー
ル−(1,18)、2,4−ジメチル−2−プロピルヘ
プタンジオール−(1,3)、ブテンジオール−(1,
4)、ブチンジオール−(1,4)、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、トランス−及びシス−1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、トリオールであるグリセリン、ヘキサント
リオール−(1,2,6)、1,1,1−トリメチロー
ルプロパン及び1,1,1−トリメチロールエタン及び
テトラオールであるペンタエリスリットが好適である。
【0022】B2. 本発明による結晶質ウレタンアク
リレートの製造のために、ポリイソシアネートとして、
脂肪族、(環状)脂肪族又は脂環式構造のジイソシアネ
ートが有利に使用される。ポリイソシアネートの代表例
は、2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサメチレン−1,6−ジイソシアネート、殊に2,
2,4−及び2,4,4−異性体及び双方の異性体の工
業用混合物、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシ
ルイソシアネート)、ノルボルナンジイソシアネート及
び3,3,5−トリメチル−1−イソシアナト−3−イ
ソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)である。
同様にポリイソシアネートそれ自体のイソシアネート基
を介しての反応により得られるポリイソシアネート、例
えば3個のイソシアネートの反応により生じるイソシア
ヌレートも好適である。このポリイソシアネートは同様
にビウレット−又はアロファネート基を含有することが
できる。IPDIが特に好適である。
リレートの製造のために、ポリイソシアネートとして、
脂肪族、(環状)脂肪族又は脂環式構造のジイソシアネ
ートが有利に使用される。ポリイソシアネートの代表例
は、2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサメチレン−1,6−ジイソシアネート、殊に2,
2,4−及び2,4,4−異性体及び双方の異性体の工
業用混合物、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシ
ルイソシアネート)、ノルボルナンジイソシアネート及
び3,3,5−トリメチル−1−イソシアナト−3−イ
ソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)である。
同様にポリイソシアネートそれ自体のイソシアネート基
を介しての反応により得られるポリイソシアネート、例
えば3個のイソシアネートの反応により生じるイソシア
ヌレートも好適である。このポリイソシアネートは同様
にビウレット−又はアロファネート基を含有することが
できる。IPDIが特に好適である。
【0023】B3. この重合可能な化合物は、成分A
3と同じである。
3と同じである。
【0024】結晶質OH−含有ポリエステル(B1)、
ポリイソシアネート(B2)及びB3からの本発明によ
るウレタンアクリレートBの製造のために、先ずポリイ
ソシアネートを準備し、触媒としてのDBTL及び重合
抑制剤としての IONOL CP(Shell) を加え、NCO:O
Hの比2.5〜1.5:1でポリエステルを添加する。添
加終了後に、70〜130℃で反応を完結させる。その
後、この反応生成物に、成分B3、例えばヒドロキシル
アクリレートを残留-NCO:OHの比1.0〜1.1:
1で加え、70〜130℃で反応を完結させると、0.
1%を下回るNCO−含有率が達成される。
ポリイソシアネート(B2)及びB3からの本発明によ
るウレタンアクリレートBの製造のために、先ずポリイ
ソシアネートを準備し、触媒としてのDBTL及び重合
抑制剤としての IONOL CP(Shell) を加え、NCO:O
Hの比2.5〜1.5:1でポリエステルを添加する。添
加終了後に、70〜130℃で反応を完結させる。その
後、この反応生成物に、成分B3、例えばヒドロキシル
アクリレートを残留-NCO:OHの比1.0〜1.1:
1で加え、70〜130℃で反応を完結させると、0.
1%を下回るNCO−含有率が達成される。
【0025】非晶質及び結晶質のウレタンアクリレート
を、非晶質対結晶質の比60:40〜90:10質量%
で混合すると、最終生成物は低くとも35℃のTgを有
する。非晶質及び結晶質の出発ポリエステルを混合し、
次いで、これらをポリイソシアネート及びアクリレート
含有アルコールと混合して反応させることもできる。
を、非晶質対結晶質の比60:40〜90:10質量%
で混合すると、最終生成物は低くとも35℃のTgを有
する。非晶質及び結晶質の出発ポリエステルを混合し、
次いで、これらをポリイソシアネート及びアクリレート
含有アルコールと混合して反応させることもできる。
【0026】更に必要な装入物質(Einsatzstoff)とし
て、原則的に慣用の液状UV−硬化系(例えばEP63
3912)から公知であるUV−開始剤が使用される。
これは、UV−光での照射の際に分解してラジカルにな
り、これにより重合を開始させる物質である。UV−開
始剤としては、例えば2,2’−ジエトキシアセトフェ
ノン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン、キサントン、チオキサントン、
ベンジルジメチルケタール等がこれに該当する。このよ
うなUV−開始剤は市場で、例えば Cibaから IRGACUR
E 184 又は DEGACURE 1173として提供されている。こ
の全体系の光開始剤の割合は、約0.5〜5質量%であ
る。
て、原則的に慣用の液状UV−硬化系(例えばEP63
3912)から公知であるUV−開始剤が使用される。
これは、UV−光での照射の際に分解してラジカルにな
り、これにより重合を開始させる物質である。UV−開
始剤としては、例えば2,2’−ジエトキシアセトフェ
ノン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン、キサントン、チオキサントン、
ベンジルジメチルケタール等がこれに該当する。このよ
うなUV−開始剤は市場で、例えば Cibaから IRGACUR
E 184 又は DEGACURE 1173として提供されている。こ
の全体系の光開始剤の割合は、約0.5〜5質量%であ
る。
【0027】任意の添加剤は、アクリレート−又はメタ
クリレート含有化合物、例えばトリス(2−ヒドロキシ
メチル)イソシアヌレートのトリアクリレート(SR3
86、Sartomer) 及び被覆特性を変性するために0〜2
0質量%の少ない割合で使用されうる付着助剤である。
クリレート含有化合物、例えばトリス(2−ヒドロキシ
メチル)イソシアヌレートのトリアクリレート(SR3
86、Sartomer) 及び被覆特性を変性するために0〜2
0質量%の少ない割合で使用されうる付着助剤である。
【0028】粉体塗料において慣用の他の添加剤は、レ
ベリング剤、光安定剤及び脱泡剤(Entgasungsmittel)
である。これらは0〜5質量%で使用できる。更に、顔
料及び填料、例えば二酸化チタンのような金属酸化物及
び金属水酸化物、硫酸塩、硫化物、炭酸塩、珪酸塩、タ
ルク、カーボンブラック等を0〜30%の質量割合で使
用することができる。
ベリング剤、光安定剤及び脱泡剤(Entgasungsmittel)
である。これらは0〜5質量%で使用できる。更に、顔
料及び填料、例えば二酸化チタンのような金属酸化物及
び金属水酸化物、硫酸塩、硫化物、炭酸塩、珪酸塩、タ
ルク、カーボンブラック等を0〜30%の質量割合で使
用することができる。
【0029】すぐ使用できる粉体塗料組成物を製造する
ために、装入物質を混合する。装入物質の均質化は、適
当な装置、例えば加熱可能なニーダー中で、しかしなが
ら有利には押出により行うことができ、この際、120
〜130℃の温度限界を超えるべきではない。押し出さ
れた物質を室温まで冷却し、適当に粉砕の後に冷却剤の
添加なしに磨砕してスプレー準備のできた粉末にする。
スプレー準備のできた粉末の適当な基材上への施与は、
公知方法で、例えば静電気的又はトリボスタテイック
(tribostatisches)粉体スプレー、流動浸漬塗装又は静
電流動浸漬塗装により行うことができる。
ために、装入物質を混合する。装入物質の均質化は、適
当な装置、例えば加熱可能なニーダー中で、しかしなが
ら有利には押出により行うことができ、この際、120
〜130℃の温度限界を超えるべきではない。押し出さ
れた物質を室温まで冷却し、適当に粉砕の後に冷却剤の
添加なしに磨砕してスプレー準備のできた粉末にする。
スプレー準備のできた粉末の適当な基材上への施与は、
公知方法で、例えば静電気的又はトリボスタテイック
(tribostatisches)粉体スプレー、流動浸漬塗装又は静
電流動浸漬塗装により行うことができる。
【0030】更に、本発明の目的は、次の成分: A)非晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 60
〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 10
〜40質量%から成り(この際、AとBとからの混合物
のTgは低くとも35℃である)、この非晶質ウレタン
アクリレートAが、次の成分: A1)35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキシル
基含有ポリエステル少なくとも1種 A2)ポリイソシアネート少なくとも1種 A3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されており、かつこの結晶質ウ
レタンアクリレートBが、次の成分: B1)結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル少なくと
も1種 B2)ポリイソシアネート少なくとも1種 B3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されている、ウレタン基及び末
端位アクリレート基を含有するポリマー及び紫外線硬化
形粉体塗料組成物の製造のためのその使用である。
〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 10
〜40質量%から成り(この際、AとBとからの混合物
のTgは低くとも35℃である)、この非晶質ウレタン
アクリレートAが、次の成分: A1)35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキシル
基含有ポリエステル少なくとも1種 A2)ポリイソシアネート少なくとも1種 A3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されており、かつこの結晶質ウ
レタンアクリレートBが、次の成分: B1)結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル少なくと
も1種 B2)ポリイソシアネート少なくとも1種 B3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されている、ウレタン基及び末
端位アクリレート基を含有するポリマー及び紫外線硬化
形粉体塗料組成物の製造のためのその使用である。
【0031】本発明のもう一つの目的は、高い又は低い
透明性を有する被覆を製造するためのこの粉体塗料組成
物の使用である。
透明性を有する被覆を製造するためのこの粉体塗料組成
物の使用である。
【0032】
【実施例】次の実施例につき本発明を詳述する: 例1. ヒドロキシル基含有ポリエステルの一般的製造
方法 酸成分及びアルコール成分にn−ブチル錫トリオクタノ
エート0.2モル%を加え、蒸留塔を備えた装置中で、
窒素気下及び撹拌下に190℃まで加熱する。この温度
を水分離の経過の間にゆっくり230℃まで高める。理
論的水量の約98%が留去された後に生成物を冷却さ
せ、かつOH価(KOHmg/gでのOHZ)及び酸価
(KOHmg/gでのSZ)を試験する。
方法 酸成分及びアルコール成分にn−ブチル錫トリオクタノ
エート0.2モル%を加え、蒸留塔を備えた装置中で、
窒素気下及び撹拌下に190℃まで加熱する。この温度
を水分離の経過の間にゆっくり230℃まで高める。理
論的水量の約98%が留去された後に生成物を冷却さ
せ、かつOH価(KOHmg/gでのOHZ)及び酸価
(KOHmg/gでのSZ)を試験する。
【0033】こうして3種のポリエステルが製造され
た: A1:IPS100%、MEG20%及びNPG80%
からの非晶質ポリエステル、 OHZ KOH42mg
/g、Tg 48℃、 A2:IPS100%、MEG20%及びDCD80%
からの非晶質ポリエステル、 OHZ KOH40mg
/g、Tg 75℃、 B: DDS100%、MEG100%からの結晶質ポ
リエステル、 OHZ KOH31mg/g、融点 81℃。
た: A1:IPS100%、MEG20%及びNPG80%
からの非晶質ポリエステル、 OHZ KOH42mg
/g、Tg 48℃、 A2:IPS100%、MEG20%及びDCD80%
からの非晶質ポリエステル、 OHZ KOH40mg
/g、Tg 75℃、 B: DDS100%、MEG100%からの結晶質ポ
リエステル、 OHZ KOH31mg/g、融点 81℃。
【0034】DDS:ドデカンジ酸、IPS:イソフタ
ル酸、MEG:モノエチレングリコール、NPG:ネオ
ペンチルグリコール、DCD:ジシドール。
ル酸、MEG:モノエチレングリコール、NPG:ネオ
ペンチルグリコール、DCD:ジシドール。
【0035】例2. 非晶質ウレタンアクリレートAI
Uの製造 ポリエステルA1(OHZ 42)111.2gを溶融
させ、120℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 2
3.7g、IONOL CP 0.3g及び DBTL 0.3gからの混
合物に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキ
シエチルアクリレート14.9gを滴加する。更なる3
0分間撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回
り、この熱反応混合物をフラスコからシート(Folie)上
に注ぐ。反応混合物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これ
を機械的に粉砕しかつ磨砕する。この生成物のTgは4
1℃である。
Uの製造 ポリエステルA1(OHZ 42)111.2gを溶融
させ、120℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 2
3.7g、IONOL CP 0.3g及び DBTL 0.3gからの混
合物に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキ
シエチルアクリレート14.9gを滴加する。更なる3
0分間撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回
り、この熱反応混合物をフラスコからシート(Folie)上
に注ぐ。反応混合物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これ
を機械的に粉砕しかつ磨砕する。この生成物のTgは4
1℃である。
【0036】例3. 非晶質ウレタンアクリレートA2
Uの製造 ポリエステルA2(OHZ 40)37.7gを溶融さ
せ、140℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 7.5
g、IONOL CP 0.1g及び DBTL 0.1gからの混合物
に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキシエ
チルアクリレート4.7gを滴加する。更なる30分間
撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回り、この
熱反応混合物をフラスコからシート上に注ぐ。反応混合
物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これを機械的に粉砕し
かつ磨砕する。この生成物のTgは62℃である。
Uの製造 ポリエステルA2(OHZ 40)37.7gを溶融さ
せ、140℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 7.5
g、IONOL CP 0.1g及び DBTL 0.1gからの混合物
に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキシエ
チルアクリレート4.7gを滴加する。更なる30分間
撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回り、この
熱反応混合物をフラスコからシート上に注ぐ。反応混合
物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これを機械的に粉砕し
かつ磨砕する。この生成物のTgは62℃である。
【0037】例4. 結晶質ウレタンアクリレートBU
の製造 ポリエステルB(OHZ 31)103.8gを溶融さ
せ、90℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 16.1
g、IONOL CP 0.1g及び DBTL 0.1gからの混合物
に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキシエ
チルアクリレート10.1gを滴加する。更なる30分
間撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回り、こ
の熱反応混合物をフラスコからシート上に注ぐ。反応混
合物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これを機械的に粉砕
しかつ磨砕する。この生成物の融点は80℃である。
の製造 ポリエステルB(OHZ 31)103.8gを溶融さ
せ、90℃で激しい撹拌下に、少量ずつ、IPDI 16.1
g、IONOL CP 0.1g及び DBTL 0.1gからの混合物
に加える。30分の反応の後に、付加的にヒドロキシエ
チルアクリレート10.1gを滴加する。更なる30分
間撹拌の後に、NCO−含有率は0.1%を下回り、こ
の熱反応混合物をフラスコからシート上に注ぐ。反応混
合物が硬化しかつ冷えたら直ちに、これを機械的に粉砕
しかつ磨砕する。この生成物の融点は80℃である。
【0038】例5. 本発明のポリマー及び粉体塗料組
成物の製造及び比較実験 3成分A1U、A2U及びBUを適当な質量比で混合
し、この混合物100部に光開始剤 IRGACURE 184(光
開始剤、Ciba)2部、BYK 361(レベリング剤、BYKChemi
e) 0.5部、ベンゾイン(脱泡剤、Aldrich) 0.5部及
びEBECRYL 170(付着助剤、UCB)1部を加える。粉
砕された装入物質をエッジランナー(Kollergang)中で
緊密に混合し、引き続き押出機中で、最大130℃まで
の温度で均質化させる。冷却後にこの押出物を破断し、
ピンデイスクミルを用いて、比較実験の場合には冷却剤
(液体窒素又はドライアイス)を用いて、かつ本発明の
例の場合には冷却剤の添加なしに磨砕して、<100μ
mの粒径にする。こうして製造された粉末を、静電気的
粉体スプレー装置を用いて60KVで、脱脂され場合に
よっては前処理された鉄板上に施与する。次いで、IR
−照射下に溶融させ、かつUV光(水銀−中圧−灯、1
20W/cm、5m/min)下で硬化させる。
成物の製造及び比較実験 3成分A1U、A2U及びBUを適当な質量比で混合
し、この混合物100部に光開始剤 IRGACURE 184(光
開始剤、Ciba)2部、BYK 361(レベリング剤、BYKChemi
e) 0.5部、ベンゾイン(脱泡剤、Aldrich) 0.5部及
びEBECRYL 170(付着助剤、UCB)1部を加える。粉
砕された装入物質をエッジランナー(Kollergang)中で
緊密に混合し、引き続き押出機中で、最大130℃まで
の温度で均質化させる。冷却後にこの押出物を破断し、
ピンデイスクミルを用いて、比較実験の場合には冷却剤
(液体窒素又はドライアイス)を用いて、かつ本発明の
例の場合には冷却剤の添加なしに磨砕して、<100μ
mの粒径にする。こうして製造された粉末を、静電気的
粉体スプレー装置を用いて60KVで、脱脂され場合に
よっては前処理された鉄板上に施与する。次いで、IR
−照射下に溶融させ、かつUV光(水銀−中圧−灯、1
20W/cm、5m/min)下で硬化させる。
【0039】比較例Zのために次の処方を用いた: UVECOAT 2100(UCB) 300g UVECOAT 9010(UCB) 86g IRGACURE 184(CIBA) 8g RESIFLOW PV 5(Worlee) 4g WORLEE Add 900(Worlee) 2g 。
【0040】試験値を第1表中にまとめる:
【0041】
【表1】
【0042】本発明による実験1の場合にのみ、冷却剤
の添加なしで磨砕可能であり、更に、被覆中で同時に高
い硬度、可撓性及び貯蔵安定性を示している。本発明に
よらない全ての比較例(比較例X、Y、Z)は、これら
の点の少なくとも一つで欠点を有する。
の添加なしで磨砕可能であり、更に、被覆中で同時に高
い硬度、可撓性及び貯蔵安定性を示している。本発明に
よらない全ての比較例(比較例X、Y、Z)は、これら
の点の少なくとも一つで欠点を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エマノイル スピロー ドイツ連邦共和国 マール パストラーツ ヴェーク 19 Fターム(参考) 4J038 FA281 FA282 NA03 NA11 NA26 PA17
Claims (13)
- 【請求項1】I. A)非晶質ウレタンアクリレート少
なくとも1種 60〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種 10
〜40質量%から成るバインダー(この際、AとBとか
らの混合物のTgは低くとも35℃である)及び II.助剤及び添加剤 を含有する紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項2】 非晶質ウレタンアクリレートAは、次の
成分: A1)35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキシル
基含有ポリエステル少なくとも1種 A2)ポリイソシアネート少なくとも1種 A3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種 の反応により構成されている、請求項1に記載の紫外線
硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項3】 ポリエステルA1は、イソフタル酸及び
ヘキサヒドロテレフタル酸から選択されたモノマージカ
ルボン酸少なくとも1種及びモノエチレングリコール、
ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジシドール、シクロヘキサンジメタノール、ト
リメチロールプロパン及びグリセリンから選択されたモ
ノマーポリオール少なくとも1種から構成されている、
請求項2に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項4】 ポリイソシアネートA2として、イソホ
ロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメチルジイソシアネート又は2,2,6−
トリメチル−1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、
ノルボルナンジイソシアネートを単独で又は混合して又
はこれらジイソシアネートの二次生成物、例えばイソシ
アヌレート、アロファネート又はビウレットを使用す
る、請求項2又は3に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成
物。 - 【請求項5】 成分A3としてヒドロキシエチルアクリ
レートを使用する、請求項2から4までのいずれか1項
に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項6】 結晶質ウレタンアクリレートBは、次の
成分: B1)結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル少なくと
も1種 B2)ポリイソシアネート少なくとも1種 B3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種 の反応により構成されている、請求項1から5までのい
ずれか1項に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項7】 ポリエステルB1は、ドデカンジ酸、ア
ジピン酸、コハク酸及びセバシン酸から選択されたモノ
マージカルボン酸少なくとも1種及びモノエチレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、グリセリ
ン及びトリメチロールプロパンから選択されたモノマー
ポリオール少なくとも1種から構成されている、請求項
6に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項8】 ポリイソシアネートB2として、イソホ
ロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメチルジイソシアネート又は2,2,6−
トリメチル−1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、
ノルボルナンジイソシアネートを単独で又は混合して又
はこれらジイソシアネートの二次生成物、例えばイソシ
アヌレート、アロファネート又はビウレットが使用され
る、請求項6又は7に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成
物。 - 【請求項9】 成分B3としてヒドロキシエチルアクリ
レートが使用される、請求項6から8までのいずれか1
項に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項10】 助剤又は添加剤として、UV−開始
剤、レベリング剤、光安定剤、脱泡剤、顔料、填料、付
着助剤又は他のアクリレート−及び/又はメタクリレー
ト含有化合物を含有している、請求項1から9までのい
ずれか1項に記載の紫外線硬化形粉体塗料組成物。 - 【請求項11】A)非晶質ウレタンアクリレート少なく
とも1種 60〜90質量%及び B)結晶質ウレタンアクリレート少なくとも1種10〜
40質量% から成るウレタン基及び末端位アクリレート基を含有す
るポリマーにおいて、この際、AとBとからの混合物の
Tgは低くとも35℃であり、非晶質ウレタンアクリレ
ートAは、次の成分: A1)35〜80℃のTgを有する非晶質ヒドロキシル
基含有ポリエステル少なくとも1種 A2)ポリイソシアネート少なくとも1種 A3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されており、かつ結晶質ウレタ
ンアクリレートBは、次の成分: B1)結晶質ヒドロキシル基含有ポリエステル少なくと
も1種 B2)ポリイソシアネート少なくとも1種 B3)少なくとも1個のアルコール基及び少なくとも1
個の重合可能なアクリレート基を有する化合物少なくと
も1種の反応により構成されている、ウレタン基及び末
端位アクリレート基を含有するポリマー。 - 【請求項12】 紫外線硬化形粉体塗料組成物の製造の
ための、請求項11に記載のポリマーの使用。 - 【請求項13】 高い又は低い透明性を有する被覆を製
造するための、請求項1から10までのいずれか1項に
記載の粉体塗料組成物の使用。
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