JP2002211839A - 給糸体の解舒装置および解舒方法ならびに織物の製造方法および加工糸の製造装置。 - Google Patents

給糸体の解舒装置および解舒方法ならびに織物の製造方法および加工糸の製造装置。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速での解舒において、いわゆる輪抜けによる
解舒不良を防ぎ、給糸体解舒性を向上させる。また、こ
れにより高速での織物の製造や加工糸の製造を可能にす
る。 【解決手段】給糸体の端面方向に糸を解舒し、該給糸体
給糸側端面と対向する位置に配置された給糸方向を規制
するガイドAを通って目的の給糸方向へ解舒糸を導く解
舒装置において、上記ガイドAからの解舒糸に解舒バル
ーンの内側から外側へ向けて力を加えるための、ガイド
BをガイドAの近傍に配置したことを特徴とする給糸体
の解舒装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給糸体の解舒装置お
よび解舒方法に関し、特に、織布準備装置や織機、糸加
工機に利用することができるとともに、クリールの解舒
やヨコ入れなど織物の製造、加工糸の製造にも利用する
ことができる給糸体の解舒装置および解舒方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、織物や加工糸のコストダウンの必
要性に伴い、織機、糸加工機の性能アップが進み、これ
に伴い給糸体の解舒速度の高速化が望まれている。
【0003】例えば、従来の織機の場合、緯糸の解舒速
度は約700〜1300m/minであるのに対し、近年開
発されたウォータージェットルームの場合、緯糸解舒速
度は1500m/min以上になっており、2000m/m
in以上の解舒速度になる織機も開発されている。
【0004】一方、従来より行われている給糸体からの
解舒装置は図2に示すように、給糸方向の給糸体1の給
糸側端面に対向して配置されたヤーンガイド5を通して
解舒する装置である。しかし、この装置では、解舒され
た糸が給糸体1の給糸側端面外周糸を巻込む解舒不良、
いわゆる輪抜けが発生する。
【0005】このような、輪抜けによる解舒不良対策と
して、特開平6−171830号公報に記載されるよう
に、給糸体形状を制限する方法があるが、1300m/
分を越える高速解舒や給糸体端面の巻き状態が良好でな
いものについては、輪抜けによる解舒不良が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の課題を解決する
ため本発明は、給糸体の高速解舒および給糸体端面の巻
き状態が良好ではない給糸体の解舒において、輪抜けを
防ぎ解舒性を向上させる給糸体からの解舒装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は以下の構成を採用する。すなわち、 (1)給糸体の端面方向に糸を解舒し、該給糸体給糸側
端面と対向する位置に配置された給糸方向を規制するガ
イドAを通って目的の給糸方向へ解舒糸を導く解舒装置
において、上記ガイドAからの解舒糸に解舒バルーンの
内側から外側へ向けて力を加えるための、ガイドBをガ
イドAの近傍に配置したことを特徴とする給糸体の解舒
装置。
【0008】(2)ガイドBが給糸体ホルダーに取り付
られていることを特徴とする前記(1)に記載の給糸体
の解舒装置。
【0009】(3)ガイドAの外側に非接触状態でガイ
ドBを配置したことを特徴とする前記(1)に記載の給
糸体の解舒装置。
【0010】(4)第1および第2の複数の給糸体を有
し、ガイドAおよびガイドBを一方の給糸体位置から他
方の給糸体位置に可動自在に配置するとともに、前記第
1の給糸体のテール糸を次の第2の給糸体の解舒糸と結
びつけることにより、2つの給糸体から連続的に解舒す
るようにしたことを特徴とする前記(1)または(2)
に記載の給糸体の解舒装置。
【0011】(5)ガイドAおよびガイドBを一方の給
糸体位置から他方の給糸体位置に可動自在に配置すると
ともに、前記第1の給糸体のテール糸を次の第2の給糸
体の解舒糸と結びつけることにより、2つの給糸体から
連続的に解舒するようにしたことを特徴とする前記
(1)または(3)に記載の給糸体の解舒装置。
【0012】(6)製織におけるヨコ糸給糸体の解舒と
して、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の給糸体の
解舒装置を備えてなることを特徴とする製織装置。
【0013】(7)整経機のクリールからの解舒とし
て、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の給糸体の解
舒装置を備えてなるてなることを特徴とする製織準備装
置。
【0014】(8)糸加工の給糸体の解舒として、前記
(1)〜(5)のいずれかに記載の給糸体の解舒装置を
備えてなることを特徴とする加工糸の製造装置。
【0015】(9)給糸体の端面方向に糸を解舒し、該
給糸体給糸側端面と対向する位置に配置された給糸方向
を規制するガイドAを通って目的の給糸方向へ解舒糸を
導く解舒方法において、上記ガイドAの近傍に設けられ
たガイドBにより、解舒バルーンが外側へ広がる方向に
力を加えながら解舒を行うことを特徴とする給糸体の解
舒方法。
【0016】(10)第1および第2の複数の給糸体を
有し、ガイドAおよびガイドBを一方の給糸体位置から
他方の給糸体位置に可動自在に配置して、前記第1の給
糸体のテール糸を次の第2の給糸体の解舒糸と結びつけ
ることにより、2つの給糸体から連続的に解舒すること
を特徴とする前記(9)に記載の給糸体の解舒方法。
【0017】(11)製織におけるヨコ糸給糸体の解舒
において、前記(9)または(10)に記載された給糸
体の解舒方法を用いてヨコ糸給糸体の解舒を行うことを
特徴とする製織方法。
【0018】(12)整経機のクリール解舒において前
記(9)または(10)に記載された給糸体の解舒方法
を用いたことを特徴とする製織準備方法。
【0019】(13)糸加工の給糸体の解舒方法におい
て、前記(9)または(10)に記載された給糸体の解
舒方法を用いて糸加工を行うことを特徴とする加工糸の
製造方法。
【0020】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、給糸体端面と
垂直な方向に糸を解舒し、給糸体給糸側端面と対向する
位置に配置された給糸方向を規制するガイドAを通って
目的の給糸方向へ解舒糸を導く解舒装置において、解舒
糸に解舒バルーンの内側から外側へ向けて力を加えるこ
とを目的として給糸体とガイドAの間に給糸側端面が円
状のガイドBを配置した給糸体の解舒装置である。
【0021】また本発明は、2組の給糸体からの解舒に
おいて、糸道を規制する2つのガイドA、ガイドBの両
方もしくは一方が水平可動型とし、1つ目の給糸体のテ
ール糸を次の給糸体の解舒糸と結びつけることにより2
個の給糸体からの連続解舒する給糸体の解舒装置であ
る。
【0022】以下、本発明について詳細に説明する。
【0023】本発明者等は、前述の輪抜け発生のメカニ
ズムとして、給糸体から糸を解舒する際、図3に示すよ
うにヤーンガイドAで解舒した糸を収束させると、外側
から内側に押さえつける力が働き、解舒バルーンを小さ
くする方向に作用することにより解舒した糸が給糸体1
の給糸側端面外周糸に当たり、該端面外周糸を巻込むこ
とによるものであることを明らかにした。
【0024】さらに本発明者等は、目的の給糸方向と逆
方向に解舒すれば、図4に示すように糸の解舒時に形成
される解舒バルーンが外側に広がる方向に制御され、バ
ルーンが給糸体端面に当たらなくなるため、輪抜けによ
る解舒不良が解消できることを見出した。この方法で解
舒された糸は給糸体1を支持する中空の給糸体ホルダー
4aを通って、目的の給糸方向へ導かれる。
【0025】しかしこの方法の問題点は複数個の給糸体
から連続的に解舒する際、テール移行が非常に煩雑な点
にある。
【0026】本発明者等はさらに詳細に観察した結果、
目的の給糸方向と逆方向に解舒すれば中空の給糸体ホル
ダー4aの先端で糸が転がる現象を見つけた。このこと
が解舒バルーンを外側に広げる方向に好結果をもたらし
ていることが判り、本発明に至った。
【0027】すなわち、給糸体端面と垂直な方向に糸を
解舒する解舒装置において、給糸体と給糸方向を規制す
るガイドの間に設けた給糸側端面が円状のガイドに解舒
糸を接触させる解舒装置である。解舒された糸を給糸側
端面が円状のガイドと接触させることにより、解舒バル
ーンの内側から外側に力が働き、またガイド端部円周上
を解舒糸が転がりながら進むことにより、解舒バルーン
が外側に広がる方向に働く。
【0028】図1は本発明の解舒装置の一例を示す概略
図である。給糸体ホルダー4に挿着された紙管2に巻か
れた給糸体1から解舒された糸3は、該給糸体1の給糸
側端面1a側に対向する位置に設けられた円形ガイドA
に導かれる際、ガイドAの近傍に配置されたガイドBの
表面を転がりながら、ガイドAの内空部を通って目的の
給糸方向に導かれる。すなわち、ガイドBが解舒バルー
ンを外側へふくらませる役目を果たすのである。
【0029】ガイドAは支持バー6で保持されている。
ガイドAは反給糸側端部が円状であれば、リング状やパ
イプ状などとくに形状は限定されない。ガイドBの固定
方法は、ホルダー4に取り付けるか、もしくはガイドA
や支持バー6から磁石などにより浮かして取り付けるこ
とができる。ガイドA、ガイドBの材質は表面が滑らか
なものであれば特に限定はしない。ガイドA、ガイドB
の取り付け位置は給糸体1の給糸側端面1aに対向する
位置であれば特に限定はしないが、給糸体1の中心線上
にガイドA、ガイドBの中心がほぼ一致するように取り
付けることが好ましい。給糸側紙管端面からガイドAの
解舒距離aは特に限定されないが、解舒バルーンを良好
な状態にするために0〜300mmが好ましい。より好
ましくは0〜100mmで、さらに好ましくは20〜8
0mmである。ガイドAとガイドBの取り付け距離bは
−10〜5mmが好ましい。さらに好ましくは−5〜0
mmである。ただし、取り付け距離bは、ガイドAより
もガイドBが給糸側にある場合を正とし、ガイドAより
もガイドBが反給糸側にある場合を負とする。ガイドA
の内径は特に制限されないが、解舒バルーンを良好な状
態にし、作業性を考えて3〜20mmが好ましく、さら
に好ましくは5〜10mmが好ましい。ガイドAの内径
はガイドBの外形よりも大きいこと以外は特に制限しな
い。
【0030】ガイドAがガイドBよりも給糸側に位置す
る方が解舒糸がガイドBに接触し外側に膨らみながら解
除する状態が良いため好ましいが、ガイドAがガイドB
よりも解舒側に位置する場合であっても何ら差し支えな
い。
【0031】さらに本発明は、2組の給糸体からの解舒
において、糸道を規制する2つのガイドの両方もしくは
一方を給糸体のホルダーの軸方向に可動型とし、1つ目
の給糸体のテール糸を次の給糸体の解舒糸と結びつける
ことにより2個の給糸体から連続解舒する給糸体の解舒
装置とすることもできる。
【0032】図5、図6は本発明を用いて2つの給糸体
を連続的に解舒する解舒装置の一例を示す概略図であ
る。
【0033】図5は2組の給糸体1および1’におい
て、それぞれの給糸体ホルダー4および4’に糸道を規
定する円筒状のガイドAおよびA’を設けた装置で、パ
イプ状ガイドBは円筒状のガイドAおよびA’の中に挿
入および離脱が可能なように給糸体1および1’のホル
ダー4および4’の軸方向に可動型とするものである。
すなわち、円筒状のガイドAおよびA’の中にパイプ状
ガイドBを脱着させるようにしたものである。このよう
な装置において、給糸体1のテール糸7を次の給糸体
1’の外周糸と結びつけるものであるが、次の給糸体
1’と結びつけたテール糸は解舒中の糸と接触しないよ
うに固定台に取り付けられたクリップ8に挟み込むこと
が好ましい。パイプ状ガイドAを円筒状ガイドBおよび
B’の中に挿入させる手段は電気や磁気その他種々考え
られるが特に限定するものではない。給糸体1の解舒か
ら給糸体1’の解舒へ切り替える際、支持バー6は一端
を支点として図5の波線の位置、すなわち、給糸体1か
ら1’の位置へ可動するが、この可動は解舒糸3の力に
より自動的に可動させる方法や、モーター等によって強
制的に可動させる方法が考えられるが特に限定しない。
【0034】図6は2組の糸道を規定するガイドAが磁
力にてガイドBから浮かして配置されている装置で、ガ
イドAおよびガイドBは支持バー6とともに給糸体1お
よび1’との間を可動する可動型とする。給糸体1のテ
ール糸7を次の給糸体1’の外周糸と結びつけるもので
あるが、次の給糸体1’と結びつけたテール糸は解舒中
の糸と接触しないように固定台に取り付けられたクリッ
プ8に挟み込むことが好ましい。
【0035】本発明においては、製織におけるヨコ糸給
糸体の解舒として、前記本発明の給糸体の解舒方法およ
び解舒装置を備えてなる製織方法、製織装置を提供する
ものである。
【0036】もしくは整経機のクリールからの解舒とし
て、前記本発明の給糸体の解舒方法および解舒装置を備
えてなる製織準備方法、製織準備装置を提供するもので
ある。
【0037】あるいは糸加工の給糸体の解舒として、前
記本発明の給糸体の解舒方法および解舒装置を備えてな
る加工糸の製造方法、加工糸の製造を提供するものであ
る。
【0038】
【実施例】(株)豊田自動織機製作所製ウォータージェ
ットルームLW552およびLW602を用いて経糸に
56デシテックス18フィラメントのポリエステルフィ
ラメントを用い、緯糸に84デシテックス36フィラメ
ントのポリエステルフィラメントを用いて製織し、図1
に示すような方法および装置で緯糸解舒を行ったとき
(実施例1、2)、図2に示すような従来の方法で解舒
を行ったとき(比較例1、2)の輪抜け発生状況を比較
した。緯糸給糸体は1ドラム8kgのものを用いた。
【0039】緯糸解舒速度は1300m/min(実施
例1、比較例1)、2000m/min(実施例2、比
較例2)とした。給糸体の満管時の直径は345mm、
紙管直径は135mmである。実施例について、ガイド
Aは内径6mm、外径10mm、ガイドBは内径20m
mのものを使用し、ガイド位置はa=30mm、b=0
mmとして解舒を行った。比較例について、ガイドAは
実施例と同様のものを使用し、給糸体給糸側端面からガ
イドAまでの距離は30mmとして解舒を行った。結果
を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】従来の解舒方法で緯糸の解舒を行った場
合、解舒速度1300m/minにおいても輪抜けが発
生し、解舒速度2000m/minでは50ドラム中3
2ドラムで輪抜けが確認された。本発明の解舒装置で給
糸体の解舒を行った場合、解舒速度1300m/mi
n、緯糸100ドラム個の解舒において輪抜けは発生し
なかった(実施例1)。また、解舒速度2000m/m
in、緯糸150ドラム個の解舒においても輪抜けは発
生しなかった(実施例2)。
【0042】図5および図6に示すような方法(実施例
3、実施例4)で2つの給糸体の連続解舒を行った。ガ
イドA、ガイドBは実施例1と同様のものを使用した。
結果、解舒速度2000m/minにおいても問題なく
給糸体の連続解舒を行うことができた。結果を表2に示
す。
【0043】解舒速度500m/minでのワーパーの
クリール解舒、解舒速度600m/minでの糸加工時
の給糸体の解舒装置においても本発明を用いることによ
り、解舒性が向上した。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明は、高速解舒時の糸解舒性を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給糸体の解舒装置の一例を示す概略図
である。
【図2】従来の解舒装置の概略図である。
【図3】解舒装置の解舒糸にかかる力を示す説明図であ
る。
【図4】解舒装置の解舒糸にかかる力を示す説明図であ
る。
【図5】本発明を用いた複数個の給糸体の解舒装置の一
例を示す概略図である。
【図6】本発明を用いた複数個の給糸体の解舒装置を一
例を示す概略図である。
【符号の説明】
A:パイプ状ガイド B:円筒状ガイド 1:給糸体 1a:給糸体給糸側端面 2:紙管 3:解舒糸 4:給糸体ホルダー 4a:中空の給糸体ホルダー 5:給糸スタンド 6:支持バー 7:テール糸 8:クリップ 1’:隣の給糸体 4’:隣の給糸体ホルダー B’:隣の円筒状ガイド a:給糸側紙管端面からガイド5までの解舒距離 b:ガイド5からガイド7までの取り付け距離

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給糸体の端面方向に糸を解舒し、該給糸体
    給糸側端面と対向する位置に配置された給糸方向を規制
    するガイドAを通って目的の給糸方向へ解舒糸を導く解
    舒装置において、上記ガイドAからの解舒糸に解舒バル
    ーンの内側から外側へ向けて力を加えるための、ガイド
    BをガイドAの近傍に配置したことを特徴とする給糸体
    の解舒装置。
  2. 【請求項2】ガイドBが給糸体ホルダーに取り付られて
    いることを特徴とする請求項1に記載の給糸体の解舒装
    置。
  3. 【請求項3】ガイドAの外側に非接触状態でガイドBを
    配置したことを特徴とする請求項1に記載の給糸体の解
    舒装置。
  4. 【請求項4】第1および第2の複数の給糸体を有し、ガ
    イドAおよびガイドBを一方の給糸体位置から他方の給
    糸体位置に可動自在に配置するとともに、前記第1の給
    糸体のテール糸を次の第2の給糸体の解舒糸と結びつけ
    ることにより、2つの給糸体から連続的に解舒するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または2に記載の給糸
    体の解舒装置。
  5. 【請求項5】第1および第2の複数の給糸体を有し、ガ
    イドAおよびガイドBを一方の給糸体位置から他方の給
    糸体位置に可動自在に配置するとともに、前記第1の給
    糸体のテール糸を次の第2の給糸体の解舒糸と結びつけ
    ることにより、2つの給糸体から連続的に解舒するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または3に記載の給糸
    体の解舒装置。
  6. 【請求項6】製織におけるヨコ糸給糸体の解舒として、
    請求項1〜5のいずれかに記載の給糸体の解舒装置を備
    えてなることを特徴とする製織装置。
  7. 【請求項7】整経機のクリールからの解舒として、請求
    項1〜5のいずれかに記載の給糸体の解舒装置を備えて
    なるてなることを特徴とする製織準備装置。
  8. 【請求項8】糸加工の給糸体の解舒として、請求項1〜
    5のいずれかに記載の給糸体の解舒装置を備えてなるこ
    とを特徴とする加工糸の製造装置。
  9. 【請求項9】給糸体の端面方向に糸を解舒し、該給糸体
    給糸側端面と対向する位置に配置された給糸方向を規制
    するガイドAを通って目的の給糸方向へ解舒糸を導く解
    舒方法において、上記ガイドAの近傍に設けられたガイ
    ドBにより、解舒バルーンが外側へ広がる方向に力を加
    えながら解舒を行うことを特徴とする給糸体の解舒方
    法。
  10. 【請求項10】第1および第2の複数の給糸体を有し、
    ガイドAおよびガイドBを一方の給糸体位置から他方の
    給糸体位置に可動自在に配置して、前記第1の給糸体の
    テール糸を次の第2の給糸体の解舒糸と結びつけること
    により、2つの給糸体から連続的に解舒することを特徴
    とする請求項9に記載の給糸体の解舒方法。
  11. 【請求項11】製織におけるヨコ糸給糸体の解舒におい
    て、請求項9または請求項10に記載された給糸体の解
    舒方法を用いてヨコ糸給糸体の解舒を行うことを特徴と
    する製織方法。
  12. 【請求項12】整経機のクリール解舒において請求項9
    または請求項10に記載された給糸体の解舒方法を用い
    たことを特徴とする製織準備方法。
  13. 【請求項13】糸加工の給糸体の解舒方法において、請
    求項9または請求項10に記載された給糸体の解舒方法
    を用いて糸加工を行うことを特徴とする加工糸の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011024019A1 (en) * 2009-08-31 2011-03-03 Ocv Intellectual Capital, Llc Unreeling apparatus
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