JP2002208949A - データパイプ・ルーティング・ブリッジ - Google Patents

データパイプ・ルーティング・ブリッジ

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JP2002208949A
JP2002208949A JP2001278901A JP2001278901A JP2002208949A JP 2002208949 A JP2002208949 A JP 2002208949A JP 2001278901 A JP2001278901 A JP 2001278901A JP 2001278901 A JP2001278901 A JP 2001278901A JP 2002208949 A JP2002208949 A JP 2002208949A
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JP2001278901A
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Peter Galicki
ガリキ ピーター
Cheryl S Shepherd
エス、シェパード チェリル
Jonathan H Thorn
エイチ、ソーン ジョナサン
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Texas Instruments Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • H04L12/4625Single bridge functionality, e.g. connection of two networks over a single bridge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれの接続機能を損なうことなく多数の
ディジタル信号プロセッサを接続可能にするデータパイ
プ・ルーティング・ブリッジを提供する。 【解決手段】 各ブリッジをトランスミッタ(10
1)、ブリッジ(103)及びレシーバ(102)を含
む3ビルディング・ブロックにより構成する。個々のデ
ィジタル信号プロセッサをパケット通信による単方向ポ
イント・ツー・ポイント・リンクにより、一方のディジ
タル信号プロセッサのブリッジ(103)端子と他方の
ディジタル信号プロセッサのブリッジ(103)端子と
を接続する。前記ブリッジにおけるアドレスの情報と受
信したパケットのヘッダからのアドレス情報とを比較し
て当該ブリッジ(103)で吸収するか次のブリッジ
(103)へ送出するのかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の技術分野は、複数の
データ・プロセッサ間のデータ通信である。
【0002】ディジタル信号プロセッサ間のトラヒック
管理に関する現在の全ての方法は、中央処理装置(CP
U)及び直接メモリ・アクセス(DMA)機能に好まし
くない影響がある。加えて、外部ピン/コンポーネント
数及び操作の複雑さに好ましくない影響がある。従来方
法は、更に、相互に接続可能なプロセッサ数、及び相互
に接続可能な方法に制限が存在する。現在の方法におい
て使用されているデータ・ストリームは、データ・パケ
ットに先だってパス再構成を転送するため、又は上流に
ノット・レディー(not ready:準備未完了状
態)信号を伝搬してデータ・オーバーランを防止するた
めの制御エレメントを搬送する手段を有していない。こ
れらの制限は、データ処理に利用可能な数サイクルを犠
牲にして、CPU/DMA及び他のチップ・リソースが
データ・トラヒック管理に積極的に介入せざるを得な
い。現在の方法は、更に、多数のディジタル信号プロセ
ッサが一斉に同一のデータ・ストリームを受信すること
ができない。
【0003】
【発明の概要】データパイプ・ルーティング・ブリッジ
(datapipe routingbridge)
は、次世代のプロセッサ間通信周辺装置である。これ
は、トランスミッタ、ブリッジ及びレシーバの3ビルデ
ィング・ブロックからなる。ブリッジ・コンポーネント
の主要な機能は、プロセッサ間接続に通常関連したペナ
ルティを払うことなく、多重ディジタル信号プロセッサ
間において高レベルの接続性を提供することである。個
別的な複数のディジタル信号プロセッサは、単方向のポ
イント・ツー・ポイント・リンクにより、一方のディジ
タル信号プロセッサのブリッジ端末から他方のディジタ
ル信号プロセッサのブリッジ端末に接続される。経路に
沿ってそれぞれのディジタル信号プロセッサのブリッジ
に到達した個々のデータ転送パケットは、リアル・タイ
ムでパケットのヘッダ情報とブリッジ内に記憶された方
向符号(ID)とを比較することにより、ローカル・プ
ロセッサに自律的に吸収されか、次のプロセッサに対し
て反復されるか、又は同時的に吸収されると共に反復さ
れる。
【0004】このブリッジは、ポイント・ツー・ポイン
ト・モード、同報通信モード、及びセル間モードの3操
作モードにより機能する。セル間モードは、グループ当
たり32ディジタル信号プロセッサの複数グループによ
り、任意数のディジタル信号プロセッサ間で通信を可能
にする。多数のDSPのブリッジ・コンポーネント間に
おけるパケット・ストリームを搬送するデータパイプ・
バスは、このバスと、データの流れと逆に伝搬して一時
的に詰まらせる恐れがあるディジタル信号プロセッサ・
ノードの上流で流れを停止させるレディー(read
y:準備完了状態)線と上の制御要素とデータ要素との
間を識別する組み込み信号を有する。データパイプ・ル
ーティング・ブリッジは、下記の方法による既存の方法
よりもディジタル信号間のプロセッサ・トラヒック管理
を改善する。
【0005】1.外部コンポーネントを削除し、かつプ
ロセッサ間通信に専ら使用されるバイブのピン数を減少
させ、同時に、通信の範囲、パケット・サイズ及び接続
のトポロジーの形式についての制限をなくす。
【0006】2.ローカルCPU又はDMAに関連させ
ることなく、全てのルーティング機能を自律的に実行す
ることにより、固定数のリンクを介して多くのノード間
で多量のデータを移動させる空間及び時間的な複雑性を
カバーする。
【0007】3.何台のプロセッサを相互接続できるか
に関する如何なる制限もなくす。
【0008】4.データ・ストリームがデータパイプ・
ネットワークを流れるときに、何台のプロセッサが同一
のデータ・ストリームを受け取ることがききるかについ
ての如何なる制限もなくす(同報通信/セル・モー
ド)。
【0009】5.ディジタル信号プロセッサ間で同一の
転送リンク上のデータ要素及び制御要素を多重化するこ
の新しい方法の処理能力は、制御要素の能力によって、
引き続くデータ要素用のパスを構築する又は変更するこ
とにより、プロセッサ間のトラヒック管理を改善する。
従来の方法は、制御及びデータ情報を転送するために異
なる機構を使用する必要があり、そうしなければ、アプ
リケーションを処理する際に集中したかも知れないオン
・チップ周辺装置のローディング及び同期、又は管理に
好ましくない影響がある。
【0010】6.データパイプ・バス・レディー信号
は、如何なるチップ・リソースも巻き込むことなく、い
くつかの転送リンク・セグメントの輻輳を管理するため
に、データの流れと逆にノット・レディー状態を自律的
に伝搬することにより、プロセッサ間のトラヒック管理
を改善する。このような自立トラヒック管理は、貴重な
チップ・リソースをトラヒック管理に巻き込む必要性を
なくし、手近なところでアプリケーション・タスクに完
全に集中可能にするので、従来方法のハンド・オン・ト
ラヒック管理よりも優れている。
【0011】本発明のこれらの特徴及び他の特徴を図面
に示す。
【0012】
【発明の実施の形態】このアプリケーションは、グルー
・ロジック(glue logic)又はCPUの介入
なしに、記述名データパイプ・ルーティング・ブリッジ
又は単にデータパイプを使用して多数のプロセッサを接
続するパケットに基づく通信周辺装置を説明する。図1
は、データパイプの構造を示す。図1は、3ビルディン
グ・ブロックのトランスミッタ101、レシーバ102
及びブリッジ103からなる。ブリッジ・コンポーネン
トの主要な機能は、プロセッサ間接続に通常関連する不
利益を被ることなく、多数のディジタル信号プロセッサ
間で高レベルの接続性を提供することである。データパ
イプ内で専用のルーティング・ロジックは、ソース・プ
ロセッサから1以上の宛先プロセッサへ最短距離でプロ
グラム可能なサイズのデータ・パケットを自律的にナビ
ゲート(navigate:航行)させる。トランスミ
ッタ101は、ブリッジ103を介して右ポート及び左
ポートのうちの一方又は両方にデータ・パケットを送信
することができる。トランスミッタ101は、複数の送
信イベントに応答し、かつ関連するデータ・プロセッサ
(図示なし)からの割り込みを送信して内部入出力メモ
リ105からブリッジ103にデータを供給する。ブリ
ッジ103は、他のポートに対する右ポート及び左ポー
トのうちの一方で受信されるデータ・パケットを再送信
することができる。ブリッジ103は、更に、他のポー
トで再送信するのに加えて、又は再送信する代わりに、
受信したデータ・パケットをレシーバ102に転送する
こともできる。ブリッジ103の動作は、データ・パケ
ットのヘッダにより決定される。レシーバは、データ・
パケットを受信すると、内部入出力メモリ105に受信
したデータを記憶し、また関連するデータ・プロセッサ
に受信イベントを発生することができる。好ましい実施
例において、関連するデータ・プロセッサは、ディジタ
ル信号プロセッサである。
【0013】図2は、データパイプ・ネットワークに接
続された多数のディジタル信号プロセッサ・アレーを示
す。各中間プロセッサ202及び203は、ソース・プ
ロセッサ201と宛先プロセッサ204との間で、専用
のポイント・ツー・ポイント単方向リンク205を介し
て次のプロセッサへパケットを反復する。各リンクは、
16ビットのデータ・バス、それ自身の転送クロック、
及びレディー信号を含む。このリンク205は、更に、
2ビットの制御信号を含み、(転送クロックの立ち上が
り端で)データ内容を、パケット本体として、又はパケ
ットをその宛先へナビゲートさせるためにデータパイプ
・ルーティング・ロジックにより使用される制御のOP
コード(opcode:オペレーション・コード)とし
て、識別する。
【0014】図2に示すように、データパイプにより実
現する2次元の通信格子は、各ディジタル信号プロセッ
サ・ノードの4エッジのそれぞれに単一入力又は出力リ
ンク(両方ではない)を有する。データパイプのプログ
ラム可能なパケット・ルーティング能力を備えない他の
解決法では、2次元格子配列において機能するように各
エッジで「入力」チャネル及び「出力」チャネルが必要
になると思われる。単方向/エッジ(1方通行路)は、
下記のデータパイプ機能によって可能である。
【0015】1.システムにおけるあらゆるデータパイ
プ・ブリッジがそのシステムにおける他のあらゆるデー
タパイプ・ノードの正確な相対位置を認識している。
【0016】2.各ブリッジが特徴1を使用して多重化
する能力は、2方向通行路の場合、4エッジの代わっ
て、2エッジのみから宛先にアプローチするように仕向
ける。
【0017】この特徴は、データパイプの効率に対する
キーとなる。4エッジの代わりに、パケットに関する組
み合わせルーティング知識を他のノードである各ノード
の知識と組み合わせることにより、パケットが2のみの
エッジから宛先へアプローチするように、システムによ
り付加的に転向をさせてもよい。
【0018】図2において、これらのエッジは、左上
(又は、ノードによっては右下)であり、またパケット
がノード7を通りノード6に続くのであれば、自律的に
ノード7により他の右ターンをさせてその右エッジから
ノード6へ行く。データパイプのルーティングは、ノー
ド6の左上で入力チャネルを必要とすることなく、入力
ピン数を1/2に減少させるように設計される。従来の
方法は、直交格子通信を実施するために各ノードの4エ
ッジの全てに入力を必要とする。なぜならば、これら
は、単なる2エッジから宛先ノードにアプローチするよ
うに自律的に多重ターンができないためである。
【0019】図3は、データ転送例において、各端末ノ
ードにおけるデータパイプ・ハードウェアの3コンポー
ネント、及びデータパイプ・ネットワークに対するこれ
らの接続を示す。送信コントローラ301は、内部の入
出力RAM302から複数のパケットをピン303を介
して複数のディジタル信号プロセッサを接続しているリ
ンクへ駆動出力する。通信ブリッジ304は、各パケッ
トをネットワークの各ディジタル信号プロセッサ・ノー
ドへ又は周辺へルーティングさせる。ネットワークから
ノードにルーティングされた各パケットの場合に、受信
ユニット305は、パケットを宛先ディジタル信号プロ
セッサのローカル入出力RAM306にプッシュする。
ブリッジの2外部ポートは、いずれも入力用に1チャネ
ル、及び出力用に1チャネルの2単方向チャネルを特徴
としている。トランスミッタ及びレシーバは、いずれも
関連するディジタル信号プロセッサ内の割り込みセレク
タにこれらの通信イベントを送出することができる。ト
ランスミッタは、更に割り込みセレクタからの割り込み
に応答することができる。レシーバは、更に、トランス
ミッタに直接的に割り込みを送出することができる。
【0020】データパイプは、出力データを一時的に記
憶するために、及び着信データのバッファ記憶するため
に内部入出力RAM306を使用する。データパイプ・
トランスミッタ301は、入出力RAM302を使用し
てどのブロックを転送するのかを命令するTX OPコ
ード310と、入出力RAM302内のこれらの位置と
を記憶する。データパイプ・レシーバは、着信するこれ
らのパケットを専用の内部入出力RAM306の循環バ
ッファ311に蓄積する。
【0021】図4は、従来のディジタル信号プロセッサ
の集積回路内のデータパイプを示す。内部入出力RAM
入力バッファ405は、ほぼ満杯のときは、データを、
中央処理装置コア400により直接アクセスすることが
できるレベル2(L2)メイン・メモリ401に移動す
るようにイベントをチップ直接メモリ・アクセス(DM
A)ユニットに送出する。このアプリケーションは、中
央処理装置コア400がディジタル信号プロセッサであ
るが、しかし本発明は汎用のデータ・プロセッサにも等
しく適用可能であることに注意すべきである。データパ
イプの内部入出力RAM405は、同時的な直接メモリ
・アクセス・ユニット用及びデータパイプ・アクセス用
に独立した2ブロックに分割される。内部入出力RAM
406及びデータパイプに利用される直接メモリ・アク
セス・ポートは、丁度、残りのチップ周辺装置を駆動す
る他の直接メモリ・アクセス・ポートのように見える。
【0022】L2メモリ外の少容量の入出力データを集
めて、これを大きなブロックのL2にすると、直接メモ
リ・アクセスの効率を良くし、かつL2内で中央処理装
置と直接メモリ・アクセスとが衝突する可能性を減少さ
せる。データパイプ・コンフィギュレーション・レジス
タ404及び割り込みレジスタ406は、コンフィギュ
レーション空間にマッピングされるメモリである。デー
タパイプ・レシーバ及びトランスミッタのイベントは、
バス407により割り込みレジスタに搬送されて、同一
のレシーバ・イベントのうちのいくつかは、データパイ
プ送信割り込みの形式によりトランスミッタに戻すこと
ができる。
【0023】ディジタル信号プロセッサ割り込みセレク
タ及びコントローラ406の一部であるデータパイプ割
り込みフラグ及びエネーブル・レジスタと、及びデータ
パイプ・コンフィギュレーション・レジスタ404と
は、コンフィギュレーション・バス空間にマッピングさ
れるメモリである。1データパイプ周辺装置を有する各
ディジタル信号プロセッサは、2受信チャネル及び2送
信チャネルを有する。プロセッサAの一つの受信チャネ
ルは、プロセッサBの一つの送信チャネルに接続され、
逆に、プロセッサBの第2の送信チャネルは、プロセッ
サAの第2の受信チャネルに接続される。
【0024】データパイプは、ごく一般的なほとんどの
通信プロトコルをサポートする汎用プロセッサ間通信周
辺装置である。ルーティング方法、パケット・サイズ及
びセルに編成されたノードの総数を含む完全にプログラ
ム可能な機能性のために、データパイプは、あまり一般
的でない通信アプローチに容易に適用でき、なおかつグ
ルー・ロジック又はCPUの介入を必要としない。これ
は、完全にスケール設定可能なアーキテクチャーを有
し、システムのハードウェア又はソフトウェア・ドライ
バに何らの変更なしに、プロセッサを付け加え又は取り
外しを可能にする。下記の特徴は、データパイプを広い
スペクトラムのディジタル信号プロセッサ・アプリケー
ションに適用可能にする。ポイント・ツー・ポイント転
送、同報転送、無制限のノード・カウント、ハードウェ
ア・ルーティングは、データを転送するためにCPUに
依存することを要しない。処理ノード間でゼロ・グルー
・ロジック接続。800メガバイト/秒までの転送速
度、プログラム可能な転送制御、プログラム可能なパケ
ット・サイズ、メモリ内のテーブルによるプログラミン
グ・インターフェース、直線、直交メッシュ及びツリー
・トポロジーをサポート、レシーバは、センダにデータ
受信確認を送出、送信されたデータの受信に関するデー
タ・ログ、受信したデータに関するデータ・ログ、スケ
ール設定可能なアーキテクチャー、及び予定された転送
及び予定外の転送の両方をサポート。
【0025】1データパイプ周辺装置を有する各ディジ
タル信号プロセッサは、2受信チャネル及び2送信チャ
ネルを有する。図3に既に説明したように、1プロセッ
サ上の受信チャネルは、他の送信チャネルに接続され、
またその逆になる。直交格子トポロジーは、典型的な2
次元の回路基板にうまくマッピングされる一方、そのア
プリケーションに最もよく適合する直線、ツリー又はカ
スタム構成によって、個々の受信チャネル及び送信チャ
ネルを接続することができる。特定の接続トポロジーに
基板上のプロセッサをハード・ワイヤ接続した後であっ
ても、ハードウェアを変更することなく、ソフトウェア
により、異なるサブセット・トポロジーに論理ポートを
再プログラムすることができる。
【0026】図5は、データ転送の信号及びタイミング
を示す。典型的な転送は、ソースのディジタル信号プロ
セッサから開始され、1パケットを転送チャネルのうち
の1つを介してデータパイプ・ネットワークに注入す
る。パケット内容に先行するヘッダは、パケットの1以
上又は多数の宛先についての情報を含む。パケットが各
ノードに進行すると、ヘッダは、データパイプ・ブリッ
ジ内のローカル識別IDレジスタにより処理される。ブ
リッジ左及びブリッジ右IDレジスタは、32プロセッ
サ通信セル内に他の全てのレジスタの位置の知識を有す
る。パケットは、ヘッダに符号化された宛先に対してそ
のいずれが近かろうが、左ポート又は右ポートを介して
ルーティングが戻されてノードに受けいれられ、又はそ
の両方でノードに受け入れられ、そしてポートにルーテ
ィングされてもよい。同報通信パケットは、多数の宛先
にナビゲートすることができる。
【0027】任意の2プロセッサ間における単一の単方
向チャネルは、16ビットのデータ・バス、2制御信
号、転送クロック及びレディー信号を含む。内部データ
パイプ・ロジックの1/2周波数で動作している専用の
転送クロックは、全てのディジタル信号プロセッサが異
なる周波数で動作している非同期のクロック・ソースに
よりクロッキングされていても、外部ロジックなしに、
多数のディジタル信号プロセッサ・ノードを接続可能に
する。
【0028】各チャネルにおける16ビットのデータ・
バスは、2バイト幅の転送単位を表す。各転送バイト
は、データ、又は対応する制御信号により表された受信
制御OPコードを表すことができる。転送クロックの各
立ち上がり端において、ローのTX CNTRL[0]
信号は、パケット・データの内容としてTX DATA
[7:0]信号を表し、一方、ハイのTX CNTRL
[0]信号は、rx OPコードとして同一のTX
ATA[7:0]信号を表す。同様に、TX CNTR
L[1]信号は、データ内容又はrx OPコードとし
て、TX DATA[15:8]信号を表す。rx O
Pコードは、典型的には、データ内容の先頭(ヘッダ)
又はデータの直ぐ後(テール)に配置される。rx O
Pコードは、典型的には、ブリッジ・ルーティング・ロ
ジックがその宛先にパケットをナビゲートする必要があ
る情報を含む。他のrx OPコードは、ブリッジ及び
レシーバの初期化、受信チャネルの選択に使用され、ま
た連続するパケット間の境界を識別するために使用され
てもよい。各チャネルの受信側で発生するレディー信号
は、データの流れと逆の方向に伝搬する。ハイのレディ
ー信号は、レシーバが到達し得るどのようなデータも吸
収するように準備完了であることを表す。ローのレディ
ー信号は、渋滞したレシーバを表しており、チャネルの
反対側にトランスミッタに、ある数のサイクル以内でデ
ータの送出を中止するように指示する。
【0029】図6は、宛先がデータの受信に対してノッ
ト・レディーであるときのパケット転送のタイミング図
を示す。ノット・レディーが連続する状態がノット・レ
ディー信号をデータ・ストリームと逆方向に伝搬させる
ことになり、秩序ある形式でデータを何ら喪失すること
なく、付加的な複数ノードを漸次停止させる。転送クロ
ックは、データ・ライン上に有効なデータが存在すると
きにのみ、活性化する。レディー信号がローの場合、即
ちトランスミッタに転送するデータがないときは、転送
クロックをロー状態に不活性化して電力を節約し、かつ
雑音を低減させる。
【0030】図7は、1ソース及び2宛先との間のパケ
ット転送フローを示す。各転送は、トランスミッタ70
1により開始され、入出力RAM内の送信スクリプト7
02から32ビットのtx OPコードをフェッチし、
同様にCPUに対する符号化された転送を解釈し、また
命令を解釈してデータについて動作する。データに基づ
いて動作するよりも、トランスミッタ・スクリプトがデ
ータをローカル・ブリッジ703を横切り、データパイ
プ・ネットワークを通って他のディジタル信号プロセッ
サにデータを送出する。tx OPコードがデータ・パ
ケットをデータパイプ・ネットワークに注入可能にさせ
る方法は2つある。これらは、MSGtx OPコード
が埋め込みデータを備えている、又はBLOCK tx
OPコードによりtx OPコードを保持しているも
のから独立して入出力メモリ内のある位置からデータを
取り出すことである。
【0031】MSG tx OPコードの使用は、プロ
セッサ命令内に埋め込まれた即時オぺランドを有するこ
とと同じである。このデータにより命令が作動してお
り、このデータは、MSG tx OPコードが送信す
る命令データの一部である。
【0032】BLOCK tx OPコードの使用は、
同一のプロセッサ類似性を使用した間接アドレス指定モ
ードと同じである。BLOCK tx OPコードによ
り送信されるデータは、そのアドレスがBLOCK t
x OPコード内に埋め込まれているが、データそのも
のは、メモリの異なる領域に存在する。BLOCKtx
OPコードは、トランスミッタに異なるローカル入出
力RAM位置から1ブロックのデータを転送させ、その
アドレスは、そのBLOCK tx OPコードの前の
他のtx OPコードにより、トランスミッタ・アドレ
ス・レジスタに既にロードされている。
【0033】トランスミッタによりどのようにして各パ
ケットをデータパイプ・ネットワークに注入したのかに
拘わらず、パケット・ヘッダは、パケットをネットワー
クを介する1以上の宛先ノードに導く。例えば、MSG
tx OPコードにより供給される短いポイント・ツ
ー・ポイント・パケットは、1中間ノードのみを移動し
て最終的な1宛先ノードに到達することができる。BL
OCK tx OPコードにより同一ノードから発射さ
れ、同報通信ヘッダを有する長いパケットは、更に、1
中間ノード後に最初の配達することもできる。しかし、
2回目はそこで停止する代わりに、同一ブロックのデー
タをデータパイプ・ネットワークの他のノードに蓄積し
続けることができる。
【0034】図8は、メッセージ転送の1例を示す。メ
ッセージ(MSG)tx OPコードは、tx OPコ
ード内に埋め込まれたデータ・バイトを直接、データパ
イプ・ネットワークに注入する。例えば、txスクリプ
ト内の第1のMSG OPコード内に埋め込まれたデー
タ・バイトをデータパイプ・ネットワークに直接注入す
る。例えば、txスクリプト内の第1のMSGコード
は、2パケット・ヘッダPTP rx OPコード80
1及びCHAN802を収容することができる。PTP
rx OPコード801は、パケットを単一の(ポイ
ント・ツー・ポイント)宛先に導き、次いで、パケット
をローカル・レシーバを通ってそのノードに進めように
する。CHAN802のrx OPコードは、レシーバ
により宛先DST入出力RAM815パケット内容を現
在活性のいくつかのメモリ位置のうちの1位置に導いて
蓄積する。トランスミッタ側に戻すと、第2及び第3の
MSG tx OPコードは、この例では第4バイトで
あるパケット本体804を保持することができる。第3
のMSG tx OPコードは、更に、パケット間の境
界を検出し、かつストリームのイベントをトリガするよ
うにルーティング・ハードウェアにより使用されるEV
ENT rx OPコード803を保持することができ
る。メッセージ転送を要約すると、3X32ビットMS
G tx OPコードは、トランスミッタに2ヘッダr
x OPコード811及び812と、4バイトのデータ
内容と、続いてテールの単一rx OPコード813と
からなる7バイト・パケットをデータパイプ・ネットワ
ークに供給させる。パケットが宛先ノードに到達する
と、3rx OPコード・バイト811,812及び8
13が取り除かれ、ワード幅データ内容814のみが残
されて、宛先DST入出力RAM815に宛先チャネル
内の現在位置817で書き込まれる。
【0035】図9は、ブロック転送の1例を示す。BL
OCK tx OPコードは、丁度MSG tx OP
コードのように、tx OPコード内に埋め込まれた制
御バイトを直接データパイプ・ネットワークに注入する
ことができる。加えて、BLOCK tx OPコード
は、更に、ソース入出力RAM905内の他の位置から
データ・ブロックの転送を開始する。BLOCK tx
OPコードを実行する前に、他のtx OPコードI
NITXにより、スタート・アドレス及びブロック・サ
イズがトランスミッタ・レジスタにロードされる。例え
ば、第1のINITX tx OPコードは、ブロック
・スタート・アドレス906の最後のハーフ・ワードを
ロードすることができ、第2のINITX tx OP
コードは、同一アドレス907の先頭のハーフ・ワード
をロードすることができ、そして第3のINITX t
x OPコードは、16ビットの転送サイズ908(複
数のバイトにより)をトランスミッタ・サイズ・レジス
タにロードすることができる。txスクリプト内で次の
tx OPコードは、2パケットのヘッダrx OPコ
ード、即ちBCAST909及びCHAN910を含む
ことができる。この場合に、BCAST909は、パケ
ットを(同報通信により)2つの宛先に導き、同一のパ
ケットをこれらのローカル・レシーバを通して両ノード
に進める。CHAN902のrx OPコードは、レシ
ーバを導き、宛先DST入出力RAM915内の現在活
性ないくつかのメモリ位置916のうちの1位置にパケ
ット内容を蓄積させる。トランスミッタ側に戻すと、第
5のtx OPコードは、ルーティング・ハードウェア
により使用されてパケット間の境界を検出して、ストリ
ーム・イベントをトリガするEVENT rx OPコ
ード911を含むMSG rx OPコードであっても
よい。
【0036】ブロック転送を要約すると、txスクリプ
トからフェッチされる5X32ビットのtx OPコー
ド(INITX、INITX、INITX、BLOCK
及びMSG)は、トランスミッタに2ヘッダのrx O
Pコードと、8バイトのデータ内容と、これに続く単一
テールのrx OPコードとからなる11バイト・パケ
ットをデータパイプ・ネットワークに供給させる。2宛
先ノードのそれぞれに到達すると、3バイトのrx O
PコードBCAST901、CHAN902及びEVE
NT904を取り除き、2ワード幅データ内容903の
みが残り、宛先受信チャネル内の現在位置916で宛先
入出力RAM915に書き込まれる。この転送のための
パケット本体は、前の(MSG)例のようにtxスクリ
プト内に埋め込まれているのではなく、その代わりに、
送信ノードの入出力917 RAM内の個別的な専用デ
ータ位置から供給されたことに注意すべきである。
【0037】全てのパケットのルーティングは、ソフト
ウェア構成が可能なハードウェアにおいて実施されるの
で、ユーザは、ソース・ノードの送信から開始し、中間
ノードを通るルーティングが続き、パケットを1以上の
宛先ノードに入力することにより終了するあらゆる転送
の全ての観点について完全な制御を行う。全ての転送制
御は、2形式の転送OPコード、即ちtx OPコード
及びrx OPコードにより達成される。
【0038】以上の2例から明らかなように、各ノード
におけるトランスミッタは、そのローカル入出力RAM
に配置されたtxスクリプトを横行し、かつ如何なるデ
ータを転送し、かつこれを8ビットのrx OPコード
によりどのように包み込むかについての指示(32ビッ
トのtx OPコード)を受け取り、パケットがこれら
の宛先ノードに向かって効果的にナビゲートし、次いで
受信入出力RAM内の正しい位置にロードされることを
保証する。トランスミッタがtx OPコードを使用し
てパケットをデータパイプ・ネットワークに注入してい
る間に、ブリッジ及びレシーバの両者は、パケット内に
埋め込まれたrx OPコードにより駆動され、かつハ
イのtx制御信号により識別される。rx OPコード
がデータパイプ・ネットワーク上に出現する前に、これ
らは、まずtxスクリプト内のtx OPコード内に存
在する。
【0039】txスクリプトは、ユーザが全ての転送を
設定し、かつ制御する唯一の方法である。txスクリプ
トは、連続的なシーケンスの32ビットtx OPコー
ドであり、その主たる目的は、パケットのデータを放出
し、8ビットのrx OPコードにより包み込んで、そ
のパケットをこれらの宛先にナビゲートさせ、かつこれ
らの到達を宛先CPUに信号することである。各送信デ
ィジタル信号プロセッサ・ノードの入出力RAM内にt
xスクリプトを設定することが、アプリケーションが全
ての転送を完了するために必要とすると唯一のことであ
る。好ましい実施例において、全てのtxスクリプト
は、現在、固有の5X32ビットtx OPコードのみ
からなり、それぞれは、データと、現在サポートされて
いる7X8ビットrx OPコードのうちの1以上のO
Pコードとを含み得る。
【0040】全ての転送は、入出力RAMにデータ・ブ
ロックを配置するのと同じように簡単であり、そのデー
タをどのようにするのかをトランスミッタに指示するよ
うにtxスクリプトを設定し、最終的に宛先ノードに到
達した後、ストリーム割り込みに応答してデータをアク
セスする。このメモリ・レベルを越えて、更なるアプリ
ケーションは必要でない、又はデータパイプ・ソフトウ
ェア構成が可能なハードウェアによってサポートされな
い。
【0041】図10は、OPコード・フィールドの送信
を示す。データパイプ・トランスミッタは、txスクリ
プトからtx OPコードをフェッチしてデータ・パケ
ットを発生し、それ自身のレジスタを初期化し、自分で
休止し、予期していない転送(unxp及びrcpt
tx scripts)からそのメイン・バッチtxス
クリプトに復帰する。
【0042】MSG tx OPコード1001は、M
SGワード内に埋め込まれた個別的なrx OPコード
又はデータ・バイトをデータパイプ・ネットワークに注
入する。MSG命令のハイの3バイトは、任意組み合わ
せのrx OPコード又はデータ・バイトを送信するた
め使用されてもよく、常に最下位バイトを先頭にして開
始される。MSG tx OPコード内の生きている
(live)rx OPコード即ちデータ・バイトは、
同一の順序(下位ビットは、下位バイトを表している
等)に従い、ACTVフィールド内で対応するハイのビ
ットにより認識される。3ビットのCNTRLフィール
ド1002は、ACTVビット1003と同一順序によ
り、rx OPコード(ハイ)又はデータ内容(ロー)
としてACTVフィールド1003内で認識された活性
バイトを表す。
【0043】BLOCK tx OPコード1010
は、丁度、MSG tx OPコードのように、BLO
CKワード内に埋め込まれた別個のrx OPコード又
はデータ・バイトをデータパイプ・ネットワークに注入
することができる。しかしながら、BLOCK tx
OPコードの主要な機能は、BLOCK tx OPコ
ードを保持するtx OPコードよりも、入出力RAM
の異なる部分に配置されている独立したデータ・ブロッ
クを送信することである。2トランスミッタ・レジスタ
は、BLOCK tx OPコードがブロック転送をト
リガ可能となる前に、一方がブロックの開始アドレスを
表し、また他方がバイトにおけるブロック・サイズを表
していているINITX tx OPコード1020に
より、まず、ロードされる必要がある。
【0044】INITX tx OPコード1020
は、トランスミッタ・レジスタ(一度にレジスタの半
分)を初期化する。レジスタ内容のデータは、INIT
X OPコードの上位2バイト1021/1022に配
置されている。ハイのHビット1023は、そのデータ
を上位ハーフ・ワードとして認識し、またローのHビッ
トは、そのデータを初期化されているレジスタの下位ハ
ーフ・ワードとして認識する。RSELフィールド10
24は、目標レジスタを識別する。
【0045】トランスミッタは、典型的には、現在のア
プリケーション・フレーム内の全てのデータを送信し、
新しいフレームをまだ開始していないときは、停止する
必要がある。HALT tx OPコード1030は、
データパイプ・コンフィギュレーション及びステータス
・レジスタのTX ENBビットを非主張とすることに
より、HALT以後、トランスミッタがそれ以上tx
OPコードを実行するのを停止する。CPUは、コンフ
ィグレーション・バス書き込みサイクルによりこのビッ
トを論理1に設定を戻すことにより、トランスミッタを
再度エネーブル状態にすることができる。例えば、HA
LT tx OPコード1030の3ハイ・バイトを使
用して3rx OPコードを停止させて、このトランス
ミッタを停止させたことを送信ノード及び受信ノードに
(ストリーム割り込みにより)知らせてもよい。これ
は、EVENT rx OPコードと、MSG rx
OPコードとの組み合わせにより、実行されてもよい。
HALT tx OPコード内のライブのrx OPコ
ードは、同一順序でACTVフィールド1034内の対
応する3ビットにより識別される。
【0046】トランスミッタは、(あらゆるフレームに
おいて繰り返される)予期したデータを表すメイン・バ
ッチtxスクリプトに加えて、予期していない転送要求
に応答して制御メッセージを速やかに送信する、又はセ
ンダに転送到達したの確認受信を自動的に送出すること
が可能でなければならない。予期していない転送は、u
nxp及びrcptスクリプトにロードされ、かつ関連
する割り込みによりトリガされる。トランスミッタは、
予期していない転送要求割り込みを受け取ると、次のパ
ケットの境界まで、現在のバッチ・パケットを連続的に
送出し、境界の時点で、バッチtxスクリプトの処理か
らunxp及びrcptスクリプトに切り替わる。予期
していない各txスクリプトは、常にRETIX tx
OPコード1040により終わる必要があり、これ
は、予期していない転送を送出した後に、トランスミッ
タをバッチtxスクリプトの処理に復帰させる。これ
は、CPUが割り込みサービス・ルーチンを実行し、割
り込み命令からの復帰により、メイン・コードに復帰す
ることに類似している。RETIX命令の3ハイ・バイ
トを使用して複数のrx OPコード、又は常に最下位
バイトを先頭に開始する複数のデータ・バイトの任意の
組み合わせを送信することができる。RETIXtx
OPコード内のライブのrx OPコード又はデータ・
バイトは、同一順序(下位ビットは、下位バイトを表
す)に従って、ACTVフィールド1044内で対応す
るハイ・ビットにより識別される。3ビットのCNTR
フィールド1045は、ACTVビットと同一順序によ
り、rx OPコード(ハイ)又はデータ内容(ロー)
として、ACTVフィールドにおいて認識されるライブ
・バイトを表す。
【0047】図11は受信OPコード・フィールドを示
す。各データ転送パケットは、パケットの本体であるデ
ータ内容と、データをデータパイプ・ネットワークを介
してその宛先に導く少数のrx OPコードとを含む。
rx OPコードは、このルーティング機能に加えて、
更に、初期化と、3データパイプ・コンポーネント、ブ
リッジ103及びレシーバ102のうちの2つのラン・
タイム・コンフィグレーションに使用される。トランス
ミッタ101は、tx OPコードにより初期化/構成
されることに注意すべきである。他のrx OPコード
機能は、トランスミッタ及びレシーバにおけるストリー
ム・イベントの送出、及びアプリケーション・レベルで
は通常見えないいくつかのハウスキーピング・タスクの
実行を含む。その1例は、8ビットの内部ルーティング
・ストリームを16ビットの外部転送ストリームに詰め
込むときのパケット・テールの処理である。rx OP
コードは、典型的には、データの先端(パケット・ヘッ
ダ)、又はデータの直後(パケット・テール)に配置さ
れる。
【0048】データパイプ・ブリッジが転送パケットを
これら(複数の)宛先にナビゲートさせるために、デー
タパイプ・ブリッジが使用する3つの異なるパケット・
ルーティング・プロトコルが存在する。各ルーティング
機構は、パケット・ヘッダにおける異なるrx OPコ
ードにより表される。ブリッジに先ず進むと、パケット
・ヘッダが直ちに調べられて、着信パケットに対して3
ルーティング方法のうちのいずれをに適用すべきかを認
識する。
【0049】PTP rx OPコード1100は、ポ
イント・ツー・ポイント転送を表しており、1ノード
は、1宛先ノードのみにパケットを供給する。PTP
rxOPコードの5ビットDST NODEフィールド
1101は、ローカル通信セル内の32可能位置のうち
の1位置を識別する、宛先ノードの特定ノード・アドレ
スを含む。ポイント・ツー・ポイント転送中に、ソース
と宛先との間の各中間ノードは、そのパケットが宛先ノ
ードに到達するまで、パケットのバック・アウトを繰り
返し、宛先ノードでは、そのパケットがそのノードに吸
収されて、繰り返さない。
【0050】BCAST rx OPコード1110
は、同報通信による転送を表しており、1ノードが1又
は多数の宛先ノードにパケットを供給する。rx OP
コード内の3ビットのNAVフィールド1111は、ブ
リッジ・コンポーネントを離れるときにパケットが取る
3方向を表す。3ビットは、ブリッジの(ローからハイ
へ)左ポート、センタポート及び右ポート表す。好まし
い実施例において、ビット7がセットされると、パケッ
トは、左ポートを通って現在のノードを離れ、またビッ
ト5がセットされると、パケットは、右ポートを通って
現在のノードを離れる。ビット6がセットされると、パ
ケットは、ノードに入り、ブリッジのセンタ・ポートを
横切ってノード・レシーバに進み、ノード・レシーバは
これを入出力RAMに蓄積する。3ビットの任意の組み
合わせは、パケットがノードへ出て行き、同時に同じパ
ケットが外部ブリッジ・ポートのうちの一方又は両方を
通って他のノードへバック・アウトするを繰り返すよう
にセットすることができる。同報通信による転送は、ノ
ードが出会ったと同一順序で出会うようにパケットが設
計されている各ノードについて、パケット・ヘッダが1
BCAST rx OPコードを保持することを必要と
する。先頭のBCAST tx OPコードは、各中間
ノード後に廃棄される。そこで、次のBCAST tx
OPコードが活性のヘッダとなり、そのパケットを次
の中間ノードへ導く。これは、単一のPTP tx O
Pコードが宛先への経路上の全ての中間ノードにより使
用されるポイント・ツー・ポイント転送に対照をなすも
のである。
【0051】正味のポイント・ツー・ポイント転送及び
ブロック転送範囲は、32プロセッサまでの単一通信セ
ルに限定される。データパイプは、更に、CELL r
xOPコード1120を有するセルとの通信をサポート
する。各セル内で、CELL rx OPコードは、こ
れらのパケットを、丁度PTP OPコードのように、
境界の宛先に到達するまで、遭遇する全ての中間ノード
を横切ってセル境界上の指定された宛先へ導く。境界ノ
ードにおいて、ノードに吸収される代わりに、現在のC
ELL rx OPコードは、取り除かれ、その後に続
くデータ・バイトが新しいCELL rx OPコード
になり、これがパケットを次のCELLの境界に案内す
る。最後のCELL境界を横切った後、取り除かれるC
ELLrx OPコードは、PTP又はBCAST r
x OPコードにより置換されて、丁度、ポイント・ツ
ー・ポイント又は同報通信パケットとして開始したロー
カル・パケットのように、そのパケットを最後のセル内
の最終的な宛先へ案内する。
【0052】EVENT rx OPコード1140
は、データパイプのトランスミッタ又はレシーバ内でス
トリーム・イベントを発生させる。EVENT tx
OPコードは、データパイプ・ネットワークへ、典型的
には、送出パケットのヒールに注入されているので、送
信ストリーム・イベントは、トランスミッタがEVEN
T tx OPコードを識別したときに開始される。次
いで、5ビットのEVTフィールドの下位2ビットは、
トランスミッタによって、データパイプ割り込みフラグ
・レジスタ内の対応する2割り込みフラグ・ビットにコ
ピーされる。これらのビットは、エネーブルされると、
宛先への過程で一定のパケットがピンを丁度クリアした
ソースCPUに信号することができる。同様に、EVE
NT rxOPコードは、更に、宛先ノードのレシーバ
102により認識されてもよく、これは、EVTフィー
ルドの上位3ビットをデータパイプ割り込みフラグ・レ
ジスタ内の対応する3割り込みフラグ・ビットにコピー
し、エネーブルされれば、一定のパケットが丁度ローカ
ル入出力RAM内に蓄積された宛先CPUにアラームを
出すことができる。
【0053】INERT(ヌル)rx OPコードは、
内部の8ビット・ストリーム・エレメントを16ビット
外部ストリームにパックするときに、パケット・テール
に詰め込むために、トランスミッタ101により使用さ
れる。ブリッジ内の全てのアービトレーションがパケッ
トの境界上で行われるので、ヌルのrxオペレーション
・コードによりパケットをプッシュしてテール・アウト
することが重要であり、また同一出力ポートに対して競
合した他方のパケットは、第1のものがポートをクリア
するまで、パケット間を正確に表すように、アービトレ
ータが使用したテールEVENT rx OPコードを
含むその全体について保持されてもよい。このOPコー
ドは、全てのアプリケーションに対してトランスペアレ
ントであり、ユーザから何のアテンションも必要としな
い。これは、最終的にパケットがその宛先に到達したと
きに取り除かれる。
【0054】図12は、データパイプ・ブリッジ内のル
ーティング・ハードウェアを示す。各ノードのディジタ
ル信号プロセッサは、トランスミッタ101を使用して
ネットワークに複数のパケットを注入し、またレシーバ
102を使用してそのローカル入出力RAM105に到
達するパケットをプッシュする。各パケットのヘッダが
左ポート及び右ポートを通ってブリッジ103に進み、
ブリッジ103がそのヘッダを評価し、かつ内在する左
及び右ID(ノード間方向)レジスタによりヘッダ内の
宛先情報を処理してパケットをブリッジ103からパケ
ット宛先に向けルーティングさせる。ブリッジ103
は、左、右及びセンタの3ポート出力を有する。ポイン
ト・ツー・ポイント及びセル・パケットは、ヘッダの処
理の結果に従って、左、右又はセンタ・ポートを通って
ブリッジ103からルーティングされてもよい。同報通
信パケットは、ブリッジ103をセンタ・ポートを通っ
てノードに出て行くことができ、また同時に左ポート及
び/又は右ポートを通って他のノードへ反復可能にされ
ている。各ブリッジ103は、3レジスタ、3コンパレ
ータ及び1デコーダを使用してパケットをその3出力ポ
ートのうちの1ポートにルーティングする。各パケット
・ヘッダは、ブリッジに進み、その5ビットのDST
NODEフィールド1201は、5ビット常駐のNOD
E ADDR1202と比較してセンタの照合を評価す
る。センタの照合条件は、パケットがセンタ・ポートを
通ってノードに進むのを許容する。更に、5ビットのD
ST NODEは、デコーダ1203を介して32ビッ
ト ID DST値1204にデコードされてもよく、
次にこれがID RIGHTレジスタ1205及びID
LEFTレジスタ1206と比較されて左右の照合条件
が評価される。ID DST値1204の32ビット
は、単一の通信セルを構成する32ディジタル信号プロ
セッサ・ノード(0〜31まで番号付けされた)を表
す。ディジタル信号プロセッサ・ノード7に移動するパ
ケットは、07hexのDST NODE値、及び80hex
のID DST1204(ビット7がハイであり、他の
全ビットはローである。)により表される。ID LE
FTレジスタ1206は、414hexの値を有すること
ができる。この値は、(ローカル・セル内の)ディジタ
ル信号プロセッサ・ノード2、4及び10に到達するた
めに、パケットがブリッジ103の左ポートからルーテ
ィングされるべきことを意味している。313C0he
xのID RIGHTレジスタ1205の値は、ディジ
タル信号プロセッサ・ノード6、7、8、9、12、1
6及び17への最短パスがそのブリッジ103の右ポー
トを通ることを意味している。図12の例において、ビ
ット方向にOR処理されるパケット宛先ID DEST
値1204と、ブリッジ宛先レジスタIDRIGHT1
205とによるAND処理は、一致があり、またブリッ
ジ宛先レジスタID LEFT1206とによっては、
不一致となる。これは、パケットをブリッジ103の右
ポートを通ってルーティングさせ、またブリッジ130
の左ポートを通ってルーティングさせないことになる。
コンパレータの結果は、ブリッジを通過するパケットの
形式(PTP、BCAST又はCELL)に従い、これ
らのパケット形式と両立可能にする異なる方法により、
ルーティング決定を行ってもよい。
【0055】図13は、ポイント・ツー・ポイント・パ
ケット・ルーティング・プロトコルを示す。ポイント・
ツー・ポイント・パケットは、そのヘッダ内のPTP
rxOPコード1301により識別される。ヘッダがロ
ーカル・ノードでブリッジ・コンポーネントに進むと、
PTP rx OPコード1301内のDST NOD
Eフィールド1302がブリッジNODE CFGレジ
スタ1303の5ビットのNODE ADDRフィール
ドと比較される。アドレス照合の成功1310は、パケ
ットをこのローカル・ノード、ブリッジ内センタ・ポー
トを通り、このローカル・ノードへ、レシーバを横切っ
てローカル入出力RAMの活性チャネル・ブロックに進
める。アドレス照合の不成功は、左ポートIDコンパレ
ータ1305及び右ポートIDコンパレータ1306を
トリガし、これらは、DSTNODEフィールド130
2のデコード値と32ビット常駐の方向レジスタIDR
IGHT1312及びID LEFT1313とを比較
する。右ポートIDコンパレータ1306における右照
合の成功は、パケットをブリッジ103から右ポート1
307を通ってネットワークの他のノードにルーティン
グさせる。左ポートIDコンパレータ1305における
左照合の成功は、パケットをブリッジ103から左ポー
ト1305を通ってネットワークの他のノードにルーテ
ィングさせる。左ポートIDコンパレータ1305及び
右ポートIDコンパレータ1306は、ビット方向にA
NDを形成している。任意のビット位置における論理1
は、照合の成功を表す。
【0056】図14は、ポイント・ツー・ポイントのパ
ケット・ルーティング例を示す。16ディジタル信号プ
ロセッサ回路基板上のポイント・ツー・ポイント転送の
システム・レベル例は、各ディジタル信号プロセッサ用
に、水平通信チャネルに割り付けられた左ブリッジ・ポ
ートを有し、かつ各右ポートは、垂直通信チャネルに接
続される。ソース・ディジタル信号プロセッサにより開
始すると、(txスクリプトからのtx OPコードに
より駆動された)トランスミッタは、そのローカル・デ
ータパイプ・ブリッジの左ポート1401を通る装置か
らパケットを駆動する。水平リンクを介して次のこれが
ディジタル信号プロセッサ・ストップに到達すると、こ
の装置のブリッジ1402内でパケット・ヘッダが評価
され、その比較結果が同一左ポート1403から更に水
平方向に次のノードに同一の左ポート1403からパケ
ットをバック・アウト駆動させる。次のブリッジ・コン
ポーネント1405内のパケット・ヘッダの評価は、右
の照合となり、パケットがブリッジを介して、今度は垂
直方向に、次のノードに行く右ポート1406にルーテ
ィングされる。次のノード内では、パケット・ヘッダ内
のアドレスとローカル・ノードのノード・アドレスとを
比較して、照合の成功1407を発生する。これは、ブ
リッジがパケットをそのセンタ・ポートからレシーバへ
ルーティングさせることになる。そこで、レシーバは、
パケットからrx OPコードを取り除いて、データ内
容をローカル入出力内の活性ブロック(チャネル)にプ
ッシュする。
【0057】図15は、同報通信パケットのルーティン
グ・プロトコルを示す。同報通信パケットは、同報通信
パケットは、そのヘッダにあるBCAST rx OP
コード1501により識別される。ヘッダがローカル・
ノードにおけるブリッジ・コンポーネントに進行する
と、BCAST rx OPコード内の3ビットのNA
Vフィールド1502が評価されてパケットがブリッジ
を出て行く(複数の)ポートを判断する。中央のNAV
ビットにおける論理1の値は、パケットをブリッジの内
部センタ・ポートを通ってこのローカル・ノードに進行
させる。NAVフィールド1502のビットにおける論
理1の値は、パケットをブリッジ内のセンタ・ポートを
通ってこのローカル・ノード、レシーバを介してローカ
ル入出力RAMの活性なチャネル・ブロックに進行させ
る。NAVフィールド1502の左ビットにおける論理
1は、左ポート1504を通ってブリッジからネットワ
ークの他のノードにルーティングさせる。同様に、NA
Vフィールド1502の左ビットにおける論理1は、パ
ケットを右ポート1505を通ってブリッジからネット
ワークの他のノードにルーティングさせる。任意の組み
合わせビットは、NAVフィールド1502内に向けら
れて、このデータ・パケットをノードに進行させ、更に
左ポート、右ポート又は両ポートを通ってブリッジから
ルーティング可能にさせる。各BCAST rx OP
コードに進行した後、使用済みのBCAST rx O
Pコードが消滅し、パケット・ヘッダ及びその直ぐ後の
BCAST rx OPコードを使用してデータパイプ
・ネットワーク上の次のリンクを通ってパケットをナビ
ゲートする。図15に示すように、他のブリッジ・ハー
ドウェアを使用してパケットを同報通信することはな
い。
【0058】図16は、同報通信パケットのルーティン
グ例を示す。16ディジタル信号プロセッサ回路基板の
システム・レベル例は、各ディジタル信号プロセッサに
おいて、水平通信チャネルに割り付けられた左ブリッジ
・ポートを有し、各右ブリッジは、垂直通信チャネルに
接続されてもよい。ソース・ディジタル信号プロセッサ
により開始すると、(txスクリプトからのtx OP
コードにより駆動されている)トランスミッタは、パケ
ットをそのローカル・データパイプ・ブリッジの左ポー
ト1601を通って装置から駆動する。水平リンクを介
して次のディジタル信号プロセッサ1602にパケット
が到達すると、BCASTヘッダ内の3ビットのNAV
フィールドが評価される。NAVフィールドの右ビット
及びセンタ・ビットの両者における論理1は、パケット
をローカル・ノード端末(ディジタル信号プロセッサ入
出力RAM)に進める。同時に、NAVフィールドは、
パケットを右ポートから、今回は垂直方向、ネットワー
ク1603上の次のノードにルーティングする。使用済
みのBCAST rx OPコードは、廃棄され、その
直ぐ後のものを使用して次のブリッジ・ジャンクション
を通るパケットをナビゲートする。第2のBCAST
rx OPコード100バイナリNAVフィールドは、
左一致のみに帰結し、パケットは、水平方向に、ブリッ
ジを通過して左ポートから次のノードに行く。使用済み
のBCAST rx OPコードは、再び廃棄され、次
いで、ヘッダにおいてその直ぐ後のものにより置換され
る。次のノードのブリッジ内で、現在のBCAST r
x OPコードの010バイナリNAVフィールドは、
パケットをローカル・レシーバ1604を通ってノード
に進め、ローカル・レシーバ1604は、パケットから
rx OPコードを取り除いた正味のデータ内容をロー
カル入出力RAM内の活性なブロック(チャネル)へプ
ッシュする。レシーバは、rx OPコードの制御によ
り、更にCPU割り込みセレクタにイベントを送出し
て、他のパケットが丁度、ローカル入出力RAMに蓄積
されたことをCPUに通知する。
【0059】図17は、セル間パケット・ルーティング
・プロトコルを説明している。セル・パケットは、その
ヘッダにおけるCELL rx OPコードにより識別
される。CELLヘッダの目的は、パケットを中間セル
を介してそのセル境界上のノードに導き、次いで宛先セ
ル内の宛先ノードを探し求めて境界を横切ることであ
る。ヘッダがローカル・ノードでブリッジ・コンポーネ
ントに進むと、PTPrx OPコード内のDST N
ODEフィールド1701をブリッジNODECFGレ
ジスタの5ビットのNODE ADDRフィールド17
02と比較する。セル境界に到達したことを示すアドレ
ス照合の成功は、CELLパケットを取り除き、パケッ
トを次のセルに導くことになるrx OPコードへ次の
バイトを進める。次に、セル境界を横断するためにNO
DE ADDRとDSP NODEとの間で照合の肯定
を必要とするか否かを調べるために常駐NODE CF
Gレジスタの1ビットのセル・オーバーライド(CO:
cell override)フィールドを参照する。
好ましい実施例において、ローのCO値は、照合が成功
のときにのみ、パケットを右ポートから出て行くことに
より次のセルに進む。一方、COビットのハイ値は、照
合が不成功であっても、右ポートからセル・パケットを
ルーティングさせる。これらのパケットは、常に、右ポ
ートを通って複数のセルの境界を横切る。左ポートは、
セル間を横切るように使用されることは決してない。ハ
イのCOビットは、ツリー通信トポロジーにおいて活性
のマザーボードから多数のドーター・カードにデータを
同時的に送出するために使用される。
【0060】COビットを0にセットすることにより、
セルの境界アドレス照合の不成功は、左及び右ポートI
Dコンパレータをトリガし、これらは、DST NOD
Eのデコード値を2X32ビットの常駐方向レジスタ即
ちID RIGHTレジスタ1704及びID LEF
Tレジスタ1705と照合する。右照合の成功は、パケ
ットを右ポート1706を通ってブリッジから現在のセ
ル内の他のノードにルーティングさせて、セルの境界を
探し求めて横切り、最終的な宛先セルに向かう。左照合
の成功は、パケットを左ポート1707を通ってブリッ
ジから現在のセル内の他のノードへルーティングさせ
る。
【0061】図18は、セル内パケット・ルーティング
例を示す。3セルに配列された3X16DSP回路基板
を介してセル転送のシステム・レベル例は、パケットが
宛先ノードに到達するまでに、2セル境界を横切る結果
となる。セル1の境界上に位置するソース・ディジタル
信号プロセッサから開始して、(txスクリプトからt
x OPコードにより駆動された)トランスミッタは、
パケット1801を装置からセルの境界を横切ってセル
1からセル2へ駆動する。パケットがセル2における第
1のディジタル信号プロセッサ・ストップに到達した
後、その装置内のブリッジ内でパケット・ヘッダを評価
し、比較結果によりパケットを右ポート1802からセ
ル2における次のノードへ駆動する。次のノード内でパ
ケット・ヘッダ内のアドレスをローカル・ノードのノー
ド・アドレスとを比較して照合成功を得る。これは、ブ
リッジにパケット・ヘッダ1803から現在のCELL
rx OPコードを取り除かせて、かつ後続のPTP
ヘッダ1804により置換させる。出力ポートにより、
初期的には、CELL rx OPコードの直ぐ後のデ
ータ・バイトとして処理されたPTPヘッダ1804を
データ・ステータスからrx cntrlステータスに
上げて、そのバイトに対するrx cntrl信号をハ
イに駆動する。このブリッジは、パケットをその右ポー
トからセル2から次のセルの境界を横切ってセル3へ、
そしてセル3における最初のノード1805にルーティ
ングする。次のブリッジ・コンポーネント内のポイント
・ツー・ポイント・パケット・ヘッダの評価は、右の照
合に帰結し、かつパケットは、ブリッジを横切って右ポ
ートへ再度ルーティングされ、そしてセル3における次
のノード1806へ出力する。
【0062】次のノード内において、パケット・ヘッダ
内のアドレスとローカル・ノードのノード・アドレスと
の比較は、照合成功となる。これは、ブリッジにポイン
ト・ツー・ポイント・パケットをそのセンタ・ポートか
らレシーバ1807にルーティングさせ、レシーバ18
07は、パケットからrx OPコードを取り除き、か
つデータ内容をローカル入出力RAM内の活性チャネル
にプッシュする。
【0063】3データパイプ・コンポーネント、即ちト
ランスミッタ、ブリッジ及びレシーバの動作は、埋め込
み制御レジスタにより完全にプログラム可能である。5
トランスミッタ・レジスタ、3ブリッジ・レジスタ、及
び4レシーバ・レジスタは、初期化又は機能動作中の任
意の時点でロード可能である。これらのレジスタは、全
て32ビットを備えている。トランスミッタ・レジスタ
は、現在のtx スクリプトから直接ロードされ、また
ブリッジ及びレシーバ・レジスタの初期化データは、転
送パケットに埋め込まれている。
【0064】図19は、トランスミッタ制御レジスタの
フィールドを示す。5X32ビットのトランスミッタ・
レジスタは、トランスミッタが活性のtxスクリプトか
らのINITX tx OPコードを実行することによ
り、ロードされる。PC RCPT転送カウンタ190
1をリセット後、直ちに、ローの入出力RAMの開始を
指示し、トランスミッタ・レジスタのリセットをロード
するINITXtxOPコードの実行を開始する。各I
NITXtx OPコードのREGフィールドは、トラ
ンスミッタ・レジスタを識別し、そのHビットは、IN
ITXtxOPコード内に埋め込まれているハイの2バ
イトからロードするハーフ・ワードを登録していること
を識別する。Hビットの論理1は、上位ハーフ・ワード
をロードし、またHビットの論理0は、32ビットのト
ランスミッタ・レジスタの下位ハーフ・ワードをロード
する。3PC(プログラム・カウンタ)レジスタは、活
性な予定バッチtxスクリプト(PC BATCH19
06)と、2つの予定外txスクリプト及び予定外転送
txスクリプト(PC UNXPレジスタ1902)
と、転送受け取りtxスクリプト(PC RCPTレジ
スタ1901)とを保持する。IO ADDRレジスタ
1905は、入出力RAMにおいて現在活性な送信デー
タ・ブロックから送信されるべき次のワードのアドレス
を保持する。SIZEレジスタのDATA SIZEフ
ィールド1903は、送信される活性な送信ブロックの
長さを表す。SIZEレジスタのCIRC SIZEフ
ィールド1904は、(PC RCPT1901及びP
C UNXP1902プログラム・カウンタにより指示
される)2つの予定外転送txスクリプト回路バッファ
のサイズを保持する。
【0065】図20は、ブリッジ制御レジスタのtx
OPコード・フィールドを示す。3X32ビットのブリ
ッジ・レジスタは、ブリッジに到達した転送パケット内
に埋め込まれたREGB2001rx OPコードによ
り一度に1バイトがプログラムされる。ブリッジは、I
Dレジスタ内のビットを各パケット・ヘッダ内の宛先ア
ドレスと照合してソースから宛先に指示されたパスに沿
って各中間ノードを通り、パケットをルーティングさせ
る。
【0066】5ビットのNODE ADDRフィールド
は、パケット・ヘッダからのDSTNODEフィールド
と照合されて、パケットはこのノードに進行すべきか、
又はブリッジから他のノードにルーティングされるべき
かを判断する。CFG RXバイトの1ビット・セル・
オーバライド(CO)フィールドは、セルの境界を横切
るのに、NODE ADDRとDSP NODEとの間
で照合の成功を必要とするか否かを調べるために参照さ
れる。ローのCO値は、照合が成功したときのみ、パケ
ットが右ポートから出て行くことにより、次のセルに進
める。一方、照合が不成功のときでも、COビットのハ
イの値がセル・パケットを右ポートからルーティングさ
せる。パケットは、常に右ポートを通ってセルの境界を
横切る。左ポートは、セル間を横切るために使用される
ことは決してない。ハイのCOビットは、ツリー通信ト
ポロジーにおいて、活性のマザーボードから多数のドー
ター・カードに同時にデータを送出するために使用され
る。このビットは、セルの境界と直接接触していない全
てのノードにより無視される。ROUT ENBビット
が論理0のときは、任意のデータ・パケットがブリッジ
を横切るのを阻止する。この機能は、ブリッジが初期化
される前に、ブリッジを通るどのようなトラヒックも阻
止するのに使用される。CENTER ENBビットが
論理0であれば、ブリッジにセンタ・ポートを宛先とす
る全てのパケットを吸収させ、一方、ブリッジを通過す
るパケットが依然として左ポート又は右ポートを通って
ブリッジからルーティングするのを許容する。この機能
は、ネットワーク上の他のノードに影響することなく、
データパイプ・ネットワークからローカル・ノードを切
り離すために使用される。
【0067】CFG LEFTフィールド2002、C
FG RIGHTフィールド2003、CFG CEN
TERフィールド2004は、3ブリッジ・ポート入力
及び出力チャネルを個別的に構築している。各ポートの
各出力チャネルは、3入力チャネルのいずれかよりデー
タ・パケットを受信することができる。各ポート構築バ
イトの6ビットPRIフィールドは、データ・パケット
の3ソースに対する10可能優先順位設定のうちの1つ
のために出力ポート・アービタを構築するために使用さ
れる。この優先順位は、異なる優先順位を有する各ソー
ス、又は同一の優先順位を有する1以上のソースによる
任意の順序に固定されてもよい。3ソースの全てが同一
の優先順位を有する場合は、ラウンド・ロビン・アービ
トレーションを表す。データ・ストリーム間の最小スイ
ッチング時間は、6サイクルである。各構成フィールド
のFIFOモード・ビットが論理1であれば、対応する
ポート入力チャネルを、送信チャネル・マスタに応答す
るスレーブとなる代わりに、外部FIFOの出力側を直
接マスタにするように構築する。各コンフィグレーショ
ン・フィールドのCFG ENBビットが論理0であれ
ば、対応するポートがブリッジ・コンフィグレーション
・レジスタに書き込むのを阻止する。この機能は、誤り
のあるデータ・ストリームによって、ブリッジが偶発的
に再構築されるのを防止するために使用される。
【0068】図21は、レシーバ制御レジスタtx O
Pコード・フィールドを示す。4X32ビットのレシー
バ・レジスタは、ブリッジに到達する転送パケット内に
埋め込まれたREGN rx OPコードにより、一度
に1バイトづつプログラムされる。各REGN rx
OPコードは、REGN rx OPコードの直ぐ後の
1レシーバ・レジスタ・バイト位置に1バイトをロード
する。REGN rxOPコードのBYTEフィールド
は、4バイトのうちの1バイトを識別し、一方、REG
フィールドは、4レジスタのうちの1レジスタを識別す
る。これらの4レジスタは、RX CHAN1レジスタ
2101、RX CHAN2レジスタ2102、及びR
X CHAN3である。
【0069】これらのRX CHANレジスタは、入出
力RAM内の個別的な4レジスタの現在アドレスを保持
し、レシーバが着信するデータ・パケットを直接、蓄積
可能にする。1度に1チャネルのみを活性化することが
できる。活性化なチャネルは、データがレシーバに到達
する前に、パケット・ヘッダ内のCHAN rx OP
コードにより選択される。
【0070】図22は、データパイプ・イベント、割り
込み及びコンフィグレーション・ビットを示す。データ
パイプのコンフィグレーションは、27ビットのCFG
BUSにより達成され、これには、レシーバ、ブリッ
ジ及びトランスミッタにそれぞれルーティングさせるリ
セット及びエネーブル機能が含まれる。これらは、図2
2において、2201、2202、及び2203がラベ
ル付けされている。総計21のモニタ信号は、CFG
BUS2200の入出力に戻すようにルーティングされ
る。これら21信号は、(a)TX STATEにより
ラベル付けされたトランスミッタからの2入力、及び
(b)TX CIRCイベント(4)を含む17イベン
ト信号、TX STREAM(2)、RX CIRCイ
ベント(8)、RX STREAMイベント(3)、及
び「2割り込み信号INT UNEXP及びINT T
OUTである。更に、2割り込み信号INT UNEX
P及びINT TOUTも監視される。
【0071】以上は、データパイプの可制御性の様相を
示す。図22におけるレジスタは、ディジタル信号プロ
セッサが最小の遅延を持って全データパイプの機能の利
点を完全に活用するために十分なイベント・ビット及び
制御ビットを含む。データパイプは、可制御性に加え
て、更に、パケットをノードから又はノードに駆動する
ようにプログラム可能な柔軟性を含む。ブリッジに組み
込まれた他の能力は、ディジタル信号プロセッサの海
(sea)を自律的に航海するのを可能にする。これは、2
レベルのプログラム可能なコンフィグレーション能力と
して特徴付けられる。
【0072】レベル1:トランスミッタは、tx OP
コードにより、各処理フレーム中に反復された所定のア
プローチにより通信クリッドを能動的に駆動するよう
に、又は丁度マイクロプロセッサがデータを処理するの
によく類似しており、予期外のパケットを介してクリッ
ドを駆動するように、プログラムされる。更に、レシー
バは、rx OPコードにより、パケットを指定された
バッファに能動的に取り込み、これらをソースに戻す、
又は他のデータを宛先ノードからソース・ノードに引き
戻すように、プログラムされてもよい。送信動作及び着
信動作を支配するデータパイプは、CPU及びDMAが
データ入出力を駆動し、また通信周辺装置がこれらの動
きに応答する単なるスレーブとなる通常の方法と異な
る。
【0073】レベル2:レシーバを制御することに加え
て、各パケットに埋め込まれたいくつかのrx OPコ
ードは、そのパケット用にブリッジを構築するに至る各
ブリッジを能動的にプログラムする。プログラム可能な
データパイプのブリッジ・エレメントは、パケット及び
ブリッジに含まれるルーティング情報の照合に応答し
て、各パケット(rx OPコード)が異なる動きをす
るようにプログラムされる。これは、ルーティング・ブ
リッジがハードワイヤにより結線された通常の方法と異
なり、パケットによりプログラム可能な再コンフィグレ
ーション能力に支配されず、如何なる形式のパケットが
処理されているかに従って異なる方法によりパケットを
ルーティングさせる。これらのコンフィグレーション制
御及びモニタ信号は、通常のtx OPコードのオペレ
ーションの使用によりデータパイプの効果的なコンフィ
グレーションを可能にする。tx OPコードによるト
ランスミッタ、ブリッジ、及びレシーバ制御レジスタに
対するアクセスは、コンフィグレーション処理の完了の
ために設けている。
【0074】図22は、データパイプ・コンフィグレー
ションに関連するデータパイプ・イベント、割り込み及
びコンフィグレーション・ビットを示す。データパイプ
・コンフィグレーション及びステータス・ビット220
0は、3データパイプ・コンポーネント、レシーバ、ブ
リッジ及びトランスミッタのそれぞれに対する個別的な
リセット及びエネーブル制御及びステータス・ビットを
含む。3モジュールのそれぞれを独立してリセットで
き、更にデータを損なうことなく、2201、220
2、2203を独立してディセーブル及びエネーブルで
きる。全てのコンフィグレーション及びステータス・レ
ジスタ・ビットは、典型的には、CPUによって書き込
まれ、かつ読み出される。しかしながら、TX ENB
ビットは、HALT tx OPコードを実行した後
に、トランスミッタにより非主張とすることができる。
2TX STATEビットは、常にトランスミッタによ
りセットされ、トランスミッタの現在状態を反映してい
る。二進値の11は、トランスミッタがバッチ・スクリ
プトを横断するのを表し、二進値の01は、トランスミ
ッタが予定外の転送スクリプトを横断するのを表し、そ
して二進値の10は、トランスミッタが受信確認スクリ
プトを横断するのを表す。
【0075】内部データパイプ割り込みフラグ・レジス
タは、17データパイプ・イベントを複数のチップ割り
込みセレクタに送出し、データパイプ・トランスミッタ
を駆動する2割り込み、及びブリッジを駆動する1割り
込みを受け取る。INT UNIXP2206は、エネ
ーブルされると、トランスミッタにバッチ転送するのを
一時的に保留させて、予定外の転送スクリプトを処理す
るのを開始させる。INT RCPT2207割り込み
は、エネーブルされると、トランスミッタにバッチ転送
するのを一時的に保留させて、転送受信スクリプトを処
理するのを開始させる。INT TOUT割り込みは、
タイマのタイム・アウト状態を表す。11データパイプ
・イベントは、レシーバからの11イベント(8巡回イ
ベント2204及び3ストリーム・イベント2205)
と、6トランスミッタ・イベント(4巡回イベント及び
2ストリーム・イベント)とからなる。17データパイ
プ割り込みフラグの全ては、データパイプ割り込みエネ
ーブル・レジスタにおいて対応する割り込みエネーブル
・ビットにより反映されている。これらの17データパ
イプ割り込みフラグは、1クロック・パルス期間持続す
る。
【0076】図23は、付加的な外部グルー・ロジック
なしに外部FIFOに対する接続を示す。他のノードに
接続することに加えて、データパイプ・ブリッジの2外
部ポートは、更に、外部同期FIFO及びホスト・プロ
セッサをインターフェースすることができる。ブリッジ
・ポート送信チャネルがFIFOの入力側を駆動するマ
スタとしてモデル化されたので、外部FIFOの接続
は、付加的なハードウェアなしに、可能である。
【0077】受信チャネルは、通常、トランスミッタ・
マスタに対してスレーブである一方、更に、マスタとし
てFIFOの出力側を駆動するように構成することもで
きる。外部ハードウェア・ロジックは、この接続に必要
でない。更に、外部FIFOの入力側を駆動できるホス
ト・プロセッサの並列インターフェースは、駆動データ
を直接、ブリッジの受信チャネルへ駆動させることもで
きる。ホスト・プロセッサの並列インターフェースは、
更に、外部FIFO出力側のからデータを読み出して、
ディジタル信号プロセッサのデータパイプ・ルーティン
グ・ブリッジがブリッジ送信チャネルによりその入力側
を通ってFIFOにプッシュしたデータを吸収すること
ができる。
【0078】データパイプ・ブリッジ・ポート送信チャ
ネルは、直接、外部FIFO2301の入力側に正味の
データを駆動するように設計されている。右ポートがF
IFOに書き込みを行う例を考慮する。2データ・ブロ
ック、即ち送信されるべきデータ・ブロック、及びデー
タをどのように送信するのかをトランスミッタに指示す
るtxスクリプトを入出力RAMに蓄積する。
【0079】最初に、存在しないアドレスを有するPT
P rx OPコードを含むMSGtx OPコード
は、ブリッジ・センタ・ポート・レシーバに駆動され
る。次に、他のMSG tx OPコードが丁度使用し
た存在しない宛先ノード・アドレスを含めるように(4
REGB rx OPコードを使用して)ブリッジID
RIGHTレジスタ2303を変更する。入出力RAM
の個別的な部分における正味のデータ・ブロックを指示
しているBLOCK tx OPコードは、このトラン
スミッタをトリガして、そのブロックをノードから現在
の宛先パスを介してブリッジの右ポートを通り外部FI
FOの入力端へ駆動入力する。
【0080】データパイプ・ブリッジ受信チャネルが外
部FIFOから正味のデータを駆動し始めるために、デ
ータパイプは、受信チャネル(FIFOの出力側に接続
されているもの)をFIFOモード2304に対して再
構成しなければならない。このモードは、他のノードの
送信チャネルに応答する代わりに、受信チャネル動作を
スレーブからマスタへ変換して、FIFOの出力端を駆
動する。
【0081】図24は、ホスト・プロセッサに対するデ
ータパイプ・ブリッジのインターフェースを示す。ホス
トCPU2401は、複数のディジタル信号プロセッサ
を接続するデータパイプ・ネットワークにラッチするこ
とにより、任意数のディジタル信号プロセッサを駆動す
ることができる。ホストCPU2401は、典型的に
は、読み出しバス・サイクル及び書き込みバス・サイク
ルの両方をマスタするために並列ポート・インターフェ
ース使用する。ホストによっては、データパイプ・ネッ
トワークに接続するためにいくつかの外部ロジックを必
要とすることがある。
【0082】データパイプ送信チャネルがパケットを他
のノードの受信チャネルに送出することになると全く同
様に、ホストCPU2401は、(ホストからDSPへ
の)書き込み動作において、ディジタル信号プロセッサ
2402の受信チャネルを駆動して、rx OPコード
及びデータを受信チャネルへプッシュする。丁度プロセ
ッサ間通信動作のように、パケットの内容は、パケット
・ヘッダにおけるrxOPコードに従って、ネットワー
ク上の任意のディジタル信号プロセッサの入出力RAM
に蓄積されてもよい。これは、ホストに任意のディジタ
ル信号プロセッサに対する直接的な書き込みの視認性を
与える。
【0083】ホストは、(ディジタル信号プロセッサか
らホストに対して)読み出し動作を実行するために、r
x OPコードにより、ディジタル信号プロセッサの受
信チャネルを駆動して、データをホストに戻すように特
定のディジタル信号プロセッサに要求する。読み出し要
求に応答する各ディジタル信号プロセッサは、データパ
イプ・ネットワークを介して共通ポートに要求したデー
タ・パケットをホストへ駆動する。ホストは、読み出し
動作を完了するために、外部FIFO2403に単純に
読み出しサイクルを発行する。データパイプ・ルーティ
ング・ブリッジからデータを引き出すときは、外部FI
FO又は外部ロジックを必ずホストが使用する必要があ
る。
【0084】図25は、ノードの複数のクラスタを接続
する代替的な接続ノードを示す。図25は、16DSP
クラスタ2501〜2516を含むマルチプロセッサ・
システム2500を示す。各DSPクラスタ2501〜
2516は、好ましくは、既に図2に示したトポロジー
により接続された16DSP及びデータブリッジ・ノー
ドを含む。これらのDSPクラスタ2501〜2516
は、好ましくは、個別的なプラグ・イン・ドーター・カ
ードに実施される。マルチプロセッサ2500は、DS
Pクラスタ2501〜2516を相互接続し、かつホス
ト・コンピュータ2560を接続するために活性なバッ
クプレーン2520を含む。活性なバックプレーン25
20は、ツリー形式で接続された31DSP及びデータ
ブリッジ・ノード2521〜2551を含む。各DSP
及びデータブリッジ・ノード2521〜2551は、右
入力線及び左入力線と、右出力線及び左出力線とを含
む。DSP及びデータブリッジ・ノード2521は、ホ
スト・コンピュータ2560に双方向接続される。DS
P及びデータブリッジ・ノード2521は、更に、下位
の2DSP及びデータブリッジ・ノード2522及び2
523に接続される。各中間ノードは、高位の1ノー
ド、1同位ノード及び下位の2ノードに接続される。最
後に、下位のノード2536〜2551は、対応するD
SPクラスタ2501〜2516に双方向に接続され
る。
【0085】活性のバックプレーン2520を使用する
ことにより、遠方のDSPクラスタ2501〜2516
を接続されするために必要とする中間ノード数が減少す
る。ツリー構造なしに、データ・パケットがDSPクラ
スタ2501からDSPクラスタ2516に移動するた
めには、16ノードを横切ることが必要となる。マルチ
プロセッサ・システム2500では、DSPクラスタ2
516から、DSPクラスタ2501へ移動するために
14ノードのみ、即ちノード2551、2550、25
35、2534、2527、2526、2523、25
22、2525、2524、2529、2528、25
37、及び2536を必要とする。DSPクラスタ25
01からDSPクラスタ2501への他の方向では、9
ノードのみ、即ちノード2536、2528、252
4、2522、2521、2523、2527、253
5、及び2551を必要とする。このパス長の減少は、
データ転送における遅延を減少させる。これは、更に、
データ転送を指定するヘッダ長も減少させる。更に、ホ
スト・コンピュータ2560に対するインターフェース
がDSPクラスタ2501から2516までとほぼ同一
であることに注意すべきである。従って、DSPクラス
タ2501〜2516に関してホスト・コンピュータ2
560からのデータ入力パスと、ホスト・コンピュータ
2560へのデータ出力パスとが均衡する。
【0086】この出願は、下記の同時継続出願に関連す
る。データパイプ経路設定ブリッジにおける確認の転送
及び転送受信の引き出し(PULL TRANSFER
S AND TRANSFER RECEIPTCON
FIRMATION IN A DATAPIPE R
OUTING BRIGE)と題する米国仮出願第60
/224、913号。マルチプロセッサ・ネットワーク
・ノード故障検出及び修復(MULTIPROCESS
OR NETWORK NODE FAILURE D
ETECTION AND RECOVERY)と題す
る米国仮出願第60/224,586号。
【図面の簡単な説明】
【図1】データパイプ・ルーティング・ブリッジ周辺装
置のブロック図である。
【図2】データパイプ・ネットワークに接続された多重
プロセッサ・アレー示す。
【図3】データパイプ・ルーティング・ブリッジ周辺装
置を使用した2ディジタル信号プロセッサ間の単一通信
リンクを示す。
【図4】従来のディジタル信号プロセッサ・チップ内の
データパイプ・ルーティング・ブリッジ周辺装置を示
す。
【図5】宛先が受信に対して常時レディーとなったとき
のパケット転送のタイミング図を示す。
【図6】宛先が受信に対してノット・レディーになった
ときのパケット転送のタイミング図を示す。
【図7】1ソースと2宛先との間のパケット転送フロー
を示す。
【図8】メッセージ転送例を示す。
【図9】ブロック転送例を示す。
【図10】送信OPコード・フィールドを示す。
【図11】受信OPコード・フィールドを示す。
【図12】データパイプ・ブリッジ内のルーティング・
ハードウェアを示す。
【図13】ポイント・ツー・ポイント・パケット・ルー
ティング・プロトコルを示す。
【図14】ポイント・ツー・ポイント・ルーティング例
を示す。
【図15】ブロードキャスト・パケット・ルーティング
・プロトコルを示す。
【図16】ブロードキャスト・パケットのルーティング
例を示す。
【図17】セル間パケット・ルーティング・プロトコル
を示す。
【図18】セル間パケット・ルーティング例を示す。
【図19】トランスミッタ制御レジスタ・フィールドを
示す。
【図20】ブリッジ制御レジスタTX OPコード・フ
ィールドを示す。
【図21】レシーバ制御レジスタTX OPコード・フ
ィールドを示す。
【図22】データ・パイプ・イベント、割り込み、及び
コンフィギュレーション・ビットを示す。
【図23】付加的な外部グルー・ロジックなしに外部F
IFOに対する接続を示す。
【図24】ホスト・プロセッサに対するデータパイプ・
ブリッジのインターフェースを示す。
【図25】複数クラスタのノードを接続する代替的な接
続技術を示す。
【符号の説明】
101 トランスミッタ 102 レシーバ 103 ブリッジ 105 内部入出力メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョナサン エイチ、ソーン アメリカ合衆国 メリーランド、ガイザー ズバーグ、マステンブルック プレース 19920 Fターム(参考) 5B061 BB25 FF01 GG16 RR02 RR03 5K030 GA03 HA08 HD03 KA01 KA06 KA12 KA13 KX17 LB05 5K033 AA02 BA05 CC01 DA02 DB14 EC03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・ルーティング・ユニットにおい
    て、 データ・レシーバと、 データ・トランスミッタと、 前記データ・レシーバにデータを供給し、かつ前記デー
    タ・トランスミッタからデータを受信するように接続さ
    れたブリッジ回路とを備え、前記ブリッジ回路は、少な
    くとも一組のデータ入力線及び少なくとも一組のデータ
    出力線に接続され、前記ブリッジ回路は、前記データ・
    トランスミッタから受信した、又は前記少なくとも一組
    のデータ入力線から受信したデータ・パケットのヘッダ
    に応答して前記受信したデータ・パケットを(1)前記
    データ・レシーバ回路、(2)選択した一組の前記少な
    くとも一データ出力線、又は(3)前記データ・レシー
    バ回路及び前記ヘッダに依存する選択した一組の前記少
    なくとも一組のデータ出力線の両方へ、選択的にルーテ
    ィングするデータ・ルーティング・ユニット。
  2. 【請求項2】 更に、前記データ・レシーバにより受信
    したデータを蓄積するように前記データ・レシーバに接
    続され、かつ前記データ・トランスミッタにより送信さ
    れるべきデータを蓄積するように前記データ・トランス
    ミッタに接続された入出力メモリを備えた請求項1記載
    のデータ・ルーティング・ユニット。
  3. 【請求項3】 更に、データを前記入出力メモリにデー
    タを蓄積するように、かつ前記入出力メモリからデータ
    を読み出すように、前記入出力メモリを接続した中央処
    理装置を備えた請求項2記載のデータ・ルーティング・
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一組のデータ入力線は、
    一組の右データ入力線及び一組の左データ入力線からな
    り、かつ前記一組の前記少なくとも一データ出力線は、
    一組の右データ入力線及び一組の左データ入力線からな
    る請求項1記載のデータ・ルーティング・ユニット。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一組のデータ出力線のそ
    れぞれは、複数のデータ線及びデータ・ルーティング・
    ユニット・クロック線からなり、かつ前記データ・トラ
    ンスミッタは、前記データ線上を、前記データ・ルーテ
    ィング・ユニット・クロック線上のトランスミッタ・ク
    ロック信号と同期したデータを発生する請求項1記載の
    データ・ルーティング・ユニット。
  6. 【請求項6】 更に、前記データ・レシーバに接続され
    て前記データ・レシーバにより受信したデータを蓄積
    し、かつ前記トランスミッタに接続されて前記データ・
    トランスミッタにより送信されるべきデータを蓄積する
    入出力メモリと、 前記入出力メモリに接続されて、データを前記入出力メ
    モリに蓄積し、かつ前記入出力メモリからデータを読み
    出す中央処理装置であって、前記トランスミッタ・クロ
    ック信号と同期しているCPUクロックと同期して動作
    する前記中央処理装置とを備えている請求項5記載のデ
    ータ・ルーティング・ユニット。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも一組のデータ入力線のそ
    れぞれは、複数のデータ線及びデータ・ルーティング・
    ユニット・クロック線からなり、かつ前記データ線を介
    して受信されるデータを検知する前記データ・レシーバ
    は、前記データ・ルーティング・ユニット・クロック線
    上のトランスミッタ・クロック信号と同期している請求
    項1記載のデータ・ルーティング・ユニット。
  8. 【請求項8】 更に、 前記データ・レシーバに接続されて前記データ・レシー
    バにより受信されたデータを蓄積し、かつ前記データ・
    トランスミッタに接続されて前記データ・トランスミッ
    タにより送信されるべきデータを蓄積する入出力メモリ
    と、 前記入出力メモリに接続されてデータを前記入出力メモ
    リに蓄積し、かつ前記入出力メモリからデータを読み出
    す中央処理装置であって、前記トランスミッタ・クロッ
    ク信号と同期しているCPUクロックと同期して動作す
    る前記中央処理装置とを備えている請求項7記載のデー
    タ・ルーティング・ユニット。
  9. 【請求項9】 前記ブリッジ回路は、更に、 固有に割り付けられたマルチビットのノード・アドレス
    を蓄積するノード・アドレス・レジスタと、 前記ノード・アドレス・レジスタに接続されて前記ヘッ
    ダの所定の宛先ノード・アドレス・ビットを前記ノード
    ・アドレス・レジスタに蓄積された前記ノード・アドレ
    スと比較するノード・アドレス・コンパレータとを含
    み、前記ブリッジ回路は、前記宛先ノード・アドレス・
    ビットが前記ノード・アドレスと一致するときに、前記
    受信したデータ・パケットを前記データ・レシーバに選
    択的にルーティングする請求項1記載のデータ・ルーテ
    ィング・ユニット。
  10. 【請求項10】 前記ブリッジ回路は、更に、 複数のルーティング・レジスタであって、それぞれが一
    組のデータ出力線に対応し、それぞれが一組のノード・
    アドレスの標識を蓄積する前記複数のルーティング・レ
    ジスタと、 複数のルーティング・コンパレータであって、それぞれ
    が対応するルーティング・レジスタに接続され、前記ヘ
    ッダの所定の宛先ノード・アドレス・ビットを所定の前
    記対応するルーティング・レジスタに蓄積した一組のノ
    ード・アドレスとしての前記標識と比較する前記複数の
    ルーティング・コンパレータとを含み、前記ブリッジ回
    路は、前記宛先ノード・アドレス・ビットが前記対応す
    るルーティング・レジスタに蓄積した前記一組の前記ノ
    ード・アドレスのうちの一ノード・アドレスと一致する
    ときに、前記受信したデータ・パケットを一組のデータ
    出力線に選択的にルーティングする請求項9記載のデー
    タ・ルーティング・ユニット。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも一組のデータ出力線
    は、一組の右データ入力線及び一組の左データ入力線か
    らなり、 前記少なくとも一組のデータ出力線は、一組の右データ
    出力線及び一組の左データ出力線からなり、 前記ブリッジ回路は、更に、 複数のビットを有する右ルーティング・データ・ワード
    を蓄積する右ルーティング・レジスタであって、各ビッ
    トが固有のノード・アドレスに対応し、かつ前記固有の
    ノード・アドレスに到達するように前記右データ出力線
    を介するルーティングを指示する第1のディジタル状
    態、又は前記固有のノード・アドレスに到達するように
    前記右データ出力線を介するルーティングでないことを
    指示する第2のディジタル状態を有する前記右ルーティ
    ング・レジスタと、 複数のビットを有する左ルーティング・データ・ワード
    を蓄積する左ルーティング・レジスタであって、各ビッ
    トが固有のノード・アドレスに対応し、かつ前記固有の
    ノード・アドレスに到達するように前記左データ出力線
    を介するルーティングを指示する第1のディジタル状
    態、又は前記固有のノード・アドレスに到達するように
    前記左データ出力線を介するルーティングでないことを
    指示する第2のディジタル状態を有する前記左ルーティ
    ング・レジスタと、 前記ヘッダを受信して前記宛先ノード・アドレスを、前
    記宛先ノード・アドレスに対応し、前記第1のディジタ
    ル状態にある1ビットと、前記第2のディジタル状態に
    ある他の全てのビットとを有するマルチビットの宛先デ
    ータ・ワードに変換するデコーダと、 前記右ルーティング・レジスタ及び前記デコーダに接続
    されて、前記右ルーティング・データ・ワードと前記宛
    先データ・ワードとを比較する右コンパレータと、 前記左ルーティング・レジスタ及び前記デコーダに接続
    されて、前記左ルーティング・データ・ワードと前記宛
    先データ・ワードとを比較する左コンパレータと含み、
    前記ブリッジ回路は、前記宛先データ・ワードが前記右
    ルーティング・データ・ワードと一致するときに、前記
    受信したデータ・パケットを前記右データ出力線に選択
    的にルーティングし、かつ前記宛先データ・ワードが前
    記左ルーティング・データ・ワードと一致するときに、
    前記受信したデータ・パケットを前記左データ出力線に
    選択的にルーティングする請求項9記載のデータ・ルー
    ティング・ユニット。
  12. 【請求項12】 更に、 前記データ・レシーバに接続されて前記データ・レシー
    バにより受信されたデータを蓄積し、かつ前記データ・
    トランスミッタに接続されて前記データ・トランスミッ
    タにより送信されるべきデータを蓄積する入出力メモリ
    と、 前記入出力メモリに接続されてデータを前記入出力メモ
    リに蓄積し、かつ前記入出力メモリからデータを読み出
    す中央処理装置であって、データを前記右ルーティング
    ・レジスタと前記左ルーティング・レジスタとに書き込
    むように動作可能な前記中央処理装置とを備えている請
    求項11記載のデータ・ルーティング・ユニット。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも一組のデータ入力線
    は、一組の右データ入力線及び一組の左データ入力線か
    らなり、 前記少なくとも一組のデータ出力線は、一組の右データ
    入力線及び一組の左データ入力線からなり、 前記ブリッジ回路は、前記ヘッダの所定の中央ナビゲー
    ション・ビットが前第1のディジタル状態を有するとき
    は、前記受信したデータ・パケットを前記データ・レシ
    ーバに選択的にルーティングし、前記ヘッダの所定の右
    ナビゲーション・ビットが前記第1のディジタル状態を
    有するときは、削除された前記ヘッダにより前記受信し
    たデータ・パケットを前記一組の右データ出力線へルー
    ティングし、かつ前記ヘッダの所定の左ナビゲーション
    ・ビットが前記第1のディジタル状態を有するときは、
    削除された前記ヘッダにより前記受信したデータ・パケ
    ットを前記一組の左データ出力線へルーティングさせる
    請求項1記載のデータ・ルーティング・ユニット。
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