JP2002208241A - サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法 - Google Patents

サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法

Info

Publication number
JP2002208241A
JP2002208241A JP2000402967A JP2000402967A JP2002208241A JP 2002208241 A JP2002208241 A JP 2002208241A JP 2000402967 A JP2000402967 A JP 2000402967A JP 2000402967 A JP2000402967 A JP 2000402967A JP 2002208241 A JP2002208241 A JP 2002208241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
magnetic disk
laser light
optical
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000402967A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sasaki
順 佐々木
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000402967A priority Critical patent/JP2002208241A/ja
Publication of JP2002208241A publication Critical patent/JP2002208241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気での記録やエンコーダシートの貼り付け
を必要とせず、クロック信号生成に伴う時間および準備
工数を抑え、さらに反射面の状態変化に比較的強く、か
つ磁気ディスクの軸振動に起因するジッタを抑えるクロ
ック信号生成方法を提供する。 【解決手段】 レーザ発光素子とレーザ受光素子とから
なる複数の光学センサ1と、回転する磁気ディスク2ま
たは該磁気ディスク2のクランプリング3に配設された
光学マーク4と、回転する該光学マーク4を読み取って
クロック信号を生成するクロック信号生成手段5とを有
し、該クロック信号生成手段5は、複数の該光学センサ
1が該光学マーク4を読み取って得られる複数のパルス
信号が互いに相殺する点を算出して該クロック信号を生
成するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
(ヘッドディスクアセンブリまたはディスクエンクロー
ジャを意味し、以下HDAと記す)の製造過程で行うサ
ーボトラックを記録するサーボトラックライタ(以下S
TWと記す)に関する。
【0002】近年のストレージシステムの大容量化・低
コスト化の要求に従い、HDAの生産設備の改善が要求
されている。HDAの製造過程において、HDAのヘッ
ド位置決めに必要な信号(サーボパターン)を書き込む
工程は不可欠であり、これを行うSTWの高性能化およ
びメンテナンスフリー化が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図7はSTWで書き込まれる信号である
従来方式のサーボパターンとクロックパターンの一例を
示す模式図であり、図8は従来方式のSTWの構成の一
例を示す図である。
【0004】図7において、サーボパターン61はデー
タパターン62とは異なり、ヘッド位置決め信号である
ため、半径方向に連続して書き込む必要がある。同じ位
相信号を与えるものであるため、磁気ディスク2の動径
方向に高い絶対的精度をもって書き込まれなければなら
ない。この絶対的精度をもって書き込む際つまりSTW
時に参照する信号がクロックパターン63であり、この
信号を生成するシステムをクロックヘッドシステムとい
う。
【0005】図8において、従来のSTWでは、図示し
ていないHDAの筐体を開口し、外部からプッシュピン
7とクロック専用ヘッド8とを挿入してクロックパター
ン63を書き込んでいた。
【0006】リードライトヘッドを用いてクロック信号
を読み書きする手法としては、例えばUSP5,87
5,064などが開示されている。すなわち、最初に磁
気ディスクの最外周にクロック信号を付与するもので、
磁気ディスク上に浮上しているリードライトヘッドの移
動量をトラック幅の1/2とし、直前に書き込んだクロ
ック信号をリードライトヘッドで再生しながらサーボ信
号を磁気ディスクに記録する。続いてリードライトヘッ
ドを再びトラック幅の1/2の距離だけ移動し、直前に
書き込んだサーボ信号を再生し、これをクロック信号と
して利用する。したがって、サーボトラック書き込みの
工程にかかる時間が従来方式の2倍になり、生産性の低
下につながる可能性がある。
【0007】一方、特開平11−353832では磁気
ディスクのクランプリング部にエンコーダシートを取り
付けてクロック信号を取り出す方法が開示されている。
しかし、この方法では、磁気ディスクの回転と連動した
回転角度検知手段を、磁気ディスクのクランプリング部
に備えていることを必要としている。回転角度検知手段
によって得た信号を用いて磁気ディスクの回転に対応し
たパルス信号を発生させることにより、これをクロック
信号としてサーボ信号の書き込みを行うものである。し
たがって、精密なエンコーダシートを必要とするばかり
でなく、エンコーダシートをクランプリング部に張り付
ける工程を必要とするため、クロック信号生成に伴う準
備工数が増大する。
【0008】また、特開平7−294229や特開平8
−285874には、基準信号発生装置およびそれを用
いた回転情報検出装置を利用し、磁気ディスクのクラン
プリング部にレーザ光を照射することでクロック信号を
得る方法が開示されている。ところが、反射光量の変化
を速度情報として利用するために、反射面の状態やその
変化に極めて敏感であり、クロック信号生成品質が反射
面の状態に大きく依存する。
【0009】さらに、特開平10−320943には、
密閉されたHDA内のサーボトラックに、簡単で廉価な
サーボ書き込みを行う方法が開示されている。この方法
は、あらかじめ基準表面上にクロックトラックが書き込
まれた、あるいはスタンピングされた磁気ディスクをH
DAに組み込み、カー効果を使用して光学ヘッドでこの
クロックトラックを読み出すこと(または組み込んだ後
に磁気ヘッドでクロックトラックを書き込み、これを読
み出すこと)を基本原理としている。
【0010】ところで、ディスクの軸振動には、加工精
度や偏心調整の状態に起因する回転同期成分と、主に共
振によって生じる非同期成分がある。一般に、同期振動
はクロックパルス間のジッタに、非同期振動はクロック
パルスのサイクル間のジッタに影響することが知られて
いる。このようにすべての振動がジッタに影響するた
め、同期・非同期を問わず、ディスクに対しては振動の
低減が必須である。しかし、この基本原理は同期成分に
のみ有効であり、非同期成分に対しては何らの効果も生
じない。
【0011】剛性を向上させることで振動を低減するこ
とは可能であるが、構成部品の小型化・低コスト化が要
求されていることもあり、実現は困難である。
【0012】STWの高性能化のために必要なものの一
つが書き込み密度の向上である。そのためには、低ジッ
タのクロックパターンを提供することが重要である。な
お、ジッタとは周期的な信号の間隔のばらつきのことを
意味し、ディスクの軸振動がジッタに与える影響が大き
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の非
接触型のクロックヘッドシステムにおいては、以下の課
題が生じていた。 1) サーボパターン書き込みの工程にかかる時間が従
来より増大する。 2) クロック信号生成に伴う準備工数が増大する。 3) クロック信号生成品質が反射面の状態に大きく依
存する。 4) ディスクの軸振動がジッタに与える影響が大き
い。
【0014】本発明は、磁気での記録やエンコーダシー
トの貼り付けなどの準備を必要とせず、したがってクロ
ック信号生成に伴う準備工数を抑え、さらに反射面の状
態変化に比較的強く、かつ磁気ディスクの軸振動に起因
するジッタを抑える方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上に述べた課題は、本発
明の〔請求項1〕によれば、レーザ発光素子とレーザ受
光素子とからなる複数の光学センサと、回転する磁気デ
ィスクまたは該磁気ディスクのクランプリングに配設さ
れた光学マークと、回転する該光学マークを読み取って
クロック信号を生成するクロック信号生成手段とを有
し、該クロック信号生成手段は、複数の該光学センサが
該光学マークを読み取って得られる複数のパルス信号が
互いに相殺する点を算出して該クロック信号を生成する
ものであることを特徴とするサーボトラックライタとす
ることで達成される。
【0016】すなわち、回転する磁気ディスクまたは磁
気ディスクのクランプリングに配設された光学マーク
を、レーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる複数の
光学センサで交互に読み取るようにしている。この読み
取った複数のパルス信号が互いに打ち消し合う点、すな
わち相殺する点を算出してクロック信号を生成するよう
にしている。
【0017】例えば、二つのパルス信号の際には二つの
パルス信号の中間点となる。こうして、回転軸の振動に
起因して発生するクロック信号のジッタを低減すること
ができる。
【0018】ここで、複数の光学センサは、磁気ディス
クまたは磁気ディスクのクランプリングの回転軸を中心
にして対向する位置で光学マークを読み取り、かつ対向
する位置が対称なときには、中間点を中心点とすること
ができる。
【0019】また、本発明の〔請求項2〕によれば、レ
ーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる複数の光学セ
ンサのそれぞれによって回転する磁気ディスクまたは該
磁気ディスクのクランプリングに配設された光学マーク
を読み取り、読み取った複数のパルス信号が互いに相殺
する点を算出してクロック信号を生成することを特徴と
するクロック信号生成方法とすることで達成される。
【0020】すなわち、回転する磁気ディスクまたは磁
気ディスクのクランプリングに配設された光学マーク
を、レーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる複数の
光学センサで読み取るようにしている。そして読み取っ
て得られる複数のパルス信号が互いに打ち消し合う点、
すなわち相殺する点を算出してクロック信号にするよう
にしている。こうして、回転軸の振動に起因して発生す
るクロック信号のジッタを低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるクロック信
号生成方法を用いたSTWの構成を示す図であり、図2
は、本発明の原理を説明する図である。また、図3は磁
気ディスクの回転軸が振動したときに本発明の光学セン
サが感知する振幅を示す図である。なお、図1〜3では
レーザに対して透明な窓は省略してある。
【0022】ここでは二つの光学センサを用いた例を示
しており、従来例を示す図7、8までを含めて、符号1
は光学センサを、11は順相センサを、12は逆相セン
サを、2は磁気ディスクを、3はクランプリングを、4
は光学マークを、5はクロック信号生成手段を、51は
検出系を、52はクロック処理系を、53はSTW処理
系を、6はパターンを、61はサーボパターンを、62
はデータパターンを、63はクロックパターンを、7は
プッシュピンを、8はクロック専用ヘッドを、10はリ
ードライトヘッドをそれぞれ示している。
【0023】図1において、光学センサ1で読み取った
信号は検出系51で二つのパルス信号とされ、クロック
処理系52で二つのパルス信号から中間点を算出してク
ロック信号が生成され、さらにSTW処理系53でサー
ボ書き込み用のサーボ信号とされる。
【0024】ここで、光学センサ1は図示していない筐
体の外に設けてあり、レーザ発光素子が出力するレーザ
光と、レーザ受光素子に入力するレーザ光は筐体に設け
たレーザに対して透明な窓を通して入出力する。
【0025】図2において、レーザ発光素子とレーザ受
光素子とからなる二つの光学センサ1は磁気ディスクの
クランプリング3に相対した位置に回転軸に対して対称
になるように設置する。
【0026】レーザ発光素子およびレーザ受光素子から
なる二つの光学センサ1は、図示していない同一の治具
に固定されている。なお、これ以降では、図2に示すレ
ーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる二つの光学セ
ンサ1のうち、一方を順相センサ11、他方を逆相セン
サ12と呼称する。
【0027】図3において、磁気ディスクのクランプリ
ング3の回転中心が振幅Δyだけ振動したときに順相セ
ンサ11が感知するパルス信号は、速度が増加する方向
に移動し、一方逆相センサ12が感知するパルス信号
は、速度が減少する方向に移動する。
【0028】図2に示すように、クランプリング3の回
転中心にターゲット座標系Σtを想定し、ターゲットと
レーザ発光素子とレーザ受光素子のアライメントを表
す。X、Y、Z、θx 、θy 、θz の各方向に微小変位
Δx 、Δy 、Δz 、Δθx 、Δθy 、Δθz を与え、こ
のとき順相センサ11および逆相センサ12の読み取り
によって生じるジッタ量を、順相センサ11・逆相セン
サ12それぞれについてΔ tf Δ tr と定義する。
【0029】測定面であるクランプリング3は、磁気デ
ィスクを回転軸に固定するために使用されるものであ
る。クランプリング3の表面には、順相センサ11と逆
相センサ12が回転を認識するために少なくとも1本の
直径方向の線状の光学マーク4が施してある。
【0030】この光学マーク4は、光学センサ1が明暗
の判別をできる程度のものでよい。順相センサ11と逆
相センサ12の照射位置を、中心からX軸方向にrと定
める。
【0031】ここに示した誤差要素のうち、最も顕著に
ジッタ量に影響を与えるものはΔyである。そこで、y
成分の誤差要素について解析を行うに際し、磁気ディス
クの回転軸に振動が生じた場合、前回転時と今回転時に
おける同一点の位相誤差の最大値Δφmax は、図3に示
す関係から分かるように、式(1)で表される。
【0032】 Δφmax =2Δy/r ────(1) 本発明のクロック信号生成方法に従えば、磁気ディスク
が回転し、回転軸が図3に示すy方向に振動すると、順
相センサ11に対するクランプリング3上の定点の移動
方向と、逆相センサ12に対するクランプリング3上の
定点の移動方向が逆になる。すなわち、順相センサ11
におけるジッタ量Δtf 、逆相センサ12におけるジッ
タ量Δtr は大きさが同じで向きが逆となるようにして
いる。
【0033】クランプリング3の回転数が毎分f回転で
あるとすれば、前述の位相誤差に対して、ジッタ量Δt
f 、およびΔtr は式(2)で表される。
【0034】 |Δtf |=|Δtr |=Δy/πrf ────(2) 本発明による順相センサ11および逆相センサ12の信
号に生じるジッタのタイミングを模式的に示したのが図
4である。ここで、X軸は時間軸であり、Y軸は任意ス
ケールの信号出力である。
【0035】ここに示す光学センサ1の設置方法では、
Δtf 、Δtr の大きさが同じで向きが逆であるので、
顕著な誤差要素がy成分によると仮定したことには依存
しない。
【0036】順相センサ11の信号と逆相センサ12の
信号の間の時間である信号間隔を内部クロック回路で観
測し、例えば順相センサ11の信号のパルス時刻に、こ
の信号間隔を2で割った数値を加算した位置に生成した
信号を書き込む。本発明による順相センサ11および逆
相センサ12の信号と生成した信号との時間関係を模式
的に示したのが図5である。個々でのX軸、Y軸は図4
と同様である。
【0037】すなわち、生成した信号は、互いに反対方
向で常に同一のジッタ量を持つ二つの信号に挟まれてい
ることから、クロックパルスは振動に起因するジッタの
影響を受けない信号である。また、磁気ディスクの回転
と同時にパルス信号が生成されるので、従来方式で示し
たようなSTWに要する時間の増大は伴わない。
【0038】以下に、実施例により本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0039】図6は本発明によるクロック信号生成方法
を用いた主要構成部を示す図であり、図1の主要部に相
当する。なお、寸法についてはHDAの場合には機種ご
とにそれぞれ異なるので、ここではディスク径が2.5
インチおよび3.5インチのものについての例を示して
あり、単位はmmである。
【0040】通常、HDAの回転数は例えば4200〜
10000rpmであり、そのときの軸振動の振幅は実
測したところp−p値で例えば5400rpmのとき2
4nm程度、例えば7200rpmのとき37nm程度
であった。したがって、現在のHDAにおいては、軸振
動の振幅をp−p値で例えば50nm、照射位置を例え
ばr=15mm、回転数を例えば5400rpm(=9
0Hz)とすると、順相センサ11および逆相センサ1
2が感知するジッタ量Δtf およびΔtr は、ともに |Δtf |=|Δtr |=50×10-9/ π×15×10-3×90
=1.2 ×10-8(秒) となり、ジッタ量はp−p値で約12nsとなる。
【0041】これに対し、本発明によるクロック信号生
成方法を用いることにより、約12nsのジッタ量を抑
えたパルス信号を発することができる。
【0042】本実施例では、図1に示したように、磁気
ディスク2のクランプリング3の部分の上部にレーザ光
を照射するためのレーザ発光素子と、レーザ光を受光す
るレーザ受光素子とからなる二つの光学センサ1を装備
しているが、磁気ディスク2の上部に位置する部分にレ
ーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる二つの光学セ
ンサ1を装備してもよい。
【0043】また本実施例ではレーザを用いたが、レー
ザに限定されるものではない。さらに、磁気ディスクの
寸法・回転数や、光学センサの位置関係などは種々の変
形が可能である。 (付記1) レーザ発光素子とレーザ受光素子とからな
る複数の光学センサと、回転する磁気ディスクまたは該
磁気ディスクのクランプリングに配設された光学マーク
と、回転する該光学マークを読み取ってクロック信号を
生成するクロック信号生成手段とを有し、該クロック信
号生成手段は、複数の該光学センサが該光学マークを読
み取って得られる複数のパルス信号が互いに相殺する点
を算出して該クロック信号を生成するものであることを
特徴とするサーボトラックライタ。 (付記2) 複数の前記光学センサは二つの光学センサ
であり、互いに相殺する点は中間点である付記1記載の
サーボトラックライタ。 (付記3) 二つの前記光学センサは、前記磁気ディス
クまたは前記磁気ディスクのクランプリングの回転軸を
中心にして対向する位置で前記光学マークを読み取る付
記1記載のサーボトラックライタ。 (付記4) 前記対向する位置が対称なときは前記中間
点が中心点になる付記3記載のサーボトラックライタ。 (付記5) 複数の前記光学センサは、前記磁気ディス
クを収納する筐体に外装されており、前記光学マークを
該筐体に設けた透明な窓を通して読み取る付記1乃至3
のいずれかに記載のサーボトラックライタ。 (付記6) レーザ発光素子とレーザ受光素子とからな
る複数の光学センサのそれぞれによって回転する磁気デ
ィスクまたは該磁気ディスクのクランプリングに配設さ
れた光学マークを読み取り、読み取った複数のパルス信
号が互いに相殺する点を算出してクロック信号を生成す
ることを特徴とするクロック信号生成方法。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
HDAの筐体にレーザ光が透過する透明な窓を設け、レ
ーザ発光素子とレーザ受光素子とからなる複数の光学セ
ンサを用いることでクロック信号専用のヘッドを外部か
ら挿入することなしに磁気ディスクの回転軸の振動に伴
うクロック信号のジッタ発生を抑制でき、また、従来は
クリーンルームで行っていたサーボトラックの書き込み
を一般環境で行えるという効果も得られる。
【0045】これによって、サーボ信号書き込みの線密
度の向上が図れるという効果をもたらし、HDAの製造
装置の、ひいてはHDAの性能向上に寄与するところが
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるクロック信号生成方法を用いた
STWの構成を示す図。
【図2】 本発明の原理を説明する図。
【図3】 磁気ディスクの回転軸が振動したときに本発
明の光学センサが感知する振幅を示す図。
【図4】 本発明による順相センサおよび逆相センサの
信号に生じるジッタのタイミングを模式的に示す図。
【図5】 本発明による順相センサおよび逆相センサの
信号と生成した信号との時間関係を模式的に示す図。
【図6】 本発明によるクロック信号生成方法を用いた
主要構成部を示す図。
【図7】 従来方式のサーボパターンとクロックパター
ンの一例を示す模式図。
【図8】 従来方式のSTWの構成の一例を示す図。
【符号の説明】
1 光学センサ 11 順相センサ 12 逆相センサ 2 磁気ディスク 3 クランプリング 4 光学マーク 5 クロック信号生成手段 51 検出系 52 クロック処理系 53 STW処理系 6 パターン 61 サーボパターン 62 データパターン 63 クロックパターン 7 プッシュピン 8 クロック専用ヘッド 9 リードライトヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発光素子とレーザ受光素子とから
    なる複数の光学センサと、回転する磁気ディスクまたは
    該磁気ディスクのクランプリングに配設された光学マー
    クと、回転する該光学マークを読み取ってクロック信号
    を生成するクロック信号生成手段とを有し、 該クロック信号生成手段は、複数の該光学センサが該光
    学マークを読み取って得られる複数のパルス信号が互い
    に相殺する点を算出して該クロック信号を生成するもの
    であることを特徴とするサーボトラックライタ。
  2. 【請求項2】 レーザ発光素子とレーザ受光素子とから
    なる複数の光学センサのそれぞれによって回転する磁気
    ディスクまたは該磁気ディスクのクランプリングに配設
    された光学マークを読み取り、読み取った複数のパルス
    信号が互いに相殺する点を算出してクロック信号を生成
    することを特徴とするクロック信号生成方法。
JP2000402967A 2000-12-28 2000-12-28 サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法 Pending JP2002208241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402967A JP2002208241A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402967A JP2002208241A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002208241A true JP2002208241A (ja) 2002-07-26

Family

ID=18867164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000402967A Pending JP2002208241A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002208241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7233453B2 (en) * 2002-08-30 2007-06-19 Fujitsu Limited Servo track writing device and method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7233453B2 (en) * 2002-08-30 2007-06-19 Fujitsu Limited Servo track writing device and method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060053171A (ko) 편심율을 보상하는 이중 인코더 장치를 구비하는 회전식레코더
US6829118B1 (en) Optical rotational position information detecting apparatus
JP2002208241A (ja) サーボトラックライタおよびクロック信号生成方法
US6009063A (en) Universal portable minidisk drive system
EP1008986B1 (en) METHOD and DEVICE for adjusting an optical axis angle in an optical disk device
JP3023206B2 (ja) サーボライタのヘッド位置決め装置
US6188484B1 (en) Method and apparatus for measuring angular displacement of an actuator arm relative to a reference position
JP2616570B2 (ja) サーボトラック書き込み装置
JP4218521B2 (ja) サーボ信号書き込み装置およびサーボ信号書き込み方法
US6414814B1 (en) Method and apparatus for minimizing once per revolution positional errors in single disc servo track writing
JPH03288380A (ja) サーボ信号書込装置
JP3850694B2 (ja) 磁気ヘッド位置検出機能付きディスク特性評価装置
EP0644533A1 (en) Artifact, method, and apparatus for clock signal generation for computer memory disks
JPS63161538A (ja) 情報記録再生装置のトラツキング制御装置
Baker et al. Servotrackwriter with improved positioning system
JP2005032389A (ja) 情報書き込み装置
JP3792945B2 (ja) サーボデータ書き込み装置及び方法
JPH1089936A (ja) ディスクの反り形状表示方法
JPH10320943A (ja) 光学ヘッド・サーボ・ライタ
JP2006344368A (ja) 磁気ヘッド位置検出機能付きディスク特性評価装置
JPS58194176A (ja) 磁気ヘツド位置決め方式
JPH05189894A (ja) ヘッド・ディスク・アッセンブリのヘッドの位置決め方式
Xian-deng et al. A measuring solution for mechanical characteristics of MO disks
JP2002150619A (ja) 光ディスク原盤露光装置
JPH0654229B2 (ja) 揺動形ア−ムの回転角検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090210