JP2002207043A - 免疫測定方法および免疫測定デバイス - Google Patents

免疫測定方法および免疫測定デバイス

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JP2002207043A
JP2002207043A JP2001001981A JP2001001981A JP2002207043A JP 2002207043 A JP2002207043 A JP 2002207043A JP 2001001981 A JP2001001981 A JP 2001001981A JP 2001001981 A JP2001001981 A JP 2001001981A JP 2002207043 A JP2002207043 A JP 2002207043A
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Hiroshi Nakayama
浩 中山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度で視認性の高い免疫測定方法およびそ
れを利用した免疫測定デバイスを提供する。 【解決手段】 モノクローナル抗体、および複数の抗体
を用いるサンドイッチ測定法であって、該複数の抗体の
各々が、該モノクローナル抗体が認識する分析物の部位
とは異なる分析物の部位を認識して結合し、それによっ
て、分析物、モノクローナル抗体、および該複数の抗体
からなる複合体を形成する工程;および該複合体を検出
する工程、を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免疫測定方法およ
び免疫測定デバイスに関し、測定対象物を、簡便、迅速
および高精度に分析する方法およびデバイスを提供す
る。
【0002】
【従来の技術】サンドイッチ型免疫測定法および免疫測
定デバイスでは、固相に固定化され、測定対象物を固相
に捕捉する固定化抗体、および測定対象物を標識する標
識抗体が用いられる。固定化抗体および標識抗体は、そ
れぞれ、測定対象物の異なる部位(エピトープ)を認識
する。従来のサンドイッチ型免疫測定法および免疫測定
デバイスでは、通常、固定化抗体として、測定対象物の
エピトープの1つを認識するモノクローナル抗体または
測定対象物の全エピトープを認識するポリクローナル抗
体を用い、そして標識抗体として、固定化抗体が認識す
るエピトープとは異なるエピトープを認識するモノクロ
ーナル抗体を使用することにより測定対象物を定量的あ
るいは定性的に測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサンドイッチ型
免疫測定法および免疫測定デバイスでは、測定対象物に
対して標識抗体は1つしか結合せず(つまり、測定対象
物中のエピトープ:標識=1:1の比率)、標識抗体が
測定対象物のエピトープを完全に認識して結合したとし
ても測定対象物に1つの標識しか結合することが出来ず
検出感度が低いという問題がある。また、標識抗体とし
てポリクローナル抗体を使用した場合には、この標識抗
体によって測定対象物上の抗原が覆われ、場合によって
は測定対象物の凝集を引き起こし、測定対象物の固相へ
の結合が妨げられ測定感度が低下する欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、モノクローナ
ル抗体、および複数の抗体を用いるサンドイッチ型免疫
測定法に関し、この方法は、上記複数の抗体の各々が、
上記モノクローナル抗体が認識する分析物の部位とは異
なる分析物の部位を認識して結合し、それによって、分
析物、モノクローナル抗体、および該複数の抗体からな
る複合体を形成する工程;およびこの複合体を検出する
工程を包含する。
【0005】好ましくは、上記複数の抗体は標識され得
る。
【0006】好ましくは、上記複数の抗体の各々は異な
る標識で標識され得る。
【0007】好ましくは、上記分析物は、血清、血漿、
血液または微生物含有溶液に含まれ得る。
【0008】好ましくは、上記分析物は、血中タンパク
質または低分子物質であり得る。
【0009】好ましくは、上記複数の抗体は、モノクロ
ーナル抗体、ポリクローナル抗体、およびそれらのフラ
グメントまたは改変体からなる群から選択され得る。
【0010】好ましくは、上記標識は、色素、蛍光色
素、発光色素、酵素、粒状標識物、リポソームからなる
群から選択され得る。
【0011】本発明は、1つの局面で、抗体固定化部位
および試薬保持部位を備えた多孔性材料からなる層を備
えた免疫測定デバイスに関し、この免疫測定デバイス
は、上記抗体固定化部位に、モノクローナル抗体が固定
化され、そして上記試薬保持部位に、上記モノクローナ
ル抗体が認識する分析物の部位とは異なる分析物の部位
を各々認識して結合する複数の抗体が担持されている。
【0012】本発明は、1つの局面で、上記の方法に用
いる免疫測定デバイスに関し、この免疫測定デバイス
は、上記モノクローナル抗体が固定化される抗体固定化
部位、および上記複数の抗体が担持される試薬保持部位
を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す
実施の形態はあくまでも本発明の例示であって、本発明
は、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではな
い。
【0014】図1は、本発明のクロマトグラフィーを利
用した免疫クロマトデバイスを示す図である。
【0015】図1に示されるように、本実施の形態によ
る免疫クロマトデバイスは、試料添加部2、収縮剤保持
部位8、試薬保持部位3(図1に示される実施の形態で
は、収縮剤保持部位8と重複して配置されている)、反
応領域4、この反応領域4の中にある抗体固定化部5、
および吸水部6を備えた第1の層、ならびにこの層を支
持する支持層1を備える。
【0016】試料添加部2は、吸水性の大きい多孔質性
材料(不織布、ガラス繊維濾紙層など)からなり、被検
体試料が添加または塗布される領域である。収縮剤保持
部位8は血球を収縮してフィルターをつまらせない作用
を有する塩化カリウムなどを含浸する、多孔質性材料
(不織布、ガラス繊維濾紙層など)からなる領域であ
る。試薬保持部位3は、被検体試料中の測定対象物(分
析物)と反応し、分析物を標識する標識試薬を担持する
(すなわち、被検試料中に溶解可能に保持する)多孔質
性材料(不織布、ガラス繊維濾紙層など)からなる領域
である。反応領域4は、代表的には、ニトロセルロース
などの多孔質性材料からなる領域であって、その一部の
領域に分析物と特異的に反応する、抗体が固定化される
抗体固定化部5が形成される。吸水部6もまた、多孔質
性材料から構成され、被検体試料中の水分を吸収するこ
とによって被検体試料のデバイス内の移動を促進する。
支持層1は、上記第1の層を支持するために設けられプ
ラスチック材料などからなる。
【0017】この免疫クロマトデバイスにおいて、試料
添加部2に添加または塗布された被験体試料は、多孔質
性材料中を拡散などによって移動し、収縮剤保持部位8
に到達する。この部位に含浸された収縮剤は、被検試料
と接触してそれに含まれる血球などを収縮してフィルタ
ーをつまらせない作用を有する。処理された被験体試料
は試薬保持部位3に到達し、その中に分析物が存在する
場合、標識試薬と反応して分析物が標識される。代表的
には、この試薬保持部位3には、後述する抗体固定化部
5にある固定化抗体が認識する分析物上の部位とは異な
る分析物上の部位をそれぞれ認識することが可能な、少
なくとも2種以上の抗体が担持されている。
【0018】分析物は、分析物と、2種以上の標識試薬
との複合体を形成することによって標識され得る。代表
的には、標識試薬として2種以上の標識抗体を用いるこ
とができ、測定目的に応じて分析物と特異的に反応する
2種以上の抗体を、それぞれ、当該分野で公知の標識で
標識して用いる。このような標識として、金コロイドな
どの金属ゾル、非金属ゾル、染料ゾル、着色粒子、粒状
標識物、色素、蛍光色素、発光色素、酵素、タンパク
質、ソポソームなどを用いることができる。この2種以
上の抗体は、同一の標識で標識してもよいし、それぞれ
異なる標識で標識してもよい。また、標識抗体は、分析
物との反応前に標識してもよいし、あるいは分析物との
反応後にも標識してもよい。
【0019】次いで、反応領域4を通って抗体固定化部
位に達した標識試薬で処理された分析物(分析物−標識
抗体複合体)は、そこに固定化された抗体と反応してこ
の抗体に捕捉されることによりこの部位に固定化され
る。分析物−標識抗体複合体を捕捉する抗体として、例
えば、分析物に結合する標識抗体とは異なる抗体(代表
的にはモノクローナル抗体)を用いることができる。こ
のように、被検体試料中に分析物が存在する場合にの
み、分析物を介して抗体固定化部5に標識が捕捉され、
抗体固定化部5における標識バンドの強度によって試料
中に含まれる分析物の量が測定される。
【0020】この実施の形態による免疫クロマトデバイ
スは、複数の部位からなる上記第1の層および支持層1
からなる積層構造を有する例を説明したが、本発明は、
これに限られるものではなく、試料添加部2、収縮剤保
持部位8と、試薬保持部位3と、抗体固定化部5とを、
ニトロセルロース等の多孔質性材料からなる単層構造で
あってもよい。
【0021】なお、本発明に用いられる上記抗体とし
て、目的とする分析物に応じて選択されたインタクトな
抗体に代えて、この分析物に対する結合特性を保持する
限り、機能性の抗体フラグメントまたはこれらの改変体
もまた用いられ得る。これらのフラグメントまたは改変
体は、それらが由来するインタクトな抗体と分析物に対
する特異的結合について競合し得、少なくとも107
108、109-1、または1010-1の親和性で目的の
分析物と結合し得る。この抗体のフラグメントは、免疫
グロブリンの重鎖、軽鎖、Fab、Fab’、(a
b’)2、FabcおよびFvを含み得る。この抗体の
フラグメントまたはこれらの改変体は、目的の分析物に
応じて選択されたインタクトな抗体(通常、免疫グロブ
リン)の酵素的または化学的分離によって得られ得る。
例えば、F(ab’)2断片は、HarlowおよびL
ane、ANTIBODIES:A LABORATO
RY MANUAL、COLD SPRING HAR
BOR LABORATORY、New York(1
988)に記載されたような標準的な方法を用い、pH
3.0〜3.5においてペプシンでタンパク質消化する
ことによってIgG分子から得ることができる。Fab
断片は、限定的還元によってF(ab’)2断片から、
あるいは還元剤の存在下パパイン消化によって全抗体か
ら得ることができる(Paul、W.編、FUNDAM
ENTAL IMMUNOLOGY第2版Ravan
Press、N.Y.、1989、第7章を参照のこ
と)。
【0022】本発明の方法およびデバイスは、特に、蛋
白質、糖、核酸、脂質、微生物、ウイルスまたはそれら
の分解物および修飾物の測定に適している。用いられる
抗体は、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、お
よび上記そられのフラグメントまたは改変体を、分析
物、分析物が含まれる試料の状態などに応じて選択す
る。
【0023】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳細に
説明する。なお、以下の実施例は、本発明の例示であっ
て、本発明を制限するものではない。
【0024】(実施例1:金コロイドによる全血中hC
Gの分析)図1に示されるような形状の免疫クロマトデ
バイスを以下のように製造した。この免疫クロマトデバ
イスは、ニトロセルロース膜中に、試薬保持部位とし
て、抗hCG−αモノクローナル抗体1と金コロイドと
の複合体、および抗hCG−αモノクローナル抗体2と
金コロイドとの複合体を担持した広いバンド、および抗
体固定化部位として、抗hCG−βモノクローナル抗体
を固定化したラインを含む。
【0025】a)免疫クロマトデバイスの調製 リン酸緩衝溶液にて希釈して濃度調整をした抗hCG−
βモノクローナル抗体溶液を準備した。抗hCG−βモ
ノクローナル抗体は市販のもの(ロート社製)を使用し
た。この抗体溶液を、溶液吐出装置を用いてニトロセル
ロース膜(幅5mm×長さ50mm×厚さ0.1mm)
上のほぼ中央に約1mmの幅で塗布した。これにより、
抗体固定化部位としてニトロセルロース膜上に検出用の
抗体固定化ラインを得た。このニトロセルロース膜を乾
燥後、1%スキムミルクを含有するTris−HCl緩
衝溶液中に浸漬して30分間緩やかに振った。30分
後、この膜を、Tris−HCl緩衝溶液槽に移動し、
10分間緩やかに振った後に、別のTris−HCl緩
衝溶液槽に移してさらに10分間緩やかに振り、膜の洗
浄を行なった。このような洗浄操作を2度行なった後
に、膜を溶液槽から取り出して、室温で乾燥させた。
【0026】金コロイド溶液を調製するために、まず、
0.01%塩化金酸の還流中の100℃溶液に1%クエ
ン酸溶液を加えた。還流を30分間続けた後、室温に放
置して冷却した。得られた溶液に0.2Mの炭酸カリウ
ム溶液を添加することによってpH9に調製した金コロ
イド溶液を得た。この金コロイド溶液に抗hCG−αモ
ノクローナル抗体1と抗hCG−αモノクローナル抗体
2(それぞれ、ロート社製)とを等量加えて数分間攪拌
した後に、pH9の10%BSA(牛血清アルブミン)
溶液を最終1%になる量だけ加えて攪拌することで、抗
体−金コロイド複合体(標識抗体)を調製した。この標
識抗体溶液を4℃、20000Gで50分間遠心分離す
ることによって、標識抗体をペレット化することにより
単離した。ペレット化した標識抗体を洗浄緩衝液(1%
BSA・リン酸緩衝液)中に懸濁し、再度遠心分離を行
なうことにより標識抗体を洗浄単離した。この標識抗体
を洗浄緩衝液に懸濁して、0.8μmのフィルタにて濾
過した後に、当初の金コロイド溶液量の10分の1に調
製して、使用するまで4℃で貯蔵した。
【0027】使用にあたっては、この標識抗体溶液を溶
液吐出装置にセットして、上記の抗hCG−βモノクロ
ーナル抗体を固定化し乾燥したニトロセルロース膜の上
記抗体固定化部から離れた所定の位置に標識抗体溶液を
約5mmの幅で塗布して膜を乾燥させた。これによって
ニトロセルロース膜上に試薬保持部位を得た。
【0028】次いで、0.15Mに調製された塩化カリ
ウム水溶液を、不織布(幅5mm×長さ20mm×厚さ
0.5mm)に対して単位面積あたり0.1ml点着し
た後に、液体窒素にて直ちに凍結し、凍結乾燥を行なっ
た。これによって、塩化カリウムが含浸された収縮剤保
持部位を含む部材を得た。なお、塩化カリウム水溶液
は、不織布全体に点着してもよく、あるいは試料添加部
2として用いる領域を残して点着してもよい。
【0029】上記のように調製された試薬保持部位およ
び抗体固定化ラインを含むニトロセルロース膜を、プラ
スチック製の支持層上に貼付け、次いで収縮剤保持部位
および試料添加部として不織布を、上記のニトロセルロ
ース膜に隣接して貼り付け、さらにガラス繊維濾紙を吸
水部として、試薬保持部位の隣接して不織布と対向する
側に貼り付け、得られた積層体を、0.5cm幅の細片
に切断して、免疫クロマトデバイスを作製した。
【0030】b)試料の調製 抗凝固剤としてヘパリンを加えた人の血液を、ヘマトク
リット値45%になるように調製した。この血液に既知
濃度のhCG溶液を加えることにより、種々の濃度(0
〜1000IU/l)のhCG溶液を調製した。
【0031】c)免疫クロマトデバイス上の呈色度合の
測定 免疫クロマトデバイス上の試料添加部にhCGを含む上
記の人の全血を約150μl添加して、吸水部方向に展
開処理し、抗原抗体反応を行わせ抗体固定化部における
呈色反応を観察した。展開は試料添加後約5分で終了し
た。この免疫クロマトデバイスへの試料添加から5分後
の抗体固定化ラインにおける呈色状況を目視にて確認す
るとともに、展開後の免疫クロマトデバイスを反射吸光
度計(島津社製)に置き、反射吸光度を測定(波長:5
20nm)した。図2は、全血における反射吸光度によ
るhCG測定結果を示す。
【0032】展開5分後、免疫クロマトデバイスの抗体
固定化ラインには、hCGの濃度に応じて、標識である
金の赤いラインが観察され、反射吸光度によるhCG測
定結果に対応する結果を得た。
【0033】(実施例2:青色ラテックスおよび金コロ
イドによる全血中hCGの分析)試薬保持部位として、
抗hCG−αモノクローナル抗体1と青色ラテックスと
の複合体、および抗hCG−αモノクローナル抗体2と
金コロイドとの複合体を担持した広いバンドを調製した
ことを除いて、実施例1と同様に、免疫免疫クロマトデ
バイスを製造した。
【0034】なお、青色ラテックスによる抗hCG−α
モノクローナル抗体1の標識は、前述の金コロイドによ
って標識する方法に準じて公知の方法に従って行った。
【0035】また、バイオセンサ上の呈色度合の測定
は、反射吸光度を波長:520nm+600nmで測定
したことを除いて、実施例1と同様に行った。結果を図
3に示す。
【0036】展開5分後、免疫クロマトデバイスの抗体
固定化ラインには、hCGの濃度に応じて、標識である
金および青色ラテックスの赤いラインおよび青いライン
が観察され、反射吸光度によるhCG測定結果に対応す
る結果を得た。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、高感度で視認性
の高い免疫測定方法及びそれを利用した免疫測定デバイ
スを提供できる。また、本発明の方法を利用することに
より高性能な環境測定キット、食品管理測定キット及び
医療診断キットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の免疫クロマトデバイスの概略を示す斜
視図。
【図2】本発明の方法によるhCGの測定結果を示すグ
ラフを示す図。
【図3】本発明の方法によるhCGの測定結果を示すグ
ラフを示す図。
【符号の説明】
1 支持層 2 試料添加部 3 試薬保持部位 4 反応領域 5 抗体固定化部 6 吸水部 8 収縮剤保持部位

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクローナル抗体、および複数の抗体
    を用いるサンドイッチ型免疫測定法であって、 該複数の抗体の各々が、該モノクローナル抗体が認識す
    る分析物の部位とは異なる分析物の部位を認識して結合
    し、それによって、分析物、モノクローナル抗体、およ
    び該複数の抗体からなる複合体を形成する工程;および
    該複合体を検出する工程、を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の抗体が標識されている、請求
    項1に記載のサンドイッチ型免疫測定法。
  3. 【請求項3】 前記複数の抗体の各々が異なる標識で標
    識されている、請求項2に記載のサンドイッチ型免疫測
    定法。
  4. 【請求項4】 前記分析物が、血清、血漿、血液または
    微生物含有溶液に含まれる、請求項1〜3のいずれかに
    記載の、サンドイッチ型免疫測定法。
  5. 【請求項5】 前記分析物が、血中タンパク質または低
    分子物質である、請求項1〜3のいずれかに記載の、サ
    ンドイッチ型免疫測定法。
  6. 【請求項6】 前記複数の抗体が、モノクローナル抗
    体、ポリクローナル抗体、およびそれらのフラグメント
    または改変体からなる群から選択される、請求項1〜3
    のいずれかに記載の、サンドイッチ型免疫測定法。
  7. 【請求項7】 前記標識が、色素、蛍光色素、発光色
    素、酵素、粒状標識物、リポソームからなる群から選択
    される、請求項2〜6のいずれかに記載の、サンドイッ
    チ型免疫測定法。
  8. 【請求項8】 抗体固定化部位および試薬保持部位を備
    えた多孔性材料からなる層を備えた免疫測定デバイスで
    あって、 該抗体固定化部位に、モノクローナル抗体が固定化さ
    れ、そして該試薬保持部位に、該モノクローナル抗体が
    認識する分析物の部位とは異なる分析物の部位を各々認
    識して結合する複数の抗体が担持された、免疫測定デバ
    イス。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法に用いる免疫測定
    デバイスであって、 前記モノクローナル抗体が固定化される抗体固定化部
    位、および前記複数の抗体が担持される試薬保持部位を
    備えた、デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004189665A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抗c反応性タンパク質抗体、この抗体を用いたバイオセンサ、この抗体の作製方法、及びこの抗体を用いた免疫測定方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004189665A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抗c反応性タンパク質抗体、この抗体を用いたバイオセンサ、この抗体の作製方法、及びこの抗体を用いた免疫測定方法

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