JP2002205386A - 画像領域に応じて印刷モードを変更する双方向印刷 - Google Patents

画像領域に応じて印刷モードを変更する双方向印刷

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JP2002205386A
JP2002205386A JP2001002170A JP2001002170A JP2002205386A JP 2002205386 A JP2002205386 A JP 2002205386A JP 2001002170 A JP2001002170 A JP 2001002170A JP 2001002170 A JP2001002170 A JP 2001002170A JP 2002205386 A JP2002205386 A JP 2002205386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷画質が劣化したとの感覚を与えることな
く、双方向印刷により印刷速度を向上させる。 【解決手段】 画素値のばらつきの小さい領域をざらつ
きが目立つ領域とし、画素値のばらつきの大きい領域を
ざらつきが目立たない領域とし、画像を二つの領域に分
ける。そして、ざらつきが目立つ領域をざらつきが生じ
にくいが印刷速度が遅い単方向印刷で記録し、ざらつき
が目立たない領域を印刷のざらつきが生じやすいが印刷
速度が速い双方向印刷で記録する。この結果、単方向印
刷と双方向印刷の双方の利点を活かした印刷を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主走査を往復で
双方向に行いつつ印刷媒体上に画像を印刷する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出することにより、印刷媒
体上にインクドットを形成して画像を印刷する印刷装置
(以下、インクジェット式印刷装置)は、コンピュータ
等で作成した画像の出力装置として広く使用されてい
る。インクジェット式印刷装置の中には、主走査の往動
時のみで印刷を行う単方向印刷と、主走査の往復動時の
双方で印刷を行う双方向印刷とが可能なものも開発され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、単方向印刷
は、主走査方向のインクドットの形成位置ずれが小さい
ため、印刷画像のざらつきが小さいという利点がある
が、印刷速度が遅いという欠点もある。これに対して、
双方向印刷は、印刷速度が早いという利点があるが、イ
ンクドットの形成位置ずれが大きくなって、印刷画像の
ざらつきが大きくなりやすいという欠点もある。
【0004】このため、従来から、単方向印刷と双方向
印刷の双方の利点を併せ持つような印刷技術が望まれて
いた。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、ざらつきによる
印刷画像の劣化を抑制しつつ、印刷速度を向上させるこ
とができる技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の態様では、単方向印刷モードと双方向印刷モードを
有する印刷部を制御するための印刷制御装置であって、
印刷対象画像を表す画像データの画素値のばらつきの程
度を表す散布度を算出する散布度計算部と、前記散布度
の大きさに応じて、前記単方向印刷モードと前記双方向
印刷モードのいずれで印刷を実行するかを決定する印刷
モード決定部と、を備えることを特徴とする。
【0007】本発明の第1の態様では、画素値のばらつ
きの小さい領域をざらつきが目立つ領域とし、画素値の
ばらつきの大きい領域をざらつきが目立たない領域と
し、画像を2種類の領域に分ける。そして、ざらつきが
目立つ領域の印刷にざらつきが生じ難いが印刷速度が遅
い単方向印刷モードを採用し、ざらつきが目立たない領
域の印刷にざらつきが生じやすいが印刷速度が速い双方
向印刷モードを採用する。このようにすることで、単方
向印刷と双方向印刷の双方の利点を活かした印刷を行う
ことができる。
【0008】上記印刷制御装置において、印刷対象画像
を表す画像データから、明度を表す明度データを生成す
る明度データ生成部を備え、前記散布度計算は、前記明
度データを用いて前記散布度を算出するようにするるの
が好ましい。
【0009】こうすれば、人間の視覚感度が特に高い明
度を基準として、ざらつきが目立つ領域であるか否かを
判定することができるという利点がある。
【0010】上記印刷制御装置において、前記散布度計
算部は、前記印刷対象画像を主走査方向と平行な区分線
で複数の領域に分割して、各領域毎に前記散布度を算出
し、前記印刷モード決定部は、各領域毎に、前記単方向
印刷モードと前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実
行するかを決定するようにしても良い。
【0011】こうすれば、複数の主走査ラインで表現す
る領域毎に、印刷対象画像を分割して、各領域毎にその
領域を記録する印刷モードを決定することができる。
【0012】上記印刷制御装置において、前記散布度計
算部は、前記各領域をそれぞれ複数の画素を含む矩形状
の複数の画素ブロックにさらに分割して、各画素ブロッ
ク毎に前記散布度を算出し、前記印刷モード決定部は、
前記複数の画素ブロックにおける前記散布度の分布に応
じて、各領域において、前記単方向印刷モードと前記双
方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを決定する
ようにしても良い。
【0013】このような決定の方法の例として、たとえ
ば、ざらつきの目立つ画素ブロックであって所定の数だ
け連続するものを含む領域は、単方向印刷モードを採用
するというようなものがある。
【0014】上記印刷制御装置において、前記散布度計
算部は、各画素ブロック毎に前記散布度を算出するとと
もに、前記散布度があらかじめ定めた第1の閾値よりも
小さい画素ブロックの、各領域に占める割合があらかじ
め定めた第2の閾値よりも大きいか否かを判定し、前記
印刷モード決定部は、前記領域毎に、前記判定に応じ
て、前記単方向印刷モードと前記双方向印刷モードのい
ずれで印刷を実行するかを決定するようにしても良い。
【0015】こうすれば、ざらつきの目立つ画素ブロッ
クの割合が多い領域の印刷には単方向印刷モードが採用
され、他の領域には双方向印刷モードが採用される。こ
の結果、領域の一部に散布度が大きいブロックがあるた
めに、その領域の全体の散布度が大きくなるような場合
であっても、ざらつきの目立つ画素ブロックの割合が多
い領域を確実に単方向印刷モードで記録することができ
る。
【0016】上記印刷制御装置において、前記印刷モー
ド決定部は、前記単方向印刷モードで印刷を実行する領
域に含まれる主走査ラインを少なくとも一つ形成する主
走査の印刷には単方向印刷モードを採用し、前記単方向
印刷モードで印刷を実行する領域に含まれる主走査ライ
ンを形成しない主走査の印刷には双方向印刷モードを採
用するようにしても良く、前記印刷モード決定部は、前
記双方向印刷モードで印刷を実行する領域に含まれる主
走査ラインを少なくとも一つ形成する主走査の印刷には
双方向印刷モードを採用し、前記双方向印刷モードで印
刷を実行する領域に含まれる主走査ラインを形成しない
主走査の印刷には単方向印刷モードを採用するようにし
ても良い。
【0017】このように、主走査が形成する複数の主走
査ラインが、単方向印刷モードで記録を行う領域と、双
方向印刷モードで記録を行う領域とに含まれている場合
に、その主走査の印刷に、いずれの印刷モードを採用す
るかの決定方法には種々の方法がある。たとえば、ある
特定のノズルが形成する主走査ラインがいずれの領域に
含まれるかを基準として定めても良い。
【0018】本発明の第2の態様では、単方向印刷モー
ドと双方向印刷モードを有する印刷部を制御するための
印刷制御装置であって、印刷対象画像を表す画像データ
から、明度を表す明度データを生成する明度データ生成
部と、前記明度データの高さに応じて、前記単方向印刷
モードと前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行す
るかを決定する印刷モード決定部と、を備えることを特
徴とする。
【0019】本発明の第2の態様では、明度の高い領域
をざらつきが目立つ領域とし、明度の低い領域をざらつ
きが目立たない領域とし、印刷対象画像を2種類の領域
に分ける。明度の高い領域(ハイライト領域)はざらつ
きが目立つという性質があるので、このようにしても、
単方向印刷と双方向印刷の双方の利点を活かした印刷を
行うことができる。
【0020】なお、本発明は、印刷装置、それらの方法
または装置の機能をコンピュータに実現させるためのコ
ンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを
記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み
搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の形態で
実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の構成: B.本発明の実施例におけるドット記録方法: C.変形例:
【0022】A.装置の構成:図1は、本発明の一実施
例としての印刷システムの構成を示すブロック図であ
る。この印刷システムは、印刷制御装置としてのコンピ
ュータ90と、印刷部としてのカラープリンタ20と、
を備えている。なお、カラープリンタ20とコンピュー
タ90の組み合わせを、広義の「印刷装置」と呼ぶこと
ができる。
【0023】コンピュータ90では、所定のオペレーテ
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラム9
5が動作している。オペレーティングシステムには、ビ
デオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれ
ており、アプリケーションプログラム95からは、これ
らのドライバを介して、カラープリンタ20に転送する
ための印刷データPDが出力されることになる。アプリ
ケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して
所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介して
CRT21に画像を表示する。
【0024】アプリケーションプログラム95が印刷命
令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ9
6が、画像データをアプリケーションプログラム95か
ら受け取り、これをカラープリンタ20に供給するため
の印刷データPDに変換する。図1に示した例では、プ
リンタドライバ96の内部には、解像度変換モジュール
97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュ
ール99と、ラスタライザ100と、散布度計算部10
1と、印刷モード決定部102と、色変換テーブルLU
Tと、が備えられている。なお、散布度計算部101
は、明度データ生成部103を備えている。
【0025】解像度変換モジュール97は、アプリケー
ションプログラム95が扱っているカラー画像データの
解像度(即ち、単位長さ当りの画素数)を、プリンタド
ライバ96が扱うことができる解像度に変換する役割を
果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだ
RGBの3色からなる画像情報である。色変換モジュー
ル98は、色変換テーブルLUTを参照しつつ、各画素
ごとに、RGB画像データを、カラープリンタ20が利
用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
【0026】色変換された多階調データは、例えば25
6階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール
99は、インクドットを分散して形成することにより、
カラープリンタ20でこの階調値を表現するためのハー
フトーン処理を実行する。ハーフトーン処理された画像
データは、ラスタライザ100によりカラープリンタ2
0に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷
データPDとして出力される。なお、印刷データPD
は、各主走査時のドットの記録状態を示すラスタデータ
と、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。な
お、散布度計算部101および印刷モード決定部102
の役割については後述する。
【0027】なお、プリンタドライバ96は、印刷デー
タPDを生成する機能を実現するためのプログラムに相
当する。プリンタドライバ96の機能を実現するための
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録された形態で供給される。このような記録媒体とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気デ
ィスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカー
ド、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピ
ュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)
および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能
な種々の媒体を利用できる。
【0028】図2は、カラープリンタ20の概略構成図
である。カラープリンタ20は、紙送りモータ22によ
って印刷用紙Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構
と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプ
ラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走
査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッド
ユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動
してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆
動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモー
タ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32
との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えてい
る。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュー
タ90に接続されている。
【0029】印刷用紙Pを搬送する副走査送り機構は、
紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ロー
ラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図
示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査
送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリ
ッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッ
ジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設する
プーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位
置センサ39とを備えている。
【0030】図3は、制御回路40を中心としたカラー
プリンタ20の構成を示すブロック図である。制御回路
40は、CPU41と、プログラマブルROM(PRO
M)43と、RAM44と、文字のドットマトリクスを
記憶したキャラクタジェネレータ(CG)45とを備え
た算術論理演算回路として構成されている。この制御回
路40は、さらに、外部のモータ等とのインタフェース
を専用に行なうI/F専用回路50と、このI/F専用
回路50に接続され印刷ヘッドユニット60を駆動して
インクを吐出させるヘッド駆動回路52と、紙送りモー
タ22およびキャリッジモータ24を駆動するモータ駆
動回路54と、スキャナ80を制御するスキャナ制御回
路55とを備えている。I/F専用回路50は、パラレ
ルインタフェース回路を内蔵しており、コネクタ56を
介してコンピュータ90から供給される印刷データPD
を受け取ることができる。カラープリンタ20は、この
印刷データPDに従って印刷を実行する。なお、RAM
44は、ラスタデータを一時的に格納するためのバッフ
ァメモリとして機能する。
【0031】印刷ヘッドユニット60は、印刷ヘッド2
8を有しており、また、インクカートリッジを搭載可能
である。なお、印刷ヘッドユニット60は、1つの部品
としてカラープリンタ20に着脱される。すなわち、印
刷ヘッド28を交換しようとする際には、印刷ヘッドユ
ニット60を交換することになる。
【0032】図4は、印刷ヘッド28の下面におけるノ
ズル配列を示す説明図である。印刷ヘッド28の下面に
は、ブラックインクを吐出するためのブラックインクノ
ズル群KD と、濃シアンインクを吐出するための濃シア
ンインクノズル群CD と、淡シアンインクを吐出するた
めの淡シアンインクノズル群CL と、濃マゼンタインク
を吐出するための濃マゼンタインクノズル群MD と、淡
マゼンタインクを吐出するための淡マゼンタインクノズ
ル群ML と、イエローインクを吐出するためのイエロー
インクノズル群YD とが形成されている。
【0033】なお、各ノズル群を示す符号における最初
のアルファベットの大文字はインク色を意味しており、
また、添え字の「D 」は濃度が比較的高いインクである
ことを、添え字の「L 」は濃度が比較的低いインクであ
ることを、それぞれ意味している。
【0034】各ノズル群の複数のノズルは、副走査方向
SSに沿って一定のノズルピッチk・Dでそれぞれ整列
している。ここで、kは整数であり、Dは副走査方向に
おける印刷解像度に相当するピッチ(「ドットピッチ」
と呼ぶ)である。本明細書では、「ノズルピッチはkド
ットである」とも言う。このときの単位[ドット]は、
印刷解像度のドットピッチを意味している。副走査送り
量に関しても同様に、[ドット]の単位を用いる。
【0035】各ノズルには、各ノズルを駆動してインク
滴を吐出させるための駆動素子としてのピエゾ素子(図
示せず)が設けられている。印刷時には、印刷ヘッド2
8が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズルからインク
滴が吐出される。
【0036】なお、各ノズル群の複数のノズルは、副走
査方向に沿って一直線上に配列されている必要はなく、
例えば千鳥状に配列されていてもよい。なお、ノズルが
千鳥状に配列されている場合にも、副走査方向に測った
ノズルピッチk・Dは、図4の場合と同様に定義するこ
とができる。この明細書において、「副走査方向に沿っ
て配列された複数のノズル」という文言は、一直線上に
配列されたノズルと、千鳥状に配置されたノズルと、を
包含する広い意味を有している。
【0037】以上説明したハードウェア構成を有するカ
ラープリンタ20は、紙送りモータ22により用紙Pを
搬送しつつ、キャリッジ30をキャリッジモータ24に
より往復動させ、同時に印刷ヘッド28のピエゾ素子を
駆動して、各色インク滴の吐出を行い、インクドットを
形成して用紙P上に多色多階調の画像を形成する。
【0038】B.本発明の実施例におけるドット記録方
法:図5は、本発明の実施例における印刷データ生成処
理の方法を示すフローチャートである。ステップS10
1では、散布度計算部101が備える明度データ生成部
103が明度データを生成する。明度データを生成する
のは、明度に対する人間の視覚感度が高いので、これを
印刷画像のざらつきが目立つか否かの判定に利用するた
めである。明度データの生成は、たとえば、解像度変換
モジュール97(図1)により解像度変換された画像デ
ータの表色系を変更する色変換処理により行なうことが
できる。具体的には、与えられた画像データがRGB表
色系のときは、これを明度を含む表色系(たとえばYC
bCr表色系)に変換して、明度Yを取り出すことによ
り行うことができる。
【0039】ステップS102では、散布度計算部10
1は、この明度データに基づいて散布度計算処理を行
う。なお、散布度計算処理は、必ずしも明度データに基
づいて行う必要はなく、印刷対象画像の画像データの
R,G,Bの画素値に基づいて算出しても良い。
【0040】図6は、散布度計算処理の方法を示すフロ
ーチャートである。ステップS201では、散布度計算
部101は、画像データを一定の範囲の画素ブロック毎
に分割する。具体的には、画像データを主走査ラインに
平行な区分線で複数の領域に区分し、さらに、この領域
を主走査ラインに垂直な区分線で複数の画素ブロックに
分割する。ここで、複数の画素ブロックに分割するの
は、印刷画像のざらつきが目立つ領域を抽出し、各領域
全体に占めるざらつきが目立つ領域の割合を求めるため
である。なお、画像データの画素値(明度データを含
む)のばらつきが小さい領域は、印刷画像のざらつきが
目立つ性質があることが知られている。
【0041】ステップS202では、散布度計算部10
1は、各画素ブロックの明度の散布度Sを算出する。こ
の散布度Sの算出は、分割された各画素ブロックに含ま
れる画素の明度データに基づいて各画素ブロック毎に行
われる。
【0042】なお、散布度Sは、画像データの画素値の
ばらつきを表す統計量であれば良く、標準偏差や変動係
数を用いても良い。また、フーリエ解析によって求めて
も良い。印刷画像のざらつきが目立つ領域であるかどう
かの判断は、明度の高さに基づいて判断しても良く、さ
らに明度の高さと画素値の散布度Sと組み合わせて判断
しても良い。
【0043】図7は、散布度計算部101が分散を基準
として散布度計算処理を行う様子を示す図である。図7
は、分割された画素ブロックに含まれる画素毎の明度デ
ータと各画素ブロック毎の明度データの分散を示してい
る。主走査ラインの各マスは画素を表し、その中の数字
は明度データである。たとえば、図7(a)に示す領域
の一番上側の主走査ラインにおける第1番目の画素の明
度データは2であり、この領域の1番目の画素ブロック
の分散は144.7である。
【0044】なお、この例では、説明を容易にするため
に、各領域は3本の主走査ラインを含むものであり、5
列の画素毎に画素ブロックを分割している。ただし、領
域や画素ブロックの区分は、この例に限られず自由に設
定して良い。たとえば、各領域は主走査ラインを1本の
み含むものであるとしても良いし、各画素ブロックへの
分割は必ずしも行わなくても良い。
【0045】ステップS203では、散布度計算部10
1は、各画素ブロックの分散値Sとあらかじめ定めた所
定の閾値THSとを比較する。この結果、分散値Sが閾
値THSよりも小さいときは、印刷画像のざらつきが目
立ちやすい画素ブロックとしてカウントされ(ステップ
S204)、分散値Sが閾値THS以上のときは、印刷
画像のざらつきが目立ち難い画素ブロックとしてカウン
トされる(ステップS205)。たとえば、図7(a)
に示す領域の場合、1番目の画素ブロックは閾値THS
(この例では10)よりも大きいのでざらつきが目立た
ない画素ブロックとしてカウントされ、2〜5番目の画
素ブロックは閾値THSよりも小さいのでざらつきが目
立つ画素ブロックとしてカウントされる。このような処
理が、画像データの全画素ブロックについて終了する
と、ステップS207に進む(ステップS206)。
【0046】ステップS207では、散布度計算部10
1は、各領域におけるざらつきが目立つ画素ブロックの
割合Rを求める。ざらつきが目立つ画素ブロックの割合
Rがあらかじめ定めた所定の閾値THRよりも大きいか
否かで、この領域が印刷画像のざらつきが目立ちやすい
ものであるか否かを判定する。たとえば、閾値THRを
70%と仮定すると、図7(a)に示す領域は、ざらつ
きが目立つ画素ブロックの割合Rが80%であるので、
ざらつきが目立つ領域であると判定され、図7(b)に
示す領域は、ざらつきが目立つ画素ブロックの割合Rが
60%であるので、ざらつきが目立たない領域であると
判定される(ステップS208)。
【0047】図8は、本発明の実施例における記録方法
の決定の例を示す図である。この図には、1ページ分の
印刷画像と、説明のために区分された4つの領域Z1、
Z2、Z3、Z4とが示されている。
【0048】印刷画像のざらつきが目立つか否かの決定
は、たとえば、以下のように行われる。領域Z1は、青
空と雲を表現しているが、その両者とも階調変化が緩や
かなので明度データの分散が小さい。この結果、領域Z
1を形成する複数の領域は、印刷画像のざらつきが目立
つやすい領域であると判定される。また、領域Z3も、
青空と椰子の木の幹を表現しているが、領域Z3の大部
分が階調変化が緩やかな青空である。このため、明度デ
ータの分散が比較的小さい青空の部分の割合が大きい。
この結果、領域Z3を形成する複数の領域も、印刷画像
のざらつきが目立ちやすい領域であると判定される。
【0049】一方、領域Z2は、多くの部分が階調変化
が激しい椰子の葉で占められており、領域Z4も、階調
変化の激しい地面と海面で占められているので、明度デ
ータの分散も大きい。この結果、領域Z2、Z4を形成
する複数の領域は、ざらつきが目立ち難い領域であると
判定される。
【0050】ステップS103(図5)では、印刷モー
ド決定部102が、各主走査ラインがざらつきが目立ち
やすい領域に含まれるか否かに応じて、双方向印刷方式
での記録を許容するか否かの決定を行う。具体的には、
印刷画像のざらつきが目立ちやすい領域に含まれる主走
査ラインは双方向印刷での記録が許容されないが、他の
主走査ラインは双方向印刷での記録が許容される。
【0051】印刷モード決定部102は、上記の決定に
基づいて、ハーフトーンデータに識別を行う。具体的に
は、双方向印刷モードでの記録が許容されない主走査ラ
インのハーフトーンデータには、双方向印刷不可の識別
を行い(ステップS104)、他の主走査ラインには双
方向印刷可の識別を行う(ステップS105)。このよ
うな識別処理がハーフトーンデータの全データについて
終了すると、ステップS106に進み、ラスタライザ1
00によるラスタライズ処理が行われる。
【0052】図9は、ラスタライズ処理の方法を示すフ
ローチャートであり、図10および図11は、本発明の
実施例におけるドット記録方式を示す説明図である。こ
こでは、説明を容易にするため、各ノズル列のノズル数
が3、副走査送り量L=3との例を用いる。なお、実線
で示されているパスは、ドットを形成するパスであり、
点線で示されているパスは主走査のみを行い、ドットを
形成しないパスである。
【0053】ステップS301では、ラスタライザ10
0は、ハーフトーンデータから各パスで形成される主走
査ライン毎の識別を読みとる。ラスタライザ100は、
パスが形成する主走査ラインの識別の少なくとも一つ
に、双方向印刷不可の識別がなされているときは、往動
時または復動時の一方だけで印刷を行い、復動時には印
刷を行わないように設定する。逆に、パスが形成するす
べての主走査ラインの識別に、双方向印刷可の識別がな
されているときは、往動時および復動時の双方で印刷を
行うように設定する。ラスタライザ100は、このよう
な設定に基づいて印刷データPDを生成する。
【0054】具体的には、たとえば、図10に示すよう
に、1番〜5番の主走査ラインは、双方向印刷不可の識
別が成されているので、その主走査ラインを記録するパ
ス1〜パス3では往動時にのみ印刷を行い、復動時には
記録を行わない。6番〜24番の主走査ラインは、双方
向印刷可の識別が成されているので、その主走査ライン
を記録するパス4〜パス7では往動時においても復動時
においても記録が行われる。25番〜33番の主走査ラ
インは、双方向印刷不可の識別が成されているので、そ
の主走査ラインを記録するパス8〜パス11では復動時
にのみ印刷を行い、往動時には記録を行わない。
【0055】なお、ラスタライザ100による単方向か
双方向かの設定は、主走査ラインの識別に応じてなされ
ていれば良く、たとえば、パスが形成するすべての主走
査ラインの識別に双方向印刷不可の識別がなされている
ときにのみ、往動時のみで印刷を行い、復動時には印刷
を行わないように設定するようにしても良い。
【0056】このように、双方向印刷不可の識別がなさ
れている主走査ラインが形成する領域は、往動時または
復動時のいずれか一方においてのみ印刷が行われる。こ
の結果、隣接する主走査ラインのドット形成位置がずれ
ることによって生ずるざらつきを抑制することができ
る。一方、双方向印刷可の識別がなされている主走査ラ
インは、往動時および復動時の双方において印刷が行わ
れるので、印刷速度を向上させることができる。このよ
うにすることで、単方向印刷と双方向印刷の双方の利点
を活かした印刷を行うことができる。
【0057】C.変形例:なお、この発明は上記の実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0058】C−1.上記実施例においては、一つの主
走査ラインを1回の主走査で形成しているが、複数回の
主走査で形成する場合にも適用できる。
【0059】C−2.上記実施例においては、単方向印
刷モードか双方向印刷モードかの情報を印刷データPD
に含めることにより、カラープリンタ20を制御する方
式を採用しているが、所定の領域毎に印刷モードを変更
できるような制御方法であれば方式は問わない。
【0060】この発明はカラー印刷だけでなくモノクロ
印刷にも適用できる。また、1画素を複数のドットで表
現することにより多階調を表現する印刷にも適用でき
る。また、ドラムプリンタにも適用できる。尚、ドラム
プリンタでは、ドラム回転方向が主走査方向、キャリッ
ジ走行方向が副走査方向となる。また、この発明は、イ
ンクジェットプリンタのみでなく、一般に、複数のノズ
ル列を有する記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面に記録
を行うドット記録装置に適用することができる。
【0061】上記実施例において、ハードウェアによっ
て実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換え
るようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現
されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるよう
にしてもよい。例えば、図1に示したプリンタドライバ
96の機能の一部または全部を、プリンタ20内の制御
回路40が実行するようにすることもできる。この場合
には、印刷データを作成する印刷制御装置としてのコン
ピュータ90の機能の一部または全部が、プリンタ20
の制御回路40によって実現される。
【0062】本発明の機能の一部または全部がソフトウ
ェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピ
ュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に格納された形で提供することができる。この発
明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携
帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコ
ンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコ
ンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として印刷システムの構成を
示すブロック図。
【図2】プリンタの構成を示す説明図。
【図3】カラープリンタ20における制御回路40の構
成を示すブロック図。
【図4】印刷ヘッド28の下面におけるノズル配列を示
す説明図。
【図5】本発明の実施例における印刷データ生成処理の
方法を示すフローチャート。
【図6】散布度計算処理の方法を示すフローチャート。
【図7】分散を基準として散布度計算処理を行う様子を
示す図。
【図8】本発明の実施例において処理の対象とする画像
データの一例。
【図9】ラスタライズ処理の方法を示すフローチャー
ト。
【図10】本発明の実施例におけるドット記録方式を示
す説明図。
【図11】本発明の実施例におけるドット記録方式を示
す説明図。
【符号の説明】
20…カラープリンタ 21…CRT 22…紙送りモータ 24…キャリッジモータ 26…プラテン 28…印刷ヘッド 30…キャリッジ 32…操作パネル 34…摺動軸 36…駆動ベルト 38…プーリ 39…位置センサ 40…制御回路 41…CPU 44…RAM 50…I/F専用回路 52…ヘッド駆動回路 54…モータ駆動回路 55…スキャナ制御回路 56…コネクタ 60…印刷ヘッドユニット 80…スキャナ 90…コンピュータ 91…ビデオドライバ 95…アプリケーションプログラム 96…プリンタドライバ 97…解像度変換モジュール 98…色変換モジュール 99…ハーフトーンモジュール 100…ラスタライザ 101…散布度計算部 102…印刷モード決定部 103…明度データ生成部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単方向印刷モードと双方向印刷モードを
    有する印刷部を制御するための印刷制御装置であって、 印刷対象画像を表す画像データの画素値のばらつきの程
    度を表す散布度を算出する散布度計算部と、 前記散布度の大きさに応じて、前記単方向印刷モードと
    前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを決
    定する印刷モード決定部と、を備える印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷制御装置であって、
    さらに、 印刷対象画像を表す画像データから、明度を表す明度デ
    ータを生成する明度データ生成部を備え、 前記散布度計算部は、前記明度データを用いて前記散布
    度を算出する、印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷制御装置
    であって、 前記散布度計算部は、前記印刷対象画像を主走査方向と
    平行な区分線で複数の領域に分割して、各領域毎に前記
    散布度を算出し、 前記印刷モード決定部は、各領域毎に、前記単方向印刷
    モードと前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行す
    るかを決定する、印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印刷制御装置であって、 前記散布度計算部は、前記各領域をそれぞれ複数の画素
    を含む矩形状の複数の画素ブロックにさらに分割して、
    各画素ブロック毎に前記散布度を算出し、 前記印刷モード決定部は、前記複数の画素ブロックにお
    ける前記散布度の分布に応じて、各領域において、前記
    単方向印刷モードと前記双方向印刷モードのいずれで印
    刷を実行するかを決定する、印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の印刷制御装置であって、 前記散布度計算部は、各画素ブロック毎に前記散布度を
    算出するとともに、前記散布度があらかじめ定めた第1
    の閾値よりも小さい画素ブロックの、各領域に占める割
    合があらかじめ定めた第2の閾値よりも大きいか否かを
    判定し、 前記印刷モード決定部は、前記領域毎に、前記判定に応
    じて、前記単方向印刷モードと前記双方向印刷モードの
    いずれで印刷を実行するかを決定する、印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記印刷モード決定部は、前記単方向印刷モードで印刷
    を実行する領域に含まれる主走査ラインを少なくとも一
    つ形成する主走査の印刷には単方向印刷モードを採用
    し、前記単方向印刷モードで印刷を実行する領域に含ま
    れる主走査ラインを形成しない主走査の印刷には双方向
    印刷モードを採用する、印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし5のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記印刷モード決定部は、前記双方向印刷モードで印刷
    を実行する領域に含まれる主走査ラインを少なくとも一
    つ形成する主走査の印刷には双方向印刷モードを採用
    し、前記双方向印刷モードで印刷を実行する領域に含ま
    れる主走査ラインを形成しない主走査の印刷には単方向
    印刷モードを採用する、印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 単方向印刷モードと双方向印刷モードを
    有する印刷部を制御するための印刷制御装置であって、 印刷対象画像を表す画像データから、明度を表す明度デ
    ータを生成する明度データ生成部と、 前記明度データの高さに応じて、前記単方向印刷モード
    と前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを
    決定する印刷モード決定部と、を備える印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 単方向印刷モードと双方向印刷モードを
    有する印刷部を用いて印刷を行う印刷装置であって、 請求項1ないし8のいずれかに記載の印刷制御装置を備
    える印刷装置。
  10. 【請求項10】 単方向印刷モードと双方向印刷モード
    を有する印刷部を制御するための印刷制御方法であっ
    て、 印刷対象画像を表す画像データの画素値のばらつきの程
    度を表す散布度を算出する工程と、 前記散布度の大きさに応じて、前記単方向印刷モードと
    前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを決
    定する工程と、を備える印刷制御方法。
  11. 【請求項11】 単方向印刷モードと双方向印刷モード
    を有する印刷部を制御するための印刷制御方法であっ
    て、 印刷対象画像を表す画像データから、明度を表す明度デ
    ータを生成する工程と、 前記明度データの高さに応じて、前記単方向印刷モード
    と前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを
    決定する工程と、を備える印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 単方向印刷モードと双方向印刷モード
    を有する印刷部を制御するためのコンピュータプログラ
    ムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体であ
    って、 前記コンピュータプログラムは、 印刷対象画像を表す画像データの画素値のばらつきの程
    度を表す散布度を算出する機能と、 前記散布度の大きさに応じて、前記単方向印刷モードと
    前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを決
    定する機能と、を前記コンピュータに実現させるプログ
    ラムを有するコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 単方向印刷モードと双方向印刷モード
    を有する印刷部を制御するためのコンピュータプログラ
    ムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体であ
    って、 前記コンピュータプログラムは、 印刷対象画像を表す画像データから、明度を表す明度デ
    ータを生成する機能と、 前記明度データの高さに応じて、前記単方向印刷モード
    と前記双方向印刷モードのいずれで印刷を実行するかを
    決定する機能と、を前記コンピュータに実現させるプロ
    グラムを有するコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114523774A (zh) * 2022-04-20 2022-05-24 北京博源恒芯科技股份有限公司 一种多机主从同步打印控制方法、装置和电子设备

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