JP2002206335A - パテベラ - Google Patents

パテベラ

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JP2002206335A
JP2002206335A JP2001000900A JP2001000900A JP2002206335A JP 2002206335 A JP2002206335 A JP 2002206335A JP 2001000900 A JP2001000900 A JP 2001000900A JP 2001000900 A JP2001000900 A JP 2001000900A JP 2002206335 A JP2002206335 A JP 2002206335A
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JP
Japan
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blade
rear end
putty
handle
bent
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JP2001000900A
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English (en)
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Tetsuo Yoshimura
鉄夫 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パテベラを使用してのパテの撫付け作業にお
いて、パテベラを握る手及び手首の負担を軽くして作業
疲れを軽減することにある。 【解決手段】 パテを撫付ける平面状のブレード2と、
ブレード2の後端側2bを保持する把手3とからなるパ
テベラ1において、ブレード2の後端側2bをブレード
2の面外方向に折曲し、折曲したブレード2の後端側2
bに把手3を平行に取り付けると共に、当該把手3を、
折曲したブレード2の後端側2bの両面を挟んで保持す
るブレード取付部31と、利き手の5本の指及び掌で握
られ幅方向に設けられた握り部33と、ブレード取付部
31に握り部33を連結する連結杆32とから構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば壁面等の
補修工事の際に、目地、欠損部、段差溝等を埋めるパテ
を撫付けて平滑にするパテベラに係り、特に、パテベラ
を使用してのパテの撫付け作業において、パテベラを握
る手及び手首の負担を軽くして作業疲れを軽減できるパ
テベラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パテベラは、幅約8cm〜25cm程を
有する矩形又は台形状の鋼製ブレードと、この鋼製ブレ
ードの後端側両面を厚み方向の両面側から保持する木製
の略T字状の把手から構成されている。把手は、鋼製ブ
レードの後端側の両面を挟んで取り付けるブレード取付
部と、これに続く握り部から構成されている。ブレード
取付部の厚み側前面の中央にはその幅方向に取付溝が形
成されていて、この取付溝内に鋼製ブレードの後端側両
面を挟み込んで、ブレード取付部と鋼製ブレードの後端
側両面を貫通するリベットによって、ブレード取付部に
鋼製ブレードの後端側が固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋼製ブレー
ドと把手はその厚み方向で平行になっているため、パテ
の撫付け作業において、把手がパテの撫付け面に接触し
ないように、ブレードの撓りを利用してブレードを少し
曲げている。このブレードの撓りは、人指し指、中指、
掌、手首を利用しているために、従来のパテベラを使用
してのパテの撫付け作業においては、手及び手首に対す
る負担が大きく、手及び手首が疲れ易くなるという課題
があった。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、パテベラを使用してのパテの撫付け作
業において、パテベラを握る手及び手首の負担を軽くし
て作業疲れを軽減することのできるパテベラを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、パテを撫付ける平面状のブレード
と、ブレードの後端側を保持する把手とからなるパテベ
ラにおいて、ブレードの後端側をブレードの面外方向に
折曲し、折曲したブレードの後端側に把手を平行に取り
付けると共に、当該把手を、折曲したブレードの後端側
の両面を挟んで保持するブレード取付部と、利き手の5
本の指及び掌で握られ幅方向に設けられた握り部と、ブ
レード取付部に握り部を連結する連結杆とから構成した
手段よりなるものである。
【0006】ここで、好ましい態様として、ブレードの
左右両側端は、折曲したブレードの後端側の左右両端よ
りそれぞれ外側方に突出している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1はパテベラの斜視図、図2はパテベラの平面
図、図3はパテベラの正面図、図4はパテベラの側面図
である。
【0008】図において、パテベラ1は、横長な台形状
の鋼製のブレード2と、この鋼製のブレード2の面外方
向に折曲された後端側2bの両面を挟持する把手3から
構成されている。
【0009】ブレード2は、例えば厚みが薄い鋼製例え
ばステンレス製の材質からなり、幅方向に横長な台形状
に形成されている。ブレード2は、板厚の厚みが途中か
ら先端2a側に向かって徐々に薄くなっており、又その
先端2aは幅方向に直線状に形成されている。
【0010】また、横長な台形状のブレード2は平面状
に形成され、例えばその左側端2c側が先端2a側に向
かって傾斜直線状に拡幅している。つまり、ブレード2
の左側端2cの先端2aは直角に近い鋭角状に形成され
ている。ブレード2の右側端2d側は直線状の先端2a
に対して直角な直線状になっていて、ブレード2の右側
端2dの先端2aは直角に形成されている。
【0011】なお、図面のブレード2の形状は利き手が
右手の場合で説明しているが、利き手が左手の場合には
ブレード2の形状は左右側端2c,2dが逆となる。つ
まり、ブレード2の右側端2dの先端2aは直角に近い
鋭角状に形成され、ブレード2の左側端2c側は直線状
の先端2aに対して直角な直線状になり、ブレード2の
左側端2cの先端2aは直角に形成されることになる。
【0012】横長な台形状で平面状のブレード2は、そ
の後端側2bが面外方向に45度〜90度未満、好まし
くは例えば60度〜70度の角度で折曲されている。つ
まり、ブレード2の後端側2bはブレード2の平面に対
して60度〜70度の角度で起立方向に折曲されてい
る。
【0013】ブレード2の後部端2eは直線状に形成さ
れ、後部端2eの中間側に折曲された後部端2eが位置
している。つまり、折曲されたブレード2の後端側2b
の左右両端は、ブレード2の直線状の後部端2eの左右
両端よりそれぞれ内側に位置しており、折曲されたブレ
ード2の後端側2bの幅長さは、ブレード2の後部端2
eの幅長さより短く形成されている。
【0014】把手3は、鋼製のブレード2の面外方向に
折曲された後端側2bの両面をその板厚方向から挟んで
取り付けるブレード取付部31と、連結杆32を介して
連結された握り部33とから構成されている。
【0015】把手3を構成するブレード取付部31、連
結杆32及び握り部33は、ブレード2の面外方向に折
曲された後端側2bと平行に形成されている。つまり、
ブレード取付部31、連結杆32及び握り部33は、平
面状のブレード2に対してその面外方向に例えば60度
〜70度の角度で起立方向に折曲されている。
【0016】ブレード取付部31は、折曲された後端側
2bの両面を両側から挟むように、一対の取付盤31a
からそれぞれ構成されている。一対の取付盤31aはブ
レード2の幅方向に横長に形成されている。一対の取付
盤31aは後端側2bの両面を両側からサンドイッチ状
に挟む構造になっている。
【0017】後端側2bの両面を両側からサンドイッチ
状に挟む一対の取付盤31aには、この一対の取付盤3
1a及びブレード2の後端側2bを貫通する締結具31
bがブレード2の幅方向に一定の間隔で複数取り付けら
れている。この締結具31bによって、把手3を構成す
るブレード取付部31にブレード2の折曲された後端側
2bが固定されている。締結具31bには例えばリベッ
ト、ボルトナット、ビス止めなどが使用される。
【0018】締結具31bにボルトナットやビス止めな
どを使用した場合には、把手3に対してブレード2の大
きさ、逆にブレード2に対して把手3の大きさや太さな
どを必要に応じて取り換え交換自在とすることができ
る。
【0019】連結杆32は、握り部33をブレード取付
部31に連結するもので、ブレード2の幅方向に横長な
一対の取付盤31aの中間部の上端から斜め上方側に突
出して設けられている。
【0020】連結杆32の上部は握り部33の下面側に
連結固定されており、又連結杆32の下部は一対の取付
盤31aの内部に挿入されて前記締結具31bによって
一対の取付盤31a間に固定されている。
【0021】握り部33は、パテベラ1を使用する場合
に利き手の5本の指及び掌で握られる箇所で、例えば楕
円柱の形状を有している。握り部33は楕円柱の形状を
横置した状態で連結杆32の上部に連結固定されてい
る。つまり握り部33の軸芯方向はブレード2の幅方向
に横長な一対の取付盤31aに略平行になっている。
【0022】また、握り部33は、利き手で握ってパテ
ベラ1を操作する場合に、握りやすいように、連結杆3
2に対して横置された握り部33の左右両端のいずれか
の方が長く横方向に突出して取り付けられている。
【0023】例えば、利き手が右手の場合には、握り部
33はブレード2の先端2aに向かって連結杆32の右
側が左側より長く横方向に突出している。逆に利き手が
左手の場合には、握り部33はブレード2の先端2aに
向かって連結杆32の左側が右側より長く横方向に突出
している。図面は利き手が右手の場合である。
【0024】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。利き手でパテベラ1の把
手3の握り部33を握る。この場合、パテベラ1の操作
がし易いように、人指し指と中指との間に連結杆32が
入るように握り部33を利き手で握る。
【0025】把手3の握り部33を利き手で握って例え
ば壁面等の補修工事の際に、目地、欠損部、段差溝等を
埋めるパテを撫付けて平滑にする場合、平面状のブレー
ド2は把手3に対して例えば60度〜70度の角度で曲
がっているために、自然な状態で握り部33を握るとブ
レード2の平面部分の全体は、パテを撫付ける壁面等に
対して略平行になる。
【0026】このため、このパテベラ1を使用して壁面
等にパテを撫付ける場合に、ブレード2の全体がパテ塗
布面に均一に接触するために、従来のパテベラのように
ブレードが撓って半分程度がパテ塗布面に接触する場合
に比べて、手首の返し範囲も小さいために、手首に対す
る負担が軽減されて、従来のパテベラを使用した場合に
比べて手首が疲れることが少なくなる。
【0027】また、従来のパテベラを使用して壁面等に
パテを撫付ける場合には、人指し指と中指とでブレード
取付部を抑えて、残る3本の指と掌で握り部を握って、
パテベラの撓りを利用してパテの撫付けを行っていたた
め、指及び掌に対する負担が大きく、手が疲れ易かった
が、本案では5本の指及び掌の全体で握り部33を握っ
てパテの撫付けを行うことができるために、指及び掌に
対する負担が少なくなり、手が疲れにくくなる。
【0028】さらに、本案では、ブレード2の左側端2
c及び右側端2d側がブレード取付部31の取付盤31
aの両端側から突出しているため、突出するこれらのブ
レード2の左側端2c又は右側端2d側の撓りを利用し
て、幅の狭い範囲でのパテの撫付け作業を行うことがで
きる。
【0029】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係るパテベラによれば、ブレードの面外方向に折曲
されたブレードの後端側に把手を平行に取り付けたの
で、パテを撫付ける場合に、ブレードの全体がパテ塗布
面に均一に接触するために、従来のパテベラのようにブ
レードが撓って半分程度がパテ塗布面に接触する場合に
比べて、手首の返し範囲も小さいために、手首に対する
負担が軽減されて、従来のパテベラを使用した場合に比
べて手首の疲れを少なくすることができる。
【0031】また、従来のパテベラを使用して壁面等に
パテを撫付ける場合には、人指し指と中指とでブレード
取付部を抑えて、残る3本の指と掌で握り部を握って、
パテベラの撓りを利用してパテの撫付けを行っていたた
め、指及び掌に対する負担が大きく、手が疲れ易かった
が、本案では5本の指及び掌の全体で握り部を握ってパ
テの撫付けを行うことができるために、指及び掌に対す
る負担が少なくなり、手が疲れにくくなる。
【0032】更にまた、本案では握り部の握り方を浅く
握ったり逆に深く握ったりすることにより、パテの撫付
け面に対して、ブレードの角度を自由に変えることがで
き、作業性をより高めることができる等、極めて新規的
有益なる効果を奏するものである。
【0033】さらに、請求項2のように、ブレードの左
右両側端が、折曲したブレードの後端側の左右両端より
それぞれ外側方に突出している場合には、ブレードの左
側端及び右側端側がブレード取付部の取付盤の両端側か
ら突出しているため、突出するこれらのブレードの左側
端又は右側端側の撓りを利用して、幅の狭い範囲でのパ
テの撫付け作業を行うことができる。できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すパテベラの斜視図
である。
【図2】この発明の実施の形態を示すパテベラの平面図
である。
【図3】この発明の実施の形態を示すパテベラの正面図
である。
【図4】この発明の実施の形態を示すパテベラの側面図
である。
【符号の説明】
1 パテベラ 2 ブレード 2a 先端 2b 後端側 2c 左側端 2d 右側端 2e 後部端 3 把手 31 ブレード取付部 31a 取付盤 31b 締結具 32 連結杆 33 握り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パテを撫付ける平面状のブレードと、ブ
    レードの後端側を保持する把手とからなるパテベラにお
    いて、ブレードの後端側をブレードの面外方向に折曲
    し、折曲したブレードの後端側に把手を平行に取り付け
    ると共に、当該把手を、折曲したブレードの後端側の両
    面を挟んで保持するブレード取付部と、利き手の5本の
    指及び掌で握られ幅方向に設けられた握り部と、ブレー
    ド取付部に握り部を連結する連結杆とから構成したこと
    を特徴とするパテベラ。
  2. 【請求項2】 ブレードの左右両側端は、折曲したブレ
    ードの後端側の左右両端よりそれぞれ外側方に突出して
    いる請求項1記載のパテベラ。
JP2001000900A 2001-01-09 2001-01-09 パテベラ Pending JP2002206335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039164A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 巧 吉田 建築用表面処理具

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