JP2002209793A - 可搬便器 - Google Patents
可搬便器Info
- Publication number
- JP2002209793A JP2002209793A JP2001009095A JP2001009095A JP2002209793A JP 2002209793 A JP2002209793 A JP 2002209793A JP 2001009095 A JP2001009095 A JP 2001009095A JP 2001009095 A JP2001009095 A JP 2001009095A JP 2002209793 A JP2002209793 A JP 2002209793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- opening
- portable
- shape
- toilet seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小水受け部の清掃が容易な可搬便器を提供す
る。 【解決手段】上面に便座４及び上蓋５が上下に回動可能
に取着された便器本体１の上面開口部11に、１対の袋固
定杆12が上下に回動可能に枢支されると共に、その内方
に便溜槽３が釣支されている。
る。 【解決手段】上面に便座４及び上蓋５が上下に回動可能
に取着された便器本体１の上面開口部11に、１対の袋固
定杆12が上下に回動可能に枢支されると共に、その内方
に便溜槽３が釣支されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬便器に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、上面に便座及び上蓋が枢着された
便器本体の上面に、便溜槽の上縁から漏れた小水が床面
を汚染しないよう一体的に凹設された小水受けの開口部
に、便溜槽が釣支された可搬便器は、例えば、特開平１
１−２５３３５５号公報に示されている。
便器本体の上面に、便溜槽の上縁から漏れた小水が床面
を汚染しないよう一体的に凹設された小水受けの開口部
に、便溜槽が釣支された可搬便器は、例えば、特開平１
１−２５３３５５号公報に示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな可搬便器に於いては、小水受けが便器本体と一体と
なされている為、小水受け部の清掃が容易でないという
問題があった。
うな可搬便器に於いては、小水受けが便器本体と一体と
なされている為、小水受け部の清掃が容易でないという
問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、小
水受け部の清掃が容易な可搬便器を提供することを目的
とする。
水受け部の清掃が容易な可搬便器を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の可搬便器は、上
面に便座及び上蓋が上下に回動可能に取着された便器本
体の上面開口部に、１対の袋固定杆が上下に回動可能に
枢支されると共に、その内方に便溜槽が釣支されている
ことを特徴とする。
面に便座及び上蓋が上下に回動可能に取着された便器本
体の上面開口部に、１対の袋固定杆が上下に回動可能に
枢支されると共に、その内方に便溜槽が釣支されている
ことを特徴とする。
【０００６】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の材
質は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン（Ｐ
Ｐ）、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）等の硬質熱可塑
性樹脂、ガラス繊維強化不飽和ポリエステル（ＦＲ
Ｐ）、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられる。
質は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン（Ｐ
Ｐ）、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）等の硬質熱可塑
性樹脂、ガラス繊維強化不飽和ポリエステル（ＦＲ
Ｐ）、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられる。
【０００７】便器本体には、使用者の着座、起立動作を
助ける肘掛や背凭れが設けられていてもよい。肘掛や背
凭れは便器本体と一体に成形されていても、別体に成形
され、必要に応じて着脱可能となされていても、何れで
もよい。
助ける肘掛や背凭れが設けられていてもよい。肘掛や背
凭れは便器本体と一体に成形されていても、別体に成形
され、必要に応じて着脱可能となされていても、何れで
もよい。
【０００８】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の上
面に上下に回動可能に取着された上蓋の材質は、特に限
定されず、例えば、ＰＰ、ＨＤＰＥ等の硬質熱可塑性樹
脂、ＦＲＰ、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられる。
面に上下に回動可能に取着された上蓋の材質は、特に限
定されず、例えば、ＰＰ、ＨＤＰＥ等の硬質熱可塑性樹
脂、ＦＲＰ、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられる。
【０００９】上蓋の形状は、便座の形状に準じて決定さ
れ、便座を掩蔽することが出来れば特に限定されず、背
凭れが設けられている場合にも回動を妨げられないよう
に、略２等分された前半部と後半部とが折畳可能に連結
されていてもよい。
れ、便座を掩蔽することが出来れば特に限定されず、背
凭れが設けられている場合にも回動を妨げられないよう
に、略２等分された前半部と後半部とが折畳可能に連結
されていてもよい。
【００１０】上蓋の取着方法は、特に限定されず、例え
ば、便器本体の上面に突設された２個の突起及び上蓋の
基端部の側面に円孔を穿設して回転軸により軸着されて
いても、隣接する突起の内側面と基端部の外側面の何れ
か一方に円棒状突起を突設し、他方に円孔を穿設して両
者が枢着されていても、何れでもよい。
ば、便器本体の上面に突設された２個の突起及び上蓋の
基端部の側面に円孔を穿設して回転軸により軸着されて
いても、隣接する突起の内側面と基端部の外側面の何れ
か一方に円棒状突起を突設し、他方に円孔を穿設して両
者が枢着されていても、何れでもよい。
【００１１】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の上
面に上下に回動可能に取着された便座の材質は、使用者
の体重を支持するのに充分な荷重強度を有するものであ
れば特に限定されず、例えば、ＰＰ、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン（ＡＢＳ）等の硬質熱可塑性樹
脂が挙げられ、冬季の着座時に不快な冷たさを感じさせ
ないよう、内部にヒーターが組込まれていてもよい。
面に上下に回動可能に取着された便座の材質は、使用者
の体重を支持するのに充分な荷重強度を有するものであ
れば特に限定されず、例えば、ＰＰ、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン（ＡＢＳ）等の硬質熱可塑性樹
脂が挙げられ、冬季の着座時に不快な冷たさを感じさせ
ないよう、内部にヒーターが組込まれていてもよい。
【００１２】便座の取着方法は、特に限定されず、例え
ば、便器本体の上面に突設された２個の突起及び便座の
基端部の側面に円孔を穿設して回転軸により軸着されて
いても、隣接する突起の内側面と基端部の外側面の何れ
か一方に円棒状突起を突設し、他方に円孔を穿設して両
者が枢着されていても、何れでもよい。
ば、便器本体の上面に突設された２個の突起及び便座の
基端部の側面に円孔を穿設して回転軸により軸着されて
いても、隣接する突起の内側面と基端部の外側面の何れ
か一方に円棒状突起を突設し、他方に円孔を穿設して両
者が枢着されていても、何れでもよい。
【００１３】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の上
面開口部に回動可能に枢支された１対の袋固定杆の材質
は、特に限定されず、例えば、ＰＰ、ＨＤＰＥ等の硬質
熱可塑性樹脂、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられ
る。
面開口部に回動可能に枢支された１対の袋固定杆の材質
は、特に限定されず、例えば、ＰＰ、ＨＤＰＥ等の硬質
熱可塑性樹脂、金属、合成樹脂被覆金属等が挙げられ
る。
【００１４】袋固定杆の形状は、開口部の形状に準じて
決定され、特に限定されないが、例えば、開口部が略馬
蹄形の場合には、取付位置に応じて一方が略冂字状、他
方が略半円弧状となされるか、双方が略フ字状となさ
れ、開口部が略楕円形の場合には、双方が略半円弧状と
なされればよい。
決定され、特に限定されないが、例えば、開口部が略馬
蹄形の場合には、取付位置に応じて一方が略冂字状、他
方が略半円弧状となされるか、双方が略フ字状となさ
れ、開口部が略楕円形の場合には、双方が略半円弧状と
なされればよい。
【００１５】袋固定杆に固定される袋の材質は、耐水性
を有すれば特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）、線状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰ
Ｅ）、ＰＰ等の熱可塑性樹脂フィルムが挙げられる。
を有すれば特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）、線状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰ
Ｅ）、ＰＰ等の熱可塑性樹脂フィルムが挙げられる。
【００１６】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の上
面開口部に釣支された便溜槽の材質は、特に限定され
ず、例えば、耐薬品性の優れたＰＰ、ＨＤＰＥ等のオレ
フィン系硬質熱可塑性樹脂が挙げられる。
面開口部に釣支された便溜槽の材質は、特に限定され
ず、例えば、耐薬品性の優れたＰＰ、ＨＤＰＥ等のオレ
フィン系硬質熱可塑性樹脂が挙げられる。
【００１７】便溜槽の平面形状は、開口部の形状に準じ
て決定され、特に限定されないが、例えば、開口部には
変形を防止する折返し縁が周設され、内容物が集中可能
なように、底壁は前方に傾斜され、底壁外面後方には内
容物を廃棄する際に容易に前方に傾斜可能なように手掛
けが突設されるのが好ましい。
て決定され、特に限定されないが、例えば、開口部には
変形を防止する折返し縁が周設され、内容物が集中可能
なように、底壁は前方に傾斜され、底壁外面後方には内
容物を廃棄する際に容易に前方に傾斜可能なように手掛
けが突設されるのが好ましい。
【００１８】折返し縁には、内容物を廃棄する際に便溜
槽の運搬が容易なように、提げ手が回動可能に枢着され
ていてもよい。提げ手は、内容物を廃棄する際には便溜
槽の後方に回動されるので、便溜槽の後半部の平面形状
に準じて、略冂字状もしくは略半円弧状となされればよ
い。
槽の運搬が容易なように、提げ手が回動可能に枢着され
ていてもよい。提げ手は、内容物を廃棄する際には便溜
槽の後方に回動されるので、便溜槽の後半部の平面形状
に準じて、略冂字状もしくは略半円弧状となされればよ
い。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下本発明の可搬便器を図面に基
づいて説明する。図１は本発明の可搬便器の一例を示す
断面図である。
づいて説明する。図１は本発明の可搬便器の一例を示す
断面図である。
【００２０】図１に於いて、１は上面に略馬蹄形状の開
口部11が穿設されたＰＰ製便器本体であって、開口部11
には１対の袋固定杆12が上下に回動可能に枢支されてい
る。
口部11が穿設されたＰＰ製便器本体であって、開口部11
には１対の袋固定杆12が上下に回動可能に枢支されてい
る。
【００２１】袋固定杆12には、開口部11から挿入された
ＬＤＰＥフィルム製袋２の開口縁が被装され、開口部11
に周設された鍔縁13との間に挟持、固定されるようなさ
れている。袋固定杆12の内方の鍔縁13上には、平面視略
馬蹄形状のＰＰ製便溜槽３が釣支されている。
ＬＤＰＥフィルム製袋２の開口縁が被装され、開口部11
に周設された鍔縁13との間に挟持、固定されるようなさ
れている。袋固定杆12の内方の鍔縁13上には、平面視略
馬蹄形状のＰＰ製便溜槽３が釣支されている。
【００２２】便器本体１の上面には、略卵形状の開口部
41を有する平面視略馬蹄形状の便座４が上下に回動可能
に軸着されており、便座４の開口部41は下方への回動時
に便溜槽３の開口部31上に位置するようなされている。
41を有する平面視略馬蹄形状の便座４が上下に回動可能
に軸着されており、便座４の開口部41は下方への回動時
に便溜槽３の開口部31上に位置するようなされている。
【００２３】５は略２等分された前半部と後半部とが二
つ折りに折畳可能に連結された上蓋であって、便座４よ
り後方の便器本体１の上面に、便座４とは独立に上下に
回動可能に取着されている。上蓋５の全周に周設された
垂下縁51は便座４を完全に掩蔽して便座４の外周に残さ
れた便器本体１の上面に密接されている。
つ折りに折畳可能に連結された上蓋であって、便座４よ
り後方の便器本体１の上面に、便座４とは独立に上下に
回動可能に取着されている。上蓋５の全周に周設された
垂下縁51は便座４を完全に掩蔽して便座４の外周に残さ
れた便器本体１の上面に密接されている。
【００２４】
【発明の効果】本発明の可搬便器は、叙上の通り構成さ
れているので、便溜槽の上縁から漏れた小水は袋内に収
納されて床面を汚染することがないと共に、袋を取外し
て小水受け部の清掃を容易に行うことが出来る。
れているので、便溜槽の上縁から漏れた小水は袋内に収
納されて床面を汚染することがないと共に、袋を取外し
て小水受け部の清掃を容易に行うことが出来る。
【図１】本発明の可搬便器の一例を示す断面図。
１ 便器本体 ２ 袋 ３ 便溜槽 ４ 便座 ５ 上蓋 11 （便器本体の）開口部 12 袋固定杆 13 鍔縁 31 （便溜槽の）開口部 41 （便座の）開口部 51 垂下縁
Claims (1)
- 【請求項１】上面に便座及び上蓋が上下に回動可能に取
着された便器本体の上面開口部に、１対の袋固定杆が上
下に回動可能に枢支されると共に、その内方に便溜槽が
釣支されていることを特徴とする可搬便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001009095A JP2002209793A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 可搬便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001009095A JP2002209793A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 可搬便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002209793A true JP2002209793A (ja) | 2002-07-30 |
Family
ID=18876633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001009095A Pending JP2002209793A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 可搬便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002209793A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008049304A1 (fr) * | 2006-10-20 | 2008-05-02 | Shide Tan | Toilettes portables pour un véhicule avec fonction désodorisante |
| KR102535046B1 (ko) * | 2022-01-06 | 2023-05-26 | 오준영 | 대소변칸 분리 변기 |
-
2001
- 2001-01-17 JP JP2001009095A patent/JP2002209793A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008049304A1 (fr) * | 2006-10-20 | 2008-05-02 | Shide Tan | Toilettes portables pour un véhicule avec fonction désodorisante |
| KR102535046B1 (ko) * | 2022-01-06 | 2023-05-26 | 오준영 | 대소변칸 분리 변기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5903932A (en) | Portable toilet with disposable liner | |
| JP2003052576A (ja) | 災害時、レジャー等用簡易トイレ | |
| JP2002209793A (ja) | 可搬便器 | |
| EP0402066A1 (en) | Child's potty | |
| JP5357397B2 (ja) | 可搬便器及びこれに用いられる汚物受け | |
| JP2002209794A (ja) | 可搬便器 | |
| JP2003093269A (ja) | 便座および携帯用便器 | |
| JP2002209795A (ja) | 可搬便器 | |
| JP2005304694A (ja) | 家具調ポータブルトイレ | |
| JP2006320702A (ja) | ポータブルトイレ | |
| JP2018201586A (ja) | バケツ | |
| JP2002000502A (ja) | 可搬便器 | |
| JP5537451B2 (ja) | 可搬便器 | |
| JP2005304796A (ja) | 折畳み式簡易便座 | |
| KR102480617B1 (ko) | 소변 비산 방지장치 | |
| US9609985B2 (en) | Toilet bowl cover apparatus | |
| JPH11313781A (ja) | 簡易便器 | |
| JP2001346719A (ja) | 可搬便器 | |
| JP2002330893A (ja) | 可搬便器支持脚用傾斜板 | |
| JP2002209792A (ja) | 可搬便器 | |
| JP4507794B2 (ja) | ポータブルトイレ用バケツ | |
| JP2002330897A (ja) | 可搬便器 | |
| JP3342687B2 (ja) | 簡易便器 | |
| JPH11253355A (ja) | 携帯用便器 | |
| JP2003169827A (ja) | トイレ装置 |