JP2002210427A - 管内部清掃装置の管曲り部走行制御装置 - Google Patents

管内部清掃装置の管曲り部走行制御装置

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JP2002210427A JP2001013191A JP2001013191A JP2002210427A JP 2002210427 A JP2002210427 A JP 2002210427A JP 2001013191 A JP2001013191 A JP 2001013191A JP 2001013191 A JP2001013191 A JP 2001013191A JP 2002210427 A JP2002210427 A JP 2002210427A
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Ikuo Shiina
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の途中にエルボ等の曲り部が形成されてい
る場合にも、走行台車を確実に追従走行させることがで
き、作業効率の向上を図り得る管内部清掃装置の管曲り
部走行制御装置を提供する。 【解決手段】 走行台車7の進行方向に対する左右の傾
きの方向と大きさを検出する傾斜センサ51と、該傾斜
センサ51からの検出信号52に基づき、管の左曲り部
において走行台車7が左に傾いた場合には左側の車輪の
速度を右側の車輪の速度より遅くする一方、管の右曲り
部において走行台車7が右に傾いた場合には右側の車輪
の速度を左側の車輪の速度より遅くする制御を行う制御
器53とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内部清掃装置の
管曲り部走行制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電用ボイラ等におけるヘッダ
等の管の製作工程においては、溶接後のスラグやグライ
ンダによる鉄粉が管内部に残存してしまうため、管内部
を清掃する必要がある。
【0003】このため、従来においては、図12に示さ
れる如く、弾丸状に形成され且つ先端部にエア吹出口1
が穿設されたエアノズル2に車輪3を取り付けると共
に、前記エアノズル2の基端に突設されたジョイント部
4に圧縮空気の供給用ホース5を接続し、エアノズル2
を管6の一端側から送り込みつつ、供給用ホース5から
供給される圧縮空気を清掃エアとしてエアノズル2のエ
ア吹出口1から噴射することにより、管6内部に残存し
たスラグや鉄粉を外部へ吹き飛ばすことが行われてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ボイラの大型化に伴ってヘッダ等の管6も長くなる傾向
にあり、前述の如く、エアノズル2を管6の一端側から
送り込むのでは、管6の他端側までエアノズル2をうま
く送り込むことが困難となり、管6内部の清掃を充分に
行うことができなくなっていた。
【0005】このため、長い管6に対しては、予めピア
ノ線等を管6の一端側から他端側へ導いておき、これに
エアノズル2をつないで作業者が管6の他端側から引っ
張ることも行われていた。
【0006】しかし、長い管6に対して予めピアノ線等
を管6の一端側から他端側へ導くことは容易ではなく、
作業に手間と時間がかかると共に、管6が両端開口では
なく他端側が閉塞された片端開口のものである場合に
は、管6内部の清掃を行うことができないという欠点を
有していた。
【0007】このような欠点を解消するために、本発明
者等は、図4〜図11に示すような管内部清掃装置を開
発しており、本出願人によって既に出願(特願2000
−173598号参照)されている。
【0008】図4〜図11は本発明者等が既に開発して
いる管内部清掃装置の一例であって、該管内部清掃装置
は、管6内部を走行可能な走行台車7と、該走行台車7
の前面に配設され且つ前方へ清掃エアを吹き出す前方エ
アノズル8と、前記走行台車7の後面に配設され且つ後
方へ清掃エアを吹き出す後方エアノズル9とを備えてな
る構成を有している。
【0009】前記走行台車7上には、供給用ホース5が
接続されるエア配管10をブラケット11,12を介し
て配設し、該エア配管10と電磁切換弁13の入口ポー
ト14とを入口ホース15を介して接続すると共に、電
磁切換弁13の一方の出口ポート16と前記前方エアノ
ズル8の導入ポート17とを前方ホース18を介して接
続し、且つ電磁切換弁13の他方の出口ポート19と前
記後方エアノズル9の導入ポート20とを後方ホース2
1を介して接続してあり、供給用ホース5からエア配管
10を介して電磁切換弁13に供給される圧縮空気を、
該電磁切換弁13の切換により、前方ホース18を介し
て前方エアノズル8のエア吹出口22(図6参照)か
ら、或いは後方ホース21を介して後方エアノズル9の
エア吹出口23(図7参照)からそれぞれ清掃エアとし
て噴射し得るようにしてある。
【0010】前記走行台車7は、四つの車輪24,2
5,26,27を有し、左側の二つの車輪24,25
は、図8〜図10に示す如く、左駆動モータ28の駆動
により、左ピニオン29、左中間ギア30,31、左従
動ギア32,33を介して回転駆動されるようにし、
又、右側の二つの車輪26,27は、図9〜図11に示
す如く、右駆動モータ34の駆動により、右ピニオン3
5、右中間ギア36,37、右従動ギア38,39を介
して回転駆動されるようにし、これにより、左右の車輪
24,25,26,27が独立速度制御可能な四輪駆動
方式となるようにしてある。
【0011】前記走行台車7の各車輪24,25,2
6,27の車軸40,41,42,43には、電磁コイ
ル44,45,46,47を巻き付けてあり、該電磁コ
イル44,45,46,47に電流を流すことにより、
各車輪24,25,26,27を電磁石となるようにし
てある。ここで、左ピニオン29、左中間ギア30,3
1、左従動ギア32,33、右ピニオン35、右中間ギ
ア36,37、右従動ギア38,39、並びに車軸4
0,41,42,43として、S45C等の機械構造用
炭素鋼を用いた場合、図9に示すように、歯車類と車軸
によって磁気的閉ループが形成され、磁束が主に磁気的
閉ループを回り、車輪24,25,26,27に磁束が
出にくくなり、該車輪24,25,26,27の磁力が
弱くなる虞があるが、本図示例の場合には、車軸40,
41,42,43に嵌着される左従動ギア32,33と
右従動ギア38,39をステンレス鋼の歯車とすること
により、歯車類と車軸によって磁気的閉ループが形成さ
れることを防止し、車輪24,25,26,27の磁力
を強めるようにしてある。
【0012】前記走行台車7には、図4〜図6に示す如
く、管6内部を照らすハロゲンランプ等の照明器具48
と、管6内部の状態を確認するCCDカメラ等の監視カ
メラ49とを配設してある。
【0013】尚、図中、50は制御ケーブルであって、
管6の外部に設けられる制御装置(図示せず)と走行台
車7とを制御ケーブル50によってつなぎ、左駆動モー
タ28と右駆動モータ34の速度制御並びに電磁切換弁
13の切換制御を管6の外部から遠隔操作すると共に、
監視カメラ49で捉えた管6内部の映像を制御装置のモ
ニターに映し出すようにしてある。
【0014】前述の如き管内部清掃装置の場合、両端開
口の管6に対しては、管6の一端側から走行台車7を内
部へ入れ前進走行させつつ、電磁切換弁13の切換によ
り前方エアノズル8から清掃エアを吹き出して行けば、
長い管6に対しても予めピアノ線等を管の一端側から他
端側へ導いたりすることなく、管6内部に残存したスラ
グや鉄粉を管6の他端側から外部へ吹き飛ばすことが可
能となる。
【0015】又、片端開口の管6に対しては、管6の一
端側から走行台車7を内部へ入れ前進走行させて管6の
閉塞された他端側まで移動させた後、走行台車7を後退
走行させつつ、電磁切換弁13の切換により後方エアノ
ズル9から清掃エアを吹き出して行けば、管6内部に残
存したスラグや鉄粉を管6の一端側から外部へ吹き飛ば
すことが可能となる。
【0016】一方、走行台車7の各車輪24,25,2
6,27は、車軸40,41,42,43に巻き付けた
電磁コイル44,45,46,47に電流を流すことに
より、電磁石としてあるため、各車輪24,25,2
6,27が管6内面に吸着しスリップを起こすことがな
くなり、走行台車7が管6内を確実に走行可能となる。
【0017】更に又、走行台車7には、管6内部を照ら
す照明器具48と、管6内部の状態を確認する監視カメ
ラ49とを配設してあるため、管6内部の状態の確認並
びに片端開口の管6の場合における閉塞端の確認を行う
ことが可能となり、管6内部における清掃作業の円滑化
に役立つ。
【0018】こうして、図4〜図11に示す管内部清掃
装置によれば、長い管6に対して予めピアノ線等を管6
の一端側から他端側へ導いたりすることを不要とし得、
且つ管6が両端開口ではなく片端開口であっても、管6
内部の清掃を確実に且つ効率よく行うことができる。
【0019】ところで、図4〜図11に示す管内部清掃
装置の場合、前記走行台車7は、左右の車輪24,2
5,26,27が左駆動モータ28と右駆動モータ34
による独立速度制御可能な四輪駆動方式となっているた
め、左右の車輪24,25,26,27の回転速度に差
を持たせることにより、管6の途中にエルボ等の曲り部
が形成されている場合にも、走行台車7を追従走行させ
ることは可能であるが、従来の場合、作業者が直接目視
するか、或いは監視カメラ49で捉えた管6内部の映像
に基づいて走行台車7の状態を把握し、手元のリモコン
により、左右の車輪24,25,26,27の回転速度
を手動で調整しているため、作業者の勘と経験によると
ころが多く、操作を誤って走行台車7を管6の壁面に寄
せてしまうことがあり、走行台車7の体勢を立て直すの
に時間がかかり、作業効率の低下につながるという欠点
を有していた。
【0020】本発明は、斯かる実情に鑑み、管の途中に
エルボ等の曲り部が形成されている場合にも、走行台車
を確実に追従走行させることができ、作業効率の向上を
図り得る管内部清掃装置の管曲り部走行制御装置を提供
しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、管内部を走行
可能で且つ左右車輪を独立速度制御可能な四輪駆動方式
とした管内部清掃装置の管曲り部走行制御装置であっ
て、走行台車の進行方向に対する左右の傾きの方向と大
きさを検出する傾斜センサと、該傾斜センサからの検出
信号に基づき、管の左曲り部において走行台車が左に傾
いた場合には左側の車輪の速度を右側の車輪の速度より
遅くする一方、管の右曲り部において走行台車が右に傾
いた場合には右側の車輪の速度を左側の車輪の速度より
遅くする制御を行う制御器とを備えたことを特徴とする
管内部清掃装置の管曲り部走行制御装置にかかるもので
ある。
【0022】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0023】走行台車が管内を直進している状態から、
例えば、管の左曲り部に差し掛かると、走行台車は左に
傾いて行き、又、管の右曲り部に差し掛かると、走行台
車は右に傾いて行き、傾斜センサにより走行台車の進行
方向に対する左右の傾きの方向と大きさが検出され、該
傾斜センサからの検出信号に基づき、制御器により、管
の左曲り部において走行台車が左に傾いた場合には左側
の車輪の速度が右側の車輪の速度より遅くされる一方、
管の右曲り部において走行台車が右に傾いた場合には右
側の車輪の速度が左側の車輪の速度より遅くされる。
【0024】この結果、管の途中にエルボ等の曲り部が
形成されている場合にも、走行台車は確実に追従走行す
る形となり、従来のように、作業者が直接目視するか、
或いは監視カメラで捉えた管内部の映像に基づいて走行
台車の状態を把握し、手元のリモコンにより、左右の車
輪の回転速度を手動で調整するのとは異なり、作業者の
勘と経験に依存しなくて済み、操作を誤って走行台車を
管の壁面に寄せてしまうようなことも避けられ、走行台
車の体勢を立て直すのに時間を掛ける必要もなく、作業
効率の向上につながることとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0026】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図4〜図11と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図4〜図1
1に示すものと同様であるが、本図示例の特徴とすると
ころは、管6の途中にエルボ等の曲り部が形成されてい
る場合に走行台車7がそのまま直進しようとすると、管
6の左曲り部においては走行台車7は必ず左に傾いて行
き、又、管6の右曲り部においては走行台車7は必ず右
に傾いて行くため、この点を考慮し、図1〜図3に示す
如く、走行台車7の進行方向に対する左右の傾きの方向
と大きさを検出する傾斜センサ51と、該傾斜センサ5
1からの検出信号52に基づき、管6の左曲り部におい
て走行台車7が左に傾いた場合には左側の車輪24,2
5の速度を右側の車輪26,27の速度より遅くする一
方、管6の右曲り部において走行台車7が右に傾いた場
合には右側の車輪26,27の速度を左側の車輪24,
25の速度より遅くする制御を行う制御器53とを備え
た点にある。
【0027】本図示例の場合、前記傾斜センサ51は、
図1及び図2に示す如く、走行台車7上における後部所
要位置にポテンショメータ54を設置し、該ポテンショ
メータ54のシャフト55に、鉛直下方へ垂下するウェ
イト56を取り付け、該ウェイト56の位置を基準とす
る傾斜角度に基づいて、走行台車7の進行方向に対する
左右の傾きの方向と大きさを検出するようにしてある。
【0028】又、前記制御器53は、図3に示す如く、
傾斜センサ51からの検出信号52に基づき左側の車輪
24,25の設定速度に対する左補正係数57並びに右
側の車輪26,27の設定速度に対する右補正係数58
を求めて出力する傾斜判定調節器59と、リモコン60
の左速度設定器61から出力される左側の車輪24,2
5の左速度指令62に対して左補正係数57を掛け左速
度補正指令63を出力する左乗算器64と、リモコン6
0の右速度設定器65から出力される右側の車輪26,
27の右速度指令66に対して右補正係数58を掛け右
速度補正指令67を出力する右乗算器68と、左乗算器
64から出力される左速度補正指令63に基づき左駆動
モータ28の回転数69を演算する左演算器70と、右
乗算器68から出力される右速度補正指令67に基づき
右駆動モータ34の回転数71を演算する右演算器72
と、左演算器70から出力される左駆動モータ28の回
転数69に基づき左駆動モータ28へ左駆動指令73を
出力する左モータドライバ74と、右演算器72から出
力される右駆動モータ34の回転数71に基づき右駆動
モータ34へ右駆動指令75を出力する右モータドライ
バ76とを備えてなる構成を有している。
【0029】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0030】走行台車7が管6内を直進している状態か
ら、例えば、管6の左曲り部に差し掛かると、走行台車
7は左に傾いて行き、又、管6の右曲り部に差し掛かる
と、走行台車7は右に傾いて行き、傾斜センサ51とし
てのポテンショメータ54により、鉛直下方へ垂下する
ウェイト56の位置を基準とする傾斜角度に基づいて、
走行台車7の進行方向に対する左右の傾きの方向と大き
さが検出される。
【0031】前記傾斜センサ51からの検出信号52は
制御器53の傾斜判定調節器59へ入力され、該傾斜判
定調節器59において前記傾斜センサ51からの検出信
号52に基づき左側の車輪24,25の設定速度に対す
る左補正係数57並びに右側の車輪26,27の設定速
度に対する右補正係数58が求められてそれぞれ左乗算
器64と右乗算器68へ出力される。
【0032】ここで、走行台車7が左に傾いている場
合、左補正係数57は1.0より小さい値で且つ右補正
係数58は1.0となり、又、走行台車7が右に傾いて
いる場合、左補正係数57は1.0で且つ右補正係数5
8は1.0より小さい値となる。
【0033】前記左乗算器64においては、リモコン6
0の左速度設定器61から出力される左側の車輪24,
25の左速度指令62に対して左補正係数57が掛けら
れ左速度補正指令63が左演算器70へ出力され、前記
右乗算器68においては、リモコン60の右速度設定器
65から出力される右側の車輪26,27の右速度指令
66に対して右補正係数58が掛けられ右速度補正指令
67が右演算器72へ出力され、前記左演算器70にお
いては、左乗算器64から出力される左速度補正指令6
3に基づき左駆動モータ28の回転数69が演算されて
左モータドライバ74へ出力され、前記右演算器72に
おいては、右乗算器68から出力される右速度補正指令
67に基づき右駆動モータ34の回転数71が演算され
て右モータドライバ76へ出力され、前記左モータドラ
イバ74からは、左演算器70から出力される左駆動モ
ータ28の回転数69に基づき左駆動モータ28へ左駆
動指令73が出力され、前記右モータドライバ76から
は、右演算器72から出力される右駆動モータ34の回
転数71に基づき右駆動モータ34へ右駆動指令75が
出力され、これにより、管6の左曲り部において走行台
車7が左に傾いた場合には左側の車輪24,25の速度
が右側の車輪26,27の速度より遅くなる一方、管6
の右曲り部において走行台車7が右に傾いた場合には右
側の車輪26,27の速度が左側の車輪24,25の速
度より遅くなる。
【0034】この結果、管6の途中にエルボ等の曲り部
が形成されている場合にも、走行台車7は確実に追従走
行する形となり、従来のように、作業者が直接目視する
か、或いは監視カメラ49で捉えた管6内部の映像に基
づいて走行台車7の状態を把握し、手元のリモコンによ
り、左右の車輪24,25,26,27の回転速度を手
動で調整するのとは異なり、作業者の勘と経験に依存し
なくて済み、操作を誤って走行台車7を管6の壁面に寄
せてしまうようなことも避けられ、走行台車7の体勢を
立て直すのに時間を掛ける必要もなく、作業効率の向上
につながることとなる。
【0035】こうして、管6の途中にエルボ等の曲り部
が形成されている場合にも、走行台車7を確実に追従走
行させることができ、作業効率の向上を図り得る。
【0036】尚、本発明の管内部清掃装置の管曲り部走
行制御装置は、上述の図示例にのみ限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の管内部清
掃装置の管曲り部走行制御装置によれば、管の途中にエ
ルボ等の曲り部が形成されている場合にも、走行台車を
確実に追従走行させることができ、作業効率の向上を図
り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の平面図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例の後面図である。
【図3】本発明を実施する形態の一例の制御ブロック図
である。
【図4】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例の側面図である。
【図5】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例の平面図であって、図4のV−V矢視相
当図である。
【図6】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例の正面図であって、図4のVI−VI矢
視相当図である。
【図7】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例の後面図であって、図4のVII−VI
I矢視相当図である。
【図8】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例における駆動系を表わす左側面図であ
る。
【図9】本発明者等によって既に開発されている管内部
清掃装置の一例における駆動系を表わす平面図であっ
て、図8のIX−IX矢視相当図である。
【図10】本発明者等によって既に開発されている管内
部清掃装置の一例における駆動系を表わす正面図であっ
て、図8のX−X矢視相当図である。
【図11】本発明者等によって既に開発されている管内
部清掃装置の一例における駆動系を表わす右側面図であ
って、図10のXI−XI矢視相当図である。
【図12】従来例の概要図である。
【符号の説明】
6 管 7 走行台車 8 前方エアノズル 9 後方エアノズル 24 車輪 25 車輪 26 車輪 27 車輪 28 左駆動モータ 34 右駆動モータ 51 傾斜センサ 52 検出信号 53 制御器 54 ポテンショメータ 55 シャフト 56 ウェイト 57 左補正係数 58 右補正係数 59 傾斜判定調節器 60 リモコン 61 左速度設定器 62 左速度指令 63 左速度補正指令 64 左乗算器 65 右速度設定器 66 右速度指令 67 右速度補正指令 68 右乗算器 69 回転数 70 左演算器 71 回転数 72 右演算器 73 左駆動指令 74 左モータドライバ 75 右駆動指令 76 右モータドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内部を走行可能で且つ左右車輪を独立
    速度制御可能な四輪駆動方式とした管内部清掃装置の管
    曲り部走行制御装置であって、 走行台車の進行方向に対する左右の傾きの方向と大きさ
    を検出する傾斜センサと、 該傾斜センサからの検出信号に基づき、管の左曲り部に
    おいて走行台車が左に傾いた場合には左側の車輪の速度
    を右側の車輪の速度より遅くする一方、管の右曲り部に
    おいて走行台車が右に傾いた場合には右側の車輪の速度
    を左側の車輪の速度より遅くする制御を行う制御器とを
    備えたことを特徴とする管内部清掃装置の管曲り部走行
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034721A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Nippon Steel Corp 耐疲労特性に優れた溶接継手の製作方法およびその製作装置

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JP2009034721A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Nippon Steel Corp 耐疲労特性に優れた溶接継手の製作方法およびその製作装置

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