JP2002208548A - レジストパターン形成方法 - Google Patents

レジストパターン形成方法

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JP2002208548A
JP2002208548A JP2001001344A JP2001001344A JP2002208548A JP 2002208548 A JP2002208548 A JP 2002208548A JP 2001001344 A JP2001001344 A JP 2001001344A JP 2001001344 A JP2001001344 A JP 2001001344A JP 2002208548 A JP2002208548 A JP 2002208548A
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resist pattern
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Masaki Yoshizawa
正樹 吉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の真空中での放置時間に依存するレジス
トパターンの寸法変動を低減し、レジストパターンの寸
法精度を向上する。 【解決手段】 レジスト塗布/現像装置10でレジスト
を塗布した後のウェハを真空露光装置12の搬出入用真
空チャンバー121まで搬送するのに要する搬送時間T
を計測する。また、真空露光装置12においてウェハ
上の1チップの露光にかかる時間からウェハ上に形成さ
れる全てのチップに対して露光が終了するまでの時間T
を計算する。この露光時間Tから搬送時間Tを差
し引いた時点で、ウェハの搬出入用真空チャンバー12
1への搬送を開始する。これにより、ウェハが搬出入用
真空チャンバー121を含めた真空露光装置12内の真
空中に晒される真空放置時間Tを一定にして、レジスト
パターン寸法の安定化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
等において、微細加工に適用されるレジストパターンの
形成方法に関し、さらに詳しくは、電子線リソグラフィ
装置等の真空露光装置とレジスト塗布/現像装置とをイ
ンライン化することにより、半導体基板の真空中での放
置時間を正確に制御し、もしくは放置時間に応じて現像
プロセス条件を変化させることでレジストパターンの寸
法の安定性を向上できるようにしたレジストパターン形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の製造分野では、
デザインルールの縮小が加速度的に進行しており、次世
代の16GDRAMでは0.10μm前後、次々世代の
64GDRAMでは0.07μm前後の最小加工寸法法
を達成し得る微細加工技術が要求されている。この微細
加工を実現する技術として、レジストが塗布された半導
体ウェハを真空中で露光するVUV、EUV、X線、電
子線、荷電粒子リソグラフィなどが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなリソグラ
フィ技術において、半導体ウェハに塗布された化学増幅
系レジストには、プロピレン・グリコール・モノメチル・
エーテル・アセテート(PGMEA)等の溶媒が含有し
ている。したがって、このレジスト塗布後のベーキング
(PreBake:PB)により、上記溶媒を蒸発さ
せ、PB温度及び時間によって残留溶媒量を制御するよ
うにしている。しかし、この残留溶媒の量に依存してレ
ジストの感度や解像度が変化するため、同一露光量で描
画した場合でも、現像後のレジストパターン寸法に変化
が生じる。
【0004】例えば、600nmの厚さにレジストを塗
布したウェハを真空チャンバーに搬入した後、約5分経
過した時点での真空チャンバーの真空度は、1.4×1
-3Paであり、レジストを塗布していないウェハの
1.0×10-3Paより真空度が低い。これは、真空中
でレジストの溶媒が揮発するためであり、真空中での放
置時間に依存して残留溶媒量に変化が生じるからであ
る。このため、ウェハを真空中で露光するVUV、EU
V、X線、電子線、荷電粒子のリソグラフィ装置では、
真空中でのウェハ放置時間、つまりウェハの露光と搬送
にかかる時間に依存して現像後のレジストパターン寸法
が変化してしまう。
【0005】真空中で露光するリソグラフィ装置は、そ
の真空度を保つため、及び効率的にウェハを搬送するた
めに、複数の搬出入用真空チャンバーを持ち、次に露光
されるウェハを搬出入用真空チャンバーで待機させるよ
うにしている。このため、ロットの先頭ウェハは露光待
ち時間がなく、2枚目以降のウェハには搬送待ち時間が
生じてしまい、ロット内でレジストパターン寸法にばら
つきが生じる。また、ウェハ上に形成されるチップ数、
露光装置の照度などに応じて、ウェハに対する露光時間
が異なるため、同一露光量、同一プロセル条件(レジス
ト、膜厚、基板、ベーキング温度・時間、現像液濃度・
温度、現像時間など)で処理したウェハでも、露光する
パターン毎に、また露光装置の照度変動により、レジス
トパターン寸法に違いが生じる。
【0006】そこで、特開平7−142356号公報に
開示されたレジストパターン成形方法のように、フォト
レジスト層の露光からPEB(露光後熱処理)までの時
間や、PEBから冷却までの時間を制御することによ
り、レジストパターン寸法(パターンの線幅)の安定性
を向上させることが提案されている。しかし、ウェハの
真空放置時間の管理によるレジストパターン寸法の安定
性の向上ついては、これまで注目されていないのが現状
である。
【0007】そこで本発明は、上述の問題を解決するた
めになされたもので、基板の真空中での放置時間に依存
するレジストパターンの寸法変動を低減し、レジストパ
ターンの寸法精度を向上できるようにしたレジストパタ
ーン形成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、レジスト塗布/現像装置と真空露光装置に
より基板にレジストパターンを形成する方法であって、
前記レジスト塗布/現像装置でレジスト塗布処理された
後の基板の前記真空露光装置内における露光時間を含む
真空中での真空放置時間を一定にしたことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、レジスト塗布/現像装置
と真空露光装置により基板にレジストパターンを形成す
る方法であって、露光時間の異なる基板を前記真空露光
装置で露光する場合は、前記露光時間の異なるそれぞれ
の基板に対する真空放置時間を同一に設定し、前記各基
板の露光終了後に、基板毎に前記真空放置時間からそれ
ぞれの基板の露光時間を差し引いた残りの時間の間、該
基板が真空中に保持されるようにしたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、レジスト塗布/現像装置
と真空露光装置により基板にレジストパターンを形成す
る方法であって、前記真空露光装置での露光時間の異な
る各基板に対し、それぞれの基板に対する露光時間を含
む真空中での放置時間に応じて、該基板に対する前記レ
ジスト塗布/現像装置での現像プロセス条件を変更させ
ることを特徴とする。
【0011】本発明のレジストパターン形成方法では、
レジスト塗布処理された後の基板の真空露光装置内での
露光時間を含む真空放置時間を一定にすることにより、
基板の真空中での放置時間に依存するレジストパターン
の寸法変動が低減し、レジストパターンの寸法精度を向
上できる。また、本発明のレジストパターン形成方法で
は、露光時間の異なるそれぞれの基板に対しては、各基
板の露光終了後に、真空放置時間からそれぞれの基板の
露光時間を差し引いた残りの時間の間、真空中に保持す
ることにより、基板の真空中での放置時間に依存するレ
ジストパターンの寸法変動が低減し、レジストパターン
の寸法精度を向上できる。また、本発明のレジストパタ
ーン形成方法では、露光時間の異なる各基板に対し、そ
れぞれの基板に対する露光時間を含む真空中での放置時
間に応じて、現像プロセス条件を変更させることによ
り、基板のレジストパターン寸法を安定化し、レジスト
パターンの寸法精度を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明方法を
適用したレジストパターン形成システムを模式的に示し
た平面図であり、図2は本発明方法によりウェハの真空
放置時間を一定に制御する時のウェハの搬送と露光及び
真空放置時間との関係を示す説明用の線図である。
【0013】図1において、レジストパターン形成シス
テムは、ウェハ(請求項の基板に相当する)へのレジス
ト塗布及び露光後のレジストを現像するレジスト塗布/
現像装置10と、ウェハ上のレジストに真空中で露光す
るVUV、EUV、X線、電子線、荷電粒子リソグラフ
ィなどの真空露光装置12等を備え、このレジスト塗布
/現像装置10と真空露光装置12の搬出入用真空チャ
ンバー121との間はウェハ搬送手段14により連結さ
れている。そして、搬出入用の真空チャンバー121と
真空露光装置12内の露光ステージ122との間でのウ
ェハの搬出入は搬送アーム123によって行われる構成
になっている。制御部124は、真空露光装置12全体
を制御し管理するものであり、この制御部124は真空
露光装置12においてウェハ上の1チップの露光にかか
る時間からウェハ上に形成される全てのチップに対して
露光が終了するまでの時間Tを計算する機能等を有し
ている。前記搬出入用の真空チャンバー121は、真空
露光装置12の内部と外部との隔絶を確実にして真空度
を保持するため、及びウェハを効率的に搬送するための
ものである。
【0014】前記ウェハ搬送手段14は、レジスト塗布
/現像装置10でレジスト塗布処理されたウェハを真空
露光装置12の搬出入用真空チャンバー121へ搬入す
るとともに、真空露光装置12で露光処理されたウェハ
を搬出入用真空チャンバー121から搬出してレジスト
塗布/現像装置10ヘ搬入するものであり、このウェハ
搬送手段14は制御部141によって制御される構成に
なっている。
【0015】前記ウェハ搬送手段14の制御部141と
真空露光装置12の制御部124との間は通信手段16
により接続され、制御部124で計算された露光時間T
の情報は通信手段16を介して制御部141に伝送さ
れる構成されている。また、ウェハ搬送手段14の制御
部141は、レジスト塗布/現像装置10でレジストを
塗布した後のウェハを真空露光装置12の搬出入用真空
チャンバー121まで搬送するのに要する搬送時間T
を計測する機能を備えており、この制御部141で計測
された搬送時間Tとウェハの露光時間Tを基づい
て、レジスト塗布後のウェハを搬出入用真空チャンバー
121に搬入する搬送タイミングを制御することによ
り、ウェハが搬出入用真空チャンバー121を含めた真
空露光装置12の真空中に晒される真空放置時間Tを一
定にして、レジストパターン寸法の安定化を図るように
なっている。
【0016】次に、上記のように構成された本実施の形
態におけるレジストパターン形成システムの動作につい
て説明する。この実施の形態において、ウェハのレジス
トパターン形成処理はロット単位で行われる。この時の
1ロットのウェハ枚数は、例えば25枚である。ロット
の各ウェハは、1枚目から順番にレジスト塗布/現像装
置10においてレジスト塗布、ベーキング、冷却等の処
理がなされた後、搬送手段14により真空露光装置12
の搬出入用真空チャンバー121内へ搬入され、さら
に、搬送アーム123により搬出入用真空チャンバー1
21から真空露光装置12内の露光ステージ122上に
載置され、1チップ毎に所定の露光処理が行われる。そ
して、ウェハ上の全チップに対する露光が終了した後の
ウェハは、搬送アーム123により搬出入用真空チャン
バー121ヘ搬送され、さらに、搬送手段14により搬
出入用真空チャンバー121外へ搬出されるとともにレ
ジスト塗布/現像装置10内に搬入され、PEB(露光
後熱処理)を受けた後、冷却、現像等の処理がなされ
る。
【0017】このようなウェハのレジストパターン形成
処理において、真空中に放置される時間に依存したレジ
ストパターンの寸法変動を抑制するために、以下に述べ
る処理を実行することにより、ウェハの真空放置時間T
を一定に制御する。まず、レジストの塗布処理をした後
のロットの先頭(1枚目)に対応するウェハを搬送手段
14により真空露光装置12の搬出入用真空チャンバー
121内まで搬送し、この搬送にかかる時間Tを制御
部141で計測し、この計測結果を制御部141に記憶
しておく。この時、次に搬送されるウェハは大気中で待
機される。次に、真空露光装置12において、露光ステ
ージ122上に載置されたウェハに対して露光を開始
し、その1チップにかかる時間から、ウェハ上に形成さ
れる全てのチップに対して露光が終了するまでの時間T
を制御部124で計算する。この計算結果は通信手段
16により搬送手段14の制御部141に送信される。
【0018】一方、搬送手段14の制御部141では、
通信手段16で送信されてきたウェハの露光時間T
ら、制御部141に記憶された前記搬送にかかる時間T
を差し引いた時点t3(図2参照)で、2枚目のウェ
ハの搬出入用真空チャンバー121への搬送を開始す
る。以下同様にして、3枚目以降の各ウェハに対して
も、1つ前のウェハの露光終了時間Tから搬送にかか
る時間Tを差し引いた時点で、搬出入用真空チャンバ
ー121への搬送を開始する。
【0019】図2は、この時のウェハの搬送と露光及び
真空放置時間との関係を表したもので、この図2に示す
時間軸上のtからtはロット1枚目のウェハを搬出
入用真空チャンバー121へ搬送するのにかかる時間T
であり、t2からt5は1枚目のウェハの露光にかかる
時間(露光終了時間T)であり、t5からt7は露光終
了後の1枚目のウェハを搬出入用真空チャンバー121
外へ搬送するのにかかる時間Tである。また、t
らt6は1枚目のウェハが搬出入用真空チャンバー12
1を含めた真空露光装置12内の真空中に晒される真空
放置時間Tである。また、2枚目のウェハに対しては、
1枚目のウェハの露光時間Tから2枚目のウェハの搬
送にかかる時間Tを差し引いた時点t3で、搬出入用
真空チャンバー121への搬送が開始され、それ以降
は、1枚目のウェハと同様なパターンで搬送と露光が実
行される。また、3枚目以降のウェハに対しても、上記
と同様なパターンで搬送と露光が実行される。この時の
各ウェハの真空放置時間Tは一定である。
【0020】したがって、上記のような本実施の形態に
よれば、スループットを犠牲にすることなく、各ウェハ
の真空中に晒される真空放置時間Tを一定に管理し制御
することができる。これにより、ウェハの真空中での放
置時間に依存するレジストパターンの寸法変動が低減
し、レジストパターンの寸法精度を向上することができ
る。
【0021】次に、本発明にかかるレジストパターン形
成方法の他の実施の形態について説明する。この実施の
形態は、上述の実施の形態のようにウェハに対する露光
時間が同じ場合と異なり、ウェハに形成されるチップ
数、露光装置の照度などに応じて露光時間の異なるウェ
ハに対しても、ウェハが真空中に放置される時間を一定
に制御できるようにする場合の例である。この実施の形
態においては、図1に示すレジストパターン形成システ
ムが使用されるが、異なる点は、露光時間の異なるそれ
ぞれのウェハに対する真空放置時間を同一に設定し、各
ウェハの露光終了後に、各ウェハ毎に上記真空放置時間
からそれぞれのウェハの露光時間を差し引いた残りの時
間の間、ウェハが真空中に保持されるように工程管理す
る。この各ウェハに対する真空保持時間の演算及び工程
管理は、例えば図1に示す真空露光装置12の制御部1
24で行われる。
【0022】例えば、露光と搬送にかかる時間が30分
と推測されるウェハAと、露光と搬送にかかる時間が4
5分と推測されるウェハBと、露光と搬送にかかる時間
が50分と推測されるウェハCを処理する場合、ウェハ
Aに対しては、その露光後に25分、ウェハBに対して
は、その露光後に10分、また、ウェハCに対しては、
その露光後に5分の真空保持時間を設定し、全てのウェ
ハの真空放置時間が55分となるように工程管理する。
全ウェハの真空放置時間を55分としたのは、ウェハC
の露光と搬送にかかる予定時間50分に対して余裕を持
たせるためである。このような工程管理方式を採用する
ことにより、露光時間の異なるウェハに対しても、真空
中に放置される時間を一定に制御することができる。こ
れにより、ウェハの真空中での放置時間に依存するレジ
ストパターンの寸法変動が低減し、レジストパターンの
寸法精度を向上することができる。
【0023】次に、本発明にかかるレジストパターン形
成方法の更に他の実施の形態について説明する。この実
施の形態は、ウェハに形成されるチップ数、露光装置の
照度などに応じて露光時間の異なるウェハに対し、ウェ
ハが真空中に放置される時間に応じて、現像プロセス条
件を変更することにより、レジストパターン寸法の安定
化を図る場合の例である。この実施の形態における現像
プロセス条件としては、例えばPEB温度・時間、現像
液濃度・温度、現像時間などである。
【0024】この実施の形態においては、一定のレジス
ト、膜厚、下地基板のウェハを用いて取得したデータに
基づき、各ウェハの真空放置時間と所望のレジストパタ
ーン寸法を得るための現像プロセス条件との対応表を予
め作成しておく。図3は真空放置時間とPEB時間の対
応表を示すもので、例えば真空放置時間が55分、60
分、65分、70分、75分であるウェハA、B、C、
D、Eに対して、例えばPEB時間を58秒、60秒、
62秒、64秒、66秒とする。このように作成された
真空放置時間とPEB時間の対応表は、図1に示すレジ
スト塗布/現像装置10の制御部(図示せず)の記憶部
に格納される。そして、各ウェハA、B、C、D、E
は、レジスト塗布/現像装置10において、図3に示す
対応表を参照しながら、それぞれの真空放置時間に応じ
て設定されたPEB時間で露光後熱処理されることによ
り、露光時間の異なるウェハに対しても、同じレジスト
パターン寸法を得ることができる。
【0025】なお、上記の実施の形態では、半導体ウェ
ハへのレジストパターンの形成方法について述べたが、
本発明方法はこれに限定されず、液晶その他の半導体基
板にも適用できることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のレジストパター
ン形成方法によれば、基板の真空中での放置時間に依存
するレジストパターンの寸法変動を低減でき、レジスト
パターンの寸法精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用したレジストパターン形成シ
ステムを模式的に示した平面図である。
【図2】本発明方法によりウェハの真空放置時間を一定
に制御する時のウェハの搬送と露光及び真空放置時間と
の関係を示す説明用の線図である。
【図3】本発明にかかるレジストパターン形成方法の他
の実施の形態における真空放置時間と現像プロセス条件
との対応表の一例を示す図である。
【符号の説明】
10……レジスト塗布/現像装置、12……真空露光装
置、121……搬出入用真空チャンバー、122……露
光ステージ、123……搬送アーム、124……制御
部、14……ウェハ搬送手段、141……制御部、16
……通信手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスト塗布/現像装置と真空露光装置
    により基板にレジストパターンを形成する方法であっ
    て、前記レジスト塗布/現像装置でレジスト塗布処理さ
    れた後の基板の前記真空露光装置内における露光時間を
    含む真空中での真空放置時間を一定にした、 ことを特徴とするレジストパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記基板の真空放置時間は、前記レジス
    ト塗布/現像装置でレジストを塗布した後の基板を前記
    真空露光装置内に搬入するタイミングを制御することに
    より、一定に管理されることを特徴とする請求項1記載
    のレジストパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記基板を前記真空露光装置内に搬入す
    るタイミングは、前記真空露光装置での基板に対する露
    光開始から露光終了までの露光時間を計算し、この露光
    時間から、前記基板を前記真空露光装置内に搬送するの
    に要する時間を差し引いた時点であることを特徴とする
    請求項2記載のレジストパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 レジスト塗布/現像装置と真空露光装置
    により基板にレジストパターンを形成する方法であっ
    て、 露光時間の異なる基板を前記真空露光装置で露光する場
    合は、前記露光時間の異なるそれぞれの基板に対する真
    空放置時間を同一に設定し、前記各基板の露光終了後
    に、基板毎に前記真空放置時間からそれぞれの基板の露
    光時間を差し引いた残りの時間の間、該基板が真空中に
    保持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    レジストパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 レジスト塗布/現像装置と真空露光装置
    により基板にレジストパターンを形成する方法であっ
    て、 前記真空露光装置での露光時間の異なる各基板に対し、
    それぞれの基板に対する露光時間を含む真空中での放置
    時間に応じて、該基板に対する前記レジスト塗布/現像
    装置での現像プロセス条件を変更させる、 ことを特徴とするレジストパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記現像プロセス条件は、PEB温度・
    時間、現像液濃度・温度、現像時間等であることを特徴
    とする請求項5記載のレジストパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記露光時間の異なる各基板に対する真
    空放置時間と前記現像プロセス条件との対応表を作成
    し、この対応表に基づいて基板に対する現像プロセス条
    件を変更させることを特徴とする請求項5記載のレジス
    トパターン形成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN110794656A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 夏普株式会社 抗蚀膜形成基板的制造方法及其所涉及的工序管理系统

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