JP2018180714A - 動体検知システム、動体検知装置、動体検知方法、およびプログラム - Google Patents

動体検知システム、動体検知装置、動体検知方法、およびプログラム Download PDF

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栄一 千葉
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Abstract

【課題】動体検知における処理負担を軽減すると共により精度高く光源の影響を排除する。
【解決手段】監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得する監視画像取得部と、連続して取得された前記監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、を備え、前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、動体検知システムが提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、動体検知システム、動体検知装置、動体検知方法、およびプログラムに関する。
近年、撮像された画像に基づいて動体検知を行う装置が開発されている。また、動体検知において光の影響を取り除くための種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、画像の変化が全体に及ぶことに基づいて、当該変化が光源の影響によるものであると判定する技術が開示されている。また、特許文献2には、所定時間内に撮像された画像から平均画像を生成し、当該平均画像に基づいて動体の検知を行う技術が開示されている。
また、特許文献3には、明度を補正しエッジ検出を施した画像を比較することで、動体検知を行う技術が開示されている。また、特許文献4には、前後における画素ブロック間の輝度平均値の差から、各フレーム全体の輝度平均値の差を差し引くことにより、光の影響を排除する技術が開示されている。
特開2001−8189号公報 特開2013−45152号公報 特開2010−130292号公報 特開2005−117343号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、光源が画像に局所的な影響を与える場合には、動体が誤検知されてしまう懸念がある。また、特許文献2に記載の技術では、短時間における光の影響を取り除くことが困難な場合がある。また、特許文献3および特許文献4に記載の技術では、画像処理に係る処理負担が大きいという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、動体検知における処理負担を軽減すると共により精度高く光源の影響を排除することが可能な、新規かつ改良された動体検知システム、動体検知装置、動体検知方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得する監視画像取得部と、連続して取得された前記監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、を備え、前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、動体検知システムが提供される。
前記差分算出部は、前記第1の差分画像と、複数の前記暫定差分画像のうち最も差分の大きい暫定差分画像である第2の差分画像と、に基づいて最終差分画像を生成し、前記動体判定部は、前記最終差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて動体を検知してもよい。
前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分が、所定の時間以上、閾値を下回ることに基づいて、前記差分検知時間の測定を終了してもよい。
前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分の変動が略線形であることに基づいて前記暫定差分画像に係る差分は動体に由来するものではないと判定し、前記差分検知時間の測定を終了してもよい。
前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分の変動が不規則性を有することに基づいて、動体を検知してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、所定の間隔で連続して取得された監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、を備え、前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、動体検知装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得することと、連続して取得した前記監視画像に基づいて第1の差分画像を生成することと、前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始することと、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得した前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成することと、生成した差分画像に基づいて、動体を検知することと、を含む、動体検知方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、所定の間隔で連続して取得された監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、を備え、前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、動体検知装置、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、動体検知における処理負担を軽減すると共により精度高く光源の影響を排除することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る動体検知システムのシステム構成図の一例である。 同実施形態に係る監視カメラおよび動体検知装置の機能ブロック図の一例である。 同実施形態に係る光源の影響による輝度の変化について説明するための図である。 同実施形態に係る光源の影響により生成される差分画像について説明するための図である。 同実施形態に係る体の影響により生成される差分画像について説明するための図である。 同実施形態に係る動体検知装置による第1の差分画像の生成と当該第1の差分画像に基づく差分検知時間の測定開始処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る動体検知装置による第2の差分画像の取得と差分検知時間の測定終了処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る動体検知装置による最終差分画像の生成と動体判定処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る動体検知装置による暫定差分画像の差分の変動に基づく光源の判定について説明するための図である。 同実施形態に係る動体検知装置による暫定差分画像の差分の変動に基づく動体の検知について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る動体検知装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.一実施形態>
<<1.1.システム構成例>>
まず、本発明の一実施形態に係る動体検知システムのシステム構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る動体検知システム1000のシステム構成図の一例である。図1を参照すると、本実施形態に係る動体検知システム1000は、監視カメラ10および動体検知装置20を備える。また、監視カメラ10および動体検知装置20は、ネットワーク30を介して接続される。
(監視カメラ10)
本実施形態に係る監視カメラ10は、動体検知システム1000において、監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得する監視画像取得部として機能する。本実施形態に係る監視カメラ10は、例えば、屋内へ侵入する不審人物の画像を取得することを目的に設置される。また、本実施形態に係る監視カメラ10は、上記の用途に限らず、屋内または屋外に設置される種々の撮像装置であってよい。
(動体検知装置20)
本実施形態に係る動体検知装置20は、監視カメラ10により取得された監視画像に基づいて、動体の検知を行う情報処理装置である。この際、本実施形態に係る動体検知装置20は、動体検知における外部光源の影響を排除することを特徴の一つとする。より具体的には、本実施形態に係る動体検知装置20は、例えば、夜間撮影時などに、外部光源の影響により監視画像の輝度が変化することで、動体が誤検知されることを防ぐことができる。このために、本実施形態に係る動体検知装置20は、監視画像の差分に係る差分検知時間が開始される際に生成した第1の差分画像と、差分検知時間の開始後に生成した第2の差分画像とを比較することで、上記の画像差分が動体に由来するものであるか、光源に由来するものであるかを判定することができる。
(ネットワーク30)
ネットワーク30は、本実施形態に係る自動応答システムの各構成を接続する機能を有する。ネットワーク30は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク30は、IP−VPN(Internt Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
以上、本実施形態に係る動体検知システム1000のシステム構成例について説明した。なお、図1を用いて示した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る動体検知システム1000の構成は係る例に限定されない。本実施形態に係る動体検知システム1000は、図1に示す以外の構成をさらに備えてもよい。また、監視カメラ10および動体検知装置20が有する機能は、単一の装置により実現されてもよい。本実施形態に係る動体検知システム1000のシステム構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形され得る。
<<1.2.監視カメラ10の機能構成例>>
次に、本実施形態に係る監視カメラ10の機能構成例について説明する。図2は、本実施形態に係る監視カメラ10および動体検知装置20の機能ブロック図の一例である。図2を参照すると、本実施形態に係る監視カメラ10は、画像取得部110および画像送信部120を備える。
(画像取得部110)
本実施形態に係る画像取得部110は、監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得する機能を有する。本実施形態に係る画像取得部110は、例えば、連続したフレーム画像から構成される動画像を撮影する機能を有してよい。また、本実施形態に係る画像取得部110は、所定の間隔で静止画像を連続して取得する機能を有してもよい。
(画像送信部120)
本実施形態に係る画像送信部120は、ネットワーク30を介して、動体検知装置20との情報通信を行う機能を有する。具体的には、本実施形態に係る画像送信部120は、画像取得部110が撮像した監視画像を時系列に動体検知装置20に送信する機能を有する。
以上、本実施形態に係る監視カメラ10の機能構成例について説明した。なお、図2を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る監視カメラ10の機能構成は係る例に限定されない。本実施形態に係る監視カメラ10は、図2に示す以外の構成をさらに備えてもよい。本実施形態に係る監視カメラ10は、例えば、操作者による入力操作を受け付ける入力部などをさらに備えることができる。本実施形態に係る監視カメラ10の機能構成は、仕様や運用に応じて適宜変形され得る。
<<1.3.動体検知装置20の機能構成例>>
次に、引き続き図2を参照して、本実施形態に係る動体検知装置20の機能構成例について説明する。図2を参照すると、本実施形態に係る動体検知装置20は、画像受信部210、差分算出部220、記憶部230、および動体判定部240を備える。
(画像受信部210)
本実施形態に係る画像受信部210は、監視カメラ10から、取得された監視画像を受信する機能を有する。この際、本実施形態に係る画像受信部210は、取得された順序に時系列に監視画像を受信してよい。
(差分算出部220)
本実施形態に係る差分算出部220は、監視カメラ10により連続して取得された2枚の監視画像から、当該2枚の監視画像に係る差分画像を生成する機能を有する。この際、本実施形態に係る差分算出部220は、差分検知時間の測定が開始される前に取得された監視画像に基づいて第1の差分画像を生成することができる。
また、本実施形態に係る差分算出部220は、差分検知時間の測定開始後に取得された監視画像に基づいて、暫定差分画像を生成することができる。また、本実施形態に係る差分算出部220は、生成した複数の暫定差分画像のうち最も差分量の大きい暫定差分画像を第2の差分画像に設定してよい。なお、差分量は差分画像の輝度値に基づき算出するものとする。すなわち、差分画像は前後の画像の差分であるため、差異がなければ真っ黒の画像となり、前後の画像との差異がある部分については、差異の大きさに応じて輝度が上がる。このため、例えば差分画像の各画素の輝度値の合計(あるいは平均)を求めて当該差分画像の差分量とすることができる。以下、差分画像の差分といった場合には差分量を指すものとする。
さらに、本実施形態に係る差分算出部220は、生成した第1の差分画像および第2の差分画像に基づいて、最終差分画像を生成する機能を有する。本実施形態に係る差分算出部220が有する機能の詳細については別途後述する。
(記憶部230)
本実施形態に係る記憶部230は、動体検知装置20により扱われる種々の情報を記憶する機能を有する。具体的には、記憶部230は、監視カメラ10から受信した監視画像や、差分算出部220により生成される第1の差分画像、第2の差分画像、および最終差分画像を記憶する。また、記憶部230は、後述する差分検知フラグや差分検知時間に係る開始時刻および終了時間、差分未検知時間などを記憶する。
(動体判定部240)
本実施形態に係る動体判定部240は、差分算出部220により生成された第1の差分画像や第2の差分画像、最終差分画像に基づいて、動体を検知する機能を有する。より詳細には、本実施形態に係る動体判定部240は、上記の最終差分画像に係る差分量が閾値以上であることに基づいて動体を検知してよい。一方、最終差分画像に係る差分量が閾値を下回る場合には、動体判定部240は、上記の差分が光源の影響によるものであると判定することができる。
図3は、本実施形態に係る光源の影響による輝度の変化について説明するための図である。図3には、時系列に取得された監視画像に係る輝度の変化が曲線C1により示されている。ここで、曲線C1は、監視領域に入り込んだ光の影響による輝度の変化を示すものであってよい。また、図3における曲線C1は、光源により照射される光が監視領域に入り込んでから消失するまでの輝度の変化を示している。
より具体的には、図3には、時刻t0〜t4において、光源の点灯に伴い輝度が上昇し、時刻t4〜t8において、光源の消灯に伴い輝度が低下する一例が示されている。この際、光源の点灯に伴う監視画像の輝度の差と、光源の消灯に伴う監視画像の輝度の差は、所定の範囲に収まることが予測される。
例えば、図3において、時刻t2および時刻t3において取得された監視画像の差分量d1と、時刻t5および時刻t6において取得された監視画像の差分量d2とは、ほぼ同一の値となる。すなわち、光源の影響による輝度の変化は、光源による光が監視領域に進入した際と、光が消失した際とで、ほぼ相殺されるといえる。
上記の点について、具体的な画像イメージを用いて、より詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る光源の影響により生成される差分画像について説明するための図である。図4の上段には、所定の間隔で取得された監視画像IM1〜IM4が示されている。ここで、監視画像IM1〜IM4は、屋内に設定された監視カメラ10により夜間において取得された画像であってよい。また、監視画像IM1〜IM4には、屋外へと通じるドアが示されており、当該ドアは、例えば、ガラスなどの光を透過する素材を用いて形成されている。
また、図4に示す監視画像IM1は、屋外に光源のない状態において取得された画像であり、監視画像IM2は、屋外に光源が存在する状態において取得された画像であってよい。すなわち、監視画像IM1およびIM2は、屋外において光源が点灯した前後に取得された画像を示している。この際、監視画像IM1およびIM2から生成される第1の差分画像DI1には、図4に示すように、ドア付近において、進入する光の影響による輝度の変化が検知される。
一方、図4に示す監視画像IM3は、屋外に光源の存在する状態において取得された画像であり、監視画像IM4は、屋外に光源が存在しない状態において取得された画像である。すなわち、監視画像IM3およびIM4は、屋外において光源が消灯した前後に取得された画像であってよい。この際、監視画像IM3およびIM4から生成される第2の差分画像DI2には、図4に示すように、ドア付近において、消失した光の影響による輝度の変化が検知される。
ここで、第1の差分画像DI1と第の差分画像D12とを比較すると、類似する輝度の変化が検知されていることがわかる。また、第1の差分画像DI1および第の差分画像D12から生成される最終差分画像FDI1に着目すると、輝度の差分が検知されていないことがわかる。このように、差分画像に係る輝度の変化が光源の影響によるものである場合、最終差分画像に係る輝度の差分量は、所定の閾値を下回ることが予測される。このため、本実施形態に係る動体判定部240は、最終差分画像に係る輝度の差分量が所定の閾値を下回る場合には、当該差分が光源の影響により検知されたものであると判定することができる。
一方、図5は、本実施形態に係る動体の影響により生成される差分画像について説明するための図である。図5の上段には、図4と同様に、所定の間隔で取得された監視画像IM5〜IM8が示されている。ここで、監視画像IM5〜IM8には、屋内を移動する人物の様子が捉えられている。
この際、監視画像IM5およびIM6から生成される第1の差分画像DI3と、監視画像IM7およびIM8から生成される第2の差分画像DI4とを比較すると、それぞれ異なる輝度の差分が検知されていることがわかる。また、第1の差分画像DI3および第2の差分画像DI4から生成される最終差分画像FDI2に着目すると、図4に示した最終差分画像FDI1と比較して、大きな差分が検知されていることがわかる。このように、差分画像に係る輝度の変化が動体の影響によるものである場合、最終差分画像に係る輝度の差分量は、所定の閾値以上となること予測される。このため、本実施形態に係る動体判定部240は、最終差分画像に係る輝度の差分量が所定の閾値以上である場合には、動体が検知されたと判定してよい。
本実施形態に係る動体判定部240が有する上記の機能によれば、画像処理のコストを抑えながらも光源の影響を排除し精度の高い動体検知を実現することが可能となる。
<<1.4.動体検知装置20の動作の流れ>>
次に、本実施形態に係る動体検知装置20の動作の流れについて詳細に説明する。本実施形態に係る動体検知装置20の動作は、第1の差分画像の生成と当該第1の差分画像に基づく差分検知時間の測定開始処理、第2の差分画像の取得と差分検知時間の測定終了処理、および最終差分画像の生成と動体判定処理の3つに大別される。
まず、本実施形態に係る第1の差分画像の生成と当該第1の差分画像に基づく差分検知時間の測定開始処理の流れについて説明する。図6は、本実施形態に係る動体検知装置20による第1の差分画像の生成と当該第1の差分画像に基づく差分検知時間の測定開始処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6には、動体検知装置20による動体検知機能が有効となった状態からの処理の流れが示されている。
図6を参照すると、まず、画像受信部210が監視カメラ10から監視画像を受信し、記憶部230が上記の監視画像を取得画像1として記憶する(S1101)。
続いて、同様に、画像受信部210が監視カメラ10から監視画像を受信し、記憶部230が上記の監視画像を取得画像2として記憶する(S1102)。ここで、ステップS1101において記憶される取得画像1とステップS1102において記憶される取得画像2とは、時系列に撮影された画像であってよい。
次に、差分算出部220は、ステップS1101において記憶された取得画像1とステップS1102において記憶された取得画像2とに基づいて、第1の差分画像を生成する(S1103)。また、この際、記憶部230は、ステップS1103において生成された第1の差分画像を記憶してよい。
次に、動体判定部240は、ステップS1103において生成された第1の差分画像に係る差分量が閾値以上であるか否かを判定する(S1104)。
ここで、第1の差分画像に係る差分量が閾値を下回る場合(S1104:No)、記憶部230は、ステップS1102において記憶した取得画像2をステップS1101において記憶した取得画像1に上書きする(S1105)。また、動体検知装置20は、ステップS1102の状態に復帰し、記憶部230は、新たに受信された監視画像を取得画像2として記憶する。
一方、第1の差分画像に係る差分量が閾値以上である場合(S1104:Yes)、動体判定部240は、差分検知フラグをONに設定し(S1106)、また、差分検知時間の測定を開始する(S1107)。また、この際、記憶部230は、ステップS1106において設定された差分検知フラグの状態とステップS1107において開始された差分検知時間の開始時間とを記憶してよい。
以上、本実施形態に係る動体検知装置20による第1の差分画像の生成と当該第1の差分画像に基づく差分検知時間の測定開始処理の流れについて説明した。このように、本実施形態に係る動体検知装置20によれば、時系列に取得された監視画像間の差分量が閾値以上であることに基づいて、動体または光源が監視画像に写り込んだことを検知することができる。
続いて、本実施形態に係る第2の差分画像の取得と差分検知時間の測定終了処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る動体検知装置20による第2の差分画像の取得と差分検知時間の測定終了処理の流れを示すフローチャートである。
図7を参照すると、差分検知時間の測定開始後においても、引き続き画像受信部210が監視カメラ10から監視画像を受信し、記憶部230が上記の監視画像を取得画像3として記憶する(S1201)。
また、同様に、画像受信部210が監視カメラ10から監視画像を受信し、記憶部230が上記の監視画像を取得画像4として記憶する(S1202)。ここで、ステップS1201において記憶される取得画像3とステップS1202において記憶される取得画像4とは、時系列に撮影された画像であってよい。
次に、本実施形態に係る差分算出部220は、ステップS1201において記憶された取得画像3とステップS1202において記憶された取得画像4とに基づいて、暫定差分画像を生成する(S1203)。
続いて、差分算出部220は、記憶部230に第2の差分画像が存在するか否かを判定する(S1204)。
ここで、記憶部230に第2の差分画像が存在する場合(S1204:Yes)、続いて、差分算出部220は、ステップS1203において生成した暫定差分画像の差分量が、記憶部230に記憶される第2の差分画像の差分量以下であるか否かを判定する(S1205)。
ここで、暫定差分画像の差分量が第2の差分画像を上回る場合(S1205:No)、あるいは、記憶部230に第2の差分画像が存在しない場合(S1204:No)、差分算出部220は、ステップS1203において生成した暫定差分画像を第2の差分画像として記憶部230に記憶させる(S1206)。
次に、本実施形態に係る動体判定部240は、ステップS1203において生成された暫定差分画像に係る差分量が閾値以上であるか否かを判定する(S1207)。
ここで、暫定差分画像の差分量が閾値以上である場合(S1207:Yes)、動体判定部240は、差分未検知時間の測定を停止し、また差分未検知時間の値をリセットする(S1208)。ここで、上記の差分未検知時間とは、暫定差分画像の差分量が閾値を下回る状態が継続している時間を指す。
続いて、記憶部230は、ステップS1202において記憶した取得画像4をステップS1201において記憶した取得画像3に上書きする(S1209)。また、動体検知装置20は、ステップS1202の状態に復帰し、記憶部230は、新たに受信された監視画像を取得画像4として記憶する。
一方、暫定差分画像の差分量が閾値未満である場合(S1207:Yes)、動体判定部240は、差分未検知時間の測定が開始されているか否かを判定する(S1210)。
ここで、差分未検知時間の測定が開始されていない場合(S1210:No)、動体判定部240は、差分未検知時間の測定を開始し(S1211)、動体検知装置20は、ステップS1209の状態に移行する。
一方、差分未検知時間の測定が開始されている場合(S1210:Yes)、続いて、動体判定部240は、差分未検知時間が所定の時間以上であるか否かを判定する(S1212)。
ここで、差分未検知時間が所定の時間未満である場合(S1212:No)、動体検知装置20は、ステップS1209の状態に移行する。
一方、差分未検知時間が所定の時間以上である場合(S1212:Yes)、動体判定部240は、差分検知フラグをOFFに設定し(S1213)、また、差分検知時間の測定を終了する(S1214)。すなわち、本実施形態に係る動体判定部240は、連続して取得される監視画像間の差分量が所定時間以上、閾値を下回る場合には、動体あるいは光源が監視領域から外れたと判断することができる。また、この際、記憶部230は、ステップS1213において設定された差分検知フラグの状態とステップS1214において終了された差分検知時間の終了時間とを記憶してよい。
以上、本実施形態に係る動体検知装置20による第2の差分画像の取得と差分検知時間の測定終了処理の流れについて説明した。このように、本実施形態に係る動体検知装置20によれば、差分検知時間において生成された暫定差分画像のうち最も差分量の大きい暫定差分画像を第2の差分画像として設定することができる。
続いて、本実施形態に係る最終差分画像の生成と動体判定処理の流れについて説明する。図8は、本実施形態に係る動体検知装置20による最終差分画像の生成と動体判定処理の流れを示すフローチャートである。
図8を参照すると、差分検知時間の測定終了後、まず、本実施形態に係る差分算出部220は、第1の差分画像および第2の差分画像から最終差分画像を生成する(S1301)。
次に、動体判定部240は、ステップS1301において生成された最終差分画像の差分量が閾値以上であるか否かを判定する(S1302)。
ここで、最終差分画像の差分量が閾値以上である場合(S1302:Yes)、動体判定部240は、差分検知時間において検知された差分は動体に由来するものであると判定する(S1302)。すなわち、最終差分画像の差分量が閾値以上である場合には、動体判定部240は、動体を検知してよい。
一方、最終差分画像の差分量が閾値を下回る場合(S1303:No)、動体判定部240は、差分検知時間において検知された差分は光源に由来するものであると判定する(S1304)。
なお、上述の処理では、第1の差分画像として最初に閾値を上回った差分画像を格納しているが、第2の差分画像と同様に、最も差分量が大きい差分画像を採用するようにすればより精度を向上させることができる。例えば、図3のような輝度変化を示す場合には、t4付近では差分量は小さくなるため差分未検知時間が発生すると考えられるが、第1の差分画像と第2の差分画像は、それぞれt4の前と後から最大の差分量を持つものが選択されることが望ましい。具体的には、図7で説明したS1201〜S1214の処理において、以下のようにすればよい。S1206では、保存中の第2の差分画像より差分量が大きい暫定差分画像が生成された場合に、第2の差分画像を当該暫定差分画像で更新している。その際、以下の条件に該当する場合、保存中の第2の差分画像で第1の差分画像を1回だけ置き換える。その条件とは、差分検知フラグがONの状態となって以降に差分未検知時間が発生しており、かつ当該保存中の第2の差分画像が、差分検知フラグがONの状態となって以降に差分未検知時間が発生する前に保存されたものであること、である。そのようにすれば、差分未検出時間の前と後のそれぞれの最大の差分画像を、第1の差分画像、第2の差分画像とすることができる。
以上、本実施形態に係る動体検知装置20の動作の流れについて詳細に説明した。上述したように、本実施形態に係る動体検知装置20によれば、画像処理の負担を抑えながらも、光源の影響を効果的に排除することができ、精度の高い動体検知を実現することが可能となる。また、本実施形態に係る動体検知装置20によれば、差分が光源による影響であると判定した場合には、当該差分を検知した差分検知時間に係る画像を削除するなどの処理が可能となり、不要なデータの蓄積によりストレージが圧迫することを防ぐ効果も期待される。
<<1.5.変形例>>
次に、本実施形態に係る変形例について説明する。上記の説明では、動体検知装置20が第1の差分画像および第2の差分画像から最終差分画像を生成し、当該最終差分画像に基づいて、動体または光源の判定を行う場合にいて述べた。
一方、本実施形態に係る動体検知装置20は、必ずしも最終差分画像の生成に基づいて上記の判定を行わなくてよい。具体的には、本実施形態に係る動体検知装置20は、差分検知時間の測定開始後に生成される暫定差分画像の差分量の変動に基づいて、動体または光源の判定を行うことも可能である。
例えば、本実施形態に係る動体検知装置20は、暫定差分画像に係る差分量の変動が略線形であることに基づいて、当該差分が光源の影響によるものであると判定してもよい。また、この際、本実施形態に係る動体検知装置20は、差分検知時間の測定を終了してよい。
図9は、本実施形態に係る動体検知装置20による暫定差分画像の差分量の変動に基づく光源の判定について説明するための図である。図9には、図3と同様に、時系列に取得された監視画像に係る輝度の変化が曲線C1により示されている。ここで、曲線C1は、監視領域に入り込んだ光の影響による輝度の変化を示すものであってよい。
この際、図示するように、輝度の変化が光源の影響によるものである場合、時刻t2および時刻t2.5において取得された監視画像から生成される暫定差分画像の差分量d3と、時刻t2.5および時刻t3において取得された監視画像から生成される暫定差分画像の差分量d4との差は所定の閾値に収まることが予測される。
同様に、時刻t2.5および時刻t3において取得された監視画像から生成される暫定差分画像の差分量d4と、時刻t3および時刻t3.5において取得された監視画像から生成される暫定差分画像の差分量d5との差についても、所定の閾値に収まることが予測される。
すなわち、輝度の変化が光源の影響によるものである場合、暫定差分画像の差分量の変動は、略線形となることが推定される。このため、本実施形態に係る動体判定部240は、暫定差分画像の差分量の変動が略線形である場合には、検知された差分が光源の影響によるものであると判定し、差分検知時間の測定を終了してよい。
本実施形態に係る動体判定部240が有する上記の機能によれば、光源から照射される光が監視領域を外れる前に、いち早く光源の影響を判定することができ、不要な情報の録画などを防止する効果が期待される。
一方、本実施形態に係る動体検知装置20は、暫定差分画像に係る差分量の変動が不規則性を有することに基づいて、動体を検知することも可能である。
図10は、本実施形態に係る動体検知装置20による暫定差分画像の差分量の変動に基づく動体の検知について説明するための図である。図10には、時系列に取得された監視画像に係る輝度の変化が曲線C2により示されている。ここで、曲線C2は、監視領域に入り込んだ動体の影響による輝度の変化を示すものであってよい。
このように、動体に影響による輝度の変化は、光源の影響による変化とは異なり、動体の動きに応じて不規則に変化する。このため、輝度の変化が動体の影響によるものである場合、時刻t2〜時刻3.5において取得された監視画像から生成される暫定差分画像の差分量d6〜d8は、不規則に変動することが予測される。
このため、本実施形態に係る動体判定部240は、暫定差分画像の差分量の変動が略線形である場合には、検知された差分が動体の影響によるものであると判定してもよい。本実施形態に係る動体判定部240が有する上記の機能によれば、最終差分画像の生成を行うことなく動体を検知することができ、動体検知に係る処理コストをより低減することが可能となる。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本発明の一実施形態に係る動体検知装置20のハードウェア構成例について説明する。図11は、本発明の一実施形態に係る動体検知装置20のハードウェア構成例を示すブロック図である。図11を参照すると、動体検知装置20は、例えば、CPU871と、ROM872と、RAM873と、ホストバス874と、ブリッジ875と、外部バス876と、インターフェース877と、入力部878と、出力部879と、記憶部880と、ドライブ881と、接続ポート882と、通信部883と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(CPU871)
CPU871は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM872、RAM873、記憶部880、又はリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。
(ROM872、RAM873)
ROM872は、CPU871に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM873には、例えば、CPU871に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
(ホストバス874、ブリッジ875、外部バス876、インターフェース877)
CPU871、ROM872、RAM873は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス874を介して相互に接続される。一方、ホストバス874は、例えば、ブリッジ875を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス876に接続される。また、外部バス876は、インターフェース877を介して種々の構成要素と接続される。
(入力部878)
入力部878には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、マイク、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部878としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
(出力部879)
出力部879には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、又は有機EL等のディスプレイ装置(表示装置)、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
(記憶部880)
記憶部880は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部880としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。
(ドライブ881)
ドライブ881は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu−ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。
(接続ポート882)
接続ポート882は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
(通信部883)
通信部883は、ネットワーク903に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、内線電話網や携帯電話事業者網等の電話網に接続してもよい。
<3.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る動体検知システム1000は、連続して取得される監視画像から差分画像を生成することができる。また、本発明の一実施形態に係る動体検知システム1000は、生成した複数の差分画像を比較することで、動体の検知を行うことができる。係る構成によれば、動体検知における処理負担を軽減すると共により精度高く光源の影響を排除することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本発明の動体検知装置20の処理に係る各ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、動体検知装置20の処理に係る各ステップは、フローチャートに記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
10 監視カメラ
110 画像取得部
120 画像送信部
20 動体検知装置
210 画像受信部
220 差分算出部
230 記憶部
240 動体判定部
30 ネットワーク
1000 動体検知システム

Claims (8)

  1. 監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得する監視画像取得部と、
    連続して取得された前記監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、
    前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、
    を備え、
    前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、
    前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、
    動体検知システム。
  2. 前記差分算出部は、前記第1の差分画像と、複数の前記暫定差分画像のうち最も差分の大きい暫定差分画像である第2の差分画像と、に基づいて最終差分画像を生成し、
    前記動体判定部は、前記最終差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて動体を検知する、
    請求項1に記載の動体検知システム。
  3. 前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分が、所定の時間以上、閾値を下回ることに基づいて、前記差分検知時間の測定を終了する、
    請求項1または2に記載の動体検知システム。
  4. 前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分の変動が略線形であることに基づいて前記暫定差分画像に係る差分は動体に由来するものではないと判定し、前記差分検知時間の測定を終了する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の動体検知システム。
  5. 前記動体判定部は、前記暫定差分画像に係る差分の変動が不規則性を有することに基づいて、動体を検知する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の動体検知システム。
  6. 所定の間隔で連続して取得された監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、
    前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、
    を備え、
    前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、
    前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、
    動体検知装置。
  7. 監視対象領域の監視画像を所定の間隔で連続して取得することと、
    連続して取得した前記監視画像に基づいて第1の差分画像を生成することと、
    前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始することと、
    前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得した前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成することと、
    生成した差分画像に基づいて、動体を検知することと、
    を含む、
    動体検知方法。
  8. コンピュータを、
    所定の間隔で連続して取得された監視画像に基づいて第1の差分画像を生成する差分算出部と、
    前記第1の差分画像に係る差分が閾値以上であることに基づいて差分検知時間の測定を開始する動体判定部と、
    を備え、
    前記差分算出部は、前記差分検知時間の測定が開始されたのちに連続して取得された前記監視画像に基づいて複数の暫定差分画像を生成し、
    前記動体判定部は、前記差分算出部により生成された差分画像に基づいて、動体を検知する、
    動体検知装置、
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020067328A1 (ja) 2018-09-26 2020-04-02 三井化学株式会社 接着層付き機能性層、積層体およびその用途
JP2021118484A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 株式会社チャオ ゲートウェイ装置、ゲートウェイプログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびにカメラ映像転送方法

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