JP2002210085A - 組み合わせ遊技機 - Google Patents

組み合わせ遊技機

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JP2002210085A
JP2002210085A JP2001011526A JP2001011526A JP2002210085A JP 2002210085 A JP2002210085 A JP 2002210085A JP 2001011526 A JP2001011526 A JP 2001011526A JP 2001011526 A JP2001011526 A JP 2001011526A JP 2002210085 A JP2002210085 A JP 2002210085A
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game
game ball
special
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medal
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Application number
JP2001011526A
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English (en)
Inventor
Sohei Kuze
壮平 久世
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別領域を遊技球が通過すれば、後続の遊技
球の特別領域の通過を防止でき、一旦発生した特別遊技
状態による利益を遊技者が享受できる組み合わせ遊技機
を提供する。 【解決手段】 内部の一部に遊技球が通過する特別領域
74aを有し且つ所定条件で遊技球が入賞可能に開放す
る作動口手段29と、特別領域74aを通過する遊技球
を通過検出手段115が検出することを条件に遊技者に
有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段
124と、特別領域74aへの遊技球の移動又は通過を
阻止するための阻止手段117と、阻止手段117を移
動又は通過を阻止する阻止位置Aと遊技球の通過を許容
する許容位置Bとに駆動する駆動手段118とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレンジボール
機、雀球遊技機等の組み合わせ遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】組み合わせ遊技機、例えばアレンジボー
ル機には、発射手段により遊技盤の遊技領域へと所定
数、例えば16個の遊技球を打ち込み、その遊技球が遊
技領域の下部に配列された複数個の入賞口の何れかに入
賞して所定の入賞役が成立した場合に、その入賞役の成
立の難易度に応じて所定の得点等の遊技価値を付与し
て、その獲得遊技価値に応じて払い出し手段により遊技
球、メダル等の遊技媒体を払い出し、また図柄表示手段
の変動後の停止図柄が「7・7・7」等の特定態様にな
った場合に作動口手段が開放し、この作動口手段に入賞
した遊技球がその内部の特別領域を通過して、通過検出
手段がその遊技球を検出したときに、遊技者に有利な特
別遊技状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】特別遊技状態は通過検出手段が遊技球を検
出した時点のゲームから発生し、その特別遊技状態が発
生した場合には作動手段が有効になり、各ゲームで作動
手段に遊技球が入賞することを条件に得点増加手段が開
放して、この得点増加手段に遊技球が入賞したときに、
そのゲームで獲得した得点を2倍等に増加させるように
している。特別遊技状態発生手段は、通常、通過検出手
段が作動口手段の特別領域を通過する1個目の遊技球を
検出したときに特別遊技状態を発生し、2個目の遊技球
の検出すれば、その特別遊技状態を消滅させるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アレンジボール機で
は、作動口手段の内部を複数個の通路に分割してその1
個を特別領域とし、この特別領域を遊技球が通過すれ
ば、通過検出手段がその遊技球の通過を検出して、特別
遊技状態発生手段が特別遊技状態を発生させるようにし
ている。
【0005】しかし、従来の作動口手段は、特別領域を
遊技球が通過した場合に、後続の遊技球の通過を阻止す
るようにはなっていない。このため作動口手段に複数個
の遊技球が相前後して入賞し、その遊技球が共に特別領
域を通過した場合には、先の遊技球の通過で一旦発生し
た特別遊技状態が、後続の遊技球の通過によって直ぐに
消滅することになる。このため特別遊技状態が発生して
も、遊技者が全く利益を享受し得ないままで特別遊技状
態が終了する惧れがあり、緊迫感に富む反面、遊技者の
興趣を阻害し易いという問題ががある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑み、特別
領域を遊技球が通過すれば、後続の遊技球の特別領域の
通過を防止でき、一旦発生した特別遊技状態による利益
を遊技者が享受できる組み合わせ遊技機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤9の遊
技領域26に、複数個の入賞口38と、内部の一部に遊
技球が通過する特別領域74aを有し且つ所定条件で遊
技球が入賞可能に開放する作動口手段29と、前記特別
領域74aを通過する遊技球を検出する通過検出手段1
15とを備え、前記遊技領域26に単位ゲーム毎に所定
数の遊技球を順次発射する発射手段10と、前記通過検
出手段115が遊技球を検出することを条件に遊技者に
有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段
124とを備えた組み合わせ遊技機において、前記特別
領域74aへの遊技球の移動又は通過を阻止するための
阻止手段117と、該阻止手段117を前記移動又は通
過を阻止する阻止位置Aと遊技球の通過を許容する許容
位置Bとに駆動する駆動手段118とを備えたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図11はメダル投入式のアレ
ンジボール機に採用した第1の実施形態を例示する。こ
のアレンジボール機は、図1〜図4に示すように、外枠
1と、この外枠1の前側に配置された前枠2とを有する
遊技機本体3を備え、その前枠2は左右一端側の縦方向
のヒンジ4(図7参照)を介して外枠1に開閉及び着脱
自在に装着されている。
【0009】遊技機本体3には、その前面側に前面パネ
ル5が装着されると共に、外枠1側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が設けられ、前枠
2側に遊技盤9、発射手段10、メダル選別手段11が
設けられる等、遊技機本体3の内部で前面パネル5の裏
側に、遊技盤9を含む各種の内部機構が設けられてい
る。
【0010】メダルホッパー6は遊技媒体としてのメダ
ルを貯留するもので、このメダルホッパー6には、投入
メダルを受け入れるメダルシュート12と、内部のメダ
ルが満杯状態のときに、余剰メダルを補助タンク7へと
溢流させる溢流口13と、メダルを払い出すメダル払い
出し手段14とが設けられている。メダル払い出し手段
14は、メダルホッパー6内のメダルを景品用又は返却
用として払い出すためのもので、メダルホッパー6の下
部側に設けられ、モータ等の駆動手段15によりメダル
ホッパー6内の回転体(図示省略)を駆動して、メダル
払い出し口16から前側へとメダルを払い出すようにな
っている。なお、補助タンク7は出し入れ自在である。
電源ユニット8には電源基板17が設けられている。
【0011】遊技盤9は、前枠2の内部の遊技盤装着枠
18と支持枠19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合さ
れ、遊技盤装着枠18の裏側に設けられた複数個の締結
手段20により着脱自在に固定されている。従って、遊
技盤9は、遊技機本体3の前部側、取り分け前枠2に裏
側から着脱自在である。遊技盤装着枠18は門型状で、
その上側及び左右両側が支持枠19の上側で前枠2の内
側面に固定されている。支持枠19は、遊技盤9を下側
から受ける遊技盤受け部21を上縁側に一体に備え、前
枠2の内部に左右方向に架設されている。支持枠19の
裏側には、払い出し制御基板22を収納する払い出し基
板ケース23が着脱自在に装着されている。
【0012】遊技盤9の前面には、図1に示すように、
ガイドレール25が環状に装着されると共に、このガイ
ドレール25の内側の遊技領域26の下部に入賞口手段
27が配置され、また入賞口手段27の上側に誘導図柄
表示手段28、作動口手段2929、得点増加手段2
4、始動手段30、作動手段31、普通入賞手段32,
33等の各遊技部品が配置されている。なお、入賞口手
段27と各遊技部品との間には、多数の遊技釘(図示省
略)が設けられている。
【0013】入賞口手段27は、図5、図7に示すよう
に、遊技盤9の開口部36に裏側から着脱自在に装着さ
れた入賞ケース37と、この入賞ケース37に横一列状
等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤9の
裏側へと誘導する複数個、例えば16個の入賞口38
と、各入賞口38に入賞した遊技球を検出する複数個、
例えば16個の入賞検出手段39とを備え、遊技盤9に
沿って落下する遊技球が何れかの入賞口38に入賞し
て、入賞検出手段39がその遊技球を検出するようにな
っている。
【0014】誘導図柄表示手段28は、1個又は複数
個、例えば3個の誘導図柄28aを変動表示可能であっ
て、停電した場合の停電時点の遊技情報、停電復旧後の
ゲームの復帰予告、復帰時の遊技条件、その他の各種の
遊技情報を遊技者に報知するための液晶表示手段40に
より兼用されている。
【0015】各誘導図柄28aは、始動手段30が遊技
球を検出することを条件に所定時間変動して、変動後に
「7・7・7」等の特定態様又はそれ以外の非特定態様
で停止するようになっている。なお、誘導図柄28aに
は数字図柄等の適宜図柄が使用されている。誘導図柄表
示手段28の裏側には、図柄制御基板34を収納した図
柄基板ケース35が着脱自在に装着されている。
【0016】作動口手段29は、図9、図10に示すよ
うに、誘導図柄表示手段28の変動後の誘導図柄28a
が特定態様で停止した場合に所定時間開放する開閉式で
あって、作動口ケース70に形成された作動口71と、
作動口ケース70の作動口71側に開閉自在に枢支され
且つ開放状態のときに遊技球を作動口71へと案内する
開閉体73と、作動口71の内部が左右方向に複数個
(例えば3個)に分割された複数個の通路74とを備え
ている。なお、作動口手段29は、開閉体73の大き
さ、開放時間、その他の要因により、開閉体73の1回
の開放で複数個の遊技球が入賞可能になっている。
【0017】作動口ケース70は、遊技盤9にその開口
部9aに対応して前側から着脱自在に装着された前飾り
板70aと、この前飾り板70aの裏側に装着されたケ
ース部70bとを備え、前飾り板70aの前側に庇部1
01と誘導路102とが前側に突出して上下に配置さ
れ、その庇部101と誘導路102との間の左右両側に
開閉体73が配置されている。各開閉体73は、下部側
の支軸73aにより、上向きに起立して庇部101と誘
導路102との間を閉じる閉状態と、誘導路102から
側方に突出して遊技球を誘導路102側へと誘導する開
状態との間で回動自在に枢支されている。
【0018】ケース部70b内には作動口71に連通す
る3個の通路74と、この各通路74からの遊技球を遊
技盤9の裏側へと誘導する集合通路79とが設けられ、
その3個の通路74の一部(例えば中央)が特別領域7
4aとなっている。特別領域74aには遊技球の通過を
検出する通過検出手段115が、集合通路79には遊技
球の入賞を検出する入賞検出手段116が夫々設けられ
ている。
【0019】作動口手段29には、特別領域74aへの
遊技球の移動又は通過を阻止するための阻止手段117
と、この阻止手段117を駆動する駆動手段118とが
設けられている。阻止手段117は、ケース部70bの
後壁70cから前後方向に出退すべく特別領域74aの
開口側に対応して前後方向に配置された可動片117a
を備え、この可動片117aは特別領域74aの上側に
突出して特別領域74aへの遊技球の移動又は通過を阻
止する阻止位置Aと、特別領域74aの上側から後方に
後退して特別領域74aへの遊技球の通過を許容する許
容位置Bとの間で前後方向に出退自在に支持されてい
る。
【0020】駆動手段118は、作動口手段29が開放
してから通過検出手段115が遊技球を検出するまでは
阻止手段117の可動片117aが許容位置Bに、通過
検出手段115が遊技球を検出した後は可動片117a
が阻止位置Aに夫々位置するように、阻止手段117の
可動片117aを前後方向に往復駆動するためのもので
ある。この駆動手段118は、可動鉄心118aが前後
方向に配置されたソレノイド118b等によって構成さ
れ、その可動鉄心118aがケース部70bの裏側で阻
止手段117の可動片117aに連結手段を介して又は
直接連結されている。可動鉄心118aには戻しバネ1
18cが套嵌されている。なお、可動片117aは、ケ
ース部70bの後壁70c等により前後方向に摺動自在
に案内され、また駆動手段118はケース部70bから
突出する支持台119等に取り付けられている。
【0021】得点増加手段24は遊技球が入賞したとき
に得点を増加させるためのもので、特別遊技状態が発生
した場合に作動手段31が遊技球を検出することを条件
に所定時間開放する開閉体30aを備え、この得点増加
手段24に遊技球が入賞したときに得点を増加(例えば
2倍)させるようになっている。
【0022】なお、作動口手段29、得点増加手段2
4、普通入賞手段32,33は、遊技盤9の前側で入賞
した遊技球を遊技盤9の裏側に誘導するように構成さ
れ、これらに遊技球が入賞したときに、それに対応する
1個又は複数個の入賞口38への遊技球の入賞と同等に
取り扱われるようになっている。
【0023】例えば、作動口手段29は入賞口38の1
1番目及び14番目に、得点増加手段24は11〜13
番目及び15番目に夫々対応する等、入賞口手段27の
遊技球が入賞し難い入賞口38、又は入賞役が成立し難
い入賞口38に対応して、それに遊技球が入賞したとき
に、対応する入賞口38に遊技球が入賞したと同様に、
その入賞口38に対応する入賞表示部(後述)が入賞を
表示するようになっている。
【0024】遊技盤9の裏面には、図2及び図3に示す
ように入賞口手段27、誘導図柄表示手段28、作動口
手段29、得点増加手段24、始動手段30、作動手段
31等の各遊技部品を裏側から覆う裏カバー45と、こ
の裏カバー45の下側に配置された球集合ケース46と
が着脱自在に装着され、その裏カバー45の裏面に、主
制御基板47を収納する主基板ケース48と、ランプ表
示制御基板49を収納するランプ表示基板ケース50
と、音声制御基板51を収納する音声基板ケース52と
が着脱自在に装着されている。
【0025】球集合ケース46は、入賞口手段27、作
動口手段29、得点増加手段24等の遊技部品を経て遊
技盤9の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのも
ので、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口す
る球集合部41と、この球集合部41で集合した遊技球
を下方へと排出する排出口42とを有し、入賞ケース3
7の下側で遊技盤9の裏側に装着されている。なお、入
賞口38に入賞した遊技球は、入賞検出手段39で検出
された後、入賞口手段27等の内部に停留することな
く、球集合ケース46を経て排出口42から排出される
ようになっている。
【0026】球集合ケース46の排出口42は、待機通
路68の長さを容易に確保できるように、球集合ケース
46の左右方向の略中央よりも球送り手段69と反対側
に偏位して配置されている。また入賞口手段27の左右
両側には、作動口手段29、得点増加手段24等からの
遊技球を球集合ケース46の球集合部41へと案内する
球案内通路43が、裏カバー45内を経て球集合ケース
46側に突出するように装着されている。
【0027】発射手段10は、単位ゲーム毎に所定数
(例えば16個)の遊技球をガイドレール25を経て遊
技盤9の遊技領域26へと順次発射させるためのもの
で、図1〜図3に示すように、発射レール53と、発射
レール53上の遊技球をガイドレール25側に向かって
打撃する打撃槌54と、打撃槌54を遊技球の打撃方向
に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構55を介
して発射バネに抗しながら打撃槌54を反打撃方向へと
間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段56と、遊
技者の把持により発射駆動手段56を起動させ且つその
回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な発射ハン
ドル57とを備え、取り付け板58等を介して支持枠1
9に着脱自在に装着されている。取り付け板58には、
発射制御基板59を収納する発射基板ケース60が着脱
自在に装着されている。
【0028】発射レール53は、遊技盤9側のガイドレ
ール25に対応して支持枠19の前側等に装着されてい
る。打撃槌54は発射レール53上の遊技球を打撃する
ように、発射レール53に対応して支持枠19の前側等
に配置され、取り付け板58に前後方向の枢軸により揺
動自在に軸支されている。発射ハンドル57は、図5に
示すように、前面パネル5側の通孔61を貫通して前側
に突出する支持筒62の前端部側に設けられており、遊
技者が前面パネル5の前側で把持して回動操作できるよ
うになっている。なお、発射ハンドル57には、遊技者
の把持又は操作を検出するタッチ手段(図示省略)のタ
ッチ片が設けられている。
【0029】発射レール53の前側には、発射レール5
3及びガイドレール25の発射レール53側の一部分を
前側から覆うレールカバー63が設けられている。この
レールカバー63は、例えば前面パネル5に左右方向に
架設された支持部材64に着脱自在に装着されている。
【0030】発射手段10側と遊技盤9側との間には、
図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊技球
用の循環経路65が閉ループ状に形成され、その循環経
路65内に複数個の遊技球が封入されている。循環経路
65は、発射手段10により発射された遊技球を遊技盤
9側へと案内する発射側経路66と、遊技盤9の裏側に
通過した遊技球を発射手段10側へと戻す戻り側経路6
7とを備えている。発射側経路66は発射レール53、
ガイドレール25等により構成され、また戻り側経路6
7は球集合ケース46、待機通路68、球送り手段69
等により構成されている。
【0031】待機通路68は、遊技盤9を通過して戻っ
て来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19の
裏側等の前枠2側に、発射手段10側が低くなるように
左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流側
が遊技盤9の下端と干渉しない位置で球集合ケース46
の排出口42に下側から連通している。球送り手段69
は、発射手段10の発射動作に連動して待機通路68内
の遊技球を1個づつ発射レール53上へと送るためのも
ので、発射レール53と待機通路68の下流側端部との
間で支持枠19等に着脱自在に装着されている。
【0032】なお、循環経路65中の遊技球の封入個数
は、単位ゲームの必要最低個数以上(例えば16〜25
個程度)が望ましいが、少なくとも複数個あれば良い。
また待機通路68は、その封入個数分の遊技球の全て、
又は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度
の長さであることが望ましい。
【0033】メダル選別手段11は、後述のメダル投入
口75から投入されたメダルの正否を選別するためのも
ので、図6及び図8に示すように、メダル投入口75に
対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そ
して、このメダル選別手段11は、メダルの移動中に重
量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果
に応じて不良なメダルを返却シュート76を経て後述の
メダル案内樋77へと戻し、正常な(正規の)メダルを
メダルホッパー6のメダルシュート12へと案内するよ
うになっている。メダル選別手段11には、正規のメダ
ルを検出するためのメダル検出手段78がその判別部よ
りも下流側に設けられている。
【0034】前面パネル5は、少なくとも遊技盤9の前
側に対応するガラス扉82と、その他の部分との複数個
に分割されている。例えば前面パネル5は、図5及び図
6に示すように、例えば遊技盤9の前面側に対応するガ
ラス扉82の他に、ガラス扉82の上側に配置された上
パネル83と、ガラス扉82の下側に配置された中間パ
ネル84と、中間パネル84の下側に配置された下パネ
ル85との複数個に分割され、その下パネル85を除く
上パネル83、ガラス扉82、中間パネル84が、前枠
2のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ86により前枠
2に対して個別に開閉自在に枢着されている。
【0035】ガラス扉82は、遊技盤9の遊技領域26
に対応する窓孔87が形成された扉枠88と、その窓孔
87を塞ぐように扉枠88に装着されたガラス板89と
を備えている。上パネル83は前枠2の上部側に配置さ
れ、特別遊技状態、その他のゲーム状態等を表示する上
部表示手段81が装着されている。上部表示手段81
は、上パネル83に着脱自在に装着された表示カバー9
0と、表示カバー90内に設けられた1個又は複数個の
表示ランプ91とを備え、その表示ランプ91がゲーム
状態に応じて点滅発光するようになっている。表示カバ
ー90は、遊技機本体3の左右方向の略全幅に亘って前
方に突出すると共に、その前側が後ろ下がりに傾斜状に
構成されている。
【0036】中間パネル84は、図5〜図7に示すよう
に、前方に張り出す張り出し部94を有し、この張り出
し部94の上部側に、前下がりに傾斜する表示パネル部
95と操作パネル部96とが設けられ、また張り出し部
94の下側に、その下端から前枠2側へと後方に屈曲す
る底壁部93が設けられている。なお、中間パネル84
の下端部は、その開閉時に発射ハンドル57と干渉しな
いように、発射ハンドル57よりも上側で下パネル85
と分離され、中間パネル84を閉じたときに、下パネル
85の上端部に前側から当接するか、又は下パネル85
の上端部と上下に重なるようになっている。下パネル8
5の裏側には、スピーカ等の音声発生手段92が着脱自
在に装着されている。
【0037】表示パネル部95はガラス扉82の下辺側
の近傍に左右方向に細長く形成され、この表示パネル部
95の手前側に操作パネル部96が設けられている。表
示パネル部95には、左右方向の略中央部分に入賞表示
手段97が設けられ、この入賞表示手段97の左右方向
の一方にメダル数表示手段98が、他方に得点表示手段
99が夫々設けられている。なお、表示パネル部95
は、各表示手段97〜99の表示状態が確認し易くなる
ように、操作パネル部96よりも傾斜角度が大になって
いるが、操作パネル部96と略同一角度にしても良い。
【0038】入賞表示手段97は、入賞口手段27の各
入賞口38と対応する複数個、例えば16個の入賞表示
部100を備え、その各入賞表示部100が入賞口手段
27の各入賞口38と相対応して前後方向に近接するよ
うに横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部
100は、遊技球が何れかの入賞口38に入賞したとき
に、それに対応する入賞表示部100が発光、その他に
よってその入賞を遊技者に表示するようになっている。
各入賞表示部100には、各入賞口38に対応して一端
側から順番に番号が付されている。なお、入賞表示手段
97は、入賞口手段27よりも上側の遊技領域26の中
央部等に、入賞表示部100を縦横に所定数(例えば
個)づつ組み合わせて配置しても良い。
【0039】メダル数表示手段98は、メダル投入口7
5から投入されたメダルの保有枚数(預託メダル数)を
表示するためのものであり、得点表示手段99は、入賞
役の成立により付与された得点又は景品用メダルの未払
い出し分の得点を表示するためのものであって、これら
はメダルの個数、得点を数字で表示するように適宜表示
手段により構成されている。なお、得点表示手段99に
代えて、又は得点表示手段99と共に獲得メダル数表示
手段を設け、その獲得メダル数表示手段により、得点に
応じて獲得した獲得メダル数又は未払い出し分の獲得メ
ダル数を表示するようにしても良い。
【0040】操作パネル部96には、メダル投入口7
5、手動選択スイッチ105、自動選択スイッチ106
及び返却スイッチ107が設けられている。操作パネル
部96の裏側には、預託制御基板103を収納した預託
基板ケース104が着脱自在に装着されている。
【0041】メダル投入口75は、操作パネル部96の
左右方向の一方側でヒンジ4,86に近い側の端部若し
くはその近傍に配置され、このメダル投入口75よりも
左右方向の中央側に手動選択スイッチ105と自動選択
スイッチ106と返却スイッチ107とが左右方向に一
列状に配置されている。
【0042】メダル投入口75は、遊技対価としてのメ
ダルを投入して預託するためのもので、少なくとも単位
ゲームに必要な規定数の複数枚、好ましくは複数ゲーム
分の多数枚のメダルを投入し得る大きさのホッパー状に
構成されている。なお、メダル投入口75の下部側の出
口75aは、メダル選別手段11に対してメダルを1枚
づつ供給し得るように狭くなっている。
【0043】メダル投入口75の外側には、多数枚のメ
ダルを投入したときにも、出口75a側でメダルが整列
するようにメダル投入口75を微震動させる振動付与手
段108が装着されている。振動付与手段108は、メ
ダル投入口75にメダルを投入したときに作動するよう
になっている。なお、メダル投入口75は、一度の投入
枚数が単位ゲームに必要な規定数以下のメダル数、例え
ばメダルを1枚づつ投入できる程度のものでも良い。
【0044】手動選択スイッチ105は、その操作毎に
単位ゲームづつのゲームを開始可能にするためのもの
で、この手動選択スイッチ105を操作したときに、預
託対価である預託メダル数から単位ゲーム分の遊技対価
である規定数の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算す
る処理を行い、単位ゲーム分のゲームが開始可能な状態
になるようになっている。
【0045】自動選択スイッチ106は、所定の休止期
間をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするた
めのもので、この自動選択スイッチ106を操作したと
きに、単位ゲーム分の遊技対価である規定数以上のメダ
ルの預託分があれば、手動選択スイッチ105を操作し
ない限り、各ゲームの開始前にその預託メダルから規定
数のメダルを減算する処理を行い、その後にゲームが開
始可能な状態になるようになっている。
【0046】返却スイッチ107は、預託メダルの返却
を求めるためのもので、この返却スイッチ107を操作
したときに、メダル払い出し手段14が作動して預託分
のメダルをメダルホッパー6から払い出すようになって
いる。
【0047】手動選択スイッチ105、自動選択スイッ
チ106、返却スイッチ107には、押しボタン式、そ
の他のものが使用されている。また手動選択スイッチ1
05、自動選択スイッチ106には、その操作部側にラ
ンプ等の選択表示手段(図示省略)が設けられ、その選
択表示手段で選択状況を表示するようになっている。な
お、選択表示手段は、手動選択スイッチ105、自動選
択スイッチ106の近傍に設けても良い。
【0048】下パネル85は、前枠2の下部側に固定さ
れている。下パネル85には、その下部側の左右方向の
略中央にメダル受け皿109とメダル案内樋77とが前
後に設けられ、またメダル受け皿109の左右方向の一
方側で且つヒンジ4,86に近い側に灰皿110が、反
対側に手乗せ台111が夫々設けられている。メダル受
け皿109、灰皿110及び手乗せ台111は、下パネ
ル85から前方に突出しており、その前端は面一状にな
っている。なお、下パネル85に、発射ハンドル57を
支持する支持筒62を前後方向に貫通させる通孔61が
形成されている。
【0049】メダル受け皿109は、メダル払い出し手
段14から払い出されたメダル、及び返却シュート76
を経て返却された不良メダル等を貯留するためのもので
ある。メダル案内樋77は、メダル払い出し手段14か
ら払い出されたメダル、返却シュート76を経て返却さ
れた不良メダルをメダル受け皿109へと案内するため
のもので、下パネル85から後方に突出するようにメダ
ル受け皿109に一体又は別体に設けられている。
【0050】手乗せ台111の上側には発射ハンドル5
7があり、これら手乗せ台111及び発射ハンドル57
は、ヒンジ4,86、メダル投入口75に対して左右方
向の反対側の端部若しくはその近傍に配置されている。
手乗せ台111は、発射ハンドル57を操作するときに
手の一部を乗せておくためのもので、この手乗せ台11
1と発射ハンドル57との間隔は、手乗せ台111上に
手の一部を乗せた状態でも発射ハンドル57を操作でき
るし、乗せない状態でも操作できる程度に設定されてい
る。
【0051】また発射ハンドル57の上側には、中間パ
ネル84の張り出し部94に、上側へと円弧状に凹入す
る凹部112が形成され、発射ハンドル57と張り出し
部94との間に、発射ハンドル57を把持したときに、
手が中間パネル84の張り出し部94に接触しない程度
の間隔が確保されている。
【0052】図11はアレンジボール機の制御系のブロ
ック図である。この制御系は、図11に示すように基板
の単機能化を図るべく複数種類の制御機能別に分けら
れ、その各制御機能別に払い出し制御基板22、主制御
基板47、ランプ表示制御基板49、音声制御基板5
1、発射制御基板59、預託制御基板103に分けて実
装されている。
【0053】主制御基板47は、主として遊技盤9側の
遊技動作の制御を行うためのもので、この主制御基板4
7には主制御手段120が装着されている。主制御手段
120は、入賞処理手段121、乱数発生手段122、
遊技状態判定手段123、特別遊技状態発生手段12
4、精算処理手段125、ゲーム選択制御手段126、
返却制御手段127、制御コマンド送信手段128等を
備え、CPU、ROM、RAM等の電子部品により構成
されている。
【0054】入賞処理手段121は、入賞口手段27等
への遊技球の入賞に関連する入賞処理を行うためのもの
で、入賞口手段27の入賞口38等に遊技球が入賞した
場合に、その入賞の確定後に各入賞口38に対応する入
賞表示手段97の入賞表示部100に入賞表示を行わせ
る機能と、入賞の確定後に入賞役の正否を判定する機能
とを有する。乱数発生手段122は、遊技状態決定用乱
数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するようになっ
ている。
【0055】遊技状態判定手段123は、乱数発生手段
122からの抽選乱数値に基づいて特別遊技か否かの遊
技状態を判定するためのもので、始動手段30が遊技球
を検出することを条件に乱数発生手段122の遊技状態
決定乱数の発生乱数値を抽選して、その抽選乱数値が特
別遊技判定乱数値のときに特別遊技と判定し、また特別
遊技判定乱数値以外のときに非特別遊技と判定するよう
になっている。
【0056】特別遊技状態発生手段124は、通過検出
手段115が特別領域74aを通過する遊技球を検出し
た場合に、その検出を条件に遊技者に有利な特別遊技状
態を発生するためのもので、遊技状態判定手段123の
判定結果が特別遊技の場合に、誘導図柄表示手段28の
変動後の誘導図柄28aが「7・7・7」等の特定態様
で停止した後に作動口手段29が開放して、通過検出手
段115が特別領域74aの遊技球の通過を検出するこ
とを条件に、所定ゲーム数(複数ゲーム)、例えばその
ゲーム又は次ゲームから14ゲームに亘って特別遊技状
態を発生させるようになっている。
【0057】特別遊技状態では作動手段31が有効にな
り、この作動手段31に遊技球が入賞すれば得点増加手
段24が開放して、この得点増加手段24に遊技球が入
賞することを条件に、そのゲームで獲得した得点を増加
(例えば2倍)させるようになっている。なお、特別遊
技状態発生手段124は、通過検出手段115が遊技球
を検出した後に、再度遊技球を検出すれば、特別遊技状
態を終了させるようになっている。
【0058】精算処理手段125は、各ゲーム毎に得点
等の遊技価値を付与する等の精算処理を行うためのもの
で、入賞処理手段121が入賞役の成立を判定した場合
にその難易度に応じて得点を付与し、また特別遊技状態
の発生中に得点増加手段24に遊技球が入れば、それま
での得点を2倍に増加させるようになっている。
【0059】ゲーム選択制御手段126は、手動選択ス
イッチ105、自動選択スイッチ106の操作に基づい
て単独ゲームと連続ゲームとを選択するためのもので、
手動選択スイッチ105を操作した場合にその操作毎に
単位ゲームを行う単独ゲームを、自動選択スイッチ10
6を操作した場合に所定の休止時間をおいて連続的にゲ
ームを行う連続ゲームを夫々選択するようになってい
る。返却制御手段127は、返却スイッチ107の操作
があった場合に預託制御基板103からの預託メダル数
を読み込んで、その預託メダルをメダル払い出し手段1
4により払い出させるためのものである。
【0060】制御コマンド送信手段128は、各制御基
板22,34,49,51,59,103に制御コマン
ドを一方向通信により送信するためのもので、遊技状態
判定手段123の判定結果に基づいて図柄制御基板34
側に図柄変動の制御コマンドを送信する機能、精算処理
手段125の得点に基づいて払い出し制御基板22にメ
ダル払い出しの制御コマンドを送信する機能、返却制御
手段127からの預託メダルの返却の制御コマンドを送
信する機能、特別遊技状態の発生等の遊技状態に基づい
て音声制御基板51側に音声発生の制御コマンドを送信
する機能、特別遊技状態の発生等の遊技状態に基づいて
ランプ表示制御基板49側にランプ表示の制御コマンド
を送信する機能、ゲーム選択制御手段126の選択結果
に基づいて発射制御基板59側に遊技球発射の制御コマ
ンドを送信する機能、及びゲーム選択制御手段126の
選択結果に基づいて預託制御基板103に預託制御の制
御コマンドを送信する機能等を有する。
【0061】預託制御基板103は、預託された遊技媒
体に関する制御を行うためのもので、投入メダル数を記
憶中の預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新
する機能と、ゲーム選択制御手段126の単独ゲーム、
連続ゲームの選択結果に基づいてゲーム毎にその開始前
に預託メダル数から単位ゲームに必要な規定数分のメダ
ルを遊技対価として減算処理する機能と、預託メダル数
を更新する都度、その時点の預託メダル数をメダル数表
示手段98に表示させる機能とを備え、CPU、RO
M、RAM等により構成されている。なお、預託制御基
板103は、手動選択スイッチ105を操作した場合に
はその操作毎に、また自動選択スイッチ106を操作し
た場合には各ゲーム毎に夫々規定数のメダルを減算する
ようになっている。
【0062】払い出し制御基板22は、得点に基づいて
景品用、返却用のメダルの払い出し制御を行うためのも
ので、CPU、ROM、RAM等を備え、主制御基板4
7側から払い出しのコマンドがあった場合にメダル払い
出し手段14を作動させて、景品用又は返却用のメダル
を払い出させるようになっている。
【0063】ランプ表示制御基板49は、遊技状態に基
づいて遊技盤9側及び/又は前面パネル5側の1個又は
複数個の表示ランプ130の表示制御を行うためのもの
で、CPU、ROM、RAM等を備え、主制御基板47
側からの制御コマンドがあった場合に、表示ランプ13
0を発光又は点滅発光させるようになっている。
【0064】音声制御基板51は、遊技状態に基づいて
音声発生手段92が発生する効果音等の音声の制御を行
うためのもので、CPU、ROM、RAM等を備え、主
制御基板47側からの制御コマンドがあった場合に、音
声発生手段92から所定の音声を発生させるようになっ
ている。
【0065】発射制御基板59は、各ゲームの終了毎に
所定の休止時間をおいて発射手段10の発射制御を行う
ためのもので、手動選択スイッチ105を操作した場合
には、預託制御基板103が規定数のメダルの減算処理
を行ったこと及び遊技者が発射手段10の発射ハンドル
57を操作することを条件に、ゲーム選択制御手段12
6の単独ゲーム、連続ゲームに基づいて発射手段10を
作動させ、発射手段10が単位ゲーム毎に所定数(16
個)の遊技球を遊技領域26へと打ち込むまでその作動
を継続させるようになっている。従って、制御系は、メ
ダル投入口75に規定数以上のメダルを投入すれば、ゲ
ームを開始可能な状態になる。
【0066】図柄制御基板34は、遊技状態判定手段1
23の判定結果に応じて誘導図柄表示手段28の誘導図
柄28aの変動制御を行うためのもので、始動手段30
の遊技球の検出により誘導図柄28aが所定時間の変動
を開始し、遊技状態判定手段123の判定結果が特別遊
技の場合に「7・7・7」等の特定態様で、非特別遊技
の場合に非特定態様で夫々停止すべく、所定時間変動後
の誘導図柄28aを判定結果に基づいて特定態様又は非
特定態様で停止させるようになっている。
【0067】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダル投
入口75に単位ゲームに必要な規定数以上の複数枚のメ
ダルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口75
内で整列してメダル選別手段11へと入り、そのメダル
選別手段11で正否の判別を受け、不良メダルは返却シ
ュート76からメダル受け皿109へと戻され、正規の
メダルのみがメダルシュート12を経てメダルホッパー
6へと落下する。
【0068】このときメダル検出手段78が正規のメダ
ルを検出し、預託制御基板103側でそのメダル数を計
数して、記憶中の預託メダル数に加算して更新する。こ
れによって遊技対価として規定数のメダルの減算処理が
可能になるため、ゲームを開始可能になる。またメダル
を投入すれば、預託制御基板103の制御によってメダ
ル数表示手段98が預託メダル数を表示する。このため
遊技者は、その表示によってその時点の預託メダル数を
容易に確認できる。
【0069】次に手動選択スイッチ105を操作する
と、ゲーム選択制御手段126が単独ゲームの指令を預
託制御基板103、発射制御基板59、その他の各部に
送り、預託制御基板103が預託メダル数から規定数分
を減算し更新する処理を行い、これによって発射手段1
0が実際に遊技球を発射可能になる。なお、預託制御基
板103が減算処理を行えば、メダル数表示手段98は
その減算後の預託メダル数を表示する。
【0070】その後、遊技者が発射ハンドル57を把持
して操作すると、発射制御基板59がゲーム選択制御手
段126からの単独ゲームの指令に基づいて発射手段1
0を作動させ、球送り手段69が待機通路68内の遊技
球を1個づつ発射レール53上に供給し、その発射レー
ル53上の遊技球を打撃槌54で打撃して順次ガイドレ
ール25を経て遊技盤9の遊技領域26へと打ち込んで
行き、これによって通常のゲームが進行する。なお、規
定数のメダルを投入した場合に、預託を経ずにゲームを
開始させるようにしても良い。
【0071】遊技領域26に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段27の何れかの入賞口38に入賞するか、又は
作動口手段29等に入賞して、遊技盤9の裏側へと案内
された後、球集合ケース46を経て待機通路68へと順
次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段27の何
れかの入賞口38に入賞すると、その遊技球は入賞口3
8から遊技盤9の裏側へと案内され、球集合ケース46
を経て待機通路68へと戻される。また、遊技球が入賞
口38から遊技盤9の裏側へと通過するときに、入賞検
出手段39がその遊技球を検出し、入賞処理手段121
の入賞処理によって、入賞表示手段97の対応する入賞
表示部100が入賞を表示する。
【0072】入賞口手段27の入賞口38の内、その隣
り合う4個の入賞口38に遊技球が入賞して入賞役が成
立すると、入賞処理手段121が入賞役の成立を判定
し、その入賞役の成立の難易度に応じて精算処理手段1
25が得点を付与する精算処理を行い、得点表示手段9
9がその得点を表示する。このため遊技者は、そのゲー
ムで獲得した得点を得点表示手段99の表示によって容
易に確認できる。
【0073】一方、得点が付与されると、メダル払い出
し手段14が払い出し制御基板22の制御により作動し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し口16からメダル受け皿109へと払い出
す。これによって遊技者は、所定の利益を享受できる。
なお、単位ゲーム当たりの得点は最高10点であり、ま
た1点当たりのメダルの払い出し枚数は4枚である。
【0074】始動手段30が遊技球の入賞を検出する
と、遊技状態判定手段123が乱数発生手段122の発
生乱数値を抽選して、その抽選乱数値から特別遊技にす
るか否かを判定すると共に、図柄制御基板34の制御に
より誘導図柄表示手段28の誘導図柄28aが変動を開
始する。誘導図柄28aは、変動開始から所定時間経過
した後、遊技状態判定手段123の判定結果に基づい
て、その判定結果が特別遊技のときに特定態様となり、
非特別遊技のときに非特定態様となるように、図柄制御
基板34側で決定された種類の特定態様又は非特定態様
で停止する。
【0075】誘導図柄28aが特定態様で停止し確定す
ると、作動口手段29の開閉体73が左右両側へと開放
して、上方から落下する遊技球を誘導路102を経て作
動口71へと誘導する。また開閉体73が開放状態の場
合には、通過検出手段115が遊技球を検出するまでの
間は、駆動手段118が阻止手段117を阻止位置Aか
ら許容位置Bへと後退させている。従って、作動口71
から入賞した遊技球は、阻止手段117により阻止され
ることなく、特別領域74aを含む3個の通路74の何
れかに振り分けて行く。なお、駆動手段118は、開閉
体73の開放と同時に阻止手段117を許容位置Bへと
駆動しても良いし、開閉体73の開放直前又は直後に許
容位置Bへと駆動しても良い。
【0076】遊技球が特別領域74aを通過すると、通
過検出手段115がその遊技球の通過を検出し、特別遊
技状態発生手段124が作動して、作動手段31が有効
になり、この作動手段31に遊技球が入賞する毎に得点
増加手段24が所定時間開放する。その後、得点増加手
段24に遊技球が入賞すると、精算処理手段125がそ
のゲーム中に獲得した得点を2倍に増加させる処理を行
い、その得点に応じてメダルが払い出される。
【0077】一方、通過検出手段115が特別領域74
aを通過する1個目の遊技球を検出すれば、駆動手段1
18の駆動により阻止手段117が特別領域74aの上
側の阻止位置Aへと突出し、誘導路102から特別領域
74aへの遊技球の通過を阻止する。このため、作動口
手段29は1回の開放で複数個の遊技球が入賞可能であ
るにも拘わらず、通過検出手段115が1個目の遊技球
の通過を検出した後に、再度遊技球の通過を検出するよ
うなことはなく、一旦特別遊技状態が発生すれば、その
ゲームから14ゲームを終了するまで作動手段31の有
効状態が継続する。従って、14ゲーム間に亘って得点
が2倍に増加する可能性があり、遊技者はその後に多大
な利益を享受することが可能であるため、ゲームに対す
る興趣が著しく向上する。
【0078】なお、作動口手段29に入賞した遊技球は
集合通路79から遊技盤9の裏側へと誘導されるが、入
賞検出手段116がその遊技球を検出するため、入賞口
38の11番目及び14番目に遊技球が入賞した場合と
同様に、入賞表示手段79の対応する入賞表示部100
が入賞を表示する。
【0079】遊技領域26に16個の遊技球を打ち込む
と、発射制御基板59の制御により発射手段10が停止
して1ゲームが終了し、次のゲームまで所定時間休止状
態となる。このため休止時間中に手動選択スイッチ10
5を操作しても、ゲーム選択制御手段126、預託制御
基板103等は同様に機能するが、発射手段10は直ち
には作動せず、休止時間の経過後に作動して遊技球の発
射を開始する。
【0080】自動選択スイッチ106を操作したときに
は、預託メダル数が単位ゲームに必要な規定数以上であ
る限り、ゲーム選択制御手段126の連続ゲームの指令
に基づいて預託制御基板103が各ゲーム毎に規定数の
メダルの減算処理を行い、発射手段10が各ゲーム毎に
遊技領域26へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従
って、遊技者は、発射ハンドル57を操作するだけで、
所定の休止時間をおきながら自動的に連続してゲームを
行うことができる。
【0081】返却スイッチ107を操作したときには返
却制御手段127が返却を指令し、預託制御基板103
側に預託メダル数の記憶があることを条件に、払い出し
制御基板22の制御により、メダル払い出し手段14が
作動してメダルホッパー6から預託メダル数分のメダル
をメダル受け皿109へと払い出す。
【0082】図12は本発明の第2の実施形態を例示す
る。この実施形態は、回転式の阻止手段117を採用し
たものである。この阻止手段117は、ケース部70b
の後壁70c側に、前後方向の回転軸131a廻りに回
転自在な回転体131bを配置し、この回転体131b
の前側に、前後方向の棒状、その他の適宜形状の可動片
117aを偏心状に固定して、回転体131bの回転に
より、可動片117aが特別領域74aの開口側近傍の
阻止位置と、特別領域74aの開口側から上側又は側方
に離間する許容位置とに回転移動するようになってい
る。回転軸131aは、モータ、ソレノイド、その他の
回転駆動式の駆動手段118に連動連結されている。
【0083】図13は本発明の第3の実施形態を例示す
る。この実施形態は、左右移動式の阻止手段117を採
用したものである。この阻止手段117は、ケース部7
0bの後壁70c側に形成された長孔132aから作動
口71側へと前方に突出する可動片117aを有し、そ
の可動片117aが特別領域74aの開口側近傍の阻止
位置と、特別領域74aの一側の仕切り壁上の許容位置
との間で左右方向に往復移動するようになっている。可
動片117aは、ソレノイド、その他の駆動手段118
に連動連結されている。
【0084】これらの各実施形態に例示するように、阻
止手段117は、可動片117aを前後方向に移動させ
る前後移動式、前後方向の回転軸131a廻りに回転さ
せる回転移動式、左右方向に移動させる左右移動式の何
れを採用しても良い。また可動片117aを上下に移動
させる上下移動式を採用しても良い。
【0085】図14は本発明の第4の実施形態を例示す
る。この実施形態は、遊技盤9の遊技領域26に、第1
の実施形態の誘導図柄表示手段28に代えて1個又は複
数個の作動検出手段132が配置されている。
【0086】この実施形態では、作動検出手段132が
遊技球を検出すれば、作動口手段29の開閉体73が側
方に開放して、上方から落下する遊技球を作動口71へ
と誘導する。そして、その遊技球が内部の特別領域74
aを遊技球が通過すると、通過検出手段115が遊技球
を検出して、特別遊技状態発生手段129により特別遊
技状態が発生する。
【0087】このように作動検出手段132が遊技球を
検出すること条件に、作動口手段29が開放するように
しても良い。その場合、作動検出手段132は、遊技盤
9の前側で遊技球が通過する通過式でも良いし、遊技球
を遊技盤9の裏側へと誘導する入賞式でも良い。しか
し、作動検出手段132は、比較的遊技球が入賞又は通
過し難くして、遊技球を検出し難くすることが望まし
い。
【0088】図15は本発明の第5の実施形態を例示す
る。この実施形態は、旋回入賞手段133と作動検出手
段132とを上下に組み合わせたものを採用している。
旋回入賞手段133は、上部に入賞口133aを有する
旋回入賞ケース133b内に、その入賞口133aから
入賞した遊技球が旋回する旋回皿133cを設けられ、
この旋回皿133cに周方向に複数個(例えば3個)の
通過口133dが形成され、その何れか1個の特定の通
過口133dに対応して、遊技球を検出する作動検出手
段132が配置されている。作動口手段29には、下部
を支点として開閉体73が前側に開放する開閉式のもの
が使用されている。
【0089】この実施形態では、入賞口133aから旋
回皿133c内に誘導された遊技球が、その旋回皿13
3c内で周方向に旋回しながら何れかの通過口133d
へと振り分けられて行く。そして、遊技球が特定の通過
口133dを通過すると、作動検出手段132が遊技球
を検出して作動口手段29が開放する。このように作動
検出手段132と旋回入賞手段133とを組み合わせて
使用しても良い。
【0090】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、作動口手段29には、左右一対の開閉体73が
側方に開放するもの、1個の開閉体73が前方に開放す
るものを例示しているが、開閉体73を備えた開閉式で
あれば、その開閉体73の開閉方向、開閉構造等は別段
問題ではない。
【0091】また阻止手段117は、駆動手段118の
駆動により、阻止位置Aと許容位置Bとに位置変更可能
になっておれば良く、直接遊技球に関与する可動片11
7aの形状、構造、或いはその可動片117aと駆動手
段118との連結構造等は、問題ではない。阻止手段1
17は、遊技球を可動片117a等で直接接触して阻止
する形式の他、機械的移動を伴いながら磁力等を利用し
て非接触式で阻止するものでも良い。更に阻止手段11
7は、阻止位置Aにある場合に特別領域74aへの遊技
球の移動を完全に阻止するようにしても良いし、遊技球
の特別領域74aへの移動又は通過を困難にするだけで
も良い。作動口手段29、阻止手段117、駆動手段1
18は一体にユニット化することが望ましい。また作動
口手段29は、作動口71付きの回転体を備えた回転式
とし、その作動口71が上向きになったときに遊技球が
入賞可能になるように構成しても良い。
【0092】特別遊技状態での遊技内容は、遊技者に有
利となるものであれば良く、実施形態に例示の遊技状態
に限定されるものではない。例えば、特別遊技状態で
は、入賞役が成立し易くするか、又は複数ゲームに亘っ
て誘導図柄表示手段28の変動後の誘導図柄28aが特
定態様となる確率が通常確率から高確率に確率変動する
ようにしても良い。また得点の増加方式を採用する場合
にも、その増加率は適宜決定すれば良い。
【0093】また実施形態では、メダル投入口75から
投入されたメダルを預託制御基板103で1枚づつ計数
するようにしているが、規定の複数枚を単位として検出
し、その検出を条件にゲームを開始可能にしても良い。
複数枚のメダルの投入でゲームを開始可能にする場合、
実施形態では手動・自動の別を選択するようにしている
が、ゲームに必要な預託メダルがある限り、発射ハンド
ル57を操作しておれば、所定の休止時間をおいて自動
的にゲームを繰り返すようにしても良い。
【0094】手動、自動を選択する選択手段を設ける場
合にも、実施形態のように手動選択スイッチ105と自
動選択スイッチ106とを別々に設ける必要はなく、1
個の選択手段で手動、自動を選択するようにしても良
い。この場合、選択手段の近傍等の適当箇所に手動選択
表示手段、自動選択表示手段を設けることにより、遊技
者は容易に手動、自動の区別が可能である。なお、選択
表示手段を1個として、その表示の色、点滅の有無等に
より自動、手動を識別可能に表示するようにしても良
い。
【0095】また実施形態では、手動選択スイッチ10
5を操作したときには、その操作によって預託制御基板
103がそのゲームの開始前に規定数のメダル(遊技対
価)の減算処理を行い、自動選択スイッチ106を操作
したときには、その操作によって預託制御基板103が
その各ゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を行
うようにしているが、何れの場合にもメダルの投入後に
遊技者が発射ハンドル57を操作することを条件に、預
託制御基板103がゲームの開始前に規定数のメダルの
減算処理を行うようにしても良い。
【0096】預託メダルがない場合には、規定数のメダ
ルを投入した後に手動選択スイッチ105を操作しなく
ても、預託制御基板103がそのメダルを自動的に処理
をしてゲームを開始可能にするように構成(プログラム
等により)しても良い。
【0097】実施形態では入賞役が成立した場合に得点
を付与するようにしているが、得点の付与に限らず、所
定の遊技価値を付与するものであれば良い。また遊技媒
体にはメダル以外のものを使用しても良い。
【0098】更に実施形態では、アレンジボール機につ
いて例示しているが、アレンジボール機の他、雀球遊技
機等の各種の組み合わせ遊技機でも同様に実施できるこ
とはいうまでもない。またメダル投入式の他、遊技球投
入式でも良いし、カード等の有価媒体を挿入してゲーム
を行うものでも良い。
【0099】
【発明の効果】本発明では、遊技盤9の遊技領域26
に、複数個の入賞口38と、内部の一部に遊技球が通過
する特別領域74aを有し且つ所定条件で遊技球が入賞
可能に開放する作動口手段29と、特別領域74aを通
過する遊技球を検出する通過検出手段115とを備え、
遊技領域26に単位ゲーム毎に所定数の遊技球を順次発
射する発射手段10と、通過検出手段115が遊技球を
検出することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発
生させる特別遊技状態発生手段124とを備えた組み合
わせ遊技機において、特別領域74aへの遊技球の移動
又は通過を阻止するための阻止手段117と、該阻止手
段117を移動又は通過を阻止する阻止位置Aと遊技球
の通過を許容する許容位置Bとに駆動する駆動手段11
8とを備えているので、特別領域74aを遊技球が通過
すれば、後続の遊技球の特別領域74aの通過を防止で
き、一旦発生した特別遊技状態による利益を遊技者が享
受できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す前枠の背面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す外枠の正面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す戻り側経路部分
の縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す作動口手段の斜
視図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す作動口手段の
縦断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す作動口手段の
概略斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施形態を示す作動口手段の
概略斜視図である。
【図14】本発明の第4の実施形態を示す遊技盤の概略
正面図である。
【図15】本発明の第5の実施形態を示す遊技盤の概略
正面図である。
【符号の説明】
9 遊技盤 10 発射手段 26 遊技領域 28 誘導図柄表示手段 29 作動口手段 30 始動手段 38 入賞口 74a特別領域 115 通過検出手段 117 阻止手段 118 駆動手段 132 作動検出手段 A 阻止位置 B 許容位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(9) の遊技領域(26)に、複数個の
    入賞口(38)と、内部の一部に遊技球が通過する特別領域
    (74a) を有し且つ所定条件で遊技球が入賞可能に開放す
    る作動口手段(29)と、前記特別領域(74a) を通過する遊
    技球を検出する通過検出手段(115) とを備え、前記遊技
    領域(26)に単位ゲーム毎に所定数の遊技球を順次発射す
    る発射手段(10)と、前記通過検出手段(115) が遊技球を
    検出することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発
    生させる特別遊技状態発生手段(124) とを備えた組み合
    わせ遊技機において、前記特別領域(74a) への遊技球の
    移動又は通過を阻止するための阻止手段(117) と、該阻
    止手段(117) を前記移動又は通過を阻止する阻止位置
    (A)と遊技球の通過を許容する許容位置(B)とに駆
    動する駆動手段(118) とを備えたことを特徴とする組み
    合わせ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤(9) に、始動手段(30)と、該
    始動手段(30)が遊技球を検出することを条件に図柄を変
    動表示する図柄表示手段(28)とを備え、前記作動口手段
    (29)は、前記図柄表示手段(28)の変動後の停止図柄が特
    定態様となることを条件に開放する機能を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の組み合わせ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技盤(9) に遊技球を検出する作動
    検出手段(132) を備え、前記作動口手段(29)は、前記作
    動検出手段(132) が遊技球を検出することを条件に開放
    する機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の組
    み合わせ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段(118) は、前記作動口手段
    (29)が開放してから前記通過検出手段(115) が遊技球を
    検出するまでは前記阻止手段(117) が前記許容位置
    (B)に位置し、前記通過検出手段(115) が遊技球を検
    出した後は前記阻止手段117が前記阻止位置(A)に
    位置するように、前記阻止手段(117) を駆動する機能を
    備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    組み合わせ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043073A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社大一商会 遊技機

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