JP2002207841A - ナビゲーションシステム及びその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が携帯端末に目的地や目的行為を入力す
ると、次々に目的地及び行動指示を利用者に対して通知
するナビゲーションシステム及びその方法を提供する。 【解決手段】予め利用者１０、１０…の年齢、性別又は
嗜好等の利用者情報と関連付けて、行動する際の日時、
期間、費用、人数又は目的等に応じた目的地２０、２０
…を記憶する記憶手段と、利用者１０、１０…自身の嗜
好等のプロフィールを入力する入力手段４２、４２…
と、前記記憶手段に記憶されている目的地２０、２０…
の情報の中から前記プロフィールに関連する目的地２
０、２０…又は行動順序等の行動情報を所定のアルゴリ
ズムに基づいて選出する処理手段と、前記選出した行動
情報を利用者１０、１０…に通知する通知手段（表示手
段４４）とを備えたので、次々に目的地及び行動指示を
利用者１０、１０…に対して通知することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステム及びその方法に係り、特に利用者の将来の目的地
又は経路を通知するナビゲーションシステム及びその方
法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、旅行の工程やデートコースを予め
調査する場合には、ガイドブックやタウン情報誌を参考
にして、希望又は予想されるシチュエーションに対応し
た観光場所や飲食店、道順等を決めていた。

【０００３】また、インターネットを用いた検索情報か
ら携帯電話やＰＨＳ等で取得する位置情報をサービス側
が受信し、利用者の居る場所に対応した情報やメニュー
をリアルタイムで提供するサービスが知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
ブック、タウン情報誌、旅行案内及びデートコース案内
等の資料を参考にして観光場所や道順を調査する場合に
は、これらのガイドブック等の情報は陳腐化した過去の
古い情報であるため、その時に応じたリアルタイムの情
報までは知ることができない。したがって、実際に行っ
てみると状況が変化しており、思ったような旅行になら
ないという不具合を生じていた。また、これらのガイド
ブック等の情報は決め打ちのプリセット情報であり、利
用者の気分や希望に合致した情報でない場合が多いとい
う不具合を生じていた。

【０００５】また、インターネットを用いた検索情報を
受信する方法でも、利用者の居る場所に対応した情報や
メニューをリアルタイムにて得られる可能性はあるもの
の、それぞれが独立した情報であり、このばらばらな単
一情報の集合であって何の関連付けもされていない情報
を利用者自身が選択してつなぎ合わせる必要がある。す
なわち、各場所の点情報を利用者がルート情報と時間情
報とを組み合わせて計画をたてる必要があった。

【０００６】したがって、工程やサービスの組み立ては
利用者自身が考えなければならず、利用者が行き先情報
やルート情報についてある程度予め知識を持っていない
と、工程やサービスをうまく組み立てることができない
という不具合を生じていた。更に、現在の場所に対応し
た現在の情報が得られても行き先の現在の情報を得るこ
とができないという不具合を生じていた。

【０００７】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、利用者が携帯端末に目的地や目的行為を入力
すると、次々に目的地及び行動指示を利用者に対して通
知するナビゲーションシステム及びその方法を提供する
ことを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、利用者の将来の目的地を通知するナビゲー
ションシステムであって、予め利用者の年齢、性別又は
嗜好等の利用者情報と関連付けて利用者が行動する際の
日時、期間、費用、人数、交通手段、評価情報又は目的
等に応じた目的地の情報を記憶する記憶手段と、利用者
自身の年齢、性別又は嗜好等のプロフィールを利用者が
入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶されている目
的地の情報の中から前記入力されたプロフィールに関連
する目的地又は行動順序等の行動情報を所定のアルゴリ
ズムに基づいて選出する処理手段と、前記選出した行動
情報を利用者に通知する通知手段とを備えたことを特徴
としている。

【０００９】本発明によれば、予め利用者の年齢、性別
又は嗜好等の利用者情報と関連付けて利用者が行動する
際の日時、期間、費用、人数、交通手段、評価情報又は
目的等に応じた目的地の情報を記憶する記憶手段と、利
用者自身の年齢、性別又は嗜好等のプロフィールを利用
者が入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶されてい
る目的地の情報の中から前記入力されたプロフィールに
関連する目的地又は行動順序等の行動情報を所定のアル
ゴリズムに基づいて選出する処理手段と、前記選出した
行動情報を利用者に通知する通知手段とを備えたので、
利用者が携帯端末に目的地や目的行為を入力することに
よって、次々に目的地及び行動指示を利用者に対して通
知することが可能となる。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るナビゲーションシステム及びその方法の好ましい実
施の形態について詳説する。

【００１１】図１に、本発明に係るナビゲーションシス
テムの構成を示す。

【００１２】同図によれば、利用者１０に対して将来の
目的地２０を案内するナビゲーションシステムは、利用
者１０が携行している携帯端末の一形態である携帯電話
４０と、利用者１０の利用者情報や目的地２０の情報を
記憶しているサーバ９０とから構成されている。

【００１３】携帯電話４０には、利用者１０自身の年
齢、性別又は嗜好等のプロフィールや目的等の利用者情
報を入力する入力手段４２、４２…と、目的地２０や経
路に関する情報等を表示して利用者１０に案内通知する
表示手段４４（通知手段）と、サーバ９０等の他の通信
機器と相互に情報の送受信が可能な無線の通信手段４６
とが設けられている。

【００１４】また、サーバ９０には、予め利用者１０の
年齢、性別又は嗜好等の利用者情報と関連付けて利用者
１０が行動する際の日時、期間、費用、人数、交通手
段、評価情報、目的又は環境情報等に応じた目的地２０
（「お店」又は「スポット」等）の情報を記憶している
ハードディスク等の記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れている目的地２０の情報の中から利用者１０のプロフ
ィール又は目的等の利用者情報に関連する目的地２０、
経路又は行動順序等の行動情報を所定の処理アルゴリズ
ムに基づいて選出する処理手段（サーバ９０がコンピュ
ータである場合には情報処理手段等が該当する）とが設
けられている。

【００１５】またサーバ９０には、携帯電話４０と情報
の送受信が可能であるとともに、目的地２０から利用者
１０等が目的地２０を利用するのに適した年齢、性別、
嗜好又は目的等の利用者情報及び、該利用者情報と関連
付けられた利用に際しての日時、期間、費用、人数、交
通手段、評価情報、目的、目的地２０が情報を通知して
もらうための利用料金等の情報、又は、利用者１０が行
動する経路の交通情報又は利用者１０が行動する経路の
気象情報等の環境情報等の目的地２０の情報を目的地２
０側から受信することが可能な通信手段９６とが設けら
れている。

【００１６】図２に、利用者１０が入力する利用者情報
のデータベースの例を示す。

【００１７】同図によれば利用者情報には、利用者１０
の氏名、住所、年齢、性別、携帯電話４０の電話番号、
現在位置、趣味や趣向に関する情報、利用者１０が希望
する旅行や行動の目的等の情報が含まれている。利用者
１０は、携帯電話４０の入力手段４２、４２…を操作し
て行動の目的等を入力すると、携帯電話４０はサーバ９
０に対して利用者１０の行動の目的情報を送信する。な
お、このとき利用者１０の目的情報とともに、携帯電話
４０の記録手段が記録している携帯電話４０の電話番号
や利用者１０の氏名等の個人情報を、サーバ９０に送信
するようにしてもよい。前記利用者情報を受信したサー
バ９０は、該受信した情報を図２に示す形態で記憶手段
に記憶する。

【００１８】また、利用者１０は、予めナビゲーション
システムのサーバ９０に、利用者１０自身の年齢、性
別、嗜好等の個人情報を送信して登録しておいてもよ
い。

【００１９】なお、利用者１０の現在位置は位置情報取
得手段が取得する。例えば位置取得手段は、利用者１０
が直接入力した位置情報を携帯電話４０から受信して記
憶してもよいし、携帯電話４０の基地局から携帯電話４
０の位置情報を取得して記憶してもよいし、携帯電話４
０にＧＰＳ（Global Positioning System ）の位置検出
機能を設けて携帯電話４０から位置情報を受信して記憶
してもよいし、利用者１０が利用中の目的地２０、２０
…から利用者１０の位置情報を受信して記憶してもよ
い。

【００２０】図３に、目的地情報のデータベースを示
す。

【００２１】同図によれば目的地情報には、各目的地２
０、２０…の名称と、各目的地２０、２０…の住所や最
寄りの駅名等の位置情報と、嗜好又はジャンルの情報
と、推奨する利用者１０の適応年齢層情報と、利用の価
格帯情報と、以前に利用した人から得た感想等の利用者
評価（感想情報）と、目的地２０、２０…が推奨する利
用目的例情報と、同じく推奨する利用時間帯情報、人数
情報等の情報が含まれている。

【００２２】これらの年齢、性別、嗜好又は目的等の利
用者情報及び、該利用者情報と関連付けられた利用に際
しての日時、期間、費用、人数、交通手段、評価情報又
は目的等に応じた目的地２０、２０…の情報は、サーバ
９０に設けられている通信手段９６（受信手段）が情報
を受信して記憶手段に記憶する。

【００２３】また、図３に示される利用者評価情報は、
以前に該当する目的地を利用した利用者１０が携帯電話
４０を介して入力し、該入力した情報が携帯電話４０か
らサーバ９０に送信されて、サーバ９０の情報処理手段
が集計したフィードバック情報である。また、目的地２
０、２０…は、混雑状況、タイムサービス情報などを随
時加味することにより、目的地２０、２０…のデータベ
ースは随時変更され、リアルタイムな情報提供を可能に
している。

【００２４】なお、目的地２０の他の具体例として、商
店、観光スポット、映画館、コンサート会場、イベント
会場、劇場、ゴルフ場、スキー場、温泉、遊園地等が挙
げられる。

【００２５】図４に、目的地２０、２０…等が発信する
環境情報データベースを示す。

【００２６】同図によれば、環境情報には、各目的地２
０、２０…における季節、気温、天候、混雑情報、交通
情報等の環境項目が記録されている。これらの環境情報
は、各目的地２０、２０…が時々刻々の最新情報を自動
的にサーバ９０に送信して、サーバ９０の環境情報デー
タベースが更新される。

【００２７】図５に、所定のアルゴリズムによって算出
した利用者１０に通知する目的地の算出結果例を示す。

【００２８】利用者１０が携帯電話４０の入力手段４
２、４２…を介して利用者１０自身の年齢、性別、嗜好
等のプロフィール又は行動の目的、行動に際しての予
算、行動の日時等を入力して、通信手段４６を介してサ
ーバ９０の通信手段９６に送信する。該プロフィール又
は行動の目的等の情報を受信したサーバ９０の情報処理
手段は、該受信した情報を利用者情報データベースに記
録する。そして、該更新した利用者情報データベース
と、目的地データベースと、環境情報データベースとを
総合評価して、情報処理手段は登録されている多数の目
的地の中から問い合わせのあった利用者１０に最適な目
的地２０、２０…を選出する。

【００２９】同図によれば目的地２０、２０…の算出結
果には、目的地２０、２０…と、利用者最適度評価と、
環境最適度評価と、目的地情報と、評価値とが示されて
いる。該選出された目的地のコースメニューは、通信手
段９６を介して利用者１０側の携帯電話４０に送信され
る。

【００３０】該目的地のコースメニューを通信手段４６
を介して受信した携帯電話４０は、受信した目的地のコ
ースメニューを表示手段４４に表示して、利用者１０に
通知する。

【００３１】図６に、利用者１０が実際にナビゲーショ
ンシステムを利用する際のフローチャートを示す。

【００３２】利用者１０が携帯電話４０の入力手段４
２、４２…を介して行動の目的行為や目的地に関する、
予算、時間、交通手段等の情報を入力する。例えばここ
で利用者が「海のドライブ・デートコース」の目的情報
を入力したとする。利用者が入力した目的情報は、「開
始」の情報ととも携帯電話４０の通信手段４６からサー
バ９０の通信手段９６送信される。

【００３３】サーバ９０では、その時点で各種データベ
ースに記憶されている全ての情報に基づいて、利用者１
０の嗜好、現在位置と交通の混雑状況、時間、天候、行
き先の混雑状況などを加味して次の目的地（場所、行き
方、目的地の紹介）を１乃至複数選出する。サーバ９０
は、その複数の目的地２０、２０…に関する「コースメ
ニュー」情報を携帯電話４０に送信して表示手段４４に
表示させ、利用者１０に通知して案内する。

【００３４】利用者１０は、表示されている１乃至複数
の目的地２０、２０…の情報の中から所望の目的地２０
（観光スポット、お店等）を選択する。すると携帯電話
４０からサーバ９０には「コース選択」情報が送信され
る。利用者が選択した目的地２０に関する情報を受信し
たサーバ９０は、選択された目的地２０に対して最新の
状況の通知を要求する「状況問い合わせ」情報を送信す
る。

【００３５】該「状況問い合わせ」情報を受信した目的
地２０（お店）では、現在の最新のタイムサービス情報
や混雑状況等の「フィードバック」情報をサーバ９０に
対して応答する。

【００３６】該「フィードバック」情報を受信したサー
バ９０は、該受信した「フィードバック」情報に基づい
た目的地２０の「（お店）ガイド１」を携帯電話４０に
送信して、表示手段４４に表示させる。該目的地の情報
を通知された利用者１０は、表示されている案内に基づ
いて行動（海へ行く等）し、目的地２０に到着して時間
を過ごす。

【００３７】本実施例のように、海へ行くという目的に
対応した目的地２０を選出した結果、途中の経路の一部
が混雑しているという環境情報をサーバ９０が認識して
いる場合には、サーバ９０の情報処理手段は利用者が目
的へ到着する途中の経路で混雑を避けるために、食事や
他の観光スポットを紹介するようにしてもよい。

【００３８】また、利用者に経路を通知するに際して、
ウィザードのようにブラックボックス的な表示方法を用
いてもよい。また、利用者１０が、携帯電話４０の表示
手段段４４に表示されている案内情報に従いたくない場
合には、特に指示に従う必要はない。サーバ９０の情報
処理手段は、利用者１０が表示されている情報に従わな
い場合、例えば利用者が所定の時間帯に前回通知した行
動情報と異なった目的地２０、２０…に存在する場合に
は、新たに目的地又はルート（行動順序等）の行動情報
を所定のアルゴリズムに基づいて選出して再び利用者に
対して通知する「リルート」機能を備えていてもよい。

【００３９】また、表示手段４４に表示された目的地２
０が利用者の意向にそぐわない場合には、利用者１０の
指示に基づいてトップメニューに戻るなどして別の目的
地２０、２０…の選出を行ってもよい。

【００４０】このようにして利用者１０は、携帯電話４
０の表示手段４４に表示されている案内に従って次々と
目的地に到着し、目的（水泳、飲食、ショッピング、観
光等）を果たし、サーバ９０に対して次の目的地の案内
を要求する。その際に、サーバ９０は利用者１０に目的
の状況、感想などの評価情報の入力を要求して、サーバ
９０の目的地情報（満足度ランキング等の情報の作成
等）を充実させてもよい。

【００４１】利用者が満足度等の情報を携帯電話４０を
介して入力すると、該「感想フィードバック」の情報は
サーバ９０に送信されて利用者評価値が算出され、記憶
手段に記憶される。そして、次の目的地２０に関する案
内がサーバから携帯電話４０に送信される。

【００４２】上記のようにして、次々と次の目的地の案
内を通知されることにより、利用者１０は所定の目的を
達成することが可能となる。所望の行動が終了して、利
用者が該ナビゲーションシステムの利用を終了する場合
には、入力手段４２、４２…を介して入力された「終
了」情報はサーバ９０に送信され、一連のナビゲーショ
ンシステムの処理を終了する。

【００４３】なお、目的地のデータベースに記憶される
営利目的の目的地２０、２０…（お店など）から通知の
ための利用料金（掲載料金）を収集することにより、目
的地２０の選出結果が僅差の場合はより多くの利用料金
を支払っている他の目的地を優先して選出するナビゲー
ションシステムとしてもよい。また、利用料金の収集方
法として、実際に利用があった目的地２０、２０…から
のみ紹介料等の利用料金を受け取るようにしてもよい。

【００４４】また、観光スポット等の各目的地２０、２
０…で記念写真をサービス提供者側が撮影し、利用者に
撮影した画像を提供するようにしてもよい。また、スタ
ンプラリーのように全ての目的地２０、２０…における
写真が全てそろうと利用者に対する特典があるなど、ゲ
ーム的要素を取り入れてもよい。また、目的地を記載し
た行動地図とともに、撮影した写真を最後の店でプリン
トとして利用者に渡すような、オリエンテーリングの要
素を取り入れてもよい。

【００４５】なお、上記の実施の形態では、目的地の情
報を記憶する記憶手段及び行動情報を所定の処理アルゴ
リズムに基づいて算出する処理手段をサーバ９０に設け
た例で説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、携帯電話４０に設けても本発明の目的を達成する
ことが可能である。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係るナビゲ
ーションシステムによれば、予め利用者の年齢、性別又
は嗜好等の利用者情報と関連付けて利用者が行動する際
の日時、期間、費用、人数、交通手段、評価情報又は目
的等に応じた目的地の情報を記憶する記憶手段と、利用
者自身の年齢、性別又は嗜好等のプロフィールを利用者
が入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶されている
目的地の情報の中から前記入力されたプロフィールに関
連する目的地又は行動順序等の行動情報を所定のアルゴ
リズムに基づいて選出する処理手段と、前記選出した行
動情報を利用者に通知する通知手段とを備えたので、利
用者が携帯端末に目的地や目的行為を入力することによ
って、次々に目的地及び行動指示を利用者に対して通知
することが可能となる。

【００４７】また、本発明に係るナビゲーション方法に
よれば、サービスサーバは目的、予算等のコースメニュ
ーを利用者の携帯端末に送信し、利用者は前記コースメ
ニューから所望のコースを選択し、そのコース選択の情
報を携帯端末から前記サービスサーバに送信し、前記サ
ービスサーバは少なくとも前記コース選択の情報に基づ
いて所定のアルゴリズムにしたがってお店、観光地等の
少なくとも１つの目的地が組み込まれているコースを選
定し、利用者の携帯端末を介して利用者を前記選定した
コースに組み込まれている目的地に案内するようにした
ので、利用者に次の行動指示を通知することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るナビゲーションシステムの構成を
示す図

【図２】利用者が入力した利用者情報データベースを示
す図表

【図３】目的地情報データベースを示す図表

【図４】目的地が発信する環境情報データベースを示す
図表

【図５】所定のアルゴリズムによって算出した目的地を
示す図表

【図６】利用者がナビゲーションシステムを利用する際
のフローチャート

【符号の説明】

１０…利用者、４０…携帯電話、４２…入力手段、４４
…表示手段、４６…通信手段、９０…サーバ、９６…通
信手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新貝 安浩 埼玉県朝霞市泉水３丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 並木 麻 東京都港区西麻布２丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 加來 俊彦 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 利用者の将来の目的地を通知するナビゲ
   ーションシステムであって、 予め、利用者の年齢、性別又は嗜好等の利用者情報と関
   連付けて、利用者が行動する際の日時、期間、費用、人
   数、交通手段、評価情報又は目的等に応じた目的地の情
   報を記憶する記憶手段と、 利用者自身の年齢、性別又は嗜好等のプロフィールを利
   用者が入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されている目的地の情報の中から、
   前記入力されたプロフィールに関連する目的地又は行動
   順序等の行動情報を所定のアルゴリズムに基づいて選出
   する処理手段と、 前記選出した行動情報を利用者に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
2. 【請求項２】 利用者の将来の目的地を通知するナビゲ
   ーションシステムであって、 予め、利用者の行動の目的に関する情報と関連付けて、
   利用者が行動する際の日時、期間、費用、人数、交通手
   段又は評価情報等に応じた目的地の情報を記憶する記憶
   手段と、 利用者が行動の目的を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されている目的地の情報の中から、
   前記入力された行動の目的に関連する目的地又は行動順
   序等の行動情報を所定のアルゴリズムに基づいて選出す
   る処理手段と、 前記選出した行動情報を利用者に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
3. 【請求項３】 前記処理手段は、目的地側が支払う通知
   のための利用料金の額に応じて、複数の目的地の中から
   所定の目的地を選出することを特徴とする請求項１又は
   ２のナビゲーションシステム。
4. 【請求項４】 前記目的地の情報には、利用者が行動す
   る経路の交通情報又は利用者が行動する経路の気象情報
   等の環境情報が含まれることを特徴とする請求項１、２
   又は３のナビゲーションシステム。
5. 【請求項５】 前記記憶手段と処理手段とは、第１の通
   信手段を備えたサーバに設けられており、 前記入力手段と通知手段とは、第２の通信手段を備えた
   携帯端末に設けられており、 前記サーバと携帯端末とは、前記各々の通信手段を介し
   て相互に情報の送受信が可能であることを特徴とする請
   求項１乃至４のいずれか１に記載のナビゲーションシス
   テム。
6. 【請求項６】 利用者が目的地を利用するのに適した年
   齢、性別、嗜好又は目的等の利用者情報及び、該利用者
   情報と関連付けられた利用に際しての日時、期間、費
   用、人数、交通手段、評価情報又は目的等に応じた目的
   地の情報を目的地から受信する受信手段を備え、 前記記憶手段は、前記受信した目的地の情報を記憶する
   ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１に記載の
   ナビゲーションシステム。
7. 【請求項７】 前記記憶手段と処理手段と前記受信手段
   とは、第１の通信手段を備えたサーバに設けられてお
   り、 前記入力手段と通知手段とは、第２の通信手段を備えた
   携帯端末に設けられており、 前記サーバと携帯端末とは、前記各々の通信手段を介し
   て相互に情報の送受信が可能であることを特徴とする請
   求項６に記載のナビゲーションシステム。
8. 【請求項８】 前記サーバは、前記携帯端末が存在する
   位置の情報を取得する位置情報取得手段を備えたことを
   特徴とする請求項５又は７のナビゲーションシステム。
9. 【請求項９】 前記サーバは、目的地から利用者が存在
   する位置の情報を取得する位置情報取得手段を備えたこ
   とを特徴とする請求項５又は７のナビゲーションシステ
   ム。
10. 【請求項１０】 前記処理手段は、利用者が所定の時間
    帯に前記通知した行動情報と異なった目的地に存在する
    場合には、新たに目的地又は行動順序等の行動情報を所
    定のアルゴリズムに基づいて選出するリルート機能を備
    えたことを特徴とする請求項８又は９のナビゲーション
    システム。
11. 【請求項１１】 前記入力手段は、利用者が利用した目
    的地の感想を入力する機能を備え、 前記記憶手段は、前記入力された感想情報に基づいて、
    評価情報を更新することを特徴とする請求項１乃至１０
    のいずれか１に記載のナビゲーションシステム。
12. 【請求項１２】 利用者が所有する携帯端末とサービス
    サーバとの間で情報を交換しながら利用者を前記サービ
    スサーバが提供するコースにしたがって案内するナビゲ
    ーション方法であって、 前記サービスサーバは目的、予算等のコースメニューを
    利用者の携帯端末に送信し、 利用者は前記コースメニューから所望のコースを選択
    し、そのコース選択の情報を携帯端末から前記サービス
    サーバに送信し、 前記サービスサーバは少なくとも前記コース選択の情報
    に基づいて所定のアルゴリズムにしたがってお店、観光
    地等の少なくとも１つの目的地が組み込まれているコー
    スを選定し、利用者の携帯端末を介して利用者を前記選
    定したコースに組み込まれている目的地に案内すること
    を特徴とするナビゲーション方法。
13. 【請求項１３】 前記コースの選定に際して、利用者が
    存在する位置の情報を取得し、該取得した利用者の位置
    の情報に関連する少なくとも１つの目的地が組み込まれ
    ているコースを選定することを特徴とする請求項１２の
    ナビゲーション方法。