JP2002202219A - レンズメーター - Google Patents
レンズメーターInfo
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Abstract
な手順を踏むのみで、一対の眼鏡レンズの測定を行うこ
とのできるレンズメーターを提供する。 【解決手段】 本発明のレンズメーターは、眼鏡フレー
ム6Aに装着されている一対の眼鏡レンズ6L、6Rに
それぞれ測定光を投光する一対の投光光学系3A、3B
と、一対の眼鏡レンズ6L、6Rを透過した測定光Pを
受光する一対の受光光学系5A、5Bとを装置本体1の
内部に備え、各受光光学系5A、5Bには受像素子5k
が設けられ、受像素子5kの受像出力に基づいて一対の
眼鏡レンズ6L、6Rの光学特性を演算する。
Description
着されている2個一対の眼鏡レンズの球面度数等の光学
特性を簡単な操作で得ることのできるレンズメーターに
関する。
置のモニター画面に、眼鏡レンズの光学中心を中心にし
て同心円上に描かれたスケールと、眼鏡レンズの測定個
所を示す十字ターゲットと、被検レンズの光学特性の測
定値とを含む情報を表示させ、画面を見ながら十字ター
ゲットをスケールの中心部分の円内に追い込んで、眼鏡
レンズの光学特性(球面度数S、円柱度数C、軸角度
A、プリズム値Px、Py、加入度数ADD)を自動的
に演算測定する構成のものが知られている。
をオンして、モニター画面に同心円上のスケールを表示
させ、眼鏡フレームに装着されている一対の眼鏡レンズ
の一方をレンズ受けに載置する。
学系から測定光束が測定する方の眼鏡レンズに投影さ
れ、測定光束が透過する眼鏡レンズの透過部分のプリズ
ム量が演算され、このプリズム量に基づいて、眼鏡レン
ズの測定個所を示す十字ターゲットがモニター画面に表
示され、このモニター画面を見ながら十字ターゲットが
スケール内に入るように眼鏡レンズをレンズ受けに沿っ
て移動させる。
て、眼鏡レンズの光学特性が測定される。一方の眼鏡レ
ンズの測定が終わると、同様の手順で他方の眼鏡レンズ
の光学特性の測定を行う。
ンズメーターでは、一方の眼鏡レンズを測定した後、他
方の眼鏡レンズを測定するためには、レンズ受けに眼鏡
レンズを再度載置し直さなければならず、測定に手間が
かかると共に面倒であるという問題がある。
等が検討されているが、無人店舗にレンズメーターを設
置することにすると、来店者自らがレンズメーターを操
作して眼鏡レンズの光学特性を測定しなければならない
ことになる。
は、この従来のレンズメーターは、測定操作が煩雑であ
りすぎるという問題点がある。
で、その目的は、眼鏡レンズをレンズメーターに置い
て、簡単な手順を踏むのみで、一対の眼鏡レンズの測定
を行うことのできるレンズメーターを提供することにあ
る。
メーターは、眼鏡フレームに装着されている一対の眼鏡
レンズにそれぞれ測定光を投光する一対の投光光学系
と、前記一対の眼鏡レンズを透過した測定光を受光する
一対の受光光学系とを装置本体の内部に備え、各受光光
学系には受像素子が設けられ、該受像素子の受像出力に
基づいて前記一対の眼鏡レンズの光学特性を演算するこ
とを特徴とする。
受像素子が前記一対の受光光学系に兼用されていること
を特徴とする。
装置本体が、眼鏡フレームの鼻当てに当接して眼鏡フレ
ームの左右方向の位置決めを行う鼻当て部材と、前記一
対の眼鏡レンズを下から保持する一対のレンズ受けと、
前記一対の眼鏡レンズを上方から押圧して該一対の眼鏡
レンズをレンズ受けに押し当てる一対の押圧機構とを備
えていることを特徴とする。
装置本体が、眼鏡フレームの鼻当てに当接して眼鏡フレ
ームの左右方向の位置決めを行う鼻当て部材と、前記一
対の眼鏡レンズを下から保持する一対のレンズ受けと、
前記眼鏡フレームを前後方向から挟持する挟持機構とを
備えていることを特徴とする。
ターの外観図である。その図1において、1は装置本体
である。この装置本体1には、その上部筐体2に図2に
示す一対の投光光学系3が内蔵され、その下部筐体4に
一対の受光光学系5が内蔵されている。その上部筐体2
と下部筐体4との間は、眼鏡6のセット空間4Aとされ
ている。
左右の眼鏡レンズ6L、6Rを支持するレンズ受け部材
7L、7Rが設けられている。このレンズ受け部材7
L、7Rは枠体8を有する。この枠体8は、図4に示す
ように、下部筐体4の上壁9に軸10を支点にして回動
可能に取り付けられている。
設けられ、眼鏡レンズ6L、6Rを載置できるようにな
っている。その枠体8の中心Oが投光光学系3のほぼ光
学中心に対応している。
うに、前後方向にスライドして、眼鏡6の眼鏡フレーム
6Aを前後方向から挟持する一対の挟持部材12、12
が設けられている。この一対の挟持部材12、12は図
示を略す電動機構により離反・接近方向に可動される。
その一対の挟持部材12、12の駆動量は中心Oを挟ん
で同量とされている。
鏡フレーム6Aの鼻当て13が当接する鼻当て部材14
がリンク部材15を介して回動可能に取り付けられてい
る。眼鏡6は鼻当て部材14に鼻当て13を当てること
により左右方向の位置決めがされる。
うに、矢印A方向に、ネジリコイルスプリング16によ
って適度に付勢されている。
動可能に設けられ、このハンドル17は、図7に拡大し
て示すカム機構18に連結されている。このカム機構1
8は連結棒19を有し、連結棒19の途中にはカム部材
20が設けられている。
棒21の下端が当接されている。昇降棒21の上端部に
は二股形状の押圧棒22が設けられている。昇降棒21
はコイルスプリング23によって下方に付勢されてい
る。
ンズ6L、6Rを上から押圧する役割を有し、ハンドル
17をB方向に引き起こすと、連結棒19が矢印C方向
に可動されて、押圧棒22がコイルスプリング23の付
勢力により下降され、眼鏡レンズ6L、6Rがレンズ受
け部材7L、7Rの支持部材11に押し当てられる。
にして回動可能であるので、眼鏡レンズ6L、6Rの湾
曲率にかかわらず、その保持高さを一定にすることが可
能である。これによって、眼鏡レンズ6L、6Rの保持
高さの変化に起因する測定誤差を回避することができ
る。
系3Bとから構成されている。その投光系3AはLED
3a、3b、コリメートレンズ3c、3d、ダイクロイ
ックミラー3eからなっている。投光系3BはLED3
f、3g、コリメートレンズ3h、3i、ダイクロイッ
クミラー3jからなっている。
3b、3gは赤色光(波長630nm)を発する。ダイ
クロイックミラー3e、3jは赤外光を反射し、赤色光
を透過する。
はLED3a、3b、3f、3gから発生した発散光束
を測定光束としての平行光束に変換する役割を果たす。
そのコリメートレンズ3c、3hは後述するパターン板
の狭域を照明する役割を果たし、そのコリメートレンズ
3d、3iは後述するパターン板の広域を照明する役割
を果たす。
系5Bとから構成されている。その受光系5Aはパター
ン板5a、フィールドレンズ5b、反射ミラー5c、5
d、光路合成プリズム5eからなっている。
フィールドレンズ5g、反射ミラー5iからなってい
る。投光系3A、3Bからの測定光束Pは、パターン板
5a、5fの後述する透過窓を通り、フィールドレンズ
5b、5gに導かれる。そのフィールドレンズ5b、5
gにはスクリーン面5b’、5g’が設けられ、パター
ン板5a、5fのパターン像が一旦このスクリーン面5
b’、5g’に形成される。
ンズ5b、5gを通った光束は、光路合成プリズム5e
により光路が合成され、結像レンズ5jを介して、両受
光系5A、5Bに兼用のCCD受像素子5kに受像され
る。
うに多数の透過窓5mが形成されている。この多数の透
過窓5mのうち、中心域の5個の透過窓5m’は赤外光
と赤色光とを透過し、残余の透過窓5mは赤外光を遮断
し、赤色光のみを透過する。
ターン板5a、5fに対応する形状のパターン像がCC
D受像素子5kに受像され、眼鏡6がセットされると、
測定光束Pが眼鏡レンズ6L、6Rによって変位を受
け、この変位量に基づき眼鏡レンズ6L、6Rの球面度
数等の光学特性が演算部18により演算される。
分が含まれていたり、プリズム成分が含まれていると、
隣接する二個の透過窓5m1、5m2のいずれを通った測
定光束Pであるかの区別をすることができない。すなわ
ち、図9に示すように、CCD受像素子5Kの受像面上
での例えば光像Qは透過窓5m’(5m1)の光像であ
るのか、透過窓5m2の光像Qであるのか識別がつかな
い。
光束Pによって、測定光束Pの変位方向S1を予め求
め、次いで、全体の透過窓5mを通った測定光束Pによ
って、眼鏡レンズ6L、6Rの光学特性を求めることに
したものである。
5fの形状の単純化を図ることができる。
鼻当て13を鼻当て部材14に載せる。次いで、ハンド
ル17を引き起こし、レンズ受け部材6L、6Rと押圧
棒22とによって上下方向から眼鏡レンズ6L、6Rを
挟持する。
挟持部材12、12が眼鏡フレーム6Aを挟持する方向
に可動され、これによって、眼鏡レンズ6L、6Rの中
心がほぼレンズ受け部材6L、6Rの中心Oに位置され
る。
路19によって自動的に点灯され、5個の光像Qによっ
て眼鏡レンズ6Lについての測定光束の変位方向S1が
求められる。次に、投光系3BのLED3fが自動的に
点灯され、5個の光像Qによって眼鏡レンズ6Rについ
ての測定光束Pの変位方向S1が求められる。
に点灯され、予め求められた測定光束の変位方向S1に
より各透過窓5mを通った測定光束に基づく光像間の対
応関係が求められ、その各光像間の位置関係によって眼
鏡レンズ6Lについての光学特性、光学特性分布が求め
られる。眼鏡レンズ6Rについての光学特性の測定につ
いても同様である。
が、投光光学系3のLED3aとLED3fとを兼用さ
せ、LED3bとLED3gとを兼用させる構成として
も良い。
行っても良いし、USBコネクタ20を介して接続され
たパーソナルコンピュータ21により行っても良い。そ
の光学特性のデータはインターネットを経由して、眼鏡
レンズ本店に送信しても良い。
機構と挟持機構とによって同時に眼鏡を保持する構成と
したが、一対の押圧機構と挟持機構とのいずれか一方に
よって眼鏡を保持する構成とすることもできる。
ので、眼鏡フレームに装着されている眼鏡レンズをレン
ズメーターにセットした後は、眼鏡レンズの移動操作を
行わなくとも、一対の眼鏡レンズの光学特性を測定でき
る。
とのない人でも、自ら自分自身の眼鏡レンズの光学特性
の測定を行うことができる。
る。
を示す図である。
を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 眼鏡フレームに装着されている一対の眼
鏡レンズにそれぞれ測定光を投光する一対の投光光学系
と、前記一対の眼鏡レンズを透過した測定光を受光する
一対の受光光学系とを装置本体の内部に備え、各受光光
学系には受像素子が設けられ、該受像素子の受像出力に
基づいて前記一対の眼鏡レンズの光学特性を演算するこ
とを特徴とするレンズメーター。 - 【請求項2】 前記受像素子が前記一対の受光光学系に
兼用されていることを特徴とする請求項1に記載のレン
ズメーター。 - 【請求項3】 前記装置本体は、眼鏡フレームの鼻当て
に当接して眼鏡フレームの左右方向の位置決めを行う鼻
当て部材と、前記一対の眼鏡レンズを下から保持する一
対のレンズ受けと、前記一対の眼鏡レンズを上方から押
圧して該一対の眼鏡レンズをレンズ受けに押し当てる一
対の押圧機構とを有する請求項1又は請求項2に記載の
レンズメーター。 - 【請求項4】 前記装置本体は、眼鏡フレームの鼻当て
に当接して眼鏡フレームの左右方向の位置決めを行う鼻
当て部材と、前記一対の眼鏡レンズを下から保持する一
対のレンズ受けと、前記眼鏡フレームを前後方向から挟
持する挟持機構とを備えていることを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載のレンズメーター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399801A JP2002202219A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | レンズメーター |
US10/034,330 US6778264B2 (en) | 2000-12-28 | 2001-12-27 | Lens meter |
US10/875,014 US6950180B2 (en) | 2000-12-28 | 2004-06-22 | Lens meter |
US11/218,267 US7088439B2 (en) | 2000-12-28 | 2005-09-01 | Lens meter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399801A JP2002202219A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | レンズメーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002202219A true JP2002202219A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399801A Pending JP2002202219A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | レンズメーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002202219A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1560015A2 (en) * | 2004-01-28 | 2005-08-03 | Kabushiki Kaisha TOPCON | Lens meter |
JP2006242864A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nidek Co Ltd | レンズメータ |
JP2014089353A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Jin Co Ltd | 透過光観測装置 |
JP2016114432A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 株式会社ニデック | レンズメータ、及び演算プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08247896A (ja) * | 1986-03-13 | 1996-09-27 | Topcon Corp | レンズメーター |
JPH11211616A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-06 | Topcon Corp | レンズ特定装置 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000399801A patent/JP2002202219A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7280191B2 (en) | 2004-01-28 | 2007-10-09 | Kabushiki Kaisha Topcon | Lens meter |
EP1560015A3 (en) * | 2004-01-28 | 2009-01-28 | Kabushiki Kaisha TOPCON | Lens meter |
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