JP2002204457A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2002204457A
JP2002204457A JP2000403220A JP2000403220A JP2002204457A JP 2002204457 A JP2002204457 A JP 2002204457A JP 2000403220 A JP2000403220 A JP 2000403220A JP 2000403220 A JP2000403220 A JP 2000403220A JP 2002204457 A JP2002204457 A JP 2002204457A
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horizontal
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vertical
candidate point
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Application number
JP2000403220A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Sakota
邦彦 迫田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に伸張手段を持たずブロック境界の位置
情報が得られない装置において、ブロックノイズの位置
を予測し除去を行う。 【解決手段】 入力映像データを1水平ライン分毎に内
部映像データとして出力するラインバッファ101、内
部映像データ内の所定画素の輝度と、所定の画素に隣接
する画素の輝度とを比較し、輝度レベルに段差がある場
合の該段差の画素の位置を水平ブロックノイズ候補点位
置情報として出力する水平ブロックノイズ候補点選出手
段103、水平ブロックノイズ候補点位置情報を水平ブ
ロックノイズ候補点履歴情報として出力する水平ブロッ
クノイズ候補点記憶手段104、各内部映像データ内の
水平方向のブロックノイズの水平ブロックノイズ位置情
報を判定する水平ブロックノイズ位置判定手段105、
水平ブロックノイズ位置情報で示す画素に対して平滑化
処理を施すノイズ除去フィルタ102を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離散コサイン変換
によって圧縮された映像信号を伸張する際に生じるブロ
ックノイズを除去することができる映像信号処理装置及
び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号をデジタルで取り扱う場
合、その情報量が膨大となるため離散コサイン変換等の
圧縮技術が広く用いられようになった。離散コサイン変
換(DCT変換)を用いた圧縮データを伸張する際、マ
クロブロック毎のDCレベルの差異がブロックノイズと
なり、このブロックノイズが伸長された画像に現れるこ
とで、視覚的違和感を与える場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来このようなブロッ
クノイズを除去する方法は多数検討されており、従来の
処理方法は、DCT変換を行う装置内でブロック境界の
位置がわかることを前提とし、ブロック境界周辺の画素
の特徴からブロックノイズの個所を判定する方法(例え
ば特開平11−69353)や伸張手段から何らかの情
報を得てブロックノイズの個所を判定する方法(例えば
特開平10−229546)等がある。
【0004】しかしながらこれらの方法は、DCT変換
を行う装置や伸長手段の一部として実現されるものであ
り、ディスプレイ等、内部に伸張手段を持たず一般には
外部の伸張手段から伸張された映像信号のみを受け取る
装置には応用することができないという課題を有するも
のであった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、ディスプレイのような内部に伸張手段を持たな
い装置において、離散コサイン変換を用いて圧縮された
映像を伸張した際に生じるブロック状ノイズできる映像
信号処理装置及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、DCT変換
により復号された入力映像データを、該映像を表示する
画面の1水平ライン分毎に、内部映像データとして出力
するラインバッファと、前記内部映像データについて、
所定画素の輝度と、前記所定の画素に隣接する画素の輝
度とを比較し、輝度レベルに段差がある場合の該段差の
画素の位置を水平ブロックノイズ候補点位置情報として
出力する水平ブロックノイズ候補点選出手段と、1また
は複数の前記内部映像データ分の前記水平ブロックノイ
ズ候補点位置情報を、水平ブロックノイズ候補点履歴情
報として出力する水平ブロックノイズ候補点記憶手段
と、前記各内部映像データ内の水平方向のブロックノイ
ズの位置である水平ブロックノイズ位置情報を判定する
手段であって、対象となる内部映像データより、少なく
とも所定ライン前の内部映像データの前記水平ブロック
ノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、前記対象となる
内部映像データの水平ブロックノイズ位置情報を判定す
る水平ブロックノイズ位置判定手段と、前記水平ブロッ
クノイズ位置情報で示される画素および/または該画素
に隣接する複数の画素に対して平滑化処理を施すノイズ
除去フィルタとを備えたことを特徴とする映像信号処理
装置である。
【0007】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記内部映像データ内において、前記水平ブロック
ノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2点間の間隔の大
きさおよびその出現頻度を調べ、前記DCT変換の単位
となるマクロブロックの一辺長に最も近くかつ最も頻度
の多い前記所定の間隔を水平ブロック間隔情報として出
力する水平ブロック境界間隔推定手段をさらに備え、前
記水平ブロック位置判定手段は、前記少なくとも所定ラ
イン前の内部映像データの前記水平ブロックノイズ履歴
情報、および画面の有効表示領域の先端から水平ブロッ
ク間隔情報により示される間隔を順次加算して得られる
位置情報に基づいて、前記対象となる内部映像データの
水平ブロックノイズ位置情報を判定することを特徴とす
る上記本発明である。
【0008】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、DCT変換により復号された入力映像データを、該
映像を表示する画面の1フレーム分毎に、内部映像デー
タとして出力し、かつ前記1フレーム内の任意の画素デ
ータを検出用画素データとして出力可能なフレームバッ
ファと、前記検出用画素データを順次1水平ラインずつ
取得し、該1水平ラインの検出用映像データについて、
所定画素の輝度と、前記所定の画素に隣接する画素の輝
度とを比較し、輝度レベルに段差がある場合の該段差の
画素の位置を水平ブロックノイズ候補点位置情報として
出力する水平ブロックノイズ候補点選出手段と、1また
は複数の前記1水平ラインの検出用映像データ分の前記
水平ブロックノイズ候補点位置情報を、水平ブロックノ
イズ候補点履歴情報として出力する水平ブロックノイズ
候補点記憶手段と、前記各水平ラインの検出用映像デー
タ内の水平方向のブロックノイズの位置である水平ブロ
ックノイズ位置情報を判定する手段であって、対象とな
る水平ラインの検出用映像データより、少なくとも所定
ライン前の水平ラインの検出用映像データの前記水平ブ
ロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、前記対象
となる水平ラインの検出用映像データの水平ブロックノ
イズ位置情報を判定する水平ブロックノイズ位置判定手
段と、前記検出用画素データを順次1垂直ラインずつ取
得し、該1垂直ラインの検出用画素データについて、所
定画素の輝度と、前記所定の画素に隣接する画素の輝度
とを比較し、輝度レベルに段差がある場合の該段差の画
素の位置を垂直ブロックノイズ候補点位置情報として出
力する垂直ブロックノイズ候補点選出手段と、1または
複数の前記1垂直ラインの検出用映像データ分の前記垂
直ブロックノイズ候補点位置情報を、垂直ブロックノイ
ズ候補点履歴情報として出力する垂直ブロックノイズ候
補点記憶手段と、前記各垂直ラインの検出用映像データ
内の垂直方向のブロックノイズの位置である垂直ブロッ
クノイズ位置情報を判定する手段であって、対象となる
垂直ラインの検出用映像データより、少なくとも所定ラ
イン前の垂直ラインの検出用映像データの前記垂直ブロ
ックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、前記対象と
なる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブロックノイ
ズ位置情報を判定する垂直ブロックノイズ位置判定手段
と、前記内部映像データのうち、水平ブロックノイズ位
置情報および垂直ブロックノイズ位置情報で示される画
素および/または該画素に隣接する複数の画素に対して
平滑化処理を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを
特徴とする映像信号処理装置である。
【0009】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、DCT変換により復号された入力映像データを、該
映像を表示する画面の1垂直ライン分毎に、内部映像デ
ータとして出力するラインバッファと、前記内部映像デ
ータについて、所定画素の輝度と、前記所定の画素に隣
接する画素の輝度とを比較し、輝度レベルに段差がある
場合の該段差の画素の位置を垂直ブロックノイズ候補点
位置情報として出力する垂直ブロックノイズ候補点選出
手段と、1または複数の前記内部映像データ分の前記垂
直ブロックノイズ候補点位置情報を、垂直ブロックノイ
ズ候補点履歴情報として出力する垂直ブロックノイズ候
補点記憶手段と、前記各内部映像データ内の垂直方向の
ブロックノイズの位置である垂直ブロックノイズ位置情
報を判定する手段であって、対象となる内部映像データ
より、少なくとも所定ライン前の内部映像データの前記
垂直ブロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、前
記対象となる内部映像データの垂直ブロックノイズ位置
情報を判定する垂直ブロックノイズ位置判定手段と、前
記垂直ブロックノイズ位置情報で示される画素および/
または該画素に隣接する複数の画素に対して平滑化処理
を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを特徴とする
映像信号処理装置である。
【0010】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記水平ラインの検出用映像データ内において、前
記水平ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2
点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記D
CT変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近
くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を水平ブロック間
隔情報として出力する水平ブロック境界間隔推定手段
と、前記垂直ラインの検出用映像データ内において、前
記垂直ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2
点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記D
CT変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近
くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を垂直ブロック間
隔情報として出力する垂直ブロック境界間隔推定手段と
をさらに備え、前記水平ブロック位置判定手段は、前記
少なくとも所定ライン前の水平ラインの検出用映像デー
タの前記水平ブロックノイズ履歴情報、および前記画面
の有効表示領域の先端から水平ブロック間隔情報により
示される間隔を順次加算して得られる位置情報に基づい
て、前記対象となる水平ラインの検出用映像データの水
平ブロックノイズ位置情報を判定し、前記垂直ブロック
位置判定手段は、前記少なくとも所定ライン前の垂直ラ
インの検出用映像データの前記垂直ブロックノイズ履歴
情報、および前記画面の有効表示領域の先端から垂直ブ
ロック間隔情報により示される間隔を順次加算して得ら
れる位置情報に基づいて、前記対象となる垂直ラインの
検出用映像データの垂直ブロックノイズ位置情報を判定
することを特徴とする上記本発明である。
【0011】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記垂直ブロック候補位置情報が示す位置情報と前
記垂直ブロックノイズ候補点履歴情報が示す位置情報と
の間に、水平方向のブロックノイズがあるかどうかを、
前記水平ブロックノイズ位置情報を用いて、画像の全て
の内部映像データについて判断し、水平方向のブロック
ノイズがある場合にはイネーブルである参照禁止情報
を、また、水平方向のブロックノイズがない場合にはデ
ィセーブルである参照禁止情報を出力する垂直履歴情報
選択手段をさらに備え、前記垂直ブロックノイズ位置判
定手段は、ディセーブルである前記参照禁止情報の入力
を受ける時は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報と、
垂直ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位
置情報を比較し、その位置における相関があり、かつ前
記ブロックノイズ候補点位置情報が示す垂直座標と、前
記画面の表示開始位置から前記垂直ブロック間隔情報に
て示される間隔の整数倍とが示す画素が一致する場合の
画素の位置を垂直ブロックノイズ位置情報として出力
し、イネーブルである前記参照禁止情報の入力を受ける
時は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報が示す垂直座
標と、前記画面の表示開始位置から前記垂直ブロック間
隔情報にて示される間隔の整数倍とが示す画素が一致す
る場合の画素の位置を垂直ブロックノイズ位置情報とし
て出力することを特徴とする上記本発明である。
【0012】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、DCT変換により復号された入力映像データを、デ
ィスプレイ上に表示可能なマルチウィンドウの中の所定
のウィンドウ上にて表示する際に、前記入力映像データ
を、前記所定のウィンドウの1フレーム分毎に、内部映
像データとして出力し、かつ前記1フレーム内の任意の
画素データを検出用画素データとして出力可能なフレー
ムバッファと、前記ディスプレイ上における前記所定の
ウィンドウの表示位置を取得し、これをウィンドウ位置
情報として出力するウィンドウ位置情報取得手段と、前
記ウィンドウ位置情報に基づき、前記検出用画素データ
を順次1水平ラインずつ取得し、該1水平ラインの検出
用映像データについて、所定画素の輝度と、前記所定の
画素に隣接する画素の輝度とを比較し、輝度レベルに段
差がある領域に含まれる画素、または輝度レベルの段差
を形成する画素間の位置を水平ブロックノイズ候補点位
置情報として出力する、ウィンドウ位置対応水平ブロッ
クノイズ候補点選出手段と、1または複数の前記水平ラ
インの検出用映像データ分の前記水平ブロックノイズ候
補点位置情報を、水平ブロックノイズ候補点履歴情報と
して出力する水平ブロックノイズ候補点記憶手段と、前
記各水平ラインの検出用映像データ内の水平方向のブロ
ックノイズの位置である水平ブロックノイズ位置情報を
判定する手段であって、対象となる水平ラインの検出用
映像データより、少なくとも所定ライン前の水平ライン
の検出用映像データの前記水平ブロックノイズ履歴情報
に少なくとも基づいて、前記対象となる水平ラインの検
出用映像データの水平ブロックノイズ位置情報を判定す
る水平ブロックノイズ位置判定手段と、前記ウィンドウ
位置情報に基づき、前記検出用画素データを順次1垂直
ラインずつ取得し、該1垂直ラインの検出用画素データ
について、所定画素の輝度と、前記所定の画素に隣接す
る画素の輝度とを比較し、輝度レベルに段差がある領域
に含まれる画素、または輝度レベルの段差を形成する画
素間の位置を垂直ブロックノイズ候補点位置情報として
出力する垂直ブロックノイズ候補点選出手段と、1また
は複数の前記1垂直ラインの検出用映像データ分の前記
垂直ブロックノイズ候補点位置情報を、垂直ブロックノ
イズ候補点履歴情報として出力する垂直ブロックノイズ
候補点記憶手段と、前記各垂直ラインの検出用映像デー
タ内の垂直方向のブロックノイズの位置である垂直ブロ
ックノイズ位置情報を判定する手段であって、対象とな
る垂直ラインの検出用映像データより、少なくとも所定
ライン前の垂直ラインの検出用映像データの前記垂直ブ
ロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、前記対象
となる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブロックノ
イズ位置情報を判定する垂直ブロックノイズ位置判定手
段と、前記内部映像データのうち、水平ブロックノイズ
位置情報および垂直ブロックノイズ位置情報で示される
画素および/または該画素に隣接する複数の画素に対し
て平滑化処理を施すノイズ除去フィルタとを備えたこと
を特徴とする映像信号処理装置である。
【0013】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記水平ラインの検出用映像データ内において、前
記水平ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2
点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記D
CT変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近
くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を水平ブロック間
隔情報として出力する水平ブロック境界間隔推定手段
と、前記垂直ラインの検出用映像データ内において、前
記垂直ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2
点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記D
CT変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近
くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を垂直ブロック間
隔情報として出力する垂直ブロック境界間隔推定手段と
をさらに備え、前記水平ブロックノイズ位置判定手段
は、対象となる水平ラインの検出用映像データより、少
なくとも所定ライン前の水平ラインの検出用映像データ
の前記水平ブロックノイズ履歴情報および前記所定のウ
ィンドウの有効表示領域の先端から水平ブロック間隔情
報により示される間隔を順次加算して得られる位置情報
に基づいて、前記対象となる水平ラインの検出用映像デ
ータの水平ブロックノイズ位置情報を判定し、前記垂直
ブロックノイズ位置判定手段対象となる垂直ラインの検
出用映像データより、少なくとも所定ライン前の垂直ラ
インの検出用映像データの前記垂直ブロックノイズ履歴
情報および前記所定のウィンドウの有効表示領域の先端
から垂直ブロック間隔情報により示される間隔を順次加
算して得られる位置情報に基づいて、前記対象となる垂
直ラインの検出用映像データの垂直ブロックノイズ位置
情報を判定することを特徴とする上記本発明である。
【0014】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記水平ブロックノイズ位置判定手段は、前記対象
となる内部映像データまたは水平方向の検出用映像デー
タ内の各画素の水平ブロックノイズ位置情報を、水平位
置にて対応する前記水平ブロックノイズ候補点履歴情報
内の水平ブロックノイズ候補位置情報から求めることを
特徴とする上記本発明である。
【0015】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記水平ブロックノイズ候補点履歴情報は、前
記対象となる内部映像データの水平ブロックノイズ候補
点位置情報を含むことを特徴とする上記本発明である。
【0016】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記垂直ブロックノイズ位置判定手段は、前記
対象となる内部映像データまたは垂直方向の検出用映像
データ内の各画素の垂直ブロックノイズ位置情報を、垂
直位置にて対応する前記垂直ブロックノイズ候補点履歴
情報内の垂直ブロックノイズ候補位置情報から求めるこ
とを特徴とする上記本発明である。
【0017】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記水平ブロックノイズ候補点履歴情報は、前
記対象となる内部映像データの水平ブロックノイズ候補
点位置情報を含むことを特徴とする上記本発明である。
【0018】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、上記本発明の映像処理装置の全部または一部の
手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行
させるためのプログラムおよび/またはデータを担持し
た媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを
特徴とする媒体である。
【0019】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、上記本発明の映像処理装置の全部または一部の
手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行
させるためのプログラムおよび/またはデータであるこ
とを特徴とする情報集合体である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態にお
ける映像処理装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の映像処理装置の構成を示すブロック図である。こ
の映像処理装置は、ラインバッファ101、ノイズ除去
フィルタ102、水平ブロックノイズ候補点選出手段1
03、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、水平
ブロックノイズ位置判定手段105を有している。
【0022】この装置の入力映像データはMPEG等の
離散コサイン変換を用いた圧縮映像を伸張した信号であ
り、出力映像データはディスプレイ等の外部の表示デバ
イス等へ送出される。
【0023】ラインバッファ101は入力映像データを
順次1水平ライン保持し、FIFO式に内部映像データ
として出力するものである。ノイズ除去フィルタ102
は、水平ブロックノイズ位置情報で示される表示領域の
近傍において、内部映像データに対して平滑化処理を加
えるものである。水平ブロックノイズ候補点選出手段1
03は、入力映像データの各画素について近傍の画素と
の輝度レベルを比較し、ライン内でブロックノイズによ
る輝度レベルの段差の発生の可能性がある個所を水平ブ
ロックノイズ候補点位置情報として出力するものであ
る。水平ブロックノイズ候補点記憶手段104は、水平
ブロックノイズ候補点位置情報を順次1または複数ライ
ン分保持し水平ブロックノイズ候補点履歴情報として出
力するものである。水平ブロックノイズ位置判定手段1
05は、水平ブロックノイズ候補点位置情報と水平ブロ
ックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位置情報が
特定の画素において相関がある場合には、その位置を水
平ブロックノイズ位置情報として出力するものである。
【0024】以上のように構成された、本実施の形態の
映像処理装置の動作について説明する。
【0025】入力映像信号の、表示される画面の1水平
ライン分の映像データは順次ラインバッファ101に蓄
積され、内部映像データとして出力される。この間内部
映像映像データは水平ブロックノイズ候補点選出手段1
03へも入力される。
【0026】水平ブロックノイズ候補点選出手段103
は、順次入力される内部映像データに関して、輝度の変
化を調べる。注目画素において、この注目画素と近傍の
画素との輝度の段差がある場合には、この注目画素と近
傍の画素との間に垂直方向のブロック状ノイズがある可
能性があると判断する。水平ブロックノイズ候補点選出
手段103は、内部映像データを構成する1水平ライン
の各画素について上記の調査を行い、輝度の段差がある
座標である画素のリストを水平ブロックノイズ位置情報
として出力する。即ち水平ブロックノイズ候補点位置情
報は、水平ブロックノイズ候補点選出手段103が1水
平ライン上でブロックノイズを有する可能性がある画素
の位置を示したリストである。なお、本実施の形態にお
いてこの輝度段差を判定するアルゴリズムについては特
に限定しない。
【0027】水平ブロックノイズ候補点位置情報は、水
平ブロックノイズ候補点記憶手段104へと転送され
る。この水平ブロックノイズ候補点記憶手段104は、
水平ブロックノイズ候補点位置情報を蓄える手段とし
て、例えばラインバッファとして実現される。このライ
ンバッファの容量に応じて1または複数ライン分の水平
ブロックノイズ候補点位置情報が水平ブロックノイズ候
補点履歴情報として蓄えられる。よって、水平ブロック
ノイズ候補点位置情報が示す水平ラインを現行水平ライ
ンと称し、以下説明に用いる。
【0028】さらに水平ブロックノイズ候補点位置情報
および水平ブロックノイズ候補点履歴情報は水平ブロッ
クノイズ位置判定手段105へ転送される。ここで水平
ブロック位置候補点位置情報がブロックノイズの可能性
ありと判断した画素の水平位置において、水平ブロック
ノイズ候補点履歴情報がブロックノイズの可能性ありを
示している場合は、水平ブロックノイズ位置判定手段1
05は、水平ブロックノイズ候補点位置情報と水平ブロ
ックノイズ候補点履歴情報との相関があると判断する。
相関の判断に関しては、水平ブロックノイズ候補点履歴
情報が複数ライン分の情報をもつ場合には、各水平ライ
ンの情報を参照し判断を行う。
【0029】図2に水平ブロックノイズ候補点位置情報
と水平ブロックノイズ候補点履歴情報との相関の判断方
法の例を示す。水平ブロックノイズ候補点記憶情報は3
ライン分の情報を保持するものとする。図2では、水平
ブロックノイズ候補点位置情報はラインSにおける情報
を示し、水平ブロックノイズ候補点履歴情報はラインS
−1、ラインS−2、ラインS−3の3ラインを保持し
ている。即ち現行水平ラインはラインSである。
【0030】水平ブロックノイズ候補点位置情報及び水
平ブロックノイズ候補点履歴情報は、ライン上の各画素
がブロックノイズの候補である場合には1を格納し、ブ
ロックノイズの候補でない場合には0を格納している。
この例では水平位置がM、N、Lなる画素において、水
平ブロックノイズ候補点位置情報が1となっている。こ
れら水平ブロック候補点位置情報が1となる点におい
て、水平ブロックノイズ候補点履歴情報を参照する。M
における水平ブロックノイズ候補点履歴情報は各ライン
とも1であり、その総和は3である。Nにおける水平ブ
ロックノイズ候補点履歴情報の総和は2である。またL
における水平ブロックノイズ候補点履歴情報の総和は1
である。この総和が2以上の点に関して、水平ブロック
位置情報を1とし、そうでない場合には0とする。
【0031】即ち水平ブロックノイズ候補点位置情報と
水平ブロックノイズ候補点履歴情報とは相関があると判
断した場合に水平ブロック位置情報を1とする。この方
法は相関を判定するための一例であり、この方法に限定
するものではない。
【0032】上記のような相関判定に基づき、現行水平
ラインにおいて相関ありと判断した水平位置情報を水平
ブロックノイズ位置情報として出力する。
【0033】ラインバッファ101から出力された内部
映像データは、ノイズ除去フィルタ102へ転送され、
水平ブロックノイズ位置情報が示す水平位置の画素、ま
たは該画素を含む近傍の複数の画素に対して、水平方向
の平滑化処理を行い、出力映像データとして出力する。
【0034】なお、本実施の形態は、水平ブロックノイ
ズを除去する構成であるとして説明を行ったが、本発明
はこれに限定する必要はなく、同様の構成にて、垂直ブ
ロックノイズのみを除去するようにしてもよい。
【0035】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2の映像処理装置の構成を示すブロック図である。
この映像処理装置は、ラインバッファ101、ノイズ除
去フィルタ102、水平ブロックノイズ候補点選出手段
103、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、水
平ブロック境界推定手段301、間隔情報入力付き水平
ブロックノイズ位置判定手段302を有している。
【0036】この装置は、本発明の実施の形態1の映像
処理装置に水平ブロック境界間隔推定手段301を付加
し、水平ブロックノイズ位置判定手段105を間隔情報
入力付き水平ブロックノイズ位置判定手段302に置き
換えたものである。
【0037】水平ブロック境界間隔推定手段301は、
水平ブロックノイズ候補点履歴情報を取得すると、該水
平ブロックノイズ候補点履歴情報で示される水平位置の
間隔の頻度を調べ、マクロブロックのサイズに最も近く
かつ最も頻度の多いものを水平ブロック間隔情報として
出力するものである。間隔情報入力付き水平ブロックノ
イズ位置判定手段302は、水平ブロックノイズ候補点
位置情報と水平ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞ
れが示す位置情報と、前記ウィンドウ位置情報で示され
る表示位置の先端から水平ブロック間隔情報で示す間隔
を順次加算した位置情報とがそれぞれ相関がある場合に
は、その画素の位置を水平ブロックノイズ位置情報とし
て出力する。
【0038】以上のように構成された本実施の形態の映
像処理装置の動作について説明する。ただし本発明の第
1の実施の形態と構成が同じ部分については説明を省略
する。
【0039】水平ブロックノイズ候補点履歴情報は、水
平ブロック境界間隔推定手段301と間隔情報入力付き
水平ブロックノイズ位置判定手段302に入力される。
【0040】水平ブロック境界間隔推定手段301は、
水平ブロックノイズ候補点履歴情報が1ライン分の候補
点を保持する場合には、1ラインの中の各々の候補点の
間隔を求める。また水平ブロックノイズ候補点履歴情報
が複数ライン分の候補点を保持する場合には、同じ垂直
位置において候補点となる場所を選択し、各々の候補点
の間隔を求める。本実施の形態では、水平ブロックノイ
ズ候補点履歴情報は3ライン分の情報を保持するものと
する。これらの間隔が8に最も近く最も頻度の多いもの
を水平ブロック間隔情報として出力する。これは通常マ
クロブロックのサイズは縦横8画素であるが、本発明は
各種のサイズを有するディスプレイ装置等における利用
も念頭に置いているため、映像のリサイズに伴いマクロ
ブロックのサイズも8以外の数値である場合も想定して
いる。
【0041】間隔情報入力付き水平ブロックノイズ位置
判定手段302は、まず水平ブロック間隔情報に基づ
き、ブロック境界の位置を予測し水平ブロック境界予測
情報を作成する。図4に水平ブロック境界予測情報の作
成方法を示す。水平ブロック間隔情報の値がJであると
すると、水平ブロック境界予測情報は、画面の有効表示
領域の先頭即ち左端からJ毎の位置を1とし、それ以外
を0とする。値1がイネーブル、値0がディセーブルを
示す。
【0042】さらに水平ブロックノイズ候補点位置情報
と水平ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す
位置情報と、水平ブロック境界予測情報との相関を求め
る。相関の判断に関しては、水平ブロックノイズ候補点
履歴情報が複数ライン分の情報をもつ場合には、各ライ
ンの情報を参照し判断を行う。
【0043】図5に水平ブロックノイズ候補点位置情報
と水平ブロックノイズ候補点履歴情報と水平ブロック境
界予測情報との相関の判断方法の例を示す。水平ブロッ
クノイズ候補点履歴情報は3ライン分の情報を保持する
ものとする。図5では、水平ブロックノイズ候補点位置
情報はラインSにおける情報を示し、水平ブロックノイ
ズ候補点履歴情報はラインS−1、ラインS−2、ライ
ンS−3の3ラインを保持している。水平ブロックノイ
ズ候補点位置情報及び水平ブロックノイズ候補点履歴情
報は、ライン上の各画素がブロックノイズの候補である
場合には1を格納し、ブロックノイズの候補でない場合
には0を格納する。各水平位置において、ラインS−
1、ラインS−2、ラインS−3の水平ブロックノイズ
候補点履歴情報と水平ブロック境界予測位置との総和を
求める。この総和が3より大きく、水平ブロックノイズ
候補点位置情報が1のときにこの点での水平ブロックノ
イズ位置情報を1とする。この方法は相関を判定するた
めの一例であり、この方法に限定するものではない。
【0044】上記のような相関判定に基づき、現行水平
ラインにおいて相関ありと判断した水平位置情報を水平
ブロックノイズ位置情報として出力する。
【0045】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3の映像処理装置の構成を示すブロック図である。
この映像処理装置は、フレームバッファ401、ノイズ
除去フィルタ402、水平ブロックノイズ候補点選出手
段406、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、
水平ブロックノイズ位置判定手段105、垂直ブロック
ノイズ候補点選出手段403、垂直ブロックノイズ候補
点記憶手段404、垂直ブロックノイズ位置判定手段4
05を有している。
【0046】この装置の入力映像データはMPEG等の
離散コサイン変換を用いた圧縮映像を伸張した信号であ
り、出力映像データはディスプレイ等の外部の表示デバ
イス等へ送出される。
【0047】フレームバッファ401は入力映像データ
を1フレーム保持し、内部映像データとして出力するも
のである。また1フレーム期間保持しているデータの中
から、任意の表示座標のデータを検出用画素データとし
て出力する。
【0048】ノイズ除去フィルタ402は、水平ブロッ
クノイズ位置情報と垂直ブロック位置情報の両方で示さ
れる表示領域の近傍において、内部映像データに対して
平滑化処理を加えるものである。水平ブロックノイズ候
補点選出手段406は、フレームバッファに保持された
画素データを順次1水平ラインずつ読み出し、各々のラ
インの各画素について近傍の画素との輝度レベルを比較
し、水平ライン内でブロックノイズによる輝度レベルの
段差の発生の可能性がある画素を水平ブロックノイズ候
補点位置情報として出力するものである。
【0049】水平ブロックノイズ候補点記憶手段104
は、水平ブロックノイズ候補点位置情報を順次1または
複数ライン分保持し水平ブロックノイズ候補点履歴情報
として出力するものである。水平ブロックノイズ位置判
定手段105は、水平ブロックノイズ候補点位置情報と
水平ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位
置情報が特定の画素において相関がある場合には、その
位置を水平ブロックノイズ位置情報として出力するもの
である。
【0050】垂直ブロックノイズ候補点選出手段403
は、フレームバッファに保持された画素データを順次1
垂直ラインずつ読み出し、各々の垂直ラインの各画素に
ついて近傍の画素との輝度レベルを比較し、垂直ライン
内でブロックノイズによる輝度レベルの段差の発生の可
能性がある画素を垂直ブロックノイズ候補点位置情報と
して出力するものである。
【0051】垂直ブロックノイズ候補点記憶手段404
は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報を1または複数
ライン分保持し垂直ブロックノイズ候補点履歴情報とし
て出力するものである。
【0052】垂直ブロックノイズ位置判定手段405
は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報と垂直ブロック
ノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位置情報が特定
の画素において相関がある場合には、その画素の位置を
垂直ブロックノイズ位置情報として出力するものであ
る。
【0053】以上のように構成された本実施の形態の映
像処理装置の動作について説明する。
【0054】フレームバッファ401は入力映像データ
を、表示される画面の1フレーム保持し、内部映像デー
タとして出力する。
【0055】水平ブロックノイズ候補点選出手段406
は、フレームバッファに保持された画素データを順次1
水平ラインずつ読み出す。各々の水平ラインの各画素に
ついて近傍の画素との輝度レベルを比較し、水平ライン
内でブロックノイズによる輝度レベルの段差の発生の可
能性がある画素を水平ブロックノイズ候補点位置情報と
して出力する。なお、本実施の形態においてこの輝度段
差を判定するアルゴリズムについては特に限定しない。
水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、水平ブロッ
クノイズ位置判定手段105は、本発明の実施の形態1
と同様であるので説明を省略する。
【0056】さらに垂直ブロックノイズ候補点選出手段
403は、フレームバッファに保持された画素データを
順次1垂直ラインずつ読み出す。各々の垂直ラインの各
画素について近傍の画素との輝度レベルを比較し、注目
画素において近傍の画素との輝度の段差がある場合に
は、この注目画素と近傍の画素との間に水平方向のブロ
ックノイズがある可能性があると判断する。1垂直ライ
ンの各画素についてこの調査を行い、輝度の段差がある
座標のリストを垂直ブロックノイズ位置情報として出力
する。
【0057】即ち垂直ブロックノイズ候補点位置情報
は、垂直ブロックノイズ候補点選出手段403が1垂直
ライン上でブロックノイズがある可能性がある画素の位
置を示したリストである。なお、本実施の形態において
この輝度段差を判定するアルゴリズムについては特に限
定しない。
【0058】垂直ブロックノイズ候補点位置情報は、垂
直ブロックノイズ候補点記憶手段404へと転送され
る。この垂直ブロックノイズ候補点記憶手段404は、
垂直ブロックノイズ候補点位置情報を蓄えるラインバッ
ファである。このラインバッファの容量に応じて1また
は複数ライン分の垂直ブロックノイズ候補点位置情報が
垂直ブロックノイズ候補点履歴情報として蓄えられる。
よって垂直ブロックノイズ候補点位置情報が示す垂直ラ
インを現行垂直ラインと称し以下説明に用いる。
【0059】さらに垂直ブロックノイズ候補点位置情報
と、垂直ブロックノイズ候補点履歴情報とは垂直ブロッ
クノイズ位置判定手段405へ転送される。ここで垂直
ブロック位置候補点位置情報がブロックノイズの可能性
ありと判断した画素の垂直位置において、垂直ブロック
ノイズ候補点履歴情報がブロックノイズの可能性ありを
示している場合は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報
と垂直ブロックノイズ候補点履歴情報の相関があると判
断する。相関の判断に関しては、垂直ブロックノイズ候
補点履歴情報が複数ライン分の情報をもつ場合には、各
ラインの情報を参照し判断を行う。
【0060】相関の判定する方法は特に限定しない。例
えば実施の形態1で説明した水平方向ので相関の判定方
法と同様の手法を用いても良い。
【0061】現行垂直ラインにおいて、垂直ブロックノ
イズ候補点位置情報と垂直ブロックノイズ候補点履歴情
報の相関ありと判断した場合、垂直位置情報を垂直ック
ノイズ位置情報として出力する。
【0062】フレームバッファ401から出力された内
部映像データは、ノイズ除去フィルタ402へ転送さ
れ、ここで水平ブロックノイズ位置情報及び垂直ブロッ
クノイズ位置情報が示す表示位置の近傍に対して、実施
の形態1と同様の平滑化処理を行い、出力映像データと
して出力される。
【0063】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4の映像処理装置の構成を示すブロック図である。
この映像処理装置は、フレームバッファ401、ノイズ
除去フィルタ402、水平ブロックノイズ候補点選出手
段406、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、
水平ブロック境界間隔推定手段301、間隔情報入力付
き水平ブロックノイズ位置判定手段302、垂直ブロッ
クノイズ候補点選出手段403、垂直ブロックノイズ候
補点記憶手段404、垂直ブロック境界間隔推定手段5
01、間隔情報入力付き垂直ブロックノイズ位置判定手
段502を有している。
【0064】この装置は、本発明の実施の形態3の映像
処理装置に水平ブロック境界間隔推定手段301と垂直
ブロック境界間隔推定手段501を付加し、水平ブロッ
クノイズ位置判定手段105を間隔情報入力付き水平ブ
ロックノイズ位置判定手段302に置き換え、垂直ブロ
ックノイズ位置判定手段405を間隔情報入力付き垂直
ブロックノイズ位置判定手段502に置き換えたもので
ある。
【0065】水平ブロック境界間隔推定手段301は、
水平ブロックノイズ候補点履歴情報で示される水平位置
の間隔を調べ、マクロブロックのサイズに最も近くかつ
最も頻度の多いものを水平ブロック間隔情報として出力
するものである。間隔情報入力付き水平ブロックノイズ
位置判定手段302は、水平ブロックノイズ候補点位置
情報と水平ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが
示す位置情報と、前記ウィンドウ位置情報で示される表
示位置の先端から水平ブロック間隔情報で示す間隔を順
次加算した位置情報とが相関がある場合には、その画素
の位置を水平ブロックノイズ位置情報として出力するも
のである。
【0066】垂直ブロック境界間隔推定手段501は、
垂直ブロックノイズ候補点履歴情報で示される水平位置
の間隔を調べ、マクロブロックのサイズに最も近くかつ
最も頻度の多いものを垂直ブロック間隔情報として出力
するものである。間隔情報入力付き水平ブロックノイズ
位置判定手段502は、垂直ブロックノイズ候補点位置
情報と垂直ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが
示す位置情報と、前記ウィンドウ位置情報で示される表
示位置の先端から垂直ブロック間隔情報で示す間隔を順
次加算した位置情報とが相関がある場合には、その画素
の位置を垂直ブロックノイズ位置情報として出力するも
のである。
【0067】以上のように構成された本実施の形態の映
像処理装置の動作について説明する。
【0068】フレームバッファ401、ノイズ除去フィ
ルタ402、水平ブロックノイズ候補点選出手段40
6、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、垂直ブ
ロックノイズ候補点選出手段403、垂直ブロックノイ
ズ候補点記憶手段404の動作については、実施の形態
3と同様なので省略する。また水平ブロック境界間隔推
定手段301、間隔情報入力付き水平ブロックノイズ位
置判定手段302の動作については、実施の形態2と同
様なので説明を省略する。
【0069】垂直ブロックノイズ候補点履歴情報は、垂
直ブロック境界間隔推定手段501と間隔情報入力付き
垂直ブロックノイズ位置判定手段502に入力される。
垂直ブロック境界間隔推定手段501は、垂直ブロック
ノイズ候補点履歴情報が1ライン分の候補点を保持する
場合には、1ラインの中の各々の候補点の間隔を求め
る。また垂直ブロックノイズ候補点履歴情報が複数ライ
ン分の候補点を保持する場合には、同じ垂直位置におい
て候補点となる場所を選択し、各々の候補点の間隔を求
める。本実施の形態では、垂直ブロックノイズ候補点履
歴情報は3ライン分の情報を保持するものとする。これ
らの間隔が8に最も近く最も頻度の多いものを垂直ブロ
ック間隔情報として出力する。これは通常マクロブロッ
クのサイズは縦横8画素であるが、本発明は各種のサイ
ズを有するディスプレイ装置等における利用も念頭に置
いているため、映像のリサイズに伴いマクロブロックの
サイズも8以外の数値である場合も想定している。
【0070】間隔情報入力付き垂直ブロックノイズ位置
判定手段502は、まず垂直ブロック間隔情報に基づ
き、ブロック境界の位置を予測し垂直ブロック境界予測
情報を作成する。この方法は実施の形態2の水平ブロッ
ク境界予測情報の作成方法に順ずる。次に同じく実施の
形態2に順じた方法で、垂直ブロックノイズ候補点位置
情報と垂直ブロックノイズ候補点履歴情報と垂直ブロッ
ク間隔情報の相関を調べ、相関ありと判断した垂直位置
情報を垂直ブロックノイズ位置情報として出力する。こ
の方法は相関を判定するための一例であり、この方法に
限定するものではない。
【0071】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5の映像処理装置の構成を示すブロック図である。
この映像処理装置は、フレームバッファ401、ノイズ
除去フィルタ402、水平ブロックノイズ候補点選出手
段406、水平ブロックノイズ候補点記憶手段104、
水平ブロック境界間隔推定手段301、間隔情報入力付
き水平ブロックノイズ位置判定手段302、垂直ブロッ
クノイズ候補点選出手段403、垂直ブロックノイズ候
補点記憶手段404、垂直ブロック境界間隔推定手段5
01、禁止情報入力付き垂直ブロックノイズ位置判定手
段602、垂直履歴情報選択手段601を有している。
この装置は、本発明の実施の形態4の映像処理装置に垂
直履歴情報選択手段601を追加し、間隔情報入力付き
垂直ブロックノイズ位置判定手段502を禁止情報入力
付き垂直ブロックノイズ位置判定手段602に置き換え
たものである。
【0072】垂直履歴情報選択手段601は、垂直ブロ
ック候補位置情報が示す垂直ラインと垂直ブロックノイ
ズ候補点履歴情報が示す垂直ラインの間に水平方向のブ
ロックノイズがあるか否かを、全ての水平ラインについ
て順次水平ブロックノイズ位置情報を調べ水平ブロック
ノイズの有無から判断し、垂直ライン間に水平方向のブ
ロックノイズがある場合には参照禁止情報をイネーブル
にして出力し、垂直ライン間に水平方向のブロックノイ
ズがない場合には参照禁止情報をディセーブルにして出
力するものである。
【0073】以上のように構成された本実施の形態の映
像処理装置の動作について説明する。フレームバッファ
401、ノイズ除去フィルタ402、水平ブロックノイ
ズ候補点選出手段406、水平ブロックノイズ候補点記
憶手段104、水平ブロック境界間隔推定手段301、
間隔情報入力付き水平ブロックノイズ位置判定手段30
2、垂直ブロックノイズ候補点選出手段403、垂直ブ
ロックノイズ候補点記憶手段404、垂直ブロック境界
間隔推定手段501の動作は、本発明の実施の形態4と
同様なので省略する。
【0074】垂直ブロック候補点履歴情報は、垂直ブロ
ック境界間隔推定手段501と垂直履歴情報選択手段6
01に入力される。
【0075】垂直履歴選択手段601は、各ライン毎の
水平ブロックノイズ位置情報を保持する。さらに垂直ブ
ロックノイズ候補点履歴情報の中身が示す列と垂直ブロ
ックノイズ候補点の中身が示す列の間の水平位置におい
て、水平ブロックノイズ位置情報がブロック境界を示し
ている場合は、垂直ブロックノイズ候補点履歴情報の参
照を禁止する、イネーブルの参照禁止情報を出力する。
一方、水平ブロックノイズ位置情報がブロック境界を示
していない場合は、垂直ブロックノイズ候補点履歴情報
の参照を許可する、ディセーブルの参照禁止情報を出力
する。
【0076】上記の処理は各ライン毎に行い、参照禁止
情報は垂直ブロックノイズ候補点位置情報が示す列の全
ての垂直方向の位置に対して、参照の有無を指定するよ
うに出力される。
【0077】例として、図9に示すように、垂直ブロッ
クノイズ候補点位置情報の示す列が列kであり、着目し
ている画素の垂直方向の座標がpである場合について考
える。この場合、垂直候補点履歴情報はk−1、k−
2、k−3の3つの垂直ラインの情報を持つものとす
る。kとk−1の間に垂直方向のブロック境界があると
仮定すると、k列の垂直座標p90なる点がブロック境
界の候補点であったとしても、k−1、k−2、k−3
のそれぞれの列の垂直座標p91,92,93なる点が
それぞれブロック境界の候補点であるとは限らない。
【0078】よってラインpにおいて、k列とk−1列
との間がブロック境界であることを水平ブロックノイズ
位置情報より得た場合には、垂直ブロックノイズ位置判
定手段に対して列kにおける垂直ブロックノイズ候補点
位置情報と垂直ブロックノイズ候補点履歴情報の相関を
求めないようにするために、イネーブルの参照禁止情報
を出力する。
【0079】禁止情報入力付き垂直ブロックノイズ位置
判定手段602は、参照禁止情報がディセーブルの場合
には垂直ブロックノイズ候補点位置情報と垂直ブロック
ノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位置情報を比較
し、その位置における相関があり、かつブロックノイズ
候補点位置情報が示す垂直座標と表示開始位置から垂直
ブロック間隔情報で示す間隔の整数倍とが一致する場
合、この点を垂直ブロックノイズ位置情報として出力す
る。
【0080】また、参照禁止情報がイネーブルの場合に
は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報が示す垂直座標
と、表示開始位置から垂直ブロック間隔情報で示す間隔
の整数倍の位置とが一致する場合、この点を垂直ブロッ
クノイズ位置情報として出力する。
【0081】(実施の形態6)図10は、本発明の実施
の形態6の映像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。この映像処理装置は、フレームバッファ401、ノ
イズ除去フィルタ402、ウィンドウ位置対応水平ブロ
ックノイズ候補点選出手段704、水平ブロックノイズ
候補点記憶手段104、ウィンドウ位置対応水平ブロッ
クノイズ位置判定手段702、水平ブロック境界間隔推
定手段301、ウィンドウ位置対応垂直ブロックノイズ
候補点選出手段705、垂直ブロックノイズ候補点記憶
手段404、ウィンドウ位置対応垂直ブロックノイズ位
置判定手段703、垂直ブロック境界間隔推定手段50
1、ウィンドウ位置情報取得手段701を有している。
【0082】この装置は、1つの画面上に表示されたマ
ルチウィンドウの中の、任意のウィンドウに表示された
映像信号に対して処理を行う装置であって、本発明の実
施の形態4の映像処理装置に、処理を施すウィンドウの
表示位置を取得しウィンドウ位置情報を出力するウィン
ドウ位置情報取得手段を付加し、水平ブロックノイズ候
補点選出手段を、ウィンドウ位置情報が示す水平方向の
表示位置に対してのみ処理を行うウィンドウ位置対応水
平ブロックノイズ候補点選出手段に置き換え、垂直ブロ
ックノイズ候補点選出手段を、ウィンドウ位置情報が示
す垂直方向の表示位置に対してのみ処理を行うウィンド
ウ位置対応垂直ブロックノイズ候補点選出手段に置き換
え、水平ブロックノイズ位置判定手段を、水平ブロック
ノイズ候補点位置情報と水平ブロックノイズ候補点履歴
情報のそれぞれが示す位置情報を比較し相関があり、な
おかつ前記ウィンドウ位置情報で示される表示位置の先
端から水平ブロック間隔情報で示す間隔を順次加算した
位置と相関のある画素の位置を水平ブロックノイズ位置
情報として出力するウィンドウ位置対応水平ブロックノ
イズ位置判定手段に置き換え、垂直ブロックノイズ位置
判定手段を、ウィンドウ位置情報が示す垂直方向の表示
期間に対してのみ垂直ブロックノイズ候補点位置情報と
垂直ブロックノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位
置情報を比較し相関があり、なおかつ前記ウィンドウ位
置情報で示される表示位置の先端から垂直ブロック間隔
情報で示す間隔を順次加算した位置と相関のある画素の
位置を垂直ブロックノイズ位置情報として出力するウィ
ンドウ位置対応水平ブロックノイズ位置判定手段に置き
換えたものである。
【0083】以上のように構成された本実施の形態の映
像処理装置の動作について説明する。フレームバッファ
401に入力されるデータはマルチウィンドウの表示に
対応した入力映像データである。マルチウィンドウ表示
において、ブロックノイズの除去を行いたいウィンドウ
のウィンドウ位置をウィンドウ位置情報取得手段701
で取得する。ウィンドウ位置対応水平ブロックノイズ候
補点選出手段704は、ウィンドウ位置情報で示す表示
位置のみ処理を行う。処理の内容は、実施の形態4の水
平ブロックノイズ候補点選出手段と同様である。またウ
ィンドウ位置対応垂直ブロックノイズ候補点選出手段7
05もウィンドウ位置情報で示す表示位置のみ処理を行
う。処理の内容は、実施の形態4の垂直ブロックノイズ
候補点選出手段と同様である。このことにより、水平ブ
ロックノイズ候補点記憶手段104、間隔情報入力付き
水平ブロックノイズ位置判定手段105、水平ブロック
境界間隔推定手段301、垂直ブロックノイズ候補点4
04、間隔情報入力付き垂直ブロックノイズ位置判定手
段405、垂直ブロック境界間隔推定手段501、ノイ
ズ除去フィルタもウィンドウ位置情報で示された座標空
間でのみ有効な動作を行う。これらの動作は実施の形態
4と同様である。
【0084】ウィンドウ位置対応水平ブロックノイズ位
置判定手段702は、まず水平ブロック間隔情報に基づ
き、ブロック境界の位置を予測し水平ブロック境界予測
情報を作成する。この場合、ウィンドウ位置情報から得
た表示開始位置より水平ブロック境界予測情報を作成す
る。作成方法は、実施の形態4の間隔情報入力付きブロ
ックノイズ位置判定手段に順ずる。ウィンドウ位置対応
垂直ブロックノイズ位置判定手段703は、まず垂直ブ
ロック間隔情報に基づき、ブロック境界の位置を予測し
垂直ブロック境界予測情報を作成する。この場合、ウィ
ンドウ位置情報から得た表示開始位置より垂直ブロック
境界予測情報を作成する。作成方法は、実施の形態4の
間隔情報入力付き垂直ブロックノイズ位置判定手段に順
ずる。
【0085】なお本実施の形態は先に述べた実施の形態
4の構成を変更したものであるが、同様の変更を実施の
形態5に対しても実現可能である。
【0086】なお、上記の構成において、水平ブロック
ノイズ位置判定手段105は、第1の本発明または第3
の本発明の水平ブロックノイズ位置判定手段に相当し、
間隔情報付き水平ブロックノイズ位置判定手段302
は、第2の本発明の水平ブロック位置判定手段に相当
し、間隔情報付き垂直ブロックノイズ位置判定手段50
2は、第5の本発明の水平ブロック位置判定手段に相当
し、禁止情報入力付き垂直ブロックノイズ位置判定手段
602は、第6の本発明の水平ブロック位置判定手段に
相当する。
【0087】また、上記の説明においては、本発明の実
施の形態における映像信号処理装置について説明を行っ
たが、本発明は、上述した本発明の全部または一部の手
段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムおよび/またはデータを担持した
媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読
み取られた前記プログラムおよび/またはデータが前記
コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体として
実現してもよい。
【0088】また、本発明は、上述した本発明の全部ま
たは一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータ
により実行させるためのプログラムおよび/またはデー
タであり、前記コンピュータと協動して前記機能を実行
することを特徴とする情報集合体として実現してもよ
い。
【0089】また、上記において、データとは、データ
構造、データフォーマット、データの種類などを含む。
また、媒体とは、ROM等の記録媒体、インターネット
等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。ま
た、担持した媒体とは、例えば、プログラムおよび/ま
たはデータを記録した記録媒体や、プログラムおよび/
またはデータを伝送する伝送媒体等をふくむ。
【0090】さらに、コンピュータにより処理可能と
は、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コ
ンピュータにより読みとり可能であることであり、伝送
媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび
/またはデータが伝送の結果として、コンピュータによ
り取り扱えることであることを含み、情報集合体とは、
例えば、プログラムおよび/またはデータ等のソフトウ
エアを含むものである。
【0091】したがって、以上説明した様に、本発明の
構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウ
ェア的に実現しても良い。
【0092】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスプ
レイ等内部に伸張手段を持たない装置でMPEG等の伸
張画像を表示する場合でも、ブロックノイズを軽減する
ことができる映像信号処理装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像信号処理装
置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1における水平ブロックノ
イズ位置情報生成の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態2における映像信号処理装
置の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態2における水平ブロック境
界予測情報の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2における水平ブロックノ
イズ位置情報生成の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態3における映像信号処理装
置の構成図である。
【図7】本発明の実施の形態4における映像信号処理装
置の構成図である。
【図8】本発明の実施の形態5における映像信号処理装
置の構成図である。
【図9】本発明の実施の形態5における参照禁止情報生
成の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態6における映像信号処理
装置の構成図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCT変換により復号された入力映像デ
    ータを、該映像を表示する画面の1水平ライン分毎に、
    内部映像データとして出力するラインバッファと、 前記内部映像データについて、所定画素の輝度と、前記
    所定の画素に隣接する画素の輝度とを比較し、輝度レベ
    ルに段差がある場合の該段差の画素の位置を水平ブロッ
    クノイズ候補点位置情報として出力する水平ブロックノ
    イズ候補点選出手段と、 1または複数の前記内部映像データ分の前記水平ブロッ
    クノイズ候補点位置情報を、水平ブロックノイズ候補点
    履歴情報として出力する水平ブロックノイズ候補点記憶
    手段と、 前記各内部映像データ内の水平方向のブロックノイズの
    位置である水平ブロックノイズ位置情報を判定する手段
    であって、 対象となる内部映像データより、少なくとも所定ライン
    前の内部映像データの前記水平ブロックノイズ履歴情報
    に少なくとも基づいて、前記対象となる内部映像データ
    の水平ブロックノイズ位置情報を判定する水平ブロック
    ノイズ位置判定手段と、 前記水平ブロックノイズ位置情報で示される画素および
    /または該画素に隣接する複数の画素に対して平滑化処
    理を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記内部映像データ内において、前記水
    平ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2点間
    の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記DCT
    変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近くか
    つ最も頻度の多い前記所定の間隔を水平ブロック間隔情
    報として出力する水平ブロック境界間隔推定手段をさら
    に備え、 前記水平ブロック位置判定手段は、前記少なくとも所定
    ライン前の内部映像データの前記水平ブロックノイズ履
    歴情報、および画面の有効表示領域の先端から水平ブロ
    ック間隔情報により示される間隔を順次加算して得られ
    る位置情報に基づいて、前記対象となる内部映像データ
    の水平ブロックノイズ位置情報を判定することを特徴と
    する映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 DCT変換により復号された入力映像デ
    ータを、該映像を表示する画面の1フレーム分毎に、内
    部映像データとして出力し、かつ前記1フレーム内の任
    意の画素データを検出用画素データとして出力可能なフ
    レームバッファと、 前記検出用画素データを順次1水平ラインずつ取得し、
    該1水平ラインの検出用映像データについて、所定画素
    の輝度と、前記所定の画素に隣接する画素の輝度とを比
    較し、輝度レベルに段差がある場合の該段差の画素の位
    置を水平ブロックノイズ候補点位置情報として出力する
    水平ブロックノイズ候補点選出手段と、 1または複数の前記1水平ラインの検出用映像データ分
    の前記水平ブロックノイズ候補点位置情報を、水平ブロ
    ックノイズ候補点履歴情報として出力する水平ブロック
    ノイズ候補点記憶手段と、 前記各水平ラインの検出用映像データ内の水平方向のブ
    ロックノイズの位置である水平ブロックノイズ位置情報
    を判定する手段であって、 対象となる水平ラインの検出用映像データより、少なく
    とも所定ライン前の水平ラインの検出用映像データの前
    記水平ブロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、
    前記対象となる水平ラインの検出用映像データの水平ブ
    ロックノイズ位置情報を判定する水平ブロックノイズ位
    置判定手段と、 前記検出用画素データを順次1垂直ラインずつ取得し、
    該1垂直ラインの検出用画素データについて、所定画素
    の輝度と、前記所定の画素に隣接する画素の輝度とを比
    較し、輝度レベルに段差がある場合の該段差の画素の位
    置を垂直ブロックノイズ候補点位置情報として出力する
    垂直ブロックノイズ候補点選出手段と、 1または複数の前記1垂直ラインの検出用映像データ分
    の前記垂直ブロックノイズ候補点位置情報を、垂直ブロ
    ックノイズ候補点履歴情報として出力する垂直ブロック
    ノイズ候補点記憶手段と、 前記各垂直ラインの検出用映像データ内の垂直方向のブ
    ロックノイズの位置である垂直ブロックノイズ位置情報
    を判定する手段であって、 対象となる垂直ラインの検出用映像データより、少なく
    とも所定ライン前の垂直ラインの検出用映像データの前
    記垂直ブロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、
    前記対象となる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブ
    ロックノイズ位置情報を判定する垂直ブロックノイズ位
    置判定手段と、 前記内部映像データのうち、水平ブロックノイズ位置情
    報および垂直ブロックノイズ位置情報で示される画素お
    よび/または該画素に隣接する複数の画素に対して平滑
    化処理を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 DCT変換により復号された入力映像デ
    ータを、該映像を表示する画面の1垂直ライン分毎に、
    内部映像データとして出力するラインバッファと、 前記内部映像データについて、所定画素の輝度と、前記
    所定の画素に隣接する画素の輝度とを比較し、輝度レベ
    ルに段差がある場合の該段差の画素の位置を垂直ブロッ
    クノイズ候補点位置情報として出力する垂直ブロックノ
    イズ候補点選出手段と、 1または複数の前記内部映像データ分の前記垂直ブロッ
    クノイズ候補点位置情報を、垂直ブロックノイズ候補点
    履歴情報として出力する垂直ブロックノイズ候補点記憶
    手段と、 前記各内部映像データ内の垂直方向のブロックノイズの
    位置である垂直ブロックノイズ位置情報を判定する手段
    であって、 対象となる内部映像データより、少なくとも所定ライン
    前の内部映像データの前記垂直ブロックノイズ履歴情報
    に少なくとも基づいて、前記対象となる内部映像データ
    の垂直ブロックノイズ位置情報を判定する垂直ブロック
    ノイズ位置判定手段と、 前記垂直ブロックノイズ位置情報で示される画素および
    /または該画素に隣接する複数の画素に対して平滑化処
    理を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記水平ラインの検出用映像データ内に
    おいて、前記水平ブロックノイズ候補点履歴情報に基づ
    く所定の2点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調
    べ、前記DCT変換の単位となるマクロブロックの一辺
    長に最も近くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を水平
    ブロック間隔情報として出力する水平ブロック境界間隔
    推定手段と、 前記垂直ラインの検出用映像データ内において、前記垂
    直ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2点間
    の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記DCT
    変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近くか
    つ最も頻度の多い前記所定の間隔を垂直ブロック間隔情
    報として出力する垂直ブロック境界間隔推定手段とをさ
    らに備え、 前記水平ブロック位置判定手段は、前記少なくとも所定
    ライン前の水平ラインの検出用映像データの前記水平ブ
    ロックノイズ履歴情報、および前記画面の有効表示領域
    の先端から水平ブロック間隔情報により示される間隔を
    順次加算して得られる位置情報に基づいて、前記対象と
    なる水平ラインの検出用映像データの水平ブロックノイ
    ズ位置情報を判定し、 前記垂直ブロック位置判定手段は、前記少なくとも所定
    ライン前の垂直ラインの検出用映像データの前記垂直ブ
    ロックノイズ履歴情報、および前記画面の有効表示領域
    の先端から垂直ブロック間隔情報により示される間隔を
    順次加算して得られる位置情報に基づいて、前記対象と
    なる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブロックノイ
    ズ位置情報を判定することを特徴とする請求項3に記載
    の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記垂直ブロック候補位置情報が示す位
    置情報と前記垂直ブロックノイズ候補点履歴情報が示す
    位置情報との間に、水平方向のブロックノイズがあるか
    どうかを、前記水平ブロックノイズ位置情報を用いて、
    画像の全ての内部映像データについて判断し、 水平方向のブロックノイズがある場合にはイネーブルで
    ある参照禁止情報を、また、水平方向のブロックノイズ
    がない場合にはディセーブルである参照禁止情報を出力
    する垂直履歴情報選択手段をさらに備え、 前記垂直ブロックノイズ位置判定手段は、 ディセーブルである前記参照禁止情報の入力を受ける時
    は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報と、垂直ブロッ
    クノイズ候補点履歴情報のそれぞれが示す位置情報を比
    較し、その位置における相関があり、かつ前記ブロック
    ノイズ候補点位置情報が示す垂直座標と、前記画面の表
    示開始位置から前記垂直ブロック間隔情報にて示される
    間隔の整数倍とが示す画素が一致する場合の画素の位置
    を垂直ブロックノイズ位置情報として出力し、 イネーブルである前記参照禁止情報の入力を受ける時
    は、垂直ブロックノイズ候補点位置情報が示す垂直座標
    と、前記画面の表示開始位置から前記垂直ブロック間隔
    情報にて示される間隔の整数倍とが示す画素が一致する
    場合の画素の位置を垂直ブロックノイズ位置情報として
    出力することを特徴とする請求項5に記載の映像信号処
    理装置。
  7. 【請求項7】 DCT変換により復号された入力映像デ
    ータを、ディスプレイ上に表示可能なマルチウィンドウ
    の中の所定のウィンドウ上にて表示する際に、 前記入力映像データを、前記所定のウィンドウの1フレ
    ーム分毎に、内部映像データとして出力し、かつ前記1
    フレーム内の任意の画素データを検出用画素データとし
    て出力可能なフレームバッファと、 前記ディスプレイ上における前記所定のウィンドウの表
    示位置を取得し、これをウィンドウ位置情報として出力
    するウィンドウ位置情報取得手段と、 前記ウィンドウ位置情報に基づき、前記検出用画素デー
    タを順次1水平ラインずつ取得し、該1水平ラインの検
    出用映像データについて、所定画素の輝度と、前記所定
    の画素に隣接する画素の輝度とを比較し、輝度レベルに
    段差がある領域に含まれる画素、または輝度レベルの段
    差を形成する画素間の位置を水平ブロックノイズ候補点
    位置情報として出力する、ウィンドウ位置対応水平ブロ
    ックノイズ候補点選出手段と、 1または複数の前記水平ラインの検出用映像データ分の
    前記水平ブロックノイズ候補点位置情報を、水平ブロッ
    クノイズ候補点履歴情報として出力する水平ブロックノ
    イズ候補点記憶手段と、 前記各水平ラインの検出用映像データ内の水平方向のブ
    ロックノイズの位置である水平ブロックノイズ位置情報
    を判定する手段であって、 対象となる水平ラインの検出用映像データより、少なく
    とも所定ライン前の水平ラインの検出用映像データの前
    記水平ブロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、
    前記対象となる水平ラインの検出用映像データの水平ブ
    ロックノイズ位置情報を判定する水平ブロックノイズ位
    置判定手段と、 前記ウィンドウ位置情報に基づき、前記検出用画素デー
    タを順次1垂直ラインずつ取得し、該1垂直ラインの検
    出用画素データについて、所定画素の輝度と、前記所定
    の画素に隣接する画素の輝度とを比較し、輝度レベルに
    段差がある領域に含まれる画素、または輝度レベルの段
    差を形成する画素間の位置を垂直ブロックノイズ候補点
    位置情報として出力する垂直ブロックノイズ候補点選出
    手段と、 1または複数の前記1垂直ラインの検出用映像データ分
    の前記垂直ブロックノイズ候補点位置情報を、垂直ブロ
    ックノイズ候補点履歴情報として出力する垂直ブロック
    ノイズ候補点記憶手段と、 前記各垂直ラインの検出用映像データ内の垂直方向のブ
    ロックノイズの位置である垂直ブロックノイズ位置情報
    を判定する手段であって、 対象となる垂直ラインの検出用映像データより、少なく
    とも所定ライン前の垂直ラインの検出用映像データの前
    記垂直ブロックノイズ履歴情報に少なくとも基づいて、
    前記対象となる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブ
    ロックノイズ位置情報を判定する垂直ブロックノイズ位
    置判定手段と、 前記内部映像データのうち、水平ブロックノイズ位置情
    報および垂直ブロックノイズ位置情報で示される画素お
    よび/または該画素に隣接する複数の画素に対して平滑
    化処理を施すノイズ除去フィルタとを備えたことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記水平ラインの検出用映像データ内に
    おいて、前記水平ブロックノイズ候補点履歴情報に基づ
    く所定の2点間の間隔の大きさおよびその出現頻度を調
    べ、前記DCT変換の単位となるマクロブロックの一辺
    長に最も近くかつ最も頻度の多い前記所定の間隔を水平
    ブロック間隔情報として出力する水平ブロック境界間隔
    推定手段と、 前記垂直ラインの検出用映像データ内において、前記垂
    直ブロックノイズ候補点履歴情報に基づく所定の2点間
    の間隔の大きさおよびその出現頻度を調べ、前記DCT
    変換の単位となるマクロブロックの一辺長に最も近くか
    つ最も頻度の多い前記所定の間隔を垂直ブロック間隔情
    報として出力する垂直ブロック境界間隔推定手段とをさ
    らに備え、 前記水平ブロックノイズ位置判定手段は、対象となる水
    平ラインの検出用映像データより、少なくとも所定ライ
    ン前の水平ラインの検出用映像データの前記水平ブロッ
    クノイズ履歴情報および前記所定のウィンドウの有効表
    示領域の先端から水平ブロック間隔情報により示される
    間隔を順次加算して得られる位置情報に基づいて、前記
    対象となる水平ラインの検出用映像データの水平ブロッ
    クノイズ位置情報を判定し、 前記垂直ブロックノイズ位置判定手段対象となる垂直ラ
    インの検出用映像データより、少なくとも所定ライン前
    の垂直ラインの検出用映像データの前記垂直ブロックノ
    イズ履歴情報および前記所定のウィンドウの有効表示領
    域の先端から垂直ブロック間隔情報により示される間隔
    を順次加算して得られる位置情報に基づいて、前記対象
    となる垂直ラインの検出用映像データの垂直ブロックノ
    イズ位置情報を判定することを特徴とする請求項7に記
    載の映像信号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記水平ブロックノイズ位置判定手段
    は、前記対象となる内部映像データまたは水平方向の検
    出用映像データ内の各画素の水平ブロックノイズ位置情
    報を、水平位置にて対応する前記水平ブロックノイズ候
    補点履歴情報内の水平ブロックノイズ候補位置情報から
    求めることを特徴とする請求項1または3に記載の映像
    信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記水平ブロックノイズ候補点履歴情
    報は、前記対象となる内部映像データの水平ブロックノ
    イズ候補点位置情報を含むことを特徴とする請求項9に
    記載の映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 前記垂直ブロックノイズ位置判定手段
    は、前記対象となる内部映像データまたは垂直方向の検
    出用映像データ内の各画素の垂直ブロックノイズ位置情
    報を、垂直位置にて対応する前記垂直ブロックノイズ候
    補点履歴情報内の垂直ブロックノイズ候補位置情報から
    求めることを特徴とする請求項3または4に記載の映像
    信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記水平ブロックノイズ候補点履歴情
    報は、前記対象となる内部映像データの水平ブロックノ
    イズ候補点位置情報を含むことを特徴とする請求項11
    に記載の映像信号処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれかに記載の
    映像処理装置の全部または一部の手段の全部または一部
    の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラ
    ムおよび/またはデータを担持した媒体であって、コン
    ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  14. 【請求項14】 請求項1から12のいずれかに記載の
    映像処理装置の全部または一部の手段の全部または一部
    の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラ
    ムおよび/またはデータであることを特徴とする情報集
    合体。
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