JP2002202866A

JP2002202866A - 画像処理装置および画像処理装置の印刷制御方法および記憶媒体

Info

Publication number: JP2002202866A
Application number: JP2000401219A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Endo; 吉之遠藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2000-12-28
Filing date: 2000-12-28
Publication date: 2002-07-19

Abstract

(57)【要約】【課題】撮像された画像データを記憶している画像処
理装置を情報処理装置を介在させることなく直接接続さ
れる印刷装置を利用して印刷する場合でも、印刷装置に
対する最新の機能を利用した印刷設定を該画像データに
対して自在に行うことである。【解決手段】撮像された画像データを記憶する画像処
理装置とプリンタ４０とを直接接続して画像処理システ
ムを構築可能な場合に、ＣＰＵ１８がＣＦカード２５に
記録された更新制御プログラムに基づいて、ＲＯＭ２０
に記憶されている画像処理装置本体の制御プログラムを
バージョンアップする際に、該印刷装置の印刷制御プロ
グラムを同時にバージョンアップする構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、所定の画像データ
を印刷装置に転送可能な画像処理装置および画像処理装
置の印刷制御方法および記憶媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図１０は、従来の画像処理装置を適用可
能な画像処理システムの構成を説明するブロック図であ
る。

【０００３】図１０において、９１０はレンズ群で、固
定焦点のレンズ群であってもいいし、所定倍率のズーム
レンズ群で構成される場合であってもよい。

【０００４】９１２はＣＣＤに代表される撮像素子で、
画素数は解像度に依存して決定されるものとする。９１
４は撮像素子制御回路（ＣＣＤコントロール部）で、撮
像素子９１２に転送クロックおよびタイミング信号を供
給するとともに、撮像素子９１２からの画像信号にノイ
ズ除去およびゲイン調整処理を行うＣＤＳ／ＡＧＣ／Ｔ
Ｇ回路、およびアナログ画像信号を１０ｂｉｔデジタル
信号に変換するＡ／Ｄコンバータなどを具備する。この
撮像素子制御回路９１４からは１秒間に３０画面（フレ
ーム）の画像データが、常に出力される。

【０００５】９１６は画像処理回路で、撮像素子制御回
路９１４からの画像データに、ホワイトバランス調整お
よびシャッタースピードおよび絞り制御等の画像処理を
行い、Ｙ・Ｃｂ・Ｃｒフォーマットのデジタル信号に変
換して出力する。

【０００６】本例では、レンズ群９１０、撮像素子９１
２、撮像素子制御回路９１４および画像処理回路９１６
からなる部分を、カメラモジュール９１７と呼ぶことに
する。

【０００７】９１８はＣＰＵで、ＲＯＭ９２０に記憶さ
れる制御プログラムに従い全体を制御するとともに、Ｊ
ＰＥＧ等の画像圧縮伸長処理を実行する。

【０００８】９２２はＲＡＭで、画像展開エリア９２２
ａ、ワークエリア９２２ｂ、および一時退避エリア（通
常スタックエリアと呼ばれる）９２２ｃが確保される。
９２４は主記憶メモリで、ファイルシステムによって構
築されたフォルダ構造を持つフォルダ群で構成される書
き換え可能に構成されている。

【０００９】９２５はＣＦカードで、図示しないＣＦカ
ードソケットを介して、撮影画像の格納や、ＰＨＳ機能
内蔵ＣＦカードや１０ＢａｓｅＴ等のネットワーク接続
用ＣＦカードを接続し、通信手段として使用する。

【００１０】９２６はＬＣＤ制御回路で、表示駆動回路
２８を制御して所望の画像をＬＣＤ表示装置９３０に表
示させる。９２７はＶＲＡＭで、ＬＣＤ制御回路９２６
によりコントロールされ、表示イメージを展開するＲＡ
Ｍ領域として機能する。９２８は表示駆動回路で、ＬＣ
Ｄ表示装置９３０を駆動する。

【００１１】９３０はＬＣＤ表示装置で、電子ビューフ
ァインダとして機能する。９３２はシャッタスイッチ
（シャッタスイッチＳＷ）である。９３３はデジタイザ
で、文字入力やポインティングデバイスとして機能す
る。

【００１２】９３４は電源部で、リチウムイオン（Ｌｉ
−ｉｏｎ）やニッケル水素（Ｎｉ−ＭＨ）等の充電池で
構成される。

【００１３】９３５はＤＣ／ＤＣコンバータ回路で、電
源部９３４から供給される電源を各デバイスが必要とす
る電圧に変換する。

【００１４】９４１は電源回路で、ＡＣ電源もしくはＤ
Ｃアダプタと接続される。９４２は制御回路で、プリン
タのＣＰＵやＲＯＭ・ＲＡＭが含まれる。９４４は画像
処理部で、プリンタエンジン部９４５に合わせた色処理
（γ特性等の色処理を含む）やモータコントロール制御
信号を出力する。９４５はプリンタエンジン部で、画像
処理部９４４からの出力信号によって動作する。なお、
プリンタエンジン部９４５は、インクジェットプリンタ
エンジンで構成してもよいし、レーザビームプリンタエ
ンジンで構成してもよい。

【００１５】９４３はＣＦコネクタで、ＣＦカード９２
５が直接装着可能に構成されている。９４６は小型の表
示手段で、キー入力手段９４７から選択される用紙サイ
ズを、例えば「Ａ４」と簡易に表示する。

【００１６】なお、上記ＣＰＵ９１８には、データバス
やアドレスバス、およびチップセレクトやリード／ライ
ト信号からなるコントロール信号を介して、ＲＯＭ９２
０、ＲＡＭ９２２、主記憶メモリ９２４、ＣＦカード９
２５、画像処理回路９１６、ＬＣＤ制御回路９２６、シ
ャッタＳＷ９３２、デジタイザ９３３等がそれぞれ接続
されている。

【００１７】従来、コンピユータ（以下、ＰＣと略す）
に画像データを転送することが一般的に行われている。
上記のシステム構成を有する製品では、デジタルカメラ
で撮影した画像を、カメラ内部の画像メモリやメモリカ
ードに複数枚分を保存し、撮影以後にケープルやメモリ
カード等を用いて、ＰＣ上に画像データを転送するとと
もにＰＣ上の記憶装置を利用してデジタルカメラの撮影
画像データを保存するようになっている。

【００１８】そして、ＰＣに転送した画像データは、Ｐ
Ｃ上のアプリケーションを用いて、ＰＣに接続されてい
る汎用のプリンタを利用して出力したり、ＰＣ上で撮影
画像データに編集作業を施したり、あるいは画像の重ね
合わせ等の加工作業を行い、上記と同様に汎用のプリン
タに出力する構成になっている。

【００１９】また、最近ではプリンタ側にデジタルカメ
ラで汎用的に用いられているＣＦカードやスマートメデ
ィアカード等のＰＣカードメディア用インタフェースを
備えたモデルがある。これはデジタルカメラで撮影した
画像データを、ＰＣを仲介せずに、デジタルカメラで撮
影された画像データの保存されているＰＣカードをその
ままプリンタ側のＰＣカードスロットに挿入し、プリン
タ上の小さな表示手段に表示される印刷ガイダンスに沿
ってキー入力を行い、指定の画像データをプリントアウ
トすることができる。

【００２０】更に、ごく最近における同様のシステムで
は、プリンタ側にデジタルカメラ専用のデジタルインタ
フェースを装備することにより、デジタルカメラで撮影
した画像データを、ＰＣを仲介せずに、カメラ側のキー
入力手段を用いてカメラ上に保存されている画像データ
をプリンタに出力することができる構成になっている装
置もある。

【００２１】これはプリンタと接続した際に、印刷した
い画像のプリントレイアウトパターンがデジタルカメラ
の表示手段上に表示され、そのレイアウトパターンの中
から、デジタルカメラのキースイッチで任意のレイアウ
トを選択することにより、ある程度任意の印刷をするこ
とができるというものである。

【００２２】次に、デジタルカメラの制御プログラムの
バージョンアップについての従来例を説明する。

【００２３】現在のデジタルカメラの殆どは、制御プロ
グラムのバージョンアップに関しては、まったくできな
いか、販売店に持ち込み有料で行うものが殆どであっ
た。

【００２４】最近のモデルになって、インターネットの
製造メーカのページからバージョンアッププログラムを
ＰＣ上の任意のディレクトリにダウンロードし、ＰＣと
デジタルカメラを、例えばＵＳＢケーブルで接続した
後、ダウンロードしたプログラムを実行することによっ
て、デジタルカメラ内の制御プログラムを書き換えるこ
とが可能なモデルも存在する。

【００２５】また、ダウンロードしたプログラムを、Ｐ
ＣからＣＦカードにコピーし、デジタルカメラ内のＣＦ
カードスロットに挿入後、デジタルカメラ上の表示手段
に表示されるガイダンスにそってキー操作を行い、制御
プログラムを書き換えることが可能なモデルも存在す
る。

【００２６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデジタルカメラや小型携帯機器とプリンタとを組
み合わせたプリンタシステムにおいては、デジタルカメ
ラで撮影した画像データは、カメラ側のデジタルインタ
フェースを用いてＰＣに転送し、ＰＣに接続されている
汎用プリンタを利用して印刷しなければならず、ＰＣの
ある環境下でのみ印刷が可能という問題がある。

【００２７】また、カードインタフェースを備えたプリ
ンタであっても、被写体を撮影した後に、カードをカメ
ラ側からプリンタ側に移動し、プリンタ側の小型表示手
段を見ながら決められたレイアウトで画像を印刷すると
いう使い方しかできないという問題がある。

【００２８】さらに、専用インタフェースを備え、デジ
タルカメラの表示手段やキーを利用して印刷できる場合
でも、印刷レイアウトがあらかじめ決められたパターン
のものしか存在しないため、用紙内の画像印刷位置の細
かい指定や、印刷する画像の形状について、自由に設定
できないという問題がある。

【００２９】更に、上記専用インタフェースを備えたプ
リンタを使用するシステムの場合、その他の汎用プリン
タを使用することはできず、その特定のプリンタ機種が
バージョンアップしなければ、プリンタの基本機能が向
上することはないという問題があった。

【００３０】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、画像処理装置本体の
制御プログラムをバージョンアップする際に、接続可能
な印刷装置の印刷制御プログラムを同時にバージョンア
ップすることにより、撮像された画像データを記憶して
いる画像処理装置や情報処理装置を介在させることなく
直接接続される印刷装置を利用して印刷する場合でも、
印刷装置に対する最新の機能を利用した印刷設定を該画
像データに対して自在に行える印刷操作環境を構築でき
る画像処理装置および画像処理装置の印刷制御方法およ
び記憶媒体を提供することである。

【００３１】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、所定の通信媒体を介して接続される印刷装置に対し
て記憶される制御プログラムに基づいて撮像された画像
データを転送処理可能な画像処理装置であって、前記制
御プログラムおよび接続可能な印刷装置を制御するため
の印刷制御プログラムをバージョンアップするための更
新制御プログラムが記録された記録媒体（図１に示すＣ
Ｆカード２５に相当）と、前記記録媒体から読み出され
る前記更新制御プログラムに基づいて、前記制御プログ
ラムおよび前記印刷制御プログラムを更新する更新手段
（図１に示すＣＰＵ１８がＣＦカード２５に記憶された
前記制御プログラムおよび前記印刷制御プログラムによ
りＲＯＭ２０内の旧制御プログラム，旧印刷制御プログ
ラムを更新する構成に相当）とを有するものである。

【００３２】本発明に係る第２の発明は、前記更新手段
による更新すべき印刷制御プログラムを選択する選択手
段を有するものである。

【００３３】本発明に係る第３の発明は、前記印刷制御
プログラムは、前記印刷装置と通信して状態監視を行う
制御プログラム，前記印刷装置に転送すべき画像データ
を編集加工する制御プログラムを含むものである。

【００３４】本発明に係る第４の発明は、前記画像デー
タを表示する表示手段（図１に示したＬＣＤ表示装置３
０に相当）と、前記表示手段に表示された前記画像デー
タに対する位置情報を入力する入力手段（図１に示すデ
ジタイザ３３）と、前記入力手段により入力された位置
情報に従い前記画像データに対して特定の画像処理を行
う画像処理手段（図１に示すＣＰＵ１８がＲＯＭ２０に
記憶された制御プログラムを実行して制御する構成に相
当）とを有するものである。

【００３５】本発明に係る第５の発明は、前記表示手段
は、前記印刷制御プログラムに基づいて、接続される印
刷装置から取得される状態情報を表示するものである。

【００３６】本発明に係る第６の発明は、前記表示手段
と前記入力手段とを積層した（図２に示すようにタッチ
パネルに相当）ものである。

【００３７】本発明に係る第７の発明は、前記表示手段
は、前記画像処理手段により画像処理された画像データ
を表示（図７に示す印刷エリア７０１内の画像処理済み
データに相当）するものである。

【００３８】本発明に係る第８の発明は、前記表示手段
は、印刷装置から取得した状態情報に基づき、障害個所
をグラフィックで表示可能とする（図４に示す表示画面
５４０に相当）ものである。

【００３９】本発明に係る第９の発明は、前記特定の画
像処理は、画像データ（図７に示す印刷エリア７０１内
の画像処理済みデータに相当）を任意の形態に加工編集
する画像処理である。

【００４０】本発明に係る第１０の発明は、前記特定の
画像処理は、画像データ（図８に示す画像データ８０１
に相当）に対して特定の画像効果処理を行う画像処理で
ある。

【００４１】本発明に係る第１１の発明は、所定の通信
媒体を介して接続される印刷装置に対して記憶される制
御プログラムに基づいて撮像された画像データを転送処
理可能な画像処理装置の印刷制御方法であって、前記制
御プログラムおよび接続可能な印刷装置を制御するため
の印刷制御プログラムをバージョンアップするための更
新制御プログラムが記録された記録媒体から読み出され
る前記更新制御プログラムに基づいて、前記制御プログ
ラムおよび前記印刷制御プログラムを更新する更新ステ
ップ（図５に示すステップＳ３１０〜Ｓ３１４）を有す
るものである。

【００４２】本発明に係る第１２の発明は、前記更新ス
テップによる更新すべき印刷制御プログラムを選択する
選択ステップ（図５に示すステップＳ３１２）を有する
ものである。

【００４３】本発明に係る第１３の発明は、前記印刷制
御プログラムは、前記印刷装置と通信して状態監視を行
う制御プログラム，前記印刷装置に転送すべき画像デー
タを編集加工する制御プログラムを含むものである。

【００４４】本発明に係る第１４の発明は、表示手段に
表示された前記画像データに対する位置情報を入力する
入力ステップ（図５に示すステップＳ３２５）と、前記
入力ステップにより入力された位置情報に従い前記画像
データに対して特定の画像処理を行う画像処理ステップ
（図３に示すステップＳ３２５）とを有するものであ
る。

【００４５】本発明に係る第１５の発明は、前記表示手
段は、前記印刷制御プログラムに基づいて、接続される
印刷装置から取得される状態情報を表示する（図５のス
テップＳ３２８）ものである。

【００４６】本発明に係る第１６の発明は、前記表示手
段と前記入力手段とを積層したものである。

【００４７】本発明に係る第１７の発明は、前記表示手
段は、前記画像処理手段により画像処理された画像デー
タを表示するものである。

【００４８】本発明に係る第１８の発明は、前記表示手
段は、印刷装置から取得した状態情報に基づき、障害個
所をグラフィックで表示可能とするものである。

【００４９】本発明に係る第１９の発明は、前記特定の
画像処理は、画像データを任意の形態に加工編集する画
像処理である。

【００５０】本発明に係る第２０の発明は、前記特定の
画像処理は、画像データに対して特定の画像効果処理を
行う画像処理である。

【００５１】本発明に係る第２１の発明は、所定の通信
媒体を介して接続される印刷装置に対して記憶される制
御プログラムに基づいて撮像された画像データを転送処
理可能な画像処理装置に、前記制御プログラムおよび接
続可能な印刷装置を制御するための印刷制御プログラム
をバージョンアップするための更新制御プログラムが記
録された記録媒体から読み出される前記更新制御プログ
ラムに基づいて、前記制御プログラムおよび前記印刷制
御プログラムを更新する更新ステップ（図５に示すステ
ップＳ３１０〜Ｓ３１４）を実行させるためのプログラ
ムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させ
たものである。

【００５２】本発明に係る第２２の発明は、前記更新ス
テップによる更新すべき印刷制御プログラムを選択する
選択ステップ（図５に示すステップＳ３１２）を有する
ものである。

【００５３】本発明に係る第２３の発明は、前記印刷制
御プログラムは、前記印刷装置と通信して状態監視を行
う制御プログラム，前記印刷装置に転送すべき画像デー
タを編集加工する制御プログラムを含むものである。

【００５４】本発明に係る第２４の発明は、表示手段に
表示された前記画像データに対する位置情報を入力する
入力ステップ（図５に示すステップＳ３２５）と、前記
入力ステップにより入力された位置情報に従い前記画像
データに対して特定の画像処理を行う画像処理ステップ
（図３に示すステップＳ３２５）を有するものである。

【００５５】本発明に係る第２５の発明は、前記表示手
段は、前記印刷制御プログラムに基づいて、接続される
印刷装置から取得される状態情報を表示する（図５のス
テップＳ３２８）ものである。

【００５６】本発明に係る第２６の発明は、前記表示手
段と前記入力手段とを積層したものである。

【００５７】本発明に係る第２７の発明は、前記表示手
段は、前記画像処理手段により画像処理された画像デー
タを表示するものである。

【００５８】本発明に係る第２８の発明は、前記表示手
段は、印刷装置から取得した状態情報に基づき、障害個
所をグラフィックで表示可能とするものである。

【００５９】本発明に係る第２９の発明は、前記特定の
画像処理は、画像データを任意の形態に加工編集する画
像処理である。

【００６０】本発明に係る第３０の発明は、前記特定の
画像処理は、画像データに対して特定の画像効果処理を
行う画像処理である。

【００６１】

【発明の実施の形態】〔第１実施形態〕図１は、本発明
の第１実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処
理システムの構成を説明するブロック図であり、画像処
理装置がデジタルカメラの場合に対応する。

【００６２】図１において、１０はレンズ群で、固定焦
点のレンズ群であってもいいし、所定倍率のズームレン
ズ群で構成される場合であってもよい。

【００６３】１２はＣＣＤに代表される撮像素子で、画
素数は解像度に依存して決定されるものとする。１４は
撮像素子制御回路（ＣＣＤコントロール部）で、撮像素
子１２に転送クロックおよびタイミング信号を供給する
とともに、撮像素子１２からの画像信号にノイズ除去お
よびゲイン調整処理を行うＣＤＳ／ＡＧＣ／ＴＧ回路、
およびアナログ画像信号を１０ｂｉｔデジタル信号に変
換するＡ／Ｄコンバータなどを具備する。この撮像素子
制御回路１４からは１秒間に３０画面（フレーム）の画
像データが、常に出力される。

【００６４】１６は画像処理回路で、撮像素子制御回路
１４からの画像データに、ホワイトバランス調整および
シャッタスピードおよび絞り制御等の画像処理を行い、
Ｙ・Ｃｂ・Ｃｒフォーマットのデジタル信号に変換して
出力する。

【００６５】本実施形態では、レンズ群１０、撮像素子
１２、撮像素子制御回路１４および画像処理回路１６か
らなる部分を、カメラモジュール１７と呼ぶことにす
る。

【００６６】１８はＣＰＵで、ＲＯＭ２０に記憶される
制御プログラムに従い全体を制御するとともに、ＪＰＥ
Ｇ等の画像圧縮伸長処理を実行する。なお、ＲＯＭ２０
は、ＣＰＵｌ８の制御プログラムや、フォルダの初期設
定などを記憶する書き換え可能なフラッシュメモリで構
成されている。

【００６７】２２はＲＡＭで、画像展開エリア２２ａ、
ワークエリア２２ｂ、および一時退避エリア（通常スタ
ックエリアと呼ばれる）２２ｃが確保される。２４は主
記憶メモリで、ファイルシステムによって構築されたフ
ォルダ構造を持つフォルダ群で構成される書き換え可能
に構成されている。

【００６８】２５はＣＦカードで、図示しないＣＦカー
ドソケットを介して、撮影画像の格納や、ＰＨＳ機能内
蔵ＣＦカードや１０ＢａｓｅＴ等のネットワーク接続用
ＣＦカードを接続し、通信手段として使用する。

【００６９】なお、ＣＦカード２５には、更新制御プロ
グラム、すなわち、本画像処理装置本体の制御プログラ
ムと、例えばコネクタ３６，４３を介して直接接続され
るプリンタ４０の機能を拡張する最新の印刷制御プログ
ラムが記録されている場合があり、該更新制御プログラ
ムに基づき、ＬＣＤ表示装置３０に表示されるユーザイ
ンタフェース（後述する図３，図４に示すグラフィカル
ユーザインタフェース（ＧＵＩ）を含む）を介して、画
像処理装置本体の制御プログラムや、プリンタ４０の印
刷制御プログラムをも更新（バージョンアップ）可能に
構成されている。

【００７０】２６はＬＣＤ制御回路で、表示駆動回路２
８を制御して所望の画像をＬＣＤ表示装置３０に表示さ
せる。２７はＶＲＡＭで、ＬＣＤ制御回路２６によりコ
ントロールされ、表示イメージを展開するＲＡＭ領域と
して機能する。２８は表示駆動回路で、ＬＣＤ表示装置
３０を駆動する。

【００７１】３０はＬＣＤ表示装置で、電子ビューファ
インダとして機能する。３２はシャッタスイッチ（シャ
ッタスイッチＳＷ）である。３３はデジタイザで、文字
入力やポインティングデバイスとして機能する。

【００７２】３４は電源部で、リチウムイオン（Ｌｉ−
ｉｏｎ）やニッケル水素（Ｎｉ−ＭＨ）等の充電池で構
成される。

【００７３】３５はＤＣ／ＤＣコンバータ回路で、電源
部３４から供給される電源を各デバイスが必要とする電
圧に変換する。３６はコネクタ部で、プリンタ４０と接
続し、プリンタ４０をコントロールする各種制御信号を
伝えるインタフェースとして機能する。

【００７４】３９はプリンタケーブルで、プリンタ４０
と当該機器（画像処理装置）を接続するためインタフェ
ースケーブルとして機能する。４０は汎用プリンタ本体
（プリンタ）である。

【００７５】４１は電源回路で、ＡＣ電源もしくはＤＣ
アダプタと接続される。４２は制御回路で、プリンタの
ＣＰＵやＲＯＭ・ＲＡＭが含まれる。４３はコネクタ
で、コネクタ３６を介して画像処理装置と通信可能に接
続される。４４は画像処理部で、プリンタエンジン４５
に合わせた色処理（γ特性等の色処理を含む）やモータ
コントロール制御信号を出力する。４５はプリンタエン
ジン部で、画像処理部４４からの出力信号によって動作
する。なお、プリンタエンジン部４５は、インクジェッ
トプリンタエンジンで構成してもよいし、レーザビーム
プリンタエンジンで構成してもよい。

【００７６】なお、上記ＣＰＵ１８には、データバスや
アドレスバス、およびチップセレクトやリード／ライト
信号からなるコントロール信号を介して、ＲＯＭ２０、
ＲＡＭ２２、主記憶メモリ２４、ＣＦカード２５、画像
処理回路１６、ＬＣＤ制御回路２６、シャッタＳＷ３
２、デジタイザ３３、コネクタ３６，４３等がそれぞれ
接続されている。

【００７７】上記のように構成された画像処理装置にお
いて、ＣＰＵ１８はＲＯＭ２０内の制御プログラムに基
づいて各種制御を行う。これらの制御には、画像処理回
路１６から出力される撮影画像データをＲＡＭ２２にＤ
ＭＡ（ダイレクト・メモリ・アクセス）転送する処理、
同様にＲＡＭ２２からＬＣＤ制御回路２６にデータをＤ
ＭＡ転送する処理、画像データをＪＰＥＧ圧縮し、所定
のファイル形式で主記憶メモリ２４及びＣＦカード２５
に格納する処理、シャッタスイッチ３２の操作に伴う撮
影動作の指示、およびデジタイザ３３からの入力を座標
データヘの変換や文字認識を行う等の処理も含まれる。

【００７８】また、ＲＡＭ２２の画像展開エリア２２ａ
は、画像処理回路１６からの撮影画像（Ｙ・Ｃｂ・Ｃ
ｒ）データを一時記憶したり、主記憶メモリ２４及びＣ
Ｆカード２５から読み出されたＪＰＥＧ圧縮画像データ
を一時記憶したりするテンポラリバッファとして、また
画像圧縮展開処理のための画像専用ワークエリアとして
使用される。

【００７９】ＣＦカード２５が当該機器に接続される
と、ＣＰＵ１８は撮影画像を保存するためのＤＣＦ（Ｄ
ｅｓｉｇｎｒｕｌｅｆｏｒＣａｍｅｒａＦｉｌ
ｅｓｙｓｔｅｍ）対応フォルダ構造を作る。

【００８０】操作者が図１に示したシャッタＳＷ３２を
押下すると、ＣＰＵ１８は撮影画像をＪＰＥＧ圧縮す
る。その後、圧縮された撮影画像データに対し、アプリ
ケーションにより参照される情報等付属データ等を所定
の形式で付加し、挿入した時点で作成されたフォルダに
ＪＰＥＧファイルとして保存する。このフォルダは撮影
した日時が異なる毎に新規で作成される。そして、撮影
後、再生モードが選択された場合には、ＣＰＵ１８はＣ
Ｆカード２５の各フォルダ内の複数の画像ファイルか
ら、サムネイル画像を作成し一覧表示する。操作者はそ
の中から全画面表示したい画像を、ペン２０４を使用し
デジタイザ３３にタッチすることで選択する。ＣＰＵ１
８はデジタイザ３３からの座標情報から選択された画像
を判断し、選択された画像のデータをＣＦカード２５か
ら読み出し、ＪＰＥＧ伸長処理を行った後、画像展開エ
リア２２ａに展開し、６４０×４８０ドットのサイズに
間引き処理を行い、ＬＣＤ制御回路２６ヘデータを転送
し、ＬＣＤ表示装置３０に表示させる。また、ＣＦカー
ド２５は機器本体から取り外し可能な記憶媒体である事
は前述したが、この記憶媒体を機器本体から取り外し、
パーソナルコンピュータのＰＣカードリーダ等の読取装
置でデータを読み取る事で、すべてのフォルダ構造をコ
ンピュータのモニタ上で参照する事ができる。

【００８１】ＬＣＤ制御回路２６は、画像処理部１６か
ら出力されるＹ・Ｃｂ・Ｃｒ画像データ、または主記憶
メモリ２４に記憶される画像ファイルをＪＰＥＧ伸長し
たＹ・Ｃｂ・Ｃｒ画像データを受け取り、ＲＧＢ形式に
変換して、表示イメージ通りに一度ＶＲＡＭ２７上に書
き込み、その後、ＲＧＢデータを表示駆動回路２８に供
給する。

【００８２】表示駆動回路２８は、ＬＣＤ制御回路２６
からのＲＧＢ画像データに従い、ＬＣＤ表示装置３０を
駆動する。ＬＣＤ表示装置３０は、本実施形態では、Ｖ
ＧＡ（６４０×４８０画素）程度のＴＦＴ液晶表示パネ
ルで構成されるものとする。

【００８３】シャッタＳＷ３２は、撮影動作開始を指示
するためのスイッチであり、スチルカメラで周知のよう
に、半押し状態と全押し状態の２つのポジションをとり
得るものからなる。

【００８４】ＣＰＵ１８は、撮影前に指定されたフォル
ダから撮影条件を読み出し、その撮影条件に近い値でシ
ャッタースピードおよび絞り制御等のパラメータをコン
トロールし、シャッタＳＷ３２が半押し状態で、シャッ
タースピードおよび絞り制御等のパラメータをロック
し、その後シャッタＳＷ３２が全押しされたと判断した
場合、画像展開エリア２２ａでＪＰＥＧ圧縮した撮影画
像を、任意のファイル名を付加し、指定されたフォルダ
内に保存する。

【００８５】図２は、図１に示した画像処理装置の外観
構成を説明するための斜視図であり、（Ａ）はファイン
ダ側から本体を視た状態に対応し、（Ｂ）は（Ａ）に示
すファインダ側に対向するコネクタ側から視た状態に対
応する。

【００８６】図２において、２０１は本体、２０２はＬ
ＣＤ表示器で、図１に示したＬＣＤ表示装置３０に対応
する。２０３はデジタイザで、ＬＣＤ表示器２０２と積
層構造になっており、図１に示したデジタイザ３３に対
応する。

【００８７】２０４はペンで、文字や位置指定のための
入力手段として機能する。２０５は電源ＳＷ、２１０は
レンズ、２１１はシャッタＳＷで、図１に示したシャッ
タＳＷ３２に対応する。２１２はプリンタケーブルを接
続するプリンタポート、２１３はＣＦカード挿入部で、
図１に示したＣＦカード２５が挿入される。

【００８８】図３は、図１に示したＬＣＤ表示装置３０
に表示される第１のユーザインタフェースの一例を示す
図であり、バージョンアップ処理時に表示される画面例
に対応する。

【００８９】図３において、表示画面４０１はＣＦカー
ドメニュー表示に対応し、４０２はメニュー選択項目
で、例えば画像処理装置の制御プログラムをバージョン
アップする場合に、ペン２０４の操作により選択可能に
構成されている。

【００９０】表示画面４０１において、４０４はメニュ
ー選択項目で、撮像した画像を表示する場合に、ペン２
０４の操作により選択可能に構成されている。なお、ペ
ン２０４によるメニュー選択項目４０２またはメニュー
選択項目４０４の選択状態が後述するようにＣＰＵ１８
に判断されることにより、バージョンアップ処理と画像
表示処理／画像印刷処理とに分岐する構成となってい
る。

【００９１】４０５は画像処理機能選択項目で、メニュ
ー，編集，表示，印刷の各項目からなり、ペン２０４に
より選択される。

【００９２】表示画面４０１に表示されるメニュー選択
項目中の「バージョンアップ」がペン２０４により指示
された場合に表示される表示画面４１０において、４１
１はバージョンアップ作業項目で、該バージョンアップ
作業項目（プログラムセーブ）がペン２０４により選択
された場合、現在の制御プログラムのバージョンアップ
処理中にプルグラムコードの消失や破壊が生じても当該
制御プログラムを再現可能とするためにプログラムをＣ
Ｆカード２５上のシステムファイルにセーブする。

【００９３】４１２はバージョンアップ作業項目で、該
バージョンアップ作業項目（バージョンアップ実行？）
がペン２０４によりバージョンアップ作業項目４１２が
選択された場合、制御プログラムを新規更新する処理が
開始される。

【００９４】表示画面４１０に表示されるバージョンア
ップ作業項目中の「バージョンアップ実行？」がペン２
０４により指示されて、バージョンアップ処理が完了し
た後に表示される表示画面４２０において、４２１は追
加プリンタ選択指示項目で、追加プリンタ選択候補４２
２中から意図するプリンタがペン２０４により指示され
た後、プリンタ選択項目４３１を含む表示画面４３０が
表示され、インストール確認項目４３２のＹＥＳボタン
あるいはＮＯボタンをペン２０４で指示することによ
り、インストール指示が完了する。

【００９５】表示画面４４０において、４４１は制御プ
ログラムバックアップ専用フォルダで、表示画面４１０
で「プログラムセーブ」が選択された場合に表示され
る。

【００９６】図４は、図１に示したＬＣＤ表示装置３０
に表示される第１のユーザインタフェースの一例を示す
図であり、画像表示処理時に表示される画面例に対応す
る。

【００９７】図４に示す表示画面５０１において、５０
２はメニュー選択項目で、例えば画像処理装置の制御プ
ログラムをバージョンアップする場合に、ペン２０４の
操作により選択可能に構成されている。

【００９８】５０５はメニュー選択項目で、撮像した画
像を表示する場合に、ペン２０４の操作により選択可能
に構成されている。

【００９９】なお、ペン２０４によるｍｅニュー選択項
目５０２またはメニュー選択項目５０５の選択状態が後
述するようにＣＰＵ１８に判断されることにより、バー
ジョンアップ処理と画像表示処理／画像印刷処理とに分
岐する構成となっている。

【０１００】５０３は画像処理機能選択項目で、メニュ
ー，編集，表示，印刷の各項目キー５０３−１〜５０３
−４からなり、ペン２０４により選択される。

【０１０１】図４に示す表示画面５０１で項目キー５０
３−４、即ち「印刷」がペン２０４により選択指示され
た場合に表示される表示画面（フォルダ構造表示画面）
５１０において、５１１は撮影フォルダで、例えば風景
フォルダ５１４，子供フォルダ５１５，動物フォルダ５
１６から構成され、それぞれのフォルダに対応する画像
データが格納されるものとする。

【０１０２】５１３はテンポラリ（ＴＥＭＰ）フォルダ
で、画像ファイル以外のデータが格納される。

【０１０３】表示画面５１０で子供フォルダ５１５がペ
ン２０４により選択指示された場合に表示される表示画
面５２０において、サムネイル表示される格納済み画像
データが表示され、ペン２０４の指示で印刷候補とする
所望の画像データ５２１が選択された状態に対応し、カ
ーソルボタン５２２をペン２０４により指示することに
より、表示可能なサムネイル画像が順次表示可能に構成
されている。

【０１０４】表示画面５２０で所望の画像データ５２１
を選択した状態で、同画面中の項目キー５０３−４がペ
ン２０４により選択指示されると表示される表示画面
（プリント設定画面）５３０において、５３１〜５３３
は選択スイッチで、選択スイッチ５３１によりプリンタ
候補が選択可能であり、選択スイッチ５３２により印刷
枚数が選択可能であり、選択スイッチ５３３により用紙
サイズが選択可能である。５３５はステータスキーで、
該ステータスキー５３５がペン２０４により指示される
と、選択されているプリンタの状態が表示される。

【０１０５】５３６はレイアウトウインドウで、レイア
ウトウインドウ５３６上のボタン５３７をペン２０４に
より指示することにより、印刷する画像のサイズをオリ
ジナルサイズとは異なるサイズで、例えばトリミングす
ることができる。５３４はプリントキーで、上記レイア
ウトウインドウ５３６上で所望のトリミング処理等が完
了した後、該プリントキー５３４がペン２０４により指
示されると、印刷すべき画像データと印刷制御情報とが
汎用プリンタに指示される。

【０１０６】表示画面５３０で、ステータスキー５３５
がペン２０４により指示された場合に表示される表示画
面（エラー表示画面）５４０において、５４２はエラー
個所を指示するガイド矢印で、インクタンク装着近傍を
指示する。５４２はエラーメッセージで、例えば「マゼ
ンタのインクがありません。」を表示している状態に対
応する。

【０１０７】図５は、本発明に係る画像処理装置におけ
るデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、
プリントアウト及び制御プログラム更新までの詳細手順
に対応する。なお、Ｓ３０１，Ｓ３１０〜Ｓ３１４，Ｓ
３２０〜Ｓ３２９は各ステップを示す。

【０１０８】操作者が図２に示した本体２０１の電源投
入後、本体２０１にＰＣによりバージョンアッププログ
ラムを格納したＣＦカード２５をセットすると、表示画
面４０１に操作メニュー（ＣＦカードメニュー）がＬＣ
Ｄ表示装置３０に表示された状態で、ペン２０４でバー
ジョンアップのメニューを選択しているかどうかを判別
して（Ｓ３０１）、ＣＰＵ１８がバージョンアップのメ
ニューを選択していると判別した場合は、バージョンア
ッププログラムが起動し、現在動作しているＲＯＭ２０
内の制御プログラムを圧縮し、ＣＦカード２５のフアイ
ルシステムに保存するかどうかを確認するための表示画
面４１０を表示する。

【０１０９】これは、バージョンアップが失敗し、本体
の動作に問題が生じた場合に、バックアップをとること
で、前の正常動作可能な制御プログラムに戻すことを可
能にするものである。

【０１１０】ステップＳ３０１において、プログラムセ
ーブを指示するバージョンアップ作業項目４１１が選択
されたと判断した場合は、ＣＦカード２５内のフォルダ
を参照した際に、制御プログラムバックアップ専用フォ
ルダ４４１がＬＣＤ表示装置３０に表示画面４４０とし
て表示される。

【０１１１】そして、現在の制御プログラムのＣＦカー
ド２５へのバックアップが完了した後（Ｓ３１０）、バ
ージョンアップ実行４１２を選択し、制御プログラムを
新規更新する処理を行う（Ｓ３１１）。

【０１１２】次に、バージョンアップ処理の終了後、今
度は追加する汎用プリンタの制御ソフトの選択画面とし
て表示画面４２０をＬＣＤ表示装置３０に表示する。こ
の中から任意の追加するプリンタを選択すると（Ｓ３１
２）、該選択されたプリンタの制御ソフトをインストー
ルするかどうかの選択画面としての表示画面４３０をＬ
ＣＤ表示装置３０に表示し、該表示画面４３０中でＹＥ
Ｓボタンがペン２０４により選択指示されると、追加す
るプリンタに対応した制御ソフトを書き換え可能なＲＯ
Ｍ２０にインストールする（Ｓ３１３）。その後、動作
に問題がなければＣＦカード２５にバックアップした制
御プログラムバックアップ専用フォルダ４４１内の制御
プログラムを消去して（Ｓ３１４）、ステップＳ３０１
のメニュー選択処理に戻る。

【０１１３】一方、ステップＳ３０１で、表示画面４０
１上で、ＣＦカードメニュー上のメニュー選択項目４０
４に対応する「画像表示」がペン２０４により選択指示
されたとＣＰＵ１８が判断した場合には、ＣＦカード２
５内部のフォルダ構造を表示するための表示画面５１０
がＬＣＤ表示装置３０に表示される。

【０１１４】この表示画面５１０中で、任意のフォルダ
がペン２０４の指示により選択されると、ＬＣＤ表示装
置３０の表示内容が表示画面５２０に切り替わり、格納
されている画像をサムネイル画像一覧として表示する
（Ｓ３２０）。

【０１１５】次に、表示画面５２０上のサムネイル画像
一覧から任意の画像データ５２１が選択され（Ｓ３２
１）、さらに、表示画面５２０下部の印刷を指示する項
目キー５０３−４を選択すると（Ｓ３２２）、印刷設定
画面としての表示画面５３０がＬＣＤ表示装置３０に表
示され、該表示画面５３０内にレイアウトウインドウ５
３６が表示される（Ｓ３２３）。

【０１１６】この画面表示中に、ユーザが用紙の大きさ
を表しているのがレイアウトウインドウ５３６であり、
プリンタを変更したい場合には選択スイッチ５３１をペ
ン２０４でタッチすると、選択可能なプリンタ候補が一
覧表示される。

【０１１７】また、プリント枚数を変更したい場合、枚
数変更スイッチ５３２をペン２０４でタッチすることで
プリント枚数を変更できる。さらに、用紙サイズを変更
したい場合、用紙サイズ変更スイッチ５３３をペンタッ
チすることで、変更することができ、該用紙サイズを変
更すると、レイアウトウインドウ５３６上の画像の大き
さが変化する。

【０１１８】また、ステータスキー５３５をペン２０４
でタッチすることで、プリンタの状態が表示され、も
し、プリンタ側にエラーがある場合、エラー表示画面の
ための表示画面５４０がＬＣＤ表示装置３０に表示され
る。

【０１１９】このようして、枚数およびサイズの指定を
確認した後（Ｓ３２４）、用紙に対する画像レイアウト
をペン２０４で直接タッチして画像の大きさを任意のサ
イズに変更するレイアウト位置指定を行うが（Ｓ３２
５）、この場合において画像の大きさを変更したい場合
には、図４に表示されるように画像の４辺の中央にある
ボタン５３７をペン２０４でペンタッチして移動するこ
とで変更（拡縮）でき、画像位置を変更したい場合に
は、画像の中央をペンタッチして移動することで変更で
きる。

【０１２０】このようにしてユーザが意図するすべての
印刷条件が整った場合には、表示画面５３０上のＹＥＳ
キーとＮＯキーとからなるプリントキー５３４中のＹＥ
Ｓキーがペン２０４でタッチし指示されると、当該指示
された画像データ５２１に対する印刷を汎用プリンタに
指示して実行する（Ｓ３２６）。

【０１２１】次に、汎用プリンタ側との通信によりエラ
ー発生状態を監視して、何らかのエラーが通知されたか
どうかをＣＰＵ１８が判断し（Ｓ３２７）、何らかのエ
ラーが通知されたと判断した場合は、前述したエラー表
示画面としての表示画面５４０にグラフィックスやメッ
セージにより取得しているプリンタステータスをＬＣＤ
表示装置３０に表示する（Ｓ３２８）。そして、該ＬＣ
Ｄ表示装置３０に表示されたプリンタステータスに従
い、ユーザが適切な対策（インクカートリッジの交換あ
るいは用紙補給あるいはジャム解除等）を実行した後
（Ｓ３２９）、ステップＳ３２６へ戻って、再度印刷処
理を繰り返す。

【０１２２】なお、ステップＳ３２７で、エラー無しと
判断された場合には、ステップＳ３２０へ戻り、印刷す
べき画像データの選択処理に戻る。

【０１２３】また、印刷すべき画像データ数は、本実施
形態では、１つとしているが、複数同時に選択可能とし
てもいいし、表示画面５３０上、あるいは別の色調整画
面を表示して、出力色特性をユーザの好み合わせ等の画
像処理指定を加えてもよい。

【０１２４】さらに、ＣＦカードに印刷順序に従う画像
データをあらかじめ格納して、ユーザが意図する順序で
連続印刷できるように制御してもよい。

【０１２５】これにより、汎用プリンタを画像処理装置
に直接接続した画像処理システムが構築される場合に、
画像処理装置の制御プログラムの更新に合わせて、汎用
プリンタの制御プログラムを更新することが可能とな
り、画像処理装置側に備えられる表示手段を利用して、
該汎用プリンタ側の制御構成を何ら変更することなく、
当該汎用プリンタに対して付加される最新機能に対応し
た印刷設定が可能となり、汎用プリンタを利用した画像
処理システム全体のバージョンアップを確実に行うこと
ができる。

【０１２６】したがって、汎用プリンタに対する、例え
ば状態監視項目と状態監視結果通知処理機能が強化され
ている場合には、そのような機能処理に基づくエラー表
示を画像処理装置の表示装置上で容易に行うことが可能
（機能強化されていない汎用プリンタであれば、装備さ
れるプリンタの小型表示部でしか表示できない）とな
り、エラー状態を認知させる有用な情報を明示して、該
発生している障害に対して有効、かつ、迅速な対策をユ
ーザに指示することができる。

【０１２７】さらに、汎用プリンタの制御プログラムの
バージョンアップに従い、汎用プリンタの印刷設定項目
に基づいた画像出力レイアウトを自由に指定可能とな
り、従来のような選択可能ではあるが制限のあった印刷
レイアウトについても、設定可能な項目が増えるため、
選択した画像データの印刷レイアウトを自由に設定で
き、ユーザが意図する印刷レイアウトで選択した画像デ
ータを自在に汎用プリンタで印刷することができる。

【０１２８】〔第２実施形態〕上記第１実施形態では、
画像処理装置本体と汎用プリンタをケーブルを介して有
線接続する画像処理システムを例として説明したが、こ
れらの手段を用いずに、無線による通信手段（例えばＩ
ｒＴｒａｎ−Ｐ等の無線インタフェース）に置き換える
ことで同様の効果を実現することが出来る。

【０１２９】図６は、本発明の第２実施形態を示す画像
処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示すブ
ロック図であり、図１と同一のものには同一の符号を付
してある。

【０１３０】図６において、６３６は本体機器側の通信
手段であるところのＢｌｕｅｔｏｏｔｈモジュール、６
４３はプリンタ機器側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈモジュール
である。

【０１３１】データの送受信手段として、無線を使用す
ることで、同様の効果を実現することが出来る。現在Ｉ
ｒＤＡやＢｌｕｅｔｏｏｔｈという無線による通信方式
が一般的に用いられるようになってきており、第１実施
形態のようなプリンタポートやＵＳＢ等の有線接続に対
し、コネクタを使用しなかつたり、多少離れた位置から
も操作できるというメリットがある。

【０１３２】〔第３実施形態〕第１実施形態において、
表示手段上に印刷レイアウトが表示されている状態で、
用紙位置に対する画像の大きさを指定する手段として、
画像の４辺にボタンを設け、そのボタンをペン２０４で
操作することによって画像の大きさを指定するという手
段を用いたが、この方法では印刷する画像の形状が撮影
した画像のまま一定であり、自由度が少ないという問題
が発生し得る場合もある。そこで、ペン２０４の操作に
より、印刷すべき画像を自由曲線でトリミング可能とし
て印刷範囲を指定可能としてもよい。

【０１３３】図７は、本発明の第３実施形態を示す画像
処理装置における印刷レイアウト指定画面の一例を示す
図であり、図４と同一のものには同一の符号を付してあ
る。

【０１３４】図７に示す印刷レイアウト表示画面７００
において、範囲選択キー７０２を追加し、第１実施形態
と同様の方法で画像位置や大きさを指定した後、範囲選
択キー７０２をペン２０４によりペンタッチし、画像上
の印刷したい範囲をペン２０４で選択させ、もう一度範
囲選択キー７０２をペン２０４で指示することにより、
画像上の印刷エリア７０１が確定する。

【０１３５】〔第４実施形態〕上記第１実施形態では、
表示手段上に印刷レイアウトが表示されている状態で、
用紙位置に対する画像の大きさを指定する手段として、
画像の４辺にボタンを設け、そのボタンをペン２０４で
操作することによって、画像の大きさを指定するという
手段を用いる場合について説明したが、該操作法では印
刷する画像が撮影した画像のままであり、自由度が少な
いというユーザの不満を招来する場合がある。そこで、
種々の画像効果処理項目を選択可能として、選択される
画像効果処理項目に従い画像処理した画像データを印刷
できるように構成してもよい。

【０１３６】図８は、本発明の第４実施形態を示す画像
処理装置における印刷レイアウト指定画面の一例を示す
図であり、図４と同一のものには同一の符号を付してあ
る。

【０１３７】図８に示す印刷レイアウト表示画面８００
において、色変更，ソフトフォーカス，フォグ，ポスタ
リゼーション，エンボス等の画像効果処理項目を選択す
るための画像処理キー８０２を追加し、第１実施形態と
同様の方法で画像位置や大きさを指定した後、画像処理
キー８０２をペン２０４によりペンタッチし、印刷しよ
うとしている画像に対して実行したい画像効果処理項目
８０３を表示させ、その中から任意の効果をペン２０４
で選択すると、画像８０１が変化されるように表示す
る。

【０１３８】そして、画像８０１を確認しながらもう一
度範囲選択キー８０２をペン２０４でペンタッチするこ
とにより、画像効果処理をＣＰＵ１８がＲＡＭ２２上で
実行し、該画像処理された画像データを画像展開エリア
２２ａに展開することで、最終的な印刷画像データを生
成し、該生成した印刷画像データをプリンタエンジン４
５に転送して印刷させる。

【０１３９】これにより、オリジナル画像からユーザの
好みに合わせて加工したアート的な画像データを自在に
施した独特な印刷結果を得ることができる。

【０１４０】上記実施形態によれば、ＰＣを使用せずに
思い通りの画像を印刷をすることが可能になる。また、
プリンタでの印刷時に起こる紙詰まりやインク切れなど
の各種エラーがおきた場合にも、接続される印刷装置の
エラー個所を画像処理装置上の表示手段によりグラフィ
ックで示すことができるため、迅速に対処することがで
きる。

【０１４１】また、画像処理装置本体の制御プログラム
を更新する際に、新規汎用プリンタに対応した最新の制
御プログラムも同時に更新することによって、プリンタ
を選ぶことなく、最新機能のプリンタによって印刷をす
ることができる。

【０１４２】以下、図９に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理システ
ムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につい
て説明する。

【０１４３】図９は、本発明に係る画像処理装置を適用
可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。

【０１４４】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。

【０１４５】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。

【０１４６】本実施形態における図５に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。

【０１４７】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。

【０１４８】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。

【０１４９】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー（登録商標）ディス
ク，ハードディスク，光ディスク，光磁気ディスク，Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリ
カード，ＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができ
る。

【０１５０】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【０１５１】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。

【０１５２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
〜第３０の発明によれば、画像処理装置本体の制御プロ
グラムをバージョンアップする際に、接続可能な印刷装
置の印刷制御プログラムを同時にバージョンアップする
ことにより、撮像された画像データを記憶している画像
処理装置を情報処理装置を介在させることなく直接接続
される印刷装置を利用して印刷する場合でも、印刷装置
に対する最新の機能を利用した印刷設定を該画像データ
に対して自在に行える印刷操作環境を構築できるという
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明の第１実施形態を示す画像処理装置を適用
可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図で
ある。

【図２】図１に示した画像処理装置の外観構成を説明す
るための斜視図である。

【図３】図１に示したＬＣＤ表示部に表示される第１の
ユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図４】図１に示したＬＣＤ表示部に表示される第１の
ユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図５】本発明に係る画像処理装置におけるデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。

【図６】本発明の第２実施形態を示す画像処理装置を適
用可能な画像処理システムの一例を示すブロック図であ
る。

【図７】本発明の第３実施形態を示す画像処理装置にお
ける印刷レイアウト指定画面の一例を示す図である。

【図８】本発明の第４実施形態を示す画像処理装置にお
ける印刷レイアウト指定画面の一例を示す図である。

【図９】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処
理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラム
を格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。

【図１０】従来の画像処理装置を適用可能な画像処理シ
ステムの構成を説明するブロック図である。

【符号の説明】

１８ＣＰＵ２５ＣＦカード３６，４３コネクタ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｈ５Ｃ０５３ 5/765 Ｌ５Ｃ０６２Ｆターム(参考） 2C061 AP10 AQ05 AQ06 HJ06 HJ07 HN11 HS07 HV34 2C087 AA04 AB01 AC07 AC08 BA03 BD40 CB20 2C187 AC07 AC08 AD07 AE01 CD17 5B021 AA01 CC06 NN17 5C052 AA11 AB04 AC08 CC11 DD04 EE02 EE03 EE05 EE08 FA03 FA09 5C053 FA04 FA06 FA08 FA27 GA11 GB36 HA29 HA33 JA16 JA21 KA04 KA05 KA24 LA01 LA03 LA11 5C062 AA05 AA13 AB20 AB23 AB38 AC21 AC24 AE00 AF00 BA04

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の通信媒体を介して接続される印刷
装置に対して記憶される制御プログラムに基づいて撮像
された画像データを転送処理可能な画像処理装置であっ
て、前記制御プログラムおよび接続可能な印刷装置を制御す
るための印刷制御プログラムをバージョンアップするた
めの更新制御プログラムが記録された記録媒体と、前記記録媒体から読み出される前記更新制御プログラム
に基づいて、前記制御プログラムおよび前記印刷制御プ
ログラムを更新する更新手段と、を有することを特徴と
する画像処理装置。
【請求項２】前記更新手段による更新すべき印刷制御
プログラムを選択する選択手段を有することを特徴とす
る請求項１記載の画像処理装置。
【請求項３】前記印刷制御プログラムは、前記印刷装
置と通信して状態監視を行う制御プログラム，前記印刷
装置に転送すべき画像データを編集加工する制御プログ
ラムを含むことを特徴とする請求項１記載の画像処理装
置。
【請求項４】前記画像データを表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前記画像データに対する位置
情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された位置情報に従い前記画像
データに対して特定の画像処理を行う画像処理手段と、
を有することを特徴とする請求項１記載の画像処理装
置。
【請求項５】前記表示手段は、前記印刷制御プログラ
ムに基づいて、接続される印刷装置から取得される状態
情報を表示することを特徴とする請求項１記載の画像処
理装置。
【請求項６】前記表示手段と前記入力手段とを積層し
たことを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
【請求項７】前記表示手段は、前記画像処理手段によ
り画像処理された画像データを表示することを特徴とす
る請求項１記載の画像処理装置。
【請求項８】前記表示手段は、印刷装置から取得した
状態情報に基づき、障害個所をグラフィックで表示可能
とすることを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
【請求項９】前記特定の画像処理は、画像データを任
意の形態に加工編集する画像処理であることを特徴とす
る請求項１記載の画像処理装置。
【請求項１０】前記特定の画像処理は、画像データに
対して特定の画像効果処理を行う画像処理であることを
特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
【請求項１１】所定の通信媒体を介して接続される印
刷装置に対して記憶される制御プログラムに基づいて撮
像された画像データを転送処理可能な画像処理装置の印
刷制御方法であって、前記制御プログラムおよび接続可能な印刷装置を制御す
るための印刷制御プログラムをバージョンアップするた
めの更新制御プログラムが記録された記録媒体から読み
出される前記更新制御プログラムに基づいて、前記制御
プログラムおよび前記印刷制御プログラムを更新する更
新ステップを有することを特徴とする画像処理装置の印
刷制御方法。
【請求項１２】前記更新ステップによる更新すべき印
刷制御プログラムを選択する選択ステップを有すること
を特徴とする請求項１１記載の画像処理装置の印刷制御
方法。
【請求項１３】前記印刷制御プログラムは、前記印刷
装置と通信して状態監視を行う制御プログラム，前記印
刷装置に転送すべき画像データを編集加工する制御プロ
グラムを含むことを特徴とする請求項１１記載の画像処
理装置の印刷制御方法。
【請求項１４】表示手段に表示された前記画像デー
タに対する位置情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された位置情報に従い前記
画像データに対して特定の画像処理を行う画像処理ステ
ップと、を有することを特徴とする請求項１１記載の画
像処理装置の印刷制御方法。
【請求項１５】前記表示手段は、前記印刷制御プログ
ラムに基づいて、接続される印刷装置から取得される状
態情報を表示することを特徴とする請求項１１記載の画
像処理装置の印刷制御方法。
【請求項１６】前記表示手段と前記入力手段とを積層
したことを特徴とする請求項１１記載の画像処理装置の
印刷制御方法。
【請求項１７】前記表示手段は、前記画像処理手段に
より画像処理された画像データを表示することを特徴と
する請求項１１記載の画像処理装置の印刷制御方法。
【請求項１８】前記表示手段は、印刷装置から取得し
た状態情報に基づき、障害個所をグラフィックで表示可
能とすることを特徴とする請求項１１記載の画像処理装
置の印刷制御方法。
【請求項１９】前記特定の画像処理は、画像データを
任意の形態に加工編集する画像処理であることを特徴と
する請求項１１記載の画像処理装置の印刷制御方法。
【請求項２０】前記特定の画像処理は、画像データに
対して特定の画像効果処理を行う画像処理であることを
特徴とする請求項１１記載の画像処理装置の印刷制御方
法。
【請求項２１】所定の通信媒体を介して接続される印
刷装置に対して記憶される制御プログラムに基づいて撮
像された画像データを転送処理可能な画像処理装置に、前記制御プログラムおよび接続可能な印刷装置を制御す
るための印刷制御プログラムをバージョンアップするた
めの更新制御プログラムが記録された記録媒体から読み
出される前記更新制御プログラムに基づいて、前記制御
プログラムおよび前記印刷制御プログラムを更新する更
新ステップを実行させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータが読み取り可能な記憶媒体。を有することを
特徴とする画像処理装置の印刷制御方法。
【請求項２２】前記更新ステップによる更新すべき印
刷制御プログラムを選択する選択ステップを有すること
を特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。
【請求項２３】前記印刷制御プログラムは、前記印刷
装置と通信して状態監視を行う制御プログラム，前記印
刷装置に転送すべき画像データを編集加工する制御プロ
グラムを含むことを特徴とする請求項２１記載の記憶媒
体。
【請求項２４】表示手段に表示された前記画像デー
タに対する位置情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された位置情報に従い前記
画像データに対して特定の画像処理を行う画像処理ステ
ップと、を有することを特徴とする請求項２１記載の記
憶媒体。
【請求項２５】前記表示手段は、前記印刷制御プログ
ラムに基づいて、接続される印刷装置から取得される状
態情報を表示することを特徴とする請求項２１記載の記
憶媒体。
【請求項２６】前記表示手段と前記入力手段とを積層
したことを特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。
【請求項２７】前記表示手段は、前記画像処理手段に
より画像処理された画像データを表示することを特徴と
する請求項２１記載の記憶媒体。
【請求項２８】前記表示手段は、印刷装置から取得し
た状態情報に基づき、障害個所をグラフィックで表示可
能とすることを特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。
【請求項２９】前記特定の画像処理は、画像データを
任意の形態に加工編集する画像処理であることを特徴と
する請求項２１記載の記憶媒体。
【請求項３０】前記特定の画像処理は、画像データに
対して特定の画像効果処理を行う画像処理であることを
特徴とする請求項２１記載の記憶媒体。