JP2002206655A - 液体または固体の配送用計量弁 - Google Patents

液体または固体の配送用計量弁

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JP2002206655A
JP2002206655A JP2001273967A JP2001273967A JP2002206655A JP 2002206655 A JP2002206655 A JP 2002206655A JP 2001273967 A JP2001273967 A JP 2001273967A JP 2001273967 A JP2001273967 A JP 2001273967A JP 2002206655 A JP2002206655 A JP 2002206655A
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valve
opening
valve plug
metering valve
metering
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Robert G Lukasik
ロバート・ジー・ルーカシック
Szu-Min Lin
ス−ミン・リン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 殺菌剤の量を少量の増分で変更することがで
きる殺菌剤を計量して供給するための簡単で廉価なシス
テムを提供する。 【解決手段】 貯漕から液体を配送する計量弁20は弁
プラグ52を有しており、弁プラグ52は少なくとも一
つの収容穴68を有する。弁プラグ52は弁を横切る直
接的な連通を防止する。弁プラグの回転は、液体を貯漕
から弁プラグの収容穴に移動させる結果をもたらす。弁
プラグの回転は、さらに、液体を収容穴から配送箇所に
移動させる結果をもたらす。さらに多くの液体を配送す
るには、弁プラグの回転を繰り返せばよい。この計量弁
は、気化可能な殺菌剤を消毒室に配送するために使用す
ることができる。弁プラグを適当な回数回転させること
により、サイズの異なる消毒室に対しても単一の計量弁
で様々な容積の気化可能な殺菌剤を配送することができ
る。さらに多くの液体を素早く配送するために、弁プラ
グは複数の収容穴を有していてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状または固体状
の気化可能な殺菌剤を消毒器に配送するための計量弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】産業および医療が応用される広い分野に
おいて消毒が利用されている。消毒は、システムの中の
全ての微生物を完全に駆除または不可逆的に不活性化す
ることである。消毒は例えば熱的または化学的な処理に
よって行われる。加熱消毒は通常は蒸気を用いることに
より行われる。しかし、器具の中には蒸気処理の熱また
は湿気に耐えられないものもある。そのため、今日では
化学的消毒が普通に用いられている。
【0003】化学的消毒は、各種のアルコール、ホルム
アルデヒドのようなアルデヒド、フェノール、オゾン、
酸化エチレン、二酸化塩素または過酸化水素を用いるこ
とにより行われる。過酸化水素は、化学的消毒に普通に
利用されている。
【0004】参照のためにこの出願の開示の一部とされ
る米国特許第4,653,876号は、過酸化水素のよ
うな気化可能な殺菌剤を空になった消毒室に導入する典
型的な消毒方法を開示する。気化可能な殺菌剤は気化し
て消毒室全体に拡散し、消毒されるべき物品上に分散す
る。消毒サイクルを完全なものにするため、一定時間の
経過後、電気エネルギが電極に与えられてプラズマが形
成される。
【0005】STERRAD(登録商標)消毒システム
は、Advanced Sterilization Products (Irvine, Calif
ornia)から商業的に入手可能な典型的な過酸化水素消毒
システムである。Advanced Sterilization Products
は、Ethicon Endo-Surgery, Inc.の一部門である。この
システムは、計量された液状の殺菌剤(通常、過酸化水
素水)を消毒室に配送する自動配送システムを使用す
る。計量された液状の殺菌剤は、液体カセットハウジン
グ内の破裂しやすいセル内に供給される。このようなカ
セットと配送システムは、ウィリアムズ等の特許であ
る、1989年4月4日に発行された米国特許第4,8
17,800号、1990年4月3日に発行された米国
特許第4,913,196号、1990年7月3日に発
行された米国特許第4,938,262号、1990年
7月17日に発行された米国特許第4,941,518
号に詳しく説明されている。これらの特許公報のすべて
は、参照のためにこの出願の開示の一部とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなカセットと
配送システムは良好に作動するが、配送システムは複雑
で高価である。このカセット配送システムよりも簡単で
廉価な配送システムが要求されている。さらに、このカ
セット配送システムでは、消毒室に配送される気化可能
な殺菌剤の容積は、カセットの単一セルの容積の増分に
限定される。例えば、このカセット配送システムでは、
過酸化水素をセルの1/2だけ配送するのは容易ではな
い。消毒に必要な過酸化水素の量は消毒室のサイズ、消
毒される消毒室内の器具の数量、消毒される器具の材
料、および他の多くの要因に依存するので、一つのセル
全体の量の気化可能な殺菌剤をカセットから加えること
に限定されるよりも、消毒室に少量の追加の増分だけの
過酸化水素水を加えることができる方が便利な場合もあ
る。
【0007】従って、気化可能な殺菌剤の量を少量の増
分で変更することができる、消毒室に気化可能な殺菌剤
を計量して供給するための簡単で廉価なシステムが望ま
れている。また、様々なサイズの消毒室の要求を満たす
ことのできるように、広い範囲にわたる量の気化可能な
殺菌剤を配送することができる簡単な気化可能な殺菌剤
の配送システムが望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの特徴は、
システムに液体を配送するための計量弁に関する。この
計量弁は、少なくとも第1の開口部および第2の開口部
を有する弁箱と、この弁箱内に配置される回転可能な弁
プラグとを有しており、回転可能な弁プラグは第1の開
口部と第2の開口部との間が直接、流体連通するのを防
止する。弁プラグは、少なくとも一つの収容穴を有して
おり、弁プラグの回転に伴い、収容穴は第1の開口部と
第2の開口部に別々に流体連通する。
【0009】好ましくは、開口部は弁箱において互いに
およそ180°離れている。弁プラグは、手動またはモ
ータにより回転させることができる。一つの実施の形態
では、弁プラグは、少なくとも二つの収容穴を有する。
これらの二つの収容穴は、異なるサイズと形状を有して
いてもよい。好ましくは、第1の開口部は、弁プラグが
回転させられても、第2の開口部に直接的に流体連通さ
せられることがない。
【0010】本発明の他の特徴は、器具を消毒するシス
テムに関しており、このシステムは計量弁を有する。こ
の計量弁は、少なくとも二つの開口部を有する弁箱と、
この弁箱内に配置される回転可能な弁プラグとを有す
る。弁プラグは二つの開口部の間が直接、流体連通する
のを防止する。弁プラグは、少なくとも一つの収容穴を
有する。弁プラグの回転に伴い、収容穴は二つ以上の開
口部に別々に流体連通する。また、このシステムは、計
量弁の第1の開口部に接続された貯漕を有する。この貯
漕は気化可能な殺菌剤を収容する。また、このシステム
は消毒室を有しており、この消毒室は、計量弁の第2の
弁から気化可能な殺菌剤を受けるようになっている。
【0011】好ましくは、このシステムは、計量弁の第
2の開口部に接続された気化器を有する。この気化器
は、消毒室に流体連通している。好ましくは、このシス
テムはさらに、消毒室に接続された真空ポンプを有す
る。このシステムは、プラズマ発生源を有していてもよ
い。計量弁の第2の開口部と消毒室の間には、 蓄積部
が配置されていてもよい。場合により、計量弁と消毒室
の間、および/または計量弁と貯漕の間には、オン/オ
フ弁が配置されていてもよい。好ましくは、気化可能な
殺菌剤は過酸化水素である。
【0012】本発明の他の特徴は、室内の物品を消毒す
る方法に関する。この方法は、気化可能な殺菌剤の供給
源と、消毒室と、消毒室に気化可能な殺菌剤を配送する
ための計量弁を設けることを有する。この計量弁は、少
なくとも二つの開口部を有する弁箱と、この弁箱内に配
置される回転可能な弁プラグとを有する。弁プラグは二
つの開口部の間が直接、流体連通するのを防止する。弁
プラグ内には、少なくとも一つの収容穴がある。弁プラ
グの回転に伴い、収容穴は複数の開口部に別々に流体連
通する。この計量弁は消毒室と気化可能な殺菌剤の供給
源に流体連通する。弁プラグの回転は、気化可能な殺菌
剤をその供給源から収容穴に移動させ、収容穴から消毒
室に移動させる結果をもたらす。
【0013】好ましくは、この方法は、消毒室内の圧力
を減少させることを有する。好ましくは、圧力を減少さ
せることにより、気化可能な殺菌剤を気化させ、消毒室
内の物品を消毒する。好適な実施の形態では、気化可能
な殺菌剤は計量弁と消毒室の間に配置された蓄積部に蓄
積される。物品はプラズマに接触させてもよい。好まし
くは、気化可能な殺菌剤は過酸化水素である。また、こ
の方法は、計量弁と気化可能な殺菌剤の供給源との間の
弁または計量弁と消毒室の間の弁を開閉することを有す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一つの実施の形
態に係る計量弁20と消毒室10を示す概略図である。
消毒室10とその構成部品ならびにその使用方法は、1
988年7月12日に発行された米国特許第4,75
6,882号、1997年8月12日に発行された米国
特許第5,656,238号、および2000年5月9
日に発行された米国特許第6,060,019号に詳細
に説明されている。これらの特許公報のすべては、参照
のためにこの出願の開示の一部とされる。計量弁20
は、気化可能な殺菌剤26が入った貯漕24の下方、か
つ気化器28の上方に取り付けられている。気化器28
は、消毒室10の上方に配置されており、消毒室10に
流体が流動可能なように接続されている。任意に設けら
れるオン/オフ弁30,32が貯漕24と計量弁20の
間、および/または計量弁20と気化器28の間に配置
されている。消毒室10には、流体が流動可能なよう
に、真空ポンプ36と遮断弁40が接続されている。
【0015】この計量弁20は気化可能な殺菌剤を消毒
室10に配送するための計量弁として説明されるが、理
解されるべきこととして、計量弁20を殺菌に応用する
のは例示に過ぎない。本発明の計量弁20は、多くの用
途を有するのであって、計量弁20により消毒室10に
気化可能な殺菌剤を配送する例は限定する意味ではな
い。殺菌剤という用語は、殺菌剤と消毒剤のいずれをも
含む意味である。さらに、計量弁20は、各種の液体、
各種の固体および、一つ以上の種類の液体に固体が含ま
れたスラリーを搬送するのに使用される。
【0016】図2は消毒室10と計量弁20を示す概略
図であるが、ここでは貯漕24と計量弁20の間にも計
量弁20と気化器28の間にも任意のオン/オフ弁3
0,32が設けられていない。
【0017】図3(A)および図3(B)は、本発明の
一つの実施の形態に係る計量弁20の図である。計量弁
20は、ほぼ長方形の弁箱44を有しており、弁箱44
の上部と底部には開放した開口部48がそれぞれ設けら
れている。側面断面図(図3(A))および端面断面図
(図3(B))に示されるように、二つの開口部48は
計量弁20の弁箱44を貫通する一つの開放管孔を構成
する。これらの開口部48により構成される第1の開放
管孔に対して鉛直に、ほぼ円筒形の弁プラグ孔50が弁
箱44を貫通する。弁プラグ孔50は、弁箱44におい
て開口部48により構成される第1の開放管孔に鉛直な
第2の管孔を構成する。図3(A)および図3(B)の
弁プラグ孔50は弁プラグ52を収容する。
【0018】図3(A)および図3(B)に示された弁
箱44はほぼ長方形であるが、弁箱44は円筒形その他
の適当な形状を有していてもよい。
【0019】弁プラグ52は、ほぼ円柱形の中央部であ
る胴部56と、胴部56の端部から延びる棒状の弁軸6
0を有する。弁軸60にはハンドル64が連結されてい
る。あるいは、ハンドル64に代えて、またはこれに加
えて、図示しないモータが弁軸60に接続されていても
よい。
【0020】開口部48により構成される円筒は、弁プ
ラグ52の胴部56で塞がれる。弁プラグ52の胴部5
6は、計量弁20の弁箱44の二つの開口部48の間が
直接、流体連通するのを防止する。胴部56の両端およ
び弁軸60は、計量弁20の弁箱44に対する封止体を
構成する。ハンドル64または図示しないモータを回転
させることにより、計量弁20の弁箱44において弁プ
ラグ52は回転可能である。弁プラグ52は計量弁20
の弁箱44内でその場に保持される。
【0021】他の実施の形態では、弁プラグ52は他の
形状を有していてもよい。例えば、ある実施の形態で
は、弁プラグ52は、図3(A)および図3(B)に示
された形態のごとき単純な円柱でなく、テーパをもった
円柱形状を有する。重要なことは、弁プラグ52が二つ
の開口部48の間の流体連通を阻害し、弁プラグ52が
計量弁20の弁箱44を封止することである。
【0022】図3(A)および図3(B)に示された計
量弁20の実施の形態における弁プラグ52の胴部56
には、断面がほぼ半円形の一つの収容穴68がある。収
容穴68は胴部56の一部分にのみ延びている。他の実
施の形態では、収容穴68は、長方形、V字形または台
形のような他の断面形状を有していてもよい。図3
(B)に示されるように、弁プラグ52が計量弁20の
弁箱44の内部に配置され、収容穴68がその開放側を
上方に向けるように方向づけされると、収容穴68は一
方の開口部48の真下に配置される。他の実施の形態で
は、収容穴68は開口部48の真下に中心合わせされず
に、開口部48の下方に非対称に配置される。収容穴6
8の開放側が開口部48に向けられるときには、収容穴
68の少なくとも一部分は開口部48に流体連通する。
従来の弁とは異なり、たとえどんなに弁プラグ52を回
転させたとしても、図3(A)および図3(B)に示さ
れた計量弁20の二つの開口部48は互いに流体連通す
ることがない。
【0023】収容穴68のサイズは、消毒室10のサイ
ズに応じて異ならしめることができる。典型的な実施の
形態では、計量弁20が利用される最小の消毒室10に
適する量の気化可能な殺菌剤26を保持するのに適した
サイズを収容穴68は有する。上述したSTERRAD
(登録商標)消毒装置に適する実施の形態では、収容穴
68はおよそ1ミリリットルの容積を有する。他の消毒
室10に適する実施の形態では、収容穴68は1ミリリ
ットルよりも大きいかまたは小さい容積を有する。
【0024】図4(A)および図4(B)は、弁プラグ
52の胴部56に二つの収容穴68がある計量弁20の
代替的な実施の形態を示す図である。収容穴68が開口
部48に揃えられると、各収容穴68の少なくとも一部
分が開口部48に流体連通するように、収容穴68は弁
プラグ52に配置されている。図4(A)および図4
(B)に示された計量弁20の実施の形態では、二つの
収容穴68が弁プラグ52の反対側に配置されている。
図4(A)および図4(B)に示された実施の形態で
は、弁プラグ52の上部にある収容穴68が計量弁20
の上部にある開口部48に流体連通しているときには、
弁プラグ52の底部にある収容穴68が計量弁20の底
部にある開口部48に流体連通する。たとえどんなに弁
プラグ52を回転させたとしても、二つの収容穴68は
互いに流体連通することがない。
【0025】図4(A)および図4(B)に示された計
量弁20の二つの収容穴68は、互いにおよそ180°
離れている。二つの収容穴68を持つ計量弁20の他の
実施の形態では、収容穴68は互いに180°離れてい
るのではなく、いつでも収容穴68の一方だけが一つの
開口部48に流体連通するようになっていてもよい。こ
の実施の形態では、弁プラグ52を回転させると、他方
の収容穴68が開口部48に流体連通する。他の実施の
形態では、弁プラグ52に三つ以上の収容穴68があっ
てもよい。計量弁20のこれらの全ての実施の形態にお
いては、収容穴68は互いに直接、流体連通せず、開口
部48も互いに直接、流体連通しない。少なくとも二つ
の収容穴68を有する計量弁20の実施の形態では、こ
れらの収容穴68は異なるサイズまたは形状を有してい
てもよい。
【0026】計量弁20は、金属、ガラスまたはプラス
チックを含む広い範囲の材料から形成されうる。適切な
金属は、鋼またはアルミニウムである。ステンレス鋼
は、計量弁20を形成するための通常の金属である。ま
た、テフロン(登録商標)は、計量弁20を形成するた
めの通常の材料である。テフロン(登録商標)はポリテ
トラフルオロエチレンを表す商標である。
【0027】計量弁20の弁プラグ52と弁箱44の間
の封止は、計量弁が形成された材料に依存したいくつか
の手法で達成されうる。計量弁の弁プラグ52と弁箱4
4がともにテフロン(登録商標)で形成されているので
あれば、テフロン(登録商標)製の弁プラグ52とテフ
ロン(登録商標)製の弁箱44の間の接触が封止体を構
成するように、弁プラグ52と弁箱44を形成してもよ
い。
【0028】他の実施の形態では、弁プラグ52がテフ
ロン(登録商標)で形成され、弁箱44が金属で形成さ
れる。弁プラグ52と弁箱44が適切に形成されていれ
ば、テフロン(登録商標)製の弁プラグ52と金属製の
弁箱44の間の接触が封を形成する。他の実施の形態で
は、弁プラグ52がテフロン(登録商標)で形成され、
弁箱44がガラスで形成される。他の実施の形態では、
弁プラグ52も弁箱44も金属で形成される。弁プラグ
52と弁箱44の間の封を形成するように、Oリングま
たはパッキンが弁プラグ52に配置されてもよい。
【0029】計量弁20にOリングまたはパッキンが使
用される場合には、好ましくは、Oリングまたはパッキ
ンは、利用される気化可能な殺菌剤26に対する耐性を
有する材料で形成される。Oリングまたはパッキンを形
成するのに使われる典型的な材料は、ヴィトン(VIT
ON、登録商標)である。テフロン(登録商標)または
シリコン(silicone)もOリングまたはパッキンを形成
するのに使われうる。
【0030】図1に戻り、気化可能な殺菌剤26は、任
意のオン/オフ弁30の上方にある貯漕24に入れられ
ている。気化可能な殺菌剤26は、過酸化水素、過酢
酸、二酸化塩素、オゾンまたはホルムアルデヒドを含む
あらゆる液状の気化可能な殺菌剤であってよい。典型的
な実施の形態では、気化可能な殺菌剤26は過酸化水素
水である。好適な実施の形態では、気化可能な殺菌剤2
6は、59重量%の過酸化水素水である。真空ポンプ3
6と消毒室10の間の遮断弁40が開放され、真空ポン
プ36によって消毒室10が50トール未満、好ましく
は10トール未満、最も好ましくは1トール未満まで減
圧される。消毒室10が減圧された後、真空ポンプ36
と消毒室10の間の遮断弁40は閉じられて、消毒室1
0と真空ポンプ36とを遮断する。後に詳しく説明する
代替的な実施の形態では、真空ポンプ36と消毒室10
の間の遮断弁40は開放されたままでおかれる。
【0031】図5においては、貯漕24と計量弁20の
間のオン/オフ弁30がすでに開放されており、気化可
能な殺菌剤26が計量弁20の開口部48と収容穴68
に進入することが可能になっている。
【0032】図6においては、計量弁20に取り付けら
れたハンドル64またはモータがすでに回転されてい
る。弁プラグ52の回転に伴い、計量弁20の弁プラグ
52の収容穴68内の気化可能な殺菌剤26は、収容穴
68からオン/オフ弁32の上部にこぼれ落ちる。
【0033】図7においては、オン/オフ弁32がすで
に開放されており、図6のオン/オフ弁32の上部にあ
った気化可能な殺菌剤26が気化器28に進入すること
が可能になっている。気化器28は、流体が流動可能な
ように消毒室10の内部に接続されている。気化器28
は60℃乃至70℃の温度に維持されている。加熱され
た気化器28に気化可能な殺菌剤26が進入すると、気
化可能な殺菌剤26は気化して、この殺菌剤の蒸気が消
毒室10に進入する。殺菌剤の蒸気は、消毒室10の内
部の消毒されるべき器具(図示せず)に接触して、その
器具を消毒する。必要に応じて、殺菌剤の蒸気による消
毒効果を高めるか、殺菌剤の残存物を除去するために、
プラズマが消毒室10の内部に導入されるか、消毒室1
0の内部で発生させられる。
【0034】図6に戻り、計量弁20に取り付けられた
ハンドル64またはモータは、必要に応じて、1回より
も多く回転させられてよい。ハンドル64が回転させら
れる1回あたり、収容穴68の容積に等しい容積の気化
可能な殺菌剤26がオン/オフ弁32の上部に届けられ
る。オン/オフ弁32の上部に、所望の量の気化可能な
殺菌剤26が届けられたなら、オン/オフ弁32は開放
され、気化器28に気化可能な殺菌剤26が進入するこ
とが可能になる。収容穴68の容積と、ハンドル64ま
たはモータの回転の回数を知ることにより、気化器28
に届けられた気化可能な殺菌剤26の量を判断すること
ができる。
【0035】図4(A)および図4(B)に示された計
量弁20の実施の形態では、弁プラグ52には二つの収
容穴68がある。計量弁20に取り付けられたハンドル
64の回転ごとに、単一の収容穴68の容積ではなく、
二つの収容穴68の容積に等しい容積の気化可能な殺菌
剤26が配送される。従って、図3(A)および図3
(B)に示された計量弁20の実施の形態は、図3
(A)および図3(B)に示された計量弁20の実施の
形態に比べて、弁プラグ52の各回転あたり2倍の気化
可能な殺菌剤26を配送する。計量弁20の底部の収容
穴68から気化可能な殺菌剤26が出て行くのと同時
に、気化可能な殺菌剤26は計量弁20の上部の開口部
48から計量弁20の上部の収容穴68に進入すること
ができる。
【0036】図2に示された装置の代替的な実施の形態
では、計量弁20の下方にオン/オフ弁32がない。こ
の代替的な実施の形態では、気化可能な殺菌剤26は収
容穴68から離れると直ちに気化器28に進入する。さ
らに多くの気化可能な殺菌剤26を追加するには、計量
弁20に取り付けられたハンドル64が複数回、回転さ
せられる。この代替的な実施の形態では、オン/オフ弁
32が開放される1回ごとにではなく、ハンドル64が
回転させられる1回ごとに段階的に気化可能な殺菌剤2
6が気化器28に進入する。
【0037】図8は、図1に示された装置の実施の形態
よりも多くの量の気化可能な殺菌剤26を配送するのに
適した装置の別の実施の形態を示す図である。図8に示
された実施の形態では、貯漕24と計量弁20の間にオ
ン/オフ弁30がない。他の実施の形態では、貯漕24
と計量弁20の間にオン/オフ弁30がある。計量弁2
0と、気化器28の上方に配置されたオン/オフ弁32
との間には、蓄積部76が配置されている。蓄積部76
の容積は、計量弁20の底部の開口部48の容積よりも
大きい。装置に蓄積部76を設けることによって、オン
/オフ弁32の上におかれる気化可能な殺菌剤26の容
積が計量弁20の底部の開口部48の容積に限定された
図1に示された装置の実施の形態に比べて、より大きな
容積の気化可能な殺菌剤26を気化器28の上方のオン
/オフ弁32の上におくことができる。所望の容積の気
化可能な殺菌剤26が蓄積部76に届いた後、オン/オ
フ弁32が開放され、気化器28に気化可能な殺菌剤2
6が配送される。
【0038】図8の蓄積部76に多くの容積の気化可能
な殺菌剤26を蓄積することは、気化可能な殺菌剤26
が過酸化水素と水を含む場合に、気化可能な殺菌剤26
を気化器28に直に進入させることに比べて利点があ
る。水は過酸化水素よりも高い蒸気圧を有する。オン/
オフ弁32が開かれて気化器28に気化可能な殺菌剤2
6が進入できる状態で、消毒室10と真空ポンプ36と
の間の遮断弁40が開いたままであると、水は過酸化水
素よりも高い蒸気圧を有するために、水が先に消毒室1
0から真空ポンプ36に移動させられ、蓄積部76内の
気化可能な殺菌剤26に比べて、消毒室10内の蒸気は
水蒸気を多く含むようになる。そして、消毒室10内の
水蒸気を除去することによって、蓄積部76内の過酸化
水素水から水が除去されることになり、過酸化水素が濃
縮する。
【0039】当業者には明らかな一定の時間の後、真空
ポンプ36へ導くための遮断弁40が閉じられ、濃縮さ
れた過酸化水素は気化器28から消毒室10に気化され
て進入可能になる。蓄積部76内の過酸化水素水から水
が除去されない場合に比べて、気化器28内の濃縮され
た過酸化水素は気化することによって、先行的な気化の
ために、より高い過酸化水素の濃度を有する蒸気を形成
する。濃縮された過酸化水素の蒸気は、濃度の低い過酸
化水素水溶液から得られる過酸化水素の蒸気よりも殺菌
効果が高い。
【0040】従って、過酸化水素水の気化可能な殺菌剤
を蓄積部76に蓄積可能にすることは一つの好適な実施
の形態である。蓄積部76内の過酸化水素水は、消毒室
10から遮断弁40および真空ポンプ36によって水が
除去されることにより濃縮することができ、消毒効果を
向上することができる。
【0041】本発明の計量弁20は、消毒室10のサイ
ズに応じて配送システムのサイズの変更をしなくても、
広範囲にわたる容積の気化可能な殺菌剤26を消毒室1
0へ容易に配送する方法を提供する装置である。本発明
の計量弁20は、廉価に製造することができ、容易に使
用することができる簡単な装置である。気化器28に配
送される気化可能な殺菌剤26の容積は、計量弁20に
取り付けられたハンドル64または図示しないモータを
回転させることによって調節される。ハンドル64の一
回転ごとに、弁プラグ52の収容穴68の容積に等しい
容積の気化可能な殺菌剤26が配送される。消毒室10
へ配送されるべき気化可能な殺菌剤26の容積の増分
は、消毒カセットのセルの容積に限定されない。弁プラ
グ52に複数の収容穴68が設けられているのであれ
ば、ハンドル64の一回転ごとに、弁プラグ52の各収
容穴68の容積に収容穴68の数を乗算した容積に等し
い容積の気化可能な殺菌剤26が配送される。
【0042】ある実施の形態では、貯漕24と気化器2
8との間に、一つより多い計量弁20が配置される。こ
れらの計量弁20は、異なるサイズおよび形状を有する
収容穴68を備えていてもよい。この実施の形態では、
消毒室10のサイズに最適なサイズを持つ収容穴68を
有する計量弁20を使用にあたって選択することができ
る。
【0043】本発明の区域および精神から離れることな
く、当業者にとっては本発明の様々な修正および変更が
容易であろう。しかし、本発明は、この出願で開示され
た実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範
囲は従来技術を除外してできる限り広く解釈されるべき
であることが理解されるべきである。
【0044】この発明の具体的な実施態様は次の通りで
ある。 (1)上記第1の開口部および第2の開口部は上記弁箱
において互いにおよそ180°離れていることを特徴と
する請求項1に記載の計量弁。 (2)上記弁プラグは、手動またはモータにより回転さ
せられることを特徴とする請求項1に記載の計量弁。 (3)上記弁プラグは、少なくとも二つの収容穴を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の計量弁。 (4)上記二つの収容穴は、異なるサイズと形状を有す
ることを特徴とする実施態様(3)に記載の計量弁。 (5)上記第1の開口部は、上記弁プラグが回転させら
れても、上記第2の開口部に直接的に流体連通させられ
ることがないことを特徴とする請求項1に記載の計量
弁。
【0045】(6)上記第2の開口部に接続されている
とともに、上記消毒室に流体連通している気化器をさら
に備えることを特徴とする請求項2に記載のシステム。 (7)上記消毒室に接続された真空ポンプをさらに備え
ることを特徴とする請求項2に記載のシステム。 (8)プラズマ発生源をさらに備えることを特徴とする
請求項2に記載のシステム。 (9)上記第2の開口部と上記消毒室の間に配置された
蓄積部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載
のシステム。 (10)上記計量弁と上記消毒室の間に配置されたオン
/オフ弁、および/または上記計量弁と上記貯漕の間に
配置されたオン/オフ弁をさらに備えることを特徴とす
る請求項2に記載のシステム。
【0046】(11)上記気化可能な殺菌剤は過酸化水
素を含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。 (12)上記消毒室内の圧力を減少させることをさらに
備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。 (13)上記気化可能な殺菌剤を気化させて、上記消毒
室内の物品を消毒することをさらに備えることを特徴と
する実施態様(12)に記載の方法。 (14)上記計量弁と上記消毒室の間に配置された蓄積
部に上記気化可能な殺菌剤を蓄積することをさらに備え
ることを特徴とする請求項3に記載の方法。 (15)上記物品をプラズマに接触させることをさらに
備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【0047】(16)上記気化可能な殺菌剤は過酸化水
素を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 (17)上記計量弁と上記気化可能な殺菌剤の供給源と
の間の弁または上記計量弁と上記消毒室の間の弁を開閉
することをさらに備えることを特徴とする実施態様(1
2)に記載の方法。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液体または固体の量を少量の増分で変更することがで
き、広い範囲にわたる量の液体または固体を配送するこ
とができる。また、本発明に係る計量弁およびシステム
は、廉価に製造することができ、容易に使用することが
できる簡単な構造を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る計量弁の断面
と消毒システムを示す概略図である。
【図2】計量弁と貯漕の間にも計量弁と気化器の間にも
任意のオン/オフ弁が設けられていない、図1の消毒シ
ステムと計量弁を示す概略図である。
【図3】(A)は、弁プラグに一つの収容穴が設けられ
た本発明の一つの実施の形態に係る計量弁の概略側方断
面図であり、(B)は、(A)の3B−3B線に沿った
計量弁の概略断面図である。
【図4】(A)は、弁プラグに二つの収容穴が設けられ
た本発明の一つの実施の形態に係る計量弁の概略側方断
面図であり、(B)は、(A)の4B−4B線に沿った
計量弁の概略断面図である。
【図5】図1の消毒システムおよび計量弁を示す概略図
であって、気化可能な殺菌剤が図1の計量弁の上部にあ
る開口部に導入された後の状態を示す。
【図6】図5の消毒システムおよび計量弁を示す概略図
であって、計量弁に取り付けられたハンドルが回転させ
られ、計量弁の収容穴内の気化可能な殺菌剤が気化器の
上方のオン/オフ弁の上部に移動させられた後の状態を
示す。
【図7】図6の消毒システムおよび計量弁を示す概略図
であって、気化器の上方のオン/オフ弁が開放され、オ
ン/オフ弁の上部から気化器へ液状の気化可能な殺菌剤
が移動可能にされた後の状態を示す。
【図8】消毒システムと、図3(A)の計量弁の断面
と、気化器の上方の蓄積部を示す概略図である。
【符号の説明】
10 消毒室 20 計量弁 24 貯漕 26 気化可能な殺菌剤 28 気化器 30,32 オン/オフ弁 32 オン/オフ弁 36 真空ポンプ 40 遮断弁 44 弁箱 48 開口部 50 弁プラグ孔 52 弁プラグ 56 胴部 60 弁軸 64 ハンドル 68 収容穴 76 蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ス−ミン・リン アメリカ合衆国、92653 カリフォルニア 州、ラグーナ・ヒルズ、レイン・ツリー・ ロード 25632 Fターム(参考) 4C058 AA12 BB07 DD07 EE26 JJ02 JJ06 JJ28 JJ30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体または固体を配送するための計量弁
    であって、 少なくとも第1の開口部および第2の開口部を有する弁
    箱と、 上記弁箱内に配置される回転可能な弁プラグとを備えて
    おり、上記回転可能な弁プラグは第1の開口部と第2の
    開口部との間が直接、流体連通するのを防止し、上記弁
    プラグは少なくとも一つの収容穴を有しており、上記弁
    プラグの回転に伴い、上記収容穴は上記第1の開口部と
    上記第2の開口部に別々に流体連通することを特徴とす
    る計量弁。
  2. 【請求項2】 計量弁と貯漕と消毒室を備え、器具を消
    毒するシステムであって、 上記計量弁は、少なくとも第1の開口部および第2の開
    口部を有する弁箱と、上記弁箱内に配置される回転可能
    な弁プラグとを有しており、上記弁プラグは上記第1の
    開口部と第2の開口部との間が直接、流体連通するのを
    防止し、上記弁プラグは少なくとも一つの収容穴を有し
    ており、上記弁プラグの回転に伴い、上記収容穴は上記
    第1の開口部と上記第2の開口部に別々に流体連通し、 上記貯漕は、上記計量弁の上記第1の開口部に接続さ
    れ、気化可能な殺菌剤を収容し、 上記消毒室は、上記計量弁の上記第2の弁から上記気化
    可能な殺菌剤を受けるようになっていることを特徴とす
    るシステム。
  3. 【請求項3】 計量弁を用いて室内の物品を消毒する方
    法であって、 上記計量弁は、少なくとも第1の開口部および第2の開
    口部を有する弁箱と、上記弁箱内に配置される回転可能
    な弁プラグとを有しており、上記回転可能な弁プラグは
    上記第1の開口部と第2の開口部との間が直接、流体連
    通するのを防止し、上記弁プラグは少なくとも一つの収
    容穴を有しており、上記弁プラグの回転に伴い、上記収
    容穴は上記第1の開口部と上記第2の開口部に別々に流
    体連通し、上記計量弁は消毒室と気化可能な殺菌剤の供
    給源に流体連通しており、 気化可能な殺菌剤の供給源を設けることと、 消毒室を設けることと、 消毒室に気化可能な殺菌剤を配送するための上記計量弁
    を設けることと、 上記弁プラグを回転させて、上記気化可能な殺菌剤を上
    記供給源から上記少なくとも一つの収容穴に移動させ、
    上記少なくとも一つの収容穴から上記消毒室に移動させ
    ることとを備える方法。
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