JPS6122784Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122784Y2
JPS6122784Y2 JP1981119939U JP11993981U JPS6122784Y2 JP S6122784 Y2 JPS6122784 Y2 JP S6122784Y2 JP 1981119939 U JP1981119939 U JP 1981119939U JP 11993981 U JP11993981 U JP 11993981U JP S6122784 Y2 JPS6122784 Y2 JP S6122784Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
gripping end
main handle
wrist
forearm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981119939U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177676U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981119939U priority Critical patent/JPS6122784Y2/ja
Publication of JPS57177676U publication Critical patent/JPS57177676U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122784Y2 publication Critical patent/JPS6122784Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ねじまわし、ハンマなどの工具の
柄に関するものである。
従来例の構成とその問題点 ねじまわし、ハンマなどの工具の柄として、ま
つすぐの形状の柄が一般に使用されている。この
種の工具の場合、普通、柄は作業者の手の指と手
のひらでしつかりと把持される。そして、工具の
柄および工具のヘツドに力が加えられる。しかし
ながら、作業者にとつて、まつすぐの形状の柄は
必ずしも好ましいものではなかつた。作業すると
き、手首を無理に曲げる必要があり、前腕の力を
有効に伝達することができない。したがつて、作
業効率が悪く、所要労力が大きく、前腕および手
首の疲労が早められる。さらに、手の指を無理に
曲げる必要があり、手の指の疲労も早められる。
また、曲げた手首が圧迫され、種々の手首症候群
が生じるおそれもある。
考案の目的 したがつて、この考案は、ねじまわし、ハンマ
などの工具の柄において、手首を無理に曲げる必
要がなく、作業効率が良く、所要労力が小さく、
前腕、手首および手の指の疲労が軽減されるよう
にすることを目的としてなされたものである。
考案の構成 この考案によれば、一端が工具のヘツドに連結
された細長い主柄部と、主柄部の他端に屈曲部を
介して連結された把持端部とからなる工具の柄が
提供され、把持端部は実質上屈曲部の屈曲方向面
内の長軸をもつ長円形の断面を有し、その断面の
外周長さは屈曲部から離れるに従つて減少する。
さらに、把持端部はその長円形の長軸を横切つて
のびる平坦面を有する。主柄部に対する把持端部
の角度は15゜〜25゜である。
実施例の説明 以下、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の基本原理を示すものであ
る。この柄は主柄部3と把持端部5からなり、主
柄部3の一端が工具のヘツドに連結され、把持端
部5は主柄部3の他端に屈曲部を介して連結され
ている。主柄部3に対する把持端部5の角度は15
゜〜25゜である。また、第2図に示すように、把
持端部5は実質上長円形の断面を有し、長円形の
長軸は柄の屈曲部の屈曲方向面(Z,Z)内にの
びる。また、この断面の外周長さは柄の屈曲部か
ら離れるに従つて減少する。言い換えると、把持
端部5がその先端に向かうに従つて細くなつてい
るものである。さらに、把持端部5はその長円形
の長軸を横切つてのびる平坦面を有する。
第3図はこの考案の一実施例を示す。これはね
じ33を締め付けるねじまわし27の柄に適用し
たものである。第1図および第2図の柄と同様、
この柄も主柄部25と把持端部23からなり、主
柄部25の一端がねじまわし27のヘツド31に
連結され、把持端部23は主柄部25の他端に屈
曲部を介して連結されている。主柄部25に対す
る把持端部23の角度は15゜〜25゜である。
したがつて、この柄において、手の指および手
のひらで把持端部23および屈曲部を把持する
と、主柄部25が前腕の長さ方向軸芯29上に配
置される。したがつて、手首をまつすぐにのばす
ことができ、無理に曲げる必要がない。したがつ
て、前腕の尺骨のずれが小さく、人さし指の基指
骨に大きい圧力がかからず、第2中手骨のバラン
スが保たれる。したがつて、ねじ33を締め付け
るとき、前腕の力を有効に伝達することができ
る。したがつて、作業能率が良く、所要労力は小
さい。前腕および手首の疲労も軽減される。ま
た、手首をまつすぐにのばしたまま作業すること
ができ、手首は圧迫されず、手首症候群が生じる
おそれはない。
また、この柄は第1図および第2図の柄と同様
の構成のもので、把持端部23は実質上長円形の
断面を有し、その断面の外周長さは柄の屈曲部か
ら離れるに従つて減少する。長円形の長軸は柄の
屈曲部の屈曲方向面内にのびる。したがつて、指
の中関節、すなわち中指骨と基指骨間の関節と親
指の下方の肉厚部分で把持端部23を把持するこ
とができ、指の先端を手のひらの中央領域に押し
付ける必要がない。したがつて、手のひらの神経
および動脈に大きい圧力が加えられず、手のひら
の疲れが軽減される。さらに、中指、薬指および
小指を前腕の長さ方向軸芯29に沿つて位置させ
ることができ、各指を自然に曲げることができ
る。各指を無理に曲げる必要はなく、各指の疲れ
が軽減される。しかも、小指と薬指を把持端部2
3の先端に押え付けることができ、把持端部23
をしつかりと把持することができる。
さらに、把持端部23はその長円形の長軸を横
切つてのびる平坦面を有する。したがつて、ねじ
り方向の手のすべりを防止することもできる。こ
れと同時に、手の力を手全体に分散させることが
でき、力の集中を軽減することができる。したが
つて、手の特定個所に痛みが生じるおそれはな
い。
また、この柄は各指を把持端部23および屈曲
部に適合させることができ、柄全体を使用者の手
と組み合わされた生物学的メカニズムの一部とし
て使用することができる。いわば、ねじまわし2
7全体が使用者の骨格の自然の延長部となり得る
ものである。
第4図は従来のねじまわし27′の柄を示す。
この柄はまつすぐの形状のもので、主柄部25′
と把持端部23′からなり、ねじまわし27′のヘ
ツド31′に連結されている。したがつて、ねじ
を締め付けるには、手首を無理に曲げる必要があ
る。主柄部25′は前腕の長さ方向軸芯29′上に
配置されない。したがつて、前腕の力を有効に伝
達することができず、作業効率が悪く、所要労力
が大きく、前腕、手首および手の指の疲労が早め
られる。曲げた手首が圧迫され、手首症候群が生
じるおそれもある。
第5図はこの考案の他の実施例を示す。これは
くぎ43を打撃するハンマ35の柄に適用したも
のである。この柄も第1図および第2図の柄と同
様の構成もので、主柄部37と把持端部39から
なり、主柄部37の一端がハンマ35のヘツド4
1に連結され、把持端部39は主柄部37の他端
に屈曲部を介して連結されている。把持端部39
の断面形状、および主柄部37に対する把持端部
39の角度についても、第1図および第2図の柄
と同様である。したがつて、くぎ43を打撃する
とき、手首45を無理に曲げる必要がなく、前腕
の力を有効に伝達することができ、作業効率が良
く、所要労力は小さい。前腕、手首45および手
の指の疲労も軽減される。
第6図は従来のハンマ35′の柄を示す。この
柄はまつすぐの形状のもので、主柄部37′と把
持端部39′からなり、ハンマ35′のヘツド4
1′に連結されている。したがつて、くぎ43′を
打撃するには、手首45′を無理に曲げる必要が
ある。したがつて、第4図の柄と同様の問題が生
じる。
なお、前記実施例ではねじまわし27およびハ
ンマ35の柄について説明したが、この考案はそ
れ以外の種々の工具の柄に適用することもでき
る。
考案の効果 以上説明したように、この考案は、きわめて好
ましい工具の柄を得ることができる。作業すると
き、手首を無理に曲げる必要がなく、前腕の力を
有効に伝達することでき、作業効率が良く、所要
労力は小さい。前腕、手首および手の指の疲労も
軽減される。手首症候群が生じるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の基本原理を示す説明図、第
2図は第1図のA,A面断面図、第3図はこの考
案の一実施例を示す側面図、第4図は従来のねじ
まわしの柄を示す側面図、第5図はこの考案の他
の実施例を示す側面図、第6図は従来のハンマの
柄を示す側面図である。 23……把持端部、25……主柄部、27……
ねじまわし、31……ねじまわしのヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が工具のヘツド31に連結された細長い主
    柄部25と、前記主柄部25の他端に屈曲部を介
    して連結された把持端部23とからなり、前記把
    持端部23は実質上前記屈曲部の屈曲方向面内の
    長軸をもつ長円形の断面を有し、その断面の外周
    長さは前記屈曲部から離れるに従つて減少し、さ
    らに前記把持端部23は前記長円形の長軸を横切
    つてのびる平坦面を有し、前記主柄部25に対す
    る前記把持端部23の角度は15゜〜25゜であるこ
    とを特徴とする工具の柄。
JP1981119939U 1981-08-11 1981-08-11 Expired JPS6122784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981119939U JPS6122784Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981119939U JPS6122784Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177676U JPS57177676U (ja) 1982-11-10
JPS6122784Y2 true JPS6122784Y2 (ja) 1986-07-08

Family

ID=29913978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981119939U Expired JPS6122784Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122784Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457480Y1 (ja) * 1966-05-04 1970-04-10
JPS5230673B2 (ja) * 1971-12-07 1977-08-09

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022653U (ja) * 1973-06-20 1975-03-13
JPS5218226Y2 (ja) * 1974-10-09 1977-04-25
JPS552809Y2 (ja) * 1975-08-27 1980-01-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457480Y1 (ja) * 1966-05-04 1970-04-10
JPS5230673B2 (ja) * 1971-12-07 1977-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57177676U (ja) 1982-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4038719A (en) Handle for tools and sporting equipment
US4934222A (en) Ergonomic tool
US3981043A (en) Slidable tool grip
US7930804B2 (en) Implement handle
US5279034A (en) Scissors
ES2109934T3 (es) Mango universal para utensilios manuales.
US20080092337A1 (en) Ergonomic handle
US20080016653A1 (en) Ergonomic handle for push tools
US4154273A (en) Hammer
US6418820B1 (en) Ergonomic handle for a wrench
US11154977B2 (en) Grip for a handheld instrument
US4363344A (en) Hammer
JP2004528902A5 (ja)
US4161051A (en) Contoured handle
JPS6122784Y2 (ja)
US4958540A (en) Impact tool handle
Freivalds Tool evaluation and design
US7677142B1 (en) Pliers having ergonomic handle
Johnson Ergonomic design of handheld tools to prevent trauma to the hand and upper extremity
US2417946A (en) Tool handle
GB2048752A (en) Improvements in Hammers
IT208610Z2 (it) Manico per ferri da stiro di tipo industriale, provvisto di una particolare sagomatura e rifinitura superficiale, atte a favorirne ed a renderne piu' confortevole la presa, da parte dell'operatore.
CN108098697B (zh) 一种便于操作的钳
US11511408B1 (en) Impact hand tool
Strasser et al. A systematic approach for the analysis and ergonomic design of hand-held tools and control actuators–visualized by some real-life examples