JP2002211843A - 輸送用保護板 - Google Patents

輸送用保護板

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JP2002211843A
JP2002211843A JP2001012181A JP2001012181A JP2002211843A JP 2002211843 A JP2002211843 A JP 2002211843A JP 2001012181 A JP2001012181 A JP 2001012181A JP 2001012181 A JP2001012181 A JP 2001012181A JP 2002211843 A JP2002211843 A JP 2002211843A
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JP2001012181A
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Yasuhiro Mano
康博 真野
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巻芯のない熱可塑性樹脂バンドの巻体を簡単に
梱包することができ、しかも輸送時において巻体の変形
が生じることを防止できる輸送用保護板を提供する。 【解決手段】巻芯のない熱可塑性樹脂バンドの巻体10
の側面を保護する円板状の保護板本体2と、巻体10の
中空部11に嵌まり合う中空凸部3とを一体形成し、さ
らに保護板本体2の外周縁に結束バンド20の滑止めと
して、例えば結束バンド掛け用の凹部6を保護板本体2
の中心点を中心として点対称となる位置にを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包用の熱可塑性
樹脂バンドをコイル状に巻回した巻体を輸送する際に用
いる輸送用保護板に関する。
【0002】
【従来の技術】段ボール箱等を結束して梱包するのに使
用される熱可塑性樹脂バンドは、ポリプロピレン、ポリ
テレフタレート等のオレフィン系の熱可塑性樹脂を溶融
し、テープ状に押し出し、押出速度よりも引取速度を速
くして延伸させることにより製造されている。延伸され
た熱可塑性樹脂バンドは、紙管等の巻芯にコイル状に巻
き取られて製品化される。
【0003】このようにして製品化された熱可塑性樹脂
バンドの巻体は、自動梱包機等に紙管とともに装着され
て使用される。しかし、全ての熱可塑性樹脂バンドを使
用した後には紙管が残る。この使用後の紙管は傷みがひ
どく、巻芯として再利用することが難しい。また、紙管
は合成樹脂系の接着剤で固められており、再生紙の原料
とすることができないことから、そのまま廃棄処分され
ている。こうした廃棄処分には、運搬費・処理費等のコ
ストがかかるという問題がある。
【0004】このような問題を解消することを目的とし
て、巻芯のない熱可塑性樹脂バンドのみの巻体(コアレ
スの巻体)が提案されている(例えば特開平7−315
690号公報)。
【0005】この提案技術の巻体は、バンド巻き終了後
に取り外しが可能なコアを用い、そのコアに熱可塑性樹
脂バンドを一巻きし、その熱可塑性樹脂バンドの端部と
一巻きした熱可塑性樹脂バンドの部分との重なった部分
を融着する。そして、残りの熱可塑性樹脂バンドの全て
をコアに巻いた後、コアを除去することによって製造さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、巻芯のない
熱可塑性樹脂バンドの巻体を、小ロット(例えば1〜3
個)で輸送する場合、従来、段ボール箱に入れて輸送す
るという方法が採られているが、この場合、段ボール箱
の処理の問題がある。しかも輸送時等において段ボール
箱内で巻体が揺れ動くことにより、巻体が変形するおそ
れもある。
【0007】また、例えば2個口で巻体を輸送する場
合、巻体を重ね合わせ、巻体の中空部に結束バンドを通
して、巻体同士を結束するという方法も採られている
が、このような荷造り(梱包)は手数が掛かる上、巻体
の中心を合わせた状態で巻体同士を確実に固定するには
熟練を要する。さらに、結束バンドによる梱包では、輸
送時において巻体の変形が生じるおそれがある。
【0008】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、巻芯のない熱可塑性樹脂バンドの巻体を簡単に
梱包することができ、しかも輸送時において巻体が変形
することを防止できる輸送用保護板の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の輸送用保護板
は、熱可塑性樹脂バンドが巻芯のない状態でコイル状に
巻かれてなる巻体を輸送する際に用いる保護板であっ
て、巻体の側面を保護する円板状の保護板本体の中央部
に、巻体の中空部に嵌まり合う中空凸部が一体形成され
ているとともに、保護板本体の外周縁に結束バンドの滑
止めが設けられていることによって特徴づけられる。
【0010】結束バンドの滑止めとしては、保護板本体
の外周縁の全周もしくは一部に加工した微小なギザギ
ザ、あるいは保護板本体の外周縁に形成した結束バンド
掛け用の凹部などを挙げることができる。なお、結束バ
ンド掛け用の凹部を設ける場合、保護板本体の中心点を
中心として点対称となる位置に形成しておくことが好ま
しい。
【0011】本発明の輸送用保護板は、保護板本体の中
央部の中空凸部を巻体の中空部に嵌め込むことにより、
巻体に簡単に装着することができる。このように輸送用
保護板を巻体に装着すると、巻体の側面が保護板本体に
て保護されるので、輸送時等において巻体が変形するこ
とを防止できる。
【0012】本発明の輸送用保護板を用いて小ロット
(例えば2個口)の巻体を梱包する場合、各巻体に輸送
用保護板を装着した後、各巻体を積み重ねた状態で、巻
体の外側に結束バンドを、例えば十字掛けする(図11
参照)という作業により梱包を行うことができる。従っ
て、梱包時において巻体の中空部に結束バンドを通す必
要がなく、巻体の梱包作業を簡単に行うことができる。
【0013】本発明の輸送用保護板において、保護板本
体の片面つまり中空凸部形成面の反対側の面に複数の突
起を形成しておけば、巻体を積み重ねた状態で、互いに
背中合わせとなる上下の保護板本体間に、手の指を差し
入れる程度の隙間をあけることができるので、上積みの
巻体を持ち上げる際の作業性が向上する。
【0014】また、以上のような突起を形成する場合、
突起の先端を保護板本体の外周縁の近傍にまで形成する
とともに、保護板本体の外周縁に位置決め用の係止部を
形成するという構造を採用してもよい。この場合、巻体
を積み重ね時に互いに背中合わせとなる上下の保護板本
体の一方に形成された突起の先端位置が、他方の保護板
本体に形成された係止部によって規制されるので、積み
重ねた上下の巻体の位置ずれを防止することができる。
【0015】さらに、保護板本体に形成する突起を、保
護板本体の中心点に対して放射状に延びるリブとすれ
ば、保護板本体の剛性を高めることができる。
【0016】本発明の輸送用保護板において、中空凸部
の側面を円すいテーパ状に成形しておくことが好まし
い。中空凸部を円すいテーパ状とすると、複数の輸送用
保護板を保管する際に、中空凸部を相互に重ね合わた状
態で、輸送用保護板を積み重ねることができるので、保
管時のスタック性が良好となる(図7参照)。
【0017】ここで、本発明の輸送用保護板において、
中空凸部の高さを、幅寸法の約1/2程度とすることが
好ましい。中空凸部の高さをこのような寸法とすると、
巻体の両側面に輸送用保護板を装着した状態で、巻体の
内周面(中空部の周面)のほぼ全体が輸送用保護板の中
空凸部にて保護されるので、巻体の変形を更に確実に防
止することができる。
【0018】なお、本発明の輸送用保護板の材質は、特
に限定はされないが、軽量で安価なものが好ましい。具
体的な例としては、再生PP、再生PEなどの樹脂類、
あるいはパルプモールド材などの紙類を挙げることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0020】この例の輸送用保護板1は、巻芯のない熱
可塑性樹脂バンドの巻体10を小口輸送する際に用いら
れる。
【0021】輸送用保護板1は、再生PPシートの成形
品で、円板状の保護板本体2の中央部にキャップ状の中
空凸部3が一体形成されている。
【0022】中空凸部3は、側面が円すいテーパ形状に
加工されている。中空凸部3の外径は、熱可塑性樹脂バ
ンドの巻体10の中空部11の径に対応する大きさとな
っており、中空凸部3を巻体10の中空部11に嵌め込
むことができる。
【0023】保護板本体2の外径は、梱包を行う熱可塑
性樹脂バンドの巻体10の外径に対応する寸法に加工さ
れている。保護板本体2には、中空凸部3の形成面の反
対側の面に、放射状に延びる複数本(16本)のリブ4
が形成されている。各リブ4は、中空凸部3の反対側の
向きに突き出した突起で、中空凸部3の根元部から保護
板本体2の外周縁の近傍にまで形成されている。
【0024】リブ4の高さは、2枚の輸送用保護板1を
背中合わせで重ねたときに、その両者の保護板本体2の
間に、手の指を差し入れることができる程度の隙間があ
くような寸法となっている。
【0025】保護板本体2の外周縁には、8つの係止部
5が回転対称に形成されている。係止部5は、図2及び
図4に示すように、リブ4と同じ向きに突出する部材
で、突出高さがリブ4よりも低い。
【0026】各係止部5間には、結束バンド用の凹部6
が設けられている。これら8つの凹部6の配置も回転対
称となっており、保護板本体2の中心を挟んで互いに対
向する位置にある凹部6は点対称の位置関係となってい
る。つまり各凹部6は保護板本体2の中心を通る直線上
に位置している。また、各凹部6は、隣合うリブ4間の
中心位置に設けられており、結束バンド20(図6参
照)を巻き掛けた際に、結束バンド20がリブ4に当た
らないようになっている。
【0027】ここで、本実施形態の輸送用保護板1にお
いて、中空凸部3の側面は、円すいテーパ形状(外面・
内面とも)となっている。また、リブ4の側面は、図3
に示すように傾斜面(外面・内面とも)となっており、
さらにリブ4の先端面も図2に示すように傾斜面(外面
・内面とも)となっている。
【0028】従って、保管時などの不使用時において、
輸送用保護板1を積み重ねる場合、中空凸部3を相互に
重ね合わせることができ、さらに各リブ4も相互に重ね
合わせることができるので、スタック性が良好であり、
図7に示すように省スペースでの保管が可能になる。
【0029】以上の輸送用保護板1を用いて1個の巻体
10を梱包する場合、図5に示すように、2枚の輸送用
保護板1を用意し、各輸送用保護板1の中空凸部3を巻
体10の中空部11に嵌め込んで、巻体10の両側面に
輸送用保護板1を装着する。このとき、巻体10に装着
した上下の輸送用保護板1の凹部6(結束バンド掛け
用)の位置合わせを行っておく。
【0030】次に、図6に示すように、輸送用保護板1
の凹部6を利用して、巻体10の外側に結束バンド20
を十字掛けすることにより、1個の巻体10の梱包を完
了し、この図6に示す梱包形態で巻体10がユーザーに
向けて出荷される。
【0031】ユーザーサイドにおいて、巻体10を使用
する場合、まず、結束バンド20を取り外し、次いで巻
体10に装着されている2枚の輸送用保護板1を巻体1
0から取り外した後、巻体10を自動梱包機等に取り付
けて使用する。取り外した輸送用保護板1は、図7に示
すような形態で保管しておき、定期的あるいは所定枚数
が溜まるごとに、メーカーに輸送(回収)して再利用す
る。
【0032】ここで、本実施形態の輸送用保護板1にお
いて、図8に示すように、中空凸部3の高さHは、巻体
10の幅寸法Wの約1/2程度とすることが好ましい。
中空凸部3の高さHをこのような寸法とすると、2枚の
輸送用保護板1を巻体10に装着した状態で、巻体10
の内周面(中空部11の周面)のほぼ全体が中空凸部3
にて保護されるので、巻体10の変形を更に確実に防止
することができる。
【0033】次に、2個口の巻体10を梱包する場合の
例を説明する。
【0034】2個口の巻体10を梱包する場合、図1の
輸送用保護板1に対してリブ4の本数を少なくした輸送
用保護板101を用いる。
【0035】具体的には、図9に示すように、図1の輸
送用保護板1に形成している16本のリブ4を、1本飛
ばしごとに間引いた形状の輸送用保護板101(リブ及
び後述する貫通穴以外の構成は図1の輸送用保護板1と
同じ)を用いる。
【0036】この輸送用保護板101の中空凸部3の頂
面(底面)には、位置合わせ用の貫通穴7が4箇所に形
成されている。これら貫通穴7は、輸送用保護板101
の中心と凹部6の中央を通る直線上に設けられており、
2枚の輸送用保護板101を背中合わせの状態(図8に
示す状態)で配置したときに、その上側の輸送用保護板
101のリブ4と下側の輸送用保護板101のリブ4と
を、図9に示すように互い違いに配置して、上側の輸送
用保護板101の貫通穴7と下側の輸送用保護板101
の貫通穴7とを一致させることにより、上下の輸送用保
護板101の凹部6が直線状に並ぶようになっている。
ここで、位置合わせ用の貫通穴7の大きさを、手の指を
差し込むことが可能な程度の寸法としておくと、その貫
通穴7を利用して輸送用保護板101を簡単に持ち上げ
ることができるので、輸送用保護板101の取扱い性が
良くなる。なお、このような位置合わせ用の貫通穴7
は、図1の輸送用保護板1にも設けておいてもよい。
【0037】以上の輸送用保護板101を用いて2個口
の巻体10を梱包する手順は、図10に示すように、1
つの巻体10に対して2枚の輸送用保護板101を配置
し、各輸送用保護板101の中空凸部3を巻体10の中
空部11に嵌め込んで、各巻体10の両側面に輸送用保
護板101を装着する。このとき、各巻体10に装着し
た上下の輸送用保護板101の貫通穴7の一致させて、
上下の輸送用保護板101の凹部6(結束バンド掛け
用)の位置合わせを行っておく。
【0038】次に、輸送用保護板101の装着を行った
巻体10を重ね合わせる。この積み重ね時において、上
段下側の輸送用保護板101のリブ4と、下段上側の輸
送用保護板101のリブ4とが互い違いの位置関係(図
12)となるようにするとともに、それら2枚の輸送用
保護板101の凹部6を一致させる。
【0039】このような配置とすると、図13に示すよ
うに、互いに背中合わせとなる上下の保護板本体2の一
方に形成されたリブ4の先端位置が、他方の保護板本体
2に形成された係止部5によって規制されるので、積み
重ねた上下の巻体10の位置ずれを防止することができ
る。また、上段の巻体10に装着の2枚の輸送用保護板
101の凹部6と、下段の巻体10に装着の2枚の輸送
用保護板101の凹部6とが直線状に並ぶようになる。
【0040】以上のようにして巻体10を積み重ねた状
態で、図11に示すように、輸送用保護板101の凹部
6を利用して、巻体10の外側に結束バンド20を十字
掛けすることにより、2個の巻体10の梱包を完了し、
この図6に示す梱包形態で巻体10がユーザーに向けて
出荷される。
【0041】ユーザーサイドにおいて、巻体10を使用
する場合、まず、結束バンド20を取り外し、次いで上
段の巻体10を持ち上げて床等の上に置く。このとき、
上段の巻体10と下段の巻体10との間に手の指を差し
入れることができるので、上段の巻体10の持ち上げ作
業が行いやすい。そして、巻体10に装着されている2
枚の輸送用保護板101を巻体10から取り外した後、
巻体10を自動梱包機等に取り付けて使用する。取り外
した輸送用保護板101は、図7と同様な形態で保管し
ておき、定期的あるいは所定枚数が溜まるごとに、メー
カーに輸送(回収)して再利用する。
【0042】なお、図10及び図11の例では、2個の
巻体10に対して4枚の輸送用保護板101を使用して
いるが、その他の形態として、上下の巻体10間に配置
する輸送用保護板101の枚数を1枚として、2個の巻
体10に対して3枚の輸送用保護板101を用いるとい
う梱包も可能である。
【0043】また、図10及び図11の例では、2段積
みの梱包形態しているが、3段積みもしくはそれ以上の
梱包にも本発明の輸送用保護板を適用できる。
【0044】ここで、図1に示す実施形態では、保護板
本体2の中央部に設ける中空凸部3をキャップ形状とし
ているが、これに限られることなく、例えば図10に示
すように頂部が開放された中空凸部203であってもよ
い。
【0045】また、図1及び図9に示す実施形態では、
保護板本体2に放射状に延びるリブ4を形成している
が、保護板本体2の強度上に問題がなければ、リブ4に
替えて単なる突起を保護板本体2に形成しておいてもよ
い。この場合、突起の高さは、リブ4と同様に、2枚の
輸送用保護板1,101を背中合わせで重ねたときに、
その両者の保護板本体2の間に、手の指を差し入れるこ
とができる程度の隙間があくような寸法とする。
【0046】以上の実施形態では、結束バンドの滑止め
として、結束バンド掛け用の凹部を保護板本体の外周縁
に設けているが、これに替えて、保護板本体の外周縁の
全周もしくは一部に微小なギザギザを加工しておいても
よい。保護板本体の外周縁の全周に微小なギザギザを加
工しておくと、結束バンドのバンド掛けを行うに際に、
上下の輸送用保護板の位置合わせを行う必要がなくなる
ので、梱包の作業性が向上する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の輸送用保
護板によれば、巻芯のない熱可塑性樹脂バンドの巻体の
側面を保護する円板状の保護板本体と、巻体の中空部に
嵌まり合う中空凸部とを一体形成しているとともに、保
護板本体の外周縁に結束バンドの滑止め(例えば結束バ
ンド掛け用の凹部)を設けているので、巻芯のない熱可
塑性樹脂バンドの巻体を簡単に梱包することができる。
また、輸送時において巻体の変形が生じることを防止す
ることができる。さらに、本発明の輸送用保護板はリサ
イクル性が高いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輸送用保護板の実施形態の正面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】図1の実施形態の使用状態を示す分解斜視図で
ある。
【図6】図1の実施形態の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】図1の実施形態の保管状態を示す斜視図であ
る。
【図8】図1の実施形態の使用状態を模式的に示す図で
ある。
【図9】本発明の輸送用保護板の他の実施形態の正面図
である。
【図10】図9の実施形態の使用状態を示す分解斜視図
である。
【図11】図9の実施形態の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図12】図9の実施形態の使用状態を示す正面図であ
る。
【図13】図9の実施形態の使用状態を示す要部断面図
である。
【図14】本発明の輸送用保護板の別の実施形態の縦断
面図である。
【符号の説明】
1,101 輸送用保護板 2 保護板本体 3 中空凸部 4 リブ(突起) 5 係止部 6 凹部(結束バンド掛け用) 7 貫通穴(位置合わせ用) 10 巻体 11 中空部 20 結束バンド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂バンドが巻芯のない状態で
    コイル状に巻かれてなる巻体を輸送する際に用いる保護
    板であって、 巻体の側面を保護する円板状の保護板本体の中央部に、
    巻体の中空部に嵌まり合う中空凸部が一体形成されてい
    るとともに、保護板本体の外周縁に結束バンドの滑止め
    が設けられていることを特徴とする輸送用保護板。
  2. 【請求項2】 結束バンドの滑止めが、結束バンド掛け
    用の凹部であることを特徴とする請求項1記載の輸送用
    保護板。
  3. 【請求項3】 結束バンド掛け用の凹部が、保護板本体
    の中心点を中心として点対称となる位置に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の輸送用保護板。
  4. 【請求項4】 保護板本体には、中空凸部形成面の反対
    側の面に、複数の突起が形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の輸送用保護板。
  5. 【請求項5】 前記突起の先端が保護板本体の外周縁の
    近傍にまで延びているとともに、保護板本体の外周縁に
    位置決め用の係止部が形成されていることを特徴とする
    請求項4記載の輸送用保護板。
  6. 【請求項6】 前記突起が、保護板本体の中心点に対し
    て放射状に延びるリブであることを特徴とする請求項4
    または5記載の輸送用保護板。
  7. 【請求項7】 前記中空凸部の側面が円すいテーパ状に
    成形されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の輸送用保護板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016553A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Murazumi Kk ロール製品用プロテクター
US9096372B2 (en) 2010-09-08 2015-08-04 Shurtech Brands, Llc Container for adhesive tape

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